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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ソードアート・オンライン 第22話「グランド・クエスト」 

ソードアートオンライン22話エンドカード

剣が、どこかのバーストリンカーな件について。

ソードアート・オンライン」第22話の視聴感想です。

バッサリいきます。
まず最初にどうしても気になった点について。

個人的に、こういう回のキリトを見ていると、どうしても好きになれません。
アスナのことを考えたら居ても立っても居られない?発狂しそうだ?
傍からでは、血が上って冷静な判断が出来ない人にしか見えません。
散々ゲーム内の事情で回り道しておいて、今更急ぐのはおかしいと思う。

ネトゲ知識があるのならば、単身で挑んでクリアが出来るわけがないと分かるはず。
サービス開始以来、未だ誰も到達したことがない先へ、いきなり辿り着けるなんて本気で思っているんでしょうか。
装備を整えるとか、PTを組むとか、情報収集するとか、クリアの可能性を上げようする試みが一切見られません。
二刀流すらせずやられていると、何やっているのと突っ込みたくもなります。

まず、アニメで説明が不足しているのも問題です。
何故リーファがキリトの死亡後に魂を回収したのか。
蘇生可能時間がゼロとなった時、元の種族の領地に戻るからなんだろうなと予想は出来ますが、説明はされていません。
ちなみに、原作でも「咄嗟に思い出せなかった」という記述があるだけで、キリトがそのことを知っていたかどうかもあやふやです。

ネトゲの基本中の基本、復活場所の確認は必須でしょう。
死んでもやり直せると楽に構えていたのならば、それはそれで理解できない。
相応の時間を要してようやく辿り着いた世界樹なのに、何故そんな簡単にワンプレイを投げ出したのかということになります。
本当にアスナが大事で、何を差し置いても取り戻したいと思うのならば、あらゆるものを利用すべきです。
己の感情だけで突っ込んで、リーファに助けられて、また無謀に挑むことは、勇気でも何でもないですから。

だらだらと文句を書いてスッキリしました。
今度は良かったところについて。

まずは、何と言ってもリアル身バレした流れでしょう。
スグハの悲痛な想いが、画面越しに伝わってきました。
声優さんの素晴らしい演技を引き立てるために、スグハが気付いた直後からBGM切ったのもナイス判断。
環境音だけが寂しく耳に残り、臨場感を大幅にアップさせてくれました。
EDの入り方は、このアニメ始まって以来最高のものでした。

自分でも無茶苦茶なことを言っているのは分かっていても止められないスグハの気持ちが痛々しい。
そしてそれは義妹に好意を向けられても応えられず、言葉を見つけられない和人も同様。
ゲームだけど相手は人間だというのが、ネトゲの醍醐味であり、忘れてはならない事実。
これ以上最悪な形で実感することは、早々ないでしょうね。

まぁ、キリトの天然タラシ性分が招いた結果とも言えます。
スグハ可哀想に……。
シリアス的悲劇を一手に引き受けてしまって。

あと、戦闘シーンは派手に動き回っていましたね。
このアニメが特別凄いというわけでもないですが、十分見せてくれたのではないでしょうか。
相変わらずSEだけはショボいですけどね。

ところで、このゲームの蘇生アイテムの価値はいかほどなんでしょうね?
レベル制ではないため、デスペナは経験値以外に発生するのでしょうが、簡単に生き返られるゲームではないように見えるんですが……。
キリトはもうちょっと感謝した方がいいと思うな、うん。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ソードアート・オンライン  ソードアート・オンライン(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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