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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『かげきしょうじょ!!』10巻 感想 



かげきしょうじょ!!」10巻のネタバレ感想です。

愛メインの話が続きますね。
主人公として、さらさより動かしやすいようにさえ見えました。

過去の自分を省みて、いかに周囲が見えていなかったか痛感したり、同じような悩みを持つ後輩を手助けしたくても力不足を思いしったり、未熟さを自覚する愛。
そんな愛の成長に泣いて喜ぶ叔父·太一の気持ちに共感してしまう。
あれだけ無関心で男嫌いだった女の子が、多くの壁にぶつかりながらも感情を露にする様を見たら嬉しくなります。
でも愛にとっては、まだまだ成長の途中。
これからもっともっと喜怒哀楽の顔を出してくれるはずですから、今後が楽しみですね。

さらさの一人称矯正計画でとばっちりを受ける紗和が可哀想だけど面白い。
プライベートはともかく、入団した際は見られ方も大事という理屈は分かる。
一人称が自分の名前で呼ぶ人は、緩い印象を与えてしまいますよね。
現実だったら好かないタイプです。
漫画なので気にしていませんでしたけど。

本科生に進級して演技指導担当となった高木先生は、公演の難しさと過酷さを教えてくれるいい先生ですね。
確かに演者と異なり、客側にとっては一部のリピーターを除き初めての体験となるわけですからね。
毎度リセットして切り替えないといけません。
興味深かったのは、物語の登場人物にとっても新鮮な心を持てと説いたところ。
言われてみれば当たり前なんですが、その観点を意識したことがなかったので感心させられました。

マフィアの組織図をアイドルグループに当てはめる発想はなかった。
笑ってしまったけど、おかげで理解度が急激に深まりましたよ。

番外編は愛の担当予科生·伊賀エレナの受験エピソード。
超お嬢様学校だったり財閥の家柄だったりで、もはや別漫画の住人です。
立場で見られがちな女の子だけど、選ばれるだけあってちゃんと魅力のある娘ですね。
本筋にも絡みが増えて欲しいなと思いました。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第4話「これ、彼女のとか?」  

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第4話のネタバレ視聴感想です。
漫画の第8話から第11話前半までを描いた内容となっています。

今回の見所は、何といっても五条君の奮闘っぷりでしょう。
元々はコミュニケーション不足のせいでコスプレ衣装作成の締め切りを2週間後だと勘違いしたのが原因。
どっちかが悪いというつもりはありませんけど、五条君が友達付き合いに長けていたらここまで追い込まれることもなく途中で気付いたんでしょうね。

ガチ泣きしながらも、悔しがりながら歯を食いしばって頑張る姿は原作でも印象的だったので尺を割いて見せてくれて良かった。
お爺ちゃんとの回想を思い出し、相手が喜ぶ姿を思い浮かべて必死になれるところは五条君の大きな魅力の一つだと思います。
五条君にとって喜多川さんの笑顔が見たかった、ただそれだけのために頑張ったというのが尊いという他ない。

回想シーンといえば、合法的に幼女の写真を集めることができる職業なのか、という某所の動画コメントに天才と紙一重の何かに気付かされました。
いやいやいや、犯罪集が急に増すから気付きたくなかったよ。

それにしても追い込まれた原因の一つでもあるお爺ちゃんの転倒が予想以上に深刻な描写で笑えないけど笑ってしまう。
孫が友達と買物してきたと喜んでいたら、その中身が美脚ストッキングだとしたらショックで倒れてしまうのも仕方がないけどさ。

喜多川さんの涙の謝罪と感謝を経て、コスプレに袖を通すシーンは感慨深いものがありますね。
細かいところになりますが、下着の刺激度が軽減されていたのは配慮したのかな。
雫たん、シンプルに可愛い。

惜しかったのは最後の掛け合いが漫画的なルビで読まれてしまったこと。

「あたしちゃんと…性奴隷になれてる…?」
「はい!喜多川さんは立派な性奴隷です!」


さすがに性奴隷という単語を地上波で流すのは憚れてしまったか。
真面目な顔してとんでもない会話を繰り広げるギャップさが面白かったんですけどね。

さて、次回予定通りでいけば神回になるはず。
早くあのシーンが見たいですね。

テーマ: アニメ・感想

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『和泉さんはわりと魔女』1巻 感想 



和泉さんはわりと魔女」1巻のネタバレ感想です。

「骨ドラゴンのマナ娘」が個人的に大ヒットだったので、同作者の漫画にも手を出してみました。
こちらも面白いですね。

作風や題材は似通っていて、クールでシニカルだけど実は直情的な魔女娘が主人公ってところは一緒。
キャラの肉付けである大食い要素すら同じ。
作者の好みなんだろうなぁーと思っていたら、雰囲気や内容まで酷似しています。

もはや「骨ドラゴンのマナ娘」プロトタイプ版のようなものです。
大きな違いは現代を舞台とした高校生が主人公ってことぐらいでしょうか。

亡くなった祖母から届く手紙を元に、預かっていた宝物を元の持ち主に返していく物語。
死者の弔いが絡む少しせつなく、でも心温まるショートストーリー集のような作品ですね。
想いと繋がりを糸で表現しており、ほどかれていく様が心が昇華されるかのようです。

紡がれていくお話とラブコメ要素が程よいバランスでミックスされています。
主人公の和泉さんは感情の起伏が平坦なだけで、無感情ってなわけではありません。
クーデレ展開まで期待するのは難しいかもしれませんが、ニッコリ笑顔になるシーンは見てみたいですね。

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『ARIA完全版』3巻 感想 



ARIA 完全版 THE MASTERPIECE」3巻のネタバレ感想です。

今まで限られた人物しか出てこなかった世界に、続々と新キャラが登場となりました。
これこそがアニメで見慣れた「ARIA」の登場人物の面々といえます。

まずは、やっと登場した主要人物の一人であるアリス。
これでプリマを夢見る三人娘が揃いました。
かしまし娘という意味でも作品内の楽しげな雰囲気が一層増しましたね。

アリスのおかげで藍華が寝込む話も膨らませることができました。
風邪を引いて世界から取り残される感覚に恐怖する気持ち、懐かしいな。
小学生ぐらいの時に抱いた焦燥感を思い出します。
さすがにティーンエイジャーの藍華にしては幼過ぎる考えではないかと思わないでもないですが、置いてけぼりにされる不安というのはありますよね。

続けざまに晃も登場。
前巻の感想で指摘した通り、晃が出てこない違和感が半端なかったので待望のお出ましですね。
藍華とアリシアの内面を深掘りするのに重要な立ち位置なので、欠かせない人材です。

シルフのウッディーも今回初登場。
アニメでは既に知り合っていたので、出会いの話は初めて知りました。
本名が綾小路宇土51生なんて堅苦しい名前であることも初耳のような。
エアバイクの後方に立ち乗りする灯里を見ていると気持ちよさよりも怖さの方が先立ちました。
高所恐怖症でなくてもあの不安定さはビビる。

最後に登場したのは、ARIAカンパニー創立者であるグランマ。
それにしても灯里はアクアに来て1年経つというのに知らないことが多すぎやしませんかね。

締め括りは新登場果たした面々が集う催し、レデントーレ。
屋形船で行われる夏の夕食会。
去年も体験したと語り合っていましたが、作中ではこれが初めてのはず。
主要ウンディーネで唯一まだ未登場であるアテナが不参加なのは違和感残りますね。
これは先の展開を知っているが故の弊害なんでしょうけど。
そもそも表紙からしてショートカットになった藍華なので、完全版だとネタバレの配慮はないようなものです。

合間に挿入されるエピソードも、相変わらず作風らしさ全開で水や空気の雰囲気が伝わってくるよう。
灯里たちが見つけるネオヴェネチアの風景の美麗さが素敵。
街を一望できる景色、廃線の先にある古びた電車と満開の桜、プライベートビーチなどなど。
火星猫の話はいつも通りミステリアスで少しホラーテイストでした。

一番心に残ったのはアリシアの台詞。
人の幸せは本人次第とはまさにその通り。
灯里が素敵だからアクアが素敵って理論は恥ずかしい台詞だけど、この作品を表す言葉だと思いますね。

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ジャンル: アニメ・コミック

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ドラクエ10プレイ日記Part66「マイタウン権利証」  

マイタウン権利書当選記念

6年半振りとなるドラクエ10プレイ日記です。

特等「マイタウン権利証・封書」当選

久し振りにブログで書くことになった理由は、昨日Twitterでも叫んだコレが原因です。

まさかのマイタウン権利証が当たるという奇跡。
新コインボス・アンドレアルのリリース記念で100連ふくびき2回無料&使用枚数半減キャンペーンが実施していたので、何気なく各キャラにて回していたら見事にサブキャラで当たってしまいました。
個人的には1等で家キット狙いだったのですが、それも合わせて当たっているので恐ろしいぐらい運を使っちゃっています。

ちなみに当選確率は10万分の1。
今回使用したふくびきは100連×2×3キャラ=600枚だけ。
本気で狙っている人には申し訳ないぐらいの豪運だったと思います。

しかし、既にサブキャラの1人にマイタウンに引っ越しさせているため、2つ目は今のところ必要性を感じません。
なんか勿体ない気もしますが、売るしかなさそうですね。
現時点の相場だと1億3200万G前後と元価格の2億Gからだいぶ割れていますが、同じく当選した人が多いのかな。

それにしても、スライムハウスに続きマイタウン権利証まで当たるとは思っていませんでした。
両方とも当たっている人なんてアストルティア内でも相当レアなのではないでしょうか。

現在の歩み状況

せっかくなので、今の現状を記録しておこうと思います。
チームメンバーはどれだけ僕が出遅れているかをある程度知っているとは思いますが、まぁ改めて。

キャラプレイ時間ストーリーLv120(カンスト)職業
男ウェディ7260時間ver4.0中盤?6職業 戦士・僧侶・魔法使い・旅芸人・バトルマスター・賢者
女オーガ1614時間ver3.0直前6職業 戦士・バトルマスター・パラディン・魔法戦士・賢者・どうぐ使い
女エルフ1797時間ver3.5前期終盤6職業 戦士・僧侶・魔法使い・旅芸人・レンジャー・賢者

総プレイ時間はいつの間にか10000時間を超えていました。
いくら9年半の合計とはいえ、我ながら凄い数字だなぁ。

そして、その割には全然進んでいないストーリー。
週課や期間限定イベントを3キャラ分追いかけているだけで時間がなくなるんですよね。
時々思い付いたように進めたりもしているのですが、毎度数ヶ月単位だったりするので一向に終わりません。
週課を無視してストーリー優先するのが一番なんでしょうが、なかなかできていないのが現状です。

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『アオアシ』21巻 感想 



アオアシ」21巻のネタバレ感想です。

葦人と阿久津が睨み合う表紙が格好良い。
いつもと違う紫ベースな配色もアダルトな感じで、成長を表しているかのようですね。

予想通り阿久津が主将になってチームが大きく変化しましたね。
本人も自覚してるけどチームの和を保つという意味ではまるで柄じゃないな。
イライラして怒りっぽくても勝利第一主義だからこそ、その強さに惹かれて仲間は付いてきてくれそう。
ただの嫌みな奴ではないからこそ、チームメイトは阿久津を信頼するんですよね。

葦人は完全に意識がDF寄りになったもんだなぁ。
トリポネにこてんぱんに負けて、代表レベルの怖さを肌身で実感したということか。
守備を阿久津に頼み込んで教えてもらうのは、なりふり構わない強い気持ちが伝わってきます。

今、まさに変化の時。
恋にうつつを抜かす場合ではないと全員が思っているようだけど、心はときめいてしまっているようで。
既に実質両思いですから、お嬢は勝負すらできずに終了しているのが悲しい。

てっきり青森星蘭戦が描かれると思いきや、まさかのガノン大阪戦。
随所に名前だけは出てきていたので最後の強豪として君臨するのだろうと思っていました。
先制したときは意外と大したことないのかなーと一瞬でも過ったのは間違いでしたね。
エスペリオン初の敗北で、圧倒的な強さを見せつけてくれました。
これは近い将来、相応しいマッチングで再戦になるのでしょうね、きっと。

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『銀のニーナ』13巻 感想 



銀のニーナ」13巻のネタバレ感想です。

季節が一巡りして、去年と同じ経験を重ねる日々。
夏から始まった物語ですが、夏休みは去年と違って友達がいたから新鮮でした。
秋からは既視感が強まりますけど、だからこそニーナの成長を感じさせますね。

ニーナのおかげで本当にアリサとマコトは仲良くなりましたね。
前回ニーナがボイコットしかけたお祭りだって二人だけで先に行って笑っていましたし。

脇道を歩いていたら少しずつ道路と高低差が生まれて降りられなくなってしまい修太郎に抱えながら下ろしてもらうシーンにこの作品の真髄を見た気がします。
子供の頃に経験したことがある何気ないことを4ページも費やして描く。
毒にも薬にもならない話で、日常会話ですら取り上げない些細な出来事を丁寧に描写してくれるのが記憶の底をすくうかのような懐かしさを与えてくれます。

キャベチューってリアルに存在するイベントだったんですね。
作中のパロネタだと思っていました。
実際叫ぶ側よりも見てる方が照れてしまいそう。

いよいよ修太郎の人生の岐路が来たみたいですね。
東京行きの夢に飛び乗るのか。
地元に残って巴の手を取るのか。
ここまで穏やかな田舎暮らしを楽しくみてきた読者にとっては、後者を選んで欲しいなと思いつつも夢を諦めるのも後味が悪い。
修太郎の選択を見守りたいと思います。

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『かげきしょうじょ!!』9巻 感想 



かげきしょうじょ!!」9巻のネタバレ感想です。

前回、安道先生から提案された男役を目指すことに頭を悩ます愛からスタートする今回。
へえ、男役→娘役は乗り換えOKで、娘役→男役はNGなのか。
どちらも駄目ならともかく、何でなんだろう?
歌劇団に規定があるのか、それとも技術的な問題なのか。

それにしても分かっていたことですが、愛はヒロインポジションではなく、もう一人の主人公ですね。
JPX時代の同僚や女優である母親との話も広がってきて、先が気になります。
母親には良い印象がないので、いつか正面からぶつかって欲しいな。

徐々に髪を伸ばす描写を丁寧に描いてきたと思ったら、ここでバッサリ切るとは予想外。
愛のロングは無表情の頃からの移り変わりを表していると思っていただけに、リセットされた感覚に陥りました。
でも、だからこそ入学前より表情は豊かになったことが顕著になりましたね。
なおかつクールな美人になったなと思わせてくれます。
これなら男役と娘役のどちらも似合うでしょうね。
いっそのこと二刀流を目指すのもありなんじゃないでしょうか。

新入生である101期生については、まだまだ顔見せ程度ですね。
愛が後輩の伊賀エレナ相手に早くもへっぽこ先輩っぷりを発揮しているのが面白かったです。
澄栖に突っ込まれたさらさの一人称については、みんな大袈裟なリアクション取りすぎで笑ってしまいましたが、これってシリアス要素あるのかな。

巻末には前回出てきた謎の女性、丁嵐志織の番外編が収録。
やはりさらさの姉だったわけですが、白川一門は皆さらさの出生の秘密を知っていたことに驚きました。
余所で子供を作っている割には歌鴎は敬われているように見えるのは、立場ゆえなのか狭き業界によるものなのか。
暁也は知らなさそうでしたけどね。
腹違いの妹を手助けしたいと思うようになったエピソードがまだあるようで、続きが早く読みたいです。

ところで、スピンオフと番外編の違いって何なんでしょうか。

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第3話「じゃ、付き合っちゃう?」  

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第3話のネタバレ視聴感想です。

今期の中でも随一の評判で原作ファンとしても嬉しい限り。
漫画も結構売れ行きが良いみたいなので、今後の期待も高まります。

採寸が終わったことで、今回は買い出し編。
漫画の第5話から第7話までの内容となっており、これにて1巻分が終わることになります。
それにしても二人とも意識していませんけど、どうみても買い物デートですね。

喜多川さんの照れるところが微妙にズレていて可愛い。
下着姿を見せることに抵抗ないどころか見せつけてくるぐらい大胆な一方で、大食いとか大雑把だと思われることを恥ずかしがるのが面白い。
こういうギャルっぽさが喜多川さんの魅力の一つですよね。

漫画読んでいた時には気付きませんでしたけど、五条君の「奇麗」という単語のこだわりを語る回想シーンは、もしかすると両親を亡くした直後だったりするのだろうか。
未だに五条君の過去はたいして語られていませんけど、お爺ちゃんとの二人で暮らしという時点で生い立ちは苦労してるんでしょうね。
だからこそ、この言葉に重みを感じます。

じっくり丁寧に描いていることで思わされるのが、登場人物の少なさ。
ほぼ五条君と喜多川さんだけで成り立っているので、友達や家族も必要最低限しか出てきません。
そういう意味でもモブOLがツッコミ入れるシーンなどは貴重です。
ってか朝礼で全校生徒の前で射精が止まらないなんて展開は普通エロゲーでもないですよ!
原作でもめっちゃ笑った場面だったので、ちゃんとアニメでも再現してくれて良かったです。

原作再現といえば、スワローテイルやユザワヤなど実名店舗そのまま登場していました。
コスプレに協力的なのは有り難いことですね。
アニメ視聴組で興味を持った方が覗いてみようと思えるかもしれないし、良い宣伝になるのかも。

毎週一瞬で観終わっちゃいますね。
来週が早くも待ち遠しいです。

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『モブ子の恋』12巻 感想 



モブ子の恋」12巻のネタバレ感想です。

無事就活編が終わり、卒業旅行編スタート。
遠距離恋愛という別れが近付いていることもあり、二人の関係も更なる一歩を踏み出す時が来たようです。

さすがに大学生で丸2年間付き合ってカラダを重ねていないのはレアでしょうね。
プラトニックな関係はこの二人らしいのですが、男からすると大変です。
誘惑に負けて押し倒したくなることだって数え切れない程あるでしょう。

大切だからこそ無理はさせたくないという気持ちは本当だし、一緒にいるだけで幸せを感じることだって嘘じゃないんですよ。
今回の金沢旅行だって、好きな彼女と一緒に新しい体験をできるって羨ましいことこの上ない。
でも本能を我慢するのは別問題なんだよなぁ。


田中さんも意識しないわけではないですが、なかなか踏む込めないようで。
まぁお互い思いやりを欠かさない二人なので特に心配はしていません。
きっと読者が恥ずかしくなるぐらい素敵なエピソードになると信じています。

社会に出る不安は誰しもが抱くもの。
だからこそ友達と将来の約束をするのは大事だと思います。
時々会って近況を語り合って愚痴をこぼすだけでも全然違いますから。

合間に挟まる形で収録されている特別編は、付き合ってまだ日の浅い頃で初々しさが懐かしかったですね。
モブ子の習性とか久々に見ました。
こうやってみると遠慮がちだった性格もだいぶ改善されたことが分かります。
それにしても「ワカコ酒」とコラボっているのは唐突なのと絵柄の違いで浮いていましたね。

さて、次巻で遂に結ばれるのかなと思っていたら、予告がプロポーズでもするぐらいの勢いですね。
同棲の提案でもするのでしょうか。

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『絢爛たるグランドセーヌ』19巻 感想 



絢爛たるグランドセーヌ」19巻のネタバレ感想です。

表紙はレベッカ。
エヴリンより先に選ばれるのは予想外。
単なるクラスメイトではなく、卒業後も出番があるということなのかな。

コンクールや舞台本番のシーンが多いからか、いつも以上にしなやかな身体で表現する踊りに目を惹き付けられます。
まさに本物のバレエの公演を見ているような楽しみ方ができる作品ですね。

毎度のことながら、この作品を読むと前向きになれます。
理由はもちろん、奏の底抜けなポジティブさ。
浮かれ過ぎないようにしようって決意からの即落ちは予想できていても笑ってしまいます。
周囲も影響受けて前向きになっているのがいいですね。
終わったコンクールの練習をする意味に悩む七海に対して、私が見たいからという自己中な意見で背中を押す奏は気持ちよさすら感じさせてくれます。
こんな娘が友達にいたら、さぞ毎日楽しいだろうなぁ。

海外留学編以降は狙っているのか、毎巻ごとにライバルの近況が挿入されていますが、今回は絵麻の番でした。
とはいっても僅かではありましたが。
怪我はちょっと心配だけど、自分に合った練習法を見つけられたのは功名かな。

久々の登場である翔子も少し元気になっているようで良かった。
奏のそばにいる時の安定したメンタルまではまだ届かないにしろ、そつなく課題はこなせていそうですね。
ただそのペースだと、次に再会した時は奏の成長に驚くことになるかもしれません。
競争の世界とはいえ、奏と翔子に実力差が出始めたら少し寂しいと思ってしまうだろうなぁ。

ことあるごとにニコルズの言動には闇を感じさせますね。
奏や滝本先生が一抹の不安を抱くのも今後のフラグにしか見えません。

目指したい道は決まったけど、お金がない。
漫画的には支援者が登場するのが定番ですけど、そんな都合のいい展開がこの作品で果たしてあるのかな。
経済的な不安が続く奏の進路が気になりますね。

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『ソウナンですか?』9巻 感想 



ソウナンですか?」9巻のネタバレ感想です。

緊迫感のある展開が続く大航海編。
古井戸に閉じ込められた時とは比にならない危機的状況で、今度も3人の少女が1人の仲間を助けようと必死にもがきます。

ほまれもすっかり皆の気持ちが分かるようになりましたね。
あの娘達がほまれを見捨てることができるはずがありません。
そして、むつ達もほまれが嵐に遭遇しても生き残っていると信じきっています。
普段マイペースなしおんだって必死で頑張ってます。
このお互いに通じ合う心が尊くて涙が出てきます。

真夜中の海で、ひとりぼっちのほまれが絶望する中、打ち上げられた花火の光。

我慢できず涙腺崩壊しました。

その一筋の光がどれだけの希望をもたらしたのか。
ほまれの心境を思うと心が震え立たないわけがありません。
ギャグ調で描かれた本作で、ここまで感動するとは自分でも驚きました。

パパ達と再会を果たし、無事救助されて良かった。
これにて大団円、と思いきやまだ続くそうで。
巻末の予告を見る限り学園編があるみたい。
蛇足にならない程度にまとめてくれるといいんだけど。
あれだけ大破した飛行機事故で死者が出ていないとは考えにくいけど、パパが行方不明者リストに男子が2人もいないって言ってたので、実はほまれ達以外は助かっているのかな。

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『アオアシ』20巻 感想 



アオアシ」20巻のネタバレ感想です。

母ちゃんの言葉が全てだなー。
今の葦人は支えてくれる人の存在を忘れている、もっといえば置き去りにしていました。
視界が広がっていく喜びのせいで、逆に視野を狭めていたという皮肉。
でもこれを糧に、きっと一歩進めるはず。
サッカー選手としてではなく、一人の人間として。
それが分かっただけに母ちゃんも安心したんでしょうね。
最後に「あんた下手」とだけメッセージを残して去るんだから、母は偉大だなぁ。

阿久津に引っ張りあげてもらい、母の言葉に意識をハッキリさせ、花に謝罪することでようやく憑き物が落ちた葦人。
まさに目が覚めたようで、ここからまたフラットな感情で頑張ってくれればいいと思います。

個人的には花よりも杏里の方が女の子として魅力に映るんですよねぇ。
冨樫も結構好きなので、別にそっちでくっついてもいいんだけど、少しモヤっとしてしまいます。

そして、平はやはりそのまま退団か。
思っていた以上に阿久津にとっても平は特別な存在だったんですね。
優しい人よりも自我が強くて個人プレイに走るぐらいでないと生き残れない世界なのかもしれません。
平はそこまでサッカーを愛せなかったと言いましたけど、嫌いになりたくなかった故の諦めだったのかなと思いました。
栗林をはじめチームメイトを妬む自分が許せなかったんでしょうねぇ。

今回の試合を経て、阿久津がキャプテンに任命されたこともあり、チームカラーに変化が起こりそうな予感。
青森星蘭戦も楽しみです。

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『銀のニーナ』12巻 感想 



銀のニーナ」12巻のネタバレ感想です。

11巻を読んだのが4年以上前。
セールを待っていたらこんなに期間を空けることになってしまいました。

改めて1巻から読み直しましたが、平和なお話に心が洗われますね。
少女を中心に優しさが溢れた世界が大好きです。

冒頭のエピソード、マコトがゴシック衣装をニーナに着させたことで、そっち方面に目覚めてしまった気持ちは分からないでもない。
こんな西欧美少女が身近にいたら愛でたくもなるもんです。

いくら巴の母に言われたからとはいえ、直球でデートに誘える修太郎を見直しました。
幼馴染みだと今更言葉にはし辛いところもあるでしょうが、ちゃんと濁さず伝えられるのは尊敬します。
まぁ二人の関係については曖昧なままなわけですが、こればっかりはね。
巴の手を取るということは夢を諦めて地元に残るということになりますし、年齢的にも遠距離恋愛ではなく結婚を意識せざるを得ない。
都合が良いですけど、慎重になって仕方がない側面もありますね。

ニーナが母親に買ってもらった浴衣を泥だらけに汚してしまったのには驚いた。
ひたすらほのぼのライフが続くこの作品で、ニーナがガチで落ち込む展開は珍しいですからね。
凹むような出来事はおそらく初めてじゃないかな。
もちろん最後にはにっこり笑える内容になっているので安心して読めますけどね。

ニーナの成長物語。
修太郎と巴の今後。
二つの軸が緩やかに、でも着実に進行しているので飽きさせませんね。

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『かげきしょうじょ!!』8巻 感想 



かげきしょうじょ!!」8巻のネタバレ感想です。

あれだけ見栄を張って、遂に愛もトレース能力開花開花するのか、と思っていたら。
ちゅるエットは笑うしかない。
そりゃあ付け焼き刃だろうからごく自然な流れの失敗だけどさ。
あの自信っぷりだと期待しちゃうじゃん。

ギャグシーンっぽく描かれましたが本人は泣くぐらい悔しかったんですね。
ある意味これも愛の成長の証だと思います。
どっちかといえばさらさの役に立てなかったという後悔からの涙でしたが、演じきれなかった自分への失望もあったのかな。
「何度でも甦る」とドヤ顔する姿から今後の飛躍が期待できそうです。

ひとまずおじいちゃんは元気で一安心。
さらさが文化祭を抜けて帰省したことに気付いているのに知らぬ振りで尋ねるおじいちゃんは優しいなぁ。
己の死よりも孫の幸せを願うのは祖父の鑑ですね。

さらさと暁也のカップルはやっぱりドロドロとした感情が根底にありますね。
お互いを妬み合う関係で、健全とは言い難い。
笑みを浮かべながら「暁也君が羨ましくて憎らしかった」と言えるさらさに度肝を抜かれます。
感情の濃厚さは相当なものだけど、これが恋慕に変化するにはもう少しキッカケが必要になりそうですね。

謎の女性はさらさの姉ってことでいいんでしょうか。
歌鴎の娘ということだと思いますけど、どうしてさらさの生い立ちはこんなにも昼ドラチックなんだろう。

次回から本科生編かな。
きっと癖のある後輩が入ってくるんだろうなー。

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第2話「さっそく、しよっか?」  

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第2話のネタバレ視聴感想です。

第1話は本当に出来が良かったですね。
基本的にニコニコ動画で視聴しているのですが、コメントが増えるたびにチェックしていたら計4回も観てしまいましたよ。
おかげで次が待ちきれませんでした。

そんな期待度の大幅に上昇した第2話も素晴らしかったですね。
原作漫画のコマやセリフを一つたりとも逃さずアニメ化しようという心意気を感じさせます。

内容は採寸エピソードとなる原作2話から4話まで。
とにかく大胆な喜多川さんにパニックに陥る五条君の図がひたすら続きます。
丁寧に作りすぎた弊害で、多少しつこく感じましたが絵が動きまくるので楽しく観ることができました。

ひたすらエロいポージングと構図を見せてくれる回です。
過激なギャルと奥手な男子のシチュエーションが何より魅力ですね。
もちろん喜多川さんの隠そうとしないナイスバディも言うことなしなのですが。
アニメ制作頑張ったなぁというぐらい、おっぱいがぶるんぶるん震えます。

でも一番可愛いのは間違いなく照れた表情を浮かべながら両手で髪をかきほぐす姿ですね。
このシーンを本気で描いてくれて良かった。

それにしてもアダルトゲームをしっかりネタにしたり、ドエロい表現を描写したりと攻めていますね。
いくら深夜アニメとはいえ、昨今規制やらで厳しそうなものなのに大丈夫なんだろうかと心配になるぐらいです。
そのおかげで五条君が爺ちゃんにメモを取りながらエロゲーをやっている面白シーンもそのままなので嬉しい限りですけどね。

まぁ、正直ここまでエロ推しなのは最初だけな気がします。
ただ良くも悪くも視聴者層が偏ることになるのでしょうね。
実際はここまでより、ここからが面白い作品だと思っています。
このペースだと神回はアニメ5話ぐらいで来そうなので、是非とも初見さんもそこまでは視聴して欲しいですね。

テーマ: アニメ・感想

ジャンル: アニメ・コミック

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ファイアーエムブレム風花雪月 サイドストーリー「煤闇の章」 

ファイアーエムブレム風花雪月」サイドストーリーのネタバレ感想です。

プレイ時間(累計)12時間ルート煤闇の章
難易度ハードモードクラシック
主人公

主要キャラ貢献度武器(メイン/サブ)兵種
ベレス★★★ソードマスター
ユーリス★★トリックスター
バルタザール★★籠手バトルモンク
コンスタンツェ★★★黒魔法ダークペガサス
ハピ★★★闇魔法ヴァルキュリア
エーデルガルト★★★フォートレス
ディミトリ★★★パラディン
クロード★★ドラゴンナイト
リンハルト★★★白魔法/黒魔法ビショップ
アッシュ★★スナイパー
ヒルダ★★ウォーリアー


▼ 遊ぶタイミング

DLC「エキスパンション・パス」を購入したのは2021年5月。
まだ時期的には2周目ぐらいのタイミングだったかな。
でも追加要素の解禁は、一通り遊んでからにしようと決めていました。

本編のネタバレ要素が直接的にあるわけではないですが、クリアしてから手を出して正解だったかなと思います。
深掘りされた世界やキャラたちを楽しむことができましたからね。

▼ 難易度選択

本編と異なり何度もプレイするものでもないと思い、初っ端からハードを選択。
サイドストーリーにルナティックは存在しないため、ハードが最高難易度です。

そしてこれがビックリするほど難しい。

敵味方のステータスが絶妙のバランス調整となっており、ごり押しでは進めない手強さがあります。
育成要素が限定され、制作側が意図したゲーム本来の厳しさがそのまま体験できるようになっています。
きっと、これこそが本家本元の「手強いシミュレーション」なのでしょうね。

初見殺しに近いギミックが多数散りばめられ、シビアな戦いが要求されます。
EP.4「地下道挟撃突破戦」では天刻の拍動を使い切り、初めてゲームオーバーを経験しました。

▼ 育成

このサイドストーリー最大の特徴は本編では実現しえなかった級長3人が揃い踏みになること。
エーデルガルト、ディミトリ、クロードが一緒に戦える喜びは本編の悲惨さを知っているだけに、喜びもひとしおです。

また新たな学級として登場する面子もなかなか濃くて面白い。
お気に入りはコンスタンツェ。
典型的な高飛車お嬢様な性格だけど、没落した家名を再興するために努力を惜しまないのは見ていて気持ちがいい。
二重人格の持ち主で、太陽のもとでは超ネガティブになるのもギャップがあって飽きませんね。
DLC用兵種である特級職の中でも随一の有能職であるダークペガサスに就いていることもあって、活躍の幅が広かったです。

全員開始時の兵種のままプレイしましたが、制限があるのであまり自由度はありません。
まぁ変更しても楽になるかとは思いませんでしたしね。

▼ 攻略

シミュレーションRPGの真髄をサイドストーリーで思い知ることになるとは想像していませんでした。
とにかくどのMAPも一癖も二癖もあって厳しい戦いが続きます。

感覚としては詰将棋やパズルゲームをプレイしているものに近い。
ある程度決められた通りに動かさないと途端に詰むことになります。
少しでも油断をしたら簡単に死者が出るので、慎重かつ大胆な判断が常に付きまといました。

回復手段も限定されるため、気軽に被弾ができません。
まずリンハルトがいなければクリアは不可能でしょう。
彼の回復弾数確保がまさに生死のラインを分けます。

そのためエーデルガルトのフォートレスによる盾役が非常に助かりましたね。
替えの利かない存在として事実上のMVPの活躍をしてくれました。
唯一命中率の低さが難点でしたね。

基本的にエーデルガルトと主人公が釣りだして、他のアタッカーで仕留める流れ。
特に移動範囲が大きくある程度耐えられるディミトリとの相性は良く、レベルが一人だけ上がっていきました。

▼ まとめ

やりごたえ、ありすぎました。
楽しかったですけど、おかげでもう一度やりたいとは思いません。
疲労感とアドレナリンで脳が限界でした。
もちろん買って良かったとは思っていますけどね。

これで追加キャラや特級職が本編でも登場する仕様となり、支援会話や育成の幅が広がります。
一般的なDLCの相場は詳しくないのですけど、これだけ遊べるのならお買い得だなと思いますね。

テーマ: ファイアーエムブレム風花雪月

ジャンル: ゲーム

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『虚構推理』16巻 感想 



虚構推理」16巻のネタバレ感想です。

「岩永琴子の逆襲と敗北」編、完結。
事件そのものに凄みはありませんでしたが、物語的には大きな節目を迎えました。

推理編では、まるで琴子がラスボスかのような風格を漂わせています。
私が神だと宣告するキャラは主人公じゃなくて悪役側が一般的に多いですからね。
琴子の立場上、揺らぐことなく信念を貫く必要性があるのは確か。
しかし、結果的にとはいえ自殺幇助は非人道的で理解し難い感情でしょう。

一方で不死身である六花は鋼人七瀬の時に死者を出したことに悔んでいて、構図があべこべになっているのが興味深い。
今回の丘町も六花が助けた後、琴子が間接的に殺したような形になってますしね。
まぁ本気で六花に救うつもりがあるなら、未来を変えればいいだけの話でしたので、結局六花も自己願望を優先したわけですが。

九郎が存在するだけで秩序を乱しかねないということを目から逸らしていた琴子。
いや、気付いていなかったという方が正しいのかな。
自発的に不死となったわけでもないので許容しているだけであって、明らかに浮いた人間だからなぁ。

琴子自身は人情を持ち合わせていると思っているけれど、優先順位は常に秩序の平定である以上、非情に見えてしまいます。
スリーピング・マーダー編は分かりやすい例でしたね。
そんな風に非情な自分を見せつけられ、更には理にかなった六花の論に乗らざるをえなくなったことは、やはり琴子の敗北ということになるのでしょう。

敗北した琴子を珍しく労わる九郎が優しくていいな。
お姫様抱っこは子供をあやすようでしたけど、ぎゅっと背中から抱きしめる様は本当の恋人っぽかった。
いや、本当に恋人同士のはずなんですがね。

恋人を虐められた反撃なのか、九郎が六花に「定職につきましょう」と正論をかざすのが面白い。
かつてないほどショックを受けている六花だったけど、そりゃそーだとしか言いようがないです。

それにしても、どうして琴子は頑なに秩序を守ろうとするのか。
神として選ばれたのかもしれませんが、本人の意思がどこから来ているのかが謎です。
小説版とエピローグが異なるようですが、さすがに本筋に影響が出る差はないでしょうし、今後明かされていくことになるのかもしれません。

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『アオアシ』19巻 感想 



アオアシ」19巻のネタバレ感想です。

予想通りの急転直下と予想外の展開。
胸に込み上げる想いが複雑で言語化が難しいですが、一言で述べるなら……苦しい。

葦人は今までも高い壁にぶつかっては乗り越えてきましたけど、ここにきて大きな挫折を味わうことになりましたね。
それでも最悪の結果ではなかったことが幸いです。
198話「赤く染まる」のサブタイトルを知った時、流血する程の怪我をするのかと思いましたから。
どう見ても怪我フラグが立っていましたが、花の言葉を思い出して踏みとどまれたのはデカイ。
何故そこまで花に対してだけ感情が異なるのかは謎ですけど。

積み重ねてきた自信が強靭なフィジカルに粉砕され、余裕がなくなってしまった葦人の姿は見ていて辛いものがありました。
周囲もぐんぐん成長していく葦人に期待をしてしまい、冷静な判断ができていなかったように感じます。
どちらにしても、この辺りで冷却期間が必要だったのかもしれません。

一人の敵側選手にここまで掘り下げたのは、トリポネが初めてですね。
よくあるスポーツ漫画だったら、船橋学院こそ主役チームだったんだろうなと思いました。

サッカーは差別問題が絶えませんよね。
特に海外サッカーでアジア人が揶揄される報道は毎月のように入ってきます。
黒人選手もきっと多くの差別発言に晒されてきたのでしょうね。
リアルな作風を売りにしているので、この題材も避けて通れなかった、いや正面から描きたかったのかな。

レッドカードで一発退場となり、PKで逆転された上に人的不利という絶体絶命の危機。
最後の試合となった平が出場することができなくなり、ピッチに残されたプレイヤーにも絶望感が漂っています。

それでも栗林なら、栗林ならきっと何とかしてくれる!
……と思うのは某仙道さんと同じツンツン頭ってだけではないでしょう。

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『であいもん』10巻 感想 



であいもん」10巻のネタバレ感想です。

ゆっくりと丁寧に紡いできた物語が驚くほどの急展開。
一果と巴が親子の再会を果たし、一気に解決まで進んでまるで最終回のような内容となっています。

長らく謎となっていた一果を緑松に置き去りにした理由が遂に判明。
結局、一番のクズは巴の父親だったというオチですか。
確かに酒浸りになり、暴力をふるって、借金を作るというコンボは毒親以外のなにものでもないでしょう。
しまいには離婚後も子供に母親の金を盗ませるなんて、人として最低のことをやっています。
この作品には珍しい純粋な悪人として描かれていますね。

その一方で巴も他に手段があったのではないかと思わざるをえません。
少なくとも一果を連れ回したり、子から離れたりすることが正解だとは言いたくないです。
何故自分だけで抱え込んでしまったのか。
何も告げられず捨てられたと思う子供の気持ちを考えたのだろうか。
せめて海外にいようとも母親の元に戻してもよかったのではないか。

これまでの経緯もあって追い込まれており、最後の最後に手を伸ばした先が緑松だったのかなぁ。
結局今回スピーディーに決着したことで、なおさら巴は最初からこのルートを選ぶべきだったと思います。

ともあれ、一果にとっては涙の再会だったことは事実で、それは背景抜きで本当に良かった。
和が両親からも巴からもハブられていたのはちょっと可哀想でしたね。
確かに抜けているところもあるけれど、事情を伝えておいてもよかったんじゃないかなぁ。
おかげで一果が寂しい思いをしてきたことに憤りを覚え、衝動的に巴を殴ってしまいましたし。
しかも、倒れ込んだ巴を一果に庇われた時のショックは言葉にできないものがあったことでしょう。

それにしても、一果はパパっ子だというのを身に染みて感じました。
ママはどうしてあんなに距離置かれていたんだろう。
過ごした時間の長さの違いが大きかったということなのかな。

多くの人間関係のわだかまりも解けて、春を迎えられたようで何より。
ここで物語を閉じても何ら不思議ではないけど、一果の中学生編に続くようですね。

ここからは一果の物語ではなく、和の成長物語に焦点を当てることになるのかな。
恋愛事情も中途半端に濁さず描いてくれると嬉しいな。

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『ONE PIECE』101巻 感想 



ONE PIECE」101巻のネタバレ感想です。

ゴムゴムの実の出所が今更語られるのか。
他の悪魔の実と違って重要度が高いのには理由があるんだろうけど、想像が付きませんね。
以前にゴムゴムの能力者が他にいたってことかなぁ。
その割には今まで特別な反応はされてこなかったような……。
CP9が絡んでいるということは、重鎮クラスでないと真の意味を把握していないのかもしれません。

長かった戦いもようやく決着の構図が見えてきました。
幹部たちを各個撃破する王道パターンに入りましたね。
飛び六胞が倒れた今、あとは順当にゾロ&サンジvs大看板で決まりでしょう。
ゾロの復活は既定路線だったとはいえ、サンジと一緒に必殺技を繰り出すシーンは燃える。

てっきり霜月牛マルはゾロの父親だと思っていたら、SBSで否定されてしまいました。
瓜二つなので血筋は関係しているはずなんですけどね。

ルフィがモモの助に厳しくあたる様を見ると、自分だってエースが目の前で死んだ時、茫然自失となったじゃないかと突っ込みたくなります。
今回のルフィの言い分はもっともで、頂上決戦の時があまりにも勝手だったわけですけどね。

ロビンの能力がいつまで経ってもよく分からん。
どこまで自分を具現化できるのやら。
とりあえずあんな巨人の半裸状態だと三次元的には横から色々見えまくりだと思うのですがエロくていいと思います。
ただ謎の斜線に少年ジャンプの限界を感じました。

ヤマト強いな。
カイドウがどこまで本気だったのか不明とはいえ、タイマンで渡り合えるほどとは。
ルフィも駆けつけ、役者が揃ってきました。
今年中にはワノ国編終わりそうですね。

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タグ: ONE_PIECE  ONE_PIECE(巻感想)  尾田栄一郎 

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『かげきしょうじょ!!』7巻 感想 



かげきしょうじょ!!」7巻のネタバレ感想です。

何気なく読んでいたら衝撃の展開が続いてビックリな回です。

落選した紗和の気持ち、よく分かるなぁ。
努力家の秀才は破天荒な天才には敵わないと時折痛感してしまうんですよね。
自分も紗和と同じタイプの人間なので共感できます。
だからこそ竹井先輩の言葉には紗和と同じぐらい心を震わされました。
人前で涙を流せる相手がいること、そして泣いてくれる人がいることは幸せの証だと思います。

大木先生が最終決断した理由も納得しかない。
このオーディション編までがアニメ化されましたが、多くのキャラにスポットライトが当たる素晴らしい話でした。

第22幕からはアニメ未放送となり、初見のエピソード。
ここから予想外の連続でしたね。

まず、さらさの輝きは一瞬で消失。
せっかくあれだけ練習して、オーディションにも受かったのに舞台を降りる羽目になるとは。
しかも唯一の肉親である祖父か倒れたなんて、さすがにメンタルやられますよ。

そんな相棒のピンチに頑張ろうとする愛が健気すぎる。
ティボルトの代役を立候補する決意は熱くて震えました。
紅白出場していると聞いて、舞台慣れのアドバンテージは相当ありそうだなとは思っていましたが、この展開のための伏線だったんですね。

続きが気になるところでぶつ切りとなり、代わりにリサのスピンオフが収録されています。
この構成は駄目でしょう。
愛の活躍を後回しにして、文化祭終了後のエピソードを先に見せるのは悪手でしかない。
しかも内容が本編で語るべきであったりと色々と失敗している気がします。

そして、一番の衝撃は聖がまさかの脱落。
これからも分厚い面で嫌味なお小言を並べても実力を発揮してスターになると信じていただけにショックです。
元ネタの宝塚だと再入団は認められていないそうですが、このまま聖も戻ってこられないのだとしたらあまりにも可哀相。
厳しい世界なのは重々承知していますが、救済があればいいのにと願ってしまいますね。

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タグ: かげきしょうじょ!!  かげきしょうじょ!!(巻感想)  斉木久美子 

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その着せ替え人形は恋をする アニメ第1話「自分とは真逆の世界で生きている人」 

原作ファンによる「その着せ替え人形は恋をする」アニメ第1話のネタバレ視聴感想です。
ずっと放送を待っていました。

ビックリするほど丁寧な作り。
漫画の第1話だけでアニメ1話分を制作するとは贅沢だなぁ。
原作からカットされている部分があるどころか、描写を省かれているコマですらヌルヌル動かしていて、ここまでは気合の入り具合は嬉しくなりますね。

一番見たかった即オチ2コマもちゃんと再現してくれて良かった。
タイトルが長すぎて早口言葉みたいになってしまっていたから、パッケージを見せるとかの工夫で文字を見せてくれるとなおよかったかな。
五条君の「なんですって」という真顔ツッコミが思っていた以上にドスの利いた声で落差が面白かったです。

パンチラというかパンモロもバッチリで、エロに妥協がないところも不安が一つ取り除かれました。
ギャルの喜多川さんがゆるゆるなところも大きな魅力ですから、変な規制が入らないか心配だったんですよね。

主役に有名どころの声優さんではなく、まだまだこれからの新鋭を抜擢したのは評価したい。
演技力に関しては人気声優と比べると経験値に差が出るかもしれませんが、声色にイメージが付随しない強みがあります。
今のところ原作イメージとは多少の誤差程度なので、むしろ今後に期待したいですね。

そして何気に一番気に入ったのがEDだったり。
めっちゃ可愛い……!
ポップなテイストで動くセンスの塊のような映像で、見ているだけで楽しい。
昭和を彷彿させる古臭さが新しく見えるというか、これはちょっと一本取られました。

アニメはどこまでやるのかなー。
OP映像だと5巻のコスプレまで出てたけど、本編もそこまで行くとなると相当なペースでなければ1クールで終わらないし。
2クールやってくれたら嬉しいんだけど高望みだろうか。

絵の力が重要な作品なので、作画が安定さえしてくればあとは言うことなしですね。

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『アオアシ』18巻 感想 



アオアシ」18巻のネタバレ感想です。
アニメ化も決まったので、まとめて読もうと溜めていた既刊を読み始めました。

プレミアリーグ船橋学院高校戦、キックオフ。
日本代表同士のハイレベルな戦いがスタートしました。

うーん、とても高校生には見えない老けた顔の濃いメンツばっかりですな。
いやまぁ今に始まったことでもないですけども。

平は皆から好かれていますね。
癖の強いメンバーが多い中で貴重な人格者ですから無理もない。
小学生から共にプレーしてきた仲間にとってはもっと一緒にプレーしたいと思うのも当然です。
でも皮肉なことに完成された連携を見せつけるほど、平の心は諦めを強めてしまいそうですね。

まさにその結晶ともいえるファイブレーン理論、初めて知りました。
効果的な戦術であると理解はできますが、実現させるのは相当困難でしょう、これは。
葦人のような俯瞰の目に近しいものを全員持っていてやっとできるものなんじゃないかな。
まぁでもプロ一歩手前の彼らであれば可能ということなんでしょうかね。

実際、プロ選手が流れるようなダイレクトプレーで連携を決めた時は見ているだけで爽快です。
選手自身もきっとメチャクチャ気持ち良いんでしょうね。

それにしても葦人の覚醒が、闇落ちか怪我のフラグにしか見えません。
母親まで現地観戦しているこの場で何かが起きるのは確実でしょう。
福田監督が止めれなかったり、栗林や阿久津が違和感覚えていたりと妙な怖さがあります。

船橋学院の強さはまだまだこんなものではないでしょうから、後半は更に激闘となりそうですね。

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『その着せ替え人形は恋をする』8巻 感想 



その着せ替え人形は恋をする」8巻のネタバレ感想です。

エネルギッシュな青春物語だなぁ。
羨ましいやら、微笑ましいやら。

文化祭の準備は漫画ではよくあるけど、こんなに楽しそうで羨ましいなと感じる作品は珍しいかも。
豪華すぎて創作物だなと感じてしまうものと違い、リアル感があります。
階段の装飾や各教室の催しポスターとか細かいけどワクワクさせてくれる演出が上手いですね。

遂にコスプレは装飾だけではなく、立ち振舞いの領域まで入ってきちゃいましたか。
何が凄いって描け分けが計算されていることですよ。
ポーズ一つとっても服を着ているだけのコスプレと中身まで演じている違いを表現しているのですから恐るべし。

前回で吹っ切れたようで、多少おどおどしているもののクラスメートを頼ることを覚えた五条君。
皆協力的でホントいい子ばっかだわー。

そして五条君自身も皆の前で本気になるのがカッコイイ。
元々人形師として日々研鑽を重ねてきたのは衣装よりもメイクの方でしたし、これぞ本領発揮と言えるのかもしれません。

麗様、見開き連発の大迫力。
ああこのクオリティは反則すぎでしょ。
黄色い歓声が止まないのも無理はない。
ってか、他のミスコン参加者が可哀想になるぐらいレベルが違います。
素人参加企画にプロが出ちゃったと思うほど別次元の凄さはを見せつけてくれました。

文化祭編も無事終了。
次回からの新展開も楽しみです。

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タグ: その着せ替え人形は恋をする  その着せ替え人形は恋をする(巻感想)  福田晋一 

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全ての土台は健康であること 

あらためまして、あけましておめでとうございます。
昨年の振り返りも一通りできたので、また今年も頑張ってブログ更新していくつもりなのでよろしくお願いします。

さて、新年を迎えたので今年も抱負を掲げてみます。
やっぱり目標を立てると、それに向かって意識的に動こうと思えますからね。

今年の目標は「健康第一」です。

大々的に宣言することなのかと思われるかもしれませんが、年齢を重ねてしんどいことが増えてきました。
正直、身体のメンテナンスについて後回しにしていた部分もあるので、ちょっと本気で取り組んでみようかなと。

キッカケは残念ながら山ほどあるので一つに絞り切れません。
直近でいえば、人間ドッグの結果が芳しくなかったということもあります。
そういう意味では、今年の健康診断の時期までには生活スタイル含めて改善して、数値で結果を出したいなと思います。

ついダラダラと過ごしてしまいがちな日々を打破できるかどうか。
クイズ正解は一年後、みたいなもんですね。

テーマ: 新年の抱負

ジャンル: 日記

タグ: 年末年始まとめ  抱負 

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投資初心者が仮想通貨で投資額を2倍にした話 

1年前に掲げた目標を綴った記事を覚えている人はいるでしょうか。

「お金を稼ぐこと」と大々的に宣言していました。
具体的に何をもって稼ぐのかはあえて触れていませんでしたが、実は既にあの時には手を付けていました。

それは仮想通貨です。

仮想通貨といえば、一番有名なビットコインは今から5年前の2017年に年末にかけて盛り上がりを見せました。
各メディアで取り上げられ、とんでもない伸び率で所謂億り人と呼ばれる個人投資家が続出したことを覚えている方は多いはず。

かくいう自分も当時興味を抱いて複数の取引所で口座開設を済ませていました。
ただし、そんな大きな金額は投資しておらず、儲かっても税金計算が必要でない程度の額です。
お試しで確かに一度増えはしました。

しかし、これまた記憶している人も多いと思いますが、2018年にバブル崩壊の大暴落を起こします。
投資額がそこまでではなかったものの同じく巻き込まれた形となり、結局微損という結果に終わりました。
そんな甘い世界ではないよなーと思い、そこから2020年末まで取引所にずっと円にして放置。
また必要になったら取り出そうとぼんやり考えていました。

そして、2020年。
コロナ禍になり世界情勢が大きく変化したこともあってか、仮想通貨にまた再度バブル期が到来。
以前の熱狂ぶりと比べると、一般層にはあまり浸透していませんでしたが業界は相当な盛り上がりをみせました。

これは今がチャンスなのだろうと思い、2020年末に今度は本気で資産運用を開始。
具体的な金額は避けますが、今までの倍どころではない金額を投資し始めました。

以下、株すらやったことがない人間が独学で取引してきた流れを語ってみます。
ちなみに銘柄や具体的な金額は公開しません。

▼ 2021年総資産グラフ
2021仮想通貨グラフ

[0] 2020年末・一喜一憂する日々

自分にとっては未知の経験かつ高額投資だったため、まともに寝られなくなりました。
深夜に3回ぐらいは目を覚ましてしまい、スマホでチャートをチェックする生活。
仕事中も気になって仕方がありませんでした。
僅かな上げ下げに興奮しすぎていたことを思い出します。
ちなみに既にこの時点で2割ぐらい資産は減っていました。


[1] 2021年1月・どん底

投資のタイミングを知らない時期。
チャートが下がりだすと焦って売り、逆に上がると慌てて買う。
一番やってはいけないことを繰り返し、最初の資金を半分以下にしてしまった時はどん底気分でした。
今だからこそいえますが、この経験は何よりも得難いものでした。
投資で焦りは厳禁ということを身をもって体験しましたね。


[2] 2021年2~3月・一発逆転ではくコツコツが大事

一気に赤字となってしまったため、考え方をガラリと変えました。
儲けを出すのではなく、年間通してプラスマイナスゼロにまで戻すことを心掛けました。
小刻みな投資を重ねていき、コツが何となく見えてきた時期ですね。
おかげさまで1月のマイナスを予想以上のペースで戻すことができました。


[3] 2021年4~6月・大暴騰からの大暴落

この辺りでメインの銘柄を切り替えたこともあってみるみるうちに含み額が増えていきました。
まさにウハウハな状態。
こういう時に暴落というものは起きるということを知らず、あまりにも無知でした。
儲けが一気に溶けてしまい、むしろまたしても年間でみれば赤字生活に巻き戻り。
結局こういう痛い目に遭わないと学習できないものですね。


[4] 2021年7~12月・慎重かつ着実に

借金……というのとは違いますが、二度目の年間赤字を出したことでより慎重な取引をするように心掛けるようになりました。
上昇時に乗り遅れたとしても、負けることを避けるようになりました。
もしも5月の暴落時からずっと手放さずに保持し続けていたら、上記の表はとっくにV字回復していたはずです。
それでも大負けを避けることを選びました。
気持ち的には勿体なかったと思わないでもないですが、着実に勝ちに拘ったことは悪くはなかったと思っています。


票を見てもらえば分かる通り、1月と比較すると2倍以上の結果を出すことができました。
実際には2020年末に出た損益や税金計算があるので、そんな単純なものではないのですけどね。
それでも十分利益を出すことができました。

昨年は比較的読みやすいバブル期だったと思います。
今年もここから更に上がる可能性があるのか、はたまた2018年のような大暴落が訪れて年単位の冬の時代が来るのか。
全然先が読めないので、場合によっては引くことも考えないといけません。
正直、めっちゃ疲れますしね。

もし、このブログを読んでやってみたいと思った人はくれぐれも無理のない範囲内でやることをお勧めします。

テーマ: 仮想通貨

ジャンル: 株式・投資・マネー

タグ: 年末年始まとめ  仮想通貨 

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2021年を振り返るPart5・ゲーム音楽 

漫画、アニメ、ゲームに続いて個人的に近年明確に趣味の一つとして確立しているのがゲーム音楽鑑賞です。

元々音楽CDを購入することが好きだったのですが、邦楽についてはサブスクで聴けるので買うことがほぼなくなりました。
一方でゲーム音楽については、同様にサブスク配信されているものもありますが、基本的には少なめです。
コレクター的な意味もあって、出来るだけCDという形で購入するようにしています。

仕事に忙殺されていると多くのコンテンツは触ることすらままなりません。
しかし、音楽だけは通勤時間が長いこともあって楽しむ時間を作ることができます。
ゲーム音楽は感情を揺さぶる曲が多いので、ストレス発散にも向いているのが良いですね。

▼ 2021年マイベストゲーム音楽CD
ファイアーエムブレム 風花雪月 オリジナル・サウンドトラック


購入したゲーム音楽CDは30枚
ただしこのほとんどがまだ未プレイのゲームということもあってCDを聴いていません。

ゲーム音楽の醍醐味は、やはりゲームプレイ時の思い出を連想できることにあると思います。
もちろん単体で素晴らしいゲームミュージックも多数存在しますが、もっとより良い楽しみ方を知っているのに先に音楽だけ聴くというのは主義に反しますね。
先にゲーム音楽から入るというのは、言うなれば漫画や映画などをネタバレを調べてから楽しむようなものです。
それはそれで作品を知るキッカケとしてありなんですけど、出来ればフラットな気持ちでゲームや音楽に出会いたいっていうのが本音ですね。

2021年は何といっても「ファイアーエムブレム 風花雪月 オリジナル・サウンドトラック」になるでしょうね。
ゲーム発売から約1年半経過して、満を持してサントラ発売だっただけに期待度も高かったことと思います。
個人的にはプレイ開始が遅れたのでちょうどいいタイミングでの発売でしたね。
圧倒的なボリューム&名曲勢揃いで大満足な一品です。
曲ごとの個別感想はまたいつか書きたいなと思います。

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: 年末年始まとめ  2021年振り返り 

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2021年を振り返るPart4・ゲーム 

2021年振り返り、第4弾。
ゲームについて。

▼ 2021年個人的ベストゲーム
ファイアーエムブレム風花雪月


購入したゲーム数でいえば、間違いなく人生で一番多かった年でした。
誕生日にゲームアーカイブスだけで30本買ってますからね。

他にも7本ぐらい積んでいるゲームがあり、全然時間が足りていません。
理由は大きく分けて2つ。
1つは単純に秋以降多忙となり、ゲームで遊ぶ余裕がなくなったこと。
もう1つは「ファイアーエムブレム風花雪月」にドハマりしたこと。

「ライザのアトリエ」を2月で終わらせた後、9月までの半年間はほぼFE風花雪月で遊んでいました。
トータルプレイ時間は約500時間。
Switchの手軽さのおかげもあって、ひたすらプレイしていました。
6周したところで、さすがに他のゲームもプレイしたいと思い一度離れましたが、まだまだ遊び尽くせていません。

10月からはSwitch版「プリンセスメーカー ゆめみる妖精」を遊んでいます。
こちらの感想はまた後日語る予定ですが、まだ20時間ぐらいしかプレイできていません。

あとはドラクエ10もぼちぼちインしています。
一応ストーリーも本当に少しずつですが進めていますしね。
しかし、バージョンアップの拡張に追いつくほどではないのが現状です。

今年も「トライアングルストラテジー」「チョコボグランプリ」など欲しいタイトルが控えているので、どうやって時間を捻出しようかと頭を悩ませています。
ああ、本当に時間が欲しい。

▼ 現在の主な積みゲー

ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜
キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
ゼノブレイド Definitive Edition
天穂のサクナヒメ
Ever17 -the out of infinity- Premium Edition
こみゅにてぃぽむ
ロマンシング サガ3

リトルプリンセス マール王国の人形姫2
マリーのアトリエPlus 〜ザールブルグの錬金術士〜
エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜
ポポロクロイス物語
ポポローグ
ポポロクロイス物語II
サモンナイト
サモンナイト2
御神楽少女探偵団
続・御神楽少女探偵団 〜完結編〜
東京魔人學園剣風帖
東京魔人學園朧綺譚
東京魔人學園外法帖
フェイバリットディア 円環の物語
フェイバリットディア 純白の預言者
ちっぽけラルフの大冒険
キッチンぱにっく
デュープリズム
どきどきポヤッチオ
ずっといっしょ
Prismaticallization
ポリスノーツ
Neo ATLAS II
どきどきシャッターチャンス ~恋のパズルを組み立てて~
黒い瞳のノア ~Cielgris Fantasm~
アークザラッドIII
ガンパレード・マーチ
サーカディア
ゼノギアス
クロノ・クロス

テーマ: ゲーム

ジャンル: ゲーム

タグ: 年末年始まとめ  2021年振り返り 

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2021年を振り返るPart3・アニメ 

2021年振り返り、本日はアニメ。
クール毎で個別に振り返っているので、詳細はそちらで。

⇒「2021年冬終了アニメ感想
⇒「2021年春終了アニメ感想
⇒「2021年夏終了アニメ感想
⇒「2021年秋終了アニメ感想


▼ 2021年アニメ視聴作品リスト


アニメ評価 ★★★★☆
・かげきしょうじょ!!
・ブルーピリオド

アニメ評価 ★★★☆☆
・五等分の花嫁∬
・転生したらスライムだった件 第2期 第1クール
・転生したらスライムだった件 第2期 第2クール
・灼熱カバディ
・聖女の魔力は万能です
・無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第1クール
・無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール
・スーパーカブ
・ぼくたちのリメイク
・カノジョも彼女
・うらみちお兄さん
・白い砂のアクアトープ
・弱キャラ友崎くん
・Dr.STONE 第2期
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
・フルーツバスケット The Final
・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-

アニメ評価 ★★☆☆☆
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
・2.43 清陰高校男子バレー部


視聴作品の中で最終回を迎えたのは全部で21作品。
2020年10月から続く「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」だけが今もなお放送中となっています。

年間ベストアニメはかげきしょうじょ!!ですね。
アニメを視聴してから原作を購入した唯一の作品なので、断トツとも言えます。
演劇という題材もあって、音楽や声の演技、魅せる動きなどアニメならではの演出が光る作品でした。
是非とも第2期を期待したいところですけど、売り上げ的には微妙だったので雲行きは怪しそうですね。

世間で評判になっている作品はあまり観ていません。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「ウマ娘 プリティーダービー」「進撃の巨人」「東京卍リベンジャーズ」などなど。
こうして並べてみるとウマ娘は例外として、厳しい世界観を描く作品がヒットしていますね。
別に嫌いなジャンルではないのですが、気軽には見れないかなー。

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2021年を振り返るPart2・漫画 

あけましておめでとうございます。
今年もマイペースに更新していく所存ですので、よろしくお願いします。

年明けはしましたが、2021年の振り返りを続けていきたいと思います。
本日は漫画について。

購入した漫画は455冊
全て電子書籍です。
数は結構ありますが、実際にそこまでは読んでいません。
連載で追いかけている漫画については基本的にすぐに買わないのですが、キャンペーンに合わせてまとめて購入したので結果的にかなりの数となりました。

ブログ更新記事数は巻感想97個、話感想2個,総評1個で合計100個。
2021年の記事総数が142個なので、7割以上が漫画に関連する内容を書いたことになります。

▼ 2021年個人的お気に入り作品


年間ベストコミック『骨ドラゴンのマナ娘』1巻
ワクワク興奮部門『ONE PIECE』100巻、『ナナマル サンバツ』20巻
ポロポロ感涙部門『アルテ』14巻、『ソウナンですか?』9巻
ジーンと感動部門『宇宙兄弟』40巻、『ブルーピリオド』10巻
腹筋崩壊大笑い部門『それでも君を幸せにしたい』1巻、『月刊少女野崎くん』13巻
ニヤニヤ幸せ部門『おとなりに銀河』3巻、『この会社に好きな人がいます』9巻
スッキリ爽快部門『ラジエーションハウス』9巻、『虚構推理』11巻
可愛い女の子部門『その着せ替え人形は恋をする』7巻、『虚構推理』12巻
ビックリ衝撃部門『トモダチゲーム』18巻

2021年個人的BEST作品を挙げるとするならば、『骨ドラゴンのマナ娘』1巻です。
好みの要素がてんこ盛りで、この作品に出会えたことに感謝します。

印象に残ったのは『アルテ』14巻、『ブルーピリオド』10巻、『宇宙兄弟』40巻、『ソウナンですか?』9巻、『ONE PIECE』100巻など。
基本的に購読している作品はいずれも楽しませてもらえましたね。

▼ 2021年に完結した作品

『ふたり明日もそれなりに』★
『14歳の恋』★
『地獄楽』★
『D・N・ANGEL』★
『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』★
『ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活』★
『花園さんちのふたごちゃん』
『フェチップル』
『死ぬほど君の処女が欲しい』
『ネガくんとポジちゃん』
『パパと巨乳JKとゲーム実況』
『ぽんこつポン子』
『灼熱のニライカナイ』
『生徒会役員共』
『なれの果ての僕ら』
『漆葉さららは恋などしないっ』
『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』
『プラチナエンド』
『真壁さんはただモテたい』
『朝比奈若葉と〇〇な彼氏』
『その恋はいちごのように』
『聖剣士さまの魔剣ちゃん ~孤独で健気な魔剣の主になったので全力で愛でていこうと思います~』


★マークは購読済み作品、それ以外は雑誌やWEBで連載を読んだ作品です。

感慨深いのはやはり打ち切り危機を幾度も乗り越えて完結した『D・N・ANGEL』でしょうか。
『地獄楽』は一気読みしたこともあって没入感が素晴らしかった。

終わる作品もあれば、始まる作品もあります。
今年も新しい作品との出会いに期待したいですね。

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