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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ABEMAトーナメント2023閉幕 

土曜日に放送された「ABEMAトーナメント2023」にて今年の優勝チームが決定しました。

予選Aブロックで激突したチーム永瀬「川崎家」とチーム稲葉「NINNIN」の再戦となった決勝戦。
前年優勝のチーム稲葉が予選では5勝2敗で勝利したものの、決勝ではチーム永瀬が無傷の5連勝で優勝をもぎ取りました。

塩対応で恒例となった永瀬リーダーは見ていてあまり良い気分にはならないってのが正直なところ。
増田七段はまだしも、残り一枠のメンバーに厳しすぎるのでコメントでも荒れやすい要因となってます。
棋士仲間の評判が悪いわけでもないので、良くも悪くもパフォーマンスが苦手なだけなんでしょうけどね。
そういう意味では今回選ばれた本田奎六段は同じ研究会メンバーなので、比較的安心して観ていられました。
実際、要所で頑張っていましたしね。

リーダーとしては、圧倒的に稲葉リーダーが格好良かった。
仲間を鼓舞するように声を張り上げていくスタイルは熱血的で気持ち良かったですね。
チーム藤井との準決勝で0-4からの逆転勝利は、間違いなく勢い付かせた稲葉リーダーの力が大きかったと思います。

それにしても、決勝戦が一番盛り上がりに欠けるってことが多くないですかね。
たまたまなんでしょうけど、5-0とか5-1で決まってばかり。
決勝に相応しい試合をたまには見たいものです。

名局はパッと思い出せませんが、迷局は佐藤天彦九段 対 船江恒平六段の一戦ですね。
まさかの船江六段が王手放置での敗北。
菅井リーダーのリアクションが完璧すぎて面白過ぎました。
棋士としては恥ずかしい形でしたでしょうが、フィッシャールールならではの出来事だったんと思います。
西川和宏六段に対する「ちゃんとやって!」とか、チーム動画とかエンターテイメント的にはチーム菅井の優勝でした。

放送形式としては初めてのことが二つ。
一つはAI形成判断が控室含めて表示されるようになったこと。
個人的にはなくてよかったと思っています。
己で考えることをしなくなってしまい、楽しみにが一つ減ってしまったと感じてしまいました。
対局後にグラフで表示するぐらいでちょうどよかったのではないでしょうか。

もう一つは本選の生放送をやめ録画形式にしたこと。
こちらは逆に大賛成です。
生放送は間延びしてしまうこと、控室の様子が見られないことのデメリットが大きすぎました。
ネタバレの噂は嘘であることも多いですし、心配はありません。
来年以降もこの形式で放送して欲しいですね。

テーマ: 将棋

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ABEMAトーナメント2023ドラフト会議 

第6回を迎えたABEMAトーナメント。
今回から開催数ではなく西暦をタイトルに持ってきたことは、今後も継続的に開催する表れなのでしょうか。
そうだとしたら嬉しい限りです。

昨年に引き続き重複指名続出で、興味深い結果となりました。
フレッシュな顔ぶれや組み合わせが多く、新しい一年を見せてくれそうな期待感がありますね。

【Aリーグ】
チーム永瀬 永瀬拓矢王座 増田康宏六段 本田奎五段
・相変わらず増田六段愛が爆発しており抽選もなんのそのって感じ
・レート的には明らかに頭一つ抜けていて、優勝候補の大本命でしょう

チーム豊島 豊島将之九段 木村一基九段 池永天志五段
・地力のあるチームエンジェルの2名を引き抜きに成功
・フィッシャールールに今一つ相性の悪い豊島九段ですが今年はどうだろうか

チーム稲葉 稲葉陽八段 服部慎一郎五段 出口若武六段
・前大会優勝チーム再結成は熱い
・キーマンは間違いなく服部慎一郎五段で、今年も連勝を重ねるのか注目したい

【Bリーグ】
チーム羽生 羽生善治九段 伊藤匠五段 梶浦宏孝七段
・羽生さんが選ぶガチメンバーってだけで燃える
・抽選で逃した大橋六段を選出したところからも今勢いのある若手と組みたかった意図は分かります

チーム山崎 山崎隆之八段 中村太地七段 佐々木大地八段
・普通に強い面子を選ぶのはリーダーのキャラ的に予想外でした
・去年の同年代でもう一度集まるのもありだと思っていたんですけどね

チーム斎藤 斎藤慎太郎八段 黒田堯之五段 富田誠也四段
・クジを外しまくった結果、まさかの昨年のエントリーチーム復活
・チームの雰囲気はめっちゃ良かったのでまた見られることが嬉しい

【Cリーグ】
チーム天彦 佐藤天彦九段 三枚堂達也七段 戸部誠七段
・天彦リーダー自身言っていましたが、珍しく普段から交流のあるメンバー選出となりました
・昨年まで良くも悪くもリーダー頼みだったので、今回は和気あいあいとした雰囲気が見られそう

チーム広瀬 広瀬章人八段 近藤誠也七段 石井健太郎六段
・何故かチーム所司一門が広瀬リーダーの元に集いました
・順当に行けば予選突破は堅いし、優勝を狙える一角でしょう

チーム菅井 菅井竜也八段 船江恒平六段 西川和宏六段
・船江六段の人間性が好きなので応援したい
・しかし、チーム全体の棋力としては結構厳しいなと感じます

【Dリーグ】
チーム康光 佐藤康光九段 高見泰地七段 大橋貴洸六段
・相変わらず将棋界を考えた選出なのがさすが会長という感想
・とはいえ今回は若手に囲まれる形となったので相乗効果に期待しています

チーム糸谷 糸谷哲郎八段 森内俊之九段 徳田拳士段
・世代の異なる3人が揃ったチームは普段見られない交流があって楽しい
・徳田四段の対局をもっと見たかったので良い機会に恵まれました

エントリーチーム
・ドラフト漏れした中でも有力な棋士は多いので熾烈な争いになりそう
・予告動画を観る限りでもチラホラと気になる面々が残っているっぽいですね

【Eリーグ】
チーム藤井 藤井聡太竜王 澤田真吾七段 斉藤裕也四段
・東海地方というか三重県出身の2人を選出したので同郷としては応援せざるえない
・兄弟子である斎藤四段との絡みは非常に楽しみ

チーム渡辺 渡辺明名人 佐々木勇気七段 岡部怜央四段
・右上の近藤七段ではなく、マラソンなどプライベートで交流のある面子
・佐々木七段を選んだ理由として来期以降A級に上がる可能性を指摘していたのはなるほどと思いました

チーム千田 千田翔太七段 西田拓也五段 藤本渚四段
・抽選の嵐に原因を作った千田リーダーには良い意味で裏切られました
・ドラフト会議を実に楽しそうに参加していたのが印象的でしたね


テーマ: 将棋

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第5回ABEMAトーナメント終結 

先週末の土曜日に行われた対局をもって「第5回ABEMAトーナメント」は終結となりました。

優勝は若手を揃えたチーム稲葉「サンライズワン」でした。
全員強かったですが、その中でも特に服部慎一郎四段の活躍が目立ちましたね。
連投しまくりで調子づかせたら誰も勢いを止めることができませんでした。

準優勝となったチーム斎藤「シンエンジェル」も前評判通りの実力を発揮してくれましたね。
予選でチーム糸谷に敗れたものの本選にてリベンジ成功し、幾度もギリギリのところで勝ち上がってきました。
フルセットになることが非常に多くて、視聴しているだけでも疲労するぐらいですから棋士の皆さんは相当疲れたんじゃないかなと思います。

チーム藤井が予選落ちという波乱もあり、どこが優勝するのか読めずに面白かったです。
以前までと比べてベテラン勢より若手の方が活躍した大会となりましたね。

予想以上に盛り上げてくれたのはチーム下克上。
冨田誠也四段が仲間の勝利に喜ぶ様は見ていて気持ちが良かったですね。

個人的に応援していた佐藤天彦九段が全勝で終えたのは嬉しかったです。
数秒の勝負でハッとさせられる手を指されるとトップ棋士の凄さを思い知らされます。

涙を浮かべたり、魂が抜けたように呆然としたりと棋士の込める想いや熱が伝わってくる素晴らしい大会でした。
来年もまた開催されることを期待しています。

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第5回ABEMAトーナメント予選リーグ  

第5回ABEMAトーナメント」の予選リーグ全放送が終了しました。
リアルタイムで観続けるのは不可能なので、毎週少しずつ視聴しています。
チーム動画も含めて本当に楽しめました。

予選ブロック1位2位3位
Aリーグチーム永瀬
川崎家
チーム三浦
シンジンオウ
チーム羽生
トワイライトゾーン
Bリーグチーム糸谷
乾坤一擲
チーム斎藤
シン・エンジェル
チーム菅井
真・振り飛車
Cリーグチーム広瀬
国士無双
チーム豊島
TMF
チーム山崎
厄払い
Dリーグチーム天彦
HADO
チーム稲葉
サンライズワン
チーム康光
枝豆
Eリーグチーム渡辺
マンモス
エントリーチーム
下剋上
チーム藤井
スリーカード

予想通りの結果もあれば、波乱もありました。
特にここまで4連覇中の藤井竜王率いるチーム藤井が予選落ちとなるのはビックリしましたね。
初参戦の藤井九段はともかく、例年好成績を収めている森内九段がいる以上、予選突破は堅いと思っていました。

申し訳ないことに、エントリーチームがここまで勝てるとは思っていなかったというのが本音です。
全員しっかり勝ち星をつけていて、穴のない平均的な強さが団体戦に向いていますね。
黒田尭之五段の粘り強い将棋は見応えがありました。
控室で盛り上げてくれる冨田誠也四段は応援したくなっちゃいますね。

優勝候補筆頭だと思っていたチーム斎藤が2位通過というのも意外でした。
でも、個人的に好きなチーム糸谷が1位通過となったのでちょっと嬉しかったりします。

どのチームも敗退は惜しいのですが、チーム山崎は見ていて楽しかったのでなおのことその思いが強いですね。
歳が近くて仲の良いトリオをもっと見続けていたかったです。

普段の長時間対局と比較するとフィッシャールールの勝率は棋士によって大きく異なります。
そういう意味では佐藤天彦九段の強さ、そして指し手には惚れ惚れしますね。
第3回ABEMAトーナメントからすっかりファンになってしまいました。
今回も負け知らずの5連勝でお見事でしたね。

チーム動画では体験型のサービスに挑む姿が新鮮でした。
インドアスカイダイビング、東京タワーバンジーVR、ARスポーツなんかは初耳ということもあって面白かったです。
ちょっとやってみたいなと思わせてくれました。

チーム藤井だけでなく、チーム羽生も敗退してしまったので将棋界の二大スターが本選に進めないという事態に。
個人的には他の棋士で対局を観たい人はいっぱいいるので構いませんが、最近観る将になったばかりの人だとトーンダウンしちゃうかもしれませんね。
そんな心配なぞ杞憂だったと思わせてくれるような熱戦を期待したいところです。

あと心配なのはコロナかな。
生放送よりも録画放送にすべきだと思うのですがねぇ。

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第5回ABEMAトーナメントドラフト会議 

今年もABEMAトーナメントの時期がやってきました。
大会としては第5回、ドラフト会議としては3回目となります。

いやあ、過去にないほど重複指名でメチャクチャ楽しかったですね。
ただの視聴者なのにドキドキしまくりでしたよ。
棋士たちの思惑が交差して、頬が痛くなるくらいニヤけてしまいました。
初出場の棋士、いつもと違ったチームなどが出揃ってこれまた新鮮な気持ちで楽しめそうです。

以下、各チームのプチ感想。

【Aリーグ】
チーム永瀬 永瀬拓矢王座 増田康宏六段 斎藤明日斗四段

・永瀬王座が増田六段のことを好き過ぎて困る
・久々に斎藤明日斗四段が見られるのは嬉しいな

チーム羽生 羽生善治九段 中村太地七段 佐藤紳哉七段
・唯一去年と同じメンバー
・羽生さんとしてはリベンジしたかったのかな

チーム三浦 三浦弘行九段 伊藤匠四段 池永天志五段
・伊藤匠四段の一本釣りは美味しすぎますね
・全員喋りが苦手そうだけどチーム動画大丈夫だろうか

【Bリーグ】
チーム糸谷 糸谷哲郎八段 黒沢怜生六段 西田拓也五段

・実はなかなかの実力派揃いのチーム
・雰囲気が明るそうで応援したくなります

チーム菅井 菅井竜也八段 久保利明九段 佐藤和俊七段
・振り飛車チーム爆誕
・菅井リーダーがフィッシャールール強いので蹴散らしていきそう

チーム斎藤 斎藤慎太郎八段 木村一基九段 佐々木勇気七段
・ネームバリューでは紛れもなく優勝候補
・公式戦で木村九段の不調が続いていることだけが心配

【Cリーグ】
チーム豊島 豊島将之九段 丸山忠久九段 深浦康市九段

・ベテラン勢と組んだ豊島リーダーは昨年のチーム菅井を彷彿とさせます
・いつもと違った面が見られそう

チーム山崎 山崎隆之八段 松尾歩八段 阿久津主税八段
・残念〇〇と本人が言っちゃあダメでしょw
・さすが他には真似できないことをしてくれますね

チーム広瀬 広瀬章人八段 青嶋未来六段 三枚堂達也七段
・なんとなく人間的に似てそうな3人が揃ったチーム
・Cリーグ内では一番バランスはいいと思います

【Dリーグ】
チーム康光 佐藤康光九段 郷田真隆九段 先崎学九段

・会長らしく未出場の棋士を選出しようという心意気が感じられました
・頑張って欲しいけどフレッシュな面子が多いリーグなので厳しいかも

チーム天彦 佐藤天彦九段 梶浦宏孝七段 佐々木大地五段
・抽選で因縁の増田六段を是非引き当てて欲しかったなぁ
・でもこのチーム普通に強いと思います

チーム稲葉 稲葉陽八段 服部慎一郎四段 出口若武五段
・まさかの本日叡王戦で挑戦権争った二人とは
・当然ドラフト会議の収録が先なので今日の対局やり辛かっただろうな

【Eリーグ】
チーム藤井 藤井聡太竜王 森内俊之九段 藤井猛九段

・ドラフト前インタビューで何となく予想できた二人でしたね
・ベテラン二人に囲まれた藤井竜王の控室トークが今から楽しみ

チーム渡辺 渡辺明名人 近藤誠也七段 渡辺和史四段
・抽選で佐々木勇気七段も獲得していたら圧勝していたかもしれません
・とはいえ渡辺和史四段も勢いありますし注目ですね

エントリーチーム
・既に終わった感が漂う予選組み合わせ
・一矢報いることができるのだろうか

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第2回女流ABEMAトーナメント 

第2回女流ABEMAトーナメント」を全編通して視聴しました。

男性の棋士と違って有料放送ということもあって、実はあまり観るつもりはありませんでした。
しかし、試しにドラフトやチーム紹介動画を観てから興味を持ち、予選対局を観戦してからはもうハマってしまいましたね。
フィッシャールールというのは、やはりスピーディーで興奮しやすいのでテンション上がります。

女流棋士の実力は詳しくありませんでしたが、里見香奈女流四冠西山朋佳女流三冠だけはさすがに知っていました。
この二人はプロ棋士になるのではないかと話題になっていましたからね。
その評判通り無類の強さを発揮してくれました。
二人がぶつかった準決勝の最終第九局は全勝で勝ち上がってきたリーダー対決というドラマの筋書きがあったかのようで、武者震いさえするほどの盛り上がりでしたね。
内容も含めて間違いなく一番の名局だったと思います。

そんな圧倒的な勝率を誇る二人がいるチームではなく、チーム加藤が優勝するところが団体戦の面白くて良いところ。
総合力が高く、全員頑張っていましたからね。
監督の渡辺名人の指導も相まって、見事な戦いっぷりでした。

それにしても泣き出す人続出しましたね。
個人戦と異なり、団体戦はプレッシャーにやられてしまうのでしょう。
メンタルは読みに大きく影響しますから、大舞台に慣れている人ほど強かったなという印象を持ちました。

これだけ盛り上がったのだから来年もきっと開催してくれると信じています。
次はチーム数を増やして欲しいですね。

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第4回ABEMAトーナメント 

9月18日の対局をもって半年間続いた「第4回ABEMAトーナメント」が終結しました。

激戦の末、チーム藤井「最年少+1」が優勝となりました。
やはり藤井聡太三冠は強かったといってしまえばそれまでなんですが、チームメイトの伊藤四段と高見七段の活躍も光りましたね。
派手な活躍を見せた伊藤四段はこのトーナメントで注目度が急激に上がったと思います。
高見七段は少なくとも1~2勝の勝ち星を重ねられるので、藤井リーダーとしては計算できる目途が立つのは有難かったでしょうね。

準決勝まで落とした黒星は最大でも2敗、決勝戦も5-3で勝利してますから頭一つ抜けていた感はあります。
文句なしの優勝と言えるでしょうね。

惜しくも敗れたチーム木村も応援していたのですがあと一歩届きませんでした。
でも木村リーダーが理想の上司と言われるぐらい、チームメイトが勝ったあとのオーダー会議で迎える拍手の熱量が凄まじくて気持ち良かったですね。
佐々木勇気七段の臆面もなく悔しがる姿をみて、この棋戦に懸ける思いが画面越しに伝わってきました。
池永五段の実力も垣間見れましたし、実にいいチームだったと思います。

どのチームも親睦を深めるチーム動画が凝っていて、ある意味では対局並み、またはそれ以上に楽しめました。
チーム糸谷だけはバラエティー番組顔負けの体を張る仕事をしていて終始笑いが止まりませんでしたね。
船江六段が場を和ませるチーム稲葉も安定したクオリティで、控室のやり取り含めて急激に好感度アップしました。
控室といえば、斎藤リーダーが結構熱く盛り上がっているのは普段見られない姿で良かったです。

放送スタイルとしては、やはり生放送より収録の方が観やすいですね。
単純に長丁場になることもありますし、何より控室の様子が覗けないのが残念。
プレミアム会員であればあとから未公開映像として視聴できるとはいえ、結果を知らずに同時に観たい。
せめてマルチアングル放送対応してくれればまだいいんですけどね。

全体を通して棋士のレベルアップを感じさせられました。
フィッシャールールに慣れていない棋士が多かった前回までと異なり、叩き合いになる場面が極端に減った印象があります。
この厳しい時間制限の中では、重要な局面に余裕を残しておくのが大事と分かっていても難しいはずです。
それなのにもうほとんどの棋士が適応しているのですから恐れ入ります。
来年は3分スタートでもいいじゃないでしょうか。

藤田社長がリップサービス込みでしょうが「全番組で一番これが面白い」と言ってしまえるほどABEMAが本気で取り組んでくれるのが嬉しい。
きっと第5回もパワーアップして帰ってくるでしょうから、早くも次回が待ち遠しいですね。
とりあえずそれまでは見逃していた控室の動画を順番に観ていこうかなと思います。

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第4回ABEMAトーナメント予選リーグ 

今年も開催となった超早指しの団体戦である「ABEMAトーナメント」の予選リーグが全て終えました。
ドラフトから数えると約4ヵ月間、毎週土曜の夜はひたすらこの番組を見る時間でしたね。
リアルタイムで観れないこともあるので、プレミアム課金しましたよ。

予選ブロック1位2位3位
Aリーグチーム藤井
最年少+1
チーム稲葉
加古川観光大使
チーム三浦
シン・ミレニアム
Bリーグチーム菅井
一刀流
チーム糸谷
FREE STYLE
チーム康光
シン・レジェンド
Cリーグチーム木村
エンジェル
チーム羽生
in the zone
チーム豊島
スリースタービクトリーズ
Dリーグチーム永瀬
川崎家
チーム広瀬
早稲田
チーム天彦
にゃんぱす~
Eリーグチーム渡辺
ホームラン
チーム斎藤
ここ一番
エントリーチーム
わっしょい

エントリーチーム含む全15チームが5ブロックに分かれて、上位2チームが本選出場というルール。
予選落ちするのは5チームだけなのですが、どのチームも魅力的なおかげで脱落が惜しく思えました。

初出場の棋士が多かったのも嬉しかったです。
思わぬ方がフィッシャールールの適正があったりと見応えありました。

予選ベストバウトは斎藤慎太郎八段vs渡辺明名人
名人戦の再来というか、日程的には直前の対局だったのかな。
さすがにトップ棋士というべき応酬で、なにより終盤の斎藤八段の寄せに痺れました。



チームメイトの戸部誠七段のチャンネル動画内にて渡辺名人が自戦解説されています。
後手がギリギリ駒一枚足りていない局面で、いかに先手が綱渡りだったのかが分かります。
たびたび駒を渡す中で、王手をかけていないのに後手が受けに回るのを不思議に思っていました。
合駒請求させて持ち駒を使わせたり、相手の攻め駒である桂馬を抜いて詰めろ逃れの詰めろを用意していたんですか。
いやはや、解説なしでも凄いのは何となく分かっていましたが、なんというハイレベルな攻防。
凄いとしかいいようがありません。

次点は広瀬章人八段vs佐藤天彦九段かな。
昨年も見事な指し回しをみせたリーダーのお二人ですが、期待通りの接戦でスピーディーな展開にワクワクしました。

中村太地七段の3連勝も素晴らしかったですね。
特に佐々木勇気七段との対局は快勝譜で、あれだけ作戦が決まると気持ちいいですね。

そして、いよいよ来週から本選スタート。
よりにもよってチーム稲葉とチーム斎藤、チーム糸谷とチーム羽生という応援しているチーム同士がぶつかる結果に。
いずれも2位通過だから致し方がないですけどね。

これまた昨年同様に生放送らしいですが、収録の方が良かったかなぁ。
対局中にチームメイトの反応を見れるのが醍醐味なのに、生放送だと振り返りでしか見れませんしね。
まぁでもネタバレを気にする必要がなくなるので、純粋に楽しみたいと思います。

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第3回AbemaTVトーナメント 

約半年間かけて開催された「第3回AbemaTVトーナメント」が本日の決勝戦にて閉幕しました。

結果は大本命だったチーム永瀬「バナナ」が見事に優勝を決めました。
そりゃあこの面子はズルいという人が出ても仕方ないですよね。
永瀬二冠、藤井二冠、増田六段というチーム構成は明らかに突出していました。
それでも勝ち上がりが平坦な道のりではなかったということが、この大会の素晴らしいところだったと思います。

業界初のトップ棋士によるドラフト会議で団体戦のメンバーを決めるということが話題となった棋戦。
過去2回の大会も早指しのフィッシャールールで注目を浴びていましたが、今回の企画は本当にお見事でした。
視聴数も桁違いで物凄い盛り上がりで、毎週お祭り騒ぎでしたね。

ちょうどコロナ禍で閉塞的な世間の雰囲気の中、緊急事態宣言が出る前に収録していた予選を毎週放送できたのはAbemaにとって僥倖だったのではないでしょうか。
もちろん将棋ファンにとっても新しい対局が望めず自宅で過ごす時間が長くなったタイミングだったので、救いの番組となりました。

団体戦ならではの横のつながりが垣間見れたのが何より新鮮で楽しいひと時だったと思います。
控室でチームメイトを応援する姿は貴重でしたね。
特定の棋士を肩入れするなんて、たとえ師弟関係だったとしても解説役はフラットな立ち位置を心掛けるので珍しい。
素のリアクションが微笑ましくて、より将棋を楽しめる編集となっていました。

今までより好きなった棋士や贔屓にしたいチームも出来ましたね。
一番好感度が上がったのは佐藤天彦九段
なりふり構わない激しい姿には執念を感じて思わず見惚れてしまいました。
おかげでチーム「まったり」も応援したくなっちゃいましたね。

森内九段の奮闘ぶりにも痺れましたね。
名人や竜王など2日制タイトルを多く獲得していたことや棋風が受け将棋ということもあり、持ち時間が長い対局を得意にしているイメージがあったので、ここまで早指しルールで相性がいいとは驚かされました。

ベストバウトは「予選B 第二試合 大将戦 一局目 渡辺明三冠 対 佐藤天彦九段」でしょう。
棋士が選ぶランキングでも1位を獲得したのも納得の一局で、まさかの持将棋、そして超短期決戦の指し直し局は見応えありました。
ランキング5位までに入った他の対局も間違いなく名局で、棋士の凄さをまざまざと見せつけられましたね。
持ち時間が短いからこそ発想の閃きや鋭さに感嘆するばかり。
観ているだけで体力消耗しましたよ。

楽しかっただけでに終わってしまったのは寂しいですね。
また来年、第4回が今から待ち遠しいです。

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