明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

04«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

バカが全裸でやってくる 

バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫)
(2010/08/25)
入間 人間

商品詳細を見る
読書期間:2010/9/17~2010/9/21

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 なし
構成





 ★★★★★★☆☆☆ … 7






 僕の夢は小説家だ。そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。お話をつくることを覚えた子供の頃あの日から、僕には小説しかなかった。けれど僕は天才じゃなかった。小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった。大学の新歓コンパ。そこにバカが全裸でやってきた。そしてこれが僕の夢を叶えるきっかけになった。こんなこと、誰が想像できた?現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも奇妙だった。

【感想】


小説バカと揶揄されるほどに小説を愛する人々の入間人間さんらしい群像劇。
全5章となっており、主人公も変わりますが、ストーリーは繋がっているため、ぶつ切り感はあまりありません。

心の奥底に眠る渇望を文章にしてぶちまける小説家たちが、実に熱狂的でした。
タイトルだけで判断するとコメディ作品と勘違いしそうですけど、これは小説と夢をテーマにした人間ドラマですね。

1章の小説家志望の大学生の話が一番面白かった。
「バカが全裸でやってくる」ところはフィクションだろうけど、これは作者の自伝ではないのかと懐疑的になりながら読んでいました。
全章通じていえることですが、どこまでがノンフィクションなのかと推理しながら読むのが楽しかったです。

あとがき、帯を含めて1つの作品となっていて、完成度の高さに驚かされます。
最後まではっきりしたことは作中で明かされてはいませんが、帯をみる限り、そういうことなんでしょうね、きっと。

小説を書く面白さにハマりこんだ人たちをみていると、こちらまで熱意にあてられそうになります。
書きたいから書くということが、シンプルでありながら、最も重要なことなんだろうなぁ。
ある意味、その思いこそが、一種の才能なのではないかと考えさせられました。
もちろん熱意だけではどうにもならない現実の壁はありますけれど、この本の登場人物達はみんな最終的には乗り越えそうな何かを持っている気がします。

入間人間さん独特のパロメタ表現は抑え気味で、文章も作者のファンとしては味気ないぐらい読みやすいものとなっています。
作者の電撃文庫作品を読んで苦手意識を持っている人でも、これならば問題なく読めるはずです。
ワナビが読むと、どういった感想になるのか気になるなー。

私小説の雰囲気漂う小説家志望者のサクセスストーリー

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バカが全裸でやってくる  入間人間  評価B 

△page top

« ベン・トー6 和栗おこわ弁当310円
2011年1月読書記録  »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/1001-b255c37c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。