ベン・トー 第5話「北海道の鮭を使ったあら汁 326kcal」
2011/11/07 Mon 23:31:48 [edit]

あせびちゃん初登場。
この弁当を食べたら、不幸どころじゃ済まなさそうだ。
ベン・トー第5話目の感想です。
原作信者なので、アニメはアニメで良いとは思っていても辛口になります。
今回は、ちょっと残念な改変が多い回だったなぁ。
もともとアニメには大きな期待はしないでおこうと思っていたのが、4話まで思わぬ良作で出来が良かっただけに、無意識にハードルを上げていたんでしょうね。
原作未読の人からすると、おそらくあまり気にならないレベルだとは思われるのが幸いですが……。
まず全体的な話として、作画が崩れてしまっていました。
前回は専用OPを作り、バトルも滅茶苦茶動いていたので、その反動が来てしまったようですね。
中盤の繋ぎ回ですから、手を緩めるならばココしかないでしょうが……理解は出来ても感情としては残念だなという思いを抱いてしまいます。
まぁでも争奪戦は、他のパートに比べて作画はマシだったので良かったです。
シリアスなギャグに流血が必要かどうかという話もありますけど、個人的にはアリで正解だったと思いますね。
次に、話の改変について。
「ベン・トー」はラノベでは珍しいほどに文章が濃縮された作品です。
尺の関係上、カットは多くなるのは避けられないことですし、こればっかりは仕方がありません。
また、ストーリーの流れを自然に見せる為の変更も必要なことでしょう。
しかし、不必要だと思われる改変には、納得が出来ませんねぇ。
ピアスが佐藤をライバル視する描写が圧倒的に足りません。
モナークの一撃を受ける直前の佐藤を横から掌底で吹っ飛ばして、代わりに喰らうシーンがカットされてしまったのが痛いなぁ。
この伏線が熱い展開に繋がるのに、現状ピアスがただの犬にしか見えませんもんね。
無駄にイケメンとしてしまったのも、キャラに合っておらず、違和感を覚えます。
奢莪とのやり取りも大きく変更がありました。
やっぱりアニメで微妙な心情を描くには、無理があるのかなぁ。
あと、割箸を武器に用いるのが、奢莪の特徴するのは止めて欲しい。
前回は様になっていたのでイイなーと思いましたが、原作では一度も使ってませんからね、あれ。
白粉もいい加減、真面目な争奪戦描写が欲しいところ。
ギャグ調のトコトコ走りで獲得するシーンばかりで、気迫が感じられません。
腐ってはいても、立派な狼というところを見たいんだけどなぁ。
筋肉刑事ネタはそのままでいいですw
警備員のオっちゃんは、想像通りで良かった。
脇役の中でも、随一の濃さを誇るからなー。
キャラがブレるもなにも、あれしかないって感じでした。
サバゲー含めたやり取りが省略されていたのは、惜しかったです。
同じく出番が簡略化されていた、初登場の井上あせび。
ドラマCDの感想でも書きましたが、竹達彩奈さんの声がハマってましたね。
この娘の恐ろしさをアニメでは、どこまで表現できるのかなー。
さらに半額神・松葉菊、マっちゃんも登場。
髪色が単色の黒系になっていたところを見ると、二つ名の下りはカットになるのかな。
佐藤が人妻と一線を越えたと勘違いした揚句、暴走したナニを奢莪に感付かれる流れは笑ったw
さすがに、奢莪が握ることはなかったですがw
最後にモナークが何故か槍水先輩の写真を睨んでいましたけど、どういう意味なんだろうか。
まさかストーリーそのものを大きく変えてしまうのではないかと、ちょっと心配になります。
杞憂だといいんですがね。
テーマ: ベン・トー
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ベン・トー ベン・トー(アニメ話感想) 2011年放送開始アニメ| h o m e |