fc2ブログ

明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

11«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

早く駆け抜けすぎたレッドスター 

昼間、何気なくケータイからYahoo!のトピックスを見て「赤星・引退」の文字を見たとき、目を疑いました。
すぐには信じられずに誇大広告かと思ってページ開いてみたら、マジの話で驚きました。

いくらなんでも早すぎる。
まだ33歳で、これからって時に引退とは……まさに寝耳に水でした。
故障していたことは知っていましたが、そこまで重症だとは思ってもいませんでしたよ。
いつか完全復帰するだろうと思っていましたし、最悪でも故障を抱えつつプレーするものだと思っていたので、命にかかわる程の状態とは露知らず……。

凄く嫌な言い方だけど、賢明な判断、というものなんだろうなぁ。
何かあってからでは遅いわけで、この決断に至った赤星選手は立派だと思います。

しかし、悔しいだろうな……。
中日ファンの自分でさえ残念に思うんですから、阪神ファンはさらに、そして本人はきっと言葉に言い表せないほど辛いでしょうね。

敵としては、これ以上ない厄介な選手でした。
転がされたら急いで打球処理しなければ内野安打になり、焦ればエラーを誘われてしまう驚異的な走力。
かといって甘い球を投げれば、的確にミートして弾き返す洗練された打撃力。
大きな球場である甲子園で抜けると思った当たりを追いついて捕球してしまう守備範囲の広さ。
阪神の中でも随一の嫌な存在でした。

正直、阪神ファンが羨ましいと思ったこともありましたね。
一人の野球ファンとして、赤星選手のプレーには幾度も魅せられてきました。
もうその姿を見ることが出来ないと思うと、残念で仕方ありません。

暗黒時代を抜け、強くなった阪神の象徴と言っても過言じゃないでしょう。
今岡やウィリアムスも退団し、藤本もFAでいなくなり、矢野も城島にポジションを奪われようとしている今、一つの時代が終わろうとしているのを感じさせます。

順調にいけば、歴代盗塁数も五指は確実だっただろうし、2000本安打も到達していたでしょうね。
記憶にいつまでも残り続けるであろう名選手であるのは間違いありません。

本当にお疲れさまでした。
心身ともに休んでください。


テーマ: プロ野球

ジャンル: スポーツ

タグ: 赤星憲広 

△page top