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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ちはやふる』45巻 感想 



ちはやふる」45巻のネタバレ感想です。

正念場の名人クイーン戦・第三試合。

崖っぷちに追い込まれた千早。
救ってくれたのは、かけがえのない人達でした。

原田先生が居てくれて本当に良かった。
「小さなミスを重ねた末の2敗」とはまさにその通り。
様々な感情が入り乱れるところで、かるたに紳士に向き合えたのは師匠のおかげ。

新が太一の代わりに千早の強さを思い出させてくれました。
みずさわファイトの掛け声に思わずうるっと来て。
ラッキー貯金を使ってくださいと神様に懇願する奏の想いに完全に涙腺崩壊しました。
大切な人のために必死になることがいかに感動を呼ぶことか。

千早の力になると思って奏に大盤係を譲ろうとする田丸の気持ち。
千早の夢のために田丸が傍に居て欲しいと思う奏の気持ち。
もうみんな千早が大好きなんだなって分かって感極まります。

シンプルに集中できる強い千早が戻ってきました。
これまで積み重ねてきた時間と想いが届かなかった最後の一枚までを手繰り寄せてくれました。
ここまで覚醒してもギリギリの勝負になるぐらい強敵の詩暢に対して、遂にもぎ取った一勝には涙と歓喜が押し寄せてきます。

太一、早く来い。
生中継を観てガッツポーズしてる場合じゃないよ。
千歳を呼び戻そうとすることも悪くはないけど、今いなきゃいけないのは千早と新の近くなのだから。

千早同様に連敗で後のない周防名人も本気モード突入。
親より大事な人が応援に駆け付けてくれて、スイッチが入らないわけがない。
新は奇しくも千早に伝えた自分のかるたに疑問を持ち始めて、こちらの勝負も混沌としてきました。

専任読手界のラスボス的存在、九頭竜葉子のエピソードも良かった。
夫の介護、山城今日子との友情、読手としての矜持。
の数だけドラマがある本作の醍醐味を佳境となった今でも感じさせてくれました。

残すところ5巻、そして最大でも2戦。
クライマックスは近いですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ちはやふる  ちはやふる(巻感想)  末次由紀 

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虚構推理 Season2 アニメ第16話「雪女の純真」 

虚構推理 Season2」アニメ第16話のネタバレ感想です。

雪女のジレンマ編の完結回となります。

改めて観て思うのは、ミステリー作品としては推理する要素が極端に少ないエピソードですね。
前回の虚構推理で昌幸と雪女の線は消えたため疑わしき登場人物は一人しか存在しておらず、真犯人はバレバレです。
シリーズの締め括りとしてはどうしても弱めになってしまいました。
本格的なミステリーを求めていた人にとっては肩透かしだったことでしょう。

しかし、今回メインにすべきは雪女の可愛さや昌幸とのイチャラブなんですよね。
昌幸がまたしても信頼していた人間に貶められたけれど、雪女からどれだけ慕われているかを理解するための虚構推理を経たことで絶望に落ちることなく、前を向いて雪女の手を取ったのは大きな意味がありました。
裏切りの連続を経験したが故に雪女との絆が強固になったともいえます。
漫画の感想でも似たようなことを描きましたが、推理主体ではないこの構成で正解だったと思います。

真犯人の元部下である飯塚渚もべっぴんさんですね。
昌幸は女難続きだったとはいえ、容姿が整った女性から惚れられることが多いのは羨ましい限りです。
もちろんそれで殺されかけるのは勘弁願いたいですが。

元妻は結局顔見せなしで終わっちゃいましたね。
雪女とどれぐらい似ていたのか気になっていたんですけど、これはまぁ邪推しすぎか。

これで雪女の出番も終了。
アニメも十分可愛かったですけど、漫画版は更にその上を行くと思っているので未読の方は是非お勧めします。

次回はどのエピソードするのかな。
若干作画が怪しいところがあったので、今後が少々心配ではあります。
OPやEDに新規カットが追加されて未完成だったことが判明しましたし。
まぁさすがにED一枚絵オンリーというのは今のご時世考えにくいですもんね。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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カッコウの許嫁 アニメ総評 



【評価……B
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
演出 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
脚本 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
音楽 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
声優 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
原作再現度
ラブコメ
エロ



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
BB-B+BB+B-B-B-BB-B-B+B-
14話15話16話17話18話19話20話21話22話23話24話
B-B-B-B+B-B-BB-BB+B-

【総評】


取り違え子の男女が許嫁であったことを告げられるとこから始まるラブコメ作品。
導入の牽引力が強いことで連載開始時の様々な記録を樹立した人気漫画ですね。

原作は既読済みですが連載で追いかけているので忘れている部分もあって新鮮な気持ちで楽しめました。

編集部的には連再開時期からして「五等分の花嫁」の後釜的ポジションを狙った作品だと思われます。
勉強のできる男子高校生1人に対してヒロイン役が複数存在し、誰と結ばれるか伏せられているという設定も似ていますね。
そもそもマガジンでは定番の題材で、最近だと「甘神さんちの縁結び」、懐かしいものだと「ラブひな」も類似作品などがあります。
同系統の作品が好きなら楽しめるのではないでしょうか。

可愛い女の子達と駆け引きする恋模様は、付き合う前が一番こそばゆくてドキドキしますよね。
女性陣からの好感度が高めの状態からスタートするので、ギャップ萌えは少ないかもしれません。

最も劇的な展開が1話の取り違え発覚で、それ以降は起伏の少ない物語となっています。
良く言えば丁寧、悪く言えばダラダラ。
2クール放送しても決定的な方向に進展していないのは好みが分かれそう。

ヒロイン勢がいずれも癖のある女の子達ばかりで、女性漫画家らしさを感じさせますね。
男性漫画家の場合だと分かりやすく人気の出る属性やシチュエーションなど男に都合のいい要素を付けたがりますし、読者もそれを望んでいるところがありますが、本作のヒロイン達は言ってしまえば不評となる一面もあえて見せています。

取り違え子であり許嫁である天野エリカは、ホテル王の娘らしくお金遣いが荒くて自己中心的。
凪が恋する瀬川ひろは、思わせぶりな態度で男をたぶらかす。
実は義理の妹だった海野幸は、過剰なまでに兄貴を罵倒するツンの度合いが高めのツンデレ。
完璧超人な女の子は存在せず、だからこそ魅力が映える結果となっています。

個人的な推しヒロインは瀬川ひろです。
当初、担当声優の東山奈央さんの声は違和感バリバリでした。
原作読んでいる時は可愛らしい声というよりもクールで凛とした声を想像していたんですよね。
角の無い丸みのあるボイスは想定外でしたが、後半は自然と慣れてしまいました。

演出面で一番良かったと思ったのは、初代オープニング映像。
SNSのライブっぽい映像、主観カメラで派手に動き回る女の子、サビから少し外れたところで表示されるタイトル。
絵コンテの切り方は雑多な作品群とは一線を画すものがありました。
これだけでもアニメ化して良かったと思えるほどでしたね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  カッコウの許嫁  2022年放送開始アニメ 

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『おとなりに銀河』5巻 感想 



おとなりに銀河」5巻のネタバレ感想です。

星に願いをかけて、手を取り合う二人の表紙が素敵。

姫様、故郷に帰るの巻き。
とはいっても帰郷ではなく帰省で、それも恋人である一郎をはじめ皆を連れての旅行的な気分です。

しおりは島民に慕われているというレベルではなく、依存されているように見えますね。
感情を超越した信仰対象となっているようで、宗教染みているのが第三者視点だと異様に映ります。
うら若き女性が束縛から逃走したくなるのも無理はありません。

前回は言い負かされた母親相手に強い言葉で言い放つしおり。
気持ち悪い、大嫌い、悲しい、寂しかった。
いずれも溜め込んでいた思いを吐露したもので、頭の固い親だからこそ激しい口調でなければ伝わらないと思ったのでしょう。

親の心子知らずとは言ったもので、両親もしおりに苦労かけたくないと思っていたんですけどね。
のほほんとしている作風で唯一いがみ合っている部分なので、いつか和解できる日が来ると良いなと思います。

初々しさ満載だった二人の関係も良い意味で少しずつ慣れてきました。
ちびちゃんもイチャついている二人を見て「もはや落ち着く」という始末。
ますますバカップルが進行しており、恋人が好き過ぎて他のことに手に付かないとか、どこぞの中高生ですか。
いやまぁ気持ちはよーく分かりますけどね。

このままスローペースで続くんだろうなと思っていただけに、急にプロポーズとなったのは驚き。
計画から実行までを1話で完結するぐらいあっさりで更にビックリ。
サプライズを企画しても妄想を膨らませるしおりには通用しませんね。
プロポーズの言葉を食い気味で返事しちゃうのは、彼女らしさ全開で笑っちゃいました。

ところで未だに身体を重ねてはいないようですね。
彼氏の酔う姿をツマミにして酒を呑むような肉食派の彼女がいて、よく無事でいられたもんだ。
作中でしおりの発言にもありましたが、棘を刺さずに抱き合うことって出来るのかな。

今春のアニメ化も加えて昨日ドラマ化も発表され、まだまだこれからの二人の関係。
果たして物語の着地点はどこに持っていくのでしょうかね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(巻感想)  雨隠ギド 

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2022年秋クール終了アニメ感想 

随分と遅れましたが、秋クールで終了となったアニメの一言感想まとめです。

本来であれば「異世界おじさん」の最終回を観終わってから書こうと思っていたので遅れてしまいました。
いつまで経っても延期になった13話について告知がないんですよねぇ。
これ以上待っていたら冬クールも終わってしまいそうなので、ここで区切りをつけることにしました。

「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」は1話で視聴切り。
「うる星やつら」も2話で切りました。
どちらも決して悪いわけではなく、それなりに楽しむことは出来ていました。
ですが、今回のアニメで観ないといけない理由が弱く感じてしまったんですよね。
ゲームや初代アニメなどで事足りると思うと、多忙な中で観続ける必要性は薄いと判断しました。

▼ ぼっち・ざ・ろっく

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

きらら作品の最終兵器は伊達ではなかったことを証明しました。
期待度が非常に高く、序盤こそもう一歩と感じたものの後半からの盛り上がりは素晴らしかったです。
やはり漫画では味わえない演奏面で化けたところはありますね。

▼ SPY×FAMILY 第2クール

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

分割2クール目も文句なしの出来で大満足。
ロイドが格好良く、ヨルが可愛く、アーニャが愛おしい。
第2期や劇場版も今から楽しみです。

▼ 機動戦士ガンダム 水星の魔女

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/アニメオリジナル

個人的にはガンダムのTVアニメシリーズはAGE以来なので10年振りに触れることになります。
キャラデザインが好みだったのが視聴のキッカケでしたが、前日譚である「PROLOGUE」で心を鷲掴みにされました。
物凄く気になるところで1クール目が終わってしまったので、続きが待ち遠しいですね。

▼ 新米錬金術師の店舗経営

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ既読

女の子が冒険で魔物を討伐しつつ素材を集めて錬金術を行い店を経営する、そんな話。
アトリエシリーズを彷彿とさせるというか、まんまというか。
わちゃわちゃと動く様が面白くて、最後まで完走出来ました。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  ぼっち・ざ・ろっく!  SPY×FAMILY  機動戦士ガンダム_水星の魔女  新米錬金術師の店舗経営 

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『ブルーピリオド』13巻 感想 



ブルーピリオド」13巻のネタバレ感想です。

罪悪感をテーマにした課題に取り組む大学2年生の八虎。
酷評が続き大学で学ぶことに疑問を持ち始めた時にノーマークスという反権威主義団体に出会う。
耳障りのいい言葉が並び、入り浸っている八虎の行く先はいずこ……といった前回の続きから。

芸術作品に携わるというのは、詰まるところ己を見つめ直すことなのでしょうね。
テーマを抱えた創作を生み出すためには、自分自身から発信する以上避けて通れない道です。

結局、人は自分が都合のいいように解釈して、勝手に期待して勝手に裏切られたと思う生き物なんですよね。
基準は自分の中にしかありません。
それでも、いやそだからこそというべきか、誰かと共感できた時の歓びは言葉では言い尽くせない快感があります。

八虎は見た目派手なだけで人一倍に臆病な性格であるのは読者なら既知のこと。
人からの評価に一喜一憂して、評価に縛られない生き方をしている人を尊敬する傾向がありますよね。
不二桐緒に惹かれる要素は十二分に持ち合わせていました。

一般的に宗教に依存することを悪だと捉えがちな日本人の感性において、ノーマークスは否定されるものなのでしょう。
ただ、作中では一方的な肯定も否定もされませんし、そうであるべきと個人的にも思います。
八虎が辿り着いた罪の有無が解釈の違いであること、それも一つの答えであるはずです。

誰に対しても厳しい意見しか言ってこなかった犬飼先生が手放しで褒めたことが興味深い。
漫画的な面白さとして、主人公が認められた時は単純に気分良くなりますけど、それだけではないですね。
盧生教授の「自分が暴力や被害にあったことがないから言えることだ」とはその通りだと思います。
でも、今の八虎の物差しで制作した作品としては、これ以上ピッタリのものはなかったような気がします。

後半は鬱屈としたノーマークス編も終わり、夏休みに突入したと思ったら妙にサスペンス風味に。
夏休みに公募展に出す作品作りのため、桃ちゃんの実家のある広島で合宿に行くところまでは久々に明るい青春モノだったんだけどな。
八雲たちと共に過ごしていた真田という人物が殺されたのは、直接的な事件なのか間接的な出来事だったのか。
いずれにせよ晴れた気分で読める話ではなさそうですね。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ブルーピリオド  ブルーピリオド(巻感想)  山口つばさ 

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『わたしの幸せな結婚』4巻 感想 (ガンガンコミックスONLINE) 



わたしの幸せな結婚」4巻のネタバレ感想です。

新章に突入しても美世の心労は絶えない日々が続きますね。
早く報われて欲しいけど、そうすると物語が終わっちゃうのかな。

長年のトラウマのせいで、美世に対する悪夢の攻撃が効果的過ぎる。
美世の体力を着実に奪っていっており、根本的な解決が出来なくて歯がゆい気持ちを抱く清霞に共感しまくりです。
というか、いい加減妹のフラッシュバックが読者的にもウザイ。
いつまで経っても腹が立つ存在ですこと。

そんな痩せこけていく美世に寄り添う清霞。
我慢し続ける美世に歩み寄って、寂しいという言葉を引き出せたところまでは良かった。
ただ、そのあとのすれ違いはお互い想い合っているだけに辛いものがありました。
頑なに己のことを打ち明けられなかったのは美世に多少の非があると思うし、だからといって清霞が責めるのもおかしい話。
美世の瞳から零れる涙の大きさが哀しみの深さを表しているかのようで、もどかしいですね。

前回思わせぶりに登場した鶴木新が美世&清霞と初顔合わせ。
一体どんな裏側があるのかと思ったら、薄刃家のものだったとは。
途中まで悪役のように描写されていましたけど、これは味方と信じていいんですよね?

葉月の離婚した原因も判明しました。
結婚とは家同士でする時代なので、義父母から料理が出来ないことを相当厳しい口調で責められたんでしょうね。
愛する夫と息子から離れたことを後悔しているのをみると居たたまれない。
それにしてもこの作品は、幸せな家庭を築く人が少なすぎませんかね。
タイトル通りに事を運ぶことが難しいことを示しているのでしょうか。

ところで、淑女の勉強で外国語を習っていたけど、世界観がいまいち分かりませんね。
英語や中国語があるようですが、そもそも今の舞台が日本とは明記されていなかったはず。

第23話「本当の家族」で、清霞の微笑みがカラーで描かれるのは電子書籍版の特権なのかな。
デジタル版限定特典のカラーイラストで登場人物達の幼少期が描かれていましたが、物凄い美少女がいると思ったら清霞でした。
美形にもほどがある。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

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虚構推理 Season2 アニメ第15話「雪女のアリバイ」 

虚構推理 Season2」アニメ第15話のネタバレ感想です。

雪女のジレンマ編、中編。
ここからがタイトル通り、虚構にまみれた推理を行う本番となります。

昌幸のアリバイ証明が難しくしているのは、実に巧い構成だなと思います。
雪女と一緒に映り込んだ防犯カメラの画像が事態をややこしくしているんですよね。
隣にいるのが雪女ではなく元妻だと思われたのは、それだけ容姿が似ていたという証拠。
何故昌幸が雪女と似た女性と結婚したのかは、言うまでもないでしょう。

警察からの帰宅時に昌幸が雪女を元妻と見間違えたことから、結婚式は白無垢だったんでしょうかね。
本人の意向もあったかもしれませんが、昌幸からも似合うと思うと提案していてもおかしくありません。
そこまでして、在りし日の雪女と重ねて見てしまっては、元妻も面白くないでしょう。
昌幸が元妻を許したのも後ろめたさがあったからでしょうね。
もちろん、人を殺めてもいい理由にはなりませんが。

後半でようやく、おひいさまこと琴子の出番。
相変わらず苛烈であり下劣ですね。
キャラ的には面白くて魅力もたっぷりなので大好きですが、女の子的には雪女が圧勝していますよ。

二人に語ってみせた虚構推理の意味に筋が通っているところに好感が持てます。
極度の人間不信ゆえか、元々の性格が邪魔してか、昌幸は雪女に素直になれなかったですからね。
男側がツンデレをこじらせるのも珍しい。
おひいさまに逆らってでも守ろうとした雪女の真意を汲み取って、手を差し伸べる様は格好良かったです。
白い肌に頬を赤らめる雪女は今回一番可愛いカットでした。

そういえば最初に違和感覚えた悠木碧さんの演技もすっかり慣れてしまいましたね。
震えながらも勇気を振り絞る声、怒気をはらんだ声などお見事でした。

さて、漫画版の2話分を今回で消化したので、残すところ漫画版1話分のため次回で完結ですね。
早く解決編を観てスッキリしたいな。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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次にくるマンガ大賞2022個人的ランキング 

本当は年越し前に作る予定だった「次にくるマンガ大賞2022」の個人的ランキングの発表です。
今更感ありますけど、せっかくここ数年続けていることですし、注目作品をまとめてみたいと思います。

ルールは以下の通り。

・2022年5月11日時点で既巻5巻以内の作品
・過去1~3位受賞作品は除く
・完結作品除く
・コミックス部門は紙雑誌、Webマンガ部門はWebをメイン媒体として連載していること


今回もまた両部門ともに10作品選出してみました。


▼ コミックス部門
1ぼっち・ざ・ろっく!

≪2019年8位≫

次にくるというか、既に来ている漫画。
アニメも無事ヒットして知名度が大幅にアップしましたね。
2おとなりに銀河

≪選考外≫

付き合い始めたカップルの甘さが堪能できるラブコメ。
アニメ化も決まり注目されるといいなと思っています。
3花は咲く、修羅の如

≪選考外≫

朗読という漫画では珍しい題材の部活動モノ。
声の変化をフォントで表現しているのが面白い。
4クプルムの花嫁

≪2022年ノミネート≫

金属加工の職人とギャル系幼馴染のラブコメディ。
柔らかく優しいタッチの絵がほっこりとした雰囲気が伝わってきます。
5ウィッチウォッチ

≪2022年2位≫

ポンコツ気味の魔女によってトラブルが多発するコメディ作品。
話によって当たり外れが激しいですが、嵌まった時のインパクトは随一。
6あそこではたらくムスブさん

≪2019年8位≫

コンドームを開発する会社に勤めているのに奥手な女性との恋物語。
初々しい反応が多くて頬が疲れるぐらいです。
7おねぇちゃん日和

≪選考外≫

ぬるく、ゆるいノリでボケ続けるコメディ作品。
「あずまんが大王」の大阪が好きならオススメ。
8晴れ晴れ日和

≪選考外≫

美女とイケメン幼女のハートフルコメディ。
ルイ君の言葉選びに惚れ惚れします。
9すだちの魔王城

≪2022年12位≫
平和になったはずの世界で道具屋と魔王と勇者が織り成すコメディ作品。
たまにあるシリアス展開も主人公達の優しさに癒されます。
10高度に発達した医学は魔法と区別がつかない

≪選考外≫
ファンタジー世界で現代の医療を施す異世界モノ。
医療ドラマ並みの細かい描写が売り。


▼ Webマンガ部門
1愛してるゲームを終わらせたい

≪2022年ノミネート≫

愛していると呟いて照れさせたら勝ちというゲームをする幼馴染物語。
糖度成分高めで甘い青春モノが好きな人は大ハマりすると思います。
2それでも君を幸せにしたい

≪選考外≫

一粒で二度美味しい二重人格の平和なラブコメディ。
既に完結してしまったのですが投票時点では連載中だったので挙げさせてもらいました。
3骨ドラゴンのマナ娘

≪2021年ノミネート≫

守護霊となった保護者の竜が幼女に生き抜くためのコツを授ける話。
丁寧に描かれた可愛い絵柄に見惚れます。
4黒猫と魔女の教室

≪選考外≫
金田陽介先生が描く新たな作品は魔法学園ファンタジー。
魅力的なキャラがどんどん出てくるのはさすがです。
5幼馴染とはラブコメにならない

≪選考外≫

好意が入り乱れる幼馴染みハーレム作品。
一時期のラブコメだと幼馴染は負けフラグだったのが嘘のようです。
6追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。
~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~


≪選考外≫
一見すると下手な絵に見えるけど漫画の構成力は目を見張るレベル。
どうやら原作にはない展開が多いらしく、ギャグの切れ味は凄まじい。
7S級ギルドを追放されたけど、
実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、
気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。


≪選考外≫
ドラゴンと意思疎通が出来る主人公の成り上がり作品。
竜のデザインが独特で愛らしい。
8わたしの幸せな結婚

≪2020年8位≫
和風ファンタジーの恋物語。
唯一の欠点は刊行ペースが遅いこと。
9薫る花は凛と咲く

≪2022年6位≫
純粋な心を持った男女による青春物語。
涙腺刺激されたり、ニヤケ過ぎて頬が痛くなったりします。
10ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!

≪選考外≫
「JKからやり直すシルバープラン」の作者が描く異世界転生モノ。
画力の高さに惚れ惚れしますね。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 次にくるマンガ大賞 

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『極主夫道』4巻 感想 



極主夫道」4巻のネタバレ感想です。

常連組が増えてきましたね。
同じ事の繰り返しなのに面白くて、いつまでも見ていられますね。

■第28話 お魚くわえたドラ猫追いかける主夫
どこぞの国民的アニメの主題歌のように始まるけど行き付く先はいつも通りヤクザの事務所。

■第29話 隣に住む外国人にBBQのコツを伝授する主夫
ボブがレアじゃ食べれないと嘆くオチは勢いもあって笑った。

■第30話 憧れのふれあい牧場ではしゃぐ主夫
豪雨に襲われ無言で帰宅する夫婦の感情の消失がシュールすぎる。

■第31話 クレープ屋の虎にタピオカ作りを手伝う主夫
どうみてもただならぬものを仕込んでいるブツにしか見えません。

■第32話 ポンコツの舎弟に100均の凄さを教える主夫
ボケばかりの作品内でも雅のアホさ加減は度を超していて、あと半歩で本気で腹立ってしまいそうです。

■第33話 紙芝居を自作する主夫
鬼に指詰めを迫る桃太郎を子供に見せずに済んだのは良かった。

■第34話 ビーチバレーに興じる主夫
妻が主夫をお姫様抱っこするシーンが拝める漫画です。

■第35話 自由研究で部屋のリフォームする主夫
大人がボケまくる世界で子供が全力でツッコむのが面白い。

■第36話 井戸端会議で主婦仲間と交流を深める主夫
主婦たちの中で美久の印象が悪化していくのは、明らかに龍が悪いよねーって話。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 極主夫道  極主夫道(巻感想)  おおのこうすけ 

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『ちはやふる』44巻 感想 



ちはやふる」44巻のネタバレ感想です。

白熱の名人クイーン戦・第二試合。

まさか、とまでは言いませんが千早が2連敗という危機的な展開。
用意してきた手札を切った上での敗戦はあまりにも痛い。
早くもがけっぷちに追い込まれた千早が、ここから逆転する手立てはあるのでしょうか。

詩暢の独特なかるたとの繋がり方に初めて気付き、意図を汲んだところまでは良かった。
でも、詩暢が気に障る配置という活用方法は失敗だったと思います。
確かに集中力を分散させる手段として一時的に成功しましたけど、嫌がらせのような戦法は反感を買ってしまいました。
それだけ勝ちに拘っている証とも言えるんですけどね。

そこで気落ちせずに試合中にブレを修正できたところに千早の成長を感じます。
詩暢にとって唯一の友達だった小さな神様たちを仲間に引き込むような戦い方は確実に爪痕を残しています。
原田先生の攻めがるた魂も確実に引き継いでいます。

それなのに。
ここまでやって、まだあと一歩届かないというのは枚数差以上の絶望感がありますね。


母親に買ってもらい、姉に届けてもらった着物で万全な状態になったにもかかわらず勝ちきれない。
未だに一度も詩暢に勝てていないという事実が重く圧し掛かってきます。

この展開を予想していたわけではありませんが、有り得るかなとも思っていました。
予想外とまではいかなかった理由は、クイーン戦を5試合制にしたこと。
3試合制で良かったのではという外野の声が出てくる可能性はあるなぁ、と。

この窮地を救うのは誰なのか。
去ろうとしていた太一か。
同じ浦安の間で戦う新か。
それとも己自身でこの壁を乗り越えることが出来るのか。
いずれにせよ、ここから盛り上がると信じています。

名人戦も新たな局面に移行しそうですね。
周防名人が家族の存在に気付いた時のリアクションは意外でした。
てっきり目を丸くしたり、思わず笑ってしまったり、はたまた気合を入れ直す表情を見せるのかと思っていたら、汗をかきながら困惑するとは。
思っていたよりもシンプルな感情ではないのかもしれませんね。
こちらはこちらで注目ですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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虚構推理 Season2 アニメ第14話「雪女のジレンマ」 

虚構推理 Season2」アニメ第14話のネタバレ感想です。

いきなり人気シリーズである雪女のジレンマ編からとは制作陣も本気ですね。
出し惜しみなぞしないという気合の入り具合は好感が持てます。
それこそ第2期1話にあたる前回で新規視聴者の心を掴むには、これ以上ない役柄でしょう。

ネタバレというほどではないですけど、時系列的には随分とすっ飛ばしましたね。
合間のエピソードもしっかりやってくれるとは思うので、心配はしていません。

ゲストキャラが事件に巻き込まれる経緯から描く形式は、ミステリー作品では見慣れた構成ですね。
そういう意味では初っ端からこの話を持ってくると、前期見逃した人には厳しかったでしょう。
シリーズ構成も練られているなと感じさせます。

雪女が可愛い、この一言に尽きる。
リアクションが愛らしくて、はしゃぐ姿はいつまでも見ていられます。
美人な表情と可愛い反応の両方を兼ね備えており、本当大好き。
作画も安定していて、どのカットでも可愛いので見惚れてしまいます。
おはだけシーンでは丸い胸に目が釘付けになりました。

声優は悠木碧さん。
独特な淀みが特徴的な声優さんなので大抵すぐ気付くのですが、これは分からなかった。
こんな声色や演技も出来たんですね。
正直なところ、漫画のイメージではもっと高く澄んだ声の印象だったので、ちょっと解釈違いでした。
ただ今回観終わる頃には慣れてきていたので、そこまで問題ではないかな。

昌幸は友人、妻、仲間に裏切られ続けていたら人間不信になるのも致し方がない。
殺されかけたと思ったら、今度は殺人犯と疑われるなんて運の無いにもほどがあります。
働かなくても生きていけるぐらいの資産を持ち、絶世の美女である雪女と田舎で暮らすのは羨ましいけど、そのためにはこれぐらいの困難な人生を歩む必要があるのだとしたら、果たしてどちらがいいのだろうか。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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『花野井くんと恋の病』2巻 感想 



花野井くんと恋の病」2巻のネタバレ感想です。

クリスマスまでのお試し期間を終え、仮交際の延長戦開始。
惚れてる側からしたら、望むところでしょうね。

間違いなく花野井くんを特別な相手として意識始めたほたる。
大事なことを照れたりせずに言葉で伝えることも身に付け、すれ違いもなくなりコミュニケーションもばっちり。
恋心に疎いとはいっても人付き合いを大切にする女の子なので、恋愛に向いている性格だと思います。
男女問わず好かれるタイプでしょうね。

ほたる以外は眼中にない花野井くんが相変わらず怖い。
今のところは平和だけど、いつか道を踏み外してしまうのではないかという不安が常に付きまとっています。
彼の行動は受け手によって大きく評価が上下するでしょうね。

バイト終わる時間に待ち伏せしたり、隠し事を聞き出すために屋上に閉じ込められたフリをするのって人によってはドン引きされても文句は言えません。
彼女を心配する彼氏の行動としておかしいわけじゃないですけど、距離感がバグり気味です。
でも、ほたるは人の長所を中心に捉えることができる女の子なので、好意的に汲み取ってくれます。
ある意味お似合いの二人なのかもしれませんね。

初デートで頭でっかちな計画を立てて失敗する定番の展開。
恋とか関係なく好きな人と同じ時間を過ごすことが一番大事なので、一緒にいることを楽しんでもらいたいですよね。
花野井くんの言う通り、自分のことを考えて計画してくれたこと自体が何より嬉しいという気持ちも分かります。

輪郭がお餅のようにデフォルメされるほたるが可愛い。
美味しいものを食べると目を輝かせる姿はペットに餌をあげた時を連想させて、ずっと見続けていたい気持ちになりますね。

早くも恋を自覚した少女。
両想いから始まる恋物語って幸せだなぁ。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 花野井くんと恋の病  花野井くんと恋の病(巻感想)  森野萌 

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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』28巻 感想 



「かぐや様は告らせたい」28巻のネタバレ感想です。

シリーズ最終巻。
一時代を担ったラブコメが完結の時を迎えました。


ラブコメは15巻前後でまとめられることが多い中で倍近い巻数まで連載していただけで、いかに人気作品だったかというのが分かります。
そのため長期連載により本作に求めているモノが乖離していったように感じる読者も一定数いたようです。
個人的にはカップル成立後も楽しめていたので、特別不満はありませんでした。
ただ、シリアスよりもギャグの方が面白かったのは間違いないと思います。

しかしながら、前巻の感想で懸念だった伏線処理については、不安的中してしまいました。
風呂敷を広げるだけ広げて畳み方が雑過ぎたのは何と勿体ないことか。
幕間のキャラ紹介で補填するのは、漫画としては正しい姿ではないと思うんですよね。
それを踏まえても結局あれはなんだったのか?と疑問が残ることが多い。

白銀家の話、過去の生徒会、白銀と龍珠との関係性、未回収の藤原特訓シリーズなどなど。
そして何より裏主人公である石上と裏ヒロインのミコちゃんの恋物語が描かれずに終わったのは残念。
結ばれるかどうかはともかく、丁寧に積み重ねてきた土台をそのまま残したのは予定通りだったとは思えません。
将来的に何かしらの方法で続きが描かれることになるといいんですけど。

272話(262話)☆白銀圭の最終回
白銀母、登場。
ここまで回想等で分かっていたことですけど、ものすごいエゴイストですね。
圭については、ほぼキャラ紹介で語られてお終いだったのは可哀相でした。

272&273話(262&263話)☆四条眞紀と柏木渚と田沼翼の最終回
渚はてっきりマキちゃんの気持ちに気付いていると思っていたので意外でした。
マキちゃんは友達想いで決める時は決める格好良さを持ち合わせているので、性別関係なく惚れるのはよく分かる。
近い未来に彼女が幸せを掴むことは確定されましたが、相手は誰だったのか気になります。

275話(265話)☆大仏こばちの最終回
ミコちゃんと大仏が嬉し涙を流して抱き合う話。
ただそれだけに価値があると感じるかどうかは読者次第でしょう。
色々言われていますが、個人的に大仏こばちは好きですよ。

276話(266話)☆早坂愛の最終回
本作の推しキャラを問われれば迷うことなく早坂愛の名を挙げます。
夢落ちでしたが、本当にこのような未来が訪れても違和感はない内容でしたね。
この回以外にも出番が欲しかったなぁ。

277&278話(267&268話)☆伊井野ミコと石上優の最終回
既視感のある恋愛心理戦。
ミコちゃんの台詞「私には 石上が必要 ……なの」を告白と捉えられないのは石上も臆病になってますね。
新生徒会の面々も癖がありそうなだけに、続きを読みたいと思ってしまいます。

279話(269話)☆藤原千花の最終回
ラーメン回で終わりでなかったのは良かった。
白銀、早坂、藤原の3人から一番に好かれたいと思うって、かぐやは独占欲強いですよね。
まぁこの藤原書記の場合は、ちゃっかりと自分の幸せはつかみ取るでしょうから心配はしていません。

280話(270話)☆天才たちの
実質的に帝の最終回。
本当は少しずつ紐解くはずだった伏線を一気に消化している感は否めません。
彼の立場からすると長年恋焦がれていた女性を奪われたわけで、姉とそっくりですね。

281話(271話)☆グッバイ秀知院!
卒業証書を頭の上に掲げてはにかむかぐや様が何とお可愛いことで。
彼女の笑顔が見るために存在した物語だったのでしょうね。

喜ばしいことなのに物悲しさを覚えてしまう終わりは、まさに青春の1ページでした。

好きな作品だからこそ不満点もありましたが、本当に素晴らしい作品だったと思います。
作者の赤坂アカさんが漫画家引退を発表されたので本人の手による続編やスピンオフは叶わないのでしょうね。
原作者としての今後も応援しています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: かぐや様は告らせたい  かぐや様は告らせたい(巻感想)  赤坂アカ 

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 アニメ第1話「天使様との出会い」 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作はGA文庫から出版されているライトノベル。
「このライトノベルがすごい!」を4年連続上位入賞果たし、女性キャラ部門ではヒロインが2年連続1位に輝いている作品。
今冬アニメの中でもそれなりに期待度は高めだったのではないでしょうか。

原作未読の自分がこの作品を知ったキッカケは、イラスト担当であるはねことさんのTwitterから。
可愛らしい女の子を描く絵師さんで、原作宣伝のツイートを興味深く拝見しておりました。
あらすじやタイトル、ツイートで公開される挿絵などから連想するに、甘い恋愛系アニメが楽しめると思ったのが視聴を決めた経緯ですね。

まず最初に抱いた感想は、非常に丁寧な作りをしているなぁということ。
コメディやエロに偏りがちな昨今のラブコメアニメでは、正統派の作品と感じます。
いやまぁ自分がそういった系統ばかり観ていただけかもしれませんが、新鮮というか懐かしいなと思いました。

キャラデザも安定していてイイ感じ。
はねことさんの優しい雰囲気を表現するのは大変でしょうけど、アニメも頑張っていると思います。

ヒロインの椎名真昼は確かに可愛い。
容姿端麗で勉強も運動も完璧な女の子で、人柄も良くて周囲から天使様と呼ばれる美少女。
創作物でよくあるタイプですが、外面も柔らかい印象があって嫌味がないですね。
主人公の藤宮周と接するようになって普段学校で見せる表情と異なる非難する小言の数々が、親しくなっている証拠のようでワクワクします。

ツンデレというよりは、軽めのクーデレに近い少女なのかな?
とにかく、デレる未来は遠くなさそうな雰囲気があるので、その時が楽しみです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: お隣の天使様  お隣の天使様(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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虚構推理 Season2 アニメ第13話「その神の名は」 

虚構推理 Season2」アニメ第13話のネタバレ感想です。

待望のアニメ第2期が遂に放送開始。
2020年春アニメとして放送された第1期から半年ほどで第2期制作開始が発表されたものの、そこから丸々2年以上待たされるとは思っていませんでした。
漫画版が大好きなので、待ち遠しかったですね。

話数はリセットされず、第1期の続きとして13話としての放送でした。
内容は初っ端からアニオリ回。
というのも、期間が空いたこともあって改めて設定や世界観の説明をおさらいになっているからです。
第2期から観始めた人にとっては入りやすかったのではないかなと思います。
一方で第1期視聴組、原作既読者などにとっては少々退屈な話だったでしょうね。

一番興味深かったのはOP映像でした。

「雪女のジレンマ」(漫画12-13巻 4話分)
「六花ふたたび」(漫画10巻 1話分)
「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」(漫画8巻 2話分)
「スリーピング・マーダー」(漫画10-11巻 4話分)


以上、上記4つのエピソードが描かれることは間違いないのでしょう。
雪女の可愛さとスリーピング・マーダー編の重厚さが今から楽しみです。

枠的に他の話をやる余裕はないと考えられますが、そうなると惜しい話がいくつもありますね。
意図的に学生時代の琴子や学友の絡みが排除されているので、第3期でまとめてやってくれるのかな。
そうだといいな。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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BOCCHI THE ROCK! SONG ALBUM 結束バンド 



テレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の1stアルバム「結束バンド」を購入しました。
アニソンCDを購入するのは、一体いつ以来だろう。
サントラはたまに買っていますけど、主題歌は基本的に配信されることもあって音楽系サブスクで聴いているんですよね。
めっきり買わなくなっていたのですが、今回アニメ放送で聴いて手元に残してじっくり聴き込みたいと思い事前予約までしました。

単なるキャラソンと侮ることなかれ。
これは、れっきとしたバンドのアルバムです。

オリコン1位に輝くのも納得の出来栄えで、決してファンの熱量だけで話題になったわけではありません。

セルフタイトルの名に相応しい収録曲。
作中内で結束バンドが実際に演奏した4曲、OP&EDで5曲、その他PVやイメージソングなど5曲の合計14曲を網羅。
少なくともアニメで彼女達の音楽を気に入った人は、この1枚さえ買えば全て楽しむことができます。

仕様上メインボーカルである喜多ちゃんの歌が多数を占めます。
担当する長谷川育美さんの声を聴いた時は驚いた記憶があります。
メンバー内では3話からの登場だったため、主題歌を先に聴くことになったわけですが、想像していたより圧倒的に声色が低かったんですよね。
正直OP曲である「青春コンプレックス」は曲単体としては嫌いでなくとも、あまり作風に合っていないと思っていました。

その後、喜多ちゃんの演技が歌声とまるで異なることを知り、二面性があることに魅力を感じるようになりました。
一般的には、劇中歌はキャラクターとして歌い上げることが多いと思われます。
意図的に長谷川育美さんの素に近い声の歌唱だったと後からインタビューで知って、一本取られたなと思いました。



やはり「ギターと孤独と蒼い惑星」はインパクトは絶大。
初の演奏回で、ぼっちちゃん覚醒シーンは痺れました。
喜多ちゃんに何故長谷川育美さんを抜擢したのか、力付くで納得させられましたよ。
フルver.が2ヵ月で1000万回再生突破したのも頷けます。




初ライブで披露した「あのバンド」も大好き。
惜しいのはアニメで放送されたぼっちちゃんの神イントロが聴けないところ。
サントラの方に収録されるのかなぁ。
今のところBD特典でしか入手方法ないから、後々でもいいのでサントラだけ別売りしてくれないだろうか。




忘れてやらない」は他の楽曲と異なり物語的な意味合いが薄いのに記憶に残っています。
文化祭で演奏するのに相応しいノリの良さと明るく可愛らしさが良いんですよね。
個人的にアニメ開始前に抱いていた結束バンドのイメージに最も近かった曲でした。
サビの「何回だって~」で首を横振りにする喜多ちゃんが尊すぎます。




星座になれたら」はライブハウスで演奏する結束バンドの姿を大衆受けするように少し寄った感じ。
ネガティブな詩を書いていたぼっちちゃんの成長を感じさせますね。
ギターソロ後のドラムだけになる溜めのところが好き。
ぼっちちゃんの機材トラブルをカバーするため咄嗟に8小節追加したアニメ版も聴きたいな。


ED曲ではリョウ役の水野朔さんが歌う「カラカラ」、虹夏役の鈴代紗弓さんが歌う「なにが悪い」が上記4曲と肩を並べるぐらい好みでリピート再生しています。
この二人も通常の演技とは異なっていて、新鮮に感じました。

これだけの人気を誇る作品ですから、きっと第2期はあるでしょう。
その時に2ndアルバムが発売されることを期待しています。

テーマ: アニソン・キャラソン

ジャンル: 音楽

タグ: ぼっち・ざ・ろっく!  結束バンド 

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『それでも君を幸せにしたい』3巻 感想 



それでも君を幸せにしたい」3巻のネタバレ感想です。

まさかの最終巻というあまりにも早い終わりにショックを受けました。
どうみても打ち切りですよね、これ。
もっともっと続いて欲しかった……!

中身は間違いなく面白くて一級品です。
知名度がなく売り上げに響いたのが致命的でしたかねぇ。
編集部はもっと大々的に宣伝すれば良かったのに、勿体無いなぁ。

恋愛漫画以上の甘ったるさとギャグ漫画以上の笑いを兼ね備えた最強クラスのラブコメ作品だったと思います。
両片思いで9年間遠距離で過ごし物語開始直後に付き合い始めているので、恋愛的な駆け引きや恋敵などは存在しません。
とにかく幸せな恋人たちを眺め続けるだけ、それが物凄く面白い。
そして、ただひたすらラブラブなカップルを見守るだけでも尊いというのに、二重人格の彼女が見せる拒否反応や照れた表情がたまらなく素敵なのです。

最終回の愛姫が「まるで同じ人にもう一度恋してるみたいでドキドキした」と語った台詞こそ、本作の真髄だったのかもしれません。
珠姫との距離感が少しずつ近付いていく様は、まさしく好意が友情から愛情に移行していくものでエモ過ぎました。

ファーストキスのシーンが最高。
夕暮れ時の教室で想いが募り、言葉にせずとも唇を重ねる耕弥と愛姫。
幸せの絶頂で当然のごとく珠姫に代わり、恥ずかしさと苦みが入り混じったような表情を見せる場面がたまりません。
2枚抜きだよ… バカ」という表現も含めて完璧で、悶え死にそうでしたよ。

タイトルはダブルミーニングだったんですね。
二重人格であろうとも愛姫に対して我慢させずに幸せにしたいという意味。
そして、最終回で珠姫に向けて伝えた2人とも幸せにするという決意。
3人がそれぞれを想い合っていて、これ以上なくスッキリした終わり方だったと思います。

メイン組が綺麗に幕を閉じた一方で、脇役は消化不足になってしまいましたね。
描きおろしおまけ漫画で花房と松浦、そして松浦の元カノの絡みが僅かに見られましたけど、きっと本当は話を広げる予定だったんでしょう。
エビちゃんと宍戸の組み合わせは付き合うまではいなかくともエピソードは考えていたんだろうなぁ。
男子高生モブのツッコミが楽しくて、彼の話も深掘りして欲しかった。

3巻で終わってしまいましたけど、内容は文句なしに面白かったです。
原作、漫画担当の両者の次回作に期待しています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: それでも君を幸せにしたい  それでも君を幸せにしたい(巻感想)  野呂俊介  ときゎ 

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2023年冬アニメ新番組注目PV 

この冬開始アニメで視聴予定の一覧です。
全部観るのは時間的に厳しいので、この中からいくつか絞ることになると思います。

▼[1] 虚構推理 Season2


恋愛×伝奇×ミステリ、第2期開幕。
今期の視聴確定枠であり、既にほぼ間違いなく今期マイベストアニメになると思われます。
雪女をはじめ観たいエピソードばかりなので、3期4期と長く続いて欲しい作品ですね。


▼[2] お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件


「このライトノベルがすごい!」上位常連枠。
原作イラスト担当・はねことさんのファンで、ずっとチェックしていました。
珍しくアニメから入る作品なので、作品として気に入るかどうかはまだ分かりません。


▼[3] 神達に拾われた男2


シンプルな異世界転生モノ、第2期。
戦闘よりも生活に重きを置いた内容で、のほほんと楽しめるのが特徴ですね。
2期が観られるとは思っていなかったので嬉しい限りです。


▼[4] 久保さんは僕を許さない


ジャンプ+発信のピュアなラブコメディが原作。
いわゆる男女の仲を見守り尊さを補給するタイプの作品ですね。
漫画の淡い雰囲気をアニメで表現できるかどうかが鍵になりそう。


▼[5] 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ


魔王軍から解雇された主人公が人間の村でセカンドライフを送る物語。
原作のなろう小説ではなく、漫画版で内容を知っています。
欲望に忠実な登場人物たちが織り成すノリとギャグ魅力なので、主人公が杉田智和さんというのは大正解だと思う。


▼[6] もういっぽん!


チャンピオン連載中である女子柔道部のスポーツ漫画。
最初の数話は読んでいたのですが、可愛い女の子や興味を引く題材に対して物語があと一歩という感じでした。
ポテンシャルは秘めたものを感じていたので、アニメで盛り上がる場面までは観てみたいなと思っています。


▼[7] ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん


ゲーム実況中にゲーム内のキャラクターと会話が出来るようになってしまったという変わり種。
ニコニコでコメント込みで視聴するのが楽しそうですね。
漫画版でしか知らないので、アニメの方で先に結末まで知ることになりそうな予感。


▼[8] 犬になったら好きな人に拾われた。


タイトルがド直球なエロ系ラブコメ。
作者のフェチが濃厚なまでに描かれている原作を読んでいますが、アニメ化するなんてアホじゃないかと思う。
これまた視聴者の反応を読みながら視聴するのが一番面白い楽しみ方じゃないかな。


▼[9] NieR:Automata Ver1.1a


スクウェア・エニックスから発売されたゲーム「ニーアオートマタ」のアニメ化。
非常に気になっていた作品なのですが、アニメでストーリーを消化してしまっていいのかと悩む
とはいっても、ゲームで遊ぶ余裕がないのも事実なんだよなぁ。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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2022年12月 個人的注目ニュース 

12月の個人的注目ニュース一覧です。

≪政治・経済・芸能≫
■ 中居正広、年内静養を発表(12/2)
頬が痩せこけていて心配です。
病状を公開しないのはそれだけ重いということなのかな……。

■ 渡辺徹、死去(12/2)
61歳は若過ぎるなぁ。

■ 岸田首相、防衛費について「国民自らの責任」発言(12/13)
メディアにいい様に切り取られている部分もありますが、不用意な言葉だなと思います。
世界情勢からして意図は分かりますし理解もできますから増税は正直仕方がない部分はあるでしょう。
ただ税金の無駄遣いが多過ぎるので、見える形で削減してからでないと反感買うのは当たり前です。

■ M-1優勝はウエストランド(12/19)
決勝に進んだ3組だけ観ましたが、確かに一番ウケていましたね。
さや香の方が好みでしたけど決勝ネタの選択ミスだった気がします。

■ あき竹城、死去(12/20)
闘病中とは知りませんでした。

■ Twitter、閲覧回数が表示されるようになる(12/22)
影響力が一目で分かって興味深い。

■ ねこホーダイ、サービス停止(12/29)
命を預かる以上、責任を負わねばならないので炎上するのも仕方がない。
ただ、殺処分待ちとなっている保護猫を一匹でも多く助けたいと思うのは間違っているとは思えません。

■ 前ローマ教皇ベネディクト16世、死去(12/31)
ラスボスの雰囲気漂わせた写真で有名な方でしたね。

≪将棋≫
■ 藤井竜王、広瀬八段に4勝2敗で竜王防衛(12/3)
広瀬八段惜しかったですね。
奪取する可能性もあったと思います。

■ 羽生九段vs藤井竜王、棋王戦トーナメントでタイトル戦の前哨戦(12/8)
タイトル戦で羽生九段のリベンジを期待しています。

■ 村中秀史七段と初見メアリ、結婚(12/12)
将棋とドラクエ10が好きな人間からすると驚きの組み合わせ。

≪スポーツ≫
■ W杯日本vsクロアチア、PK戦の末敗れる(12/6)
残念ながらまたしてもベスト8には届かず敗退。
延長戦を経てPKまでもつれ込んだので深夜3時まで中継していたこともあり、寝不足の人続出していましたね。

■ 近藤健介、ソフトバンクにFA移籍(12/12)
どの報道が正しいのか定かではないですが、他球団と資金力の差は感じます。

■ 2022年カタールW杯、アルゼンチン優勝(12/19)
メッシによるメッシのための大会でした。

■ アリエル・マルティネス、日本ハムと契約(12/21)
好きな選手なので新天地でも頑張ってもらいたい。

■ 加藤匠馬、無償トレードで中日復帰(12/26)
中日からすると桂を解雇する意味があったのかと感じる。
ロッテからすると実質的に加藤翔平を出しただけになるのだけど良かったんだろうか。

■ 平田良介、現役引退(12/28)
元々、自己判断が甘めであることは中日ファンだったら知っていた話。
最後のゴタゴタは第2の人生歩む際にも印象悪くしてしまいましたね。

■ サッカーの王様、ペレ死去(12/29)
メッシが伝説になった後に逝くというのも何だか壮大さを感じます。

≪漫画・アニメ≫
■ 「2.5次元の誘惑」アニメ化決定(12/10)
エロと燃えの融合をアニメでも楽しめるのは嬉しい。

■ 水木一郎、死去(12/12)
兄貴、早いよ。
昭和の仮面ライダーで随分と楽しませてもらいました。

■ アニメ「ポケットモンスター」、最終章発表(12/16)
噂されていた通りになるようですね。
サトシ引退はともかく、ピカチュウを降ろすのは相当危険な賭けな気がする。

■ 「響け!ユーフォニアム」完全新作発表(12/27)
あの放火事件が起きてもなお作品の魂を引き継いでくれる京アニスタッフに頭が上がりません。

≪ゲーム≫
■ 「ドラゴンクエスト トレジャーズ」発売(12/9)
初週14万本ぐらい売れたらしいですね。

■ 「チョコボGP」シーズン5開始&今後のアップデート終了(12/21)
無念。

■ 「テイルズオブデスティニー」「チョコボの不思議なダンジョン」25周年(12/23)
人生で唯一新作RPGを同時に複数購入した日なので非常によく覚えています。

テーマ: 気になるニュース

ジャンル: ニュース

タグ: 個人的注目ニュース   

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達成困難であろうとも掲げねばならない抱負 

毎年恒例である今年一年の抱負。
昨年は「健康第一」と目標を定めました。
しかし、現状維持どころか悪化するという結果に。

人間ドッグで引っ掛かって以来、体重と血圧の数値を気を付けてはいたんです。
ですが、どうしても仕事に忙殺され、エネルギー補給とストレス発散として暴飲暴食を止められませんでした。
たまの休日は体力回復と言い訳して運動もせずにダラダラ過ごしていたら、そりゃあ太りますよね

元々3年前に人生で一番体重が増えたことがあり、そこからダイエットを始めていました。
半年間で7キロ痩せて、一応成功はしたんですよ。
ただそこから少しずつリバウンドしていき、去年の正月の時点で5キロ戻っていました。
これでは駄目だと思って再度意識的に取り組むつもりだったのですが、結局ピークの体重に戻ってしまう始末。
意志薄弱な己が情けなくなります。

とはいえ、このままではいけません。
今年こそ達成できるように同じ目標を掲げたいと思います。
体重も前回のダイエット成功時である7キロ減を目指します。
そのために仕事人間にならないようコントロールしていかねばなりませんね。

テーマ: 新年の抱負

ジャンル: 日記

タグ: 年末年始まとめ 

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2022年を振り返るPart5・ゲーム音楽 

2022年振り返り記事、最後のカテゴリーはゲーム音楽です。

▼ 2022年マイベストゲーム音楽CD
チョコボグランプリ Original Soundtrack


購入したゲーム音楽CDは4枚と少なめでした。
理由は単純にプレイしているゲーム数が少ないから。

スマホに所持している全てのCD音源を取り込んでいるので、通勤中は車内でずっと聴いています。
以前書いた通り所有音源が1万曲突破しているため、ランダム再生していれば聴き減りは少ないと思います。
ただ、あくまで少ないというだけであって、新しい曲に出会えるわけではないのはちょっと退屈なのも確か。

そういう意味では、どんどんゲームをプレイしてまだ知らぬ曲を開拓していくことは質を上げる意味で大事ですね。
積んでいるCDが二桁以上ありますから。

チョコボグランプリ Original Soundtrack」はゲーム発売前から買うことを決めていました。
実質的前作の「チョコボレーシング」が良曲揃いだったので、絶対に音楽には力入れているはずと信じていたんですよね。
もちろん作曲家が異なるのも知っていましたが、それだけ期待度が高かったわけです。

結果的にレースらしいハイテンションなFFアレンジBGMが揃っており、聴き応えがありました。
ストーリーモードの曲は落ち着いた曲調なものが多く、騒がしいだけの一枚になっていないのも好印象。
買って正解でした。

映画やドラマでも使えそうな曲ではなく、いかにもゲームらしいデジタルなサウンドを今年も発掘していきたいなと思います。

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: 年末年始まとめ  2022年振り返り 

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2022年を振り返るPart4・ゲーム 

2022年振り返り第4弾はゲームについて。

▼ 2022年個人的ベストゲーム
スプラトゥーン3


今年購入したゲームは、たった2本だけ。
ですが、どちらも夢中になって遊ぶことが出来たので満足はしています。

1本目は、3月に発売した「チョコボGP」です。
「チョコボレーシング」の精神的続編として期待された本作品。
正直なところ問題点も少なくなかったのですが、個人的には大いに楽しむことが出来ました。
発売後に値崩れしたとはいえ、125時間も遊べば十分に元が取れたと思います。

最初にコケてしまったことが原因なのか、アップデートに労力を割くことが出来ない体制となったのは残念。
12月に開始されたシーズン5をもってアップデート終了となったのは早すぎましたね。
マップの追加が少なくて飽きやすかったというのもあったと思います。

2本目は、9月発売の「スプラトゥーン3」です。
今もほぼ毎日遊び続けており、プレイ時間は155時間を超えました。
単純にプレイしていて爽快な気分になれるのが良い。
逆に負け込むとストレス溜まるのですがね。
1試合が短いので、ついついあともう少しだけと思って日々の貴重な自由時間を消化してしまうこともザラにあります。

昨年からプレイしていた「プリンセスメーカー ゆめみる妖精」は残りED1個のところで止まってしまっています。
無駄に凝ったことをやろうとして苦戦中。
積みゲーの消化に手を付けにくいので、さくっとクリアしてしまおうかな。
早いところ「ライザのアトリエ2」を始めないと3が発売されてしまいますし。

ドラクエ10はようやくver4.0をクリアしました。
ストーリーを進めると改めて面白いなと思うので、こちらもまたどんどん進めて行きたいなと思います。

遊びたいゲームがいっぱいで大変です。

テーマ: ゲーム

ジャンル: ゲーム

タグ: 年末年始まとめ  2022年振り返り 

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2022年を振り返るPart3・アニメ 

2022年振り返り第3弾はアニメ。
本来であれば2022年秋クール終了アニメ感想を綴ってからまとめたかったのですが、「異世界おじさん」の最終回が放送延期となったためやむを得ず。

⇒「2022年冬クール終了アニメ感想
⇒「2022年春クール終了アニメ感想
⇒「2022年夏クール終了アニメ感想
⇒「2022年秋クール終了アニメ感想」
(近日更新予定)

▼ 2022年アニメ視聴作品リスト


アニメ評価 ★★★★★
・その着せ替え人形は恋をする
・であいもん
・ぼっち・ざ・ろっく!
・SPY×FAMILY 第1期 第1クール
・SPY×FAMILY 第1期 第2クール
・リコリス・リコイル
・かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-

アニメ評価 ★★★★☆
・明日ちゃんのセーラー服
・恋は世界征服のあとで
・ドラゴンクエスト ダイの大冒険

アニメ評価 ★★★☆☆
・トモダチゲーム
・可愛いだけじゃない式守さん
・新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP
・カッコウの許嫁
・アオアシ
・新米錬金術師の店舗経営

アニメ評価 ★★☆☆☆
・はたらく魔王さま!!


全部で17作品。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「弱虫ペダル LIMIT BREAK」は2クール目突入しているので評価保留となります。

今年はアニメ当たり年でしたね。
昨年は★5つけた作品はゼロでしたから、如何に個人的なヒットが多かったか、よく分かります。
アニメ感想記事が多かったのも、それだけ楽しんでいたという証ですね。

その中でナンバー1を決めるのは悩みましたが、その着せ替え人形は恋をするを選出しました。
原作ファンとしてもアニメならではの演出で驚きを与えてくれた素晴らしい出来だったと思います。

CloverWorksの躍進が目立った一年間でした。
あまり触れてこなかった制作会社ですが、見事な仕事っぷりでしたね。
「着せ恋」「ぼざろ」「SPY×FAMILY 第2クール」「明日ちゃんのセーラー服」と名作量産してくれました。
分社前のA-1 Picturesも「リコリス・リコイル」「かぐや様は告らせたい」などヒット作を飛ばしていて絶好調ですね。
今後も注目していきたいなと思います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 年末年始まとめ  2022年振り返り 

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2022年を振り返るPart2・漫画 

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

恒例となりつつある年明け後の昨年振り返り、今回もやっていきたいと思います。
まずは今やブログのメイン記事となっている漫画の話。

購入した漫画は124冊
ブログ更新記事数は巻感想が167個、話感想が6個、総評1個で合計174個。
積み本を多少消化出来たことになっています。

▼ 2022年個人的お気に入り作品


年間ベストコミック『それでも君を幸せにしたい』2巻
ワクワク興奮部門『ちはやふる』39巻、『とんがり帽子のアトリエ』5巻
ポロポロ感涙部門『ARIA 完全版 THE MASTERPIECE』7巻
ジーンと感動部門『虚構推理』18巻、『青のオーケストラ』6巻
腹筋崩壊大笑い部門『ぼっち・ざ・ろっく!』3巻、『月刊少女野崎くん』14巻
ニヤニヤ幸せ部門『愛してるゲームを終わらせたい』2巻、『骨ドラゴンのマナ娘』3巻
スッキリ爽快部門『ラジエーションハウス』13巻、『銀のニーナ』15巻
可愛い女の子部門『その着せ替え人形は恋をする』10巻、『この会社に好きな人がいます』10巻
ビックリ衝撃部門『トモダチゲーム』20巻

個人的に三本柱として期待していた新作があります。
『愛してるゲームを終わらせたい』『骨ドラゴンのマナ娘』『それでも君を幸せにしたい』の3つです。
いずれも若干マイナーな作品だけに応援していたのですが、残念ながら今回BEST作品に挙げた『それでも君を幸せにしたい』は3巻で完結となってしまいました。

部門別には入れられなかったものの『味噌汁でカンパイ!』『あせとせっけん』あたりは良い出会いだったと思いました。
完結済み、またはある程度刊行済みだと一気読みで楽しめるのがイイですね。

▼ 2022年に完結した作品

『それでも君を幸せにしたい』★
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』★
『ちはやふる』★
『恋は世界征服のあとで』★
『ソウナンですか?』★
『味噌汁でカンパイ!』★
『あそびあそばせ』★
『Dr.STONE』
『タイムスリップオタガール』
『猫暮らしのゲーマーさん』
『柚子川さんは、察して欲しい。』
『コウガさんの噛みぐせ』
『大学ではじめて恋人ができた人の話』
『赤面しないで関目さん』
『ちょっとだけ抜けちゃう柊さん』
『ぼくたちのリメイク』
『惰性67パーセント』
『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』
『尽くしたがりなうちの嫁についてデレてもいいか?』
『そのとき修羅場が動いた』
『飼育員さんは異世界で動物園造りたいのでモンスターを手懐ける』
『偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ』
『人間嫌いの魔王様は幼女にも容赦しない』
『クラスの陰キャブス?・・・実は超美人コスプレイヤーだった。みんな知らずに馬鹿にしてるけど。』
『もし、恋が見えたなら』
『双子の男女がわからない』


★マークは購読済み作品、それ以外は雑誌やWEBで連載を読んだ作品です。

『かぐや様は告らせたい』『ちはやふる』は長期連載だっただけに終わるのは寂しいですね。
『恋は世界征服のあとで』はもっと続けられると思っていたんですけどネタ切れだったのかな。

他にも読んでいる作品で完結したものはあるのですが、追いかけそびれていたりします。
漫画アプリのおかげで大量に手を付けているので、100では足りないぐらい読んでいます。
買ってまで読みたいと思える作品は、2割もないでしょうね。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 年末年始まとめ  2022年振り返り 

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