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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ベン・トー4 花火ちらし寿司305円 

ベン・トー〈4〉花火ちらし寿司305円 (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー〈4〉花火ちらし寿司305円
(集英社スーパーダッシュ文庫)

(2009/07)
アサウラ

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読書期間:2009/8/4~2009/8/8

【評価……B+
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
バカ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ギャグ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
燃え ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤をはじめとしたHP同好会は、夏休みを利用した強化合宿に向かう。
あえて途中下車し、有名な弁当を現地の社会人と奪いあいつつ、到着した合宿地。
そこではある悩みを抱える二人の少女、淡雪えりかと禊萩真希乃に出会うのだが事態はおかしなことに…!?
そして今回の合宿の最終目的である至高の半額弁当を手に入れようとする佐藤たちの前に、全国から規格外の力を持つ強敵・難敵が続々現れ…!?
花火と共に上がる『狼』たちの咆哮…人々が空を見上げる時、彼らの誇りと命を懸けた戦いが始まる!!
庶民派シリアス・ギャグアクション、百花繚乱の第4弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


旨い半額弁当を求め強敵に挑む青春バカコメディ、第4弾。

やっぱり面白い。
文章もキャラクターもどってりと濃くて、充足感の得られるシリーズだなぁ。

それにしても、腹が減っているときに読むと、もはや拷問に近い。
まるで、空腹時にテレビで美味しそうな料理を紹介されているのを見ている感覚……いや、むしろ下手な芸能人のコメントよりも想像力をかき立てられる分、それ以上に口の中が涎に溢れます。

今回は夏合宿の話。
普通に考えれば、弁当争奪戦に合宿も何もないだろうと思いますが、みんな普通じゃないから仕方ありません。
いつもとは違う戦場で繰り広げられる戦いは、独自のルールがあったり見慣れない強敵などもいて、新鮮な熱気を味わえます。

全3章からなる物語は、第1章だけやや独立した話になっています。
戦場がスーパーではなく、駅という特殊な場所で展開される争奪戦は、趣が異なっていて面白い。
バカバカらしさが増していて、笑いが止まりませんでした。
後半のちょっぴりシリアス風味な内容も悪くはないですが、個人的には前半の方が好きですね。

夏で浮かれている佐藤が、二つ名通りの変態さをこれでもかと見せつけてくれます。
ほとばしる若者エネルギーを熱血エロという形で表現する、ある意味高校生男子の見本のような存在ですね。
ここまで本能に忠実な人間は、そうそういませんがw

白粉の変態度も加速が止まりません。
はたして腐女子という言葉で済ませていいものなのかというレベルです。
引っ込み思案な性格は一体どこに行ってしまったのか、アグレッシブな行動にただただ唖然。
もう、戻ってこれないな……うん。
面白いから何の問題もないけどさw

奢莪との距離感が、相変わらず物理的に近いというか密着しまくりで健全にエロティックだなぁ。
幼馴染みという枠組みを越えちゃってますよ。
佐藤の変態的観察のおかげで描写の数は多い槍水先輩も、奢莪のインパクトの前には分が悪い。
無理に固定化する必要性はないけれど、ヒロイン役は奢莪でいいような気分になります。

セガネタ中心のギャグも相変わらず小刻みに挟まれ、痛快に笑いを誘ってくれます。
真面目にアホくさい技を使う狼たちもシュールで、笑いの切れ目がなかなかありません。
おかげで、ずっと楽しんで読むことができますね。
3巻と比べると、燃え要素が減ってしまいましたが、その分コメディに力が入っているので飽きません。

もっと売れていいシリーズだと思いますね。
間違いなく良作です。

争奪戦はともかく日常パートの変態さに磨きがかかる佐藤と白粉は手遅れだと思う

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ベン・トー  アサウラ  柴乃櫂人  評価B+ 

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