明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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需要があるのか謎すぎる 

『テニプリ』原作者がCDデビュー「ふたつの夢が叶った」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000011-oric-ent


ちょwwwおまwwwwww
予想外過ぎるw

ホント、この人だけは漫画も行動も先が読めないわ……。
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テーマ: テニスの王子様

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 許斐剛 

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スランプというほど大層なものではないのですが 

読書感想文を書く手が止まっています。
定期的にあるんですよねぇー、書けなくなることって。

書くことができている時でも、ツマラナイ内容ばかりのときもあるし、逆に我ながらよく書けたと満足できる時もあります。
気分の問題だとは思うんですが……うーむ。
継続することの難しさはいつまで経っても変わりませんね。

ゲームやアニメ感想は結構簡単に書けるのは何故なんだろう。
書評も、もっと自然に書くことができたらなぁ。

テーマ: 日記

ジャンル: 小説・文学

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涼宮ハルヒの憂鬱 第8話「笹の葉ラプソディ」 

ようやく東海地方でも噂の「涼宮ハルヒの憂鬱新エピソードが放送されました。
普段は特に放送順は気にしませんが、今回のハルヒの件については待ち遠しかったですねー。

といっても、そもそも京アニ曰く「改めて放送」をしていた1~7話までは録画しているだけで見ていませんでした。
今まで何度も観てきたので、他アニメの視聴すら追いつかない中では後回しにせざるを得なかったんです。

そんな油断をしていたら、本当に来るんですもんねぇ、新エピソード。
ネット上では全28話という枠があることやテレビ局の番組表に一時期タイトルバレしたことで話題騒然となっていましたが、期待はあまりしていませんでした。
どうせまた裏切られることになるんだろうと高を括っていたところもあったと思います。

しかし、公式では事前告知なしの放送というのは戦略的に良かったんでしょうかね?
まぁ、アニメの場合は視聴率よりもDVDの売り上げが重視されるのでしょうから、見逃した人がいてもいいってことかな。
もともと知名度はある作品ですし、話題性を狙ったのかもしれませんが、これが正解だったのかどうかは微妙なところですね。

それはさておき、本題です。
何だかんだ言ってずっと楽しみにしていた第2期が急に放送されることになったわけですから、嬉しくないわけがありません。

新作エピソードの一番手が劇中で最重要な話である「笹の葉ラプソディ」だというのは面白い。
こういう京アニ制作スタッフの狙いというかあざとさは好きですw

第1期と異なり、原作を読んだ後の視聴なのでストーリー自体は先が気になるということはありませんでした。
おかげで、3年振りの新作アニメは懐かしさと新鮮さが絶妙なバランスでブレンドされた印象を持ちました。
一言で言ってしまえば、普通に面白かったです。

そういえば、キョンも言ってましたけどアニメではこれが初のタイムトラベルになるんですね。
やっぱり「涼宮ハルヒの憂鬱」のSF要素では、時間跳躍ネタが一番面白い。
何度見ても長門の時空間凍結は反則だよなぁw

作画に関しては、月日が経った事を感じずにはいられませんでした。
シャープな線で描かれているためか、多少キャラの表情を崩すだけでバランスまでもが崩れているように見えました。
良い時と悪い時の差が目立っていて、安定感に欠ける面はありますね。
ただ、キャラクターの可愛さや格好良さは第1期より上。
今回は特に中一のハルヒに力が入ってましたね。
みくるは、クラナドっぽい作画が多く、個人的には合わないと感じたので残念でした。
前と比較してどちらがいいかというのは微妙なところで、とりあえず評価保留ですかね。

声優陣は、もはや慣れ過ぎてしまっているのが視聴者にまで伝わってくるようでした。
アニメは新作でも、ゲームやCDなど、ここ3年間で「涼宮ハルヒの憂鬱」関連の仕事は途切れることなくやっていたでしょうしね。
はつらつさがなくなり、いかにもベテラン臭が漂っているのはどうなのかなぁw

音楽はAパートが通常の学園生活ということもあり前期の曲ばかりだったのに対し、Bパートではふんだんに新曲が盛り込まれていました。
この移行の仕方は巧いですね。
ああ、やっぱりこれは「ハルヒ」なんだなと自然に思わせてくれました。
みくるがキョンに3年前に一緒に行って欲しいと告白した時に流れた「悲劇のヒロイン」が好きですw

EDテーマの新曲「止マレ!」は疾走感のある良い曲でした。
「晴れ晴れユカイ」のようなインパクトはなくても、センスの感じられるEDで、これはこれでありだと思いますね。
CDを買うほどかと問われると答えに詰まりますが。

大きな不満点もなく、楽しめました。
来週はまた第1期分が放送されるという噂ですが、はてさて次の新エピソードも楽しみですね。

テーマ: 涼宮ハルヒの憂鬱

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 涼宮ハルヒの憂鬱 

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自分のために頑張らないといけない時がある 

昨日から、湊かなえ氏の「告白」を読んでいます。
「BLACK BLOOD BROTHERS」を読み終わった後、しばらく他の本を読んでいなかったのですが、ここはあえてラノベ以外にしてみました。
本屋大賞で1位を受賞して間もない頃に買っていましたが、読むタイミングを失っていたのでちょうど良かったです。

まだ読み始めたばかりなのですけど、なかなか面白いですね。
いつかまた感想を書きたいと思います。

それとは別に、今日はズシリと来た一文を紹介。
ネタバレという程ではないのでご安心を。

「やればできる」のではなく「やることができない」のです。

これは頭が痛い。
まさしく僕はこのタイプの人間です。

自分が本気を出せば、ある程度のことは出来る人間だと考えるのは悪いわけではありませんが、実際に努力できなければ意味がありません。
誰だって「やらないといけないこと」に関しては、どうしても腰が重くなってしまうもんです。
そこで努力を継続できるか否かが、人間として成長できるかどうかの境目なんでしょう。

ここのところ、少々ダラダラと過ごしていたので、この一文は堪えました。
大事なのは「やればできる」という未知なるポテンシャルではなく、「やれることをやる」意志と行動力ですね。

つまり、何が言いたいかというと、後悔しないように頑張なきゃなーってことです。

テーマ: コトバ

ジャンル: 小説・文学

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今度は甲子園でどこまで飛ばすか見てみたい 

偶には野球の話題。

ようやく勝率5割に復帰できましたね、中日。
約1ヶ月間の借金生活でしたが、この時期で良かった。

やっと安定した戦い方をしつつありますね。
先発陣が頑張ってくれているのが何よりも大きい。
吉見、チェンを筆頭に、粘り強い朝倉と川井の4本柱はある程度計算ができます。

一方で野手の方が、もっと点を取ってやれよと言いたくなるぐらい湿ってますねぇ。
まぁ、昨日の試合は最終的に10点取りましたが、あれは緊迫した流れで日本ハムがエラーを連発してくれたおかげですから、打ち崩した手応えはあまりありませんでした。

そんなイマイチな野手の中で、今一番打席が楽しみな存在がトニ・ブランコです。
ゴルフスイングかのようなすくい上げでかっ飛ばすホームランが痛快!
あの飛距離には惚れ惚れしますよ。

場外、5階席、天井ホームランと規格外のパワーとスイングスピードには驚かされます。
もう普通のホームランでは物足りないくらいになってきましたw
勝敗はもちろん最優先事項ですが、それ以外でもこういった楽しみ方ができるともっと野球は面白くなりますね。








テーマ: 中日ドラゴンズ

ジャンル: スポーツ

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これが実力の差ということか 

5月13日深夜に行われたマリオカートWii第6回仁義杯に参加しました。
僕が唯一走れるフレンド対戦なので、可能な限り参加しています。

以下、主催者の仁義さん視点の動画の紹介です。
ちなみに、動画内で仁義さんは第7回大会と仰ってますが、多分第6回だと思います。

▼第6回:仁義杯グランプリ個人戦バックミラー杯



1戦目は、バックミラー杯でした。
見てもらえれば一目瞭然なのですが、常にバックミラーを見ている状態で完走するという縛りです。
これは酷かったw
まぁ、やる前からgdgdになるのは分かりきってましたw
証拠動画として自分の視点の動画もうpしようかと思ったのですが、非実況ではとても見ていられませんでしたのでお蔵入りです。

▼第6回:仁義杯ふうせんバトル



2戦目は、ふうせんバトル。
仁義さん主催の大会でのバトルでは恒例ですね。
今回はかつてないほどの接戦で面白かった!
普通のレースと違って、バトルならまだあ勝ち目があるというか活躍できる可能性があるから楽しいw
個人的には今度はコインバトルもやってみたいなー。

▼第6回:仁義杯グランプリ個人戦最終戦



3戦目は、縛りなしのガチレース。
格差社会で悪かったなコンチクショー。
明らかに自分だけ浮いてるぜ、ハハハ……はぁ。
いつもはまだアイテム運で何とか付いていくこともできたりするんですが、今回はどうにもなりませんでした。
取った瞬間にカミナリやらキラーやらで攻撃されてなくなるパターンが多すぎた。

それにしても、レートの差がさらに広がっていかがなものか。
仁義さんも8000台後半になったらしいので、今回参加したメンバーみんな8000台以上になってしまった。
未だ6000台中盤をウロウロしているというのに、これは今後も勝てそうにないぜ。

ある意味おいしいポジションと言えなくもないですが……。
うーむ、こうなったらMiiを萌えキャラ路線で行くか?w

テーマ: マリオカートWii

ジャンル: ゲーム

タグ: マリオカートWii  マリカーフレンド対戦  Wii  ニコニコ動画 

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会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! 

会長の切り札  一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫)
(2008/11/01)
鷹見 一幸

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読書期間:2009/3/15~2009/3/18

【評価……B-
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

楢山高校・生徒会長の朋絵は頭を悩ませていた。高校統廃合の新たな条例により、学校の存続が高校生同士の勝負によって決定されることになったのだ。
ところが、相手は文武両道の熱血男子高校、対する楢高はゆる~い校風の共学校。生徒たちのやる気はゼロ、諦めムードが漂う生徒会――しかしその時、切れ者副会長の光明だけは、役立たずの同好会に活路を見出していた!
これぞ現代版国盗絵巻、高校生たちの熱き合戦がここに火蓋を切る!!

【感想】


「でたまか」シリーズなどで有名な鷹見一幸さんの新シリーズ。
著者の本は、これが初めてとなります。

表紙買いでしたが、中身もそれなりに楽しめました。
やけに説明的なところは惜しいものの、興味深い舞台背景でした。

ここ数年進展を見せない町村合併の裏で、深く絡み合う高校統廃合の問題。
いつものように協議会では進展しない会議が行われていたが、とある女子高生の一言が波紋となり、町内問題は委ねられることに。
これといって取り柄のない楢山高校は、副生徒会長である所光明を筆頭に学校の存続をかけて策を練る……というお話です。

どたばたギャグ路線かと思いきや、意外にもまともな学園ドラマでした。
もちろんコミカル要素も盛り込んでありますが、ストーリー重視であくまで笑いの要素は控え目です。
主人公の光明が非常に優秀な軍師で、勝つための戦略もさることながら、周りを巻き込ませるテクニックには感心させられます。
次第に規模が大きくなっていく話に、ワクワクさせられました。

しかし、話の見せ方に少々問題があったように感じます。
光明があれやこれやと策を張るのはいいんですが、その多くが準備段階でネタバレになってしまう点は再考して欲しいところ。
当日の勝負は、ただ消化するだけの代物と化していて盛り上がりに欠けました。
せっかく頭の切れる主人公ですから、想定外の事象が起きた時の対応とかも見てみたかったですね。

あとキャラは粒は揃っていますが、ほとんど光明がおいしいところを奪っちゃってるんで出番が少ないのは悩ましい。
特にヒロインである会長の早乙女朋絵の存在感のなさは可哀想なぐらいです。
2巻では頑張ってくれると嬉しいですがね。

KeGさんのイラストは安定して素晴らしかったです。
気になってイラストレーターをググってみたら、ずっと前によくHPを見てた絵師さんで驚きました。
今でも時々新着イラストが来ていないかとHPを訪問していましたが、名前をすっかり失念していました。
同人作家さんという記憶だったけど、当時からプロのイラストレーターだったかなぁ?
うーむ、どちらにせよ感慨深い。
ラノベの挿絵もいいけど、この方の絵は1枚絵のカラーCGこそ力を発揮できる分野だと思いますね。

KeG氏のHP「YELLOW LIFE」
http://www009.upp.so-net.ne.jp/keg/

策士の生徒会副会長が学校存続のために頭を巡らせる話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  会長の切り札  鷹見一幸  KeG  評価B- 

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おっさんホイホイ?望むところだ! 

BBB11巻の感想はすぐにはまとめられそうにないので、他の話題を。

えー、とうとうニコニコプレミアム会員になってしまいました。

うーむ、プレミアム制度が導入された時、誰がお金を払ってまでみるかよ!と思っていたのですが……あるぇー?
まぁ、もちろん理由はあるんですよ、ええ。

まず大前提として、今現在一番時間をかけている趣味だからという点。
以前に比べると面白い動画がランキング入りすることは激減してしまいましたが、それでも毎日ある程度の時間見ています。
その中にはエコノミーでは見たくないと思って、わざわざ2時以降のエコノミー解除まで待っていた動画もありました。
これだけハマっているのだったら、月500円ぐらい投資してもいいかなと心情が変化していきました。

次にマイリストの数が足りないこと。
複数アカウントを作ればいいのかもしれないのですが、今2垢持っていてもログインし直したりすることはまずないんですよねぇ。
何故って?めんどいからw
しかも、複数のアカにまたがっていると管理も大変ですからね。
やっぱり1つのアカウント内でまとめたい気持ちが根強くありました。

最後の理由にして、これが最大の理由。
それは、コメントの過去ログを見たいから。
上記の件だったら頑張ればどうにかできなくもないですが、過去ログだけはどうしようもありません。
何度も何度も見る動画がいくつかあって、そのコメントがどうしても見たくなっちゃったんですよ。

これらの理由が積み重なった結果、損はしないだろうということでプレミアム会員となったわけです。

で、一番見てみたかった動画の過去ログはコレ。



ファミコン元気玉は何度聴いても飽きないわぁ。
今日も過去ログ見ながら、おっさんホイホイされてます。

テーマ: ファミコン

ジャンル: ゲーム

タグ: ニコニコ動画 

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BLACK BLOOD BROTHERS 10-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣- 

BLACK BLOOD BROTHERS10  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫)BLACK BLOOD BROTHERS10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫)
(2009/04/20)
あざの 耕平

商品詳細を見る
読書期間:2009/4/18~2009/4/20

【評価……A
設定 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★★
 … 9
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★★
 … 9
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★★★★★
 … 10
燃え ★★★★★★★★☆☆
 … 8
期待感 ★★★★★★★★★★
 … 10

1997年。アリスやジローと共に香港に滞在するカーサは、リズと名乗る1人の吸血鬼と出会う。自分と同じ“混血児”のリズに衝撃を受けつつも、カーサは彼女にかつてない親愛の情を覚える。
月下で蠢き始めた、新たな“脈動”。アリスとジロー、そしてカーサにとっての百年の夜が、静かに終わりを告げようとしていた。
そして現在――2009年、シンガポール。各国の有力血族を迎えたミミコは、特区奪還の手応えを感じながら、待っていた。
たった一振りの剣。ミミコにとってただ1人の吸血鬼を。
「いつまで経っても、遅刻魔なんだから」
すべての未来を賭けた『聖戦前夜』が、今、最後の幕を開ける……!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


小説に限らず創作物に対して、言葉が出てこないほど感銘を受けることが偶にあります。
内心では、キリがないくらい語りたいと思っているのに、上手く言語化できないんです。
それは、それだけ作品に夢中になっている証拠なんでしょうね。

BLACK BLOOD BROTHERS」は、それが偶にではなく頻繁にあるから嬉しい。
この10巻も、素晴らしく良かったです。

▼聖戦前夜 ― 1997

10巻の内容は前半と後半で大きく分かれています。
前半の舞台は過去の香港。
あの「香港聖戦」が起こるまでの経緯が、カーサの視点で遂に明かされます。

カーサの葛藤が、苦悩が、ありありと綴られています。
もともとただの悪役ではなかった彼女ですが、こんな閉塞感に苛まれる姿を見たら、とても憎めません。
彼女の選択を誰が責められようか。
BBBにおいて、カーサは間違いなく主人公の一人だと改めて確信しました。

▼聖戦前夜 ― 2009

後半は、時間軸が戻って現代。
順調に特区奪還の準備が整いつつあるカンパニー。
しかし、そう簡単には事が進むわけもなく……。

カンパニー勢力は頑張っているとは思いますが、まだまだ先読みが甘いですね。
きっと陣内がいれば、こうも後手後手に回ることはなかったんでしょうけど。
まぁ、他にも役者は揃っていますしね。

我ら『賢者イヴ』の血族、現時点をもって宣戦する

神懸かっている帯のセリフより。
文中のセリフとは若干違うんですけど、実際に出てきたときは全身痺れました。

今回の話は、先がバレバレの展開でしたので驚きこそ少なかったですが、分かっていても燃えました。
ジローが格好良すぎて別人みたいでした。
まるで主人公みたいじゃないか!
ちょっとくらいヘタれている方がジローらしいと思ってしまうんだ、うん。

そういえば、表紙絵のジローもキマってましたね。
居合の構えや鋭い眼光がカッコイイ。
10巻の草河さんの絵はイラストによって質の差が激しかったのが残念ですが、表紙やラストの絵は素晴らしく良かったです。

◆残すところは最終巻のみ!

クライマックスへ向けて、とうとうカウントダウンが始まりました。
ジローも、ミミコも、コタロウも走り出したらあとは最後まで突っ走るしかありませんよね。

『九龍の血統』の面々は果たして生き残れるのか。
因縁の対戦カードは、いくつ実現するのか。
そして、カーサは救われるのか。

期待値の上昇が止まらない内容でした。

遂に明かされる過去の経緯に胸が詰まります

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  BLACK_BLOOD_BROTHERS  あざの耕平  草河遊也  評価A 

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「BLACK BLOOD BROTHERS11 -賢者転生-」簡易感想 

BLACK BLOOD BROTHERS11 賢者転生」、読了。

最高でした。

終わってしまったという寂しさもありますが、それ以上に充実感が勝っています。
本当に出会えて良かったと思える作品でした。

BBBがあまりに面白過ぎたので、他の本をすぐには読む気にならないですね。
うーむ、読書順に感想文を書いてましたが、繰り上げてBBB10巻と11巻を書いてしまおうかなぁ。
今抱えているありったけの想いを文章にしたい気持ちが強いですし。

BBB厚さ比較

それにしても分厚い。
製本の違いか、電撃文庫に比べると同じページ数でも薄くなる富士見ファンタジア文庫でこの厚さは圧巻。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: BLACK_BLOOD_BROTHERS 

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アマゾンお気に入りウィジェットの設置 

試験的にアマゾンのお気に入りウィジェットを導入してみました。

今までの形式だと5作品しか紹介できなかったのですが、これならいくらでも一度に表示できます。
アマゾンの評価も同時に表示されるので、参考になるかと。

若干重いのが難点かな。
もし、邪魔くさいとか動作が鈍いとかありましたら、コメントで教えてください。

テーマ: ブログ

ジャンル: ブログ

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モーフィアスの教室4 黄昏の王女 

モーフィアスの教室〈4〉黄昏の王女 (電撃文庫)モーフィアスの教室〈4〉黄昏の王女 (電撃文庫)
(2008/11/10)
三上 延

商品詳細を見る
読書期間:2009/3/10~2009/3/14

【評価……B
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

正宗の持つ黒い鍵《パンタソス》の力で、ツグミの事件は一応の解決を見た。
だが飯見町には《赤い目》に関する噂が蔓延し、多くの人々が《赤い目》の悪夢に囚われ目を覚まさなくなってしまう。
必死に悪夢の《親》を探す直人と綾乃を尻目に増え続ける犠牲者たち――このままでは《赤い目》が実体化し、現実世界に出てきてしまう。
一方、ツグミの仇を討つため先走った正宗は、《赤い目の悪夢》の《親》が誰かをついに突き止めるが……。
人気シリーズ、いよいよ完結!今回も口絵は椎名優描き下ろしのプレビューコミック仕様!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「モーフィアスの教室」シリーズ、最終巻。

もっと長く続くのかと思っていましたが、案外あっさりと終わってしまいましたね。
予定通りなのか打ち切りなのかよく分かりませんけど、一応綺麗にまとめられているので良かったと思います。

風雲急を告げるかのように見えた前回のラストですが、意外にも4巻の始まりは緩やかでした。
しかし、静かに着々と悪夢の犠牲者が増えてゆく気味の悪さが何とも言えない嫌な雰囲気を漂わせます。
そして、とうとう《赤い目》と対面を果たしてからの緊迫した展開の連続は、大きな絶望感と僅かな希望が交差するもので、物語にのめり込んでしまいました。

うん、面白かったですね。
惜しいところもいくつかありますが、概ね満足できる内容でした。

雰囲気を出すのは巧いんですが、場の盛り上げに関してはあと一歩だと感じるところが多かった。
ちょっと平坦にストーリーが進みすぎだったかなぁ。
退屈だと思ったことは一度もなかったので、内容や展開は悪くないと思います。
燃え成分が多めだったら、さらに評価が上がったでしょうね。

エピローグは、さっぱりとした爽快さを含む良い終わり方で満足。
多少物足らなさを感じるぐらいがちょうどいいという言葉をよく耳にしますが、まさしくこの作品はそれでした。

主役、脇役含めてキャラクターも全体的に立っていましたね。
特に棗と正宗はそれぞれ見せ場があって、より一層好きになれました。
まぁ、ただ三角関係はドロドロした展開こそが真髄!と思っている方は、期待しすぎない方が吉かと。

椎名優さんのイラストには、最後の最後まで圧倒的なクオリティに驚かされました。
直人と正宗の格好良い場面や、棗の照れた表情、綾乃の優しげな微笑みなど、見どころ満載です。
挿絵がこんなにも楽しみなラノベ作品は、そうそうありませんね。

地味ながら面白いシリーズでした。
4巻で完結したことは、人に勧める上では良点になりますね。

軽めのミステリアス&ダーク作品で気分転換しながら読めるシリーズ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  モーフィアスの教室  三上延  椎名優  評価B 

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チョコボレーシング~幻界へのロード~オリジナル・サウンドトラック  

チョコボレーシング~幻界へのロード~オリジナル・サウンドトラックチョコボレーシング~幻界へのロード~オリジナル・サウンドトラック
(2008/10/01)
ゲーム・ミュージック太田裕美

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2ヶ月近く前、チョコボレーシングのサントラを買いました。
それから間隔を置かずに聴いています。

チョコボレーシングは、僕が人生で一番プレイした回数の多いゲームだと思います。
1回のプレイ時間はそこまで長くはないので、通算プレイ時間は他のゲームに負けるかもしれませんが、発売とほぼ同時に購入して、10年以上経った今でも定期的に遊んでいるぐらいです。
マリカーの二番煎じだろう?という声に否定はできませんけど、独自のルールや派手なバトルレースはいつまで経っても飽きない作りになっています。

語ろうと思えばいくらでも書き連ねることできますが、今日の本題はCDの話なのでこの辺りで自重w

そんなわけで、思い入れも人一倍あるゲームなので、BGMも聴き親しんだものばかりです。
しかも、このゲームの音楽は半分以上がFFで使用された楽曲をアレンジされたものなので、なおさら。
このCDは、チョコボレーシングをプレイしたことがない人にとっても楽しめる一枚だと思います。

音響担当は、ロマサガや聖剣伝説で有名なイトケンこと伊藤賢治氏。
ゲーム音楽業界トップクラスの1人ですね。
FFの音楽を手掛ける植松伸夫氏が生み出した楽曲を、イトケンがアレンジする――。
ゲームを購入した当時は気付きませんでしたが、今冷静に考えてみるとなんて贅沢な話w

コースの曲はどれもこれも素晴らしいですが、一番好きなのは「ミシディア空中庭園」かな。
FF5の「大いなる翼を広げ」「エンドタイトル」をアレンジしたもので、原曲もいいけど、それを超えんばかりの出来栄えですよ。
初めて聴いた時は、滅茶苦茶テンション上がったなぁ。
今でもイントロのメロディには鳥肌が立ちます。

次点は、FF8通常戦闘曲のアレンジである「FF8サーキット」。
爽快感抜群で、レースのBGMにピッタリ。
レースのボルテージを上昇させてくれる大きな要因の一つとなってますね。

また、ストーリーモードをクリアした時に流れるEDテーマ「心のたからばこ」は間違いなく名曲です。
柔らかくて優しい歌声に、昔を思い出さずにはいられない詩。
絵本のようなほのぼのと温かく、だけどどこか少し寂しさを感じるゲームのED画面も相まって、本気で泣けてきます。 

一時期はプレミア価格となっていて入手しにくいCDでしたが、昨年の10月に再販されたおかげで今は通常売価で買うことができます。
ニコニコで試聴できますので、気に入った方は是非買って欲しいですね。
サントラが売れれば、続編作ってくれるかもしれないしね。







テーマ: ゲーム音楽

ジャンル: ゲーム

タグ: チョコボレーシング  伊藤賢治  ニコニコ動画 

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フルメタル・パニック! アニメ第1期~第3期 

「フルメタル・パニック」のアニメを第1期から第3期まで一気に観ました。

去年1年近く再放送していたのを録画していたのですが、ずっとHDDに眠った状態だったんです。
最初の数話を見て面白いなと思ったので、第1期の9話を録画ミスした時、飛ばして次の10話を見るのに抵抗があったため、しばらくそのまま放置してました。
何とか無事9話を見たのが2ヶ月ぐらい前。
そこから一切止まることなく最後まで視聴しました。

▼「フルメタル・パニック!」

第1期で、これだけがGONZO制作。
作画は偶に荒いときもありましたが、概ね良好で好感が持てました。

個人的には一番面白かったのがコレですね。
単純に話自体が楽しかったのが一番の要因です。
ガウルンの非道さが格好良くて痺れる。
やっぱり敵側にいいキャラがいると、物語全体が映えますね。

▼「フルメタル・パニック! The Second Raid」

第3期ではあるんですが、再放送では2番目に放送されていたのでこちらを先に見ることになりました。
制作会社は京アニ。

群を抜いてクオリティが高かったシリーズ。
じっくり丁寧に描いているのがよく分かる内容で、制作スタッフの力の入れようが伝わってきました。
特に目を見張るのが作画で、安定して高水準のアニメーションに驚かされます。
惜しむらくは、敵側のインパクトが弱かったことですね。
あと展開自体は悪くなかったけど、ちょっと宗介がgdgdしすぎかなと感じました。
この辺りは原作がそもそも味気ないのか、それともアニメの脚本家の力不足なのかは分かりませんね。

▼「フルメタル・パニック? ふもっふ」

第2期。これも京アニ制作。
他シリーズと異なり、全編コメディ路線の短編集から元にしたアニメ。

ミリタリーアクションに興味がない人でも、これは楽しめます。
久しぶりに面白い学園コメディを見ました。
宗介の軍事バカなリアクションが一々笑えますね。
そして、テッサが可愛すぎるぜコンチクショウ。

原作完結したら読んでみようかなー。
今読んでテンション上がってしまったら、1年に1冊のペースの新刊を待つ羽目になってしまうからなぁ。


フルメタル・パニック! [Blu-ray] (初回限定生産)フルメタル・パニック! [Blu-ray] (初回限定生産)
(2008/06/27)
関智一雪野五月

商品詳細を見る

テーマ: フルメタル・パニック!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: フルメタル・パニック! 

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ゲッサン創刊号 

いつものように本屋で週刊少年サンデーを立ち読みしようとしたとき。
何か随分と煌びやかだなぁと思ったら、月刊少年サンデーの創刊号でした。

デカデカと「ゲッサン」と書いてあったけど、あれを正式名称とするのだろうか。
どうでもいいけど、月曜日とサンデーの組み合わせのように聞こえますね。

表紙はあだち充さんの新シリーズ「QあんどA」。
「クロスゲーム」もいよいよ佳境に入ろうかというこのタイミングで同時連載とは大御所なのに頑張りますなぁ。
しかし、この作者は誰かを死なせないと物語を描けないのだろうかw
まぁ、「QあんどA」の場合はギャグ路線で行くっぽいので、深く考えずに笑えたらいいかな。

とりあえず、第1回はあだち節が随所に見られて面白かったです。
そして、ヒロインが可愛かった。
あだち充さんが描く女の子で、髪を結んでいる娘は珍しい気がします。

そして、驚いたのが次に掲載されていたあずまんが大王の新作!
7年振りの復活とか。懐かしいー!
何故サンデーに?という疑問はあるものの、まさか忘れた頃に新作が読めるとは思ってもいなかったので凄い嬉しかったです。

どうやら新装版が出版される関係で、3ヶ月の短期集中連載という話らしい。
全3巻予定の新装版に、ゲッサンで掲載された「補習編」が収録されるとか。
うーむ、単行本は全部揃えてあるけどこれは買うか悩むなぁー。

で、肝心の内容はというと、普通に面白くて安心しました。
そうそう、このシュールさが売りなんだよね~。

絵柄が当時と変わってしまっているため、まるで同じというわけでもありませんでしたが、雰囲気は相変わらずでした。
のほほんとしつつも、間の抜けたギャグには笑いをこらえるのが大変ですw

今回は1年生編だったので神楽の出番がなかったのが惜しい。
あと先生たちも大人しかったので、もっと暴れて欲しいですね。ゆかりちゃんとか。

来月も楽しみです。


ゲッサン 2009年 06月号 [雑誌]ゲッサン 2009年 06月号 [雑誌]
(2009/05/12)
不明

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テーマ: 気になる本・雑誌

ジャンル: 本・雑誌

タグ: ゲッサン  QあんどA  あずまんが大王 

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ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! 

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)
(2009/01/30)
田尾 典丈

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読書期間:2009/3/6~2009/3/9

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
メタ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

ある日突然に世界改変の機会を得た俺は、躊躇なく願望を具現化した。
そう、全ての選択肢・イベント・キャラの台詞まで記憶するほど愛したゲーム『エターナル イノセンス』の現実化である。
目指せメインヒロインルート――と思いきや、まさかの複数同時攻略ルート突入!
しかもゲームにはないイベント発生!
はたして俺と愛するヒロイン達はトゥルーエンドを迎えることができるのか!?
選択肢無限の真世界を奔走する第10回えんため大賞優秀賞受賞作!!

【感想】


ネット上で評判が良かったので購入した一冊。
いかにもな表紙とタイトルですが、これがなかなか面白かったです。

ギャルゲーにハマったことのある人間なら、誰しもが一度は想像する「自分がギャルゲーの主人公になったら」という妄想が現実世界で具現化した話。
そんな夢のような奇跡が起こった現実の主人公・都筑武紀は、最初は困惑するも、突如現れた理想の美少女たちに囲まれデレデレする日々。
しかし、事はそんな単純に進まない。
ゲーム内ではごく当たり前のことであっても、それが現実に当てはめると極めて不自然な事象がイッパイ。
それが元で、通常のゲームルートから大きく逸れていく有様。
誰もが救われるためにはハーレムエンドを目指すしかない!ということで、問題解決のために武紀が奔走する……という展開。

既にプレイ済みのギャルゲーが現実化したため、武紀にとってはいわゆる「お約束」のイベントが起こる予測が付くのが面白い。
ゲームの主人公と同じような選択肢のセリフを言ってみたりするところなど、メタ的表現が色濃く出てますね。
最初はヘタレ全開でしたが、中盤からギャルゲーのご都合主義に真っ向から立ち向かおうとする武紀の姿は、結構カッコ良かったです。

ヒロインキャラクターは、作品の性質上いかにも「これなんてエロゲ?」みたいなキャラばかりです。
才色兼備の学園のアイドル、世話好きな幼馴染、義理の姉と妹、寡黙な転校生……と、テンプレ的なラインナップ。
どのキャラもギャルゲーの記号的な要素を全面に出しているため、好みのキャラはいませんでしたが、強いて言えば義姉の春海ですかね。
ええ、姉属性持ちですが何か。

エピローグに関して、賛否両論があるようですが、個人的にはどちらでもありかなと思いました。
きっと、これが小説ではなくゲームであれば途中で分岐点があってエンディングが2種類に分かれていたんでしょうねw

ギャルゲー好きなら一読の価値あり

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!  田尾典丈  有河サトル  評価B 

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とらドラ10! 

とらドラ10! (10) (電撃文庫)とらドラ10! (10) (電撃文庫)
(2009/03/10)
竹宮 ゆゆこ

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読書期間:2009/3/6~2009/3/7

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

春。衝撃の出会い。
ラブレター。共同戦線。電柱キック。
偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。
エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白――
そして、雪舞い落ちる二月。
手を取り合って逃げ出した竜児と大河。
それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。
ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は。
超弩級ラブコメ、感動の完結編。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


超弩級ラブコメと銘打ってきた「とらドラ!」本編、完結。

僕が「とらドラ!」を読み始めたのは、7巻が発売された頃だったので今から約1年前のことでした。
ちょうどその7巻でアニメ化が決まり、この1年は原作・漫画・アニメと「とらドラ!」尽くしでしたね。
9巻の盛り上がりは半端なく、集大成となる本編最終巻には、多大な期待を寄せていました。

なんだろう、すごく不思議な読了感です。
着地点としては、これで良かったと思える内容ではあったんです。
構成に関しても、ままならない現実やもどかしい人間関係を描いていて、悪くはなかったと思います。

しかし、読書中はずーっと微妙と感じてしまっていました。
きっと途中から面白くなるはず!という期待は叶わず。
楽しめなかったわけではないので裏切られた感はないんですけど、肩透かしを食らってしまったというのが本音かな。

自己評価をBランクと位置付けているように、決して悪いとは言えないんです。
1~9巻までが、ほぼ文句なしの出来だっただけに、相対的に辛口になってしまうんです。

世間の評判では概ね絶賛されていて、最終巻補正もあり「言いたいことはなくはないけど面白かった」という意見が散見されます。
おそらく自分はその「言いたいこと」が我慢しきれなかったということなんでしょうね。
みんな楽しめているのに自分は乗り遅れたみたいで、何だか凄く悔しい気分。

まぁ、こんな風に感じた人間もいるんだなーとでも思っていて下さい。


◆強引過ぎた文章

地の文が抽象的で読み辛かったのが、没頭できなかった最大の理由ですね。
「とらドラ!」の既存巻は、いつも仕掛けが遅くて前半はぬるぬるとラブコメが展開されていることが多かったんですが、今回は最終巻ということで初っ端から全力疾走しているような文章でした。
勢いで書かれた文章は時として効果的だと思いますけど、これはちょっと疲れてしまいましたね。
途中、本から視線を外して息をつくということが度々ありました。

作者がノっていることは分かるんだけど、読者にもノせて欲しかった。
力技の悪い部分が出てしまった感じでしたね。


◆描ききれなかった物語

大河と母親の問題が、あまりにも放り投げていると思いました。
これなら、高須家の家庭問題が急浮上させることなく、大河の母親との関係をきっちり描いた方が良かったんじゃないかな。
竜児と泰子の話はイイ話ではあったんだけど、このタイミングで挿入するなら、他の話も削らずに同じ文章量で描くべきだった。
これまでメインで描かれていたのは5人の恋物語と、大河の家庭環境の話だったのに、都合よくまとめ過ぎているのが気になったところです。

またラブコメとしては、真面目な展開においてもコメディを挿入しなければいけないのかもしれませんが、今回のは不協和音に感じてしまいました。
確かに面白くはあるんですが、笑いたくないのに笑わさせられているとでも言いましょうか。
シリアスとギャグの切り替えが上手くできなかったのは、自分の感情の問題だけではないと思いました。

あとキャラ心理をリアルに描きすぎた弊害か、ラノベなのに非現実的な要素が介入すると冷めてしまうところがありましたね。
これまでの内容がギリギリ現実感のある青春モノだったのに対して、最終巻はドラマの中の青春物語だったと言えます。
どちらが良い悪いという問題ではなく、一貫して欲しかったなぁということです。


◆川嶋亜美の変化

亜美の変わりっぷりに泣いた。
何でこんなに急に丸くなっちゃってるの。
根はいい娘でお節介焼きな性分だというのは分かっていたけど、別人のようですよ。
最終的に収まる形としては無難だとは思うけど、もうちょっと段階踏ませてあげたかった。

竜児への想いは恋愛的なものではなかったということになるんだろうか。
もっと純粋に人間的に好きで、好かれたかった、仲間に入れて欲しかったって意味になるのかなぁ。
時折漏れていた感情からは、恋心にしか見えなかったんだけどなー。
それに、転校前ならいざ知らず、今では木原や香椎という友人たちもいるのにな。

みのりんとのも和解もなし崩し的で、残念で仕方ありませんでした。
(この辺りはアニメで優遇されているとはいえますが、原作でもやるべきだったと思います。)
竜児の「みんな幸せ!」という願いは、亜美の想いを気付いてから言うべきだったよなぁ。
やはりここも都合の良さがプンプンと匂ってきて、丁寧に描いてきた心理描写を最後の最後で投げ出してしまったように見えました。


◆総評

結局まとめてみると、ラブコメだったんだな、ということになりますね。
5巻ぐらいからシリアス路線に走っていたものの、完全にはそちらに振りきれていなかったようです。
コメディとシリアスの融合の難しさを改めて実感した本でもありました。

最後は不満をぶちまけるような形になってしまいましたが、シリーズとして見れば凄く面白かった作品でした。
間違いなく読んで良かったと思っています。

この感想を読んで気分を悪くされた方には申し訳ないです。
各所で褒め称える感想がズラリと並んでいると思われますので、そちらで気分転換してください。

なにとはともあれ、作者にはお疲れ様でしたと言いたいですね。
アニメやゲームなど同時進行で大変だったと思います。
スピンオフが出る予定らしいですが、しばらく骨を休めてください。
ありがとうございました。

⇒ 【 「とらドラ10!」簡易感想 】

中身は多少粗いものの、締めは綺麗な大団円

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  とらドラ!  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価B 

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バッカーノ!1933 THE SLASH ~チノアメハ、ハレ~ 

バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫)バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫)
(2004/11)
成田 良悟

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読書期間:2009/3/2~2009/3/5

【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
構成 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

ティムは過去を捨てた男だが、兄を忘れた事はなかった。
ダラスはどうしようもないチンピラだが、妹だけは護りたかった。
クリストファーはとてつもない変人だが、なぜか自然を敬っていた。
『葡萄酒』は最強最悪の、マジで婚約者を愛していた。
刃物使いたちの死闘に呼び寄せられたキレた奴ら。血の雨が止む時、雲間から覗く陽光を浴びるのは誰だ――?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「バッカーノ!1933」後編。
400ページを超えているのに、ビックリするほどすっきりと読めます。
それは決して内容が軽いという意味ではなく、目が離せない展開の連続で途中で本を置くことを躊躇わせるということです。

やはり面白かったですね。
想像以上のものだった、というわけではないですが、期待通りの出来栄えでした。

上巻でキャラ紹介のターンは終わったかと思いきや、さらに新キャラ登場してきます。
それだけに留まらず、旧キャラも容赦なく再登場してます。
今のところ月1のペースで読んでいるので大丈夫ですが、最新刊に追いついてしまった後、数ヵ月単位で新刊を待つ状態になったら、絶対に覚えている自信ありません。
「バッカーノ!」シリーズは、完結してから一気に読むべき作品なのかもしれませんね。

この作品にしては珍しく、戦いに重点を置いるのが新鮮でした。
抗争を描いていても、実際にドンパチしているシーンは意外と少なかったりしたんですよね。
ほとんどの場合、形勢が偏っていたり実力に差があったりして、バトルの緊迫感は薄かったんですけど、見せ方が巧くて飽きることなくドキドキしながら読むことができました。

多くのキャラが登場しますが、その中でも『葡萄酒』のインパクトは群を抜いています。
まさに反則。
もちろん大好きなんだけど、他のキャラの立つ瀬がなくなるから抑えて欲しいw
主役はチック&マリアだったはずなのに、いつの間にかにクレア&シャーネに変わってないかと錯覚しましたよw

やっぱり、役者が集結していく様が何よりも楽しいですね。
偶然の出会いから、必然の衝突に移行する流れが、いやがうえにもテンションを高めます。
魅力あるキャラ達の掛け合いに惹きつけられたら、あとは一気に読んでしまいますね。

このシリーズは雰囲気作りが上手いので、本の中の世界に浸ることができるんですよねー。
良作だなぁと改めて思いました。

最後に注意。
この本には「あとがき」がありません。
1933年の話が終わった後に「なかがき」が存在し、「余章、あるいは次なる序章」として次巻への繋ぎのエピソードが入っています。
あとがきから読む癖のある人は気をつけた方がいいですよ。
ラスト付近にあるイラストの一枚を先に見てしまった者からの助言です。

広げた風呂敷をきっちりと畳みこむ手腕はお見事

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B+ 

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この大空に翼を広げ飛んでいきたいよ 

発光してから半年を軽く経過。

ようやく黒篭が転生を果たしました!

転生

ROを始めて5年3ヶ月……って振り返ったらこんなに経っていたのかと引くぐらい驚いた。
ということは、PONTAさんや黒依さんともそれぐらいの付き合いとなるわけですか。
はー、何か凄いなぁ。

転職後は、みんなに手伝ってもらったこともありサクサクとレベルアップ。
あっという間にハイアコに転職しました。

青アコ誕生

現在ベースLv30、ジョブLv20になったところです。
まだまだ転生職の経験値量に関して実感するところまでには達していません。
きっと、ジョブ40を超えたあたりから辛くなってくるんだろうな。

まーでも、久しぶりに育てる楽しみを感じています。
WIZはステ振りに悩むところが一切なかったものですからw
あーだこーだと苦悩しながらシミュレートするのが一番楽しいのかもしれませんね。

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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電撃文庫2009年5月購入作品+初夏のライトノベル購入リスト 

最近の更新内容を見ていると、まるでラノベ書評サイトのようだ!
……まぁ、これが正しい姿なんだろうけどさ。

さて、今月の電撃文庫新刊を確保してきました。
といっても、「電波女と青春男2」の1冊だけですが。
個人的には実りの少ない月でした。

さすがに1冊だけでは寂しいので、今月2巻が発売された「森口織人の陰陽道」の1巻も合わせて購入。
こういう明らかにエロを狙ったラノベは好みから離れているんですが、2巻のあらすじが面白そうだったので試しに買ってみました。
ドクロちゃんで有名なおかゆまさき氏の作品ということで、心してかかる必要性がありそうです。

◆今後のライトノベル購入予定メモ

▼富士見ファンタジア文庫 5月20日発売

・『BLACK BLOOD BROTHERS 11-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生-
待ちに待った最終巻。
特設サイトにある11巻のあらすじと表紙イラストを見て、さらにボルテージが上がっております。
楽しみ。


▼MF文庫 5月25日発売

・『渚フォルテッシモ5
ちょっと期間が空きましたね。
数あるラブコメ作品の中でも、個人的に好みのヒロインは少ないので今シリーズは貴重です。

・『二人で始める世界征服3
一方、逆にこちらは早いですね。
1巻を読んだときは一発ネタだと思いましたが、しばらくこのままラブコメ路線でいくのかな。


▼ファミ通文庫 5月30日発売

・『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2
これは確実に売れたおかげで出る続編でしょうね。
1巻が綺麗に終わっていたので、どのように続けていくのか見ものです。


▼電撃文庫 6月10日発売

・『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為
みーまー初の短編集、ということでいいのかな?
電撃MAGAZINEで連載していた話が、そろそろ文庫化されるはずですしね。

・『アクセル・ワールド2 ─紅の暴風姫─
電撃文庫で今一番注目しているシリーズの第2弾。
さらに一皮化けて欲しいと思うのは、期待の表れでしょうかね。

・『ロウきゅーぶ!2
受賞作品の2冊目となりますが、担当編集に流されると安易に萌えを狙いそうで心配です。
ロリよりスポコンに力を入れて貰いたいですね。


▼電撃文庫 7月10日発売

・『神様のメモ帳4
ktkr!
もしかしたら雰囲気的に3巻でお終いかもと危惧をしておりましたが、続巻が出てホッとしました。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

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バッカーノ!1933 THE SLASH ~クモリノチアメ~ 

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ (電撃文庫)バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ (電撃文庫)
(2004/09)
成田 良悟

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読書期間:2009/2/27~2009/3/1

【評価……B+
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
構成 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
期待感 ★★★★★★★★
 … 9

鋏使いのチックは無邪気に人を斬る。見えない“絆”がどれだけ傷みに耐えられるかを確かめる為に。
刀使いのマリアは陽気に人を斬る。この世に斬れないものなど無い事を信じる為に。
槍使いのアデルは慇懃無礼に人を斬る。ただ存分に暴れたいが為に。
ナイフ使いのシャーネは無言で人を斬る。自分の仲間を傷つける者を排除する為に。
刃物使い達の死闘は雨を呼ぶ。それは、嵐の予兆――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


いやはや、これは面白いわ。

前回は毛色が異なっていたけど、今回は複雑に絡み合った人間関係が面白いようにすれ違い続ける成田さんお得意のパターンが戻ってきました。
まぁ、前のも悪くはないと思いますが、やっぱり「バッカーノ!」はこうであって欲しいなと思いますね。

増加数こそ抑え気味ではあるものの、登場人物が本当に多い作品だなぁ。
一部すぐには思い出せないキャラたちもいましたよ。
冒頭にキャラ紹介ページが設けられていますので、それで思い出すことは可能です。
しかし、ここはあえてキャラ紹介を飛ばして読むことを推奨します。
誰が出てくるか分からないからこそ、登場した時の驚きが楽しみに変わります。
実際、自分は後から読んで正解だったと思いましたね。

前半でたっぷりと登場キャラの背景を描き、後半で一堂に会する、たったそれだけのことが面白い。
お笑い芸人のアンジャッシュの勘違いコントが好きな人にはお勧めできそう。
あのネタを禁酒法時代のアメリカでやってみました、というのがこの「バッカーノ!」シリーズですね。

エナミカツミさんの絵は相変わらず……いや、上達してますね。すげえ。
これだけのキャラを被らずに描き分ける腕には脱帽です。
挿絵が欲しいなと思ったタイミングにイラストがあって、ライトノベルの文章と絵の融合が成功しています。

初めての上下巻(1931の「鈍行編」「急行編」は二部構成であって上下巻ではなかったという認識)です。
下巻への橋渡しとなる接続章が煽りまくりで正直たまりません。
これで期待するなというのは無理ですから!
wktkが止まりませんねっ。

人が集うたびに事態がややこしくなる展開がおかしくてたまりません

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B+ 

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ベン・トー3 国産うなぎ弁当300円 

ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2009/01/23)
アサウラ

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読書期間:2009/2/24~2009/2/26

【評価……A-
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
バカ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ギャグ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
燃え ★★★★★★☆☆☆
 … 7

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける高校生・佐藤洋。ある日、佐藤は自分に凄腕の『狼』の証である二つ名がついていることを知る。しかし、その名は理想とはかけ離れた悲惨なものだった――!
同じ頃、戦場に圧倒的な力を持った双子の沢桔姉妹が現れ、次々と弁当を奪取していく。彼女らには訳ありの過去があり…!?
さらにHP同好会に迫る死神の魔の手に槍水が最大の危機を迎える!
――半額シールが舞う時、『狼』たちの咆哮が上がる!空腹を力にただ前へ!
庶民派学園シリアス・ギャグアクション、人気もうなぎ昇りの第3弾。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


半額でも300円とはさすが国産うなぎは高いなぁと、どうでもいいことを考えたり。

これは……面白かったなぁ~。
思わず唸ってしまう程に素晴らしい出来具合でした。
1,2巻も良かったですが、それを上回るクオリティに大満足。お腹一杯です。

単純に読んでいて楽しいんですよね。
本の評価をする上で、これ以上大切なことはないんじゃないでしょうか。

半額弁当の争奪戦を命懸けで挑むバカたちが、無性にカッコ良く見えてくるから不思議。
気が付いたら、手に汗握るバトルに夢中になっちゃってます。
ストーリーの展開が燃え一直線なのは変わらずで、後半の盛り上がりに胸が躍ります。

そして、争奪戦後の夕餉のシーンが、これまたイイ。
料理漫画の誇張表現はギャグ要素としての楽しみが強くて実際に食べたくなることはまずないんですが、この作品は違います。
口の中に涎が飲み込むぐらいに溜まってしまうほど、食欲を刺激してきます。

その理由はおそらく、登場人物たちが食べているものがB級グルメだからですね。
読者が想像できる味なので、おいしいことが明確に伝わってきます。
「どん兵衛」や「チキンラーメン」なんてその典型的な例ですね。
濃厚でねっちりした文章による味の再現度が半端じゃなく、食べたくて仕方がなくなってきます。
実際、我慢できずに「チキンラーメン」買いにいきましたもんw

ギャグの切れ味も絶好調。
佐藤にもついに付けられた二つ名に始まり、白粉のBL妄想、ネーミングセンス抜群の半額弁当など笑いどころ満載です。
白粉の書く「筋肉刑事(マッスルデカ)」がweb上にあがっていて、それを読んでまた笑いましたw

▼ベン・トー特設ページ WEB特別書き下ろしあり
http://dash.shueisha.co.jp/feature/0901/index.html

新キャラクターである双子の沢桔姉妹も魅力的で良かったですねー。
過激な言葉使っておきながら被害妄想の激しい姉と、突っ込み兼ブレーキ役の妹の組み合わせが漫才みたいで楽しいw
特に姉の梗の抜けっぷりが可愛かった。
これからもレギュラーとして登場し続けて欲しいなぁ。

あとがきによると、1/4ほど削ったそうですが(ページ数に換算すると約100ページ分相当)、きっとそれだけのボリュームでも苦ではなかっただろうなと思わせてくれる内容でした。
むしろ、今巻のラストバトルと、その後の余韻をもう少し感じていたかったかなーと思ったくらいです。

読了感は、美味しいものを食べ終わったかのような満腹感で幸せな心地になりました。
あー、うなぎ食いてえなぁw

ご飯を美味しく食べられるようになる本 (極一部下品なネタあり)

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ベン・トー  アサウラ  柴乃櫂人  評価A- 

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ライトノベルの楽しい書き方3 

ライトノベルの楽しい書き方 3 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 3 (GA文庫)
(2009/02/14)
本田 透

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読書期間:2009/2/23

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ツンデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

学園最強少女にして作家の流鏑馬剣は、仮の恋人である与八雲や学園一かわいい女の子・市古ゆうななどとともに、波乱万丈の夏の合宿をどうにか乗り切った。
しかし、夏はまだまだ終わらない。剣の担当編集・与心夏が、執筆活動が進まぬ剣の前に、ひょんなことから連れてきたのは、ライトノベル界の天才作家・鷹峰多々湖であった。
二人のそれぞれの恋の行方は絡まりつつ、夏祭りの夜へと突き進んでいく。
浴衣、花火、金魚すくい、と祭りの醍醐味を堪能しまくる一行は、その後に……。
人気シリーズ「ラノたの」の第三弾は波乱の予感!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ライトノベル作家のラブコメ作品、第3弾。

タイトル通り、楽しく読めました。
ラブコメはこうでなくっちゃ!という見本のような作品ですね。

妄想系ヒロインこと流鏑馬剣が可愛すぎるっ。
八雲との仲は、端から見ると完璧にバカップルですね。
物語の展開上、今まで以上に二人の“いちゃいちゃらぶらぶ”っぷりが多く、ニヤけて仕方ありませんでした。

ツンツンしていた剣の性格も随分と氷解して、八雲の前でもボロボロと大胆なセリフを口走っちゃってます。
ここまで、ベタ惚れしていることがダダ漏れしているヒロインは珍しい。
もう「ご馳走様」以外に何と言えとw

ストーリーの軸はあまり変化はなく、八雲とイチャつきながらラノベを書く話です。
中盤に「転」となる場面がやってきたとき、パターン化されたすれ違いが始まるんだろうなぁと思っていたら、予想外のまとめ方に驚き。
うわあぁ、これは悶えるっ!
思わず布団にくるまってゴロゴロと二転三転してしまう程の破壊力。
挿絵のタイミングも絶妙で、このシーンだけで3巻は大満足でした。

一方、新キャラクターの鷹峰多々湖も非常に可愛らしく物語に華を添えています。
表紙の剣も良かったけど、カラーページ1枚目の多々湖の可愛さにはやられました。
個人的に、超ド真ん中ストレート。
ぶっちゃけ、その絵を見たことで他の積み本を飛ばして、この本を読もうと思ったくらいです。

面白かったです。
そろそろ切ない展開に入りそうな伏線が見え隠れしてますが、このままラブコメ街道まっしぐらでも構わないかもなー。

普段はツンデレだけど大事な場面で素直になれる剣が魅力的

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価B 

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ぷっすまの温もりを感じた 

今週のぷっすま、観ました。
先週は編集で繋いだので、今週の放送で初めて草なぎの件についてユースケが言及してました。



冒頭の挨拶の全文がこちら。

「えー、ツヨシがやらかしましてね。
 ちょっとツヨシがやらかしまして、しばらくこのぷっすまに出れないということになりましてね。
 ツヨシ、とにかくね、まぁ俺らこう何とかいない間、頑張ってるから。
 早く帰ってこいよ!
 待ってるから!」


ユースケの人柄の良さ、ぷっすまスタッフのアットホームな雰囲気が伝わってくるイイ内容でした。
深刻に捉え過ぎず、かといって笑いの種にもせず、ちょうどいい塩梅でしたね。

番組自体は、ゲストのアンタッチャブルが頑張ってたおかげで面白かったです。
どうしても通常のぷっすまと比較すると物足りなさはありますが、今はこれで十分かな。

ニュースを見ていると、予想以上に早い復帰になりそうで嬉しいところ。
復帰の際は、エガちゃんとの絡みが欲しいなー。
半裸芸人のエガちゃんに怒られる草なぎが見てみたいw

テーマ: お笑い/バラエティ 全般

ジャンル: テレビ・ラジオ

タグ: ぷっすま 

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est―ささきむつみ自選画集 

今更感たっぷりですが、ささきむつみさんの画集第2弾を買いました。

遡ること今から3年以上前、2006年2月に第1弾の画集が発売された時の話。
当時、まだメモオフに対する情熱も少なからず残っている状態で、ささきむつみさんの絵も定期的にチェックを欠かさなかった僕は、当然ながらこの画集を何としてもGETしたいと本屋を奔走しました。
しかし、どこの書店を覗いてみても全く取り扱いがない。
2年ぐらいの間は、新しい本屋を見つけるたびに、イラストレーターの画集コーナーを探す癖が付いてしまったほどでした。

それからすっかりと熱も引いてしまい、ネットで買う環境が整ってからもすぐには買おうとしなかったのですが、1冊目よりも評判の良い2冊目が発売されていることを知り、1ヶ月ぐらい前に注文してみたわけです。

表紙イラストも含めると総数145点のイラストが収録されています。
そのうちの配分を表にまとめてみました。

カテゴリーページ数枚数お気に入り
Myself;YourselfP2~1113★★
同人誌イラストP12~3024★★★
パソコンパラダイスP31~4114★★★★★
アクエリアンエイジP42~4714
OthersP48~6216★★★
メモリーズオフP63~8323★★★★
双恋P84~10320★★
HAPPY★LESSONP104~12320★★★★

全て女の子です。
男は一人たりとも描かれていません。

10年近い年月を経ていることを差し引いても、絵柄がコロコロと変わっているのが分かります。
個人的に好きなのはメモオフ1st発売直前からメモオフ2nd発売直前ぐらいまでの間の絵ですね。
最近の絵柄よりも初期の方が好みだなぁということを再認識しました。

メモオフやハピレスの頃は良かった……。
ああ、でもこの2作品の絵はほぼ全て見たことのあるものだったので新鮮味は欠けましたね。
メモオフのビジュアルファンブックを持っている人がメモオフ目当てで買うと、ガッカリしてしまうかも。

逆に、同人誌イラストやパソコンパラダイスのイラストは初見のものが多く楽しめました。
特に後者はクオリティが高く、大満足。
ささきむつみさんの好む色といえば、紫に近い青系統、もしくはこげ茶系統だと思いますが、個人的にはシックで古風な雰囲気を出す茶色でまとめている絵が大好きなので、パソコンパラダイスの絵はツボに入る絵が多くて嬉しかったです。

値段は約3000円とお高め(イラスト集としては普通なんですが)なうえ質にバラつきがあるため、ファンなら誰でも買いだとは言えません。
僕自身、損はしなかったと思っていますが、しかしこの金額は正直痛いと感じましたし。
むしろ、根っからのファンでない方が初見のイラストを多く楽しめる分お得なのかもしれませんね。


est―ささきむつみ自選画集est―ささきむつみ自選画集
(2008/03)
ささき むつみ

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テーマ: 本の紹介

ジャンル: 本・雑誌

タグ: ささきむつみ 

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル1<下> 

終わりのクロニクル 1〈下〉  電撃文庫 か 5-17 AHEADシリーズ終わりのクロニクル 1〈下〉 電撃文庫 か 5-17 AHEADシリーズ
(2003/07)
川上 稔

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読書期間:2009/2/15~2009/2/22

【評価……B+
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
世界観 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

祖父の遺言により、10個の異世界との戦後交渉を任された佐山御言。この交渉に成功し10個の概念を解放すれば、マイナス概念の加速で滅びようとしている自分たちの世界が助かるという。佐山は、この交渉権を本当に引き受けて良いものか迷いながらも、一個目の異世界1st-Gとの戦闘に巻き込まれていく……。
10個あると言われる概念世界と、この「世界」の間に過去何が起こったのか。現代にまで残された遺恨を解消し、佐山は無事1st-Gとの“全竜交渉”を果たすことができるのか――!?
「AHEADシリーズ」第1話、完結!

【感想】

第1話にして恐るべき物量を持った「終わりのクロニクル」1巻下巻。
早くも2冊目にして450Pオーバーってのがおかしい。
ラノベの場合、パラパラとページをめくれば大体の内容を思い出すことができるはずなんですが、この人の作品だけは別です。

この上下巻を費やして、ようやく物語が始まったところ。
土台固めとしては成功していると思います。
ちょっと情報量が多すぎる点は否めませんが、これでも作者がセーブしているということが伝わってくるのでホント底が知れません。

シリアスな場面での馬鹿馬鹿しい悪ふざけが楽しい。
絶妙なギャグバランスで、雰囲気的に重くなりそうなところでブレイクが入り、かといって本筋を見失わないところが素晴らしい。
特に変態・佐山の奇行は、あと一歩でも踏み込んだら引いてしまうところで踏みとどまっています。
まぁ、内容は完全にアウトですけどねw

主要メンバーの戦闘シーンも、今回お披露目。
戦闘描写はなかなか面白かったけど、緊迫感はあまりなかったかな。
あくまで、顔見せレベルという感じ。

一番楽しかったのは、ファーゾルトとの交渉シーン。
相手を罠に仕掛けて優位に立とうとする駆け引きの決着が予想付かなくて面白い。
先読みができない展開ほどワクワクするものはありませんね。

全ての要素においてラノベの平均点を上回っていて、隙のない良作。
上巻でつまづいた人も、下巻までは読んで欲しいですね。
癖が強い作品なので、下巻を読んでも面白くないと思ったら、きっと作者との相性の問題です。
今後も同様の展開が続くので、その時は諦めた方がいいと思います。
気軽に読める量ではありませんからね。

戦後交渉の落とし所の上手さに唸らされます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  終わりのクロニクル  川上稔  さとやす  評価B+ 

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アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還― 

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
(2009/02)
川原 礫

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読書期間:2009/2/13~2009/2/15
月間マイベスト作品

【評価……A
設定 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
SF ★★★★★★★★☆☆
 … 8
完成度 ★★★★★★★★
 … 9

どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。
彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って≪速さ≫を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。
季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ≪黒雪姫≫との出会いによって、彼の人生は一変する。
少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士≪バーストリンカー≫となった瞬間だった。
ウェブ上でカリスマ的人気を誇る作家が、ついに電撃大賞<大賞>受賞しデビュー!実力派が描く未来系青春エンタテイメント登場!

【感想】 

第15回電撃小説大賞にて栄えある<大賞>を受賞した作品。

最初にあらすじを読んだとき、SF色が強そうで個人的な好みとはかけ離れた印象を受けました。
表紙のイラストが半裸の女の子なのも何だか手に取りづらくて、正直なところ、この本の第一印象はかなり悪かったです。
迷いながらも買うことにしたのは、<大賞>を受賞するくらいなんだから、きっとそれなりに面白いんだろうなーと意図があったからで、あまり期待していませんでした。

ごめんなさい、僕が間違ってました。

メチャクチャ面白かったです!
確かに取っ掛り辛い本ですが、設定を理解し始めると夢中になって、貪るように読んでしまいました。

自分が超高速で思考することができる≪力≫を手に入れたら……と考えたことは男なら一度は誰でもあるんじゃないでしょうか。
そんな男子中高生の妄想をそのまま書き連ねたかのような内容です。

この≪加速世界≫の設定が、自分のモロ好み。
選ばれたものだけが、1000倍の速度で思考できる≪加速世界≫に接続可能というルールに惹かれました。

その力に目覚めるのが、デブで卑屈な性格をコンプレックスとして持っている主人公・ハルユキというのも良かった。
いわゆる、いじめられる側であるハルユキは、実に人間味溢れるキャラで、とても共感できます。
確かに人を信じる心が足りていないところはヤキモキしますが、決して頭が悪いわけではないんですよ。
そんなハルユキが、精神的に成長していく様が見ていると、子どもの成長を喜ぶ親の気分にでもなったようでした。
ただ、この後ろ向きな性格は、イジメはいじめられる側に大きく問題がある、と考える人には合わないかもしれませんのでご注意を。

ストーリーは王道なんですが、文章が非常に面白く読ませてくれるおかげで飽きるどころか楽しさが加速していくばかりです。
ラストの締め方も爽快で、ケチのつけようがありません。

もともと著者はオンライン小説界隈では有名な方だったそうです。
この「アクセル・ワールド」も最初は別名でweb公開していたらしく、電撃大賞で受賞し商業化されるにあたってネット上では削除されたとか。
道理で新人とは思えない完成度だと思いました。

最初は抵抗を感じていたイラストも、読み進めていくと、これしかないと思えるくらいに合っていて参りました。
表紙と同様に挿絵にも無駄にエロティックなところはありますけど、それもまた良し。
ヒロインの黒雪姫先輩が可愛かったです。

時々こんな本に出会えるからラノベ読みはやめられません。
さすがは大賞作品といったところでしょうか。
全力で追いかけたくなるシリーズが、また一つ増えましたね。

一瞬で物事を判断できる力があったらと妄想したことがある人はハマる確率大

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  アクセル・ワールド  川原礫  HIMA  評価A 

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パララバ -Parallel lovers- 

パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)
(2009/02)
静月 遠火

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読書期間:2009/2/10~2009/2/13

【評価……C+
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ミステリー ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
切なさ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死してしまう。本来であれば、二人の物語はそれで終わったはずだった。しかし一哉の通夜の晩、綾のもとに一本の電話がかかる。電話の主は死んだはずの一哉。そして戸惑う彼女にその声は告げた。死んだのはお前の方ではないのかと……。
二人が行き着く真実とは!?出会えぬ二人の運命は!?携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー。切なさともどかしさが堪らない、第15回電撃小説大賞<金賞>受賞作。

【感想】


第15回電撃小説大賞<金賞>受賞作。
受賞作品の中で一番あらすじの設定に惹かれて、迷わず手に取った一冊です。
そんなわけで、期待大だったんですが……。

うぅーん……、なんと微妙な……w
評価に困りますねぇ、これ。

事故死したはずの想い人から電話がかかってくるという設定は非常に興味が沸きます。
しかも、その内容が「死んだのはお前なんだ」という宣告で、どのように物語が展開していくのか気になって仕方ありません。

設定だけをみたら、凄く面白そうなんですよ。
これは当たりだと信じ切っていたら、痛い目とまでは言わずとも、予想してなかったぬるま湯で「あれ?」と首を傾げてしまいました。

一番の原因はストーリーの方向性の問題でしょうかね。
すれ違いを描いたラブ・ストーリーなのかと思いきや、ミステリー風味の作品で驚きました。
携帯電話で繋がっていても、実際にはもう二度と会うことのできない悲愴感や切なさをもっと文面に出して欲しかった。

もちろん、それだけであれば勝手に自分が期待したものと違って裏切られただけです。
しかし、ミステリー作品としてもお粗末な点がチラホラとあるんですよねぇ。

キャラクターが薄いのもマイナス点。
無駄に登場キャラが多く、しかもそのどれもがキャラ付けが甘いため頭の中に全然入ってきません。
ここまで名前を覚えられなかったライトノベルは初めてかも。

主人公の遠野綾が、考えの足らない子なのも痛恨でしたね。
物事を軽く捉え過ぎで、呆れてしまう場面すらありました。
また、パラレル・ワールドという設定なのに綾の視点からの一人称で話が進むため、ズレていく世界が説明的な形でしか変化を感じられないのも痛い。

切ない恋物語としては中途半端でした。
エピローグの余韻は良かったんですけどねぇー。
地味な作風も含めて、個人的にかなり好みな作風だっただけに、惜しかったです。
設定を生かしきれなかったのが勿体無い。

もどかしいプラトニック・ラブストーリーではなく、ミステリー寄りの内容

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  パララバ  静月遠火  越島はぐ  評価C+ 

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バカテス&文学少女アニメ化! 

ファミ通文庫の誇る二枚看板「文学少女」シリーズと「バカとテストと召喚獣」が揃ってアニメ化決定しました。
公式発表されたのは1週間前ですが、ネット上ではさらにその2,3週間ほど前から情報が漏れちゃっていたのでようやくかという感じですね。

▼「バカとテストと召喚獣」
・アニメ公式HP
http://www.bakatest.com/
・ファミ通文庫◆FB Online◆ バカテス特設ページ
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/02a_0904baka/02b_0904baka_00top.html

制作会社は「SILVER LINK.」。
これといった代表作はないので、イメージはしにくいですね。
ただ、不安だったアニメの絵柄が思った以上に原作の雰囲気を残したもので非常に印象はいいです。
ちょっと明久が可愛すぎる気もしますけど、これぐらいなら許容範囲内でしょう。
コミック版は表紙の瑞希&美波が妙に怖かったからな……。

担当編集のインタビューでなかなか興味深いことが書かれていますね。
4巻の頃にはアニメ化の話が持ち上がっていたんですね。
そして、原作は10巻までの予定という話も。
それを見据えた上で、今の展開があるってことなんだろうなー。

クオリティ次第では、ハルヒに次ぐブームを巻き起こす可能性を秘めていると信じています。
時間がかかってもいいから、シルバーリンクには頑張って欲しいですね。

▼「文学少女」シリーズ
・プロジェクト・メモワール
http://www.bungakushoujo.jp/ (※音が出ます)
・ファミ通文庫◆FB Online◆ 文学少女特設ページ
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/02a_0904bungaku/02a_0904bungaku_00top.html

一方の文学少女は、予想外の劇場アニメ化。
さらに、まさかのProduction I.Gの制作。
気合いの入れ方が伝わってきますね。

そもそもアニメ化自体がバカテスと違って驚きです。
可能性としてはもちろん考えてはいましたが、しかし内容的にアニメにするのが難しいものだったので実現することはないだろうなと思っていたんですが、それがいきなりの劇場化ですからね。
尺が圧倒的に足りないと思うんですけど、その辺りどのように仕上げてくるのかとても気になります。

しかも、まだこれ以外にも新たな展開を匂わせていて、不安と期待が募ります。
もしや、テレビドラマ化されたりするのではなかろうな……。
それはあまり見たくはないぞw

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: バカとテストと召喚獣  文学少女 

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2009年4月読書記録 

毎月恒例の読書記録です。

▼月間マイベストライトノベル
 『BLACK BLOOD BROTHERS 10-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣-
BLACK BLOOD BROTHERS10  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫)BLACK BLOOD BROTHERS10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫)
(2009/04/20)
あざの 耕平

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友情と愛憎の吸血鬼サーガ。
キャラクター、物語は群を抜いた完成度。
いよいよクライマックス直前で、興奮が止まりません。

▼読了済み………22冊 (前月比 ±0冊)
▼積み本…………36冊 (前月比 +4冊)
▼感想記事数……9冊分

▼4月の読書数……10冊
 『ロウきゅーぶ!』
 『時載りリンネ! 1 はじまりの本』
 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前』
 『二人で始める世界征服2』
 『世界平和は一家団欒のあとに⑦ ラナウェイキャット』
 『BLACK BLOOD BROTHERS 10-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣-』
 『生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録 5』
 『AHEADシリーズ 終わりのクロニクル②<下>』
 『プシュケの涙』
 『バカとテストと召喚獣6』

予定通り4月中旬以降、時間に余裕ができたおかげで少しだけ読書量が増えました。
ただ、終わクロ1冊だけで1週間以上かかっているのはいかがなものかと思うわけですが。

今月は発売日に読みたい本が「みーまー」「BBB」「バカテス」の3作品もあったので、それを考えながら他の本を読みました。
毎月一冊は読もうとしている「バッカーノ!」が読めなかったのは、その関係ですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 読書記録 

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