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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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来年という明日を迎える前に今年を振り返る 

今年も残すところわずか。
振り返ってみると、今まで以上に大きな変化に乏しい一年だったなぁと思います。

元旦に掲げた目標として、企画モノを立ち上げたいと公言していました。
一応、特集記事のカテゴリーを作り、少ないですがいくつか更新することは出来ました。
他にもラノベ感想だけではなく、アニメ総評も点数化することで、比較が容易となったと思います。
やってみたいと考えていたことの半数はクリアできたので、まぁ悪くはなかったですね。

ただ、ペースがガタ落ちとなってしまった下半期の読書ライフは弁解の余地もありません。
これはまた新年早々に「2011年 年間読書記録」の記事をアップする予定なので、そちらで詳細を語るつもりです。

体調面では、久しぶりに風邪でぶっ倒れてしまい、寝込んでしまいました。
気を付けていたつもりですけど、それでも引いてしまう時もありますね。
健康的な生活スタイルとは程遠いので、改めないといけないなとつくづく痛感しました。

久々に熱中できるものに出逢ったと感じるのが、やはりドラクエ10でしょうか。
サービス開始間もないネトゲは、他では得られない面白さがあります。
来年もきっとプレイし続けるんだろうなぁと思います。

それでは、時間も少なくなってきたので、今年はこの辺で。
また来年お会いしましょう。

テーマ: 日記

ジャンル: 日記

タグ: 年末年始まとめ 

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2012年12月読書記録 

今月の読書記録まとめです。
ちょっと早めですが、おそらく年末は忙しくて読む暇がないと思われます。

▼月間マイベストライトノベル
 『バッカーノ!1935-A Deep Marble
バッカーノ!  1935-A Deep Marble (電撃文庫)バッカーノ! 1935-A Deep Marble (電撃文庫)
(2012/09/07)
成田良悟

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馬鹿騒ぎ、1935年代開幕。
積み重ねられた伏線の山は、どこから解けても連鎖的に物語が転がります。
遂に顔を合わせた主要キャラクター達がどのように動くのか、見ものです。

▼読了済み………30冊 (前月比 +4冊)
▼積み本…………60冊 (前月比 -5冊)
▼感想記事数…1冊分

▼12月の読書数……5冊
 『ベイビー、グッドモーニング』
 『ギフテッド』
 『バッカーノ!1935-A Deep Marble』
 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
 『変態王子と笑わない猫。5』

今月最後もやはり読書数も記事更新数も少なめ。
もう、これが標準ということなんでしょうね。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」と「変態王子と笑わない猫。」は共に2013年4月にアニメ化が予定されいる作品ですね。
ガガガ文庫とMF文庫Jの次世代を担う作品として注目を浴びていますが、前者の方が若干有利かな?
シナリオの練り具合を比較した際に、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の方がストーリー展開が巧いなと感じさせます。
ただ、萌えアニメとして捉えるならば「変態王子と笑わない猫。」に軍配が上がるでしょうね。

「ギフテッド」は発売当時話題になっていた記憶があります。
なるほど、ジャンル的にはかなり好みですね。
まだまだ荒削りなので、これから洗練していって貰いたいものです。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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2012年超個人的ニコニコ動画ランキング 

年の瀬も迫り、そろそろ一年を振り返る頃合いとなってきました。
毎年恒例の個人的ニコニコ動画ランキングをまとめてみました。

▼1位 【第8回MMD杯本選】MMDDFF【FF再現バトル】


MMDは数多くの良作動画が存在していますが、これは文句なしに史上最強。
再生数やマイリストの伸び率が半端ではなく、まとめサイトなどにも取り上げられていましたね。
何十回見ても飽きないし、いつでも鳥肌が立つほど燃えます。

▼2位 【実況】いい大人達が虹色の青春を本気で遊んでみた。part28


大勢でワイワイとゲームを楽しむ実況者・いい大人達から一本。
実況の何が楽しいって、プレイヤーの反応が見られる点なんですよね。
このパートは、本当に見ていて良かったなと思える回でした。

▼3位 自作の改造マリオを友人にプレイさせる 第三作 FinalPart


復活の「友人マリオ」シリーズ。
ニコニコ初期の大人気動画が帰ってきました。
どのステージも楽しめましたけど、ラストのクッパ戦は見応え抜群でした。

▼4位 第6次 ゲーム機大戦


昨年同様に「ゲーム機大戦」シリーズが4位にランクイン。
制作者様がハード業界を面白可笑しく演出してくれるのが面白い。
世代的に、SFCからPSへの変遷は最も興味のあった時期でしたね。

▼5位 ニコぽい2【打ち込みメドレー】


好きな動画ジャンルであるニコニコメドレーから。
選曲や繋ぎが好みでした。
一曲毎の時間が適度で詰め込んでいないところが好印象ですね。

▼6位 将棋対囲碁


Yahoo!トピックスにも記事が掲載された話題動画。
シンプルが故に将棋や囲碁のルールが分かっていればそれだけで楽しい。
ぶっちゃけ、似たようなことは昔やっていたことがあるので、ニヤリとしました。

▼7位 【スーファミ名曲】スーファミ元気玉を歌ってみた【アレンジメドレー】


人気動画「スーファミ元気玉」を歌った動画。
歌唱力云々というよりも、愛がこめられているところが素晴らしい。
あるあると共感しながら聴くことが出来ました。

▼8位 インド人類は繁栄しました


インド映画を素材として使用された「人類は衰退しました」OPのMAD。
前々からインド系動画は好きでマイリス登録も多いのですが、これはブレイクしましたね。
キレの良いダンスがヤミツキになります。

▼9位 ニコビアの泉 第一回


発想とネタ、再現度が秀逸な動画。
第一回と銘打っているので、おそらく続編も期待できるのでしょう。
早く続きが見たいですね。

▼10位 頭のうちどころが悪かったマミの話 最終回 後半


まどマギ系MADで一番笑った作品。
長いシリーズの最後にあたる動画ですね。
この台無し感がイイ。


今年は面白いと思える動画が少なかったです。
ブログで紹介することもなかったことから、衝撃的な出会いがなかったことが窺えます。
単純に自分が活用しなくなっただけなのかもしれませんがね。
あとは公式配信アニメを見ているくらいかなぁ。

テーマ: ニコニコ動画

ジャンル: サブカル

タグ: 年末年始まとめ  ニコニコ動画 

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ドラクエ10プレイ日記Part19「世告げの姫と魔法の迷宮」 

まいどあり!

エプロン姿大公開。
肌の色がお魚さんということもあって、似合わなさすぎる。
あと単純に女キャラで見たいよね、うん。

◆プレイ時間 433時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士46ゆうかん90
僧侶15スティック13
魔法使い31まほう26
武闘家51ツメスキル7、かくとう100
盗賊51ツメスキル81、お宝18
旅芸人1
パラディン41はくあい82
魔法戦士13
レンジャー1
スーパースター1

魔法の迷宮

昨日、第2回大型アップデートが行われました。
今後はサブタイトルが導入されるらしく、今回は「世告げの姫と魔法の迷宮」と命名されています。
タイトルからでも察することが出来るように、目玉は何と言っても魔法の迷宮ですね。

ネトゲーマーならインスタンスダンジョンだと言えば分かるのかな。
「不思議のダンジョン」シリーズのMMO版というのがニュアンスとして近いかも。
要するにダンジョンを自動生成するシステムのことですね。
フレンドやチームでPTを組んで遊ぶのはもちろん、ソロの人もオートマッチング機能により、レベルやステータスが近い人同士で自動的にPTを組んでくれるので、気軽に遊ぶことが出来ます。

実際、昨日は一度オートマッチング機能で突入してきました。
40分という限られた時間内に各階層のモンスターを全滅していき、最上階のボスを倒すのが目標です。
入るたびに形が変わることよりも、モンスター構成に変化があるのが楽しいところ。
ボスも数種類存在しているようで、何度も楽しめる工夫が施されています。
ゆっくりと挨拶する暇がないのが残念ですが、簡単にPTプレイが楽しめるのは良いですね。

一番レベルの高い盗賊で挑んでみましたけど、ボスは結構強かったです。
いや、普段ボス戦をあまりしないので、これが普通なのかもしれませんが。
死にはしませんでしたが、結構追い込まれていたので、ハラハラドキドキしました。
ボス戦BGMが何とドラクエ4の通常戦闘曲ということもあって、燃えまくりましたね。

ふくびき交換所

魔法の迷宮は何度も挑戦出来ますが、1日1回だけ必ず貰えるクリア報酬があります。
それが「ふくびきけん」です。
ドラクエ2経験者にとっては、何とも懐かしい響きですね。

単純にふくびきを引いて、アイテムが貰えるというもの。
ここでしか手に入らない貴重な物もあるため、挑戦しない手はありません。
このためだけでも、魔法の迷宮に通う価値はあると思いますね。

魔法戦士とスーパースター

新職業「魔法戦士」と「スーパースター」が実装されました。
ともに過去作品では登場の多い職業ですね。

まず転職クエストが容易だった魔法戦士をクリアして、実際になってみました。
パッシブスキルの「フォース」が優秀で、少ないスキルポイントで力やMPを伸ばすことが出来ます。
サクっと取ってみようと思って、今レベル上げを頑張っているところです。

スーパースターは、「格闘」スキルが取れるのが大きい。
今は武闘家の「気合」スキルを削って「格闘」を振っているので、将来的に振り直しで入れ替える予定です。
魔法戦士に目処が付いたら、早々に転職しておきたいですね。

アクセサリー合成屋

同じアクセサリーを合成し、更に効果をアップさせることが出来るお店が開店しました。
基本的にアクセサリーであれば何でもOKのようで、ただでさえ便利な装備がパワーアップすることになります。
しかし、この合成で付く効果は何とランダム。
付与したい効果が付くとは限らないという浪漫溢れたシステムとなっています。

例えば、戦闘終了時にMPを1~3回復する「ひらめきのゆびわ」にMP回復の効果を追加したいと考えます。
そうすると、同じアクセサリーを用意して合成屋に頼むのですが、守備力や最大MPがアップする効果が付く時もあります。
もし完成品が出来ればとんでもなく性能となりますが、そのために投資する労力は半端ではありません。
お金で解決するのであればまだしも、アクセサリーの大半は敵からのレアドロップ、またはちいさなメダルでの交換となっているため、たとえ廃人であったとしてもホイホイと合成できません。

だからこそ面白いんですけどね!
失敗作が出来てしまう可能性の方が大なのですけど、この合成には夢があります。
いつか極めてみたいですねぇ。

上級錬金

各職人に上級錬金が開放されました。
とはいえ、今すぐ上級錬金が主流になることはないでしょう。
あまりにも膨大な元手に対して、成功率の低さがネックとなっています。
しばらくは中級錬金で安定しそうですね。


とりあえず1日で確認できた変更点としてはこんな感じかな。
他にもまだまだコンテンツが増加しているので、やりたいことがいっぱいです。
しばらくは熱中して遊べそうだ。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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ソードアート・オンライン アニメ総評 

ソードアート・オンライン 1【通常版】 [DVD]ソードアート・オンライン 1【通常版】 [DVD]
(2012/10/24)
松岡禎丞、戸松遥 他

商品詳細を見る

【評価……B-
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
演出 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
脚本 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
音楽 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
声優 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
原作再現度
構成
設定
燃え
世界観

 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★★★
 … 9


1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
ABCBC+CBBBBC+CA-
14話15話16話17話18話19話20話21話22話23話24話25話
B-BBB-B-C+B+B-B-B-BB

【総評】


今、最もラノベ業界で人気のある作品は、アニメでも文句なしにブレイクしました。
この冬の覇権アニメだったといって過言ではないでしょう。
若い世代を中心に大きな支持を受けており、これからもしばらくはSAOの時代が続くと思われます。

実際、原作第1巻を初めて読んだ時の衝撃は今でも思い出せます。
かつて味わったことのない緊迫感、熱狂的な戦闘、魅力的な世界観。
その瞬間にアニメ化して大ヒットするであろうと容易に想像が出来ました。

しかし、シリーズが続くにつれて肥大していた設定の強引さに引っかかりを覚えるようになりました。
アニメ組の方々にも盛大に突っ込まれたように、この作品はご都合主義で成り立っています。
人気作品の宿命ではありますが、この作品はそれだけでは説明できないほどにアンチが存在しています。

とにもかくにも主人公を活躍させ、可愛い女の子は全員主人公に惚れさせる。
男キャラは主人公を褒め称える存在で、決して邪魔をしてはいけない。
敵はひたすら嫌な性格で、徹底的に痛めつけるべき小悪党。
これらの下地の上で成立しているのが、この「ソードアート・オンライン」という作品です。

問題は、それが良いことなのか悪いことなのかということ。
ご都合主義という言葉から悪いイメージが先行しますが、ラノベやアニメというエンターテイメント性が求められる作品において、爽快感を追求することは決して批難されるものではないはずです。
むしろ、作品としての質を高めようとした結果でしょう。
事実、主人公であるキリト、ヒロインであるアスナを筆頭にキャラ人気は特筆すべきものがあります。
スーパーヒーローは、いつの時代も憧れの対象です。

逆に、キリトのことを中二病だと蔑む人もいます。
2chの実況スレやニコニコ動画などでキリトの言動を痛々しいと発言する人は少なくありません。
ゲーム内に閉じ込められたSAOならば理解は出来ても、ログアウト可能なALOで己の世界に酔っているプレイヤーの多さは、確かにげんなりとしました。
各話感想で散々言ってきたことですが、区別をつけられていない人間が多過ぎるんですよね。

面白そうな舞台を作って、一見すると緻密な設定が練られているかと思いきや、発想が優先な一面もあります。
要するに原作者は、SFの世界観で生きる人々を描きたいのではなく、キャラが派手に活躍したり苦悩するシチュエーションを描きたいのだと思われます。
作者の定める焦点と、視聴者の期待する視点の差が、アンチを生み出してしまった大きな要因なのだと予想しています。

個人的にも面白いからこそ原作を読み、アニメも視聴しているんですけど、ちょっと違うなぁと感じる部分は多々ありました。
アインクラッドにおけるデスゲームの殺伐さ、それに加えてゲーム内という設定を活かした世界観が最大の魅力だと感じていた身としては、キャラに重点を置くスタイルに戸惑ってしまいました。
どうにも感想で文句が多くなってしまったのは、そのためです。

さて。
前置きが長くなってしまいました。

原作から構成を大幅に入れ替え、時系列順に放送したのは、結果的に失敗でしたね。
判断としては良かったと思いますし、実際そのようにして欲しかったのですが、短編と長編の雰囲気の差が激しくて、一つの作品としてバランスが崩壊してしまいました。
シリカやリズの話は、あくまで補完的なエピソードだからこそ良かったのかもしれませんね。
妙なカットや尺が合っていない場面もあり、全体的なシリーズ構成が甘かったです。

作画は比較的安定していたかな。
戦闘パートと日常パートでキリトの表情が違いすぎましたけど、通して一定だったので、担当が異なっているのかもしれません。
最近はアクションが滑らかに動くアニメが多くなってきたので、特別他と比べて優れているというわけでもなかったのですが、魅せて欲しい場面は手を抜かずしっかりと演出してくれました。

音楽は、さすが梶浦由記さん、イイ仕事をされます。
戦っている場面がシュールだったりすると、壮大過ぎるBGMは勿体無いなと思ったりもしました。

第1話の期待感は半端ではなく、完璧なアニメを見せてくれただけに、2話目以降失速した感は否めません。
まぁでも動いているキリト達が見れただけでも面白かったかなと思います。

まず間違いなく第2期はあるでしょうね。
おそらくそう遠い未来の話ではないでしょう。
この勢いを途切れさせるべきではないですから。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  ソードアート・オンライン  2012年放送開始アニメ 

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“葵”ヒカルが地球にいたころ……1 


(2011/05/30)
野村 美月

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読書期間:2012/7/14~2012/7/16

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ミステリー
恋愛
ツンデレ
期待感


 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8



 「心残りがあるんだ」
恋多き学園の“皇子”ヒカル――その幽霊が、是光の前に現れそう告げた。
このまま幽霊につきまとわれ続けるなんて冗談じゃない!と渋々“心残り”を腫らす協力をすることにした是光だが、対象の左乙女葵――“葵の上”と呼ばれる少女は、頑なに話も聞こうとせず、生徒会長の斎賀朝衣にも不審がられ、敵視されるハメに。
そんな時、ヒカルの死にまつわるある噂が聞こえてきて――!?
 野村美月が贈る、ミステリアス現代学園ロマンス、堂々開幕!!

【感想】


大人気ラノベ「文学少女」シリーズの野村美月×竹岡美穂のコンビで贈る新シリーズ。
満を持しての登場です。

著者の作品は、何故か読み始めるのに労力を要します。
「文学少女」も評判が良いと知っていても、なかなか手を出しづらかった記憶があります。
何となく面白そうというよりも面倒臭そうだというイメージが先行するんですよね。
一番最初に読んだ「天使のベースボール」がトラウマにでもなっているんだろうか……。

そんなわけで、発売直後に購入しておきながら、本作を読み始めたのは、シリーズが開始されて1年以上経ってからでした。
比較的余裕のある時期に、ガッツリと読書したいなと思って手を付けてみたわけです。

やはりというべきか、予想外というべきか。
積んでいたのを悔やむくらい、非常に面白かったです。

初めて「文学少女」を読んだ時の作品内に引き込まれる感覚をまた味わうことが出来ました。

設定上はありふれたものです。
主人公の赤城是光は、見た目でヤンキーだと勘違いされ、中身も少々粗暴により、周囲から浮いた存在だった。
大して親しくもない学園の皇子である帝門ヒカルの葬式に参列した際に、何故か幽霊のヒカルに取りつかれてしまう。
ヒカルは心残りが解決しないと成仏出来ないらしく、是光は仕方がなく付き合うことに。
その心残りとは、ヒカルにとって大切な女性である左乙女葵への約束を果たすことだった。
しかし、とりあえず女性なら誰にでも色目を使うヒカル、女に興味がなく無愛想な是光とでは、相性は最悪で、トラブルがばかりが起きてしまう。
果たして、是光はヒカルの代わりに葵との約束を遂げることができるのか――というストーリー。

モチーフである「源氏物語」をミステリアスな少女漫画風に現代アレンジした感じ。
第1巻の物語の本筋は分かりやすく、単純であるがゆえに牽引力も相当です。
長編シリーズの導入しては、上手く調理しており、成功している部類に入ると思われます。

その一方で、裏に流れる長編の伏線は、出し惜しみしている感が強いですね。
それもこれも主人公側であるヒカルが何かを隠しているのが原因です。
是光に語れない理由でもあるのかもしれませんが、是光にとってみればはた迷惑な話ですよ。

幽霊物の醍醐味は、やっぱり他人の情報を有り得ない方法で入手できる点でしょう。
無関係だったはずの是光が、ヒカルのことを誰よりも知っている状況は面白い。
葵や他の女の子に誤解されてしまうところはヤキモキし、逆に巧く事が運ぶとニヤニヤ出来ます。

ヒロイン役としてはメインの葵よりも式部帆夏の方が魅力的に映ります。
是光と衝突を繰り返しながらも接近する帆夏は、所謂ツンデレ娘で、彼女のモノローグが挿入される章だけは、一気にラブコメモードに突入します。
「文学少女」のななせの系譜に連なる少女ですから、ななせファンは好きになるはず。

少々周りくどい文章は相変わらずで、好みは分かれそうですね。
まぁ、竹岡美穂さんのイラストとの相性は抜群だと思います。

また長い物語を楽しむことが出来そうです。
これからどのように展開するのか楽しみ。

死んだ少年と残された少女の間を取り持つ巻き込まれ型お節介系主人公の奮闘が光る

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ヒカルが地球にいたころ……  野村美月  竹岡美穂  評価B+ 

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ドラクエ10プレイ日記Part18「聖なる夜の大祭典」 

星の大樹広場にて

メリークリスマス!

◆プレイ時間 424時間

【現在の各職業レベル】


職業レベルスキルポイント
戦士45ゆうかん80
僧侶15スティック13
魔法使い31まほう26
武闘家51ツメスキル7、かくとう100
盗賊51ツメスキル81、お宝18
旅芸人1
パラディン41はくあい82
レンジャー1

一時期の勢いを失っているのは自分だけなんだろうか

この1ヶ月、満足にプレイ出来た日は数えるほどしかありませんでした。
レベルも全然上げられていませんし、元気玉も使用できずにチャージすることすら出来ない状態。
前回日記を書いた11月28日時点での平均プレイ時間を計算すると、1日3.2時間。
その後、ここ約1ヶ月の平均プレイ時間は、1日1.3時間と大幅に減少しています。

もちろん意欲はあるんですけどね。
しばらくは忙しい日が続くので、残念ながら遊びつくすことが出来るのは休日だけかなぁ。

職人の道はまだまだ続く

たとえログインして遊ぶ余裕がなくても、売り物をバザーに流せるのがドラクエの利点。
常にインしていないと店を開けないMMOとは違うので、PC放置する必要性がないのは嬉しいですね。

そんなわけで、ずっと錬金だけは続けていて、ひたすらバザー出品を続けていました。
その甲斐もあって、最初の目標であったSS級国宝職人まで登りつめました。
各職人専用装備であるエプロンもGET!
しかし、男キャラには似合わなさすぎるw
なにせ裸エプロンだからなぁ……誰得だよ。

ゴールドは50万Gまで貯まりました。
あまり装備品を購入していないこともあって、ダラダラとプレイしている割にはお金を持っている方なのではないかなと思います。
もちろん、廃人や準廃の足元にも及びませんがね。

アストルティアの聖夜

2週間前から期間限定のクリスマスイベント「星に願いを!聖なる夜の大祭典」が実装されています。
期間中にクエストを受けると貰えるサンタ帽子を被って戦闘することで、モンスターが「光のオーナメント」と呼ばれるアイテムをドロップします。
それを集めてクリスマスツリーに飾りつけていくことで、報酬として服や手袋などのサンタ衣装を貰うことができるというものです。

この手のイベントは他のネトゲでもよくあるものなので、目新しさはありません。
でも、何だかんだ言いつつも、サンタの格好をするだけでも楽しい気分になれますね。
特に女キャラのミニスカサンタは可愛くて、目の保養になります。

本来であれば楽勝にクリアできるクエストなんですけど、上記の通り多忙だっためクリアはギリギリでした。
何とかGET出来てホッと一安心。
欲を言えば、女のサブキャラを作って衣装を貰いたいなぁと思っていますが、タイムリミットだろうなぁ。

バージョン1.2情報公開

今回のアップデートも面白そうな新システムや便利そうな改善が多く見られますね。
サービス開始直後だからなのかもしれませんが、それでも10週間毎にこの量のアップデートを行ってくれるのであれば、今後も期待が持てます。

実際は始まってからでないと分からない部分もあるので、実装後に情報収集が大事ですね。
バザーの相場も大きく変動していますし、今は様子見をしています。
とりあえず気になっているのが、アクセサリーの合成かな。
ひらめきの指輪の合成が成功したら、物凄く優秀になるだろうなぁ。
そのためにちいさなメダル30枚集めるのは大変ですけど、頑張るだけの価値はありますね。

テーマ: ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ドラゴンクエスト  ドラクエ10 

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ソードアート・オンライン 第25話「世界の種子」 

ソードアートオンライン25話エンドカード

大団円。
やはり最後は原作挿絵担当であるabecさんの絵ですよねー。

というわけで、「ソードアート・オンライン」第25話を視聴しました。
放送開始からもう半年経ったということか……。早いなぁ。
以下、最終話に関することのみの感想となります。

それなりに無難なまとめ方だったのではないかなぁと思います。
説明すべきところはしっかり描かれていましたし、悪くはなかったのではないかと。

先週の引きから、リアルファイトがカットされないかと心配でしたが問題なく放送してくれました。
病院内で看護師さんに警備員や医師を呼んできてもらって、その間にアスナの病室に忍び込むという段取りがカットされてしまったため、須郷が放置されていたり、和人が病室に簡単に入れたことになってしまったのは気になりました。
まぁ、これまで数々の設定を無視してきたのだから、今更そんな説明等は要らないだろうという判断なんでしょうか。

リズとシリカが窓際でキリト達を見ている図が再現されていて良かった。
1ヶ月休戦協定を持ちかけた本人であるリズが一番イラついているのが面白い。
本当に「ぐぬぬ……!」と唸っていましたねw
そういえば、シリカがちょっとだけ大人っぽく見えたのは、2年間の成長を表現したのかな。
いくら寝たきりだったとはいえ、成長期でしょうから、変化はあって当然でしょうね。

オフ会の美少女率が異常。
ただでさえネトゲは男性プレイヤーが多く、希少価値が高いからこそ血盟騎士団にてアスナがチヤホヤされていたという設定があるはずなんですが、エギルの店に集まった面子だと女性プレイヤーの方が多いし、なおかつ全員可愛い。
全体的なバランスを考えずに、物語優先でキャラ配置するからご都合主義に見えちゃうんですよね。

クラインは仕事中でもバンダナしているのかなw
最初はネクタイでも頭に巻いているのかと思ったけど、ちゃんと首には締めていましたし。

モノローグのよるVRMMOの現状説明があって本当に良かったと思います。
基本的に地の文をスルーしてきましたが、さすがにここは重要ですからね。
まず間違いなくあるだろう第二期に繋がる部分ですから、しっかりとアピールしておくべきでしょう。

期待していたリーファとのフェアリィ・ダンスは、貴重な最終回の尺をたっぷり使用していました。
それは良いんですが、スグハの気持ちが表現できていたかと言われると微妙なところ。
踊りも動いていましたけど、躍動感があったとは言い難いですしね。
絵コンテの問題なのかなぁー。

それにしても、ネトゲのサービス開始日に始める連中だけあって、デスゲームを経験したというのにへこたれませんね。
アインクラッドを改めて攻略しようなんて気になるなんて。
トラウマとなってもおかしくないし、家族に止められるのが普通でしょう。
2年もゲーム漬けだったんだから、遅れてしまったリアルに時間を費やせよと突っ込みたいw

キリトが最後に唇だけ動かした言葉は一体なんだったのか。
原作では「かすかな声で誰かの名前を呼んだようだった」とあります。
普通に考えたら最有力候補はヒースクリフ、対抗馬としてはサチぐらいでしょうか。

EDは、初期OPにして第1話ではEDとして使用された「crossing field」が採用されていました。
素直に良い曲だと思います。
個人的には、後期EDのまま流すのもアリだったのではないかなと思ってますけどね。

さて、場外でも色々と賑やかだったSAOもこれで一旦終了。
総評に関しては、後日また別記事で書く予定です。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ソードアート・オンライン  ソードアート・オンライン(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ひだまりスケッチ×ハニカム 第11話「12月22日 お姉ちゃんだったのですね」「12月21日~24日 うろおぼえうた」 

ひだまりスケッチ×ハニカム11話エンドカード

ひだまりスケッチ×ハニカム」第11話を視聴しました。

期待通りの夏目回。
この娘のツンデレっぷりは、やっぱり可愛いですね。
沙英のことが好きなのに素直になれずツンツンした態度を取ってきた彼女が、ついにひだまり荘にお呼ばれをし、みんなと交流を育み、沙英との距離が縮むこととなったお話でした。
ここまでずっと不遇の立場だったので、夏目自身夢かと信じられないのも無理はないですw

卒業が間近に迫った今だからこそ出来るエピソードなんでしょうね。
ずっとこの時が来ることを待っていました。
沙英は、耳年増なくせして自分に対する好意には無頓着なところがあるからなぁ。
夏目はもちろん、ヒロも苦労してそうですw

夏目を送る沙英は、どうみても彼氏役でしたね。
様になっているのは、沙英にとって良いことなんだろうかw

そういえば、夏目はどのような進路を選んだんだろう。
未だ語られていなかったはずなので、卒業式の回にでも触れるのかな。

夏目回のBパートの勢いで埋もれがちですが、Aパートは吉野屋先生の回でした。
ここまでずっと原作最新刊の話だったのに、急に既存巻の話に戻りましたね。
パワフルな吉野屋先生らしさ全開で、掃除を手伝いに来てくれた生徒たちに誓約書を書かせるとか本当に教師かと弟が疑心暗鬼になるのも最もです。

残すところラスト1話。
最速地域では既に最終話を迎えたそうですが、こちらでは正月明けの放送となるようでもどかしいです。

テーマ: ひだまりスケッチ×ハニカム

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×ハニカム  ひだまりスケッチ×ハニカム(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18」  

シーズン恒例のアニメまとめ記事です。
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18」に参加させていただきます。

▼ TARI TARI

TARI TARI 6 (イベント映像収録「白浜坂高校感謝祭その2」) [Blu-ray]TARI TARI 6 (イベント映像収録「白浜坂高校感謝祭その2」) [Blu-ray]
(2013/02/06)
高垣彩陽、瀬戸麻沙美 他

商品詳細を見る

ストーリー★★★★☆4
キャラクター性★★★★★5
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★★★5
総合的な評価★★★★★5

・夏アニメで一番面白かった作品
・総合的なバランスが良く、隙のない良作というイメージ
⇒ 【TARI TARI アニメ総評】

▼ アクセル・ワールド

アクセル・ワールド 6(初回限定版) [Blu-ray]アクセル・ワールド 6(初回限定版) [Blu-ray]
(2012/12/26)
三澤紗千香、梶裕貴 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・原作再現度が高いアニメ化で、既読組としても満足な出来でした
・若干間延びした感も否めませんが、決める時は決める演出が素晴らしい
⇒ 【アクセル・ワールド アニメ総評】
⇒ 【アクセル・ワールド 各話感想】

▼ ココロコネクト

ココロコネクト キズランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]ココロコネクト キズランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]
(2012/12/26)
水島大宙、豊崎愛生 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★☆☆3
演出★★★☆☆3
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・全17話のアニメなので、個人的にはまだ終わっていないという気持ち
・暫定的に評価すると、意外と頑張ってくれていたなという感じ
・もう少し尺が欲しかったという部分もありましたが、概ね許容範囲内でした
⇒ 【ココロコネクト 各話感想】

▼ 人類は衰退しました

人類は衰退しました 妖精さんの、おさとがえり [Blu-ray]人類は衰退しました 妖精さんの、おさとがえり [Blu-ray]
(2012/11/21)
中原麻衣、石塚運昇 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★★5
★★☆☆☆2
演出★★★★★5
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・ここまでアニメ向きな作品だとは思ってみませんでした
・アニメと原作で完全に棲み分けが出来ており、それぞれの良さを感じ取れましたね
⇒ 【人類は衰退しました アニメ総評】
⇒ 【人類は衰退しました 各話感想】

▼ じょしらく

じょしらく 2(期間限定版) [Blu-ray]じょしらく 2(期間限定版) [Blu-ray]
(2012/10/24)
佐倉綾音、山本希望 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★☆☆3
演出★★★☆☆3
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★☆☆3

・女子落語という新感覚アニメかと思いきやパロ系雑談アニメ
・安定した笑いを提供してくれました
⇒ 【じょしらく アニメ総評】

▼ 恋と選挙とチョコレート

恋と選挙とチョコレート 3(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)恋と選挙とチョコレート 3(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
(2012/11/21)
中村悠一、中村繪里子 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★★☆4
演出★★☆☆☆2
音楽★★☆☆☆2
総合的な評価★★★☆☆3

・ギャルゲー原作にありがちなストーリーのブレはなかった
・そのかわりにラブコメパートも物足りない内容でした
⇒ 【恋と選挙とチョコレート アニメ総評】

▼ 機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]
(2012/02/10)
豊永利行、遠藤綾 他

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ストーリー★★☆☆☆2
キャラクター性★★☆☆☆2
★★☆☆☆2
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★☆☆☆2

・アセム編は面白かったけど、他がイマイチ盛り上がりに欠けた
・ガンダムに思い入れはありませんが、シリーズファンが低評価なのは何となく納得


ベストキャラクター賞
・稲葉姫子(ココロコネクト)

ベストOP賞
・「Burst The Gravity」(アクセル・ワールド OP)

ベストED賞
・「潮風のハーモニー」(TARI TARI ED)

ベスト声優賞・男性
・花江夏樹 さん (TARI TARI ウィーン/前田敦博役)

ベスト声優賞・女性
・中原麻衣 さん (人類は衰退しました わたし役)


良いアニメが揃っていた時期でしたね。
振り返ってみれば、充実していたなぁとしみじみ思います。

OPとED曲は、過去最大級に悩みました。
このクールは良曲が勢揃いしていて、何を基準に選ぶかで順番が変わってしまいます。

「アクセル・ワールド」後期OP『Burst The Gravity』
「ココロコネクト」初期OP『パラダイム』
「人類は衰退しました」OP『リアルワールド』
「機動戦士ガンダムAGE」OP4『AURORA』

「TARI TARI」ED『潮風のハーモニー』
「アクセル・ワールド」前期ED『→unfinished→』
「ココロコネクト」ED1『ココロノカラ』
「機動戦士ガンダムAGE」ED4『Forget-me-not ~ワスレナグサ~』

上記のうちならどれをベスト賞に選んでも悔いはありません。
気分によって順位は変動すると思われます。
仕方がないので、今現在の気分で選出してみました。
まだ入手できていないCDもあるので、早く買って聴き込んでみたいなー。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  TARI_TARI  アクセル・ワールド  ココロコネクト  人類は衰退しました  じょしらく  恋と選挙とチョコレート  機動戦士ガンダムAGE 

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『ひだまりスケッチ 』7巻 感想 

ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)
(2012/12/19)
蒼樹 うめ

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ひだまりスケッチ第7巻を購読しました。
1年4ヶ月振りとなる新刊ですね。

あったか~い雰囲気が大好き。
受験話が含まれているのに、胃の痛くなるようなシリアスさは皆無です。

予想通り、現在絶賛放送中であるアニメ第4期で描かれたエピソードが多く含まれた内容でした。
そのため、新鮮な感覚はあまり味わえませんでしたが、うめてんてーの描く線は、原作漫画ならではの温もりを与えてくれます。
ほっこりと和やかに笑えるシーンが多く、今回も楽しい一冊でした。

ひだまり荘に来訪したなずなの両親に料理を振る舞う話。
嘲笑という名のドヤ顔ゆのっち。
沙英と乃莉のまったり一夜。
ありささんとのデート。
やまぶき祭準備編と当日編。
大家さんと人生体験ゲーム。
試験勉強に励むひだまり荘の住人達。

この辺りは、既に4期にてアニメ化されたお話ですね。
おそらくこの7巻に収録されているエピソードの残りもアニメで描かれるのでしょう。
そう考えると、原作ストックを使い切っているんですね。
今現在発売中の「まんがタイムきららキャラット」に掲載されている話が、7巻の最終話となっているので、かなりギリギリ&ハイペースで刊行されているのが分かります。

まさか受験の結果までもが収録されているとは思っていませんでした。
この雰囲気だと、沙英とヒロが卒業しても、まだ連載は続きそうかなー?
やはり、主人公であるゆのが3年生となり、どのような進路を選ぶのかを描いてこそ、ここまで積み重ねてきた成長物語が完成するのだと思います。

アニメで先に観た話を改めて読むと、オリジナル要素のプラスが上手いなと感じますね。
例えば、ありささんにコンペ勝ち取った話をして、やまぶき祭に来てもらう流れは秀逸だと思います。
やまぶき祭といえば、お化け屋敷の道中や、乃莉の劇の話などもナイス追加でしたね。

原作ならではの良さというと、うめてんてーしか再現できないデフォルメされたキャラ絵の比率。
とんでもなく横長で崩れているはずなんですが、何故か可愛いという不思議なバランスで成り立っています。

沙英の妹の智花は、たぶん原作では初登場ですよね。
ゆの達との接点がないため、このエピソードはアニメと大きく違いがありました。
見知らぬ女の子を想像するゆのや宮子達が面白かったです。

最もニヤケられたのは、夏目が沙英からクリスマスパーティーに誘われる回。
とうとうひだまり荘にお呼ばれした夏目のデレデレ具合がたまりません。

定番ネタが随分と強調されるようになりましたね。
ヒロは、元から体重を気にする娘だったけど、以前にも増して反応が過敏になっていませんか?w
宮子のからかいもレベルアップし、結構キツイこと言っちゃってますし、実際にもりもり食いまくっているしw
その宮子の金欠設定も繰り返し使用されるようになってきました。
でも、ネタ切れという感じはなく、更に掘り下げられるのかと感心させられるほどです。

新しい形としては、ゆのがボケて、乃莉が突っ込むのがパターン化しつつありますね。
シュールな天然ボケを発揮するゆのに、冷静な乃莉は相性がいい。
それに対して、なずなと乃莉が絡むと、大抵なずなが泣きますねw
それはそれで楽しいw

表紙絵は、ゆのと吉野屋先生。
カバー裏の解説で、おっぱいを押し付けていることが描いてあって笑ったw
次巻が最終回でなければ、大家さんになると予想。

今回も満足できる内容でした。
是非ともまだまだ続いて欲しい作品ですね。

テーマ: ひだまりスケッチ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ(巻感想)  蒼樹うめ 

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Feeling Heart 

FEELING HEARTFEELING HEART
(1999/04/02)
中司雅美

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作品の内容を全く知らないのに、何故かしんみりと青春を感じてしまう曲があります。
大量のギャルゲー信者を生み出した名作中の名作である「To Heart」のOP曲『Feeling Heart』です。

熱狂的ファンからすると、プッシュすべき曲はコレジャナイのかもしれません。
これは原点であるPC版ではなくアニメ版、そしてPS版のゲームOPとして使用された曲だからです。

前述の通り、自分は本作品は未プレイ&未視聴です。
当時、環境的にテレビアニメを観ることが出来なかったのが悔やまれます。

では何でこの曲を知ったのかというと、今は亡き「電撃プレイステーションD」です。
PSの体験版やムービーの詰め合わせが収録されたCD-ROMが付録として付いてきた雑誌ですね。
今はもう知らない人も増えたのかなと思います。

この特典CD-ROMに、とある号にて「To Heart」のOPムービーが収録されていました。
そこで中司雅美さんが歌う『Feeling Heart』と出逢いました。
女の子達と色褪せた学校の映像が青春の1ページとして印象深く脳内に残っています。
それに繋がるようにして曲も頭に練り込まれていて、メロディが容易に再現出来ます。
比較的ポップな曲調なのにも関わらず、涙腺を刺激されてしまうのは自分だけでしょうか。
何度も何度も繰り返して聴いても飽きず、いつの間にか中毒となってしまいました。
所持ししている音源の事情から、いつから聴くことはなくなりましたが、それでも偶に口ずさむ時に、歌詞は忘れていませんでした。

あれから約13年。
今ようやくCDを入手しました。
思い出補正は強いですけど、この曲が名曲であることには変わりがないと思います。

テーマ: アニソン・キャラソン

ジャンル: 音楽

タグ: ToHeart  中司雅美  Feeling_Heart 

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じょしらく アニメ総評 

じょしらく 1(期間限定版) [Blu-ray]じょしらく 1(期間限定版) [Blu-ray]
(2012/09/26)
佐倉綾音、山本希望 他

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【評価……B
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
演出 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
脚本 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
音楽 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
声優 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ギャグ
パロディ




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★★★★★
 … 10





1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
BBB+B-BBBBB-B-B+B-B+

【総評】


『このアニメは女の子の可愛さをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただくアニメです』

一応原作1話だけは読んでいたはずなんですが、記憶していたものと大きく違いました。
もっと当たり障りのないギャグ漫画という印象だったんですけど、近年稀を見る危うさを持ったアニメでしたね。
挑戦的な度合いでは「銀魂」すら凌いでいるのではないでしょうか?
特定の関係者に怒られても仕方がないラインを歩んでおり、ギリギリセーフどころか明らかにアウトだと思える場面がチラホラ。
よくこれが地上波で放送出来たものだと感心しますよ。

危険な時事ネタを扱っているところが、久米田康治さんの原作だなと納得させられます。
「さよなら絶望先生」は、原作もアニメも途中で切ってしまいましたが、こちらは飽きることなく視聴し続けることが出来ました。
似たようなネタでも、比較的前向きなギャグとして、ブラックユーモアを発揮してくれるので、笑いに転じやすかったのかもしれません。

あと、もう一つ大きな要因は、やっぱりキャラクターデザイン。
漫画担当が、「とらドラ!」で有名なヤスさんですので、さすがに女の子を可愛く描くことに長けています。

お気に入りキャラは、手寅。
基本的には常識人ポジションながら、意外とボケに乗っかっることも多く、笑いを引き伸ばしてくれるキャラでした。
見た目的にも、一番好みでしたね。

Bパートは、毎回アニメオリジナル話として、東京観光のエピソードが挿入されていました。
土地鑑がないため、残念ながらあるあると共感出来ることは少なかったのですが、女の子達のよるローカルネタで埋め尽くされた紹介は、行ってみたいなと思わせてくれるものでしたね。
御丁寧に私服をチェンジしてくれるため、視覚的な楽しみもありました。

パロネタは本当にあらゆる方面へ喧嘩を売っていて、お叱りを受ける覚悟で制作しているのが窺えます。
領土問題に足を突っ込んだり、ディズニーやジブリに手を出したりと容赦ありません。
目線塗りつぶしやピー音、モザイク処理をこんなに多用するアニメはなかなかないですよ。
くそみそテクニックをパロネタとして扱ったアニメはあれども、完全に原作とトレースしている作品はこれが初めてだと思うw

最終回で、落語で締めた余韻も含めて、完成度の高いアニメだなと思いました。
原作ストックが溜まり次第、是非とも2期を放送して欲しいですね。

テーマ: じょしらく

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  じょしらく 

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TARI TARI アニメ総評 

TARI TARI 1 (特典つき初回生産限定仕様) [Blu-ray]TARI TARI 1 (特典つき初回生産限定仕様) [Blu-ray]
(2012/09/05)
高垣彩陽、瀬戸麻沙美 他

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【評価……A-
作画 ★★★★★★★★☆☆ … 8
演出 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
脚本 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
音楽 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
声優 ★★★★★★★★★
 … 9
青春
安定感
構成



 ★★★★★★★★ … 9
 ★★★★★★★★
 … 9
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
A-A-A-B+A-A-A-A-A-A-A-A-A-

【総評】


江ノ島を舞台に繰り広げられる高校生達の青春アニメ。

これは面白い。

片田舎を舞台としたオリジナル作品を手掛けることに定評のあるP.A.WORKS。
大手と比較すると量こそ生産できないものの、「true tears」「花咲くいろは」など評価の高い作品が多く、固定ファン層も存在する制作会社です。
この「TARI TARI」も例に漏れず、いやそれどころか過去最高作品と呼べるほどに素晴らしい仕上がりとなっていました。

実は、HDDの空き容量を作るために見ずに削除してしまおうかと考えていました。
試しに1話視聴してみたら、もうその後は最終回を見終わるまで止まりませんでしたね。
切らないで本当に良かった。

全体的にレベルは高かったんですけど、中でも称賛されるべき点はキャラクターでしょうね。
女の子達は目移りしてしまうほど皆可愛く、男も好感の持てる性格でした。
主役5人の中で、好きなキャラの順番を決めるのが難しいくらいに、全員大好きです。

和奏も紗羽も来夏も可愛すぎる。
二次元的に最も萌えられるのは紗羽かなぁ。
紗羽の私服は、二次元だからこそ可愛いんだろうなと感じました。
竹を割ったような性格は、実に爽快でしたね。
振付を模索する紗羽を見て、思わず見惚れてしまう田中の気持ちが共感できます。

来夏は、時々男言葉でツッコミを入れるのが楽しい。
ちょっとお馬鹿だけど、失敗で終わらずに乗り越えられるところが彼女の魅力ですね。
リーダーシップがあるタイプではなくても、手助けしたいと思わせてくれる人柄を持っていました。

それでもトータルで一番好きなキャラは、和奏だったかもしれません。
やはり5人の中でも主役的ポジションにいることで、細部まで掘り下げられていたことが大きいですね。
派手なキャラ設定ではなく、さりげない仕草などで女の子らしさを表現する作風が素晴らしい。
父親との会話や、愛父弁当に恥ずかしがる姿、愛猫との触れ合い、反抗期と母親へ対する深い愛情など、家族愛に溢れていましたね。
そして何気にお茶目な一面も持ち合わせているところもあって、レンジに食パンを突っ込んだり、いたずら電話で教頭を呼び出したりする場面は笑ってしまいました。
あと、やっぱりポニテ最高ですね。

ちょっと影は薄かったけど、田中とウィーンも必要不可欠な存在でした。
田中は、バドミントン以外は頼りないけれど、爽やかな好青年って感じ。
恋愛模様が描かれるのかと思いきや、微かに匂わせる程度で流しているのはナイス判断でした。
終盤になってようやく田中が紗羽へ淡い恋心らしきものを抱かせたくらいですからね。
最終回で紗羽が旅立つシーンにて告白らしきアクションを見せてくれていましたが、あえてサイレンス演出となっていて、想像が掻き立てられます。

ウィーンの流暢な外国語は驚いた。
誤魔化すことが多いのに、あの発音はガチでしょう。
戦隊ヒーローに憧れている設定は、存在感を存分にアピールする肉付けだったと思います。

オリジナルアニメの最大の利点は、脚本をアニメの尺に合わせられることですね。
効果的な場面転換、無駄のない構成、縛られることのないストーリー。
発表会や街起こしなど、序盤は毎回最終回を迎えているような感覚でした。
テンポの良さは、今年のアニメの中でもピカイチでしょうね。

合唱部の話だけに、歌は欠かせない要素でしたが、これまた聴き応えあるものとなっていました。
人気先行ではなく、歌唱力を優先したキャスティングだというのが良く分かります。
随所に挿入される合唱は、じっくりと聴いてみたいと思わせてくれるものでした。
CDも何枚か発売されているようなので、また買ってみようかなと思います。

絵の見せ所も分かっていて、ニヤリとさせられたり、心を踊らされます。
1,2話で弟の入浴シーンを見せた後で、3話で姉の来夏の入浴シーンを持ってきたり。
バトミントン勝負で気合の入ったアニメーションを起こしたり。
紗羽の写メ角度があざとすぎたり。

ダイナミックな仕掛けや特殊な設定がないからこそ良かった。
トンデモ展開もなかったし、普通さが良い意味でアニメ風に演出されていたように感じます。
「花咲くいろは」のように劇場版を制作してくれたら、絶対に観たいなと思います。

テーマ: TARI TARI

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  TARITARI 

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ソードアート・オンライン 第24話「鍍金の勇者」 

ソードアートオンライン24話エンドカード

ソードアート・オンライン」第24話を視聴しました。

あれ?何か妙に面白いぞ?w
前回が山場で、今回は大して盛り上がらないだろうと思っていたのですが、久々に楽しいと感じる回でした。

要因は、やっぱり子安さんの演技が変態的にはっちゃけていたからなのかなw
顔芸との相乗効果で、原作の数倍キモかったです。
ここまで徹底的に演じてくれると、笑えてきます。
子安さんは声が特徴的で、どのキャラを演じても声優が前に出てしまうタイプですが、須郷とは良い具合にマッチしましたね。
あんな下衆なキャラと相性がイイなんて気分は悪いかもしれませんけど、一応褒め言葉ですw

アスナは、あそこまで剥かれていたのか。
原作で読んでいた時とイメージが違ったなー。
何だかんだ言ってヒロインですから、少年向け作品でNTR方面に進むにしても抑え気味に表現されると思っていただけに、上半身モロ出しに加えて顔中を舐められるような流れは、正直驚きました。
エロくて嬉しいというよりも、ちょっと引きました。

まぁ、結局チートによってNTR展開から脱却したわけですけどね。
茅場の登場はまだしも、それに繋がる伏線や説明がないと唐突過ぎると感じてしまいます。
もう設定は後付けにしか見えません。

アスナを抱いて、ユイを抱いて、スグハも抱く。
この男の思想は一体どうなってるんだと問い詰めたい。
これでハーレムではなく一途だと言い張るんですから可笑しい。

原作4巻の残りとサブタイトルから察するに、次が最終回でしょうね。
アニメとしての締めくくりはもちろん、フェアリィ・ダンス編のラストとして魅せてくれることを願っています。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ソードアート・オンライン  ソードアート・オンライン(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ひだまりスケッチ×ハニカム 第10話「12月2日 学べる雪合戦 」「12月15日 ひだまり応援団」 

ひだまりスケッチ×ハニカム10話エンドカード

ひだまりスケッチ×ハニカム」第10話視聴しました。

締めに掛かっている感が出まくり。
本当に終わってしまうんだろうかと心配になってくるぐらい雰囲気がしんみりとしてきています。

コメディとして笑える部分は少なく、寂しささえ感じさせるエピソードでしたね。
沙英とヒロが遂に進路をひだまり荘の住人達に公表する流れは、卒業が近いことを再認識させられます。
あの宮子までもが神妙な表情を一瞬見せるほどに、ひだまり荘のお父さんとお母さんの存在は大きい。
その中で、ゆのが見せたアンニュイな表情が大人びいていて、沙英達が卒業していなくなっても、ゆのが最上級生としてひだまり荘の面々を引っ張っていけそうだなと安心しました。

アニメ版ならではのキャラクターである智花が絡むお話でもありましたね。
原作ではキャラ設定だけはあっても、出番はほぼないですからね。
この娘が出てきた時だけ、アニメ独自の色合いが強く浮き出てくると感じるのは当然といえば当然か。
変な気遣われ方はやめて欲しいと怒るシーンは、逆に深い姉妹愛を感じました。

ここまで過去シリーズと比べて安定していた作画が、少し崩れ気味でした。
餃子は美味そうに食べてましたけどね。

テーマ: ひだまりスケッチ×ハニカム

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×ハニカム  ひだまりスケッチ×ハニカム(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ソードアート・オンライン 第23話「絆」 

ソードアートオンライン23話エンドカード

ソードアート・オンライン」第23話感想です。

ALO最難関クエストにリベンジするキリト達。
おそらく戦闘シーンとしては、最大の見せ場となろう回でした。
どれだけのものを見せてくれるかと期待していたのですが……んー、まぁまぁってところかなぁ。

前回グランド・クエスト挑戦時と比較すると、敵の数が数倍に増えていました。
さすがにこの数量は、攻略不可能と絶望感を抱かせますね。
それにしても、サーバーは大丈夫なのかなと心配してしまう辺り、我ながらネトゲに染まっているなぁと思うw

戦闘描写は丁寧に作られていました。
空中戦の浮遊感も演出出来ていましたし、エフェクトもなかなか派手。
BGMは言うまでもなく盛り上げてくれます。

しかし、それでも燃えない。
結局いくら増援が来ても、キリト一人で突破しちゃっている感じなんですよねぇ。
設定面が悉く足を引っ張っており、冷めた目で見てしまいます。

指摘するのも面倒なくらいツッコミどころが多過ぎる。

・「スグ」「お兄ちゃん」とリアルの呼び名を持ち出すのはアウトでしょう
・戦闘中に行動を止めて会話をするシーンが多過ぎる
・他プレイヤーのクエスト中に乱入できるゲームシステムは如何なものか
・何故サクヤとルーは確認もせずにクエストに参戦してきたのか
・大人数を動かすのであれば連絡ぐらい取り合おうよ
・レコンの自爆の意味とは一体
・初めから二刀流しておけよ
・二刀を重ねた突進技の威力高過ぎ
・ドラグーン隊の力が圧倒的でシルフ隊の存在理由が分からない
・コンソールがなければカードキーは使用できないのではなかったのか
・二種族が力を合わせただけでクリアできるのに攻略不可の難易度?
・扉を開かない設定にするのであれば更に凶悪なゲームバランスにすべきでしょう
・須郷が間抜けだったで済ませるには穴があり過ぎる

一応、設定的に裏があるものは原作には説明があったものもあります。
ただ、それを知った上で、ご都合主義としか感じられないから、萎えてしまうんです。
原作の問題であって、アニメに非はありませんけどね。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ソードアート・オンライン  ソードアート・オンライン(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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電撃文庫2012年12月購入作品 

電撃文庫で購入する本が少なくなってきたような気がする。

電撃文庫12年12月

・『バッカーノ!1935-B Dr.Feelgreed
様々な人々の思惑が交差する1935年代、第2弾。
これだけ登場人物が表紙に描かれていても、一部にしか過ぎないのが凄い。
積み重ねてきた伏線の数々は半端ではなく、仕掛けの面白さは電撃でも随一だと思いますね。

・『ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング
SAO本編第11巻。
アニメがクライマックス突入している中ですから、更に売上アップするでしょうね。
執筆速度が早いので、置いて行かれそうです。

小説や漫画以外にも面白い本ないかなと本屋をグルグル回ってみました。
違う書店でも似たようなラインナップしかないのは、やはりスペースの問題かな。
ちょっとしたネタになる本が欲しかったけれど、ネットで探した方が良さそうですね。
本屋で中身を少し見て判断するのが好きなんだけどなー。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 電撃文庫購入記録 

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ひだまりスケッチ×ハニカム 第9話「11月10日 ほほえみがえし」 

ひだまりスケッチ×ハニカム9話エンドカード

ひだまりスケッチ×ハニカム」第9話感想です。
今回は、4期となってから珍しくなった1話1脚本構成でした。

これってやはり近日発売予定の6巻に収録される話なのかな?
何だかこれまでの未見エピソードと比べると、随分アニメ向きだと感じたので、オリジナルでもおかしくないなと思いました。
懐かしいネタを回収しつつも、回想ではない新たな話で紡いでくれているため、退屈せずに楽しむことが出来ました。
アバンタイトルの雪のシーンは、非常に印象的だったのでよく覚えてます。

大家さんが、こんなにガッツリと登場するとは珍しい。
住人の若さを眩しがっていますが、そんな老けこむ歳でもないように見えるんですがね。
まぁ、ゆのの瞳は輝き過ぎて直視出来なくなるのも分かりますけどw

この作品って、偶にパロを題材に話を広げることがありますよね。
人生体験ゲームとは、またそのまんまだなw
自分は持ってはいませんでしたが、友達や親戚の家で何回か遊んだ経験あります。
今の子供たちでも一度はやったことがあるのかな?

改造して遊びはしなかったけれど、一から作ってよく遊んだなぁ。
ローカルネタを入れると内輪向けとしてより一層盛り上がるんですよねー。

各々のゲーム内転職によるコスプレショーが楽しかった。
デザイナーのヒロさんが似合ってて格好良かったですね。
ゆのっちの小説家は想像できないけど、眼鏡姿は予想外に可愛かったな。

しかしながら、第1期を放送したのが2007年1月ですから、ほぼ6年前ですか。
そりゃあすぐには思い出せないネタもあるのも仕方がない。
久しぶりに原作を読み直したくなる回でしたね。

テーマ: ひだまりスケッチ×ハニカム

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×ハニカム  ひだまりスケッチ×ハニカム(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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本当に体調が悪い時は無茶をするという発想がなくなる 

twitterで呟いていた通り、木曜夜から寝込んでいました。
病院には行かず仕舞いだったので原因は不明ですが、症状から察するに恐らくは流行りのノロウィルスかと思われます。
吐き気が止まらず、下痢と発熱にも悩まされました。

仕事中から調子が悪いなと感じていたのですが、終わりがけに急激に悪化し、もうどうしようもない状態に陥ってしまいました。
基本的に風邪などは引かず、危なくなっても一晩寝れば治るRPG体質だったのですけど、金曜日は結局まともに行動を起こすことが出来ませんでしたね。
今日も朝起きるまでは出勤できるかどうか微妙だったのですけど、8割程度まで復活したので頑張って出向きました。

そして、クタクタとなって帰宅したのがつい先ほど。
更新したい内容は山ほどあるのに、ブログも放置になってしまって申し訳ないです。
ぶり返したりしなければ、近日中に通常運営に戻ると思います。

テーマ: 日記

ジャンル: 日記

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渡り鳥の忘年会2012 

一部の方々にしか通じない個人的な日記。

先日、12月2日、日曜日のお話。
年に1回の「渡り鳥」集会を無料開放されていたROで行いました。
いやまぁ別に何回やってもいいんですけどね。
今回はいつもと比べて、急なお誘いだったのに、全員集まれて僥倖でした。

一時期は交流が減っていましたが、今は皆ツイッターを導入したので、普段から何気ない会話をするようになり、集まってもあまり久しぶりという感覚はなかったかなと思います。
RO自体は懐かしく感じましたけどね。
良い意味で生温い雰囲気が凄く気楽で、これからもずっとこんな感じなんだろうなと思いました。

渡り鳥の忘年会2012

やっぱり人が集まると楽しいものです。
ただ、仕方がないことですけど、強さに違いがありすぎましたねぇ。
だら~っと遊んでいたとはいえ、もう少し近いレベル帯でPTが組めるといいなと思いました。

今度また集会を開く機会があれば、RO以外で集まってみたいところ。
なかなか他のMMOで集まるのは難しいでしょうから、前みたいにフリーゲームとかでもいいかもしれません。
もしくは、ただひたすら雑談をするのも好きなので、まったり過ごすのも良いと思う。
まぁ、皆がドラクエ10をやり始めてくれたら話は早いんだけどね!

▼ 渡り鳥の同窓会  2009/08/18
http://akikakeru.blog117.fc2.com/blog-entry-592.html
▼ 渡り鳥全員集合 in ミッドガルド 2010/07/12
http://akikakeru.blog117.fc2.com/blog-entry-862.html
▼ 渡り鳥の忘年会2011 2011/12/18
http://akikakeru.blog117.fc2.com/blog-entry-1271.html

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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ソードアート・オンライン 第22話「グランド・クエスト」 

ソードアートオンライン22話エンドカード

剣が、どこかのバーストリンカーな件について。

ソードアート・オンライン」第22話の視聴感想です。

バッサリいきます。
まず最初にどうしても気になった点について。

個人的に、こういう回のキリトを見ていると、どうしても好きになれません。
アスナのことを考えたら居ても立っても居られない?発狂しそうだ?
傍からでは、血が上って冷静な判断が出来ない人にしか見えません。
散々ゲーム内の事情で回り道しておいて、今更急ぐのはおかしいと思う。

ネトゲ知識があるのならば、単身で挑んでクリアが出来るわけがないと分かるはず。
サービス開始以来、未だ誰も到達したことがない先へ、いきなり辿り着けるなんて本気で思っているんでしょうか。
装備を整えるとか、PTを組むとか、情報収集するとか、クリアの可能性を上げようする試みが一切見られません。
二刀流すらせずやられていると、何やっているのと突っ込みたくもなります。

まず、アニメで説明が不足しているのも問題です。
何故リーファがキリトの死亡後に魂を回収したのか。
蘇生可能時間がゼロとなった時、元の種族の領地に戻るからなんだろうなと予想は出来ますが、説明はされていません。
ちなみに、原作でも「咄嗟に思い出せなかった」という記述があるだけで、キリトがそのことを知っていたかどうかもあやふやです。

ネトゲの基本中の基本、復活場所の確認は必須でしょう。
死んでもやり直せると楽に構えていたのならば、それはそれで理解できない。
相応の時間を要してようやく辿り着いた世界樹なのに、何故そんな簡単にワンプレイを投げ出したのかということになります。
本当にアスナが大事で、何を差し置いても取り戻したいと思うのならば、あらゆるものを利用すべきです。
己の感情だけで突っ込んで、リーファに助けられて、また無謀に挑むことは、勇気でも何でもないですから。

だらだらと文句を書いてスッキリしました。
今度は良かったところについて。

まずは、何と言ってもリアル身バレした流れでしょう。
スグハの悲痛な想いが、画面越しに伝わってきました。
声優さんの素晴らしい演技を引き立てるために、スグハが気付いた直後からBGM切ったのもナイス判断。
環境音だけが寂しく耳に残り、臨場感を大幅にアップさせてくれました。
EDの入り方は、このアニメ始まって以来最高のものでした。

自分でも無茶苦茶なことを言っているのは分かっていても止められないスグハの気持ちが痛々しい。
そしてそれは義妹に好意を向けられても応えられず、言葉を見つけられない和人も同様。
ゲームだけど相手は人間だというのが、ネトゲの醍醐味であり、忘れてはならない事実。
これ以上最悪な形で実感することは、早々ないでしょうね。

まぁ、キリトの天然タラシ性分が招いた結果とも言えます。
スグハ可哀想に……。
シリアス的悲劇を一手に引き受けてしまって。

あと、戦闘シーンは派手に動き回っていましたね。
このアニメが特別凄いというわけでもないですが、十分見せてくれたのではないでしょうか。
相変わらずSEだけはショボいですけどね。

ところで、このゲームの蘇生アイテムの価値はいかほどなんでしょうね?
レベル制ではないため、デスペナは経験値以外に発生するのでしょうが、簡単に生き返られるゲームではないように見えるんですが……。
キリトはもうちょっと感謝した方がいいと思うな、うん。

テーマ: ソードアート・オンライン

ジャンル: アニメ・コミック

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ひだまりスケッチ×ハニカム 第8話「10月11日,10月30日 恐怖!やまぶき祭準備編 」「11月3日 怪奇!やまぶき祭当日編」 

ひだまりスケッチ×ハニカム8話エンドカード

ひだまりスケッチ×ハニカム」第8話の感想です。

今回は、やまぶき祭の準備と当日のお話。
抱腹絶倒というよりかは、ほのぼのとしたエピソードでしたね。

学際のお化け屋敷って恒例ですけど、これほど二次と三次で違いがハッキリ出る仕掛けはないと思いますね。
実際に作ろうとしたら、物凄くショボイ結果に終わるというのは、経験者多いと思うので、賛同を得られるはず。
どうしても光の遮断が難しいのと、凝るためには資金巡りが必要なのになってしまうのが難点なんですよね。
このアニメぐらい内容が実現出来れば面白いんだろうなぁ。

最後の仕掛けで宮子の顔がライトアップされたところは、ビビるのも仕方がない。
宮子が可愛いから本気で驚くことはなかったですけどね。

乃莉の泣き顔が、まどマギのさやかの「あたしって、ほんとにバカ」のシーンにしか見えないw
エキストラとして駆り出されて「もー」と鳴くシーンも含め、やっぱり乃莉が一番可愛いです。
サバサバとした性格ながら、時折女の子らしい表情を見せれくれるのがたまりません。

吉野屋先生の仮装は、風俗的なものを想像させますねw
これまで数々のコスプレをしてきましたが、あの桃太郎のいかがわしさは相当なレベルですよ。
一般開放されている文化祭で、よくやりますよw

予定通り有沢さんも再登場。
ゆの達の同級生などにも出番が多く、サブキャラがいっぱい登場してくれました。
ゆのの両親も来てましたしね。
……何故夏目は一枚絵だけなんだろう。不憫な子だ。

テーマ: ひだまりスケッチ×ハニカム

ジャンル: アニメ・コミック

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