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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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チョコボGP 3週間プレイした感想 

「チョコボGP」発売からちょうど3週間。
世間の評判は最悪ですが、個人的には楽しんでプレイしています。

現状のデータがこちら。

チョコボGP 3週間プレイデータ

タイムアタック、シリーズレース、ストーリーを各30回ぐらい走っています。
残る400回近くがオンライン対戦となるGPモードですね。
8人対戦の上位4人が勝ち抜ける形式で、3回勝ち抜いたあとに1位を獲得するとグランドチャンピオンとなります。
これがなかなか難しく、未だに5回しか経験がありません。
最近は運さえ悪くなければ大体決勝レースのFinal8に参戦できるだけの腕にはなってきましたが、優勝は困難です。

さて、閑話休題。
発売直後から悪評が知れ渡り、非情に評判が悪いと思われます。

実際、残念ながら問題点は多々存在します。
ただし、良いところがないわけでもありません。
そして、悪いところは誇張されている部分もあると思っています。

個人的に良くも悪くも気になったところをまとめてみました。

◎ 良いところ ◎

▼ キャラクターが可愛い
キャラモデリングは素晴らしいと思います。
主役のチョコボの可愛さはケモナーでなくても、ときめくものがありますね。
もちろん、カミナやシロマなど女の子キャラも魅力的で、操作するのがそれだけで楽しくなります。


▼ 良質なBGM
やはりFFシリーズ作品のアレンジで走るレースはそれだけで燃えます。
原曲の良さを残しつつハイスピードの展開に負けない曲に仕上がっていると思います。


▼ スピード感のあるレース
最初はビギナーで始めていたので疾走感が足りないと思っていました。
マスターにした途端、コーナーを曲がるのが大変なくらいスピーディーな走りになりましたね。
タイムアタックなどギリギリのラインを攻めていると気持ち良くなります。



◇ どっちでもないところ ◇

▼ チュートリアルが難しい
ストーリーモードの最初にスタートダッシュとドリフトの練習が入りますが、これが不評。
操作中に画面がストップしてミスをするとやり直しとなります。
でも個人的にはこれはいい練習になったと思っているので、むしろ評価しています。
ボタン操作しなくてもいいとか、ハンドルを切りすぎると駄目とか若干説明不足なのが問題かな。


▼ メニューBGMがボーカル付き
実は結構好きだったりするのですが、評判は微妙のようですね。
電波ソングとまではいかずとも癖のある曲なので、せめてオプションで曲変更できたら良かったかな。


▼ レベルが上がり辛い
毎日コツコツプレイして19日目に追加キャラであるクラウドを獲得する権利を得るレベル60を達成。
獲得ポイントが増えるステッカーをあまり使わずプレイしていたので、使用していたらもっと楽だったと思います。
個人的には苦ではなかったのですが、もっと早く欲しいという声が目立ちましたね。



× 悪いところ ×

▼ 配慮にかけたストーリー
メタ要素満載でFFやチョコボシリーズ好きな人ほど嫌悪感が増すシナリオ。
そして逆に知らない人からすると内輪ネタばかりで、どちらにせよ楽しめないという状態。
ぶっちゃけ、ストーリーはおまけだと思っていたのでさほど重要視していませんが質が高いとは言えないのは確か。


▼ まるでソシャゲのようなシステム
買い切りのゲームにおいて、課金が前面に出過ぎているデザインは評判悪くて当たり前でしょうね。
ログインボーナス、デイリー&ウィークリーチャレンジリストなど義務感を与える設計は好みではありません。
ミスリル、チケット、ギルなどゲーム内通貨の種類も多くて分かり辛い。
新規ユーザーも捕まえにくいでしょうし、古参にも反感買うし散々だと思います。


▼ 偏るコース選出
どうしてもマリオカートを比較してしまうとコース数が少ないと感じるという声も多いです。
チョコボレーシング時代と比べれば、1コースにつき2,3種類マイナーチェンジがあるので増えてはいるのですけどね。
問題は21種あるうち、見た目がほぼ同じ「次元の狭間」でアルファ3種、オメガ3種の計6コース存在すること。
ランダムで選ばれるにしろ、比率的に偏っているように感じてしまいます。


▼ 続出した不具合(28日のアップデートでほぼ改善?)
一番の難点はせっかく勝利したのにマッチング画面から進まなくなること。
発売直後は5回に1回程度、1週間後でも10回に1回程度発生しました。
連戦でグランドチャンピオンを目指す仕様でこの不具合は致命的で、かつ頻度も高くて困りました。
インパクトの強いスタートが不一致、周回足らずでゴール扱いなどは100回中1回程度なのであまり気になりませんでした。
いずれもアップデート後は一度も体験がないので改善したとみていいのかな。
これを機にプレイ人数が増えればいいけど、残念ながら発売直後の炎上だと厳しいですね。

テーマ: ゲーム

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『銀のニーナ』15巻 感想 



銀のニーナ」15巻のネタバレ感想です。

結局、形としては出戻りになった修太郎。
東京へ行って気付いたようですが、さすがに遅すぎますね。
もちろん実際その状況になって初めて思い知ることもあるとは思うんですよ。
巴のことが一番大事だったと気付くキッカケとなったのはいいんです。
個人的に引っ掛かるのは、東京へ行く目的が曖昧過ぎたこと。
14巻の感想でも言いましたけど、気持ちを整理のためという理由で巴や吉岡を振り回すのはアラサーがすることではないでしょう。
巴の両親も納得したんだろうか。

とまぁ小言はこれぐらいにして、二人が共に歩むことになってくれて嬉しいです。
プロポーズがキャベツ畑の中心で愛を叫ぶことになったのも、この二人らしくて良かった。
巴がツッコミ入れたように、半袖短パンの男が農作業服の女性に告白するのは何とかならなかったのかと思わないでもないですけどね。

最終巻の半分は修のホームシックを描いた内容で、最終回に向けての溜めになっています。
その割には最終回があっさりしすぎているので、若干物足りなさはありますね。
後日談がなければ味気ないところでした。

特別編その1は中学2年生になったニーナの話。
妊婦になった巴と畑で働く修の姿も垣間見れて、やっと幸せな二人が見れて良かった。
アリサやマコトとも仲良さそうで、最終回後も地続きの物語が綴られているので安心しました。

ラストエピソードとなる特別編その2は高1になったニーナが夢を掴もうという話。
165センチまで伸びたニーナはモデルっぽく綺麗になりましたね。
でも中身は小学生の時のままで、良い意味で純真。
結局この作品の雰囲気は、ニーナのピュアな心で成り立っていたんだなというのが分かります。

北軽井沢のスローライフ、面白かったです。
真似できるものならしてみたい平和で羨ましい世界が詰まっていました。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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『ちはやふる』29巻 感想 



ちはやふる」29巻のネタバレ感想です。

表紙のヒョロ君がインパクト凄まじい。
29巻まで刊行されたからこそできるもので、軌道に乗る前だと却下された案でしょうね。

しかし、ここまで購読してきた読者なら分かっています。
ヒョロ君がいかに人間味のあって信頼たる人物であるということを。
努力しても才能の前には屈し続けてきた彼だからこそ、北央キャプテンとして相応しいということを。
自分がエースとぶつかることで星勘定をしていたとしても、決して試合を諦めているわけではない。
素直に格好良いなと思います。

瑞沢は瑞沢の、北央には北央の想いがぶつかる好試合。
肉まんくんと机くんが積み重ねてきた3年間は決して軽いものはありません。
運命戦にフラれても頑張ってきたこれまでがあったからこそ全国大会進出の切符を掴んだのだと思います。

同時に痛感させられる真島の穴。
部長がまとめ、キャプテンが引っ張る昨年までの団結力が薄れてしまっています。
慣れないまとめ役をする千早ですが、一朝一夕にはいきませんね。

母親同士の語り合いにも響くものがありました。
太一の母親が息子がかるた部を辞めたことに消沈するのは後ろめたさもあるのでしょうか。
確かに千早視点からすると厳しい母親でしたが、決してそこまで非難される程のことはしていません。
子供は必死で欺こうとするけど親にはバレバレっていうのは、自分自身を振り返ると苦笑いしてしまいます。
親の心子知らずとはよく言ったもので、歳をとって初めて親の気持ちも分かるものですね。

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『味噌汁でカンパイ!』4巻 感想 



味噌汁でカンパイ!」4巻のネタバレ感想です。

表紙がただのイチャイチャしているカップルに見える。
実は女の子側が母親気分で膝枕をしているなどとは未読の人は思わないでしょうね。

1話から何度も繰り返し挟まれていた回想の経緯が明らかに。
善が母親を失う前後について語られています。
大切な人と最後に会える日は唐突にやってくるもの。
善に時折陰が差すのはありし日の記憶に後悔があるからなのか。
仕方がないと割り切るには幼過ぎましたね。

そして、だからこそいつも横にいてくれた八重に特別な想いを抱くようになったんですね。
母親になって欲しかったわけではなく、優しさに浸ることができて嬉しかったのでしょう。

善の誕生日祝いを一番乗りしたかった気持ちの正体に全然気付いてなさそうな八重。
その感情に名前をつけるとした甘酸っぱいものにしかなり得ないと思うんですがね。
母親気分から恋に変化するのは遠い未来の話ではなさそうです。

幕間で朝御飯代の出所について説明されていますね。
ちゃんとお互いの親が予算組んでくれていたようです。
これ本編でも一度は触れていた方がいい話なのではないでしょうか。

成長期の話が出てましたけど、むしろ初期と比べて随分等身が縮みましたね。
こっちの方が可愛らしいので良い変化だと思ってます。

☆第18&19&20杯目 おとしいものお味噌汁☆
山芋の味噌汁を食する習慣はないなぁ。
粘り気のある芋だと前回出た里芋が定番という印象です。

☆第21杯目 栗とさつまいものお味噌汁~お団子入り~☆
さつまいもは本当に味噌汁が甘くなりますよね。
栗は汁が染み込まないから別々で食べている感じ。
それにしても、朝御飯で栗ご飯とサンマも並べるとは贅沢すぎる。
美味しそうだけど、こんなに朝から食べれませんよ。

☆第22杯目 出汁4種類☆
どんどん奥深い話になってきて付いていくのが大変になってきました。
味噌汁より二見先生のキャラに惹かれてしまう回でしたね。

☆第23杯目 ブリのあら汁☆
もはやノーマルな味噌汁は底をついたのだろうか。
汁物ではなくオカズの一品であることが多くなってきました。

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ジャンル: アニメ・コミック

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第12話「その着せ替え人形は恋をする」 

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第12話のネタバレ視聴感想です。
漫画の第37話から第39話までを描いた内容となっています

最終回も平常運転で素晴らしい出来でした。
作画ってこんなに1クールずっと安定しているものでしたっけ。
例えば今回だったらプールに落ちて水浸しになった五条君と喜多川さんの顔が水面に反射する光で揺れる演出とか、カメラをぐるぐる回しながら一面の空に弾ける打ち上げ花火とか目を見張るシーンが度々ありました。
いわゆる作画崩壊回なぞ結局まるでなかったですね。

大方の予想通り、最終話を飾るのは原作5巻の後半を占めるラブコメでよくあるシチュエーションの数々。
コスプレで繋がっていた五条君と喜多川さんが、コスプレ要素皆無で夏休みを堪能する話です。
二人っきりの時間の流れがゆったりと流れていて、恋心を育むストーリーが印象深いエピソードでした。
雛人形師になりたいだけあって浴衣に見惚れる五条君と、そんな五条君の照れている姿が嬉しい喜多川さん。
自然と頬が緩くなってしまうほどニヤニヤしてしまいます。

ホラー映画鑑賞、浴衣デート、寝ながら通話。
どうみてもリア充のカップルにしか見えません。
ダラダラ喋っているだけでも幸せだし、好きな人が近くにいればなんだって楽しい。
心があったまりますなぁ

喜多川さんのお父さんはガッツリとカット。
父娘のやり取りが仲良くて微笑ましかったので見てみたかったな。
宇佐美さんもそうだったけど、出来る限り余計な登場人物は排除しようという意図だったのかな。

あとは構成を変えたのは一度浴衣デートでEDを迎えたかったからなんでしょうね。
Cパートで喜多川さんが寝てしまった五条君に「好きだよ」って囁くシーンは、ラストに相応しかったです。
原作通りではあるのに「またね」の意味が二期を表しているみたいで嬉しい。

あー、楽しかったぁ。
これだけ爆発的に人気が沸騰したのなら二期は堅いでしょう。
問題は原作5巻分を1クールで収めたことを考えると、一昨日発売されたばかりの9巻ではまだストック不足ということ。
順調に話が進んだとしても次は1~2年後ぐらいかな。
いつまでも待ってますよ。

最後にスタッフの皆様お疲れ様でした。
素晴らしいアニメをありがとうございました。

テーマ: アニメ・感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: その着せ替え人形は恋をする  その着せ替え人形は恋をする(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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『その着せ替え人形は恋をする』9巻 感想 



その着せ替え人形は恋をする」9巻のネタバレ感想です。

喜多川さん太る、の巻。
元々痩せているからこの程度は誤差程度のはずなんですが、モデルとしては体型維持は基本なんでしょうね。
喜多川さん本人的にはコスプレ衣装が着れなくなっている方が死活問題のようですが。
内容的にも喜多川さんのコスプレはお休みの回でした。

軽くひと休憩でラーメンを食べるような娘ですし、太るのは時間の問題だったかと。
今回のはある種、幸せ太りみたいなもんですけどね。
五条君の仕事出来すぎです。

以前宣言した通り、一眼レフを買った喜多川さん。
ノリで高級品を買う喜多川さんに恐怖する五条君の気持ちがよく分かる。
高額な買い物の場合は、じっくり事前調査して使用者の感想を見比べがちなタイプとしては豪快で羨ましい。

三つ編みルーズソックス姿の喜多川さんがひと昔のギャルのようで懐かしい。
田舎の少女風で可愛さ有り余ってますね。
お爺ちゃんの写真を撮りたがるところとか、めっちゃいい子って感じ。
ただ、この写真が変なフラグにはならないとは思っていますが、ちょっと気になりました。
ところで、顔のアップばかりでせっかく買ったルーズソックスを全然撮影していないのは五条君が喜多川さんに夢中で気付かなかったということでいいんでしょうかね。

カメコの涼香さん、すっかり準レギュラーになりましたね。
コスプレイヤーに尊ぶ姿は読者の写し鏡のようです。
えっちで可愛い女の子と男の子が好きなのは、よく分かりました。

涼香さんの友達としてアキラさんとミヤコさんが登場。
二人とも格好良い大人の女性ですが、造形師のアキラさんは喜多川さんを見るなり表情を曇らせて何かある様子。
この状態でお預けだとアキラさんに対する評価というか捉え方が難しいけれど、きっといい人ではあるんでしょうね。

それにしても、五条君の長文感想がストーカーみたいで怖い。
アキラさんもよく会おうと思ったもんですよ。

そしてやっと来ました、待望のジュジュ様再降臨。
てっきり継続的に絡んでくると思っていただけに、全然出てこなくてウズウズしてましたよ。
人気コスプレイヤーということもあって、強キャラ感半端ない。
性格的に断られそうだけど、もしも合わせに参加することになったらSNSの反響は凄まじいことになりそうですね。

テーマ: アニメ・感想

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タコピーの原罪 最終話「2016年のきみたちへ」 

タコピーの原罪」最終話のネタバレ感想です。

短期集中連載で描ききった話題作。
近年ショッキングな出来事で読者の関心を引っ張る傾向が散見される漫画業界において、本作も類似作品の一つなのではないかと当初は疑っていました。
確かにインパクト重視で釣っていないとは断言できません。
それでも強烈な物語に続きを渇望したのは事実。
最終回が配信された本日、日付変更した更新直後に読まずにはいられませんでした。

しずかちゃんとまりんちゃんの行く末は、今までの絶望的な状況を考えるとハッピーエンドと言いたくなります。

言葉にも出したくない悪夢の連鎖。
ただのイジメでは留まらない深い闇が根底に粘り付き、解決策の見えなさに嘆くしかない展開が続いた中盤。
あくまで地獄の日々と比べてという前置きが必要ではあります。
それでも、いがみ合っていた少女二人が憎まれ口を叩きながらも笑いを浮かべている今があることは救いだなと思います。

タコピーが最後に作ってくれたのは、話すキッカケ。
それが二人を繋いでくれたことが悲しくて、嬉しい。
逆に東くんは関わらないことこそが平和だったというのも寂しくて、ホッとします。

家族が元通りになったわけでもなく。
虐待が終わっただけでもない。
気分的にハッピーエンドに感じるだけで、最終回で直接描写がなかった部分は今もまだ厳しい現実があるのでしょう。

でも、心を許した相手がいれば生きていける。
限界ギリギリでも共依存でもいいんじゃないかな。
ご都合主義であろうとも報われない結末が見たかったわけではないので、これで正解なんだと思います。

うん。
読むことができて良かったです。


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『ちはやふる』28巻 感想 



ちはやふる」28巻のネタバレ感想です。

49巻で完結が発表された本作品。
途中まで読み進めてはいたのですが、この機に1巻から再読してみました。

アニメ第3期が原作27巻で終了したため、この28巻からはまだ未アニメ化部分となります。
是非とも続きを制作して欲しい限りですね。

さて、前回太一の退部に続いて千早まで休部。
瑞沢高校がバラバラになりかけていたところに、かるた部作ったという新からのメールが届いて千早が顔を上げたという展開でした。

やっぱり千早はかるたをしている時が一番魅力的。
我が儘ぐらいでちょうどいいといえる主人公が復活すると物語が勢い付きます。
しかしそれでも太一がいないので、やっぱり寂しい。
菫が「私にとっての瑞沢かるた部じゃない」と涙した通り、千早と太一がいなければ別物なんですよね。
気遣いのできるまとめ役がいてこそ、千早も輝けるということを痛感します。

朋鳴に負けたことで千早も完全に目を覚ました様子。
今までは自分だけのことを考えたいたけれど、太一の代わりに瑞沢を引っ張ることを決意した顔は凛々しかった。
戻ってくると信じている割には決別の意志すら感じさせましたね。

ウザい絡み方をする後輩・田丸は作中内外関係なく人気ないんだろうなぁ。
実際この自虐風自慢はムカつきますし。
遂に部内からも不満の声が噴出するようになったけど、自業自得だから可哀相とは思えません。
机くんの「このくらいの誉め言葉 ウソでも言える」という黒い発言が今のところ悪い方向にしか影響が出ていないのが残念です。

かなちゃんのまつげが4本になっているという衝撃の事実。
机くん、よく気付いたなぁ。
気になってチェックしてみたけど、前巻は3本だったので直前で増えたばかりのようですね。

巻末のおまけ四コマ漫画は福井予選大会。
「ちはやふる」はおまけ漫画が面白いので隅々まで楽しめるのが良いところですね。

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黒猫と魔女の教室 第2話「十二星座の魔法」 

黒猫と魔女の教室」第2話のネタバレ感想です。

開幕から尻の穴どアップという需要が行方不明からスタート。
猫相手ならいいじゃないかと思わないでもないですが、中身は普通に成人男性ですからね……。
悪夢と口にするスピカの気持ちも分かります。
言い間違えたしり師匠呼ばわりは読者に定着しそうで怖い。

2話らしく、舞台説明として魔法の特性について語られています。
星座を題材にした漫画は古今東西ありふれているけど、星座魔法というのは直球すぎて意外と珍しいかも。
個人的には天秤座なので心眼魔法が気になりました。

魔法の才能がないということでしたが、思っていたよりも普通にできていますね。
全く発動すらしないのかと思っていましたよ。
植物魔法というのは、結果的に農家であるスピカにとってピッタリでした。
半年間のノリツッコミしてしまうほどに。

魔法の描画が素晴らしく、スピード感が伝わってきます。
可愛い女の子を描くことに定評のある作者ですが、こんなにエフェクトやオブジェクトも巧かったかな。
新作を練るにあたって技術を磨いたのだとしたら尊敬に値しますね。

若干難点なのは、一枚絵としては見事でもコマ間の動きに脳内補正が上手くできないこと。
魔法の軌道に見慣れていないからなのか、それとも表現側に問題があるのかは現時点では何とも言えません。
3話になれば気のせいだったということになりそうですけどね。

スピカが可愛いので見応えありますね。
初魔法発動時に捲れたスカートから露になったふとももが健康的だなぁ。
逆さ吊りになってスカートを抑える姿、植物魔法をコントールできず縛り上げられるのもエロくていい。
無駄なパンチラは不要ですけど何故か見えない鉄壁ガードは萎えるので、見せる時は全力でパンモロしていくスタイルは潔くていいと思います。


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『あせとせっけん』8巻 感想 



あせとせっけん」8巻のネタバレ感想です。

8巻でも初っ端からイチャイチャしてますな、このバカップルは。
交際1周年記念デートやお風呂で背中流しなど、ラブいやり取りで充満しています。

ダイエットをこっそり一人で画策する流れかと思いきや、しっかり香太郎に伝えたのは麻子の変化がよく分かる例ですね。
本当にこのカップルはホウレンソウを大事にしているから、無駄にこじれずに済むのがいい。
漫画的にはついストーリーありきになってしまうところですが、キャラクターを作者の都合のいいように動かすなんてことがありません。
自立しているように行動するおかげで温度感のあるキャラクターとして魅力がアップしています。

だからこそ嗅がないでと言われた時の香太郎の衝撃が、過去最大級だったことも笑いつつ自然なリアクションだと思いました。
ってか、変な人と評価されることにもショックを受けていますが、何を今さらというか。
どうみても変人です。

2度目の社員旅行は、キャラが増えたこともあって賑やかですね。
椿のしなやかな身体の水着姿や、ビーチバレーで胸がゆっさゆさと揺れる麻子など夏って開放的で素敵。

将来の図がイメージできるぐらい現実的になってきた麻子。
結婚を具体的に考えるのも時間の問題のようですね。

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『味噌汁でカンパイ!』3巻 感想 



味噌汁でカンパイ!」3巻のネタバレ感想です。

本当に可愛いおふたりさん。
回想時のちびっ子の善と八重が愛らしい。
恋を意識し始めて慌ただしくなるのも微笑ましい。
この幼馴染みはいつまでも仲の良い二人でいて欲しいな。

☆第12杯目 ねぎ味噌焼きおにぎり☆
初っ端から味噌汁ではなく味噌おにぎりという変化球。
これメッチャうまいやつだー。
香ばしい匂いと焦げた味噌が癖になるんですよね。
だし茶漬けも美味しそうだし、ちょっと真似てみたいかも。

☆第13杯目 夕顔のお味噌汁☆
夏祭りと誕生日エピソードで味噌汁ネタはなしかと思いきや、ちゃんと違和感なく絡めてくる構成はお見事。
夕顔は知らずに食べたことはあっても記憶の中では未体験ですね。

☆第14杯目 切り干し大根のお味噌汁☆
善のお婆ちゃんの一品。
大根も具材としては定番ですね。
他の味噌汁で好きなものが多いので好んで選択はしませんけど、決して嫌いではありません。

☆第15杯目 長野名物たけのこ汁☆
またしても出ましたご当地お味噌汁。
郷土料理は知らないものばかりで新鮮です。
たけのこに加えてサバ缶を入れているので、汁物というよりオカズって感じなのかな。

☆第16杯目 善光寺で味噌尽くし☆
特定の味噌汁を食べるわけではなく、様々な味噌風味の買い食いする善光寺デート編。
みそソフトクリームは体験してみたい。

☆第17杯目 具だくさんお味噌汁☆
里芋、ほうれん草、油あげ、豆腐入りのお味噌汁。
これ豚が入っていない豚汁じゃないのかな。
味噌汁に合うにはじゃがいもより里芋だと思ってます。
塩分の話は最近血圧を気にするようになったから、ちょうど調べた内容でしたね。

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第11話「俺は今、ラブホテルにいます」 

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第11話のネタバレ視聴感想です。
漫画の第34話から第36話までを描いた内容となっています。

この作品内で最もエロい回が来ました。
サキュバスの衣装はベロニカたゃより、よっぽど性的だと思う。
全裸より半裸の方がエロいという法則ですね。

そんな姿で、ラブホというシチュエーション。
更には実質的な騎乗位からの対面座位。
五条君の下半身が反応してしまうのも当然というか、むしろ遅いぐらいですよ。
いくら撮影に夢中でもほぼ下着のお尻を自分の腹の上に乗せようなんて、普通は考えないでしょ。
喜多川さんは言うまでもないですが、五条君も頭のネジ何本か吹っ飛んでますよね。

男の股間がムクムクっと大きくなる描写って何気にアニメでは珍しい気がする。
直接的には描写せず、誤魔化すことが多いですから。
勢いあまって喜多川さんの剥き出しの腰を両掴みするところは、もう絶対入っているよねコレってシーンです。
間違いなく同人で大量生産される場面だと断言できます。

アニメならではの演出で良かったところも多かったですね。
喜多川さんの落としたスマホが照明スイッチを押してしまい部屋が暗くなったこと。
その後の二人の息遣いが荒々しくて緊張感が伝わってきたこと。
贅沢に尺と使って、危うくそのまま何かが起きそうな雰囲気を醸し出していたこと。
制作陣の素晴らしい仕事ぶりで、言うことありませんね。

次回最終回なのかな。
その前に原作9巻発売か。
どちらも楽しみですね。


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『アルテ』16巻 感想 



アルテ」16巻のネタバレ感想です。

前回のラストで肩までだった髪の長さが腰まで下りていたことから、数年経過したのだろうと予測はしていました。
しかし、まさか8年も経っているとは。
その割には見た目の変化が乏しく、歳を重ねたのがパッと見では判断付きませんね。
アルテもレオもイレーネも全然老け込まない。
死期の近いウベルティーノが頬がこけていた程度ですね。

てっきりカスティリャで宮廷画家としての立ち位置を確立するまでは描かれると思っていたので意外でした。
もう物語は止まることはないのでしょうね。
クライマックスは近いようです。

中世ヨーロッパといえば、咲き誇る文化と同時に戦乱の時代。
巻き込まれて欲しくないと願っていても、アルテもまた戦火の影響を受けずには済まなかったようです。
正確にいえば危険なフィレンツェに帰ると決めたのはアルテ自身なので、むしろ火の中に飛び込むようなものですね。
それでも本人がはっきりとした声で告げたように、それだけレオに会いたかったということなのでしょう。

一体アルテはどこまでリアルな想像をできていたのか。
傭兵を雇うことに抵抗感があるとイレーネに伝えている時点で、危険性を甘く見積もっていたのでしょうかね。
打ち解け合った傭兵の一人であるパコが、あっさりと死んでしまうのは読者視点からしても凹みます。
海賊に襲われ、船団の商業用帆船を見捨てないといけないのも辛くて見ていられません。

悲劇は不要です。
甘っちょろくても、ご都合主義でも構いません。
とにかく無事に二人が再会することを願うばかりです。

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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』25巻 感想 



かぐや様は告らせたい」25巻のネタバレ感想です。

表紙のマキちゃんの涙からシリアスな展開が予想付きました。
そんな状況でも笑いをぶっ込んでくる作風なんですが、今回はさすがにシリアス多め。
かぐやを取り戻すため、白銀を始めとする秀知院生徒会が動き出します。

金や権力の前には大人でも無力さを痛感するというのに、まだ学生の白銀たちに一体何ができるのか。
無謀ともいえる反抗を果たすことができた時に、このエピソードの評価が決まることになるでしょうね。

四宮三男である雲鷹が協力的であることは予想通り。
そのサポートとして早坂と同居する流れに持っていくなんて天才的な脚本すぎませんか。
あざとくとも何だっていいよ。
早坂がナンバー1だよ。
やっぱりメイド姿が似合ってますね、うん。
コメディ要素が少ない巻だったこともあって、なおさら輝くほど楽しいやり取りでした。

早坂との同居生活の日々を見てみたいけど、ここまで話が進行しちゃうと無理だろうなぁ。
うーむ、惜しい。

石上とミコちゃんは放っておいても勝手にコトを成してそう。
ミコちゃん防御力低いのに攻撃力高いから、男をその気にさせる悪女だなぁ。
一度チャンスを逸していることから今度こそは逃がさないと踏み込む石上の心情は共感できるのですが、少々アクセル暴走気味ですね。
まぁ世の中多少強引な方が上手くいくことが多いでしょうけども。
かぐやからの電話に邪魔されなければ、きっと最後までいっちゃってましたね。

実は裏で動いていた藤原書記。
ツンデレなだけで作中でも随一なイイ人であるマキちゃん。
10年前からかぐやを守るために頑張っていた帝。
本当にかぐやは愛されていますね。

おそらくこの渦はもっと拡大していき、壮大な展開が待ち受けているのでしょう。
ある意味これは読者と作者の頭脳戦。
高く設定されたハードルを越えるもの見せてくれると信じたいと思います。

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タグ: かぐや様は告らせたい  かぐや様は告らせたい(巻感想)  赤坂アカ 

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『けいおん!』1巻 感想 



けいおん!」1巻のネタバレ感想です。

女子高生の緩い部活動青春ライフを描いた有名作。
一つの時代を作り、類似作品を多数生み出すことになりました。
京都アニメーションの名を確固たるものにし、学生に多大なる影響を与えたことも間違いありません。

そんな名作ですが、アニメ版しか知らない人も結構いるのではないでしょうか。
かくいう自分もそうで、本当に今更ではあるものの原作漫画を手にとってみました。

正直アニメ版も記憶が薄れつつあるので比較は難しいのですが、漫画の方がコメディが強く感じます。
ゆったりと雰囲気重視しているアニメ版に対し、漫画は四コマ漫画ならではのテンポの良さを前面に出している感じ。

今となっては若干古臭いノリもあるけれど、それでも素直に面白いと思えるのは、さすが多くの人に評価された作品だけのことはありますね。

ただの部室だと思っていたら音楽室を私物化していたのか。
この学校の音楽の授業はどうなってるんだろうか。
吹奏楽部はどこで部活動やってるんだろうか。
まぁ、細かいこと突っ込むのは野暮な作風ですかね。

知らなかったこと、忘れていたことも沢山ありますね。
唯の両親が旅行好きとか、さわちゃんにクリスマス直前まで彼氏いたりとか、紬が頻繁に百合妄想するとか。
ああでも、澪が学祭ライブで転んで縞パンをモロ出しするのは、アニメではお茶碗の柄で誤魔化していたのでがインパクトあったので、しっかり覚えてました。

サクサクと進んで、1巻で1年生編が終わっちゃいましたね。
予想以上に楽しめたので、買って正解でした。

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黒猫と魔女の教室 第1話「黒猫とスピカ」 

黒猫と魔女の教室」第1話の感想です。

「寄宿学校のジュリエット」の金田陽介による新たなる物語。
本日より漫画アプリ・マガポケで配信開始されました。

数日前からカウントダウンが始まり、ずっと楽しみに待っていましたよ。
前作が大好きだったので、必然的に期待度は高くなってしまいました。

舞台は魔法が存在するファンタジー世界。
主人公は魔法学園の入学を夢見る少女・スピカ
才能がないと嘆きつつも努力するスピカが何故か一匹の猫の言葉を理解するところから始まります。
その猫が魔法を使えると知り、猫に弟子入りを懇願するというのが大筋の流れです。

昨今あふれるファンタジー作品ですが、さすがに地力のある作者だけあって普通に面白い。
スピカは単に可愛いだけでなく、挫けない心を持ってて主人公として魅力的に映ります。
連載漫画を読み続けたいと思えるかどうかは、物語もそうですけど何より主人公に好感が持てるかどうかだと思うので、そういう意味では既に成功しているともいえますね。

シンプルでかつ伝えたいことだけを描いた第1話で、構成は言うことなし。
軽快なコメディが面白く、勢いが絶えないのであっという間に読んでしまいました。
設定が練り具合も凄そうですけど、あえて今回は触れられていないのもいいですね。
あくまで作品に興味を持ってもらうためには、主題をブレずに描くことが重要です。

ラブコメに定評のある作者なので、あまりシリアスにならないと嬉しいな。
女の子が照れる展開を是非ともまた堪能させてもらいたいものです。
まぁ、第1話からお尻の穴にキスするぐらいですから大丈夫か。

ガール・ミーツ・キャット。
これからが楽しみな漫画がまた一つ始まりましたね。

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『クプルムの花嫁』2巻 感想 



クプルムの花嫁」2巻のネタバレ感想です。

幼馴染みのラブコメ、鎚起銅器職人、新潟県燕三条の地域紹介を軸にした作品。
中でも一番力を入れているのが、実は燕三条の文化だったりします。
1巻読了時はエッセンス程度だと思っていただけに、ちょっと意外でした。

ラブコメパートに期待しすぎると空振りに終わるかもしれません。
ただ普通の平和なカップルを見ているだけです。
いやまぁ、それはそれで尊いのですけどね。
しいなの友達が表現した通り、静かな大型犬と元気な子犬のようなカップルです。

最初から修の爺ちゃん婆ちゃんは、しいなのことを孫の嫁候補として認識してたんですね。
田舎では子供の友達にも愛をもって厳しめに教育的指導を行う風潮があるけど、しいなが苦手意識あったのはそれが理由なのかな。

弥彦神社ってこの地域にあったんですね。
ここはもう少しページを費やして描写してくれたら、実際に行ってみたいと思えたかもしれません。
どっちかというと温泉旅館の方が魅力に映りました。
大正づくりの部屋は実際泊まってみたくなるほど素敵だなぁ。

錦銅の鮮やかな赤色を漫画で表現するのは難しそうですね。
カバー折り返しイラストにある指輪をはめているしいなを漫画内で見てみたいなと思いました。

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『JKからやり直すシルバープラン』3巻 感想 



JKからやり直すシルバープラン」3巻のネタバレ感想です。

表紙の小百合は可愛いんだけど毎回似たような絵なのでパッと見では何巻なのか区別できませんね。
質は高いだけに違う絵も見てみたいんだけどな。

柏村弁当屋の起死回生物語の続きから。
スマホがなく気軽にネットでコミュニケーションを取ることができない時代でよくここまで大繁盛しましたね。
美人女子高生店員のお弁当屋さんが美貌の秘訣だと宣伝したら、口コミで広まるものなのかしら。
あくまでヘルシーフードを売りにしたので男性客はいないようですが、男が群がっても不思議じゃないですね。

最終的に真紀の父親が心を入れ換えてハッピーエンドって感じで終わってますけど、結構クズなことやってるから簡単に許してしまっているように見えます。
まぁ、それだけ家族は大切であることを伝えたいエピソードだったということかな。

後半は白石ハヤナのメイン回。
小百合と対立する立場で嫌な役回りに見える彼女でしたが、年相応の女の子であることが描かれています。
元々ギャグっぽく小百合に振り回されるハヤナは面白かったし、楽しいキャラだなとは思っていました。

合わせて二ノ宮家が没落した原因を思い出して悲劇回避に試みようとしています。
てっきりバブル崩壊が最大の要因だと思っていたのですが、祖父の政治スキャンダルが相当なダメージだったようですね。
確かに1話のモノローグでも触れられていましたけど、そこまでのものだとは思っていませんでした。

ディスコに潜入するため大人っぽい服装に身を包む小百合と真紀がイイ感じにケバい。
1990年当時らしい格好で、この絶妙な古臭さがたまりませんね。
作中でもおばさんだったりお母さんだったりと弄られる機会が増えてきているけど、この作品の大きな売りの一つなのでどんどんギャップを描いて欲しいなと思います。

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第10話「誰にでも色々あるんです」 

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第10話のネタバレ視聴感想です。
漫画の第29話から第33話までを描いた内容となっています。

前回から随分と巻きますね。
いや、よくあるアニメだとこれが一般的で、今までが丁寧すぎたとも言えますけども。

乾姉妹は見納め。
ベッドの上で撮影した写真を眺めている二人はどう見ても母と娘にしか見えませんね。
元々姉と妹が逆の見た目ではあったけど、今回はそれ以上の歳の差を感じずにはいられませんでした。
心寿ちゃんの髪形や座り方からして母性愛が強過ぎなんですよ。
喋ると年相応だと分かるんですけどね。

微妙に削っている部分で気になったのは、五条君とジュジュ様のお金の話。
心寿ちゃんから材料費しか受け取っていないんじゃない?という問いまではいいとして、交通費だけではなく技術料なども大切であること、喜多川さんからはちゃんともらっていることを省いています。
やりがい搾取ではないことを強調するためにもアニメで入れて欲しかった一言でしたね。

OP後は五条君と喜多川さんのイチャイチャエピソード。
3回目のコスプレは原作でもサクサクと終わったけど、カット多用であっという間に終わっちゃいましたね。
布地面積過去最少のコスプレの想像で五条君が真っ赤になって意識してしまうのはもはやヒロイン。
ってか、目の前で下乳を曝すのは羞恥がないにもほどがある。
こんなの五条君じゃなくても心臓飛び出るってもんですよ。

後半は五条君の服を求めて買い物デート。
ごじょーくんしゅきしゅきモードの海夢ちゃんは何度だって見たくなるほど可愛い。
読者モデルしている喜多川さんのファッションセンスが悪いとは思いませんから、単純に恋は盲目ってやつでしょうね。
このラブラブっぷり、もうお腹いっぱいでご馳走様です。

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タグ: その着せ替え人形は恋をする  その着せ替え人形は恋をする(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

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『とらドラ!』10巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版『とらドラ!』10巻のネタバレ感想です。

みのりんvsあーみん、勃発。

原作でもアニメでもそうだったけど、このTHE・女の戦いは見ているだけで胸がキリキリ痛む。
地雷元の中をドンパチやり合うような危険さ。
殴りあいになったのも時間の問題だったと思います。

現状維持という名の停滞を望むみのりん。
外野であることを嘆くあーみん。
個人的には周囲が見えてないみのりんよりも、亜美の肩を持ちたくなります。
せっかく好きだと告白しても間髪いれずに嘘だと言って流してしまう彼女の心境を思うと心が苦しい。

直後に大河が遭難したことで、ゲーム的に言えば大河ルートに乗ったような感じ。
ゴーグルを眼鏡と勘違いして、北村に話すつもりで竜児に好意を伝えてしまったのは切ない。

みのりんは良く言えば筋が通っている、悪く言えば頑固な性格なのがよく分かる。
そんなところに惚れた竜児としては、頑なに拒むみのりんにアタックできないのも仕方ないのかな。
読者視点からすると、竜児のことが好きなのに断固拒否するところが亜美同様に腹立たしく思わないでもないです。
本人が語っているように自分で決めただけあって、それだけ大事な優先順位なんでしょうけどね。

同時進行で進路についても頭を悩ます竜児。
原作当時と比べると、自分が歳をとったこともあって竜児が幼く見えます。
正解はないから大いに悩め若者よ。

11巻発売は来年かなぁ。
気長に待ちたいと思います。

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『あせとせっけん』7巻 感想 



あせとせっけん」7巻のネタバレ感想です。

多くのキャラが再登場する新展開。

まずは何より名取家訪問というビックイベント。
アットホームな雰囲気で彼女を迎え入れてくれる理想的な彼氏宅でした。
すぐに緊張が和らぐほどの歓迎っぷりで、麻子も安心したようです。
まぁ、息子が彼女を連れて来たら普通は喜ばしいことですしね。

香太郎の妹·柚香も匂いに関する名前なんですね。
普通に可愛くていい名前だと思う。
作中でも振り返っている通り、一瀬を彷彿とさせる性格ですね。
8歳も離れていたらこんな感じで仲がいいものなのかな。

香太郎の母親も本格的に登場。
失明の度合いについて明確な描写はありませんでした。
以前、香太郎が身の回りのことは自分で出来ていると言っていましたが、包丁使って料理するまでとは。
実際、世の中にはそんな人もいるらしいですが、素直に凄いなって思います。
本人的には、可能な限り一人でやりたいって思っているだけなのかもしれませんけどね。
ただ細かいところですが、玄関先に階段があるのは違和感ありました。
何でバリアフリーにしないんだろう。

香太郎の父親の達観した考え方も素敵。
いい意味でうちはうち、よそはよそ。
香太郎のことも子供ではなく、一人の大人として扱っているのが感じられます。

こうしてみると名取家は出来た人ばかりだなぁ。
……どうして香太郎だけ変態的な匂いフェチなんだろう。

香太郎はともかく、麻子は彼氏の実家初訪問で事をいたそうとするなんて大胆というか恐いもの知らずというか。
結局未遂で終わってよかった。
やっちゃっていたら、きっとバレてしまい心証に変化あったでしょうから。

香太郎のライバル?の椿嶺花、再登場。
3話にして名前有りで登場したキャラなのに、今まで出てこなかったので意外だったんですよね。
汗かきを代謝がいいと捉えるのはスキンケアの知識としては一般的なのかもしれませんが、麻子には嬉しい言葉だったでしょうね。

麻子をナンパしたヘンリックも再登場。
こちらは伏線残していましたし、予想通り。
香太郎にとっては因縁の相手でしょうが、ヘンリックにとっては顔も覚えていなくて当然でしょうね。
二人ともいい大人ですから、ビジネスは割りきって話できたことはよかったと思います。

特装版について。

八重島桂太と厄介な客たち
桂太が勤めるレストランに名取が同僚を連れてきた5P番外編。
姉の彼氏や知人にホメ殺しされるのが嫌で顔を見せたがらないシャイな桂太が見られます。

お取り込み中すいません
Hしている真っ最中に誤って着信を取ってしまった7P番外編。
AVやエロ漫画でよくあるシチュエーションです。

性別逆転の昼休み
まさかの性別逆転ネタが続いた4P番外編。
一発ネタとしてはいいけど、本編の性別の組み合わせでよかったと思ってしまいました。

ほか、イラスト18点が収録されています。
読者全員にお勧めとまではいかないけど、ファンなら楽しめるのではないでしょうか。
個人的には20Pぐらいのスピンオフ一本の方が満足感得られると思うんですけどね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: あせとせっけん  あせとせっけん(巻感想)  山田金鉄 

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「チョコボGP」を買いました 

本日発売のNintendo Switch用ソフト「チョコボGPを購入しました。



発表された時からずっと楽しみにしていたゲームです。
発売日にゲームを買ってプレイするのは、おそらくドラクエ11以来ですから5年振りかな。
それぐらい期待していたということになります。

実質的な前作である「チョコボレーシング」は時間を忘れて遊び尽くしました。
プレイ時間に関してはマリオカートシリーズ以上で、友達と遊ぶのが本当に楽しいゲームでしたね。
一度3DSで続編が開発中止となった時は非常に悲しい思いをしました。

そんな悲劇も乗り越え、遂に新作が発売されたことは何よりもめでたい。
正直、課金要素やボリューム面など発売直前に出てきた新情報で不安にもなりましたが、お布施的な意味合いとしても買わずにはいられませんでした。

まずはオンライン対戦ではなく、ストーリーモードをメインに遊んでいます。
ひとまず5章まで進み、10レースぐらいは走ってみました。

率直な感想としては、まぁ悪くはない。
魔石やアビリティなど覚えきらないところも多く、コースも頭に入っていないので分からないまま進んでいる感じ。
遊びながらゲームルールを覚えられるのは有り難いですが、もう少し丁寧に教えて欲しかったと思うのが我が儘かな。

チョコボGP ストーリーのメタ要素

ストーリーはメタ要素満載で好き嫌い分かれますね、これ。
過去作品ネタも多く、忘れてしまっている部分もあって付いていけてないところもありました。
すぐに慣れはしましたけど、最初はちょっとしんどいノリだなと思いました。

今のところレースの爽快感がイマイチなのが一番心配な部分。
とはいっても、これはゲームスピードがビギナークラスだと遅いのが原因なのかなとも思っています。
「チョコボレーシング」の楽しいところはスピーディーな展開と派手な攻撃、そして運転の気持ち良さにあります。
これを引き継いでくれてさえいえば文句なしなのですが、まだ判断しかねますね。

チョコボGP チョコボかわいい

グラフィックは十分綺麗です。
特にチョコボが可愛らしくて愛用したくなります。
アビリティがキャラ固有となっているため、持ちキャラになるかどうかは分かりませんけど、見た目は重要ですね。

現時点で評判が悪いオンライン対戦の不具合は、まだ試しに一戦やっただけでよく分かりません。
課金要素も同じくそこまでに至っていないので、評価保留です。

まずは単純にゲームとして楽しんでみたいですね。
興味ある方は、無料で遊べるLite版で試すこともできるので先にそちらで遊ぶことを推奨します。

テーマ: ゲーム

ジャンル: ゲーム

タグ: チョコボGP  Nintendo_Switch 

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仮想通貨で得た利益の確定申告 

人生初となる確定申告をしました。

以前ブログ記事でも書いた仮想通貨の投資で利益が出たので、今年は申請する必要がありました。
これが非常に面倒臭いが故に、当初は確定申告が不要となる利益を20万以下に抑えようと思ったこともあります。
しかし、そんなこと言っていたらいつまで経っても儲けを出すことができないと思い、確定申告する覚悟で投資を始めたので仕方ないですね。

納税は国民の義務なのでしないわけにはいきません。
でも今回やってて思ったのは、一個人の脱税にどうやって気付くのだろうかということ。
国税庁が有能なのだとしても、限界があるような気がしてなりません。
そうやって自分くらい平気だろうと思って、未申告な人が出てくるのが後を絶たないのでしょうかね。
ちゃんと脱税を指摘しているのか、ニュースとなっているのは氷山の一角なのか見当つきませんけどね。

毎年会社に提出する年末調整ですら億劫で、時間を掛けて書類を作るタイプの人間です。
自力では難しいと考えていました。

まず最初は税理士にお願いすることを考えていました。
しかし、それはそれでどこの誰に頼めばいいのかを調べることすら時間が消費される。
信じられる材料を集めることが難儀で断念しました。

次にツールを利用する作戦。
取引件数が5000件ぐらいあるので、大体1~2万円くらいは費用が掛かる見込み。
正直お金の問題ではなかったので、試しにどれか一つ契約してみようかなと思っていました。

そこで実際に必要な年間取引データなどを収集。
マイナンバーカードや源泉徴収票を用意して、国税庁HPから手順のPDFをDLしてさぁ準備万端ってところで気付きました。
これ、照らし合わせてやれば意外と簡単にできるのでは?と。

というわけで、結局全て自分の手でネット申告により完了させました。
実際、準備期間や分からないところを調べるのに時間は掛かったものの何とかなるものですね。
今のご時世らしくスマホで終わらせましたけど、これはきっと昔は大変だったんだろうなと想像に難くないですね。

これを毎年するのは骨が折れますが、それは儲けが出ている証ともいえます。
そういう意味では苦労を背負いたいものですね。

テーマ: 仮想通貨

ジャンル: 株式・投資・マネー

タグ: 仮想通貨  確定申告 

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『Dr.STONE』 最終回 

Dr.STONE』が今週号の週刊少年ジャンプで最終回を迎えました。
丸々5年となる連載期間で、昨今では珍しく適度な巻数で終わった作品ではないでしょうか。

プロローグの掴みが素晴らしく、連載開始直後に話題になりましたね。
特に読者層として重要な少年達には魅力的な舞台設定だったと思います。
科学オタクが失われた文明を復活させようと頭を働かせるというのは、妄想したくなりますもんね。

この数年、異世界転生なろう系が人気が衰えない理由の一つとして、現代知識で無双する主人公の活躍があると思います。
似たような要素をジャンプらしさの色付けで描いた作品で、緻密に計算された構成が光ります。

個人的には一番面白かったのは、プロローグから第一部にかけて。
戦争編を始めとする第二部以降も悪くはないのですが、殺し合いが見たかったわけではないのでね。
主人公の千空がストーンワールドでは有り得ないビックリな計画を打ち立てて、トライアルアンドエラーを経て実現させるのが楽しい。

最終回の見せ方も見事でした。
千空の次なる目標として、タイムマシンほど相応しいものはないとさえ思えます。

タイムパラドックスに関してはこの際どうでもいいんですよね。
そもそも大前提の石化だって超理論ですし。
これまで作品内で千空が作ってきたあらゆるものも、最初は魔法のようなものだったはず。
人類の歩みとして科学は常に進歩していて、それは先人たちの積み重ねによるものだということが何よりも大切。
到底無理だと思えることでも挑戦することに無駄なことはないと教えてくれます。

少年漫画として子どもに読ませたくなる漫画でありながら、大人でも楽しめる作りでした。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: Dr.STONE  Dr.STONE(話感想)  稲垣理一郎  Boichi 

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第9話「写真を見たら色々あったからです」  

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第9話のネタバレ視聴感想です。
漫画の第24話から第28話までを描いた内容となっています。

珍しく原作からカットしているシーンが多々ありますね。
全体の構成でここを5話分詰め込みたかったということなのでしょう。
今まで吹き出し以外の台詞すらほぼ全て拾うほど細かく、前回の海デートがアニオリで描き増ししてことでのんびりとした流れだったこともあり展開の早さが若干気になりましたね。

カットされたシーンの中でも生地選びでおじさん店員の宇佐美さんと会話する場面は見てみたかったな。
五条君がコスプレ衣装を着ると勘違いする面白い掛け合いで、今後も登場するだけに全カットは意外でした。
2期放送するとなると出番あると思うんですけどね。

水着や見せブラはOKで下着はダメという女の子の理論は男には理解しづらいものがあります。
確かにレースの装飾でエロさは違いますけど、肌色の露出という意味では似たようなものですし。
まぁでも今回の喜多川さんは、いつも通りエロかったのは間違いありません。

そして、待ってました第2回のコスプレ回。
喜多川さんとジュジュ様も素晴らしかったのですが、心寿ちゃんが全部持っていっちゃいましたね。

中学生とは思えぬ出るところ出ている体型。
お色気シーンが喜多川さんに勝るとも劣らないもので、男装は苦労するでしょうね。
想定Hカップを平にするBホルダーという商品は、本当にここまで凹凸を消せるものなんでしょうか。
そうだとしたら相当胸が苦しそうだけど、本人的には大丈夫なんですかね。

乾姉妹の声優さんも素晴らしい演技でした。
ジュジュ様のやれやれ感の出ているツッコミには愛情も感じられます。
心寿ちゃんのコスプレに驚きピョコピョコと跳ねる姿は可愛かったですね。

その心寿ちゃん演じる羊宮妃那さんはこの作品で初めて知りました。
か細い可愛い声がキャラの見た目にそぐわないのに、中学生という年齢的にはぴったりな感じでイイですね。
声が裏返ったり、緊張で途切れ途切れの声に吐息が混じったりとお見事でした。

文字演出がふんだんに取り込まれる演出など、いつもとの違いが多かった回でしたね。


テーマ: アニメ・感想

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『あせとせっけん』6巻 感想 



あせとせっけん」6巻のネタバレ感想です。

涼村の気遣いに惚れる。
義理で貰ったバレンタインチョコであることを言葉にせずに麻子に伝えるさりげなさ。
失恋のショックから立ち直れない立石のフォロー。
作中で一番女性受けしそうなのに浮いた話の一つもないのは不思議というか不自然だわ。
女性社員の多そうな職場なのに、存在を気付かれていないんだろうか。

誕生日デートの麻子のファッション可愛い。
三葉のワンピースにお洒落メガネの組み合わせが新鮮でイイね。

彼女限定じゃなくても親しい相手にプレゼントを考えるのって大変だけど楽しい気持ち分かるなー。
デートスポットに香水のお店もナイスチョイス。
いい誕生日エピソードだったー……と思ったら、ナンパ男が登場して珍しく雲行きが怪しい展開。
溜め込まずに話し合って、身体を重ねるのはリアルでも効果的な解決策ですよね。
原因に関しては、個人的には香太郎に余裕がなさすぎるなと思いましたけど、今回は仕方がないでしょうね。

そんな中で遂に同棲生活スタート。
幸せ漏れ出てるのが丸分かりで、読んでて頬が緩みっぱなしです。
麻子自身は曇りがちでも、外から見たら惚気のようなもんですよ。
というか、香太郎が多忙の中で家事をやってくれることに申し訳なさを感じているようけれど、炊事だけで他の家事全般とイコールになるぐらい負担があると思っているので、ちょうどいいバランスなんじゃないかなぁ。

謝ってばかりで欲望を出してくれない香太郎に声を荒らげる麻子には、以前のような意見が言えない姿はもうありませんね。
でも、親しき仲にも礼儀ありといいますか、相手を思いやることは素晴らしいことなので、実際には疲れすぎない程度に気遣う方が上手くいくと思います。
麻子の考え方は男にとって都合がよすぎますもんね。

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ジャンル: アニメ・コミック

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『味噌汁でカンパイ!』2巻 感想 



味噌汁でカンパイ!」2巻のネタバレ感想です。

あったまるなぁ。
味噌汁のように、じんわり沁みこむお話が満載です。

善の本名は四位善一郎っていうのか。
八重をはじめ皆が善って呼ぶから勘違いしてました。
三井野八重といい、漢数字ばっかの名前だな。

少しずつ八重が恋愛について意識し始めています。
この手の話題が苦手で避けがちだった娘でしたからね。
自分が作った味噌汁を食べて喜ぶ男の子を見て胸のつっかえが取れるのを見ていると、いつ自覚してくれるのかと今からワクワクします。

登場人物はまだまだ絞られますが、善の父親はいいポジショニングにいますね。
妻を失い息子と二人で生きていくと決めた男の姿は、悲しいけれど立派に見えます。
多忙でも親子のコミュニケーションを削らないように頑張っているには伝わってきます。

八重の母親もからかい半分で二人の仲を応援してくれていて、ほっこりさせられます。
愛情に満ちた作品であるのは間違いないですね。

☆第6杯目 菜の花と油揚げのお味噌汁☆
菜の花はあまり食べないけど、食感と若干の苦味が地味に好きです。
大人になってからの方が楽しめる味になりました。

☆第7杯目 わかめと豆腐のお味噌汁 水の違い☆
またしても「わかめと豆腐の味噌汁」を主題とすることはなく、今回は硬水と軟水についての話。
単行本の幕間おまけで公開されていた全国水道水平均硬度ランキングが興味深い。
日本国内でもこんなに差があるものだったんですね。
だしの取り辛さは旨味に直結するとしたら、味噌の違いも土地柄に影響しているってことなのかな。

☆第8杯目 芋がらのお味噌汁☆
遠足用に仕立てたインスタント味噌汁のルーツ。
芋がらは食べた記憶がありません。

☆第9杯目 豚バラとなすのお味噌汁☆
小学2年生のイトコを預かるストーリーがメインであっさり流してしまうのかと心配でしたが、掘り下げてくれてよかった。
これ、めっちゃ美味しいやつですよね。
今一番好きな味噌汁はと聞かれたら、なすと断言するぐらいマイブームです。
水分を吸収するなすと味噌汁の相性が抜群でたまりません。
豚バラを入れると贅沢感が増してイイ感じだけど、あえてなすオンリーの具材も好きです。

☆第10杯目 ホタテ稚貝のお味噌汁☆
ホタテ入りは自宅で食べたことはないかなぁ。
具がしじみと比べても大きいので、ワンランク上と感じます。

☆第11杯目 宮崎名物冷や汁☆
一種のお茶漬けみたいなもののようですね。
これは美味そうだ。
似たものは幼い頃に食べたかもしれないけど、本格的にはないなー。
郷土料理を楽しむ機会があれば一度食してみたい。

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『クプルムの花嫁』1巻 感想 



クプルムの花嫁」1巻のネタバレ感想です。

頑固な職人の世界とゆるふわなラブコメが織り成す、プロポーズから始まる物語。
金属加工の町として名高い新潟県燕三条が舞台となっています。
取材漫画が幕間に挿入される辺り、作者の頑張りが伝わってきます。

ほっこりとした雰囲気は良し。
ただ、こちらが想定していたよりも薄味かな。
淡々と進行するというほどではないけれど、かといって劇的な何かが起こるわけでもなく。
唐突なプロポーズからスタートするので、もっと激しい作風なのかと勘違いしていました。

登場人物の設定や背景を深く紹介せず進むため、途中から読んでいるような感覚になります。
主人公のギャル大学生・しいな幼馴染みの職人・の関係もどこまで進んでいるのか分からず。
おかげでドキっとするシーンも初めてなのかどうかが分からないため、いまいち掴み切れません。
年齢や付き合った経緯、出会い、家族構成など不明瞭な部分が多いですね。

職人芸である槌起銅器のエピソードが一番興味をそそられます。
一枚の銅板から叩き作られる銅器の数々は知らない世界を覗き込んでいるようで面白い。
やわらかいタッチで描かれていますけど、実際は汗臭くなるほど根気よく情熱を注ぎ込むものなんでしょうね。

新潟県が地元の人ならきっと割増しで楽しめる内容だと思います。
具体的な地名やお店、方言などあるあるネタは散りばめられています。

ギャル要素はあまりなく、ひたすら優しさに包まれた展開。
たがそれがいい、っていう作品ですね。

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『アオアシ』27巻 感想 



アオアシ」27巻のネタバレ感想です。

長かった青森青蘭戦が決着。
アオアシ史上最重要巻と大胆不敵に予告しただけに、まさに節目に相応しい内容となっています。

積み重ねた練習という名の伏線。

奪いに来る敵の矢印を見る。
オフ·ザ·ボールの動きがすべて。
攻撃の時はできている「未来を読む力」を守備でもやる。
ロープを繋いでの守備練習。
敵を知るより味方を知れ。

全てはこの日のために、この覚醒のためにあったのかといわんばかり。
幾度も壁にぶち当たり、そのたびに乗り越えてきた葦人が一歩上のステージに立つ時がきました。
自分で掴んだ答えは一生忘れない、という言葉はまさにその通りだと思います。

福田監督が葦人をサイドバックに抜擢した真の理由も明らかに。
言ってしまえば優しさからくるものだったんですね。
本人に考えてもらうためには一度どん底を味わってもらわないといけないけど、サッカーそのものに絶望させては元も子もない。
育成というものは計算して終着点を作るものではなく、大雑把な道を用意してあげることなのでしょう。
このタイミングで覚醒したのは主人公ならではですけど、殻を破る瞬間は身体が震えるほどにゾクゾクしますね。

そして、やはりもう一人のキーマンだった阿久津の活躍も忘れてはいけません。
問題的な言動が多い阿久津だけど、強さに関して言えば誰よりも信頼が厚い。
そんな阿久津が周囲の声を聞いて自分の弱さと向き合う姿は成長を感じずにはいられません。
葦人のスパイクを誉めた何気ない一言は、葦人を認めただけでなく、自分の変化も認めたもののように感じました。
ラストシュートはまさに魂のこもった一撃で、この激闘に終止符を打つのにピッタリな決勝ゴールでした。

スポーツ漫画というよりも、ドラマを観たような読了感。
物語としては重厚で、言語化を大切にしているだけあって理詰めで文字量も比較的多めです。
集大成としては読み応えのあるものだったと思います。
一方でスポーツ漫画としての手に汗握る熱さではなかったかなという印象もあります。

これで一つの章としては幕を閉じた、といえるのかな。
トップチームの監督が初お目見えとなりましたが、葦人がさっそく昇格するのでしょうか。
時期尚早な気もしますけど。

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『あせとせっけん』5巻 感想 



あせとせっけん」5巻のネタバレ感想です。

結婚を意識し始め、お互いの家族の話が増えてきました。

香太郎が母親の目が見えないことに対して言いにくいと思う心情は理解できるので辛いな。
自分の親だったら別に負担になるとは思わないにしろ、彼女の立場を考えると二の足を踏むのでしょうね。
実際、回想で元カノが重たいと口にしていたことは批難し辛いですし。

麻子の父親の子供に関することを知るのは一番後だったって独白は寂しいな。
よくある日本の家庭の縮図なんでしょうね。
でも、娘に彼氏が出来たことをショックだと思いつつも嬉しがってくれる良い父親だと思います。

息子と娘がいなくなって、ポツンと取り残された母親の姿は胸に痛い。
賑やかな団らんとの落差はしょんぼりしちゃいますよね。
お父さんの箱根に行こうかってフォローは何気なくて好きだなー。

クリスマスも二人ならではの緩い空気で微笑ましい。
その一方で夜だけは変態的にエロティックですが、世のカップルもみんな二人っきりのベッドの上では変態ですよね、ええ。
ただ、香太郎が麻子と出会い商品化した「ベッドで香るやすらぎせっけん」の実体験レポートは真似ることが難しいハイレベルなフェチだというだけです。

不動産担当の浦沢みたいなゲストキャラにも手を抜いていないのは好印象。
悪人っぽい振りで登場したけど、やっぱり良い人でした。
契約件数トップなのは、しっかり顧客と向き合って求めているものを理解した上で提案できているからなんだろうなと、よく分かりました。

特装版について。

涼村悠二のダーツバー探訪
涼村のプライベートを描いた8P番外編。
雰囲気で分かっていたけど、デキる男で格好良すぎる。
香太郎よりよっぽどモテるでしょうに、副官ポジションで目立ちにくいのかな。

まろ助とせっけん
実家の猫·まろ助をお風呂に入れる4P番外編。
ただ可愛い猫を愛でるだけと思いきや、麻子の下乳セクシーショットが拝めます。

大蔵部長のありふれた休日
頼れる我らの大蔵部長のベールが明かされる7P番外編。
まさか大蔵部長が既婚者かつ子供がいるとは……!
独身を貫くオネエだと思い込んできたので、衝撃的でした。
特装版買わなければ知らず仕舞いだったと思うと、買って正解でしたね。

他にもTwitterで公開していたイラスト数点やラフ漫画、性別逆転ネタなどがまとめられています。
この作品の世界が好きな人なら買って損はないと思いますね。

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『恋は世界征服のあとで』4巻 感想 



恋は世界征服のあとで」4巻のネタバレ感想です。

4巻でようやく初の変身シーンがお披露目。
戦闘じゃなくコスプレを装うためというのが、いかにもこの漫画らしい。
でもおかげで本物と思われず、堂々と周囲の目がある場所で記念撮影まで出来て良かったね。
見開きの絵は幸せそうでこちらまで嬉しくなりました。

新しく登場した王女シリーズ·鮮血王女の個性が強過ぎる。
超絶母性体質って何それ。
仮にも悪の組織ですよね、貴女。
ってか、秘密結社ゲッコーって身内同士で争うことの方が多いような気がする。

こんな調子でずっと続くんだろうな思っていたら。
あれ、ちゃんと戦闘している……だと……!?
顔付きでジェラート5が勢揃いしているし普通にピンチだし。
ライバルとの共闘は定番だけど燃えるし、究極怪人のコピー能力や合体秘密兵器など今までとは明らかに違う。

……と、一瞬でも疑った自分がバカでした。
全ての伏線が結局はケーキ入刀のオチに繋がるものだと気付いた時には噴き出してしまいました。
赤ちゃんまで出来ちゃいましたし、これからもまたイチャイチャが捗りますね。

魔獣王女の真面目さとか、グリーン大吾のトラウマとか脇役の鉄板ネタも相変わらず面白い。
まだまだ深掘りできるキャラも多いし、長く続いてくれると嬉しいなと思います。

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