fc2ブログ

明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

おとなりに銀河 アニメ第8話「姫とクリスマス」 

おとなりに銀河」アニメ第8話のネタバレ感想です。

恋人となって初めてのクリスマス。
家族で過ごした後に二人っきりのデートが最高にイチャイチャしていて糖度高いのなんの。
気付いたらニヤケ顔が止まらない自分がいました。

誠実なところが似ている者同士だから、変に拗れることもなく素直に相手と心を深められるのが素敵。
ライバルキャラも不在で、実質的なプロポーズまでしてしまうほど展開が早いです。
棘による契約さえなければ何ら障害なく結婚まで進むのでしょうね。

ファーストキスで顔を真っ赤にする二人を見ていたら笑うしかない。
自室に戻ってからの反応が男女逆転していて面白い。
にへら顔で幸せ気分に浸っていたと思ったら唇が振れていた秒数を計り出す五色さんが可愛いすぎます。
眠れなくてウズウズする一郎の方がよっぽど乙女でした。

作画が不安定でありながら、五色さんだけは常に可愛いのは分かっててやっているのでしょうね。
もちろん全て綺麗に仕上げられるのが理想ではありますが、力配分としては正しいと思いますよ。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第8話「G線上のアリア」 

青のオーケストラ」アニメ第8話のネタバレ感想です。

小桜ハルに焦点を当てたエピソード後編。
原作のサブタイトル通り「律子とハル」が主役の内容となっています。

物語開始時点で既にいじめで転校していたハルと孤立していた律子の過去が語られました。
当然いじめのくだりは楽しい話ではなかったですけど、お互いが大切で支えになっていることが相手に届いたことは良かったと思います。
最初の被害者であるハル側の視点は多くの媒体で取り上げらますが、助けに入った律子もハルによって救われていたという視点は珍しいのではないでしょうか。
正しいことをしたつもりでも己を信じられなくなってしまうことはあります。
そんな時に感謝の言葉をもらえると涙が出るほど嬉しくなるのでしょうね。

本来であれば彼女達には何の非もありません。
確かに律子はいじめっ子相手に手をあげてしまったかもしれませんが、加害者側は一発ぐらい殴られて当然ですし。
解決策がいくらでもあったんじゃないかと外野から無責任なことを言われてしまいそうですが、実際いじめを根絶することは困難です。
律子とハルにとって前向きな方向に進めただけで良かったのではないでしょうか。

優しく染み込むような「G線上のアリア」の演奏は素晴らしかったです。
特殊EDのおかげで、長く堪能することができました。

しかし音楽に力を注ぎ込み過ぎたせいなのか、作画や演出には不満点が多く出ました。
原作の良さを知っているだけに歯がゆい。

適切な尺で描くことって大事ですよね。
良くいえば丁寧、悪くいえば間延びした感じになってしまっていました。
原作で読んだ時は感じなかった展開の遅さを感じずにはいられません。
主人公の青野がほぼ出番なかったこともその要因かもしれませんね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第7話「姫と微熱」 

おとなりに銀河」アニメ第7話のネタバレ感想です。

お互い大人になってから恋人が初めて出来たということもあって中学生よりも初々しい関係性を見せつけてきます。
くどくなるような甘さではなく、ニヤケ顔から表情が戻せなくなるようは微笑ましい感じ。
幸せな気分に浸れる有り難い作品ですね。

家族で父親のお墓参り。
親戚のちびちゃんだけでなく五色さんを連れ出した妹弟たちは、既に兄の嫁という認識に近いのかもしれません。
一郎だって実質的に父親の前でプロポーズしちゃったし、どっぷりと恋の沼に嵌まっています。

まぁでも一番舞い上がっているのは間違いなく五色さんでしょうね。
顔を真っ赤にさせて口をあわあわさせるデフォルメ姿の五色さんが可愛くてたまりません。
原作絵も良かったけどアニメはアニメで良いものでしたね。

想いが溢れて思わず後ろから抱きついた五色さん。
瞬時に正面から抱きしめる一郎。
ああもう勝手にいつまでも末永くイチャイチャしていればいいよ。
ちびちゃんが可哀相になるぐらい浮かれまくっているからなぁ、この二人。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第7話「バズ」  

【推しの子】」アニメ第7話のネタバレ感想です。

やっぱりこの作品は物語の牽引力が素晴らしいな。
グイグイと引っ張ってくれて常に続きが気になります。
毎回あっという間に視聴終わってしまうので、つい単行本で読み進めてしまおうかと思ってしまいますよ。
せっかく原作で毎週読みつつも微妙にうろ覚えなところが増えているおかげで新鮮な気持ちでアニメを楽しんでいるので、そんな勿体ないことはしませんがね。

SNSの炎上で歩道橋の上から飛び降りようとしたあかねを間一髪で救ったアクアはヒーローですね。
こんな男の子がいたら惚れないわけがない。
他の同年代と比べて大人っぽくて理知的で頼りになります。
まぁ中身は転生前を加算すればアラフォーの中年ですしね。

今回の騒動で一番幸いだったのは、出演者同士が仲が良かったこと。
アクアは同年代だけの現場だからと言っていたけど、むしろと近い世代だからこそ衝突することだって多いと思う。
結局みんな人柄が良かったということなのでしょう。
一見裏表が激しく見えるモデルのゆきだって、プロ根性出しているだけです。

原作よりも感情の起伏が激しいストーリーという印象を受けたのは、間違いなく声優さんの熱演によるものですね。
憎しみすら感じさせるアクアの低音ボイスは、ただの子供には決して見えない凄みがありました。
ひと息ついてから「大人がガキ守らなくて どうすんだよ」と声を震わせてた台詞は素晴らしかったです。

そして、もう一人。
女優・黒川あかねの怪演。
まさにアイが憑依したかのような演技にゾクゾクさせられました。
これまでも必死にメモする姿を見せていたけど、実は異常なまでに己に落とし込む工程だったと分かった時の驚きは原作通り。
更に石見舞菜香さんの声がプラスされて見事に原作越えを果たしました。

いやはや、ここまで似せられるとはビックリです。
単に声質だけでなく雰囲気を表現できているのは凄い。
次回がまた楽しみで仕方がないですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第7話「小桜ハル」 

青のオーケストラ」アニメ第7話のネタバレ感想です。

律子の親友である小桜ハルに焦点を当てた回、前編。
等身大の学生が抱える悩みや感情にリアリティがあります。

変わりたいと思うのに行動に移せない。
友達の交友関係が広がって欲しくないと思ってしまう。
そんな図々しい考え方をしてしまう自分が嫌い。
奥手で引っ込み思案な性格の彼女を見ていると、己に通ずる部分があって胸が痛いですね。

大人になれば視野が広がったり割り切れるようになりましたが、学生時代はそれが全てだと感じてしまいがち。
自分の後ろ向きなアクションに嫌気がさしてどんどん悪循環に陥ってしまいます。
逃げることは決して悪いことじゃないけれど、逃げ方にもいろいろあります。
自分と自分を信じてくれる友達を裏切るようなことだけはしちゃいけませんよね。

来週に続く溜めた回だったので鬱憤が発散されず、楽しさに欠けるのは仕方がないかな。
そんな中で、青野とハルの相合傘のシーンは微笑ましさとほろ苦さを感じさせました。
さすがに小学2年生の時の約束は覚えていませんよね。

幼少期の青野が明るすぎてもはや別人ですね。
朗らかな表情と声のトーンの高さで原作以上に今現在の姿との乖離を感じました。
父親の指導は厳しかったと想像できますけど、決して父親も音楽も嫌いではなかったんでしょうね。
だからこそ不倫報道に巻き込まれたことが余計にトラウマになったのかな。

止め絵連発な割に作画が不安定で、動く演奏シーンもCGの違和感が抜けません。
次回が物凄く好きな回なだけに少し不安ですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第6話「姫とお手紙」 

おとなりに銀河」アニメ第6話のネタバレ感想です。

アシスタント業が波に乗り切れていない五色さんを元気づけたくて肉を食べに行く話。
焼肉屋の名前が「うしだよ」って直球勝負で好きです。
実際にあったらキャッチーで覚えられやすいから繁盛しそう。

肉奉行のまちは幼い子供とは思えないほどしっかりしていますね。
今でも十分お姉ちゃんやってて頼りになりますが、近い将来きっと久我家はまちが仕切ることになるんだろうな。
中高生になったらエプロン着て家事をやったり、ふみおのお弁当を作ったりする未来が想像できます。

想いを漫画で伝えられるって凄く羨ましくて素敵だと思います。
手紙だって嬉しいのに、恋人から80Pの大作をもらえたら涙だって零れますよね。
描き上げた本人は深夜のテンションが冷めて恥ずかしくて堪らないでしょうけども。

それにしても漫画1話分をアニメ1話分という近年稀に見るほどに丁寧というか贅沢な作りとなっていますね。
のんびりした流れが作風とマッチしているので、この雰囲気が維持されるといいなと思います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第6話「エゴサーチ」  

【推しの子】」アニメ第6話のネタバレ感想です。

恋愛リアリティショーのエグさが抽出されたような内容。
確かに演技や誇張の部分もあるのでしょうが、実際にリアルな面もあるのでしょう。
だからこそ脚本ありきの物語にはない面白さもあるのだと思います。

しかし、それ故にキャラを作ったりメンタルが強い人間でなければ潰されてしまう環境下なのだと想像に容易い。
不特定多数の人間から一方的に叩かれるのは芸能人に限らず著名人には避けて通れません。
よく有名税みたいな言い方をされますけど、暴言の正当化には辟易しますね。

さて、そんな批判の嵐に巻き込まれたのが本シリーズより登場の黒川あかね。
真面目な性格で番組を盛り上げようとしたり、目立つことで事務所やマネージャーに還元しようとしたりと頑張り屋さんな女の子。
偶然とはいえ人気モデルのゆきの顔に傷をつけてしまい炎上となってしまったのはあまりに可哀相な展開です。

重曹ちゃんの言う通り、今や誰でも簡単に自分のことを調べられる大エゴサ時代。
そして誰もが発信者にもなれる恐ろしい時代です。
みな個人的な意見を述べているのに過ぎないはずが、積もり積もって大きな集合体になってしまいます。
いくら芸能人といえども、10代の女の子が抱え込むには厳しすぎる罵詈雑言でしょう。
自殺に踏み切ってしまう人が少なくないのは残念ながら現実でも同じです。

演出が良すぎてダメージがデカい。
ファンから突き放されたコメントを読んであかねが涙を流すシーンはちょっと辛過ぎました。
間一髪のところでアクアの腕が間に合ったことが本当に嬉しかったです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第6話「雨の日」 

青のオーケストラ」アニメ第6話のネタバレ感想です。

比較的平和な回でしたね。
大きな出来事はなくても部活仲間と関係を育むことで生まれる様々な感情が今後の伏線となる予感を増大させています。

律子と立花の衝突はどちらも気が強いので遠からず起きていたことでしょう。
確かに偉そうな一面もあるけど、努力家の初心者に対して喧嘩腰な態度を取る立花の方が余裕がないですね。
オーケストラ演奏なんですから協調性が大事だということは本人も分かっているでしょうに。

めげずに早朝練習をする律子は素直に凄いなと思います。
足を引っ張っている発言で気落ちしても一人でメンタル回復させて頑張れるのは尊敬しますよ。
青野の言う通り、遠慮せずに大きな音を出せるのも清々しくて気持ちいいですね。

一つアニメで不満があったのは、青野から褒められて少し照れる律子の表情はもっとアップで描いて欲しかった。
原作で好きな場面だったので惜しく感じました。

その代わりに演奏の腕が明らかに上達していることが分かりやすかったです。
やっぱり音で表現できることをダイレクトに受け取れるのが漫画に比べてアニメの有利な点ですね。

後半は雨の日の話。
ただでさえ通学時間長いのに雨の日に楽器を運ぶのは大変だろうなぁ。
そもそも学校に置いておけないんだろうか。
家に帰って練習したいってことなのかな。

女子着替え中の部屋に入ってしまう青野。
NHKアニメで後ろ姿とはいえ着替えシーンを見られるとは思わなかった。
てっきり下着はカットされるものだと。
まぁこの作品でスケベ展開は必要性を感じられませんけど、青野とハルのギクシャクする様が微笑ましいのでアニメで観られて良かったです。

次回タイトルの通り、ハルが深掘りされる回のはずなので楽しみですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第5話「姫と動物園」  

おとなりに銀河」アニメ第5話のネタバレ感想です。

正式にお付き合いを始めた一郎と五色さん。
初々しい反応が堪能できる今回からのエピソードがある意味本番ですね。
動物園リベンジに付き添う形で、実質的なデート回です。

事あるごとに顔を真っ赤にさせるので、見ているこっちまで恥ずかしくなってきます。
年齢こそ大人ですが、二人とも初めての恋人ですから胸がドキドキしぱなっしなのはしょうがない。
両想いになった直後に浮足立ってしまうのはあるあるで、幸福感に包まれている五色さんが可愛い。
おかげさまで幸せのお裾分けをいただきました。

そんなんだからあっという間に妹弟たちにバレる兄。
彼女が一つ屋根の下に住んでいるわけですから、すぐに伝えるべきだったのでこれでいいと思います。
まちとふみおに対して五色さんがしっかり目線を合わせるようにしゃがんで「私にも久我さんの時間をわけてもらえませか」と力強く口にするシーンは非常に印象的でした。
小さな子供だからとぞんざいに扱わず、ちゃんと伝えられる五色さんだからこそ一郎も惚れたのでしょうね。

アニメ版のいいところとして、ふみおが喋るところが挙げられます。
原作漫画では無口な存在で、本当にたまにしか口を開きません。
姉のまちを真似てたどたどしく喋るのが可愛いんですよね。
下手するとまちよりも可愛いかもしれません。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第5話「恋愛リアリティショー」  

【推しの子】」アニメ第5話のネタバレ感想です。

第三章「恋愛リアリティショー」突入しても、相変わらずシンプルに面白い。
ゴチャゴチャ条件付けせずとも手放しで褒めることができます。
原作脚本の出来、要所で魅せてくれる作画と演出、キャラがより可愛く感じる声優さんの演技。
お見事ですね。


言っては何ですが、やっぱりお金の力は偉大なわけで。
資金があれば人が集まり、より良いものが制作できるのも当然。
「SPY×FAMILY」の時にも思いましたが、話題作には惜しみなく力を注いでくれるので満足感高いですね。

閑話休題。
恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」の出演の依頼を受けたアクア。
アイに繋がるための情報を是が非でも入手しようとしているので、手段を選んでいません。
だからといって、あまりにもキャラ変しすぎてて気持ち悪くて、もう笑うしかない。
ルビーと重曹ちゃんがツッコミの次元を超越して暴言吐くのも私情挟みまくりで楽しい。

ってか、ちょろインと言われても仕方がないぐらい重曹ちゃんがアクアにベタ惚れな件。
キスシーンが待っていることに落ち込んだり、大事な話があると呼び出されてワクワクが止まらなかったりと喜怒哀楽が激しくて、画面映えしますね。
さすが女優と言いたいところだけど、全部素だしな。

新登場で印象に残ったのは、YoutuberのMEMちょ。
明らかに声を作っている感があって、キツさとあざとさの入り混じるのが上手い。

個人的な「推しの子」である黒川あかねも登場。
まだ出番が少なくて、本番は次回以降となりそうなので感想は保留ってことで。

しかし、インパクトという意味では、ぴえヨンの右に出る者はいません。
覆面系筋トレ系ユーチューバーというジャンルに需要あるのかと思ったけど、実際の映像を観たらこれはアリだなと思いました。
今回のコラボは特に美少女が汗水流しているので、多くの人に見てもらえそう。
切り取り動画がミリオンヒットしそう。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第5話「原田蒼」 

青のオーケストラ」アニメ第5話のネタバレ感想です。

オーケストラ部の演奏主体の話だったので、単純に聴き応えがあって楽しかったですね。
前回お預けになっていた青野と佐伯の音合わせ。
原田先輩の言う通りは、まるで音の喧嘩と言わんばかりに主張をぶつけ合う演奏でしたね。
ハイレベルであるのは素人でも分かります。
合奏という意味では最低だったかもしれませんが、個人の腕だけでここまで聴かせる青野たちはさすがでした。

あんな上手い演奏を聴いた後だと誰もが気後れするところで、腕を真っ直ぐ上げて次の奏者を立候補する律子の行動力は凄い。
なかなか真似できないことだから、余計に眩しく見えます。
父親の不倫を連想されて最悪な気分だった青野にとって、まさに救いの女神でした。

一方で、先輩達の演奏は見事に調和の取れたもので、青野と佐伯の演奏とはまるで正反対。
これこそがハーモニー、これぞオーケストラなのでしょうね。
原田マジックで落とされる女の子が続出するのも納得。
原作感想でも書きましたが、おまけ漫画で「汗も滴るいい男」というタイトルで笑顔と汗に語る女性陣の気持ちがめっちゃ分かります。

映像的には、やはりCGが前時代的で微妙な感じ。
まだ人数が少なければマシかなという程度。
大人数で動かすとロボットみたいで異様な光景になっちゃうんですよね。

音だけでなく画にも力を入れて欲しいと切実に願います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第4話「姫と空もよう」  

おとなりに銀河」アニメ第4話のネタバレ感想です。

思わず口にしてしまった好きという言葉。
告白後、一夜明けてお互い意識しまくりで悶えているのがこちらまで伝染してしまいそうになります。

そんな中でクローズアップされた妹・まちの話。

ホント何て出来た子供なんだろう。
聞き分けが良すぎて我慢させているんじゃないかと逆に心配になるレベルです。

動物園に遊びに行く約束が大雨で流れても、不貞腐れたり泣き出したりせず、しょんぼりする弟を元気付けるために気丈に振る舞う姿が健気すぎる。
兄から貰ったオリジナル占いカードをボロボロになるまで大事に使い込んだり、新作カードのイラストに目を輝かせたり、喜びを素直に言葉にしつつも照れくさくて顔を赤らめたりと可愛いがいっぱいで大変です。
こんな妹がいれば兄の一郎が妹弟を優先するのも当たり前ですね。

アニメで更に良かったのは、声優を務めた遠藤璃菜さんの演技。
同じ原作者である「甘々と稲妻」にて、つむぎ役を担当した方ですね。
舌足らずでたどたどしさがリアルっぽくて、より存在感が増す結果となっていました。
作者との相性は抜群ですね。

妹や弟に優しく接してくれる姿を見て五色さんに好意を抱くのは、一郎の心情として非常に説得力があります。
呪いのような形で縛るのではなく、婚姻関係から始まるのでもなく、しっかり向き合って交際から始めようと提案するのは一郎なりの誠意を感じられていいなと思いました。
ときめきで胸が止まりそうと倒れ込む五色さんと同じく、ここからは視聴者もドキドキが止まりませんね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第4話「役者」  

【推しの子】」アニメ第4話のネタバレ感想です。

素直に面白かった。
キャラが動いて喋る、ただそれだけのことが全てと言わんばかりの内容。
アニメで観る意味がここにありました。

演技の才能がないと謙遜するアクアですけど、十分すぎるほど人を惹き付けるモノを持っていると思います。
オーラを巻き散らすアイを基準に考えているからであって、アクアだって一般人とはまるで異なります。
天然か計算かの違いでしかありません。

むしろ頭が切れることで、周囲を動かす能力は長けていますね。
棒読み大根役者を煽って素を出させようと思い付いて即行動に移せる度胸が凄い。
結果、今までの下手糞な演技はなんだったのかと言いたくなるような迫力のあるシーンとなりました。

そして、それらを実現できているのは声優さんの実力のおかげ。
主役のメルトが下手だけどマシになった演技、重曹ちゃんの涙を流す見せ場、アクアの気持ち悪いストーカーの戯言。
いずれも漫画では味わえない生々しさを堪能することができました。

煌びやかな作画も素晴らしい。
原作よりも綺麗なカットが多数あるのは何とも贅沢な話です。
恋に落ちた表情を演技する有馬かなは絶世の美少女でしたね。
打ち上げでドレスアップする姿もも可愛くて見惚れてしまいました。

後半からは高校入学となる新展開。
恋愛リアリティーショー編ってこんなに早かったっけ。
あの新キャラの登場が楽しみですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第4話「佐伯直」 

青のオーケストラ」アニメ第4話のネタバレ感想です。

良くいえば丁寧、悪くいえばテンポが悪い。
んー、評価に困る出来ですね。

オーケストラ部が舞台ということで、登場人物はかなり多くなります。
描写をカットすると物語が薄くなってしまうため、しっかりと絡みを描くことは正解だと思うんですよ。
ただ今回の内容であれば、佐伯との合奏まで観たかったと思うのも事実。
シリーズ構成を考えた上でこの形にしているのでしょうけど、ラスト付近は尺調整している感が強く出ていたと感じてしまいました。

先週の演奏シーンをCGで乗り切った割には、作画も崩壊気味なところをみると単純に人員不足なのかなと思った。
律子やハルはもっと可愛いし、原田先輩はもっと格好良いのにな。

ぼっちな青野にウザくならない程度に積極的なコミュニケーションを取る山田はイイ奴ですね。
メタいことをいえば、こういう友人ポジのキャラがいると話が回りやすいってのもあります。

仮入部希望者に説明する流れでオーケストラの基本を説明するのは原作通り上手い構成だなと思います。
吹奏楽部との違いも最初は分かりませんでしたし。

次回の演奏で凄さが伝わってくるのかどうか。
期待よりも不安の方が大きいかもしれません。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第3話「姫と爆発」  

おとなりに銀河」アニメ第3話のネタバレ感想です。

遂にラブコメが始まりました。
そうなんですよ、ここからが本作のスタートなんですよね。
図らずとも作中内で担当編集者が言うように、ときめきって大事です。

内容は原作第4話に2巻収録の番外編が合わさったもの。
飛び込みでアシスタント業を任せた上に成り行きでSFチックな能力に巻き込まれた一郎でしたが、やっと五色さんと正しい距離感で話し合えました。
姫との契約がどの程度まで影響するのか、しっかりと実験するのは重要です。
こういう設定を曖昧にしちゃう登場人物って漫画では何気に多いですけど、この二人は真剣に検証していて好感が持てます。

身体的接触の実験は傍から見たらイチャついているようにしか見えませんけどね。
こんな美人の髪を触ったり、目隠ししたり、壁ドンしたりと役得で羨ましい限り。
恋に焦がれていたとはいえ、五色さんが恋愛に積極的なので出会って早々なのに雰囲気が甘いわー。

挙句の果てに、一郎の幼馴染みにして師でもある塊肉先生=もか姉に嫉妬する五色さん。
早くも恋愛感情を自覚し、その瞬間に好きという言葉を当人に呟いてしまうという急展開にニヤケ顔が止まりません。
ずっとこのシーンをアニメで観てみたかったんですよ。

正直2話で不安になりましたが、3話でだいぶ盛り返しましたね。
全体的に丁寧に描こうとしているのも伝わってきます。
あとは間の取り方で空気感を表現してくれると更に良くなると思いますね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第3話「漫画原作ドラマ」 

【推しの子】」アニメ第3話のネタバレ感想です。

重曹ちゃん、もとい有馬かなの紹介を受けた漫画原作ドラマに参加するアクア。
狙いはアイを殺した犯人の容疑者であるプロデューサーに接触するため。
周囲はコメディタッチなのに、アクアだけがサスペンス風の物語となっています。

この作品は原作者の心情をキャラに喋らせている感があるんですよね。
本当は違うのかもしれませんけど、そう感じさせてしまう時点で勿体ないなと思います。

アイが残した携帯電話の暗証番号解除するため、延々としらみつぶしに入力する執念は異常ですね。
いかにアクアが憎悪の念に染まりきっているかが伝わってきます。
転生前の元人格とは乖離しているように感じられるけど、本当に同一人物なんだろうか。
崇拝していたアイドルであり最愛の母親だったアイを殺された恨みが深いということなんだろうけど、そこまで執着する性格だったようには見えなかったんですけどね。

なにはともあれ飛び込んできたチャンスを無駄にするわけもなく。
アイドルデビューを目指す妹のルビーよりも俳優として名を馳せる可能性がある兄のアクア。
いくら双子といえども、元々の年齢に差があるので思考レベルは大人と子供ぐらい違いがありますね。

百面相のかなが可愛い回でした。
ストーカー気質で口の悪い娘だけど、見た目が可愛い美少女だから許されます。
潘めぐみさんは少年役の印象が強いので、こんなにいかにも女の子って感じのキャラは聞き慣れていません。
声質はマッチしていて原作のイメージに合っていると思います。
あとは次回以降、作中内で本気の演技をした時に引き込まれるかどうか。
うん、楽しみですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第3話「海幕高校オーケストラ部」  

青のオーケストラ」アニメ第3話のネタバレ感想です。

再びヴァイオリンを手に取った青野。
学校に行くのが楽しくなってきた律子。
口喧嘩も多いけど本当に相性のいい二人だなと思います。
青野母と律子も仲が良くて、こんなの将来嫁いでくれると親なら期待しちゃいますよね。

もう一人のヒロイン格、律子の友人である小桜ハル登場。
明らかに青野の名前に反応している彼女が今後どのように絡むのか、知っていても楽しみですね。

原作から構成を変えて少し端折っている部分があります。
飛ばすわけにはいかないシーンのはずなので、きっと次回以降に回したのでしょう。

それだけ今回で部活動紹介を描きたかったのだと思われます。
確かに序盤の見せ場ではありました。

しかしながら、肝心の演奏シーンは、正直微妙というかぶっちゃけガッカリ。
ビックリするほどマネキンみたいなCGでした。
青野が衝撃を受けるほど凄い演奏であることが全然伝わってきません。
音楽は良いと思うんですけど、映像があまりにも残念でした。

どうしても「響け!ユーフォニアム」と比較してしまうと物足りなく感じてしまいます。
あちらが劇場版と遜色ない出来をTVアニメで放送し続ける化け物クラスだっただけなんですけどね。
しかし、それを抜きにしても15年ぐらい前のCGアニメを観ているような感覚でしたよ。

オーケストラを滑らかにアニメにすることは相当大変だということは理解できます。
それならそれで見せ方というのもあると思うんですけどね。
これは期待値のハードルを大きく下げるしかなさそうかなぁ。
演奏だけ聴きつつ漫画で読んだ方が楽しめそうな気がします。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第2話「姫とお買い物」 

おとなりに銀河」アニメ第2話のネタバレ感想です。

漫画家とアシスタントの関係から始まるラブコメと思いきや、ちょっぴりSFチックな話。
単なるラブコメではないので意表を突かれた人も多そうですね。

一郎が設定という単語を使ったように、五色さんが電波系の女の子に見えてしまいます。
自分で姫とか言っちゃうし、閉鎖的な島で過ごしていたこともあって感性が独特です。

この辺りの流れは決して優れていたとは思っていません。
人によっては視聴切りするのではないかなと心配なくらい構成は微妙です。
ぶっちゃけ、この辺りの設定はなくても良かったぐらいですね。

でも、優しい心の持ち主たちが思いやりをもって交流を深めるのは大好きです。
前作「甘々と稲妻」が好きな方なら是非とも継続して観てもらいたい。
きっと3話以降面白くなるはずですから。

作画が既に崩れているのは辛いなぁ。
キャラの可愛さが原作比で落ちていたり、顔がおかしかったりしますね。
カットシーンによって机や橋の形が安定しないのも気になりました。

原作ファンとしてはアニメで観られるだけである程度幸せではあるんです。
声優さんが息を吹き込んだキャラが動くことが一種の感動を呼びます。
ただそれだけで満足できないくらい、昨今のアニメは高品質なものが増えたので贅沢になっちゃいましたね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第2話「三つ目の選択肢」 

【推しの子】」アニメ第2話のネタバレ感想です。

衝撃的な第1話のプロローグを経て、中学生にまで成長したアクアとルビー。
アイが残した影響は大きく、二人の人生は彼女の跡を追いかける形に。
ルビーは母と同じくアイドルの道を志望し、アクアは母を殺した犯人捜しのために芸能界に入ることを決意。
双子が似て異なる歩みを進めるのは背景を考えると分かる気がします。

前世は大半の時間を病室で過ごしたルビーにとってアイドルは夢なんですよね。
身体を自由に動かすことが出来る喜びは言葉では言い表せられないものがあるはず。
そしてその象徴的存在であるアイを崇拝していた彼女にとって憧れを抱くのも当然でしょう。
あれだけ目を引く容姿で強い意志を持っているのですから、いくらアクアが裏で阻止しようが遅かれ早かれアイドルになっていたと思います。

一方でアクアは人格そのものが変わってしまっていますね。
人の命を救う医者だったはずなのに、復讐のために人殺しになろうとしているぐらいですから。
10年前後経過しても消えない憎しみは、ルビーと違って目の前で刺されるアイを目撃したことが大きいのでしょうね。
絶命の瞬間に抱きしめながら愛しい言葉を囁かれたのは、もう完全に呪いとなっています。
役者になりたい欲望だってアイの希望を叶えてあげたいという思いからでしょうし。

作中で一番頑張っているのはミヤコじゃないかな。
夫が失踪して芸能事務所を引き継ぎ、アクアとルビーを引き取って子育てするのは相当大変だったはずです。
ルビーを娘だと思って育ててきたと話すシーンは圧倒的にアニメの絵の方が素晴らしかった。

重曹ちゃんこと有馬かなとも再会。
この娘のツッコミは原作者の赤坂アカ氏の色が強く出ていて面白い。

テンポよく進む物語にも引き込まれ、作画も文句なし。
力の入っているOP映像も良かった。
今のところアニメ化大成功ですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

山田くんとLv999の恋をする アニメ第2~3話 

山田くんとLv999の恋をする」アニメ第2話と第3話のネタバレ感想です。

◆Lv.02「そろそろボス湧きの時間なんで」


テンポのいいボケとツッコミの応酬が楽しいなぁ。
目まぐるしい場面転換がジェットコースターのようで、あっという間に観終わってしまいます。

第1話の朝チュンの目覚めの続きから。
一般的に意識のない女性を自宅に連れ込むのは犯罪の匂いしかしませんが、茜に100%非があるのでむしろ山田が優しいと思えるほど。
ゲロインはアニメ的演出ならまだしも、リアルでは勘弁してもらいたいです。

元カレに貰ったネックレスを亡くして焦る茜は未練がましいですねぇ。
浮気相手とのイチャイチャを見てもなお気持ちが残っているのは友達から重いと言われても仕方がない。

その友達の桃ちゃんは視聴者の代弁してくれるサバサバした女の子で見ていて気持ちがいい。
茜に対してオブラートに包むことなくズケズケと言っちゃうし、荷物整理で困っている茜に問答無用で断捨離させるし、何と頼りになる親友か。
一緒に悪酔いして山田の家に押し掛けるのは最悪でしたけど。


◆Lv.03「オフ会したいなぁ♡」


時期尚早だったと後悔したとはいえ合コンをセッティングしてもらうところまでは立ち直った様子。
ネックレスを捨てるのと同時に吹っ切れたのなら良かった。
グダグダやってても面白くないですし。

彼氏と別れた後もネトゲを続けるのは、何だかんだいってゲームも楽しいのでしょうね。
お菓子とジュースを揃えてゲーム三昧は確かに最高です。
オフ会に参加してもいいと思えるぐらい気の合う仲間がいればなおのこと。

山田と瑠璃姫の仲を疑う茜ですが、視聴者からするとミスリードがあからさまでした。
瑠璃姫がネカマであるフラグにしか見えません。
実際にはこのパターンだと中年おっさんであることが多いのと思うのですが、さすがに少女漫画だけあって相手は若いイケメンでした。

じゃあ山田にくっ付いているゴスロリ娘は誰なんだっところで次回に持ち越し。
続きが気になる引きで、視聴者離れを許さない構成ですね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 山田くんとLv999の恋をする  山田くんとLv999の恋をする(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第2話「秋音律子」 

青のオーケストラ」アニメ第2話のネタバレ感想です。

いい最終回だった……と言いたくなるような綺麗な終わり方でした。
本当は最終回どころか、ここまでがプロローグなんですけどね。

ヴァイオリニストである父親の不倫でヴァイオリンから離れていた青野。
嫌なことから目を背けることは決して悪ではなく、正しい姿だと思います。
それでも、律子がイジメで保健室登校を余儀なくされていても前向きに歩んでいるのは、どうしようもなく格好良く見えますよね。

青野とのやり取りをみても、とてもイジメられているようには見られません。
強気の性格だとしても一般的には女子中学生がイジメの標的にされたら、もっと病みますよ。
実際、彼女の抱えている内面は半分も描かれていないでしょうが、表面的にも明るく振る舞えるのは芯のある女の子だなと思わされますね。

夕陽の河川敷を背景に、久し振りにヴァイオリンを演奏する青野のシーンはアニメで是非観たかった場面の一つでした。
響き渡る旋律がココロを浄化させてくれるかのようで、聴き入ってしまいます。
漫画の演出も大好きですけど、実際に音楽そのものを体感できるアニメも素晴らしかったです。

台詞を最小限にして、音で伝える手法を選択したのは正解でしょう。
特にそのまま特殊エンディングに突入した演出はお見事でした。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

おとなりに銀河 アニメ第1話「姫と修羅場」 

おとなりに銀河」アニメ第1話のネタバレ感想です。

「甘々と稲妻」の作者である雨隠ギドさんが描く、優しさに溢れたラブコメ作品。
原作ファンとしてはアニメに落とし込めるのか、期待と不安が半々といったところでした。

まず第1話は無難にスタートしたといった印象でしょうか。
楽しく観ることができました。

それにしても改めて本作の冒頭を見直す形なったわけですが、やっぱり意味不明な冒頭ですね。
漫画家とアシスタントの関係で始まるラブコメかと思いきや、唐突に出てくるファンタジー設定。
尻尾のような棘って何それって感じですよね。
どこから飛び出ているのか謎過ぎますし、刺さったら婚姻関係を結ばないといけないとかワケ分かりません。
流れ星の民の姫とか痛い設定を抱えた不思議ちゃんにしか見られても仕方がないです。

導入にインパクトがあると捉えるか、強引に無理矢理ねじ込んだと思うかは受け手次第かな。
気になるから次回も観てみようと思ってもらえるのであれば、アニメ制作側の狙い通りなのでしょう。

作画面では1話で既に怪しいところもあったので少々気になります。
五色さんと弟のふみおは可愛かったけど、妹のまちが若干微妙かな。
あと妙に部屋の間取りが広々としているのが印象的でした。

五色しおり役の和久井優さんをモブキャラ以外で耳にするのは初めてでしたが、透明感のある優しい声で心地良いですね。
演技がアニメっぽくないせいか、絵と合っていない部分もあります。
それでも声のトーンは原作のイメージ通りで、癒される声色にピッタリの配役だなと思いました。
ED曲も良かったですね。

甘くなるところからが本番なので、アニメ組の方にはもう少しだけ継続して視聴してもらいたいところです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: おとなりに銀河  おとなりに銀河(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

【推しの子】 アニメ第1話「Mother and Children」 

【推しの子】」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作は「かぐや様は告らせたい」を手掛けた赤坂アカ氏、作画は「クズの本懐」で有名な横槍メンゴ氏。
強力タッグで瞬く間に注目を浴びて一気に人気を爆発させた本作。
「次にくるマンガ大賞」2021年部門で1位を受賞。
前評判は今期トップクラス。
覇権アニメとなる可能性を大いに秘めている本作が満を持してアニメ放送開始です。

第1話はTV放送より約1ヵ月早く劇場にて先行公開されました。
自分は映画館まで足を運ぶことはなかったのですが、評判の良さはネット上で見かけていました。

視聴してみたら納得。
これは確かに素晴らしかったです。

90分拡大スペシャルとして地上波でも放送されたので、まさに映画そのものを観終わったかのよう。
演出、作画、声、どれも一級品でケチをつけるところが見当たりません。

色々と語りたいことはあったけど、ラストの展開に全て持っていかれました。
可愛かったり面白かったり本当に魅力的な場面が多々あったのに、あまりにも衝撃がデカい。

それはもちろん、アイの壮絶な死に際のシーン。
原作読んで知っているのに、涙を誘われ、目を奪われ、鬱になってしまいます。
己の死を自覚して叶わぬ未来を夢見るアイの言葉ひとつひとつが胸に突き刺さります。
最期に息も絶え絶えながら「愛してる」と囁くアイの姿が悲しくて、哀しくて。

最愛の母親を亡くした双子の物語が、復讐心に駆られる無理はない。
この時感じた気持ちは忘れてはいけませんね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 【推しの子】  【推しの子】(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

地獄楽 アニメ第1話「死罪人と執行人」 

地獄楽」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作はジャンプ+発の幕末ファンタジーバトル漫画。
完結と同時に発表されて2年、ようやくアニメ放送開始となりました。

昨今、殺伐とした作品が人気を博す傾向があります。
ジャンプ作品だけでも「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「チェンソーマン」などの大ヒットは記憶に新しいですよね。
本作もその系譜にあたる作品で、ジャンルも似通っています。
つまり、アニメの出来次第で爆発的な盛り上がりを見せてもおかしくないということ。
まぁ、原作の売上の時点で差があるので簡単な話ではないしょうが、可能性はあります。

それを理解しているのか、作画の仕上がりは相当気合入っていますね。
制作会社のMAPPAは「進撃の巨人」「呪術廻戦」などで評価されているだけであって心配なさそうです。
今後繰り広げられるアクションには期待が高まりますね。

また、本作の特徴である色鮮やかな花びらに目を引きました。
全体的に薄暗い配色が故に、毒々しいまでの色合いが目立ち気持ち悪さを与えています。
グロや恐怖も大事なポイントとなりますが、インパクトは十分ありました。

声優さんの中で一際輝いていたのは、主人公・画眉丸の妻である結役である能登麻衣子さん。
殺しの世界に身を置く画眉丸を癒す存在として説得力が半端なかったです。
確かにこの声なら画眉丸も妻と二人で静かに過ごしたいと思いますよね。
ただ優しいだけでなく、父親に顔を焼かれてもなお心が死んでいない娘の強さを感じさせました。

物語は最初から最後まで繋がっているので、是非最後まで描き切って欲しいなぁ。
分割でもいいからお願いしたい。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 地獄楽  地獄楽(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

勇者が死んだ! アニメ第1話「勇者が死んだ!?」 

勇者が死んだ!」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作はアプリ「マンガワン」で連載されていたファンタジー系漫画。
全20巻、200話超えの長編で連載終了後にアニメ化が発表された時は驚きました。
ポテンシャルは十分あったのに、メディアミックスされずに残念だなと思っていたので嬉しかったです。

そんなわけで待望の第1話でしたが、これがなかなか良い出来で素直に面白いと思いました。
連載時読んだっきりなので忘れていることも多く、新鮮な気持ちで視聴できたことも大きいのでしょうね。
ストックが大量にあることからスピーディーに物語が進み、展開が早くて飽きさせません。
ボケとツッコミの応酬が畳みかけてあっという間に観終わりました。

登場してすぐ勇者が死んだのに、割りとあっさりとした反応なのが酷くて笑う。
しまいには隠蔽工作で死体を埋める始末で、とても主人公がするようなことじゃありません。

まぁ主人公のトウカは大根にニーソを履かせることが趣味の人間ですから普通ではないですしね。
ぶっ飛んだ性癖まみれのエロバカキャラ達が意外とシリアスな世界で旅をするギャップが楽しい。

幼馴染みのユナのむちむち具合が原作に負けず劣らずで非常に良かった。
個人的にニーソは極端に好きってわけでもないですが、ふとももに関してはトウカの意見に同意せざるえません。
絶対領域はいつの時代になってもいいものです。

それにしても知ってはいましたが、肌色率の高い作品ですこと。
次回予告で早くもカイルが裸になっていましたし。

既に原作4話分を詰め込んだだけあって、かなりのハイペースとなっています。
それでも1クールで最後まで描くことは不可能なので、区切りのいいところで終わるのでしょう。
是非とも人気が出て2期3期と続いて欲しいなと思いますね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 勇者が死んだ!  勇者が死んだ!(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

山田くんとLv999の恋をする アニメ第1話「これだからっ!ゲームする男なんて!!」 

山田くんとLv999の恋をする」アニメ第1話のネタバレ感想です。

あらら、面白いぞ。
楽しんで原作読んではいますけど、漫画以上にアニメは面白さが増しているように感じます。
これは嬉しい誤算ですね。

第1話としては完璧に近い内容だったのではないでしょうか。
ネトゲ経由で知り合った女性に彼氏を取られるというインパクトのある導入。
傷心の主人公がネトゲの顔見知りに愚痴ったら塩対応されて怒りのスイッチが入るという展開が巧い。
感情の起伏が激しい女の子が百面相でキビキビと動き回るのでストーリーが実にスムーズです。
オフ会イベントで元カレを待ち伏せして、綺麗になった私を見せて後悔させてやるという行動心理でキャラの性格を表現できていました。

そんな未練たらたらの主人公・木之下茜とプロゲーマーである山田秋斗が出会うラブストーリー。
少女漫画らしさが随所に見られ、決して万人にお勧めするタイプの作品ではありません。
しかし、作品の質の高さは間違いなく高水準なので、ハマる人は深くハマってしまうでしょうね。

浮気をした元カレは言うまでもなく、茜も山田も性格に難があります。
それが嫌味にならずに済んでいるのは、コミカルにギャグ路線強めに描かれているからでしょうか。
スピーディーな展開も含めて楽しさだけが残ります。
デフォルメされたキャラがテキパキと動くので観ているだけで本当に楽しかったです。

美男美女なのに面倒臭い二人のラブコメを最終回まで見届けるしかありませんね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 山田くんとLv999の恋をする  山田くんとLv999の恋をする(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

青のオーケストラ アニメ第1話「青野ハジメ」 

青のオーケストラ」アニメ第1話のネタバレ感想です。

良く言えば丁寧、悪く言えばスローペース。
想像以上にゆったりとした演出で、ボーイミーツガールの出会った直後で1話が終わってしまいました。

原作ファンとしてはじっくり描いてくれたことを感謝する一方で不安でもあります。
こんなに展開が遅いとアニメが初見の人からすると脱落者が増えてしまうのではないかと。
昨今アニメに限らずコンテンツが溢れているが故に動画を早送り視聴する人が増加していると聞いたことがあります。
実際自分もYouTubeなどでは一部早送りで観ているものもあるので気持ちは分かります。

漫画ではこんなに間延びした印象は受けませんでした。
おそらく演出面において、間を大事にしているのだろうなと感じました。
音楽という題材で、かつクラシックとなると欠かせない要素です。
作品全体の雰囲気を統一させたいという作り手の思いが伝わってくるようでした。
アニメ組の人には是非とも3話ぐらいまで見てから判断して欲しいなと思いますね。

まだ物語は始まっていないので感想らしい感想もないのですが、一番重要である演奏については心配なさそうで良かった。
秋音の下手糞な旋律が絶妙な加減で、素人でも明らかに初心者であることが聴いて分かりましたね。
迫力のあるオーケストラの本番はまだまだ先でしょうから楽しみにしておきます。

声優さんの演技は違和感なし。
個人的にあまり特定のキャラの色が付いている方ではないので、邪魔になるノイズもなく耳に入ってきました。

壮大な盛り上がりのための助走が始まった第1話目でしたね。
期待して追いかけたいと思います。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 青のオーケストラ  青のオーケストラ(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 アニメ第12話「臆病だった自分にさようならを」  

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」アニメ第12話のネタバレ感想です。

うおぉぉ……、すげえなコレ。
期待はしていたけど、期待以上の出来に大満足です。
個人的にラブコメアニメ史上でも随一となる印象に残る最終回となりました。

回を重ねるごとに甘ったるくなっていく周と真昼。
それでもあと一歩を踏み出そうとしない二人が、最終回冒頭からアクセル踏み切ったことに驚きました。
唇の間に指を入れてキス未遂で驚かせる周、そんな周に対して頬にキスをする真昼。
こんなのドキドキが止まらなくなるに決まってますよ。

お互い好意を持っているのに好きという一言が伝えられない関係がもどかしい。
友人の樹からヘタレと言われても、徐々に距離感を縮めたいと思う気持ちは痛いほど分かります。
学生時代を思い出して胸が苦しくなるわー。

借り物競争で「大切な人」というお題で周を連れていく真昼の行動力は凄まじい。
どれだけイチャイチャしても告白してこないから、外堀を埋めに行ったのはニヤケ過ぎて頬が痛い。
当事者だったら逃げ出したくなりますよ。

ラスト6分間、告白までの流れは感無量でした。
ここまで引っ張りまくって、溜めに溜めた想いが溢れ出したのは感動的ですらあります。
回りくどい告白が、じれったくってウズウズさせられました。
それだけ真昼が大事であると伝えたかった周の想いが、これでもかというぐらい伝わってきました。

場面転換することもなく、抱きしめ合いながら「うん」と返事するだけで幕を閉じる終わり方も素晴らしい。
まるで一本の映画を観たような充足感があります。
そのままエンディングに突入し、最終回限定の特別テーマ曲「君に届け」で締める構成はお見事でした。

最近ラノベは読むことがなくなったのですが、これはちょっと先が気になるなぁ。
いつかアニメ二期やってくれるのだろうか。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: お隣の天使様  お隣の天使様(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

虚構推理 Season2 アニメ第24話「うなぎ屋の幸運日」  

虚構推理 Season2」アニメ第24話のネタバレ感想です。

第二期最終回は、とある鰻屋で語られる殺人事件に関わることになった琴子の話。
漫画では珍しく単独エピソードで成り立つ、ただの小話を最後に持ってくるとは予想外でした。
おかげで何とも不思議な感覚で、肩肘張らずに気の抜けたまま視聴を終えました。

話自体は虚構推理らしく、霊の存在が反則的なミステリーで面白かったと思います。
シンプルながらに二転三転するのでストーリーを追いかけるだけでも興味深い。

ちなみに、いい年した男が鰻屋に一人では気軽に入らないと語り合っていましたが、そういうものでしょうか。
個人的には年齢関係なく一人で食べに行っているので、あまりそういう感覚はありませんでした。
まぁ見た目が中高生の女の子が一人で高級鰻屋に居たら浮いて見えるでしょうけども。

今回は外野視点で琴子を描かれることが多かったので、なおのこと美少女に見えました。
言葉を発すると品性の欠片も見当たらないことが明白となり、化けの皮が剥がれてしまいますが。
結局琴子が鰻屋に訪れていた理由が、九郎の部屋に泊まるので精をつけておきたかったという俗物的な理由だったのはシリアスとの下落差が激しくて笑うしかありません。

さて、面白かった第二期もこれにて終了。
第三期も期待しています。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top

虚構推理 Season2 アニメ第23話「スリーピング・マーダー」  

虚構推理 Season2」アニメ第23話のネタバレ感想です。

スリーピング・マーダー編、完結。
遂に隠された真実が暴かれる時が来ました。

真犯人は長女だった、というのはそこまでの驚きがあるわけでもありません。
他の人物と比べるとアリバイが弱いというのは既に指摘されていたことですしね。
ただ、音無澄の肉声で犯人が男であると叫んだ事実がややこしくさせていて、それが面白さに繋がっています。

妖狐の吹雪が殺しに失敗して、真犯人を庇うために化けていたというトリックには気付けませんよ。
手柄をもらうために工作したことが琴子にとっては崩す必要があり、それがしっかり虚構の推理をする理由に繋がっているのが素晴らしい。
ただでさえ音無会長の課題や自殺だと思わせる誘導で複雑になっている物語をここまで消化しているのは素直に凄い。

唯一少し惜しいなと思うのは、藤沼耕也があっさりと自白したように見えること。
口を滑らせるように追い込ませていたのは分かるんだけど、簡単にポロっと言っちゃったように感じてしまいました。
尺的な問題もあってじっくり描くにも限界があるでしょうし、仕方がないと思うことにします。
「銃弾の峰ってどこだ!」という迷言も迫真の演技で聞くことができて満足です。

音無会長の信念は琴子が守る秩序と一致していたものの、終始甘い考えでしたね。
因果応報なので同情はしません。
一切手を緩めなかった琴子は正しいと思います。
ただ、それが九郎にどのような影響を与えたかを確認できるのは、アニメ3期をやるかどうか次第ですね。

実は六花も一枚かんでいたことが判明し、隙の無い構成だったシリーズ。
これで最終回で良かったと思うんですけど、何故かまだ1話を残しているんですよね。
次回タイトルからして鰻屋の短編をやるようです。
最終回っぽくはないけど、あの話も好きなので単純に楽しみですね。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理2期  虚構推理2期(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

△page top