明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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人見知り部は健全です2 

人見知り部は健全です 2 (電撃文庫 さ)人見知り部は健全です 2 (電撃文庫 さ)
(2012/01/07)
佐野 しなの

商品詳細を見る
読書期間:2012/1/19~2012/1/20

【評価……B-
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
ツンデレ
エロ



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 発言エロ過ぎ残念美人・乃花さん率いる『人見知り部』の活動も、あがり症、オネエ言葉、無表情……と、相変わらずのメンバーで二年目に突入。そして人見知り部のお陰(?)で、晴れて幼なじみの明とつきあうことになった俺は、青春まっただ中!……のはずが、明との仲は進展せず、それどころかちょっとぎくしゃくしている始末。
 そんなある日、人見知り部に執事をつれた高飛車お嬢様・礼香がやってくる。彼女の目的は部をつぶすことだというが、どうも彼女からも“人見知り”のにおいがして――!?
 乃花さんと青春不適合者たちが贈る不健全系学園ラブコメ、第2弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


人見知り達が集ったコミュニティの楽しい部活動を描いたラブコメ作品、第2巻。
題して『バカップルは不健全です』の巻。

面白かったです……が、よくあるラブコメ作品との違いがなくなってしまったなぁ。
僅か4ヶ月で2巻を発売したことから、1巻入稿直後から構想に取り掛ったのだと思われます。
短期間で仕上げるためには、安直なパターンに持ち込むしかなかったのかなぁ。

新キャラである年下の金髪碧眼ツインテールお嬢様・一条礼香は、設定からして既視感バリバリ。
ですわ口調で高飛車で、しまいにはツンデレというテンプレもいいところ。
素直になれない彼女が、人見知り部の面々と触れ合い、心が紐解かれていくストーリーに目新しさは皆無です。
同時進行される寿藍人と臼潮明のすれ違いもまた読者にはバレバレで、意外性はありません。
定番といえば聞こえはいいですけど、もう少し捻りを生み出して欲しかった。

藍人の無表情や、明のあがり症設定が置いてけぼりにされている感があります。
仲良くなった面子では壁を作らなくなったということなのかもしれませんが、せっかくの独自性を蔑ろにしています。
唯一、乃花の親父的下ネタ雑学は相変わらずで楽しめました。
たとえ話をするたびに、エロ方面で直結させる話術は素敵です。
しかし、礼香に出番を奪われ、物語的のも外野にいたために、絡みが著しく減少してしまったのは痛かった。
ぶっちゃけ、執事の波佐宮は惜しいものの、新キャラを出さずに既存キャラだけで構築した方が良かったと思いますね。

なにしろカップルが成立してイチャイチャしているシーンが面白かっただけに、余計にそう思います。
明の初々しさは反則級ですよ。
一般的に男性が好む女キャラに興味が持てないことが多いのですが、明は別ですね。
257Pの甘さは、熟した苺が一粒で口内に広がってくるかのように甘々でした。

妹の平和は、登場頻度が限られますが、キャラが濃くて印象に残りますね。
無表情ながらも感情が見えた1巻と比較すると、キャラがコントしているように見えました。

表紙が礼香ではなく、明で嬉しかったです。
八の字眉毛に三角形の口をした困り顔が可愛いなー。
笹井さじさんのイラストは、トーン張りが丁寧で好感が持てますね。

2巻で完結なのは残念ですけど、ネタ切れ感も漂っていますし仕方がないかな。
また3年間待たされるのは困りますが、じっくりと練った新作を期待しています。

付き合い出したばかりのカップルがツンデレ少女に邪魔されながらイチャつく話

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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  人見知り部は健全です  佐野しなの  笹井さじ  評価B- 

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人見知り部は健全です 

人見知り部は健全です (電撃文庫 さ 12-3)人見知り部は健全です (電撃文庫 さ 12-3)
(2011/09/10)
佐野 しなの

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読書期間:2011/10/29~2011/10/30

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
青春
エロ



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 高1の俺と幼なじみの明(♀)は、屋上へ続く階段でふたりぼっちなお弁当を食べる毎日。なぜかって?俺は“無表情すぎ”て、そして明は“あがり症すぎ”て、4月の自己紹介に失敗したからだ。
 そんな俺たちの前に現れたのは、超絶美人さんなのに“発言エロすぎ”という残念な人、乃花先輩だった。
 「ここらで人生を変えてみないかい?」
 そして俺と明は、ほぼ強制的に「人見知り部」なる謎の部に入部させられることになる。コミュニケーション能力向上が目的らしいけど、無表情にあがり症に下ネタ好きetc――って、この部もしかして、青春不適合者の集まりじゃねぇか!?不健全系学園ラブコメ登場!

【感想】


「リヴァースキス」「僕は彼女の9番目」を執筆した佐野しなのさんの新作ラブコメディ。
3年振りの新刊なので知らない人も多そうですが、個人的には毎回買うぐらい好きな作家さんの一人です。

おお、こりゃあ面白い。
買っておいてなんですが、パターン化されたラブコメが展開されるだけかもと思っていました。
作者独自の色がしっかりと出ていて非常に楽しんで読むことができましたね。

内容は「僕は友達が少ない」の系統に属する、いわゆる残念系ラブコメです。
とはいえ、種別が同タイプなだけで、作品の方向性は結構違いますね。
ぼっちだと喚くリア充達が青春を謳歌する作品ではなく、人見知りに悩む人間が集まって前向きに雑談するという作品です。

主人公やヒロインは洩れなくコミュニケーション能力に問題があり、それを改善するための部活動を行うもので、連作短編形式となっています。
ただし、極端に性格が破綻している訳ではないので、あるあるネタに共感できるところが特徴です。

主人公・寿藍人の抱える問題は、表情が作れないこと。
内心では喜んだり動揺したりしていても、顔に出ないので無表情キャラとして周囲から気持ち悪がられています。
結構切実な悩みですが、性格は歪んでおらず、暗くもないので、読者視点では凄くイイ奴に映ります。

そんな藍人が想いを寄せる相手が幼なじみの臼潮明
彼女は彼女で極度のあがり症のため、見知った人間以外とはまともな交流ができないことに頭を悩ませています。
こちらも外部との交流の描写が皆無のため、表情がコロコロと変わる素直で賑やかな可愛い女の子にしか見えません。

その二人を「人見知り部」に勧誘した張本人が、表紙の裾ノ花乃花という先輩。
見た目は誰もが見惚れるような美人なのに、口を開けば昨今のエロ親父でも言わなくなったようなセクハラ発言満載で、エロいというより下品といった方が近い。
これは人を選ぶと思いますが、下ネタの親父ギャグが好きな人ならばハマると思います。
個人的には、ツボに入るとまではいかなくとも、終始楽しい気分になれましたね。
エロティックなお姉さまはよく見かけるキャラですけど、周囲から浮くくらい堂々とした立ち振る舞いは何だか新鮮に感じました。

ハーレム系ラブコメと異なり、藍人が明を一途に想い続けているのが良いなぁ。
本人は至って真面目に想いを伝えても、真剣には受け取ってもらえないというのが寂し過ぎるけど、友達以上恋人未満な間柄なのでイチャイチャしているようにも見え、悲壮感は薄く済んでいますね。
そんなカップル未満な二人を弄繰り回す乃花と、ツッコミを欠かさないオネエ系男子・大和倫太郎の計4人で織りなす構図が目新しい。
ただひたすら部室でダベる話なのに、ニヤニヤできる箇所が多くて、非常に楽しかったです。

藍人の妹・平和もまた兄同様に無表情の持ち主なんですけど、ちょっと不思議系少女で可愛い。
作中でも取り上げられていますが、やはりギャップから生じる萌えの威力は凄まじいものがあります。

話のネタになりそうな雑学が多く含まれており、単純に聞き手としても興味をそそられました。
ギャグが安っぽくて頑張りましたという雰囲気が伝わってくる時もあるんですが、嫌いじゃないです。

このままダラダラと続くのかと思いきや、後半で一転した時は不覚にもやられたと思いました。
伏線の張り方が雑だったので、オチが来ることは分かっていたんですけどね。
ネタバレに繋がるので触れづらいんですが、軽く感動してしまいましたよ。

イラスト担当は、笹井さじさん。
無表情の藍人の内面と外面の差を上手く表現していて、漫画でも読みたいなと思わせてくれます。
挿絵にも手を抜いておらず、キャラ付けをしっかりしているところは評価されるべきですね。

綺麗に締めくくられているので終わりかなと思っていただけに、続巻が出たことが嬉しかった。
明日2巻買ってきます。

人見知り達が部室で駄弁る残念系青春ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  人見知り部は健全です  佐野しなの  笹井さじ  評価B+ 

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僕は彼女の9番目 

僕は彼女の9番目 (電撃文庫)僕は彼女の9番目 (電撃文庫)
(2008/08/10)
佐野 しなの

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【評価……B
舞台 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

クリスマス・イブに事故った不幸な高校生・東司。退院した彼の部屋に、ある夜忍んで来た美少女は言った。「あなたを轢いたのは、わたしです。――トナカイの引く“ソリ”で」
不法侵入者で轢き逃げ犯(!?)で自称サンタクロースな美少女は、東司を轢いてしまったお詫びに、なんでも一つ欲しい物をプレゼントしてくれるという。寝ぼけた東司は、うっかり「君が欲しい」と言ってしまい――!?
第7回電撃hp短編小説賞<大賞>受賞・佐野しなのが贈る、天然サンタ少女が巻き起こすちょっと不思議な物語、開幕です!

【感想】

サンタクロースに轢き逃げされた高校生がサンタやトナカイや幼馴染とラブコメする話。
作者は「リヴァースキス」の佐野しなのさんです。

デビュー作から随分と間が空きましたねー。
1作限りで終わることも珍しくない業界ですので、もう新作は出さないのかと不安になりましたよ。
「リヴァースキス」は世間一般の評価はまぁまぁといったところだと思いますが、個人的には結構楽しめた印象が残っているんですよねー。
なので、本屋でこの本を見かけたとき、ほとんど衝動的に買っていました。

今回の作品も、まず設定に惹かれます。
サンタクロースの黒須にこらに轢き逃げされ、謝罪としてサンタの女の子が欲しいと言ってしまった主人公・木蔦東司の波乱万丈っぷりは、実にラブコメしていて読んでいて楽しい。
東司は自身で招いた結果と自覚しているので、サバサバしていてイイですね。
ラブコメの主人公の割には、あまり鈍くないのも好感持てます。

登場人物が比較的多いわりには、どのキャラも作中で活き活きと描かれています。
お気に入りは、幼馴染の柊美早子
ツンと澄ましているけど、東司に好意を寄せているのはモロバレですw
ベタベタなイベントを順調に積み重ねていく二人が微笑ましい。

口絵の美早子のキャラ紹介でこんなセリフがあります。

「……心肺停止してしまえ、お前なんか」

カラーページで見た時は何てことない一文だと思いましたが、前後の本文と合わせて読んだときは、ものの見事にハートを射抜かれてしまいました。
かなり序盤のセリフでしたが、これだけでもう好みのキャラだと確信してしまいましたね。

セリフでやられたといえば、もう一人。
美早子の親友でありクラス委員長でもある満念真理のエロさには参りました。

「木蔦君。入れる時硬くて、出す時柔らかい体液まみれの物なーんだ?」

……答えが気になる方は、読んでくださいw

他にもどうみても人間型であるトナカイたちに備わっている特殊能力が面白そうなんだけど、現時点では大道芸みたいなもんですね。
これは次回以降に上手い使い方をしてくれるのを期待しておきます。

明らかに続きがあるように書かれていますが、売り上げ次第なんだろうなぁー。
打ち切りされないように祈っておきます。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  僕は彼女の9番目  佐野しなの  鶴崎貴大  評価B 

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リヴァースキス 

リヴァースキス (電撃文庫 さ 12-1)リヴァースキス (電撃文庫 さ 12-1)
(2007/06)
佐野 しなの

商品詳細を見る

【評価……B-
舞台 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
オススメ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4

■評価【B】⇒【B-】 2008.7.11修正

ある朝、目覚めると俺は美少女になっていた。そして俺の体は、見知らぬ男に乗っ取られていた!?トモヨシと名乗るその男は交通事故にあい死亡。しかし、この世に残した未練のため、成仏できず俺の体を乗っ取ったというのだ。じゃあ、こいつの願いをかなえ、無事成仏させてやれば問題解決、と思いきや……こいつの願いは好きな女の子とキスすることで、しかもこいつは俺(美少女版)に一目惚れ!!おまけに俺の親友もこれまた俺(美少女版)に一目惚れしたりして……。
かくして始まるドタバタ劇。第7回「電撃hp」短編小説賞<大賞>受賞作。堂々の登場です!

あらすじを読んで最初に思ったのは、どこかの同人やエロゲにありそうな展開だなぁということw
性別転換の話(トランスセクシャルというらしい)は、特別珍しいものでもないですしね。

でも、この作品はちょっと変わっていましたね。
男が女になって男に惚れられるという、一体誰が得をするんだというような内容になってますw

例えば、主人公のセリフに、こんなのがあります。

「阿呆か、俺は男だ!なんだよ、男三人のラブコメってよ!全然嬉しくないハーレムを形成すんなよ!」

これだけで、そんな作品になっているか、ある程度把握していただけたんじゃないかとw

登場人物全員が、どこかネジが抜けているというか、むしろ穴を貫通させてしまっているような性格の持ち主ばかりで、いわゆる常識人ってのが出てきません。
そのため、感情移入はしにくいんですが、人の話を聞かないボケと、ハイテンションなツッコミが繰り返されて、腹が立つんだけど、思わずにやけて笑ってしまいます。

元々、短編集として書かれているためか、章ごとに起承転結が付けられていてスラスラと読みやすいですね。
しかし、1本の長編として読んだとき、後半の盛り上がりに多少欠けるような気がしました。
執拗なくらい同じやりとりをしているのも、長編になったときの障害かなぁ。
ラストも悪くはないんだけど、ちょっとあっさりしすぎかも。
消化不良の面もあるし、もしかしたら続きが出るのかな?

ラブコメと括るにしては、ラブよりもコメディの方が圧倒的に強いね。
キャラクターは、濃いわりに掘り下げてはいなくて、浅い印象がある。
ジックリと腰を据えて読むというより、軽い気持ちで読み進めたい人にオススメ。
シリアスだったり、萌え要素を求めている人には不向きの内容かな。
僕はこういうの好きだけど、結構賛否両論の激しい方の作品でしょうね。

まぁ、一番の魅力は読みやすい文章だと思う。
活き活きとした主人公の内面が、一人称で語られていて、「涼宮ハルヒの~」シリーズの著者の谷川流と似たようなタイプに感じました。
ただ違うのは、「ハルヒ」に比べて比喩的表現が少なく、代わりに感情表現が非常に多いのが特徴的です。
個人的には、この作家が新しく本を書いたら、また手に取ってみたいなと思うくらい気に入りました。

長編としては、ちょっと微妙だったので、今度は最初からその意識で書いたものを読んでみたいなー。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  リヴァースキス  佐野しなの  Fuzzy  評価B- 

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