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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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2013年1月読書記録 

今年も月末にライトノベルの読書記録のデータを残していきます。

▼月間マイベストライトノベル
 『空ろの箱と零のマリア6
空ろの箱と零のマリア6 (電撃文庫)空ろの箱と零のマリア6 (電撃文庫)
(2013/01/10)
御影瑛路

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星野一輝vs大嶺醍哉、決着。
己の信念で相手を叩き潰すまで終わらない勝負がシビアすぎる。
トコトンまで突き詰めた果てにあるものは、見届ける価値のあるものでした。

▼読了済み………30冊 (前月比 ±0冊)
▼積み本…………62冊 (前月比 +2冊)
▼感想記事数…4冊分

▼1月の読書数……4冊
 『小説ドラゴンクエストV』
 『空ろの箱と零のマリア6』
 『僕は友達が少ない CONNECT』
 『新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上』

今月はたった4冊しか読めませんでした。
おかしい、このうち2冊は1日ずつで読み終えているというのに。
他2冊だけで時間掛かり過ぎだろう……。
今年もペースは上がらないかもしれないなぁ。

体調が悪かったり忙しかったりして時間掛かっただけで、どの本も面白かったです。
「僕は友達が少ない CONNECT」は、ただの短編集だと思っていたので、本編以上にシリアス的に重要な話が詰め込まれていたことに驚きました。
しかし、どのエピソードもアニメ化し辛そうですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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ドラクエ10プレイ日記Part23「生きる伝説」 

伝説のツボ職人

頂点。

◆プレイ時間 548時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士47ゆうかん90
僧侶25スティック13
魔法使い36まほう26
武闘家52ツメスキル7、かくとう21、きあい80
盗賊54ツメスキル81、お宝18
旅芸人16きょくげい4
パラディン41はくあい82
魔法戦士22フォース22
レンジャー1
スーパースター38かくとう79

伝説のツボ職人

1月24日、遂に最高ランクである「生きる伝説!」まで辿り着きました。
やっというべきか、早くもというべきか。
これで現時点での評価を極めたことになります。
50装備の上級錬金を回し始めたら、あっという間に上がった気がしますね。

お金は「まじゅうのツメ」の大成功品が売れたこともあって、現在所持金は約350万ゴールド。
これだけあれば大抵のものは買うことが出来ると思います。
上を見たらキリがないので、このぐらいで満足しておくべきなんでしょうねー。
……駄目だ、更に上へと目指してしまうw
妥協しないといつまで経っても装備品を買えないと分かってはいるのですが、性格上、お金をかけるのであれば可能な限り買い替えないで済む最高品を求めてしまいます。

今後の育成方針

スーパースターが区切りの良いところまで育成出来ました。
この職業を育てていた理由は、格闘スキルを振り直しするためです。
武闘家の気合スキルは非常に優秀なのですが、ツメと格闘を両立するために泣く泣く切っていました。
そこで、格闘スキルが伸ばせるスーパースターを育成することで、武闘家のスキルポイントを気合スキルに振り直そうと頑張っていたわけですね。
ようやくそれが実現し、ツメ88、格闘100、気合80を全て同時に取得することが出来ました。

今度は、僧侶と魔法使いを育てて、MPパッシブを取ろうという狙っています。
信仰スキルと魔法スキルが成長すれば、更にMPが+30される予定です。
ちょっと先は長いのですが、育てる価値は十分あります。

レンジャーと魔法戦士は、その後かなぁ。
弓使いに憧れているので、そちらも早く体験してみたいなーと考え中です。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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好きなゲーム攻略本ランキングTOP10 

特典目当てとはいえドラクエ10で久々にゲーム攻略本というものを購入しました。
以前はよく買っていましたけど、今ではネットの方が攻略分野は優秀なんですよね。
何か知りたい時に検索すれば簡単に見つかるという状況では、ゲーム攻略本はあまり売れなくなってきているのではないでしょうか。

しかし、攻略本にしかない魅力というのもあります。
実際、昔は読んでいるだけで無性にワクワクしたり興奮したりしました。
そんな個人的に思い入れのあるゲーム攻略本をランキング形式で紹介したいと思います。

▼1位 『メモリーズオフ ビジュアルファンブック
メモリーズオフビジュアルファンブック (Magical cute)メモリーズオフビジュアルファンブック (Magical cute)
(2000/06)
不明

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最もお世話になったのは、「Memories Off」第1作目の攻略本。
1stに関して言えばおそらく全ての本を所有していますが、この本だけは別格でした。
とはいえ、ゲームの攻略要素については、個人的にはほぼ使用したことがありません。
これを読まなくてもルートは頭の中に入っていますから。

素晴らしいのは収録されているコンテンツの数々。
まず、キャラデザ担当であるささきむつみさんの設定資料集&インタビュー。
このイラストを参考にして絵を描いていたので、幾度となくページを開きました。
ポスターなどに使用された一枚絵も大きくプリントされており、今もなお色褪せない絵に惚れ惚れします。

他のスタッフ&声優さんのインタビュー記事も充実しています。
ヒロインの一人である伊吹みなもの没シナリオは、ここでしか見られません。
BGMの楽譜まで用意されていて、何度か打ち込んだりしたことがありますね。

▼2位 『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁 公式ガイドブック 下巻 知識編
ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック 下巻 知識編 スーパーファミコン版ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック 下巻 知識編 スーパーファミコン版
(1992/12)
不明

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SFC版ドラクエ5の公式ガイドブック。
下巻である知識編は、ゲーム内データを集めたものが収録されています。
一番良く見たページは、仲間モンスターのデータですね。
どのモンスターが仲間になり、最終ステや覚える特技をチェックして、誰を仲間にして馬車メンバーに入れようかと延々想像していた記憶があります。

武器防具のイラストも素敵。
ゲーム内では関係ないのに、ビジュアルで装備を選びたくなるほど。
道具の解説なども楽しくて、一文字も欠かすことなく読み耽りました。

▼3位 『ファイナルファンタジーVIII ULTIMANIA
ファイナルファンタジーVIIIアルティマニア (SE-MOOK)ファイナルファンタジーVIIIアルティマニア (SE-MOOK)
(2004/06)
Studio BentStuff

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ザ・攻略本。
ここまで隅から隅まで行き届いた攻略本を他には知りません。
アルティマニアという名に相応しい全てが盛り込まれた一冊でした。

攻略内容と共に掲載されている各キャラのモノローグが満足度を引き上げてくれます。
ストーリーの理解度を深めてくれて、より一層ゲームを楽しませてくれました。
やり込み要素の多いFF8を余すことなくプレイするには必需品ではないでしょうか。


▼4位 『RPGツクール3 公式ガイドブック
RPGツクール3公式ガイドブックRPGツクール3公式ガイドブック
(1997/11)
デジタルファミ通編集部

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ツクール系の攻略本は、データ集と同義ですね。
キャラやモンスター画像を見て、想像を膨らませました。
土台部分が重要なだけに、本だけでもゲームを進行出来ますね。
他シリーズもプレイ済みですが、一番多く作成したのが3なので、必然的に読む回数も増えました。

▼5位 『実況パワフルプロ野球9 コナミ公式パーフェクトガイドシリーズ
実況パワフルプロ野球9 コナミ公式パーフェクトガイド (KONAMI OFFICIAL GUIDEコナミ公式パーフェクトシリーズ)実況パワフルプロ野球9 コナミ公式パーフェクトガイド (KONAMI OFFICIAL GUIDEコナミ公式パーフェクトシリーズ)
(2002/09)
不明

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パワプロシリーズの攻略本と言えば、パーフェクトガイドシリーズ。
とんでもない分厚さで、情報がぎっしりと詰まっています。
パワプロの攻略本だけで10冊以上は所有していますが、あえて9を選んだのは、成熟しきった感を最も感じられるから。
サクセスをする時には、必ず手元に置いていました。

▼6位 『テイルズ・オブ・デスティニーオフィシャルガイドブック
テイルズ・オブ・デスティニーオフィシャルガイドブックテイルズ・オブ・デスティニーオフィシャルガイドブック
(2000/12)
ファミ通書籍編集部

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PS版TODの攻略本。
表紙や中のデザインがシンプルでありながら洗練されていて格好良い。
サブイベントの多いゲームを丁寧に攻略されており、これさえあれば詰まることはありません。

▼7位 『ノエル・ラ・ネージュ 公式ガイドブック
ノエル ラ・ネージュ 公式ガイドブックノエル ラ・ネージュ 公式ガイドブック
(1998/04)
ファミ通

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数多くのゲームをプレイしてきましたが、唯一攻略本なしではクリア不可能だったゲーム。
真の意味で攻略を手助け……いや、この本に攻略してもらいました。
女の子達とテレビ電話でコミュニケーションを取っていくゲームなのですが、彼女たちと電話できるタイミングが非常に限定的なのです。
当時はネットで攻略する手もなく、この本だけが頼りでした。

▼8位 『トルネコの大冒険2 公式パーフェクトガイド
ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイドドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド
(1999/10)
チュンソフト

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不思議のダンジョンシリーズといえば、数え切れないほどのやり込み要素と奥深さ。
攻略本を見るだけでもワクワクさせてくれるアイテムやモンスターデータ。
これを読みながらプレイするというよりも、頭に叩き込んでプレイするという感覚でしたね。

▼9位 『ドラゴンクエストモンスターズ Vジャンプブックス ゲームシリーズ
ドラゴンクエストモンスターズ―テリーのワンダーランド (Vジャンプブックス―ゲームシリーズ)ドラゴンクエストモンスターズ―テリーのワンダーランド (Vジャンプブックス―ゲームシリーズ)
(1998/09)
ホーム社

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Vジャンプの攻略本といえば、発売直後に出る代わりに内容が薄いという傾向があります。
後に出る完全読本のような攻略本とは、考え方からして違うのでしょうね。
しかし、この本は早期に発売された割には情報が多く、なおかつなかなか他の攻略本が出てこなかったので、重宝した記憶があります。
基本的な配合データも掲載されているため、非常に助かりました。

▼10位 『聖剣伝説2 冒険ガイドブック
聖剣伝説2冒険ガイドブック聖剣伝説2冒険ガイドブック
(1993/08)
キャラメル・ママ

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聖剣伝説2の攻略本。
MAPデータと敵の出現ポイントが有難い。
ボス戦の攻略方法が石塚祐子さんのコミカルなイラストで描かれているのが面白い。


以上、個人的なTOP10でした。
それにしても古い作品が多いので、画像が全然ないものも多いですね。
最近のゲームで、攻略本が欲しくなるようなものをプレイしていないしなー。

皆さん思い入れのあるゲーム攻略本はありますか?

テーマ: 攻略本

ジャンル: ゲーム

タグ: 特集 

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アクセル・ワールド11 ―超硬の狼― 

アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)
(2012/04/10)
川原 礫

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読書期間:2012/7/24~2012/7/27

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
SF
燃え
期待感



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 ブレイン・バースト内を暗躍する謎の組織≪加速研究会≫。その総本山≪東京ミッドタウン・タワー≫の頂に鎮座する、≪大天使メタトロン≫。
 完全無敵の神獣級エネミーによって守護されている≪加速研究会≫を打倒するため、七王会議が開かれた。
 そこで導き出された秘策とは、シルバー・クロウの新アビリティ≪理論鏡面≫獲得作戦だった。
 メタトロンの放つ絶対即死極太レーザーにも耐えるアビリティを習得する命を受けたクロウだが、≪心意技≫がイマジネーションによって生み出されるのに対して、≪アビリティ≫は行動をトリガーに発現する。そのため、今までのハルユキの強いイメージだけでは、≪理論鏡面≫アビリティは習得できない。
 いっこうに糸口を見えないハルユキに対して、≪アーダー・メイデン≫こと四埜宮謡が哀しい過去を語り始め――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「アクセル・ワールド」新章開幕。
長らく続いた「災禍の鎧」編を終え、新たな始まりを予感させる内容となっています。

いわゆる種蒔き回というやつですね。
何か大きな事が起きそうだという期待感は募りますが、伏線消化されるのは随分先だろうなぁ。
この巻だけでも楽しめないことはないんですけど、次への布石のための下積みという印象が強いです。
丁寧過ぎて展開が遅く感じてしまうのが、長所でもあり短所でもありますね。

これまで触れられてこなかったアビリティの設定について、細かく解釈が用意されていました。
しかし、ハルユキが未だに基本システムからして把握しきれていないのは、後出しで設定を追加しても問題ないようにするためなんだろうか。
そう疑ってしまうくらいに、都合がいいなと思ってしまいました。
もちろん、最初から考えていたことなんでしょうがね。

サブタイトルにもある通り、防御力がとてつもなく高いアバターが出現するのが今回の肝。
反則的な能力を有する新星に対して立ち向かうシルバー・クロウが、己を省みる流れが素敵でした。
自分自身が加速世界初となる飛翔アバターとして君臨した際に、周囲が抱いた羨望と嫉妬を本当の意味で理解出来たのは、今回が初めてのことなんでしょうね。
当時の自分を振り返ることで、更に一歩成長するハルユキが主人公として輝いていました。
「災禍の鎧」編に比べると、背負うものはなくなったことで、気楽に読める分、燃え要素も物足りなさを感じてしまったのは、仕方ないですかね。

それにしても、本道を真っ直ぐに進まない作品だなぁ。
感覚的には、RPGで主となる目的を達成するのに必要な情報をかき集めるために全く違うクエストをしているというイメージ。
このままでは≪大天使メタトロン≫戦は、きっと5巻くらい先になるのではなかろうかw

キャラクターは、七王会議に参加する面々に魅力があって良かった。
やはり王たるもの貫録が違いますね。
黄の王の皮肉屋っぽいところが結構好きだったりします。

アニメは終わってしまいましたが、おそらく原作の人気からして続編は作られるでしょうね。
その時のためにも、原作ストックを溜め込んで貰いたいなと思います。

少しずつだけれど確実に主人公の成長を実感できる丁寧さが売り

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  アクセル・ワールド  川原礫  HIMA  評価B 

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僕は友達が少ないNEXT 第2話「ホモゲ部」 

僕は友達が少ないNEXT2話エンドカード

えれっとさんは、幼女を描き慣れている感がありますなー。

僕は友達が少ないNEXT」第2話の視聴感想です。

面白かったです。
原作組からしても文句のつけようのない出来でした。

やっぱり作画が良いと、それだけで楽しくなりますね。
女の子達が可愛くて可愛くて、ずっと眺めていたくなります。
理科が眼鏡を外して髪型を変えた姿で登場したシーンは、小鷹同様に見惚れました。
夜空と似て異なっており、個人的には理科の容姿の方が好きです。
ここで理科は小鷹に褒められて、今後身なりに気を遣うようになるんですよねー。

2話の内容は「ホモゲ部」「シスター」「答え合わせ」の3篇。
どれも安定していて良かったです。

お気に入りはサブタイトルにもなっている「ホモゲ部」かな。
夜空が男の友情に感動して涙を流している顔は、不覚にもヤバイと思いました。
星奈がエロゲの台詞を読み上げる場面をどうするのかと思ったら、まさかのCMカットw
BDでは伊藤かな恵さんのボイスで、淫らな台詞が聴けるんだろうか?w

「シスター」では高山ケイトが初登場。
思っていたよりもオッサン臭くなかったなー。
えみりんは、もっと男っぽい声も出せるはずですが、可愛らしさを優先したようですね。

「答え合わせ」のエピソードは、隣人部らしさ全開ですね。
小鷹とは嬉しそうに答え合わせするくせに、星奈に対してはガチでドSな夜空。
そんな夜空に苛められているのに嬉しがる真性のマゾヒストである星奈。
喧嘩するほど仲が良いスタイルで、傍から見ている小鷹も呆れつつ笑顔になれる関係。
これが「はがない」の空気だよなぁと感じる話だったと思います。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ないNEXT  僕は友達が少ないNEXT(アニメ話感想)  2013年放送開始アニメ 

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ドラクエ10プレイ日記Part22「ソーサリーリングの夢」 

スライムハウス前でキメポーズ

スライムハウスを買ったぞ!(嘘)

◆プレイ時間 528時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士47ゆうかん90
僧侶15スティック13
魔法使い36まほう26
武闘家51ツメスキル7、かくとう100
盗賊54ツメスキル81、お宝18
旅芸人16きょくげい4
パラディン41はくあい82
魔法戦士22フォース22
レンジャー1
スーパースター35

ソーサリーリング

神ひらめきを目指して頑張っている最中だったのですが、方向転換せざるを得なくなりました。
噂のソーサリーリングが遂に実装され、効果が判明したからです。
その効果は「戦闘時MP3~5回復」というもの。
ひらめきの指輪で2回成功したものと同程度のものとなります。
これは凄まじい性能ですよ。
ここからアクセサリー合成が出来るわけですから、理論値はとんでもないことになります。
もちろん、合成しなかったとしても、単純に基本性能だけで素晴らしいです。

この装備は、本日24日実装された迷宮ボス「バズズ」の討伐時に一定確率で入手できるらしい。
強ボス経験どころかストーリーさえ進めておらず、ラスボスも倒していません。
そんな状態で最新ボスを倒せるなんて、さすがに無理でしょう。
せめてレベルが高いとか、装備が整っているのならいいんでしょうけどね。

でもこれで新たな目標が出来ました。
頑張って強くなって、早くバズズに挑みたいなと思います。

2階建ては浪漫

四角い家をスモールタワーに建て替えました。
一度たまたま覗いたことがあったのですが、広々とした空間と2階という要素に惹かれましたね。
幸い、引越しではなく家の建て替えだと、タンスや屋根裏の中身を整理する必要はないので、気軽に行うことが出来ました。
置きたい家具が増えたことで、お金の出費も馬鹿になりません。
早くお金を溜めて、鉄道模型やぬいぐるみを買いたいなー。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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週刊少年誌を中心とした漫画雑感2013年1月 

前にこの手の記事を書いてから、もう8ヶ月も経っているんですね。
今週はジャンプを読むのが遅く、たまたま水曜日のマガジン、サンデーと同時に読了したので、この機会にまた感想を書こうかと思いました。
軽いネタバレも含まれているので、ご注意ください。

『ONE PIECE』
単行本で読むので未評価。

『NARUTO』 ★★☆☆☆
主人公側にも死者が増えてきました。
ただ、あっさりしすぎなような気がしますねぇ。
自来也やアスマが死んだ時は結構衝撃的だったのになー。

『BLEACH』 ★☆☆☆☆
相変わらずネタのために読んでいるだけ。
適当に絵を眺めているだけでも何となく話が理解出来るので助かります。

『暗殺教室』 ★★★☆☆
かなりの勢いで単行本が売れているそうですね。
確かに面白い作品だと思います。
初期の勢いが若干なくなってきているので、そろそろ新しい驚きが欲しいところ。

『クロス・マネジ』 ★★★★☆
週刊少年ジャンプにおける個人的イチオシ作品その1。
真っ当な青春ラクロスを見事に描いています。
空間表現が上手く、スポーツ漫画の描き方を研究しているなぁと感じます。
ギャグ絵とガチ絵のギャップが半端ない。
掲載が常に後ろの方なので、何とか打ち切りを回避して欲しい。

『食戟のソーマ』 ★★★★☆
週刊少年ジャンプにおける個人的イチオシ作品その2。
新連載の料理漫画なんですが、これが面白い。
派手なリアクションのイロモノ作品かと思いきや、ストーリーも少年誌向きで熱い。
主人公が絶品料理を作り上げて見直される図は、分かっていても爽快感を味わえます。
今週登場した先輩の裸エプロン(♂)は、誰得でしたけど、キャラの立て方は良かった。

『ベイビーステップ』 ★★★★★
今現在の連載漫画の中で最も熱中しているテニス漫画。
緒方とのベスト4を賭けた勝負の行方は、本当にハラハラとさせられました。
今後の出番も是非期待したいキャラクターですね。
既に始まっている神田との試合も、同じぐらいに盛り上がって欲しいです。
あと、今週の内容のように、他のコートの試合模様も随時知りたいですね。
女性陣もいいですが、難波江vs荒谷も楽しそう。

『はじめの一歩』 ★★★★☆
ヴォルグの世界戦は、思っていたよりも展開かパターン化しちゃったかなという印象。
しかし、それでも遂にヴォルグのホワイトファングが当たった時はキターと思いましたね。
それにしても、ホーム有利なジャッジはあるのは予想してましたが、あそこまで露骨とは。
マイク自身がクリーンなだけに、これはどうなるか。

『生徒会役員共』 ★★☆☆☆
何だか、どんどん作品内時間がスローになっていませんか?
まぁ、このままでは終わってしまいますからねぇ。

『銀の匙 Silver Spoon』 ★★★★★
アニメ化が発表され、ますますい勢いに乗る本作。
これまで以上にシビアなお金の話が主題となってきて、八軒同様胃がキリキリと痛みます。
スパッと解決出来るようなことがあれば救われるけど、難しいなぁ。
よくある漫画なら逆転劇が起こるんでしょうが、この漫画の場合、とことん生臭いですからね。

『BUYUDEN』 ★★★★★
一体いつまで萌花はデブのままなんだろうかw
すぐに痩せるのかと思いきや、まさかの体型維持。
作者の英断に賛辞を送りたいw
ボクシング的には、ようやくまともな試合が見られそうな展開ですね。
ラフプレーがあったとはいえ、ブランク明けの亘では、まだまだ楽には勝てませんか。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第1話「問題児たちが箱庭にやって来たようですよ?」 

問題児たちが異世界から来るそうですよ?」アニメ第1話を視聴しました。
角川スニーカー文庫で刊行されているシリーズで、前々から興味があったんですよね、これ。
読む余裕がないままアニメの方が先に始まってしまいましたので、こちらから作品を触れてみることにします。

面白い云々の前に、色々と予想外だったというのが第一印象。
長文タイトルを素直に読むと、超然的な問題児たちが現代日本以外のところから突如してやってくる話だと思いますよね。
まさか、問題児というのが現代に住む若者で、異世界が現実世界を指すものだとは思いませんでした。
おかげで、描いていた作品像と、まるで正反対の物語が繰り広げられていました。

コメディ中心の萌え系ラノベなのかなという想像も外れていました。
いや、今後そのようなシーンはやってくるのかもしれませんがね。
意外にもファンタジーを主軸にして練られた設定となっており、奥深さは感じ取れます。
あとは、これを調理できるかどうかなのですが、こればかりは先を観ないと何とも言えませんね。

アニメとしてはよく動いていました。
文字を巧みに使ったエフェクトも結構派手で良かったと思います。

ただ、アニメよりも小説向きの内容だろうなぁと節々で感じてしまいました。
例えば、キャラの台詞の長さは、小説だと気にならなくてもアニメだと回りくどく感じます。
舞台設定などを必死に説明してくれるものの、じっくりと読み解くことで味が出る面白さでしょう。
戦闘メインの作品ならば、1話から頭脳的な判断を下せる主人公達を表現する必要ないでしょうし。
何より主人公達の背景が説明不足すぎて、消化不良の気分。
いきなり異世界に召喚されたのに、順応度高過ぎますよ。

それなりに楽しむことは出来ました。
知略をめぐらす戦いを中心に展開していくのであれば、好きになれそうな予感がします。
ただ単に俺TUEEEをやられると、途中で切っちゃうかもしれませんね。

テーマ: 問題児たちが異世界から来るそうですよ?

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 問題児たちが異世界から来るそうですよ?  問題児たちが異世界から来るそうですよ?(アニメ話感  2013年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ないNEXT 第1話「やはり俺の青春はまちがっている」 

僕は友達が少ないNEXT1話エンドカード

通称はがない第2期「僕は友達が少ないNEXT」の第1話を観ました。
第1期同様、地方は遅れてのスタートですので、感想も今更になります。
サブタイトルは、ラノベが元ネタのようですね。

大幅に作画が変更されましたね。
原作の売れ行きに対して、もう一つブレイクし損ねた原因は作画にあると思っていたので、この変更は良かったと思います。
配色がベッタリした感じだったのが、薄く淡い感じに変化しています。
原作イラストレーターのブリキさんの色合いに近いもので、イメージアップになりました。
あとは第1話だけではなく、これ以降も安定した作画を提供してくれるかどうかだけが問題ですね。

絵が変わったことで、女の子がより可愛くなりました。
全員魅力的になっていて、もうこれで第1期を作り直して欲しいくらいです。

個人的には、好きなキャラの星奈と理科が優遇されていたのも嬉しかったです。
物語的に、主役を張れる二人ですからね。
今回は、メインヒロイン星奈の話で、夜空が不憫なほどに空気と化していました。

作品内で、不動の人気ナンバー1キャラだけのことはあります。
Aパートでギャグを担当し、Bパートで恋愛ルートも開拓するという万能ぶり。
更には、驚異的な変態ストーカーとしての素質も見せ、他社の追随を許さないキャラの立ちようです。
勉強は出来て要領も良いのに、煽り耐性が低くて簡単に釣られる残念さが良いんですよねー。

そして、この娘、胸もお尻もエロすぎる。
下着のラインを大画面で映す演出は、下手にパンチラを見せられるよりもエロスを感じました。
ペガサスさんにお尻を叩かれていたシーンは、どうみてもノーパンですよね、あれ。

OPは、理科を中心とした映像でしたね。
他がネタに突っ走る中で、ふざけていない理科の表情などが印象に残りました。

とりあえず4巻の中盤辺りから再開となりましたが、第2期はどの辺りまでアニメ化されるのでしょうね。
OPに登場していたキャラから察するに、相当消化する予定なんでしょうか。
でも、区切りの良い場面なんてないですし、構成が難しそうです。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ないNEXT  僕は友達が少ないNEXT(アニメ話感想)  2013年放送開始アニメ 

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ドラクエ10プレイ日記Part21「ミリオネア冒険者」 

チームメイトをご招待

我が家にチームメイトがやってきた。

◆プレイ時間 503時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士47ゆうかん90
僧侶15スティック13
魔法使い36まほう26
武闘家51ツメスキル7、かくとう100
盗賊54ツメスキル81、お宝18
旅芸人16きょくげい4
パラディン41はくあい82
魔法戦士22フォース22
レンジャー1
スーパースター30

ミリオネア冒険者の称号

1月13日で遂に所持金100万ゴールドを突破しました。
主な金策は言うまでもなくツボ職人によるものです。
地道に利益が出るものを探し、多少失敗しても数をこなせば期待値が得られるように挑戦し続けたことで、ようやく一つの目標を達成することが出来ました。
欲しい装備は山ほどありますので、これでもまだまだ足りないのですけどね。
これからも精進して、今度は500万ゴールドで貰える銀行王の称号を獲得したいと思います。

上級職人の博打がヤバイ

投資額が半端ではないため、挑戦する人が増えるのはだいぶ先のことだろうなと思っていました。
いやはや、DQ廃人達を舐めていましたよ。
まさかこんなにも早く上級錬金の装備品が一般的に並べられることになろうとは。

例えば、攻撃力や守備力の中級錬金を1回挑戦するのに、現在の相場でおよそ800Gほどになります。
それに対して、上級は13000G以上はかかってしまいます。
まさに桁違いな上に、成功率も限りなく低いため、酔狂な人しか挑まないと思っていたんですがね。

おかげさまでメインとしていた中級錬金が微妙に旨味がなくなってしまったため、自分も上級錬金に手を出してみました。
上級錬金するということは、武具もそれだけ高級品になるということ。
更には超錬金ツボも使用しているため、一回の挑戦が相当な高額となります。
この緊張感は、なかなか他では味わえないものですね。
比較的ヌルイMMOのドラクエ10において、これに失敗したら数十万G吹っ飛ぶわけですから、とんでもないスリルです。
今のところ、幸い成功品の方が多くて利益出ていますが、一つ誤ると資産が一気に減ってしまう恐怖がありますね。
しかし、それが面白いw

100体討伐でメダル集め

2回目となるひらめきの指輪の合成を行った結果、守備力+2でした。
さすがにそう簡単に、MP回復+1は出てくれませんね。
ということで、今現在はまた一からひらめきの指輪を作り直すため、メダル120枚を集めることを目標に各地で100体討伐を頑張っています。
2回失敗してしまったので、残りワンチャンスに賭けるよりも、もしかしたらMP回復が複数付くかもしれないことを夢見る方が楽しいですからね。
なかなか集まりは悪いですが、続けていればいつかはそのうち集まるでしょう。
その時まで、一時アクセサリーの合成はお預けですね。

メタルキングは何処だ

バージョン1.2が実装されて早3週間。
その間にメタルキングの情報は真偽不明の情報ばかりが飛び交いました。
いずれもSSがないため、条件を満たしていないのか、本当に実装しているのかと疑心になる人が続出しました。
それを見かねたのか、はたまた出現率を絞り過ぎてしまったと思ったのかは不明ですが、先日メタルキングの出現率が向上したそうです。
結果的に、バージョンアップ後にすぐ遭遇した人がいるようですね。
まぁ、個人的には、はぐれメタルすら見たことがないので、出逢うことが出来るのは相当先だろうなぁ。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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バタフライ×ブレイクダウン 1 君が世界を救うというなら 

バタフライ×ブレイクダウン 1 君が世界を救うというなら (ファミ通文庫)バタフライ×ブレイクダウン 1 君が世界を救うというなら (ファミ通文庫)
(2012/05/30)
佐々原史緒

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読書期間:2012/7/21~2012/7/23

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
SF
ラブコメ
コメディ



 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 祐吾の前に突然“空から降りてきた”少女、桜庭せせりは未来から来た「時軸修復士」だった。
 何でもこの時代の些細な出来事が巡り巡って未来の世界滅亡に繋がるのだと!
 ところがそれを阻止するための彼女の任務は恋のキューピッド役など何かと地味。果ては「はぁ!?トップアイドルの○○を××する!?」「協力してください!」「え?ま、任せとけ!ってか、そんなんで人類助かるの!?」
 時代を越え運命を越える、崖っぷちのボーイ・ミーツ・ガールズ!!

【感想】


「暴風ガールズファイト」の佐々原史緒さんが紡ぐ新たな物語。
未来から来た少女の手助けをすることになるタイムトラベル&ラブコメ作品。

タイトルは、バタフライエフェクト、又はバタフライ効果から。
日本人的には「風が吹けば桶屋が儲かる」の方が馴染み深いのかもしれません。
現代の些細な出来事が遠い未来で世界滅亡に繋がることを知った主人公・岡崎祐吾は、おっちょこちょいな時軸修復士・桜庭せせりに頼まれて世界滅亡を阻止する協力をすることになるストーリー。

読書中はそれなりに面白かったけれど、振り返ってみるとあまり印象に残るものはなかったかぁ。
良い意味でも悪い意味でも。

設定的にどんな無意味に見える任務であろうと実は意味として成すというのは、作者としては楽でしょうね。
好きなように話を弄りたい放題ですから。
しかし、何でもありだからこそ、物語の主軸を作り辛いのかもしれません。
遠い未来の結果を防ぐために、現代の関連なさそうな事象を食い止めるというのは、眼前の目的がどうしても希薄となってしまう傾向にあります。
ギミックとしては定番ではありますが、現代人の主人公側に危機感が足りないので、シリアスにはなりきれません。
おそらく狙ってコメディ重視の作品としているのでしょうね。

実際、祐吾とせせりのやり取りはなかなか楽しめました。
一見おっとり系の可愛い女の子に見えるせせりが、パワフルで豪快な性格で祐吾を振り回すのが面白い。
若干天然気味でポカをする彼女は、やるべきことに一生懸命で憎めませんね。
妙に思考が根暗だったり極度に自虐的だったりするのも良いスパイスになっています。

もう一方のヒロインである高峯揚羽は、見た目通りのツンと澄ました少女でした。
トップアイドルである彼女との関わり合いで芸能界の裏側などが描かれているわけですけど、何だかそちらの方がメインとして相応しい舞台だったような……。
彼女が所属するアイドルグループの面々も個性的で面白かったですし。

文章センスはさすがですが、ちょっと流行を意識し過ぎかな?
もっと作者自身の色を出しても良いのではないかなと思いました。

イラストは、H2SO4さん。
カラーイラストの女の子達が煌びやかで目を奪われました。
そのぶん挿絵になると、ちょっと魅力が落ちてしまうのは残念でしたが。

どうやら事情により2巻が最終巻となってしまったようですね。
伏線散りばめているけれど、回収できているのかなぁ。

世界の未来を救うために少年少女が芸能界の裏側でアレコレする話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バタフライ×ブレイクダウン  佐々原史緒  H2SO4  評価B- 

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氷菓 アニメ総評 

氷菓 限定版 第1巻 [Blu-ray]氷菓 限定版 第1巻 [Blu-ray]
(2012/06/29)
中村悠一、佐藤聡美 他

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【評価……A-
作画 ★★★★★★★★★ … 9
演出 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
脚本 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
音楽 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
声優 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
安定感
ミステリー
構成



 ★★★★★★★★ … 9
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
B+B+B+BB+B-BBB+A-A-A-A-
14話15話16話17話18話19話20話21話22話
AA-A-A-BBB+BB+

【総評】


米澤穂信氏の古典部シリーズがアニメ化される。
しかも、その制作が数々の流行を生み出した京都アニメーションだと聞いた時は驚きました。
原作未読だったので、もっと堅苦しい作風だと思っていたんですよね。
蓋を開けてみれば、アニメとしても十分魅力の伝わってくる作品でした。

やはり京アニは凄いと思わせてくれるのが、美麗な作画。
一定の水準で質を保っており、作画崩壊なんて言葉が全く出てきませんでした。
推理モノなので、派手にアクションを要求されるシーンはありませんが、細かな動き一つ一つが楽しませてくれています。
飽きさせない構図や豊かな表情が素晴らしかったです。
1話だけは演出がやり過ぎだと思いましたが、2話目以降は落ち着きましたしね。

話の内容も面白かったです。
推理小説といっても、殺人事件が起きるわけではなく、日常生活における謎という観点なのが良かった。
主人公・折木奉太郎の推理力の凄さを感じさせられる脚本で、一緒に考えるのが楽しかったです。
基本的には長編の練り込み具合が良く出来ており、物語に夢中にさせられました。
特に文化祭編である「クドリャフカの順番」は、散らばった謎が集結していく展開に胸が熱くなりましたね。
サイドストーリーも惹きつけられるものがあり、お料理研の催しは、現実の文化祭でもあれば面白そうな企画だなぁと思いました。

登場人物もレギュラーは少ないだけあって、よく掘り下げられていました。
省エネモードの折木を動かすヒロイン・千反田えるの気になる発言は、定番だけど力強い。
キャラ設定を印象付ける上で、非常に有効的でした。

福部里志の信念がないようで拘りが捨てられない性格が好きです。
主人公以外の男はただの賑やかしになりやすいところで、彼は折木にとって重要なパーソンとなる場面が数多くありましたね。
伊原摩耶花が彼を慕うのも分からないでもないなと思いました。
えるとはまた別の意味で感情的な彼女ですが、強気な彼女の言葉には、決して嫌な感情を抱きませんでした。

推理モノは、小説だと気軽に読み返せたり自分のペースで読めるため理解しやすいのですが、アニメだと言葉を並べられただけで意味が頭に入ってこない時があります。
そのため構成や台詞が重要となってくるのですが、この作品で引っ掛かりを覚えることはなかったですね。
一度見ただけで流れが分かるようになっていました。

原作ストックがないようなので、すぐには難しいでしょうが、将来二期には期待したいなぁ。
もちろん、その時も京アニにお願いします。

テーマ: 氷菓

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  氷菓 

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ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』 第1話「それから」 

ドラマ版「ビブリア古書堂の事件手帖」第1話を観ました。

ドラマ化が発表された時、配役に物凄い不安を抱いていましたが、実際観るまでは分からない。
そう思っていた時期もありました……。

いやー、酷いってもんじゃない。
酷過ぎて笑えるかなーと思ってましたけど、それさえ通り越して腹が立ちました。
いくらなんでもつまらなさすぎでしょう、コレ。
褒めるところが何一つなく、何故これをOK出したのか意味不明です。
本当ならば、一つ一つツッコミを入れて不満を撒き散らそうかとも考えていたのですが、それすら億劫ですよ。

原作通りのところを探すのが難しいレベル。
設定はまるで別物ですね。
まぁ、アニメ化と違ってドラマ化の場合は、原作から大幅な改変が行われることも少なくないので、多少は仕方のないことだと思います。
それを覚悟していましたから、名前だけ借りたかのような作りになっていても、まだ我慢できると信じていました。
しかし、これは文句の一つや二つ言いたくなっても仕方ありません。

・キャスティングが合っていない
・主役二人に演技力がなさすぎる
・「え?」「あ?」という台詞が多過ぎる上に白々しい
・動揺する演技はギャグにしかみえない
・何故妹を弟に変えた
・栞子の柔らかで清楚なイメージ崩壊
・音楽が邪魔過ぎる
・大輔の祖母の秘密を隠そうとする栞子の意図が読めない
・そんなに話すのが嫌だったら自分から突っ込んでいくなよ
・栞子の入院設定が消えているから大輔が雇われた理由が分からない
・男手が必要ならば改変した弟がいるじゃないか
・淡々と続く会話が大して面白くない
・演出もセットも安っぽいけど今のドラマはこれが標準レベルなの?


篠川栞子役の剛力彩芽は、猛烈にプッシュされていることは知っていましたが、演技を見るのは初めてでした。
うーん、見事なまでに棒読みでしたねぇ。
抑揚をつけた喋り方が出来ておらず、とにかく平坦。
本のことだけお喋りになる設定がないため、ギャップが生まれないのが悲しい。

そもそも制作側は、越島はぐさんのイラストのおかげでヒットしたことを理解しているんでしょうか。
もちろん相応の内容もありましたけど、スタートダッシュが凄まじかったのは、明らかに表紙絵の力によるものです。
栞子の可憐で綺麗な若々しい女性像とかけ離れた配役では、批難殺到するのも当然でしょうに。

そして、地味に五浦大輔役のAKIRAもヤバイ。
まだこちらは頑張って演技しようとしている感じが出ているのですが、だからといって、それが伝わってしまうのが致命的です。

二人の距離感を楽しむことが出来る作品だったのに、ドラマは恋愛展開に持っていかないのかな。
高校生時代に大輔が栞子を見かけたエピソードもなかったことにされていましたし。

好きな原作の映像化は、大抵どんな酷い出来になったとしても、批判するために一応全て観ることにしているのですが、この作品に関しては苦痛でしかありませんね。
正直、何だかんだ言いつつも楽しめるんじゃないかなと思っていただけに衝撃的でした。
たとえ原作と全く別作品となっていようとも面白ければまだ良かったのですが、クオリティも最悪でしたね。
貴重な1時間をこのためには割けません。
視聴切りします。

テーマ: ドラマ感想

ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: ビブリア古書堂の事件手帖 

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ライトノベル購入リスト2013年1月中旬~2013年3月上旬 

年明け後のラノベ業界といえば、新人作品の季節。
その代わりというわけではありませんが、最初から購入予定している作品は少なめ。
店頭で面白そうな本を発掘したいなと思います。
各レーベルの中から、今年は一体どれだけの名作が生まれるんでしょうね。

◆メディアワークス文庫 2013年1月25日発売
作品タイトル著者イラスト
好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く瀬那和章

三姉妹それぞれの恋物語を短編連作にした作品の模様。
表紙絵がラノベ色強いけれど、この絵誰が描いているんだろう。

◆電撃文庫 2013年2月10日発売
作品タイトル著者イラスト
はたらく魔王さま!7和ヶ原聡司029
アクセル・ワールド13 ―水際の号火―川原礫HIMA
楽聖少女3杉井光岸田メル
青春ラリアット!!5蝉川タカマルすみ兵
ミニッツ4 ~スマイルリンクの歌姫~乙野四方字ゆーげん

2月の電撃文庫といえば、電撃大賞受賞作品が並ぶ月。
既存ラインナップもそれに応えるかのように充実していますね。
注目は、アニメ化が近い「はたらく魔王さま!」でしょうか。
AWのアニメ第2期もそのうち発表されてもおかしくないかもしれませんね。

◆ガガガ文庫 2013年2月19日発売
作品タイトル著者イラスト
人類は衰退しました8田中ロミオ戸部淑
とある飛空士への誓約2犬村小六森沢晴行

ガガガ文庫が誇るエース二枚看板が発売されます。
人退は意外と発売が早いなと感じました。

◆メディアワークス文庫 2013年2月22日発売
作品タイトル著者イラスト
ビブリア古書堂の事件手帖4三上延越島はぐ

ドラマが放送真っ最中にぶつけてきた「ビブリア古書堂の事件手帖」最新刊。
この巻で一体シリーズ累計をどれぐらい伸ばすんでしょうかね。

◆MF文庫J 2013年2月25日発売
作品タイトル著者イラスト
僕は友達が少ない ゆにばーす2平坂読 他みやま零 他

はがないアンソロジー第2弾。
結局1巻は購入していないのですが、2巻はアサウラさんが参加するようで気になっています。

◆電撃文庫 2013年3月10日発売
作品タイトル著者イラスト
バッカーノ!1931 Winter the time of the oasis成田良悟エナミカツミ
安達としまむら 入間人間のん

佳境に入ってきた「バッカーノ!」シリーズの刊行が早くなってきて嬉しい。
入間人間さんの作品をそろそろ消化していかないと積んでいる量がとんでもなくなってきました。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 購入リスト 

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ひだまりスケッチ×ハニカム 第12話「12月31日~1月1日 ゆく年くる年」 

ひだまりスケッチ×ハニカム12話エンドカード

ラストは、原作者・蒼木うめ先生による一枚絵。
お見事というしかありませんね。

ひだまりスケッチ×ハニカム」12話の視聴感想です。
こちらの地域でも、ようやく最終回を迎えました。

基本に立ち返り、年末年始をみんなで過ごすほっこりエピソードでした。
いつまでも変わらない優しい雰囲気を感じ取れるお話でしたね。

沙英とヒロの受験モードを気遣うゆの達の心意気が実にあたたかい。
そして、受験生当人達もピリピリした空気を出さずに、後輩を想いやっているところがいいですなぁ。
彼女らにとって、心安らぐホームなんだなぁと改めて実感しました。

結局、今期では受験の決着までは描かれずに終わってしまいましたね。
原作7巻では、残り2話分を挟むと、受験完結編がスタートしています。
削ろうと思えば削れた話もあったでしょうが、焦らずにじっくりとアニメ化してくれたことに感謝。
「ひだまりスケッチ」の最終回として相応しい区切りは、まさにこのタイミングだったかと思います。

アニメオリジナル要素も大量に追加されていました。
Bパートで、沙英とヒロが合流する流れ以降は全てオリジナルですね。
大家さん、吉野屋先生、校長、夏目など、ひだまり荘住人以外も勢揃いの出血大サービスでした。
特に夏目の愛されっぷりは、俺得すぎましたね。
この娘のツンデレ具合は、ベタベタすぎるんだけど、直接的であるが故に破壊力も凄まじい。

ぜんざいの語源については知らなかったなぁ。
これはトリビアでしたねw

銭湯の入浴シーンで、風呂のお湯が透き通っていて随分とエロティックになっていましたね。
宮子と乃莉のスタイルが良過ぎて、ゆのとなずなが可哀想になるレベルw
ま、まぁ需要はあるよ、きっと!

ゆのが天然ボケを連発して、乃莉が突っ込むのが楽しい。
原作感想でも書きましたが、誇らしげに笑うゆのに対して、乃莉の冷静かつ的確なツッコミは相性がいいんですよね。
この二人が絡むと、いつも笑いを誘われます。

今回も楽しい1クールでした。
また後日総評を書きたいと思います。

テーマ: ひだまりスケッチ×ハニカム

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×ハニカム  ひだまりスケッチ×ハニカム(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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『ビブリア古書堂の事件手帖』2巻 感想 (カドカワコミックス・エース)  

ビブリア古書堂の事件手帖 (2) (カドカワコミックス・エース)ビブリア古書堂の事件手帖 (2) (カドカワコミックス・エース)
(2013/01/09)
ナカノ

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漫画版「ビブリア古書堂の事件手帖」の2巻を購入しました。
交田稜さんが描かれている方の発売はチェックしていたのですが書店で見当たらず、一方すっかり忘れていたナカノさんが描くこちらは店頭ですぐ見かけました。
同時期に同作品のコミカライズをする狙いがそもそも分かりませんが、売り出し方にも違いがあるんでしょうかね。
隔月刊雑誌の連載作品なのに単行本化が早いのは、今が売り時だと考えているからでしょうか。

さて、第2巻は原作1巻の第2章のラストまでと第3章の序盤までを扱った話となっています。
導入だけじっくり描いたのかと思いきや、ペースは変わっていませんね。
原作ストックがそんなにあるわけでもないので、このぐらいで丁度良いのかもしれません。

漫画だけでも十分成立するくらいストーリーのポイントを抑えてあります。
まぁ、第2章の話は、都合良過ぎる展開もあるのですが、それは原作の仕様なので仕方ありません。
通りかかった人にハサミを持っているか尋ねたりするなんて、普通ないと思うんですよねw

絵については、所々に変化が見られます。
まず、表紙絵からして前回とは比較にならないほど進化していますね。
1巻の表紙は以前酷評しましたが、今回の描き込み具合と色の配色は凄く良かったです。
大輔も栞子も身体つきがイイなぁ……意味は違うけれどw

漫画の手法としては、コミカルな絵柄が増えました。
デフォルメされたキャラが多用されており、漫画らしさがアップしたように感じます。
突出したものはなくとも、コマの取り方を工夫している様は窺えますし、全体的に読みやすくなりました。
1巻の時点では購読を悩んでいましたけど、これなら継続的に買っても満足できそうです。

漫画版で初めてキャラデザされた小菅奈緒や坂口夫妻は、大方イメージ通りかな。
坂口昌志は政治家の石破茂氏、坂口しのぶは「とらドラ!」の高須母・やっちゃんを想像していました。
何となく共感してくれる人が多そうな気がするのですが、どうでしょうw
ちょっと気になったのは、小菅が男っぽく見えてしまうところでしょうかね。
もう少し可愛く描いても良かったのではないかなと思いました。

ちなみに、帯にて月9ドラマ化決定!と謳っていました。
そちらについては、おそらく初回放送は視聴すると思うので、また今度語りたいと思います。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ビブリア古書堂の事件手帖  ビブリア古書堂の事件手帖(巻感想)  ナカノ 

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電撃文庫2013年1月購入作品 

今年も毎月10日は本屋さんへ向かう日。

電撃文庫13年1月

・『空ろの箱と零のマリア6
待望のはこまり最新刊。
前回2年待ったわけですから、半年程度だとすぐでしたね。
最終巻が迫る中、どのようなクライマックスを見せてくれるのか、期待しかありません。

・『ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる
意外と番外編が多いシリーズですね。
この胸のプッシュは強烈。
コメディに特化した内容だといいなー。

今月の電撃文庫からは2冊。
これだけ回収してサクっと帰るつもりだったのですが、普段あまり寄らない本屋に立ち寄ったため、ぶらぶらしてたら余計な買い物が増えてしまいました。
面白そうな本とか探せばいくらでもありますねー。
問題はお金以上に収納場所に困ること。
書斎のある家が持てたら幸せだろうなぁ。

ちなみに、単行本や文庫がほとんどですが、雑誌が一つだけ混じっています。
初めて「まんがタイムきららキャラット」を購入しました。
付録の「ひだまりスケッチ」オリジナルクリア栞に惹かれてしまい……w
うめてんてーの描き下ろしイラストが可愛くて可愛くて。
グッズとして保管するのではなく、実際に使ってみようかなぁと思っています。
まぁ、ちょうど発売された単行本7巻が1月号までの内容だったので、2月号を買えば続けて読めるというのも大きな要因でした。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 電撃文庫購入記録 

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人生 

人生 (ガガガ文庫)人生 (ガガガ文庫)
(2012/01/18)
川岸 殴魚

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読書期間:2012/7/18~2012/7/20

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
コメディ
ラブコメ




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 九文学園第二新聞部に所属する赤松勇樹は、入部早々に部長の二階堂彩香から、人生相談コーナーの担当を命じられる。
 生徒たちから寄せられた悩みに答えるのは、理系女子の遠藤梨乃、文系女子の九条ふみ、体育会系の鈴木いくみの三人。
 三者三様の意見はいつもまとまらずに、とりあえず実践してみることになるのだが……。
 友達、恋愛、勉強、性癖、将来のこと。あなたのありふれた悩みにバッチリお答え!超☆感性・人生相談開始!!
 「邪神大沼」シリーズで多くの読者を爆笑の渦に巻き込んだ驚異の新人!川岸欧魚の最新作!!

【感想】


お悩み相談の形式で三人の美少女が、答えを模索する日常系短編集。

新聞部のコーナーとして、人生相談を受け持つことになった主人公・赤松勇樹
その回答者として、三人の美少女達が協力してくれることに。
理系女子の遠藤梨乃、文系女子の九条ふみ、体育会系の鈴木いくみ
彼女たちの会話劇がひたすら展開されます。

まったりと楽しめるコメディでした。
いわゆる駄弁り系の作品で、中身を求めちゃいけない類のものですね。
ストーリーらしきものは、ほぼないといって過言ではありません。

一つ一つのエピソードは短めで、偏った性格をしている彼女たちの珍答を笑いながら眺めるというスタイルです。
基本的に主人公は外側の立ち位置なので、絡みは少なめ。
ラブコメ的に美味しい場面というのは、あまりありません。
かといって、コメディもツボから微妙に外れている感じ。
ゆる~い笑いが、最初から最後まで続いた印象ですね。

記号的な少女達は、分かりやすい半面、独自性に乏しいかなぁ。
可愛くないわけではないんですけど、猛烈に心を揺さぶられるシーンは見当たらず。
いずれも惜しい人材だと思うので、掘り下げ方次第では化ける可能性もあるかもしれません。

この作品の一番の長所は、ななせめるちさんのイラストでしょうか。
エロいというか艶めかしい体つきで、女の子がとにかく可愛い。
口絵以上に挿絵で魅力的なラインを描ける絵師さんですね。
笑ったり、照れたり、恥ずかしがったり……ついつい何度も見直してしまいたくなります。

笑いの起伏が平坦気味ですが、地味に笑える場面もあったので、不思議と読後感は良好です。
ギャグに嵌るか否かで評価が大きく割れる作品ですね。

テンプレ的なコントが繰り返されることで笑いを積み重ねていくコメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  人生  川岸欧魚  ななせめるち  評価B- 

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空ろの箱と零のマリア5 

空ろの箱と零のマリア〈5〉 (電撃文庫)空ろの箱と零のマリア〈5〉 (電撃文庫)
(2012/07/10)
御影 瑛路

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読書期間:2012/7/17

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★★ … 9
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
構成
緊張感
狂気



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 大嶺醍哉が手にした箱は、“罪と罰と罪の影”。
 人々の罪を可視化、それを取り込むことによって対象を傀儡化する“箱”を使い、彼は人間を『選別』していく。
 自身の信念に基づき邁進する醍哉。
 そんな彼を“敵”とみなす星野一輝は、醍哉を止めるため、箱“願い潰しの銀幕”の使用を決断する。
 そして醍哉は、気づけば無人の映画館の中に閉じ込められていた。ここが一輝が展開した“箱”の中だと気づいた醍哉は、対抗するための手段を模索する。
 “箱”VS“箱”。衝突する二人。
 果たして勝者は――?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


2年振りに発売された待望「はこマリっ!」シリーズ、第5巻。
合間に別作品を挟んだことで、打ち切りかと危惧されましたが、無事に刊行されて本当に良かった。
今現在追いかけているシリーズ作品でも、指折りのお気に入り作品です。

さすがに忘れていることも多く、ややこしい設定などに思い出すのに苦労しました。
もしも期間を置いて読むのであれば、軽くおさらいしておくことをお薦めします。

物語は佳境に入り、遂に正面衝突となった一輝と醍哉。
互いの願いを遂げるために、互いの願望を潰さねばならない。
“箱”の使用者同士の争いは、苛烈を極めていく……。

そう、これを待っていました!
じっくりと読みこみたくなる面白さは、他では早々味わうことが出来ません。

醜悪な人間模様と突き抜けた爽快感が混在した作風は変わらず。
娯楽性の濃かった「怠惰なる遊戯」編と比べると、“箱”自体のギミックよりも、軸のしっかりしたストーリーに興味をそそられます。
タイトルに結びつけた構成力には、驚愕を覚えます。

えげつない話を書かせたら、著者の右に出るラノベ作家は存在しないのではないでしょうか。
残虐かつ非道な人間を描く際に、読者層を想定してオブラートに包まれるどころか、容赦のない表現で徹底的に虐め抜いています。
この手の残酷さが好きな人にとっては、堪らなくゾクゾクとするでしょうね。

抽象的な事象を具体的表現で置換する手法に長けているのが特徴ですね。
少し曖昧すぎてボカしている部分は見受けられますが、本筋には影響ありません。
“箱”という認識し辛い現象を的確に書き表しており、読者が想像しやすい配慮がなされています。
特に今回の場合、醍哉が手にした箱“罪と罰と罪の影”は、名称通り、人間の罪や罰を具現化しているので、描写のキツさが跳ね上がっているように感じられます。

醍哉をダブル主人公の片割れとして書いたというだけあって、5巻の主役は紛れもなく彼です。
ばら撒かれていたヒントを繋ぎ合わした解答編ともいうべき構成となっており、中学時代から大きく変化した醍哉の背景に迫るものとなっていました。
その一方で、従来の主人公であった星野一輝は、もはやラスボス化していますね。
いや、ダークヒーローと言った方が適正かな。

醍哉の思考には共感を覚えるところが多数あります。
どちらかといえば、一輝の方が異常だと感じるから、醍哉の方に寄りついた……というわけではなく、常日頃から醍哉のような考え方が根底にあるからです。
現実は、不条理で不平等だと痛感し、理解しているからこその願望でしょうね。
実現可能な方法が存在しないために諦めていたのが、突如“箱”という形で転がりこんできたら、賭けたくなるのも心情的に仕方がないことです。

3,4巻で登場した新藤色葉と柳悠里にも積極的な介入があるのが嬉しい。
両者ともに、ゲストキャラとするにはあまりに惜しい人材でしたからね。
清純派ビッチというワケのわからないキャラ設定が妙にしっくりくる柳悠里。
己の力量を正しく把握して如何無く発揮出来る強さを持つ新藤色葉。
どちらも非常に魅力的かつ刺激的で、ゲームを盛り上げてくれます。

元々安定していなかったイラストは、2年の時で更に変貌を遂げましたね。
口絵の一輝や醍哉を見て、誰だこれ?と思いましたよ。
個人的には、1~3巻頃の絵柄が好きですね。

さて、明確に埋められた伏線が、明かされるまま終わりました。
全てが引っくり返る可能性を秘めた仕掛けは、果たしてどのように動き出すのか。
次巻も目が離せませんね。

登場人物達の駆け引きが逆転の応酬でワクワクが止まりません

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  空ろの箱と零のマリア  御影瑛路  鉄雄  評価A- 

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猫物語(黒)  「つばさファミリー」 

猫物語(黒) 第一巻/つばさファミリー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray]猫物語(黒) 第一巻/つばさファミリー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray]
(2013/03/06)
神谷浩史、堀江由衣 他

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大晦日に3つのメディアで同時放送された『猫物語(黒)』を視聴しました。
テレビでは観ること出来ない地域だったので、ニコニコ生放送でタイムシフト予約しておきました。

一挙4話放送だったので、まるで映画を観ているようでしたね。
というか、何故映画にしなかったのか?と言うぐらいに素晴らしいクオリティだったと思います。
個人的にはこの形式の方が有難かったですけどね。

「つばさファミリー」というタイトルは、視聴後は納得できますね。
阿良々木の解釈はあながち間違っておらず、羽川にとっての怪異は、家族ではない何かだったんでしょう。

根底に流れるテーマは、冷たくて重い。
前半のエロさを一瞬忘れてしまうほどに、終盤の会話に惹き込まれました。
それでも阿良々木の言い回しのおかげで緩和されているところがあり、良くも悪くも深く考えさせすぎない配慮がされていますね。
徹底的に描いたら、かなりの鬱物語になるところですよ、これは。

羽川のキャラは本当に良いなぁ。
物語シリーズでも、特筆すべきキャラの立ち具合だと思います。
これで阿良々木が羽川ではなく、ひたぎに走るわけですから、気の毒過ぎる。
もしも時系列順でシリーズを追ったら、羽川以外にあり得ないと思うでしょうね。

エロもグロも容赦ない構図と演出で大満足。
これ本当に地上波でも規制かけずに放送したんでしょうか?
特に人体切断などのグロ方面は、昨今のアニメでは珍しくなってしまったので遠慮のなさが嬉しかったです。

エロ物語は、相変わらずでした。
ファイヤーシスターズとのやり取りは、完全にサービスシーンでしたね。
ガッツリ月火のおっぱいを掴む阿良々木さんさすがっす!
物語シリーズのエロさは、妙にそそられるんですよねー。

声優さんの演技も素晴らしい。
羽川役の堀江由衣さんの切り替えが上手過ぎる。
猫言葉は聴いているだけでも噛みそうw

この続きとして「猫物語(白)」というのもあるんですよね。
化物語「つばさキャット」を挟んで、このエピソードはどう完結するのか、気になります。

テーマ: 化物語

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 物語シリーズ  猫物語(黒)  猫物語(黒)(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第1話「高校生活のスタートは修羅場」 

早くもスタートした冬アニメ勢。
新年一発目として「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」を視聴しました。

原作は、裕時悠示さんによるGA文庫のライトノベル。
発売当初から話題となっていましたが、タイトルから踏ん切りがつかず購入を躊躇っていました。
ひとまずアニメを見てから原作を読むかどうか考えていたのですが……。

ほう、なかなか面白いじゃないですか。
綺麗にまとまっていましたし、欲しかった情報もキッチリ並べてくれています。
設定が蔑ろにされやすいラノベ原作のアニメで、コメディに流されずにストーリーを展開されているところは評価したい。
多少の強引さはありましたけど、一々突っ込むほどのものでもなかったです。

最近の流行に乗っかった中二病の黒歴史を持った主人公は、目新しさ皆無でしたけどね。
今のところキャラ設定を濃厚にするのではなく、物語と会話で引っ張ろうという意図が見られます。
タイトル通り、修羅場を見せてくれるのか、ハーレム展開となるのか。
まだ現時点では先が読めないので、続きが気になります。

作画は、原作イラスト担当るろおさんの雰囲気を再現していますね。
薄い配色は好みで分かれるでしょうが、個人的には凄く良かったです。
Aパートの落ち着いた空気を表すのにも、一役買っていたと思います。

偽りの彼女役として田村ゆかりさんが抜擢されていましたね。
好きな声優さんですが、このキャラに合っているのかな?
近年やらなくなった役柄なので、久しぶりに透き通ったゆかりんボイスが聴けて嬉しいのですが、キャラ相性はあまり良くないような気がします。

しかし、cv.ゆかりんのキャラが窓際後方の席にいると、某キャラを思い出して仕方がないです。
主人公と席の位置が逆だったり、帰国子女は別キャラだったりしますけどもw

OP曲でヒロイン勢と思われる方たちが歌っていましたが、ゆかりんパートだけ歌唱力が違い過ぎるw
逆に違和感がありますね、これは。

テーマ: 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる  俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(アニメ話感想)  2013年放送開始アニメ 

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ドラクエ10プレイ日記Part20「新たな生命」 

スーパースターの転職クエスト

スーパースターの転職クエスト中。
フレンドと一緒にやっていましたが、これはソロだとほぼ無理でしたね。

◆プレイ時間 456時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士47ゆうかん90
僧侶15スティック13
魔法使い35まほう26
武闘家51ツメスキル7、かくとう100
盗賊52ツメスキル81、お宝18
旅芸人16きょくげい4
パラディン41はくあい82
魔法戦士22フォース22
レンジャー1
スーパースター14

サブキャラは女オーガ

どうしても女キャラのサンタ服が欲しくて、2キャラ目を作成しました。
選んだのは、女オーガ。
エルフとも悩んだのですが、髪型で最も気に入ったのがオーガにしかありませんでした。
肌色的な意味でも好みだったので、かなり満足しています。
サンタコスも可愛くて、装備の着せ替えが凄く楽しい。
こちらも育てたいなという意欲が沸いてきますね。

とりあえず、今は裁縫職人として絶賛育成中です。
早くツボ職人と連携出来るようになるといいなぁ。

続・魔法の迷宮

可能な限り毎日魔法の迷宮に通っています。
やはり、1日1回貰えるふくびきけんの魅力は絶大。
まぁ、相変わらず5等以上は当たっていませんけども。
もしも、上位が当選したら自分で使うか売り払うかと考えるだけでもワクワクしますね。

基本的にメインキャラだと全滅することはありません。
組み合わせ次第では、苦戦することはあっても、敗北したことはないですね。
その一方で、サブキャラはパッシブスキルがないため、かなり苦しいです。
初心者には厳しい難易度となっていますね。

目指せ!神ひらめき

なけなしのメダルを使用して、ひらめき合成を行いました。
結果は、MP+2……!
残念ながら、MP回復+1は付きませんでした。
しかし、これはやる気出ますね。
頑張って、最低でも1度はMP回復効果を付けてみたいと思います。
そのためにも、100体討伐頑張らねば。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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過去の名作を紐解く時 

年末年始は毎年忙しいので、唯一本を読まない期間となっています。
好きで読んでいるとはいえ、ちょっと疲れているんでしょうね。
充電期間を挟むことで、また本を読みたいなと思うようになります。

その期間を利用して、毎年恒例の「長編ライトノベルを読もう!」の企画を考えるのが恒例です。

2008年 「BLACK BLOOD BROTHERS」
2009年 「終わりのクロニクル」
2010年 「キーリ」
2011年 「涼宮ハルヒの憂鬱」
2012年 「円環少女」


今年で6回目となる本企画。
去年選んだ「円環少女」は、1巻しか読めず、散々な結果に終わってしまいました。
評価的にも厳しいものとなり、余裕もなかったことから2巻すら手を出せず。
一応まだトライする予定ではあるのですが、最終巻まで辿りつけられるかどうか怪しいところです。

今年はそんなことがないように、必ず読み終えられるシリーズを選びました。

小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁〈2〉 (ドラゴンクエストノベルズ)小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁〈2〉 (ドラゴンクエストノベルズ)
(2000/09)
久美 沙織

商品詳細を見る

久美沙織さんが手掛けた小説版「ドラゴンクエスト5」です。

かねてより読みたいと思っていた本でした。
評判の良さは昔から耳にしています。
ドラクエシリーズに限らず、RPGというジャンルで最も好きなゲームの小説を今まで何故読んでいなかったのかというと、単純に売っていなかったからです。
正確にいえば、ドラクエ5発売当時なら本屋に並んでいた記憶がありますが、ラノベを読むようになった時には既に見当たりませんでした。
初めて訪れた古本屋では、自然とチェックするようになり、何とか買い集めたのが今から2年くらい前でしょうか。
随分と寝かせてしまいましたが、これを機に読書を開始しようかと思います。

ところで、このシリーズ、3巻しかありません。
長編を読もうと言っておきながら、この短い物語を選んだのは、最近読む量が減ってきているからです。
更に積むことを避けたかったので、楽なものを選ばせてもらいました。
なおかつ、ドラクエ3の小説も買ってあるので、勢いに乗れば、そちらも消化しようという魂胆です。

さて、と。
期待通り面白いといいなぁ。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 年末年始まとめ 

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2012年 年間読書記録 

2012年を振り返って、読書記録をまとめてみました。

▼年間ベストライトノベル

サクラダリセット7
 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA(角川スニーカー文庫)


サクラダリセット7
BOY, GIRL and
the STORY of SAGRADA
(角川スニーカー文庫)


(2012/03/31)
河野 裕

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【評価……A
 (感想)



月間マイベスト作品読書数感想数
1サクラダリセット6 BOY,GIRL and ――5冊9冊
2豚は飛んでもただの豚?5冊4冊
3ココロコネクト ユメランダム8冊3冊
4サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA5冊6冊
5暴風ガールズファイト212冊15冊
6ベン・トー9 おかずたっぷり!具だくさん!香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円9冊15冊
7空ろの箱と零のマリア55冊3冊
8とある飛空士への夜想曲 下7冊7冊
9ココロコネクト アスランダム4冊1冊
10バカとテストと召喚獣10.56冊1冊
11東京レイヴンズ8 over-cry5冊2冊
12バッカーノ!1935-A Deep Marble5冊1冊
年間サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA76冊67冊

評価SA+AA-B+BB-C+CC-DE
001713141221000

【評価……A
サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

【評価……A-
サクラダリセット6 BOY, GIRL and ――
ココロコネクト ユメランダム
塩の街
東京レイヴンズ7 _DARKNESS_EMERGE_
暴風ガールズファイト2
ベン・トー9 おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円
ココロコネクト ステップタイム

【評価……B+
豚は飛んでもただの豚?
カミオロシ弐 ~人形供養の儀~
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
テルミー2 きみをおもうきもち
はたらく魔王さま!4
暴風ガールズファイト
豚は飛んでもただの豚?2
とある飛空士への夜想曲 上
ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング
ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄
灼熱の小早川さん
僕は友達が少ない8
“葵”ヒカルが地球にいたころ……1

【評価……B
アクセル・ワールド9 ―七千年の祈り―
ボンクラーズ、ドントクライ
あなたが踏むまで泣くのをやめない!!
バッカーノ!1932-Summer man in the killer
AHEADシリーズ 終わりのクロニクル7
バカが全裸でやってくる Ver.2.0
俺の妹がこんなに可愛いわけがない10
明日から俺らがやってきた
ミニッツ ~一分間の絶対時間~
ゴールデンタイム4 裏腹なるdon't look back
花の佳音
昨日は彼女も恋してた
はたらく魔王さま! 5
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

【評価……B-
人見知り部は健全です2
バカとテストと召喚獣10
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1
アクセル・ワールド10 ―Elements―
生徒会の十代 碧陽学園生徒会議事録10
変態王子と笑わない猫。4
乙女ゲーの攻略対象になりました…。
俺はまだ恋に落ちていない2
楽園島からの脱出
青春ラリアット!!3
山がわたしを呼んでいる!

【評価……C+
円環少女 1 バベル再臨
正捕手の篠原さん2

【評価……C
双子と幼なじみの四人殺し
 ※各評価の並びは感想を書いた順です。

2012年個人的最優秀作品は、河野裕さんの「サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA」を選ばせて頂きました。
見事な終幕で、素晴らしい一冊だったと思います。
今年読了&感想をアップロードした作品内で、唯一のA作品だったので、当然の結果とも言えます。
シリーズとして考えると「ココロコネクト」や「ベン・トー」も候補に挙がってくるのですが、一冊だけで評価をすると、頭一つ抜けていた印象を抱きました。

2011年の読書生活は、不完全燃焼でした。
まだ上半期は例年通りで良かったのですが、下半期の数値は酷いものですね。
感想数なんて、9月以降に5冊しか更新できていませんよ。
主にラノベ感想をメインコンテンツとして管理しているのに、これは情けない。

理由を考えてみると、大きく分けて3つあると思います。
まず1つ目は、8月以降はドラクエ10に時間を割くことが多くなったこと。
一日の自由時間の多くをゲームに費やした結果、読書時間は確実に減少しました。
しかし、それだけでは説明が付かないことがあります。

2つ目。
面白いと思える本に出会えなかったこと。
評価配分を見ても分かりますが、どうも当たりを引く確率が悪かったです。
夢中になれる本であれば、ゲームなんて放り出して読み耽ってしまうのですが、残念ながらそんな本は数えるほどしかありませんでした。
ただ、この記事を書く前はそう思っていたんですけど、こうやって振り返ってみると意外と楽しめた作品は多かったような気がしますね。

3つ目。
ラノベの流行に肌が合わなくなってきたこと。
年齢的な問題なのか、それとも好みの問題なのか。
何でもありなのがラノベだと思うのに、ジャンルに偏りがあり過ぎる。
売り上げ重視するのは結構ですけど、それにしても安易にエロ方面へと傾くのはいかがなものかと。
タイトルをやたらと長くしても、逆に購買意欲が落ちてしまいます。
既存シリーズはともかく、新作で満足できた作品は、本当に少なかったです。

以上が読書数と感想数の減少の要因かなと思います。
これらを踏まえて、今年はもう一度頑張って読み込んでいきたいですね。
とりあえず決めかねていた今年の目標ですが、最低限自分が満足できる読書生活を送りたいなと思います。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 年末年始まとめ  読書記録 

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良い意味で特別な一年になりますように 

新年明けましておめでとうございます。

大晦日は珍しく休みでした。
そのかわりに年始早々忙しいので、良いのやら悪いのやら。
昼間は友達とまったり過ごし、年越しの瞬間はドラクエ10でカウントダウンを体験しました。

年末特番はチラッと見た程度かな。
恒例のガキ使は、録画してあるので、当日は観ていません。
正月の連勤が落ち着いたら、だらだらと観る予定です。

ああ、清原vs桑田の真剣勝負をしている特番だけは観ました。
引退後も体型維持している桑田の方が圧倒的に有利だなと思っていましたが、その通りでしたね。
5打席勝負のところをお情けで3打席追加して、後半はストレート一本だけで打たせてやる感バリバリでしたが、それでもスタンドまで運ぶ清原もさすがといえるのかな。
そういえば、ついさっきマエケンが小学生チームに対して40球で7奪三振に挑戦という番組もやってましたね。
こういった野球を身近に感じてもらえるような番組はいいなと思います。

さて、今年の目標は何がいいかなぁ。
明確に掲げてみたいことがないので、何だか今から締まらない一年になりそうな予感が……。
かといって、下手なことを約束してしまうと、守れなかったときに悪いですしね。
とりあえず、心の中でもいいから決めておいて、励むことにしますかー。

そんなわけで、マイペースに更新していくことになると思います。
今年もよろしくお願い致します。

テーマ: 日記

ジャンル: 日記

タグ: 年末年始まとめ 

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