明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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電波女と青春男⑥ 

電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)
(2010/09/10)
入間 人間

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読書期間:2010/10/29~2010/11/1

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春
構成
リア充


 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★
 … 9



 どもども丹羽真です。
 えー、俺は今、青春ポイントが浮遊しまくる魅惑のボーナスステージに立っているのだった……!
 そう。本日は我が母校の文化祭なのである。
 今年は『引力』をテーマとしているらしく、生徒も一般入場者も、全員その小指にはカラフルな糸がぷらぷら結ばれている。なんでも、同じ種類の糸を巻いている人を発見して結び合えば、『運命という引力で引き寄せられた者』同士ということで、めでたく文化祭のメインイベントである体育館ライブコンサートにアリーナ席で参加出来るらしい。さて。俺はその『引力』とやらでどんな相手を引き寄せるんだろうねぇ。
 ふと気づけば、見慣れた水色の粒子があたりをキラキラ散乱していた。
 この晴れ舞台で、ついにエリオは「せーしゅん女」になる。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


粒子を振りまく少女と鈍感なリア充少年の青春モノ、第6巻。
青春ポイントのボーナスステージである文化祭のお話です。

青春してるなぁ。
今回は真以外の視点も多く取り込んでいるため、文化祭の賑やかさが伝わってきますね。
各々の心情が甘酸っぱかったり、純粋で眩しかったりと、まさにこれぞ青春って感じ。

クロスオーバーと群像劇が好きな作家さんというのは百も承知のつもりでしたが、随分力を入れてきましたね。
入間ファンであれば、ニヤリするキャラが続々登場し、お祭り気分を味わえます。
構成も見事で、巧妙に隠された伏線に気付かず、後半で判明した際には一本取られたなと思いました。

そもそも文化祭テーマである「引力」ってところからして、仕掛けていますよね。
小指に括りつける糸を配布して、同じ柄の人を探し出すという試みは、実際の文化祭でやってみても結構面白いんじゃないかなー。
みーまーネタをこんなところで活かしてくるとはニクイっすね。

エリオの成長は、真じゃなくても父親の心境で見守りたくなりますな。
他のキャラと比べた場合、とても同い年には見えないぐらい幼いけれど、それでも少しずつ前進しているのが分かります。
もう電波女というレッテルは相応しくない、立派なせーしゅん女ですね。
もしくは、布団女かw

個人的イチオシである前川さんは、今日も今日とて可愛かったです。
初期の頃はコスプレで徘徊する変わった人という認識でしたけど、今では数少ない常識人として欠かせない存在となっています。
エリオやリュウシさんに遠慮して、一歩引いた立場に立ってしまう自分に対して、モヤモヤするところなんかは乙女チックすぎて悶えてしまいますよ。
真は、もっと前川さんの可愛さを感じ取るべきだよ、うん。

リュウシさんは、文化祭でテンションが上がっているのか、いつにも増してウザかったw
悪口ではなく、もちろん良い意味で騒がしかったってことです。
にわ君に取り巻く女はいかんですよー!と顔を膨らませる様が容易に想像できて楽しいわぁ。
自称普通っ子のはずが、どんどん頭が天然さんになっていく。あと胸も。天然万歳やっちゅーに。

ウザいといえば、多摩湖さんと黄鶏くんを忘れちゃいけません。
5巻で分かりやすい伏線が張ってあった上に、直前で文庫化されていたので当然出てくると思っていましたが、予想以上に出番が多くて驚きました。
てっきりチョイ役程度だと思っていたので、ガッツリと絡みがあって面白かったです。
まぁ、でも客観的にみると、バカップル以外の何物でもないですね、この二人w
ブリキさんの絵でも案外違和感なく受け入れることができたのは、何気に凄いことなんじゃないかな。

他にも語りたいキャラはいっぱいいますが、ネタバレになるので伏せておきます。
一つだけ言えることは、挿絵を見ると面白さが半減してしまうので、ちゃんと最初から読むことをお薦めしますってことだけですね。

後半の盛り上がりから、読了後の爽快感まで素敵な物語でした。
ページ数としては300P弱なのに、多くのキャラに見せ場があって読み応え抜群なのは素晴らしい。
シリーズ内では、1,2を争う面白さだったと思います。

綺麗に終わっているので、アニメ最終回はこの辺りになりそうですね。

一人の少女が過去を乗り越えて新たな一歩を踏み出す青春小説

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価A- 

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