fc2ブログ

明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

『宇宙兄弟』41巻 感想 



宇宙兄弟」41巻のネタバレ感想です。

遂に月面に降り立った南波兄弟。
幾度もの試練を乗り越えた再会は、ここまで読んできて良かったと思える達成感すらありました。
無事に地球へ帰るまでがミッションとはいえ、本作品の最大の盛り上がりは前回で終わったといえます。

そのため終わりが近いのかなと思っていたのですが、まだしばらくは続くようですね。
合同ミッションに挑んだりしてて、比較的平和な内容でした。
これ以上トラブル発生しなくてもいいんですけど、物語としては起伏が必要になるんでしょうね。

日々人のパニック障害が再発する怖さは常に付きまといます。
本当に問題ないのだとしても、最悪の事態は想定してしまうのは致し方ない。
だからこそNASAでは居場所がなくなったわけですしね。
腕を擦っているのが嫌な伏線にならなければいいな。

まぁでも大丈夫か。
何ってたって頼れる兄貴が隣にいるんですから。
洞窟奥へ単身乗り込んで行っちゃうような日々人だけだと心配になるけれど、近くに六太がいると安心感が違いますね。

メッセージ性が強い作品なので、毎回響く言葉があります。
今回一番印象に残ったのは、父親がムッタに向けて送った「存分に楽しみ直せよ」という台詞。
あまりに多くの出来事があったため後ろ向きになっていたこともあったけど、せっかく月にいる今を大事にしなければ勿体無いですよね。
シンプルながらに良い言葉だなと思いました。

面白くて大好きな作品だけに、現実との乖離に悔しくもあります。
現在の世界情勢を完全に切り離して読むのが心情的に結構大変です。
アメリカとロシアが協力して宇宙開発に投資する日は訪れるのかなぁ。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 宇宙兄弟  宇宙兄弟(巻感想)  小山宙哉 

△page top