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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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とらドラ! 第25話「とらドラ!」 

アニメ「とらドラ!」最終回観終わりました。
まずは一言で感想。

素晴らしい。
これはいい最終回でした。

正直、前回の24話がかなり酷かったので、どうなることかと心配していましたが、蓋を開けて見れば予想外の出来に驚かされました。
30分という短い尺の中で、物凄い濃い内容なのに無理に詰め込んでいないところが良かったです。
これだけのものをアニメでやってくれれば、一ファンとしては本望ですね。

終わりよければすべてよし、というわけではないですが、アニメ版の印象が急激に良くなりましたね。
視聴後は余韻に浸りたい気持ちにさせてくれました。

▼原作とは異なる締め方

方向性はほぼ一緒なんですが、話の展開はかなり違っていました。
原作の最終巻はそれまで以上に地の文満載だったので、とてもそのままアニメ化できる内容ではありませんでした。
順番的にどちらの脚本が先に出来上がったのかは分かりませんが、アニメとしてはこれで正解だったと思います。

冒頭のやっちゃんが実家に帰るシーンは、原作を読んでいる人じゃないと分からなかったでしょうね。
いきなりカットから始まって不安が募りましたが、その後に竜児と泰子の対話シーンで一気にもやもや感が吹き飛びました。
原作では語られなかった竜児の出生の秘密や、泰子の頑張りが伝わってきて、思わずジーンとさせられましたよ。
無理に高須家の話を挿入する必要性はなかったんじゃないのかと思ったこともありましたが、その考えは改めました。

24話の河原のシーンでは、重要な場面が大幅にカットされていました。
どこに持ってくるかなーと思ってましたが、やはり夜のシーンに持ってきましたか。
あのキスシーンは、直視できませんね。
無性に叫びまわりたくなる感じになったのは僕だけでしょうかw
大河派もしくは釘宮病患者はたまらんかったでしょうね。

卒業式後で教室で再開するところも良かった。
セーラー服の大河が可愛かった。
竜児が大河に比べて達観しすぎているような気がしないでもなかったですが、まぁその代わりに大河がデレデレでしたね。

そして、個人的に嬉しかったのは、まさかの亜美のターン。
ほんのちょっとだけ、救われた気分です。
逆に、みのりんのあのビンタはないかなーと思ったり。
竜児は竜児でなよなよしているところもあるけど、一拍置いて欲しかったですね。

最終回が良かっただけに、駆け足だった24話が勿体無かったですね。

原作の補完的な意味合いとしても、一つの結末の提示としても、アニメの最終回として相応しい内容だったと思います。
比較するのは無粋だと思いますが、アニメの方が終わり方は好きだったくらいです。
いろいろとありましたが、2クールの間ずっと楽しめた良いアニメでした。

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タグ: とらドラ!  とらドラ!(アニメ話感想)  2008年放送開始アニメ 

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とらドラ! 第24話「告白」 

ラスト2話。
いよいよ原作最終巻に突入のアニメ「とらドラ!」24話の感想です。
いつも以上に原作との比較感想となっちゃってます。
辛口感想なので、アニメファンはご注意を。

あー、うん、予想通りというかなんというか。
見事なまでに、内容がスカスカってか無茶苦茶になっちゃってますね。
一言で言うなら……ひでえなw

濃密な最終巻を残り2話でやろうとすること自体が間違いだったと言わざるを得ないでしょう。
早すぎる展開についていけません。
個人的には10巻にそこまで思い入れはないのでまだいいですが、最終巻の締め方が気に入っている原作ファンにとっては喧嘩を売っているかのような構成でした。

ほぼ同じ舞台で同じ流れのはずなのに、ストーリー展開がいつの間にか変な方向にズレていて、何故か先が読めません。
アニメならではの展開が楽しみではあるんですがー……うーん、これはちょっと擁護し辛いかなぁ。

そもそも物語が破綻しているのが問題。
何故みのりんは、あれだけ大事なお金を駆け落ちに反対しつつ渡すのか。
そして、竜児たちはためらいなく受け取るのか。
仲間だから?
うーん、それだけでは納得できないなぁ。

他にもツッコミどころが満載過ぎて、いちいち指摘するのも嫌になる量です。
良くも悪くも、語ることができるということは、それだけ作品に対して思い入れを持っているということなんでしょうけど、何か書くのも面倒くさいと思ってしまったくらい冷めてしまいましたね。

確かに原作でも、ぶっちゃけ竜児も大河もガキでしたが、ひたすら悩んで考えることはしました。
しかし、アニメでは全く考えている様子がないんですよねぇ。
何もかもが、あまりにも浅はか。
地の文がないことが、致命的なまでに物語を軽くさせてしまっています。

亜美とみのりんの二人の会話シーンが追加されたことは、非常に嬉しかったんですけどね。
原作では伏線を張るだけ張ってないがしろにされてましたから。
でも、アニメでは伏線そのものがカットされていたんですけどね……。

まぁ、あーみんはやっぱり最高ってことですよ!
この作品の良心的なキャラだなぁーと思います。
アニメでのツンと澄ました性格がたまらなく好きです。

みのりんもまた原作とは別キャラのようになっていますが、これはこれでいいと思いますね。
堀江由衣さんのおかげなのか、男勝りな性格の中にも女の子らしさが見え隠れしていて良かったです。

興味深かったのは、初見となる大河母と竜児の祖父母のキャラデザイン。
大河母はイメージとちょっと違いましたね。
もうちょっと見た目も大河に似ているのかなと思っていました。
逆に、竜児の祖母は泰子と似てましたね。
この辺りはアニメならではの楽しみ方でしょうね。

正直、原作と比較をしなければ、これまではそれなりに良質なアニメだと言って良かったと思います。
でも、今回の話は、アニメ単体で見ても視聴者置いてけぼりの展開で、首を捻るしかありませんでした。

はてさて、来週の最終回はどうなることやら。
ある意味自分は既に覚悟できているので、どういう結末でも構わないと思っていますが、アニメを楽しんでいる人の期待は裏切らないで欲しいですね。

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とらドラ! 第23話「進むべき道」 

今回を含めて、アニメも残り3話。
原作9巻後半を描いた23話「進むべき道」の感想です。

展開早いですな、本当に。
今に始まったことじゃないけど味気なかった。

原作を読んでいても思ったことだけど、みのりんの主張は少々理不尽に見えるなぁ。
言いたいことは分かるけど、みのりんも散々迷ってきたわけで、そんな怒鳴りつけるようにして大河を責めなくとも、二人きりになったときにしっかりと話し合っても良かったんじゃないかなと思います。
そんな正論を言っていたら、お話にならないけどさw
説明不足のアニメだと、その傾向はなおさら顕著ですね。
ってか、怖い。

「う、そ、つ、き」

感情を押し殺したような声だと思っていたら、マジギレじゃないっすか、実乃梨さん。
しかも、みのりんの本当の見せ場が来る直前で終わっちゃってるもんだから、みのりんの考えが分からずにただ単にキレているだけのように見えてしまいますね。
一連の流れを通して放送すべきだったと思います。後味悪いよw
まぁ、次回の冒頭のシーンに期待かな。

それと、大河があれは夢ではなかったんだと気づくところは、時間かけて欲しかったなぁ。
超新星爆発とまで表現された驚きが見れなかったのは残念極まりない。
全体的に、カットというか省略化が目立った回でしたね。

大河といえば、ツインテール姿は一瞬別人かと見間違えるかのような可愛さでしたね。
いや、別に普段の大河が可愛くないといっているわけではないですがw
だから、いくらモデルのあーみんがあの場にいたとしても、大河に注目しない客が不自然に映りましたよw

そして、あと気になったのがこれ。

「別に、みんなじゃなくてもよかったのにな……」

あーみんのこの台詞、どういう意図で入れたんだろう。
数少ない亜美の出番を大幅に削除&修正してるところをみると、ラストの締め方を原作を変えるつもりなのかな。
どちらにせよ、少しでもあーみんが報われてくれればいいのだけれど……。

来週、早くも最終巻の10巻に突入するみたいですが、一体どこまで描けるのか。
そればかりが気になります。

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とらドラ! 第22話「君のいる景色」 

アニメ22話をようやく観ました。
9巻前半をベースとした話でした。

面白かったです。
前回はアニメの演出などに不満たらたらと書き連ねましたが、今回は真逆。
アニメオリジナルのエピソードや構成が素晴らしくて楽しめました。

原作と似て非なる展開となってきたことが、嬉しいとさえ感じますね。
もちろん原作9巻をなぞる形でもいいんですけど、アニメ版ならではの良さを引き出すためには、この選択はアリかと思う。

21話の感想の最後で書いた、原作8巻のラストの部分がアニメでは描かれていませんね。
重要シーンの一つであるはずなので意図的にカットしたんでしょうが、どう扱うのかな。

亜美と実乃梨の会話は原作になかった追加シーンでした。
二人が今何を考えているのかを補足するもので、非常に良かったと思う。
竜児視点に捕らわれる必要性もありませんしね。
別荘の時の幽霊話をここに持ってくるあたり、湾曲して伝えようとするみのりんらしかったです。

しかし、あの亜美のウザったそうな顔と声にゾクゾクしてしまう僕は下僕属性でもあるのだろうかw
不機嫌なあーみんをもっと見たいと思うのは、楽しみ方を間違えている気がする。

今後の展開を知っているはずなんだけど、大河や実乃梨の行動や言葉が意味深で先が気になりますね。
アニメの締め方に期待。

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とらドラ! 第21話「どうしたって」 

いつもより少し遅れましたが「とらドラ!」21話観ました。
原作でいうと8巻後半部分にあたる内容でした。

実乃梨と亜美の衝突で女のマジバトルに震えます。
16話の大河vsすみれのような間違ったバトル漫画のような闘いではなく、今回のは生々しいリアリティある喧嘩。
声と動きが入ると、殺伐として雰囲気がさらに重くなりますね。
特にみのりんはこれまで天然キャラを演じてきていたので、声色を変えるだけで怖さが引き立ちます。

まぁ、原作読んでいて、面白いのは分かっているんです。
それをどのようにアニメは見せてくれるかが最大の楽しみだったわけですが……。

詰め込み過ぎ。

ここ数話に関してはアニメ版ならではの面白さがあって特に気になるところはなかったんですが、今回の話はちょっと不満点がいくつかありましたねぇ。
例えば大河の告白シーン。
ED曲を被せるのはまだいいとして、曲が合ってなくてせっかくの名シーンが勿体なかった。
19話で挿入歌のクリスマスソングをED曲に抜擢したように、今回も特別にもっと切ない曲に変えて良かったと思いました。
今のED曲自体は好きなんですけどね。

あと、やっぱり1冊2話だと展開が急に早いなぁ。
5~7巻が3話分使って丁寧に描いていた分、余計に忙しく感じます。

大河たちが押入れから出てきたあとに、大河が「気まずすぎるわよ!」と叫ぶ一連の流れが大好きだっただけに丸ごとカットには泣いた。
以前みのりんが自分のことを傲慢だと称したセリフを、竜児の呟きでもいいし回想シーンでもいいから入れて欲しかった。
大河の告白の場面で竜児を北村と勘違いするときも、ゴーグルと眼鏡を見間違えたことを補足しなくては都合の良い展開だと思ってしまいます。

他にも挙げるとキリがありません。
ギャグシーンを大幅にカットしたのはいいとしても、重要なセリフやシーンも飛ばしているのが気になりました。
うーん、今回の修学旅行編は1話分足らなかったですねぇ。

そういや、原作8巻のラスト5ページ相当を切り離してますが、もちろん次の冒頭でやるのかな。
あの繋がりが良かったのになー。

話数さえあれば、このスタッフなら絶対にもっといいものを作れたと実感できるだけに非常に惜しい。

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とらドラ! 第20話「ずっと、このまま」 

「とらドラ!」第20話視聴。
原作8巻の前半のお話。
物語は学生最大のイベント、修学旅行へ。

「人生思いどおりにはなんねーぞ!」

独身の一言。
まさに格言。

ここにきてアニメのクオリティが半端じゃない件について。
派手な展開がないのに、魅せてくれる構成が地味に凄い。
今回の話で、初めてDVDを揃えてみたいかもと思わされました。

Aパートの冒頭で、竜児の悲愴感が足りないかなぁと思いましたが、それ以外はほぼ完璧だったんじゃないかな。
大河の応援を受けて、少しずつ前向きに捉えていく竜児の姿にリアリティさえ感じられました。

ポニーテールのあーみんは可愛ええのう。
そして、言動は哀しいぐらいに格好良いね……。
他のみんなよりもほんの少し大人なせいで、色々と余計なことが見え過ぎてしまう彼女が堪らなく愛おしいです。
器用に立ち回れる不器用な性格とは、難しい存在だよなぁ。

一方、竜児を振ったばかりの実乃梨はというと、ぎこちなかった関係から少し時間を巻き戻した形に。
今まで、アニメでは竜児への想いが分かり辛いなぁと思っていましたが、大河に仕組まれて竜児の手を取り、その後一緒に登校する場面では珍しく素直にデレたみのりんが見ることができて良かったです。

みのりんの「ずっと皆このままだったらいいのに……」という台詞は、どう考えてもフラグですね。
告白をしたい竜児からすれば、そういうわけにもいきません。
現実を知っている亜美からしても、みのりんが甘ちゃんに見えて仕方ないでしょう。
だからこそ「あーあ」という皮肉めいた嘆きが出てきたんでしょうからね。

ま、原作は毎回後半部分で修羅場っているので、1冊を2話で処理しようとすると、2話ごとに嵐が吹き荒れるのは当然ともいうべきでしょうか。
次回は声優さんの演技に期待。

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とらドラ! 第19話「聖夜祭」 

とらドラ19話、視聴完了。
これで原作の7巻が消化したことになります。

うあー……今回は結構キましたねぇ。
「とらドラ!」のストーリーそのものに魅せられました。
原作ではどうだとかアニメではどうだとか、そんなこと一切気にすることなく、最初から最後まで食い入るように画面を見ちゃってましたね。

大河が竜児に対する気持ちを自覚する場面には、不覚にもヤラレました。
声優さんの演技は偉大だなぁと、今まで何度も実感されられてきたことですが、改めてそう思いましたよ。
涙まじりで竜児の名前を叫ぶ大河の姿を見ているのが切なくて切なくて。
そして、そんな大河を目撃してしまったみのりんのことを思うと辛くて堪りません。

大河&亜美が唄ったクリスマスソングも、優しくも儚げでとても良かったです。
ED曲としては、竜児がみのりんがフラれた直後だけに明るすぎないかなと思わないでもなかったですが、挿入歌としては素晴らしかったと思いますね。
そういや、あのシーンって大河と亜美以外にもう2人いたはずですが、リストラにあっちゃってましたねw

みのりんが家でジャージを着てパーティに行くかどうか悩んでいるシーンは貴重だったなぁ。
アニメでは竜児の視点にこだわらなくてもいいので、こういった普段見れないみのりんの実生活を垣間見ることができるのは面白いね。

前回、亜美は輪の中に入れない寂しさを訴えてましたが、まさに今回のようなことですよね。
結局、竜児の視界には大河とみのりんしか映っていないんだよなぁ……。
本当に辛いのは当事者なのか、それとも当事者にもなれないことなのか。

ところで、話は変わりますが、PSP版「とらドラ・ポータブル!」はこのアニメ19話直後から始まる話らしいですね。
竜児が記憶喪失になってしまったというifストーリーが展開されるそうです。
ずっと前から「とらドラ!」はヒロイン3キャラ全員が魅力的なので、それぞれのハッピーエンドが見たいと思っていて、それにはゲーム化が一番いいなと思っていました。
なので、ちょっと興味があるんですが……絵がちょっと微妙かなぁ?
アニメ寄りの絵柄になってしまうのは仕方ない……か。

何だかここまであっという間でしたね。
いつの間にか次で20話で、あと残り6話かぁ。
……尺足りるのかな。
それが一番心配だったりします。

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とらドラ! 第18話「もみの木の下で」 

原作7巻の中盤を描いたアニメ「とらドラ!」18話の感想です。

あぁ、みのりん……。
やっぱり、重いなぁ。
文字通り言葉を失ったあのシーンは、心情的に何度も見たいとは思わないけれど、アニメ的には秀逸な出来でした。
目が見開かれていくみのりんの姿は、なかなかキツかったです。
先の展開を知っているからこそ、大河たちが幸せそうにクリスマスツリーを組み立てている時点で見ていて辛いものがありましたね。

ただ、その後のシーンで、みのりんが大河のクリスタルの星を直そうとしているところ。
ほっちゃんの演技は良かったんですが、みのりん震え過ぎでシリアスな場面なのに思わず吹きそうになりましたよ。
あんなにブルブルと体を震わせなくても、声をかけられたときにビクッと肩を揺らせる程度で良かったんじゃないかなー。
細かいところではあるんですが、せっかくの良い場面だったのでつい小言を言いたくなってしまいます。

一方、独身が今までシーン削除された分を取り返すかの如く目立っていました。
冒頭のいい先生っぷりより、後半の独りの世界に没入している方が独身らしいですねw
独身というか毒神って感じですしw
そういえば、大河がゆりちゃんと呼ぶのに違和感あったなぁ。

あとは、前回から変更されたEDの切り替えが非常に良かったですね。
切なさが強調されていて、今後の展開に合ってますと思います。

次で7巻分も終わりかな。
噂の段階ですが、どうやらアニメと原作が同時に終わるという話みたいです。
9巻の終盤を書き変えて締めるのかなと予想していたのですが、このまま最後まで突っ走るんでしょうかね。

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とらドラ! 第17話「クリスマスに水星は逆行する」 

連日「とらドラ!」の記事ばかり書いてますね。
まるで大ファンみたいじゃないかw
いや、確かに好きだし面白いけど、僕の中では特別飛び抜けているわけではないんですがねw

ようやくOPとEDが変わりましたね。
前OP曲とED曲は微妙だったこともあり気になっていたんですが、なかなか良さげですね。
曲もさることながら作画も結構気に入りました。
まぁ、CDを買いたいほどかと問われると……うーん、それはないかなぁ。

ところで、OPシーンで気になったところが1つ。
(原作バレにつき伏せ字)
みのりんの廊下を疾走するシーンって、もしかしてジャイアントさらばの場面かな?
そうなると、現在刊行している原作9巻までやるつもりなんでしょうか。

他の比べても、かなり気合の入った作画で、そこだけ何度も見直してしまいました。

本編は原作7巻の前半2/5相当を消化した内容となっています。
原作に忠実な漫画版を読んだ直後ということもあってか、表面的しかなぞってないなーと感じてしまいますね。
今更ですが、媒体が異なると全く別の作品となりますね。
当然なんですけど、改めてそう思いました。

アニメはアニメでいいところもあるんですよ。
一番の見所は、声優さんかな。
特にあーみんは、可愛い演技が見え見えなところや隠しきれない腹黒さが非常にいい感じに出ていますね。
今回も、みのりんに対してふっかけていましたが、ああいう汚れ役ができるところが仲間内で一番大人なんだと思います。

大河がサンタを信じる話は、手乗りタイガーと恐れられる存在とのギャップもあり可愛く見えます。
が、その反面、亜美が気持ち悪がっていた気持ちも十分分かります。
今回の話だけだと違和感ありまくりですからね。

そういえば、この辺りから急にメインキャラ以外のクラスメイト達が絡んでくるようになってくるんでしたねー。
きっとアニメしか観ていない人で脇役の名前を正確に言える人は少数だろうな。
自分がそうだったら覚えている自信ないし。

春田のアホはまだ印象に残りやすいとは思うけど、能登なんて地味だしなぁ。
ああ、春田といえば、夢話をアニメ化させるとは思いませんでした。
破壊力はヤスさんの絵よりマシだったものの、やっぱりキモかったね……裸の男三人。

木原はアニメでは初期の段階からまるおラブを貫いていたので、印象に残ってます。
アニメで最も優遇されているキャラなんじゃないでしょうか。
この点は良かったですね。
おかげで、急に物語内に入り込んできたというよりも、やっと出番が回ってきたかと感じられました。

さて、気になるストーリーは種まきだけで終わってしまいました。
前回から多少空気の入れ替えをする必要性があったと思うので、これはいい判断だったと思います。
次回は、竜児とみのりんに注目ですね。

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とらドラ! 第16話「踏み出す一歩」 

「とらドラ!」屈指の名シーンと思われる6巻後半の内容が描かれたものでしたが……。

良かった。とっても良かった。

まず、よくこれだけの濃い内容を1話で収めたことに関して称賛を贈りたい。
どこもかしこも重要なシーンだったので、削ることができなくて脚本家の方は大変だったんじゃないでしょうか。
原作を読んでいるからこそ、この畳み方にはお見事と思わされましたね。

前半から中盤にかけては、北村の揺れ動く心境に合わせるかのようなしんみりした雰囲気作りが成功しています。
「とらドラ!」はBGMなしの方がシリアスな物語に入り込むことができていいかもしれませんね。
決して音楽が悪いわけではなく、相性の問題かな。

そして、後半の北村の告白からの展開は素晴らしかった。
元の良さだけではない、アニメの動きがあることで感じられる魅力を引き出せていたと思います。

特に大河vsすみれは、バトルアニメ顔負けの作画枚数で思わず見入ってしまいました。
スタッフがこの場面に力を入れています!というのが良い意味で伝わってきます。
正直、この喧嘩シーンは恋愛モノとしては浮いているのは事実で、人によっては受け入れられないだろうなと思うんですが、感情が溢れ出すのを止められない高校生たちの想いが真っ直ぐに届いてきて、個人的には大好きです。

竜児の北村に対する友情や、大河の複雑な心境を持ちつつも北村のために乗り込む覚悟なども素晴らしいんですが、それ以上にすみれ会長の叫びが胸に響きます。
すみれも竜児や大河とはまたちょっと違うけど不器用な性格してますよねぇ。

乱闘後の片づけシーンで亜美が実乃梨に対して「罪悪感はなくなった?」と発言しているのが物議を醸しているようで。
そりゃあねぇ、文章で読んでいても理解が追いつきにくいところですから、アニメでは当然分かり辛いですよね。
特に今回は実乃梨の出番が削られているのもあるので、一度見ただけではなかなか意図が掴めないのではないでしょうか。

予告を見る限り、ノンストップで第7巻のクリスマスの話に突入するみたいですね。
ここまで来たら途中で止められないけど、原作もまだ終わっていないのにどう決着をつけるつもりなんだろう。

まぁ、恒例の原作プッシュですが、今回を神回を思う人なら絶対に原作を読むべき。
地の文により竜児や大河の内面を深く描かれていて、もっと感動できるはずです。

……ああ、そういえばまたOPとED変わらなかったですね。
今度こそ来週、かなぁ。

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とらドラ! 第15話「星は、遠く」 

15話に入ってもなおOPとEDが変わらないのは何故だろう?
今後の展開バレにでもなっているのかな。
うーむ、原作を読んでいても区切る必要性あるかなぁと感じるんだけどね。

さてさて、今回はあまりに唐突に北村がグレてしまったお話。
見事なぐらい綺麗な金髪になってしまいました。

文化祭編から、こういうシリアスというかしんみりした青春群像劇に移行していっているわけですが、果たしてこれはアニメからの視聴者は追いかけられているんでしょうかね。
1クール目は、ほとんどキャラクターで魅せてきたアニメといって過言ではない内容でしたからね。

大河の乱暴者なのにドジなところや、北村を前にすると極度の緊張でたどたどしくなってしまうところ。
みのりんのノリノリな性格から放たれる自由奔放な発言や行動。
亜美の憎たらしいまでの作られた笑顔と、時々見え隠れする女王様気質な一面、そして素顔。

こういった分かりやすい記号的な萌え要素を前面に押し出したおかげで、ここまではアニメとして成功していたと思います。
しかし、ここにきてそれが逆効果、とまではいかなくとも、足を引っ張っているような気がします。

今までギャグ主体で進んでいたのに、いきなり真面目モードに入っても戸惑ってしまいますよねぇ。
僕個人の感想としてはそうは思いませんでしたが、これはきっと原作を知っているからだと思います。
竜児の内面が大幅に削られているので、登場人物たちの真意がどうにも薄っぺらく感じてしまいます。
個人的には今の路線の方が好みではあるんですが、求めているものと違ってツマラナイと感じてしまう人も多そうだなぁ。

みのりんの「ずるい」発言や、北村が枕を涙で濡らした気持ちがどれだけ伝わっているのか怪しいところです。

竹宮ゆゆこさんの作品は現段階で「とらドラ!」しか読んでいないので断言はできませんが、心情を語る地の文が多いので、アニメに向いていないのかもしれませんね。
コメディだったら、かなりいい線いくのですが。

あと、やっちゃんから家を追い出された後、ファミレスで亜美と会うシーンが丸ごとカットされていたのは悲しかった。
その後のバッティングセンターの時の竜児との会話が好きだったんだけどなぁ。

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とらドラ! 第14話「幸せの手乗りタイガー」 

独身ホームルーム糞ワロタw

……失礼、原作ファンによる「とらドラ!」14話感想です。

今回から2クールの目の突入……のはずなんですが。
おかしいな、OPもEDも変わってない。
次回からなのかな。

内容も予想していたものと、大きく違いました。
サブタイトルが「幸せの手乗りタイガー」だったので、てっきり原作2巻に収録されている同名の短編をそのまま一本やるのかと思いきや、大河に触ると幸せになれる噂の設定だけを採用とした内容でした。
本来、6月頃の話である短編をどうしてこのタイミングで挟むのかと思っていたんですが、なるほど。これは巧い。

今回の第14話は、原作6巻が3割、短編「幸せの手乗りタイガー」が2割、そしてオリジナル要素が5割ぐらいの配分となってます。
「とらドラ!」は巻を跨ぐと、間が空きすぎてしまうところがあるから、この挿話はいいですね。

秋の季節がすーっと深まっていく過程を的確に表現できていますね。
主要メンバー5人の変わってゆく想いとシンクロしているようで、綺麗な構成だなと感じました。
雰囲気作りが非常に良かったです。
下手に原作に似せなくても、こういう路線でいけば十分「とらドラ!」の魅力は出せるんだなぁと思いました。

アニメオリジナル要素としては、今までで一番良かった回だったと思います。
特に、亜美の心情を描いたシーンが多かったのが嬉しかった。
こんなに大人しいあーみんは貴重だなぁ。
しかし、竜児から貰った豚肉はどうするんだろう。料理したのかなw

北村もようやく絡み始めてきましたね。
川原で北村を励ます大河のセリフは妙にエロかったけど、優しさはしっかりと伝わってきました。

スピンオフキャラの冨家幸太と狩野さくらの2人も、ちょい役として登場してましたね。
あれは原作知っている人だけが楽しめた要素でしょうね。
アニメだけしか見ていない人は、あのキャラは一体何だったんだ?と思ったんじゃないでしょうか。

次は順番通り、6巻の内容に入っていくっぽいですね。
6巻は、現時点で1,2を争うほど個人的にお気に入りの話なので、この調子でお願いしたいところです。

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とらドラ! 第13話「大橋高校文化祭 【後編】」 

さて、初めて原作一冊に対して3話をかけて放送された文化祭編の後半です。

ここはあえて、アニメとしては頑張ってたと言わせていただきましょう。

ハッキリ言って、今回の話は原作とアニメとではまるで印象が異なります。
特に大河の親父からメールを来て竜児が絶望するシーンは、重さが全く違いますね。

畳みかけるような地の文で構成される原作5巻の後半部分は、アニメで表現するのは非常に難しかったと思います。
きっと難易度は、ここまでの12話とは訳が違ったはずです。
怒りや哀しみなど様々な感情が迫りくるように込み上げてくる盛り上がりは、文章だからこそ表現できたものでしょうね。

最初から覚悟していたので、まぁこんなもんかなと思えました。
原作再現度という観点からすればかなりの低レベルなんですが、そう一言でぶった切るには少々厳しすぎるかなと。

大河が父親と会うようになって現れた小さな変化をほとんど見せてこなかったので、竜児の視点からではより一層本性を見抜けなくても仕方ないというものになってます。
この大河父の非道さも程度が軽いものになってますね。
ただの夫婦喧嘩に巻き込まれたという話もアニメではありませんでした。

今回の13話でよく見られた手法に、説明の順序を入れ替えるというものがあります。
これが成功しているとはあまり言えなかったりします。
たとえば、「ミスター福男」のレースに女子も参加していいというのはみのりんが高須の視界に入ってから許可されたように見えて微妙に納得がいかなかったり。
全生徒が盛り上がっているというのを見せるためにも、先に説明しておくべきところだったんじゃないかなぁ。

その「ミスター福男」のレースシーンはとても良かったと思います。
よく動いていたし、スピード感もあったし、絵的には文句なしです。
フェンスの上を駆け抜ける竜児はカッコ良かったですね。
まぁ、情熱という点においては内面が大幅カットされていたのでどうしても見劣りはしてしまうんですけどね。

しかし、これで1クールが終わりましたが、今後の展開はどうするんだろう。
今回のような内面重視のシリアス話の比率が高まっていくので、アニメ的には厳しいでしょうねぇ。
とりあえず次は何故か短編「幸せの手乗りタイガー」をやるようなので、先が読めませんね。

そういえば、恐らく次の14話からOPとED曲が変わるでしょうから、それも楽しみ。
ちなみに、新OP曲である堀江由衣さんの「silkey heart」は、たまたまラジオで聴きました。
個人的に、今のOPやED曲よりも好きですね。
ラブコメというかギャルゲーの曲っぽくてw

検索してみたらニコニコにうpされていました。
15:13~に流れるので、良かったらどうぞ。


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とらドラ! 第12話「大橋高校文化祭 【中編】」 

文化祭中編のとらドラ!第12話を観ました。

うん。
まぁまぁといったところ、でしょうか。
見ている間は面白いと思っていたんですが、いざ感想を書こうとすると取り立てて書くところもなかったような。

本来、一番の見どころであろう実乃梨の激昂シーンは、ちょっとばかり浮いてたかなぁ?
そりゃあ、普段お調子者である実乃梨がいきなりキレても、違和感があっても致し方がないか。
特にアニメでは、シリアスシーンが少なめだったので、不自然さがより目立ってしまったかも。

亜美は見るからに変わりましたね。
こんなに分かりやすい変化でしたっけ。
大人になったというか、いい人すぎというか。
もっとダークな面も見せてほしいと思う僕は捻くれているのかなw
表裏のギャップをさらに激しくしてもいいと思うね。

物語が真面目路線に入っても、ちゃんと笑える所があるのを見ると、まだこの頃はラブコメやってたんだなぁと思いますね。
プロレスシーンも笑えたけど、今回それ以上に面白かったのは竜児のメイク。
竜児の顔を初めて怖いと思いましたよ……w
あれは確かにホラーだ。

文化祭後編は、プロレス以上にアクションの激しいシーンが多いので、アニメでどう映るのか楽しみです。

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とらドラ! 第11話「大橋高校文化祭 【前編】」 

とらドラ!第11話、視聴完了。
今回から原作第5巻に突入です。

おっ、と思わせてくれるくらい、良い出来でした。

夏を経て変化した登場人物たちの心情をさりげなく見せていることに成功していますね。
亜美が大河を巻き込みつつ積極的に周囲に溶け込もうとするところとか、竜児に対するみのりんの接し方とか、些細なところなんだけど今までとはちょっと違うということを表していて非常に良かった。
一方ストーリーも、大河の父親が登場し、物語がグッと引き締まってきて続きを知っているのにwktkしちゃいます。

前回の感想で指摘した間を取れていない点が、改善されてますね。
脚本家の違いかなと思ったのですが、次回予告を見て納得。
12話のサブタイトルが「中編」になっているんですよ。
つまり、この原作5巻の話はアニメでは初めて1冊あたり3話分かけて放送されるんです。
道理で進行が丁寧で分かりやすいと思いましたよ。

たったそれだけのことかもしれませんが、受ける印象は全然違います。
これはこの先期待が持てますねー。
尺さえあれば、アニメでも十分ストーリーは追えます。

今後は学校行事が増えるので、そろそろ脇役たちにも出番が増えてくるころですね。
春田、能登、木原、香椎の4人の絡みにも注目したいところ。

あと、上記の次回予告だけど、内容も最高でした。
頑張れ三十路。負けるな独身。
 
本編は消されるけど次回予告なら残っているので、ニコニコのリンクを張っておきます。


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とらドラ! 第10話「花火」 

なんだかんだでもう10話ですか。
確かにこうして見てみると、1クールではオリジナル要素全開でも区切りが付けられなかっただろうなーと思いますね。
2クールあっても超特急の展開ですし。

前回は原作主義者としては減点をつけずにはいられませんでしたが、今回はそれなりに良かったです。

押さえておきたいイベントをしっかり描いてくれたのは嬉しかった。
みのりんとの朝食作り、洞窟での亜美とのやり取り、そして花火のシーン。
どれもこれもお気に入りの場面だったので、アニメで見たかったんですよねー。

しかしながら、会話量の多いアニメですねぇ。
本で読む分には適量だと感じるのに、アニメだとこうも違うものなのか。
これでもかなりの文章を削っているはずなのに、常にキャラが喋りっぱなしの印象があります。
特にみのりんは常時全速力で突っ走っていますよね。

構成を少し変化させている所がいくつかありましたが、違和感はありませんでした。
洞窟探検で懐中電灯が切れるハプニング(まぁ仕掛けだけど)は、映像がない文章だからこそ緊迫感を煽ることができたわけで、アニメではあれで正解だったと思います。

残念な点は、何度も言っているように間を取れていないことに尽きますね。
製作者側が作品の流れる時間を掌握するというのは、アニメの長所でもあり短所でもあります。
例えばスタジオジブリは、空間を表現するのに長けていますよね。
その場所で流れている風や水さえ感じ取れてしまうような、音と時間の使い方は見事だと思うんですよ。
それがこのアニメには欠けています。

具体的にいうと、花火のシーンで竜児がまずは亜美と、次に実乃梨と会話するところでは、1つ1つのセリフの間をもっと空けておくべきだったかと思います。
ここは二人にとってのターニングポイントで、「とらドラ!」全編を通して見ても最大の転換期といっても過言ではないはずです。
あれだけあっさりしていると、アニメしか観ていない人にとっては、そうは思えなかったでしょうがね。

あれ、そういえば、最後の打ち上げ花火のところで、竜児に話しかけられなかった大河を見ていた亜美という描写が省かれてましたね。
時間の関係で省略したのか、いや、数秒あればできるしな……。
大して意味がないと思われたのかなぁ。
亜美が大河を意識する大事なポイントだったと思ったんだけどな。

原作3巻まではラブコメで、4巻は転換期。
そして、次のアニメ11話はいよいよシリアスステージ突入となる5巻の内容ですね。
さぁて、どう作品の空気が変わることやら。
2クール目からOPとEDも変わるらしいから、それも含めて気になるところです。

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とらドラ! 第9話「海にいこうと君は」 

何とかニコニコで見ることができました。
まぁ、いつも自分で録画したものを観てからもう一度ニコニコで見直しているんでうpされているだろうなとは思ってました。

さて、感想ですが……。
うぅむ、不安が的中してしまった。

なんでこう、せっかくの素材をつまみ食いするんだろうか。
どれだけ美味しい具材でも料理人次第で変わってしまうのがアニメなんですよね。
漫画でもゲームでもラノベでも、好きな作品はアニメ化して欲しくないという声があるのには頷かざるを得ませんね。

原作が小説の場合、文章量が多いため会話が急ぎ気味になるのは理由としては分かるんですけど、だからといって許せるというものでもありません。
重要なシーンはもっと時間を割いて欲しいです。お願いだから。

今回は、竜児とみのりんの幽霊話が最重要シーンだったと思いますが、あっさりと通り過ぎてしまいました。
頭の回転が早い人でないと、アニメだけであのテンポが良すぎる会話の意図は読めないのではないでしょうか。
コメディなら勢いで何とでも誤魔化せますが、シリアス面はそうもいきません。
イイところもあるのに、雑に見えてしまうのが惜しい。

ひたすら否定的なことばかり書いてしまってますね。
自分が好きなエピソードだったため、きっと無意識的にハードルを高めに設置していたんでしょう。
亜美が登場した5話から結構いい出来が続いていたので、残念でした。

商業的には成功しているので、アニメ化は成功しているとは思うんですがねー。
アニメが面白い!と感じる人には、原作の方も強く勧めますよ。

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とらドラ! 第8話「だれのため」 

原作ファン視点から語る、とらドラ!8話です。

大河vs亜美の直接対決の回です。
原作3巻後編にあたる部分ですね。

今回一番期待していたのは、水泳対決なのにバトルシーン(ポロリもあるよ!)でした。
大河が亜美に対して取った行動には原作でも吹いてるのに、アニメでも噴き出してしまいました。
スタート直前に「毛」という一語で亜美の不意を突き、その隙に持っていた浮き輪を投げ飛ばしてプールに落とし、さらに水中で水着の上を奪い取って投げ飛ばす大河は、まさに外道。
恐るべし手乗りタイガー。
ここだけでも8話は見る価値ありですね。

今回の最も盛り上がるべき「竜児は私のだー!」発言は、それだけ切り取れば良かったと思う。
……が、その前のシーンが台無しにしてる。
プールの中に入っているのが泳いでいる大河と亜美以外では竜児だけという状況からして既に目立っているのに、そこに飛び込んだ男子生徒が竜児と激突したことに気付かないわけがない。
しかも直後に大河が叫んでみんなが竜児が溺れていることに気付いている。

何故竜児が溺れる羽目になったのか。
何故それを大河だけが助けに行くことになったのか。

ここの構成はどう考えても失敗だと思うなぁ。
亜美の水着の争奪戦のため多くの生徒がプールに入っていて、そこから無茶苦茶な揉み合いに発展していたところで衝突した……という原作の流れでも結構無理があるというのに。
これでは、わざわざ改変した意図が分かりません。

ボケボケかと思いきや硬派なみのりんや、人を小馬鹿にした態度の亜美など、キャラの味付けは上手に出ているおかげでアニメからのファンも増えていますが、脚本はもう少し丁寧に描いて欲しいですね。
今回の8話を神回だと言っている人もいるみたいですけど、「とらドラ!」はもっと上を目指せると思います。

次の9話は原作4巻の内容となりますが、個人的にはこの夏休みのエピソードで「とらドラ!」の本当の魅力を知ったので、期待したいところなんですが……不安の方が大きいなぁ。

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とらドラ! 第7話「プールびらき」 

はい、第7話も視聴完了。

この頃、素直に面白いと思えるようになってきました。
アニメのクオリティが上がっているのか、それとも個人的に割り切ってしまっただけなのか微妙なところですが。

今回はサブタイトル通り、水着の回ですね。
季節感は全くないですが、そんなことを気にしていたらアニメなんて見れませんので問題なし。

前回の終わりから今回の冒頭にかけて、だいぶ端折られてるのが気になりました。
せっかくのインコちゃんネタだったのに、かるーいギャグで終わってしまった。
あの無駄に重苦しい雰囲気をやって欲しかったのにっ。
しかもインコちゃんが倒れるところまでは見せておいて、その後の安否について触れないのもどうかと思うw

あと、黒乳首ネタもスルーされていて残念。
削るにはあまりに惜しいと思うのに、テレビ的にアウトだったんだろうか。

まぁ、それらを除けば、概ね楽しかったですね。
亜美ちゃんの悪女っぷりや、みのりんの熱血天然っぷりを見ているだけで面白い。
大河は一人だけ作画を意図的に崩されているのが、あざといくらい可愛い。
この女性陣のカラーの違いは派手でアニメ的に映えていて大変よろしいね。

一方の竜児は、もうこの頃には完全にお母さんを演じていますね。
純情さをもっと前面に押し出して欲しいなと思うけど、アニメの媒体では内面を描きにくいから仕方ないかな。

それから忘れてならないのが、我らが独身(まだ29)に出番が!
ここまでアニメでは存在が薄かったから、心配していたんですよ。
ってか、ゆりちゃん先生の声、田中理恵さんだったんですね。
今頃気づきましたw
いつかクレジットでの名前が「恋ヶ窪ゆり」から「独身(30)」になると信じてますよ、アニメスタッフ!

さぁて、来週は動きが見えるアニメだと面白そうな回だから、楽しみですね。

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とらドラ! 第6話「ほんとの自分」 

亜美登場編の後半となります。
原作では2巻が終わったところですね。

ちょっとあっさりしすぎで説明不足なところは相変わらずだけど、面白かったです。

亜美が転校してきた理由が判明し、仮面を被る理由が少しだけ垣間見ることができる今回。
前回の第5話以上に亜美と竜児が接近する様子が見られます。

ウザ可愛いという言葉がこれ程までに似合うのは亜美ちゃんぐらいなもんでしょう。
作っている顔と素の顔のギャップがムカつくんだけど、等身大の女の子らしくて素敵。
内面が段階を踏んで描かれているわけではないので、どれが本当の亜美なのか分かりづらくなっているのが、少し勿体なかったかな。
5話の引きでお菓子を買いだめしていたところから、今回の冒頭で亜美の腹の肉を掴むシーンに飛ぶのはまだいいとしても、その後にもう少し説明が欲しかったですね。

その代わりといってはなんですが、ラストシーンの亜美たんの作画気合い入りまくりでしたねw
何だあのエロスはw
こういう描写はアニメならではですね。

竜児はもっとみのりんに対して挙動不審でいいと思うなー。
何か普通に接してしまっている気がする。
大河は北村のことをモロに意識しているけど、竜児もあれくらいでちょうどいいね。

しかしながら、このハイペースな進行速度は、いよいよもって原作のどこまでアニメでやるのか分からなくなってきました。
2クールとすると、大体これで1/4消化したころになりますが、このペースで単純計算したら8巻までってことになります。
思いっきり佳境でぶつ切りってことになってしまうから、途中からアニメオリジナル展開に入っていくのかなぁ。
それなら、下手なことをせず2期に続くって終わりにした方がまだいいですね。

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ARIA The ORIGINATION 最終回「その 新しいはじまりに…」 

今さらですけど、アニメのARIA第3期『ARIA The ORIGINATION』を見終わりました。
いやー、いい最終回だった!

<ネタバレありますのでご注意>

1期の1話を見てから作中の雰囲気に惚れて、アニメは全て記録メディアに録画してきました。
HDDのやりくりのために見るのは後回しにしてきましたけど、第3期もひたすら録画していたので、ここ最近1日1話のペースで見てました。
基本的に1話完結のスタイルなので見やすかったですね。

登場人物がみな優しい心を持っていて、見ているこちらまで穏やかな気持ちにさせてくれます。
音楽も非常に美しいメロディで、ウットリしますね。
画面の向こう側に広がるアクアという世界の中を、まさしく案内してもらっているかのような錯覚を覚えるくらいです。

それにしても、アリシアさんの引退は最終回の予告で薄々気付いたけど、まさか寿退社とはね。
少なからずいわゆる一つの萌え要素を売りにしている作品ではご法度といえるようなものなので、これは意外でした。

引退セレモニーで、アリシアさんの通り名「スノーホワイト」にちなんで雪を降らせる演出は、ニクイくらい絵になってましたね。
感動するよなぁ、これは。

最後は数年後のアリアカンパニーで締め。
これは予想通りアイちゃんが新入社員として入社してきました。
灯里が入社したばかりの頃にアリシアさんから見つめられたシーンを立場を変えて、今度は灯里がアイちゃんを見つめる役になっていたのには本当にもう微笑ましいのなんの。
素晴らしすぎるラストシーンでした。

終わってしまうのが寂しいと感じるものほど名作だとすれば、ARIAは間違いなく良作でした。
ストーリーは特別もの凄いわけでなくても、丁寧に描けば良作になるという見本ですね。

あー、今すぐにでも1期からもう一度観たいなぁ……。
でもアニメは時間かかるから、原作を買うべきかな。
よし、古本屋で1冊読んでみて良さそうだったから買ってみよう。

原作者もアニメの制作スタッフもお疲れ様でした。
そして、素晴らしい作品をありがとうございました!


ARIA The ORIGINATION Navigation.7ARIA The ORIGINATION Navigation.7
(2008/10/24)
斎藤千和広橋涼

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とらドラ! 第5話 「かわしまあみ」 

あーみんこと川嶋亜美が初登場の第5話です。
ようやくこれでメインメンバーが出揃いましたね。

これはウザイw

褒め言葉ですよ、ええ。
この腹黒さこそあーみんですよ!

声が思っていたよりも軽すぎるかなと感じましたが、声色の演じ分けは文句なし。
憎たらしさが滲み出てくるかのようでした。
後半化けると知っていても、これは素直にムカつくもんなぁw

原作未読者の間で亜美の評判は最悪っぽいですね。
そんな人たちがどのタイミングで手のひらを返すか、楽しみですw

今回は何といっても亜美が見どころだったわけですが、もう1つ気になっていたシーンがありました。
みのりんのばってんマークを出すシーンです。
原作でも挿絵付きのシーンで、原作2巻の中でも屈指の名場面で非常に期待していたんですが……これは力の入れ方間違ってるよ!
みのりんの顔が怖いっ、怖すぎる!
ヤスさんの絵だと、すごく可愛らしかったのに……w

そのシーンを抜粋して作られたネタ動画がニコニコにうpされていました。



とらドラ!見ていない人でも楽しめます。
ただし、みのりんの顔がトラウマになっても責任は持ちませんw

ストーリーは、アニメオリジナルで横道に外れていたところを原作準拠の本筋に戻してきましたね。
やっぱり原作の話は安心して見られます。
相変わらず展開が早い……というか、今回はセリフを急かし過ぎだった気がしますね。
もうちょっと間を巧く使って、落ち着かせて見せてほしいところです。

次回はいよいよ大河と亜美の直接対決が勃発かな?
さらに過激な亜美ちゃんを期待しています。

あ、そういえば、インコちゃんの出番がなかったですね。
ちょっと……いや、かなり残念。

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とらドラ! 第4話「あのときの顔」 

とらドラ!第4話の感想。
第3話同様に、アニメオリジナルエピソードでしたね。

うん、まぁ可もなく不可もなくといった出来栄えでした。

予想通り、今回は北村に焦点を当てた話でしたね。
前回のみのりんの話に比べると、北村は原作イメージを損なわれていなかったので良かったです。
まぁ、多少気持ち悪いところがあるのが北村だしねw

2話の大河の告白時に伏せられていた秘密が早くもこの回で竜児に暴露されたのにはちょっと驚き。
なるほど、回想シーンも含めた大河の心情をじっくりと表現したかったから分けただけだったのかもしれませんね。

大河のツンデレっぷりは、アニメならではといった感じ。
前に原作の感想で書いたように、大河はツンデレではなくツンドジだと思うんだ。
デレはもうちょっと抑え目で、ドス黒いツンのオーラを全面に出してこそ大河じゃないかなー。
まぁ、デレている大河は可愛いし取っ付きやすいのは確かなんだけどねw

4話にして、生徒会長であるすみれ兄貴も初登場。
男勝りな声が似合っていてイイですね。
登場シーンこそ少なかったものの、溢れる格好良さが印象深かったです。
ただ1つ気になるのは、容姿が原作の面影がないこと。
それだけならまだしも、亜美と被りすぎなんですよね。
黒髪で良かったのに、どうして青を入れちゃったんでしょうかね。うーむ?

ラストのオチにインコちゃんを持ってくるとは……出世したなぁw
まぁ、いいんじゃない?

次回予告にとうとう亜美が出てきましたね。
あの性格がアニメでどこまで再現できているか、非常に楽しみです。

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とらドラ! 第3話「君の歌」 

とらドラ!アニメ感想、第3話です。
今回は、次回予告で予想した通り、アニメオリジナルの話でした。


あー……これはないわー。

アニメオリジナルエピソードであれば比較せずに済むから、意外といいかもしれないとちょっぴり期待していたんですが、裏切られてしまいました。
キャラ崩壊してますね。性格的な意味で。
このみのりんは微妙だ……。

1巻から2巻へ移行する際、確かに若干ながら時間が飛んでいるので、ここでの挿話はいいと思うんですよ。
原作だと序盤は実乃梨や北村の描写が少なめなので、キャラが掴みにくいところがありますしね。

だけど、キャラ付けが気にくわない。
馬鹿だけど芯は通っているのがいいところなのに、少々誇張表現が過ぎる気がします。

原作では竜児のニヤケっぷりに同調できたのに、アニメではちょっとキモいw
外見は恐ろしくて周囲から怖がられているけれど、実は中身は優しい純情な少年という設定はアニメで描くのは難しいんでしょうねぇ。
竜児の繊細で消極的な性格は、アニメでは動かないから映えないんですよね。

みのりんなんて本来のハイテンションキャラを通り越して、アホの子になってますよ。
いつでもノリ重視な娘ではあるけど、常にギア入りっぱなしだとネタではなく電波に見えてしまう。
普段おちゃらけてても、部活のソフトはもう少し真面目にやっていると思うんだ。
アニメはライトノベルよりもパロネタの制限が厳しいところを良く頑張っていると思いますが、ギャグの切れ味はどうしても劣りますね。

ストーリーは、実乃梨のための回でしたね。
竜児とそろって閉じ込められるというよくあるシチュエーション……はいいとして。
携帯使えば?と思ったのは僕だけではないはず。
その時は持っていなかったというシーンを挿入してくれれば良かったんですが。
これだけに限らず、設定的に穴が目立ちました。
どうにも雑な作りだなぁと感じてしまいますね。

アニメ作品として見るのであれば、キャラ設定も構成も間違っていないんでしょうけど……ううむ。
くそぅ、原作を知っているがゆえに楽しめないって変な話だなぁ。
きっとアニメから入っていたら、この3話でみのりんに惚れていたと思うんです。
盛るぜぇ~!超盛るぜぇ~!」のセリフとか、みのりんらしさ全開で見てて楽しかった。
心理描写がなくなると、こうも受ける印象が変わってくるとはね。
まぁ、痛い原作厨の戯言だと思ってくださいw

ところで、こんなにも飛ばすのは1クールだからだと思っていたんですが、2クールやるんですってね。
それなら何故もっと最初を丁寧に見せなかったんだろう……。

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とらドラ! 第2話「竜児と大河」 

今日は「とらドラ9!」の発売日ですね。
明日の帰りに買ってきて、一気に読破する予定です。

さて、原作ファンが書く「とらドラ!」アニメ感想、第2話です。


展開早っ!

これは、飛ばし気味ってレベルじゃないですねぇー。
約250ページある第1巻をたった2話で終わらせるなんて、ちょっと強引すぎやしませんか。

例えば、同じくラノベ原作である「涼宮ハルヒの憂鬱」は1巻を6話かけてじっくりと描いていて、アニメ見たあとに原作を読んでもほとんど同じ感覚で読めてしまうくらい原作再現度が素晴らしかったです。
また、最近では同レーベルの電撃文庫作品から「狼と香辛料」がアニメ化されましたが、1クール13話使って1,2巻を再現していました。
それらと比べると、どれだけ展開が早いのか分かるかと思います。

確かに、ストーリーを追うだけなら2話でも十分だと思うんですよ。
この早さでも、原作を読んでいない人でも何とか付いていけないことはないと思います。

問題は、キャラクター。
ただでさえ、小説とアニメではバッググラウンドの説明量が違いすぎるというのに、急展開がそれを助長させています。
「とらドラ!」の一番の良さというのは、登場人物のリアリティのある心情の移り変わりだと信じている自分としては、それが全然画面から伝わってこないのが哀しいですねぇ。
竜児と大河が親密になっていく過程を丁寧に描いて欲しかったなぁ。
もっとキャラクターの葛藤を見せないと、それぞれの恋心が軽く見えてしまいます。

作画は、良くも悪くも安定はしているので今のところは心配なし。
表情豊かなキャラというとみのりんが最初に思い浮かびますが、アニメでは大河の方が上ですね。
くぎみーの演技と相まって、非常に可愛らしい。

みのりんのジャンピング土下座はアニメで見たかったシーンの1つですね。
見事な土下座っぷりでした。さすがみのりん。
パロディネタもアニメ媒体の割には頑張っていましたねー。
しかし、サトルボールが分かる人ってどれくらいいるんだろう?w
10代の視聴者には厳しいんじゃないでしょうかw

あと、インコちゃんは喋るだけで笑うw
シュールすぎるわw

そういえば、2話にして早くも原作との違いが出てきましたね。
かなり重要な部分を意図的に外しています。
おそらく後半でこの種を使うときが来るんでしょうね。
まさか、スルーってことは……ないよね?

OPが今回披露されましたが、うーん……微妙。
絵も音楽もイマイチかなぁ。
まだEDの方が良かったと思いました。

何だか少しずつ雲行きが怪しくなってきましたねぇ。
次回予告を見る限り、アニメオリジナルの可能性が高そうなのも不安材料の1つ。
杞憂で終わってほしいんだけど……さてどうなることやら。

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とらドラ! 第1話「虎と竜」 

秋のアニメ新番組として、さっそく「とらドラ!」が放送開始されました。
原作ファンの自分にとっては、何度かブログにも書いてきた通り、今期の中で一番気になるアニメです。

とはいえ、過剰な期待をしていません。
基本的に漫画でもラノベでも、アニメが原作を超えることなんてまずありえませんからね。

以下、第1話の感想。

<原作バレはありませんのでご安心ください>

さて、つい先ほど第1話を視聴したばかりの感想としては、うーん、悪くはない……かな?
少なくとも地雷ということはないと思います。

アニメでよくあるハイテンションラブコメディのノリかと思いきや、意外にも落ち着いた雰囲気。
BGMをあえてなしにしている場面が目立ちますね。
竜児が思いのほかクールで、淡々と物語が進んでいます。

どうしても原作が小説(ラノベ)であると、視覚的な表現はできても直接な説明が不足してしまいがちですね。
自分は原作読んでいるんでいいですけど、ちょっと展開を飛ばし過ぎかなと感じました。
アニメで初めて「とらドラ!」を見たという人には、話についていくのが大変だったんじゃないかな。
教室の机がぶっ飛ぶシーンなんて急すぎて意味分からないのではw

そのシーンも含めた大河の大暴れシーンは予想以上に動いていて「おっ!」と思わされました。
この辺りのアクションシーンを見る限り、作画は安定しているようですね。
アニメーションに関しては特に問題なさそうです。

微妙なのはキャラクターデザインなんですよねぇ。
竜児と北村の男共に違和感覚えまくり。
まぁねぇ、原作のヤスさんの絵だって、描くごとに別人になってたりもするんだけどさw
ここはアニメから入った人なら戸惑うことはないんでしょうかね。

注目の竜児役である間島淳司さんの声は、やっぱり多少の違和感はありましたが、誤差範囲内ですね。
全体的にはそつなくこなしていたように感じられました。
演技は昔に比べると格段に上手くなってますねー。
メモオフの信よりも、「モンキーターン」の洞口に近い声質でした。

ヒロイン勢は男共に比べれば良かった。
特に大河はコロコロと変わる表情が可愛らしくて、アニメ的に見ていて楽しいキャラになっていました。
心配だった釘宮ボイスは、シャナやルイズと比べると1つ低い声で、大河のあくどさが滲み出ているようで非常に良かった!
他の声優が良かったなんて言っててスミマセンでしたw

みのりんは登場シーンが少なかったからまだまだ様子見ですが、まだマシでした。
ほっちゃん(堀江由衣さん)の声も、しっかりとみのりんらしさが感じられて嬉しかったですね。
プロの声優を舐めていたわけではないんですけど、くぎみーやほっちゃんはテンプレ的な声があるから、どいつもこいつも同じように聞こえるってことが少なくないんですよ。
「とらドラ!」ではそんなこともなく、役作りをちゃんとしているのが伝わってきます。

独身(担任)は竜児に怯え過ぎなところはどうかと思いましたが、絵や声はイメージ通りでしたね。
逆に、やっちゃん(母親)は「誰だこれ」って感じだったな……。

なんだかんだいって、結局おいしいところは全てインコちゃんが持っていったんですけどね!
あれは、映像化ギリギリのキモさだw
スタッフGJ。

第1話としては、まずまずの出来だったんではないでしょうか。
個人的にはこれぐらいのクオリティであれば、十分最後まで楽しんで見られそうです。
ただ原作も終わっていないのに、これだけ早いペースで話が進んでしまってはどこで締めるのか気になりますね。
アニメオリジナル展開とかあるのかなぁ。
大抵そういうのは酷いものしかないから、アニメオリジナル要素は控え目にお願いしたいね。

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 25 「RE;」 

コードギアスもとうとう最終回。
1年ぶっ続けで4クールする放送するよりも、2クール×2の方が短く感じますね。
待ちの期間があるので、実際には逆のはずなんですが。

以下、ネタバレ全開の感想です。
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コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 24 「ダモクレスの空」 

コードギアスR2も今回の放送を入れて残り2話ですか。
いつもは黒依さんのブログに時々コメントを残すくらいですが、最終回直前ぐらいは自分のブログで感想書きますかね。


以下、今週のネタバレ感想と最終回の考察です。
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ひだまりスケッチ×365 第1話「はじめまして! うめてんてー」 

今期のアニメで個人的に一番期待して待っていたのが『ひだまりスケッチ×365』です。
1年半振りに帰ってきた、ひだまり第2期ですね。

関東に遅れること2週間。
17日深夜に第1話が放送され、録画していたものをようやく観ることができました。

どこから始まるのかなーと思っていたら、1巻の1話からで驚きました。
そういえば、第1期は時系列関係なく日常シーンを放送していましたねー。
今更感があるような気もしますが、結構好きな話だったので嬉しかったです。

それにしても、作画の気合の入りようが凄いですね。
そんなに動きの必要がある漫画じゃないというのに、下手なアクション系アニメより活発に動いています。
さすがは、シャフト(アニメ制作会社)ですね。

第1期よりも、シャフト制作の他アニメのようなデジタル演出が多めに感じます。
『ぱにぽにだっしゅ!』や『ネギま!?』でよく使われた手法ですね。
嫌いじゃないけど、あまり度が過ぎるのは作品が変わってしまう恐れがあるから抑えめにしてもらいたいところです。

それ以外は、基本的に第一期と同じで安心して楽しめました。
どうやら第2期も時系列関係なく進むらしく、第1話が入学前の4月の話かと思いきや、2話は2月の話になるようで。
別に順番はどうでもいいですが、好きなエピソードが選ばれて欲しいなぁ。

次回予告後に流れる提供のバックに、ゲストのイラストレーターの描き下ろしが見られるのも第1期同様で、第1話では『とらドラ!』で有名のヤスさんのゆの宮子が見ることができました。
こういう細かいところも含めて楽しめますね。

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スレイヤーズREVOLUTION 第1話「AMAZING 驚愕のドラグスレイブ!?」 

まさか、今になってスレイヤーズを見ることになるとは思いませんでした。

実は、今までアニメを見たことも原作を読んだこともなかったりします。
年齢的には、直撃世代と言っていいはずなんですがね。

その理由は、実に簡単。
当時住んでいたところでは、テレビ東京系列が映らなかったから。
エヴァナデシコと同じように、スレイヤーズも観ることができなかったため特に意識することもなくスルーしていたわけでした。

さて、そんなわけで今期より始まった「スレイヤーズREVOLUTION」は、僕にとって初スレイヤーズです。
いきなり今回のアニメから観始めても大丈夫かなーと不安でしたが……うん。面白いじゃないか。
ちょっと用語に詰まるところもあったけど、これくらいなら十分追って行けそうです。

まず第一印象として感じたのは、古いな、とw
悪い意味で言っているわけではなく、最近のアニメにはない雰囲気というか何というか。
ノリといい作画といい話といい、昔はこういうのよくあったのに昨今では見かけなくなったなぁと思いました。
何となく「ゴクドーくん漫遊記」を思い出しましたよ。

キャラクターが動きまくるところが好印象。
ぬるぬる動く(一つの動作に作画枚数が多い)というのではなく、スピード感を重視したもので、表情がコロコロ変わったり走り回ったりしている姿が非常に良かったです。
まぁ、よく動くのは第1話なので当然とも言えますけど。
もし、このレベルを継続していけるのであれば、物語が相当ずっこけない限り、この第四期にあたる「スレイヤーズREVOLUTION」も高評価に落ちつくでしょうね。
そうなるように期待しときましょうw

そういえば、主人公のリナ=インバース役の林原めぐみさんの声を久しぶりに聞いたなぁ。
相変わらず、いい声をしていらっしゃる。
林原さんの演技は、聞いていると楽しくなるから好きです。
最近アニメではあまり聞く機会がないから、もっともっと色んな作品に出て欲しいですね。

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