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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『虚構推理』19巻 感想 



虚構推理」19巻のネタバレ感想です。

メインキャラ3人揃い踏みの表紙は15巻以来に2回目。
六花と同じ画におさまっているのにコミカルな雰囲気というのは珍しい。
中を開けてみれば、なるほど、コメディ寄りの短編集が中心となっていました。

琴子と九郎が事件の裏話をしながら以心伝心なデートをするのが好き。
ドライブ途中にたい焼き食べたり、バッティングセンターで遊んだりと楽しそうにしています。
相変わらず九郎は一切認めようとしないから、本当に恋人同士なのか疑ってしまいますけども。

◆ 第61話「みだりに扉を開けるなかれ」
妖怪密室ひらきが無駄に怖くて面白い。
密室殺人事件のトリック崩しが妖怪の間で流行るなんてストーリー展開をよく思い付きますね。
ミステリー作家からしたら一番怖い存在でしょう。

◆ 第62話「鉄板前の眠り姫」
雨宿りのために入ったお好み焼き屋に実は死体があったという話。
店長が琴子を生まれて一度も嘘をついたことのなさそうなお嬢様とトンでもない勘違いをしてますけど、ところがどっこい、その娘虚言癖持ちですから。
普段から琴子からの恋人ムーブを避け続けてきた仇であらぬ疑いをかけられている九郎が不憫なような自業自得なような。
琴子が大学生と信じてくれないのも今に始まったことじゃないけど、真面目に突っ込まれていて噴き出しました。

◆ 第63話「MK計画」
おひいさまの偽物登場がまさかのロボで声をあげて笑った。
メカ琴子の言動が本物と遜色ないぐらい品性がなくて六花の悪意に満ち溢れています。
妖怪どもがおひいさまそっくりで壊せないと嘆き騒ぐのに対し、九郎が一切容赦なくメカ琴子をボコボコに破壊するのに笑いが耐えられません。
ラストのコマでメカ琴子の首を抱きながら泣く六花も普段のシリアスが吹っ飛んでいます。
過去イチでアホな話で面白過ぎました。
これは是非ともアニメで観てみたいな。

◆ 第64話「怪談・血まみれパイロン」
霊を信じない大学生の男とコーンに化けた狸のお話。
最後の下ネタを言わせたかっただけの噺ではないかという疑惑。

◆ 第65話「かくしてあらかじめ失われ……①」
長編の序章。
まさか密室開きが単発ネタで終わらないとは。
妖怪どものせいで面倒臭いことになってしまい、イライラする琴子に共感しました。
見た目で誤魔化されている少年がどのように絡んでくるのか、次回に期待ですね。

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『虚構推理』18巻 感想 



虚構推理」18巻のネタバレ感想です。

前回から続く「雪女を斬る」シリーズ後編。
表紙が17巻と合わせて一枚絵となるとは18巻発売まで気付けませんでした。
互いの背に弧を描く刀が迫力があって見惚れてしまいますね。

満足度の高い内容で非常に面白かったです。
いわゆる解決編となる回は、紐解かれていく謎に一種の爽快感が生まれます。
エンターテイメントとして物語を読ませる力が強く、読了後は心が満たされますね。

毎度のことながら、真実以上にリアリティーのある虚構を作り上げる琴子には感服します。
嘘が屁理屈になりすぎないよう、かつドラマティックに仕立てるのが巧いなぁ。

なるほど、半兵衛が女装するアイデアはシンプルなのに見落としていました。
雪女の存在を認めるわけにはいかないので、おひいさまとしてはいい落としどころ。
しかしそのおかげで半兵衛は濡れ衣というか、殺人鬼になってしまいましたね。
悪党の末裔と言われたら静也もいい気はしないですし、そもそも己の血筋に違和感を抱いているので納得は出来なかった様子。
なので、あくまで仮定としつつも真実を語ることにしたのは妥協したってことになるのかな。

真実を丁寧に数話かけて紡いでくれたおかげで、感情移入が深くなりました。
おかげで雪女と半兵衛の結末が切なくて仕方がなかったです。

最期の言葉である「ゆきおんな」が恨みではなく、愛が溢れる音だったという衝撃。
名前すら呼べずに想いを散らせた半兵衛の心境は如何ほどだったのか。
想像するだけでも胸が苦しくて、もどかしくて。
剣の道に邁進し、無偏流を世に知らしめたことが結果的に唯一無二の相手を失うキッカケとなったのは辛過ぎる。

亡き又右衛門を想う雪女、師の雪女に惚れた半兵衛、父である半兵衛を慕う勇士郎。
好意の大きさの違いで生まれた悲しみの連鎖が、図らずともまるで雪のように冷たく儚い悲恋になってしまいました。

それにしても、静也は何故そこまで先祖のことを追い求めたのだろう。
血が騒いだって結論でいいんだろうか。
琴子の「人には立場上口が裂けても言えないことがあるのです」という台詞は、事実上認めてしまっているけどいいのかな。

あと、半兵衛と勇士郎の見え目が瓜二つだったのは結局ミスリードでしかなかったんですね。
勇士郎の祖父にあたる又右衛門は爽やかというよりもゴツいタイプでしたし。

半兵衛と雪女(姉)の修行の日々を3コマ漫画の連発で描くのは面白い構成でしたね。
最初は疲労困憊で挨拶すらままならぬ状態だったのが、着実に力を蓄えていく様が見てとれました。

戦闘シーンは下手なバトル漫画よりも迫力のあるコマが多かったですね。
改めて漫画を担当している片瀬茶柴氏の実力に惚れ惚れしました。

キャラ造形も完璧です。
現代の雪女(妹)は胸がセクシーポイントでしたが、お姉ちゃん雪女は尻が魅惑的ですね。
薄い布にピッタリと貼り付いたヒップラインがエッチです。
作中でも強調していると思っていましたが、巻末漫画でぷりぷりと振る尻に意図的であったことを確信しました。
調子に乗って又右衛門に怒られるコマの雪女(姉)は思わず笑っちゃうほど可愛かったです。

もちろん、飯の匂い釣られる雪女(妹)も好きです。
栗ご飯を山盛りによそったり、猪鍋に舌舐りしたり、昔から変わらないみたいですね。
幕間のおまけイラストで栗拾い女と描かれるのを見て、本編との落差に吹き出しました。
コート+ニット+タイツ姿がメチャクチャ可愛くてヤバすぎ。
また再登場を願っていますが、お姉ちゃんみたいな悲しい終わりにはならないで欲しいですね。

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『虚構推理』17巻 感想 



虚構推理」17巻のネタバレ感想です。

前回で完結した「岩永琴子の逆襲と敗北」編のエピローグ「死が二人を分かつまで」が非常に印象的。
琴子、九郎、六花の関係性に変化が表れた日常を垣間見ることができます。

言い負かされたのが相当悔しいようで、琴子が珍しくメンタル的にやられていますね。
煮え切らない態度をとるのが常の九郎も彼女のフォローをしていて、心の奥底では大切にしているのが分かります。
九郎が美しいと表現したティラノサウルスのぬいるぐみを次話で琴子が枕元に置いているところは、直接的な描写がないのが逆に心憎い。

その次話から新章となるのが「雪女を斬る」というキャッチーな題。
本作史上最高の女キャラとして誉れ高い雪女が悲劇的な事件に巻き込まれるかと思いきや別人のようでよかった。
でも関係者ということもあって、しっかりと再登場を果たしてくれているのは嬉しい。
実際人気が高くて再登場の要望があったそうですから、実現してくれて何よりです。

物語の発端は高校生時代の同級生で部活仲間だった秋場からの連絡。
部長は連絡先知らないといっていたけど、ここは繋がり持っているんですね。

秋葉の友人に雪女を斬ったという剣客の末裔がいて、江戸時代に起きた一連の事件の真相を暴いて欲しいというもの。
雪女は実在するのか、白倉半兵衛は何故死ぬことになったのか。
その辺りのストーリーも気になるところですが、それ以上に納得のいく答えを求めて岩永の御令嬢を頼ることになった白倉静也が一番の謎です。
静也は隔世遺伝により雪女の血が濃く出ており、真実を追い求めた結果だと琴子は予想していますが腑に落ちない。
いくらなんでも200年以上前の先祖の話をそこまで必死に探ろうとはしないでしょう。
雪女の生まれ変わりとでもいうんでしょうかね。

今のところ物語の本筋にはあまり影響ないものの、現代の雪女は愛嬌たっぷりで目の保養になります。
昌幸とイチャイチャしたり、美味しいものを頬張っているところが見られただけで幸せです。

雪女がいるとほぼ確信している相手に、果たしてどのように虚構を紡いでいくのか。
次巻が楽しみですね。

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『虚構推理』16巻 感想 



虚構推理」16巻のネタバレ感想です。

「岩永琴子の逆襲と敗北」編、完結。
事件そのものに凄みはありませんでしたが、物語的には大きな節目を迎えました。

推理編では、まるで琴子がラスボスかのような風格を漂わせています。
私が神だと宣告するキャラは主人公じゃなくて悪役側が一般的に多いですからね。
琴子の立場上、揺らぐことなく信念を貫く必要性があるのは確か。
しかし、結果的にとはいえ自殺幇助は非人道的で理解し難い感情でしょう。

一方で不死身である六花は鋼人七瀬の時に死者を出したことに悔んでいて、構図があべこべになっているのが興味深い。
今回の丘町も六花が助けた後、琴子が間接的に殺したような形になってますしね。
まぁ本気で六花に救うつもりがあるなら、未来を変えればいいだけの話でしたので、結局六花も自己願望を優先したわけですが。

九郎が存在するだけで秩序を乱しかねないということを目から逸らしていた琴子。
いや、気付いていなかったという方が正しいのかな。
自発的に不死となったわけでもないので許容しているだけであって、明らかに浮いた人間だからなぁ。

琴子自身は人情を持ち合わせていると思っているけれど、優先順位は常に秩序の平定である以上、非情に見えてしまいます。
スリーピング・マーダー編は分かりやすい例でしたね。
そんな風に非情な自分を見せつけられ、更には理にかなった六花の論に乗らざるをえなくなったことは、やはり琴子の敗北ということになるのでしょう。

敗北した琴子を珍しく労わる九郎が優しくていいな。
お姫様抱っこは子供をあやすようでしたけど、ぎゅっと背中から抱きしめる様は本当の恋人っぽかった。
いや、本当に恋人同士のはずなんですがね。

恋人を虐められた反撃なのか、九郎が六花に「定職につきましょう」と正論をかざすのが面白い。
かつてないほどショックを受けている六花だったけど、そりゃそーだとしか言いようがないです。

それにしても、どうして琴子は頑なに秩序を守ろうとするのか。
神として選ばれたのかもしれませんが、本人の意思がどこから来ているのかが謎です。
小説版とエピローグが異なるようですが、さすがに本筋に影響が出る差はないでしょうし、今後明かされていくことになるのかもしれません。

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『虚構推理』15巻 感想 



虚構推理」15巻のネタバレ感想です。

あれ、そうか。
鋼人七瀬編ではネット上のやりとりだけだったから、六花さんと直接会うのは久し振りになるのか。
その割には、お気楽な顔でカツ丼を食しているという一見平和な対面で緊張感薄いですこと。

腹に一物を抱えている同士でありながら、表面上はただの知人との会話のようにしか見えない関係性が何とも不思議。
六花さんの内面が読みにくく、立場上はラスボスだと思われるのに妙に無垢というか天然というか。
とにかく真意を測りかねます。
鋼人七瀬の時に死者が出たことを悔やんでいるのは本当の気持ちだったのかなぁ。
未来を決められるのであれば、いくらもルート選択は可能だったと思うのですが。

ちょっとした驚きだったのが、九郎ってこんなに表情豊かだったんだということ。
琴子と一緒だと常に無表情で目が死んでいるので、六花のことになると驚いたり焦ったりしていて新鮮です。
本当に恋人なのかといつまでも疑いが晴れないのは、九郎のリアクションのせいですね。

何故警察がこんなに事件の調査情報を一般人である琴子達に開示するんだろう。
サキの時は近しい立場で、かつ既に亡霊との接触もあった後なので理解できますけど、今回の流れはちょっと不自然。
せめて当事者の六花にだけは事情聴取で遺書らしき文面からの手掛かりを探るのは分かりますけど。

結局、親類の不幸はキリンの怨念とは無関係だったということでしょうか。
亡霊がいつ頃から力を得たのか不明ですけど、さすがに偶然にしては連続で起きすぎな気がします。
思い込みって結論で終わりなのかなぁ。

予告を見る限り、次回でこのエピソードは完結のようです。
タイトルの敗北は、まず間違いなく琴子が六花に一杯食わさせることを指しているはずですが、果たしてどうなるのやら。
楽しみです。

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『虚構推理』14巻 感想 



虚構推理」14巻のネタバレ感想です。

表紙の琴子と六花がカッコイイ。
赤系と黒色の配色はクールな印象を際立てますね。
この時点では直接的な対峙をしているわけではないのに、妙に危うさを感じる関係だというのが絵からも伝わってきます。

六花さんが激辛担担麺をものともしないのは辛味が痛みからくるものだからという理由だそうですが、味覚はちゃんとあるのかな。
九郎ともども人生の楽しみが削られているようで可哀想な体質ですね。

サイコパスな犯人はミステリーには向かないなー。
行動原理が理論的ではないので推理し辛いのもさることながら、物語としての深みにも欠けますから。
でも、こういう輩の犯行もありえることを提示すること自体は悪くありません。
可能性広げることに繋がりますからね。

六花さんのハイキックは痺れる。
あれだけ格好良いと、あのクレイジー野郎は下手したら変な方向に目覚めてしまう危険性もあったのでは。

第38話「的を得ないで的を射よう」は単話で途中までは微妙かなと思ったけど、オチで全て持っていかれました。
あパ」は我慢できんよ。
弓矢がぶっ刺さる展開とアイアンクローは予想通りなのに強引さに思わず笑ってしまいました。

最後に始まった長編「岩永琴子の逆襲と敗北」は、鋼人七瀬編以来の琴子&九郎vs六花になりそうでワクワクします。
わざわざ結果を題名につけるとは、よほど何か捻ったものがあるのでしょうね。
果たしてどのように琴子が敗北するのか、期待して読みたい思います。

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『虚構推理』13巻 感想 



虚構推理」13巻のネタバレ感想です。

今回も雪女が可愛いという内容で終始するお話でした。
白い肌を紅潮させてぷいっと背く姿とか、いちいちツボに入る仕草をしてくれます。

あー、やっぱり身体は重ねてなかったんですか。
しかも複数回に渡って雪女から誘われているのに断っているとか、琴子じゃなくても信じられませんよ。
とにもかくにも二人が一緒になれる解決でホッとしました。
ただ、あっさりしすぎていてミステリーとしては若干物足りなさを感じてしまいましたね。
でも構いません。
おまけ漫画もそうですけど、仲良さげな二人の日常というのが読者が求めていたものと理解してくれているようですからね。
それにきっと本格ミステリーは六花絡みで展開してくれると信じています。

第34話「よく考えると怖くないでもない話」がある意味この巻だけでなく、作品通してで一番怖かったかもしれません。
琴子の表情が蝋人形のように笑っておらずホラーでしかない。

下着のデザイン候補がひでえ。
力士のまわしも酷いけど、おかめは断じてない。
女性の衣服を脱がしておかめがこんにちはってしてきたら、少なくともその夜は性欲なくなるぞ。

琴子と六花のタッグが最強すぎる件について。
解決できない事象なんてこの世にないのではないかと思わせてくれるぐらいの頼もしさがあります。
見た目もちびっこくて可愛さ振りまく少女と高身長でスラリとした美人で絵になりますね。
次回の完結編が楽しみです。

ちなみに「雨の日も神様と相撲を」第1話が巻末に特別収録されています。
たまにこういう収録方法ありますけど、原作者は同じでも漫画家は別人なのであればまとめるのは何か違うなーと思ってしまいます。

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『虚構推理』12巻 感想 



虚構推理」12巻のネタバレ感想です。

琴子の高校生編も楽しいのですが、雪女のジレンマ編に全て持っていかれました。

雪女が可愛いすぎてたまりません。
元々この漫画に出てくる女の子は皆整った容姿をしているんですけど、内面がぶっちぎりで可愛いです。
個人的な好みでいえば、間違いなく本作品の女キャラナンバーワンですね。
いや、ネット上の感想見る限りは可愛いと連呼されまくっているので、実際かなりの人気キャラになってそう。

俗世に染まっているおかげでちっとも妖の類には見えませんが、そのギャップがそそられます。
美味しいご飯に反応する様は、見ているだけでも幸せな気分になれますね。

友からの裏切り直後に道理を踏まえた行動で命を助けてくれたら、もう忘れることなんてできませんよ。
それが美しい女性の姿をしていたら、恋慕を抱くのは当然のことかと。
妻や仲間に裏切られ、引きこもりになった身で一緒に時を過ごしてくれる存在は一体どれだけ尊いものだったか。
一夜を共にしたのかボカされましたが、胸元をはだけて誘ってくる相手に断ることができたなら男の本能を疑いますよ。

あまりにも悲劇続きなので報われて欲しいなぁ。
大丈夫だとは思いますけど、実は元妻や元友人が亡くなったことに雪女が関与していたって展開は見たくない。
この二人には平和的に解決して、末永く暮らしていける環境を用意してあげて欲しい。
琴子は時折鋭い切り口で事件を暴くからちょっと心配です。


余談。
公式ツイートのパロネタが強烈。
すけべ警察の罪が大きすぎる。

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『虚構推理』11巻 感想 



虚構推理」11巻のネタバレ感想です。

スリーピング・マーダー編、完結。

実に読み応えのある内容でした。
何気にここまでしっかりと真っ当なミステリーを描いたのは、この作品では初めてではないでしょうか。

もちろん今までの話も謎を解き明かす要素は多分に含まれていたのですが、今回は人間ドラマが主題となっていました。
これまでは鋼人七瀬編を始めとして、依頼者や核となる存在が怪異や妖などの存在だったんですよね。
そのためぶっ飛んだ設定や世界観などの面白さはあったのですが、ミステリーの本質は半減とは言わずも多少薄れることがありました。

また、虚構で塗り固めた答えが納得できるものであれば真実でなくても構わないという通常のミステリーとは相反するものが本作の特徴でもあります。
それが何とも面白可笑しくて、他にはない作品に仕上げているのは間違いないでしょう。

逆にスリーピング・マーダー編では数十年に渡って眠されていた真実を掘り返すという正統派ミステリーが展開されていて新鮮でした。
虚構や妖はエッセンスとして残しつつも、主軸は事件そのものだったのでシンプルに読むことができます。
真実が二転三転して暴かれていく様は爽快感にも似た胸の高まりを感じさせてくれますね。
隠されていた事実が明かされていく順番が見事で、いずれの内容にも驚かされて隅々まで楽しむことができました。

妖狐が被害者に化けて叫んだというからくりは全く気付きませんでしたね。
ちゃんと「虚構推理」でしかできない爪痕を残す物語となっており、原作者の実力を垣間見た思いです。
是非アニメ2期で観てみたいエピソードだなぁ。

でも、結局一番インパクトあったのは「銃弾の峰ってどこだ!」ってセリフなんですけどね。
怒涛のシリアス展開の真っ只中にあの勢いは反則過ぎる。

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