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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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青春ラリアット!!3 

青春ラリアット!!〈3〉 (電撃文庫)青春ラリアット!!〈3〉 (電撃文庫)
(2011/12/10)
蝉川 タカマル

商品詳細を見る
読書期間:2012/7/7~2012/7/10

【評価……B-
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ
青春
友情



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 長瀬の悪魔の誘導術などに押され、自慢のナンパテクなるものを披露することになった黒木。そして、運命の出会いを果たしたのが――ゆかりだった。
 きっとお嬢様に違いない、と思うぐらいに、おしとやかで天然なゆかりに黒木は舞い上がる。だが、お約束なことに、彼女は記憶喪失という重すぎるオプション付きだった。下心むき出しに、一人暮らしの自分の家に誘う黒木。宮本たちも監視を兼ねて黒木家に滞在することに。
 月島と一つ屋根の下に舞い上がり暴走する長瀬など、黒木の家は大騒ぎ!一方で、ゆかりを捜す不審な影が宮本たちの周りに出現し始め……。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


恋に不器用な少年少女達による青春ストーリー、第3巻。

月島を差し置いて黒木が表紙に登場するとは思ってもみませんでした。
この第3巻では、その黒木が主役となった恋と友情の物語が描かれています。

面持ちなどから周囲に清楚な印象を与える女性・ゆかりは記憶を失っていた。
そうとは知らない黒木は、友人達との雑談の流れから勢いで彼女をナンパをしてしまう。
しかし、その時現れた謎の男達にゆかりは囲まれる。
宮本や長瀬も当然の如く巻き込まれ、またしても彼らは日常から外れた物語に首を突っ込むことになる。

懐かしささえ覚えるベタベタなお話です。
記憶喪失の女性、お嬢様を窺わせる佇まい、謎のスーツ服姿の男達、匿う主人公達。
ここまで出揃ったらもうストーリーの枠組みは決まりでしょう。
あとは本作のキャラをはめ込むだけで、一冊の本が出来上がります。

正直、新鮮味が薄いのは確か。
しかし、定番イベントをこなしているだけあって、安定感はあります。
雛型が完成されているストーリーなので、構成や話の緩急は的確。
甘酸っぱさとほろ苦さを感じさせる結末を期待させて止みません。
2巻で少し評価を下げましたが、3巻で持ち直しましたね。

記憶喪失に限らず、設定はご都合主義満載。
主人公やヒロイン達の行動と実際の生活が結びつかず、説得力に欠けます。
今後これらを伏線として使用するのであれば、違和感を与えたことは成功なんですけどね。

長瀬の精神的な口撃が控えめとなり、ギャグとして成立するようになったのも大きな収穫でしょう。
宮本が不憫というよりも、長瀬の性格の悪さに目が付くレベルでしたからねぇ。
代わりに黒木が虐められていたいような気もしますが、それは彼のキャラによるものですね。
それに、何だかんだ言いつつ宮本や月島が、黒木のことを認めていることを言外に匂わせるので、信頼関係の厚さを感じ取れて良いなと思いました。

バトル要素は……うーん、要らないかなぁ。
月島が戦うパートは、敵側のキャラもあって浮いて見えました。

タイトル通り、豪快な青春模様が楽しい内容でした。
今回ぐらいの水準であれば、買い続けたいなと思えますね。

普段はチャラいけれど熱い心を持った少年と彼を信じる友人達の絆が素敵

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  青春ラリアット!!  蝉川タカマル  すみ兵  評価B- 

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青春ラリアット!!2 

青春ラリアット!! 2 (電撃文庫 せ 3-2)青春ラリアット!! 2 (電撃文庫 せ 3-2)
(2011/07/08)
蝉川 タカマル

商品詳細を見る
読書期間:2011/11/10~2011/11/14

【評価……C+
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ
青春
友情



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 全治一ヵ月のはずが、一週間で退院してきた月島。バカの超回復力に宮本は眩暈を覚え、長瀬は大喜びする。
 こいつらが揃えばロクなことはない。今度は月島を仇と狙う少女が現れ、大騒ぎに!?少女が可愛かったせいか、色々なことにキレて青筋を立てる長瀬だった。
 揉め事を嫌う宮本と、とにかく女性を月島に近づけたくない長瀬。二人はあの手この手で、月島に気づかれぬ内に事態を収めようとするのだが、話はこじれにこじれ!?
 話題沸騰の青春ストーリーだ、コノヤローッ!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


年下の女の子に恋の手助けを強制される男子高校生の青春ラブコメ、第2巻。

んー、ぼちぼち。
面白くないわけではないけれど……。
感想を書くと、良いところよりも悪いところが挙がってしまうタイプの作品ですね。

基本的な流れは1巻同様で、親友の月島のために宮本と長瀬が奔走するという展開。
ただ、内容が似ているというよりも変わり映えしないと感じられるため、少々退屈でした。
進展らしきものも見られないので、もう少し捻りが欲しいかなぁ。

一方的に長瀬が宮本を口撃するのも既にパターン化していますね。
笑えるシーンもありますが、逆に横暴過ぎて引く場面もあります。
理不尽系ヒロインは、あまり好きじゃないんですよねぇ。
宮本に対するデレが圧倒的に足りません。

一応主人公である宮本に小学生の彼女がいるのは、目新しい設定でいいと思うんですが、随分と出し惜しみをしているのが気になるところ。
2巻でも出なかったということは、シリーズ終盤まで都子は出てこないんだろうなぁ。

それにしても、格闘技ネタが続いていますが、これを売りにしていくのだろうか。
作品名がラリアットだからといって、縛られなくてもいいと思いますがね。
月島が超人すぎたり、バトルが日常場面と比べて浮いていたりしますし。

あと、相変わらずキャラの名前が覚え辛いというか、視点が分かり辛い。
この作品、三人称よりも一人称の方が合っていたんじゃないかな。

ちょっと芝居ががっているけれど、宮本と月島の友情は熱くて良かった。
惜しむらくは、物語が1巻と比べてパワーダウンしてしまっている点。
ストーリーの説得力が薄い部分があって、ご都合主義を感じるところがありました。

今すぐシリーズの購読を打ち切るとまではいきませんが、微妙なラインにはなりました。
ずっと同じ調子なら飽きてしまいそうです。

親友のことが好きな少女のために罵倒されながらも裏で奮闘する青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  青春ラリアット!!  蝉川タカマル  すみ兵  評価C+ 

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青春ラリアット!! 

青春ラリアット!! (電撃文庫)青春ラリアット!! (電撃文庫)
(2011/02/10)
蝉川 タカマル

商品詳細を見る
読書期間:2010/2/15~2010/2/19

【評価……B-
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ
青春
友情



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 「行くぞコノヤローッ!」
 どこかの有名レスラーばりにマイクコールをし、全校朝礼の場で公開告白をした月島。その結果は――当然、停学処分となったのだった。
 バカの日本代表、月島を心配する者が一人。友人の宮本である。宮本は傷心の月島を見舞う事に。その道中で出会ったのが、整った顔立ちながら愛想の欠片もない無表情の少女、長瀬だった。
 どうも、長瀬は“あの月島”に惚れているらしい。その事に驚きつつ、自分に対してなぜか横柄な彼女に怒りも覚える宮本だった。この奇妙な三角関係が、風雲嵐を巻き起こす事になり!?

【感想】


第17回電撃小説大賞<金賞>受賞作品。
すみ兵さんのイラストと、成田良悟さんの推薦文に惹かれました。

ふむ、悪くはない。
なかなか面白かったです。

全校集会の場で突如、意中の相手に告白し即玉砕した友人・月島を心配する主人公・宮本
停学中の月島を訪ねる道中、宮本は一人の少女に後をつけられていることに気付く。
その少女・長瀬は、月島に恋い焦がれた純情な女の子……と思いきや、月島の目がないところでは、口の悪い横暴な娘だった。
宮本は、長瀬から執拗なほどに口撃されながら、彼女に振り回されていく――というストーリー。

定番の青春ラブコメかと思いきや、少し狙いをズラしていて、ちょっとした冒険をしています。
最初は設定からして、「とらドラ!」のような多角関係なのかなと予想したのですが、外れました。
異色というほどではないですけど、着眼点が良くて新鮮さを感じますね。

例えるならば、運転席には友人(=主演・月島)、助手席には友人のことが好きな後輩(=ヒロイン・長瀬)が座っている状態で、後部座席に乗り込んだ脇役(=主人公・宮本)視点で青春ラブコメが描かれているような感じ。
作品上は後部座席の男・宮本が主人公なのですが、物語においては、一人の脇役に過ぎません。
あくまで、運転席に座る友人・月島が主役なんです。
車内の会話には加わるんだけど、主人公がハンドルを握っていないので、目的地は選べません。
脇道に入ったけれど、寄り道し終わったら途中で軌道修正するんだろうなーと思っていたら、そのまま駐車してしまいました。

主人公であるはずの宮本が、地味すぎて本筋の関わりあいが薄いのは、欠点かなぁ。
ちょっと話の内容から距離が遠すぎて、傍観者となっていますねぇ。
宮本自身の抱える悩みについても、あっさりと流してしまっていますし、感情移入はし辛いです。

ヒロインの長瀬も、正直なところ好感を抱くのは難しい。
好きな人の前では素直になれないなんて、そんな可愛らしい次元を既に通り越しちゃっています。
宮本目線で語られるため、ひたすら罵倒され続けます。
おかげでギャップ萌えが機能していなくて、腹黒さだけを植え付けられてしまいました。

ラブコメというとキャラクターが重要ですが、総じてあと一歩といったところですね。
そんな中で、一番良かったと思うのは、月島かな。
バカの日本代表と言うほどバカではありませんでしたが、惚れた女のために行動が出来る熱血漢で、格好良かったです。

ストーリーは、中盤でグダっていますが、終盤の盛り上がりは燃えます。
まさに、青春といった熱さがあり、青臭さが実に爽快でした。

それにしても、主要人物の名前が頭に入ってこず、混乱したのは自分だけでしょうか。
みんな名字で呼び合うし、イメージと合っていないから、キャラと名前が一致しませんでした。

物語の焦点が主人公ではなく親友の恋模様となっている青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  青春ラリアット!!  蝉川タカマル  すみ兵  評価B- 

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