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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『薬屋のひとりごと』9巻 感想 



薬屋のひとりごと」9巻のネタバレ感想です。

前回の後半から新たな章に突入していますが、今のところ話が散らばっているように見受けられます。
原作小説2巻の内容を描いた漫画5~8巻と同様に、小さな事件の重なりが大きな事柄に繋がっていくのでしょうか。

気になるキーワードはいくつかあります。
そのうちの一つが、交易を司る他国から来た特使の存在。
まだ顔見せには至っていませんが、雰囲気から察するに西欧っぽい美女たちのようですね。
数十年も前にいたという月の精のような美女に会いたいなんて無理難題を吹っ掛けるぐらいですから、何か意図があるのでしょう。

先行隊としてやってきたキャラバンが、妊婦に悪影響を及ぼす商品を多数取り扱っていたというのもきな臭い。
上級妃に等身大の姿見を献上したのも怪しく感じてしまいます。

子猫を拾った時に出逢った侍女の子翠。
ツインテールとお団子の中間みたいな髪型が可愛いですね。
昆虫好きという変わった趣味の持ち主で、どこか猫猫と似ている感じがあります。
幼虫を掴む胆力は、たとえ幼少期であっても真似できたかどうか。
意味ありげに登場してきたので、ついつい身構えてしまいますね。

伏線らしきものは散見されますが、決定的な話には繋がらずに日常が過ぎていきます。
暗躍している姿形がハッキリとせず、気持ち悪いとまではいきませんが少々焦れったいですね。

そんな中で、相変わらず薬にしか目がない主人公。
材料となるなら茸や虫など見境なく飛び込む悪癖は身を滅ぼしそうで心配になります。
包帯で隠された傷痕が自傷による人体実験によるものだと知った壬氏の反応は最もだと思いますよ。
だから物で釣ると操りやすいとバレているんだろうなぁ。

猫猫からの蔑視に慣れ過ぎてしまった壬氏は重症ですね。
珍しく感心したリアクションをする猫猫に慌て、蔑まれてホッとするなんてもはや手遅れでしょう。
学びの場を提供しようとしたり、一見玉葉妃を優遇していると見せかけて色眼鏡をせずに翡翠宮の面々を窺ったりと仕事しているはずなのに有能とは思えないのは性格故か。

認めている裏返しなのかもしれませんが、猫猫はやり手婆や壬氏に対して心の中でボロクソに言ってますね。
時代的に目上の人物に横柄なやり取りしていたら、打ち首にされても仕方がないはずでしょうに。
呆れられつつも愛されている猫猫だから、不遜な態度も許されるのでしょう。

毎度のことならが魅力的な絵が多くて見応えがあります。
老いの変化が上手い漫画家は本当に画力の高い人だと思いますよ。
若かりし頃のやり手婆の見た目が現在の姿に繋がっていると感じられて説得力が素晴らしい。
美女の種類も豊富で、いわゆるハンコ絵にならないところもお見事です。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 薬屋のひとりごと  薬屋のひとりごと(巻感想)  日向夏  ねこクラゲ 

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