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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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僕は友達が少ないNEXT 第12話「僕は友達が……」 

僕は友達が少ないNEXT 理科の髪型一覧1
僕は友達が少ないNEXT 理科の髪型一覧2

2ちゃんねるに転がっていた理科の髪型一覧を拝借しました。
理科は真っ黒よりも、多少茶色がかっていた方が似合っていますね。
ポニテもおさげも下ろした姿も可愛いなー。

ということで、「僕は友達が少ないNEXT」最終回を観終わりました。

原作8巻、そして9巻へと繋ぐ最新刊「コネクト」では、ちょうど物語が動き出したところで止まっています。
そのような中で始まったアニメ第2期は、果たしてどのように締めるのか。
放送が決定してから、ずっと疑問でしたが、遂に答えが判明しました。

原作通りになぞって、中途半端でおしまい。

いやいやいや、これはあまりにも無策ではないでしょうか。
1期も小鷹が夜空との関係を思い出した直後に終了となっていましたけど、2期は更にぶつ切り状態です。

星奈の告白から背を向けて逃げ出した小鷹を呼び出し、文字通り力づくで振り向かせた理科。
小鷹と理科が本当の意味で友達付き合いをスタートし、小鷹は星奈に告白の返事をしようと試みようとしたところで、夜空から「旅に出ます。探さないでください」という家出メールが届き、さぁこれからどうなる?というタイミングで終了。

アニメオリジナルを期待していたわけではありません。
しかし、もう少し何か方法があったのではないかと思ってしまいます。
理科が仕掛け始めた体育祭の場面から、物語的に分断できるシーンはなかったと思います。
それならば、その直前までで1クール収めるなどの工夫も出来たはず。
原作ストックを使い切ってしまったので、3期をやるにも相当先になります。
一体何を思って、こんな生殺し状態で終わられてしまったのでしょうか。

作画に関しても、最終回にしては微妙な感じ。
今までこの作品にはなかったアクションシーンを多用しているからなのか、ぎこちなかったです。
小鷹が理科の攻撃をよけるポージングが、ギャグ風味を加味しても変だなと思いました。
顔も平べったいというか、目が離れすぎているというか。
作画班、力尽きてしまったのかなぁ。

あと単純に、理科の<救世の九星>は、超科学すぎて浮いてしまっていますね。
壁りめり込むほどの攻撃力を持ち合わせた複数の球体を空中浮遊させてリモコン操作するなんて、突飛としか言いようがありません。
理科の発明といえば、タイムマシーン(夢を見る機械)やロマンシング佐賀のようなものもありましたが、ギャグ補正もあったので気になりませんでした。
今回は、ドシリアスですから誤魔化しが効かなかったですね。

尺的に忙しかった気がします。
小鷹が逃亡して生徒会で交流を深める話で1話使っても良かったかも。
もしくは、幸村のエールところで区切るとか。

ちょっと最後が微妙のまま終わってしまったのが残念でした。
また総評に関しては、近日中にまとめたいと思います。

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僕は友達が少ないNEXT 第11話「迷えるチキンな俺」 

僕は友達が少ないNEXT11話エンドカード

僕は友達が少ないNEXT」第11話感想です。
ただでさえ放送が遅れているのに、視聴するのも遅れてしまっています。

アニメ第2期も終わりが近づいてきました。

理科と星奈のスパートが凄過ぎて、他のヒロインが置いてけぼり状態。
夜空の心境の変化が見られるシーンもあったのに、この二人の前では霞んでしまいます。

まず前半は理科のターン。
夜通しの作業のため、体調を崩してしまった理科。
白衣を脱ぎ、髪を下ろした素の理科は、どこからどうみても美少女でした。
保健室で見せたか弱い姿は、本来の理科に近い姿だったのでしょうね。
BL本を読ませようとするキャラ作りが、お互い意図的なものだと分かりつつ演じるところは、良いシーンだなと思いました。
しっかりと録音するところは抜け目ないですけども。

編集作業が出来る唯一の人間だったことで理科に負担をかけ過ぎたことを悔やむ小鷹、完成していないのならばと上映中止を即決する夜空、それに賛同する星奈たち。
尖った面子が多いけれど、仲間想いで心温まる関係だなと思います。

それにしても、所詮自主映画だからショボい出来だろうと思っていたら、予想以上にSF効果が素晴らしくて噴き出しました。
もうほとんど原形残ってないじゃないか。
理科さん、本気過ぎますよ。

葵撃退の流れは、夜空も星奈も圧巻。
屁理屈こねたり権力乱用したりと、悪役らしさ全開でしたがw
マリアがシスターではなかったり、幸村が男ではなかったりと、刷り込まれていた設定を引っくり返されることが多いですね。
もしかすると、まだ隠された事実があるのかもしれません。

そして、その直後にぶちまけられた星奈の告白という爆弾。
隣人部みんながいる場で、日常会話のようなノリでコクる星奈さん、パネェっす!
彼女らしいといえばらしいけれど、受け手はキツイですよね。
理科はコーヒーを噴き出し、夜空はビクビクと怯えてましたよ。

とはいえ、小鷹の選択した道は、フォローしようがないほど最悪でした。
確かに、星奈の告白の仕方から動揺したのかもしれませんが、あれは誤魔化せませんって。
「え?なんだって?」という叫びが、あまりにも酷い。
星奈の想いを踏み躙り、小鷹を恋慕する他の女子たちも無視して、聞こえなかったことにするには無理がありますよ。
あそこで格好良い切り返しが出来るようなら、友達がいないと嘆くこともなかったのかもしれませんけど、それにしたって返事は保留でもいいじゃないかと思うんですよね。

残すところ、ラスト1話。
原作でさえ片付いていない今回の出来事を、アニメはどのように締めくくるのでしょうね。

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僕は友達が少ないNEXT 第10話「残念王と笑えない話」 

僕は友達が少ないNEXT10話エンドカード

僕は友達が少ないNEXT」第10話を視聴しました。

残念系ラブコメで済まされていたヌルイ空気の終わりの始まり。

小鷹が隠してきた聞こえないフリを遂に理科が指摘しました。
普通に考えたら耳に届いていないなんてありえないのに、いつしか創作物では作者が主人公に聞かれてはマズイと感じるキャラの台詞を聞こえなかったことにしてしまうのが定番となったんですよね。
それを逆手に取った物語は、原作で初めて読んだ時、なかなか衝撃的でした。
アニメ組の方々も、まさか小鷹がわざと聞こえないフリをして逃げていたとは気付かなかったのではないでしょうかね。

しかし、これはあくまで始まりにすぎません。
理科が突きつけた問いを無理矢理スルーしましたが、そう何度も上手くいくわけがありません。
風にかき消された理科の言葉を認めてしまっては、現状維持が出来なくなります。
生まれて初めて与えられた居心地の良い空間のため、無視する小鷹の気持ちも分からないでもないです。
たとえ理科が正論だとしてもね。

それにしても、二期の理科は、誰よりも目立っていますね。
主人公とヒロイン役を一人でこなしているようにも見えます。
基本的に視野が狭い隣人部メンバーの中で、唯一客観的な見方が出来る人物でしょう。
今回の小鷹が言ってた通り、友達作りに一生懸命なところも健気だなぁと思います。
小鷹に褒められて照れたり恥ずかしがったりする彼女の表情が非常に魅力的に映りました。

夜空は、堕ちるところまで堕ちてしまいました。
盗作がバレてしまい、いつも馬鹿にしている星奈と立ち位置が反転。
自分のせいとはいえ、プライドがズタズタでしょうね。
クールに構えている時よりも人間味があるので、個人的には好きなんですけどね。

小鳩が姫扱いされてクラスメイトから人気だと知り、元気がなくなるマリアがイジらしかった。
自分の知っている小鳩と違って、言葉にできない寂しさが込み上げてきたんでしょうね。
その後部室でいつも以上に楽しげにじゃれ合っている二人を見ると、本当に仲が良いなと思いました。

生徒会長リア王初登場。
身体のバランスが崩れ気味だったのと、体操服にパンツラインが浮き出まくりなのが気になりました。
新キャラが続々と出てきていますけど、アニメではどこまで掘り下げられるのかなー。

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僕は友達が少ないNEXT 第9話「迷い猫オーバーヒート」 

僕は友達が少ないNEXT9話エンドカード

僕は友達が少ないNEXT」第9話を視聴完了。
WBCで中止となった代わりに、今週2話連続放送してくれました。

続・夜空が堕ちていく回。
夜空さんイイところナシですわー。

小鷹と星奈は、親同士が決めた許嫁だったことが判明。
しかも、二人の記憶にも残っていないほど幼い時期に会っていました。
幼馴染みというアドバンテージを失った夜空の落ち込み具合は、可哀想な目で見てしまうレベル。
当人の星奈は、許嫁だった話を多少惜しいなと思いつつもさほど気にしてないのに、夜空は深刻に受け取っていますよね。
今現在よりも過去の想い出を大事にしてきた夜空だからこそ、自分以外にも過去に小鷹との絆を結んでいた星奈に対して募る想いもあるんでしょうね。

それに対して、理科も衝撃を受けていたものの、立ち直りが早かったのが印象的でした。
理科は、夜空と違って過去をバッサリ無視しちゃっていいですからね。
そう考えると、今回の許嫁騒動は、夜空へのピンポイント爆撃となったのか。

そんな落ち込む夜空に、パクリ疑惑が……って、完全に盗作ですね、コレ。
残念という言葉では収まらない怒濤のラッシュで、夜空株がストップ安です。
何だかんだいって、クールな立ち位置で隣人部の中心役だった夜空は、星奈や理科などと比べると、ツッコミ役としてまともな人間という安全なポジションに立っていました。
前回から続く夜空の実態が明かされると、いかに残念少女だったのかが分かります。
もちろん、これは最終的に夜空が返り咲く布石でもあるとは思うんですが、果たしてアニメでそこまでフォローしてくれるんでしょうか。

夜空に目が行きがちですが、脇役にも見所がたくさんあった回でもありました。
ここに来ての新キャラ・遊佐葵の初登場。
原作読んでいたイメージよりも小柄で幼い声でしたね。
体型は小鳩と良い勝負ではないでしょうか。
星奈に対して異様な執着を持つ彼女が、今後のキーになる……のかもしれない。

ペガサス理事長の勘違い発覚の流れは、期待通りで良かった。
叫びながら走り去るオッサンは面白いなぁ。

映画撮影時の理科の髪型は、おでこ全開の後ろを束ねたもので、オバサン臭かった。
あれはないなと思ってしまいました。

さて、そろそろ原作最新刊が見えてきました。
アニメはどのような形で2期を終えるのか、興味深いです。

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僕は友達が少ないNEXT 第8話「俺の幼なじみが修羅場すぎる」 

僕は友達が少ないNEXT8話エンドカード

僕は友達が少ないNEXT」8話視聴しました。

8話にして、ようやく夜空回でした。
原作第1巻の表紙を飾るメインヒロインのはずが、人気でも出番でも星奈に奪われた可哀想なキャラになっちゃいましたね。
しかも、せっかくの見せ場かと思いきや、残念な性格ばかりが露わになる始末。
どうみても星奈の方が正論で、夜空の暴挙は窘められて当然と言えるでしょう。
映画の脚本家という立場を利用して好き勝手やっちゃってますからねぇ。

ただ全てが駄目駄目だったわけでもありません。
取材という面目で誘った小鷹とのデートは、夜空が普段見せてこなかった可愛さが溢れてました。
相変わらずの黒ジャージ姿で、色気は皆無でしたけども。
声優さんの演技が、第1期とは比べ物にならないくらいマイルドになっているのが分かります。

物語上、夜空株が下降傾向にある中で、逆に星奈株が更に上昇してますね。
「全知全能の神・柏崎星奈さま特集」を本気でクラスの展示会でやろうとしている阿呆ですが、今を直視して物事の本質を捉えられる力を持っているところは、現実逃避しがちな小鷹や夜空にはない一面でしょう。

理科のコスプレ完成度が異常に高かった。
最初はガチで小鳩かと思いましたよ。
色んな髪型をしていましたが、やっぱりおさげのハマリ具合は群を抜いていますね。

今回、作画がちょっと微妙だったなぁ。
瞳に違和感があり、下まつ毛が濃いような気がしました。
やはり序盤と終盤に力を入れるので、中盤は多少崩れてしまいますよね。

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僕は友達が少ないNEXT 第7話「お兄ちゃんだけど愛さえあれば妹が増えても関係ないよねっ」 

僕は友達が少ないNEXT7話エンドカード

僕は友達が少ないNEXT」第7話の感想です。
ただでさえ関東と比べ1周遅れだったのに、WBCの関係で2周遅れになりました。

非常に面白かったです。
でも、ちょっと端折っているところが散見されるのは惜しいなー。

小鳩の誕生日プレゼントを購入するためのお買いもの編と、誕生日会編。
どちらも各ヒロインの良さが滲み出ており、余すところなく楽しむことが出来ました。
特に星奈、小鳩、ケイトあたりが魅力的に描かれていましたね。

原作挿絵ポイントが多い部分のエピソードだったので、必然的にブリキさんとの絵を比較することになりますが、全然見劣りしていませんでした。
場合によっては、アニメの作画の方が可愛いと思えるぐらいのクオリティで大満足です。

中でも、ケイトのおっぱいは反則的すぎました。
斜め下からのアングルが強烈。
今回の話で薄い本が厚くなるんだろうなぁ……w

夜空のボーイッシュルックもエロい。
尻肉ハミ出してるのに、本人は指摘されるまで気付かないとか、さすが残念系女子。

夜空たちが服を買いに行っている間、星奈と二人で買い物をするシーンが好きです。
意外と星奈は、夜空と小鳩にさえ絡まなければ、普通の感性を持っていたりするんですよね。
ちょっと自信が強過ぎるかもしれないですが、それは彼女の魅力ですし。

「このあたしが気に入っている人間が、つまんないヤツなわけないじゃない」

小鷹と夜空が幼馴染みだったことに動じない彼女らしい台詞だと思いますね。

隣人部の面々が小鳩に用意したプレゼントについて、もう少し掘り下げて欲しかったなぁ。
原作を読んでいないと何を上げたのか、一枚絵だけでは分からないです。
尺的にいっぱいいっぱいだというのは理解はしていますけどね。

そういえば、マリアが贈ったプレゼントが変更されていましたね。
十字架のネックレスは、宗教を匂わせるから駄目だったのかな?

番外編はアニメでやらないでしょうから、今回で原作6巻は終了でしょう。
本当に展開早いですね。

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僕は友達が少ないNEXT 第6話「奇行少女は傷つかない」 

僕は友達が少ないNEXT6話エンドカード

トモセシュンサクさんの肉イラスト。
さすが描き慣れている感じがありますねw

僕は友達が少ないNEXT」第6話の視聴感想です。
原作第6巻前半のエピソードとなります。

話的な面白さは突出したモノではなかったものの、アニメ的には美味しい回でした。
なにせ理科・星奈・夜空のメイド服姿と接客模様が見られたんですからね。
全員美少女ですから絵になりますなー。
もしも本当に隣人部がメイド喫茶をしていたら、絶対に繁盛するでしょうね。
いくら残念な接客しか出来ないとはいえ、それを悦びに変換できる客層もいますからw

黒髪ストレートの正統派メイドである理科。
小鷹に悉くアピールをスルーされていたストレスを解消すべく、ツンデレというより99%ツンの態度で接客していた……という設定は触れられませんでしたね。
おかげで、妙に攻撃的な理科が誕生していました。

次に実体験によりメイドが手慣れたものとなってしまった星奈。
声が演技している感がバリバリなのに可愛いって卑怯だなぁ。
肉感たっぷりなボディが、何ともまぁエロティック。
はみ出している部分もあちらこちらにあって、あの世界の男子諸君は目のやり場に困るでしょうね。

最後に隠れて着替えていた夜空。
2期から反応が乙女チックになっていて、素直に可愛いなと思います。
ニーソを履きながら振り返るポージングは、絶対領域的な意味で良いものを見せてもらいました。

幼馴染みであったことがバレた件や、夜空と星奈が一瞬気まずい雰囲気になった場面など、シリアス的な見せ場もあったはずなんですが、その辺りは肩透かしだったかなー。
それよりもとにかく絵と声が見所だったと思います。

騎馬戦以上にパン食い競争がエロいってどういうことよ。
あの舌使い、狙い過ぎにも程があるw

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僕は友達が少ないNEXT 第5話「そんな遊びはいけません!~君がいると世界観が乱れる~」 

僕は友達が少ないNEXT5話エンドカード

執事姿の幸村は可愛いと思います。

というわけで「僕は友達が少ないNEXT」第5話の視聴感想です。

面白かったですが、展開早いですね。
たった2話で5巻が終わってしまいましたよ。

理科が可愛い。
ここからですよね、ファンが増えたのって。

理科の髪型弄りに言及がある回は楽しみにしていました。
小鷹は随分長いことスルーしていたはずですが、原作消化ペースが早いので、もう突っ込むのかという感じですね。
やはり一番似合っていたのは、三つ編みおさげだと思います。
本来の乙女ゲー回では、タイムマシン回でやっていた小鳩みたいなツインテールもどきでした。
原作の挿絵の指定と違っていましたけど、これは個人的に嬉しい変更でしたね。
三つ編みおさげは、二次でも三次でも可愛い髪型だと思います。
金髪ツインテールも悪くはないんですけど、理科のキャラ的に合っていないので、黒髪に戻って良かったです。

それだけではなく、小鷹とのやり取りも多く、夜空の乙女ゲープレイよりも注目を浴びていたように見えます。
フラグビンビンの流れは、福圓美里さんの演技の効果もあって、笑わせてもらいましたw
もっと長い会話だったので、省略化されているのは残念だったなー。
理科の反応とか萌えられる場面が多く用意されていたんですけどね。

髪型を変更したことに気付いていたら指摘して褒めて欲しいという理科。
それに対してドヤ顔でいう小鷹が面白かったのに、アニメでは淡々としていましたね。
ただのギャグではなく、鈍感っぽく見えてしまいます。

夜空との過去の繋がりがバレてしまったところで終わり。
思っていたよりも星奈の口調が刺々しかったです。
キョトンとした表情で何気なく尋ねているイメージだったので、強く責め立てているような問い方は予想外でした。
それだけ星奈にとっては、夜空も小鷹も大事な存在ということなんでしょうね。

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僕は友達が少ないNEXT 第4話「この中に1人、男がいる!」 

僕は友達が少ないNEXT4話エンドカード

KEY作品で有名な樋上いたるさんのエンドカード。
個人的な好みからは外れますが、好きな人も多いイラストレーターさんですね。

さて、「僕は友達が少ないNEXT」第4話のネタバレ感想です。
原作との比較中心です。

二期になってから一番微妙な回でした。
うーん、最も力を入れて欲しいエピソードでもあったんですけどねぇ。
まぁでも遊園地回を2話かけてやるのは難しいでしょうし、これが限界なのかな。

今回から5巻に突入しました。
「遊園地~お誘い編~」「遊園地~ブラックドラゴン編~」「遊園地~アシュタロス編~」「遊園地~リバース編~」「温泉」「ついてない話」の計150P超を1話で収めようというのですから、そりゃあ尺も足りなくなります。
描写カットや省略が多く、かなり濃かった原作から比べると、随分薄められた印象を抱きました。
面白いセリフもいっぱいあったのに勿体無いなー。

全体的に静止画が多かったり、作画が若干崩れている場面もあったのに、何故ゲロに力を入れた。
夜空と星奈のリバースが、まさかの直接的な映像化を実現しており、気持ち悪かったです。
別に責めている訳ではないですけど……でも見たいものでもないですね。

青ざめているというよりも肌が青色になっているのは、やり過ぎです。
まるで事後のような原作挿絵と違って、異星人みたいになってました。

ブラックドラゴン初乗りシーンは、「最近のラノベ酷いww」という括りで散々突っ込まれた場面ですね。
1ページ丸々叫び声だったり、段組みにした阿鼻叫喚の様は、確かにネタにしやすかったでしょう。
しかし、映像や音楽という武器を使っても、あの文章だけの勢いに勝てていないと思います。
アニメスタッフが悪いのではなくて、あの良さはラノベだからこそ出来たのではないかなと。
何叫んでいるのか半分も分からなかったです。

同様に幸村の性別判明シーンも、小鷹のモノローグがあってこそだなと痛感しましたね。
初めて読んだ時の衝撃度は物凄かったと鮮明に記憶していますが、アニメでは知っていたとはいえ、淡々としすぎだなと思いました。
まぁでもアニメ組でネタバレ回避出来た人は、やはり驚いたのかな?
それとも何となく予想できたんでしょうかね。

元の面白さを知っているだけに、満足とは言えませんでした。
しかし、小鷹&星奈の夫婦パート、夜空の嫉妬、理科の絶叫などなど見所は山ほどありました。
「はがない」らしい楽しい回ではあったと思います。

本日の理科は、サイドテールでイメチェン。
5巻表紙にもあった髪型で、これまた結構好みです。

今回の舞台である横縞ワンダーランド。
ナガシマスパーランドをモデルにしている割には、絵的にはあまり似ていませんでしたね。
ブラックドラゴンもスチールドラゴンと一致していませんでした。
聖地巡礼狙いやすかったと思うのに、意図的に外したんですかね?

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僕は友達が少ないNEXT 第3話「俺の妹たちがこんなに可愛い」 

僕は友達が少ないNEXT3話エンドカード

しらびさんの絵はブリキさんに似ていると思っていましたが、こうして実際に見てみるとソックリですね。
ううむ、理科は可愛いなぁ。

僕は友達が少ないNEXT」第3話を視聴しました。

二期は安定していてイイネー。
変なアレンジはなく、原作の良さを忠実に再現してくれています。

Aパートは、原作エピソード「姉妹」から。
小鳩とマリア、そしてケイトの喧嘩するほど仲が良い関係にほっこりする内容でした。
いがみ合っているというのに、驚くほどに穏やかな気持ちで見られます。
口では嫌がっていても、大事な友達、はたまた姉妹だというのが伝わってくるからですね。

マリアは羞恥心というものが欠片もないため、簡単に全裸になっちゃいます。
これをエロいと感じるかどうかで、その人の嗜好が分かりそうだw

Bパートは、原作サブタイトル通りの内容である「お疲れ様会」。
王様ゲームによるベタなイベントの連続は、色々と残念かつ美味しい。
天性の王女様気質である星奈が神懸かり的に何度も王様を引くも、夜空が仕込んだ罠に的確に嵌るところは、もはや芸術的なコントを見ているかのよう。
そして、夜空も用意していた命令を星奈に引かれて涙目になる展開もまた面白い。
キスを待つ星奈は、実に艶っぽかったなぁ。
この二人は、本当に残念系美少女で可愛いなと思います。

ビジュアル的に理科の髪型が変わっていくのは、期待通り楽しいですね。
いつものポニテをお団子にチェンジした姿は、眼鏡外した威力も相まって素晴らしかったです。

王様ゲームの後半がダイジェストになるのは仕方がないとはいえ、ちょっと説明不足だったかな?
一体どういった命令だったのかが、絵だけではほとんど分からなかったです。
モノローグ、もしくは命令内容の髪を見せるなどの演出は欲しかったですね。
理科がエロ文章を読むシーンなんて、あれだけでは理解できませんよw

最後に、原作4巻ラストに投下された爆弾が炸裂。
ペガサス理事長が、小鷹と星奈が結婚するつもりだと思い込んでいることが判明しました。
この辺りのくだりを見たら、どう考えてもメインヒロインは星奈に見えますよね。
原作通りだとしたら、この後も楽しみで仕方がないです。

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僕は友達が少ないNEXT 第2話「ホモゲ部」 

僕は友達が少ないNEXT2話エンドカード

えれっとさんは、幼女を描き慣れている感がありますなー。

僕は友達が少ないNEXT」第2話の視聴感想です。

面白かったです。
原作組からしても文句のつけようのない出来でした。

やっぱり作画が良いと、それだけで楽しくなりますね。
女の子達が可愛くて可愛くて、ずっと眺めていたくなります。
理科が眼鏡を外して髪型を変えた姿で登場したシーンは、小鷹同様に見惚れました。
夜空と似て異なっており、個人的には理科の容姿の方が好きです。
ここで理科は小鷹に褒められて、今後身なりに気を遣うようになるんですよねー。

2話の内容は「ホモゲ部」「シスター」「答え合わせ」の3篇。
どれも安定していて良かったです。

お気に入りはサブタイトルにもなっている「ホモゲ部」かな。
夜空が男の友情に感動して涙を流している顔は、不覚にもヤバイと思いました。
星奈がエロゲの台詞を読み上げる場面をどうするのかと思ったら、まさかのCMカットw
BDでは伊藤かな恵さんのボイスで、淫らな台詞が聴けるんだろうか?w

「シスター」では高山ケイトが初登場。
思っていたよりもオッサン臭くなかったなー。
えみりんは、もっと男っぽい声も出せるはずですが、可愛らしさを優先したようですね。

「答え合わせ」のエピソードは、隣人部らしさ全開ですね。
小鷹とは嬉しそうに答え合わせするくせに、星奈に対してはガチでドSな夜空。
そんな夜空に苛められているのに嬉しがる真性のマゾヒストである星奈。
喧嘩するほど仲が良いスタイルで、傍から見ている小鷹も呆れつつ笑顔になれる関係。
これが「はがない」の空気だよなぁと感じる話だったと思います。

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僕は友達が少ないNEXT 第1話「やはり俺の青春はまちがっている」 

僕は友達が少ないNEXT1話エンドカード

通称はがない第2期「僕は友達が少ないNEXT」の第1話を観ました。
第1期同様、地方は遅れてのスタートですので、感想も今更になります。
サブタイトルは、ラノベが元ネタのようですね。

大幅に作画が変更されましたね。
原作の売れ行きに対して、もう一つブレイクし損ねた原因は作画にあると思っていたので、この変更は良かったと思います。
配色がベッタリした感じだったのが、薄く淡い感じに変化しています。
原作イラストレーターのブリキさんの色合いに近いもので、イメージアップになりました。
あとは第1話だけではなく、これ以降も安定した作画を提供してくれるかどうかだけが問題ですね。

絵が変わったことで、女の子がより可愛くなりました。
全員魅力的になっていて、もうこれで第1期を作り直して欲しいくらいです。

個人的には、好きなキャラの星奈と理科が優遇されていたのも嬉しかったです。
物語的に、主役を張れる二人ですからね。
今回は、メインヒロイン星奈の話で、夜空が不憫なほどに空気と化していました。

作品内で、不動の人気ナンバー1キャラだけのことはあります。
Aパートでギャグを担当し、Bパートで恋愛ルートも開拓するという万能ぶり。
更には、驚異的な変態ストーカーとしての素質も見せ、他社の追随を許さないキャラの立ちようです。
勉強は出来て要領も良いのに、煽り耐性が低くて簡単に釣られる残念さが良いんですよねー。

そして、この娘、胸もお尻もエロすぎる。
下着のラインを大画面で映す演出は、下手にパンチラを見せられるよりもエロスを感じました。
ペガサスさんにお尻を叩かれていたシーンは、どうみてもノーパンですよね、あれ。

OPは、理科を中心とした映像でしたね。
他がネタに突っ走る中で、ふざけていない理科の表情などが印象に残りました。

とりあえず4巻の中盤辺りから再開となりましたが、第2期はどの辺りまでアニメ化されるのでしょうね。
OPに登場していたキャラから察するに、相当消化する予定なんでしょうか。
でも、区切りの良い場面なんてないですし、構成が難しそうです。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

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僕は友達が少ない⑧ 

僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)
(2012/06/22)
平坂 読

商品詳細を見る
読書期間:2012/6/30

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春
リア充
友情


 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8



 聖クロニカ学園学園祭本番、前座のような体育祭はつつがなく終わり、いよいよ文化祭当日となった。
 自主制作映画を上映する予定の隣人部だったが、映画の仕上げを担当していた理科が倒れてしまい、映画は未完成となり上映は中止に。残念な結果となった学園祭ののち、これまでの馬鹿馬鹿しいけど賑やかで楽しい活動の日々へと戻っていく隣人部。互いに絆を深めていく隣人部の面々と過ごしながら、小鷹は隣人部への思いをいっそう強くする。
 そんなおり、星奈を敵視する生徒会の遊佐葵が隣人部に対して不穏な動きを見せ、小鷹、夜空、星奈、理科、幸村の関係にも大きな転機が訪れる――。
 残念系コメディ、ついに終幕……!?

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


アニメ第二期が発表された残念系青春ラブコメ、第8弾。
これまで3~6ヶ月ペースで刊行していたので、9ヶ月振りの新刊は久しぶりに感じました。

前回から引き続き、理科の甲斐甲斐しさが目を瞠る物語ですね。
決して得意なわけでもないのに、立ち回れるのが自分しかいないからという理由で、献身的な行動に出られる彼女は、尊敬に値します。

夜空は自分のことで手一杯だし、星奈はそもそも良い意味で自己中心的な考え。
幸村は献身的というよりも異常なまでに従順であるだけで、小鷹を導くわけではなく、やはりあくまで自分主体なんですよね。
そう考えると、自分を押し殺してまで小鷹を引っ張り上げようとする理科は、頭が回る分、損をしてしまう性格といえるもので、隣人部の誰よりも人の心に敏感な娘なんだと思います。
自由気ままに振る舞っていますけど、本当は泣きたくなるくらい健気で可愛い女の子ですよ。
初期から雰囲気だけは感じ取れていましたが、ここまで広げてくれるとは思ってもみませんでした。

作品テーマ的には、理科こそが正ヒロインといってもいいくらいです。
哀しいかな、それは「友達」という意味になってしまうんですよね。
既に友達同士になっている事実から目を逸らす小鷹を向き合わせるために、文字通り実力行使で正そうとする理科とのやり取りは、どこまでいっても熱い友情物語にしかなりません。
それはそれで大切なことなんですけど、女の子としては非常に可哀想なポジショニングですね。

それもこれも、小鷹がヘタレすぎるせいです。
彼の言い分もわからないでもないんですが、それを踏まえたとしても酷い。
時には、逃げるという選択肢が必要なことだったあるので、そこは追及しません。
しかし、投げ掛けられた言葉をなかったことにする無神経さは、責められて当然ですね。
「え?なんだって?」じゃねえよ、まったく。

でも、彼が主人公だったからこそ成り立つ作品なんですよね、これは。
青春ラブコメのアンチテーゼともいうべきプロローグが、ようやく終わりました。
メッセージ性としては、本質を捉えていて良かったと思います。
ただ、その表現方法が突飛だったり、台詞回しが些か強引だったのは引っ掛かりましたがね。

そして始まる本格的なラブコメディ。
理科が「友達」としての正ヒロインであるならば、「恋人」役はやっぱり星奈
夜空の立場がないぐらいに星奈のヒロイン力が圧倒的過ぎる。
恵まれた環境に加えて、天性のお嬢様気質が何とも輝かしい。
一見すると、ドSな夜空がしっかり者で、ドMな星奈が打たれ弱いように見えますが、中身は逆。
意外と脆い夜空に対して、星奈の揺ぎ無さは感心するレベルです。
躊躇いなく想いを言葉に出来る星奈は、素直に凄いなと思いますね。

幸村もまた芯の強い人間だなぁ。
この娘の行動原理は、どこから湧いてくるんだろう。
これだけ小鷹がヘタレていると、そこまで信頼する幸村が不思議に見えてきますね。

停滞していた……いや、小鷹が停滞させていた物語が、ようやく動く時が来ました。
本来であれば、ここからが本番なのですが、作品的には今回がクライマックスかもしれません。
踏み出せなかった一歩を友達が背中を押してくれて、進むことができたのですから。

現状維持に固執していた臆病な男を前へ進ませようとする女友達の言葉が熱い

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  僕は友達が少ない  平坂読  ブリキ  評価B+ 

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「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?15」  

ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?15」に参加させていただきます。

▼ Fate/Zero

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box ?『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box ?
(2012/03/07)
小山力也、川澄綾子 他

商品詳細を見る

ストーリー★★★★☆4
キャラクター性★★★★☆4
★★★★★5
演出★★★★★5
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★★☆4

・世間的な人気でいえばシーズン№1アニメ
・実際、評判通りの面白さで、作画枚数の多さには目を瞠りました
・ただ、分割2クールの前半という都合上、物語が本格的に動く前に終わったのは残念
・おそらく本当に面白いのは、春から放送される2クール目からだと思います

▼ WORKING´!!

WORKING´!! 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]WORKING´!! 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/11/02)
福山潤、阿澄佳奈 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★★5
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・アニメ第一期が物凄く気に入り、原作ではなくアニメでの二期を待望していた作品
・期待通り、濃いキャラたちのコメディに毎週笑わせてもらいました
・主要キャラの声優さんが好きな人たちばかりで、声を聴いているだけで幸せな気分になれます
・キャラ命だと理解しているのか、作画の安定感は素晴らしかったです

▼ ましろ色シンフォニー-The color of lovers-

ましろ色シンフォニー Vol.1 [Blu-ray]ましろ色シンフォニー Vol.1 [Blu-ray]
(2012/01/25)
水島大宙、小野涼子 他

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ストーリー★★★★☆4
キャラクター性★★★★★5
★★★★★5
演出★★★☆☆3
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・ただのエロゲーのよくある安易なアニメ化だと思っていたら、ダークホース的存在でした
・ストーリーの舵の取り方は、近年稀にみる大胆さ
・賛否両論があるでしょうけど、個人的には支持します
・あざといと分かっていも、みう先輩の可愛さはヤバかった

▼ ベン・トー

ベン・トー ? [DVD]ベン・トー 1 [DVD]
(2011/12/21)
下野紘、伊瀬茉莉也 他

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ストーリー★★☆☆☆2
キャラクター性★★★★☆4
★★★☆☆3
演出★★★★☆4
音楽★★★★★5
総合的な評価★★★☆☆3

・原作信者にとっては評価が厳しくならざるを得ない完成度
・ストーリーを改変し、設定の根底を揺るがすような所業は見過ごせません
・一番の不安点だった作画に関しては、頑張って動いていたので評価出来るんですけどねぇ
・音楽も思わずサントラを買ってしまうほどに良かったです

▼ 僕は友達が少ない

僕は友達が少ない 第1巻 [Blu-ray]僕は友達が少ない 第1巻 [Blu-ray]
(2012/01/13)
木村良平、井上麻里奈 他

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ストーリー★★☆☆☆2
キャラクター性★★★★☆4
★★☆☆☆2
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★☆☆3

・やはり原作と見比べると残念だった部分が目立つ結果となりました
・萌え系アニメでは、絵の不安定さが致命的になりますね
・作り方次第では、もっと上を目指せたはずだと今もなお思います

▼ 侵略!?イカ娘

侵略!? イカ娘 1 (初回限定特典(侵略者ステッカー/クリアシートコレクション)付き) [Blu-ray]侵略!? イカ娘 1 (初回限定特典(侵略者ステッカー/クリアシートコレクション)付き) [Blu-ray]
(2011/12/21)
金元寿子、藤村歩 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★★☆4
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★☆☆3

・1期の時ほどのインパクトはないにせよ、安定した話作りが好印象でした
・相変わらずイカ娘の無邪気さに心が洗われます
・極一部に過激枠が存在するものの、夕方に放送していても問題ないでしょう
・BDの売り上げよりも、時間帯を変えてキャラ人気でグッズ販売するべきじゃないかな

▼ 輪るピングドラム

輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray]輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray]
(2011/10/26)
高倉冠葉(木村昴)、高倉晶馬(木村良平) 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★☆☆3
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★★☆☆3

・盛り上がりという波の高低差が激しいアニメ
・意外な展開を見せるため、意図的に説明不足とされた箇所が多すぎますね
・何というか全体的にモヤモヤっとしたまま終わってしまった感があります
・オチが微妙


ベストキャラクター賞
・天羽 みう(ましろ色シンフォニー-The color of lovers-)

ベストOP賞
・「LIVE for LIFE 〜狼たちの夜〜」(ベン・トー OP)

ベストED賞
・「水彩キャンディー」(ましろ色シンフォニー-The color of lovers- ED)

ベスト声優賞・男性
・下野紘 さん (ベン・トー 佐藤洋役)

ベスト声優賞・女性
・藤田咲 さん(WORKING´!! 伊波まひる役)


というわけで、9~12月の秋アニメの投票でした。

こうして振り返ってみると、2011秋アニメは豊作だったなと思いますね。
期待以上だったもの、期待通りだったもの、期待を下回ったものと様々ですが、総じて言えることは、期待するだけ好きだったということです。
そういう意味では、「ましろ色シンフォニー」が最も予想外だったといえそうですね。

各ベスト部門が、結構簡単に決まったのは珍しいことかもしれません。
強いて言えば、男性声優を迷ったくらいでしょうか。
ぶっちゃけると、佐藤洋のイメージに下野さんの声は合致していないのですが、下野さんの佐藤洋としては満点だったと思うので、選出させていただきました。

「たまゆら~hitotose~」「C3-シーキューブ-」は途中で切りました。
「境界線上のホライゾン」は、まだ1話も観ていません。
「THE IDOLM@STER」は、一応12話ぐらいまでは観たのですが、正直あまり肌に合いませんね。

9月開始アニメで、現在も観ているのは「ペルソナ4」「未来日記」くらいかな。
こちらは次の機会に投票出来そうです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  Fate/Zero  WORKING´!!  ましろ色シンフォニー  ベン・トー  僕は友達が少ない  侵略!?イカ娘  輪るピングドラム 

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僕は友達が少ない 第12話「僕達は友達が少ない(`・ω・´)」 

僕は友達が少ない12話エンドカード

ラストのエンドカードは、予想通り原作イラスト担当のブリキさん。
やっぱりこの絵はいいなぁー。

さて、ようやくアニメ版「僕は友達が少ない」最終回を視聴しました。
1クールだと、あっさり終わってしまいますね。

さて、最終回の内容は何だろうかと思っていたら、前半はまさかの総集編。
基本的に一人称で語られる作品なので、夜空視点での振り返りは多少新鮮ではあったものの、さすがに退屈でした。
うーん、この構成は難がありと言わざるを得ないかなぁ。

そもそもアニメ通しての話として、演出と構成が微妙過ぎました。
馬鹿馬鹿しいラブコメ作品に、シリアス成分を注入し過ぎて雰囲気を壊したり、笑えるシーンを減らしたりと意味が分かりません。
話を盛り上げたいのであれば、もう少し起伏を作るべきだったと思います。
展開のさせ方や、音楽との連動など、方法はいくらでもあったはずです。
原作の台詞再現度の高さは良かったんですが、なぞっているだけに見えてしまいました。

後半も最終回でやるような話なのかと疑問符を浮かべるような内容。
そして、オチは「俺たちの隣人部の活動はこれからだ!」で終了。
苦笑いするしかない酷い出来でしたねぇ。

キービジュアルが発表されてからずーっと感じていたことなんですが、この制作は良い物を作ろうという気持ちがないんじゃないでしょうか。
いや、もちろん頑張っているところもあるんですよ。
ただ、大ヒットアニメを生み出して一大ムーブメントを巻き起こしてやるぜ!みたいな意気込みは残念ながら欠片も感じ取ることができませんでした。
労力の投資を抑え、無難に作ろうと考えた結果で生み出されたようなアニメに見えました。

ブリキさんの絵を再現しろとまでは言いません。
最終回でさえ崩れてしまうような作画では、せっかくのキャラも魅力を活かせませんよ。
幼少時代のソラやタカの絵は終始安定していたんですけどねぇ。
最終回のスカート姿のロリ夜空は可愛かったです。

そういえば、OPに何故かSEが追加されていました。
そんなところに力を入れるくらいなら、OPの夜空を全てショートに描き直すぐらいの根性を示して欲しかった。

原作の売り上げは、近年のラノベ業界でもトップクラス。
覇権がどうこうと話題になったのは、それだけ期待度と注目度があった証でしょう。
それを中途半端に片付けちゃって、勿体無いなぁ。

まぁ、動き回る肉が見れただけでも良しとするかな。
出来が悪かったというだけであって、改変してしまうようなことはありませんでしたし。

1巻のBDの売り上げから察するに、2期ラインは達成していると思います。
今度やる時は、もっとテンションの上がるような楽しいアニメにして欲しいですね。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない 第11話「女子は浴衣姿がな、超可愛い(゜∀゜)」 

僕は友達が少ない11話エンドカード

みつみ美里さんによるエンドカード。
さすがというべきか、素晴らしいイラストですね。

やっと東海地方でも11話が放送されました。
2週ほどズレて開始した上、年末年始の特番のため、大きく後れをとりました。
今更と感じる人も多数いらっしゃると思いますが、感想を書きたいと思います。

夏祭りの浴衣回。
水着回とは別の意味で、目の保養となりました。
ポニテを解いた理科よりも、ポニテにした星奈の方が魅力度アップしましたね。
やっぱりね、浴衣はうなじの色気が最強だと思うのですよ!

全体的にシリアスな雰囲気が強めでしたね。
んー、確かに場合によっては必要なんでしょうけど、もう少し笑いが欲しかったかも。
空気が重めで、ラブコメアニメを観ているという感覚が薄かったです。

夜空の髪が燃えるシーンをどう演出するのかなーと見ていたんですが、何だか予想外にショボかった。
そりゃあ燃え盛るような火だとギャグっぽくなりすぎるのかもしれませんけど、あの程度の火力では焦ることもなかったのではないかと思ってしまいます。
バケツの水を使用すること自体は、良い判断だったと褒めるべきなんでしょうけどね。

ショートの夜空をアニメで初めて見た人ってどれぐらいいるんだろう。
情報が溢れ過ぎて、事前に知ってしまった人は多いんだろうなー。
原作表紙とか版権絵で公開されていましたし。
感動的な場面だと思わせたかったんでしょうが、構成が悪いのか、イマイチ盛り上がりに欠けました。

ちなみに、個人的に夜空の髪型はロングでもショートでもアリ派。
星奈との対比という意味合いでは、ショートの方が映えるかなーってくらいですね。

色々と動きがあるはずなのに、物語に起伏を感じられないのはどこに原因があるのか。
作品内の雰囲気作りというのは大切だなと思い知らされますね。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない 第10話「合宿は皆が寝ないヽ(゜∀゜)ノ」 

友達を作るという目的のために集まった隣人部員たちが海合宿を行った話。
うん、説明していて意味が分からないですね。
俺たち友達いないと喚くリア充たちによる海のお泊りイベントといった方が絶対に正しいと思う。

ほとんど原作通りだったんだけど、尺の取り方が不思議でトイレ回になっちゃってました。
何か物凄くマニアックに感じたのは気のせいじゃないですよね。
これを見て喜んでいたら、アニオタキモいと言われても弁解できそうにありませんw
みんなベタベタの反応ですが、理科だけ夜這いをかけてきたところが面白かったです。

ちなみに、夜中に一人でトイレに行けなくなった原因を作った怪談話は、大幅カットされてましたね。
夜空以外の話は、ぶつ切りすぎて意味不明なパートとなっていました。
トイレ描写に力入れ過ぎだろスタッフ……。変態かよw

前半は、ドS夜空とドM星奈の定番コント。
夜空が虐めて、星奈がエロいハプニング発生させて逃げ出すところまでテンプレすぎる。
横乳に滴るオイルはエロかったなぁ。
上半身真っ裸の肉を光渡しで遮ったシーンもありましたが、下手に隠すよりもシチュエーションも相まって余程エロかったです。

それにしても、ここ数話は何故妙にシリアスな雰囲気で締めようとするんだろう。
確かに、原作でもそういう一面はたまにありますが、アニメではやりすぎじゃないかなぁー。
どっちつかずの中途半端で終わるような真似だけは避けてもらいたいんですがね。

原作の面白さを引き出せているかと言われると微妙なんですが、妙な改変要素が見当たらないだけで好感が持ててしまいます。
何だかんだ言いつつも、それなりに楽しんじゃっていますしね。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

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僕は友達が少ない 第9話「理事長は追想が切ない(-_-)」 

やってきました、星奈の家でのお泊り会。
アニメで最も見たかったシーンが、今回のイベントですね。

え?何が見たかったって?
そんなの決まっているじゃないですか。
肉ですよ肉!

うん、原作に負けず劣らず素晴らしいエロさでした。
変な光で隠すような野暮なことはせず、アングルで勝負してきたことを評価したい。
「あはは~」と笑いながら小鳩を追いかける全裸の星奈が、小鷹とバッタリ出逢って表情を変えていく様が面白かったw
声のトーンが変わっていくところなど、アニメならではの醍醐味がありましたね。

小鳩も全裸でしたけど、これをエロいというと犯罪っぽく聞こえるから嫌だなw
痛々しい厨二病全開な態度よりも、星奈に弄られて泣いている小鳩の方が可愛いですね。
あと、オッドアイもやめて、普通の青い瞳にした方がいいと思うんだ。

星奈パパこと天馬(ペガサス)さんの回でもありましたね。
若干、原作とのイメージのズレはあったものの、これはこれでアリだとは思いますね。
きっと、小鷹の父親もツンデレ理事長をネタにして楽しんでいたんだろうなぁw

そういえば、原作絵よりもステラさんの容姿がレベルアップしていた気がします。
あそこまで綺麗な人だったという印象はなかったですね。
ステラ、星奈、小鳩の3人が金髪なので、見た目だけは姉妹のように見えました。
一切血が繋がっていないんですがね。

どうみてもメインヒロインは、夜空ではなく星奈だよなぁ。
キャラ的に美味しい場面の数に差があり過ぎです。
そりゃあ、星奈が人気出るのも当然と言えます。
アニメは、どこでまとめるのか不明ですが、夜空のターンは来ることがあるんでしょうかねぇ。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない 第8話「スクール水着は出番がない\(^o^)/」 

はがない第8話を観ました。
アニメでは二回目となるプール回でした。

なんだこのシリアスな空気は……。
原作内容だけでは足らずに盛っている部分もありますが、概ね原作通りです。
ただ、最後の演出だけが大きく変化してました。
しんみりとさせずにギャグで通せばいいものを、何故こんな鬱々な展開にしたんだか。
夜空の残念さが笑いでオトしていないので、後味悪い終わり方でした。
うーん、意図が読めませんねぇ。

小鳩と幸村と着替えシーンだけが見所だったんだろうか。
ああ、マリアと理科の全裸シーンもあったな。
星奈の肉付きの良さも相変わらずエロかったです。
あとは……うん、まぁそれだけかなぁ……。
振り返ってみると、本当にエロだけで内容薄いなぁw

今まで出番の少なかった小鳩のターンだったので、好きな人にはたまらなかったのかなと思います。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない 第7話「携帯電話は着信が少ない_| ̄|○」 

はがない第7話の感想です。

原作でも面白かった携帯電話のエピソード「鳴らない電話」の話でした。
幸村がマリアの食事係になる「幼女の餌付け」「歴史」も含めた3本で構成されています。

驚くほど丁寧というか、尺に余裕がありすぎて逆にテンポが悪いぐらいというか。
カットが多過ぎて嘆くことはあっても、その逆ってのは珍しい。
まぁでもおかげで、話に不足するところがなくて、内容をきっちり楽しむことができましたね。

それにしても、夜空の非道っぷりが際立って酷いなw
原作を読んでツンデレな一面があると知っているので笑い話に変換できていますが、アニメオンリーだと小鷹の地の文のツッコミ不足で印象が悪くなっている気がする。
しかも、それが星奈の可愛さを引き立てているのですから、皮肉な話です。
ラストの小鷹に泣きつく肉と、苦虫を噛み潰したような顔をしている夜空の構図は面白かった。

ようやく幸村に出番が回ってきたのも、確か原作3巻以降でしたね。
小鷹の命令を忠実に遂行するシュールさの餌食となったマリアは可哀想でしたw
幼女の口の中にアレを突っ込ませて、白い液体をぶっかけるなんてエロい……もとい鬼畜すぎる。

どうでもいいですけど、小鷹とそれを真似た星奈のケータイはauのSH005でしたね。
そういえば、∀U(ターンau)という電話会社だったなぁ……w

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない⑦ 

僕は友達が少ない7 DVD付き特装版 (MF文庫J)僕は友達が少ない7 DVD付き特装版 (MF文庫J)
(2011/09/21)
平坂 読

商品詳細を見る
読書期間:2011/9/22

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
青春
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★
 … 9




 羽瀬川小鳩の誕生日パーディーも無事に(?)終わり、ふたたび学園祭に備えての活動を開始する隣人部のメンバーたち。紆余曲折の末、文化祭の出し物の内容は映画作りに決定し、脚本は夜空が担当することに。だが、やたらと小鷹との過去の関係を強調する夜空と他の女子部員たちとの間に不穏な空気が流れ始める。
 そんなおり、小鷹と星奈との間にも実は『特別な関係』があったことが発覚し、さらには隣人部のジョーカー、志熊理科までもが動き出す。
 大人気残念系ラブコメディ第7弾、リア充たちの祭典を前にして物語はついに佳境を迎える……かも。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


只今アニメ放送真っ最中の残念系青春ラブコメディ、第7弾。
出来については手放しに誉められるものではありませんが、原作の売り上げが伸びているようなので、ひとまずは成功と言えるのかな。

通常版と特装版が発売された第7巻。
DVD付き特装版を購入しました。
アニメ0話の感想については、こちら

今回の内容は、文化祭の出し物選びの続きから。
急に時間の経過がゆっくりになったのは、好調な売り上げから引き伸ばそうという魂胆なのでしょうかね。
小鷹たちが3年に進級してしまうと、受験や進路の話を無視するわけにはいかなくなりますから、2年生で話を畳みたいんだろうなーと思います。
それでも面白く書けるのであれば、読者としては文句なんてありませんがね。

普段通りに賑やかなラブコメに終始するのかと思いきや、ラストは意外な展開に。
はがないは今まで引きを強めるために、最後に爆弾を投下する傾向がありましたが、それはいずれも恋愛的なネタばかりでした。
夜空との邂逅や、星奈の結婚話など、小鷹を引っ張りあうような話で、ラブコメ的に正しいストーリーラインだったとは思います。

しかし、ここでまさかの「僕は友達が少ない」というタイトルに触れるような原点回帰
コメディとは思えないような鋭い切り返しは、今後の物語に大きく影響を与えそうです。
もちろん急激な変化はないでしょうが、最終的な決着は思っていたよりシリアス風になりそう。
今までが気楽に読めるラブコメだっただけに、評価が割れるかもしれませんね。
個人的には舵取りが難しいだろうなと思う反面、どのような構成にしてくるのかより一層楽しみになりました。

BLやエロに走るキャラも見せるけれど、やっぱり理科が一番真摯だよなぁと思いますね。
隣人部メンバーの内面をしっかりと観察し、考慮し、配慮する。
部内では後輩組なのに、誰よりも大人の考えをしています。
他のみんなは誰がどう見てもリア充ですが、理科だけは正真正銘のぼっちな気がしますね。
だからこそ、隣人部を大切にしているように感じられました。
ギャグっぽく振る舞わず、小鷹にはもっと理科に対して優しくしてやって欲しいなぁー。

何気に相手に合わせるところがある理科に対して、唯我独尊なのが星奈ですね。
いやまぁ、事実優れているところは多々あるんで、あながち自惚れでもなかったりするんですが。
特に今回は、性格がブレないことが格好良く見えました。
自分が正しいものを愚直なまでに信じる姿は、眩しくて尊敬さえしてしまいます。
ここにきてメインヒロインの風格さえ感じられますよ。
単なるギャルゲーを貪る肉というわけではないですね。

その一方で、今まで築き上げてきたクールビューティーの座をボロボロと音を立てて崩したのが夜空でした。
性格のキツさを残念所として取り上げていたのが、まるで肉と役柄が交代になったかのように、失敗やミスを繰り返すドジっ娘系に変貌していました。
溜め込んできただけあって、このギャップの破壊力はすげぇ……。
口絵のとろけそうな笑顔を浮かべる夜空を見たら、こちらまで頬が緩くなっちゃいます。
他にも泣き顔や、照れた顔、悔しそうな顔など、色んな表情を見ることができ、女の子としての魅力度が一段と上がりました。
ラブコメ的には、間違いなく夜空回だったといえると思います。

小鳩&マリアのロリっ子ペアや、表情が柔らかくなってきた幸村にも見所はあります。
次に繋がるような新キャラも顔見せ程度に出てきています。
それでもやっぱり小鷹を真剣に恋慕する夜空・星奈・理科の3人が、物語を大きく動かしていくんでしょうね。
星奈または理科エンドだと歓喜なのですが、無難に落ち着いちゃうのかなぁ。

訪れた転機を受け止めるのか避けるのか、ラブコメとシリアスの傾く先が気になります

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  僕は友達が少ない  平坂読  ブリキ  評価B+ 

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僕は友達が少ない 第6話「カラオケボックスは客が少ない(つд⊂)」 

2周遅れのはがない第6話感想です。

今回は、タイトル通りのカラオケ回。
原作でもそのままの章題「カラオケ」に、一学期最後のエピソード「残念会」を混在させた内容で、尺が若干余るぐらいゆったりとした構成となっていました。

やっぱり絵の差は大きいなぁと痛感しましたねぇ。
原作2巻のカラーイラストにある夜空と星奈の私服は、凄く可愛かったんですけど、アニメでは……うーん、もう一歩かなぁ。
部分的に良い絵もあるんですが、雑な印象は拭えませんね。
ま、仕方がないか。

夜空は肉苛めをしているとき、ホント活き活きしてますなー。
肉も肉で、自らドツボにハマるから、喧嘩するほど仲がいいなと微笑ましく思ってしまいます。
ぐぬぬ……!と悔しそうな顔をする星奈を見ると、夜空がいじめたくなる気持ちも分からないでもないなぁw
アニメだと、夜空の性格の悪さだけが目立ってしまっていないか少々心配ですが。
一人でカラオケ部屋に入ることを思いついた夜空と星奈のドヤ顔が面白かったです。

個人的イチオシである理科は、軽いエロ言動を挟みつつも基本可愛かった。
ツンデレ気味の夜空と星奈が残念な言い争いをするのに対して、素直になれる理科は何だかんだで小鷹の傍にいられるんですよね。
このちゃっかり具合も含めて好きですねー。

カラオケ回といいつつも、歌っている描写はほとんどカット。
歌っているのはキャラソンだったのかな?
そういえば、作者が作詞したという話がありましたね。

アニメのカラオケ回というと、どうしても「かんなぎ」の神回を思い出して比較してしまいます。
あれと比べると、さすがに分が悪いですけど、これはこれで良かったと思います。

そういえば、一学期にやったことを振り返る話題で、演劇をやったことになっていましたね。
確かに原作1巻では行っていますけど、アニメでは飛ばしているので、不自然に聞こえました。
あの話は、夜空の言葉がテレビで放送できないものばっかりだった気がするな……w

理事長の顔見せがはありましたが、名前はまだ明かされませんでした。
伏線も張っていますし、アニメであのエピソードをやってくれるということでしょう。
肉文字をどう表現するのか、今から楽しみです。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない  僕は友達が少ない(アニメ話感想)  2011年放送開始アニメ 

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僕は友達が少ない 第5話「今度はSAGAがガチな戦いヽ(`Д´)ノ」 

僕は友達が少ない5話アイキャッチ

アイキャッチの理科のふとももが素晴らしかった件について。
見た目は最高です。

はがない第5話を観ました。
今回も面白かったです。
良いのか悪いのか、自分の中で期待のハードルが低くなっているため、あまり深いことを気にせず楽しんでいますね。

ロマンシング佐賀」のエピソードを主体とし、他の話を散らばめた構成となっていました。
小鳩も隣人部に入部し、5話で遂にフルメンバーが揃いました。

ロマサガの名称をそのまま使用するとは思わなかったなー。
タイトルロゴまで、まんまでしたし。
ときメモがアウトだったのに、よく許可が下りたもんですよ。
名前だけパクって、中身は全然違うのがある意味良かったのだろうか。

それどころか、何と音楽を本家スタッフである伊藤賢治さんが担当するという物凄い豪華っぷり。
パロディを本気で取り組んでくれる人は、懐が深くていいですね。
実際に流れたBGMは、まさにロマサガ風のイトケン節が炸裂しており、是非じっくりと聴いてみたいなと思いました。

さて、肝心の中身ですが、各キャラに見所はあったと思います。
小鳩推しな内容でしたけど、個人的にはあまり惹かれないので、熱は上がりませんでした。
博多弁になるときは可愛いと思うんですが、普段の痛々しい厨二病の姿は、小鷹のスタンスと同様に特別どうこうってのはありませんね。

まぁこれだけ女の子がいれば、好きなキャラの一人や二人いるはずでしょうから、誰かに萌えることができれば楽しめるかと思います。
自分にとっては、それが星奈と理科ですね。
星奈(肉)は本当におっぱい要因だよなぁー。
サラシ姿の鍛冶屋は、戦闘シーンで揺れまくりで眼福でした。

理科は、今回壊れる場面がなかったので、一番まともなヒロインとなってましたね。
ツンデレだったり捻くれ者が多い隣人部の中で、素直に好意的な言葉を口にすることができる理科は貴重な存在ですよ。
趣味が特殊なだけで、女の子らしさは頭一つ飛び抜けていると思います。

マリアの弁当のくだりは、ちょっと感動が足りなかった気がします。
文面を読んでいると、爆発する勢いで喜んでいるイメージがあるので、勢いが足らなかった感じ。
何故か小鳩との対立が、微妙にシリアスな空気になっていたのも、コメディ寄りにして欲しかったかな。
その代わり、インデックスのコスプレはアニメ的に面白い変更点だったと思いますね。

もともと安定していない作画は、今回もチラホラと崩れるカットがありました。
あまり力入れてないよなぁと感じてしまいますね。

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僕は友達が少ない 第4話「後輩達は遠慮がないΣ(゜口゜;」 

はがない第4話、視聴。

面白かったです。
これは内容知っていても笑えますねw

タイトル通り後輩勢が軒並み登場した回でした。
これで隣人部のメンバーは全員出てきたことになりますね。

幼女シスター・高山マリアの朗らかな笑みは、ロリ属性がなくても無邪気さが可愛いなと感じます。
夜空にまんまとハメられているのに気付かない、おバカなところが純粋でいいよなぁ。
アホの子って、愛玩動物に似たところがありますよね。

次に出てきたのは、男の娘・真田幸村
1話から小鷹をストーキングしている気配を見せていましたが、ようやく鉢合わせました。
男子の制服を着ていることに違和感を覚える辺り、もうすっかりと毒されているなぁ。
原作の挿絵は、メイド服がデフォですからねぇ。

そして最後を飾ったのは、変態天才発明家・志熊理科
見た目だけいえば、この初期の理科が隣人部の中で一番好みですね。
内面も決して嫌いじゃないですがw
初っ端から、理科ワールドを展開してくれていて、盛大に笑わせてもらいましたw
いやー、アニメになったら規制が入って面白くなくなるかなと思いきや、そんなことなかったぜ。
声優の福圓美里さんも大変だろうなぁ……これからもw

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僕は友達が少ない 第3話「市民プールはフラグがない(;´ Д`)」 

はがない第3話視聴しました。

ここまで丁寧過ぎるほどに原作準拠でしたが、今回は大きく構成を変更してきましたね。
確かにこのペースでやっていては、登場人物が出揃うまでに1クールかかりそうではありましたけど。

幸村の出番を次回に飛ばして、小鳩が先に登場しました。
「羽瀬川さんちの家庭事情」「汚れちまった悲しみに」「プール」「昔のこと」の4本を再編成したものとなっています。
その辺りは些細な変化なので、特に問題はありません。
それよりも演出面でチラホラと気になる箇所が見られました。

小鳩の厨二病による痛々しい可愛さは、あんなものではないはずです。
もっと重度な症状を見せた方が、ギャップが出て良かったと思うんですよね。
「あんちゃん」と全裸で泣きつく小鳩は、言うほどエロくなかったなー。
ブリキさんの挿絵が強烈だったこともありますが、アニメはちょっと隠し過ぎだったかもしれませんね。

逆に、肉のエロゲー朗読はエロかった。
声優の伊藤かな恵さんも大変だっただろうなぁ……w
これまた原作よりはオブラートに包んでおりましたが、結構危ういところまで喋ってましたよ。
あと「聖剣のブラックスター」が「聖剣の刀鍛冶」まんますぎて、これでいいのか?と心配になるw
エンドカードがどう見てもセシリーでしたね。

プール話は、作品内でもかなり好きなエピソードの一つなので、これは期待していました。
んー、悪くはない。悪くはないんですが……。
やっぱり作画が微妙なんですよねぇ。
時折良い絵もあるんですが、全体的に塗りの甘さが目立ちます。
原作のプールシーンにある星奈の満面の笑みを見て、星奈派にオチただけに、あれは再現して欲しかった。

ナンパに絡まれている星奈から小鷹が助ける場面は、迫力が無さすぎた。
小鷹が全然怖くないってのは、設定的に問題ありなんじゃなかろうか。
ここはやりすぎぐらいの表現でちょうどいいと思いましたね。

面白いのは面白いんですけどね。
キャラの外見的な可愛さがあと一歩なだけに、もどかしさを感じます。
今季やっているアニメ「ましろ色シンフォニー」ぐらい作画が良かったら、もっと素直に萌えられたのになぁ。

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僕は友達が少ない 第2話「電脳世界は神様が居ない(゜Д゜)」 

はがない第2話目の感想です。

原作通りの順番で「狩り」「ギャルゲヱの世界へようこそ」の2本がアニメ化されました。
1話目同様に原作の消耗が抑えられていて、1巻の85~133P分しか進んでいません。
文字がみっちり詰まっているわけでもなく、むしろ会話主体の作品で、これだけ丁寧に追っているのは珍しいですね。

しかし、2話目でいきなりパロ全開なのは、アニメとしてはどうなんだろうかw
確かにそれなりにネタが仕込まれてはいますが、基本的には残念な美少女たちとのラブコメがメインなので、パロアニメなのかと誤解されてしまわないか心配です。

モンハンは、ほとんどプレイしていませんが、SEが本物っぽくて笑ったw
喧嘩するほど仲がいいとは、まさに夜空と星奈のためにあるような言葉だよなぁ。
自覚はしていないでしょうが、傍から見ていると二人とも楽しそうだなと思いますよw

ときメモはさすがに略称がアウトだったようで、きらめきスクールライフに変更されていましたね。
キャラもパロディレベルが低めで、空気を読んだ感が漂ってました。
コナミは、ときメモに関しては管理が厳しいですからねー。
名前が「せもぽぬめ」になるシーンは、もっとコントローラーを取り合った結果だと思っていました。

2話は、夜空と星奈がいかに残念かを紹介するのに必要だった回ともいえます。
あれだけの容姿を持ち得て、学業も優秀で、運動もできるのに、性格が悪い。
小鷹の不良には無理があるかなと感じてしまいますが、総じて悪くない入りだったと思います。

星奈がさっそく肉呼ばわりされていましたが、ちょっと説明不足かもしれませんね。
モンハン知っている人なら気付くかもしれませんけど、そうでない人は意味が分からなかったかも。
まぁ、おっぱい的な意味で納得する人は多そうですがw

作画は……ぼちぼちかな。
尻肉を描きたい熱意は伝わった。
肉がはいていないのは分かるとして、夜空はイメージと違うなーと感じました。
可愛いという絵が少ないのは気になるなぁ。

そういえば、前回触れませんでしたOPとEDは、正直微妙ですね。
作品に合っていないように見えます。
そのうち慣れるといいんだけど。

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僕は友達が少ない 第1話「僕達は友達が出来ない(´・ω・`)」  

ようやく東海地方でも始まりましたアニメ版「僕は友達が少ない」。
関東の放送から2週間遅れての開始なので、周囲から置いてけぼりを食らってますが、原作既読済みだとネタバレに気をつけることもありませんから気楽ですね。

「ベン・トー」と同じく原作は大好きだけど、事前情報から期待度は高くはありませんでした。
ブリキさんの絵を忠実に再現するのは難しいとはいえ、作画の微妙さが引っかかっていて、コケそうな雰囲気が漂っていたんですよねぇ。
今季の覇権どころか、出来によっては歴代屈指のアニメの一つに数えられてもおかしくないほどのコンテンツであるがゆえに、心配が尽きることはなかったです。
ラノベの最終兵器と呼ばれるのは伊達ではなく、アニメ化前に発行部数350万部のラノベですからねぇ。
漫画2巻を足した数字なのかどうかは不明ですが、現時点で原作は7巻までしか発売していないことを踏まえると、驚くべき数字でしょう。

とまぁ元から注目度の非常に高い作品だったおかげで、そこそこ評判となっていますが、逆に言えばその程度で落ち着いちゃっているとも言えます。
実際にアニメ0話を観た時から、想像は出来ていましたけどね。

さて、本題の1話の感想について。

不安に思っていたほど悪くはなかった。
神アニメだと謳われている作品のように、これはブレイクするのは間違いない!といった確信は得ることができませんでしたけど、及第点には届いていますね。

一番心配していた作画は、1話補正があったとしても、なかなか良く出来ていました。
止め絵は、バランスが不安定だったりしますが、動いている映像は十分見応えありましたね。
星奈派だけど、1話に限っては夜空の方が絵的に美味しかった場面が多かった。
ドヤ顔とかねw
小鷹の髪色が、デジタル加工でのっぺりし過ぎているのは気になりましたが、まぁそこまで追求したら細か過ぎですかね。

あと、モブキャラがみんな可愛くて、一々目を惹きました。
ブリキさんの原画がないのが功を奏したのか、活き活きとしていましたね。
その技術と気力を、メインキャラに活用してもらいたいところです。

それよりも文句なしに評価できるのは、話の作りが物凄く丁寧だったこと。
1話でアニメ化されたのは「羽瀬川小鷹」「夜空」「柏崎星奈」の三編。
これら合わせても60ページにしかなりません。
どれだけアニメが密度の濃い内容で制作されたのかが窺えると思います。
カットされた台詞が限りなく少ないもので、原作ファンとしては大満足でした。

それにしても、声優さんの演技が入ると、ますますリア充っぽく見えますね。
非リア充といったら、コミュニケーションの取り方が下手で、ボソボソと声を張らずに喋るというイメージがありますが、こいつらハキハキと元気よく会話しまくってますよw
小鷹なんて、エア友達と喋ってた異性である夜空に対して、全く気後れなく話しかけているし。
そもそもヤンキーに見える設定が無理あって、全然怖そうに見えません。
夜空と星奈の喧嘩も、実に仲がよさそうに見えるし、早々に目的達成してますよね。
本当にツッコミどころ満載ですなぁ。
ま、そこが面白いんですけど。

爆発的な面白さには繋がりそうになさそうですが、良作にはなりそうな感じはありました。
今後も最低このラインを保ってもらいたいもんですね。

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僕は友達が少ない 第0話「闇鍋は美少女が残念な臭い(;´ ∀`)」 

僕は友達が少ない7 DVD付き特装版」を買いました。
値段も張りますし、そこまでしてアニメの特別版が観たかったわけでもないんですけどね。
前回6巻でドラマCD付き特装版が出た際に、入手困難に陥っていたので、買わずに後悔するぐらいならと思い、今回は予約していました。

7巻の感想についてはまた後日に回すとして、とりあえずアニメだけの感想です。
ネタバレになりますので、ご了承ください。

▼ 僕は友達が少ない 0話「闇鍋は美少女が残念な臭い(;´ ∀`)」

特装版でアニメ化されたのは、原作1巻の1話目にあたる闇鍋エピソードでした。
キャラ紹介の回で、「隣人部」の残念さを説明するには十分過ぎる内容です。
主要キャラは全員登場していますし、「はがない」らしさも出ていて、特典の0話としてはベストな選択だったであろうとは思います。

しかし、これだけでは短すぎるなぁ。
PVを除けば、10分もありませんよ。
アニメ1話分もないのに、これで2980円は高い。
コストパフォーマンスを考えると、余程のファンでない限りは手を出す必要はないと思われます。

肝心のアニメの質は……微妙ですね。
やっぱりブリキさんの絵があってこその作品なんだということを痛感しました。
版権絵が公開されるたびに積もっていった不安そのままの内容で、正直ガックリ。
そりゃあまぁブリキさんのタッチを再現するのは難しいでしょうけど、「電波女と青春男」は頑張ってましたからねぇ。
同じMF文庫の今夏アニメ「まよチキ!」の作画の方が上だと思います。

動きは一応及第点届いているかなといったところ。
無駄にゲロに気合が入ってましたけど、力の入れどころを間違っているような気がする。
星奈のおっぱいは揺れまくっていたから、まぁいっかw
さすが肉だぜ。

キャストは、ドラマCDと同様ですね。
感想は良くも悪くも変わりありません。
小鳩の花澤香奈さんだけは、やっぱり違和感が残っています。
厨二病笑いが演技し過ぎなんですよねー。

あとこれは脚本的な意味合いが強いのですが、夜空のイイ子ちゃんっぷりが気持ち悪くて仕方がなかったw
お前そんなキャラじゃねーだろと何度突っ込んだことやら。
星奈は、無邪気な一面も持ち合わせていますから、まだ拒否反応は薄かったのですが、夜空は普段の性格を知っているからこそ、ありえなさすぎて引きました。
ドラマCDの時と比べて合っていないように聞えても致し方がないでしょうね。

とまぁ、映像特典レベルであって、単品で満足できるほどのものではありませんでした。
本番はテレビアニメ1話からってことなんでしょうかね。
東海地方では、関東の放送から2週間遅れなのでネタバレには気をつけないとなー。
ニコニコ動画で配信があると良かったんですが……。
ま、観られる地域というだけマシと思っておきます。

テーマ: 僕は友達が少ない

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僕は友達が少ない⑥ 

僕は友達が少ない6 ドラマCD付き特装版 (MF文庫J)僕は友達が少ない6 ドラマCD付き特装版 (MF文庫J)
(2011/05/25)
平坂読

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読書期間:6/7

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
青春
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★
 … 9




 理科の発明品がきっかけで、夜空と小鷹の秘密が他の部員たちにもバレてしまった。『元友達』という(友達がいない人にとっては)極めて特別な関係を前にして、隣人部の人間関係にも変化が……!?
 一方そのころ、学園の他の生徒たちは一ヶ月後に迫った学校生活最大のイベント、学園祭に向けて盛り上がっていた。いつかリア充になったときのため、隣人部も学園祭に向けて動き出――そうとするのだが……。例によって迷走を繰り広げる彼らは、果たして学園祭を成功させることができるのか!?
 学園祭だけではなくリア充には不可避の「あのイベント」にまで果敢に挑戦する、大人気残念系青春ラブコメ第六弾、どこまでも残念に登場!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


アニメ化も決定し、更なるブレイクを予感させる大人気残念系ラブコメ、第6弾。
今回は、ドラマCD付きの特装版も合わせて発売されました。
余裕ぶっていたら予想外の入手困難さに焦りましたが、何とか買うことが出来てホッとしています。

各ヒロインをメインとした話が一回りし、落ち着いた印象のある回でした。
物語的にもキャラ的にも突出しておらず、全員足並みを揃えている感じ。
公平に出番があったといえますが、おかげでインパクトに欠ける内容になっています。
面白いのは確かなんですけど、萌えの破壊力は一段階減少していますね。

幸村の性別が女だと発覚し、本格的にハーレム系ラブコメへと突入しています。
立ち振る舞いが男の娘から、女の子側へとシフトしているのが見てとれます。
おかげで、当初の友達が出来ないという共通の懸案事項は一人歩きして、少々残念な一面のある美少女たちとキャッキャウフフしている定番のラノベになってしまいましたね。
それはそれで良いのかもしれませんが、初期の設定を考えると惜しいなぁという気はします。

あと、肝心のラブコメ模様は、主人公の小鷹が朴念仁すぎて空回りしているのが痛い。
せっかく可愛い女の子たちが、文字通り体当たりで好意を示してくれているだけに、小鷹の鈍感さは本当の意味で残念です。
何が言いたいかというと、もうちょっと理科のアクションにドキドキしてもいいと思うんだ。

一方で、女子部員たちは、みんな恋する乙女モードになりつつありますね。
ぶっきらぼうだった夜空は、特に分かりやすい。
ポロポロと感情を零すようになっており、クールな仮面が取れる場面も少なくなってきました。
このギャップこそ、クーデレの魅力だなぁ。

理科も同様に、変態的要素を抑えて小鷹にアピールをしているんですが……。
親しくなっていく過程で羽目を外し過ぎたことが、ここにきて悪影響を与えてしまっていますね。
まぁ、自業自得といえばそれまでなんでしょうけど、小鷹の態度が他部員と違いすぎます。
弄られキャラとはいえ、ずっとこの調子では可哀想ですよ。

星奈の残念さは、多少持ち直していますね。
客観的に見れば、まだまだ酷いんですけど、人間的に残念ではなくて、ただのアホの子って感じなので、逆に愛らしい気持ちになっちゃいます。
それだけ何でも一生懸命で、真っ直ぐだという証でもありますしね。
小鳩のような厨二病的なものとは異なる痛々しいところが、大好きです。

▼ドラマCD付き特装版

6巻のラストにあるエピソード「禁じられた遊び」がドラマCDとしてセットで付いています。
通常版にも同じ話が収録されているため、話が知りたいだけであれば、どちらでも問題ありません。
個人的には、ドラマCDを聴きたかったこともありますが、表紙絵の星奈にやられたという理由も大きかったりします。

50分近い内容にも関わらず、これで本書と合わせて1500円は安いなぁ。
今ではプレミア付いていて、amazonでは倍近い値になっているのも納得です。

さて、一番の注目は、やはり声優さんでしょう。
名の売れている方が多いだけあって、演技は文句なしです。
ただ、キャラと合っているかどうかは、話が別。

星奈役の伊藤かな恵さんは、ハマリ役でした。
夜空役の井上麻里奈さん、小鷹役の木村良平さんは、悪くなかった気がします。
理科役の福圓美里さん、マリア役の井口裕香さんも聴いていたら慣れてきました。

問題は、幸村役の山本希望さん、小鳩役の花澤香菜さん。
この二人は違和感が半端無かったです。
特に小鳩の口癖である「ククク……」の喋り方が微妙過ぎる。
アニメも同様のキャストで行うらしいけれど、絵があると印象も変わるのかなぁ。

話自体はエロくて、はがないらしかったです。
作者やりたい放題だな……w

鈍感な主人公がモテまくるエロ度の高いハーレム系ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  僕は友達が少ない  平坂読  ブリキ  評価B+ 

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「僕は友達が少ない」アニメ化決定 

遂にというべきか、やっとというべきか。
僕は友達が少ない」のアニメ化が発表されました。

▼ 公式サイト
 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/rinjinbu/subtop.html


前々から6巻発売日の帯にて何やら告知があるとか、新聞に重大発表を載せるという話で騒がれていたので、まず間違いないなと思っていました。
ドラマCD付きの特装版の次のメディアミックスといえば、アニメ化以外考え辛いですからね。

1巻の感想でも書きましたが、絶対にこれは一大ブームが来る作品だとは思っていました。
予想通り売れに売れて、とうとう未アニメ化作品で200万部に到達したそうですが、それも納得です。
単純に笑えるラブコメ、ブリキさんが手掛ける可愛いキャラクター、それとは裏腹に残念すぎる性格である面々。
ライトノベルとして、完成度が非常に高いんですよね。
映像化すれば、確実に画面映えするだろうなと容易に思いつきます。

ライトノベルの最終兵器とも呼ばれるコンテンツなので、是非とも成功を収めて欲しい。
原作の発行部数に対して、バカテスは明らかに失敗してしまいましたからねぇ。
はがないの制作がどこになるのかまだ不明ですけど、信頼のおける会社が請け負ってくれることを願って止みません。
上手くやれば、「涼宮ハルヒ」シリーズや「けいおん!」ぐらいのヒットは見込めますよ。

しかし、これでラノベの弾不足は深刻な事態となってしまいましたね。
「このライトノベルがすごい!2011」のTOP10にランクインした作品のうち9作が、アニメ化されることになります。
残るは「ソードアート・オンライン」だけ。
禁書が元気なうちは急いでアニメ化する必要性はないかなと思いますが、次弾装填が間に合うのかどうか。
そこだけは、今後ちょっと心配です。

まぁ、今はとりあえず、はがないのアニメに期待ですね。
キャストは、ドラマCDと同じみたいですし、6巻が楽しみです。

テーマ: 僕は友達が少ない

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 僕は友達が少ない 

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