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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版 

電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版 (電撃文庫)電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版
(電撃文庫)

(2011/04/08)
入間 人間

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読書期間:2011/9/23~2011/9/28

【評価……B-
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 「地球は狙われている」らしい。
 布団ぐーるぐる電波女・藤和エリオは俺にそう言った。心機一転、都会で夢の高校ライフを過ごそうとしていた俺の青春って、一体どーなんの…………って、あれ?
 これなんか、前にも一回説明した気がするな……。こほん。あー。どもども丹羽真です。仕切り直して。
 さて今回のお話は、叔母である藤和家に居候することになった俺が、高校二年から転校した都会の学校、天然系健康少女やモデル系美人さんと出会い、そして我が家には布団ぐーるぐるな電波女がいて、俺の青春どーなんの……ってやっぱり同じじゃん!
 SF(すこしふしぎ)版。その意味はこれを読めば明らかに……なるといいなぁ。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「電波女と青春男」シリーズ、謎の番外編。
本来の最終巻である8巻と同時に発売されました。
タイトルやあらすじを読んでも内容がよく分からず、読んでみて初めて理解できました。

一言で表すと、要するに1巻の再構築版ですね。
シリーズを継続していくと、初期の構想からは想定していない方へ進んだり、設定に矛盾が生じたりしますが、それらを踏まえた上で、改めて一つの作品としてまとめてみましたという体裁です。
作者の云う劇場版的な感覚というのも何となく伝わってきますね。

ストーリーの流れは、1巻をベースにしているため、当然ながらほぼ同じです。
ただ、1巻では登場しなかった星中、ヤシロが登場していたり、主要キャラとの出会いに違いが見えたりするので、新鮮さが皆無というわけでもありません。
提示された選択肢を別のモノしてみたらどうなるのか?というギャルゲーっぽい面白味がありました。
次の展開が読めるというか知っているので、驚きはなかったですがね。

最も大きく印象を変えたのは、真の一人称から三人称への変化です。
入間さんの文章というと、パロディと比喩表現を巧みに使う独特の雰囲気が良くも悪くも人を選びます。
しかし、それは一人称の場合においてであって、三人称は正直微妙だと思っていました。
おそらく著者にも苦手意識があったのではないかなーと思っていますが、今回のSF版は格段に進歩を見せていますね。
入間節を残しつつ、文章は奇をてらい過ぎることもなく、読みやすく仕上がっていました。

キャラに変化はないと言いたいところですが、最初から一貫しているのは前川さんくらいですね。
初期のリュウシさんは、基本的には地味子さん(自称)で時々ボケる人だったはずなのに、いつの間にやら常時ぼけぼけ~とした性格と変わっちゃったし。
エリオと女々さんのマザコン&親バカ仕様は、2巻からの急激な変化でした。
リメイクするにあたって、本編8巻までの内容で整合性を取ったことで、こちらの方が「らしいなー」と感じられました。

挑戦的な試みとしては、評価したいところ。
でも、この本を出す必要性はあったのかという疑問は残ります。
それなりに面白いし、8巻とのリンクもありといえばありなんですけどね。

挿絵は、半分は1巻のものを流用しています。
描き下ろしの絵と混ざっているため、ちょっとゴチャゴチャしている感じ。
今のブリキさんの絵も嫌いじゃないんですけど、多忙のためか軽く描いている線が多いんですよね。
絵の上手さは別にして、描き込み量は1巻の時の方が上なので、新規絵が少々雑に見えちゃうのは残念だったかもしれません。

これは1巻の代わりに読むというよりも、最終巻を読んだ人が補完的に読む作品かな。
少々特殊ですが、あくまで番外編だと感じましたね。

パラレルワールド風の本編1巻リメイク作品

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B- 

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「今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?13」  

3ヶ月毎の恒例行事。
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の「今期(6月終了アニメ)を評価してみないかい?13」に参加させていただきます。

▼ あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/06/29)
入野自由、茅野愛衣 他

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ストーリー★★★★☆4
キャラクター性★★★★☆4
★★★★☆4
演出★★★☆☆3
音楽★★★★★5
総合的な評価★★★★☆4

・思春期の男女を描いたハートフルストーリー
・1話の掴みは弱かったものの、中盤から終盤にかけて怒濤の展開は素晴らしかった
・「まどか」で芽吹いたオリジナルアニメの流れを開花させた作品だと思う
・次が気になる構成が良かった

▼ 電波女と青春男

電波女と青春男 1(完全生産限定版) [Blu-ray]電波女と青春男 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
(2011/06/22)
大亀あすか、入野自由 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★★☆4

・入間人間氏原作の初アニメ作品
・原作既読者としては不満点もありましたが、それなりのレベルで収まってくれて一安心
・再現が難しいブリキさんの絵の特徴がよく出ていて、女の子みんな可愛かった
・独特の言い回しがアニメに不向きだったのが難点でした

▼ 神のみぞ知るセカイII

神のみぞ知るセカイII ROUTE 1.0 〈初回限定版〉 [Blu-ray]神のみぞ知るセカイII ROUTE 1.0 〈初回限定版〉 [Blu-ray]
(2011/07/27)
下野紘、伊藤かな恵 他

商品詳細を見る

ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★★☆4
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★☆☆3

・一期同様にテンポが遅い回や場面が惜しい
・それ以外は良いラブコメでした
・ヒロインは一期の方が好きなキャラが多かった

▼ もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もしドラ page:1 [Blu-ray]もしドラ page:1 [Blu-ray]
(2011/05/27)
日笠陽子、花澤香菜 他

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ストーリー★★☆☆☆2
キャラクター性★★☆☆☆2
★☆☆☆☆1
演出★★☆☆☆2
音楽★★☆☆☆2
総合的な評価★★☆☆☆2

・知名度だけは抜群の野球風アニメ
・一応最後まで観ましたが、別に観なくても良かったかな……
・野球もマネジメントも面白いとは思えませんでした

ベストキャラクター賞
・前川さん(電波女と青春男)

ベストOP賞
・「青い栞」(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 OP)

ベストED賞
・「secret base ~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」
 (あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 ED)

ベスト声優賞・男性
・櫻井孝宏 さん (あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。松雪集役 OP)

ベスト声優賞・女性
・戸松遥 さん(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。安城 鳴子役)


春は視聴切りしたアニメが多いというイメージはなかったのですが、評価できるのは4つしかありませんでした。
「日常」「花咲くいろは」「シュタインズゲート」「カイジ」など良作アニメが2クールだったので、結果的に少なくなってしまったのかもしれません。

春アニメは「あの花」一強だったなと思いますね。
実際BDの売り上げを見てもそうだったようですし。
1クールに一作でも名作があれば十分満足です。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。  電波女と青春男  神のみぞ知るセカイII  もしドラ 

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電波女と青春男 第12章「秒速0.00000000198センチメートル」  

アニメ版「電波女と青春男」テレビ放送最終回を迎えました。
1クールは、やはり短くてあっという間でしたね。

うわー、見事に終わってねえw
地震の影響で本来13話放送する予定が、12話となるという話を聞いた時点で綺麗に折り畳むのは難しいだろうなとは思いましたが、ぶつ切りもいいところですよ。
野球の結果すら分からず仕舞いだもんなぁ。
ヤシロの存在意義や、お祭りの約束なども消化されていません。
原作3巻のラスト2章を残している訳だから、そりゃあ中途半端になるのも仕方がないです。

しかし、盛り上がらなかったというと、そうでもなく。
このエピソードの中では、夏の青春の1ページとしては最高に輝かしい話で魅入りました。
諦めることに慣れた真が、真正面からぶつかったことで得ることが出来たホームランってのは熱い。
普段は捻くれ者だけど、これはかっけー。
作画のタッチが濃過ぎて、思わず吹いてしまったけどw

結局のところ、エリオ可愛いー!とブヒるアニメだったということなんだろうか。
萌え系として求められたのは、ブリキさんの絵の偉大だったからでしょうね。
決して中身も悪くないと思うのですが、癖は強いからなぁ……。
ある程度批判されるのは覚悟してました。

リュウシさんは、派手に動き回っていましたけど、思ったより可愛くなりませんでしたね。
真もそうですが、入間節が濃いキャラなので、アニメでは言い回しがクドすぎました。

前川さんは、原作通り良かったのですが、なにぶん初期は出番が少なかったのが痛かった。
12話でのジュゴ川さんは、脚が妙にエロくて眼福でしたw

こうなると、13話が収録されるBDが欲しくなるなぁ。
最初の方はどうかと思いましたが、3巻の内容に入った辺りから素直に面白くなってきましたしね。
まどか、俺妹みたいに、ニコニコ動画でイレギュラー対応として公開されるといいけど、元々チャンネルなかったから厳しいかな。
熱が完全に引いてしまう前には、なんとかして観たいところです。

BDの売り上げ的に二期も期待できなくはないラインのようですが、どうなることやら。
ちょっと期待したいなー。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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電波女と青春男 第11章「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと」  

「電波女と青春男」11話観ました。
東海地方では、12話も同時に放送されたので、すぐに続きも感想書けると思います。

原作3巻のエピソードもこれで3話目。
今回もまたモノローグは大半カットで、会話主体の演出となっていました。
それを切ってしまうかと嘆くシーンがいくつあって、惜しかったです。

Aパートは、前川さんの手料理を堪能する話。
前川さん派としては、かなり好きなまったりしたエピソードですね。
ここからですよ、前川さんの本領発揮は!
……アニメ終わっちゃうけど。

コスプレしていない素の状態で、大胆な台詞を吐いて駆け引きを楽しむ前川さんは、実質これが初めてかな。
珍妙な姿もそれはそれで味があるけれど、やっぱりエプロン姿みたいなシンプルな方がそそられますね。
今後は、こういう乙女チックな一面が増えていくので、原作未読で気になる方は是非どうぞ。

ちなみに、20ページ少々の内容をAパートまるまる使ってくれたことは嬉しかった。
Bパートは、倍の40ページ分ですからね。

そのBパートは、リュウシさんのバスケ練習試合デビューの観戦する話。
真の恥ずかし過ぎる叫びは、痛かったけどカッコ良かった。
あまりリュウシさんが照れてなかったのが意外。

ただ原作を読んでいても思っていましたが、アニメだとなおさらテンポの悪さが目立ちましたね。
フリースローをあんなのんびりとやらねえよと突っ込んだら駄目なんだろうなぁ……w

そういえば、原作のサブタイトルそのままですが、女々たんのくだりがアニメでは意味不明ですね。
まったく出番なかったしw

さすがに終盤だけあって、作画も良かったですね。

前川さんが可愛過ぎる

前川さん美人すぎる。
唇のエロスがたまりませんな!

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第10章「軒下少女」  

電波女と青春男」10話視聴。
7月も中旬に入っているのに、まだ春アニメやっていますよ。

ようやくヤシロの名前と顔が公開された回。
これまでのインチキ宇宙人と異なり、初っ端から怪しい感じが出ています。
言動はどう聞いても痛い子ですけどね。
プールのシーンは、原作絵の方がエロかった。
あれか、またBD買った人だけの恩恵になるのか。

エリオの可愛さってのは、明らかに男向けだよなぁ。
庇護欲をそそる仕草や挙動にやられる人は多いでしょうね。
可愛いのは確かだし、人気があるのは理解できますよ。
ただ、個人的には、嫉妬したり不快感を覚える女子からの視点の方が共感できます。
作られたキャラクターというのが伝わり過ぎなんですよねぇ。

リュウシさんも同様のことが言えますが、真との会話が面白いので退屈しません。
まぁ、この娘も女子からは嫌われそうな感じはしますが。
エリオに対する距離感を測りかねているところは、複雑な女心を表わしていて好きですね。

前川さんの出番は少なかったなぁ。
エイリアンのコスプレは、いきなりだったからマジで驚きました。
一瞬デレたけど、まだまだ物足りません。

それにしても、夏休みも青春真っ盛りだな。
原作の感想でも散々言ってきたことだけど、青春ポイントの採点が辛過ぎる。
累積ポイントは、何十倍もあっていいくらいだよ。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第9章「地域限定宇宙人事件」  

電波女と青春男」9話を視聴。
関東では既に最終回を迎えているらしいのに、差が激しいですねぇ。

さて、今回から原作3巻の野球回に突入です。
高校生の青春らしさが詰まったエピソードで、個人的に好きな話なので期待が高まります。

まず、パッと見た印象でも前回までと違うところが散見されますね。
例えば、主人公・真のモノローグが減っている点。
説明が随分とバッサリとカットされていて、微妙なニュアンスが売りの入間節は控えめとなっていました。
テンポアップのためには仕方がないことなんでしょうね。残念ですけど。

あと、作画は安定はしていなかったものの、凄く良く動いていました。
多少崩れていても、紙芝居よりも頑張っているという感じが出ているので評価したいですね。

前川さんの出番が、かつてないほど多くて嬉しかったです。
意外や意外、今回のカツオのコスプレ姿は結構ありでしたw
見た目と裏腹に、落ち着いた言動がシンプルで好きです。
おにぎりを用意してくれる優しさがイイ。

エリオの透けるようなワンピや、外れた肩紐はエロいっすなぁ。
あれで野球をやっていて、見えないわけがないだろうと思う。

分かっていても、サザエさんネタには笑わせてもらいましたw
花沢さんは、思っていたより美少女で驚いた。
声優が花澤さんだったのは、意図的に狙ったんでしょうかね?w
中島は、ちょっと軽薄そうでしたが、大体想像していた通りかな。

次回、本格的に電波的宇宙人服の奴が掻き乱していくことでしょう。
井口裕香さんの作っている声も面白く、非常に楽しみです。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第8章「ツィオルコフスキーの祈り」  

電波女と青春男」8話視聴。
原作2巻の完結編になります。

これまで散らばっていたピースが一つになる……ようで、ならない話。
うん、やっぱり構成が微妙だよ、コレ。
群像劇として、繋がりが弱くて面白味が少ない。
アニメでは、裏設定がさらに削除されているので、バラバラに見えてしまいますね。

しかし、物語そのものはとてもイイハナシダナーと思います。
寂しい言葉を呟くお婆ちゃんに、孫として元気づけたいと奮闘する女々さんは格好良い大人です。
ろくに仕事しないところは、駄目な大人ですけどw

ペットボトルロケットの演出は、作画が微妙過ぎて勢いが不足気味でしたが、これまでで一番青春を感じました。
爆発オチの爽快さは、狙い通り鬱々として空気を吹っ飛ばしてくれましたね。
原作既読組としては、弱々しいお婆ちゃんのイメージが強かったので、少し感覚のズレがありましたが、ツンデレ具合は良い感じでした。
主人公やヒロイン勢の出番がほぼなしなので、萌え系ラブコメを求めている方には不評かもしれませんけど、たまにはこういう回があってもいいんじゃないかなと思います。

しかしながら、仕方がないとはいえカットが多くて残念でした。
動物の行方不明の件など、もう少しフォローがあってもよかったんじゃないでしょうか。
原作を読んでいないと意味不明ですよ。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第7章「誰かさんの思い出になる日」  

電波女と青春男」7話視聴。

原作2巻のエピソードも終盤に入ってきました。
やっぱりこの話は、時系列が難解というか分かり辛いんですよね。
おそらく8話を見ればすっきりするはずなんですが、アニメのみの視聴者からすれば、話の繋がりが不自然に感じるのではないでしょうか。

今回は、前川さんの出番が多くて嬉しかったです。
コスプレはともかく、性格は一番まともですよね。
料理も出来るし、空気も読めるし、良い子すぎるだろう。
あ、白衣+眼鏡+黒髪のブリキさん原案というと、「僕は友達が少ない」の理科に見えてしまうのは僕だけじゃないですよね?

リュウシさんのぐにゃぐにゃと柔らかい口調は、アニメよりも原作の方が可愛く感じるなぁ。
別に声がQBに変換されてしまうからって理由じゃないですよw

エリオの小動物的な愛らしさは、相変わらず狙いまくってますね。
確かにツインテールや、ロリっぽい表情は可愛いと思います。

それにしても、入浴シーンがデフォルメキャラになっていたのは残念だった。
ある意味、2巻最大の見所でしょうに。
BDでは、サービスシーンに置き換わっているのかなぁ。

前回に引き続き、作画の崩れが気になりました。
Bパートはまだ良かったんですけど、Aパートの引きの絵は誰だと思うものがチラホラと。
まぁ、多用する顔アップ画像が、ちゃんと描かれているだけマシってことですかね。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第6章「リュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと」  

電波女と青春男」6話視聴。

おおー?
何故かは分かりませんが、凄く面白かったです。
交友関係に進展のある回で、本格的なラブコメが始まったのが良かったのかも。
ハーレム好きってわけではないんですがね。

原作ではリュウシさん視点だと読み辛かったのですが、アニメだとすんなり入れました。
リュウシさんは、癖があり過ぎて、状況説明が難解もいいところでしたからね。
視覚で得られる情報の利便性を感じるにはいられませんなー。

リュウシさんのターンは、期待通りの出来で良かったです。
エリオの世間体の問題だけは、何故かリアルというか生々しくこびりついていて、微妙にシビアだったりするのが、他のラブコメとは異なる特徴でしょうね。
今回の話で、リュウシさんが嫌いになったという人も少なくないようですが、伝えること自体を躊躇ってしまいそうな内容をちゃんと忠告するのは、凄く良い子だと思うんですよね。
自分を見て欲しいという思いもあるでしょうが、真がエリオに近づき過ぎて、周囲から距離を置かれないよう気遣ったってことでしょうし。
まぁ、真の部屋での一悶着は、ウザ可愛いって感じでしたけどw

逆に、エリオは美少女の見た目と、可愛い仕草で過大評価受け過ぎな気がしますね。
それ相応の電波的行動を行ってきた反動を食らっている状態なわけで、仕方がないことでしょう。
ただ、アニメ版では、どうもエリオの電波度が表現不足のためか、同情的な感想が多いみたいです。

一歩引いたポジションの前川さんが、やけに大人に見えるのは他ヒロイン二名が幼すぎるせいですかねw
真をしたり顔で弄る彼女が、やっぱり一番のお気に入りだなぁ。
残り話数などを考えると、あまり出番がなさそうなのが惜しい。

それにしても、作画の酷い回でした。
いくら引いた構図でも、ほぼ全て崩れているのはいただけない。
幸い、アップの絵は力が入っていたので、まだマシでしたが。
エリオのどや顔には、笑っちゃいましたしねw

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第5章「サンクスギビングの憂鬱」 

電波女と青春男」5話、視聴。
今回から2巻の内容に突入したようです。

構成は、原作通りになるのかな。
ちょっと変わったというか、ややこしい話でしたので、弄ってくるかなと思いましたが。

脚本は、アニメ向きにリライトされているというと言い過ぎですが、それでも随分くだけた言葉に変換されていますね。
入間さんの毒が陰を潜め、その代わりにブリキさんのキャラ的な魅力をプッシュされています。
ただのラブコメの方向に進んでしまうのは残念だけど、さすがにアクが強すぎたしなぁ。
こちらの方が、受けはいいと思うので判断は間違っていないかと。

それにしてもリア充だなぁ、マコト。
リューシさんと二人きりで昼食の席に着くことができているだけで、青春ポイント大幅増と思い知れw
デリカリー呼ばわれするのも仕方がないぞ。
ただまぁ、原作に比べると捻くれ度が抑えられていて、違和感ありますね。
マエえもんの「夜のバイト」発言で過剰に反応したり、エリオとのやり取りで照れたりと、純情っぽい一面も見せてくれるので、印象は結構違うもんです。

女々さんの作画の気合の入れようが凄い。
ツインテール姿やスマキンモードの動きっぷりは、エリオ以上ですね。
肌の質感は、とても40歳には見えません。

田村のお婆ちゃんは、ちょっと想像していた姿とは違いました。
もっと衰弱しているイメージだったんだけど、意外と元気でしたね。

そして、ある意味一番注目していたといえる美容院の店長である大井遠江も初登場。
原作者の代表作かつ処女作である「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の登場人物・トーエと同一人物です。
確定はしていませんが、十中八九間違いないでしょう。
あの幼い少女が、成長しちゃってまぁ……w
人の良いお母さんを頑張っているようで、何だかとても微笑ましい気持ちになりました。

話は動いているようで、ほとんど変わっていませんね。

次回は、リューシさんのターンかな。
楽しみ。

テーマ: 電波女と青春男

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電波女と青春男 第4章「右腕骨折全治一箇月」  

ちょっと遅れましたが、「電波女と青春男」4話視聴しました。

4話かけて1巻を描いたわけですが、あまり丁寧さを感じないのは文章量が多いからですかね。
時々巻き戻しながらでないと、なかなか把握できないぐらい忙しない。
実際は、30ページちょっとの内容を余すことなくアニメ化しているんですけどね。

エリオは、好みから外れますけど、素直に可愛いと思いました。
声に特徴があって、何だか最終回まで洗脳されてしまいそうです。

こうしてみると、本当にリューシさんが真に惚れた理由が分かりませんなw
初期からデレデレすぎる。
髪の手入れに命を賭けてるのはいいんですが、帽子はない方が素敵だと思うんだ。

前川さんは、現状ではただのコスプレマニアだなぁ……w
シュールで面白いけれど、早くデレ期が来てほしいぜ。

女々さんの「すわすわ」発言はワロタw
それにしても、声も容姿も若々し過ぎて、普通にアリっぽく見えるから困る。
叔母に迫られるのが恐怖を伴うギャグシーンではなく、ただのラブコメじゃないかw

さすがに作画が崩れてきましたね。
まぁ、ずっと安定した絵ってのは難しいんですが、リューシさんと前川さんばかりが崩れているのは残念。
エリオだけは力入れているのか、どの角度もバッチリでした。
SDは、個人的にはちょっと微妙だったかな。
あまり可愛いとは思えませんでした。

さて、2巻は構成的にちょっと異質となってましたが、アニメではどういう演出になるのか。
5話以降が、気になりますね。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男 第3章「地を這う少女の不思議な刹那」  

電波女と青春男」第3話を観ました。

んー。
これって面白いのかなぁ……?
至極純粋な意味で。

原作既読者が、映像化を楽しむことはできますけど、アニメそのものに魅力が感じにくい。
真の語りもさることながら、会話が長ったらしくて脳の理解が追い付かない。
問題はテンポにあるのか、構成にあるのか、それとも脚本にあるのか。
モノローグを延々と垂れ流すアニメは、ハルヒ以降のラノベ原作では珍しくなくなりましたが、何だかボタンをズレているような気持ち悪さがあるんですよねぇ。
同じ内容のはずなのに、笑えない。
どう考えてもアニメ化に向いていないよなぁ……。

面白いと感じる人が、一人でも多くいると良いんですけど、残念ながら訴求力は弱そうだ。
実際、同じく春アニメである「緋弾のアリア」が売り上げ伸ばしているのに対して、こちらは噂を聞きませんしね。

物語的には、序盤の最大の出来事である「I can't fly」だったわけですが、特に感慨はないかなぁ。
あー、絵は綺麗でしたね。
エリオが可愛かったです。

リュウシさんの電波度が、声付きだとよく分かる。
これで特徴のない普通の子とは、些か無理があるってもんだ。

前川さんのカットが、少なかったのは残念ですが序盤は仕方ないかな。
後半の巻き返しに期待。

早いところ、ラブコメ展開に突入した方が無難に楽しめそうな気配がしますね。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

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電波女と青春男8 

電波女と青春男〈8〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈8〉 (電撃文庫)
(2011/04/08)
入間 人間

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読書期間:2011/4/13~2011/4/15

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6





 リトルスマキンが襲来した。
 具体的には、ミニマムサイズの布団ぐーるぐるな存在が、俺と藤和エリオの前に現れた。
 うん、この展開。本来だったら「この地球外生命体みたいなやつの目的とは!?」なんて気張るところなんだろうが、このリトルスマキンにそんな期待(?)をしても意味がなさそうだった。
 しかし、俺はこいつと出会って思い知ったことがある。青春ポイントの低下要因であったはずの藤和エリオ。俺は彼女に、どれだけ依存していたかってことを。
 今回のお話で、俺は宇宙人たちに終わりをコールする。
 なんだかんだあっても。
 俺たちは、相変わらず青い空を眺めて、遥か宇宙を目指すんだ。
 だって、地球人だから。
 以上。丹羽真でした。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


絶賛アニメ放送中の不思議系青春ラブコメディ、完結。

最終巻にして、最も微妙な内容でした。
いやぁ、これで終わりはねーよといった感じ。
みーまーの時もそうでしたけど、長期作品の締め方が雑過ぎませんかね、この作者。
嫌々とは言い過ぎかもしれませんが、無理矢理続けましたという印象の受けるあとがきもあって、何だかすごく残念でした。

謎のリトルスマキンの襲来。
青春ラブコメとして落ち着きつつあった世界でしたが、またもや電波に満ちることに。
1巻を彷彿とさせる展開ですね。

伏線が多く取り残されたのが、読了感をスッキリさせてくれない原因となっています。
あえてボカすことで、不思議な空気を表現するのは良いんですけど、明かされない謎が多すぎます。
生温かい日常で物語を締めること自体は、むしろ賛成派なぐらいなんだけどなぁ。

しかも、その青春模様も文章量が半減しちゃっていて、全然物足りない。
新キャラのリトルスマキンとの絡みばかりで、肝心のリュウシさんや前川さんの出番が少ないのは致命的。
前川さんが照れる姿は、そりゃもう破壊力抜群なんですが、さすがにそれだけではねぇ。

エリオの成長という観点でいえば、なかなか興味深いものはあります。
まさに過去の自分ともいうべき存在が現れたわけですが、もう道を踏み外す気配は見えません。
真でなくとも、父親的な目で見守りたくなる女の子ですね。

こうしてみると、6巻の大掛かりなエピソードは、最終巻に相応しかった気がします。
7巻のifストーリーは、オマケ的な後日談としてピッタリですしね。

商業的に走り過ぎるのも困りものですが、それでもアニメ化と同時に終わらなくてもいいのに。
捻くれたところが作者らしいといえばらしいのですけどね。

初期と比べると、各キャラの成長や変化を実感できるあっさりとした終幕

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B- 

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電波女と青春男 第2章「失踪する思春期のレヴェリー」 

電波女と青春男」2話を視聴完了。
リュウシさんと前川さんのキャラ紹介の回でしたね。

原作を読んでいるから分かりますが、アニメからの人にとっては話の軸が分かり辛いでしょうなぁ。
単純に萌え系ラブコメなのか、シリアスな青春物語なのか掴みにくい。
みーまーの次に発表した作品ということもあって、自分も構えて読んだ記憶がありますよ。

エリオの言葉が全然頭に残らない。
痛いというか面倒臭いw
文字ならまだ読もうとする気力はあるんですが、声だと右から左に流れていっちゃうな。

リュウシさんの声が、QBにしか聞こえない件について。
我ながら毒されてるなぁ、ホントw
ただ、それを抜きにしても、若干声に違和感というか合っていない感じはしました。
ふにゃふにゃした演技は良かったと思うんですがね。

前川さんの声優さんである渕上舞さんは、個人的に聞き覚えのない方でした。
アニメのヒロイン勢は、経験豊かな方たちが務めることが多いので、何だかとても新鮮。
まだ判断が付きませんが、悪くはなかったと思います。
今後注目しておきたいポイントの一つですね。

そういえば、前川さんの身長話はカットされちゃいましたか。
思っていたよりも背が高いようには見えなかった。
あれで179.9センチなら、真も結構高いことになるような。
確か真は170センチぐらいだったはずなんだけど。

それにしても、今考えるとリュウシさんも前川さんも登場時は、随分と電波っぽいすなぁ。
エリオが飛び抜けているだけで、この二人も随分ずれているような気がします。
前川さんはコスプレ的な意味で、リュウシさんは言動的な意味でw
現時点で、一番まともな女性が女々さんというのはカオスだな。

意外と言えば、ミッキーが可愛くて驚きました。
何というか、もっとボーイッシュな感じな脇役かと思ってたのに。

作画は2話目も高水準で安定していて好印象。
あまり派手には動きませんが、一枚一枚の絵が綺麗で手が込んでいる感じ。
残る問題は、これを維持出来るのかどうかってところですね。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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電波女と青春男 第1章「宇宙人の都会」 

原作・入間人間氏による電撃文庫作品「電波女と青春男」のアニメ第1話を視聴しました。

関東では2週間前から始まっていますが、東海地区では昨晩にやっと放送開始となったばかりです。
舞台が名古屋で、原作者も岐阜出身なのに、気が効かないぜーと思ったり思わなかったり。

以下、原作既読者としてのアニメ感想になります。
多少の比較はしますけど、今後の展開について、ネタバレをするつもりはありませんのでご安心ください。

まず、第一感としては、良くできていた方じゃないかなと思いました。

1話目ということもありますが、ブリキさんの絵をよくぞあそこまで動かしたね。
さすがシャフト、作りのきめ細かさは目を見張るものがあります。
ただ、恒例のシャフト角度は、やり過ぎ感があってお腹いっぱいでしたけど。

物語は、原作1巻の約100p分を消化。
想定通り、区切りの良いエリオの顔見せまで進みました。
アニメの演出的に、他ヒロインの出番よりもエリオを先に持ってくるだろうなと思いましたよ。
自転車の上にまで立たせるとは思っていませんでしたが、神秘性を表現したかったのでしょうね。
この辺りの構成の変化は、アニメ化では頻繁にあることですし、おそらく2話でキャラ紹介してくれるでしょうから、問題ないでしょう。

そんなわけで、今回登場した主要キャラは三人。
主人公の丹羽真は、原作者の独特な文章表現をそのままにモノローグとしているため、癖が強いですね。
真への好感度で、この作品に対する評価が大きく分かれているようですが、なるほど、確かにこれはウザイw
入間さんの本をほぼ読んでいるファンからしてみても、そう感じてしまう程ですから、抵抗の薄い人からすると、むず痒くなる喋りだと感じてしまうでしょうね。
やっぱり小説以外の媒体では、相性悪い文体だよなぁ……。

ヒロインの藤和エリオは、まぁあんなもんでしょう。
布団越しのくぐもった声は、アニメですと、ただ分かり辛いだけっすね。
パンチラシーンがUFOで隠されていましたが、あれはBDで解禁されるということなんだろうか。

そして、ジョジョさんこと藤和女々(39)。
野中藍さんの声だと可愛すぎて、イメージと全く違うw
これでは、妖怪じみた叔母ではなく、ただの若いお姉さんっぽい感じじゃないか。
もはや、1話の段階では、唯一のヒロインに見える摩訶不思議さ。

そういえば、藤和家の構造や外観が、想像とかけ離れていて驚いた。
もっと何というか、ちんまい家で、廊下は古臭い板張りで畳みの部屋ばかりなのかと思ってました。
ちゃぶ台のイメージが強かったけど、最初はテーブルだったかなぁ。忘れてしまった。

過度な期待をしていなかったこともあり、普通に面白かったですね。
次回も楽しみです。

テーマ: 電波女と青春男

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 電波女と青春男  電波女と青春男(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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電波女と青春男⑦ 

電波女と青春男(7) (電撃文庫)電波女と青春男(7) (電撃文庫)
(2010/12/10)
入間 人間

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読書期間:2010/12/12~2010/12/13

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★★ … 9
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
青春
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 どもども丹羽真です。近況としては、ちょっとした事情で貯めていた青春ポイントを使い切ってしまったので、最近干からびそう……という感じ。
 突然ですが、どうやら今回は、その青春ポイントにまつわるお話じゃなくて、『妄想ポイント』が主軸となるみたいだ。
 宇宙って途方もなく広いわけだし、俺たちが辿り着けないほど遠くにもう一つぐらい地球があって、そこではやっぱり俺やエリオたちがいて、似たような毎日を送っていて……とか妄想することがあるんだけど。今回はそんな話。
 でもどうせ空想奇譚なら。夢がある方がいい。
 そう、例えば。
 もしリュウシさんや前川さんやエリオと、人生を共に歩むことになったら、とか。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


アニメ放送が迫ってきた、高校生達の青春ストーリー第7弾。

真が妄想する、各ヒロインと結ばれた場合の短編集+αという珍しい形式となっています。
ギャルゲーのルート別シナリオを読んでいるかのような感覚ですね。
メインヒロインよりもサブヒロイン好きとしては、嬉しい内容でした。

つまり何が言いたいのかというと、前たんが可愛すぎてヤバイ。
あらすじを読んで、すぐに読まねばと思ったのも、何を隠そう、前川さんエンドがあると知ったからです。
いやー、恋する前川さんの照れっぷりに、ニヤけ顔が止まりません。
相思相愛となって、ようやく気持ちを真に伝えられるようになった前たんの恋に臆病なところが大好きです。
嫉妬深いところなんか、逆にたまらんわー。

リュウシさんENDも、大人っぽく成長した二人の姿が見られて良かった。
しかしながらこの作者は、バカップルしか書けないんだろうかw
周囲からすると、いちゃいちゃしすぎていて、どう見てもウザったいですよ、これw

妄想なのに甘い関係で終わることなく、切なさも想像するところは、このシリーズらしいと感じました。
真を取り巻く環境は、絶妙なバランスで成り立っているということなんだなぁ。

まぁ、真の考え方は、都合がよすぎるなーと思わないでもないんですがね。
女の子たちの好意を感じながらも正面から受け止めもせず、鈍感な振りをしてチヤホヤされたいと言っているように聞こえますから。
それで、青春ポイントがなくなったとか言っているんだから、全国の男子高校生に恨まれても仕方ないですよ。

媒体が本である以上、どうしてもエンディングの表現が一つに固定しがちなので、このように妄想でも可能性を見せてくれるのは凄く嬉しい配慮ですね。
人気作品の中には、ゲームでフォローするパターンもありますが、やっぱり原作者の文章で読みたいですし。

それにしても、似たような表紙になるくらいなら、エリオ以外の女の子も表紙に出して欲しいなと思う自分は、やはり贔屓の目があるんでしょうかね。
リュウシさんや前川さんの表紙も見たいよなぁ。
挿絵がエロ素晴らしいだけにね。

唯一不満だったのは、星中ルートがなかったこと。
真的には、妄想する余地すらないってことなのか?
切ない関係なだけに、ラブラブな二人が見たかったなぁ。

ギャルゲー風マルチエンディング方式の実験作

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B+ 

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電波女と青春男⑥ 

電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)
(2010/09/10)
入間 人間

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読書期間:2010/10/29~2010/11/1

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春
構成
リア充


 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★
 … 9



 どもども丹羽真です。
 えー、俺は今、青春ポイントが浮遊しまくる魅惑のボーナスステージに立っているのだった……!
 そう。本日は我が母校の文化祭なのである。
 今年は『引力』をテーマとしているらしく、生徒も一般入場者も、全員その小指にはカラフルな糸がぷらぷら結ばれている。なんでも、同じ種類の糸を巻いている人を発見して結び合えば、『運命という引力で引き寄せられた者』同士ということで、めでたく文化祭のメインイベントである体育館ライブコンサートにアリーナ席で参加出来るらしい。さて。俺はその『引力』とやらでどんな相手を引き寄せるんだろうねぇ。
 ふと気づけば、見慣れた水色の粒子があたりをキラキラ散乱していた。
 この晴れ舞台で、ついにエリオは「せーしゅん女」になる。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


粒子を振りまく少女と鈍感なリア充少年の青春モノ、第6巻。
青春ポイントのボーナスステージである文化祭のお話です。

青春してるなぁ。
今回は真以外の視点も多く取り込んでいるため、文化祭の賑やかさが伝わってきますね。
各々の心情が甘酸っぱかったり、純粋で眩しかったりと、まさにこれぞ青春って感じ。

クロスオーバーと群像劇が好きな作家さんというのは百も承知のつもりでしたが、随分力を入れてきましたね。
入間ファンであれば、ニヤリするキャラが続々登場し、お祭り気分を味わえます。
構成も見事で、巧妙に隠された伏線に気付かず、後半で判明した際には一本取られたなと思いました。

そもそも文化祭テーマである「引力」ってところからして、仕掛けていますよね。
小指に括りつける糸を配布して、同じ柄の人を探し出すという試みは、実際の文化祭でやってみても結構面白いんじゃないかなー。
みーまーネタをこんなところで活かしてくるとはニクイっすね。

エリオの成長は、真じゃなくても父親の心境で見守りたくなりますな。
他のキャラと比べた場合、とても同い年には見えないぐらい幼いけれど、それでも少しずつ前進しているのが分かります。
もう電波女というレッテルは相応しくない、立派なせーしゅん女ですね。
もしくは、布団女かw

個人的イチオシである前川さんは、今日も今日とて可愛かったです。
初期の頃はコスプレで徘徊する変わった人という認識でしたけど、今では数少ない常識人として欠かせない存在となっています。
エリオやリュウシさんに遠慮して、一歩引いた立場に立ってしまう自分に対して、モヤモヤするところなんかは乙女チックすぎて悶えてしまいますよ。
真は、もっと前川さんの可愛さを感じ取るべきだよ、うん。

リュウシさんは、文化祭でテンションが上がっているのか、いつにも増してウザかったw
悪口ではなく、もちろん良い意味で騒がしかったってことです。
にわ君に取り巻く女はいかんですよー!と顔を膨らませる様が容易に想像できて楽しいわぁ。
自称普通っ子のはずが、どんどん頭が天然さんになっていく。あと胸も。天然万歳やっちゅーに。

ウザいといえば、多摩湖さんと黄鶏くんを忘れちゃいけません。
5巻で分かりやすい伏線が張ってあった上に、直前で文庫化されていたので当然出てくると思っていましたが、予想以上に出番が多くて驚きました。
てっきりチョイ役程度だと思っていたので、ガッツリと絡みがあって面白かったです。
まぁ、でも客観的にみると、バカップル以外の何物でもないですね、この二人w
ブリキさんの絵でも案外違和感なく受け入れることができたのは、何気に凄いことなんじゃないかな。

他にも語りたいキャラはいっぱいいますが、ネタバレになるので伏せておきます。
一つだけ言えることは、挿絵を見ると面白さが半減してしまうので、ちゃんと最初から読むことをお薦めしますってことだけですね。

後半の盛り上がりから、読了後の爽快感まで素敵な物語でした。
ページ数としては300P弱なのに、多くのキャラに見せ場があって読み応え抜群なのは素晴らしい。
シリーズ内では、1,2を争う面白さだったと思います。

綺麗に終わっているので、アニメ最終回はこの辺りになりそうですね。

一人の少女が過去を乗り越えて新たな一歩を踏み出す青春小説

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価A- 

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電撃文庫アニメ化ラッシュ 

電撃文庫のアニメラッシュが凄い。
早売りされている今月の電撃文庫をゲットした人の報告で、一気に3つもアニメ化が発表されています。
ソースは、挟み込んである電撃の缶詰で、大手ニュースサイトに画像がうpされているので、まだ見ていない人は要チェックです。

▼電撃文庫『ロウきゅーぶ!』&『神様のメモ帳』がアニメ化決定!
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-714.html

ロウきゅーぶ!」は、いつかはアニメ化するだろうなと思っていましたが、予想以上に早かった。
きっとバスケではなく、ロリに傾倒したアニメになるんだろうなぁ。
もしかして、例の条例を意識して早めにアニメ化に動いたとか……考えすぎかなw

それにしても、同期であり毎回仲良く発売している「アクセル・ワールド」は見送りなんですね。
まぁ、あれはまだまだ物語の全貌が明らかになってないから仕方ないか。

神様のメモ帳」は、初期こそ刊行ペースが早かったものの、途中で停滞してしまっていたから、アニメ化まで持っていくのは無理だと思っていました。
これはおそらく、絵師の岸田メルさんの株が急上昇したことが関係しているんでしょうね。
アニメでは「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」、ゲームでは「ロロナのアトリエ」で注目を浴び、今春にもさらにアニメ「花咲くいろは」が放送されるということで、旬のイラストレーターさんを活用しない手はないでしょう。
内容も言うまでもなく素晴らしいのだけど、だからこそ不安だ。

▼川上稔『境界線上のホライゾン』がサンライズでアニメ化決定!
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-716.html

そして、一番意外だったのが、まさかのラノベ界の鈍器こと「境界線上のホライゾン」アニメ化。
しかも、サンライズ……だと……!?
どこまで本気でやる気なのか。
もし完璧に原作再現したならば、とんでもないことになるだろうけど、あの物量は無理だろうなw
中途半端になって、原作ファン憤怒ってことにならなきゃいいけど。
「終わりのクロニクル」だったら、完結しているからペース配分も計算しやすいんだけどね。

▼『電波女と青春男』アニメ版のキャラデザに覇権オーラ確認
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-720.html

こちらは、放送が近づいてきた「電波女と青春男」のアニメ続報。
ブリキさんの絵を再現するのは、難しいだろうと思っていたけれど、あら可愛い。
このクオリティで動いたらいいんだけど、それは欲張り過ぎかな。
原作が何故か4月に2冊発売するのもアニメと何か関係あるのだろうか。

果たしてこのうち、いくつがヒットして、いくつが爆死するのかね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ロウきゅーぶ!  神様のメモ帳  境界線上のホライゾン  電波女と青春男 

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電波女と青春男⑤ 

電波女と青春男〈5〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈5〉 (電撃文庫)
(2010/06/10)
入間 人間

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読書期間:2010/7/13~2010/7/16

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
青春
リア充



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 青春ってのがなんなのかは正直分からんけど、それがあると心が満たされるものらしい。
 あ、どうも。青春ポイントを求め彷徨う流浪の旅人、丹羽真です。ついに俺は、ぐるぐる布団に電波女な藤和エリオと一緒に海に来てしまった。
それだけじゃない。水着完備の天然健康系少女・リューシさんも、コスプレ長身美人・前川さんも一緒(女々さんもね一応)!
これは、青春ポイント大ブレイクの予感。
うーんやっぱり、夏は『海』で『水着』で『UFO』に『宇宙戦争』だな!……あれ?最後のほう、俺なんて言った?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


青春を求める男が、元・電波女や天然少女やコスプレ美人とラブでコメディするシリーズ、第5弾。

今回は、夏休みに同学年の女の子達と海に行く話。
リアルではほとんどないのに、二次元ではよくある定番の青春イベントですね!

面白かったというより、楽しかったです。
やっぱり、女の子の水着姿はいいのー。
ブリキさんの描くムチムチっぷりは、健康的にエロくて大変よろしいです。
これが着エロってやつなのか?

天然鈍感のマコト君は、女の子たちに囲まれてキャッキャウフフしているのに、好かれていることにイマイチ気付いていません。
青春青春と騒いでいるのに、今の自分がいかに贅沢な立場にいるのか分かっているのかこの野郎。
くそっ、リア充め……と妬んでしまうほど、恵まれた青春を過ごしています。

メインヒロイン3人衆の中で一番お気に入りの前川さんの話が好きでした。
絶対にリュウシさんよりも乙女チックだと思うのですよ。
たまに、真が天然で口説くようなセリフを放った時に、吹き出して慌てるところが可愛いんですよね。
普段は一歩距離を置いているだけに、素直になりきれずに接近してきた時の破壊力は他二名とは比較になりません。

リュウシさんの真に対する態度が、もう当人以外にはバレバレで、ごちそうさまでしたって感じ。
そして、豊満な胸を揺らすシーンは、別の意味でごうちそうさまでした。
やっちゅーにネタを繰り返すリュウシさんは、決して普通の女の子じゃないね。

この二人を見ていると、エリオが同年代とは思えませんね。
小学生に通ずる思考や行動ばかりで、ロリ娘にしか見えません。
この娘、身長が160cmあるそうだけど、アニメ化された際には縮むことになりそうだ。

1~3巻のように大きなストーリー展開はなく、ただひたすら夏休みの小旅行を満喫しただけの回でした。
まぁ、青春男としては、これが正しい姿なのかもね。

典型的な水着サービス回(一部特殊なコスプレあり)

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B 

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電波女と青春男④ 

電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)
(2010/03)
入間 人間

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読書期間:2010/3/17~2010/2/25

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8





 電波女になる前の藤和エリオは、それでも宇宙を追っかける少女だった。布団のかわりに、赤いランドセルを背負っていたんだってさ。
 リューシさんと前川さんは、俺に出会う前に、なんと淡い初恋を経験しちゃったりしてた。
その結末は、ほろ苦い青春の味……だったりするのかな、やっぱり(すごく気になるけど訊けないし)。
 そして俺は、エリオと同居しているにもかかわらず、意を決してエロ本購入大作戦を決行して!?
 うー、俺たちの恥ずかしい過去を綴った短編集登場、らしい。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


宇宙に浪漫を抱く少女と青春を謳歌しようとする少年の電波系ラブコメ、第4弾。
シリーズ初の短編集となります。

全5編で中身は結構充実してるかな。
リューシさん、前川さん、エリオの順に過去エピソードが各ヒロインの主観で語られています。
残りは、中学時代のマコトの話と、男の生物本能を描いたエロ話です。

今後の展開次第であるのは当然ですが、おそらく全て飛ばしても影響がないであろう独立した短編ですね。
各キャラの過去を掘り下げられているものの、これが大きな伏線となっているということはなさそうです。

この作品の個人的な二大ヒロインであるリューシさんと前川さんの話は、ちょっと掴みづらい内容でしたね。
入間さんの独特の回りくどい文章が逆効果となっており、面白さよりも面倒臭く感じてしまいました。
特にリューシさんは、思考が定まらないので、振り回されて大変です。
女心は複雑とか、そんなレベルじゃないっすよ、これ。
前川さんは、現在の飄々とした雰囲気とは異なって、恋をしている様子が実に女の子らしかったです。
内面は意外と普通で、リューシさんよりもまともなんじゃないですかね。

エリオだけは、もう少し遡って、小学5年生の頃のエピソード。
表紙絵を見る限り、3年生ぐらいにしか見えませんが、まぁエリオだからなw
幼いけれど、今より何だか賢そうなエリオは新鮮で良かったですね。
女々さんがエリオを愛でる気持ちが、今回ばかりは共感できました。

青春ポイントに情熱を懸ける前の中学時代のマコトの話は、甘酸っぱい恋愛未満の物語でした。
1巻冒頭で田舎の何にもないところから引っ越してきたとありましたが、嘘もいいところですね。
切ないけれど、青春してるじゃねーかこの野郎!と言いたくもなりますよ。
お互いが意識し合っているのに、踏み出せなかった初々しい関係が描かれていて、ほろ苦かったです。
個人的に、今回の短編で一番好きな話でした。
宇宙人が絡まない方が、やっぱり好みですね。

最後は、いわゆるバカ話で、漢・丹羽真がエロ本を買いに走る話。
本屋で知り合いの女の子と遭遇しても買おうとするなんて、勇者すぎる。
性欲により理性が制御できなかったわけでもないようだし、慎重なのか怖いもの知らずなのか、よく分かりませんねw
スリリングな冒険もまた、青春ってことか。

ブリキさんのイラストは、相変わらず身体のラインがエロエロで素晴らしいですな。
ただ、小5のエリオとおっさんのツーショットは犯罪臭がしましたけどw
中学生マコトの青春相手である星中のビジュアルは、ツボにきました。

評価にバラつきはありましたが、まぁそれなりに楽しめましたね。
リューシさんと前川さんは、マコトと絡んでこそ面白いので、次はこの面子で王道的なラブコメを読んでみたいなー。

メインキャラクターの失恋話を中心にまとめた短編集

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B 

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電波女と青春男③ 

電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)
(2009/11/10)
入間 人間

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読書期間:2009/11/10~2009/11/14

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
電波 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

えーと今度はなんなんだろう。
とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。
ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。まさか、宇宙人が見守る街で『未知との遭遇』をした……のか?えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。
……ささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


青春男、夏休み編。
リア充すぎるぞこの野郎。

もしも自分が主人公のマコトと同じ立場だったら、今回の話で青春ポイント+100は堅い。
毎回思っていましたけど、マコトは贅沢すぎる。
何を小説のキャラに向きになっているんだと言われそうですが……羨ましいんですよ、ホント。
いくら電波が混じっていようとも、可愛い子たちに囲まれた青春は見ていて眩しいわぁ。

というわけで、今回は夏休みに草野球やら天体観測やらお祭りやらと、イベント満載の回でした。
表紙を飾っているユニフォーム姿のエリオにちなんで野球で例えてみると、変化球投手が投げたストレートみたいな感じでしょうかね。
癖のある作家が、王道的な青春ラブコメを描いた結果、このようになりましたと言わんばかりの内容です。

まさかの叔母(40)が主役となった2巻より方向修正され、活きのイイ10代の女の子たちがヒロインに返り咲きました。
やっぱり、ライトノベルはこうでなくては。

エリオの時折見せる純真な言動がツボに入ります。
母親が溺愛するのも仕方がないなと思ってしまうほど可愛らしい。
女の子というよりも、ペットを愛でるような感覚に近いかもしれません。

リュウシさんは、普通の女子高生だからこそ、青春っぷりが半端じゃありませんね。
恋する乙女を地で行くその様は、見ているこちらが恥ずかしくなってソワソワしてしまいます。
パニくると、みーまーの甘えん坊まーちゃんモードを彷彿とさせるような怪しい言葉を使い始めるけれど、ヤンデレ化はないよね?ね?

そして何気に一番好きなのは、前川さんだったりします。
一般向きどころかオタクにも理解しづらいコスプレは何とも言い難いですが、中身は普通に女の子なので、ギャップが激しくて萌えてしまいます。
安全な位置から離れて見守るスタイルから、もう少し接近してくれると嬉しいんだけどなー。

文章は、相変わらず独特で曲がりくねっています。
内容は意外にも正統派のラブコメなのに、著者の手にかかると非常にまどろっこしくなりますね。
たった1つの文章を切り取ってみても、面白味が湧き出てくるようです。
ただ、文章の繋がりが自由のため、どこにその文があったかすぐに思い出せない点もありますね。

ブリキさんの絵はもちろん素晴らしかった。
妙にエロいところも含めてw

面白かったです。
みーまーが終わったら、こちらの刊行ペースが上がるといいな。

メッセージ性の強いストーリーも見どころなリア充青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B+ 

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電波女と青春男② 

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)
(2009/05/10)
入間 人間

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読書期間:2009/5/11~2009/5/13

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
家族愛 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

E.T.ごっこして自転車で宙を駆け抜けた夜を経て。布団ぐるぐる電波女の藤和エリオが、ついに布団を脱ぐ決意をした……のはいいんだが。
なぜ俺の傍を離れないんだ?え?バイトの面接に付きあえって?そしてなんでお前は、生まれたての雛が親鳥を見るような目をしてるんだ?うーむ、こつこつ貯めた俺の大切な青春ポイントが、エリオの社会復帰ポイントに変換されている気がする……。
しかもそのエリオの脱電波系少女ミッションが一人歩きして。天然健康少女のリュウシさんとコスプレ長身美人の前川さんが俺の家に遊びに来たり(しゅ、しゅらーば)、みんなでロケット遊びしてる最中、女々さんの秘密と遭遇したり。
……というわけな第②巻。なんだかんだで青春、なのかなぁ。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


前半と後半で大きく評価の変わる2巻でした。
真以外にも、リューシさん、前川さん、そして後半の大部分をジョジョさんの視点から語られるのがその理由ですね。

入間さんのまどろっこしい文章は、キャラ相性によって読みやすいか読みにくいか決まりますね。
女々さん視点は、みーくんや湯女とは比べ物にならないぐらい読みにくかった……。

既に1巻にしてエリオが電波女を卒業していたので、タイトルに偽りあり!だと思ったのですが……。
まさか、電波な叔母こと女々さんをメインに据えて物語を展開させるとは予想だにしてなかったぜ。

この叔母さん、もう色々と駄目というか手遅れだと思う。特に社会的に。
どう見てもちゃらんぽらんで駄目な大人の典型ですよ。
しかしまぁ、家族への愛情はしっかりと感じられますし、何だかんだいって母親らしい一面もあるので人間的にはイイ人なんだろうね。
親戚にいたら絶対に近づきたくないけどw

今回は、そんな女々さんの話だったわけですが、これが意外にも心温まるお話で良かった。
正直、ライトノベルで40歳のおばさんが頑張る話ってのはどうかと思うのですがね。
面白いとか楽しいとかではなく、イイ話だったという感想に落ち着いてしまいますし。

やっぱり個人的には真を主人公としたラブコメ路線の方が好きですね。
前半のエリオが社会復帰を目指す展開は、オチが読めますが、それでも笑わせてもらいました。
エリオも電波ゆんゆん状態から、随分と可愛らしくなりました。

リューシさんが真に惚れる理由はよく分からないけど、恋心を抱いている姿は可愛くて癒されます。
ちょっとした嫉妬や照れ隠しの言動が、さらに魅力を引き立てますね。
今のところ、女の子としては一番お気に入りです。

ブリキさんの絵は枚数を描くための絵柄にチェンジしてますね。
2巻が荒いというよりも、1巻が丁寧すぎたという方が正しい気がします。
とはいえ、カラーイラストのキャラ絵は非常に良くて、読んでいる途中で何度も見直しちゃってました。

作者があとがきで言っているように、みーまーとは正反対に位置する作品ですね。
同じ作者とは思えないほど、ぬるく温かい雰囲気に包まれています。

最後に作者近影を見て笑ったw
このシュールさは一目すべき。

予想外なほんわかストーリーに驚かされます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B 

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電波女と青春男 

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男 (電撃文庫)
(2009/01/07)
入間 人間

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読書期間:2009/1/15~2009/1/17

【評価……B+
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
電波 ★★★★★★★★☆☆
 … 8

宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。
「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。
天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。
……俺の青春って、一体どーなんの?

【感想】

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」で有名な入間人間さんの新シリーズ。

あー、作品は変わっても作風は変わらないな、この人w
「電撃の缶詰」に載っていたエッセイやみーまーのあとがきを読んでいて、おそらくそうだろうなぁとは思っていましたが。
みーまーの文章が、狂気に蔓延る世界で嘘つき少年の一人称ゆえにクドい文章になっていたのではなく、これが作者のスタイルなんだなと今更ながらに確信しました。
そんなわけで、今回もまた回りくどいというか面倒臭い文章が延々と繰り広げられるため、みーまーの「文章」に抵抗を感じた方は大人しくスルーしていた方が賢明かと思われます。

僕は大好きですけどね!
隙あらば(いや、なくとも無理矢理)ネタを仕込ませる文章が、たまらなく楽しいです。
思わずクスッと笑ってしまうというものではなく、じわりじわりと噛み締めるほどに浸透していく面白さといいましょうか。
流し読みでは全く頭に入ってこないので、1つの文章をじっくり時間をかけて読まないといけませんが、そうするだけの価値がありますね。
ただ、癖が強過ぎるため、万人にはお勧めはできないのが何とも心苦しいんだよなぁ。

キャラクターも良し。
みーまーに比べ毒気が薄いので、著者の「文章」は好きでも「キャラクター」に苦手意識を持っている人は読む価値は大いにあると思いますね。

登場人物はかなり限定されていて、主人公の丹羽真に、あとはヒロイン候補が3人+1(あえて分けてカウント)ぐらいしか出てきません。
その割には、描き切れてない印象が残りましたね。
言葉遊びのキャッチボールをダラダラと続けていたため、掘り下げが甘かったのかもしれません。

とはいえ、電波女ことヒロインの藤和エリオのインパクトは強烈です。
まーちゃんとは違ったベクトルですが、この娘も相当アレ(頭がパー系)です。
表紙の妙なエロさよりも、裏表紙の和み度にやられました。
上半身を布団でぐるぐる巻きされた女の子に、これほど萌え係数があるとは知らなかったよ。
性格的には明るくて照れ屋である同級生のリュウシさん、容姿的にはやはり同級生でボブカットが似合っている前川さんのが好みだけどねw

ストーリー、雰囲気ともに拍子抜けするくらい、ちゃんとラブコメやっています。
前シリーズのようなどんでん返しを予想して構えていると、肩透かしを食らいますね。

面白かったです……が、同時に物足りないかなぁと感じる面もありますね。
他のラブコメ小説を比較しても遜色のない出来だとは思います。
しかし、今のラノベ業界にはラブコメはいくらでも生産されているわけで、入間さんの本で読む必要性は少ないんですよねぇ。
せっかく他の作家さんにはない独特の文章を書ける方なので、もっと尖がった作品が読みたいなと思いました。

また気になった点としては、題材的に『AURA』と似通っている部分が多いところ。
たまたまでしょうが、展開も酷似しているため、読了順からいって新鮮さには欠けてしまいました。

本当に少しだけですが、みーまーのネタがあったのが嬉しかったです。
これにはファンとしてはニヤリとさせてもらいましたw

これで完結でいいと思っていたんですが、続きが出るそうで。
1巻で綺麗に終わっちゃってるので、少々不安です。
どういう展開になっても蛇足になりそうなんですよね。
少なくとも、タイトルの「電波女」の部分は変更しないと、内容的に合わないでしょうね。

シュールな笑いが好きな人にとっては病みつきになる文章です

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  電波女と青春男  入間人間  ブリキ  評価B+ 

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