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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『花野井くんと恋の病』7巻 感想 



花野井くんと恋の病」7巻のネタバレ感想です。

球技大会で周囲と打ち解け始めた花野井くん。
ほたる以外に眼中のなかった態度が緩和されたことで人が集まってくるようになりました。
アリウープなんて派手なことやったら、そりゃあ恋に落ちる女子学生もいますよね。
しかも、見た目だけでだけでなく内面の良さに言及する後輩の美少女が現れたら、ほたるが焦るのも無理はありません。
慌てて髪型をいじるほたるが可愛くて和ませてくれました。

きょーちゃん監修のほたるデートスタイルが可愛い。
彼女がデートに合わせてお洒落をしてくれたら、それだけでテンションが上がるのが男です。
そして女の子にとっては、自分に自信が持てるようになるわけで、なんて平和な好循環。

花野井くんの元カノが1話以来となる再登場。
変に拗れるような展開ではなく、親切心からの助言をしたかっただけみたいですね。
当時の花野井くんは今以上に束縛が激しかったので、元カノが辟易するのも無理はない。
それにしてもお互いベタ惚れ状態になってて、外的要因でヒビが入るとは到底思えなくなってきていますね。

恋人の部屋で彼シャツに身を包んだままベッドで寝るほたるは、さすがに無防備過ぎる。
ディープキスで済んだのは健全というか、花野井くん頑張ったというか。
押し倒されていても文句は言えませんよ。

位置共有アプリを入れているカップルが存在することは知っていますけど、個人的にはかなり抵抗があるなぁ。
監視されるのも嫌だし、相手のことが気になって落ち着かないのも嫌。
流れでお試ししていたけど、イマドキの若者には抵抗がないのかな。

メインよりも脇役の方が動きがあって興味をそそられます。
前回は軽い気付き程度でしたが、しばむーと先生の距離感は明らかに匂わせていますね。
察するにしばむーは先生のことが好きで、先生は好意を受け取ってはいないように見えます。
女子高生と担任の先生のロマンスというと、ママレードボーイを思い出させますね。

さとみさんの推しにスキャンダル発覚で、10年来のリア恋に失恋してしまうことに。
バイト仲間から励ましてもらって一件落着かと思いきや、八尾に対してときめいちゃうのは予想通りでニヤニヤ。
あちこちでくっついちゃって幸せになればいいさ。

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『花野井くんと恋の病』6巻 感想 



花野井くんと恋の病」6巻のネタバレ感想です。

回想にて明かされた花野井くんの過去。
小学校卒業直前にほたると出会っていた経緯が判明しました。

公園にいるダンディーなおじさんの言う通り、普通のことを普通にやるというのは案外難しい。
だからこそ、挨拶だったり人助けが出来るほたるは本当に良い子だというのが分かります。
奥手な花野井少年が惚れるのも当然でしょう。

口ごもってしまい名前を勘違いされてしまったのはいいとして、何故ほたるは花野井くんのことを見ても思い出さないんだろうか。
いくら成長期と言えども、小学6年生と高校1年生だったら顔を見て連想できそうなものなのに。
ストーカーまがいになるぐらいほたるのことを意識していた割には、他に彼女を作っていたというのも気になりますし、まだ他にも秘密があるのかもしれませんね。

友達がいなくてバイト先の先輩に恋愛相談する花野井くん。
自分の話を本の話に例えるところからして彼女から可愛いと言われる理由が分かっていない様子。

一方で彼氏いない歴=年齢の姉に恋愛相談して無自覚に姉をフルボッコにするほたる。
出先でバッタリと初顔合わせに驚き、最後にはよろけながらも妹の背中を押すお姉ちゃんは人間的に非常に魅力的だなぁ。
是非ともお姉ちゃんには幸せになって欲しい。
黒江主任とお近づきになりそうなフラグも立っているので、こちらも気になります。

ファーストキスから照れてしまって彼氏の顔を直視できないほたるが可愛い。
息を止めてるようにギュッと唇を結んでキス待ち顔をするほたるに、思わず花野井くんと同じリアクションをしてしまった。
こんな彼女がいたら楽しくて仕方がないだろうな。

後半は球技大会の話。
何度も言うようだけど、ぼっち気質の親しい人に仲良くなれる友達が出来たら嬉しいもの。
花野井くんがクラスメイトと交流することを喜ぶほたるの気持ちは凄く共感できます。

圭悟が本当にイイ奴だなー。
無愛想で壁を作りまくる花野井くん相手にめげずに絡めるのですから。

アリウープはさすがにやり過ぎだけど、ゴールの高さが低かったら出来ないこともないかな。
でもあんなのやったら恋に落ちる女生徒大量発生しそう。
本人は周囲の黄色い声なぞ関係なく、彼女からの「かっこよかった」の一言が何よりも嬉しかったということが満面に笑みで一目瞭然でした。
初めて花野井くんの屈託のない笑顔は見れた気がして、これまでで一番読了感のいい内容でしたね。

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『花野井くんと恋の病』5巻 感想 



花野井くんと恋の病」5巻のネタバレ感想です。

高校2年生に進級したほたると花野井くん。
クラス替えで同じクラスにはならなかったけど、そんなの関係ないと言わんばかりの甘々な蜜月を見せつけてくれます。

ほたるのもう一人の親友、しばむーこと柴村の登場シーンが増えてきましたね。
袴を着こなす姿が格好良くて、幕間の四コマ漫画で描かれていたように女の子にモテるのが容易に想像できます。
剣道部の顧問であり担任の先生が意味深に登場していましたけど、もしかしてもしかするのかな。
ただのモブであんなイケメンとは考えにくいですもんね。

ほたるの食べる姿を愛でる気持ちで仲良くなる花野井くんとしばむー。
さすが愛玩動物系少女・ほたる、友達も恋人も関係なく虜にします。

一人の時間は気楽という話題、非常に気持ち分かります。
学生時代にぼっち飯していると変に目立ってしまって勘繰られるのが面倒というのはありますけども。
友達とお昼一緒の方が楽しいけど、一人が寂しいと思われるのも心外ですよねー。

トラウマのせいで避けがちだった八尾とも自然と話せるようになったほたる。
おかげで八尾が好意を自覚する段階まで進んでしまっています。
八尾が抱く想いは単なる親愛ではないさとみさんは気付いて、その感情を推しだと教えたのは果たして良かったのか。
既に恋人関係となっている二人の間に割り込むことはしないで欲しいなぁ。

前回で発覚した花野井くんもほたる達と同じ小学校出身という話、気付かなかった理由は転校生だったからだそうで。
まぁ確かに別クラスの転校生だと覚えていないことは自分も経験あるし分かります。
でも、どうやらそれだけではないようで、花野井くんは一体何を隠しているのか気になりますね。

名前呼びから始まって終始イチャイチャしてるなと思っていたら、遂に唇でもキスしちゃってるじゃないか。
てっきりもっとスローペースなのかと余裕ぶっていたので驚いて変な声が出ました。
身体がむず痒くなる甘酸っぱさに、のたうち回るしかない。

それにしても、これだけ関係が進展しても花野井くんに裏側があるような気がして構えてしまいます。
そろそろ過去を明かしてくれることを期待。

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『花野井くんと恋の病』4巻 感想 



花野井くんと恋の病」4巻のネタバレ感想です。

正真正銘のカップルになった二人の物語。
少年漫画は付き合うことがゴールであることが多いけど、少女漫画だと付き合ってからが本番ですね。

花野井くんをいい人と評するほたるとは認識が異なります。
ほたるにとっていい人であって、他の人にとっては良くも悪くもありません。
きょーちゃんが気付くように少し接するだけで他人への興味ゼロの人間で、ほたるに近付こうものなら牙を剥くことを知らないから仕方がない。
ま、彼氏が彼女の男友達にいい気がしないのは当然の感情ですけどね。
花野井くんの場合、彼女の女友達に嫉妬して勝てないと嘆くのですから重症です。

むしろ、ほたるが良い娘過ぎる。
法事を抜けて自分の誕生日に駆け付けてくれるだけで胸がいっぱいになるのは、花野井くんに限った話ではありません。
家にいるという嘘を追及されるわけでもなく、考えて見付けてくれた時の歓びといったら彼氏としたらたまらないでしょうね。

キスしたくなる気持ちを姉に聞くほたるの純真さよ。
お姉ちゃん彼氏いない歴=年齢に見えないけどなー。
妹の背中を押してくれる配慮が出来て、見た目もクールビューティーなのに何か原因があるのかな。
いつかサイドストーリーとして描かれることを期待したい。

実は、ほたると花野井くんが小学校の同級生だったことが発覚。
何故ほたるは気付いていないんだろう。
八尾は思い出したようだけど、そもそも高校生ぐらいの年齢なら小学校の同級生なんて話したことがなくても全員顔と名前を覚えているものじゃないかな。
卒業アルバムを見る限り、容姿も変わらず美形のようですし。
ほたるのトラウマの場面を目撃していたみたいだし、過去が気になります。

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『花野井くんと恋の病』3巻 感想 



花野井くんと恋の病」3巻のネタバレ感想です。

恋を自覚したほたるが花野井くんに好意を伝えるまでの話。
少女漫画だからなのか、サクサクと進みますね。

二人だけの世界ではなく、少しずつ周囲の関係性も広がっています。
花野井くんからしたらいい迷惑だとしても、ガンガン絡んでいく圭悟は相性いいように見えますね。
自分勝手な考えなんだろうけど、ほたる同様に仲良くなって欲しいと思っちゃいます。
一人が好きだったり、大事な人は極力少ない方がいいと考えるタイプからすると余計なお世話なんでしょうね。
でも、好きな人には同性の友人がいて欲しいと考えるのは比較的自然なことではないでしょうか。

ほたるにとって間接的なトラウマ相手である八尾創平と同じバイトで再会。
八尾本人が悪いわけではないとはいえ、あまり人に対して壁を作らないタイプの彼女が敏感に距離感を意識してしまっています。

恋で人が変わることを恐れているほたるに、良い意味で変化をもたらすこともあると話す花野井くんは素敵でした。
確かにほたるが彼女だったらご飯を美味しく食べられるようになるだろうねー。

「好きの形は人それぞれ」とは、真理だとは思う。
そんなきょーちゃんの言葉に後押しされて、遂に告白したほたる。
しかし、しばむーが懸念していた通り、それこそが問題にもなるのでしょうね。
花野井くんの愛の重さと天秤でバランスが取れるとは到底思えないので、必ずどこかで価値観の相違で衝突することになりそう。

そう思っていたら、しっかりと付き合う前に考えていて、いやはや立派だなぁ。
高校生でここまで普通考えられませんって。
一緒にいる時間の積み重ねで自信になるといっほたるの言葉は胸に響きました。

何だかんだいって、肉体的なアプローチは抑制できている花野井くん。
ラストシーンもおでこじゃなく唇にキスしてもよかったはず。
小動物みたいな挙動をするほたるのおかげで衝動が緩和されるのかもしれませんね。

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『花野井くんと恋の病』2巻 感想 



花野井くんと恋の病」2巻のネタバレ感想です。

クリスマスまでのお試し期間を終え、仮交際の延長戦開始。
惚れてる側からしたら、望むところでしょうね。

間違いなく花野井くんを特別な相手として意識始めたほたる。
大事なことを照れたりせずに言葉で伝えることも身に付け、すれ違いもなくなりコミュニケーションもばっちり。
恋心に疎いとはいっても人付き合いを大切にする女の子なので、恋愛に向いている性格だと思います。
男女問わず好かれるタイプでしょうね。

ほたる以外は眼中にない花野井くんが相変わらず怖い。
今のところは平和だけど、いつか道を踏み外してしまうのではないかという不安が常に付きまとっています。
彼の行動は受け手によって大きく評価が上下するでしょうね。

バイト終わる時間に待ち伏せしたり、隠し事を聞き出すために屋上に閉じ込められたフリをするのって人によってはドン引きされても文句は言えません。
彼女を心配する彼氏の行動としておかしいわけじゃないですけど、距離感がバグり気味です。
でも、ほたるは人の長所を中心に捉えることができる女の子なので、好意的に汲み取ってくれます。
ある意味お似合いの二人なのかもしれませんね。

初デートで頭でっかちな計画を立てて失敗する定番の展開。
恋とか関係なく好きな人と同じ時間を過ごすことが一番大事なので、一緒にいることを楽しんでもらいたいですよね。
花野井くんの言う通り、自分のことを考えて計画してくれたこと自体が何より嬉しいという気持ちも分かります。

輪郭がお餅のようにデフォルメされるほたるが可愛い。
美味しいものを食べると目を輝かせる姿はペットに餌をあげた時を連想させて、ずっと見続けていたい気持ちになりますね。

早くも恋を自覚した少女。
両想いから始まる恋物語って幸せだなぁ。

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『花野井くんと恋の病』1巻 感想 



花野井くんと恋の病」1巻のネタバレ感想です。

漫画雑誌デザートの連載作品は今も昔もいくつか読んでいます。
その中でもまさに王道的な少女漫画といえるのが本作です。

主人公・日生ほたるは恋愛感情に疎い女の子。
感情が分からないのではなく、まだ恋心を知らないだけって感じで幼さの残る女子高生です。
そんな彼女が学内でも随一の高スペック男子である花野井くんが振られるところを目撃したところから始まります。

素朴な女の子が一途な男の子に惚れられるというのは定番の題材ですね。
少年漫画のラブコメでも性別を逆にしたパターンでよくあるので、読者のニーズは常に高いのでしょう。
実際、胸キュンという言葉が死語になってもラブストーリーのときめきは得難いものがあります。

本作ならではの特徴としては、花野井くんが異常に重いこと。
確かに顔はイケメンなんだけど目が少し病んでて怖いし、何より行動が常軌を逸している。
一歩間違えればストーカーと言われても仕方のないようなことをしています。
題名からして明らかに何かしらを抱え込んでいるのは明らかです。
今のところ彼女想いという範疇で済んでいるのは、受け手のほたるちゃんのおかげでしょう。

まぁ、別に悪い人ってわけではないんですけどね。
男子高校生としてはある意味我慢できている方と言えなくもないですし。
なんせほたるが無防備すぎて距離感近いから、お試し期間とはいえ彼氏としたら手を出したくもなる気持ちも分かります。
そういう意味では相性が良いといえるのかな。
どちらもトラウマ持ちのようですから、お互いに救われるといいなと思います。

ほたるちゃんは小動物的な可愛さがあります。
女友達に好かれるタイプでしょうね。
美味しそうにご飯を食べる顔を見ていたら、こちらまで幸せな気分になれそうです。

朝、先に待ち合わせ場所に行こうと頑張る話が好き。
必ず会える約束をしている待ち合わせってワクワクしますよね。
それが恋愛絡みだとしたら、そりゃあもうドキドキして落ち着きませんよ。
あぁ、思春期の瑞々しいやりとりが昔を思い出させます。

お姫様抱っこは女の子にとって憧れなのでしょうかね。
スケートリンク上で支えられる花野井くんの細マッチョぶりに驚愕です。

きっと順風満帆とはいかないだろうけど、二人の行く末を見守りたいなと思わせてくれる良い導入でした。

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