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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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神様のメモ帳 page.3「僕が二人にできること」 

もうこれギャグアニメじゃねえか。

展開が早過ぎる。
300ページ以上あるラノベ1巻分をアニメ2話で収めようなど、無茶苦茶すぎる。
ミステリー的な要素もあるのに、カット多用しすぎていて話が繋がっていません。
主人公を筆頭に、行動理由が意味不明で唐突すぎます。

原作厨である自分の意見は置いといても、アニメ単体で観た場合、話に無理があり過ぎる。
何を考えてこの構成にしたのか。
原作レイプと言われても仕方がない内容ですよ、これは。

まず、原作1巻を飛ばしたことが全てにおいて裏目に出ています。
大事件を乗り越えたからこそ得られた信頼関係がないため、何もかもが薄っぺらい。
ナルミが探偵助手になったことも、四代目と杯を交わすことになったのも、カタルシスが全然足りていません。
「は?いきなり何を言ってるのコイツ?」といった感じで唖然となります。

2巻の内容もほぼ別物状態です。
重要なサブキャラである依林を出さなかったのは、今後にも影響出るんじゃないでしょうか。
軸となるマネーロンダリングについて、もっと説明するべきでしょう。
原作既読済みであっても、理解が追い付きません。

はぁ、酷いなぁ……。
何故楽しみにしてたアニメを観て、憂鬱な気分にならなきゃいけないんだ。

テーマ: 神様のメモ帳

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 神様のメモ帳  神様のメモ帳(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣にっ! 第3問「僕とあの娘とぬいぐるみっ!」  

バカテス二期3話目を観ました。
感想が1週間遅れるのは、ニコニコで観た後だからというわけじゃなく、単純にウチの地域だと関東よりも1週間遅れて放送されるからです。
前に比べて、放送開始タイミングがズレた番組が増えた気がするなぁ。

さて、今回は二本立てでした。
どちらも原作短編集に収録されている話ですね。
原作通りの展開で、凄く楽しく観ることができました。

Aパートは、原作6.5巻『アタシと愚弟とクラス交換』がベース。
珍しく木下優子がメインを張る話で、秀吉との姉弟間の会話が新鮮でした。
Fクラスでは、独特の立ち位置でチヤホヤされている秀吉が、姉の優子には怒られたり殴られたりしているのが面白い。
忘れられがちだけど、秀吉もFクラスですからね。
つまり、明久と同等レベルの学力しかないバカなわけで、そりゃあ優子に変な噂も流れるよなぁw
秀吉が男としては規格外に可愛いだけで、優子も普通に可愛いのにw

それにしても、秀吉&優子役の加藤英美里さんの演技は素晴らしかった。
「電波女と青春男」のリュウシさん役の時は、「魔法少女まどか★マギカ」のQB役の印象が強く残っていて心配でしたけど、杞憂でしたね。
双子だということを匂わせつつも、使い分けられた声が凄かったです。

Bパートは、原作3.5巻『バカとテストと召喚獣 ~予習編~』のエピソード。
今更というか、ようやくというか、明久葉月の出会いを描いた話になります。
伏線を張るだけ張っておいて、アニメ一期では最初の接点を説明せずに終わっちゃいましたからねぇ。

こうしてみると、やっぱり原作者は短編書く能力が高いなぁと思わされます。
アニメでも構成が見事にハマっていて、ストーリーとボケとツッコミに無駄がありません。
葉月、美波、姫路さんの3人の好感度を上げつつ、オチもしっかり用意する明久パネェ!

あと、召喚獣も二期初登場でしたが、物語上全く関係ありませんでした。
ここまで3話とも全て短編の話ですが、二期はずっとこの調子なんですかね。
個人的には特に問題ないどころか、楽しい話が多いので大歓迎ですよ。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

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バッカーノ!1710 Crack Flag 

バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)
(2010/04/10)
成田 良悟

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読書期間:2011/6/16~2011/6/20

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
構成
世界観
ロマンス



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 全ての発端は1707年。
劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通じてフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだった。
『不老不死』という言葉に釣られ、マイザーはベグやチェスと知り合い錬金術に魅入られていき、ジャンピエールは自分のファンというフェルメートに魅入られていった。
 そして二年後の1709年。
未だ錬金術を学ぶヒューイは、過去に囚われつつも徐々にモニカとエルマーに心を開き始めていた。
だが、この街の異物を探ろうとする使節団の来訪とジャンピエールの書いた新しい劇によって、ヒューイたちにも暗い過去の影が忍び込んでいく――。
 馬鹿騒ぎの始まりに迫る異色作第2弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「バッカーノ!」シリーズ通算15冊目。
1700年代としては、2冊目になります。

ロットヴァレンティーノの街で起こった一連の「仮面職人」事件から数年後。
ヒューイモニカエルマーの3人は少年少女から青年へと成長しつつあった。
そんな彼らに、不穏な影が舞い込む――というストーリーです。

これまでで最も異色であり、タイトルの馬鹿騒ぎに偽りのある回でした。
刊行順に読んでいれば、ヒューイとモニカの辿る運命は既知と言ってもよくて、覚悟して読んだ人も多いかと思います。
とんでもないことをあっさりと描かれる傾向がある作品ですが、この巻は重かったです。

ヒューイって、こんなに人間味溢れる性格をしていたのか。
1930年代の彼を見ていると、感情はあっても無機物的でしたからね。
モニカとの関係も、もっと機械じみた理論の結果なのかと思いきや、随分と情熱的で驚きました。

だからこそ、分かっていてもこの結末は哀しくなりますね。
胸に鋭利な刃物が突き刺さるかのような痛みがあります。
作者が堪えるぐらいですから、相当ですね。

それにしても、フェルメートの外道っぷりには、嫌悪しか抱きません。
犯罪に手を染めたり、人を簡単に殺めたり、馬鹿な連中は山ほど出てくる作品ですけど、コイツの場合はタチが悪過ぎる。
チェスとの一件を思い出してみても、ヒューイが可愛く思えるぐらいの悪役ですよ。
裏から掻き乱す存在なので、物語を面白くしてくれるのは確かなんですが、感情的には胸糞悪いという複雑なキャラです。
最終的には、きっと盛大に転ぶのでしょうが、フェルメートが痛い目を見る想像がつきませんね。

マイザーベグチェスなど後に不老不死を手に入れる錬金術師たちの若い頃の姿もあり、どのような流れで踏み込んで行ったのか、少しずつ暴かれていく過程も興味深いですね。
特に、マイザーの変貌ぶりは急激でした。
これはまた今後に裏エピソードが挿入されそうな予感がしますね。

久しぶりに読んだ1700年代ということもあって、すぐには思い出せない内容もありました。
ここが「バッカーノ!」シリーズ最大かつ唯一明確な欠点ですね。
構成が入り乱れているのが面白く興味をそそられるのですが、通して読んでいないと忘れてしまいます。
読みなおせよと言われればそれまでなんですが。

次の1700年代は1711年らしいですが、いよいよ錬金術師が結集する話になるっぽいですね。
どう考えても仲良くやれるわけがない面子が、いかにして揃ったのか気になります。

人を信じることができない人間が芽生えた愛情に戸惑いながらも大切にしようとする物語

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B 

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修羅になって初めて出来るようになった阿修羅狩り 

ジョブ70を達成した直後に修羅へと転職しました。

修羅転職

憧れていた三次職にとうとうなれました。
ぶっちゃけ、チャンピオンなんてプチ強いモンクでしかなかったからなー。
修羅は、ブーストや範囲攻撃、緊急回避などに優れたスキルが多くてどれを取ろうか悩んでしまいます。
昔と違って、スキルリセットはしやすくなったので、他のスキルに目移りしても修正可能だからまだ助かりますね。

今のところ、DD用のスキル取りをしています。
チャンピオン時のソロ狩りは、ほぼ無理でした。
修羅になって、初めてソロで回せることができました。

阿修羅狩り in DD

狩り方は、阿修羅狩りです。
修羅のスキル構成を知らない人に説明しますと、SP回復するのが容易になったのが最大のポイントです。

【潜龍昇天】というスキルがあります。
最大レベル10のスキルであり、修羅の要のスキルです。
通常モンクやチャンピオンでは、気弾が5個までしか溜まりません。
それをスキルレベル1上げるごとに、最大数を1個ずつ増やすことができます。
このスキルを使ったあとは、爆裂状態になるのでSPは自然回復しません。

【阿修羅覇凰拳】を放った直後は、当然SP0となってしまいます。
そこで、まずSP回復剤を1個だけ消費します。
自分の場合は、レモンを食ってSP30程回復できます。

次に【練気功】で気弾を最大数まで溜め込みます。
潜龍状態は継続しているので、最大15個まで気弾が発生します。

そして、気弾をSPに変換するスキル【吸気功】を使用します。
これは最大SPや気弾数によって回復量が異なりますが、大体SP100~200ぐらい回復できます。
ただし、クールタイムが5秒ほどあるので連続使用はできません。

そのかわりに、再び練気で気弾を溜めると次は【気奪】を使います。
これまた気弾数によって回復量に差がありますけど、70~100程度回復します。

阿修羅で確殺できるSPが確保できた後は【爆裂波動】を行います。
潜龍状態は続いていても、阿修羅は撃つことができません。
そのたびに、爆裂または潜流のスキルを使う必要性があります。
潜流を使わない理由は、SP消費量が8倍も違うからです。

長くなりましたが、並べると以下のような形。

①【潜龍昇天】
②【阿修羅覇凰拳】
③【練気功】【吸気功】【練気功】【気奪】【練気功】【気奪】……繰り返し
④【爆裂波動】
⑤【阿修羅覇凰拳】⇒③へ


潜流が切れたら、また①に戻ります。
あとはこれにブレス速度はもちろん、【点穴 -反-】という火力UPスキルを使用します。
DEXや阿修羅の必要SP数にもよりますが、10秒程度でリカバリーが可能です。
ちなみに、潜流時はHPが自然減少していくので、HPの確保も必要です。

正直やることが多くて大変ではありますが、非常に楽しいです。
今まで阿修羅狩りなんてほぼしたことありませんでしたしね。
問題は明日のメンテでDDが終わってしまうことですが……w

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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アナログ放送終了と同時に到来したBDレコーダー 

もうずっと先の話だと思っていたデジタル放送への移行が訪れましたね。
確かにしつこいぐらいに告知はされていましたけど、何だかもう来ちゃったのかという感覚です。
まぁ、あれだけやっても、なお苦情の問い合わせが殺到したらしいが、それはさすがに準備不足ですよねぇ。
デジタル化移行により受信できる放送局が減ってしまう地域の人は、文句の一つや二つ言ってもいいと思いますけど。

自分の場合は、まず去年の春にテレビを買い換えました。
以前使っていたものは譲り受けたもので、その時点で相当の年数が経っていました。
しばらく辛抱できるかなぁと心配でしたけど、意外と持ってくれて助かりましたよ。

そして、録画機のDVDレコーダーもアナログチューナーだったため、買い替えが必要でした。
悩みに悩んだ結果、今月の頭にSONYのBDZ-AX1000を買いました。
これが初めてのブルーレイになります。

2週間ほど使用してみた実感としては、正直使い辛い……。
東芝のDVDレコーダーと比べると、操作性や編集能力、画面表示等に不満がありますねぇ。

例えば、録画済み番組の一覧が縦表示のみってのは、録画を溜め込むタイプには辛い。
見つけるにも選択するにも時間がかかってしまいます。
番組表も同時間軸の確認がやり辛く、放送時間が被っているのかどうかが分かりにくい。

チャプター自動生成は便利なんですが、100%信頼できるってもんですもないですね。
OPから提供が入った後にCMなしで本編が始まるときには使えませんし。

他にも不満点は多いんですが、買ってしまったものは仕方がありません。
そのうち慣れることに期待するしましょうかね。

テーマ: 雑記

ジャンル: 日記

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神様のメモ帳 page.2「君と旅行鞄」 

神様のメモ帳」2話を視聴しました。

ううーん、ちょっと嫌な予感がしてきました。
このままでは爆死しますよ、このアニメ。

どれもこれも噛み合っていない感じがしますね。
全体的な構成、原作&アニメの脚本、キャラクターのアニメ的魅力など、問題山積みです。

まず原作1巻を完全にすっ飛ばして、いきなり2巻の話に入ったことで、土台が作られておらず、登場人物たちの背景や行動が浅く見えてしまいます。
原作1巻の事件があったからこそ、ナルミがニート探偵団と密接に関わり合うようになったわけで、その辺りが全て省いてしまっているため、支柱となるべき要素が細すぎてグラグラ状態です。
オリジナル展開をするなら、それはそれで相応のストーリーを用意するべきだったのではないでしょうか。
1話で説明が付いたつもりなのかもしれませんが、全然足りていません。

さらに2話目の展開の早さも気になります。
繋がりを意識していない構成で、中身がスカスカです。
何故そういう流れになるのか理解が追い付きません。
原作未読の人は付いていけているんでしょうか。
中身がスカスカで、面白いところを見つけられるのか?ってレベルです。
適当に場面を切り貼りしているだけにしか見えませんよ。

アリスの回りくどい言葉選びは、ほぼ原作通りなんですけど、それは逆にアニメ的な変化を見せて欲しかった。
これじゃあ、厨二病を患った痛い女の子です。
右から左へ脳に引っかからずに言葉が流れていきます。
文語と口語では、受ける印象はまるで違うんですから、多少の工夫が必要だったと思います。

声優さんについては1話でも感想を書きましたが、やっぱり少佐とテツだけはないなぁ。
少佐は、まんまムッツリーニだし、テツはナヨナヨしていて声に張りがない。
どちらも声が悪いわけじゃないんだけど、キャラに合っていないように感じます。

四代目がナルミを信頼しているように見えるのが、不自然すぎます。
アニメでは大したことしていなし、絡みもほぼないのに。

まぁ、確かに原作2巻は、シリーズ内でも微妙な位置づけではあるんですけどね。
だからこそ、2話にして早くもこのエピソードを持ってきたことに、疑問を覚えます。

あと、どうでもいい突っ込みを一つ。
ナルミが探偵事務所に駆け込んだ際に、メオと彩夏の風呂上がりの姿を見つけて、ビンタを受けたシーン。
あの位置関係だと、わざわざ脱衣所から出てこないと彩夏はナルミを打てないと思うんですが。
細かいけれど、そういった甘さが目立ちます。

原作厨の戯言かもしれませんが、期待が大きかっただけに辛口になってしまいますね。
続きが怖くなってきました。

テーマ: 神様のメモ帳

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 神様のメモ帳  神様のメモ帳(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣にっ! 第2問「僕と浴衣とお祭り騒ぎっ!」  

バカテス二期2話の感想です。
旅行編後半になります。

あー、面白れぇw
ずっと笑いが止まりませんでしたw
一期二期通して、今までで一番楽しめた回だったかもしれません。
1話と同様に、原作通りの展開+お気に入りのエピソードだったのが大きいですね。

ナンパした明久と雄二を臨死体験させてもなお許さない女性陣が怖すぎる。
特に、姫路さんのブラック化現象が留まるところを知りません。
物理攻撃に慣れきっている男連中からすると、女装みたいな精神的&社会的ダメージのが響くんだろうなぁw

アキちゃんが可愛すぎて全く困らないぜ!
香美もミステリアスな内気少女(ムッツリ属性)で、アリですな。
この二人は、原作の挿絵よりもレベル上がってましたね。
雄麗のドキツイ化粧は、オチ担当って意味で最高でしたw

尺の都合上難しかったんでしょうが、明久たち以外のミスコン参加者達の問答がカットされていたのは惜しかったなー。
あの審査員の変態度がより際立ったのに。
十分面白かったんですけどね。

それにしても、女の子達の浴衣よりも、男共の女装の方に力を入れているところがバカテスらしい。
秀吉はわざわざ取り上げるまでもなく、見事に着こなしていたし。

演出面で、いくつか実験的というか、シャフトっぽいというか、変わった絵が多かったですね。
たこ焼き、お好み焼きなどが明らかに実写だったりとか、文字を積極的に取り入れたりとか。
あとはモブキャラの顔が、のっぺらぼうなところとか。
別に嫌いではありませんが、バカテスの作風には微妙に合っていない気がします。
多用して雰囲気が変わらなければいいけれど。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第12章「秒速0.00000000198センチメートル」  

アニメ版「電波女と青春男」テレビ放送最終回を迎えました。
1クールは、やはり短くてあっという間でしたね。

うわー、見事に終わってねえw
地震の影響で本来13話放送する予定が、12話となるという話を聞いた時点で綺麗に折り畳むのは難しいだろうなとは思いましたが、ぶつ切りもいいところですよ。
野球の結果すら分からず仕舞いだもんなぁ。
ヤシロの存在意義や、お祭りの約束なども消化されていません。
原作3巻のラスト2章を残している訳だから、そりゃあ中途半端になるのも仕方がないです。

しかし、盛り上がらなかったというと、そうでもなく。
このエピソードの中では、夏の青春の1ページとしては最高に輝かしい話で魅入りました。
諦めることに慣れた真が、真正面からぶつかったことで得ることが出来たホームランってのは熱い。
普段は捻くれ者だけど、これはかっけー。
作画のタッチが濃過ぎて、思わず吹いてしまったけどw

結局のところ、エリオ可愛いー!とブヒるアニメだったということなんだろうか。
萌え系として求められたのは、ブリキさんの絵の偉大だったからでしょうね。
決して中身も悪くないと思うのですが、癖は強いからなぁ……。
ある程度批判されるのは覚悟してました。

リュウシさんは、派手に動き回っていましたけど、思ったより可愛くなりませんでしたね。
真もそうですが、入間節が濃いキャラなので、アニメでは言い回しがクドすぎました。

前川さんは、原作通り良かったのですが、なにぶん初期は出番が少なかったのが痛かった。
12話でのジュゴ川さんは、脚が妙にエロくて眼福でしたw

こうなると、13話が収録されるBDが欲しくなるなぁ。
最初の方はどうかと思いましたが、3巻の内容に入った辺りから素直に面白くなってきましたしね。
まどか、俺妹みたいに、ニコニコ動画でイレギュラー対応として公開されるといいけど、元々チャンネルなかったから厳しいかな。
熱が完全に引いてしまう前には、なんとかして観たいところです。

BDの売り上げ的に二期も期待できなくはないラインのようですが、どうなることやら。
ちょっと期待したいなー。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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神様のメモ帳 page.1「彼女について知っている二、三の事柄」 

個人的に今期一番の期待作「神様のメモ帳」の1話を観終わりました。
現在も刊行が続いているラノベの中でも、TOP10に入るお気に入り作品です。
アニメ化発表直後から期待していました。

アニメ単体として見るのであれば、ありだとは思います。
しかし、原作ファンからすると、これはない。

◆アニメオリジナルストーリー

わざわざ原作から大きく変えた理由は察しが付いています。
ヤクザもどきや裏社会はOKでも、クスリはNGということなんでしょう、きっと。
でも、そんなこと言ってたら、犯罪スレスレどころか真っ黒なネタばかりを扱うこの作品で、まともに原作エピソードを使用することは出来なくなりますよ。
8割ぐらいは、そっち系の話ですし。

いきなり原作と違う展開ってのは、設定が異なってくるから嫌なんですよねぇ。
彩夏との出会いは多少カットがあったもののそのままでしたが、アリスを除くニート探偵団との初接触を変更したのはいただけない。
ヒロさんがナルミに対して辛辣な言葉を浴びせる必要性はあったのか。

物語の内容的には、この作品らしいミステリー風味の話で悪くはなかったです。
キャラ紹介に大半の時間を割いているので、あっさりしていましたがね。

◆キャラクター

初期のアリスのウザったい語りは、声にするとさらに鬱陶しく感じますね。
文章でも慣れるまでは咀嚼するのに時間かかりました。
安易にデレて欲しくないとはいえ、しばらくこれだと可愛いとは思えないかもしれませんね。
あと、無駄というかあからさまなサービスシーンは要りません。

彩夏は良かったです。
もともと好きなキャラということもあって、動いている姿を見るだけでも感動しました。
ただ、ストーリー的に切ないほろ苦さが売りだったので、それが大幅にカットになりそうで少々不安。

声優さんは、ドラマCDの方が合っていたなぁ。
テツ、ヒロ、少佐、四代目のニート探偵団の男勢は特に。
彩夏はこれはこれでと思えたけれど、アリスはドラマCDよりも微妙でした。

◆設定

突っ込みどころが多い。

・アリスたちにとってのニートの定義がカットされている
・アリスの本名もカット
・壁殴りでひび割れさせるのは、いくらなんでもやりすぎ
・不自然にエロ要素を混ぜている
・四代目の服装が浮いていてダサイ
・電柱と岩男のキャラデザが違う

◆総評

1話目ということを差し引いても、作画は素晴らしかった。
OPの動きや風景の美麗さなど見応えありました。
原作を無視すれば、話もそこそこ面白かったです。

原作とアニメは別物とは、よく言われるフレーズですが、この作品にも当てはまるようですね。
最終的に、それが良い意味として捉えられるようになっていればいいのですが。

テーマ: 神様のメモ帳

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 神様のメモ帳  神様のメモ帳(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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生贄のジレンマ<下> 

生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)
(2010/12/25)
土橋 真二郎

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読書期間:2011/6/14~2011/6/15

【評価……B
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 なし
ミステリー
サスペンス




 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 他人を生贄にして自らの生き得る――
 そんな冷酷な選択を繰り返しがらも、生徒たちは課せられたルールに従うことで精神状態をなんとか繋ぎ止めていた。だがゲームは、生徒たち自らの“裏切り”によって、クラス間での騙し合いへと発展する。
 友人、恋人、血縁――人との“より深い絆”が生き残りの鍵となる中で、鈴木理香という恋人を得た篠原純一だったが……。やがてゲームは最後のステージへ!戦慄のジレンマゲーム、完結編!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「囚人のジレンマ」の設定を日本の高校生たちに適用させたデスゲーム、完結編。

面白かったです。
でも、オチだけは不満が残りました。
「殺戮ゲームの館」でもそうでしたが、この作者は結末が尻すぼみしてしまう癖でもあるんでしょうか。

最終的に、生還できた人間がぼやけているのが、すっきりしないところなんですよね。
素直に読むか、疑ってかかるべきかで、大きく読了感は変わると思います。
ちなみに自分は後者のタイプなので、もやもやしてしまいます。

ゲーム的な面白さは、上中巻を上回るものがありました。
消極的で疑心暗鬼な心理戦も悪くありませんが、積極的なコミュニケーションが発生する場の方が、コロコロと状況が移り変わるためストーリーに引き込まれます。
ここに来て新たな局面を迎えたときは驚きましたが、これまたシンプルで純度の高いゲームでした。
これは、攻略法に気づく前に死ぬ自信がありますよ。

ただ、キャラクターはやっぱりあと一歩のところから抜け出せなかったですねぇ。
主要人物が何だかんだでみんな似たような思想なのと、それ以外の外野を駒扱いするのが最後まで引っかかりました。
深く掘り下げているようで、淡白に感じるのは状況に流され過ぎだからかなぁ。

ゲーム以外の設定が、突っ込みどころ満載なので、細かいことが気になる人にはキツイかもしれません。
これだけの規模の事件ならば、この結末はないと思うんですよ。
リアリティを出せとまでは言わないけれど、放り投げすぎです。
中巻まで展開が遅く、下巻で急激なスピードアップをするのではないかと心配だった点は、上手く舵取りをされていましたけどね。

途中からは先が気になって仕方がない物語だっただけに、消化不良なラストだけが勿体無かったです。

傷つき翻弄されながらも窮地で確かな絆を育むことが出来る人間の強さが温かく感じ取れます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  生贄のジレンマ  土橋真二郎  評価B 

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バカとテストと召喚獣にっ! 第1問「僕とみんなと海水浴っ!」 

バカテス2期の放送が開始しました。
1期の放送終了直後に発表されたのが、もう1年以上前ですか。
つい最近だと思っていたのに、もうそんなに経つとは。早いですねぇ。

1期は、面白くないわけではありませんでしたが、改悪された点も多くて、原作ファンとしては微妙な気持ちにさせられました。
制作会社は同じですし、二期にはあまり大きな期待はしていません。

さて、二期と銘打っている通り、初っ端から一期の視聴が前提となった構成で始まりました。
海での水着回は定番中の定番ですけれど、1話からってのは珍しい。
原作6.5巻の「僕と海辺とお祭り騒ぎ(前編)」のエピソードですね。
本編ではなく短編から選ぶとは、ある意味分かっていると言えるかも。
なにせ本編以上にキャラがハチャメチャに動き回りますからね。

主要人物がみんな登場しているので、キャラ紹介としても最適でした。
ヒロインズの攻撃的なところや、明久と雄二の馬鹿すぎるノリや、工藤さんのエロさや、ムッツリーニの隠しきれない鼻血やら、バカテスのテンプレを地で行く展開。
意外にも原作に忠実で面白かったです。
うん、変にアニメオリジナル要素を入れるよりも、こちらの方が絶対に良いよ。

声優さんも相変わらず素晴らしい演技をしてくれます。
特に明久の絶叫が見事すぎる下野紘さんと、暗黒面に堕ちたときの怖さが半端じゃない姫路さん役の原田ひとみさんの声は、聞いていて楽しくなります。

演出面は、今のところ悪くはない。
一つだけ不安点を挙げるならば、使い回しの鉛筆画タッチをまたもや使用すること。
いい加減あれはもうクドいなぁ。

しかし、テストと召喚獣が一切出てこない話でよかったんだろうかw
まぁ確かにバカテスの魅力って、設定よりもキャラだけどさw

笑ったところが、ほとんど原作と同じところだったけれど、非常に良かったと思います。
この調子で続けてくれるのならば、個人的には嬉しいんだけどなー。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

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ロウきゅーぶ! The 1st game「小学生がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」 

夏アニメ第1弾として「ロウきゅーぶ!」を観ました。
今は原作8巻まで出ていますが、自分は5巻までしか読んでいません。
クオリティは良いんですけど、ロリがキツくなってきたので今のところ中断しています。

さて、そんな中途半端な原作既読者がアニメ版の1話を観た感想です。

うん、ロリコンを狙い過ぎ。
これを一人で観るのはキツい。
ニコニコでコメントの突っ込み付きでないと、観ていられません。
実況しながらだったら楽しめますね、一応。

アニメとしては、よく出来てたんじゃないですかね。
1話目から着替えシーンや、シャワーシーンなどエロス成分が多いのが気になりましたが。
どうしてロリ萌えを特化する方へと伸ばすんでしょうねぇ。
意外にも熱いスポコン要素があるところが、最初に売れたキッカケだったはずなのになー。

身体バランスが、頭でっかちになっちゃっていますが、これは狙い通りなんでしょうね。
しかし、制服が小学生というよりも園児っぽいのは、さすがにやりすぎなような。
OPは、どう見てもエロゲだし、やりたい放題ですね。

脚本は概ね原作通りでしたが、構成に若干変化がありました。
昴の内面描写が大幅カットというか、ほぼなしになっているため、薄っぺらくなってますね。
メイド姿で出迎えるシーンとか、反応が妙に鈍くて大人しかったし。
それよりも小学生の女の子達を愛でればいいじゃなーい!ということなんでしょうか。

声優さんは、人気どころが多くて安定していました。
今後も心配する必要はなさそうです。

注目は、バスケの試合で化けるかどうかですかね。
個人的に、ロリには興味はないので、視聴続けられるかどうかが一番心配かもしれません。

原作『ロウきゅーぶ!』 1巻感想はこちら

テーマ: ロウきゅーぶ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ロウきゅーぶ!  ロウきゅーぶ!(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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電波女と青春男 第11章「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと」  

「電波女と青春男」11話観ました。
東海地方では、12話も同時に放送されたので、すぐに続きも感想書けると思います。

原作3巻のエピソードもこれで3話目。
今回もまたモノローグは大半カットで、会話主体の演出となっていました。
それを切ってしまうかと嘆くシーンがいくつあって、惜しかったです。

Aパートは、前川さんの手料理を堪能する話。
前川さん派としては、かなり好きなまったりしたエピソードですね。
ここからですよ、前川さんの本領発揮は!
……アニメ終わっちゃうけど。

コスプレしていない素の状態で、大胆な台詞を吐いて駆け引きを楽しむ前川さんは、実質これが初めてかな。
珍妙な姿もそれはそれで味があるけれど、やっぱりエプロン姿みたいなシンプルな方がそそられますね。
今後は、こういう乙女チックな一面が増えていくので、原作未読で気になる方は是非どうぞ。

ちなみに、20ページ少々の内容をAパートまるまる使ってくれたことは嬉しかった。
Bパートは、倍の40ページ分ですからね。

そのBパートは、リュウシさんのバスケ練習試合デビューの観戦する話。
真の恥ずかし過ぎる叫びは、痛かったけどカッコ良かった。
あまりリュウシさんが照れてなかったのが意外。

ただ原作を読んでいても思っていましたが、アニメだとなおさらテンポの悪さが目立ちましたね。
フリースローをあんなのんびりとやらねえよと突っ込んだら駄目なんだろうなぁ……w

そういえば、原作のサブタイトルそのままですが、女々たんのくだりがアニメでは意味不明ですね。
まったく出番なかったしw

さすがに終盤だけあって、作画も良かったですね。

前川さんが可愛過ぎる

前川さん美人すぎる。
唇のエロスがたまりませんな!

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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黒篭、チャンピオンを極める 

RO。
つい2週間ほど前、経験値1.5倍が終わった時、ジョブ66の61.6%でした。
残り必要経験値は、これまでの通算経験値と同じぐらいという話をしたばかりでしたね。

それが、こうなっちゃいました。

黒篭ジョブ70

チャンピオンJOB70達成!

まさか、こんなに早く到達できるとは思ってもみませんでしたよ。
これも全ては、1.5倍週間が終わり、しばらくは効率落ちるだろうなぁと思っていたら、それ以上にハイペースなイベントが来てくれたおかげです。

【Dimension Diver ~異界の大地~】
http://www.ragnarokonline.jp/news/event/dimensiondiver/

イベント特設MAP(通称DD)にて、申告したmobを一定数狩ると経験値が貰えるというクエストです。
経験値報酬は、ベースの場合20M、ジョブの場合10Mというとんでもない数値。
6月28日から実装されているんですが、初期は攻略法も定まっておらず、なおかつノルマも非常に高かったため、一部の人を除いてスルーされていました。
しかし、次第に上手い狩り方が発見されたり、ガンホー側の調整も入ったことで、一気に人気狩場へと変貌したわけです。

それでも正直なところ、チャンピオンでは狩る方法はなきに等しいのが現実。
一番狩れる見込みのありそうな「異界の森林」でも、敵が強過ぎて手が出ませんでした。
一応阿修羅狩りという手はあるんですが、修羅と違ってSP回復を自己発電できないチャンピオンでは、効率面でも金銭面でも厳し過ぎます。

そこで、頼れるものは仲間ということで、ヒザシに手伝ってもらいました。

異界の大地が美味しすぎる件について

まずは、自分のセージを出してきて、ギロチンクロスに風付与。
あとは、ポポリンの姿をしたジュラルリンというmobを50匹狩るだけです。
クロスインパクト×2+発勁×1で確殺なので、ひたすら数をこなしました。
ぶっちゃけ、ほとんど支援と付与だけですw

これがもう滅茶苦茶な上がり幅で、メキメキと育ってしまったわけです。
おかげで、修羅のステやスキルの考えが固まる前にジョブカンストしちゃいましたよ。

修羅への転職は、早いうちにするつもりです。
三次職以降は、ジョブ経験値を貰う選択肢は出てこないとはいえ、それでも美味しいですし、このイベントがやっている26日までは、頑張って上げてみたいなと思います。

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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ライトノベル購入リスト2011年7月中旬~2011年9月上旬 

前回から引き続き、表形式の個人的購入リスト。
店頭で買い忘れがないかスマホで確認するのに結構便利なんですよ。

◆ガガガ文庫 2011年7月20日発売
作品タイトル著者イラスト
とある飛空士への夜想曲 上犬村小六森沢晴行

またというべきか、まだというべきか、「飛空士」シリーズの最新刊が出るようです。
今のところは成功しているのでいいんですが、引っ張り過ぎないよう注意してもらいたいですね。

◆富士見ファンタジア文庫 2011年7月20日発売
作品タイトル著者イラスト
東京レイヴンズ5 days in nest II & GIRL AGAINあざの耕平すみ兵

想定外に早い刊行となる「東京レイヴンズ」の5巻。
まだ4巻読めていないから、手をつけなくては。

◆集英社スーパーダッシュ文庫 2011年7月22日発売
作品タイトル著者イラスト
ベン・トー7.5 箸休め ~Wolves,be ambitious!~アサウラ柴乃櫂人
テルミー2 きみをおもうきもち滝川廉治七草

1巻発売してから続報が全くなかった「テルミー」の2巻が出ることに驚き。
「ベン・トー」はweb掲載していた短編を収録したものかな。楽しみ。

◆ファミ通文庫 2011年7月30日発売
作品タイトル著者イラスト
ショートストーリーズ 3分間のボーイ・ミーツ・ガール野村美月
井上堅二
庵田定夏
白味噌

ボーイミーツガールをテーマとした、ファミ通文庫の作家陣による書き下ろし短編集。
公式によると、野村美月さん・井上堅二さん・庵田定夏さんの三人は確定らしい。
他に誰が書くのかは分かりませんが、この三人が揃っただけでも俺得すぎる。

◆電撃文庫 2011年8月10日発売
作品タイトル著者イラスト
ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト川原礫abec
ゴールデンタイム3 仮面舞踏会竹宮ゆゆこ駒都えーじ

「ゴールデンタイム」は個人的な期待株。
川原さんの2シリーズの出版の速さは、追いかけるのが大変ですね。

◆GA文庫 2011年8月15日発売
作品タイトル著者イラスト
ライトノベルの楽しい書き方9本田透桐野霞

そろそろ完結でもおかしくない「ラノたの」9巻。
マンネリ気味なので、新しい刺激が欲しいところ。

◆ガガガ文庫 2011年8月18日発売
作品タイトル著者イラスト
灼熱の小早川さん田中ロミオ西邑

田中ロミオさんの新作。
あらすじを読む限り、好みそうな学園系ラブコメですね。

◆MF文庫J 2011年8月25日発売
作品タイトル著者イラスト
変態王子と笑わない猫。4さがら総カントク
この部室は帰宅しない部が占拠しました。2おかざき登ぺこ

快調に続刊を出す「変態王子」。
去年の10月に1巻目が出たばかりなのに、もう4巻とはさすがMF文庫というべきか。

◆ファミ通文庫 2011年8月30日発売
作品タイトル著者イラスト
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8田尾典丈有河サトル
"夕顔" ヒカルが地球にいたころ……②野村美月竹岡美穂

ここ数巻で急激に面白くなった「ギャルゲヱ」シリーズ最新刊。
毎回展開が読めないので、ワクワクさせられますね。

◆電撃文庫 2011年9月10日発売
作品タイトル著者イラスト
神様のメモ帳8杉井光岸田メル
俺の妹がこんなに可愛いわけがない9伏見つかさかんざきひろ
人見知り部は健全です佐野しなの笹井さじ

アニメ放送中ということで、「神様のメモ帳」の刊行ペースが早まっているのが嬉しい。
佐野しなのさんは、毎回惜しいラブコメを書いているので、今度こそ一皮剥けているといいなぁ。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 購入リスト 

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ココロコネクト クリップタイム 

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
(2011/05/30)
庵田 定夏

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読書期間:2011/6/12~2011/6/13

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
ラブコメ
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 「新入部員がこなーい!!」
 積極的な勧誘をしないと決めたものの、いつまで経っても現れない新入生に焦る太一たち。そんな時、文研部の扉を叩いたのは気だるな男の子と内気で小柄な女の子で――。
 待望の新入部員編と、文研部が一枚のスクープ写真で学校を湧かせた文化祭秘話、伊織と太一との三角関係に悩む稲葉の奮闘劇から、唯が体験した女の子とのドキドキ初デートまで!
 愛と青春の五角形コメディの美味しいところを集めたココロコレクト第1弾!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「ココロコネクト」シリーズ初の短編集。
どうやら「ココロコレクト」という通称らしいですが、上手過ぎて紛らわしい。

全部で4つのエピソードが収録されており、うち3つはFBonlineにて掲載されていたものです。
自分は見たことがなかったので、どれも新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

ふうせんかずらによる不思議現象に巻き込まれることなく、文研部の学校生活をラブコメタッチで描かれた青春モノとして仕上がっています。
心が削られるかのような緊迫感やシリアスな展開は皆無で、良くも悪くも緩いですね。
太一たち5人の会話の応酬だけでも楽しいのは確かなんですが、ちょっと物足りないかなー。
危機的状況に追い込まれることで、必死に抗おうと輝きを増すキャラばかりですから、内面の掘り下げが本編に比べると浅いと惜しいなぁと感じてしまいます。

「スクープ写真の正しい使い方」

ふうせんかずらの脅威に不安を抱くことになる前である1巻直前のエピソード。
以前から何度か思い出として話題にあった文研新聞・文化祭増刊号にまつわる話です。
結果は分かっていましたけど、ここまで盛大にやっていたのか。
キャラ紹介といっても差し支えのないくらい、それぞれの特徴を捉えた内容でしたね。
カラーページにある伊織の浴衣が姿が、物凄く似合っていて素晴らしかったです。

「桐山唯の初体験」

タイトルから色々と想像してしまう、ラブコメの王道的なニヤニヤエピソード。
時期的には、1巻と2巻の間かな。
コメディ色が強過ぎるかなと思わないでもないですが、唯の揺れる心の動きは淡くて良かったです。

「稲葉姫子の孤軍奮闘」

稲葉が太一に恋心を打ち明けた直後である2巻と3巻の間の話。
想い人である太一と、ライバルである伊織への接し方に悩む稲葉んが、あーだこーだと知恵を絞るが余計にドツボにハマるというこれまた典型的な流れ。
オチが見え過ぎているのが、ある意味安心。

「ペンタゴン++」

今巻収録の中で、唯一の書き下ろしである最新エピソード。
2年生に進級した文研部5人が、入部希望の新入生を迎える新たなスタートとなるプロローグ的な話です。

表紙の太一以外の二人が、一年生である新キャラですね。
右側にいるのが宇和千尋は、名前と表紙絵では判断付きにくいですが、男です。
クールな物怖じしない性格で、なかなか男前なところがあります。
太一や青木とは違うタイプですし、そもそも女キャラの比率が高い作品なので、個人的には大歓迎ですね。

もう一人は、表紙真ん中にいる円城寺紫乃
後輩キャラの定番である小柄で内向的な一面があり、分かりやすいキャラですね。
過度なロリに偏ることなく、年相応な感じが好感持てます。

二人が、文研部に加入するかどうかを焦点としたこの話が、一番面白かったですね。
二年生になり、クラス替えなどの環境の変化もあって、読み応えがありました。

あとは、太一と稲葉が付き合い始めた後の初エピソードということもあって注目していました。
なるほどなるほど、これがデレばん症候群か……。

うぜえ!w

稲葉んのデレっぷりが可愛いとかそんな生易しいもんじゃないよ!?
尋常じゃない破壊力は、もはや笑いしか出ませんw
キャラ崩壊しすぎて、クールビューティーの面影が風前の灯だよw
今までの稲葉んとは別人だと言われても信じちゃうレベルだよ!

しかしまぁ、片鱗は見せていたけど、まさかここまで稲葉んが変貌するとはね……。
いつもなら「いいぞ、もっとやれー!」とけしかけるところですが、ちょっとは落ち着けと突っ込みを入れたくなります。
こんなリア充が側にいたら、さぞ鬱陶しいだろうなぁ……w
伊織がネタに走るのも致し方がないw
稲葉んがデレデレで幸せそうなのは喜ばしいんだけど、甘過ぎて弄らないとやってられないわ。

付き合い始めたばかりのカップルのラブラブっぷりに当てられます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価B+ 

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電波女と青春男 第10章「軒下少女」  

電波女と青春男」10話視聴。
7月も中旬に入っているのに、まだ春アニメやっていますよ。

ようやくヤシロの名前と顔が公開された回。
これまでのインチキ宇宙人と異なり、初っ端から怪しい感じが出ています。
言動はどう聞いても痛い子ですけどね。
プールのシーンは、原作絵の方がエロかった。
あれか、またBD買った人だけの恩恵になるのか。

エリオの可愛さってのは、明らかに男向けだよなぁ。
庇護欲をそそる仕草や挙動にやられる人は多いでしょうね。
可愛いのは確かだし、人気があるのは理解できますよ。
ただ、個人的には、嫉妬したり不快感を覚える女子からの視点の方が共感できます。
作られたキャラクターというのが伝わり過ぎなんですよねぇ。

リュウシさんも同様のことが言えますが、真との会話が面白いので退屈しません。
まぁ、この娘も女子からは嫌われそうな感じはしますが。
エリオに対する距離感を測りかねているところは、複雑な女心を表わしていて好きですね。

前川さんの出番は少なかったなぁ。
エイリアンのコスプレは、いきなりだったからマジで驚きました。
一瞬デレたけど、まだまだ物足りません。

それにしても、夏休みも青春真っ盛りだな。
原作の感想でも散々言ってきたことだけど、青春ポイントの採点が辛過ぎる。
累積ポイントは、何十倍もあっていいくらいだよ。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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『D・N・ANGEL』15巻 感想  

遅ればせながら『D・N・ANGEL』15巻を購入しました。
14巻が2年振りの発売だったこともあり、また最低でも1年ぐらい空くんだろうなぁと思っていたら、まさか4ヶ月で新刊が出ているとは思ってもみませんでした。
今年の1月に発売していたことに、半年経って気付きましたよ。

インソムニア編の続きですが、何だか到着点が見えません。
恒例のパターンではあるんですけど、今後大きな動きを見せてくれるんでしょうか。
ストーリーの繋がりは、雰囲気で誤魔化しているところが多く、細かいツッコミを入れ始めたらキリがないでしょうね。
まぁ、この漫画にはよくあることです。

梨紅と梨紗の登場シーンが多く、絡みがいっぱいあったのは嬉しかったです。
初期の頃に比べると、梨紗は随分と女の子としての魅力を上げましたね。
ここ数巻は、梨紅よりもヒロインっぽく見えます。

逆に、梨紅はこんなキャラだったかなぁと思う場面がいくつか。
基本的には活発なんだけど、恋愛にはウブな女の子ってイメージだったんだけどな。
いくら梨紗に気を遣ったからといって、大助の誘いをあまり動揺もせずに断るってのは、何か違う気がしましたね。
梨紅に関して、量は満足、質は物足りない内容でした。

それにしても、本格的に大助&ダークと原田姉妹の関係が引っくり返りそうで、不安です。
大助と梨紅の初々しいカップルが好きなので、別れたりなんかしたら号泣ですよ。

さて、次は一体いつなのかな。
今のところ予定はないようですが。

D・N・ANGEL 第15巻 (あすかコミックス)D・N・ANGEL 第15巻 (あすかコミックス)
(2011/01/24)
杉崎 ゆきる

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テーマ: D.N.ANGEL

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: D・N・ANGEL  D・N・ANGEL(巻感想)  杉崎ゆきる 

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電撃文庫2011年7月購入作品 

今月は買いたい電撃作品が多くて嬉しいなあ。

電撃文庫11年7月

・『神様のメモ帳7
関東では既にアニメが放送開始された旬の作品。
こうしてみると、岸田メルさんの絵も随分と変わってきましたね。

・『偽りのドラグーンV
打ち切りかと思われた中での11か月振りの待望の新刊。
クライマックスとあるけれど、果たして最終巻なんだろうか。

・『あなたが泣くまで踏むのをやめない!
御影瑛路氏の新作は、まさかのロリ系ラブコメでした。
正直、期待よりも不安の方が大きいです。

・『トカゲの王 I ~SDC、覚醒~
「電波女と青春男」が完結した入間人間さんの新シリーズ。
数多くの本を執筆していますが、まだ電撃では4シリーズ目なんですね。

・『青春ラリアット!!②
今年の電撃大賞受賞作の一つである青春ラブコメ。
一冊完結かなと思っていたので、シリーズ化は少々意外でした。

ロウきゅーぶ!8」は、やはりスルー。
アニメはどこまで放送する予定なのか知りませんが、もしかすると原作未読のところまで進むかもなー。

魔法科高校の劣等生1 入学編〈上〉」を始めとして、新シリーズに興味はあったのですが、購入数が多くなり過ぎるので自重しました。
これでも積本の消化ペースを考えると、増えていく一方なんですよねぇw

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 電撃文庫購入記録 

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掲示板の撤去 

BBSを撤去しました。

いや、正しくは削除されてしまいました。
1年間以上書き込みがなかったため、規約通り消されたということです。
一応警告メールは届いていましたが、実際使っていなかったので別にいいかな、と。
みんな気付いていないだろうと思っていたら、予想外に指摘されてしまいましたw
ちなみに、削除されたのは2日だったので、1週間近く前のことです。

以前繁栄していた個人HPなどを見回ってみても、掲示板が盛り上がっているところはかなり少ない状態ですね。
今やブログですら旧ツールになりつつあるように感じます。
HP→ブログ・mixi→twitterと、人はどんどん楽で簡略的なコミュニケーションを求めてしまいますようですな。
当然ながら全員がそうというわけではありませんが、流行ってのは恐ろしい。

そんなわけで、上記メニューリストからもリンクを外しました。
何か伝達等ありましたら、ブログのコメント欄やtwitterをご利用ください。

テーマ: お知らせ

ジャンル: ブログ

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ゲキテイ(檄!帝国華撃団) 

ゲキテイ(檄!帝国華撃団)ゲキテイ(檄!帝国華撃団)
(2000/04/19)
横山智佐+帝国歌劇団、横山智佐 他

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ふと思い出した勢いで買った「サクラ大戦TV」のOP&ED曲を最近よく聴いています。

セガサターンやドリームキャストを持っていなかったため、ゲームは未プレイ。
流行っていた当時、周囲でプレイしている人は2人ぐらいしかいませんでした。
そういうこともあって手を出すことがなかったのですが、アニメは欠かさず見ていました。

ファン的には、アニメ版は黒歴史なんでしょうかね?
結構ゲームとは違う設定が多かったという話ですが、賛否両論の評価だと記憶しています。
個人的には、ストーリーが中だるみしてしまったところが微妙でしたが、それなりに楽しんで観ていましたね。

OPは、原作ゲーム同様で、あまりにも有名なテーマ曲「檄!帝国華撃団」。
正確に言えば、アニメOPはアレンジバージョンの「ゲキテイ」が正式名称のようです。
アニソン・ゲーソンの人気ランキングでも常連ですね。
CMでもガンガン流れていましたし、自分のようにゲーム未プレイの人でも知っている人は多いはず。

しかし、語りたいのはOP曲ではなく、ED曲です。

知名度は低いですが、アニメ版EDテーマ「夢見ていよう」もまた名曲だと思うんですよ。
CDを購入した理由は、久しぶりにこの曲が聴きたかったからです。
演歌とは異なる和の真髄が詰まった音色と、優しい歌声が幸せな気持ちにさせてくれます。
今だからこそ「夢見ていよう」という歌詞が胸に響き、前向きになることができます。
アニメ関係なく、是非聴いてもらいたい一曲ですね。

ちなみに、シングルではなく「サクラ大戦TV 歌のアルバム」なる全曲集もあるそうです。
買ってから気づいたけど、まぁ思い入れがあるわけじゃないし、キャラソンはいいかな。
べ、べつに強がってなんかないんだからね!


テーマ: アニソン・キャラソン

ジャンル: 音楽

タグ: サクラ大戦  ゲキテイ  横山智佐  帝国歌劇団 

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 最終話「あの夏に咲く花」 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 」の最終回を観ました。

いやー、良かった。
まだ最終回まで迎えていないアニメもいくつかありますが、まず間違いなく春アニメ随一の出来でしょう。

1話目視聴時は、幽霊の見える引きこもりの主人公が社会復帰する話なのかなと思っていましたが、全然違いましたね。
2話目以降から、加速的に面白くなっていって、後半は毎週待ち遠しくなるぐらいでした。

一人の少女の死別を機に離れ離れになってしまった仲間たちが、数年後に集った際の距離感が見事だったと思います。
あだ名で呼び合っていた仲なのに、他人行儀な喋り方になっていたりとか、生々しいですよ。
小学生の頃、一緒に遊んでいた友達と、久しぶりに高校で同じクラスになった時のような、あの微妙な感じが懐かしく感じました。
キッカケがあると、また元の関係に戻れるところとか、あるあるすぎる。

それ以外にも、随所にノスタルジックな要素が散りばめられていたアニメでしたね。
あんな立派なものではないとはいえ、秘密基地とか作ったなぁ。
「エッチスケッチワンタッチ」って死語すぎて、今の中高生には通じないんじゃないのだろうかw

めんまの姿がじんたんにしか見えない設定は、正直なところ穴だらけですし、前半は伝言しろよと何度も思ったりもしました。
登場人物の心情を考慮に入れても、まどろっこしいコミュニケーションがもどかしかったです。
後半になるにつれて、どうでも良くなりましたけどね。

お涙頂戴な最終回は、泣きはしませんでしたけど、ジーンとはさせられました。
何よりも声優さんの感情の吐露が素晴らしく、熱演にゾクゾクしましたね。
でも、ちょっと駆け足だったのが勿体無かった。
もっとじっくりと間を使う演出であれば、涙を誘われたのではないかなと思いますね。

キャラクターも非常に魅力的でした。
あなるつるこが可愛すぎます。
ゆきあつの女装は強烈でしたし、ぽっぽの大らかな性格は友達に欲しいなぁと思わせてくれました。

雰囲気のいい青春アニメだったと思います。
BDも相当売れているらしいですが、それも納得のクオリティでした。
OP、ED曲も名曲ですし、言うことなしですね。
「魔法少女まどか★マギカ」に続いて、オリジナルアニメがヒットしたわけですから、業界は活気付くだろうなー。

テーマ: あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 

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アクセル・ワールド7 ―災禍の鎧―  

アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
(2011/02/10)
川原 礫

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読書期間:2011/6/9~2011/6/11

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
SF
燃え




 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、シルバー・クロウを≪浄化≫するため、≪アーダー・メイデン救出作戦≫を発動した。
 難度の高いミッションの中、決死の覚悟でシルバー・クロウはアーダー・メイデンと接触するも、≪帝城≫を守護するエネミー≪スザク≫の火炎ブレスにより、禁断の不可侵領域――≪帝城≫内部に突入してしまう。絶体絶命の危機に陥ったハルユキだが、彼はそこで不思議な≪夢≫を見る。≪クロム・ファルコン≫と≪サフラン・ブロッサム≫。二人のアバターが望み、砕け散ってしまった≪災禍≫の物語を――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


大切な仲間との絆を描いた正統派SFアクション、第7巻。

良い意味で、先の読める分かりやすい作品ですね。
ベタベタなところが逆にイイ!といえる近頃では希少なシリーズかもしれません。

話の主軸がどんどんズレていくのだけれど、結果的には一周している構成が憎らしいですね。
最終目的のために必要なキーアイテムを探す過程で、別のお使いをさせられるRPG展開のようでした。
長ったらしいと面倒臭くなる気持ちも芽生えますが、比較的巧く繋いでいると思います。
冒頭から唐突に始まった過去編が、予想外の文章量だったのには少々戸惑いましたがね。

その≪災禍の鎧≫が誕生するキッカケとなるエピソードは、切なさと憤りを覚えました。
サイドストーリーの挿入時期としては、ここで相応しかったのか判断付きませんが、語られるべき内容であったのは間違いありません。
練り込んだ設定から察するに、決して思いつきではなく、初期の段階から考えていた伏線なんでしょうね。
≪災禍の鎧≫一連の流れに深みを与える秘話でした。

本題は、ハルユキの浄化のはずなんですが、加速世界ではそれ以上に怪しい影が動きつつあります。
熱く燃える少年漫画の王道を行く展開に、興奮しました。
それだけに、口絵のネタバレ度が高過ぎたのが勿体無かったなぁ。
口絵を見るだけで、今巻の半分ぐらい理解出来てしまうのは、さすがにやりすぎだと思います。

タクムに出番があったのは嬉しいのだけど、こういう形を希望していたわけではないんだ……。
1巻の衝突では全てが昇華されず、燻っていた陰が残されていたのは、前々から描写されていましたけれど、もっと前向きな解決編となることを望んでいました。
その辺りは、能美征二とのバトルで見せたことになっているのかなぁ。

ちなみに、またしても良いところで次回へ続くとなっているわけですが、まぁいいんじゃないでしょうか。
確かに非常に気になるシーンではありますけどね。
妙にこの作品だけは切り方が酷いと言われ、作者も気にしているようですけど、卑怯なぐらい引っ張ってくれた方が楽しみになれます。

友のために自分が出来る最大限の頑張りが熱く胸を打ちます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  アクセル・ワールド  川原礫  HIMA  評価B+ 

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電波女と青春男 第9章「地域限定宇宙人事件」  

電波女と青春男」9話を視聴。
関東では既に最終回を迎えているらしいのに、差が激しいですねぇ。

さて、今回から原作3巻の野球回に突入です。
高校生の青春らしさが詰まったエピソードで、個人的に好きな話なので期待が高まります。

まず、パッと見た印象でも前回までと違うところが散見されますね。
例えば、主人公・真のモノローグが減っている点。
説明が随分とバッサリとカットされていて、微妙なニュアンスが売りの入間節は控えめとなっていました。
テンポアップのためには仕方がないことなんでしょうね。残念ですけど。

あと、作画は安定はしていなかったものの、凄く良く動いていました。
多少崩れていても、紙芝居よりも頑張っているという感じが出ているので評価したいですね。

前川さんの出番が、かつてないほど多くて嬉しかったです。
意外や意外、今回のカツオのコスプレ姿は結構ありでしたw
見た目と裏腹に、落ち着いた言動がシンプルで好きです。
おにぎりを用意してくれる優しさがイイ。

エリオの透けるようなワンピや、外れた肩紐はエロいっすなぁ。
あれで野球をやっていて、見えないわけがないだろうと思う。

分かっていても、サザエさんネタには笑わせてもらいましたw
花沢さんは、思っていたより美少女で驚いた。
声優が花澤さんだったのは、意図的に狙ったんでしょうかね?w
中島は、ちょっと軽薄そうでしたが、大体想像していた通りかな。

次回、本格的に電波的宇宙人服の奴が掻き乱していくことでしょう。
井口裕香さんの作っている声も面白く、非常に楽しみです。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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2011年6月読書記録 

読書をする集中力が続かないジメジメした日々がイヤになりますね。

▼月間マイベストライトノベル
 『空色パンデミック④
空色パンデミック4 (ファミ通文庫)空色パンデミック4 (ファミ通文庫)
(2011/03/30)
本田 誠

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突発的に空想の世界へ囚われてしまう病が蔓延する世界の少年少女の物語。
現実と空想の区別がつかなくなった人間が最後に信じるものは一体何か。
シリーズ最終巻です。

▼読了済み………7冊 (前月比 +4冊)
▼積み本…………58冊 (前月比 +1冊)
▼感想記事数…6冊分

▼6月の読書数……10冊
 『ライトノベルの楽しい書き方7』
 『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! add on シルバーブレット2』
 『僕は友達が少ない⑥』
 『アクセル・ワールド7 ―災禍の鎧―』
 『ココロコネクト クリップタイム』
 『生贄のジレンマ<下>』
 『バッカーノ!1710 Crack Flag』
 『カミオロシ ~縁結びの儀~』
 『サクラダリセット5 ONE HAND EDEN』
 『空色パンデミック④』

今月も目標としている最低限の10冊を読むことができました。
このペースでは、積本消化なんて夢のまた夢なんですがね……。

先月、ハルヒばっかり読んでいたので溜め込んでいた期待のシリーズ作品を中心に読みました。
どれもこれも面白かったのですが、あと一歩が届かない感じで、もどかしかった。
はがない、ココロコなどは月間マイベストの常連なんですけどねぇ。

そんな中、最後に読んだ「空色パンデミック」が一番読み応えがありました。
ただ、本当にこれで最終巻なのかという思いは残ってしまいます。
設定的に継続するのが難しいと判断したのかなぁ。

唯一の新作は、御堂彰彦さんの新作です。
これもまた評価が難しく、分かりやすく良作だと断言はできないですね。
その辺りは、また近いうちに書きます。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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