明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

ハーレムはイヤッ!! 

ハーレムはイヤッ!! (電撃文庫 み 13-3)ハーレムはイヤッ!! (電撃文庫 み 13-3)
(2010/10)
水鏡 希人

商品詳細を見る
読書期間:2010/11/5~2010/11/11

【評価……C-
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
 … 2
人物 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
 … 2
文章 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ





 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ … 2






 鷹野原学園に入学して半月、上月慧はある理由から同じクラスの初穂詩織と仲良くなりたいと思いながら、なかなかうまくいかない日々が続いていた。
 ある朝、慧は、生徒会役員で学園の才媛とも呼ばれる先輩・響徳寺綾乃に校門で服装の乱れを直され、周りから妙な感違いをされてしまう。さらに、モデルをしていて学年の中でも可愛いと評判の幼馴染・有坂美柚と仲良くしていることを妬まれ、いつしか「ハーレム王」と噂されるようになってしまった。
 そんな慧だが、実はみんなに言えない秘密があって……。
 第14回電撃小説大賞<金賞>受賞者・水鏡希人が贈る期待の新作登場!

【感想】


デビュー作「君のための物語」で絶賛された水鏡希人さんの久しぶりの電撃作品。

学園内で注目を浴びている女の子たちと親しくしている姿を見られてしまい、周囲から嫉妬という名のイジメを受ける主人公を描いたお話。
……うん、説明は間違っていないと思う。

実力のある作家さんだと信じたいのは山々なんですが……。
はっきり言います。
無茶苦茶ストレスがたまる内容でした。
どうしようもないですよ、これは。

主人公・上月慧は、確かにヘタレ気味のところはありますが、そこまで攻められません。
学園一の才女・響徳寺綾乃、モデルの幼馴染・有坂美柚の二人との関係は、ある程度仕方のない事情というものがあります。
秘密にしている事が多すぎて、もう少し関係者に説明しろよと言いたくものなりますがね。
説得力には欠けますが、この設定は非常に面白いと思います。
中盤で秘密が明かされたときは、後半の展開に期待が持てました。

それだけに、残念なところが目立ち過ぎていて、勿体無かった。

まず1つ目に、キャラクターが致命的にウザったい。
特に主人公の友人ポジションにいる男二人が、糞すぎる。
ハーレムの誤解を助長させるような言動、口を開けば「羨ましい」「女を紹介しろ」と煩く、人の言葉には全く耳を貸さない。
一人でも邪魔臭いのに、二人もいる意味なんて理解ができません。
慧が嫌がったり苦しんでいるのを見て、贅沢なことを言うなとほざくコイツらは最悪です。

話を聞かないという点は、ヒロインも同様というのが更に頭痛くなる。
綾乃はまだいいとしても、美柚は駄目だ。
自分勝手というレベルを通り過ぎていて、周囲の目が見えていません。
慧に及ぼす影響を考えて行動しろよと何度思ったことやら。
慧が想いを寄せる初穂詩織は、口数の少ない眼鏡の文学少女で良かったんだけどなぁ。

2つ目は、文章と作風の相性が悪い点。
的確で堅実な文章は素晴らしいと思うんですが、ラブコメチックな本作には合いません。
360Pを超えるボリュームになっている理由の大半が、丁寧過ぎる描写にあります。
やっぱり、軽いノリにはテンポも重視する必要性があると思います。

物語も大きな動きはなく、ひたすら溜め込んだストレスは一切解消されません。
終始イライラとさせられて、腹が立って仕方がありませんでした。

小説の体裁は整っているので、好みの問題なのかもしれません。
でも、酷評が多いのも然るべき内容だったのは、否定できないでしょう。
ある意味これだけ感情を動かされたのは凄いことなのかもしれませんけど、わざわざ娯楽でストレスを溜めたくはないです。

作者には、読者に楽しませようという意図があるんでしょうか。
「君のための物語」を読んで惚れて以来、追いかけ続けてきましたけど、限界かもしれません。
少なくとも新作は評判を待ってから判断したいと思います。

周囲からハーレムだと誤解されて妬まれる主人公の苦難が可哀想で笑えない

スポンサーサイト

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ハーレムはイヤッ!!  水鏡希人  ピロ水  評価C- 

△page top

森口織人の陰陽道 

森口織人の陰陽道 (電撃文庫)森口織人の陰陽道 (電撃文庫)
(2008/08)
おかゆ まさき

商品詳細を見る
読書期間:2009/7/14~2009/7/21

【評価……C-
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
人物 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
文章 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
 … 2
ラブコメ ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4

遥奈原初雪様。校内一と誉れ高き麗しのお嬢様。完璧な容姿と物腰でクラスでも信頼の厚い……のですが、そんな彼女にも悩みがありました。
それは“自分の思考が他人に流れ漏れてしまう”こと。
思春期ど真ん中な彼女は、ついついえっちな――もとい、扇情的な妄想をしてしまい、それが他人へ伝わってしまう危機的状況に……。そんな初雪様を守るため、織人様が孤軍奮闘(七転八倒)するのでございます。
ええと、「陰陽道」はどこにいったのでしょう……?「電撃大王」連載『森口織人の帝王学』と一緒に読めば全てお分かりになるでしょう。おかゆまさきの新作登場、でございます。

【感想】

「撲殺天使ドクロちゃん」で有名なおかゆまさき氏の新シリーズ。
著者の本を読むのは、これが初めてです。

何という読み辛さ……。
これが著者の売りだというのなら、自分には合わないなぁ。

ですます調+登場人物を様付けで語られる地の文が、読んでいてあまり楽しくない。
展開のカオスさも相まって、描写が頭に入ってきません。
独特な文体なので、好きな人もいるかもしれませんが、人を選ぶ文章であるのは間違いないですね。

触れた相手にエロ妄想を流しこんでしまう能力を持つヒロインというのは、面白い設定だと思います。
内容がマニアックすぎて、ちょっとついていけませんが。
キャラ同士の掛け合いなどは面白くて、笑えたシーンもいくつかありました。

王道のラブコメ的展開もあり、アクションシーンもありで、ライトノベルとしては一般的と言えるのに、何をどう間違ったらこうなるのだろうか。
いやはや、さすがはかのドクロちゃんを生み出した方だけのことはあります。

イラストのとりしもさんの絵は、シチュエーションが濃すぎて、エロいというか酷いw
普通に上手い分、余計に変態っぽく感じました。

2巻では問題の地の文も一人称になっているという話ですが、とりあえず次は保留ですかね。

良く言えばカオス、悪く言えばgdgdなエロギャグラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  森口織人の陰陽道  おかゆまさき  とりしも  評価C- 

△page top

ひだまりスケッチ ようこそひだまり荘へ 

ひだまりスケッチ―ようこそひだまり荘へ (芳文社KR文庫 1-1)ひだまりスケッチ―ようこそひだまり荘へ (芳文社KR文庫 1-1)
(2007/03)
日暮 茶坊蒼樹 うめ

商品詳細を見る

【評価……C-
舞台 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
物語 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

大人気4コマ『ひだまりスケッチ』初のノベル登場です!あこがれのやまぶき高校美術科へ進学が決まったゆのは、学校近くのアパートで初めての一人暮らしをすることに。「ひだまり荘」でゆのを待っていたのは、同じ学校の先輩である2年生コンビ、沙英とヒロ、そして新しいクラスメートになるお隣さん、宮子でした。ひだまり荘で暮らす4人に、やまぶき高校教師の吉野屋先生、ひだまり荘の大家さんなど、原作でも大人気の楽しいメンバーが加わって繰り広げられるショートストーリーをぎゅっと詰め合わせました。新しい学校、新しい制服、そして、新しい友達。この「ひだまり荘」で、ゆのの新しい毎日が始まります。

アニメを観て気に入っても、原作を買うということが少ない自分。
そういう意味で「ひだまりスケッチ」は珍しく、原作の漫画どころか小説にまで手を出した作品となります。

確かに、ひだまりスケッチは大好きな漫画であり、非常に面白いアニメです。
でも、それだけで小説にまで手を出すことは本来ありえませんでした。
著者の名前を見るまでは。

書いていたのは、メモオフのシナリオや小説で有名な日暮茶坊氏でした。
ぶっちゃけますと、個人的には、評価が高い方のライターさんではなかったりします。
それでも、しばらくこの方の文章を読んでいないこともあって、興味が沸き、思い切って買っちゃいました。

数年振りに読んだ著者の文章ですが……良くも悪くも相変わらずかなぁというのが率直な感想。
キャラクターの雰囲気をある程度掴むことは上手いと思うんですが、時々明らかに違うなと感じることがありました。
メモオフの時もそうでしたが、性格をデフォルメさせて書いているためですね。
だから、部分的には似ているんですが、性格の特徴的な部分を強調されすぎてて、分かり易い反面、単調になっています。

また、説明臭い場面描写や、原作ネタの改変などが目立ちました。
ただでさえ180ページを4本のショートストーリーに分割しているため、本の幅とともに内容も薄くなってしまってます。
淡々と日常が過ぎていく様は、この作品らしい点ではあるんですが……。

あと、原作自体の特性なんでしょうが、この作品、小説向きではないですね。
原作は、テンポがよく、ほのぼのと笑えるのが最大のウリだと思いますが、それが小説になると無理が生じてます。
面白く読めたとしても、それは原作とは異なる魅力によるものになっているんじゃないのかな。

総括すると、原作ファンは買っておいて損はない、という程の作品ではないですね。
面白くないわけではないんですが、面白いとも言い難い、そんな微妙なところです。
多少違和感はあるけれど、ひだまりスケッチのキャラクターが好きな人は買ってみてもいいかな。
雰囲気や独特の間が好きな人は、あまり勧められません。
原作者の蒼木うめのイラストも、挿絵がないため、大してありませんしね。

最後に余談。
あとがきに、秋月ひろさんの名前が出てきたときは、思わずニヤリとしましたw

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ひだまりスケッチ  日暮茶坊  蒼樹うめ  評価C- 

△page top

リバーズ・エンド 

リバーズ・エンド (電撃文庫) リバーズ・エンド (電撃文庫)
橋本 紡 (2001/12)
メディアワークス
この商品の詳細を見る

【評価……C-
舞台 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
 … 2
物語 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
人物 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
文章 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
挿絵 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
 … 2
オススメ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3

評価【C+】⇒【C-】 2008.2.2修正

拓己は十四歳の中学生。そんな彼の携帯に突然メールが送られてくる。あなたの町に海はありますか――?拓己は戸惑うが、やがてメールの送り主である唯という少女と、心を通わすようになる。
雪の降る夜、息が白くなる朝、騒々しい昼休み、何度も何度もふたりは『言葉』を交わしつづける。なにもかも不確かな世界の中で、ただ互いの『言葉』だけがリアルだった。ひとときの優しさ、ぬくもり、そして――。
彼らは気付いていなかった。その時、なにかが始まろうとしていたことに。
第4回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞の橋本紡が贈る気鋭の新作ついに登場!

今となっては、この作品よりも『半分の月がのぼる空』の著者として有名な橋本紡の作品。
この1巻が発売されたのは、もう6年近くも前なのですが、前々から興味があり、ようやく手に取ってみたのでした。

一応、ジャンルとしてはラブストーリーということでいいのかな。
ラノベとは切り離せないSF要素は、今のところはさほど出てきていません。
というのも、この1巻だけでは話の全貌がちっとも分からないというのが原因です。
どうやらこの作品は、全5巻+1(後日談?)らしく、第1巻に関してはプロローグに過ぎないようなのです。

それを踏まえた上での感想。
正直なところ、内容は可もなく不可もなくといったところで、まぁまぁといった評価が一番的を射たものだと思います。
後半の説明不足の急展開を除けば、特に指摘すべき点もありませんし、だからといって素晴らしいと声を大にして言うほどのものでもありません。
前半部分の等身大の中学生たちが織り成す物語は、微笑ましいものだったり、胸が痛くなるものだったり、現実感を感じられるものが多くなっています。
いい意味でも悪い意味でも、普通のライトノベルですね。

ところで、これは僕の持論ですが、本に限らず、フィクション作品の評価をする際に「終わりよければ全てよし」というのは当てはまらないと思ってます。
特にライトノベルのシリーズ物というのは、1巻の出来が非常に重要です。
何故なら、続きを買うか否かはその評価で決まるといっても過言ではないからです。
たとえ、どれだけ伏線が張り巡らされた大作であっても、過程で楽しめなければそれは一級品じゃないでしょう。

その意味で、この作品は惜しいなと思います。
2巻以降の評判がいいだけに、1巻が淡白すぎた感があって勿体無いですね。
僕自身、2巻を買うべきか悩んでいます。

また、この著者の作品を初めて読みましたが、テンポのいい文章を書くんだなぁと思いました。
多分、著者の特徴なんだと思いますが、動詞や単語だけ、10文字程度の文章で改行するのが多いんですね。
作品中の、主にほのぼのとしている前半の雰囲気に合っているように感じられました。
ただし、その分、文字数が少ないため、ページ数の割りに中身が薄く感じられなくもないですが。

1巻だけでは謎ばかりが残ってしまうので、読むのであれば最後まで読みきるべきなんでしょうね。
どなたか、背中を押してはくれないでしょうか?w

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  リバーズ・エンド  橋本紡  高野音彦  評価C- 

△page top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。