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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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更新頻度復活のワケ 

今月は見ての通り、久し振りに更新頻度の高い1ヶ月となりました。
記事数が二桁に乗ったのは2015年1月以来、20を超えたのは2013年10月以来です。

ここまで急激に記事をアップすることができたのは一応それなりの理由があります。
今までは毎日仕事から帰ってきたら記事を書こうと努力しては、結局ダラダラと自由時間を使い潰してしまっていました。
どうしても体力的にキツイんですよね。
寝転びながらスマホを見たり、そこまで見たいわけでもない動画を流していたりして、我ながら勿体ないなと常々思っていました。
たまの休日はゲームで遊んだり漫画を読んだりと趣味に没頭して、どっちにしろ更新することができませんでしたね。

そこで思い切って平日と休日の生活スタイルを意識的に逆にしてみたのが、思った以上に上手くいきました。
休日に可能な限り記事をストックするつもりで書き溜めて、平日は帰宅後ひたすら遊んでいます。
こちらの方が精神的にもストレス発散になって良かったようです。
まぁ忙しすぎるとご飯食べて寝るだけの生活になる時もありますけどね。

ちなみに記事内容としては、24個中15個が漫画感想記事でした。
現時点のメインコンテンツとなってますね。
そのうちラノベ同様にリスト化する計画を立てています。

テーマ: 雑記

ジャンル: 日記

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『宇宙兄弟』40巻 感想 



17巻以来の南波兄弟が表紙を飾る「宇宙兄弟」40巻のネタバレ感想です。

とうとうこの瞬間がやってきました。
全世界が注目する中で六太と日々人が宇宙で再会となる節目の巻です。

やっぱり一筋縄ではいかず機器トラブル発生しましたね。
しかし物理的な回線ケーブル切断というのは予想外でした。
バックアップ管制センターに向かう話は出ていましたけど、これぐらいは緊急時の備えがあってもいいと思うんですけどね。

何はともあれ急遽手動着陸を余儀なくされたマクシム4。
六太は居ても立っても居られず、着陸予定ポイント周辺を見回ることに。
おかげで基地で再会するよりもドラマティックな展開になりました。

感極まって嬉し恥ずかしい顔をしている六太に対して、単に久々に再会しただけのような表情の日々人が彼らしいですね。
そして、感動的だけどあとで茶化されそうなキザな台詞を吐くのも六太らしい。
タイトル回収となる「僕たちは宇宙兄弟です」は、この物語も終わりが近いことを印象付ける一言でした。

成長して大人になっても、舞台が宇宙であっても、この二人は兄と弟でしかないんですよね。
なんていうか、羨ましいなって思います。

あとはこのまま無事帰還するだけですが、ちょっと嫌なフラグが立ちましたね。
緊急連絡が入る流れは、シャロンの身に何かあったのではと頭をよぎりました。
今回は父親のぎっくり腰で終わりましたけど、今度はなんだと油断させてからの鬱展開になりそうで怖い。
せりかの実験で希望の光が見えているとはいえ、現実ではALSは不治の病です。
少なくとも漫画の中だけでも最悪の展開にならないで欲しいと願うばかりです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 宇宙兄弟  宇宙兄弟(巻感想)  小山宙哉 

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「第14回みんなで決めるゲーム音楽」に投票しました 

インターネット上で最大規模のゲーム音楽人気投票である「みんなで決めるゲーム音楽」が今年も開催されました。
最盛期と比べると投票数は落ちてしまいましたが、それでも毎年新しくランクインする音楽が注目されています。
以前も投票したことありましたが、今回は開催された4スレ全てに投票してみました。

どの曲を投票しようかと考えるだけでも楽しいんですよね。
知らなかった曲と出会える機会にもなるので大好きな企画です。
ここから知った音楽を聴きたいためにゲームを購入することも少なくありません。
また来年以降開催されることあったら参加したいなと思います。

♪第3回みんなで決めるゲームソングBEST100

・投票期間:2021/6/1~2021/6/30 投票可能数:30曲


投票期間が1ヵ月しかなかったので急いで考えました。
30曲も投票できるので余裕かなと思いきやそんなこともなかったです。
とりあえず思い付いた曲を並べてみたら50曲挙がりましたので、そこから絞る作業となりました。
他のスレと違う特徴として、未プレイゲームからの選曲も多かったことでしょうか。

歌はゲーム場面を思い出すというよりも、聴いていた環境や時代を連想します。
学生時代によく聴いていたとか、着メロ設定してた時もあったなーとか、テンション上げたい時に歌ったなぁとか。
ゲームとの関連性は他の投票形式と比べると薄めで、楽曲そのものの評価に落ち着きますね。
逆に言えば、OPやEDよりも挿入歌の方がイベントシーンと結びつくため印象が強く残ります。

wiki内に結果表示されている348位中、投票した曲は9曲がランクイン。
そんなにマイナーな曲を選んだつもりはないのですが、20曲以上は埋もれてしまったようです。
「ファイアーエムブレム 風花雪月」の『フレスベルグの少女』の評価の高さは少々意外でした。
決して悪くはないけれど、戦闘曲が良すぎて相対的に印象が薄いイメージだったんですよね。

♪第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100

・投票期間:2021/6/1~2021/7/31 投票可能数:20曲


メインとなる人気投票で去年に引き続き2年連続の開催となります。
前回の第13回から投票数が5曲増えたことで幅を広げて投票することができるようになりました。
とはいえ全てのゲーム音楽からたった20曲だけ選ぶというのは至難。
今回は同時期に開催されたOPやED、ゲームソングは極力省いて投票することにしました。

第13回でカムバックの曲が多かったのは、開催期間が空いたことと新曲が対象外だったことが影響なのでしょう。
その反動もあって今回の第14回では新曲が上位に入り、定番曲が軒並み順位を落とすことになりました。
第1回から皆勤賞である『仲間を求めて』『MEGALOMANIA』『時の回廊』『荒野の果てへ』などは過去最低順位となっています。
それだけ過去の名曲を退けるほどに多くの曲が生み出され評価を得ていることに喜ぶべきでしょうね。

個人的に投票した曲は7曲がランクイン。
サントラ発売しないかなという期待も込めて、未発売曲を中心に選曲。
本当は投票しかったけど泣く泣く削った曲を挙げればキリがないけれど、『Love Song 探して』『地平の彼方へ』などドラクエからもう少し選びたかったですね。
どうしてもバランスを考えてしまい、同じシリーズからは1曲のみに絞りました。

♪第2回みんなで決めるオープニングBGMベスト100

・投票期間:2021/6/1~2021/8/31 投票可能数:20曲


10年振りとなるオープニング曲の人気投票。
前回は未参加なので初参加となります。

ゲームの顔とも呼べるタイトルBGMなどは名曲揃いで、好きな曲を挙げるとほとんどのゲームで五指には入ると思います。
当然人気シリーズに票が偏る傾向があり、常連が上位を占める結果となりました。

個人的にも投票した1位の『クロノ・トリガー』は第1回に続き連覇。
ちょうどオリンピック開会式で話題となっていた『序曲』もさすがのランクインでしたね。
伝統の作品が多い中で8位に入賞した『OCTOPATH TRAVELER -メインテーマ-』は昨今のゲームでも特に音楽に秀でていることを証明するものだと思います。

オープニングベストに関しては20曲中16曲が384位以内にランクインしています。
本家と比べると投票数が少ないので、同調してくれた方がいると2票でもランクインできたのが大きな要因ですね。
最後まで悩んで枠から外れてしまったFF8の『Liberi Fatali』もしっかり評価されているようで良かったです。

♪第2回みんなで決めるエンディングBGMベスト100

・投票期間:2021/6/1~2021/8/31 投票可能数:20曲


同じく10年振りとなるエンディング曲ベスト。
基本的にハッピーエンドが好きなので、しんみりした曲調よりは大団円的な締め括りの音楽の方が好みです。
今回選出した曲も壮大な曲が多かったと思います。

前回同様に『銀河にねがいを:スタッフロール』『遥かなる時の彼方へ』が1位と2位を飾りました。
カービィよりもクロノの方が印象強いので前回の結果からして意外だったのですが、今回も同じ順位なので人気は本物で間違いないようですね。
理由は不明ですが、上位30位中8曲がSFCという他には見られない特色もあります。

投票したうちランクインしたのは350位中14曲。
他の投票と比べると枠が余りがちで、逆の意味で悩みました。
もちろん選んだぐらいですから好きな曲なんですけどね。
FC時代の音楽やアクション系のようなゲームジャンルによってはエンディングがない、またはエンディング曲がないものもあります。
そういう意味では総数が少ないのかもしれません。

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: みんなで決めるゲーム音楽 

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『とらドラ!』7巻 感想 (電撃コミックス) 



8年越しとなる漫画版『とらドラ!』の感想となります。

一応チェックはしていたのですが、さすがに刊行ペースの期間が長すぎますね。
年に1回ならまだしも、2年前後ちょっと待つのはしんどい。
しかも、本来であれば原作を丁寧に忠実に描くというこの作品の長所が仇となっています。
1冊程度では話があまり進まずお預け状態になってしまうんですよね。
そのため続きを買わないという選択肢はないものの、発売日に買う意欲は落ちてしまいました。

そんなわけでずっと様子見としていました。
今回、電子書籍でセールをしていた時に既刊も含めて買い直しことをキッカケに1巻から再読しています。

通して読むとデッサン力の高さは維持されている一方で、線が荒くなっているのがよく分かりますね。
今でも十分高水準なのですが、初期の丁寧さを知っているだけに惜しく感じます。
コミカルなデフォルメキャラは健在。
大河がまぐまぐとご飯を食べるシーンとかずっと見ていられますね。
絶叫さんの絵で「とらドラ!」スタンプとかあったら買いたいかも。

原作が巻構成ではっきりとエピソードを分けていることもあって、詳細は覚えていなくても大筋は記憶に残っています。
内容は原作5巻の最終盤から6巻の中盤まで。
どちらの話も不器用で感情を持て余している若者たちが壁にぶち当たり傷を作りながらも成長していくという展開。
大人と子供を揺れ動く彼らの不安定さが危うくて、若々しくてエネルギッシュだなと感じさせます。
もっと大人になれよというのは簡単ですけど、高校生の我が儘ぐらい目を瞑ってあげたいという気持ちもあります。

ストーリーの感想に関しては原作通りなので今更語ることでもないですが、この辺りからシリアスパートが増えてきますね。
大河が竜児を見つめる視線に別種の想いを感じ取ることができるようになってきました。

さて、次巻は原作でも指折りの盛り上がり場面となりそうですね。
アニメでも見事な神回として仕上げてくれただけにハードルは高いですが、是非とも漫画版でも期待に応えて欲しい。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ!  とらドラ!(巻感想)  絶叫 

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『宇宙兄弟』39巻 感想 



宇宙兄弟」39巻のネタバレ感想です。

苦難の連続で幾度も挫けそうになった日々人が遂に月に向けて出発。
兄の窮地に駆け付けるため全力で走る弟という構図は卑怯すぎるほどに最高です。
まさしくクライマックスで盛り上がります。

丁寧すぎて進展が鈍いこともままありますが、だからこそ物語がここまで辿り着いたことに感動できます。
月面天文台の成果に喜び身体が震えるのは、何も登場人物達だけではありません。
自分達が頑張ったおかげで多くの人を笑顔にすることができたなんて、これ以上ない誇りになるでしょうね。
感無量という言葉がピッタリです。

日々人がNASAのクルー面々と再会するシーンにはぐっときます。
やり残したことなど一つもなく、準備万端って感じ。

せりかの時もそうでしたけど、外野の声が邪魔臭いですね。
日々人の奮闘を知らず、自覚の無い言葉の暴力で傷付けるマスコミやSNSがうっとおしい。
でも現実には似たようなことが毎日数え切れないくらい発生しています。
現代社会の問題の一つで、最近色んな媒体でテーマに掲げているのをみます。
正解を探すのは難しいですけど、366話「暴投男とびしょ濡れ男」で語られるアズマの小話は粋でスッキリしましたね。

これでいよいよ兄弟が宇宙で再会……とはいかないんでしょうね、きっと。
危機的または機器的トラブルが続出する作品なので、現地でまたとんでもないことが起こるのでしょう。
発作についても不発弾という表現を残していますし。
それでも六太と日々人なら何とかしてくれるはずと信じています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 宇宙兄弟  宇宙兄弟(巻感想)  小山宙哉 

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第71期王将リーグ特集「将棋研究2.0」 

王将戦といえば濃密なインタビューですね。






【豊島将之×糸谷哲郎】
https://news.livedoor.com/article/detail/20882210/
【藤井聡太×広瀬章人】
https://news.livedoor.com/article/detail/20882230/
【渡辺明×近藤誠也】
https://news.livedoor.com/article/detail/20882276/
【羽生善治×永瀬拓矢】
https://news.livedoor.com/article/detail/20882289/


昨年同様に実に魅力的な対談でした。
じっくりと読むと数十分掛かりますが読了後の充実感は半端ないですね。

普段見慣れない組み合わせ、実は交流のある関係、そのどちらであっても新鮮で面白い。
知らなかった事実がいっぱい出てきて、また更に棋士一人一人が好きになりました。

今回のテーマにある「研究」では、DL系ソフトについて深掘りされています。
渡辺名人が導入した話は話題になりましたもんね。
それぞれの棋士のスタンスが窺える内容で、AIとの距離感も含めて十人十色であることを認識させられます。
全てがAI一色となるのは詰まらないと思うので、様々な棋士が今後も出てきて欲しいですね。

インタビュアーの質問や対談を促す間の取り方などが文面からも汲み取れるほど見事。
何だったら動画で観てみたいぐらいです。
来年以降も是非お願いしたいですね。

テーマ: 将棋

ジャンル: ゲーム

タグ: 将棋 

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『D・N・ANGEL』19巻 感想 



D・N・ANGEL」19巻のネタバレ感想です。

ここにきて先祖の話で丸々一巻費やしてしまった。
いや、内容は悪くないし語られた事実自体はいいんだけど、終わりが見えているこの中でこれは辛い。
どう考えても残り一冊でまとめるとは到底思えないんだけど……。

あと絵が急激に絵が雑になっているのが残念。
この辺りが連載再開後ということなのでしょうか。
未完結よりはマシとはいえ、この作品の大きな魅力の一つだった綺麗で流れるような線が荒々しくて勿体なかった。

その割には作中の筆談を何故手書きにしなかったんだろうか。
それこそ温度感が演出できたのに打ち込みでは機械的すぎて浮いていました。

内容はずっと温存していた話を形にしましたって感じでしたね。
一人の女性に対して丹羽と氷狩が駆け引きするのは、王道パターンで次の展開が分かっていても読み応えありました。
大世と深見と優、この組み合わせの方がよっぽど少女漫画していると言えますね。

ラストは現代に戻って、梨紅と梨紗の思わせぶりな引きで終了。
またっていうことは、離れて暮らすということなんだろうなぁ。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ:   D・N・ANGEL  D・N・ANGEL(巻感想)  杉崎ゆきる 

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『ブルーピリオド』11巻 感想 



ブルーピリオド」11巻のネタバレ感想です。

受験から筆を走らせ続けた八虎が、藝大の美術から距離を置くために選んだバイト先が絵画教室でした。
結局のところ、絵から離れられない人種なのでしょうかね。

子供達がメインの絵画教室で心身ともにリフレッシュ……という展開にならないのがこの作品。
常に上辺だけではないずっしりと沈み込んだテーマが根底にあります。
今まで八虎が苦悩してきたものとは別種の重さがありました。

見た目は可愛い小学生達が絵を通して悩みを抱える姿を見せられるのはなかなかにしんどいですね。
和気あいあいと自由気ままに絵を描かせてあげたいのに、環境に敏感な子供達は簡単に揺さぶられてしまう。

どんどん病んでいく小枝ちゃんの顔つきは見ていられません。
あんなにも笑顔が眩しくて可愛かったのに瞳に光がなくなっていく姿は堪りませんでした。
親は善良で無自覚の人と評されていましたけど、読者視点からすると嫌悪感が酷い。
父親が了承もなしに絵を半分に切り取ろうとした時は、ぶん殴ってでも止めて欲しいと思ったのは自分だけではないはず。
合作の提案も含めて、本当に橋田がこの場にいて良かったと思いました。
最後の描き下ろしで匂わせていましたけど、本人の意思で改めて絵を描こうとしているのなら喜ばしいことですね。

それにしても佐伯先生は本作随一の癒しの存在だなぁ。
八虎もこの先生がいたからこそ美術の道を歩むことになったわけですし、人をその気にさせるのが上手すぎますよ。
また再登場してくれると嬉しいな。

再登場といえば、ラストの桑名さん。
合格したみたいで良かった。
2年目のキャンパスライフも波乱がありそうで、これからも目が離せません。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ブルーピリオド  ブルーピリオド(巻感想)  山口つばさ 

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第4回ABEMAトーナメント 

9月18日の対局をもって半年間続いた「第4回ABEMAトーナメント」が終結しました。

激戦の末、チーム藤井「最年少+1」が優勝となりました。
やはり藤井聡太三冠は強かったといってしまえばそれまでなんですが、チームメイトの伊藤四段と高見七段の活躍も光りましたね。
派手な活躍を見せた伊藤四段はこのトーナメントで注目度が急激に上がったと思います。
高見七段は少なくとも1~2勝の勝ち星を重ねられるので、藤井リーダーとしては計算できる目途が立つのは有難かったでしょうね。

準決勝まで落とした黒星は最大でも2敗、決勝戦も5-3で勝利してますから頭一つ抜けていた感はあります。
文句なしの優勝と言えるでしょうね。

惜しくも敗れたチーム木村も応援していたのですがあと一歩届きませんでした。
でも木村リーダーが理想の上司と言われるぐらい、チームメイトが勝ったあとのオーダー会議で迎える拍手の熱量が凄まじくて気持ち良かったですね。
佐々木勇気七段の臆面もなく悔しがる姿をみて、この棋戦に懸ける思いが画面越しに伝わってきました。
池永五段の実力も垣間見れましたし、実にいいチームだったと思います。

どのチームも親睦を深めるチーム動画が凝っていて、ある意味では対局並み、またはそれ以上に楽しめました。
チーム糸谷だけはバラエティー番組顔負けの体を張る仕事をしていて終始笑いが止まりませんでしたね。
船江六段が場を和ませるチーム稲葉も安定したクオリティで、控室のやり取り含めて急激に好感度アップしました。
控室といえば、斎藤リーダーが結構熱く盛り上がっているのは普段見られない姿で良かったです。

放送スタイルとしては、やはり生放送より収録の方が観やすいですね。
単純に長丁場になることもありますし、何より控室の様子が覗けないのが残念。
プレミアム会員であればあとから未公開映像として視聴できるとはいえ、結果を知らずに同時に観たい。
せめてマルチアングル放送対応してくれればまだいいんですけどね。

全体を通して棋士のレベルアップを感じさせられました。
フィッシャールールに慣れていない棋士が多かった前回までと異なり、叩き合いになる場面が極端に減った印象があります。
この厳しい時間制限の中では、重要な局面に余裕を残しておくのが大事と分かっていても難しいはずです。
それなのにもうほとんどの棋士が適応しているのですから恐れ入ります。
来年は3分スタートでもいいじゃないでしょうか。

藤田社長がリップサービス込みでしょうが「全番組で一番これが面白い」と言ってしまえるほどABEMAが本気で取り組んでくれるのが嬉しい。
きっと第5回もパワーアップして帰ってくるでしょうから、早くも次回が待ち遠しいですね。
とりあえずそれまでは見逃していた控室の動画を順番に観ていこうかなと思います。

テーマ: 将棋

ジャンル: ゲーム

タグ: 将棋  ABEMAトーナメント 

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『モブ子の恋』11巻 感想 



モブ子の恋」11巻のネタバレ感想です。

モブ子、現代社会の壁にぶつかる就活編。
作風的にやんわりと表現されているとはいえ、リアリティのある就活の息苦しさが伝わってきます。

普段ネガティブな田中さんが前向きに頑張っているのが分かるだけに、内定という結果が出ない現実が何とも厳しい。
面接で落とされると自分自身という人間を否定されていると思い込んでしまうのは、就活あるあるなんでしょうね。
親や恋人に心配されたり励まされたくない気持ち、非常によく分かるので田中さんの気持ちに共感しまくりでした。
上手くいかないことを友達と愚痴り合うと気楽なんですよね。
どん底同士で慰め合いたいから友達の成功を素直に認めにくい、でも友達だからこそ祝福したいという葛藤が生まれるのも仕方がないと思います。

周りから置いていかれて自暴自棄になりかけた田中さんを救ったのは、やはり入江君でした。
理性的ゆえに何気ない言葉が鋭く相手を傷付けることがあっても、しっかり自分の考えや相手への思いやりを言語化できるのは彼の強みですね。
こんなに的確にフォローできる彼氏はさぞモテるだろうなぁ。

よくある男女の愚痴の違いで、男は解決策を探そうとして女は同調して欲しいという話を聞きます。
入江君は男らしくサポートをしようとしていて、これは早まってしまったかなと思いきや、途中から田中さんの人格を褒める流れにもっていったのが素晴らしい。
自己否定している最中に存在していて欲しいと言われるのは救いになりますよね。

結局、地元愛媛で内定が出たことで遠距離恋愛となるのが確定。
逆に言えば、メタ的になるけれどまだまだ作品としては続くことの証でしょう。
広島と愛媛であればその気になればいつでも会える距離ですし、二人なら大丈夫だよって声を掛けてやりたいですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: モブ子の恋  モブ子の恋(巻感想)  田村茜 

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ファイアーエムブレム風花雪月 3周目感想「蒼月の章 初プレイ」 

ファイアーエムブレム風花雪月」3周目のネタバレ感想です。

プレイ時間(累計)76時間 (218時間)ルート王国 蒼月の章
難易度ハードモードカジュアル
主人公踊り子アネット
ペアエンドアネット女神の塔アネット
スカウトなし

主要キャラ貢献度武器(メイン/サブ)兵種
ベレス★★黒魔法/槍メイジ⇒ウォーロック⇒ダークナイト
ディミトリ★★★ソシアルナイト⇒パラディン⇒ハイロード⇒マスターロード
ドゥドゥー★★アーマーナイト⇒フォートレス⇒グレートナイト
フェリクス★★傭兵⇒ソードマスター⇒エピタフ
アッシュ★★アーチャー⇒スナイパー⇒ボウナイト
シルヴァンソシアルナイト⇒パラディン⇒グレートナイト
メルセデス★★★白魔法/黒魔法プリースト⇒ビショップ⇒グレモリィ
アネット★★★黒魔法/白魔法メイジ⇒ウォーロック⇒踊り子⇒ダークナイト
イングリット★★★槍/斧ペガサスナイト⇒ドラゴンナイト⇒ファルコンナイト
セテス★★ドラゴンナイト⇒ドラゴンマスター
フレン白魔法/黒魔法プリースト⇒ビショップ⇒グレモリィ
ギルベルト★★フォートレス⇒グレートナイト


▼ 攻略ルートの順序

3周目に選んだのは王国が拠点となる青獅子の学級、蒼月の章。
金鹿をラストにすることは決まっていたので、これは悩まずに決められました。

黒鷲以外を選択すること自体が初めてでしたが、だいぶ印象が変わりますね。
このゲームは1周だけで終わらせるにはあまりに勿体ないと思います。

あと第一部の出撃要因が王国の出来事に絡んでいることが多く、シナリオに密接な関係がありますね。

▼ 難易度選択

初となるハードモードを選択。
さすがに慣れもあってノーマルでは楽勝になってきたので頃合いかな、と。
カジュアルとクラシックは正直どちらでも操作には影響ありません。
というのも仮にカジュアルであってもユニットが撃破された時は必ず天刻の拍動で戻すからです。

それでもカジュアルにしたのは、2周目で戦死時の台詞の違いがあると知ったから。
きっとまた難易度上げてクラシックでプレイするであろうと目に見えていたので、先にカジュアルから体験することにしました。

▼ アネット=ファンティーヌ=ドミニク

アネットちゃん可愛いよ!

1~2周目でドロテアの魅力を存分に感じ、このまま一番のお気に入り娘になると思っていました。
青獅子では第一印象で好感度の高かったメルセデスを選ぶつもりでいました。

それがプレイして間もないうちにアネットの魅力に取りつかれてしまいました。

確かに可愛く素朴な容姿で、他学級で絡んでいた時も印象は良かったです。
しかし、絡みが増える青獅子の学級となると、内面があまりにも素敵で虜にされました。
スキル「頑張り屋」の名の通り、何事にも真っ直ぐ前向きで努力家の姿が眩しいのなんの。
癖の強い生徒が多い中では地味に分類される彼女ですが、普通の女の子さ加減がある意味オンリーワンだったと思います。

トドメはフェリクスとの支援会話。
ゲーム内BGMに合わせた不思議な歌のパンチ力が凄まじく一撃KOでした。
間違いなく本作品で一番好きな女の子です。

▼ 育成

そんなわけでアネットは育成段階から贔屓していました。
具体的には週末の個人指導は欠かさず実施したり、主人公とペアで行動させて隣接ボーナスを得たりとか。
どうやらアネットは基本能力が秀でているところが少ないらしいですね。
愛情をもって育てていたからか、多少打たれ弱いことがあっても十分に活躍してくれました。

ディミトリとドゥドゥーは強いけれど指導期間が他生徒と比べて短いのが厄介でしたね。
当然初プレイで先の展開なぞ知らないため、育成スケジュールの舵取りが難しかったです。
ドゥドゥーはきっと生きていると思っていましたけど、似たタイプのギルベルトが加入したことのが怪しさ全開でした。
もしかすると本当に死んだ可能性があるかもしれないと思い、念のために同様に物理盾役として育てましたが杞憂に終わって良かったです。

▼ 回避盾

これまでの戦闘ではダメージ計算から確実性を重視していました。
確実に仕留めきる、またはHPを削られても耐えられる前提で挑んでいます。
しかし、難易度がハードに上がって攻撃が当たり辛くなるのと同時に、明らかに攻撃を避ける頻度の高いキャラがいることに気付きました。

それが飛行系ユニットのイングリットです。

命中率は実際の表示される値とは異なり、数値が低ければ全くといっていいほど攻撃が当たりません。
正確な仕様は存じていませんが、明らかに計算式が意図的に組み込まれています。
特別回避に特化していなくてもこれだけ被弾しないのであれば、スキルなどで回避能力を伸ばせばとんでもないことになるのでは……?
そう思い「回避の腕輪」を装備させて、「警戒姿勢+」のスキル発動のために待機してみるとほぼ無敵に移動要塞が完成しました。

まさに一騎当千、一人で敵陣に突っ込んで反撃で全てを薙ぎ倒すことができます。
これは爽快感抜群。
もちろん確率によって被弾することもあるのですが、非常に稀で天刻の拍動で戻せばなんとでもなります。
後から鉄板の育成方針だと知りましたけど、自力で発見した時は嬉しくて興奮しましたね。

▼ 攻略

ハードモードになって明らかに敵が手強くなり、適当に突っ込ませるだけでは勝てなくなりました。
相性や次ターンの行動なども考慮に入れるといったシミュレーションらしい楽しさと辛さが増しましたね。
慎重な行動をせざる得なく、その分だけプレイ時間が伸びています。

PVで流れた「グロンダーズの会戦」は蒼月の章にてここにきて遂に初体験。
銀雪では不参加でしたし、ようやくという思いでした。
クロードの策で囲まれるのは少々骨が折れましたけど、各個撃破すればそこまで苦戦せずに済みました。

一番苦労したのは最終MAP「帝都決戦」で間違いありません。
ラスボス・覇骸エーデルガルトのMAP半分を占める長距離砲は脅威で、常に目前の敵を処理した後の味方HPに気を配る必要があります。
更にそれ以上に厳しかったのが遠距離攻撃を駆使する魔法系ユニットの群れ。
イングリットを回避盾として育てていなかったら詰んでいたのではないでしょうか。
天刻の拍動の使用回数を使い切ったのはここが初めての経験でした。

▼ ペアエンド

もちろん結婚相手はアネットちゃん。
シンプルなプロポーズに泣いて喜んでくれる姿にほっこり。
もはや気持ちは恋愛シミュレーションゲームを遊んでる感覚です。

▼ まとめ

紅花と銀雪を経由してるので、帝国側の事情や闇に蠢く者の正体を把握した上で進められましたが、最初にこのルートを選んだ場合は謎が結構残りますね。
あくまで帝国vs王国、エーデルガルトとディミトリの話に焦点を合わせた物語ということなのでしょう。
続きが気になって2周目に入るのか、はたまた消化不良な気分になるのか不明ですけど、個人的には先に別ルートをクリアしておいて良かったなと思いました。

テーマ: ファイアーエムブレム風花雪月

ジャンル: ゲーム

タグ: ファイアーエムブレム  ファイアーエムブレム風花雪月   

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『モブ子の恋』10巻 感想 



モブ子の恋」10巻のネタバレ感想です。

中学生のような純真さを持つ大学生のピュアラブコメ、第9幕。
読了後は優しい気持ちに浸れる作品ですね。
ゆっくりだけど着実に一歩ずつ進む関係がいいなぁ。

「何でもない電話をする約束」という変な日本語みたいなことになっているのが真面目な二人らしい。
電話を切ることを躊躇うこととか物凄く気持ちは分かる。
これでも少しずつ慣れた関係になっているんだけど、いつまで経っても付き合いたてのカップルでいそう。

就活の時期が到来し、変化せざるを得ない環境になってきました。
ただただデートを重ねる姿を読んでいるだけでも微笑ましくて楽しいのですが、終わりを意識せざるを得ませんね。
就職後のすれ違いを埋めようとする展開やプロポーズまでを描いてくれたら嬉しいけど高望みかなぁ。

田中さんは散々「モブ子の習性」で解説されている通り、ちょっとでもイレギュラーな反応があるとネガティブになりますね。
その一方で入江君はポジティブというか前向きに考えてくれるから、いつも助けてくれる理想的な彼氏だなと思います。
遠距離になってしまったら別れることになると捉えてしまう田中さんに対して、どのような形で付き合い続けていけるのかと考える入江君の対比が目立ちました。
まぁ、田中さんが悲観的とすれば、入江君は現実的ってことなんでしょうね。

次回以降、就職編で壁にぶち当たることはあっても、二人一緒なら乗り越えられると安心しきっています。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: モブ子の恋  モブ子の恋(巻感想)  田村茜 

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『ラジエーションハウス』11巻 感想 



ラジエーションハウス」11巻のネタバレ感想です。

表紙からも察する通り、今回の後半は黒羽たまき技師がメインとなるお話。
やはりここからは個別回になっていきそうですね。

まさか前回の引きが医療器具営業の武田を掘り下げるエピソードだったとは。
大森院長との過去話は作品全体に深みが出て良いですね。
当たり前ですけど一人一人に人生の物語は存在するわけで、本来ならば型に嵌め込むことはできません。
鏑木先生と一緒に裏で画策する役柄と思っていたので、我ながら医療ドラマなどに毒されているなと気付かされました。

武田のリサーチ能力のおかげで(?)ラジエーションハウス内の恋模様が整理されましたね。
イオリに彼女いなさそうという噂話を本人に告げたらカウンターを喰らった面々が面白過ぎました。
こういう合間に挟まれるコメディタッチなノリ好きだなぁ。
甘春先生に頼まれて破顔するイオリ、それをジト目で睨む広瀬という流れはテンプレになってもいいと思います。
外野から指摘されてジタバタと狼狽えるアンちゃんと広瀬が可愛くて楽しいです。

イオリに影響されてやる気満々な甘春先生は少々暴走気味でしたが、ちゃんとブレーキを掛けてくれる面々がいて頼りになりますね。
辻村先生もイオリもフォローの仕方がそれぞれのスタイルがあって、どちらも甘春先生のためを思っているのが伝わります。
他にもカンファレンスにて黒羽が意見を述べることに対して小野寺技師長がやんわり手助けするなど、それこそ武田の推察通りチームワークの良さを感じられる一コマでした。
鏑木先生だって個人的な欲望が多少滲み出ているだけで医者としては優秀ですし、近場にあれば通いたくなる病院ですね。

黒羽の過去エピソード突入したところで終わってしまい続きがさっそく気になります。
被ばくの話から嫌な予感というか連想しかしませんが、重たい過去があるのでしょうね。

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『ラジエーションハウス』10巻 感想 



ラジエーションハウス」10巻のネタバレ感想です。

前巻の続きから、辻村先生のエピソード。
担当しているスポーツチームの選手に潜む病気の可能性を探す話です。
やっぱり苦悩してきた人が快方に向かう展開というものは読んでて気持ちが晴れますね。

元々凄かったけど、いよいよイオリが超人じみてきました。
他の医者たちが悉く気付けなかった病因を発見する姿はまさにスーパードクター。
アンちゃんに正体明かすまではストーカー的な変態要素もあって、普段オドオドしている要素とのギャップが面白かったのですが、今ではただ格好良い人になっちゃっていますね。

甘春先生は告知や説明で患者に寄り添っているのが伝わってきて、良いお医者さんだなとしみじみと思えます。
辻村先生が感謝していた再検査の提案についても、イオリから感化されたおかげでしょうし、病院全体が好循環になっていますね。
意外と個別エピソードはまだまだ描かれていないので、今後はこうやって掘り下げていくのもいいかもしれません。

ラブロマンスの匂いが強まってきたのも今巻の特徴でしょう。
考えてみれば、イオリ自身もアンちゃんに焦がれて一生懸命頑張ってきましたけど、恋愛的に想いを募らせている描写はなかったような……。
主従関係というか、褒められて喜ぶワンコのような関係がイオリの望むところだったように感じます。
アンちゃんも明らかに意識はしているけれど、こちらはこちらで意味合いが何とも言えずはかりかねます。

そんな中で、広瀬がイオリのことを意識する一歩手前から段階踏んで描いているのは巧いですね。
本人自身に「そこまでの感情だっけ?」と考えさせるだけで唐突感が軽減できます。
恋かどうか分からなくても、相手と親密になれたら嬉しいなって思う心の動きが目に見えてニヤリとさせられました。
まぁ、とはいっても広瀬はポジション的にかませ犬になる未来しか見えないので少々可哀相ではありますが。
個人的には女の子としてだとアンちゃんよりも好きなんですけどねー。

さて、最後に鏑木先生が怪しい動きを見せていますが、遂に同僚たちに医師免許のことがバレることになるのかな?
次巻も楽しみです。

テーマ: 漫画の感想

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『D・N・ANGEL』18巻 感想 



D・N・ANGEL」18巻のネタバレ感想です。

夢の世界からの脱出編。

ダークが丹羽家代々に引き継がれるようになったのは、一体いつからなんだろう。
文化改革という革新があるぐらいの世界観で、何世代にも渡って技術に変化が見られないのも変な話ですよね。
魔力がある世界では科学が発展し辛い傾向があるとはいえ、一般人が魔法などが使えるわけでもないですし、舞台がよく分かりません。

今に始まった話ではないですけど、美術品絡みとなるとニュアンスで話が進んでしまい物語に没入できないことが多々ありますね。
細かい設定を考慮するのではなく、雰囲気で読むのが正しい漫画なんだろうなと思っています。

大助が梨紅に正体を告白するのも時間の問題……のはずですが、なかなか踏み込まずにとうとう残り2巻まで来てしまいました。
ダークは消えるのか。
梨紅はどういう反応をするのか。
梨紗は大助ごとダークを愛し続けるのか。
この辺りを丁寧に描いて欲しかったのですけど、あっさり終わってしまいそうで怖いなぁ。

大助がダークに依存するのは分かるとして、ダークはこれまでの相棒との違いはどこに見出しているのでしょうね。
梨紗という全てを包み込んで認めてくれる存在がいることにダークが救いを感じているのは伝わってきます。
同様に大助を大切に思っている、まさにもう一人の自分として扱っているのも分かります。
じゃあ、歴代の丹羽達のことはどうでもいいと思っていたのかというと、そうではないでしょうし……うーむ?

日渡が梨紗に対して他人とは違う感情を芽生えさせているのもダーク消失後のフラグなんだろうか。
カップリング的にはありなような、安易なような。
まぁ個人的に大助と梨紗がくっつくルートはなくなったようなので安心しました。

今回一番面白かったのは、間違いなく梨紗の「秘密の無い男なんているの?」という台詞。
シリアスな意味合いでの発言なんでしょうけど、そのページ見た瞬間に思わず笑ってしまいました。
そんな男いないし、そんな女もいねーよ!って突っ込みたくて仕方なかったです。

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『ラジエーションハウス』9巻 感想 



ラジエーションハウス」9巻のネタバレ感想です。

おおー、ここで遂に約束の話を明らかにするとはちょっと予想外。
何だかんだで切り出せず、最悪のタイミングでバレてしまうというのがよくあるパターンだったので、シンプルに打ち明けて理解してもらえるとは思っていませんでした。
甘春先生、いやアンちゃんが素直じゃないことも多いから、多少の反発は避けられないと心配していましたけど杞憂でしたね。
作品的には最も大きな仕掛けをこんな波風立たせず終わらせていいのかと思いもしますが、イオリやアンちゃんが傷付かずに想い出交換できたのは良いことです。

アンちゃんが弟の久志を亡くしてトラウマになった過去エピソードも収録されています。
確かに動悸や息切れなどを起こしているもののフラッシュバックでパニックに陥るほどではなかったんですね。
てっきりイオリのことをさっぱり忘れているから一部記憶喪失になっているぐらいだと思っていました。
今後はイオリが支えてくれるでしょうし、アンちゃんの心もだいぶ和らげたのではないでしょうか。

イオリの医師免許持っていることを隠している話も特に問題なさそうですね。
将来的に鏑木先生あたりから診断する是非について突っ込まれることは明確ですが、別に秘密にし続けないといけないってことはないですし。
むしろ早くそういう展開でスカッとさせて欲しいなって思うぐらいです。

物語は転換期を迎えましたね。
最終的な着地点はアンちゃんパパの病気が快復するかどうかになるのかな。
個別の患者エピソードだけでも読み応えもあるのでずっと続けて欲しいけど作者としては畳むつもりなんだろうか。

というのも、巻末のおまけ漫画がある意味一番の衝撃でしたからね……。
元々作品内にあのキャラが登場するのは抵抗感あったのですが、より浮いた状態になってしまいましたね。
作者自身も困惑しているのは当然ですし、読み手もフラットな感情で捉えるのは難しいなと思います。

テーマ: 漫画の感想

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『D・N・ANGEL』17巻 感想 



D・N・ANGEL」17巻のネタバレ感想です。

マニスメア編が淡々と進行しています。
美術品を通じて丹羽やダークが内面を掘り下げていく毎度お馴染みのスタイルですね。
黒翼誕生の秘密を握っているようなので、物語の核心に近づいているような感じはします。
ただそんな感じがするだけで、対外的な進展はないので少々もどかしい。

結局のところほとんどが夢の世界の話ですしね。
丹羽自身が抱えていた不安を夢を通して見せられたわけですが、それでもダークを放り出すことはしないのは彼らしいといえるのかな。
ツッコまれているいる通り、丹羽は自己肯定感が低すぎます。
あまりにも否定しすぎると自分を慕っている人を裏切ることになるので、自虐は程々に抑えて欲しいのですが。

前巻の感想で実は冴原がダークの正体に気付いているのではないかと書きましたが、今回も夢を通してそれっぽいニュアンスが含まれていました。
このシーンのためだけの匂わせだったのか、果たしてまだ裏があるのか。
そういえば、急に出てきた船橋は今回登場ナシでしたね。
前回のあれだけでお終いだとさすがに寂しいので、まだ出番があるといいのですけど。

梨紅は状況証拠を掴み過ぎてて完全に丹羽=ダークと疑っていますね。
ただそうであって欲しくないと思い込もうとしている姿が痛々しい。
ってか、丹羽は一体何度人前で鍵開け技術を披露すれば気が済むんだろう。
隠す気ないですよね。

残り巻数も少ない割には、あまり進まなかったなーという印象。
梨紗のもうすぐ中学校生活が終わるって発言が、作品の終わりに掛けているようでしんみりさせられました。

テーマ: D.N.ANGEL

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ウクレレによる「ドラゴンクエスト」すぎやまこういち 



≪DISC1≫ TOTAL 87分
曲名時間MEMO
1序曲(Ⅰ)1:59タイトル
2ラダトーム城(Ⅰ)3:10
3広野を行く(Ⅰ)2:14フィールド
4街の人々(Ⅰ)1:47
5Love Song 探して(Ⅱ)1:33ふっかつのじゅもん
6果てしなき世界(Ⅱ)1:33フィールド(3人PT)
7この道わが旅(Ⅱ)3:58エンディング
8冒険の旅(Ⅲ)1:33フィールド
9戦闘のテーマ(Ⅲ)1:41戦闘
10おおぞらをとぶ(Ⅲ)1:13ラーミア
11そして伝説へ(Ⅲ)3:29エンディング
12インテルメッツォ(Ⅳ)1:02冒険の書選択画面
13勇者の故郷(Ⅳ)1:57フィールド(五章前半)
14楽しいカジノ(Ⅳ)2:18カジノ
15街角のメロディ(Ⅴ)1:57妖精の村
16哀愁物語(Ⅴ)2:26パパスの手紙
17愛の旋律(Ⅴ)3:08結婚前夜
18結婚ワルツ(Ⅴ)3:06結婚式、エンディング
19木漏れ日の中で(Ⅵ)1:58
20精霊の冠(Ⅵ)2:27精霊の祭り、カルベローナ
21失われた世界(Ⅶ)1:16フィールド(過去)
22トゥーラの舞(Ⅶ)0:53ユバール
23のどかな家並(Ⅶ)1:23
24愛する人へ(Ⅶ)2:40キーファとの別れ
25広い世界へ(Ⅷ)2:27フィールド
26神秘なる塔(Ⅷ)3:22
27天の祈り(Ⅸ)5:57天使界
28祈りの詩(Ⅸ)2:15死別シーン
29天空の世界(Ⅹ)2:39初出:DQM2
30水の民ウェディ(Ⅹ)1:49フィールド(ウェナ諸島)
31花の民(Ⅹ)1:18フィールド(プクランド大陸)
32地の民ドワーフ(Ⅹ)1:01フィールド(ドワチャッカ大陸)
33勇者は征く(Ⅺ)1:54フィールド
34愛のこもれび(Ⅺ)2:57セーニャの竪琴
35レベルアップ0:07
360:13
37呪い0:09ぼうけんのしょは きえてしまいました
38教会(治癒)0:15
39宿屋0:11
40アイテム発見0:09
41仲間(出会い)0:19
42セーブ(冒険の書)0:14

先日の記事で書いた通り、400枚目のアルバムとして『ウクレレによる「ドラゴンクエスト」すぎやまこういち』を購入しました。
タイトルにすぎやま先生の名前が入っています。
当然ドラクエ音楽生みの親なのは周知の事実なのに何故明記したんでしょうね?

最初にこのCDの存在を知ったのは「ドラゴンクエスト夏祭り2019」のライブ映像です。
これはいつか欲しいなと思いつつ先送りにしていましたが、やっと入手しました。

ウクレレを演奏しているのは名渡山遼さんという方です。
業界について疎いのですが、ブックレットによると「日本の若手プレイヤーの中でもナンバーワンの呼び声高い天才ウクレレプレイヤー」と表記されているので、指折りの奏者ではあるんでしょう。

この感想を書く瞬間まで思い当たらなかったこと。
そういえばこれウクレレで実際に演奏しているんですよね……。
いや、何を当たり前なことを言っているんだと思われるかもしれませんが、演奏している感がまるでないんですよね。
レコーディング環境でミスがあれば撮り直ししているでしょうけど、あまりにも正確な音運びのおかげで人間が奏でていると意識させないというのは恐ろしいテクニックだと思います。
その一方で、決して機械的ではないまろやかで温かみのある音が耳に心地良く、なるほど、実力派の方なんだんと感心させられました。

ウクレレという楽器自体の特徴でもあるポロンポロンとリズミカルに跳ねる音が可愛いですね。
相性がいいのは穏やかでポップな曲、つまり街曲は抜群のハマり具合です。
「街の人々(Ⅰ)」「街角のメロディ(Ⅴ)」「木漏れ日の中で(Ⅵ)」「のぞかな家並(Ⅶ)」と街曲からの選曲が多いのも納得で全部お気に入りです。
欲を言えばDQ2「街の賑わい」、DQ3「街」、DQ5「街は生きている」も聴いてみたかったなー。

ウクレレ一本で演奏しているため音の数が少ないFC~SFC時代の曲が合っていますね。
DQ7以降は音の足らなさが顕著で雰囲気だけではカバーしきれていないパートもありました。
ソロ演奏で多重録音すらないので、複雑な旋律は指が大変なんでしょう。
同様に戦闘曲など激しく勇ましい曲調はアルバム内の転換としては面白くても、ウクレレの魅力は半減しているように感じられました。
単調にならないための工夫だったのかもしれませんけどね。

元々好きだった曲は更に新たな魅力を楽しめました。
「Love Song 探して(Ⅱ)」「果てしなき世界(Ⅱ)」「この道わが旅(Ⅱ)」のDQ2ラインナップは最高です。
地味に「インテルメッツォ(Ⅳ)」、いわゆる間奏曲が収録されているのはポイント高い。
「哀愁物語(Ⅴ)」「愛の旋律(Ⅴ)」「結婚ワルツ(Ⅴ)」「愛のこもれび(Ⅺ)」あたりのイベント曲は愛しい雰囲気を出てて良いですね。

原曲では特別意識していなかったけどウクレレで一番化けたのは「楽しいカジノ(Ⅳ)」だと思います。
遊戯場の騒々しさがすーっと抜けていてお洒落な感じが聴いていて飽きさせません。

あまりこういったアレンジCD系は手を出さないのですが、これは買って良かったと思いました。


※6:02辺りからウクレレライブ

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

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『キャプテン翼 ライジングサン』15巻 感想 



キャプテン翼 ライジングサン」15巻ネタバレ感想です。

長かった日本vsドイツ戦も遂に終止符が打たれました。
「グランドジャンプ」では読んでいたのですが、「キャプテン翼マガジン」に以降してからは単行本派になりました。

通して読んだ感想としては、なんだかんだいって面白かったの一言に集約されます。

同じような展開になりかねないロースコアのスポーツ漫画の宿命として決着が予想しやすいというものがあります。
これだけ予想を裏切ってくれれば次に何が起こるのか全く読めず、最後の最後までワクワクさせられました。

昔からのキャプ翼ファンとしては、こんな展開を望んでいなかったというものもないことはないんです。
殴り合いかのように出まくる怪我人とか、合体技の威力が高すぎるとか、一部キャラの弱体化とか。
「キャプテン翼 ROAD TO 2002」からリアル路線を取り入れたことで破綻した設定の数々は今でも悔やまれます。

それでもサッカーの試合展開に興奮させられ、各選手の活躍に一喜一憂してしまうのはこの作品が好きだから。
体のバランスをネタにされることもありますけど、ダイナミックで躍動感のある絵は他に類を見ない迫力があります。

それにしても長い試合でしたね。
8巻から15巻、計8冊分を約3年描けて描いたことになります。
これまで過去最長だったバルセロナvsレアルマドリードを飛び越えて、シリーズ最も描かれた試合となりました。
ただでさえ古臭かったPPAPネタが決着後だと埃が被っているような状態でしたね。

人気ナンバー1のシュナイダーの強さは一応維持できたのかな……?
若林が鉄壁すぎて退場するまで1点も獲れなかったのは痛恨でしたけど、フィールドプレイヤー同士であれば翼にも負けていませんし。
ホイッスル後の男泣きは格好良かった。

シュナイダー以上にカルツの活躍が目立っていて、まさしくこの試合の主役の一人といって過言ではないでしょう。
同じMFとしてシェスターに分散させてあげても良かったんじゃないかと思うくらい攻守に活躍していましたね。

日本勢では新田の活躍が嬉しかったです。
まさか負傷しているとはいえミューラー相手に2点も獲るなんて無印版から考えたら物凄い出世ですよ。
ゴール決めそうなシーンになったら、いかにポストに当たるのかと想像してしまうのは自分だけではないはず。
脇役にスポットライトが当たるようになったのが、五輪編以降の良いところですね。
問題は全員にある程度活躍させようとすると、日本が強くなりすぎるってことかな。

そして長らく伏線というか実質的な予告をされていた若林のバイエルン行きも決定。
ということは、チャンピオンリーグも描くつもりってことですよね。
オリンピックがいつ終わるのか不明ですが、果たしてワールドカップ編もちゃんと描いてくれるのか心配です。

とりあえずは次戦のスペイン戦はキーパーが若島津になるでしょうから派手な試合になるでしょうね。
決勝を予想されるブラジル戦よりもこちらが事実上の決勝戦だと思っているので楽しみです。

テーマ: キャプテン翼

ジャンル: アニメ・コミック

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『おとなりに銀河』2巻 感想 



おとなりに銀河」2巻のネタバレ感想です。

「甘々と稲妻」より、よっぽど甘々なラブストーリーじゃないですか!
読書中は悶えてゴロゴロしてしまうほどの破壊力を秘めています。

付き合い始めのカップルの初々しさにニヤニヤしまくり。
五色さんの照れすぎてパニクってる姿が可愛すぎます。
これが延々と続くだけでもご飯何杯でもいけるってもんですよ。

主人公の一郎が真剣に物事を考えていることが伝わってくるので好感が持てます。
上手く言葉にできないから手紙にしようってところから漫画で80Pラブレターを描いたのは、将来黒歴史になりそう。
いつか子供が出来たりしたあとに暴露されて叫びたくなるやつですよね、これ。

秘密にしているわけではないとはいえ、関係バレも早いですね。
妹弟や従妹、仕事関係など既に登場人物のほとんどには知れ渡ってます。
いずれも祝福してくれる優しい世界観でほっこりしますね。
今後、五色さんの母親をはじめとした故郷での話が掘り下げられるでしょうが、そちらでは抵抗されるのが目に見えているだけに温かな雰囲気を長く読みたいなと思ってしまいます。

バレといえば、従妹のちびちゃんはちょっと可哀そうだったかな。
本人はお兄ちゃんみたいなものと言っていますが、淡い恋心に近いものを抱いていた感じはあります。
まさかあの二人が出会って数日のうちに交際スタートするとは想像していなかったでしょう。

1巻の感想でも書いた通り、愛らしい幼児を描くのが上手い作者さんですね。
妹まち、弟ふみおの二人が可愛すぎてシスコンやブラコンになってしまいます。
二人ともお兄ちゃんの一郎が好きでべったりだから微笑ましいのなんの。

本物のサンタさんから貰った贈り物が弟のふみおだと言えるまちがエモすぎ。
ふみおは寡黙なこともあってたまに喋る言葉にキュンとさせられます。
ああ、二人の成長期をこのまま見続けたいなぁ。

おまけで住居人の情報がわずかに出ていましたね。
キッチンが共有であればもっと絡みがあってよさそうなものですがね。
ある程度メインキャラの背景が描かれてきたので、そろそろ順番に登場してくれるのかな。
少なくともみんなお礼を言える人柄のようなので安心しました。
一郎が大家で、小さい子たちがいるのですから入居する人はしっかり選別してそうですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(巻感想)  雨隠ギド 

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CHRONO ORCHESTRA 時を渡る翼 CHRONO TRIGGER & CHRONO CROSS 

以前「クロノ・トリガー」と「クロノ・クロス」のオーケストラコンサートに行ったことがあります。

▼ 『CHRONO ORCHESTRA 時を渡る翼 CHRONO TRIGGER & CHRONO CROSS』

クロノオーケストラ

確かこのぐらいの時期だったよなーと思って調べてみると2021年9月7日に撮影した写真がいくつかありました。
もう2年も経つんですね……。

せっかくなので想い出を振り返ってみたいと思います。



たまたまネット上で告知を見たのがキッカケです。
今までゲーム音楽のコンサートといえばドラクエしか経験がなく、他のゲーム音楽も触れてみたいと常々思っていました。
そんな時にゲーム音楽史上でも指折りのクロノシリーズのコンサートが開催されると知れば絶対行くに決まっています。
問題は抽選に当たるかどうかでしたが、幸いにも大阪の昼公演に当選しました。

クロノオーケストラチケット

当日は凄い熱気でしたね。
物販コーナーの列は何時間待ちになるのかと言いたくなるぐらいの長蛇の列でした。
パンフレットは買うか悩んでいたのですが、帰宅時間が遅くなることも懸念があり断念。
結局、帰宅してからネット注文で買いました。

クロノオーケストラパンフレット

ちなみにパンフレットはゲームの紹介やイラストギャラリーなど約60ページ掲載されています。
一番読み応えあるのはインタビューでしょうか。
作曲家・光田康典さん、クロノシリーズの脚本や監督を手掛けた加藤正人氏の個人インタビュー、あとはドリームプロジェクトの坂口博信・堀井雄二・鳥山明の3名のスペシャルメッセージが載っています。
当時の裏話なども語られていてなかなか興味深かったですね。

クロノオーケストラ展示

展示コーナーはゲームソフトはグッズ、設定資料集などが並べられていました。
みんな順番に並んで写真撮影。
開演前はそれだけで時間がなくなりました。

「公式サイト」(試聴できます)
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/chrono/orchestra/
「電撃PlayStation」
https://dengekionline.com/articles/16703/
ゲーム総合情報サイト「Gamer」
https://www.gamer.ne.jp/news/201911150055/


開演の様子は上記サイトなどで詳しくレポートされています。

当時感想を書かなかった理由として、光田さんがネタバレ禁止したのが大きかったりします。
東京大阪の昼夜で計4回開催される中で一番最初の公演だったため、セットリストなども伏せなくちゃいけなくて、後々書こうと思っていたら時期を失っていました。

第一部は「クロノ・トリガー」の演奏。
コンサートホールには大画面でゲーム画面が映されており、演奏と共に名場面を振り返る演出が素晴らしかった。
エンディングテーマが流れなかったことから、十中八九アンコールになるんだろうなと確信した覚えがあります。

第二部は「クロノ・クロス」の楽曲。
実は製品版未プレイで、体験版や一部動画で見たことがある程度でしたが、それでも映像もあって楽しめました。
やっぱり人気の高い「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」は迫力があって良かったですね。

アンコールは期待通り「遥かなる時の彼方へ」でした。
全てのゲーム音楽からでも最高峰に位置すると思っている個人的にお気に入りの一曲で、正直この曲を聴けただけでも来たかいがあったというものです。
オーケストラCDの購入を躊躇しているのもこの曲が収録されていないのが理由なんですよねぇ。
また聴いてみたいなぁ。

コロナ禍によりコンサートに行くのが憚れる世の中となってしまったのが残念。
また30周年の時に開催してくれること、そして落ち着いた時代になっていることを願うばかりです。

関連記事
▼ 「クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・ヴァージョン」感想

テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

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いつまでも背番号98を忘れない 

9月5日、木下雄介投手の追悼試合が行われました。



一軍二軍の選手、監督、コーチ全員が背番号98のユニホームを着ています。
横浜のナインも帽子に98の数字を書き込んだり、木下投手の同級生や先輩だったりする今永投手や戸柱捕手が出場したりと心意気を感じるオーダーを組んでくれています。
木下投手と同じリリーフ投手が気持ちのこもった投球を見せてくれて、同期の京田選手が試合を決定付けるタイムリーを放つ素晴らしい試合でした。

選手たちが泣く姿にはたまらず涙を誘われてしまいます。
近しい間柄だっただけに、ファンとは比較にならないぐらい込み上げる思いがあったことでしょう。

小さなお子さんたちがよく分からないまま始球式をしている姿をみんなで温かく見守っているシーンは、ドラゴンズの良さが詰まっていると思います。
いつか成長した時にこの映像を見ることもあると思いますが、お父さんいかに愛されていたかというのがきっと伝わるはず。

同期である2016年ドラフト会議で入団したメンバーはみんな大好きです。
柳投手、京田選手、石垣選手、笠原投手、藤嶋投手、丸山投手。
このまま活躍を続けて後から黄金世代だったと言われるようになって欲しいですね。
ファンの一人として応援し続けます。

この気持ちを胸に、これからも頑張れドラゴンズ!

テーマ: 中日ドラゴンズ

ジャンル: スポーツ

タグ: 中日ドラゴンズ 

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『D・N・ANGEL』16巻 感想 



D・N・ANGEL」16巻のネタバレ感想です。

まさか15巻の感想から10年も空くとは思いませんでした。
それでも内容を語れる日が来たことは喜ばしいことです。

休載となった際に実質的な打ち切りとなり、続きを描くことができないという話をしていたので諦めていたファンも多かったはず。
それが電子書籍限定とはいえ、2019年に8年振りの新刊出た時は嬉しかったですね。
果たして継続的な刊行が期待できるのか怪しかったのであえて読んでいなかったのですが、遂に完結となったため1巻から読み直しました。

読み直して改めて気付く絵柄の変化。
今回特に期間が空いたこともあってちょっと戸惑いました。
決して劣化ではなく好みの差なので、人によって意見は変わるでしょうね。

扉絵がカラー掲載だったのは電子書籍ならではの恩恵でした。
梨紅と梨紗のゴスロリ衣装はあどけない表情も相まって可愛かったです。

ストーリー的にはとうとうダークの正体が梨紅にバレた!……と思ったら誤魔化せたようで。
いやいや、さすがに無理じゃないですか?
疑いの眼差しは鋭くなっているとはいえ、そもそもあの状況下で気付かないのはおかしい。
ダークが銃で撃たれたら丹羽が現れて同じ服を着ていたって決定的だと思うんだけど、信じたくない気持ちで否定しているだけなんだろうか。

正当な意味で一番驚いたのは船橋ですね。
ただのモブというか脇役だと思っていたら丹羽の分家筋で裏の顔があったとは。
まぁ確かに言われてみれば思い出せるシーンもあります。
3巻で丹羽が梨紅に告白してダークに変身した場面で、盗撮した佐賀からビデオを横取りして消去したのは印象的でした。
ただのイイ奴と思っていたのに、まさか20年越しの伏線回収で驚かされました。

あー、もしかして冴原も勘付いていたりするのかな。
ジャーナリスト志望で結構ニアミスしていますし、丹羽のことを思って黙っていてくれているのかもしれない。
今回だって梨紅にバレかけた時に一時しのぎとなったのは冴原のおかげですしね。

いずれにしろ終わりが近いだけあって正体バレはいよいよという感じ。
物語も佳境ですね。
既に最終巻まで購入済みですが、感想を書くためにまだ続きは読んでいません。
ここまで時間をかけた物語なんですからハッピーエンドにしてもらわないと消化不良になりますよ。

ちなみに、個人的に今巻のベストシーンは梨紅の大人姿です。
最終回でも数年後の姿という展開で見られると嬉しいな。

テーマ: D.N.ANGEL

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: D・N・ANGEL  D・N・ANGEL(巻感想)  杉崎ゆきる 

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次にくるマンガ大賞2021受賞作発表会  

今年も「次にくるマンガ大賞」の受賞が生放送形式で行われました。
ようやくタイムシフト再生で一通り視聴できましたのでまとめてみたいと思います。



≪関連記事≫
・次にくるマンガ大賞2020受賞作発表会
・次にくるマンガ大賞2020個人的ランキング


▼ コミックス部門
1【推しの子】
≪週刊ヤングジャンプ≫
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2ウマ娘 シンデレラグレイ
≪週刊ヤングジャンプ≫
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3葬送のフリーレン
≪週刊少年サンデー≫
1巻のみ読了
4女の園の星
≪FEEL YOUNG≫
未読
5シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
≪週刊少年マガジン≫
未読
6
逃げ上手の若君
≪週刊少年ジャンプ≫
数話だけ読了
7久保さんは僕を許さない
≪週刊ヤングジャンプ≫
数話だけ読了
8アオのハコ
≪週刊少年ジャンプ≫
本誌で読書中
9SAKAMOTO DAYS
≪週刊少年ジャンプ≫
未読
10チ。-地球の運動について-
≪ビッグコミックスピリッツ≫
未読
11少年のアビス
≪週刊ヤングジャンプ≫
3話まで読了
12ウィッチウォッチ
≪週刊少年ジャンプ≫
本誌で読書中
13僕とロボコ
≪週刊少年ジャンプ≫
未読
14うるわしの宵の月
≪デザート≫
未読
15破壊神マグちゃん
≪週刊少年ジャンプ≫
未読
16メダリスト
≪アフタヌーン≫
未読
17私の推しは悪役令嬢。
≪コミック百合姫≫
未読
18総理倶楽部
≪ジャンプSQ.≫
未読
19ふたりエスケープ
≪コミック百合姫≫
1話のみ読了
20琥珀の夢で酔いましょう
≪マッグガーデン≫
未読



▼Webマンガ部門
1怪獣8号
≪少年ジャンプ+≫
アプリで読書中
2ダンダダン
≪少年ジャンプ+≫
未読
3

コミックス未発売


先輩はおとこのこ
≪LINEマンガ≫
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4山田くんとLv999の恋をする
≪GANMA!≫
アプリで読書中
5裏バイト:逃亡禁止
≪マンガワン≫
未読
6ハイパーインフレーション
≪少年ジャンプ+≫
未読
7いびってこない義母と義姉
≪Pixivコミック≫
アプリで読書中
8転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
≪マガポケ≫
アプリで読書中
9ゲーミングお嬢様
≪少年ジャンプ+≫
未読
10忍者と極道
≪コミックDAYS≫
未読
11川尻こだまのただれた生活
≪Twitter≫
未読
12作りたい女と食べたい女
≪ComicWalker≫
1話のみ読了
13うしろの正面カムイさん
≪マンガワン≫
未読
14鴨乃橋ロンの禁断推理
≪少年ジャンプ+≫
未読
15合コンに行ったら女がいなかった話
≪ガンガンONLINE≫
1話のみ読了
16女子力高めな獅子原くん
≪GANMA!≫
未読
17アラガネの子
≪少年ジャンプ+≫
未読
18転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
〜弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた〜

≪マガポケ≫
アプリで読書中
19

コミックス未発売


氷の城壁
≪LINEマンガ≫
未読
20WIND BREAKER
≪マガポケ≫
未読


放送内でも言われてた通り、上位は「既に来ているマンガ」が羅列されていますね。
特に各部門1位の「推しの子」「怪獣8号」は看板級の評価を受けているだけに、漫画通からしたら今更感はあるでしょう。
共通して言えることは、出オチではなく継続して引っ張ってくれる物語が優秀ということ。
毎週先が気になる展開が続いており、熱が冷めることなくクオリティを維持してるのは素晴らしい。

近年は最初の数話で話題となった作品がそのまま人気作になる印象が強いですね。
じわじわを盛り上がって評判が広まる、または途中でブレイクするのは珍しい気がします。
それこそ「鬼滅の刃」ぐらいじゃないでしょうか。
表題通りに次世代のヒットが生まれる作品が受賞作から出てくればいいんですけどね。
知らなかった作品も多いので、試し読みしてみようかなと思います。

選考漏れした漫画の中でもオススメ作品は沢山ありますね。
今年も個人的に好きな作品ランキングを考えて記事にしてみるつもりです。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 次にくるマンガ大賞 

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