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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『恋は世界征服のあとで』6巻 感想 



恋は世界征服のあとで」6巻のネタバレ感想です。

まさかの最終巻。
予想していなかっただけに驚きが寂しさを上回りました。
まだまだ描けるエピソードはありそうなものなのに随分と潔いなぁ。

博士の孫である氷華が巻き起こす騒動に振り回される不動とデス美。
気になるところで終わった前回からです。

平和なラブコメとして読んでいたのでライバルキャラの存在は邪魔になるかなという心配でしたが、杞憂に終わりました。
氷華のキスを躱していたとは、やるなぁ不動。
彼女の前で別の女性からキスされて誤解される定番のパターンを回避できたのは素晴らしい。
若干可哀想でしたけども、不動にモーションをかける氷華を上手くギャグに落とし込めているのは良かった。
ポンコツな彼女が時折見せるドヤ顔はお気に入りです。

残り僅かのタイミングで実咲姐さんメイン回があるとは嬉しい限り。
しかも温泉回ということで、豊満なボディを露にしており眼福モノでした。
OL時代に素手でゲッコーをなぎ倒す姿も新鮮で魅力的。
大悟の言葉でヒーロー引退を取り止めた涙は美しく綺麗でしたね。
無理に脇役同士をくっつける必要性はないですけど、この二人の組み合わせは応援したいと思わせられます。

最終章は海外から悪のヴィラン軍団が来襲し、ジェラート5とゲッコーが共闘する展開。
レベル違いの強さに壊滅寸前までいきましたが、デス美が覚悟の改造手術を受けて怪人化したのは不覚にも胸にくるものがありました。
あそこまでガチゴリラとは思わず、元に戻れず不動と別れを決意する涙は面白いのに泣けてきます。
アルくんのファインプレーがなければ湿っぽい展開になっていたでしょうね。

6年後にスキップした最終話は、それぞれ新しい人生を歩んでいて随所に楽しませてもらいました。
ヴィランの攻撃で本部を破壊されたことで、ヒーロー達がゲッコーに吸収される形で平和維持組織となっているのは面白い。
ジェラート5は解体となってしまいましたが、みんな幸せそうで何より。
隼人だけ道を踏み外している感はありますけども。

一番オイシイ登場の仕方をしたのは間違いなく暗黒王女・ウラ美ですね。
エース扱いされていた死神王女、そして死神王子に変身した不動はテレビカメラの前でバカップルやっているだけですし。
まぁでも、世間にバレて非難される展開はなく受け入れられたまま終わる優しい世界でよかった。

シリアスとコメディのバランスに優れた漫画でした。
欲を言えばもっともっと読みたかったですけど、綺麗に短く終えたのでお勧めしやすい作品となったと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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2022年春クール終了アニメ感想 

2022年春に終了したアニメ感想リストです。

▼ SPY×FAMILY(第1期1クール目)

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

少年ジャンプ+で配信されている大人気WEB漫画。
放送前から大ヒットが義務付けられているといっても過言でないぐらい期待度が高まった作品です。
(総評より抜粋)

▼ であいもん

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

和菓子を通して大切な人同士の交流を描くハートフルストーリー。
昨今では珍しい作風のアニメなだけに注目度はさほど高くなかったと思われますが、間違いなく出来は素晴らしかったです。
(総評より抜粋)

▼ かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

ラブコメ漫画としては長編の域に突入した「かぐや様は告らせたい」第3期。
ウルトラロマンティック大作戦は作品内外ともに見事大成功となりました。
(総評より抜粋)

▼ 恋は世界征服のあとで

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/既読

説明しよう!
正義の味方ヒーロー戦隊・ジェラート5のリーダーである相川不動と世界征服を企む悪の秘密結社・ゲッコーの戦闘員リーダーである禍原デス美は恋人同士なのである。
これは、戦闘している最中に逢引きを重ね続ける彼と彼女のギャグ全開ラブコメ物語なのだ。
(総評より抜粋)


▼ トモダチゲーム

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/既読

お金と友情を天秤にかけたゲームで人間の本性が暴かれる。
裏切り者は一体誰なのか、先の気になる展開が続くデスゲーム系作品です。
(総評より抜粋)


▼ 可愛いだけじゃない式守さん

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/既読

マガポケでも随一の大人気ラブコメのアニメ化作品。
元々Twitter漫画だったこともあり、初期は場面だけを切り抜いたショートショートのようなスタイル。
そのため、ラブコメ作品としては比較すると少なめであろう、カップル成立して1年後の作品となっています。
(総評より抜粋)

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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恋は世界征服のあとで アニメ総評 



【評価……B+
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
演出 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
脚本 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
音楽 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
声優 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
原作再現度
ラブコメ
エロ



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話
B+B+B+B+BBB+BB+B+B-B+

【総評】


説明しよう!
正義の味方ヒーロー戦隊・ジェラート5のリーダーである相川不動と世界征服を企む悪の秘密結社・ゲッコーの戦闘員リーダーである禍原デス美は恋人同士なのである。
これは、戦闘している最中に逢引きを重ね続ける彼と彼女のギャグ全開ラブコメ物語なのだ。

とまぁ、戦隊シリーズのお約束を詰め込んだアニメです。
笑いに振り切った作品で、エンターテイメントとしては難しいことを考えずにひたすら楽しめる内容となっています。
原作をそのままアニメにしたような出来で、個人的にはもう少し評価されてもいいのになと思って観ていました。

敵対関係でラブコメが繰り広げられる舞台装置は使い古されたものでしょう。
「ロミオとジュリエット」という古典から始まり、昨今ですと「寄宿学校のジュリエット」が記憶に新しい。
障害があれば燃え上がる恋というのはキャラやストーリーを作りやすく、受け手も熱中しやすい特徴があります。
基本的に本筋はシリアスな展開が多いのですが、この作品は全力でコメディに偏っているところが売りですね。

勘違いコントを見ているような面白さが近いかな。
正義も悪も緩すぎるてツッコミどころ満載なのが楽しい。
ライバル同士で言い争っていると思われているけど、実際はイチャラブしているだけですからね。

そして何が一番素晴らしいって、デス美の可愛さよ。
照れたり喜んだり嫉妬したりと恋に恋する少女まっしぐらで、ずっと見ていられますね。
ウブな反応することが多いのに露出の多い服装についてはあまり意識していないのもエロくて助かります。
長谷川育美さんの演技もキャラに合っていて、まるで違和感ありませんでした。

制作予算はそこまであったように感じられませんでしたが、バランス感覚は優れていたと思われます。
力を入れるべきところに注力して、見せ場をしっかり作ってくれました。
場面が限られているからこそ、アクションシーンは派手に動かせたのかもしれませんね。

原作ストックは少なく、刊行された5巻のうち4巻途中までをアニメ化されています。
2期を望むのは難しいと思いますが、せめて原作の売上が伸びて長く作品が続いてくれればなと思います。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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恋は世界征服のあとで アニメ第12話「永遠のライバル」  

恋は世界征服のあとで」アニメ第12話のネタバレ視聴感想です。

素直に面白いと思える最終回でした。
OP映像からこのケーキ入刀回までやると分かっていたので、まさしく期待通りの出来でしたね。

いつもよりシリアス要素が倍増しているエピソード。
まぁ、普段コメディとの比率が9:1ぐらいなのが7:3ぐらいになっている程度なんですけどね。
喧嘩らしい喧嘩なぞしないバカップルな二人なので、こういったすれ違いは非常に珍しいといえます。
さすがに恋人がCMとはいえ結婚式の真似事をするのは、思春期の高校生にとっては辛いことでしょうね。

究極怪人の声優がまさかの田村ゆかり嬢で驚きました。
主題歌担当しているのに全然出てこないなと思っていたら、最後の最後に赤ちゃん役で登場するとは予想外ですよ。
正直ここで抜擢するぐらいなら断罪王女の方が似合っていたのではないかなと思わないでもないですが、サプライズ自体は楽しめました。

秘密結社ゲッコーでも制御できない究極怪人と対峙するジェラート5が格好いい。
ここまで散々アホなことやってきたけど、やっぱり特撮モノで全員そろって名乗りを上げるのは燃えずにはいられません。
全員必殺技を繰り出して真面目に戦闘しているだけでこんなに熱いと感じるのですからギャップとは偉大だなぁ。
アクションシーンに全力の作画を用意してくれて、見応えもあって良かったです。

ラストバトルでOP曲が流れる王道展開も大好き。
定番というものはそれだけ支持されているという証ですから、これでいいんです。
実際は合体武器をナイフと見立てて、ウェディングケーキと化した究極怪人を斬ってイチャついているだけっていうアホらしさが楽しい。
徹頭徹尾このノリを貫いたのはお見事でした。

非情に安定したアニメでしたね。
原作ファンとしても大満足でした。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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恋は世界征服のあとで アニメ第10~11話 

恋は世界征服のあとで」アニメ第10話と第11話のネタバレ視聴感想です。

◆第10話「黒帝の月の上で」


ここから原作4巻に突入。
今回の学園祭エピソードは最終回候補の一つだったと思います。
OP映像から最終回はもう一つ先の話から持ってくると分かっていましたが、これで締め括るのだって相応しいと言えるぐらい作品の特色が出た内容でした。

世間からは認められないヒーローと悪役のカップリング。
色ボケしているバカップルが真面目な顔をして恋人向けイベントに参加しようと奮闘する話はアホらしくて好きです。
結局本物だと認識されないだろうということで、変身して堂々とイチャイチャするというのが実に平和的。
原作だと満を持しての初の変身シーンお披露目ということで格好良いのに理由がギャグという落差が面白かったんですよね。
アニメは死神王女の変身がエロくて大変よろしゅうございました。

そういえばアニメだとパンチラはなかったのかな。
今回の話だと宝条が何回か見えていた気がしますけど、代わりに尻や太腿が露になってて果たしてどっちがエロいのやら。

デス美のメイド服も堪能できましたし、視覚的に楽しい回でした。


◆第11話「仲良くなって何か意味ある?」


前半は断罪王女が初登場。
喋りが特徴的なキャラで最初こそカタコトっぽい演技なのかなと思いきや、普通に素人でしたね。
演じていたのは声優ではなくコスプレイヤーだったようですが、どういう抜擢だったのだろう。
イベントとかでデス美のコスとかでもしているんだろうか。

昨今のアニメ制作陣は優秀で作画崩壊を見る機会も随分と減りました。
そのため非常に微妙な絵だったのがちょっと目立ってしまいましたね。

後半の赤ちゃんプレイはマニアック過ぎる。
これをサービスシーンだと捉えたくないと思えるのは、自分がノーマルである証明ともいえるのかな。

鮮血王女役の沢城みゆきさんは艶っぽいお姉さんキャラを演じさせたら右に出る者がいないかもしれませんね。
出番は少ない幹部たちも人気声優が担当しているだけに、断罪王女の配役だけは意図が読めませんでした。

テーマ: アニメ

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恋は世界征服のあとで アニメ第8~9話 

恋は世界征服のあとで」アニメ第8話と第9話のネタバレ視聴感想です。

◆第8話「誰だって秘密のひとつやふたつあるさ」


前半はデス美LOVEな女子高生・宝条闇奈が不動を脅すお話。
安易にラブコメのかませ役を出さなかったことを評価したい。
百合だと無駄に気に病む必要がなく、平和に眺めることができます。
重度の百合カップルに興味はないのですが、女の子達が仲良くキャッキャとしている絵はいいなとは思います。

実は王女シリーズの一人である灼熱王女だったというオチも良かった。
シンプルで王道な物語だけど、ちゃんと一捻り入れると独自性がアップしますね。

後半はゲッコーの女子寮への侵入ミッション。
死神王女自らがレッドとピンクを試験勉強のために招き入れているだけですがね。

「勉強できないと嘘をついて悪かった」と謝罪するデス美にドン引きするハルが面白い。
一つ間違えると頭にくる展開なのに、ギャグっぽく済ませているとはいえ笑いに変換できているのはデス美の人徳ゆえか。
悪の秘密結社の幹部のはずなのに。


◆第9話「お姉ちゃんは変わってしまった」


本当にこの作品は丁寧に作られていますね。
原作そのままをアニメ化してくれているので、見たかったシーンは漏れなくやってくれている印象です。

デス美の父親と妹が襲来し、予期せぬ対面となった回。
父親の方は今となっては古臭さどころか懐かしい感じさえある頑固親父って感じ。
平のゲッコー兵だったこともあって、デス美に強烈な期待を寄せているところがあり、ちょっと重たい。
でも、正面からぶつかればちゃんと大学進学のことだって相談に乗ってくれる良い父親だと思います。

妹のウラ美をデス美が助けるシーンは、アニメでも観たかった指折りの場面でした。
原作3巻の感想でも書きましたが、不良に対して本物のワルモノだと告げるデス美の格好良さといったら、もうね。
ウラ美がシスコンになるのも仕方がないです。
ストイックなデス美も悪くありませんが、恋を知り、愛を知った彼女は最強ですね。

テーマ: アニメ

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恋は世界征服のあとで アニメ第6~7話 

恋は世界征服のあとで」アニメ第6話と第7話のネタバレ視聴感想です。

◆第6話「せっかくのビーチなんだし」


いきなりオープニングから意表を突かれました。
ゆかりんボイスで癒されると思ったら、安元さんの低音極太ボイスで笑った。
7話では通常通り戻っていたけど、何故6話だけ変化球投げてきたのか意味不明でしたね。

前半はデス美が昇格によりマウンテンゴリラと融合しろと強要される話。
怪人たちって全員元人間なのかな。
あと常に怪人になってて人間の姿に戻れないのだとしたら、日常生活凄く不便そう。
いや、普通は悪の組織にそんなこと考えることがおかしいのだけれど。

ほぼ一言しかない無名の怪人に緑川光さんをあてているのは豪華というか無駄すぎる。
今後も出番用意されているのか心配になりますよ。

後半はラブコメ恒例の水着回。
海デートしたいがためにヒーローの機密情報を横流しするレッド。
休日に二人っきりでいけばいいのにというツッコミは誰もが思うことでしょうね。

水着はもちろん素晴らしいのですが、デス美は普段の格好の方がエロいな。
スタイルでいえば一番はミサキ姐さんで、白ビキニの破壊力は凄まじかったですね。


◆第7話「禍原デス美はオレが生み出したモンスターなんだ」


グリーンジェラートこと轟大吾のメイン回。
実はデス美と同じ博多出身で、二人は師弟の仲だったことが判明したって話です。

大吾の担当声優が間島淳司さんであることを途中になって気付きました。
メモオフの稲穂信役で慣れ親しんでいるはずなのに、すぐには連想できなかったのは何とも悔しい。
でもそれぐらい演技の幅が広がっているのと発声が滑らかになっているのに驚きました。
決して下手だったわけではないですけど、デビュー当時と比べてると経験を重ねたのがよく分かります。

実際今回の見所の一つだった大吾のリアクションは原作通りに笑えて良かったと思います。
デス美の言葉に脳内で返事するシーンは畳みかけるツッコミが勢いよくて面白かったです。

確かにデス美は可愛いけれど、この作品の良いところはラブよりコメディ要素が多めな点ですよね。
アンジャッシュの勘違いコントのような笑いが詰まっています。
いつも視聴後は楽しかったという余韻が残るのが長所ですね。

テーマ: アニメ

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恋は世界征服のあとで アニメ第4~5話 

恋は世界征服のあとで」アニメ第4話と第5話のネタバレ視聴感想です。

◆第4話「その理由を聞かせてくれないか?」


原作第6話「恋が私を弱くした!」、第7話「その理由を聞かせてくれないか?」より。

不動とデス美の交際、ハルにバレたのである。
毎回戦闘時に逢引きしていたらそりゃあ当然といえます。
任務を放り出して遊んでいるわけですから、少々痛い目見るべきと思いつつも、結局ヒーローと悪の組織が仲いいから別にいいような気もします。

不動とハルの放課後制服デートを目撃して嫉妬するデス美の可愛さよ。
嫉妬だと自覚していることこそ性格の良さを表していますね。
まぁ、ハルの口封じがギャグなのか本気なのか判断付き辛いところもありますが、それもまた一興。

変身なしでピンクジェラートを圧倒するデス美の強さよ。
何気に戦闘シーンは動いていて、気合の入り具合に好感が持てます。
あとこれは原作通りですけど、身体のラインが出るコスチュームがエロくて構図のこだわりが半端ないですね。


◆第5話「ありのままのきみで」


原作第8話「詳しく聞かせてもらおうか!」、第9話「オレとデス美さんの初「あーん」が!!」より。

秘密結社ゲッコーって、ただの一企業だよなぁ。
個人成績発表や社員食堂があって、デス美たちも会社員に見えてきました。
実は上場していると言われても納得してしまいそうで嫌ですね。

さて、王女シリーズの出番が来ました。
鋼鉄王女の恋物語にぐいぐい食い込むデス美ですが、不動の付き合う前だったら同じような奥手な性格だったのかな。
話のオチが何もないという鋼鉄王女が実は巨乳だったという、魔獣王女に喧嘩売ってる内容。
魔獣王女が誰よりも真面目に仕事を取り組んでいることは皆分かっているから大丈夫だよって言ったら更に怒られそう。

後半はベタベタのイベント盛り合わせ。
ラブコメっていうのは、こういう同じようなイチャイチャを見せてくれるだけでも満足感得られるのがいいところですね。
わざわざ病室ベッドの上に座り込んで短いタイトスカートとストッキングを見せつけてくるデス美のエロさはヤバイ。
プラトニックな関係でキスすらまだなのに健全どころかイヤらしさ全開です。

Cパートは2巻巻末おまけのママさんバレー。
余すところなくアニメ化してくれるのは嬉しいですね。

テーマ: アニメ

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恋は世界征服のあとで アニメ第2~3話 

恋は世界征服のあとで」アニメ第2話と第3話のネタバレ視聴感想です。

◆第2話「デートの真理」


原作第2話「彼女はいますか?」、第3話「デートの真理」より。

初デート回。
実質的な逢引きは戦闘のたびにしているんだけどね。

デス美さんは天使か。
こんな女の子いませんよ。
男にとって都合がいいというか、不動にとって都合が良すぎるというか。
理想的な彼女の一人でしょうね。
ディナーがプロテインとか友達であっても嫌ですよ。

Cパートは1巻のおまけ漫画であるデス美の愛猫ヘル子視点のエピソード。
この猫もまんまるぷっくりしてて妙に可愛いんですよね。


◆第3話「あこがれの遊園地」


原作第4話「潜入ミッションか…」、第5話「お前デートスポットみたいなとこばかり言うのな!」より。

終始バカップルが隠れて、いやある意味公然とイチャイチャデートを繰り返す話。
だが、それがいい。


前半はゲッコーの新兵器開発を察知した潜入捜査。
アジトの位置バレバレだったら総攻撃しかけろよと誰しもが思うけどツッコんではならない。
なぜなら、これがお約束ってやつなのだ。

UNOやらないか?という提案に唾を飲み込んで「や、やる」と返事するデス美の真剣さに笑う。
ラッキーアイテムのポーチが当たったり、連絡先交換が固定電話だったりと構成に隙がないですね。
ヘル子の尻尾フリフリの可愛さもたまりませんでした。

後半はヒーロー物定番の遊園地での戦闘回。
目的は煩悩の塊でしかありませんが。

ヒーローも悪の組織も必死に戦っている最中、ただデートを満喫する二人が最低過ぎて笑いが止まらない。
一見戦っている素振りでアトラクションを決めるためにパンフレットを指差すシーンはアホすぎる。
そもそもナチュラルに襲撃情報を漏洩しているのがおかしいし。
バレていないのに意気揚々と前線に繰り出す死神王女をぶっ叩く熊怪人は真面目に悪役やってて可哀相に思えてきます。

これが所謂、可愛いは正義ってやつか。


テーマ: アニメ

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『恋は世界征服のあとで』5巻 感想 



恋は世界征服のあとで」5巻のネタバレ感想です。

表紙のデス美が幸せそうで何より。
でも本編では安定しているのに、各巻の表紙絵は毎回絵柄が変わるのは何故だろう。

甘っっ!
なんだこれ、予想外にラブいぞ。
今まではコメディ要素の割合が多めのラブコメだったので、逆転現象となる嬉恥ずかしい展開の連続には驚かされました。
おかげでコロコロ表情が変わるデス美の可愛さが鰻上りですね。
うーむ、ベタとは良いものだ。

プロテインバーがディナーだった初デートと比べるとクリスマスデートが何という普通さ。
「1年前はまともに手を握ぎれなかった」という台詞はあるけど、付き合い始めてそれだけ経過したということなのかな。
初々しいやり取りはそのままに、カップルらしいことが自然と出来るようになったんだなぁ。

不動にキスを唆す悪魔のミサキ姐さんが面白可愛い。
顔はデフォルメなのに身体はナイスバディなアンバランスなところは新しい感じがします。

妄想だけどキス顔するデス美の唇が艶やかで色っぽい。
満面の笑みで前に進めていることを喜ぶ可愛さよ。
ヘル子のアシストで思わずキスしちゃって真っ赤に照れる表情。
いやはや、最高のクリスマス回でした。

疑似子育てイベント回もラブコメでは定番ですね。
珍しくブラチラと谷間開帳というお色気シーンも堪能できました。

最後に登場したのは博士の孫娘・氷菓は典型的なポンコツ勘違い系お嬢様。
遂に恋のライバルキャラの登場ですね。
確かにあんな死の間際で筋肉に包まれたら惚れてしまうのも仕方がないか。
でもこれ、不動ってよりも筋肉に恋しちゃってるというオチじゃなかろうな。
あまりドロドロな展開は見たくないので、笑えるハッピーエンドになることを期待します。

巻末おまけはウラ美のエピソード。
禍原家に訪れた不動に対して行なうウラ美の嫌がらせが地味すぎる。
てっきりデス美だけの馬鹿力なのかと思っていたけど、母親の血を引いた弟たちは強いから、きっとウラ美は父親の血が濃かったんでしょうね。
へっぽこで可愛いな。

テーマ: 漫画の感想

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恋は世界征服のあとで アニメ第1話「君のことが好きだ!」 

恋は世界征服のあとで」アニメ第1話のネタバレ感想です。

これは正義の味方と悪の組織の戦闘員の物語である!!
……と大々的に宣言していましたが、実態は世間から隠れてイチャラブするギャグ要素多めのラブコメです。

原作1巻の感想の時にも似たようなことを書きましたが、シチュエーション勝利の作品ですね。
「寄宿学校のジュリエット」好きな人ならもう問答無用で気に入ると思います。

漫画から入った人間からすると、ちゃんと変身や戦闘シーンがあることに驚きを覚えます。
しかも結構派手にアクションしていて、作画頑張っているじゃないですか。
ぶっちゃけこの作品に手に汗握るバトルを期待しているわけではないので、手を抜いてもいいんだよー。
まぁもちろん動いてくれることに越したことはないのですがね。

とにもかくにも、デス美が可愛さに力を入れれくれば言うことありません。
そういう意味では1話は余裕でクリアしていますね。
恋する乙女が初々しい反応するのはいつの時代も最強ですから。

こういうのが好きなんだろう?っていうセクシーショットの構図が多くて、悔しいけどその通りです。
元々露出の激しい服装ですから、どこを切り取ってもエロいとはいえ、見せ方が分かってるって感じ。

声優さんもイメージ通りの声色ばかりでした。
強いていれば、デス美の博多弁はもっとアクセントを強めにしてくれても良かったなというくらい。
そういえば、OPを田村ゆかりさんが歌っていましたが、今後登場する予定があるのでしょうかね?

変身シーンをお披露目したのは構成的に仕方がないとはいえ、ちょっと勿体なかったかも。
原作だとしばらく経って待望の初変身で実に面白い場面だっただけに切り札として残して欲しかった思いもあります。

あとは作画が安定するかどうか。
ちょっと怪しい雰囲気も漂っているのが気のせいだといいんですけどね。

テーマ: アニメ

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『恋は世界征服のあとで』4巻 感想 



恋は世界征服のあとで」4巻のネタバレ感想です。

4巻でようやく初の変身シーンがお披露目。
戦闘じゃなくコスプレを装うためというのが、いかにもこの漫画らしい。
でもおかげで本物と思われず、堂々と周囲の目がある場所で記念撮影まで出来て良かったね。
見開きの絵は幸せそうでこちらまで嬉しくなりました。

新しく登場した王女シリーズ·鮮血王女の個性が強過ぎる。
超絶母性体質って何それ。
仮にも悪の組織ですよね、貴女。
ってか、秘密結社ゲッコーって身内同士で争うことの方が多いような気がする。

こんな調子でずっと続くんだろうな思っていたら。
あれ、ちゃんと戦闘している……だと……!?
顔付きでジェラート5が勢揃いしているし普通にピンチだし。
ライバルとの共闘は定番だけど燃えるし、究極怪人のコピー能力や合体秘密兵器など今までとは明らかに違う。

……と、一瞬でも疑った自分がバカでした。
全ての伏線が結局はケーキ入刀のオチに繋がるものだと気付いた時には噴き出してしまいました。
赤ちゃんまで出来ちゃいましたし、これからもまたイチャイチャが捗りますね。

魔獣王女の真面目さとか、グリーン大吾のトラウマとか脇役の鉄板ネタも相変わらず面白い。
まだまだ深掘りできるキャラも多いし、長く続いてくれると嬉しいなと思います。

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『恋は世界征服のあとで』3巻 感想 



恋は世界征服のあとで」3巻のネタバレ感想です。

いつも通り逢引をしている不動とデス美。
みんなが戦っている最中、さすがにスマホで相性占いしているのはどうなんだ。
……と思っていたらナチュラルにゲッコーの襲撃予定を聞くハルを見て、ああこっちがおかしいのかと思ったり。
もうお前ら、戦わなくていいんじゃないかな。

今回はデス美の家族訪問イベントが中心でした。
父・デス夫、母・キル美、妹・ウラ美と何故か家庭だけ名付けが酷い。
他のキャラは当て字でも読み方は比較的まともなのに。

父親は頑固そうでデス美のことをちゃんと考えてくれそうですね。
しかし、交際発覚した時はさすがに反対されそうだなぁ。
まぁ応援してくれているハルが特殊ともいえますが。

デス美は女の子からモテモテですね。
灼熱王女にしろ妹のウラ美にしろ、ライクではなくラブな方向に愛が重い。
確かに格好可愛いから、男女問わず人気出るだろうなとは思います。
妹がナンパされているところを助けるシーンの台詞である「今のお姉ちゃんは お姉ちゃん史上 最も強い」は惚れてしまいますわ。
続けて本物のワルモノ発言をするガンを飛ばすコマは、今までで一番格好良かったです。

王女シリーズのパジャマタコパ女子会で不動の顔に反応してしまったデス美の照れ顔に同僚も気付いちゃったかな?
軽く流していたけど、あれはバレバレだと思う。
隠す気がないのかというぐらい緩いのは面白いけど、バレてしまうとそれだけ作品が短期化されてしまうのでもう少し粘って欲しいところです。

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『恋は世界征服のあとで』2巻 感想 



恋は世界征服のあとで」2巻のネタバレ感想です。

1巻ラストで早々にバレてしまった二人の関係。
まぁあれだけ逢引していれば時間の問題でしたが。
見付かった相手がデス美に恩のあるピンクジェラートのハルだったおかげで、むしろ隠蔽工作の仲間ができたことは幸いだったと言えるのかな。

秘密結社ゲッコーの実態も徐々に明らかに。
個人成績とか社員食堂とか出生とか、まるで会社みたいな悪の組織だな。
ってかそもそも悪どいことをしているシーンが一度たりともないから目的が見えてきません。
定期的にヒーローと戦闘ショーをやってるようにしか見えず実に平和です。

前回はデート目的のためにデス美が組織の機密を漏らしちゃっていたけど、今度は不動がヒーローの極秘情報を横流し。
うん、上司に怒られればいいと思う。
ギャグ漫画だから許されることですけど、このカップルが一番やってはいけないことやってて笑う。

ヒーロー側も続々と登場してきました。
一般的な戦隊シリーズだと仲間は5人であることが多いですが、ジェラート5も例に漏れないようですね。
個人的にはグリーンジェラートの大吾が気に入りました。
彼の畳み掛ける内面ツッコミがスピーディーで楽しい。

それにしても正体バレしている人とそうでない人の差はなんだろう。
レッドやピンクは知られているのに、デス美がグリーンを知らなかったのは不自然なような。
まぁあまり深く考えず、そういうもんだと思っておくのが吉なのかな。

テーマ: 漫画の感想

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『恋は世界征服のあとで』1巻 感想 



恋は世界征服のあとで」1巻の感想です。

正義の戦隊ヒーローである男子高校生と世界征服を企む秘密結社の戦闘員リーダー格の女子高生によるラブコメディ。
もうね、こういうの設定からして大好物です。

本来であれば敵対関係である二人が戦いを抜け出して逢瀬を重ねるのが面白い。
一見するとシリアスな舞台装置と思いきや、ただの恋の障害でしかなく、周囲に秘密にして付き合い始めたばかりのカップルの話になっているのがシュールで楽しい作りになっています。

マガジン系列の戦隊モノということで近しい時期に始まった「戦隊大失格」を連想しがちですが別物です。
どちらかといえば、中身は「寄宿学校のジュリエット」です。
目撃されそうになった途端、戦闘を装う慌ただしさがドタバタコメディとなっているところもまさにそう。
こちらの作品の方が更にギャグ要素強めになっていて、気楽に笑って読むことができます。

そしてやっぱりこの漫画の魅力は、初々しいカップルの距離感にあります。
何といってもヒロインであるデス美の可愛さよ。
恋に恋する女の子って感じながらもちゃんと主人公の不動を想っていることが伝わってきます。
立場上、公にはできない関係ということもあり嫉妬することも多いですが、その度にニヤケさせられて困る。

とにかく楽しい作品ですね。
アニメ放送も近付いて来ましたが、もっと多くの人に知ってもらって評価して欲しいなと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 恋は世界征服のあとで  恋は世界征服のあとで(巻感想)  野田宏  若松卓宏 

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2022年放送予定のアニメ期待作品10選 

現在購読している漫画が続々とアニメ化発表されると嬉しいものですね。
放送開始までには最新刊まで追いついておきたいので、整理もかねてPVや発表情報をまとめてみました。

▼[1] SPY×FAMILY


待望のスパイファミリーアニメ化。
WEB漫画原作でトップクラスの売上を誇る作品だけに、アニメ化するのは時間の問題でしたね。
PV見ただけでクオリティの高さは間違いないと確信しました。
大成功するかどうかはアーニャの声優に掛かってると思っています。


▼[2] 地獄楽


こちらもジャンプ+発となるWEB漫画が原作。
最終回と同時に発表されて早半年。
未だにアニメのPVは公開されていないので、続報が待たれます。


▼[3] 異世界おじさん


告知PVということもありアニメ映像全くありません。
「ベン・トー」同様にSEGA公認となる、もしくはスポンサーに付いてくれるんですよね、きっと。
そうでなければ作品自体成り立ちませんからね。


▼[4] その着せ替え人形は恋をする


アニメ化のニュースを見落としていて、1月から放送開始と知って驚きました。
可愛いギャルコスプレイヤーが動き回るところは画面映えしそうですね。
無難に楽しめそうでよかった。


▼[5] アオアシ


現代サッカーの理論を上手く漫画に落とし込んでいて、今一番面白サッカー漫画だと思います。
派手に動き回るので制作側は大変でしょうが頑張って欲しい。
ちなみに、キャプテン翼はキャプテン翼というジャンルの作品なのでサッカー漫画からは除外します。


▼[6] カッコウの許嫁



連載開始直後から人気爆発したマガジンの王道ラブコメ。
瀬川ひろ担当声優が東山奈央さんでちょっと意外。
可愛らしい声というよりも凛とした声を想像していたので、キャラクターの印象が変わりますね。


▼[7] 恋は世界征服のあとで


ヒーローと悪の手先が秘密の交際を育むラブコメ。
ナレーションの立木さんはピッタリの配役ですね。
作画が少し怪しい感じがするので少々心配です。


▼[8] であいもん


京都の和菓子屋を舞台にしたハートフルストーリー。
原作の優しく包み込まれるような雰囲気がアニメでも引き継がれていることがPVから伝わってきますね。
声優の訛り演技も期待できそうです。


▼[9] トモダチゲーム
まさかのアニメ化が本日発表されました。
漫画楽しんで読んでいますけど、原作者の言う通りアニメ化し辛いジャンルだっただけに驚きました。
途中で区切ると消化不良になりそうだから、漫画最終回に合わせて最後までやってくれないかなぁ。


▼[10] ぼっち・ざ・ろっく!
まんがタイムきらら発、コミュ障が主人公のバンド四コマ漫画。
まだ原作が3巻までしかないので、逆に言えば丁寧に描いてくれるのは約束されているようなものですね。
バンド演奏がどんな音楽になるのか楽しみです。

テーマ: アニメ・コミック

ジャンル: アニメ・コミック

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