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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ぼっち・ざ・ろっく! アニメ第3話「馳せサンズ」 

ぼっち・ざ・ろっく!」アニメ第3話のネタバレ感想です。

バンドメンバー最後のピース、喜多ちゃん登場。
陰キャのぼっちちゃんとは対極の存在かのような陽キャラな女の子ですね。
人の話を聞かずに突っ走る傾向があるところだけは似ているかもしれません。

実際にリアルでこんなバンドがあったら、きっと人気独占するだろうなと想像できます。
明るく積極的な美少女がメイドのバイトしていたらモテないわけがないです。
リョウに対して並々ならぬ想いを抱いている面も、一定層には受けそうですしね。

虹夏ちゃん、随分とアニメだと優しく見えますね。
ぼっちちゃんだけでなく、喜多ちゃんに対しても母性を感じさせるというか。
おそらく声優の鈴代紗弓さんの語りかける話し方が柔らかさを増大させてくれているんだと思います。
良くも悪くも原作とは印象が異なりますが、個人的にはありですね。

ぼっちちゃんが相変わらずネガティブながらも行動だけは起こせるところは見習いたい。
まぁ、他力本願だったり黒歴史製造機だったりするのは真似したくないですけども。
褒められるとすぐに顔に出るチョロさが見ていて可愛いなって思います。

演出面も目を引くところが多数ありましたね。
顔面崩壊からの顔芸連発がコミカルで楽しかった。
現実逃避から勝手に最終回にした場面で原作者の描き下ろしイラスト使うのは何という無駄な贅沢。

創作音楽が楽しめたのはアニメならではですね。
サントラや結束バンドの楽曲集が発売されたら買ってみようかなー。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ぼっち・ざ・ろっく!  ぼっち・ざ・ろっく!(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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SPY×FAMILY アニメ第16話「ヨル’sキッチン/情報屋の恋愛大作戦」  

SPY×FAMILY」アニメ第16話のネタバレ感想です。

原作1話完結型のコメディ2篇。
話の内容は定番過ぎて新鮮味に欠けますが、この作品のキャラで描かれるだけで楽しくなります。
それだけキャラが立っているということなのでしょうね。

前半は4巻冒頭のエピソード。
文字通り、料理も殺人級の腕を持つヨルさんが家族のために料理の勉強をする話。
弟のユーリが毒見のために呼ばれたけれど、幼い頃から食べ続けて既に舌が麻痺していたので役立たずだった。
美味いと言いながら吐き出しているから身体は正直とも言えますが。

って、そうか。
どうして改善できないのかと思ったけど、きっとヨルさんも超人的な耐性があるから味見しても無駄ということか……。

故郷の料理を思い出して振舞ったことで、ロイドやアーニャにも喜ばれてほっこり。
からの、二段構えのオチはあまりにも予想通り過ぎる。
メシマズは何故オリジナル創作料理に走るのだろうか。

後半はモジャモジャことフランキーの恋物語。
有能な情報収集屋が片思いするとストーカーになってしまうという怖いお話。
でもあれだけ好きな相手のことを調べられるのなら、有効活用できそうなもんですけどね。
頭で考えるのと実践するのでは大きく違うってことですかね。

モニカも可愛いし、カミラも素敵なレディでしたし脇役も含めて女性陣が魅力的な回でした。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: SPY×FAMILY  SPY×FAMILY(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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ダイの大冒険 アニメ第100話「さらば!愛する地上よ」 

ダイの大冒険」アニメ第100話のネタバレ感想です。

2年前より始まったリメイク作品も遂に最終回を迎えました。
また打ち切りされないかと心配していましたが、最後まで放送してくれて本当に良かったです。

「この腕で勝利をの巻」の途中から始まり、残り原作3話分である「さらば!我が友の巻」「さらば!!大魔王の巻」「さらば!!!愛する地上よの巻」をまとめた内容。
ラストバトル、ボス撃破後の余韻、最終局面の大どんでん返しが描かれています。

ダイの元に真魔剛竜剣が突き刺さった時の興奮と、一撃で折れてしまった時の残念さが原作通りすぎました。
シリアスな場面なんだけどあまりにもあっさり折れちゃったように見えるから、笑いが込み上げてしまいます。
背景のバランのショックな顔もギャグに映っちゃうんですよね。

漫画最終回付近でよくある台詞無しの手法はアニメでは使われませんでした。
雄たけびや呻き声などは演出上あった方がいいと判断したようです。
実際その方が迫力あったので正解だと思いますね。

内容を知っていても、ポップの台詞「閃光のように」を思い出して最後の一撃を繰り出す流れは熱くなります。
逆手で大魔王を真っ二つに割るのは、アバンストラッシュの構えであったことも意識しているのでしょうね。

キルバーンとピロロの声優さんがどちらも吉野裕行さんだったことに今更気付きました。
正体を明かす場面で徐々に声色を変える演技にゾクっとさせられました。
これはアニメでしか出来ない素晴らしい演出でしたね。

演出の違いといえば、Cパートは原作でクレジット表記のあった語りの部分。
ポップ達の台詞が追加されていて、ちょっとだけ新しい彼らを垣間見ることができて嬉しかったです。

ピロロが倒れるエフェクトが、魔物が倒れた感じではなく転移したように見えました。
これは生死不明にさせて、魔界編の再登場を匂わせていると噂されているようですね。
個人的には綺麗に終わっているので、魔界編はなくてもいいと思っています。
もし作るとしても、漫画やアニメではなくアナザーストーリーとして楽しめるゲームにして欲しいですね。

何はともあれ2年間、制作スタッフの皆様お疲れ様でした。
原作が好きなスタッフが作ったことが分かる実に熱意のこもった作品に仕上がったと思います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ダイの大冒険  ダイの大冒険(アニメ話感想)  2020年放送開始アニメ 

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些細な日常の変化 

朝6時起床、夜10時半過ぎ帰宅。
今日に限った話ではなく、日常茶飯事のサイクルです。
たとえ誕生日だったとしても、それは変わることありません。

もちろんもっと早く帰る日もあるのですが、月に2,3回は日を跨ぐこともあるぐらい多忙となっています。
本人は仕事人間のつもりが全くなくても、相対的には社畜に見えるのかもしれませんね。

せめて少しは贅沢しようとランチに「すしまんまん」に行ってきました。
三重県内に数店舗ある回転寿司屋さんです。
まぁ今のご時世、回転レーンは存在しませんけどね。

一皿300円から600円ぐらいなので、10皿も食べれば4000円ぐらい払うことになります。
普段の昼食代が150円前後と考えると、いかに奮発しているか分かると思います。
コロナが日常となったこともあり、外食は極力避けていることもあって、たまにはこんな日があってもいいのではないでしょうか。

晩御飯は豚バラ白菜のミルフィーユ鍋。

豚バラ白菜のミルフィーユ鍋

無性に食べたくなって先日スーパーに行って材料仕入れようと思ったら、こんなの売っているんですね。
元々作るのが簡単な料理とはいえ、これはお手軽で有り難い。
ポン酢の酸味で食べると美味しいんですよね

食後はブログ更新の時間。
当日一気に書き上げる体力が残っていればいいんですが、最近は毎日更新とはいきませんね。
無理のない範囲で取り組んだ方が長く続くと身をもって分かっているので、適度に頑張ります。

その後はちょこっとゲームしたり、漫画読んだり、動画を見たり。
大体深夜1時半頃に寝る生活です。
本当はもう少し寝たいところなんですけど、少しはリフレッシュしないとメンタルの方がやられてしまいます。
ただそのせいで休日は体力回復で時間を費やしてしまうので、それはそれで勿体ないんですけどね。

歳を重ねるというのは何だかんだ特別なことと感じます。
徐々に変化していく日常は、振り返ってみると大きな変化となるのでしょうね。
この記事を将来読んだ時に、こんなこともあったなーと思う日はきっと来るのでしょう。

テーマ: 日記

ジャンル: 日記

タグ: 誕生日 

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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』27巻 感想 



かぐや様は告らせたい」27巻のネタバレ感想です。

長編ラブコメも締め括りの時が来ました。
分割された表紙でも分かる通り、次巻が最終巻となります。
かぐやのお家騒動も一件落着し、長めの後日談となっています。

しかし、これだけ尺がありながら未回収の伏線の数は膨大なので、むしろ放置されたまま終わる懸念が拭えません。
せっかくの長期連載で人気作品なのですから、綺麗に物語を畳んで欲しいですね。

前回までのシリアス展開はどこへやら。
冒頭のエピソードから、ちんちん侍ゲームを画策する藤原書記が暴走していました……って、平常運転か。
もしもここまでアニメ化されたら、声優さんも大変だろうな。

かぐやと真紀ちゃんの不毛な言い争いも見納めかな。
お互い似た者同士と自覚している癖に攻撃的ですから、衝突が絶えませんね。
喧嘩するほど仲が良いって素敵だなと思います。

石上を邪魔者扱いするかぐやに蒸せた。
ホントいい性格してますよ、このお嬢様は。
ミコちゃん相手に内面コロコロと評価を改めるちょろインさも定番ネタだけどずっと楽しかったですね。

海外に旅立つ恋人の見送りに遅刻して間に合わなかったというところまではベタ展開だったけど、そのまま直行で追いかけるのは初めて見た。
お金持ち恐るべし。
結局、ビッグモニターシロガネのせいでちっとも寂しくないしさ。

いつまでも雑に扱われる藤原。
原因が本人にありまくるので同情する余地は皆無で、無下にされるぐらいの方が面白い。
ただ、最後のラーメン回はオチ弱かったなぁ。

残すところ1巻。
石上とミコちゃんの恋の行方は見届けたいけど描いてくれるかなぁ。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: かぐや様は告らせたい  かぐや様は告らせたい(巻感想)  赤坂アカ 

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中日ドラゴンズファンがドラフト会議2022を振り返る 

中日ドラゴンズファンによるドラフト会議2022感想です。

期待に胸を膨らませる季節がやってきました。
毎秋恒例のプロ野球ドラフト会議です。
幸いながら休日だったので、ガッツリと最初から最後まで生中継で見守りました。

今年は何と9球団が公表し、更に重複無しという過去に見たことがない異例の状況となっていました。
ドラフト候補当事者たちにとってはいい迷惑かもしれませんが、これも一つの興行。
盛り上がりという観点からすれば、当日まで伏せられていた方がワクワクしたんだろうなと思います。

解説者や評論家の声を聞くと、不作の年であることが原因だと言われていますね。
確かに目立った選手は乏しく、あまり差がないように感じられました。
そのためどの球団も冒険をせずに各々補強すべき点を重視した形になったんでしょうね。

実際、本指名69名と近年では明らかに少ない人数で終了しています。
コロナで見せ場が少なかったことが影響しているとも言われていますが、果たしてどうなんでしょうか。

その中で中日ドラゴンズは育成も含めると合計10人を指名しました。

1位 仲地礼亜 投手(大学生)
2位 村松開人 内野(大学生)
3位 森山暁生 投手(高校生)
4位 山浅龍之介 捕手(高校生)
5位 浜将乃介 内野(独立)
6位 田中幹也 内野(大学生)
7位 福永裕基 内野(社会人)

育成1位 松山晋也 投手(大学生)
育成2位 野中天翔 投手(高校生)
育成3位 樋口正修 内野(独立)


本指名の7人中4人が内野手という偏り具合は、今年だけで見ていると評価されないでしょうね。
去年が大砲候補の大卒外野手を3人獲っているので、世代交代も考慮すると必要な人材だったのだと分かります。
ただ似たような走攻守揃ったタイプなのが、ちょっとだけ気掛かり。

個人的にイチオシだった内藤鵬選手を選んでいたらバランス良かったんですけどね。
立浪監督も残念がっていたので候補には入っていたのでしょう。
長距離打者は育てようとしても限界がありますから、獲るチャンスあっただけに勿体ない。
それこそ去年の外野手3人組が大砲として一人前に育つ保証はないのですから。
まぁそのうえで、2位で評価したのは村松選手だったということなので、彼には期待しています。

おそらく一番ファンが驚いたのは6位の田中幹也選手の指名でしょうね。
もっと上の順位と予想されていたこともあり、中日には縁のない選手だと思っていたので嬉しいサプライズでした。
特番でも語られていましたが、難病を乗り越えてプロ野球に入ってくる経緯は応援したくなります。

仲地投手は即戦力の意味合いもあるのでしょうが、ポテンシャル込みでの指名だと思っています。
指名の可能性があった吉村投手の方が間違いなく完成度は高く見えますからね。
年齢なども考慮した上で仲地投手を選択したのでしょうね。

ドラフトの順位で与えられる機会の差はあるものの、結局は試合で結果を残せるかどうか。
いずれにしても、この中から一人でも多くの選手が大成することを願っています。

テーマ: 中日ドラゴンズ

ジャンル: スポーツ

タグ: 中日ドラゴンズ 

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SPY×FAMILY アニメ第15話「新しい家族」 

SPY×FAMILY」アニメ第15話のネタバレ感想です。

2クール目冒頭から3話連続で続いた「新しい家族」編、完結。
犬さんことボンドが正式にフォージャー家に加入しました。
原作読んでいる時は隔週更新の全6話構成ということもあって長く感じたものですが、アニメだとすぐ終わっちゃいましたね。

過言でも何でもなくフォージャー家によって無事テロは未然に防がれました。
疲労困憊のロイドよりも的確に動いたアーニャと無自覚に暴れたヨルさんの方が活躍しているという不条理さよ。
結局、主犯格にダメージ入れられたのはヨルさんの蹴りのみでしたしね。

ハンドラーが微笑を浮かべながら「今日が平和で何よりだ」と呟くシーンが重い。
その前後にアーニャぐらいの娘がいたと過去形で語ることも含めて、いかに平和が尊いものであるかを思い知らされます。
基本的にコメディ漫画として物語は進行しますけど、背景は相当シビアな世界観であると再認識させられました。

後半はアフターストーリーを踏まえつつ、2クール目初となる日常回。
どっちが面白いと思うかは人それぞれですけど、個人的には素直に笑っていたいからこっちの方が好みです。
幼女とペットのペアはヒーリング効果絶大で癒されます。
ラストシーンでロイドに埋もれながら寝ちゃってるアーニャの絵は、ヨルさんでなくても顔が綻んでしまいますね。

美男美女の夫婦と可愛い娘に優しい大型犬まで増えて、なんとまぁ理想的な家族ですこと。
いつかロイドの任務が終わった時もこのまま家族で居続けてくれることを願っています。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: SPY×FAMILY  SPY×FAMILY(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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ぼっち・ざ・ろっく! アニメ第2話「また明日」 

ぼっち・ざ・ろっく!」アニメ第2話のネタバレ感想です。

面白く観ることはできました。
それと同時にもっと面白く出来るはずという思いも抱きました。


改変ってほどではないですけど、アニメならではの再構成はされていますね。
原作の四コマ漫画のままアニメにすると起承転結のテンポが激しくなるので、一度なだらかにして作り直した感じ。
一つの作品としてはまとまっているけれど、若干ボケの頻度と威力が落ちているのは勿体ないかな。
あえて流したオチも複数個所見受けられました。

演出面だと、ぼっちちゃんの台詞が発声しているのか心の声なのか分かり辛いのも惜しい。
妄想を突っ走っているが故に突飛な発言をするのがぼっちちゃんの特徴なので、もっと目立たせてもらいたかった。

水風呂に入る際や下着姿で演奏するシーンを水着に変更したのはエロを遠ざけたかったのかな。
今回は別にどっちでもよかったんですけど、意外と着やせするタイプというアンバランスさも売りの一つだと思うので、あまり露骨にカットしないて欲しいですね。

逆に思い切った変化はなかなか興味深かったです。
青春コンプレックスの話でまさかの実写映像を流すとは予想外も良いところでしたが、実に効果的だったと思います。
眩しすぎてダメージ喰らった視聴者もいるのではないでしょうか。

ライブのバイト中に男性バンドグループが演奏しているのも個人的には評価したい。
きらら作品は家族以外の男性がほぼ登場しない世界観なのですが、違和感バリバリですからね。

虹夏が原作よりも性格が良いなと感じました。
ぼっちちゃんのフォローをしている今のうちと言えなくもないですが。

リョウの初期ってこんなに可愛かったんだなと思い出しました。
いや、別に話が進むにつれて可愛くなくなるわけではないんですけど、演技だとしても表情の変化があると魅力的に見えますからね。

原作読んでいた時は気付かなかったのですけど、ぼっちちゃんの平日スケジュール鬼すぎませんか。
学校終わってバイト先直行して、その後2時間かけて家に帰るってしんどすぎる。
学生の頃から社畜みたいな働き方していたら潰れちゃいますよ。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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SPY×FAMILY アニメ第14話「時限爆弾を解除せよ」 

SPY×FAMILY」アニメ第14話のネタバレ感想です。

何だかすごく早いペースだと感じますが、実際は原作20話と21話だけしか進んでいません。
中身が濃いからそう思うのかもしれませんね。

相変わらずアクションシーンがダイナミックで見応えあります。
ちょっとした挙動にも手を抜いておらず、細かかな配慮が随所に見られます。
ヨルさんの超人的な動きはもちろん、アーニャのちょこまかと動き回る絵が見られるだけでアニメは楽しいですね。
今回は特にアーニャの奮闘が目立つ回ということもあって、シリアス展開なのに微笑ましかったです。
このぐらいの年齢って時計は読めないんだったかなぁ?

ハンドラー<管理官>ことシルヴィアの淡々と語りかける場面は非常に印象的でした。
戦争の凄惨さを知っている人間ならではの台詞でテロを企てる学生たちとは重みが違います。
甲斐田裕子さんの演技も素晴らしく、耳に記憶が残るようでした。

ラストシーンで変装用の顔を剥いで銃を構えるロイドが格好良い。
夕陽が逆光になっていて、まるで映画のワンシーンのようでした。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: SPY×FAMILY  SPY×FAMILY(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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新米錬金術師の店舗経営 アニメ第1話「お店を手に入れた!」 

新米錬金術師の店舗経営」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作は「小説家になろう」からスタートし、今では富士見ファンタジア文庫にて刊行されているライトノベル。
漫画版を読んでいて面白いと思っていたので、アニメもチェックしてみました。

うん、なかなかイイ感じじゃないでしょうか。
正直リーズナブルというか、コストをかけていないのは感じられるのですが、頑張ってはいると思います。
他のなろう系アニメに埋もれてしまう危険性はあるものの、今のところは及第点は上げられますね。

原作を知らないので漫画版との比較になるのですが、結構丁寧だなーという印象を抱きました。
主人公のサラサが錬金術師の養成学校を卒業するまでの流れがしっかりと描かれています。
もっと軽いスローライフ的な話だと思っていたので、両親との別れは想像以上にヘビーでしたね。

基本的にテンポよくサクサクお話が進むため、ストレスなく楽しめます。
キャラも分かりやすい可愛さに安心できます。

師匠に頭を撫でられるサラサが可愛い。
一度振り払ったのに、その後も撫で続けるシーンはアニメならではの良さでした。

誰しもが連想するのが、いわゆるゲームの「アトリエ」シリーズを酷似しているということ。
可愛い女の子たちが錬金術師となって素材集めのために冒険したり、お店経営をするというのはかなり似ています。
実際雰囲気も似通っているので、同シリーズが好きな人は楽しめるのではないでしょうか。

この作品ならではの売りはあまりないのですが、のんびりと視聴するにはピッタリなアニメですね。
予算的な意味合いで作画の体力が尽きないか多少心配ですけど、ひとまず継続的に視聴したいなと思います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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『骨ドラゴンのマナ娘』3巻 感想 



骨ドラゴンのマナ娘」3巻のネタバレ感想です。

今回から雑誌掲載された分となります。
移行期間中は休載となっていたこともあり久々の刊行で嬉しいです。
WEB連載で追いかけているので中身は知っていますが、通して読むことで没入感は大きく変わりますね。

もっと評価されるべきとはまさにこのこと。
ホント良い作品に巡り合えましたよ。

ユウルの大叔父でオーナーのルドルフ登場。
キツイ性格なのかなと思っていたら、随分と優しいダンディでしたね。
お互い素直になれないだけで、家族思いのイイ人でした。
顔見せ程度の出番で終わっちゃったけど、そのうち本格的にストーリーに絡んでくるのかな。

表紙エピソードである14話「月夜の散歩」が印象に残りました。
ただのイイハナシダナーで終わらずにアクセントのある笑いがあって楽しい。
死の間際にあったおじいさんが昔飼っていた猫の霊にワンパン喰らって幽体から実体に戻されるシーンが勢いもあって面白かったです。
殴られたと呟くおじいさんに対して、すかさずおばあさんが「殴り返して来ましょうか?」と物騒なことを口にするのも素敵。

とにかくそんな言葉選びが秀逸な漫画ですね。
ボケもツッコミも上品で、センス抜群。
原作担当が付いているわけでもないので、作者一人で完成させているのですから凄い。

絵柄も初期から変わらず丁寧に描かれています。
連載が続くとどうしても雑になってしまいがちですが、この作品は安定感が素晴らしい。
生き物を大事に描写していて、猫もワンコも可愛くて癒されます。

もちろん竜の描き方もお見事。
ニセモリこと次男の竜もぷくぷく太ったまん丸ボディで、ニートなのに愛くるしい。
サトモリ様がパンパンとお腹を叩くこともセットで微笑ましく見えました。

エルフのロゼは毎度ながらお綺麗で目の保養になります。
小さなコマでしたけど、ニット姿で女豹のポーズは反則的でしょう。
表情の作り方が巧みで、演技しているのが伝わってくるのは作者の腕のおかげかな。
木の工芸品を扱っていたので、実は工作が苦手というのは意外でした。

娘の成長を垣間見ているような感覚を覚える良作。
唯一の欠点は刊行ペースが空きがちなところ。
早くも次巻が待ち遠しいです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 骨ドラゴンのマナ娘  骨ドラゴンのマナ娘(巻感想)  雪白いち 

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スプラトゥーン3プレイ日記Prat3「バンガラマッチとボールドマーカー」 

購入から早くも1ヵ月。
1プレイがお手軽が故に、ついついもう1回だけ遊ぼうと続けてしまいます。

■ ウデマエを競う「バンガラマッチ」
発売後1週間は専ら「ナワバリバトル」ばかりやっていました。
特殊ルールで競う「バンガラマッチ」が解放されて以降、ウデマエを上げることに必死になっています。

前作まではガチマッチと呼ばれていた4つのルールで遊ぶモードですね。
ガチエリア、ガチヤグラ、ガチホコは1でプレイ済みでしたが、ガチアサリだけは初体験となりました。
経験値の差のせいなのか、ガチアサリだけは異常に勝率が悪くて、かつコツを掴めないため避ける傾向にあります。

個人的に得意だと思っているのはガチホコ。
他のルールと比べると心理戦の要素が大きくて、相手の裏を取ることが出来た時は快感です。
ステージの理解度が物凄く重要ですね。

ガチエリアはステージによって勝率がまるで変わります。
平坦なMAPほどやりやすく、高低差が激しいと途端に負け込みます。

ガチヤグラは心情的には苦手なんですけど、何故か勝てたりします。
逆転し辛いルールなので一方的にやられてしまうこともあるので印象が悪いのかもしれませんね。

■ エイムが苦手ない人にこそお勧めしたい「ボールドマーカー」

バンガラマッチを始めて間もない頃から使用ブキを変更しています。
ずっとスプラローラーを使っていたのですが、ボールドマーカーというシューターにメインブキをチェンジしました。

理由はいくつかあります。
ます最初のキッカケとしては、様々なルールがある中でローラーだと不向きだと感じる場面が増えたこと。
ナワバリバトルで陣地を塗っているだけなら全然問題ないのですが、ガチルールだと戦闘は避けられません。
己のスキル不足もあって、ローラーを使用していると勝てるビジョンが見えませんでした。

2つ目はスペシャルウェポンのウルトラハンコを使いたかったから。
初心者から中級者レベルにとっては、威圧感の凄まじさは他のスペシャルウェポンの比ではありません。
何度もやられた記憶もあって強力な必殺技だと思っていました。
ちなみに、一般的には弱い部類のスペシャルウェポンだと知ったのは後々のことです。

3つ目の理由。
個人的な話ですけども、どうしてもエイムが苦手で敵を狙い撃ちできないという致命的弱点を抱えています。
だからこそ1の頃からローラーを使っていたわけですしね。
そんな中で試し打ちでしたボールドマーカーが個人的な感覚にフィットしました。
射程が非常に短いが故にピントが合いやすく、適度に弾がばらけるために大雑把に撃つだけで当たることもあり、素早い移動能力で撃ち合いではなくあくまで隙を狙うというのが性に合いました。
塗り性能も言うことなしだったというのも決め手となりましたね。

テーマ: スプラトゥーン3

ジャンル: ゲーム

タグ: スプラトゥーン3  Nintendo_Switch 

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ぼっち・ざ・ろっく! アニメ第1話「転がるぼっち」 

ぼっち・ざ・ろっく!」アニメ第1話のネタバレ感想です。

通称・ぼざろ。
個人的に新作アニメの中では一番の期待作。
原作単行本は全て既読済みです。

きらら作品のアニメ化は毎度のことながらアレンジ強めですね。
元が四コマ漫画なので、そのままアニメに持って来るのが難しいのかな。
「ひだまりスケッチ」「けいおん!」の時代から制作会社の色付けが濃く出る傾向があります。
良くも悪くも別物に近いものが出てくることは珍しくなく、本作も例に漏れず印象が結構違います。

制作会社は近年充実ぶりがうかがえるCloverWorksが手掛けています。
「SPY×FAMILY」「その着せ替え人形は恋をする」「明日ちゃんのセーラー服」など質の高さは間違いなく一級品。
必然的に期待度は高まります。

そんな中で視聴した第1話の感想としては、思っていたよりも無難な出来だなぁといったところ。
悪くはないんだけど、という言葉が最初に出てきてしまいます。
原作の魅力と制作会社の能力を考えたら、もう二段階ぐらい上を目指せると思うんですよね。
まだまだこれからでしょうか。

ぼっちちゃんの陰キャっぷりがイマイチ薄い気がする。
明るい顔が多く、常時表情が死んでいる漫画と比べると暗さが足りない。

声優の青山吉能さんは今まであまり触れてこなかった方でしたが、なかなか興味深い声をしていますね。
汚いダミ声が心からの叫びのようで面白い。
テンションの上げ下げが激しい主人公なので、良い意味でどんどん崩れていって欲しいです。

肝心の音楽シーンはカットですか。
尺を稼げますし、アニメならではの売りとして出せるのにこの選択は意外。
重要な場面までとっておくつもりなのかな。

何はともあれ、楽しめてはいるんだけど期待以上ではなかったのも事実。
2話以降で盛り上がるといいなー。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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『ぼっち・ざ・ろっく!』4巻 感想 



ぼっち・ざ・ろっく!」4巻のネタバレ感想です。

いつもの薄暗い室内ではなく爽快な青空をバックにした表紙となっています。
おかげで印象がだいぶ明るく感じますね。
ぼっちちゃん、太陽の下で平気だろうか……。

ついにフェス本番。
作曲に苦心したり、歌声に悩んだり、とにかく練習に明け暮れる日々を過ごした結束バンド。
待っていたのは、未確認ライオットのファイナルステージにすら立てなかったという厳しい現実でした。
確かに甘い世界ではないのでしょうけど、ゆるい世界観に反してなかなかシリアスですね。

大ゴマで描かれたライブ審査シーンは、みんなの笑顔と汗が素敵でした。
ぼっちちゃんですらキリっとした引き締まった表情で、演奏の盛り上がりが伝わってくるようでした。
本人達にはある程度手応えはあったのかな。
悔し涙は今後彼女たちが本気でデビューを目指すキッカケとなるのですかね。

フリーライターのぽいずんが正式に謝罪を示したので、第一印象で抱いた嫌悪感はほぼ和らぎました。
あまり刺々しいキャラというのは、きらら作品には似合わないと思うので良かったです。
キャラを作っていたというのは若干後付けのように感じましたけどね。

とまぁ、ストーリーは大きく動きました。
今後レーベル編に突入していくことになるのでしょう。

でも結局のところ、本作の醍醐味はぼっちちゃんのネガティブ・ボケ・スパイラルなんです。
ひたすらコメディ路線で走り続けてくれた方が唯一無二の面白さを得られると思うんですよね。
今回も楽しかったのですけど、これ以上はシリアスの比率を増やすのは避けて欲しいところです。
そういう意味では、フェス編以降の方が楽しめました。

リョウとぼっちちゃんが似た者同士で後先考えずに行動したりとか。
蜜蜂水着の斬新さとか。
溺れたぼっちちゃんが海水と共に魚を吐き出したりとか。
実は嫉妬されるぐらいナイスバディなぼっちちゃんが胸を水平にされるとか。
肝試しをやりたくてハイテンションになっている喜多ちゃんとか。
一々ツッコミを入れていたら感想を書ききれないくらい小刻みなボケに笑わせてもらいました。

普段のSIDEROSが垣間見れる番外編も良かったです。
大槻の顔の崩れ方がぼっちちゃんとは変化を付けていたりと芸が細かい。
この娘もまた「ぼっち・ざ・ろっく!」の名に相応しい独り身気質なところが窺えますね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ぼっち・ざ・ろっく!  ぼっち・ざ・ろっく!(巻感想)  はまじあき 

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SPY×FAMILY アニメ第13話「プロジェクト〈アップル〉」 

SPY×FAMILY」アニメ第13話のネタバレ感想です。

3ヵ月の期間を経て、スパイファミリーが再開しました。
話数からして、あくまで1期の分割2クールというスタイルのようですね。
1クール目の最終回を観終わった時は待ち遠しかったですが、いざこうしてみるとあっという間でした。

さて、2クール目はいきなり初っ端から長編開始。
コメディ路線で話が進むことが多かった1クール目と比較すると、シリアス展開におやっ?と思うかもしれません。
要所で和やかなボケが挟まりますので楽しく観れていますけどね。

犬、登場。
原作のネタバレになるのであまり迂闊なことは言えないのですが、概ね想像通りに動いてくれて満足です。
アーニャを背に乗せて走るシーンで、犬目線で走る躍動感は素晴らしい演出でした。

ヨルさん相変わらず妄想突っ走っていますね。
普通に考えたら余所見して娘を見失うのはイケナイことなんですけど、テンパっているヨルさんを見るのは何故か楽しい。
最後のマジ蹴りで戦闘力も発揮してくれて、さっそくエンジン全開な母でした。

ロイドは活躍しているのですけど、果たして腹痛という言い訳で離れてよかったのだろうか。
アーニャに「ちちのくそ くそながい」なんてフォローはされる始末ですし。

新OPとEDもお披露目。
前期はセンス抜群でお見事だったのでハードル上がっていましたが、期待を超えるクオリティに驚き。
まるで劇場版かのような色彩と細やかなアニメーションに改めて予算の偉大さを思い知りました。
爆発的な人気が出るかどうかはともかく、間違いなく素晴らしいアニメになることは約束されていますね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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『トモダチゲーム』21巻 感想 



トモダチゲーム」21巻のネタバレ感想です。

友断ちゲーム、第二ラウンド開始。
ロッジが焼け落ちたことで状況は一変しました。

銃弾を撃ち込まれた豪理はよく生きてましたね。
普通死ぬでしょ、あれは。
さすがにこれは計算したわけでなく、友一は殺すつもりだったのでしょうね。
確かに殺されかけたのですからやり返す権利はあると思います。
ただ、明確な殺意があった事実は傷跡を残しそうですね。

物資保管庫に場を移し、新たな局面に移行しました。
この最終局面で新登場したキャラも不気味で面白そうではあるのですが、やはり興味があるのは因縁の面々になります。
今回から友一vsゆとり&真次が色濃く出るようになり、お互いが己の主張を通そうとするやり取りに目が離せません。
表面上の言葉だけでなく、裏を探り合っているこの感じこそ、本作の醍醐味だと思います。

紫宮が言う違和感、聡音の言葉でいえば既視感というのは大きなヒントでした。
確かに読み返すと、友一が口を開いたあとに周囲が助け舟を出すという展開は既にありました。
これはきっと友一は皆とは言わずともある程度の人間のパスワードを握っているのは間違いなさそうですね。
前回のパターンと比較すれば、いくつか特定のワードが繰り返し使用されているのが分かります。
少なくとも豪理が挙げた狭口君子、種田北斗、荒野凪の3人はハメられているようにしか見えませんね。

逆にここまでほぼ絡みがなく、表情が悉く構図で隠されている波羅川ソラが物凄く怪しい。
どんでん返しのポジションを担っていたとしても不思議ではありません。
川内太郎は寡黙で何を考えているのか分かりませんが、豪理を助けようとするところを見ると悪い人ではなさそうですね。

相変わらずゆとりの見た目だけは完璧すぎてて、ついつい見惚れてしまう。
見開きのドアップページで「人数を減らさなきゃ」と発するゆとりの朗らかな顔が怖いんだけど可愛い。
はぁはぁと興奮して胸を強調するシーンは悔しいけど凝視してしまいます。

記念すべき100話にてトモダチゲームの原案が、実は友一発案によるものだった事実が発覚。
これはどう考えても運営側トップは、友一の関係者なんでしょうね。
今まで四部の父親は金の亡者でろくでもない親父だと思っていましたが、友一によって狂わされていたのか。
四部が裏切った理由はまだ途中のようなので、早く真相が知りたいです。

テーマ: 漫画の感想

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『まったく最近の探偵ときたら』1巻 感想 



まったく最近の探偵ときたら」1巻のネタバレ感想です。

「川柳少女」を手掛けた五十嵐正邦さんによるドタバタコメディ。
一時期2作品同時連載という離れ業をやってのけていましたね。
どちらの作品も好きですが、笑いの破壊力は遥かにこちらの方が上です。

勢いだけで乗り切ろうとする強引さが面白い。
笑い疲れるほどなので、一気読みするのは良い意味でしんどいですね。

主人公の探偵・名雲が年齢の割にくたびれたオッサンすぎる。
35歳ではなく、55歳の間違いじゃなかろうか。
それどころか、今時シルバー世代ですらスマホを使うのに存在すら知らないとかどうなってんだ。
持病の腰痛を抱え、歯痛で眠れないという中年ですが、かつて一世風靡しただけあって推理力だけはちゃんとあるようです。
まぁ、観察眼すらなかったらただのオッサンですしね。

相棒役の真白は若さ溢れるパワフルな女子高生。
見た目は凄く可愛い。
特にポニテでメガネをかける姿はストライクど真ん中です。
中身は、さながら四次元ポケットのように身体のあちこちに収納する術を持ち、ボウリング玉を投擲できるゴリラ少女。
猪突猛進という言葉がピッタリです。

張り込みと思われる真白がラーメンを食べている表紙こそ、まさにこの作品を表していますね。
真面目にアホなことをして大声でツッコミを入れる、そのテンポの良さが楽しい。
恋愛要素は今のところほぼ皆無なので、ラブコメではなくギャグに全力で寄っています。

安定した画力も素晴らしい。
毎度のように見せる顔芸の濃さも作者の腕があってこそ。
初っ端から古畑任三郎が似すぎてて笑うしかありません。

変にシリアスを混ぜるのではなく、初志貫徹でコメディを貫き通して欲しい作品ですね。

テーマ: 漫画の感想

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タグ: まったく最近の探偵ときたら  まったく最近の探偵ときたら(巻感想)  五十嵐正邦 

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『ちはやふる』43巻 感想 



ちはやふる」43巻のネタバレ感想です。

名人クイーン戦、開幕。
全てはこの道に繋がるためでした。
青春を、そして人生を捧げてきた千早と新の初挑戦が始まります。

積み重ねてきた伏線が次々と解かれていく様は一種の快感を覚えます。
これぞ長期連載の特権といえるでしょう。
主役を取り囲むように脇役が場を盛り立ててくれます。

今回のハイライトは、千早の着物を届けに来た千歳だと思います。
日頃文句ばかり口にする姉でしたけど、妹の晴れ舞台のために強行日程を敢行したのは胸を打たれます。
父親が荷物を間違えた理由が、千歳の鞄に千早特製ダディグッズが入っていたということも判明。
賀正さんが回す取材カメラに映る姉妹の寝顔は実に尊い瞬間でした。

クイーン戦第一試合、千早vs詩暢。
大方の予想通り、詩暢が先勝となりました。
仮の着物を纏い、舞台慣れしておらず、憧れの浦安の間ということで固くなってしまった千早に勝機はなかったのでしょう。
それでも最後の一枚に意地を見せて、詩暢に爪痕を残せたのは立派。
二試合目からはきっと好勝負が期待できるはず。

名人戦第一試合、新vs周防。
こちらは新が伸び伸びと躍動し、周防名人に黒星を付けました。
太一が連れてきた周防の親族の存在に気付いた時、名人の本気が見られるかもしれません。

まだまだ序盤戦といった感じ。
ボルテージは上がり続けることは約束されています。
期待は止まりません。

テーマ: 漫画の感想

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2022年秋アニメ新番組注目PV 

今期秋アニメで注目している作品のPVをまとめてみました。
まだ夏アニメの視聴が間に合っていないため、既に放送開始済みの作品にも手を付けられていません。
本来であればチェックしているものは全て目を通したいところですが、取捨選択しないと時間が足りませんね。

▼[1] ぼっち・ざ・ろっく!


きらら作品の最終兵器が遂にアニメ化。
話題になってから長く感じたので、若干勢いが落ちてしまいましたがアニメで再ブレイクを期待したい。
PV見る限りちょっとシリアス強めなのですが、コメディに全振りしてくれてもいいんですけどね。


▼[2] SPY×FAMILY 第2クール


1クールのスパイを置いて、帰ってきたスパイファミリー。
前回終わった時は待ち遠しかったけど、いざ始まるとあっという間でしたね。
まるで劇場版のような力の入り具合で、今期も安心して観られそうです。


▼[3] 弱虫ペダル LIMIT BREAK


4年振りとなる弱ペダ第5期。
個人的に原作よりアニメの方が楽しめる作品なので、この時を待っていました。
燃えるBGMが多いのがいいんですよね。


▼[4] 新米錬金術師の店舗経営


原作はなろう発のライトノベル。
漫画版を読んでいるのですが、コミカルなノリで楽しめています。
どこからどうみてもアトリエシリーズに見えるんですよね。


▼[5] 聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-


聖剣伝説シリーズ初となるアニメ作品。
LOMはプレイしたことあるんですけど、途中で積んでしまったんですよねぇ。
リマスター発売したこともあって先にゲームをプレイするかどうか悩みます。


▼[6] うる星やつら


令和の時代に復活したうる星。
声優陣が人気中堅を揃えているのが年齢層を狙い撃ちしている感じ。
しかしながら、あの当時だから出来たノリやネタが多いので果たして成り立つのかどうか。


▼[7] ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ


まさかのクソアニメ第二期。
コメントありきで視聴するタイプの作品ですね。
くだらないと思いつつも観ちゃいます。


▼[8] 機動戦士ガンダム 水星の魔女


ガンダムTVアニメシリーズ最新作。
そこまで積極的にガンダムは見ないのですが、この作品はちょっと気になっています。
絵柄は好みです。

「転生したら剣でした」「夫婦以上、恋人未満。」あたりも少し漫画で読んでいて興味があります。
この他にもノーマークの作品で評判良いものは1話だけでも目を通したいなと思います。

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『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』6巻 感想 



姫乃ちゃんに恋はまだ早い」6巻のネタバレ感想です。

嫉妬深い姫乃ちゃん編……って、いつも通りか。
親友のユキちゃんがオージくんと親しそうに話しているだけで疑うなんて、怖いわこの娘。
幼い少女だから背伸びしている感が可愛げがあるように見えるだけで、女子高生あたりになってもこのままだったら相当重い女になりますよ。
しっかりコメディとして面白くなっているので余計な心配かもしれませんけどね。

姫乃ちゃんが大人になったら姉の梓みたいになるのかなぁ。
相手にバレてようがお構いなしにあざとくて、分かっていても釣られてしまうのは男の性だよなぁ。
一嵩から見たら魔性の女にしか見えません。
UFOキャッチャー回で「私が欲しいって言ったら?」という台詞は反則でしょう。
騙されてもいいからお近づきになりたいと思わされてしまいます。

それでもやっぱり最大のライバルは翼ちゃんですね。
お互い友達で無意識なんだろうけど、男女が二人っきりで遊ぶというのは姫乃ちゃんでなくても思うところがあります。
スポーティーな格好もデカTシャツワンピもあどけなくて可愛すぎます。
姫乃ちゃん以外も恋を知る年齢になった時に、どのような思春期を迎えるのか興味深い。

今回も面白かったです。
唯一の難点は、あっという間に読み終わってしまうことですね。

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『ぼっち・ざ・ろっく!』3巻 感想 



ぼっち・ざ・ろっく!」3巻のネタバレ感想です。

作者のあとがきにもあるように、ぼっちちゃん以外のバンドメンバーに焦点があてられた回ですね。

作曲のスランプに入ったリョウを励ますみんなが良い子過ぎる。
今までだって仲間だったはずですけど、何ていうか個々で頑張っているような印象を受けていました。
ようやく一つのバンドグループとして結束したのが、この瞬間だったような気がします。
リョウが思い浮かべたフェスの見開き絵はいつか実現して欲しい青春の一ページですね。

歌声に自信が持てなくなってしまった喜多ちゃん。
ぼっちちゃんと比べて無個性だと悩んでましたけど、あんな個性の塊のような人と比較すること自体が無謀ですから。
確かにぼっちちゃんは唯一無二な存在でしょうが、喜多ちゃんだって魅力的な女の子です。
バンド内でも飛び抜けて陽キャラでモテそうだし、友達や彼女にしたいのならナンバー1だと思いますよ。

リーダーということもあり人一倍責任感の強い虹夏。
新しいライブのお誘いに浮足立って皆をそそのかしてしまったことにショックを受けるって真面目だなぁ。
虹夏に限った話ではないけど、優しい女の子ばかりで全然ロックって感じがしませんね。

みんなそれぞれ特徴があって可愛かった。
しかしながら、ぼっちちゃん一人のインパクトに全員でかかっても勝てません。
陰キャでコミュ障のくせして抑えきれない承認欲求モンスターのせいで悪目立ちするという悪循環。
何度自滅しても同じ失敗を繰り返すのですから、ある意味メンタル強いんだろうか。

ノミみたいと言われちゃうライブパフォーマンス。
お化け屋敷の幽霊役が逆に驚く顔面崩壊。
しまいには顔の部位の接着が弱いと言われる始末。
この子だけで成立してしまうボケの数々に立て続けに笑わせてもらいました。

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