明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ラノベ部2 

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)
(2009/01)
平坂 読

商品詳細を見る
読書期間:2010/11/30~2010/12/1

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
コメディ
パロディ
ラブコメ



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★
 … 9
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 軽小説部……通称『ラノベ部』。そんな不思議な部に入部した物部文香。クラスメイト・藤倉暦や部長・浅羽美咲らとともに、本を読んだりお喋りしたり、たまには勉強もしてみたりといつまでも続きそうな毎日を過ごしていた。
 そんなある日、文香達のクラスに留学生・リアがやってきた。リアは幼い頃から日本の漫画や小説が大好きだったらしく、それがきっかけで文香と仲良くなっていく。でも、ラノベ部の日常は変わりなく過ぎていき――。
 美咲&竹田のラノベ部説リスのエピソードも収録した、大好評の日常系ライトノベル第2弾、読むといいことある、かも?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ライトノベル好きが集ってのんびりと雑談をして過ごす、日常系パロコメディ。

面白いなぁ。
意図的に柔らかい文章で構成されていて、とても読みやすいです。
1巻が楽しめた人なら、間違いなく買いだとお薦めできます。

色んな切り口からキャラの言葉を通して語られるラノベ論が楽しい作品ですね。
ラノベの定義から始まり、メタ論であるとか、一般文学との比較とか、非常に興味をそそられました。
メッセージ性が強いようで、ラノベ独特の自由さも謳っているので、キツイ印象は全くありません。
人の数だけ考えがあるというのは、素敵なことだと思います。
だからこそ、共感できる時に喜びを感じるわけですからね。

この2巻においては、竹田と堂島に共感を覚えました。
特に堂島は、個人的な好感度がウナギ登りでしたね。
登場時はキャラポジが微妙だなーと思っていたんですが、毒舌の正論ってのはスカッとして気分がイイ。
アンチの大半は、自分の品格や好きな作品を貶めていることに気付いていないんですよね。
批判することは大事だし、感情論も大いに結構だけど、やり方を間違えちゃいけないよなー。

話としては、ラノベ部設立エピソードである「ラノベ部はじめて物語」が良かったです。
竹田と美咲の幼馴染の関係が、思っていたよりも踏み込んだもので驚いた。
お互いのことを知り過ぎているというのは、切ないもんだなぁ……。
文香も健気だとは思うけど、竹田を応援せずにはいられません。

もちろん、ラノベあるあるネタも面白かったです。
ラノベが好きな人ほど元ネタが分かって楽しめる仕様には違いありませんが、単純に部員同士のやり取りも朗らかに笑えるので、コメディ小説としてもレベルは高いです。
本棚の二重置きは基本だよね、うん。

唯一突っ込むところがあるとしたら、表紙のパンチラ。
ラノベらしいといえばらしいけど、不自然なパンチラはいらないわー。

ラノベに関する濃いトークを繰り広げる部活動が参加したくなるほど羨ましい

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ラノベ部  平坂読  よう太  評価B+ 

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この記事に対するコメント

激☆幼馴染

 今回はちょっと趣向を変えて、一番言いたかったことにテーマを絞ってコメントを書いてみようと思います。

 秋空翔さんもおっしゃっているように、幼馴染の関係の描かれ方がめちゃめちゃいいです。そのことを喧伝したくて仕方がありません。
 共に過ごしてきた時間の長さを、確かな重みを持って感じることができます。

 仮に竹田が主人公だったとしても、損なわれない面白さはあるかもしれません。普通の作品に置き換えて考えてみると、どう見ても竹田が主人公ポジションです。 だけど、そうでないところがこの作品のツボなんだろうな、と考えました。 下級生の文香の視点で見る竹田と美咲の二人の絆。そこに回想として過去の二人の話が上手く挟まることによって、読んでいて身悶えするほどの魅力が生まれています。「もしかしたらこういう関係もあるかもしれない」、「きっとどこかにこういう関係もあってほしい」と、そんな風に願わずにはいられない絆がそこにはありました。

 誰にでも扱いやすい、便利で分かりやすい要素が、テンプレとして淘汰された末に残っていくものなのかもしれませんが、そういうテンプレ像に対して平坂読先生が自分の思いの丈を形にしたのが、この作品のいいところなんじゃないかなあ、と考えます。

 3巻は3巻でまたすごくいいので、他のことはまたその時にとっておくことにします。

URL | 紫電 #-

2011/03/08 21:54 * 編集 *

>紫電さん
幼馴染みの親密さは良かったですよね。
この要素のおかげで、ただのパロコメディに終わっておらず、作品独自の良さが色濃く出ていたように感じます。

仰る通り、竹田は一般的なラノベでは主人公ポジションですね。
それをあえて外野から見せている手法は、様々な可能性を想像させる素晴らしい技巧だったと思います。
幼馴染み好きとしては、たまりませんでした。

3巻も既に読了済みですので、また感想をそのうち書きたいと思います。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2011/03/12 02:26 * 編集 *

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