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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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「ドラゴンクエスト」35周年特番 



2021年5月27日で35周年を迎えたドラゴンクエスト。
生放送による特番にてシリーズの新作発表会が行われました。
リアルタイムでは観れなかったのですが、Twitterトレンドがドラクエで埋め尽くされるほど多くの作品が発売されるようですね。

①「ドラゴンクエスト けしケシ!」

スマホ用パズルゲーム。
個人的にスマホでゲームを遊ばない派なので触れることはないでしょう。
でも「ドラゴンクエストタクト」が開始されて1年も経っていないのにどんどん量産されているので、需要はあるのかな。

②「ドラゴンクエストⅩ 天星の英雄たち」

ドラクエ10のver.6も発表されました。
いい加減ストーリーを進めないと自然とネタバレを喰らいそうになりますね。
ちなみにまだver.4で止まっています。

③「ドラゴンクエストⅩ 目覚め氏五つの種族 オフライン」

まさかのオフライン版ドラクエ10。
ユーザーの間では妄想のネタとして鉄板ではありましたが、本当に出すとは。
差別化されているのはいいとして、デフォルメされたグラフィックは安っぽい気がする。
オフラインならではの楽しみがあればいいんですけどね。

④「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」

一番予想外だった発表がコレ。
ドラクエ3のリメイク版は散々噂されていたので予想通りだったのですが、それはドラクエ11のようなグラフィックの話。
まさか「オクトパストラベラー」で培われたHD-2Dを採用するとは驚きました。
画像だと微妙でしたけど、動画で見れば雰囲気もあってありかなと思いました。
1や2に続く想定もしているそうなので、工夫があったら面白いな。
続報次第で購入を検討するつもりです。

⑤「ドラゴンクエスト トレジャーズ」

ビルダーズやモンスターズのようなデザインの新ジャンル作品。
宝探しというキーワードだけで中身が全く分からないのですが、一定の人気は出そうですね。
個人的には気が向いたらって感じかなぁ。

⑥「ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎」

少なくともこの放送を生で観てた人は皆この発表を待ち望んでいたことでしょう。
ドラクエシリーズ正式ナンバリングタイトルとしてドラクエ12が発表されました。
タイトルロゴのPVのみで内容は堀井さんの言葉から推測するしかないですが、期待するしかないですね。
コマンドバトル一新とかダークな感じとか鳥山明&すぎやまこういち先生続投など限られた情報でも反響が凄いのはさすがです。

ちなみに、あまり話題になっていない点で気になったのは2つ。

1つ目は、PVにナレーションが付いていること。
タイトル名や「人はなぜ生きるのか」というメッセージに注目されていますが、そもそもドラクエのPVで音声が付いた記憶がほぼありません。
ドラクエ10や11sでキャラが喋るようになったので自然の流れでしょうけど、まず間違いなく声優さんが付く証でしょうね。

2つ目は、タイトルロゴカラー。
シリーズファンならご存じの通り、ナンバリングが奇数作品は青系、偶数作品は赤系の色が採用されています。
11が青系だったので、今回の12は赤系の色合いになるはずなのですが、何故か青色なんですよね。
サブタイトルにもあるバックの炎を赤く演出したいがためにとも考えられますが、長年続けてきた法則性を壊す意図が見え隠れしている……とは考えすぎでしょうか。
11が集大成だったので、新しいドラクエを作るという意気込みなのか、もしくは何か理由があるのか。

何はともあれ発売までまだ時間を要するでしょうから、気長に待つことにします。

テーマ: ドラゴンクエストシリーズ

ジャンル: ゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ12 

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『ふたり明日もそれなりに』5巻 感想 



ふたり明日もそれなりに」5巻のネタバレ感想です。

前巻のプロポーズから一夜明けて。
起床後に指輪を確認してプロポーズが夢じゃないことに喜ぶ理央が可愛いなぁ。

終わりは見えていましたが、まさか最終巻だとは思いませんでした。
あともう1巻ぐらいは続くと思っていたので、潔い締め方に寂しく感じてしまいます。

ラストとはいえ、最後の最後までふたりのペースは変わらず、優しい空気に満ちていました。
お互いの家族に結婚の報告をしたり、フォトウェディングを計画したりと婚約後のエピソード満載なのに、一番の見所はふたりが何気ない日常で笑い合っているシーンというのが素晴らしく尊い。
74話「朝は忘れずに」でゴミ捨て出し損ねて回収場所を辿る最中に喫茶店を見つけるくだりは最高です。
ああ、このふたりなら結婚後に何があっても乗り越えられそうだなと確信しました。

意外だったのは、婚姻届の提出をふたりで行かなかったこと。
正式に夫婦となる瞬間ですから、一緒に行けば良かったのに。
何かしらの理由で日にちを優先したのであれば描いて欲しかった。
いつも仲良く行動しているので、ちょっと違和感が残りましたね。

現代社会に疲れた時に読むと癒しをもらえた作品でした。
他の創作物からして、ほんわかラブストーリーに長けている作者だと思うので次作も期待しています。

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『おとなりに銀河』1巻 感想 



おとなりに銀河」1巻の感想です。

甘々と稲妻」の雨隠ギド先生による新作ラブコメディ。
前作ファンとしては見逃せません。

妹弟を養うために奮闘する漫画家の元に訪れた女性アシスタントは実は異種族の姫だった?……という展開。
読む前は謎の設定でしたが、1巻読了後も謎は謎のままでした。
ほぼ普通の女の子と変わりませんね。
今のところ設定は舞台装置としてしか見ていませんけど、それで何ら問題ないような気がします。

それよりも重要で本題なのは、嬉恥ずかしのほんわかラブコメが見所だということ。
世間知らずのヒロイン・五色しおりが変に拗れておらず、まっさらな女の子というのが大きい。
最初はキャラ的に薄味かなと心配になりましたが、1巻だけでも照れた反応が急増していくので微笑ましくなります。

というか、本人が望む「両片想いで10巻ほど関係を積み重ねる」型なぞ見る影もないほど展開がめっちゃ早いんですよね。
「初恋新婚ラブストーリー」と謳っているということは、ある程度関係構築してからイチャイチャするのでしょうか。
なるほど、大好物です。

主人公の久我一郎は優しいお兄ちゃんですね。
ちょっと頑張りすぎな一面もあるけれど、ちゃんと大事なことは分かっていて安心感があります。
幼い妹弟が可愛いので、無茶してしまう気持ちも分からないでもないです。
ホント、相変わらず作者の描く幼女は絶妙なリアル感も相まって魅力的ですね。

気になったのは誰のセリフなのか一部判断し辛い場面があったことぐらい。
前作みたいな涙を誘われるような感動路線ではないものの、これはこれで今後が楽しみと思える作品でした。

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ジャンル: アニメ・コミック

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『ひだまりスケッチ』10巻 感想 



ひだまりスケッチ」10巻の感想です。

実に3年4ヵ月振りの刊行で相当お久し振りとなります。
作者の蒼樹うめ先生が多忙により休載が増えているため、待望の続巻という形となりました。

とはいえ、10巻が発売されたのは2020年4月と1年以上前。
何故購入が遅れたかというと、電子書籍で買うかどうかを悩んでいたからです。
現在購読している漫画は全て電子書籍に移行したのですが、本作は9巻まで紙媒体で購入していたんですよね。
そんな時に、kindleでまんがタイムきららの作品が9割引きのセールをしてくれたので全て買いなおしました。
心配だったカバー裏の漫画や折り返しの作者コメントもしっかり見ることができて一安心です。

閑話休題。
ゆの&宮子の3年夏~秋を季節を描いたエピソードが中心です。
前年に卒業したヒロ&沙英と同じように受験に苦悩する場面が増えてきましたね。

ゆのは最上級生らしく成長したなと感じます。
宮子に負けず劣らずのボケ担当で、一見すると落ちこぼれのようで、実は着実と成果を出しているんですよね。
下級生たちに先輩風を吹かせることなく、自然体でお姉さんポジションを務めているのが感慨深い。
大人びているようでまだまだ子どもな後輩と、幼げのようで意外としっかりしている先輩の構図が新鮮です。

そういう意味では、ヒロと沙英を極力出さないようにしているのはナイスな配慮だと思います。
年上コンビがいると、どうしてもゆのは年下属性強めになってしまいますから。
今回の文化祭に訪れたようなゲスト出演程度というのが一番いい形なのではないでしょうか。

8巻から登場している新住人・茉里のキャラ付けは、他と被らず上手いこと入り込みましたね。
同時入居の相方もいないため立ち位置が難しかったと思いますが、埋もれることなく非常に魅力的なキャラとなりました。
先輩達に物怖じせずズケズケと主張する性格が嫌味になることなく、むしろ気持ちよささえ与えてくれます。
特に乃莉に対してスキンシップと称してじゃれつく姿は、読者みたいにリアクションを楽しんでいるかのようです。

電子書籍で全巻買いなおしをキッカケに1巻から読み直しましたが、通して読むとタッチの変化に気付かされます。
絵柄が安定していて変化を感じさせない漫画家さんとはいえ、さすがに15年以上連載していれば違いも生まれますね。
長く続いてもあと1,2巻といったところでしょうし、気長に次巻を待ちたいなと思います。

テーマ: ひだまりスケッチ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ(巻感想)  蒼樹うめ 

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