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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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2010年3月読書記録  

2010年3月期の読書記録です。

▼月間マイベストライトノベル
 『“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7
付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱います
(電撃文庫)

(2010/03)
御堂 彰彦

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運命を捻じ曲げるアンティークと呼ばれる道具に振り回される人々を描いた作品。
この7巻を以て、今シリーズの締めくくりとなります。
積み重ねてきたものを見事にまとめきった内容となっており、満足させられました。

▼読了済み………33冊 (前月比 +2冊)
▼積み本…………43冊 (前月比 +2冊)
▼感想記事数……7冊分

▼3月の読書数……9冊
 『バカとテストと召喚獣7.5』
 『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc3』
 『ヴァンダル画廊街の奇跡』
 『“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7』
 『三流木萌花は名担当!2』
 『電波女と青春男④』
 『中の下! ランク1.中の下と言われたオレ』
 『僕は友達が少ない③』
 『生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録 3』

読書数も感想を書いた数も、積本ペースまでもが前月と同じ結果となりました。
安定していると言えば聞こえがいいかもしれませんが、着実に積本が増加していることにもなるんだよなぁ。
手こずった本もいくつかあり、思ったよりも読めなかった感じがしますね。

笑いがあると面白いという感情に結び付きやすいので、「はがない」や「バカテス」の方が楽しめたと言えなくもないのですが、やはり最終巻ということもあり、納得のいく終わり方をしてくれた付喪堂骨董店を3月のベスト作品に挙げたいと思います。
もう1冊くらい出して欲しいような、このまま綺麗に終わっていて欲しいような複雑な心境です。
どちらにせよ、作者の新刊が非常に楽しみですね。

4月は予定通りいけば、忙しい時と暇な時が極端にやってくるはずなので、余裕のある時に本を読んだり感想を書けるといいなとぼんやり考えています。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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偽りのドラグーンⅡ 

偽りのドラグーン 2 (電撃文庫 み 6-25)偽りのドラグーン 2 (電撃文庫 み 6-25)
(2009/11/10)
三上 延

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読書期間:2009/12/3~2009/12/4

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
世界観 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
クーデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

生徒会長アダマスとの試合に勝ち、一躍時の人となったジャン。だが、持ち前の負けん気が災いし、大きな失態を犯してしまう。ジャンは再び厄介者として、立場が危うくなってしまうのだった。
危難は続く。学院島にスパイが潜入している――。その噂が本物となったとき、ティアナが狙撃される。犯人はあろうことか、クリスだった。クリスこそスパイだと決めつけるアダマスに反発するジャン。クリスの無実を信じ、本物のスパイの探索を始めるのだが……。
全ての謎が明らかになった時、騎士学院に大きな危機が迫る!大人気、学園ファンタジー第2弾!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


竜と騎士の養成をする学園を舞台に繰り広げられる中世風ファンタジー、第2弾。

引き続き良い意味で王道的な展開で、素直に面白かったという感想が出てきます。
世間的な注目度はイマイチなので、お薦めしたいシリーズですね。

あらすじの展開は、前巻を読み終えたときに感じた不安がそのまま的中した形でした。
嫌な流れになるのなかなと覚悟していたのですが、話は予想外の方向へと急展開します。
ともすれば、盛り上がりに欠けてしまいかねない第2巻で、キャラの魅力を掘り出しつつ、ストーリー進行をさせた作者の手腕にはお見逸れしました。
適度な謎を絡めたストーリーには惹き込まれ、純粋に楽しめました。

ジャンを筆頭に、生徒たちには全体的に考えの甘さが随所に感じられますが、それが直接的に大きな欠点にはなっていません。
生真面目な性格であったり、トラウマを抱えていたり、熱血思想であったりと、キャラクターの気持ちが伝わってきて嫌いになれないんですよね。
ただ、いつか戦場では取り返しのつかない失敗に結び付きそうで怖くもありますが。

正ヒロインでありながら美味しいところをクリスに奪われていたティアナも、遅まきながら面目躍如といった活躍で出番が増えて何より。
思っていたよりも、デレ期は早くやってきそうな気配がしますね。
まぁ、それでもクリスのギャップ萌えの対抗としてはまだまだ頼りないですがね。

椎名優さんのイラストは、安定度抜群ですね。
この質を維持し続けてもらえるのならば、嬉しい限りです。

個人的に、現在追いかけているラノベで王道的なファンタジー物が珍しいので、この作品は結構貴重だったりします。
このままハラハラドキドキさせられるようなエンターテイメント性の高い物語を期待したいですね。

定番だけど飽きさせない見せ方が素晴らしいファンタジー作品

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  偽りのドラグーン  三上延  椎名優  評価B+ 

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土属性はダテじゃない! 

土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)
(2009/11/20)
葉原 鉄

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読書期間:2009/12/2~2009/12/3

【評価……C+
発想 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

そこは《四方平》。精霊と人間が霊術を通して共存し、社会を形成する大都市。
ある春の夜。土属性の霊術使い「埴本麒一郎」は街の片隅で行き倒れていた。
夢をかなえるためと《四方平》の高校への進学を勝手に決めていたことで、先立つものもないまま実家から勘当されたのだ。
腹を空かせた彼の前に現れたのは火属性の霊術を使う同級生「雪乃」という美少女。
雪乃の厚意で一緒に新聞配達の住みこみバイトしながら高校へ通う麒一郎だが、地味で派手な術のない土属性の悲しさか留年の危機に。
こうなったら、一大イベント「異種精霊障害乱走」で勝って一発逆転するしかない。
そんな最中、大親友でもある雪乃と大喧嘩したあげく、意外な騒動に巻き込まれてしまうのだが……。
誰も地味すぎて考えなかった「土属性ラブコメディ」、堂々の登場?!

【感想】


ゲームや漫画でよくある火水風地の四大属性。
その中で、どの作品においても大抵地味な存在である地属性のキャラが、舐めるんじゃないぞと言わんばかりに奮闘するお話。

発想は面白い。
確かに地属性キャラって常に脇役なんですよね。
無駄に体がゴツかったり、野太い声だったりして、重量感のある武器を扱うイメージが強いのは自分だけではないはず。
この作品内においても、やっぱり他属性の面子から馬鹿にされたりしています。
そういった地味になりがちな土属性キャラの頑張る姿を描こうとしたコンセプトは素晴らしいですね。
購入に至った理由の9割が、この設定です。

物語は精霊の力を借りて奇跡を起こす霊術を学ぶ学校生活がメインかと思いきや、描写はほぼなし。
「異種精霊障害乱走」と呼ばれる精霊によるレースを主軸とした展開になっています。

これが何とも微妙。
ストーリーは理解できても、文章の繋がりが希薄で時々ついていけなくなります。
抜きつ抜かれつといったレース物は大好きなのですが、実況による説明的な文章では燃えません。

主人公の埴本麒一郎や、表紙を飾るヒロインの赤井雪乃などキャラクターは悪くはないんですけどね。
不器用な性格をしているけど大地の優しさを感じるかのような埴本の心遣いや、カーッと頭に上りやすい熱血系の雪乃が意外にも照れ屋なところなど魅力を感じる場面はいくつかありました。
ただこれも描写不足を感じずにはいられません。
230ページという薄めの本なのは、カットされたからなのかなぁ。

この厚さでラブコメもスポ根も捻りのある学園生活も描ききるってのは無理がありますね。
あっさりと読めるのはいいけど、発想だけで設定が甘すぎるためツッコミどころの多い内容でした。

一番の見どころは、絵かな。
八坂ミナトさんのエロ可愛い絵は枚数も多くて楽しめました。
表紙のパンモロ絵は購入したときは帯に隠れていて見えなかったので、恥ずかしくもなかったぜ。

もっと広げられそうな設定なのに中途半端になっているのが惜しいラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  土属性はダテじゃない!  葉原鉄  八坂ミナト  評価C+ 

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『ひだまりスケッチ』5巻 感想  

ひだまりスケッチ (5) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (5) (まんがタイムKRコミックス)
(2010/03/27)
蒼樹 うめ

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ひだまりスケッチ第5巻を買ってきて即読了しました。

いやぁ……おもしろすぎる!

120ページにも満たないのに、読了直後の充実感が物凄い。
それだけ質が詰まっていて満足させられる内容だったと言えます。

どのネタも面白く、吹かずに済んだページはなかったんじゃないかなぁ。
笑いが止まらず、読書中はひたすら幸せを感じられる時間でした。
声を漏らさずに読むのが至難の技ですから、人の目のあるところでは絶対に読めませんね。

アニメで先に見た話も3つほどありました。
予想していた以上に内容がさっぱりしていたのは驚き。
こうしてみると、上手いことアニメは作っていたんだなぁというのが分かりますね。
例えば、5巻の最初のエピソードであるゆのが部屋の鍵をトイレに流してしまう話は、原作の場合だと宮子の部屋で泊まった内容しか描かれていませんが、アニメ第10話で放映された際には、みんなの部屋に泊まるゆのの姿が見られました。
この話の広げ方は、原作またはアニメファンのどちらであっても喜ばしいことなんじゃないかなと思います。

登場する女の子みんな可愛いから目移りしまくりで大変です。
しかも全員個性がしっかりと出ているので、同じ物差しで測れないんですよね。

新1年生コンビはもう完全にひだまり荘の住人として溶け込んでいますね。
今となっては、欠けてしまうと逆に違和感が出るぐらいのレベルですよ。

乃莉ちゃんは数少ない常識人で、ツッコミ役として欠かせませんね。
一番汗マークを流していたのは、間違いなく彼女でしょう。
サバサバした性格で、時に鋭い発言により口撃してしまうのもご愛嬌。
普通っぽさが妙に可愛く見えて仕方ありません。

なずなは、これまた唯一といっていいほど害のない娘ですね。
他のひだまり荘住人は頻繁にボケて、特定の人物にショックを与えますが、この子だけはそれがほぼありません。
個人的な好きなタイプからは外れるものの、男子からモテる設定は分かる気がします。
ホームシックの話は、なずなの成長が感じられるイイお話でした。

3年生の二人は相変わらずの夫婦ロードまっしぐらですな。
ゆの達にまでお父さんとお母さんみたいといわれるしw
修学旅行編は、色々とごちそうさまでした。

沙英が、大人っぽくなってきたなぁと感じられますね。
意外とアタフタして頼りない面も多かったのですが、クールさが更に板についてきた感じ。
ヒロも高校生とは思えない落ち着きっぷりですし、お似合いの二人ですね。

ゆの宮子も何も変わりませんね。
ゆのは進級したというのに、先輩として頑張ろうと背伸びする様が後輩から可愛いと思われてしまうし、宮子の天真爛漫で自由気ままなボケはいつでも場を温めてくれます。

次巻はまた来年かなぁ。
読み終えたばかりというのに、早くも次が読みたくなってしまいますね。

テーマ: ひだまりスケッチ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ(巻感想)  蒼樹うめ   

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ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第11話「6月5日 マッチ棒の謎」 

ひだまりスケッチ×☆☆☆、第11話「6月5日 マッチ棒の謎」「2月16日 48.5cm」の感想です。

Aパートは、乃莉の部屋でPCを触ってみるというエピソード。
登場時から確実にこれで一本分の話を作るつもりだろうと思っていましたが、ここで来ましたか。

イマドキの高校生にも関わらず、乃莉以外のひだまり荘住人はPCに疎すぎやしませんかw
まぁ、ゆのや宮子はらしいといえばらしいけれど。

乃莉っぺの魅力がたっぷりと語られた回で、非常に面白かったです。
宮子とは別ベクトルでサバサバしていて、可愛いぬいぐるみを指摘されると照れる彼女が好きですw
関西弁にもニヤニヤさせられましたw

しかし、過去封印フォルダをデスクトップに置いておくなとツッコミたい!
一体何が入っているのやら……気になって仕方ないw

Bパートは、ゆのが1年生の頃のお話。
卒業制作に取り組む3年生をみて、センチメンタルな気分になるエピソードでした。
これを最終話に持ってくるのかなと思っていただけに、裏をかかれた気分です。

原作で既読済みだった話なので新鮮感はなかったですが、見直してみても面白かったですね。
アニメになっても違和感なく見られることって、何気に凄いことだと思います。

次が最終回になるのかな。
素直に期待して待っていられるって嬉しいことだなぁ。

テーマ: ひだまりスケッチ×☆☆☆

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×☆☆☆  ひだまりスケッチ×☆☆☆(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣 第12問「愛と勇気と俺達の戦いはこれからだ!(仮)」 

バカテス第12話、視聴完了。
残すところラスト2話で、どう締めにかかるのかが焦点となりました。

前回に引き続き、試験召喚戦争によるバトル回でしたね。
他のクラスをAクラスに差し向けて疲弊させる雄二の作戦までは、原作でも同様の展開がありました。
ここからどのようにAクラスと戦うのか、と思いきや、超展開の連続でgdgdに……。

試召戦争のシステムの扱い辛さは分かるんだけど、根幹を変えてしまっては駄目だよなぁ。
11話の感想で数字の勝負になってしまっていて味気ないと言いましたが、訓練次第で点数差があっても同等以上に戦えるのはさすがにやりすぎ。
時間をかけるべきなのは召喚獣の動かし方ではなくて、勉強時間だろうに。
勝つための策略として雄二が考える案は良くても、これはないなと思うんですよ。
明久が観察処分者の特権で、召喚獣の操作に慣れているというのはまだ理解できるんですけどねぇ。

また、多人数でフルボッコするときもあれば、一騎当千の活躍を見せるキャラもいて、試験の設定自体が定まっていない印象も受けました。
これはアニメ云々ではなく、原作からの問題点ですね。
器物損害も甚だしいし、もうちょっと設定を煮詰める必要性があると感じました。
いくらボロ校舎といえども、簡単に壊れすぎだろう……。

キャラクターでは、優子が妙に嫌な性格のキャラになっているのが非常に残念。
秀吉を持ち上げるために、同じ容姿の優子を引き立て役にさせる狙いのようにも見えてしまいます。
ある意味、今回の一番の被害者といっていいかもしれません。

作画も酷いシーンが多くて、最終回直前なのに質が低かったです。

とまぁ、不満点は先に挙げまして。
良かったところもいくつかありました。

まず、愛子から久保君が登場する一連の流れは素晴らしかった。
バカと笑いと燃えを上手く融合させており、テンションが上がっていくのを感じました。
まぁ、久保君の暴走で一気に冷めましたけどw
面白かったけどさぁ……w
恥じらいのあった彼は一体どこへいってしまったのか。

根本君の女装は絶妙な加減で気持ち悪さを体現していて、これまた吹きましたw
特に各クラスの代表たちがAクラスvsFクラスの様相を真顔で観戦しているなかで、ドアップの彼の姿はイイ感じにキモかったw
たまには、こういうシュールな笑いもありですね。

最後は日常の話に戻るのかな。
その割には作品名と同じサブタイトルですけど。
二期は期待できないだろうし、きっちりと終わらせてもらいたいもんですね。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: バカとテストと召喚獣  バカとテストと召喚獣(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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アナログからデジタルへ 

テレビを買いました。
来年には地デジに切り替える必要性があったので、ここ数年ずっと検討をしていたんですよ。

キッカケは今月中にエコポイント改正されることですが、単純にそろそろ良質のテレビが欲しいという理由も小さくありませんでした。
やっぱり綺麗な映像でアニメやゲームを楽しみたいし、プロ野球も始まるのでダイナミックで迫力のある動きで観戦したいという欲もあります。
ネット上で高画質の動画を見たりすると、ただそれだけで感動することもありますしね。

そんなわけで、しばらく考えていたのですが、正直どれを選べばいいのかよく分かりませんでした。
PCを買う時ほど真剣に下調べをしたわけでもないですし、結構気楽に決めちゃいました。

それで選んだのが、東芝の37Z9000です。
本来は32型を選ぶはずだったのですが、機能や値段に加えて、一度買えば10年ぐらいは買い替えることがないだろうと考え、思いきって37型にしてみました。
部屋の広さからするとデカいであろうと思っていましたが、薄型のおかげで意外にも圧迫感はありませんね。
まぁ、だからこそ大きな画面サイズを買えと言うんだろうけど。

地デジの映像は十分綺麗で非常に満足しています。
しかし、だからこそDVDやゲームの映像の粗さが気になりますね。
HDMLケーブルを試してみたいところだけど、選ぶ基準をまた調べないといけないなぁ。
そして、BDが欲しくなってしまったしまったのですが、さすがにこれ以上の出費は痛いから我慢かな……。

それにしても、横長画面に慣れるには時間がかかりそうですなー。

テーマ: TV

ジャンル: テレビ・ラジオ

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僕は友達が少ない② 

僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)
(2009/11/21)
平坂 読

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読書期間:2009/12/1
月間マイベスト作品

【評価……A-
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★★
 … 10
ラブコメ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ロリ ★★★★★★★★
 … 9
妹属性 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

隣人部――それは残念な連中が日夜友達作りのためにギャルゲーや演劇などどこか空回りな活動をしたり、ダベったりしている残念な部。
残念系美少女の三日月夜空や柏崎星奈、美少女メイド(ただし男子)の楠幸村に加え、幼女シスターで顧問のマリア先生やいろんな意味で常識を超えた天才少女の志熊理科も加わり、ますます騒がしくて取り返しのつかない状況になってしまった隣人部。
その中でただ一人の常識人(ただし友達は少ないというか、いない?)羽瀬川 小鷹はいったいどうなる!?
大人気の残念系青春ラブコメ第二弾、友達を募集しつつスタート!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


残念系青春ラブコメというフレーズが相応しすぎるリア充たちの部活モノ、第2弾。

これは素直に面白いという言葉が出てくるなぁ。
誰にでも楽しめる作風ではないけれど、1巻を面白いと感じた人であれば、ほぼ間違いなくハマれるのではないでしょうか。

相変わらず客観的にみると、小鷹が女の子たちに囲まれて充実した青春を送っているようにしか見えません。
憎らしくも羨ましい学校生活に、ニヤニヤさせられます。

1巻でも序章や口絵で登場していたキャラが登場し、遂に隣人部のメンバーが揃います。
マッドサイエンティストっぽい志熊理科は、序章で顔出ししたときとはまるで印象が異なりますね。
微妙なキャラだなーと思っていたら、予想外に可愛らしくてビックリ。
ポニテに眼鏡の容姿も好みのツボをついていて、かなり好きなキャラになりました。
多少(?)手遅れ感のある性格ではありますが、おかげで時折見え隠れする素直な女の子っぽい発言がギャップに感じられて可愛いなって思いますよ。
夜空や星奈が恋愛関係において、疎かったり回りくどかったりするのとは対照的に、不躾までに小鷹へ恋愛感情をぶつけてくるところが気持ちがいいものですね。

同じく幼女シスターのマリアもほぼ初登場。
ロリには興味がない……はずだったんですが、何だこの愛らしい生物はw
純真すぎるというか、何でも勢いで信じてしまう子供らしさには心がスカッとさせられますね。
夜空が苛めたくなる気持ちも分かるってもんです。
まぁ、夜空は黒いというか外道すぎるけれどw

そして、最後に厨二病全開の小鳩が隣人部に加入。
金髪碧眼のゴスロリ美少女なのはいいとしても、言動が痛すぎるw
その一方で、重度のブラコン気質があり動揺すると方言で地が出るところは保護欲をそそられます。
妹属性がない自分でも、小鳩には惹かれるものがありますね。
きっと将来、黒歴史になるんだろうなぁとほくそ笑みながら見守りたい娘だなぁw

ブリキさんのイラストは文句なしに素晴らしく、物語に華を添えます。
芸術的な肉つきですよ、これは。
どの娘も可愛くて、見ているだけでも幸せです。

1巻よりもラブ要素が増えてハーレム展開になっていますが、友達作りに勤しむことも忘れていませんのでブレはありませんね。
次も非常に楽しみです。

性格はアレなのに萌え心をくすぐられる女の子たちが多く登場する青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  僕は友達が少ない  平坂読  ブリキ  評価A- 

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交響組曲「ドラゴンクエストIX」星空の守り人 

交響組曲「ドラゴンクエストⅨ」星空の守り人』のCDを購入しました。
1ヶ月以上前に発売していたのに気づいていませんでした。
アンテナを広げておかないと駄目ですななぁ。

組曲の内容は、コンサートの時と同様ですね。
9の楽曲を初めてオーケストラで聴いたのが生演奏だったために、CDで聞いた時の感動はそこまでなかったりしますが、まぁサントラに比べたら断然良かったです。

各曲の感想はコンサートの感想の時に語ったので省くとして、一つだけ気になったことが。
サントラでは序曲だけがオーケストラだったので完成度が違うなと思ったのですが、交響組曲版でも序曲は飛びぬけて素晴らしい音色を発しているように聴こえます。
主旋律は以前のままなので当然ながら、イントロも相当練ったんだろうなぁと感じられました。
DSという携帯ゲーム機であるためか、9の頭身が低いためなのか、全体的に可愛らしい曲が多いんで、勇ましい序曲がなお格好良く聴こえます。

交響組曲「ドラゴンクエストIX」星空の守り人交響組曲「ドラゴンクエストIX」星空の守り人
(2010/02/10)
東京都交響楽団 すぎやまこういち

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テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: ゲーム音楽CD  ドラゴンクエスト  ドラクエ9  すぎやまこういち 

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ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第10話「5月28日~6月2日 ひだまりパレット」  

ひだまりスケッチ×☆☆☆、第10話感想です。

ゆのが部屋のカギを誤ってトイレに流してしまい、家に帰れなくなったというお話。
大家さんに新しいカギを探してもらっている間、ひだまり荘の他の住人のところにお泊りすることになるという流れは良かったですね。
普段見られない絡みが新鮮で楽しかったです。
6人でワイワイ盛り上がっているのもいいけれど、たまには順番にスポットライトを当てるような回があると嬉しいですね。

宮子の食生活は、相変わらず謎だなぁ……w
実家からの仕送りだけで果たして生活できているのだろうか。
つーか、性格からしてお金がなければバイトで稼ぎそうなイメージがあるんですがね。

ゆのとなずなは、本当に姉妹っぽいですね。
なんか、大人しい雰囲気も似てますし。
一番普通で、実際にありえそうな感じがしました。

それにしても、ひだまり荘のセキュリティは本当に大丈夫か……?w
倉庫に鍵を入れっぱなしって、大家さん管理の仕事放棄しているじゃねえかw
まぁ、そもそもゆの達も部屋の中にいるときは、たとえ寝ているときでもカギをかけていないみたいだし、防犯対策の意識が薄いのかもしれませんね。
ド田舎ならともかく、それなりに発展している町ならカギかけなきゃ駄目だよね。
女の子なんだから。

テーマ: ひだまりスケッチ×☆☆☆

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×☆☆☆  ひだまりスケッチ×☆☆☆(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣 第11問「宿敵と恋文と電撃作戦」  

バカテス第11話、視聴。

これって、アニメですよね……?w

動いているシーンは多いんだけど、図面ばかりだった印象が拭えない回だったなぁ。
原作通りにDクラスとBクラス相手に試験召喚戦争を挑んだ話でしたが、思ったより面白味がなかったですねぇ。
基本的に点数勝負だから、そもそも召喚の時点で決着がついているんですよね、コレ。
なので、ポイントはいかにフィールドを確保し、人員を配置するかという点に尽きます。
すると、見取り図が一番分かりやすいのは確かなんですが……うーむ。
味気ないってのが、正直な感想です。

バトルの裏のエピソードは見どころいっぱいあるんだけどなー。
姫路のことで根元にブチギレる明久は素直に格好良いと思います。
ただし、展開が早すぎて雑になっていたのは残念でした。
詰め込み過ぎて原作既読済みでも付いて行くのが大変でしたから、未読組みは更に忙しかったでしょうね。。

演出はともかくとして、作画にムラがありますね。
微妙な絵が多い中で、ムッツリーニが窓から飛び込んでくるところは素晴らしい作画でした。
何気にムッツリーニも顔面偏差値高いから、様になりますよね。

Bクラス戦をラストに持ってくるのかと思いきや、Aクラスとのリベンジ戦をやるようで。
うーん、雄二の真意は汲めませんが、シリアスに傾き過ぎないようにお願いしたいな。
やっぱり、笑ってこそ魅力のある作品ですから。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: バカとテストと召喚獣  バカとテストと召喚獣(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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味噌は脂っこくて腹にたまりやすいから人を選ぶかも 

もう半年ぐらい前のことですが、PONTAさんからセブンイレブンの冷凍ラーメンが美味しいという話を聞きました。
その後にネット上でも似たような噂を聞いたことがあったので気になっていたのですが、買う機会がありませんでした。
三重県にセブンイレブンが少ないというのもありますし、コンビニに寄るのは大抵昼飯を買う時などになるため、そのまま家に帰ってくることがないんですよね。

そんなわけで、ようやく昨日買ってきたわけです。
味噌ととんこつを買ってきて、さっそく今日味噌ラーメンを食してみました。

みそ

で、肝心の味はというと……うん、確かに美味しかった。
感動するってのは言い過ぎでしょうが、100円でこれなら十分すぎますね。

具に煮卵とメンマとコーンを添えてみました。
普段はトッピングなしの素ラーメンを食べているので、今回のようなのは稀です。

意外と作り方が面倒だったり、袋のラーメンの方が経済的だったりするので、お手軽感はそこまでではありませんが、下手にカップラーメンを買うぐらいだったら、こちらの方がいいかもしれませんね。

テーマ: ラーメン

ジャンル: グルメ

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無理だ~無理だ~僕の実力では~! 

ロックマン10のプレイ総時間が2時間近くになりました。
……が、未だに他のステージを一つもクリアできていません。

今作、難くね?

まず残り7ステージ中、ボスまで辿りつけたのが4つだけというところからして情けない。
それも理不尽な事故死などではなく、ライフを削られて死ぬことが多いこと。
それだけミスが多いってことなんでしょうねぇ。

苦労の末ようやくボス戦に挑んでも、あっさりやられてしまいます。
過去シリーズでは特殊武器使わずとも8体ボスを倒すぐらいの腕はあるはずなんですけど、全然光明が見えません。
今回のボス全般に言えることなんですが、こちらの攻撃が当たりづらいのと、動きがトリッキーで読み辛いという点が一筋縄ではいかない要因だと思われます。

一応プレイを重ねるごとに上達していっているのは救いかな。
ただそれって、覚えゲーじゃね?と思わないでもなく。

テーマ: ロックマンシリーズ

ジャンル: ゲーム

タグ: ロックマン  Wii 

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ロックマン10をはじめました 

ロックマン10 宇宙からの脅威!!」を買いました。
PS3やXbox360は所持していないので、9と同様にWiiウェアよりダウンロードしました。
3月9日に発売されたことは知っていたのですが、時間が作れなかったので、ようやくつい先ほど買ったところです。

30分程度ノーマルモードでプレイしてみた感想としては、悪くないですね。
最初からキャラ選択可能でしたが、初回プレイは無難にロックマンを選びました。
アクションゲームの爽快さは、健在で一安心。
9に引き続きスライディングが使えないのは残念ですけどね。

選んだステージは羊ロボットのシープマンでしたが、難しくはありませんでした。
といいつつ、コンテニューを2回もしてしまいましたけど。
まず、ステージ中にライフが減ってやられることはないですけど、トゲでティウンとなることが数回ありましてねぇ。
凡ミスさえしなければ、初見でもボスまで死ぬことなく辿りつくことは楽勝でしょう。

ボスのシープマンも大して強くはないと感じました。
パターンはすぐ読めましたし。
ただ、こちらの攻撃が連続で当たりづらく、一撃が結構重めなので油断しているとやられるますね。というかやられました。
9をプレイしてから少し間が空いたとはいえ、ちょっと情けないなぁ。

まぁでも仕掛けも面白いし、バランスも良さそうなので楽しんでプレイできそうで何よりです。
1000円と安いしね。

テーマ: ロックマンシリーズ

ジャンル: ゲーム

タグ: ロックマン  Wii 

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ライトノベル購入リスト2010年3月中旬~5月上旬  

恒例の個人的購入メモ。

◆ガガガ文庫 2010年3月18日発売

▼『クイックセーブ&ロード3

シリーズ第3巻。
まさかもう最終巻とは思いませんでした。
もっと膨らませられる設定だったとは思うんですけど、あまり売れてなかったのかなぁ?

◆富士見ファンタジア文庫 2010年3月20日発売

▼『生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3

生徒会シリーズ、番外編第3巻。
何だか不穏なタイトルですね。
シリアスな展開は求めていないので、ギャグに突っ走って欲しいところ。

◆MF文庫 2010年3月25日発売

▼『僕は友達が少ない3

MF文庫では間違いなく今一番待ち遠しい作品。
2巻で主要人物が揃ったので、これからの部活動にリア充っぷりが拍車がかかるんだろうなぁ。
笑いと萌えの絶妙なバランスがたまりません。

▼『三流木萌花は名担当!3

地味に早いテンポで発売されますね。
2巻をまだ読んでいないので、買うのはそれ次第ですが、購入リストには入れておきます。
このシリーズ、可愛い絵が購入意欲を湧かせてくれるんですよね。

◆メディアワークス文庫 2010年3月25日発売

▼『ハイドラの告白

柴村仁さんの新作。
どうやら「プシュケの涙」の続編にあたる内容らしく、興味が引かれます。
おそらく、同じ世界でのお話程度の繋がりでしょうが、気になります。

▼『殺戮ゲームの館 上下巻

「扉の外」で有名な土橋真二郎さんの新作。
何故か同日に上下巻ともに発売されます。
集団密室で起こる殺人はバトロワのような展開を期待させてくれます。


◆電撃単行本 2010年4月3日発売

▼『半分の月がのぼる空 <上>

劇場公開と同日に単行本として新発売される名作。
これを機にセリフを伊勢弁に修正されるということで、三重県人としては非常に気になります。
イラストがつかないでしょうから、ラノベで読むべきかなぁとも思うんですけどね。

◆電撃文庫 2010年4月10日発売

▼『ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス

電撃の新たな看板タイトルの一つになりつつあるSAO4巻。
2シリーズ同時に発表しているのに、刊行が早いですね。
SAOの方はネットで公表していたとはいえ、この早さは素晴らしい。

▼『とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ

最後の「とらドラ!」シリーズ。
もうあのまま終わりかなぁと残念に思っていたら、久しぶりに戻ってきましたね。
最後だから寂しいというよりも、また読めて嬉しいって感じです。

▼『偽りのドラグーンⅢ

地味に楽しみな竜と騎士の物語、第3章。
あらすじを読む限り、新たなヒロイン候補が出るらしいのですが……。
ハーレム化は望んでいないのですけどね。

▼『バッカーノ!1710 Crack Flag

バッカーノ1700年代の第2弾。
デュラララ!!が爆発的な人気を出していますが、個人的にはこちらを優先してもらいたいなぁ。
ただでさえ登場人物の数が半端じゃないんですから、期間置くと忘れてしまいます。

▼『死想図書館のリヴル・ブランシェ

新作。
ぶっちゃけますと、作者ではなく絵で惹かれました。
KeGさんの描くメイドが見られるってだけで買わざるを得ません。

◆集英社スーパーダッシュ文庫 2010年4月23日発売

▼『ベン・トー5.5

初めての短編集?となるのでしょうか。
ナンバリングがバカテスと同じように小数点で表記されているので、多分そうだとは思いますが。
キャラも増えてきたので、各視点からの物語ってのもありですね。

◆メディアワークス文庫 2010年4月24日発売

▼『セイジャの式日

「ハイドラの告白」同様、「プシュケの涙」の続編的位置付け。
2ヶ月連続刊行とは頑張りますね。
ただ、作者のファンは「我が家のお稲荷さま。」の新作を待っているらしいですけど。

◆ファミ通文庫 2010年4月30日発売

▼『“文学少女”と恋する挿話集3

本編が終わったのにも関わらず、間を置くことなく出してくれる文学少女シリーズ。
映画公開直前に発売されることになるのかな。
あ、そういえば、DVD特装版を買ったのにまだDVD見てないや……。

▼『空色パンデミック2

期待の新人さん。
1巻が非常に面白かったので、凄く楽しみです。
設定も広げやすそうですし、期待大ですね。

◆電撃文庫 2010年5月10日発売

▼『神様のメモ帳5

予想していたよりも早く来ました、シリーズ第5巻。
この作品は他では味わえない独特の空気が持ち味ですね。
今度は誰にスポットがあてられるんだろう。

▼『俺の妹がこんなに可愛いわけがない6

続々とメディアミックスが発表されている俺妹第6巻。
原作が一定水準以上の質を継続しているからこそ、なんでしょうね。
まぁ、残念ながら内容的にアニメ化は難しいんですがねぇ。

◆電撃単行本 2010年5月25日発売

▼『半分の月がのぼる空 <下>

完全版の下巻。
ラノベでは全8巻まで出ているのに、単行本だと2冊で収まるんですね。
著者の文章と言うと改行が多いイメージが強く残っていますけど、それはどうなるんだろうか。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 購入リスト 

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ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第9話「5月21日 泣く女」  

ひだまりスケッチ3期9話感想です。
今回は「11月22日 三年生と一年生」と「5月21日 泣く女」の2本立て。

Aパートは、まさかのヒロ&沙英の1年生の時のエピソード。
ゆの、宮子がひだまり荘に来る前の話で、代わりに噂のみさとセンパイが登場しています。

沙英たちの語る思い出話から、一癖ある人物だとは分かっていましたが、なるほどねー。
宮子とはまた違った自分に素直なタイプの人のようですね。
周囲を振り回すとまではいかないまでも、アクティブな奇人だなぁw
初登場のリリさんも含めて、高校生というより大学生のような雰囲気を持っていますね。

ヒロと沙英に先輩がいるというのは、新鮮で面白い。
ギャグ要因のゆの&宮子がいないので、笑えるシーンはあまりなかったものの、終始和やかなムードで心が温まりました。
恒例のお風呂シーンは、ゆのの代わりにヒロがメインで映っていましたが、ゆののような大胆なカットはなかったですね。
やはりこれも発育の差なのかw

Bパートは、いつも通りゆの&宮子の授業風景。
尺の関係上、Bパートがかなり短くなっていましたが、それが逆にテンポアップに繋がっていて、畳みかけるような面白味がありました。
あとこれは、まず間違いなく原作回でしょうね。
読んでいなくてもすぐに分かるほど、オリジナル話とは笑いのレベルが違います。
サクサク進んでしまうのは勿体無いと思いつつも、この速さはヤミツキになるかも。

今更ですけど吉野屋センセの自由奔放さはいいなぁ。
こういう先生がいたら、授業楽しいでしょうねー。

今週も面白かったです。
久しぶりに作画も気にならなかったし、全体的に良質な回でした。

テーマ: ひだまりスケッチ×☆☆☆

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×☆☆☆  ひだまりスケッチ×☆☆☆(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣 第10問「模試と怪盗とラブレター」  

バカテス第10話を観ました。
またしてもアニメオリジナル話でしたね。

アニメ版の終わりが近づいてきました。
予想通り、暗躍していたのは根元君だったわけですが……あれ、こんな顔だったっけ?
原作では初期に登場したっきり、ほぼ出番がないキャラだったのであまり覚えてません。
性格だけは狡賢く汚いと記憶しているんだけどなー。

このままB組との試召戦争で締めるつもりなんでしょうかね。
あのエピソード自体は面白いけれど、ラストに持ってくるのはどうなのかなぁ。
確かに、屋上での明久と雄二のシリアスモードへの転換期は、バカテスでよくあるパターンではあるのですけれど。
盛り上がりに欠けそうで不安というのが、正直な思いです。

キャラ崩壊もここまで来ると清々しいですな。
玲のバカさ加減は、方向性が違うと思うんですよねぇ。
前回とまるで別キャラになっているように感じました。

他にも、雄二が原作回とアニメオリジナル回で別人ですね。
神童の面影が残っていない、明久と変わらないバカな雄二ってのは個性が消えているよなぁ。

多くのキャラがアニメの中でも回によって変わるのに対して、ムッツリーニだけはブレれませんね。
さすがすぎる。
一人だけデジカメに注目したシーンは、思わず吹きましたw

EDは男ver.に戻っていましたが、今回の展開に合わせたのかな?
BL臭はともかく、曲はこちらの方が好みなので、少し嬉しかったり。
残し数話は、どちらのEDを流すのか気になりますね。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: バカとテストと召喚獣  バカとテストと召喚獣(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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電撃文庫2010年3月購入作品  

今月は都合上回収が遅くなってしまいましたが、電撃文庫3月分+αを買ってきました。

電撃文庫10年3月

・『電波女と青春男4
早くも4巻の今シリーズ。
表紙の幼女エリオを見ても分かる通り、どうやら過去話っぽいですね。
マコトが出会う前のリュウシさんや前川さんらも登場するようで、楽しみです。

・『“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7
遂にやってきた最終巻。
今読み進めている本を途中で投げ出して、すぐにでも読み始めたいぐらいの気持ちです。
作中で幸せになれた人は少ないけれど、刻也と咲のハッピーエンドは願ってやみません。

本当であれば、『クロノ×セクス×コンプレックス2』も発売される予定だったのに、絵師さんの体調不良により延期になったのは残念だなぁ。
まだ発売日も確定していないところを見ると、当分先になりそうですね。

サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL」をようやく発見しました。
よく通う本屋2店舗にはなかったので、ちょっと大きめの本屋に行ったところ大量に積んでいましたよ。

探偵・花咲太郎は覆さない」はMW文庫で今のところ唯一買っている本ですね。
他にも注目している作品はあるのですが、消化が追い付かないので今のところ保留です。

それにしても、積み本が恐ろしいペースで増えていってますなぁ。
読みたい本の数に対して、読書ペースが追いつきません。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 電撃文庫購入記録 

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル4<上> 

終わりのクロニクル4〈上〉―AHEADシリーズ  (電撃文庫)終わりのクロニクル4〈上〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)
(2004/12)
川上 稔

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読書期間:2009/11/20~2009/12/1

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
世界観 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

世界の崩壊が3ヶ月後と迫るなか、佐山と新庄は4th-Gとの全竜交渉を進めるため、九州の離島へと向かう。
それと前後して、5th-Gとの全竜交渉のため、八大竜王の一人、サンダーソンが曾孫の少女と共に日本へと降り立った。だが、彼は米国UCATにある書類を預けていた。それは、後に5th-Gとの交渉に際し、障害となる内容を秘めたものだった……。
かつて佐山の姓を持つ者と交わした約束の履行を迫る植物の世界――4th-G。
そして、機竜同士の戦いにより滅んでいった機竜が支配する世界――5th-G。
2つの世界を相手に、佐山達の全竜交渉が始まる!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


終わりのクロニクル第4章の始まり。

緻密な設定、重厚なストーリー、魅力的な多くのキャラクター。
作品の質の高さは、明らかに一般的なライトノベルと比較すると全ての面において上回っています。
単純に一言で評価をすると、凄いという言葉が一番ピッタリ似合うシリーズです。
筆者は、ラノベ作家の中でも頭を一つ飛び抜けた存在であることは間違いないだろうと実感させられます。

……なのですが。
うーん、何故か本の面白さは追随していないんですよねぇ。
作品のレベルに対して、得られる満足感が少ないといいますか、本来はもっと楽しめる本なのではないかなと思うんです。

考えられる要素はいくつかありますが、最大の要因はおそらく慣れなんでしょうね。
どうしても展開的に順々に全竜交渉を行うため、話の流れが似てしまうという欠点があります。
今回は、新たな勢力として米国UCATが本格的に参戦したおかげで幾分マシではありますが、ちょっと飽きつつあるのも事実ですねぇ。

4th-Gと5th-Gの交渉を同時進行する話となっていて、新キャラが続々と登場しますが、これまた似たタイプばかりが並んでいます。
口調や語尾で違いをつけているだけで、全員妙に察しが良かったり、真面目なシーンでもボケたりするところは変わりません。
造形は異なっても着色が全部一緒のようなものです。
いくらそのキャラ達が面白くても、さすがに飽きてしまうのも仕方ないのかなぁと思うわけです。

作者の文章が好きな人であれば、相変わらず文句なしに楽しめると思います。

少々中だるみするものの、圧倒的な重厚感は中身もページ数も持続中です

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  終わりのクロニクル  川上稔  さとやす  評価B 

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クロノ×セクス×コンプレックス① 

クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)
(2009/11/10)
壁井 ユカコ

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読書期間:2009/11/17~2009/11/19
月間マイベスト作品

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
設定 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
世界観 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
完成度 ★★★★★★★★
 … 9
期待度 ★★★★★★★★
 … 9

平凡な時計屋の息子・三村朔太郎は、高校の入学式当日、時間が狂った奇妙な路地から見知らぬ学校の入学式に迷い込む。そこは時間を操る魔法を学ぶ学校で、おまけに自分がミムラという名の女子になっていて!?そのまま入学を余儀なくされたミムラは、魔法の授業に戸惑ったり、女子の自分や寮のルームメイト・ニコにドキドキしたりの日々に突入する。
さらに女子寮を統べるホーライ会の選挙で候補者に擁立され、男っぽい性格を武器に“女子寮の王子”として名家出身のお嬢様・オリンピアと争うことになるが、それが思わぬ展開に――!?
壁井ユカコが贈る男女入れ替わり×魔法学校×タイムリープ・ストーリー!

【感想】


壁井ユカコさんの新シリーズ。
舞台が魔法学校で、主人公がTSモノ(性転換)、そして物語はタイムリープという素敵な単語が羅列する今作。
「鳥籠荘」シリーズは興味が全くなかったわけではないのですが、設定にそこまで惹かれなかったので手に取るのを迷っていましたが、これは発表された段階で買うことを決めていました。
そして、その判断は正しかったです。

主人公の三村朔太郎は、高校入学を控えたどこにでもいるような平凡な学生。
そんな彼が高校の入学式に向かう途中で女の子になってしまい、なおかつ魔法学校に迷い込んでしまった――というハチャメチャな導入から物語が始まります。

これは素晴らしい。
いずれの要素も無意味にすることなく、自然な流れで組み込まれた物語と世界の完成度に驚かされます。
まずは魔法や性転換の設定が気になり、次にストーリー展開が気になり、最後はキャラクターの背景や事情が気になって、読書ペースが加速していきます。
あらすじの訴求力も凄いと思いましたが、それ以上にこの本の惹きつける力には感服させられました。

女性作家ならではの視点から描かれるキャラクターは、リアリティがあっていいですね。
男性作家では、なかなか書ける代物ではないですよ、これは。
特にミムラのルームメイトであるニコの思考や発言は、現実世界の女の子を想像させる生々しさがあります。
同性にモテる女の子のタイプとか、男が好みそうな女を嫌う女の子とか、相手を陥れる言葉がエグいところとか、一男性読者としてはミムラと同様に何とも座りが悪い気分になります。
当然、女の子が甘いものばかりで構成されているなんて夢みたいなことは思ってもいませんし知ってもいますが、二次元で表現されると新鮮に感じますね。

一方で、中身は男のミムラは年頃の男子にしてはウブすぎて現実味がなかったりします。
潔癖すぎる点は、男からすると違和感がありますねー。
中高生の男子だったら女の子の体に興味津津なんですから、もうちょっとエロくてもイイと思うな。
何というかこう道徳的に駄目なのは分かっているんだけど触ってみたいという葛藤を書いてくれると嬉しかったのですが……まぁ、そこを追求すると単にエロ要素の多いありふれたラブコメになってしまうから、これはこれでいいのかな。

いざ魔法学校の授業に入ると、また違った楽しみが生まれてきます。
現代の日本から巻き込まれる形でタイムリープしたミムラだからこそ持っているアドバンテージを活かすシーンは巧いなと思いましたね。
得られる優越感が気分良くて、読書中に面白いなぁとしみじみ実感させられました。
ストーリーもまた読めそうで読めない微妙なバランスで、良い意味で読者の予想を裏切ってくれるのが嬉しくもあります。
伏線を大量に残しているので、どう消化してくれるのかと今から楽しみで仕方ありません。

楽しさや驚き、爽快さに萌えなど読者の色んな感情を引き出してくれる本です。
作者が狙った通り、ドキドキワクワクさせられましたよ。
今後の期待が止まない、注目シリーズですね。

時間移動×性転換×魔法学校という設定を見事に調和させた意欲作

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  クロノ×セクス×コンプレックス  壁井ユカコ  デンソー  評価A- 

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友だちの作り方 

友だちの作り方 (HJ文庫)友だちの作り方 (HJ文庫)
(2009/10/01)
愛洲 かりみ

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読書期間:2009/11/15

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
友情 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

引っ込み思案でアガリ性の少女、椛には、生れてこの方友達がいない。
そんな椛は、学校の屋上にひとりたたずむ少女、柚木と出会う。
勇気を出して柚木と友達になる椛。
一緒にお弁当を食べたり……そんな幸せな日々がずっと続くかと思いきや、柚木は突然別れを告げ姿を消してしまう。
不器用でかわいい二人が織りなす友情の物語。

【感想】


友情をテーマに描いた青春物語。
第3回ノベルジャパン大賞特別賞受賞作。

極度の引っ込み思案により友達がいない少女・仁科椛が屋上で一人の女の子・柚木と出逢うところから始まります。

タイトルが直球なら、内容も見事なまでのストレート。
こういう友情モノには弱いなぁ。
ネガティブな少女が、友達の声によって成長していく様は、喜びさえ感じられますね。
前半と後半の対比も映えていて、読みやすい本でした。

良く言えば素朴、悪く言えば味気ない。
非常にシンプルで余分なものを削ぎ落とした印象のあるストーリーは、物語のテーマを明確に訴えかけてきます。
小説というのは、練り込まれた物語が全てというわけではないと教えてくれますね。

現実では、こうも上手くいかないというのは誰でも分かっていると思います。
実際、椛は恵まれた下地と幸運があったからこそ、友達を作っていくことができるわけですし。
しかし、友達作りの心構えとしては正論を説いていますね。

萌えを狙っていないイラストも、作風に合っていて良かったです。
ノスタルジックな雰囲気を残したところも素晴らしかった。
あとは身体のバランスに違和感なければバッチリでした。

素敵なお話でした。
あっさりと読めるところも含めて、ラノベを普段読まない人にもお勧めできる作品です。

学校の図書館に置いてあっても良さそうな友情物語

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  友だちの作り方  愛洲かりみ  もりちか  評価B 

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ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第8話「5月13日~14日 ゆのクラブ」  

いつも通り、関東地区より1周遅れてのひだまりスケッチ3期アニメ感想です。
今回は第8話「5月13日~14日 ゆのクラブ」「9月26日~27日 やっぱりナスが好き」の2本。

とうとうヒロ以外はラジオ体操に参加するようになりましたね。
普通に考えたら寝起きの悪いヒロにはいつまで経っても無理そうだけど、このまま仲間外れにはさせないんでしょうね。
寝ぼけたまま体操してくれることを期待w

2年生編であるAパートは、学食の中華フェアのお話。
原作でも結構印象深かったエピソードだったので内容を覚えていました。
アニメを観ていたら、こちらまで蟹チャーハンが食べたくなってきましたよ。

授業の提出課題を遅らせてしまうゆのを、自然体の宮子がフォローするところは定番ですな。
先が読める分かりやすい話だけど、度々挿入されるボケがアクセントになるため、メリハリがしっかりしていて面白かったです。

1年生編のBパートは、似たような流れで、更にゆのの成長物語を強調した話。
月日が前後する関係で、同じようなことを悩んでいるように見えるのは失敗かも。
本来は、少しずつ成長しているのが実感できるんですが、その感覚が薄いんですよねぇ。
まぁでも、ゆのが将来について苦悩する話は嫌いではないので、

そういえば、ゆのは言わずもがな、宮子は天才肌として、沙英は将来を見据えた努力家として学業に勤しんでいるけれど、ヒロの力量はあまり作中では触れられませんよね。
ひだまり荘の管理人つーか寮長みたいな感じで、学生っぽくないw
イメージ的には優秀な生徒なんだけど、実際どうなのかな?

……にしても、今回は作画酷かったなぁ。
特に前半は絵のせいで面白さが半減されてしまっているのが痛かった。
進行が厳しいのかもしれませんが、頑張ってくれシャフト。

テーマ: ひだまりスケッチ×☆☆☆

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ  ひだまりスケッチ×☆☆☆  ひだまりスケッチ×☆☆☆(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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バカとテストと召喚獣 第9問「キスとバストとポニーテール」  

原作既読者のアニメ版バカテス9話の感想です。
今回の話は、明久の姉・玲が登場する原作5巻の内容をアニメにしたものでした。

いくらバカテスが会話主体で進むからといって、1冊300ページあるラノベを1話でまとめるのは強引すぎでは。
駆け足で展開しているのが見え見えで、ちょっと残念でした。
何というか話の繋がりが弱いんですよね。
玲のキャラ個性をもっと存分に引き出して欲しかったです。

アニメの演出自体は良いんだけどねぇ。
スタッフが悪いわけではなく、今回に限っては尺の問題だったように感じます。

あと、原作の2~4巻を飛ばしているために、姫路さんのブラック化が急にレベルアップしたように見えたなぁ。
もはや清純派ではなく、完全にヤンデレ娘ですね。
ポニテ姿は、葉賀ユイさんの絵では萌えたのに、アニメでは髪のボリュームが多すぎて微妙でした。

久保君が久々に絡んできて面白かったです。
このぐらいの頻度でオリジナルを入れるのはアリだと思いますね。
妙にBL臭が強かったけれど、ギャグ色も濃かったので笑えましたし。

パロネタがほぼなかったのは良かった。
うん、やっぱりこっちのが断然いいよ。

アニメならではの良さがあまりなかったのが心残りですが、前回よりはマシでしたね。
残り話数も僅かとなってきましたが、どうやって締めるのかな。

テーマ: バカとテストと召喚獣

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: バカとテストと召喚獣  バカとテストと召喚獣(アニメ話感想)  2010年放送開始アニメ 

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『ONE PIECE』57巻 感想  

初版部数300万部の大台に乗ったワンピース57巻をGETしました。

遂に始まった海軍&王下七武海vs白ひげ海賊団&ルフィらインペルダウンの囚人達。
決戦に相応しい大迫力のバトルが拝めます。

すっげえ面白かった!

見どころ満載というか、見どころしかない状態。
こんなにワンピースをじっくりと時間をかけて読んだのは、初めてかもしれません。

大混戦の中、多くの登場人物達が各々の戦いに挑む姿が燃える。
久しぶりのキャラクターや、懐かしい因縁、新しい悪魔の実の使い手たちなどなど、息をつかせぬ展開の連続で興奮しました。

新旧含めた王下七武海の面々のキャラの立ち具合が半端じゃないですね。
クロコダイルのトリックスター的な動きが気になる。
ドフラミンゴの「手を組まないか?」発言が何を意味するのか。七武海の中でも一番読めない人間だしな。
バーソロミュー・くまの話も意味深で、どのように絡んでくるのやら。
きっと、Dr.ヘガパンクは終盤の重要人物となるんだろうなー。

七武海に加え海軍大将・中将たちにも引けを取らない白ひげ海賊団の隊長たちが凄い。
このクラスとなると、脇役なんて言ってられないレベルですね。
正直、ルフィより強いんじゃないだろうか。

初期の頃に登場したミホークやスモーカーなどが、ここで活躍するのは嬉しい。
相変わらずこの二人は反則的に強いね。

そして、ハンコック様、やはりあなたはお美しい(常套句)。
冷静に考えると酷い性格しているはずなのに、全てを許してしまう魅力があります。
もう本当にルフィと結婚しちゃえよw

麦わらの一味が、この戦いに参戦してくれると最高なんですが、扉絵の連載内容を見る限り無理そうですね。
まぁ、駆け付けてくれてもルフィでさえついていくのに精一杯の戦いでは、ゾロやサンジでも命が危ういでしょうね。

決着が読めない勝負というのは、ここまで心が躍らされるものなのか。
最後の最後で、とんでもない展開になっていて、次巻が待ちきれません。
黒ひげはまず間違いなく関わってくるだろうし、戦局が二転三転するこの状況はあと一体どれくらい続くんだろうか。
ああー、早く続きが読みたいなぁ。

ONE PIECE 巻57 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 巻57 (ジャンプコミックス)
(2010/03/04)
尾田 栄一郎

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テーマ: ONEPIECE

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ONE_PIECE  ONE_PIECE(巻感想)  尾田栄一郎 

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電波女と青春男③ 

電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)
(2009/11/10)
入間 人間

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読書期間:2009/11/10~2009/11/14

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
電波 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

えーと今度はなんなんだろう。
とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。
ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。まさか、宇宙人が見守る街で『未知との遭遇』をした……のか?えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。
……ささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


青春男、夏休み編。
リア充すぎるぞこの野郎。

もしも自分が主人公のマコトと同じ立場だったら、今回の話で青春ポイント+100は堅い。
毎回思っていましたけど、マコトは贅沢すぎる。
何を小説のキャラに向きになっているんだと言われそうですが……羨ましいんですよ、ホント。
いくら電波が混じっていようとも、可愛い子たちに囲まれた青春は見ていて眩しいわぁ。

というわけで、今回は夏休みに草野球やら天体観測やらお祭りやらと、イベント満載の回でした。
表紙を飾っているユニフォーム姿のエリオにちなんで野球で例えてみると、変化球投手が投げたストレートみたいな感じでしょうかね。
癖のある作家が、王道的な青春ラブコメを描いた結果、このようになりましたと言わんばかりの内容です。

まさかの叔母(40)が主役となった2巻より方向修正され、活きのイイ10代の女の子たちがヒロインに返り咲きました。
やっぱり、ライトノベルはこうでなくては。

エリオの時折見せる純真な言動がツボに入ります。
母親が溺愛するのも仕方がないなと思ってしまうほど可愛らしい。
女の子というよりも、ペットを愛でるような感覚に近いかもしれません。

リュウシさんは、普通の女子高生だからこそ、青春っぷりが半端じゃありませんね。
恋する乙女を地で行くその様は、見ているこちらが恥ずかしくなってソワソワしてしまいます。
パニくると、みーまーの甘えん坊まーちゃんモードを彷彿とさせるような怪しい言葉を使い始めるけれど、ヤンデレ化はないよね?ね?

そして何気に一番好きなのは、前川さんだったりします。
一般向きどころかオタクにも理解しづらいコスプレは何とも言い難いですが、中身は普通に女の子なので、ギャップが激しくて萌えてしまいます。
安全な位置から離れて見守るスタイルから、もう少し接近してくれると嬉しいんだけどなー。

文章は、相変わらず独特で曲がりくねっています。
内容は意外にも正統派のラブコメなのに、著者の手にかかると非常にまどろっこしくなりますね。
たった1つの文章を切り取ってみても、面白味が湧き出てくるようです。
ただ、文章の繋がりが自由のため、どこにその文があったかすぐに思い出せない点もありますね。

ブリキさんの絵はもちろん素晴らしかった。
妙にエロいところも含めてw

面白かったです。
みーまーが終わったら、こちらの刊行ペースが上がるといいな。

メッセージ性の強いストーリーも見どころなリア充青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B+ 

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2010年2月読書記録  

2010年2月期の読書記録です。

▼月間マイベストライトノベル
 『空色パンデミック
空色パンデミック1 (ファミ通文庫)空色パンデミック1 (ファミ通文庫)
(2010/01/30)
本田誠

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第11回えんため大賞・優秀賞受賞作品。
所謂厨二的な妄想が現実のものとして認識してしまう空想病を患った人たちがいる世界。
雰囲気だけで誤魔化すことなく、意外にも設定が細かいセカイ系ボーイミーツガール。

▼読了済み………31冊 (前月比 +2冊)
▼積み本…………41冊 (前月比 +2冊)
▼感想記事数……7冊分

▼2月の読書数……9冊
 『シュガーダーク 埋められた闇と少女』
 『ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国』
 『探偵・花咲太郎は閃かない』
 『アクセル・ワールド4 ―蒼空の飛翔―』
 『人類は衰退しました⑤』
 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤』
 『空色パンデミック①』
 『二人で始める世界征服5』
 『世界平和は一家団欒のあとに⑨ 宇宙蛍』

日数の少ない2月にしては、読書数も感想記事数もそこそこだったかな。
欲を言えば、もっと感想を書けると良かったんですが、それよりも本を読んでいたい気持ちが勝りました。
とはいっても、もともと本を読むスピードが速くはないので、読書家の人たちとは比較になりませんが。

振り返ってみると、新刊を多く読んだ月でしたね。
本来ならば「アクセル・ワールド」を月間マイベストに選ぶところを、期待度込みで「空色パンデミック」にしてみました。
早くも4月に続刊が出るそうなので、非常に楽しみです。

昨年に読んだ本の感想がまだ12冊分溜まっているので、来月中には何とかしたいなぁ。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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