明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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俺はまだ恋に落ちていない2 

俺はまだ恋に落ちていない 2 (GA文庫)俺はまだ恋に落ちていない 2 (GA文庫)
(2012/03/16)
高木 幸一

商品詳細を見る
読書期間:2012/7/1~2012/7/2

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春
ラブコメ
コメディ



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5




 「てんてんはかですね……貴方は馬鹿ですか!?」
 「……す、すみません」
 ある日、赤井は詠羅に一目惚れした後輩の相談を受ける。必死に頼み込む彼の姿に心を動かされ、赤井はやむなく詠羅を紹介することに。
 デートの約束に喜ぶ後輩とは対照的に、心落ち着かない赤井、傷つく詠羅。そんな中、前に誘った約束を恵衣美に問い詰められ、赤井は恵衣美とデートすることに!?
 「動物園。ただし、ワタシが見たいのは、……エイラだけどね」
 詠羅と後輩のデートを見守ることになった赤井と恵衣美。すれ違う気持ちはどこへ行くのか!?トライアングル・ラブコメディ第2弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


険悪な姉妹から好意を抱かれた少年の青春ラブコメディ、第2巻。
表紙を飾る妹・詠羅寄りのエピソードとなっています。

赤井や空河の後輩である道流也が、詠羅に一目惚れしたところから物語は始まります。
恋愛相談を持ちかけられた赤井は、道の熱意に押されて詠羅を紹介する約束をしてしまう。
当然のごとく、詠羅はショックを受け、しかしながら赤井の想いを汲み取るために道とのデートを承諾し、赤井はそんな詠羅の決断を目の当たりにして己の無慈悲な言動に心を痛めるストーリー。

若いというか、苦いというか……。
いやー、懐かしい王道パターンですね。
昭和や平成初期を思い出させる第三者乱入による三角関係のお話でした。

主人公である赤井の行動基準は、理解は出来るけど馬鹿だと思います。
前巻の感想でも書きましたが、やはり赤井は「まだ恋に落ちていない」んですよね。
そこへ、自分よりも詠羅のことを心から好きだと公言する男が目の前に現れたら……。
根がイイ人である赤井は、断れなかったのでしょうね。
だからこそ、好意を寄せられている女の子を紹介するなんて話を引き受けてしまったわけでしょう。

しかし案の定、詠羅の気乗りしない姿を見ても、デートで距離が縮まる姿を見ても、赤井は気落ちしてしまいます。
これを馬鹿と言わずとして何というか。
恋心と呼べないものだとしても大切な人である詠羅を傷つけてまで、大して親しくない後輩の顔を立てることに意味があるのか。
大局的には、道にとっても結果が見えているだけに踊らされている感が強く、はっきりいえば道化です。
昔からよく言われる「優しいけれど残酷」な青春模様を地で行く内容でした。

でも、このルートを選んだからこそ、赤井も詠羅も道も気付くことができた想い、届けられた気持ちというのはあります。
ベタベタな展開なんですけど、不器用な彼や彼女らは、この方法しかなかったのかもしれません。
赤井は責められても仕方ないと思いますが。

それにしても、赤井は恋に関して人様に進言できるほど立派ではありませんね。
タイトルが、赤井の鈍感を意味するのではないかと思うようになってきましたよ。
空河や恵衣美の気持ちに、果たしてどこまで気付いているのやら。
どこまで本気か気付いていたら、そもそも詠羅を紹介するようなことはしないか。

多少崩して描いても魅力となる独特なタッチが庭さんの絵の長所ですね。
背景やコマ割りなどで工夫をして、挿絵に物語性を埋め込むのが上手い。
それだけに殺風景な表紙は、もう少し凝りようがあるのではないかなと思っちゃいます。

登場人物たちは、みんな未熟です。
だってまだ中高生なんですから。
ここから仲間と触れ合いながら成長していく彼らを見守りながら楽しむ作品なんだと思います。

好意を寄せてくる女の子に別の男を紹介して初めて気付く鈍い少年の成長物語

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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  俺はまだ恋に落ちていない  高木幸一  評価B- 

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双子と幼なじみの四人殺し 

双子と幼なじみの四人殺し (GA文庫)双子と幼なじみの四人殺し (GA文庫)
(2011/12/16)
森田 陽一

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読書期間:2012/2/7~2012/2/14

【評価……C
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ミステリー
サスペンス
恋愛
狂気


 ★★★★☆☆☆☆☆☆ … 4
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5



 高校生、菱川迷悟は、双子の少女、新山一縷と朽縷と同居していた。美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、三人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。その自殺に関して一縷は、突き落としたやつが見えたという。
 正義感の強い、いや、正義感が強過ぎる迷悟は、事件を傍観することができなかった。――学校のアイドル、グッズ販売、そして交際を賭けた決闘……。愛憎が交差する事件の果てにあるものは!?
 第3回GA文庫大賞≪奨励賞≫受賞の問題作が登場!
 「幸せになる覚悟はある?人を殺しておいてなお、幸せになりたいと思えるかってこと」

【感想】


双子の幼馴染みとの訳あり同棲生活を送るミステリー風味の学園ドラマ。
第3回GA文庫大賞で物議を交わした問題作です。

はっきり言って表紙買いでした。
イラスト担当のsaitomさんの絵は、ブリキさんかと見間違うぐらい似ていますね。
大きな楕円形の瞳が特徴的で、登場する女の子みんな可愛かったです。
挿絵の枚数も多く、その意味では当初の目的を果たせました。

しかし、肝心の小説部分は、悪い意味で問題作だと言わざるを得ません。
キャラクターの思考に説得力が皆無でメッセージ性は薄く、かといってエンターテイメントに富んだ内容かというとそうでもなく、結局何を軸に書きたかったのか分からず仕舞い。
ミステリーの体裁をとっていますが、都合の良い展開が多くて、正直薄っぺらいです。
本格的に推理するものではなく、多少本を読んでいる人間ならば早々に犯人に検討が付くと思います。

人間の気持ち悪さを前面に押し出そうとした狙いは、アリだと思うんですよ。
例えば、狂気的な作品としては「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」もまた問題作として話題となったことがありますが、わりと好きな作風です。
ただ、ネジの外れ方が甘く、キャラを引き立てるような文章もないため、何とも中途半端。
危うい思想のキャラを書きたいのであれば、そのキャラなりのルールが必要だと思いますね。
愛憎具合が病的とはいっても、女の子とイチャラブするシーンを増やしたいがために見えてしまい、下手にラノベを意識したのが逆効果となっていると感じました。

また、構成的に主人公達の過去に関する説明が後半に来るのはいいとしても、明かされない事柄が多過ぎです。
これではスタートラインにも立っていない状態ですよ。
オチの付け方も後味が悪いだけで、ゾクゾクとするようなものもないですし。

主人公・菱川迷悟の誤った正義感がウザったい。
自分の倫理観が正しいと信じ込み、人の忠告を聞かずに、すぐ頭に血が上る短気な性格が受け付けない。
強引なところも含めてカリスマ性があるならともかく、視野が狭くて共感はできません。

ヒロインの双子・新山一縷新山朽縷は、迷悟ほど酷いところはありませんが、取り立てて魅力を感じることもありませんでした。
強いて言えば、朽縷だけは彼女らのおける現状を正しく把握している面があって、少しは好感持てましたが、それぐらいですね。

ミステリー要素を混ぜているため、リアル路線で行くのかと思いきや、暴力がフィクション方向に過激すぎて程度を測りかねます。
シリアスとギャグの切り替えが雑で、キャラの行動や感情に一々納得がいきませんでした。
設定に無茶がありすぎて、本当に裏の辻褄合わせまで考えられているのか怪しい。
どこまでが作者の狙いなのか判断できませんが、あとがきを見る限り期待は出来そうにないですねぇ。

一般的な倫理観とは異なる思想を持った人間ばかりが登場する学園が舞台

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  双子と幼なじみの四人殺し  森田陽一  saitom  評価C 

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俺はまだ恋に落ちていない 

俺はまだ恋に落ちていない (GA文庫)俺はまだ恋に落ちていない (GA文庫)
(2011/11/16)
高木 幸一

商品詳細を見る
読書期間:2011/12/27~2011/12/31

【評価……B-
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春
ラブコメ
コメディ



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5




 「……ふん。さっすが男に縁のない女子校ちゃんは、がっつき具合がはんぱないわ」
 「……かく言うあなたは、たった二回しか会ったことのない殿方に、なにかご用でも?」
 「今で三回目よ。つまりあんたより多いわけ。分かる?」
 高校生・赤井公は友人の田所からふたりの妹・恵衣美と詠羅を紹介される。活動的なロングヘアの高校生・恵衣美。占いが好きなショートカットの中学生・詠羅。会うたびに、ふたりと仲が良くなっていく赤井だが、ふたりの仲は最悪の関係!?
 GA文庫大賞≪期待賞≫を受賞のトライアングル・ラブコメディ!キミは運命の出会いを信じるかい?

【感想】


第3回GA文庫大賞≪期待賞≫受賞作。
友人の妹二人と仲良くなる三角関係モノの青春ラブコメディです。

「期待賞」だったのが何となく納得できる作品でした。
悪所も目につくけれど、今後の伸びに期待したくなるような原石ではあったと思います。

高校2年生の赤井公が友人である田所祐一から二人の妹を紹介されるところから始まります。
一人は、活発で言葉使いが人懐っこい高校1年生・田所恵衣美
もう一人は、生真面目でお淑やかな中学3年生・田所詠羅
でも、この妹達は口を開けば、互いの罵詈雑言ばかり。
そんな仲の悪い姉妹に挟まれる形で、赤井と彼女達の交流が育まれていく展開です。

ラブコメとして楽しいか?と問われると、正直なところ首を傾げます。
ラノベではよくあることなんですけど、ヒロインが主人公に惚れる理由が省かれ過ぎです。
ヒロインが二人ともキャラ属性だけの提示で終わってしまっていて、魅力を掘り出しきれていないように感じられるのも問題ですね。
ページ数が270p程度で、ヒロイン二人に加えて脇役が妙に多いこともあって、描き切れていません。

その一方で、主人公の赤井は、適度に軟派でありながらも芯の通ったイイ男でした。
自己中心的だと自覚しつつも、他人のために行動が出来て、サラッと問題解決してしまう手腕は、友達にだったら頼もしいだろうなと思わせてくれます。
でも、そういった男気を見せる前から女の子が靡いているんですよねぇ。
せっかく中盤で主人公が活躍する話を書けているのに、ヒロインの内面でギャップが発生していないのは勿体無い。
女の子は、恋に落ちた瞬間こそ可愛いんですから。

赤井に関しては、タイトル通り「まだ恋に落ちていない」状態なんでしょうね。
他人との距離感が近いようで、密着はさせないという気質があります。
この辺りは、追々語られていくことになるんでしょう。

文章は、基本を抑えておりスラスラと読めます。
ただし、会話のギャグセンスだけは微妙で、コメディとしては笑えるシーンはほぼありません。
「え?そこ笑うところなの?」とポカーンとする場面が、しばしば。
口喧嘩も面白味がないわけではないんですけど、旨味を得られる部分が少ない。
感性が独特なのか、それとも個人的に合わなかっただけなのか。

ストーリーは、まだ序盤もいいところで、スタートラインに立ったところです。
その割には、赤井は何も知らされずに重大な選択を迫られたりしているのですがね。

投稿作品のはずが、複数巻を前提で練られているように感じるのは編集の指示っぽい。
明らかに顔見せ程度しか出番のないクラスメイトや、伏線張ったままの設定が随所に見られます。
そもそもダブルヒロインのはずが、表紙絵が恵衣美だけというのもおかしな話ですしね。

新人らしく荒削りな作品で、数字で評価をすると辛口となるのは避けられません。
しかし、地味ながらもファンタジー色を出さないよう徹したのは評価したい点です。
イマドキのラブコメ作品とは違い、無意味なエロ要素が皆無なところも気に入りました。
一般向けにも通用する庭さんの絵との相乗効果も良かったと思います。
絵に釣られて購入しましたが、悪くなかったですね。

険悪な姉妹2人から気に入られた男子高校生の積極的な行動が格好良い

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  俺はまだ恋に落ちていない  高木幸一  評価B- 

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ライトノベルの楽しい書き方8 

ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)
(2011/03/15)
本田 透

商品詳細を見る
読書期間:2011/11/5~2011/11/9

【評価……C
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ
ツンデレ




 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5





 学園最強少女であり、ライトノベル作家の顔も持つ流鏑馬剣。そして彼女のボーイフレンドの与八雲や、イラストレーターで二人の友人でもある市古ゆうなの周囲はいつも賑やかで何かが起きている。
 剣と市古がなぜか名探偵になる!?八雲と剣は夜の水族館でデートをすることに!?そして八雲の従姉で編集者の与八雲が部署から飛ばされてしまうことになり、大慌ての一同は関係各所を飛び回ることに。次々と生じる騒動は剣や八雲たちをどこへ導くのか……。
 「ライトノベルの楽しい書き方」シリーズ初めての短編集は笑えるものからちょっといい話まで、豊富なバリエーションが楽しめる!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


妄想の果てに暴走するツンデレ系美少女ラノベ作家のラブコメディ、第8弾。
ここにきて初の短編集です。

かなりあっさりとした20~30Pのショートショート詰め合わせですね。
計11本もあるため、それぞれの内容は薄味となっています。
アンソロジーを読んでいるような感覚で、文章を目で追っているだけで引っかかるものがありませんね。
何だか番外編というよりも、おまけ的なエピソードを読み続けている感じ。

結局、剣が勝手にあらぬ方向へ暴走し、八雲と市古が振り回される展開なんだよなぁ。
執筆時期が異なる上、雑誌に掲載された作品も混じっているため、仕方がない部分もあるんですが、さすがに飽きが来てしまいます。
正直なところ、つまらないと思った話もいくつありました。

でも、短編ならではの脇役にスポットを当てた話は良かったかな。
オレら、今日からリア充になるから……」は、オタクコンビのお茄子とふとしのブレない友情が描かれており、二次元のドップリと漬かっている彼ららしくていいなと思いました。
桐野霞さんのイラストでは美形すぎて、ちっとも底辺のオタクに見えませんでしたけどもw

ココナツが倉庫番に飛ばされた!剣、廃業危機!」は、短編らしからぬシビアな話。
イラスト効果もあって、心夏の編集者としての真摯な想いが伝わってきました。
キッカケは軽くてもギャグで済ませるには重いし、雰囲気的に異色ではあったんですが、だからこそ新鮮さが楽しめましたね。

ラストの「夕立」で見せた剣の落ち着いた心情は、優しさにほんのりと包まれているようでした。
掌編でありながら、最も八雲と剣の微笑ましさを感じ取ることができる内容だっと思います。

とりあえず、伏線らしきものはないようなので、飛ばしても問題なさそうです。
7巻の続きが気になる人は、先に9巻を読んでもいいかと。

雑多ながらも基本はカップルがイチャラブする短編集

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価C 

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ライトノベルの楽しい書き方7 

ライトノベルの楽しい書き方 7 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 7 (GA文庫)
(2010/11/15)
本田 透

商品詳細を見る
読書期間:2011/6/1~2011/6/3

【評価……C+
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ
ツンデレ




 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6





 学園最強少女にしてライトノベル作家の流鏑馬剣。彼女がついに長らく暫定彼氏であった与八雲と正式交際を始めることになった。
 初めての正式交際に慌て、八雲が隠している属性について調べたい剣は、周囲にいる担当編集者で八雲の従姉・与八雲やイラストレーターで友人の市古ゆうなに対してヒアリングをスタートしつつ悶々とし続ける。
 そんなドタバタを繰り広げているうちに、八雲が大好きなクラゲの一大イベントが開催されることに。しかし、そこは女性二人組でないと参加できないという問題が!弱った二人は奇策に出る!?そして二人きりのお泊り旅行に待ち受けるものは――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


暴走するツンデレ少女の青春ラブコメディ、第7弾。

やっと正式に交際することになった八雲と剣。
しかし、以前とあまり変わりがないことに不満を持った剣は、八雲が隠している属性を突き止めようと妄想全開で奔走する……という恒例のラブコメ展開が繰り広げられています。

うーん、シリーズをここまで長引かせてしまったのは失敗だったような気がします。
似たような流れが続くため、何だかグダグダしているように感じてしまうんですよね。
せっかく付き合うことになったのに、既にマンネリ化が起きているのは如何なものか。
最初から勝負は決まっていたとはいえ、三角関係の形式が崩れたことにより、剣や市古の揺れる乙女心が見られなくなってしまったのは痛手でした。

ストーリーに意外性がなく、ただ淡々と追っているような感覚。
ベタな話が悪いわけではないんですけど、驚きがなさすぎます。
もう少し捻りが欲しかったかな。

そういう意味では、雰囲気的に唐突で異物感はありましたが、ライトノベルの作家論のくだりは良かったと思います。
作者がキャラを通して語りたかっただけという疑惑は拭えないものの、内容は結構感心させられるもので、読者のことを理解していてくれるんだなと安心させてくれました。
その割には、作品にフィードバック出来ていませんけど……。

まぁ、後半の展開を見る限り、クライマックスも近いみたいなので、最後まで読もうと思います。
何となく豪快なオチが待っていそうな予感。

ここにきてバトル要素が過剰気味なドタバタハイテンションコメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価C+ 

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ライトノベルの楽しい書き方6 

ライトノベルの楽しい書き方 6 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 6 (GA文庫)
(2010/06/15)
本田 透

商品詳細を見る
読書期間:2010/8/29~2010/9/1

【評価……B-
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ
ツンデレ




 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6





 学園最強少女として恐れられているが、実はあまあまラブコメ専門ライトノベル作家の流鏑馬剣。
 なんと、その彼女の作品が映画化決定!?暫定彼氏の与八雲、剣の担当編集にして八雲の従姉・与心夏、イラストレーターの市古ゆうなたちは、映画の撮影現場を見学することに。
 そこには個性があまりにも強すぎる監督や出演者たちが待ち受けていた。八雲に恋のライバル出現?さらに、髪が伸びる生き人形にとりつかれた市古が八雲の正式彼女に立候補?次から次へと新しい事態が生じて……。
 はたして映画は無事に完成するのか、そして急展開を見せる剣たちの恋の行方は――。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


某電波女より相当妄想が激しい女子高生ラノベ作家のラブコメディ、第6弾。
実写映画化される話を作中でもやっちゃいました。

いつも通りの雨降って地固まるパターンです。
剣の暴走勘違いによる八雲との喧嘩を周囲がなだめて元の鞘に戻る展開。
何だか作中の人物すら、剣の行動に呆れているんですけど。

毎回最後に進展はするのですが、次巻の早々に後退するため、前回のあれはなんだったのか?と首を傾げてしまいます。
感覚としては、2歩戻って2.5歩進むといったところ。
たまには構成をガラッと変化させて欲しいなぁ。

しかし、今回こそは大きく物語が動いたはず。
次巻を読まないと、またリセットされましたという不安は解消させませんが、おそらく大丈夫でしょう。
それよりも引っ張りすぎたために、いまいち盛り上がりに欠けてしまったのは残念。

楽しくないわけではないんですけどね。
5巻のような劇中小説キャラが登場することはなかったので、抵抗なく読めましたし。
でも、ちょっとキャラが無駄に多くて、ゴチャゴチャしすぎてたように感じます。
もっと焦点を絞って、剣はともかく八雲の心情を描写してもらいたかった。

初期は剣の逆走っぷりに萌えていましたが、いつの間にやら市古さんの方が好きになっている自分がいます。
剣と八雲の痴話喧嘩に巻き込まれて、不憫すぎる。
優しい女の子なのに、報われなさすぎて哀しい。

次から新展開というかクライマックスになるのかな?
gdgdになりすぎる前に、きっちりと完結を希望したい。

長く続いた暫定交際に一つの区切りがついた回

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価B- 

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ライトノベルの楽しい書き方5 

ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 5 (GA文庫)
(2010/01/15)
本田 透

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読書期間:2010/1/30~2010/1/31

【評価……C+
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ
ツンデレ




 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6





 12月のビッグイベント、クリスマスパーティが近づく中、南堂学園高等部の男女は浮き足立っていた。
 最強少女と恐れられつつも、その正体はあまあまラブコメ作家・姫宮美桜の流鏑馬剣と、その暫定彼氏・与八雲は、あまりに互いの趣味が異なるので相手に何をプレゼントすればいいか悩み中。
 それは、学園最萌えキャラの市古や最近すっかり家電作家の多々湖、戦国マニアの清麿、剣の従弟・涼牙といった面々も同じこと。
 刻々と迫るクリスマスを前にして追いつめられた剣の気持ちは、彼女の描くライトノベルの世界にまで影響し始め……。「ラノたの」第5弾も目が離せない!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ライトノベル作家が作品そっちのけでラブコメするお話、第5弾。

うーん、今シリーズで初めて微妙だと感じてしまいました。
コメディとしてはそこそこ面白いのだけれど……。

ストーリーの流れは、いつも通り剣が勝手に暴走して、八雲とすれ違いを起こし、周囲が気を遣うパターン。
ぶっちゃけ、前回の学園祭が、クリスマスパーティになっただけです。
テンプレ化しすぎているため、ちょっと飽き気味ですかね。

そこで、登場するのが姫宮美桜・作「蒼色海月党」のキャラクターが存在する異次元空間。
作者である剣の内面を、作中キャラで何が起こっているのか表現する仕組みです。
このパートが、個人的に激しく肌に合いませんでした。
マンネリを打破しようとする試みは買いますが、シチュエーションが好みではないですね。
こんな説明的な文章を入れるくらいなら、もっと直接的に登場人物の心情を掘り下げて欲しかったです。

強引というか都合の良すぎる展開も目立ち、物語の繋ぎが雑だと感じました。
後半は確かに楽しいのだけれど、面白いと感じる部分が少なすぎましたね。

面倒臭い女の子しか登場しない作品において、なお突出して我が道を行く存在である流鏑馬剣ですが、一歩間違えると単にウザいだけの女になるので、作者も舵取りが大変でしょうなぁ。
今回、バランス調整も含めあと一歩だったので、次回までに修正してもらいたいところ。

作者が難産だったと振り返っている作品は、読者にとってもイマイチだと思うことがほとんどじゃないですかねぇ。
そろそろ物語的に動きがあってもいいと思うので、勢いが戻ることを願っています。

良くも悪くもいつも通り過ぎるすれ違い系ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価C+ 

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ライトノベルの楽しい書き方4 

ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)
(2009/09/15)
本田 透

商品詳細を見る
読書期間:2009/10/27~2009/10/28

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ツンデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

季節は秋。学園祭のシーズンがやってきた。
最強少女にしてライトノベル作家・姫宮美桜の顔も持つ流鏑馬剣、その暫定彼氏である与八雲、学園一かわいいと評判の市古ゆうなといった面々も、学園祭の準備であわただしい日々を過ごしていた。
学校でも忙しく、一方で自身のライトノベルの執筆に苦しむ剣の前になぜか突然フィアンセ(!?)が登場する。その存在を知ってしまった八雲はあせりまくるが……。
数多くの出し物はもちろんのこと、ヒロインコンテストまでが開催される学園祭当日に何かが起きる!?
急展開を見せる、人気シリーズ「ラノたの」第4弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


現役女子高生ライトノベル作家と暫定彼氏のラブコメ模様を描いた、シリーズ第4弾。

ライトノベル関係ねえーw
元々1巻を除いて深くは関わってこなかった設定ですが、もはや今巻では空気のような状態です。
さすがに、もう少しラノベ書けよと突っ込みたくもなるってもんですよ。
内容は確かに楽しいので、不満点というほどでもないけどさ。

今回は、ラブコメにとってテンプレ通りの学園祭エピソード。
妄想ツンデレ作家である剣が、またもや暴走する話です。
剣のフィアンセ登場で動揺しまくる八雲が面白く、ニヤニヤさせられます。
そして、マイナス方向に突っ走る剣の姿は、毎回斜め上過ぎる。
ラブコメの王道というべきすれ違いコメディに、ついつい笑ってしまいますね。

新キャラの涼牙も、なかなか面白味のあるキャラで悪くないです。
最後のアレは、アホすぎて残念だったけどw

この巻の帯にて、実写映画化が発表されたわけですが、未だに信じられません。
しかもキャストの一部に、声優の竹達彩奈さんや國府田マリ子さんを起用するんだ。
ほぼ間違いなく黒歴史になるぞ、これ……。

コメディとシリアスの割合が8:2のハチャメチャ系ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価B 

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ライトノベルの楽しい書き方3 

ライトノベルの楽しい書き方 3 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 3 (GA文庫)
(2009/02/14)
本田 透

商品詳細を見る
読書期間:2009/2/23

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ツンデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

学園最強少女にして作家の流鏑馬剣は、仮の恋人である与八雲や学園一かわいい女の子・市古ゆうななどとともに、波乱万丈の夏の合宿をどうにか乗り切った。
しかし、夏はまだまだ終わらない。剣の担当編集・与心夏が、執筆活動が進まぬ剣の前に、ひょんなことから連れてきたのは、ライトノベル界の天才作家・鷹峰多々湖であった。
二人のそれぞれの恋の行方は絡まりつつ、夏祭りの夜へと突き進んでいく。
浴衣、花火、金魚すくい、と祭りの醍醐味を堪能しまくる一行は、その後に……。
人気シリーズ「ラノたの」の第三弾は波乱の予感!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ライトノベル作家のラブコメ作品、第3弾。

タイトル通り、楽しく読めました。
ラブコメはこうでなくっちゃ!という見本のような作品ですね。

妄想系ヒロインこと流鏑馬剣が可愛すぎるっ。
八雲との仲は、端から見ると完璧にバカップルですね。
物語の展開上、今まで以上に二人の“いちゃいちゃらぶらぶ”っぷりが多く、ニヤけて仕方ありませんでした。

ツンツンしていた剣の性格も随分と氷解して、八雲の前でもボロボロと大胆なセリフを口走っちゃってます。
ここまで、ベタ惚れしていることがダダ漏れしているヒロインは珍しい。
もう「ご馳走様」以外に何と言えとw

ストーリーの軸はあまり変化はなく、八雲とイチャつきながらラノベを書く話です。
中盤に「転」となる場面がやってきたとき、パターン化されたすれ違いが始まるんだろうなぁと思っていたら、予想外のまとめ方に驚き。
うわあぁ、これは悶えるっ!
思わず布団にくるまってゴロゴロと二転三転してしまう程の破壊力。
挿絵のタイミングも絶妙で、このシーンだけで3巻は大満足でした。

一方、新キャラクターの鷹峰多々湖も非常に可愛らしく物語に華を添えています。
表紙の剣も良かったけど、カラーページ1枚目の多々湖の可愛さにはやられました。
個人的に、超ド真ん中ストレート。
ぶっちゃけ、その絵を見たことで他の積み本を飛ばして、この本を読もうと思ったくらいです。

面白かったです。
そろそろ切ない展開に入りそうな伏線が見え隠れしてますが、このままラブコメ街道まっしぐらでも構わないかもなー。

普段はツンデレだけど大事な場面で素直になれる剣が魅力的

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ライトノベルの楽しい書き方  本田透  桐野霞  評価B 

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ライトノベルの楽しい書き方2 

ライトノベルの楽しい書き方 2 (GA文庫)ライトノベルの楽しい書き方 2 (GA文庫)
(2008/05/15)
本田 透

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【評価……B
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ツンデレ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

学園最強少女にしてライトノベル作家の流鏑馬剣は、あせっていた。学園一かわいい女の子・市古ゆうなが偶然にも始めた夏休みのアルバイトをきっかけに、剣の仮の(?)恋人である与八雲と急接近していたからだ。
その影響で、剣は創作に行き詰まり、担当編集・与心夏を困らせていた。一計を案じた心夏は、剣と自身の従弟でもある八雲、そして絵師・ぽんぽん先生を夏の合宿へと誘いだす。三角関係を体感させることで、剣に刺激を与えようとしたのだ。
こうして、夏の海での合宿がスタート。だが、水着での騒動や、次々と海の生物が出現したりと、予想外の展開に!果たしてスランプ脱却なるか、そして三人の関係は!?

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ツンデレな現役女子高生作家の初々しい青春ライフ、第2弾。
ライトノベルの書き方?
そんなの一切載っていませんよ!

ラブコメ面が前面に押し出されていて、ヒロインがラノベ作家という設定はストーリー上ではあまり関係がないようになってきてます。
良くも悪くも、普通のラブコメですね。
この作品だけの特徴が消えかかっているのは残念ですが、ラブコメパートがそれなりに面白いからまぁいいかな。

今回のテーマは、ラブコメの定番中の定番である三角関係。
既に1巻の頃から妹・こゆりはブラコン全開で、兄・八雲を奪おうとする剣を敵視していましたが、ハッキリ言って役者不足でした。

そこで登場するのが、前回で思わせぶりな(見え見えともいう)伏線を残していた市古さんです。
自分の理想の女性像である市古と八雲が親しくなっていくのを横で見てヤキモチを焼き、妄想に走る剣の姿がベタだけど面白くも可愛い。
三角関係と言いつつも波乱はなさそうなんだけど、剣のヤキモチ焼きが尋常じゃなく、勝手に自滅していく様は可哀想だけど思わず笑っちゃいますね。

1巻の感想で剣が青山素子に似ていると言いましたが、市古さんもどこかで見たようなキャラですね。
幼くも純真で、その割に身体の発育はイイというテンプレ的な天然ドジっ子巨乳娘です。
分かりやすく具体例を出すならば、朝比奈みくるですね。
ただ、地味すぎて、みくるほどは魅力はないですが。

桐野霞さんの絵は個人的に好きですけど、表紙から受ける印象が1巻とはまるで違いますね。
どう考えても、水着も刀もラノベ作家には関係ないよなぁw

ライトノベルらしく気軽に読むことができました。
ずっと同じパターンだと飽きてしまいそうだと危惧している面もありますが、今のところは継続して買っていこうかなと思えるシリーズですね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

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ライトノベルの楽しい書き方 

ライトノベルの楽しい書き方 (GA文庫 (ほ-01-04))ライトノベルの楽しい書き方 (GA文庫 (ほ-01-04))
(2008/02/15)
本田 透

商品詳細を見る

【評価……B
舞台 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ツンデレ ★★★★★★★★☆☆
 … 8

与八雲は、知ってしまった。クラスメイトのおっかない学園最強少女・流鏑馬剣が、実はらぶりぃふぁんしぃな作風の新人ライトノベル作家・姫宮美桜だったという恐ろしい秘密を……!
おかげで、正体を隠し通そうとする剣に「口外したら命はない」と脅される羽目に。そんな剣だが、実は大スランプで新作ラブコメの執筆がまるで進んでいなかった。
八雲の従姉にして剣の担当編集・心夏は何を思ったか剣に「八雲と彼氏彼女ごっこして恋愛経験を積め~!」と言いだす。はたして二人の運命は……。
〆切り破りから始まるラブコメディ、スタート!!

【感想】

タイトルと題材に惹かれていた時に「ライトノベルサイト杯」にて投票されているのを見て、買うのを決意した作品。 ⇒ 【関連記事
ライトノベルを扱うライトノベルが、一体どのようなものなのか興味津津でした。

読んでみて、まず驚いた……というか気付いた勘違い。
てっきりライトノベルを書き上げるまでの工程を描いた作品だと思っていました。
ライトノベル版「バクマン」みたいな感じで、業界裏話を交えながら美少女作家が奮闘する――というのを想像していたんですが、全く違いましたね。

これは、ヒロインがラノベ作家ということだけで、よく見かける普通のラブコメでした。
それを知らずに読むと、騙されたと思うかもしれません。
事実、僕も序盤は期待していたものと違うなぁと少し残念に思いましたよ。

しかし、その考えは途中から改めざるを得ませんでした。
これ、意外と普通に面白いラブコメ作品ですよ!

設定は「渚フォルテッシモ」と非常に似通っています。
どちらの主人公も人間以外の生物に興味が向いていて、恋愛感情にちょっと……いや、かなり鈍感。
どちらのヒロインも外から見たイメージと中身の性格に大きく開きがあって、高飛車で素直になれない女の子。
さらには、絵師も同じ桐野霞さんときてます。
ラブコメとしての面白さも共通する部分が多いので、片方の作品が気に入ったら、もう片方の作品も楽しめるはずです。

ラブコメのネタとしてはお約束の「彼氏彼女ごっこ」という偽りの関係から始まる二人が見ていて楽しいのなんの。
ベタベタな展開なのにあざとさを感じずに、初々しい二人の様子につい頬が緩んでしまいます。
いちいち照れるヒロインの剣が、これまた可愛いんですよ。

流鏑馬剣は「ラブひな」に出てくる青山素子に似てますね。
侍っぽい言動とか、男への耐性のなさとか、世間の流行に疎いところとか。あと小説書くところもw
素子スキーの自分には、懐かしさもあり、瞬く間に剣が好きになっていきました。

ラストの展開は、思わぬ伏線回収に驚きました。
すっかり忘れて読んでいましたよ。
この締め方には一杯食わされました。
そのおかげで、読了感がとても良かったですね。

あまりに定番のネタを踏襲しているため目新しさは非常に少ないです。
それは逆に捉えれば、安定して楽しめるという意味でもあります。
予想していたものとはまるで違いましたが、楽しめたので買って良かったと思いました。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

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