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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『薬屋のひとりごと』12巻 感想 



薬屋のひとりごと」12巻のネタバレ感想です。

猫猫、壬氏が宦官ではないことを知るの巻き。
てっきり壬氏自身が告白する流れなのかと思いきや、思いっきり玉を握るハプニングで発覚するというね。
男装している女の子の胸をタッチして柔らかい感触で気付く王道パターンの男女逆転現象なんですが、エッチというよりもギャグっぽくなっちゃうのは対象がタマタマだからでしょうか。

咄嗟に壬氏のアレを蛙で例えたせいで、さすがに逆襲される猫猫。
普段妙に奥手な壬氏が猫猫を抑え込んで襲い掛かるのは予想外で驚きました。
あのまま唇や肌を重ねるようなことがなくて良かったです。
こんな形で結ばれても誰も喜びません。

それにしても、ガチで猫猫は壬氏の正体に気付いていなかったんですね。
猫猫の推理力なら出揃っている材料だけである程度想像は付くはず。
とにかく巻き込まれることを嫌っているのは、彼女が生まれた経緯が大きく影響しているように感じられます。

楼蘭妃の父親である子昌から狩りを誘われた避暑地にて襲撃に遭った理由は何なんだろう。
一体どれだけの人に正体がバレているのか定かではありませんが、暗殺まで企てられるわけですから穏やかではありません。
計画を立てた人物は戦争でもしたいのかしら。

李白はフレンドリーすぎるところもあるけど優秀な武官ですね。
犬っぽいと思ったら本物のワンコを懐かせてて可愛らしい一面もあります。
個人的には、男としては壬氏よりも李白を推したいぐらいです。

大きな出来事があった物語の割には、それ以外あまり語ることがないような。
上記のインパクトがデカすぎたのかもしれません。

アニメ放送前の刊行としてはここまで。
原作小説の内容でいえば3割程度の進み具合みたいなので、もしかするとアニメの方が先に進んでしまうかもしれませんね。

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『薬屋のひとりごと』11巻 感想 



薬屋のひとりごと」11巻のネタバレ感想です。

ほぼ状況証拠が出揃っていたとはいえ遂に壬氏が皇帝の弟、つまり皇弟であることが明言されました。
驚きはないもののやっと答え合わせが出来て少しスッキリした思いです。
とはいえ、阿多妃の子と交換されたかどうか、そして壬氏が気付いているのかどうかは分かりません。
あと、何故身分を隠して壬氏として宦官の振りをしているかまでは判明せず。
全てが明らかになるのはまだ先のことになりそうで、まだウズウズし続けることになりそうです。

皇帝が猫猫を妃に迎え入れようとした言動に壬氏は心中穏やかではなかったでしょうね。
冗談めかしていると分かっていても、立場上誰も止められはしないでしょうから。
随分フレンドリーに話しているけど、皇帝も猫猫のことを多少なりとも気に入っているんでしょうかね。
まぁ、巨乳好きだから守備範囲外だったようですが。

位だけは幾度も作中に出てきましたが、本格的な登場は初となる先帝と皇太后。
漫画担当のねこクラゲさんは美形を描き分ける術に優れている人だと何度思わされたことか。
ついつい似通った顔になりやすいところをしっかり別人として描きつつ、なおかつ美しさを表現するので凄いというかもはや恐ろしい。

ロリコンの先帝が現皇太后の幼い頃に子を孕ませたという表面上の出来事の裏に起きていた物語が綴られています。
皇太后の心境は一言では表せられないぐらい複雑なものだったのでしょうね。
それでも少なくとも壬氏に対して否定的な感情を抱いているわけではなさそうなのは救いだったと思います。

名探偵・猫猫の噂はどこまで広がっているのだろう。
すっかり侍女の領域では仕事ばかりしているので、役職を与えてやってもいいのに。

何気ないページなのに何故かカラーだった子翠とのやり取り。
未だに謎多き存在で、絶対にただの侍女ではないと思うんですよね。
今のところ虫に夢中になってビョンビョン飛び跳ねたり、ニコニコしながら猫猫の手を引いたりと可愛い姿しか見せません。
裏の顔なんてあって欲しくないなぁ。

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『薬屋のひとりごと』10巻 感想 



薬屋のひとりごと」10巻のネタバレ感想です。

特使の要望に応える形で用意したのは女装した壬氏でした。
いつかはやってくれると思っていましたよ、ええ。

男性でありながら美形に性差などないと言わんばかりの蠱惑的な容姿。
されど骨格は男であると表現する画力の高さに屈服します。
大ゴマ連発が衝撃の度合いを表しており、幻想的な舞はお見事でした。

それにしても結局特使たちの狙いはなんだったのか。
上級妃を牽制して皇帝や皇弟の寵愛を受けるつもりだったのでしょうかね。

相変わらず壬氏に対して失礼な態度を取り続ける猫猫。
許しているというか、何故猫猫に真実を告げないのかが読み取れません。
読者は壬氏の正体を薄々勘付いているので、気になるポイントとしては理由の方になりますね。

本筋が見えず、中篇を繰り返している印象。
今回でいえば3話かけて描かれた「みたび、水晶宮」がメインになっています。

とにかく、梨花妃の格好良さに尽きます。
姉妹のように思っていた侍女頭の杏の非道に対して、凛とした表情で頬を叩くシーンは痺れました。
さらに拳を振り上げて解雇することで、命だけは助けたということですよね。
以前我が子を亡くし、再び妊娠したと思われる状況でよく冷静な判断ができたものです。
初登場時の衰弱した姿以降、再登場するたびに評価を上げる女性ですね。

それにしても、この国の侍女頭にはまともな人間がいないのだろうか。
時々怖い一面を見せるものの紅娘が唯一まともで、ホッとします。
これまで何度も思いましたが、猫猫は本当にいい方に選んでもらいましたね。

そういえば、普段だと怒りの感情を出さない猫猫なのに珍しく腹を立てていますね。
これまで幾度となく下女の命は軽いと猫猫の口から発せられているのには、何か大きな理由が他にあるのでしょうか。

箱に砂を敷き詰めて文字を書く土台にする方法はなるほどと思わされました。
これって紙や筆が貴重だった時代だとありふれた手法だったのかな。

説得力の塊である作画の力で唯一不可解なのは、猫猫が化粧をすると周囲に気付かれないこと。
確かに普段と比べても美少女度が格段にアップしますけど、一発でバレるだろうと突っ込みたい。
猫猫ほど人相が変わる人はいない時代ということなのかな。

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『薬屋のひとりごと』9巻 感想 



薬屋のひとりごと」9巻のネタバレ感想です。

前回の後半から新たな章に突入していますが、今のところ話が散らばっているように見受けられます。
原作小説2巻の内容を描いた漫画5~8巻と同様に、小さな事件の重なりが大きな事柄に繋がっていくのでしょうか。

気になるキーワードはいくつかあります。
そのうちの一つが、交易を司る他国から来た特使の存在。
まだ顔見せには至っていませんが、雰囲気から察するに西欧っぽい美女たちのようですね。
数十年も前にいたという月の精のような美女に会いたいなんて無理難題を吹っ掛けるぐらいですから、何か意図があるのでしょう。

先行隊としてやってきたキャラバンが、妊婦に悪影響を及ぼす商品を多数取り扱っていたというのもきな臭い。
上級妃に等身大の姿見を献上したのも怪しく感じてしまいます。

子猫を拾った時に出逢った侍女の子翠。
ツインテールとお団子の中間みたいな髪型が可愛いですね。
昆虫好きという変わった趣味の持ち主で、どこか猫猫と似ている感じがあります。
幼虫を掴む胆力は、たとえ幼少期であっても真似できたかどうか。
意味ありげに登場してきたので、ついつい身構えてしまいますね。

伏線らしきものは散見されますが、決定的な話には繋がらずに日常が過ぎていきます。
暗躍している姿形がハッキリとせず、気持ち悪いとまではいきませんが少々焦れったいですね。

そんな中で、相変わらず薬にしか目がない主人公。
材料となるなら茸や虫など見境なく飛び込む悪癖は身を滅ぼしそうで心配になります。
包帯で隠された傷痕が自傷による人体実験によるものだと知った壬氏の反応は最もだと思いますよ。
だから物で釣ると操りやすいとバレているんだろうなぁ。

猫猫からの蔑視に慣れ過ぎてしまった壬氏は重症ですね。
珍しく感心したリアクションをする猫猫に慌て、蔑まれてホッとするなんてもはや手遅れでしょう。
学びの場を提供しようとしたり、一見玉葉妃を優遇していると見せかけて色眼鏡をせずに翡翠宮の面々を窺ったりと仕事しているはずなのに有能とは思えないのは性格故か。

認めている裏返しなのかもしれませんが、猫猫はやり手婆や壬氏に対して心の中でボロクソに言ってますね。
時代的に目上の人物に横柄なやり取りしていたら、打ち首にされても仕方がないはずでしょうに。
呆れられつつも愛されている猫猫だから、不遜な態度も許されるのでしょう。

毎度のことならが魅力的な絵が多くて見応えがあります。
老いの変化が上手い漫画家は本当に画力の高い人だと思いますよ。
若かりし頃のやり手婆の見た目が現在の姿に繋がっていると感じられて説得力が素晴らしい。
美女の種類も豊富で、いわゆるハンコ絵にならないところもお見事です。

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『薬屋のひとりごと』8巻 感想 



薬屋のひとりごと」8巻のネタバレ感想です。

偶数巻の表紙は派手な格好にするルールでもあるのでしょうか。
可憐な衣装を纏い舞を踊る猫猫に目を奪われます。

原作小説2巻の締め括りとなる猫猫の生い立ちが描かれるエピソード。
明かされる内容は予想通りなのに衝撃を受けるもの、予想外で驚かされるものなど。
話のまとめ方が秀逸で読了感が良いのは、作者の手腕によるものなのでしょうね。

羅漢の妻、つまり猫猫の母である鳳仙の美しさは作中でも随一ではないでしょうか。
華やかな女性が多く登場する本作でも一際輝くほどの美人。
カラーの画力が半端なくて惹き込まれます。

初登場時から不穏な空気を醸し出していた羅漢は、結局はただの一途な男でした。
鳳仙を愛し、猫猫を大事にしている家族想いな男です。
悲しいすれ違いにより失った時間は決して少なくないけれど、再び愛する女性と触れ合うことが出来たのは彼にとって何よりの幸福だったはず。

絶世の美女相手でも関係ないんですよね。
顔の区別のつかない羅漢にとって大事なのは外見ではなくそこに存在することなのですから。
生きている鳳仙と再会した羅漢の号泣につられてしまいそうになりました。

記憶をなくし碁石を並べることしかできない彼女の寿命はあとどれだけ残っているのだろう。
願わくば一日でも長く一緒に過ごせることを祈ります。

羅漢の叔父が猫猫の養父、羅門とは直前まで全く気付きませんでした。
猫猫にとっては多少なりとも血の繋がりがあるということは喜ばしいことですね。
実の父母との関係性が複雑なので、頼れる存在が親類なのは良いことに違いありません。

梅梅が羅漢に想いを寄せていたことも驚きました。
鳳仙と猫猫に対して複雑な感情抱いてもおかしくないのにそんな素振りもなく。
今回は報われませんでしたが、彼女なら羅漢よりもいい人が見つかりますよね、きっと。

父母の情緒溢れる物語と対比するかのように主役たちの進展のなさよ。
壬氏対してロマンスの欠片さえ持ち合わせていない猫猫の態度が面白い。
お姫様抱っこされて照れるどころか居心地が悪いとまで宣う始末。
牛黄をせびる猫猫のハニカミに頭突きをお見舞いする壬氏も大概ですよ。

面倒臭い性格をしている上に、嫌われるようなことばかりするから仕方がない。
子猫のお世話を「子育ては順調か?」と尋ねるとか、デリカシーという概念なさそうですし。
まぁ、猫猫も父親相手に「うまく当ててくれたおかげでここにいる」なんて台詞を吐いて壬氏を引かせていたし、どっちもどっちか。

猫猫が猫を好きでないのがただの同族嫌悪で笑った。
気分屋なところなんか、そのまんまだからなぁ。

素知らぬ振りを装う猫目の猫猫や、お転婆な鈴麗公主など相変わらず可愛い絵が満載で楽しいですね。
今回も非常に面白かったです。

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『薬屋のひとりごと』7巻 感想 



薬屋のひとりごと」7巻のネタバレ感想です。

一連の犯行を企てたと思われる官女の翠苓が死体で発見される……と、前回の次巻予告でバラしてしまったのはいただけない。
驚きが一つ減ってしまって残念でした。
幸い偽装だったので、完全なネタバレではなかったのですが、偽装だという予想は付いてしまいましたね。

しかし、猫猫の推理は合っているのかどうかは少々疑わしい。
ここまで緻密に練られた計画で、自分の命をチップにして博打をするものだろうか。
動機が不明なため、執心が量りかねますね。

事件の真相も気になりますが、それ以上に驚きの事実がいくつも判明しました。
20代だと思っていた高順が37歳で子供どころか孫がいたこと。
馬閃が高順の末子だったこと。
そして、壬氏が宦官と偽り、実際の年齢が19歳であること。
壬氏の正体は大体予想は付いていましたが、今回でなおのこと仮説が深まりました。

玉葉妃の懐妊で再び後宮の仕事を任された猫猫。
後宮の面々は魅力的なキャラが多いので、予想外に早い出戻りは嬉しい限り。

白鈴が身請けされる噂のエピソードが面白い。
色欲魔の白鈴がとびきりエロいのなんの。
豊満なバストに妖艶な唇、煌びやかな長髪に母乳が出る特別体質。
妓女として非の打ち所がなく、多くの男が虜にされてしまうのも無理はない。

惚れてしまった男の一人である李白は初登場時の軽さが信じられないぐらいイイ漢ですね。
壬氏からの提案を断って己の稼ぎで迎えに行こうとする意気込みは立派です。
ムキムキの筋肉で体力にも自信のある彼なら夜の相手としてもピッタリなのでお似合いですね。

それにひきかえ、壬氏は余裕がなくて情けない面が目立ちますね。
半裸の李白と共にいた猫猫に対して尋問したり、勘違いと分かると李白相手にマウント取ったり、万が一でも恋敵にならないように金を工面しようとしたり。
なるほど、確かに精神的に幼い部分が多いですね。

羅漢の真意が読み辛い。
娘である猫猫を大切に想っているのは確かなんだろうけども。
象棋の勝負は切れ者の羅漢ならルールの時点で負けるしかないと分かっていたはず。
猫猫が極端に厭うので嫌な人物に映りますけど、実は悪人ではなさそう感じがしますね。

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『薬屋のひとりごと』6巻 感想 



薬屋のひとりごと」6巻のネタバレ感想です。

表紙の猫猫が見惚れるほどに麗しい。
こんな美少女姿を帝が知ったら、あっという間に囲まれてしまいそうだ。

事の発端は壬氏に変装を命じられたことに遡ります。
街に繰り出す際にバレないように化粧できないかと相談された猫猫。
紅をさしただけで周囲を誘惑してしまうほどの美貌である壬氏を野暮ったい格好にするのは、見た目を整える化粧とは逆の意味で大変でしたね。
庶民っぽくもありつつ、隠しきれない美形を表現するねこクラゲさんの画力が素晴らしい。

そして、その作画の真価を発揮するのは猫猫お嬢様バージョンです。
主従逆転のために見繕った姿をカラーで楽しめるのは最高でした。

ちなみに壬氏が何の目的で変装してまで街に出てきたかは描写されていません。
もう一つの漫画版では明かされていますが、原作でも秘密のようなのでこれでいいと思います。
そのせいで、猫猫からお忍びで愉しんでいると勘違いされる壬氏は可哀想になってますが。

予想通り、羅漢が猫猫の父親であることが判明。
緑青館で寝込んでいる梅毒の女性が母親なのだろうか。
養父に育てられた経緯も謎で、猫猫はただの下女ではありませんね。

壬氏経由で接触を図ろうとする存在が羅漢と知った時の猫猫の表情が暗黒過ぎる。
普段、負の感情を表に出さないだけに衝撃的で、どれだけ恨んでいるのかと想像しきれません。

猫猫の薬物中毒っぷりには困ったものです。
気乗りしない依頼であろうとも餌付けされれば、命懸けで取り組んでしまうのですから。
でも、数々の事件が一つの事柄に結び付いた時、走り出した理由が人助けではなく報酬の牛黄を貰うためっていうのが猫猫らしくて好きですよ。

迫力のあるダイナミック救出劇は見応えのあるカットでした。
棍棒で殴られ、足も抉れる怪我を負った猫猫が痛々しいのも絵の力が大きい。
本当に良い人に漫画を描きますね。

やんごとなき身の方が壬氏だったとは猫猫は予想外だったようですが、読者からすればやっぱりなって感じ。
羅漢には正体を見抜かれているようですが、宦官ではなく身分の高い者としか分かりません。
物語の続きが非常に楽しみです。

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『薬屋のひとりごと』5巻 感想 



薬屋のひとりごと」5巻のネタバレ感想です。

新章突入。
てっきり後宮に戻ると思ったら、解雇した手前すぐには復帰できないという理由から外廷勤務に。
玉葉妃や同僚の侍女が魅力的な最高の職場環境だっただけに少々残念。

壬士は猫猫が官女に絡まれているというのに助けもしないのか。
立場上、下手に関わる方が猫猫の今後に悪影響があると考えたのかもしれませんけど、あまりいい気はしませんね。

寒いからと猫猫に上着を羽織わせる高順のイイ男っぷりに対してヤキモチを焼く壬氏は器が小さいのう。
他の男から言い寄られないように猫猫にそばかすを入れろと言ったり、ベタ惚れじゃないか。
本人にはまるで伝わっていないところがピエロになってて、若干可哀相に思いつつもちょっとくらい痛い目みてちょうどいいとも思う。

猫猫が釣られた変な草は冬虫夏草だったようです。
貰った時の文字通り飛び上がるほど喜んだシーンはメッチャ面白かったけど、未だに思い出し笑いするほど嬉しかったのね。
毒が試せると思ったらやる気を出す現金な性格ですから、実は簡単に篭絡させられます。
高順はその辺上手いなと思いますね。

23話の上級妃勢揃いとなるカラーイラストは色鮮やかで素晴らしいの一言。
やはりツートップの玉葉妃と梨花妃が麗しいことこの上ない。
阿多妃の代わりとなる新しい淑妃・楼蘭妃はいかにも中華系っぽいビジュアルである意味一番正統派ですね。
今のところ謎多き女性で、猫猫にとって敵か味方が判断つきません。

そんな上級妃に性教育で秘術を伝授する猫猫。
娼館出身とは言え経験乏しいはずなのに指導する側に立つというのも面白い。
まんねり離脱と喜ぶ玉葉妃頬を染めながら手の動きがエロい梨花妃絶望する里樹妃素知らぬ顔の楼蘭妃
四者四様の反応が楽しかったです。

事件は推理モノの定番ばかりで目新しさは少ないですね。
粉塵爆発、長子を邪魔者として殺害する次子、形見に差のある三兄弟などどこかで見たことがあるようなものばかり。
それでも物語に引き込まれるのはキャラクターが魅力的なことが大きいのでしょう。

猫耳モードの猫猫がマシマシいいぞー。
可愛いリアクションが多くて愛でたくなります。

怪しげで曲者な高官・羅漢の登場で更に風呂敷が広がってきました。
ますます今後の展開が気になります。

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『薬屋のひとりごと』4巻 感想 



薬屋のひとりごと」4巻のネタバレ感想です。

原作小説1巻の終わりまでが描かれているためキリが良いですね。
アニメで最終回を迎えても何ら不思議ではありません。

平民の命が軽いことを一貫して頭に入れている猫猫。
貴族との格差が激しい時代なので当然なんでしょうがね。
猫猫が処刑されるなら毒殺にして欲しいと要望を出しましたが、フラグではなかろうな。

玉葉妃が19歳とは思えない貫禄の持ち主で惚れる。
逆に里樹妃は14歳にしてはリアクションが悉く幼いのでロリ趣向の人には好まれそうです。

指に絡めた蜂蜜をねぶらせようとする壬士はいくらイケメンでも引くわー。
変態呼ばわりするのも当然。
猫猫は立場上強く拒否できないのでパワハラかつセクハラですよ。

風明の過去は想像するだけでも辛い。
この世で最も大切な人の最も大切な子をこの手で殺めてしまったのですから。
赤ちゃんに蜂蜜が毒だというのは現代でこそ広く知れ渡っていますけど、作品内の文化レベルでは知らなくても仕方がない。
猫猫の残酷な提案で墓まで持っていけたと思えたのは彼女にとって多少の救いになったのかな。

下女が自殺した話が説明不足なのは惜しい。
サンデーGX版と並行して読んでいるので知っていますけど、ここはカットすべきではなかったと思いますね。

しかしながら、阿多妃はどこまで感付いていたのだろう。
立ち振る舞いからして、我が子の死因も把握していたのではないでしょうか。
「皆 莫迦だ」の言葉に自分や下女、風明を指しているように感じられます。
瓢箪から滴り落ちる酒が彼女の代わりに涙を溢しているようで印象に残りました。

阿多妃が子の取り違いをしたのではないかと邪推する猫猫の推理は遠からず当たっているような気がします。
設定の年齢的には一致しませんが、阿多妃の子こそが壬氏である可能性は大いにあります。
猫猫の言う通り、証拠も何もないので憶測どころか妄想の域を出ませんけどね。

でもそう考えると壬氏の謎めいた立場や成熟しきっていない幼さ加減が年相応とも思えてきます。
クールな装いで覚悟の決まっている猫猫悪戯好きの癖に打たれ弱くて女々しい壬士。
時代背景からしたら、男女逆のような関係ですね。

後宮を去る阿多妃が里樹妃の頬に手を添えるシーンは鳥肌が立つほど素晴らしかった。
男性のように凛々しい阿多妃の見せる母性溢れる表情に釘付けになりました。
ねこクラゲさんの描く絵の力は本当に偉大ですね。

緑青館の三姫に妹扱いされている表紙の猫猫が美人で可愛いなぁ。
壬氏が猫猫にちょっかいを出している様をニヤニヤしている三姫たちに読者がニヤニヤしてしまいます。

デフォルメされたキャラがコミカルに描かれる姿が楽しくて飽きませんね。
何度でも読める良作です。

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『薬屋のひとりごと』3巻 感想 



薬屋のひとりごと」3巻のネタバレ感想です。

園遊会の毒殺未遂事件は引き続き調査のまま、新たな事件があちこちで発生。
どこぞの名探偵少年顔負けの事件遭遇率ですね。
薬屋というポジションとはいえ頻繁に毒関連の出来事に引っ張られているので忙しない。

犯人捜しで指紋を検出しようとするとは、架空世界とはいえ猫猫の考えは先進的ですね。
もちろん特定できるまでには至っていませんけど、事件解決には大きな一歩になりました。

里樹妃は侍女からいじめられていることに気付いていないなんてことあるのだろうか。
嫌がらせを受けているのに実行犯が内部にいるとは信じたくないってことなのかな。
梨花妃もそうでしたけど、侍女が仲間ではないのは辛いですね。

食べられないものとすり替える虐めのおかげで命が救われたというのも皮肉な話。
ただその場合、救われたのは里樹妃ではなく毒見役の侍女の方ですよね。
あの様子からすると毒を混入した犯人ではなさそうですし。
結果的に毒入りスープを回してくれたお礼で、いじめていた侍女を助けるとは猫猫の奇特さが表れています。

それに比べて翡翠宮の侍女たちは仲が良くて微笑ましいなぁ。
猫猫が簪もらったことを妬むわけでもなく一緒に喜んでくれるのですから。
アットホームな雰囲気が大好きです。

簪を大量に配り歩いていた李白を頼り、実家への一時帰宅を認められた猫猫。
高級娼婦に一晩お相手して貰えるなんて、ラッキーな男です。
足りない分を請求していいだろうに、何故か猫猫が負担することになってて苦労が絶えませんね。

僅か3日間ばかりの里帰りですら事件に巻き込まれるのはミステリー作品の主人公体質だからでしょうか。
真相を語る時はいつも憶測であることを前置きにして話始めていたことが気になっていたので、親父からは憶測でものを言っちゃいけないと窘められたのは印象に残りました。
近い将来、間違った答えを出す日が来るのかもしれませんね。

後宮へ帰還後、猫猫と壬氏のすれ違いコントが面白い。
己の身を捧げたと勘違いしてショックを受ける壬氏に対して、上半身を震わせて涙すら浮かべながら笑い転げる玉葉妃が可愛すぎてたまりません。
壬氏をあの子呼びするぐらいですから、玩具扱いできて楽しいのでしょうね。

調査のために出された酒を舌舐めずりするまで飲んだり、報酬で貰った酒に目を輝かせたりする猫猫に見惚れます。
この娘は延々と見ていられますね。

それにしても、漫画の描き方が巧くてあっという間に読み終わっちゃいますね。
サンデーGX版と比較されることが多々ありますが、こちらも的確なストーリー構成のおかげで非常に読みやすい。
人気爆発するのも納得のクオリティーです。

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『薬屋のひとりごと』2巻 感想 



薬屋のひとりごと」2巻のネタバレ感想です。

面白さが着実に積み重ねられる感覚。
既に長編の名作である予感を漂わせています。

目覚ましい実績により後宮で一目置く存在となっていく猫猫。
貧民街の出でありながら識字や薬の知識など並みの侍女では持ち合わせない能力で様々な事柄を解決していきます。
本人的には目立つつもりは皆無のようですが、こんな優秀な人間を周囲は放っておいてくれませんよね。

帝が囲む正一品、上級妃である四夫人が招かれる園遊会が開催されることに。
いずれも美女揃いで帝でなくとも目の保養になります。

派手な衣に身を包む玉葉妃が麗しい。
普段はニコニコ笑って可愛い印象が強いだけに決める時の凛とした姿はギャップが生まれて格好良さに惚れてしまいます。
即座に猫猫をスカウトする分析力も含めて、有能さは妃の中でも頭一つ抜けているように見えます。
猫猫は良い人に目を付けてもらいましたね。

梨花妃が元気になって良かった。
子を亡くし生きる気力も潰えた彼女が衰弱死目前から快復したのは喜ばしい。
あんなに痩せ細っていたというのに胸元の弾力は猫猫の言う通り至宝ですね。
内緒話で伝授したテクニックは、おそらく二つの果実を挟み込むアレでしょうな。

里樹妃と阿多妃の関係は今の倫理観ではあり得ないものです。
先帝は重度なロリコンだったということですよね。
9歳の姑って想像つきませんよ。

一堂に会する催しの場で毒を盛られる事件が発生。
耐性のある猫猫のおかげで事なきを得ましたが、狙われたのは徳妃、つまり里樹妃のようです。
次巻以降明らかになるであろう真相に惹き付けられます。

今回最も印象的だったのは毒見のシーンでしょう。
うっとりと恍惚とした表情を浮かべる猫猫が艶やかで、お色気シーンかと錯覚するほどにセクシー。
情熱的に頬を紅潮させながら毒を食す姿に興奮する輩が続出するのも無理はないです。
唇を舌で舐めて、たっぷり間を置いたあとに一言「これ、毒です」のインパクトは凄い。
トーン処理で影を落としていることもあって、妖しさが増しているのも絵的に見事でした。

主人公として猫猫は魅力的ですね。
彼女のメンタルの強さ、物怖じせずに進言する胆力、賢く機転の回る知能。
自衛のためあえてそばかすを施す化粧をしているとは、なかなか気付けません。
見た目も中身もバッチリな女性がモテないわけがなく、作中内でも注目を浴びていますね。
命の恩人ということもあってか、梨花妃から気に入られて装飾品を贈られる場面はニヤニヤしちゃいます。
当の本人はキョトンとしてるのもこれまた面白いですね。

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『薬屋のひとりごと』1巻 感想 



薬屋のひとりごと」1巻のネタバレ感想です。

原作は「小説家になろう」発のライトノベル。
人気を博してコミカライズされた……というか、本格的に人気が出るキッカケとなったのがビッグガンガン版の本作です。

実はこの作品は何故か漫画版が2種類存在しています。
本作の約1年後にサンデーGX版の連載が開始されました。
理由は語られておらず謎のままですが、それぞれ特徴が色濃く出ています。

ビッグガンガン版は絵柄が美麗でキャラも可愛いので見惚れてしまうシーンが多いのが長所です。
一方で、サンデーGX版は丁寧な描写から物語の落とし込みが巧く、単純に話が分かりやすいのが売りですね。
両方ともWEB上で読んで面白いのは間違いなく、なかなか選ぶのが難しいのですが、今のところビッグガンガン版の方を購読しています。
最初にこちらから読み始めた影響と好みの問題であって、どちらを買っても良いぐらい良作であると思いますね。

さて、本題。
舞台は中世の中華を基盤にした架空の世界。
王宮内で起きる事件を解決していくミステリー風の作品です。

人攫いに誘拐され後宮下女となった主人公・猫猫のキャラクターが魅力的ですね。
時代背景からなのか、拐かされた割には前向きで淡々としています。
薬や毒に興味を持っており、好奇心旺盛な性格で事件に介入していくスタイルが楽しい。
ぱっつん前髪とそばかすがチャーミングで、漫画担当・ねこクラゲさんの画力もあって非常に可愛い容姿となっています。

そんな猫猫に目を付けた宦官・壬氏は中性的な印象を抱かせるイケメンですね。
蔑まれた視線を向けられて悦ぶマゾ気質と猫猫を追い詰めるサディスティックの両面を持ち合わせています。
攻守隙がないので猫猫にとっては厄介オタクみたい。
うざったいと嫌がる猫猫の心情に思わずシンクロしてしまいましたよ。

ところで宦官って性器がないのってホントなのですか。
確かに帝の妃を集めた後宮で過ちが起こさせないためには効率的なのでしょうが。
それでも壬氏とラブロマンス展開になるのかな。

白粉の毒について提言した人物を特定するために読み書きできる策を練ったところはよかった。
ただ、壬氏の掲げた紙が日本語で書いてあったのは少々雑でしたね。
別に中国が舞台と明言しているわけではないとはいえ、作品の雰囲気が崩れました。
ちなみに、サンデーGX版ではしっかり中文で書かれていました。

媚薬作りを任されてウキウキになったり、餌付けされて猫耳生やしたりと、とにかく猫猫が可愛い。
やっぱりこういうところは、ビッグガンガン版の良いところだなと思いますね。

今のところミステリー要素はあっさりしています。
それでもちゃんと面白くて読みやすいので、導入としては言うことありませんね。

テーマ: 漫画の感想

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