明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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2008年下半期ライトノベルサイト杯 

2008年下半期ライトノベルサイト杯」の投票をさせて頂きます。
2回目の参加となる今回もギリギリの投票になってしまいました。

◆既存部門

▼ 『“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店4 ⇒ 【感想】
付喪堂骨董店〈4〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)付喪堂骨董店〈4〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
(2008/07/10)
御堂 彰彦

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【08下期ラノベ投票/既存/9784048671361】

アンティークと呼ばれる不思議なアイテムがもたらす人間関係を描いた作品。
まぁもっとも、友達以上恋人未満である2人組の初々しいやり取りが最大の魅力なんですがね。
いわゆる「もっと評価されるべき」作品かと思います。

▼ 『バカとテストと召喚獣5 ⇒ 【感想】(執筆中) 
バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)
(2008/11/29)
井上 堅二

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【08下期ラノベ投票/既存/9784757745186】

もはやラノベ業界では説明不要の位置まで登りつめた、バカたちの狂想曲。
笑いに関しては、やっぱり一歩飛び抜けているなぁと感じます。
うん。面白いんだからしょうがない。

▼ 『BLACK BLOOD BROTHERS s6-ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集- ⇒ 【感想】
BLACK BLOOD BROTHERS(S)6  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集― (富士見ファンタジア文庫)BLACK BLOOD BROTHERS(S)6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集― (富士見ファンタジア文庫)
(2008/10/20)
あざの 耕平

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【08下期ラノベ投票/既存/9784829133422】

短編集でありながら見事な完成度を誇るBBBシリーズからも一票。
シリーズで積み重ねてきた土台がしっかりとしているので、短編でも面白さにブレが発生しませんね。
これは外せません。

▼ 『とらドラ9! ⇒ 【感想】
とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)
(2008/10/10)
竹宮 ゆゆこ

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【08下期ラノベ投票/既存/9784048672658】

アニメのおかげで知名度が爆発的に伸びましたね。
原作は終わりも近づいてきて、あとはどのように締めるかが気になります。
あーみんが報われますように。

▼ 『人類は衰退しました4 ⇒ 【感想】(執筆中) 
人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)
(2008/12/19)
田中 ロミオ

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【08下期ラノベ投票/既存/9784094511048】

悩んだ末、既存部門のラストはほのぼの妖精さんライフが魅力の人退にしました。
可愛らしい妖精さんが時折放つ少々度のきついブラックユーモアがギャップがあり面白い。
既に評価されているためなのか、現時点での投票数が少なめなのが意外。


次点は『“文学少女”と神に臨む作家 下』かな。
まぁ自分が入れなくてもいいだろうということで外しました。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実』も入れたいところだったんですが枠の関係で断念。
6巻が最終巻ではなければ、また投票するチャンスがあるってことですしね。


◆新規部門

▼ 『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ ⇒ 【感想】
AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)
(2008/07/19)
田中 ロミオ

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【08下期ラノベ投票/新規/9784094510805】

選出が少ない新規部門では断トツで評価が高い本。
厨二病の過去を持つ人にとっては致死級の生々しさ。
ラノベを普段から読んでいる人ならば、楽しめると思います。

▼ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ⇒ 【感想】
俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
(2008/08/10)
伏見 つかさ

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【08下期ラノベ投票/新規/9784048671804】

「AURA」とはまた異なるオタク人間ネタの作品。
話題ばかりが先行したイメージですが、意外と中身もなかなかの出来でした。
お兄ちゃんは苦労しますなぁ。

▼ 『MA棋してる! ⇒ 【感想】(執筆中) 
MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)
(2008/10/20)
三浦 良

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【08下期ラノベ投票/新規/9784829133385】

魔法の題材に将棋を選んだアイディアが優秀な魔法少女モノ。
将棋の知識がある方が楽しめるため、人を多少選んでしまうけど、質の良さは保障できます。
打ち切りが怖いので売れて欲しい作品の一つ。

▼ 『二人で始める世界征服 ⇒ 【感想】(執筆中) 
二人で始める世界征服 (MF文庫J)二人で始める世界征服 (MF文庫J)
(2008/11)
おかざき 登

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【08下期ラノベ投票/新規/9784840124799】

悪事を働こうとすると何故かいいことをしてしまう秘密結社のお話。
MF文庫の新人作品の中で気に入ったのが今作でした。
あまり考えないで読むことのできる、ライトノベルらしさが長所。

▼ 『僕は彼女の9番目 ⇒ 【感想】
僕は彼女の9番目 (電撃文庫)僕は彼女の9番目 (電撃文庫)
(2008/08/10)
佐野 しなの

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【08下期ラノベ投票/新規/9784048671811】

あえて4作品だけの選定としようか悩んだけど、ギリギリ滑り込みセーフといったところでしょうか。
普通のラブコメとして楽しい。
続きが出ること祈って投票。


既存部門に比べると、全体的に小粒なのは否めませんね。
読書数がそれ程多いわけではないので必然的に新規開拓も少なくなってしまいますが、それを抜きにしても今後のラノベ業界を背負って立つような作品は出てこなかったと感じました。
投票結果を見て、面白そうな本を発掘できるといいなぁ。
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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ライトノベルサイト杯 

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とらドラ! 第17話「クリスマスに水星は逆行する」 

連日「とらドラ!」の記事ばかり書いてますね。
まるで大ファンみたいじゃないかw
いや、確かに好きだし面白いけど、僕の中では特別飛び抜けているわけではないんですがねw

ようやくOPとEDが変わりましたね。
前OP曲とED曲は微妙だったこともあり気になっていたんですが、なかなか良さげですね。
曲もさることながら作画も結構気に入りました。
まぁ、CDを買いたいほどかと問われると……うーん、それはないかなぁ。

ところで、OPシーンで気になったところが1つ。
(原作バレにつき伏せ字)
みのりんの廊下を疾走するシーンって、もしかしてジャイアントさらばの場面かな?
そうなると、現在刊行している原作9巻までやるつもりなんでしょうか。

他の比べても、かなり気合の入った作画で、そこだけ何度も見直してしまいました。

本編は原作7巻の前半2/5相当を消化した内容となっています。
原作に忠実な漫画版を読んだ直後ということもあってか、表面的しかなぞってないなーと感じてしまいますね。
今更ですが、媒体が異なると全く別の作品となりますね。
当然なんですけど、改めてそう思いました。

アニメはアニメでいいところもあるんですよ。
一番の見所は、声優さんかな。
特にあーみんは、可愛い演技が見え見えなところや隠しきれない腹黒さが非常にいい感じに出ていますね。
今回も、みのりんに対してふっかけていましたが、ああいう汚れ役ができるところが仲間内で一番大人なんだと思います。

大河がサンタを信じる話は、手乗りタイガーと恐れられる存在とのギャップもあり可愛く見えます。
が、その反面、亜美が気持ち悪がっていた気持ちも十分分かります。
今回の話だけだと違和感ありまくりですからね。

そういえば、この辺りから急にメインキャラ以外のクラスメイト達が絡んでくるようになってくるんでしたねー。
きっとアニメしか観ていない人で脇役の名前を正確に言える人は少数だろうな。
自分がそうだったら覚えている自信ないし。

春田のアホはまだ印象に残りやすいとは思うけど、能登なんて地味だしなぁ。
ああ、春田といえば、夢話をアニメ化させるとは思いませんでした。
破壊力はヤスさんの絵よりマシだったものの、やっぱりキモかったね……裸の男三人。

木原はアニメでは初期の段階からまるおラブを貫いていたので、印象に残ってます。
アニメで最も優遇されているキャラなんじゃないでしょうか。
この点は良かったですね。
おかげで、急に物語内に入り込んできたというよりも、やっと出番が回ってきたかと感じられました。

さて、気になるストーリーは種まきだけで終わってしまいました。
前回から多少空気の入れ替えをする必要性があったと思うので、これはいい判断だったと思います。
次回は、竜児とみのりんに注目ですね。

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『とらドラ!2 小冊子付き特装版』感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 2 (電撃コミックス)とらドラ! 2 (電撃コミックス)
(2009/02/27)
竹宮 ゆゆこ

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とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)
(2009/01/27)
絶叫竹宮ゆゆこ

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リンク先には画像あるのに、サムネが表示されないのは何故だろう。

昨晩、「とらドラ!2 特装版」を買ってきました!

いやー、探すのに苦労しましたよ。
よく利用する本屋4軒は全滅で、普段あまり行かない本屋で何とか見つけることができました。
もしそこに置いてなければ、別の日に自分が知っている残りの店を回らないといけないところでしたので助かりました。
ちなみに、どの店も1巻は置いてあったので、売り切れもしくは入荷しないのかと思われます。

今現在、アマゾンにも通常在庫はないようで、出品者からの購入しか手はないみたいです。
しかし、通常売価の2倍以上の値段が付いているので、あまりお勧めはできません。

一応僕が買ったところでは山積みにされていたので、取り扱っている場所には数はあるようです。
通常版の2巻は来月発売しますが、たかが300円程度の違いですので圧倒的に特装版の方がお買い得だと思います。
どうやら全国的にかなりの品薄状態らしいので、急いだ方がいいですよ。
あ、でも初回限定版ではなく特装版なので重版される可能性もありますけどね。

■内容
月刊コミック電撃大王」で掲載された第7話から14話まで収録。
本誌も同日に3月号が発売されていて、そちらに15話が掲載されているので今すぐ買えば連載を追いかけられますね。
また、第1巻同様、最後には特別編として「竜児と大河のなつやすみ」が収録されています。

ストーリーは原作1巻の後半と2巻の冒頭までが描かれています。
竜虎並び立つところや、大河の告白、あーみん初登場など見どころ満載です。

一言で言うならば、今巻も非常に面白かったです!
原作を読みアニメを見たばかりだというのに、ストーリーそのものが面白く読めるって凄いことだと思う。
見せ方が上手くて、展開が分かっていても読んでいて楽しい。

漫画版の最大の魅力は、大河の百面相といえる表情の変化ですね。
大河ってこんなに可愛かったのかと考えを改め直さないといけなくなるほど、喜怒哀楽の激しい姿が魅力的です。
多彩な表情というと、みのりんのイメージが強かったんですが、漫画版の大河は完全に上を行ってますねw

電撃大王のHPで第1話が無料で読めるので、もし買おうか悩んでいる人は読んでみるといいかも。
http://daioh.dengeki.com/trial/toradora.html

■特装版
2/27に発売される通常版と特装版の大きな違いは2つあります。
1つは表紙。
そして、もう1つがセットで付いてくる小冊子です。

縦横のサイズは単行本と同じで、全106ページとなかなかのもの。
内容は全25人によるカラーイラストカット、白黒イラスト、漫画、SS(ショートストーリー)。
これがまた豪華な顔触れなので、どうしても特装版が欲しかったんですよ。

以下、掲載順。(敬称略)

・カラーイラストカット
みつみ美里
七尾奈留
フミオ
鈴木次郎
よう太
小梅けいと
蒼樹うめ
喜多村英梨

・白黒イラストカット/漫画
ヤス
ぷよ
あらきかなお
カロリ
MATSUDA
小原トメ太
桜沢いづみ
ヒナユキウサ
黒井みめい
オオツカマヒロ
御影石材
なかじまゆか
さくら小春

・ショートストーリー
おかゆまさき  「高須竜児の“おっぱい大作戦”」(11P) 絵/とりしも
田中ロミオ  「お・ん・なビースト~俺らの川嶋さん~」(36P) 絵/絶叫



あまり詳しくない僕でも知っている人の名前が何人かありますね。
これはもうアンソロジーとして単品で発売してもいい出来ですよ。

原作の挿絵を描いているヤスさんの四コマ漫画が面白かったですね。
イラストでは、みつみ美里さんや七尾奈留さんのクオリティは流石でした。

「撲殺天使ドクロちゃん」で有名なおかゆまさきさんの「高須竜児の“おっぱい大作戦”」は、あまりにもアレで軽くどころか結構引いた。
何故たかが11Pの文章内で“おっぱい”という単語が50回以上も出てくるんだ!(わざわざ数えたのもどうかと思うが)
それでも笑ってしまった部分もあるわけだから、負けだよな……。

そしてトリを締めるのは、田中ロミオさんの「お・ん・なビースト~俺らの川嶋さん~」。
個人的には、今回の小冊子付き特装版を欲しくなった最大の理由でもあります。
他の人が既存キャラを描く中、まさかのオリジナルキャラ主役の話でした。
読み始めこそ拍子抜けだと感じましたが、読む進むにつれ濃いオリジナルキャラに引き込まれていきました。
やっぱり田中ロミオさんは面白かったです。
スピンオフ作品として原作短編集に収録されていても、きっと違和感ないと思われるぐらいの完成度ですね。

この小冊子を主目的に購入するとなると物足りなく感じるかもしれませんが、単行本の付録として考えるのであれば、内容的にも値段的にも文句なしでしょう。
「とらドラ!」好きには、是非押さえておきたいお勧めの一品です。

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『とらドラ!』1巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)
(2008/02)
竹宮 ゆゆこ絶叫

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日付上では昨日のことになりますが、帰りに本屋寄ってきました。
27日発売予定のコミック版「とらドラ!」2巻目当てだったんですが、残念ながらフライングゲットは失敗。
仕方なく同時に買おうと思っていた1巻だけを買ってきました。

1巻は前に本屋で少しだけ立ち読みしたことがあるんです。
その時予想外に面白いなと思って、そのうち買おうと考えていました。
何だか色々と凄いという噂の2巻が発売されるというので、ちょうどいい機会だと思ったわけです。

失礼な話ですが、正直なところ、コミカライズというだけで舐めてました。
ライトノベルに限らずゲームやアニメが原作であっても、コミカライズで成功していると思った作品ってないんですよねぇ。
もちろん元がある程度優れているからこそ漫画化されるわけなので、そこそこ面白いのは確かなんですが、結局のところその程度で留まってしまうことが多いような気がします。
まぁ、そういうのを積極的に読んでいるわけではないので、おそらく僕が知らないだけだと思いますがね。

で、話を戻しまして、この「とらドラ!」のコミック版なんですが……面白いんですよ、これが。
原作厨だと自覚している自分でさえも、大満足の一冊ですよ。
原作読者でアニメを敬遠している人も、この漫画は読んだ方がいいですよ!……たぶん。

まずキャラクターデザインが非常に魅力的。
女の子が本当に可愛い。
ぶっちゃけ、アニメはもちろん、原作のヤスさんの絵よりも好みです。
まだ亜美が登場していないので、メインキャストの女の子は大河とみのりんの2人だけなんですが、コロコロと変化させる表情が見ていて飽きさせません。
こういう視覚的な愉しみは小説では味わえませんから、より「とらドラ!」の世界が広がったように感じられますね。

また原作を忠実になぞっているところに好感が持てます。
何しろ漫画版1巻では、原作の1巻の半分程度しか話が進んでいないぐらい、じっくり丁寧に描かれているんです。

例えば、体育の授業でバスケのパス練習にて大河と北村をペアにしようと画策した話。
原作では20ページ相当のエピソードで、アニメでは2分で消化されたシーンですが、漫画版では1話を丸ごと使っています。
1つ1つの動作を細かいところまでしっかりと再現していて、キャラが活き活きしてます。

他にも初めて竜児・大河・実乃梨・北村の4人で昼飯を食べる話もそうですね。
アニメではカットされてしまっていましたが、絵的に見てみたかったシーンですので漫画で読めて嬉しかったです。

1巻の最後には漫画オリジナルの特別編「やっちゃんの一日」も収録されています。
お色気担当でありながら誰よりも幼い一面を見せるやっちゃんの笑顔が満載です。

全体的に完成度が高く、不満点は見つけるのが難しいくらい。
心配なところがあるとするなら、年に1巻しか出ないのに、このペースだと完結するのに一体何年かかってしまうのかということですかね。
やっぱり途中で終わっちゃうのかなぁ。

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評価別読書感想の設置 

サイドメニューに読書記録の評価検索を設置しました。

さすがに1年半近くもブログをやっていれば、スローペースといえども、それなりの読書数となります。
一覧から特定の評価の作品を探すのも大変だと思うので、この検索機能を使ってお勧め作品を見つけて頂けたら幸いです。

また、個人的には評価をつけるのに迷った際、過去の本と比較するのが便利になるかなーという思惑もあったり。

ちなみに、以下が2009年1月26日現在の評価記録。

評価SA+AA-B+BB-C+CC-DE
11101532231084220

やはり結構評価が偏ってますね。
大体予想通りですが、AとA-が思っていたよりも数があって意外。
しかし、シリーズを1カウントとすると、評価Aは4作品、評価A-は7作品しかありません。
そう考えると妥当と言えるのかなぁ。

もともと僕の中での基準は評価Cで普通の本というものだったんですけど、予想外に面白い作品が多くて驚きました。
おかげで、大半がB-以上となってしまってますが、わざわざ地雷を踏みたくないので、これからも高評価の本が続出するかと思われます。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

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Love Destiny 

Love DestinyLove Destiny
(2001/05/16)
堀江由衣小林信吾

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堀江由衣さんの「Love Destiny」を買いました。
今からもう7,8年も前のCDですね。

まず最初に一言断っておくと、僕には妹属性はありません。
皆無と言ってもいいです。
実際に妹がいるからという点も関係しているのか、二次元の妹キャラで好きになることはあまりありません。
むしろ、昔からロリっ子は苦手でした。

なので、「シスタープリンセス」は僕にとってはかなり抵抗感のあるアニメでした。
当時はアニオタだったので、地上波で放送されていたものは基本的に全て見るんだという使命感みたいなものを持ってましてね。
精神的にダメージを受けながらも全話見た記憶があります。
まぁ、徐々に慣れていってネタ的に面白く見ていた気もしますが。

このCDは、そんな微妙な想い出の詰まったシスプリ1期のOPとEDが収録されています。
OP曲の「Love Destiny」は歌詞が強烈で、いかにもアニソンいった曲となっていて、一度でも聴いたことがあれば忘れるのが難しいぐらいのインパクトの伴ったものなので、聞き覚えがある方も少なくないでしょう。
メロディ自体は存外悪くなく、結構評価されているように感じますしね。

個人的に推したいのはOPではなくEDの方です。
同じく堀江由衣さんの歌う「」という曲目で、個人的には隠れた名曲だと思っています。
「Love Destiny」よりも「翼」が聴きたくてCDを買いましたし。

空の広がりや草の青臭い匂いなどの自然の清々しさが感じられる良曲だと思います。
アニメのEDでは少女が青空のもと草原を駆けるのがとても印象的でしたね。
後半の転調は一聴の価値ありじゃないかなー。
堀江由衣さんの歌唱力は現在と比べるとどうしても劣りますが、そのかわり声に若さがあっていい味出していると思いますね。

もっと評価されるべき曲ですよ、これは。
ニコニコにもほとんどうpされていませんね。
fullバージョンは、おそらく単独ではうpされてないかと思われます。


テーマ: アニソン

ジャンル: 音楽

タグ: 堀江由衣  Love_Destiny  ニコニコ動画 

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渚フォルテッシモ4 

渚フォルテッシモ〈4〉 (MF文庫J)渚フォルテッシモ〈4〉 (MF文庫J)
(2008/10)
城崎 火也

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【評価……B
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ツンデレ ★★★★★★★★☆☆
 … 8

麻生渚は人魚と人間のハーフの女子高生。華やかな容姿の裏に怪力を隠す彼女は、浜森の町に現れる魔物を退治する正義の味方であるとともに、顔出しNGの覆面アーティストとして人気沸騰中のLILA(リラ)でもある。渚の秘密を全てしっているのは同級生の山ノ上大地だけ――。そんな渚のもとに、芸能界デビューの話が舞い込んできた!あまり乗り気ではない渚は、なんとかロケ地に大地を付き合わせるのだが……。「お前、目立つの大好きじゃん」「なんですって!」時を同じくして、因縁の占い師の影も二人に迫る――!急展開の人魚姫コメディ、第4弾登場!

【感想】

ツンデレ人魚のラブコメディ、第4弾。

やっぱりこのシリーズは、ニヤニヤしてしまうなぁ。
渚のツンデレっぷりが進行していて、傍から見ればデレデレなのに当事者同士は気付いてなくてツンツンとしているのが何とも楽しませてくれます。
3巻では朱里に譲ったものの、今回はほぼ渚の回だったと言えますね。
朱里をはじめ他の女の子も別段悪いわけではないのですが、個人的には渚だけいればそれで万事OKです。
他は引き立て役で構いませんよ!(酷い)

ストーリーは、渚に芸能界デビューの話が舞い込んできて、大地との関係に溝が生まれる……という王道的なパターンかと思いきや、案外そうでもなかったという話w
もはや付き合っているようにしか見えない二人にとって、この程度の障害は苦としないようです。
渚はかなりのヤキモチ焼きなので、一喜一憂が激しいのですが、それがもう微笑ましいぐらいに心の距離は近いので安心して見ていられます。

もともと自分はツンデレに関して、好きか嫌いかと問われたら好きというぐらいの認識だったのですが、この「渚フォルテッシモ」シリーズを読み始めてから、自分はツンデレ大好きなんだなと考えを改めざるを得なくなりましたねw

一方、これまでおざなりにされていた本筋の敵役・占い師もとうとう本格的に登場……なんですが。
何だろう、この盛り上がりのなさは。
ここまで引っ張ってきた割に、ショボすぎやしませんかねぇ。
驚くほど軽い物語さえ修正してくれれば、もっと大っぴらにお勧めできるんだけどなー。

ところで、以前少しだけ触れたように4巻から絵師さんが変更されています。
これまでの桐野霞さんから、bomiさんという方に変わっています。
おそらくは、あまり名前を聞いたことがないという人ばかりだと思いますが、実は元KIDスタッフだったりします。
『12RIVEN』で滝川悠さんとともにキャラクターデザインを任されているほか、メモオフやEver17にも多少関わりがあったそうです。

基本的にシリーズ途中での絵師交代は嫌いなんですが、実際に絵を見てみると、これもありかなと思えました。
表紙の渚は綺麗で手に取ってみたくなる出来ですし、挿絵も既に描かれているキャラクターの雰囲気を壊さないようにしているのが伝わってきて、とても好感が持てました。
5巻以降はどうなるのか分かりませんが、桐野霞さんが復帰されても、このままbomiさんでいってもどちらでもありですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  渚フォルテッシモ  城崎火也  桐野霞  bomi  評価B 

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とらドラ! 第16話「踏み出す一歩」 

「とらドラ!」屈指の名シーンと思われる6巻後半の内容が描かれたものでしたが……。

良かった。とっても良かった。

まず、よくこれだけの濃い内容を1話で収めたことに関して称賛を贈りたい。
どこもかしこも重要なシーンだったので、削ることができなくて脚本家の方は大変だったんじゃないでしょうか。
原作を読んでいるからこそ、この畳み方にはお見事と思わされましたね。

前半から中盤にかけては、北村の揺れ動く心境に合わせるかのようなしんみりした雰囲気作りが成功しています。
「とらドラ!」はBGMなしの方がシリアスな物語に入り込むことができていいかもしれませんね。
決して音楽が悪いわけではなく、相性の問題かな。

そして、後半の北村の告白からの展開は素晴らしかった。
元の良さだけではない、アニメの動きがあることで感じられる魅力を引き出せていたと思います。

特に大河vsすみれは、バトルアニメ顔負けの作画枚数で思わず見入ってしまいました。
スタッフがこの場面に力を入れています!というのが良い意味で伝わってきます。
正直、この喧嘩シーンは恋愛モノとしては浮いているのは事実で、人によっては受け入れられないだろうなと思うんですが、感情が溢れ出すのを止められない高校生たちの想いが真っ直ぐに届いてきて、個人的には大好きです。

竜児の北村に対する友情や、大河の複雑な心境を持ちつつも北村のために乗り込む覚悟なども素晴らしいんですが、それ以上にすみれ会長の叫びが胸に響きます。
すみれも竜児や大河とはまたちょっと違うけど不器用な性格してますよねぇ。

乱闘後の片づけシーンで亜美が実乃梨に対して「罪悪感はなくなった?」と発言しているのが物議を醸しているようで。
そりゃあねぇ、文章で読んでいても理解が追いつきにくいところですから、アニメでは当然分かり辛いですよね。
特に今回は実乃梨の出番が削られているのもあるので、一度見ただけではなかなか意図が掴めないのではないでしょうか。

予告を見る限り、ノンストップで第7巻のクリスマスの話に突入するみたいですね。
ここまで来たら途中で止められないけど、原作もまだ終わっていないのにどう決着をつけるつもりなんだろう。

まぁ、恒例の原作プッシュですが、今回を神回を思う人なら絶対に原作を読むべき。
地の文により竜児や大河の内面を深く描かれていて、もっと感動できるはずです。

……ああ、そういえばまたOPとED変わらなかったですね。
今度こそ来週、かなぁ。

テーマ: とらドラ!

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マージナル・ブルー 空曜日の神様 

マージナル・ブルー―空曜日の神様 (電撃文庫)マージナル・ブルー―空曜日の神様 (電撃文庫)
(2004/12)
水落 晴美

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【評価……C
舞台 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ミステリー ★★★★☆☆☆☆
 … 5

何でも願いが叶うという「空曜日」の噂。カレンダーに記されたその日に、一人の少女が教室の窓から飛び降りた――。
それから半年、新学期を迎えた高校に二人の少女が入学してきた。坂上真人は偶然目撃した交通事故をきっかけに、その少女の一人・風見葵と親しくなり交際を始める。だが、次に訪れる「空曜日」が近づくにつれ、真人の廻りで奇妙な事件が起こり始めた……。
世界の向こう側に広がる“あわい”とは!?そして少女達を追う“虚”とは!?
「夢界異邦人」シリーズの水落晴美が贈る学園ミステリー登場!

【感想】

たまにはマイナーな本でも読んでみよう、と思って購入したのが1年前。
他に読みたい本がいっぱいあったのでなかなか順番が回ってきませんでしたが、ようやく読めました。

内容は学園伝奇モノのミステリー風味といったところでしょうか。
意外にも哲学的なテーマがあり、少々堅苦しい作品でした。
表紙の手のひらを合わせている女の子二人から百合を連想しましたが、中身はまるで違いました。

「人は何をもって人と呼べるのか」

心を持っていればいいのか、ヒトの遺伝子を持っていればいいのか、はたまた両方が揃っていないといけないのか。
何もこれはSFの中だけの話ではありませんね。
人が人だと決める概念は、実はそれほど確固たるものなんてないですから。

今作ではその答えは明確に提示されているわけではありません。
ぼかしているというよりも、続巻を想定して書いているように感じられました。
しかし、この作品が約4年前に出たもので、それから著者の作品が出ていないところを見ると、続きは期待できそうにないかなぁ。
この作品も、3年振りの新刊だったそうなんで、遅筆なだけかもしれませんが。

本来存在しないはずの4月31日と11月31日の2日間が記されたカレンダー。
その2日間に願い事をすると叶うという「空曜日」の噂が大きく物語を左右します。
詰めの甘さはあるけれど、この設定は単純に惹かれる要素があります。
作品全体をミステリアスな雰囲気に包み込む、いい仕掛けだと思いました。

ストーリーは、展開が丸見えのところと全然読めないところの温度差が激しいミステリー。
わざとらしくてミスリードになっていないところや、伏線のない急展開は醒めてしまいます。
おそらく構成が悪いんですね。
主人公側とヒロイン側で視点を切り替えているけど、主人公側だけを見せた方が良かった気がします。

ぼちぼち、といったところでしょうか。
作品の魅力を存分に出し切れなかった感があるので、ちょっと勿体ないですね。
設定やテーマはこの方向性でいいと思うんで、見せ方さえもうひと捻りして欲しいなと思いました。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  マージナル・ブルー  水落晴美  狐印  評価C 

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夏月の海に囁く呪文 

夏月の海に囁く呪文 (電撃文庫 (1178))夏月の海に囁く呪文 (電撃文庫 (1178))
(2005/11/10)
雨宮 諒

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【評価……B-
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 なし
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
青春 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

修一は、夢久島という長閑な島に暮らす高校二年生。学校生活にどこか馴染めない自分を自覚しつつ“能面”を被って友達とも“普通”に過ごしていた。夏休みに入った日、修一は港で海を見ながら人目も憚らず泣いている一人の女性と出会う。夢久島には「海で“呪文”を唱えると、本当の自分の居場所に連れて行ってくれる」という噂があり、その話を確かめるために、彼女はこの島に来たという。彼女との出逢いにより、修一の“能面”の日常に変化が訪れる。そして――。
“呪文”をめぐり4人の人物が織り成す心ビタミン短編連作ストーリー。

【感想】

携帯の電波も届かない夢久島という田舎町を舞台に、複数の人物たちがこれから先について思い悩む青春ストーリー。
シゴフミ』の著者・雨宮諒が紡ぐ短編連作です。

この作品は全部で4章に分かれていて、それぞれ短編として読むことができるんですが、割かれているページ数は均等ではありません。
第1章「僕は能面」が約半分を占めていて、残った分を第2章「ネバーランド」がさらに半分占めています。
そのため第3章「ちっぽけな魚」は15ページ、第4章「ゆうやけこやけ」も30ページと非常にアンバランスになっています。
そこに意味があるのであればいいんですけど、特にそういったものはないようで。
必要性こそ感じなかった第3章は、内容が結構好みだったので、もう少し膨らませて欲しかったですね。

短編連作のため、章によって主人公は違います。
第4章だけは反則的で浮いていますが、どの主人公も自分の居場所に悩むところが共通しているといえるのかな。

第1章は感情を演技でしか表現できないと思っている高校二年生の少年・水本修一が主人公。
この章は、内面に比重を置いて描かれている作品のはずなのに、キャラ設定が少々浅いところがありますね。
察しがいいところと鈍感なところが不自然で、説得力に欠けるというか。
これだけで一冊書ききった方が物語に深みが出て良かったんじゃないかなぁと思いました。

第2章は、いかにもお涙頂戴と言わんばかりのシナリオ。
主人公は夢久島に遊びにきた女子大生・岬京子
第1章が10代向けなら第2章は20代向けですね。
イマドキのお調子者な女性ですが、とある出来事により過去を顧みることになり、大きく意識を変えることになります。
似たような体験をしたことがあるという人は、実のところそんなに珍しくないんじゃないかなと思います。
今の自分は、昔の自分が思い描いていた姿になれているのかと考えると、切なくなりますね。

総評としては、全体的に綺麗にまとまっているのが好印象でもあり、物足りなくもあります。
無駄な改行が目立つところもありますが、文章にトゲがなく読みやすいですね。
イラストなしというのも、この作風であれば正解でしょう。
まぁ、第1章だけならあってもよかったかもしれませんが。

しかし、この本はどういう狙いで書いたものなんでしょうね。
明確なテーマや意図が伝わってこずに分かり辛かったです。
雰囲気で読むべき作品だったってことなのかなぁ。
惜しい面も多々あったので、もう少し詰めて書けていれば化けたのかもしれないですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  夏月の海に囁く呪文  雨宮諒  評価B- 

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りっぱな部員になる方法。 1) 紙ヒコーキと四次元黒板 

りっぱな部員になる方法。〈1〉紙ヒコーキと四次元黒板 (集英社スーパーダッシュ文庫)りっぱな部員になる方法。〈1〉紙ヒコーキと四次元黒板 (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2007/10)
午前三時五分

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【評価……C+
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ラブコメ ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4

この世の謎を追い求め、解き明かすのがミステリー研究部――のハズが、尽夜野学園1年、久瀬守が入ってしまったのは、怪奇現象を否定しまくる部長や、自称・幽霊な先輩達&クラスメイトの小春ちゃん(妹にしたい?)で構成された……なんかヘンだぞ、この部活!?「ていうか、この研究部の存在がそもそもミステリーですよ!!」守のツッコミが、今日も部室にこだまする!
そんなある日、学園七不思議の1つ“四次元黒板”にまつわる事件がミス研に舞い込んで――!?
基礎からはじめる、七不思議♪学園ラブコメ・ミステリー味――ここに開演!!

【感想】

学園内で巻き起こる怪奇事件にミステリー研究部が立ち向かっていくお話。

学園ラブコメを期待して買いましたが、1巻だからかもしれませんが恋愛要素は薄いですね。
コメディもさほど重視してるわけでもなく、何が売りなのかと問われると……うーん?と唸ってしまいます。

ミステリー・ホラー・ファンタジーの要素を少しずつ盛り合わせた学園ドラマ、といえば近いかなぁ。
でも、基本的にファンタジーとミステリーって相性悪いんですよね。
例えば密室殺人事件などがあったとしても、ファンタジー作品であればいくらでも密室トリックを崩せてしまいますから。
何でもありになってしまうんですよね。

まぁ、そんなの関係なくストーリーが分かりやす過ぎるってのも問題ですが。
冒頭こそ、途中から始まったように感じて、まさか2巻から読んでしまったのかと表紙を確認したほどですが、中盤からは一切引っかかることがありませんでした。
捻りが「足りない」のではなく、ほぼ「ない」んですよ。
微妙かなーと思いつつも読む速度が落ちずにそのまま読みきってしまえたほど、非常に読みやすかったです。
読書の習慣がない人だったら、これくらいでちょうどいいかもしれません。
ただ、意外性は皆無のため、読書家の人にとっては退屈に感じてしまいそうですね。

キャラクターはミステリー研究部に楽しいメンバーが揃っているので、そこが一番の魅力かな。
おっとりとした性格の小春ちゃんは、「妹にしたい子ランキング」第1位(作中内での話)の呼び声通り可愛らしい。
主人公・久瀬守とのやり取りも微笑ましくて、個人的にはもっとこの部分を見たかったと思いましたね。

今回はそんなヒロインの小春ちゃんを差し置いて、部長の玉露園先輩が強烈にインパクトを残してます。
一人だけキャラ濃度が間違っている気さえしますw
オカルトの類をことごとく否定し、思考や発言が変人の域に達していますね。
腹が立つけど憎めないってタイプで、見ている分には楽しめますw

その他のキャラは出番が少なかったので判断し辛いですが、悪くはないかと。
きっと1巻につき1人のペースで掘り下げていく形式なんでしょうね。

まー、一言でいってしまえば「普通」の作品です。
嫌いではないけど特別好きでもなく、大きな短所がないところが長所ですかね。
続きを読んでもそれなりの楽しめるとは分かりますが、かといって積極的に読むことはないかなぁという際どいラインです。
んー、つまらなかったわけでもないし、買うかなぁ。

あ、短所がないといったばかりですが、太字を多用するところはいただけないかな。
小説は文字サイズを弄らない方が好みという人は少なくないんじゃないでしょうか。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  りっぱな部員になる方法。  午前三時五分  すまき俊吾  評価C+ 

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フレンド対戦の楽しさが少しでも伝わればいいな 

1/4深夜に行われた第2回仁義さん主催のレースの模様がうpされていますので、宣伝。

▼第2回:仁義さん主催グランプリ個人戦第1レース




▼第2回:仁義さん主催ふうせんバトル




▼第2回:仁義さん主催グランプリチーム戦




▼第2回:仁義さん主催グランプリ個人戦第2レース




結果はこの間書いた通りですが、今回は僕はあまり動画内で映っていませんので分かり辛いっすね。

最近も毎日というわけにはいきませんが、国内対戦で実戦経験を積んでいってます。
地味にVRが上がってきていて、今は7000のラインを行ったり来たりしている状態ですね。
そろそろキャラやカートを変えた方がいいかもなぁと考え中。
どうしても今のベイビーマリオ+ライドオンカメックだと苦手なコースがいくつか出てしまうんで。

そして、今までほとんど手つかずだったバトルの練習も取り入れてます。
さすがに下手すぎでしたからねぇー。
今度のフレンド対戦では、チームに貢献できるといいなぁ。

テーマ: マリオカートWii

ジャンル: ゲーム

タグ: マリオカートWii  マリカーフレンド対戦  Wii  ニコニコ動画 

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バッカーノ!1932 Drug & The Dominos 

バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)
(2003/10)
成田 良悟

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【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
構成 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

第9回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞の「バッカーノ!」シリーズ第3弾。
錬金術師ベグは自らが作り出した麻薬が人間を最高の世界に導くと信じていた。
麻薬中毒者ロイは薬漬けの生活から抜け出そうと葛藤していた。
ルノラータファミリーの幹部グスターヴォは失敗続きのビジネスに苛立っていた。
ガンドールファミリーの幹部ラックはこれから激化するであろう抗争の予感を抱いていた。
少女イヴは無き者にされた兄の仇を討つ決意を胸に秘めていた。
それぞれの生き様が交錯する時、運命はドミノ倒しの様に連鎖し、そして――。

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「バッカーノ!」シリーズ第3弾にして第4巻。
毎回違う事件を扱っているのに、このクオリティの安定は素晴らしいですね。

時間軸は第2弾が「バッカーノ!1931」なので1年後の話かと思いきや、その前後のお話となっています。
「バッカーノ!1931」でも見え隠れしていたガンドールファミリーとルノラータファミリーの抗争が今回のストーリーの主体。
ガンドール三兄弟がクレア・スタンフィールドを呼び寄せるに至った事件から物語は始まります。
単体でも読めるとは思いますが、「バッカーノ!1931」を読んでいるとリンクしているところもあってより一層楽しく読めるので、当たり前ですけど順番通りに読むことをお勧めします。

それにしても、作者もあとがきで述べているように、これまで以上に主人公不在の作品になってますね。
一応1巻はフィーロ、2巻はジャグジー、3巻はクレアが主人公的な存在だったと思います。
でもこの4巻は、本当に明確な中心人物がいなくて、誰かの話というよりも事件そのものを中心に捉えたものになってます。
表紙の真ん中にいるのはイヴという少女ですが、あまり目立っていません。

そういう点もあって、少々感想書きづらいのは否めませんが、面白いのは確かです。
作中で「バッカーノ!」独特の構成をドミノ倒しに例えていて、上手いこと言うなぁと感心しました。
それぞれ別々であったピースが、1つ倒れると連鎖していく様は面白おかしいです。
第2弾の「鈍行編」「特急編」のように大きく分けると2つの流れがあって、一時的にそれが交錯するところで面白さが爆発します。
「バッカーノ!」というタイトルに相応しい馬鹿騒ぎが見てて楽しすぎますね。
終わりの収束感は既存巻の方が強く感じましたが、きっとこれは今回出てきた登場人物をさらに掘り下げていく予定なんでしょうね。

今回のお気に入りのキャラは、ガンドール末弟のラック
不死者になってしまったゆえに鈍ってしまった感情が、皮肉にも逆に人間味溢れるもので、何だかリアリティさえ感じました。
「死なない」≒「死ねない」の意味を考えさせてくれます。
結婚フラグが立ったと思ったんですが、続巻を読めば分かるのかな?

前回大暴れしたヴィーノことクレアも、相変わらずインパクトが強いですね。
不死者でもないのに最強キャラなのがカッコ良すぎる。
シャーネとの再会する話も早く読みたいですね。

難点はシリーズを通していえることだけど、キャラクターが多すぎること。
「バッカーノ!1931」は鈍行編と特急編に登場キャラクターも分かれていたのでまだ良かったんですが、今回は把握するのが大変でした。
舞台がニューヨークに戻ってきて、1巻の頃のキャラが再登場する中、さらに新キャラだけで10人以上も増加となるとちょっと辛いかなぁ。
一気に読まないと地味なキャラは今後再登場しても忘れてしまいそうですよ。

ちなみに、2巻から4巻までは発売当時3ヶ月間連続で発刊だったそうです。
著者もそうですけど、イラストレーターのエナミカツミさん大変だっただろうなぁw

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B+ 

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とらドラ! 第15話「星は、遠く」 

15話に入ってもなおOPとEDが変わらないのは何故だろう?
今後の展開バレにでもなっているのかな。
うーむ、原作を読んでいても区切る必要性あるかなぁと感じるんだけどね。

さてさて、今回はあまりに唐突に北村がグレてしまったお話。
見事なぐらい綺麗な金髪になってしまいました。

文化祭編から、こういうシリアスというかしんみりした青春群像劇に移行していっているわけですが、果たしてこれはアニメからの視聴者は追いかけられているんでしょうかね。
1クール目は、ほとんどキャラクターで魅せてきたアニメといって過言ではない内容でしたからね。

大河の乱暴者なのにドジなところや、北村を前にすると極度の緊張でたどたどしくなってしまうところ。
みのりんのノリノリな性格から放たれる自由奔放な発言や行動。
亜美の憎たらしいまでの作られた笑顔と、時々見え隠れする女王様気質な一面、そして素顔。

こういった分かりやすい記号的な萌え要素を前面に押し出したおかげで、ここまではアニメとして成功していたと思います。
しかし、ここにきてそれが逆効果、とまではいかなくとも、足を引っ張っているような気がします。

今までギャグ主体で進んでいたのに、いきなり真面目モードに入っても戸惑ってしまいますよねぇ。
僕個人の感想としてはそうは思いませんでしたが、これはきっと原作を知っているからだと思います。
竜児の内面が大幅に削られているので、登場人物たちの真意がどうにも薄っぺらく感じてしまいます。
個人的には今の路線の方が好みではあるんですが、求めているものと違ってツマラナイと感じてしまう人も多そうだなぁ。

みのりんの「ずるい」発言や、北村が枕を涙で濡らした気持ちがどれだけ伝わっているのか怪しいところです。

竹宮ゆゆこさんの作品は現段階で「とらドラ!」しか読んでいないので断言はできませんが、心情を語る地の文が多いので、アニメに向いていないのかもしれませんね。
コメディだったら、かなりいい線いくのですが。

あと、やっちゃんから家を追い出された後、ファミレスで亜美と会うシーンが丸ごとカットされていたのは悲しかった。
その後のバッティングセンターの時の竜児との会話が好きだったんだけどなぁ。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ! 

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
(2008/08/10)
伏見 つかさ

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【評価……B
舞台 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
コメディ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
パロディ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

俺の妹・高坂桐乃は、茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の俺が言うのもなんだが、かなりの美人ときたもんだ。けれど、コイツは兄の俺を平気で見下してくるし、俺もそんな態度が気にくわないので、ここ数年まともに口なんか交わしちゃいない。よく男友達からは羨ましがられるが、キレイな妹がいても、いいことなんて一つもないと声を大にして言いたいね(少なくとも俺にとっては)!
だが俺はある日、妹の秘密に関わる超特大の地雷を踏んでしまう。まさかあの妹から“人生相談”される羽目になるとは――!?

【感想】

ニュースサイトが実名で登場することで有名になった話題作。

売れ行きが予想以上に好調だったらしく、発売後2ヶ月経ってからようやく本屋で見かけました。
それまではタイトルだけしか知らなかったので、電撃文庫の作品とは思っていませんでしたね。
何となく電撃っぽくないなーと思っていたので。

ストーリーは、妹が隠してきた重度なオタクの秘密を兄である主人公・高坂京介が偶然知ってしまうところから始まります。
妹・高坂桐乃はそんな兄に対して嫌いながらもこのままオタク趣味にどっぷりと漬かっていていいのかと相談し、兄は渋々ながら協力するという流れです。

意外にもよく出来ているお話でしたね。
一発ネタなのかなーと思っていたんですが、終始安定した面白さのある本でした。

正直、話題になったニュースサイトの実名表記は言うほど重要ではないというか、小ネタといって差し支えありません。
桐乃のオタ知識が妙に偏っていることあってか、若干浮いているように感じたくらいですしね。
パロやメタを期待していると、少々肩透かしにあうかもしれないです。
厨二病全開の作品を読みたければ『AURA』をお勧めしておきますよ。

ああでも、まさか朝目新聞が出てくるとは思わずに吹き出してしまいましたw
この本を読んでいるラノベ読者なら大方分かるとは思いますが、分からない人には偽名に感じたかもしれませんね。

あくまでこの本の主人公は、疎遠な妹を持った一般人である兄の京介です。
「普通」をモットーに生きる高校生で、その通りどこにでもいそうな男です。
そんな兄・京介の一人称視点で話が進むため、内心で桐乃のオタ趣味への突っ込みしまくりなのが楽しい。
文章がリズミカルで、テンポよく読めるためライトノベルらしくあっさりと読めます。
その上で、一部濃いネタがあったり、読了感が爽やかであるので全体的な完成度は高いですね。

まぁ、自分自身、現実に妹がいるので京介の心情がすっごくよく分かりますw
桐乃ほど完璧超人とはいかないまでも、スペックの高い妹を持つと兄貴は辛い立場になるんだよね。
実際の兄と妹の関係なんて、悪い意味で空気みたいなもんですよ。
京介がどれだけ妹を嫌おうが、桐乃のために尽力する気持ちは共感できますねぇ。
そうなんだよなぁ、別に妹が大事なんじゃなくて、自分のために頑張るんだよなー。
これは別にツンデレとかじゃないんですよ!
この感覚、分かってくれるでしょうかw
頻繁に「あるあるw」と思えることが多くて、感情移入しまくりでした。

不平を言いつつも、妹を助けるカッコイイお兄ちゃんが見どころですね。
決して妹萌えを期待してはいけません。
「キモイ」とか「ウザい」という言葉を投げかけられる人に快感を持てる人なら別ですが。

あ、そうそう1つ突っ込み忘れ。
本当に「普通」の高校生には、そんな可愛い幼馴染はいねーよ!w
地味子かわいいよ地味子。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  俺の妹がこんなに可愛いわけがない  伏見つかさ  かんざきひろ  評価B 

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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート 

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)
(2008/09)
森田 季節

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【評価……C
舞台 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
人物 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
文章 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4

「僕、女の子を殺したんだ」――始まりは、思いがけない人物からのそんな電話。どこか満たされない日々を送る高校生の明海は、孤高の歌姫に魅せられた同級生の少年・神野の信じがたいような昔話をいともあっさりと受け入れてしまう。なぜなら明海も小学生の頃、神野と同じく一人の少女を殺めたことがあるからだった――。よみがえるひと夏の記憶、殺されるためだけに存在する「イケニエビト」の少女、人の記憶を食らう「タマシイビト」からの逃避行。第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作。三人の少年少女によるビター・スウィート・ストーリー。

【感想】

第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作品。
あらすじを読んで気になる設定だなぁと思って、期待して買ってみたわけです……が。

んー、微妙、かなぁ?
優秀賞の看板が大きすぎて過度な期待をしてしまった、ということだけではないと思います。
いいところもあるんですが、悪い点が目立ってしまったかなという印象ですね。
タイトル負けしてしまった感じ。

テーマは悪くないと思います。
主人公の少女・佐女牛明美が少年・神野真国から人殺しをしたことを告白されるところから始まります。
暗く生々しい話を予想していたんですが、物語は奇妙な方向に転がっていきます。
この世にいた存在そのものを記憶まとめて食われる「イケニエビト」の少女が、迫りくる捕食者「タマシイビト」から逃げつつ、友人とともに対抗手段を考える、というストーリーの軸となります。

いわゆる不条理系の作品です。
理不尽な展開や救いのない話が何気に好きだったりするので、この作品も気に入りそうだと思っていたんですが、そこが大きな勘違いでした。
この本は、ストーリーを進行させるために、作者がいいようにキャラや設定を弄っているんですよ。

おかげで設定は穴だらけで、突っ込みどころ満載。
結局、最後まで「イケニエビト」と「タマシイビト」の間にある明確なルールは分からず仕舞いでした。
感覚や雰囲気で読めない人には向いていないでしょうね。

逆に感性さえ合致すれば、物凄く好きな作品となってもおかしくないかなと思います。
評価が両極端に分かれる作品でしょうね。

主人公の明海の性格は、かなり好みが分かれるというか嫌いな人が多そう。
自分が何もかも正しいと思っている節のある勘違い女で、今風の小生意気な娘ですね。
感心させられるほどのリアリティがあります。
まぁ、現実でこういう種の人間にあったら、嫌悪感バリバリに抱くでしょうねw

イラストはどこかで見たことあるなと思ったら『狼と香辛料』で有名な文倉十さんでした。
表紙は結構良かったのに、挿絵はそれほどでもなく残念。
この方なら、本気で描けばもっといい絵を描けると思うんですよね。
そういうわけで、評価は少々厳しめになってます。

次は著者買いすることはないだろうなぁといった評価に落ち着きました。
もちろん面白そうな設定でしたら、話は別ですけどね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート  森田季節  文倉十  評価C 

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BLACK BLOOD BROTHERS s6-ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集- 

BLACK BLOOD BROTHERS(S)6  ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集― (富士見ファンタジア文庫)BLACK BLOOD BROTHERS(S)6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集― (富士見ファンタジア文庫)
(2008/10/20)
あざの 耕平

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【評価……A-
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★★
 … 9
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
安定感 ★★★★★★★★
 … 9

「ううっ……くそう部長め……たまに仕事を回してきたと思ったら、吸血殺人事件絡みだなんて前代未聞よ……くそう……呪ってやる」
「ミミちゃんぼくそれ知ってる!敵に塩を送るってやつだよね!!」
「コタロウ。この場合は厄介ごとを押しつける、の方が正しいかと」
「あーもうあったま来た!!いい二人とも!こうなったら絶対にこのヤマ解決するわよ!元クイーンMをなめんじゃないわよ!?」
護衛のジロー&コタロウと共に、特区で調停屋稼業に勤しむ葛城ミミコ。『カンパニー』からある依頼人を紹介されるが、『月匠ゴーバン』に連なるエリーゼというその美女は、何やらワケありで!?
騒がしくも優しい3人の日々。特区で過ごす、最後の月の夜――。

【感想】 <本編9巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


吸血鬼兄弟と調停員ミミコの特区の日々を描いた短編集、第6弾。
これが最後のBBB短編集になるそうで、寂しいですね。

短編集の締めに相応しい、素晴らしいお話でした。
こんなに読み応えのある話を持って来てくれるのであれば、これが最後でも大満足です。

今回は、連作小説となっているので、短編集というよりも外伝といった方が正しいかもしれません。
正規のストーリーの合間に作られるアニメの映画の感覚に近いです。

物語は、「月匠ゴーバン」の血統に連なるエリーゼという美女が特区に来訪したところから始まります。
彼女がミミコやジローを大きな事件へと巻き込んでいく……という展開です。

本編6巻直前の話ということで、この先に待ち受けている未来を知っているわけですが、それでも戦いの緊張感は一切削がれておりません。
剣の呼吸から武者震いまで、まるで視えているかのように流れ込んでくる文章には圧倒されます。
文章は量ではなく質で語るものだというのは当然なんですが、それを実践できているラノベ作家が一体どれだけいることやら。
あざの耕平さんの洗練された文章は、やはり一線を画していますね。

キャラクターでは、嬉しい再登場が何人かいました。
本編で出番のなくなったキャラや、短編でチョイ役で出てきたキャラなど懐かしさを感じました。
特に後者のキャラは、個人的にお気に入りだったので、あのまま埋もれさせることなく書いてくれたことに感謝したいですね。
誰のことかというと……まぁ、あとがきを読んでも分かるんだけど、一応ここでは伏せておきます。

それ以外にも、エリーゼをはじめとする新キャラクターたちが、既存キャラに負けないぐらい魅力たっぷりに描かれてます。
ジロー達の敵側にいる吸血鬼が、ただの三下キャラではないのもいいですね。

シリアスな連作の締めにある第7話「満月の夜に」は切なくも温かい話でした。
帯にもあった「あの夜の満月は、今も、輝いてる」という言葉は忘れられそうにありません。
いつかまた、こんな平和な特区の日々が帰ってくることを信じたいと思わされました。

そして、最後の短編集ということで過去編である「BLACK BLOOD CHRONICLE」も今回でラスト。
ドラゴンマガジン連載分が緊迫した連作だったためか、今までとは打って変わってギャグ路線でした。

内容は、ジローとカーサが密着しているところをアリスが見てしまい笑いながらキレるという話。
いやぁ、アリス怖いな……w
あのカーサが精神的に参っている姿が恐ろしさを倍増させます。
舞台が聖域ということで、初期に登場しながらも出番の少なかった北の黒姫とクロウもたっぷりと出番が用意されています。
何気に好きなキャラだったので嬉しかったです。

さて。
予定通りいけば、残すところ本編2巻分のみ、ですか。
待ち遠しいような寂しいような複雑な心境です。
とりあえず、ラスト2巻はテンション持続させて読みたいので、出来れば2ヶ月連続刊行にして欲しいなぁーと勝手な希望を言ってみたり。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  BLACK_BLOOD_BROTHERS  あざの耕平  草河遊也  評価A- 

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バッカーノ!1931 特急編 The Grand Punk Railroad 

バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)
(2003/09)
成田 良悟

商品詳細を見る

【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
構成 ★★★★★★★★
 … 9

第9回電撃ゲーム小説大賞で<金賞>を受賞した成田良悟の受賞作第1作『バッカーノ!1931 鈍行編』と同時間軸、別視点で語られる「特急編」。
少年はNYの友達と会うため、列車に乗り込んだ。
作業着の女はNYの雇い主と会うため、列車に乗り込んだ。
車掌は――仕事なので列車に乗り込んだ。。
あの事件さえ起こらなければ、彼らは何事もなく目的地に着く筈だった。
だが怪物は目覚めてしまった――その名は“線路の影をなぞる者”。

【感想】


『バッカーノ!1931 鈍行編』の別視点の物語である、「バッカーノ!」シリーズ第3巻。
「鈍行編」と「特急編」の表紙と合わせることで1枚のイラストになります。

これは楽しい!
ギミックもさることながら、今回はキャラクターが素晴らしく魅力的。
固定された主人公がいない作品の3作目で既にシリーズの顔とも言うべき泥棒カップルのアイザックミリアは、このシリーズの良心ともいえる存在ですね。
このおとぼけバカップルが絡むと、緊迫した場面でも噴き出してしまいます。

しかし、それ以上にキャラが立っていたのが“線路の影をなぞる者”(レイルトレーサー)です。
これだけ多くの登場キャラ(主要人物だけでも軽く二桁を超える)がいるにも関わらず、一人で全部持って行っちゃってます。
男としては、最強にして無敵であるレイルトレーサーに惚れずにはいられませんね!
「鈍行編」にて思わせぶりな人物が他にも2,3名いて、その誰もが良キャラなんだけど、全員レイルトレーサーの引き立て役になってしまっているぐらいです。

まともなキャラクターはほぼ皆無の「バッカーノ!」シリーズですが、不思議と嫌いなキャラクターはいません。
結構悪い奴は多いのに、あっさりとした文体で書かれているためか、尾を引くことがないんですね。

「鈍行編」の感想でもちょこちょこと書いた通り、「特急編」では前作の裏で起こっていた出来事が描かれているんですが、隠されていた事実が明かされるたびに生まれる爽快感がヤミツキになります。
もちろん既に列車の行き着く先を知りながら読んでいるので、話の進む方向性は明白です。
しかし、だからこそ絶妙に伏せられていた裏側を知ることで、パズルを作り上げるような楽しさが快感となります。
キャラクターの意外な性格や、予想外の展開など、いい意味で読者を裏切ってくれる要素が多いですね。

エナミカツミさんの絵も、作風と合っていて毎度楽しませてくれます。
今回は「鈍行編」で使用されたイラストを数枚流用しているところもありますが、その分イラストが少なめというわけでもないですから問題ありません。

こういう複数の流れが絡み合う展開は、意外性があって読んでいて楽しいなぁ。
一度、列車を横から見た時の時間の流れを見てみたいです。

「鈍行編」があるからこそではありますが、個人的には「特急編」の方が面白かったですね。
単品でも悪くはないですが、2つ合わせてこその良作です。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B+ 

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とらドラ! 第14話「幸せの手乗りタイガー」 

独身ホームルーム糞ワロタw

……失礼、原作ファンによる「とらドラ!」14話感想です。

今回から2クールの目の突入……のはずなんですが。
おかしいな、OPもEDも変わってない。
次回からなのかな。

内容も予想していたものと、大きく違いました。
サブタイトルが「幸せの手乗りタイガー」だったので、てっきり原作2巻に収録されている同名の短編をそのまま一本やるのかと思いきや、大河に触ると幸せになれる噂の設定だけを採用とした内容でした。
本来、6月頃の話である短編をどうしてこのタイミングで挟むのかと思っていたんですが、なるほど。これは巧い。

今回の第14話は、原作6巻が3割、短編「幸せの手乗りタイガー」が2割、そしてオリジナル要素が5割ぐらいの配分となってます。
「とらドラ!」は巻を跨ぐと、間が空きすぎてしまうところがあるから、この挿話はいいですね。

秋の季節がすーっと深まっていく過程を的確に表現できていますね。
主要メンバー5人の変わってゆく想いとシンクロしているようで、綺麗な構成だなと感じました。
雰囲気作りが非常に良かったです。
下手に原作に似せなくても、こういう路線でいけば十分「とらドラ!」の魅力は出せるんだなぁと思いました。

アニメオリジナル要素としては、今までで一番良かった回だったと思います。
特に、亜美の心情を描いたシーンが多かったのが嬉しかった。
こんなに大人しいあーみんは貴重だなぁ。
しかし、竜児から貰った豚肉はどうするんだろう。料理したのかなw

北村もようやく絡み始めてきましたね。
川原で北村を励ます大河のセリフは妙にエロかったけど、優しさはしっかりと伝わってきました。

スピンオフキャラの冨家幸太と狩野さくらの2人も、ちょい役として登場してましたね。
あれは原作知っている人だけが楽しめた要素でしょうね。
アニメだけしか見ていない人は、あのキャラは一体何だったんだ?と思ったんじゃないでしょうか。

次は順番通り、6巻の内容に入っていくっぽいですね。
6巻は、現時点で1,2を争うほど個人的にお気に入りの話なので、この調子でお願いしたいところです。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ! 

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電撃文庫2009年1月購入リスト 

電撃文庫からのお年玉を回収してきた

ひゃっほーい!
電撃文庫からのお年玉を回収してきましたぜ!

本屋で積まれていたのを見た時、テンションが滅茶苦茶上がったね。
実際、こんなにもwktkできるとは思ってもみなかったよ。

新刊だけで6冊も買うなんて、ラノベ読みの人にとっては当たり前でも僕には初体験です。
いつもなら、電撃文庫の新刊は1,2冊買うかどうかってところですからねー。
個人的に好きな電撃文庫の作家を挙げろと言われたら、この6人は全員TOP10入りしますね。
そんな好きな作者さんたちが揃って本を出してくれるなんて、それだけでもう幸せです。

どれから読もうかと考えるのが楽しい。
バッカーノ!1931 臨時急行編 Another Junk Railroad』だけはまだ既存巻を読み切っていないので後回しにするとして、あとはどうしよっかな~。

“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店5』は絶対に面白いだろうなと確信してます。
安定感抜群だし、他に大きな当たりがなければ、恐らくこれが一番楽しめるはず。

とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋』も面白さは保障されてますね。
最近「とらドラ!」はアニメ成分ばかり摂取していたので、原作の文章に触れてみたいんだよね。

電波女と青春男』は入間人間先生がみーまー以外で一体どのようなものを書くのかが非常に興味深いです。
きっと一筋縄ではいかないんだろうなぁ。もちろんそれを望むわけですがw

静野さんとこの蒼緋(ふたご)』は今回最も意外だった水鏡希人さんの作品ですね。
デビュー作「君のための物語」とはまるで違い、どうやらラブコメのようなので期待と不安が入り混じってます。

空ろの箱と零のマリア』がこのラインナップの中では、ダークホース的存在かな。
すぐに読みたい反面、また次も3年待たされる可能性があるとすると、取っておきたい気持ちもあるなぁー。

ああっ、どうしよう。
毒の強そうな新作3作品を安定した「とらドラ!」と「付喪堂骨董店」で挟むのがいいかなー。
うわー悩むなぁー。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

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カードを拾ったのって一体何ヵ月振りだろうか 

今週の火曜日から始まったラグナロクオンライン300万ID突破記念キャンペーンの一環として、経験値1.5倍期間が始まり、狩りに勤しんでおります。

事前にWIZのソロ狩場を色々と実地調査してみたんですが、現状ではやっぱり時計3Fが一番安定して稼げますね。
監獄は、それほど時給差はないにも関わらず死ぬ確率が段違いに高くなるので、結果的に微妙だったりするんですよ。

そんなわけでコツコツと時計で狩りつつ、たまにPTでアヌビスを狩りにSD4Fに赴いています。

昨日の深夜はスミレさん(プリ)とのペア狩り。
アヌビス相手に、スミレさんがグランドクロスのオートスペルでTUを発動させるか、その前に僕がSSで倒しきるかの勝負をしていました。
通常、非公平で狩ると僕が一方的に美味しい思いをしてしまうところですが、今回の狩り方だと上手く経験値を分配させられたようです。

アヌビスさんの名刺

カードも初めて貰いました。
ちょっと前……といっても数か月前になりますが、3Mくらいしていたのに今ではもう300k程度になっちゃってます。
アヌビス乱獲され過ぎですねー。
確かに、滅茶苦茶おいしい敵だから仕方ないんだろうけどさ。

レベル81になりました

レベルもようやく81に。
そして、やっとジョブが50に到達しました。
何気に二次職のジョブ50達成は、黒篭に続いて2キャラ目になるんじゃなかろうか。
2,3キャラほどジョブ47~49くらいで止まちゃってますからね。

この1週間でどれだけ上げられるか分からないけど、出来れば84ぐらいまでは行きたいところだなぁ。

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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バッカーノ!1931 鈍行編 The Grand Punk Railroad 

バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)
(2003/08)
成田 良悟

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【評価……B+
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
構成 ★★★★★★★★
 … 9

第9回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞の成田良悟が、前作を上回るスケールとトリッキーな構成で贈る受賞後第1作。
舞台は1931年アメリカ。大陸横断特急「フライング・プッシーフット」。
“不良集団”は貨物室のお宝をちょいと戴くため、列車に乗り込んだ。
“革命テロリスト軍団”は偉大なる指導者を奪還するため、列車に乗り込んだ。
“ギャング”は鉄道会社を脅して金をせしめるため、列車に乗り込んだ。
“泥棒カップル”は一年ぶりにNYの友人と会うため、列車に乗り込んだ。
出発の興奮に酔う彼らはまだ知らない。これから始まるクレイジーな夜を――。

【感想】


タイトルからは何作目なのか判断できませんが「バッカーノ!」シリーズの第2巻です。
次巻の『バッカーノ!1931 特急編 The Grand Punk Railrood』と合わせて二部構成となっています。
この前半だけでも1つの物語として読めるようになっていますが、次巻を読んで初めて全貌が明らかになる仕組みのため、2冊で1セットと考えるべきでしょう。

まさにバッカーノ(イタリア語で馬鹿騒ぎの意味)してますね。
スリリングな場面にシュールなギャグが時折見られるんですが、これがとても日本人のセンスとは思えません。
洋画のノリに非常に似ていて、アメリカ人が書いたと言われても信じてしまいそうですよ。

前回同様、作者の構成力にはホント驚かされます。
1巻の話も凄かったけれど、さらに磨きをかけていますね。
この「鈍行編」と次巻の「特急編」は前後編ではなく、それぞれ同じ場所、同じ時間帯に起きた事件を別々の視点で描かれたものです。
「鈍行編」だけでも1つのストーリーとして成り立っているんですが、その裏で何かが起こっているというのが小出しのヒントでかすかに伝わってくるのが凄い。
ライトノベルの中には、失礼ながら頑張れば似たような話は書けそうだなーという人は何人かいますが、成田良悟さんはとてもじゃないですが真似できない作家さんの一人ですね。

今回の舞台が、列車「フライング・プッシーフット」であるのも構成を光らせる要因です。
動く密室ともいえる列車内で、多くの登場人物が複雑に交差し合う様は素晴らしいの一言。
限られた空間の中で、よくぞここまで破綻させずに物語を書きあげられたもんです。

物語は、“不良集団”と“革命テロリスト軍団”と“ギャング”と“泥棒カップル”とその他諸々を同じ列車に詰め込んでみた話。
まるで伝言ゲームのように、人と人とが重なるところで話がこじれていくのが楽しい。
まぁ、ほとんど“泥棒カップル”がややこしくしているせいな気がしますがねw

設定はハードなんだけど、ちゃんとライトノベル風に調理されているのでとても読みやすいです。
逆にいえば、一般小説しか読まないという人からすると、非現実的だと感じてしまうかもしれませんね。

とても面白かったです。
エンターテイメントに溢れる良作でした。
「特急編」も読むことで、「鈍行編」の評価がさらに上がります。
「バッカーノ!」シリーズを読む予定の方は、ぜひ間を開けずに続けて読むことをお勧めします。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  バッカーノ!  成田良悟  エナミカツミ  評価B+ 

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ライトノベルの楽しい書き方2 

ライトノベルの楽しい書き方 2 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 2 (GA文庫)
(2008/05/15)
本田 透

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【評価……B
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ツンデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

学園最強少女にしてライトノベル作家の流鏑馬剣は、あせっていた。学園一かわいい女の子・市古ゆうなが偶然にも始めた夏休みのアルバイトをきっかけに、剣の仮の(?)恋人である与八雲と急接近していたからだ。
その影響で、剣は創作に行き詰まり、担当編集・与心夏を困らせていた。一計を案じた心夏は、剣と自身の従弟でもある八雲、そして絵師・ぽんぽん先生を夏の合宿へと誘いだす。三角関係を体感させることで、剣に刺激を与えようとしたのだ。
こうして、夏の海での合宿がスタート。だが、水着での騒動や、次々と海の生物が出現したりと、予想外の展開に!果たしてスランプ脱却なるか、そして三人の関係は!?

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ツンデレな現役女子高生作家の初々しい青春ライフ、第2弾。
ライトノベルの書き方?
そんなの一切載っていませんよ!

ラブコメ面が前面に押し出されていて、ヒロインがラノベ作家という設定はストーリー上ではあまり関係がないようになってきてます。
良くも悪くも、普通のラブコメですね。
この作品だけの特徴が消えかかっているのは残念ですが、ラブコメパートがそれなりに面白いからまぁいいかな。

今回のテーマは、ラブコメの定番中の定番である三角関係。
既に1巻の頃から妹・こゆりはブラコン全開で、兄・八雲を奪おうとする剣を敵視していましたが、ハッキリ言って役者不足でした。

そこで登場するのが、前回で思わせぶりな(見え見えともいう)伏線を残していた市古さんです。
自分の理想の女性像である市古と八雲が親しくなっていくのを横で見てヤキモチを焼き、妄想に走る剣の姿がベタだけど面白くも可愛い。
三角関係と言いつつも波乱はなさそうなんだけど、剣のヤキモチ焼きが尋常じゃなく、勝手に自滅していく様は可哀想だけど思わず笑っちゃいますね。

1巻の感想で剣が青山素子に似ていると言いましたが、市古さんもどこかで見たようなキャラですね。
幼くも純真で、その割に身体の発育はイイというテンプレ的な天然ドジっ子巨乳娘です。
分かりやすく具体例を出すならば、朝比奈みくるですね。
ただ、地味すぎて、みくるほどは魅力はないですが。

桐野霞さんの絵は個人的に好きですけど、表紙から受ける印象が1巻とはまるで違いますね。
どう考えても、水着も刀もラノベ作家には関係ないよなぁw

ライトノベルらしく気軽に読むことができました。
ずっと同じパターンだと飽きてしまいそうだと危惧している面もありますが、今のところは継続して買っていこうかなと思えるシリーズですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価B 

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モッチモチにしてあげる 

今年もROはアマツにお正月パッチがあたっています。
その中で、ユニークなものがあります。

餅神様と呼ばれる餅の神様(そのまんま)のクエストを受けると、餅神様の子をペットにできるんです。

モッチモチにしてあげる

モチリンです。
初のクエスト専用キューペットであり、かつ初のペット専用キャラクターになりますね。

びたーん

はぁと

他の人が連れているのを見て欲しくなりクエストでGETしましたが、やっぱり可愛いぞモチリン。
図体が意外と大きめで狩りでは邪魔くさそうだけどw

ビアンカのキューペットには、子デザートウルフのが似合うんだけどね。
ドラクエ5のキラーパンサー的な意味合いで。
そうすると、セージの仙梨とキューペットが被っちゃうからどうしようかなと思っていたんで、しばらくは代わりにコイツを育ててみようかと思います。

テーマ: ラグナロクオンライン

ジャンル: オンラインゲーム

タグ: ラグナロクオンライン 

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強い相手だからこそ勝ちたいと思う 

つい数時間前、仁義さん主催の2回目のフレンド対戦に参加してきました。
個人戦を2戦、風船バトルを1戦、チーム戦を1戦やりました。

結果は……散々でしたね!
みんなレート高すぎですよ。
一応僕はVR6600ぐらいあるんですが、それでも下から1,2番手ですよ。
おかげで、ほとんど毎回最下位争いで、上位にはなかなか入れませんでした。
2週目まではいいんだけどねぇ……。
個人戦ならまだいいんだけど、チーム戦や風船バトルでは味方の足を引っ張っていて本当に申し訳ないと思っちゃいますね。

まぁ、今日は1レースだけ棚ぼたで1位取れたから、それだけで満足しておこう。
今の僕の実力では、これで精一杯です。


▼仁義さん主催・グランプリ個人戦第4レース



こちらは先日、12月29日に行われた第1回目のフレンド対戦の最終戦です。
それなりに頑張っているつもりなんだけどね。
最終的には、下の方に落ち着いてしまうんだよなぁ。

1レース目のルイージサーキットでの3週目ラストは面白かったですね。
走っているときは特に意識してないけれど、やっぱり仁義さんの動画内に映っていると見ていて楽しいなー。

テーマ: マリオカートWii

ジャンル: ゲーム

タグ: マリオカートWii  マリカーフレンド対戦  Wii  ニコニコ動画 

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生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録 1 

生徒会の日常  碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫)
(2008/09/20)
葵 せきな

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【評価……B+
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
バカ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ギャグ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
パロディ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

私立碧陽学園生徒会――そこは、会長をはじめとする美少女メンバー四人が集う楽園だが、唯一の異性にして汚点が存在する。
その汚点……え、大黒柱って言え?まあいいやどっちでも……副会長の杉崎鍵には、誰も知らないもうひとつの顔があった。
過去にドラゴンマガジンに収録された短編に加え、杉崎の女・金・闇の仕事があばかれる衝撃の書き下ろし作が、ついに登場!
……なんて一応言ってみたけれど、実際のところは、色々なところで地味に宣伝活動をしてきた生徒会の相も変らぬ日常会話を惜しげもなく詰め込んだ、嬉しいんだか嬉しくないんだかわからない短編集です。「もとから短編じゃん」なんて言わないで、ね?

【感想】


生徒会の一存」シリーズ番外編その1。
本編とは少々趣向が異なるものの、やっていることはやっぱりいつも通りどうでもいい事ばかりです。
当たり前ですが、短編から読むと分からないネタもあるので、本編から読みましょう。

全部で7話が収録されている今巻。
そのうち前半の4話はドラゴンマガジンで掲載されていたもので、残り3話が書き下ろしとなっています。

ページ数の99%が生徒会室内での雑談話に割かれている本編と違い、この短編では舞台が固定されていません。
生徒会メンバーのクラス内での話や過去話、一応主人公っぽい杉崎鍵のいない日の生徒会など新たな「生徒会の一存」ワールドを見せてくれています。
普通は短編集だと本編の枠を越えてはいけないというルールに縛られるものだけど、これは逆ですね。
不思議なことにストーリーも番外編の方がしっかりとあるくらいです。

面白かったのは、やはり今回のメインである「二年B組の一存」かな。
真冬の妄想でしかなかった美少年・中目黒が転校してきて、さぁ大変という話。

どこからどうみてもBL路線ですね、わかります。

杉崎が必死にBLルートに流されないようにしているのに、次々とフラグを立てていくのが面白い。
そりゃあ、そんなに親切にしていたら好かれてしまうのも仕方ないだろうにw

さらに杉崎と深夏のクラスメイトである新キャラ・が見ていて楽しいね。
生徒会メンバーや中目黒に負けないくらいキャラクターが濃くて、もう何というかお腹一杯ですw

シチュエーションやら設定やらは本編よりも良かったと思いました。
パロディネタが控え目(というと少ないように思えますが、本編が多すぎるだけで十分この本も満載)なのも、ストーリーを追うという点ではプラスに働いたかな。
まぁ、そのストーリー自体はそんなに面白くないんだけどさw
純粋なギャグ小説として読めますので、何故か本編より敷居が低いですね。

それにしても、この表紙は外で読むには相当リスクを負わねばならないなw
それに帯にあったモザイク画像には悪意を感じたね。
本を買うとき絶対エロ本と思われたよアレ!

まぁ、それら全て中目黒が美少女にしか見えない外見のイラストがあったことで帳消しにしておきましょう。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  生徒会の一存  葵せきな  狗神煌  評価B+ 

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初めてのフレンド対戦 

昨年の12月29日深夜の話。

ニコニコ動画で実況プレイをうpされている仁義さんと、マリカーのフレンド対戦をやってきました。

ようやく念願のフレンド対戦をすることができました。
ブログでフレンド募集をされていたので応募したところ、応募人数をオーバーしていたにも関わらず抽選ではなく全員当選にしてもらえました。
また抽選外れるかもしれないと思っていたので、嬉しかったですね。

最初はちょっと緊張気味だったけど、凄く楽しかったです!
僕は最初から最後まで参加して、個人戦を4レース、チーム戦を2レース(1回接続切断があったため実質1レース)、そして風船バトルを1回やりました。
次の日のことを考えると途中で落ちないといけないと思っていたのに、ついつい最後まで参加してしまいましたよw

さっそく仁義さんがニコニコにうpされているので、良かったら見てください。
ああ、あえてMiiネームは言いませんが、すぐに分かると思います。
僕のMiiは卵型のやつなんで。

▼仁義さん主催・グランプリ個人戦第1レース




▼仁義さん主催・グランプリ個人戦第2レース




▼仁義さん主催・グランプリ個人戦第3レース



みんな強過ぎ。
何でこんなにレベルが高い人たちばかり集まったんだっ。
後半、体力的にバテてきたこともあってボロボロでしたよw

そういえば、妙に仁義さんに名前を呼ばれることが多かったような気がする。
仁義さんとは実力が近くて画面によく映っていたからかな?

実は一応僕も全レース録画していたりします。
機材がないので実況はしていませんけど。
自分以外が見ても楽しくないだろうと思うんで、今のところうpする予定はないですね。

次のレース開催が今から楽しみだ。
今度はもっと上位に食い込みたいけど、このメンツではキツイだろうなぁ。
もうこれは、こっそりと練習するしかないな。

テーマ: マリオカートWii

ジャンル: ゲーム

タグ: マリオカートWii  マリカーフレンド対戦  wii  ニコニコ動画 

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新年の勢いで過去にぶつかった壁を登り切る 

昨年同様に、新年一発目のライトノベルは長編大作を読もうと思い、ここ数週間考えていました。
去年は結局その時に選んだ『BLACK BLOOD BROTHERS』が個人的に年間ベストラノベとなったので、今年もまた脳内で選考を重ねました。

まず思いついたのは、BBBの作者・あざの耕平さんの『Dクラッカーズ』。
これだけBBBを楽しんでいるんだから面白くないわけがない。
しかも完結しているので非常に読みやすいときた。
最後まで悩みつつも選ばなかった理由は、2年連続であざの耕平さんの本だと面白みに欠けるかなと思ったからw

次に考えたのは冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』。
作品よりも著者の文章に興味がありますね。
しかしこれは1年かけて読むには、量が少ないかなぁと思って選択肢から外しました。

著者に興味がありつつ作品数も多いものというと、西尾維新さんの『戯言』シリーズがありますね。
作品内容だけ言えば上記2作品よりも何となく好みそうな気配がします。
でも、単行本ってのがネックなんですよねぇ。
文庫本でも発売開始されたので、そちらが完結してから手を出してもいいかなと思いました。


さて。

これらの作品を差し置き、2009年の記念すべき1冊、且つ1年を通して読もうと決めた本はこれです。

終わりのクロニクル1〈上〉   電撃文庫 AHEADシリーズ終わりのクロニクル1〈上〉 電撃文庫 AHEADシリーズ
(2003/06)
川上 稔

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川上稔さんのAHEADシリーズ 終わりのクロニクルです。

一部の方は「あれっ?」と思ったのではないでしょうか。
そう、僕は以前このシリーズを読んでいたんです。
しかしながら、実は途中で挫折していたんですよ。

理由は大きく分けて2つ。
1つは、途中で中だるみしてしまい、文章量の多さが辛くなってしまった点。
もう1つは、ちょうどその時期は外で本を読む時間がなくなり、家の中でもROばかりやっていて、ライトノベルそのものを読むことが少なくなってしまったからです。

面白い本だというのは実証済みです。
当時は『イリヤの空、UFOの夏』と『涼宮ハルヒの憂鬱』と並ぶ好きなラノベ3本柱だったほどです。
以前は最後まで読み切れませんでしたが、今なら読めるはず!
挑戦という意味合いも含めて、この『終わりのクロニクル』を今年の1冊目に持ってきました。
全14冊だから、1ヶ月に1冊+αくらいで読み切れるかと。
勢いに乗れば、BBBのようにあっという間に消化してしまう可能性だってあります。

さらにこの本を選んだ理由として、著者の新作である『境界線上のホライゾン』を早く読みたいというのもありますね。
途中まで読んでいる既存作を飛ばして新作を読むというのは性に合わないのでね。

ちなみに4巻下のラスト付近で止まっていましたが、1巻から読み直しています。
この本を途中から読み直すなんて不可能に近いですから。
膨大な設定量を細かくは覚えていませんからね。

今度こそ読むぞー。
あの伝説の最終巻の分厚さには、いつ頃辿り着けるかなぁ。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 終わりのクロニクル 

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今年最初のおはようございます 

あけましておめでとうございます。

えーと。
2年連続で年越しの瞬間寝ていました。

ね、寝落ちじゃないんだからね!?
正月から忙しい予定だから、体調を万全にしておきたかったので仕方ないんだよ!

今年の抱負は……寝落ちしないことです。

今年もよろしくお願いします。

テーマ: 日記

ジャンル: 日記

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