明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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リヴァースキス 

リヴァースキス (電撃文庫 さ 12-1)リヴァースキス (電撃文庫 さ 12-1)
(2007/06)
佐野 しなの

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【評価……B-
舞台 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4

■評価【B】⇒【B-】 2008.7.11修正

ある朝、目覚めると俺は美少女になっていた。そして俺の体は、見知らぬ男に乗っ取られていた!?トモヨシと名乗るその男は交通事故にあい死亡。しかし、この世に残した未練のため、成仏できず俺の体を乗っ取ったというのだ。じゃあ、こいつの願いをかなえ、無事成仏させてやれば問題解決、と思いきや……こいつの願いは好きな女の子とキスすることで、しかもこいつは俺(美少女版)に一目惚れ!!おまけに俺の親友もこれまた俺(美少女版)に一目惚れしたりして……。
かくして始まるドタバタ劇。第7回「電撃hp」短編小説賞<大賞>受賞作。堂々の登場です!

あらすじを読んで最初に思ったのは、どこかの同人やエロゲにありそうな展開だなぁということw
性別転換の話(トランスセクシャルというらしい)は、特別珍しいものでもないですしね。

でも、この作品はちょっと変わっていましたね。
男が女になって男に惚れられるという、一体誰が得をするんだというような内容になってますw

例えば、主人公のセリフに、こんなのがあります。

「阿呆か、俺は男だ!なんだよ、男三人のラブコメってよ!全然嬉しくないハーレムを形成すんなよ!」

これだけで、そんな作品になっているか、ある程度把握していただけたんじゃないかとw

登場人物全員が、どこかネジが抜けているというか、むしろ穴を貫通させてしまっているような性格の持ち主ばかりで、いわゆる常識人ってのが出てきません。
そのため、感情移入はしにくいんですが、人の話を聞かないボケと、ハイテンションなツッコミが繰り返されて、腹が立つんだけど、思わずにやけて笑ってしまいます。

元々、短編集として書かれているためか、章ごとに起承転結が付けられていてスラスラと読みやすいですね。
しかし、1本の長編として読んだとき、後半の盛り上がりに多少欠けるような気がしました。
執拗なくらい同じやりとりをしているのも、長編になったときの障害かなぁ。
ラストも悪くはないんだけど、ちょっとあっさりしすぎかも。
消化不良の面もあるし、もしかしたら続きが出るのかな?

ラブコメと括るにしては、ラブよりもコメディの方が圧倒的に強いね。
キャラクターは、濃いわりに掘り下げてはいなくて、浅い印象がある。
ジックリと腰を据えて読むというより、軽い気持ちで読み進めたい人にオススメ。
シリアスだったり、萌え要素を求めている人には不向きの内容かな。
僕はこういうの好きだけど、結構賛否両論の激しい方の作品でしょうね。

まぁ、一番の魅力は読みやすい文章だと思う。
活き活きとした主人公の内面が、一人称で語られていて、「涼宮ハルヒの~」シリーズの著者の谷川流と似たようなタイプに感じました。
ただ違うのは、「ハルヒ」に比べて比喩的表現が少なく、代わりに感情表現が非常に多いのが特徴的です。
個人的には、この作家が新しく本を書いたら、また手に取ってみたいなと思うくらい気に入りました。

長編としては、ちょっと微妙だったので、今度は最初からその意識で書いたものを読んでみたいなー。
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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  リヴァースキス  佐野しなの  Fuzzy  評価B- 

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