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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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2021年を振り返るPart1・日常 

年の瀬ですね。
今年も昨日まで仕事だったので、ようやく今日になって年末を感じています。

昨年同様に新型コロナウィルスの影響は続いていて、もはやマスク生活が日常となってしまいました。
慣れとは恐ろしいもので、当たり前のように除菌や消毒をしています。
残念ながら終息する未来はまだまだ見通せませんが、鬱屈した雰囲気は脱したように感じられますね。

おかげさまで緊急事態宣言が発令した時のようなこともなく、仕事量は処理しきれないほどあります。
コロナの影響で職を失うようなことはないので、恵まれているといえるのかなぁ。
ただ、時間的に余裕のあった昨年のことを考えると、自由時間の少なさが辛いですね。
一度あの気楽さを知ってしまうと、現状がいかに仕事中心の生活になっているか思い知らされました。

必要最低限しか出歩かなかったので、休日に外出したのは月間で1日ぐらいのペースだったと思います。
私生活で劇的な変化があったわけでもありませんでした。
ああ、中勢バイパスが一部開通したことで通勤時間が短縮できたのは嬉しかったかな。
あとは後日更新予定のサブカル面の変化があったくらいですね。

そういう意味ではブログ更新頻度の復活が一番目に見えて変わったことかもしれません。
来年も同じように負担にならない程度に頑張りたいなと思います。

テーマ: 今年一年を振り返る

ジャンル: 日記

タグ: 年末年始まとめ  2021年振り返り 

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『ソウナンですか?』8巻 感想 



ソウナンですか?」8巻のネタバレ感想です。

遂に出航の時。
見渡す限りの大海原は安全が保障されていなければ恐怖でしかありません。
台風でも転覆しないことを目標にして作ってくれていて、少しだけ安心しました。
99%成功するというのは甘い考えだと思いますがね。

ほまれが男だった時の想像があまりに酷い絵で笑うしかない。
ボロンは駄目だよボロンは。
女子同士だからこそ出来た漫画というのを完膚なきまでに痛感させられました。

たびたび危険な目に遭ってきたにも関わらず、結局島を出るまでしおんのお嬢様っぷりは改善されませんでしたね。
ある意味このメンタルの強さは尊敬しますよ。
無茶な要望に応えるほまれ&むつの苦労は続きますが、状況に悲観するよりもマシなのかも。
ムードメーカーみたいなものですね。

酔ってるとはいえ、すっぽんぽんで海でじゃれあう姿は、もはや恥じらいという単語が消滅したかのよう。
初期とは比べ物にならないくらい開放的になっちゃって、まぁ。
無事生還した後の生活に影響出そうですね。

やっぱり夜の海は怖すぎる。
全員同時に眠るべきではないと思うけど、視界も真っ暗だし起きてても仕方がないのかな。

と思っていたら、起きてしまったトラブル。
いや、誰もが容易に予想できていた結果というべきか。
むつを救助するために身を投げ出したほまれが一人海に落ちてしまいました。
実際こんなことが起きたら、どちらの立場であっても絶望しかありません。
ここにきてシビアな展開はないと思ってますけど、どうやって合流するのか、先が気になります。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ソウナンですか?  ソウナンですか?(巻感想)  岡本健太郎  さがら梨々 

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『14歳の恋』12巻 感想 



14歳の恋」12巻のネタバレ感想です。

連載開始から11年の年月を費やした最終巻。
語られる彼や彼女らのエピローグに別れの寂しさを感じずにはいられませんでした。
多くの登場人物たちのラストをしっかりと描いており、満足度の高い内容となっています。

内海はいつの間に土井のことを追っていたんだろう。
まさか内海も土井の進学先を知りたがっていたとは気付きませんでした。

灰谷先生が志木を見つめる瞳の移ろいに胸が苦しくなります。
目を見張ったり死んだ目を向けたり表情の変化が見ていて辛い。

おそらく一番人気であろう長井&日野原先生のカップリング。
結局、最初から最後まで長井は不良ではなくツンデレでしたね。
素直に表現をすることが苦手なだけで、歌という発散方法があれば真面目に取り組むことができる。
ただし日野原先生の指導の元で。
ベタベタな関係だからこそ、にやけてしまう展開も多くて微笑ましい組み合わせでした。
一言で感想を述べるとすると、ごちそうさまでしたって感じです。

江藤&佐々木先生は既に未来のエピソードを描いていましたが、この時点で教育実習生になることを夢見ていたんですね。
約8年先まで想い続けられるのですから、この娘の恋心も相当なものだというのが改めて分かります。

加藤と有坂はらしいといえばらしいけど、こんな情緒もないキスでいいんだろうか。
中学男子なんてバカみたいに本能だけで生きている子も多いだろうけど、さすがに加藤は考えが浅すぎると思うなぁ。

翔太と朱美は他の年の差カップルより関係が一歩進んでいるのに、一番危うさを感じさせます。
年上の朱美側が翔太に想いを寄せるシーンが不足しているから、急に子供にすり寄っているように見えちゃうんですよね。
これは本編だと解消されるのかな。

そして最後はもちろん主役の和樹と彼方。
前回のラストはあれでお終いだったようで、もう少し匂わせるのかと思っていたので肩透かし。
別にHシーンが見たかったわけでなく、パニックに陥ったり顔を真っ赤にさせたりする二人が見られるのかなと思っていたので少々残念でした。

限られた時間の中で和樹の「一旦別れよう」という提案は、相手のことを考えているようで物凄く我が儘だと感じました。
志木や長井が声を荒げるのも当然だと思います。
タイミング的にも最悪で、セックスした後に遠距離恋愛なんて出来ないから別れたいなんてカラダ目的だと思われる危険性すらありますよ。
周囲に付き合っていることを隠しているのも逆効果だと思う。
彼方がどれだけ和樹のことを想っているのか分かっていれば、恋人がいることを周知させておくことで悪い虫が付かないようにしてあげるべきじゃないのかなぁ。
結局のところ、最後まで大人の仮面を被らざるをえなかった二人の物語だったということなのでしょうかね。

でもそんな中途半端な14歳の男女だからこそ、もどかしくも愛らしかったともいえます。
長井の言う通り全く大人っぽくない二人の姿が見られて本当に幸せな作品でした。

最終回よりもアンコールという形で描かれた後日談が何より読みたいものだったので嬉しかったです。
みんなそれぞれの付き合い方を継続しているようで良かった。
20歳になった和樹と彼方が中学生っぽいままというオチも、らしいなと思いました。

終わってしまって寂しいなーと思っていたら、まさかの外伝発表。
長井も志木も大好きなキャラなのでこれは期待せざるを得ませんね。

ひとまずは長期連載お疲れ様でした。
これからも応援しています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 14歳の恋  14歳の恋(巻感想)  水谷フーカ 

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2021年秋クール終了アニメ感想 

2021年12月で放送終了となったアニメの感想リストです。
今期は視聴本数が少なめでしたね。

▼ ブルーピリオド

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/既読

不良少年が美術に目覚め、美大を目指すことになる青春物語。
原則ファンとしては、単純に絵画をカラーで見れるだけで感激モノだったりします。
アニメの出来自体は特に不満点もなくまとまっていましたね。
一番の感動シーンが主人公の涙ではなく、母親の嬉し涙だったことで歳を取ったことを実感させられました。
第2期もやってくれないかなぁ。


▼ 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/未読

なろう系異世界転生モノ、分割の2クール目。
大量生産される類似作品とは一線を画す出来で、実際評判も上々のようです。
主人公がリアルというか生々しいというか、考え方が本当にゲスいんですよね。
斜に構える態度が多くて反感を覚えやすいのですが、成長も見られるのであまり嫌いにはなれません。
おそらく第2期も放送されるでしょうから気長に待ちたいなと思います。


▼ 白い砂のアクアトープ

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/オリジナル

P.A.WORKS制作によるオリジナルアニメ。
水族館を舞台としたお仕事系シリーズで、可愛いけど幼い女の子達の成長を描いた作品です。
ここのアニメ制作会社は「花咲くいろは」以来、オリジナル作品に定評があるので安心して観れました。
物凄くハマったわけではないですが、安定した面白さはあったと思います。
水の表現が美しくて、スタッフの頑張りが伝わってきましたね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  ブルーピリオド  無職転生~異世界行ったら本気だす~1-2期  白い砂のアクアトープ 

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「テレビゲーム総選挙」ランキング1~70位予想の答え合わせをしてみた 

本日「テレビゲーム総選挙」が放送されました。
放送中はもちろん、放送終了後未だにTwitterトレンドランキングの上位を独占しているほど注目を浴びています。
過去にもファミ通が「平成のゲーム最高の1本」と題してアンケートを取ったこともありますが、これだけの規模でランキング化されたのは初めてのことだと思います。
それだけにお祭り気分で非常に楽しかったですね。

先日、個人的に予想した作品がどれだけ当てることができたのか。
さっそく答え合わせをしてみたいと思います。


▼ 「テレビゲーム総選挙」ランキング1~70位予想答え合わせ

テレビゲーム総選挙1~70位

70作品中42作品が的中。
ちょうど6割の的中率となりました。


上位はほぼ予想通り。
1位は「クロノ・トリガー」か「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」だろうと思っていましたが、意外と差が付きましたね。
予想時の分析で2010年以降の作品が少なかったのを見て投票の世代が高めと思っていたのですが、真逆の結果でした。
70作品中29作品が2010年以降で占めており、若い世代の投票も多かったようです。

あとはシリーズ作品をピンポイントで当てるのが難しかったですね。
初代に投票が集まるのか、評価されているナンバリングが上に来るのか読み切れませんでした。
「メタルギアソリッド3 スネークイーター」が入って「バイオハザード」は初代なんですよねー。
「ゼルダの伝説」「スーパードンキーコング」は初代より違う作品で人気の高いものがあると思っていましたし、「ぷよぷよ」も紹介映像が「ぷよぷよ通」だったように相殺ルールができてこその大連鎖だから意外な結果でした。

MMOは可能性はあるとは思っていましたが、見事にDQ10とFF14がランクイン。
しかし、最上位のDQ5とFF7でもそうですが微妙にDQの方が上に来る辺り、日本人っぽい結果だなと感じます。

入っていて嬉しいなと思ったのは「幻想水滸伝」シリーズ。
2は期待していましたが、まさか1まで入っているとは予想外。
一方で同じ時期に出たRPGとして「アークザラッド」「ワイルドアームズ」「グランディア」シリーズが漏れたのは残念でした。

ポケモンは思い入れが世代でバラけすぎたせいで、ランキングを荒らした割りにはTOP10に入れませんでしたね。
それでも9作品もランクインするのはさすがです。

期待していた「ファイアーエムブレム風花雪月」が23位と上位に食い込んだことは嬉しい。
恋愛シミュレーションとしても遊べるという紹介の仕方はあまりにも部分的だと思いつつも、確かにその側面でも楽しんでいるから否定しきれないですね。

▼ ランキング入り予想をしたが外した28作品

テイルズ オブ ジ アライズ
ロマンシング サ・ガ3
アークザラッドII
ワイルドアームズ 2nd IGNITION
グランディア
聖剣伝説2
聖剣伝説3
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
JUDGE EYES:死神の遺言
スーパーマリオブラザーズ
スーパーマリオ64
スーパードンキーコング2
新・三國無双2
モンスターハンター ポータブル 2nd G
モンスターハンター ポータブル 3rd
バイオハザード4
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
星のカービィ 夢の泉の物語
バーチャファイター2
ぷよぷよ通
高機動幻想ガンパレード・マーチ
ときめきメモリアル
マリオカート8 デラックス

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊
不思議のダンジョン2 風来のシレン
サクラ大戦
サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~


まずは何よりビックリしたのが、TOP10予想もしていた「モンスターハンター ポータブル 2nd G」が外れたこと。
モンハンブームの火付け役となった作品だと思っていたんですけどね。
シリーズではいくつかランクインしているので、もっと上で紹介されると思っていたのですが。

あとは「スーパーマリオブラザーズ」が入っていないのも、この手のランキングだと異例でしょう。
ガチで選んだ感があってよかったともいえます。

半分以上がRPGだったにもかかわらず「聖剣伝説」「ロマンシング サ・ガ」が入れなかったのは相当厳しい。
一応「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」が82位に入っているとはいえ、全盛期のスクウェアRPGだったんですけどね。

「高機動幻想ガンパレード・マーチ」「ときめきメモリアル」「サクラ大戦」辺りは入っていて欲しかったなー。
ってかSEGAは一つも入っていないのかな。
ああ、時代を感じますね……。


何はともあれ面白かったです。
紹介映像を見て、やりたいゲームが増えて困りました。

やっぱりゲームって最高ですね。

テーマ: ゲーム

ジャンル: ゲーム

タグ: テレビゲーム総選挙  ゲームランキング 

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『虚構推理』15巻 感想 



虚構推理」15巻のネタバレ感想です。

あれ、そうか。
鋼人七瀬編ではネット上のやりとりだけだったから、六花さんと直接会うのは久し振りになるのか。
その割には、お気楽な顔でカツ丼を食しているという一見平和な対面で緊張感薄いですこと。

腹に一物を抱えている同士でありながら、表面上はただの知人との会話のようにしか見えない関係性が何とも不思議。
六花さんの内面が読みにくく、立場上はラスボスだと思われるのに妙に無垢というか天然というか。
とにかく真意を測りかねます。
鋼人七瀬の時に死者が出たことを悔やんでいるのは本当の気持ちだったのかなぁ。
未来を決められるのであれば、いくらもルート選択は可能だったと思うのですが。

ちょっとした驚きだったのが、九郎ってこんなに表情豊かだったんだということ。
琴子と一緒だと常に無表情で目が死んでいるので、六花のことになると驚いたり焦ったりしていて新鮮です。
本当に恋人なのかといつまでも疑いが晴れないのは、九郎のリアクションのせいですね。

何故警察がこんなに事件の調査情報を一般人である琴子達に開示するんだろう。
サキの時は近しい立場で、かつ既に亡霊との接触もあった後なので理解できますけど、今回の流れはちょっと不自然。
せめて当事者の六花にだけは事情聴取で遺書らしき文面からの手掛かりを探るのは分かりますけど。

結局、親類の不幸はキリンの怨念とは無関係だったということでしょうか。
亡霊がいつ頃から力を得たのか不明ですけど、さすがに偶然にしては連続で起きすぎな気がします。
思い込みって結論で終わりなのかなぁ。

予告を見る限り、次回でこのエピソードは完結のようです。
タイトルの敗北は、まず間違いなく琴子が六花に一杯食わさせることを指しているはずですが、果たしてどうなるのやら。
楽しみです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理(巻感想)  城平京  片瀬茶柴 

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『かげきしょうじょ!!』6巻 感想 



かげきしょうじょ!!」6巻のネタバレ感想です。

100期生の中で個人的に推している山田のターン。
弱気で卑屈なところは玉に瑕だけど、山田がモテないって作中の男は何を見ているのだろう。
一見どこにでもいそうな普通の女の子にみえて、周囲を虜にする歌声を持ち、みんなから愛される愛嬌があって、目標に向かって必死に頑張れる。
地味そうで実は特別な人間になれる素質が満載な女の子だと思います。
愛ではなく山田がジュリエットに選ばれたのは、何ら不思議ではありませんね。

そして、ティボルト役は紗和ではなく、さらさが選ばれました。
正直、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい演技だったと思います。
主人公が指摘された役柄をしっかりリベンジ果たす結果となり良かったです。

ロミオと乳母役に選出された生徒は今後出番増えるといいな。
仲のいいグループだけだと、せっかくの大所帯が浅く見えてしまいますからね。

残念ながら今回はスピンオフなし。
まぁ本筋で山田の過去編をやりましたし、実質山田のスピンオフみたいなものですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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「テレビゲーム総選挙」ランキング1~70位を予想してみた 

12月27日にテレビ朝日系列にて「テレビゲーム総選挙」が放送されます。
投票開始した際に話題となっていましたが、残念ながら投票をし損ねてしまいました。

そこで、投票とは違う楽しみ方として上位70位のランキング入りを予想してようと思います。
ぶっちゃけテレビでこの手のサブカルランキングは、アニメやアニソンなどで明らかに忖度されていることが多く、本来のランキングからはズレた結果になることが見受けられます。
昨今はネット投票が主流になったこともあり、操作されている感は薄まってきてはいますがね。
あまり訝しんでも面白くないですし、素直に祭りとして楽しんだ方が得なので純粋な気持ちで考えてみました。

参考となるのが先行発表された71~100位までの作品。
以下のゲーム群や投票形式から分析してみたいと思います。

桜井正博氏のツイートより。


1.投票層は20~50代のゲーム機世代で育った大人
スマホアプリゲーム、PCのみのオンラインゲームが対象外となるルールとなっています。
またネット上による投票になるので、少なくともスマホかPCを所持していないと投票することができません。
おそらくそのためキッズ人気の高い作品は相対的に落ち、懐かしいゲームが多めに入ることが予想されます。
事実、発表済み30作品のうち2019年発売「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」、2017年発売「モンスターハンターダブルクロス」、2014年発売「モンスターハンター4G」以外の27作が全て10年以上前のゲームとなります。
「ポケモン」は幅広い世代に評価されていますが、やはり自分が子供時代だった頃を推奨する声が集まるでしょうから、最新作はともかくあとは初期から中期にかけて発売された作品は案外落ちるのではないでしょうか。

逆にTOP10などで新作補正で入賞するものもあると思われますが、一握りとなるでしょうね。
「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」は売上や人気、新作補正もありますけど投票層とは被らない気がするのでどこまで行けるか分からないですね。

2.人気シリーズから偏って選出される
今回の投票はシリーズではなく、タイトル別での判定となります。
それにも関わらず「マリオ」は4作品、「ドラクエ」「モンハン」「ペルソナ」は3作品、「FF」「カービィ」「ゼルダ」2作品とこれだけで30作品中19作となります。
シリーズ内で明らかに更に上位人気のあるゲームが多数あり、それだけでも相当数を占めることが予想されます。
「ポケモン」はまだ1作品しか出てきていないので、かなりの数を上位に食い込むことになるでしょうね。

3.シリーズ内で人気が突出している作品は入りやすい
一例として挙げるなら「NieR:Automata」は間違いなく高順位に位置付けされていることでしょう。
「高機動幻想ガンパレード・マーチ」も同様のことがいえます。
「アークザラッドII」や「幻想水滸伝2」もシリーズ最高傑作であることは疑いようもないですが、単純に票数が足りているのか際どいかもしれません。

4.平均的に評価されているシリーズ作品は入りにくい
「ペルソナ」シリーズが3作品揃ってギリギリでランクインしていることが指針となります。
同系統の「女神転生」シリーズが、もっと上に入る可能性はないとはいいませんが厳しいのではないでしょうか。
似た売上となっている「テイルズ」シリーズは作品数が多くて票が分散されてしまっているため、ちょっと予想が難しいです
「逆転裁判」「アトリエ」シリーズも安定しているが故に票がばらけてしまうと考えられます。

5.シリーズ展開のないオンリーワン作品はチャンスあり
逆に知名度や売上は同等であっても他に選びようがない作品は選出されやすいのではないでしょうか。
特に比較的発売されて新しい「OCTOPATH TRAVELER」「天穂のサクナヒメ」「Ghost of Tsushima」などは十分あり得るでしょう。

6.有利なジャンルと不利なジャンル
発表済み30作品中12作品がRPGとなっています。
長時間プレイするRPGが思い入れ強くなる傾向が強いのも当然でしょう。
プレイしている真っ最中ならともかく、心に残り続けるものといえば印象的なストーリー以上のものはありません。
圧倒的に物語に特化したジャンルなので、上位もRPGまみれになるのは間違いないでしょう。

一方で不利なジャンルは多くあります。
まず明らかにスポーツゲームは不利です。
「実況パワフルプロ野球」「ウイニングイレブン」などデータが更新する系統は一つに絞ることができません。
可能性があるとしたら、爆発的なヒットとなった「みんなのGOLF」ぐらいではないでしょうか。

格ゲーも時代によって変化するので難しい。
既に91位で出ている「スト2」以上のものとなると、票を集結させるのは困難かと。
あり得るとしたらやはり各シリーズの最新作かなぁ。

また多数選出が予想されるだけに競合してしまうアクションゲームも有名どころが圏外になりそうです。
「スーパーマリオワールド」が97位止まりだったので、「がんばれゴエモン」「魔界村」「悪魔城ドラキュラ」「風のクロノア」あたりは厳しい。
とにかく任天堂が強いので、「ロックマン」「クラッシュ・バンディクー」「ソニック」ですら怪しい。

音ゲーは判断が付きませんね。
「DDR」「太鼓の達人」など熱中する人は多いものの、家庭用ゲーム機を主体としたランキングなのでアーケード向きの作品が選ばれるかどうか。
それならまだ「リズム天国」の方が選びやすいかもしれません。

FPSは今や絶大の人気を誇るジャンルなのですが、ゲーム機よりもPCで遊ぶイメージが強いんですよね。
「フォートナイト」はユーザー数でいえば断トツであってもこのランキングには一致していないと思っています。

漫画やアニメが原作のゲームでも人気作品は数多くありますが、ゲーム作品投票では避ける傾向があるのではないでしょうか。
「ドラゴンボール」「キャプテン翼」「機動戦士ガンダム」などは入っていてもおかしくはないのですが、5作品しか投票できないルールで選べるかは微妙なところ。



前置きが長くなりました。
上記の内容を踏まえた上で考えてみたランキング予想がこちらです。

▼ 「テレビゲーム総選挙」ランキング1~70位予想

クロノ・トリガー
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ファイナルファンタジーV
ファイナルファンタジーVI
ファイナルファンタジーVII
ファイナルファンタジーIX
ファイナルファンタジーX
ポケットモンスター 赤・緑
ポケットモンスター 金・銀
ポケットモンスター ルビー・サファイア
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
ポケットモンスター ソード・シールド
テイルズ オブ ジ アビス
テイルズ オブ ジ アライズ
ロマンシング サ・ガ3
ゼノギアス
ゼノブレイド
ゼノブレイド2
スーパーマリオRPG
MOTHER2 ギーグの逆襲
アークザラッドII
ワイルドアームズ 2nd IGNITION
グランディア
幻想水滸伝2
UNDERTALE
NieR:Automata
聖剣伝説2
聖剣伝説3
キングダムハーツ
タクティクスオウガ
ファイアーエムブレム風花雪月
大神
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
ゼルダの伝説 時のオカリナ
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
Ghost of Tsushima
JUDGE EYES:死神の遺言
マインクラフト
スーパーマリオブラザーズ
スーパーマリオブラザーズ3
スーパーマリオ64
スーパードンキーコング2
新・三國無双2
モンスターハンター ポータブル 2nd G
モンスターハンター ポータブル 3rd
モンスターハンター:ワールド
バイオハザード4
メタルギアソリッド3 スネークイーター
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
星のカービィ 夢の泉の物語
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
スプラトゥーン2
バーチャファイター2
ぷよぷよ通
テトリス
高機動幻想ガンパレード・マーチ
ときめきメモリアル
あつまれ どうぶつの森
スーパーマリオカート
マリオカート8 デラックス

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊
不思議のダンジョン2 風来のシレン
サクラ大戦
サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~
Apex Legends



▼ 「テレビゲーム総選挙」TOP10予想

1位クロノ・トリガー
2位ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
3位ドラゴンクエストV 天空の花嫁
4位ファイナルファンタジーVII
5位大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6位あつまれ どうぶつの森
7位ポケットモンスター 赤・緑
8位マインクラフト
9位モンスターハンター ポータブル 2nd G
10位大神


▼ その他主な選出候補 60作品

クロノ・クロス
ファイナルファンタジーIV
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア
ポケットモンスター ブラック・ホワイト
ポケットモンスター X・Y
ポケットモンスター サン・ムーン
妖怪ウォッチ2 元祖・本家
テイルズ オブ デスティニー
テイルズ オブ エターニア
ロマンシング サ・ガ2
サガ フロンティア
OCTOPATH TRAVELER
ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー
ヴァルキリープロファイル
ポポロクロイス物語
DARK SOULS
キングダム ハーツII
ファイアーエムブレム紋章の謎
スーパーロボット大戦α
ICO
ワンダと巨像
龍が如く0 誓いの場所
テラリア
スーパーマリオギャラクシー
スーパーマリオメーカー2
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎
ロックマンX2
天穂のサクナヒメ
バイオハザード
バイオハザード2
星のカービィ
カービィボウル
風のクロノア2 ~世界が望んだ忘れもの~
ソニックアドベンチャー2
モンスターハンターライズ
スプラトゥーン
グランツーリスモ
グランツーリスモ2
フォートナイト
Call of Duty 4: Modern Warfare
ゴールデンアイ007
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー
ファンタシースターオンライン
かまいたちの夜
信長の野望 革新
THE IDOLM@STER
STEINS;GATE
Ever17 -the out of infinity-
月姫 -A piece of blue glass moon-
逆転裁判
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
ドラゴンボールZ Sparking! METEOR
キャプテン翼II スーパーストライカー
機動戦士ガンダム ギレンの野望
太鼓の達人
みんなのGOLF
グラディウス
ゼビウス
Wii Fit
リングフィット アドベンチャー



こういうのって妄想しているのが楽しいんですよね。
友達と好きなゲームBEST5にするなら何を選ぶ?って話題は子供の頃からの定番でした。

結構ガチで考えたので、8割は当たっていたら嬉しいな。
ああ、でも予想外の作品が選出された方が面白いかも。

いずれにしても放送当日が楽しみですね。
答え合わせもやってみたいなと思います。

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『ソウナンですか?』7巻 感想 



ソウナンですか?」7巻のネタバレ感想です。

あてもないサバイバル生活から脱出へと舵を取ったので、話が進んで面白さに軸が出来ました。

しおん&アスカの我が儘っぷりが肥大化していますね。
喧嘩するほど仲が良いというか、表面上イラっとしても互いを信頼できるぐらいの関係構築が出来ている証なのでしょう。

役立つ時は来て欲しくないけど、サバイバル術は知識として興味深いですね。
ハマダイコンみたいにこんな短期間で育つ野菜もあるのか。
カラス肉は食べた経験ないけど美味しいのかな。
どこまで正しい内容なのかは判断付かないけれど、へえ~と思うことがいっぱいで楽しいですね。

ミニチュア船を見て不安しか覚えないのは自分だけだろうか。
あの構造を転覆しないだけの強度で作るのは至難だと思うのですが、みんな随分と前向きで明るいな。
むつだけは海上訓練始まってから海の怖さに意識が引っ張られているけど、むしろごく自然なことだと思う。

肉つきの良いボディを下着姿でさらけ出していても刺激的なエロさという感じではありませんね。
なんというかグラビアアイドルの美しさに通じるところがあって、健康的な魅力があります。
サバイバル生活で食べ物に困っているのに、痩せ細ることなく健康であるのもおかしい気もしますが、ここはあえて漫画らしい表現にしているのでしょうね。

船作りは順調。
航海に出る日はそんなに遠くはなさそうですね。

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『14歳の恋』11巻 感想 



14歳の恋」11巻のネタバレ感想です。

前巻に続き、冒頭は長井&日野原のエピソードから。
14歳の思春期真っ盛りの男子中学生に水着写真の年賀状は刺激が強すぎます。
こんなのおかずにしてくださいと言ってるようなもんですよ。

ちょっと志木さん出しゃばっちゃいましたね。
気軽に触れて欲しくない領域は誰にでもあります。
とはいえ、灰島先生も余裕がなくて志木さんを突き放すポーズしちゃってるなー。
大人びてるようでまだまだ幼い志木さんにとっては厳しい言葉なのは確か。
恐怖を覚えるのも仕方がないくらいに過剰な口撃でしたからね。
それでも今まで見守ってくれてきた情と呼べるものが偽りだと思わず、必死に手を引いてきた彼女のことを灰島先生はどう思うのだろう。

主役のふたりの出番が少なくて、今回は絡みはないのかなーと思っていたら。
え、マジか、マジですか。
遂に身体を重ねる時が来たと思ったら、まさかの冬山で吹雪から避難中のロッジで敢行とか若さ漲ってますね。
近距離に多くの同級生がいて、いつ乗り込んできてもおかしくない状況でゴーサインを出す両者の度胸が凄い。
残された時間の少なさに焦りもあったのかもしれません。
ちゃんと事前に性知識を学んでいたぐらいですから避妊の重要性は理解しているだろうけど、準備しているのかな。

さて、残すところあと次が最終巻。
甘酸っぱい思い出ではなく、幸せな未来が見てみたいな。

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『ラジエーションハウス』12巻 感想 



ラジエーションハウス」12巻のネタバレ感想です。

イオリの単独表紙は初めてですね。
ドラマが2期放送するくらい好調なので俳優さん経由で原作漫画に手を取ってもらう狙いなのかもしれませんね。

たまきと被ばく量の話の後編から。
前回ぶつ切りになっていた過去エピソードから嫌な想像しちゃっていたけど、ちゃんと元気なお子さんがいるようで良かった。
夫や義父母に理解してもらうことは困難だったようですけど、これは考え方の相違であってどちらかが間違っているわけではないですしね。

知識がないからネット上で情報収集した結果、余計に心配になる思考はよく分かります。
目の前のお医者さんを信頼したいけど、どこまで正しいのか判断付きませんからねぇ。
セカンド・オピニオンの重要性は今に始まった話ではありませんし。
結局のところ親身になってくれたという人情が決め手になることは現実でもままあることですね。

それにしてもこの漫画、勉強になります。
マンモグラフィの時も同じように思いましたが、今回の被ばくについても考えさせられました。

広瀬が責められるのは可哀想だけど、社会人には理不尽だけど怒られることはよくある話。
それこそ患者の立場からすれば病院を信じて訪れているわけで、原因が誰とか関係ありません。
とはいえ、放射線技師は撮影だけして読影に口を出すなと散々言われ続けたのに、所見を述べろというのは都合がいいなと思わないでもないです。
見えないところで医師も注意受けているんでしょうがね。
でも、イオリの言う通り何事も経験を積むしかないわけで。
落ち込んだら手を差しのべてくれる先輩がいるのは心強い。
ボロボロ泣いてもしっかり切り替えられるのはメンタルが鍛えられている証拠だと思います。

モリタイシさんの画力は今更ながらに凄いな。
何が素晴らしいってたびたびモノローグで過去編やりますけど、同一人物だとすぐ分かること。
年相応に描かれた顔のシワから年月の経過を見事に表現しています。
あと親子の似せ方も巧い。
イケメンや美女よりも中年を上手く描ける人は尊敬します。

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『かげきしょうじょ!!』5巻 感想 



かげきしょうじょ!!」5巻のネタバレ感想です。

40人中4人のみが選ばれるオーディション開催。
狭き門をくぐり抜けて晴れて舞台に立つことができるのは果たして誰なのか、という展開です。

愛、覚醒。
人との関わりを極力避けてきた愛が、役柄を理解するためのキッカケを持つのはさらさだと信じていましたよ。
これぞガールミーツガール。
思考内で回想するシーンはしっかり描き直しで再構築していて見応えありました。
振れ幅が大きいだけあって、誰よりも成長しているように見えますね。

今回のスピンオフは愛の指導役・野島聖編。
肩書きが面白いことになっているのは狙ってやっているのでしょうか。
とりあえず幼少期の格好は毎日お遊戯回みたいで、さすがに親が止めろよとは思った。

女の敵は女を地でいくタイプのキャラなので、メンタル強くないとやっていけませんね。
好きなものを好きだと言ってるだけなのに誤解されやすいのは悲しい立場だなぁ。
まぁ、普段から皮肉たっぷりだったり裏で暗躍してたりもするから自業自得な部分もありますけど。
JPX48のファンという話だって、最初疑っていましたよ。

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『であいもん』9巻 感想 



であいもん」9巻のネタバレ感想です。

やはり和の嫁は佳乃子で決まりですね。
交際期間の長さもあって互いの言葉が奥深くまで響いているのがよく分かります。
末長く幸せになれる二人だと思います。

美弦ちゃんは可愛いんだけどねー。
外から見たらベタ惚れしてるのが丸分かりなぐらい恋の喜怒哀楽が激しくて微笑ましくなります。
落ち葉舞う中、にへらっと笑うポニテ姿の横顔は今巻で最も魅力的な女の子のカットでした。

美弦ちゃんを想う同級生男子が登場しますが、悪い子じゃないけどくっついて欲しいとは思わないかな。
三角関係が四角関係になりそうな気配をキャッチする咲季君とテレパシーを受信する一果が人外の領域にまで突入してきていて面白かったです。

和の母親も裏事情知っているようで。
巴の名前を必死に伏せようとするのは一体誰のためなのやら。
初めて一果の口から語られる父親像が予想外の高評価の一方で、子供を邪魔だという発言の真意は不明でも許しがたいものにはずなのに嫌われていないのは不思議。
本格的な登場まで、ひたすらヘイトを稼ぐ巴は果たして読者の気持ちを反転させられるのでしょうかね。

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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』24巻 感想 



かぐや様は告らせたい」24巻のネタバレ感想です。
表紙のミコちゃんが美少女過ぎて尊い。

相変わらずシリアスとコメディの落差が激しい作品ですね。
個人的にはラブコメに偏っている方が楽しめるのですが、終盤になると真面目な話が増えるのは致し方がないかな。

めっちゃ気になるところで終わった「仏の御石の鉢」編の続き。
大仏の奥底に眠る気持ちが明らかになりました。
なるほどなぁ、これは共感できるところはあるかも。
ミコちゃんのことを陰ながら支えてくれていた石上が窮地に立たされた時に、何故ミコちゃんは石上のことを信じて助けてあげなかったのかと考えてしまったんですね。
無償の愛に惹かれた大仏にとってミコちゃんの行動は許しがたいものだったのでしょう。
自分が動けなかったこともあって、八つ当たり気味になっていることも自覚してても、想われていることが羨ましかったんだろうなぁ。
お互い傷付きながらも、前を向くことができたのは良かったことと信じたいですね。

帝に対して警戒心強いな、かぐや様。
表面上ではイイ奴っぽいし、高校3年で転校してきた理由もかぐやのためだと言うことを読者としては信じたいんだけどね。
あまり裏の顔があって欲しくないんだけど、何かしら隠して動いているのは事実だからなぁ。

白銀が留学するまで2ヶ月切っていることが判明。
これは作品の終わりも近いことを意味するのでしょう。
とはいえ、妹が隣の部屋にいる中で添い寝するには強引すぎやしませんか。
さすがに同じベッドで寝ただけでコトを致してはいないと思いますけど、圭が嫌がるのも当たり前です。

終盤になってもちゃんと早坂回があるのが嬉しい。
くだけた口調に違和感覚えるのは受け手だけではなく、本人も同じだったのね。
敬語が彼女らしさを最も表していると思うので、このままスタイル戻ってきて欲しいな。

石上とマキちゃんが似た者同士でお互いのことを分かり合えていますね。
賢いだけに損しやすい性格なところも含めて同じだから、報われて欲しい二人です。

失恋の痛みが和らぐことに自己嫌悪する気持ちはよく分かる。
自分の気持ちってそんなに浅いものだったのかと思いたくないですからね。
それでも優しく接してくれ始めたミコちゃんをダンスパーティーに誘える石上は立派ですよ。
着実に関係が進んでいるようで何よりです。

学園理事長が四宮黄光って最悪な事実が発覚。
でも、だからこそ校長が白銀のためにカードを揃えようと必死になっていたんですね。
ただ何故校長がそこまでかぐやのために動くのかが不明のまま。
校長の過去編が語られている小説版にヒントが載っているんでしょうかね。

そして遂に来た最終章。
副題もタイトルそのまま。
間違いなく、かぐやに何かを告らせることで締め括る物語となるのでしょう。
四宮家三男が味方になる展開が予想されますが、楽しい気分で読める話ではないだろうし少々不安です。

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『ソウナンですか?』6巻 感想 



ソウナンですか?」6巻のネタバレ感想です。

全員集合の表紙絵が新鮮というか、ほまれ以外のカラーが実質初みたいなもんですね。

さて、予想通り4人で脱出する流れになりましたね。
ほまれに足りない部分を指摘するシーンはよかったなー。
一見すると万能超人みたいだけど、確かに協調性とかないですもんね。
だから相談もなしに勝手に決めて行動してしまう。
現実的に考えれば、ほまれだけで脱出を試みた方がいいのかもしれませんが、他の面子が許すわけがありません。
一人でも生きていけるサバイバル術を持っているけど、女子高生の感情には疎い弱点が出てしまいましたね。
弱気な一面もあってよりキャラ造形が深くなったと思います。

問題は4人も乗れる船を作れるのかということ。
耐久性や食料など問題は山積みですね。

しおんの誕生日プレゼントは悔しいけど笑ってしまった。
想像の遥か上を行く破壊力を持ってましたね。
下痢で叫ぶ構図も酷かったし、過去イチで尻丸出ししているし、本当にこの作品は下ネタが多いな。
71話のサブタイトル「むっちゃんの性癖がローリング·ヒッチ」とか絶対作者楽しんで付けてそう。

今回の獲物はvsエイ。
よくもまぁ多様な生き物と死闘を繰り広げることで。
あんな巨大なエイ相手に、犠牲がしおんのパンツだけなら安いものでしょう。
しおんの股から夕陽が眩しく照らす見事な勝利でした。

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『虚構推理』14巻 感想 



虚構推理」14巻のネタバレ感想です。

表紙の琴子と六花がカッコイイ。
赤系と黒色の配色はクールな印象を際立てますね。
この時点では直接的な対峙をしているわけではないのに、妙に危うさを感じる関係だというのが絵からも伝わってきます。

六花さんが激辛担担麺をものともしないのは辛味が痛みからくるものだからという理由だそうですが、味覚はちゃんとあるのかな。
九郎ともども人生の楽しみが削られているようで可哀想な体質ですね。

サイコパスな犯人はミステリーには向かないなー。
行動原理が理論的ではないので推理し辛いのもさることながら、物語としての深みにも欠けますから。
でも、こういう輩の犯行もありえることを提示すること自体は悪くありません。
可能性広げることに繋がりますからね。

六花さんのハイキックは痺れる。
あれだけ格好良いと、あのクレイジー野郎は下手したら変な方向に目覚めてしまう危険性もあったのでは。

第38話「的を得ないで的を射よう」は単話で途中までは微妙かなと思ったけど、オチで全て持っていかれました。
あパ」は我慢できんよ。
弓矢がぶっ刺さる展開とアイアンクローは予想通りなのに強引さに思わず笑ってしまいました。

最後に始まった長編「岩永琴子の逆襲と敗北」は、鋼人七瀬編以来の琴子&九郎vs六花になりそうでワクワクします。
わざわざ結果を題名につけるとは、よほど何か捻ったものがあるのでしょうね。
果たしてどのように琴子が敗北するのか、期待して読みたい思います。

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『かげきしょうじょ!!』4巻 感想 



かげきしょうじょ!!」4巻のネタバレ感想です。

第13幕の扉絵でチアリーダー姿になっているさらさが随分巨乳だなと思ったら、こういう姿になりたいという願望でしたか。
Eカップの人の極意を山田に聞いているってことは、つまり山田は着痩せするタイプということでしょうか。

肝心のリレーは巨乳設定を恥じらうさらさにトップスターの星様がぶつかってきてしまうアクシデント勃発。
機転を利かして先輩に助けてもらう後輩を演じたのは見事でしたね。

今回のスピンオフは里美星編。
今の凛々しい姿からは想像できなかった可愛い女子学生ですね。
女の子としてはかなり好みです。

前回もそうでしたけど、本当にスピンオフの出来が素晴らしいですね。
望まぬ高身長で娘役の夢が断たれ女の子に、舞台を降りることを余儀なくされた先生が寄り添うストーリーに心が揺さぶられます。
安道先生に逆プロポーズまでしていたのはビックリしましたが。
なるほど、前巻にあったやりとりは嫉妬していたんですね。
うーむ、これは推せる。

星様って芸名だったのか、ってそりゃあそうか。
道理で他にも男役で名前が女性っぽくない人が多いわけですね。

ところで奈良田先生って冗談ではなくガチで恋愛対象は男なの?
まぁ別にいいんだけどさ。
愛もだからこそ叔父を信頼できるのかもしれないし。

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『であいもん』8巻 感想 



であいもん」8巻のネタバレ感想です。

前回ラストで語られた話が更に少しずつ明かされました。
やはり一果の父親は巴先輩で、和の父親は事情を全て知った上で一果を預かっているわけですね。
そして巴は一果を認識していても声はかけずスルーかぁ。
うーむ、事情があるんだろうけど、今のところ巴に対していい感情は持てませんね。

海イベント回をこの作品で見られるとは思いませんでした。
美弦ちゃんは受験生なのに海に行ってていいのだろうかと思わないでもないですが、息抜きは必要ですしね。
咲季君も一果同様三角関係に気付いていたのね。
巻き込まれてしまって大変そうなのが、申し訳ないけど面白い。

今巻の和菓子は見た目が綺麗で印象に残りました。
残雪のような「深山の雪」は想像つくけど、花火のような「銀玉羮」はどんな味なんだろう。
ああ、竹羊羮も久しく食べてないなぁ。
あの甘ったるさと竹筒の匂いが懐かしい。

周囲が和のことを挨拶代わりに蔑むボケを入れてくるけど、半笑いはさすがに吹いた。

一果は小学6年生とは到底思えない立派な考えを持ってますね。
就活に苦悩する大学生を諭すことができる小学生なんて普通いませんよ。
この物語がどんな結末を迎えたとしても、一果が緑松で働くことはもう決まっているんだろなと思わせてくれるぐらいの力強さがある決意でした。

和には下地があったとはいえ、随分と任せられるようになってきましたね。
ブランクあった上に長年の修行が必要不可欠であろう職人としては、異例の早さなんじゃないかな。
口では厳しいものの、親は子に甘くなってしまうということかしら。

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この道わが旅~すぎやまこういち音楽の旅路~ 

NHK番組「この道わが旅~すぎやまこういち音楽の旅路~」の録画を視聴しました。
同日にあった「お別れの会」に合わせた特番だったようです。

本当に良い番組でした。
すぎやま先生を大切に想う人達で制作されたんだろうなと随所に感じられるもので、じんわりと心に響きました。

1時間番組の構成でドラクエに偏ることなく、半分は先生の若き日々を追う内容となっていたのも見応えありましたね。
ファンの一人として経歴自体は知っているものばかりでしたが、自分が生まれていない時代の先生の活躍を写真や映像で見ることができたのは有り難かったです。

音大志望だったけどピアノが弾けず、代わりに進学したのが東大だったというのは有名な話。
フジテレビのディレクター時代は記事でしか読んだことがなかったので、当時を知る方々のコメントや写真は凄く新鮮でした。
すぎやま先生が怒鳴る姿というのはなかなか想像がつかないなー。
晩年は穏やかな性格でしたから。

NHK紅白歌合戦の映像は物凄い貴重ですね。
第18回で「恋のフーガ」を歌うザ・ピーナッツは、モノクロで映像のブレもあって歴史を感じさせます。
第24回の「学生街の喫茶店」では真っ白なタキシードで長髪をなびかせながら指揮をしつつピースサインを送る姿が何ともおちゃめでした。
このシングル、200万枚も売れていたとは全く知りませんでしたね。

帰ってきたウルトラマン、G1ファンファーレ、懐かしいCMの数々と余すところなく紹介してくれて満足度が非常に高い。
「亜麻色の髪の乙女」は世代的に島谷ひとみの歌声で再生されるのですが、耳に残るメロディーラインですよね。

「伝説巨神イデオン」は見たことないので、ちょっと興味があります。
富野監督がこんなに笑ったり、素直に感謝したりするのって珍しい過ぎませんかね。
それだけすぎやま先生が偉大だったという証なのでしょうが。
EDテーマ「コスモスを君と」を歌う戸田恵子さんの歌声は透き通るような清廉さと力強さがミックスした素晴らしい楽曲でしたね。

後半はもちろんドラクエ関連のエピソード特集。
過去の番組インタビューは一通り見た記憶があるので初見ではなく懐かしさを感じました。
関係者も多数登場する中で、やはり堀井さんは別格。
堀井さんが選んだイチオシの曲であるラーミアのテーマ曲「おおぞらをとぶ」は、おそらく同意した人も多いでしょう。

すぎやま先生の指揮とコンマス矢部さんの演奏を一度でもいいから生で体験したかった。
オーケストラは片手で数え切れないほど行きましたが、東京都交響楽団の演奏は地方民にとっては聴きに行きづらかったです。

番組名通り、締め括りはドラクエ2のED曲「この道わが旅」でした。
ここまでの構成による昂りもあり、感極まって自然と涙を流してしまいました。
終わりを告げる曲でありながら、温かみのある曲調はお別れの楽曲として相応しすぎましたね。

音楽は心の貯金という言葉、いつまでも胸に残り続けます。
聴きべりしない音楽というテーマを元に作曲された音楽は、きっと一生聴いていられるという自信があります。

すぎやま先生のおかげで音楽が好きになり、ゲーム音楽というジャンルにハマり、オーケストラに興味を抱きました。
本当にありがとうございました。

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: すぎやまこういち 

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『ソウナンですか?』5巻 感想 



ソウナンですか?」5巻のネタバレ感想です。

シリアスな表情が増え、絵のタッチが変わってきましたね。
薄い線で描き込み量が少なめなのは止め絵として印象に残りやすく効果的ですが、多発すると雑に見えてしまうのが怖いところです。

イノシシ狩りのおかげで食糧に余裕ができたと思ったら、台風でまたもやピンチを迎えた4人。
こんな小さな島で台風なんか来たら文字通り命の危機となりますよね。
それでも遭難したのが夏場でよかったのは間違いないでしょう。
こんな装備で冬を越すのは無理ですもん。
結構あっさり経過しましたが、古井戸シェルターで過ごす時間は相当しんどかったはず。

シリアス展開だったほまれ救出作戦の反動もあって、しおんの放尿ブランコがあまりにも酷い。
アスカのウンコと違って役立つどころか、無駄な労働力を割くことになってるし、縄で縛られた格好も何のプレイだとツッコミたくなります。
ギャグっぽく描かれているから笑って済まされるけど、本当に無人島生活している状況だったら仲間にキレられて放置されても文句は言えないぞ。
釣り回だと遂にほまれですらイラっとしていたし、振る舞いを改めないと見捨てられますよ、ホント。

むつは災難が続く星に生まれたのかな。
毒の吸出しのためとはいえ、陰毛を剃ることになったり、開いた股に頭を埋められて吸われまくったり。
可哀想……なんだけど、構図がエロ過ぎて、なんていうか、うん、申し訳ない。

ラストに脱出フラグが立ってますけど、今までの流れからして全員で行くことになりそう。
でも、サメや台風の危険性、目指すべき方角や情報が不足している中で海に出るのは自殺行為に見えます。
個人的に同じ立場なら、絶対待つ方を選ぶけどなぁ。

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『虚構推理』13巻 感想 



虚構推理」13巻のネタバレ感想です。

今回も雪女が可愛いという内容で終始するお話でした。
白い肌を紅潮させてぷいっと背く姿とか、いちいちツボに入る仕草をしてくれます。

あー、やっぱり身体は重ねてなかったんですか。
しかも複数回に渡って雪女から誘われているのに断っているとか、琴子じゃなくても信じられませんよ。
とにもかくにも二人が一緒になれる解決でホッとしました。
ただ、あっさりしすぎていてミステリーとしては若干物足りなさを感じてしまいましたね。
でも構いません。
おまけ漫画もそうですけど、仲良さげな二人の日常というのが読者が求めていたものと理解してくれているようですからね。
それにきっと本格ミステリーは六花絡みで展開してくれると信じています。

第34話「よく考えると怖くないでもない話」がある意味この巻だけでなく、作品通してで一番怖かったかもしれません。
琴子の表情が蝋人形のように笑っておらずホラーでしかない。

下着のデザイン候補がひでえ。
力士のまわしも酷いけど、おかめは断じてない。
女性の衣服を脱がしておかめがこんにちはってしてきたら、少なくともその夜は性欲なくなるぞ。

琴子と六花のタッグが最強すぎる件について。
解決できない事象なんてこの世にないのではないかと思わせてくれるぐらいの頼もしさがあります。
見た目もちびっこくて可愛さ振りまく少女と高身長でスラリとした美人で絵になりますね。
次回の完結編が楽しみです。

ちなみに「雨の日も神様と相撲を」第1話が巻末に特別収録されています。
たまにこういう収録方法ありますけど、原作者は同じでも漫画家は別人なのであればまとめるのは何か違うなーと思ってしまいます。

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『かげきしょうじょ!!』3巻 感想 



かげきしょうじょ!!」3巻のネタバレ感想です。

10年周期の大運動会もモチーフの宝塚でも同様らしいですね。
オリンピックどころじゃないので、チケットの競争率やプレミア化はとんでもないことになるんじゃないのかな。

国広先生ちゃんとこれからも登場するんですね。
アニメで完全に排除されていたので、単独エピソードのみかと思っていました。
ケツドンの流れは素直に面白かったです。

沢田姉妹のケンカはいつか必ず乗り越えなければならないものだったのでしょうね。
千夏だけ受かり、千秋だけ落ちた昨年の受験結果が出たときからひび割れは起きていましたから。
双子の片割れだけが選ばれるというのは中学生の女の子が抱えるには厳しい現実だったことでしょう。
辞退する勇気も辞退させてしまった負い目も辛すぎます。
それでも二人一緒であることを願ったのは誰でもない当人達で、近い未来の道が別れていたとしても向いている方角は同じってことなのかな。

そもそも何を考えて千夏だけ合格としたんだろう。
後半になれば二人の違いが明確になって、教員達の先見の明が讃えられるような展開にでもなるのでしょうかね。

星野菫の話はスピンオフ扱いだったのか。
この話甘酸っぱくて青春1ページって感じで物凄く好みです。
本筋は入学からスタートしますけど、実際は25倍以上の倍率に残らなければならなかったわけで、何ともシビアですね。
星野の好感度が一気に上がりましたし、脇役の背景がしっかり描かれることで作品に厚みを持たせることに成功しています。

しかし内容以上に一番驚いたのが、野球を知らない人が描いたおかしいコマとしてネット上で有名なシーンが、まさか本作のネタだったということ。
打者の位置がホームベース上にいる構図となっている絵ですね。
感動する場面のはずなのに、ギャグになってしまったのは勿体無かったなぁ。

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『であいもん』7巻 感想 



であいもん」7巻のネタバレ感想です。

毎回カラーで楽しめる扉絵ですが、今回はまたいつも以上に素晴らしい。
紫陽花に囲まれながら和傘を手に佇む一果の姿は、しばしページをめくらせない魅力がたっぷり詰まったお気に入りの一枚となりました。

佳乃子が振られたと勘違いしている和に伝えないことを逃げだと認識していることに少しだけホッとした。
一度でも相手から離れられてしまうと、二の足を踏むのは仕方のないこととはいえ、もう1年も経ちますしね。
共通の知人であるタクミが間に入ってくれたことで、佳乃子も一歩進むことができて良かったなと思います。
あとは和が「ちゃんと和菓子も好きだから」という言葉の裏を読み取れるかどうかだなぁ。

美弦ちゃんのエピソードは久々な気する。
ああ、この娘も健気で応援したくなってしまう。
くそう、どうしてこの二人を恋のライバル関係にしたんだ。
頑張りすぎているからもっと助けてあげて欲しい。

それにしても、こんなに恋路の話を挟んでくれるとは思っていませんでした。
2巻の感想で定期的に描いて欲しいと願望をぶつけましたが、読者の要望が多かったんでしょうかね。

和が捜していた巴先輩=一果の父親がほぼ確定。
ふーむ、素直に婿入りで苗字が変わっていたパターンでしたか。
和の父親もある程度事情を知っていそうな感じなのも納得というか、そうでなければ見ず知らずの子を2年も預かれませんよね。

最後のすれ違いでそう簡単に再会とはならなさそうだけど、物語は動き出したのは間違いないでしょう。
お守りが変なフラグでないことを祈っています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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第2回女流ABEMAトーナメント 

第2回女流ABEMAトーナメント」を全編通して視聴しました。

男性の棋士と違って有料放送ということもあって、実はあまり観るつもりはありませんでした。
しかし、試しにドラフトやチーム紹介動画を観てから興味を持ち、予選対局を観戦してからはもうハマってしまいましたね。
フィッシャールールというのは、やはりスピーディーで興奮しやすいのでテンション上がります。

女流棋士の実力は詳しくありませんでしたが、里見香奈女流四冠西山朋佳女流三冠だけはさすがに知っていました。
この二人はプロ棋士になるのではないかと話題になっていましたからね。
その評判通り無類の強さを発揮してくれました。
二人がぶつかった準決勝の最終第九局は全勝で勝ち上がってきたリーダー対決というドラマの筋書きがあったかのようで、武者震いさえするほどの盛り上がりでしたね。
内容も含めて間違いなく一番の名局だったと思います。

そんな圧倒的な勝率を誇る二人がいるチームではなく、チーム加藤が優勝するところが団体戦の面白くて良いところ。
総合力が高く、全員頑張っていましたからね。
監督の渡辺名人の指導も相まって、見事な戦いっぷりでした。

それにしても泣き出す人続出しましたね。
個人戦と異なり、団体戦はプレッシャーにやられてしまうのでしょう。
メンタルは読みに大きく影響しますから、大舞台に慣れている人ほど強かったなという印象を持ちました。

これだけ盛り上がったのだから来年もきっと開催してくれると信じています。
次はチーム数を増やして欲しいですね。

テーマ: 将棋

ジャンル: ゲーム

タグ: 将棋  ABEMAトーナメント 

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『ソウナンですか?』4巻 感想 



ソウナンですか?」4巻のネタバレ感想です。

表紙のほまれがセクシーで魅力的。
水に濡れてはだけた胸元と透けたシャツが健康的なエロスを感じさせますね。

前巻ラストに引き続き、イノシシ狩り編。
アニメではここからのエピソードが未放送ですね。
意外とあっさり仕留められましたけど、実際あんな簡易の槍で心臓まで届くものなんでしょうか。
動物性たんぱく質を摂る意味でもかなり大きな成果となり、しばらく食生活の不安がなくなったことで体力的、精神的、時間的な余裕が生まれますね。

それにしてもそんなに大きくない無人島のようですが、動植物豊かな島なことで。
サバイバル漫画としては読んでて楽しいのでいいんですけどね。

鳥居と服部が同じ島に滞在していて既に救出された事実を知った少女達。
ほまれ同様に3人はもっと狼狽えたりするもんだと思ってました。
もしも自分がその立場なら絶望感凄まじいだろうなぁ。

イタチザメの恐怖ふたたび。
しおんが刺身を食べたいと言い出したのがキッカケですが、近海にサメが生息していることをうっかりしてましたかね。
そんな絶体絶命の危機を救ったのが、まさかのアスカのうんこ投擲。
緊張感あるのやらないのやらよく分かりません。
喧嘩のシーンの方がよほどシリアスでしたよ。
友達の掌にうんこふんばるのは、命のためとはいえ女の子じゃなくても大事な何かを失った気がします。
まぁ、投げられる形状でよかったね……。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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『それでも君を幸せにしたい』1巻 感想 



それでも君を幸せにしたい」1巻のネタバレ感想です。

やべえ、面白過ぎて笑い疲れる!

主人公・福留耕弥が9年振りに再会する幼馴染の幸富愛姫に告白するところから始まります。
小学校入学前から高校入学まで会うどころか通話すらなかったけれど、毎日SNSのやり取りをすることでお互いが恋をした純愛ストーリー。
ただし、愛姫は幸せに感じてしまう二重人格の珠姫と入れ替わってしまうのだった……というお話。

ラブ200%、コメディ400%なハイテンションラブコメですね。
二重人格要素がまさに一粒で二度美味しい設定となっており、凄まじい勢いもあって毎ページ笑いっぱなしです。

こんな幸せ溢れ出まくってる二重人格誕生エピソードは見たことがないよ。
ってか、この作品自体ハッピーが至る所から漏れまくってて、ひたすら楽しくなっちゃいます。

多重人格モノといったら主人公一人に対して複数の人格がそれぞれ恋焦がれ、最終回付近で人格の消滅や統合、はたまた転生するってのがよくあるパターンだと思います。
そんなシリアス要素が皆無で、むしろ後から生まれた人格の珠姫が主人格である愛姫を推しているってのが新しい。
そして珠姫は耕弥に対して友人としての感情しかないから、距離感が近いと普通にイヤそうな顔で拒否するのが面白過ぎる。
付き合い始めた二人がイチャつこうとすると強制乱入となるオチが分かっていてもリアクションで笑ってしまいます。

二重人格であることを自己紹介でクラスメイトで公開していて、みんなが素直に受け入れている環境が優しい。
それでいてどいつもこいつも濃いキャラ立ちで、強烈なインパクトを残しますね。
特にバグったかのように幼馴染マウントを取ろうとするエビちゃんこと海老沢桜は見ていて楽しい。
エビの種類で格付けしてきたり、集中線過多な表情の圧が凄かったり、かと思いきや敗北を悟ると極端に落ち込んだりと全てのコマで笑いを誘ってきます。

いやはや、良い作品に出会えました。
是非珠姫にはずっとこのポジションで見守っていて欲しいなぁ。
シリアスは全く求めていないので、この作風を貫けるだけ貫いてもらいたいものです。

テーマ: 漫画の感想

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『キャプテン翼 ライジングサン』16巻 感想 



キャプテン翼 ライジングサン」16巻ネタバレ感想です。

ドイツ戦の激闘後、次戦となるスペイン戦までのインターバルで丸々1冊費やしています。
物語に厚みを持たせるために必要ではあるものの、この巻だけで凄い面白いっていうものでもないですね。

キャプテン翼ファンとしては気になる内容はいくつかありました。

まずスペインvsメキシコは6-2でスペインが勝利しました。
ここでスペインが負けるわけがないので当然といえば当然でしょう。
ミカエルが派手にダブルハットトリックを決めたのは予想の範疇でしたが、全得点シーンを描かれるとは思っていませんでした。

とりあえずミックス必殺技はあまり好かないので、ミカエルは独自のシュートを繰り出して欲しかったなぁ。
反動蹴速迅砲も安売りしすぎてて、ただの跳ね返りで打ったシュートでも龍が見えるというもう何でもありの状態。
オリンピック編で最もプッシュされている新キャラだけに、今までと違う路線を期待したいんですけどね。
それこそセグウェイドリブルはアホらしいけれど、方向性はありだと思っています。

そして、エスパダスはかませ犬になる運命から逃れられませんでしたね……。

日本チームは黄金世代勢揃い。
不死身の若林とケガで代表見送りとなった赤井も登場。
バックアップメンバーとして選手登録漏れした面々も駆け付けてサポートしてくれるそうです。
翼曰く、黄金世代の面々が全員集結したとのこと。
……あれ?フットサルコンビとかリアルジャパンは?
彼らは翼の中では認められていないんだろうか。

もう一つの準決勝、ブラジルvsフランスは互いに最初の得点シーンを描いただけであとはダイジェストでした。
一縷の望みでフランスが勝つことを願いましたが、残念ながらやっぱりブラジルの圧勝。
ですよねー。

一応ピエールやナポレオンの姿が見れただけでも良かったというべきか。
ピエールは華があるけど、ナポレオンがモブキャラっぽく見えたのは気のせいかな。
OA枠のアデューのモデルは間違いなくティエリ・アンリなのでしょう。
トラムは何故選ばれなかったんだろうかと思いつつも、かませになるだけだからいなくて正解な気もします。

これで決勝戦の相手はブラジルに決定。
ワールドカップ編を描くのは年齢的にもう難しいから、オリンピック編で最強のブラジルと激突させたいって思いなのかもしれませんね。
それなら若林は本当にカムバックしてきそう。

まずはスペイン戦終えるのに果たして何年掛かるのやら。
気長に待ちたいと思います。

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『虚構推理』12巻 感想 



虚構推理」12巻のネタバレ感想です。

琴子の高校生編も楽しいのですが、雪女のジレンマ編に全て持っていかれました。

雪女が可愛いすぎてたまりません。
元々この漫画に出てくる女の子は皆整った容姿をしているんですけど、内面がぶっちぎりで可愛いです。
個人的な好みでいえば、間違いなく本作品の女キャラナンバーワンですね。
いや、ネット上の感想見る限りは可愛いと連呼されまくっているので、実際かなりの人気キャラになってそう。

俗世に染まっているおかげでちっとも妖の類には見えませんが、そのギャップがそそられます。
美味しいご飯に反応する様は、見ているだけでも幸せな気分になれますね。

友からの裏切り直後に道理を踏まえた行動で命を助けてくれたら、もう忘れることなんてできませんよ。
それが美しい女性の姿をしていたら、恋慕を抱くのは当然のことかと。
妻や仲間に裏切られ、引きこもりになった身で一緒に時を過ごしてくれる存在は一体どれだけ尊いものだったか。
一夜を共にしたのかボカされましたが、胸元をはだけて誘ってくる相手に断ることができたなら男の本能を疑いますよ。

あまりにも悲劇続きなので報われて欲しいなぁ。
大丈夫だとは思いますけど、実は元妻や元友人が亡くなったことに雪女が関与していたって展開は見たくない。
この二人には平和的に解決して、末永く暮らしていける環境を用意してあげて欲しい。
琴子は時折鋭い切り口で事件を暴くからちょっと心配です。


余談。
公式ツイートのパロネタが強烈。
すけべ警察の罪が大きすぎる。

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『であいもん』6巻 感想 



であいもん」6巻のネタバレ感想です。

作者曰く「描きたかった話の1つがやっと描けました」とのこと。
おそらく29話「たびをしぞ思ふ」にて、和が職人の道を一歩踏み出したエピソードのことなんでしょうね。
しかし、他にも魅力的な話が多すぎてどれのことを指しているのだろうと迷うぐらいです。

和の年齢が33歳というのは初出かな。
落ち着きのない30代ってのは置いといて、美弦ちゃんはこの歳の差について意識しないんだろうか。
さすがに33歳と17歳は犯罪臭が漂いますね。
個人的には当人同士が良ければ何歳差だろうと構わないと思っていますが。

和の両親の馴れ初めが古風で粋だなぁ。
こんな歩み寄りが出来たらなんて素敵でしょうか。

同じく和と佳乃子の出逢いも語られましたが、なるほど、約束ねぇ。
佳乃子にとって約束は絆であって、捨て台詞は引き留めたかった想いそのものだったということですか。
うーん、長年付き合っていたのなら和の鈍感さも重々承知だっただろうに言葉を尽くさないと気持ちが届かないよ。
実家に帰ることが裏切られたと思っちゃったのかなぁ。

それにしても和の気持ちも見えませんね。
7年の交際期間は長過ぎますし、ちゃんと形にしてあげないと佳乃子が可哀想です。
振られたと勘違いしているから自分からは動き辛いでしょうけどねぇ。

作中にて創作物に出てくる食べ物を食べたくなるあるある話をしてて気付きました。
そういえば、この漫画読んでいても和菓子食べたい気持ちが高まることはあまりありません。
きっとそれは個人的に求めている焦点がズレているからなんでしょうね。
グルメ漫画ではなく人情物語として購入しているので、心が荒んでいて優しさや温もりが欲しい時に読んでいます。

読了後は人に優しく接したいなと思える作品ですね。
今後一度餡子のお菓子でも買って食べながら読んでみるのもいいかもしれません。

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漫画所持数2000冊突破 

電子書籍をkindleで購入して5年半。
漫画の所持数が通算2000冊を突破しました。

正確に言えば電子書籍だけで超えており、紙媒体の単行本も200冊ほど持っています。
kindleを導入する前までは厳選した作品のみ買っていましたが、置き場所を気にしなくてもよくなってから歯止めがかからなくなりました。
まぁ止まるつもりも毛頭ないのですがね。

一般的には多い部類に入ると思いますが、漫画通からすると大した数ではないでしょう。
実際有名どころで読んでいない作品は山ほどあります。
「鬼滅の刃」とか「進撃の巨人」とか。

2000冊中、購読している作品は162作品、うち刊行中が70作品、完結は92作品。
また無料でDLした作品が19作品あります。

紙コミックと異なり、電子書籍は購入したものを売ることができません。
なので、より慎重に買う必要性があります。
表紙が面白そうだと思ったら、まずはサンプルや公式アプリなどで1話をチェックします。
面白さが継続しそうだと判断した時に初めて買うと決めています。

また基本的に発売日に買って読む本は10作品前後程度しかありません。
もちろん購読しているぐらいですから、いずれも楽しんで読んでいるのですが、刊行期間が空くと前回の展開を忘れていたり、逆に強烈な引きで続きが気になって仕方がなかったりします。
そのため出来るだけまとめ読みすることで没頭できるようにしています。
やっぱり最高の状態で物語を堪能したいですからね。

発売日に買う作品は当然それだけ思い入れが強いともいえます。
「かぐや様は告らせたい」「トモダチゲーム」「わたしの幸せな結婚」「骨ドラゴンのマナ娘」「絢爛たるグランドセーヌ」など。
思わぬところでネタバレ喰らうのも嫌ですしね。

あとはストレス発散できる1話完結タイプの漫画はストックを残すようにしています。
落ち込んだ時や気分を変えたい時に救われるんですよね。
「異世界居酒屋のぶ」「1日外出録ハンチョウ」「働かないふたり」などは心の栄養剤です。

まだまだ漫画熱は引きそうにもありません。
おそらく一生の趣味になるんだろうなと思っています。

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