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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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会長の切り札 逆転プランの用意あり!  

会長の切り札  逆転プランの用意あり! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 逆転プランの用意あり! (角川スニーカー文庫)
(2009/11/28)
鷹見 一幸

商品詳細を見る
読書期間:2010/7/31~2010/8/1

【評価……C
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ





 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5







 高校対決のラストゲーム、商店街を使用した実物モノポリーがついにスタート!
 樫森高校の真行寺と桜川女子の華之宮は命運を託してサイコロを振り、両校の精鋭メンバーが激突する!
 白熱する一進一退の攻防が繰り広げられるなか、光明は確信の笑みを浮かべていた。それは、三校の統廃合問題を解決する最後の大仕掛けの成功が見えはじめたからだった――。
 母校存続を願い、奮闘する高校生たちを描いた現代版国盗絵巻、ここに終幕!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


高校存続と町村合併問題を解決するために、高校生達の真剣勝負が繰り広げられるシリーズ最終巻。

綺麗に収まっていると言えば聞こえはいいですが……。
何というか、面白さに繋がっているようには感じられませんでしたねぇ。

理由はいくつかありますけど、やはり最大の原因は文章でしょうね。
3巻感想の時に指摘した説明口調のわざとらしさに、最後まで肌が合いませんでした。
伏線らしい伏線はなく、新しい事象が出てきたらその場で説明ってのは、どうなのか。

決着についても、予想通り過ぎて驚きはありませんでした。
サブタイトルの逆転のプランが、それこそ起死回生のものであれば良かったんですがね。
リアリティを重視するのは結構ですが、面白味に欠けました。
もう少し派手な展開があってもよかったのではないかなぁーと思いつつも、この生真面目路線こそが作風ともいえるので、否定はしづらいですね。

樫森高校vs桜川女子高の後半戦なので、当然ながら3巻同様に楢山高校のキャラは出番少なめです。
いや、ある意味対戦している高校よりも一部キャラは出ているのですが、それはそれで不自然ですね。
そして、堅い性格した人物ばかりなので、薄っぺらく感じてしまいます。

本当に会長の朋絵は、ヒロインだったのだろうか?
必要性がほとんど感じさせなかったなぁ。

もし本当にモノポリー対決がテレビ中継されたとして、観るかというと微妙だと思います。
まぁ、こんな喋りの上手い高校生がいれば別なのかもね。

1,2巻は楽しめましたけど、4巻続けて同じノリだとお腹いっぱいでした。
新シリーズが始まっていますけど、今のところ購入予定はないかな。
KeGさんのイラストは見たいけど、さすがにそれだけでの理由では買えないですしね。

シリーズ当初からの問題提起をきっちりまとめているところが好印象

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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  会長の切り札  鷹見一幸  KeG  評価C 

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会長の切り札 軍師ゲームの裏を読め! 

会長の切り札  軍師ゲームの裏を読め! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 軍師ゲームの裏を読め! (角川スニーカー文庫)
(2009/08/01)
鷹見 一幸

商品詳細を見る
読書期間:2009/10/31~2009/11/5

【評価……C
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

見事二連勝を果たし、楢山高校の危機を救った朋絵と光明たち生徒会メンバー。
ところが今度は、樫森高校と桜川女子の対決のプロデュースを任されてしまう。
どうやら勝負の内容についての話し合いが決裂したらしく、光明の手腕を見込んだ藍山が依頼してきたのだ。
しかもその結果は、市の合併問題をも左右するらしく!?
勝負に燃える高校生たちの未来は!?
現代版国盗絵巻第3幕、軍師光明、すべての運命を背負い、あらためて出陣!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


高校存続をかけた対抗戦、第3ラウンド。
楢山高校に敗れた樫森高校と桜川女子高の決着をつける運命の最終戦の前半戦となります。

何故、主人公たちの学校が関わらない勝負が一番文章量が多いのだろう……。
これまでの勝負は一冊で終わっていたのに、今回だけは前後編に分かれているんですよね。
最初からシリーズ化が約束されていた作品なのに、この意図は読めませんね。

ただでさえヒロインの朋絵が空気と化しているのに、一応主役であった光明が当事者でなくなったために主人公不在のような形になってしまっています。
長編作品のシリーズ途中だったら、脇役に焦点を当てるという意味合いも理解できるのですが、次巻完結でこの展開は盛り上がりに欠けます。

まぁ、それはいいとしましょう。
それよりも問題な点がいくつかあります。

まず、今まで以上にキャラの台詞が説明口調すぎるというところ。
急に語り始めたりする登場人物たちを見ていると、NHKや教材用ビデオを見ているような感覚に陥りました。
2巻の感想で渡鬼風と表現しましたが、あれはあれで好みの差は出るだろうけど味があると思うんですよ。
しかし、このシリーズの場合、真面目すぎるというのか、文章に面白味が感じられず、wktk感がありません。

次に、現実世界でも起こりうる話ということを意識しすぎなところ。
これは長所でもあって、1巻では上手く引き込まれたなぁと思わされました。
ただし裏を返せば、それはゲームの規模がどうしても実現不可能だと思われるラインを越せません。
1,2巻での戦国勝負は、その範囲内でありながらもスケールを大きく見せようという工夫などがあったように感じます。

それが、この3巻での勝負が端的に言うとミニゲーム集になってしまったので、ショボく見えて仕方ありません。
しかも、学校全体の話なのに一部の生徒のみだけの勝負となっているのも、いささか不満です。

そもそも一介の男子高校生に過ぎない子どもに、町の問題を押し付ける時点で、非現実的ではあるんですがね。
どれだけ大人たちは情けないんだ。

そんなわけで、この3巻はちょっと微妙でした。

一方で、KeGさんのイラストは、相変わらず素晴らしかったです。
カラーイラストももちろんですが、作中の挿絵に質の衰えがまるで見えないのが凄い。
これからもっとラノベのイラストの仕事をしてくれると嬉しいなぁ。

安全な位置にいる主人公が、脇役達の今後を左右するゲームを企画する話

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会長の切り札 忍者ガールで罠をはれ! 

会長の切り札  忍者ガールで罠をはれ! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 忍者ガールで罠をはれ! (角川スニーカー文庫)
(2009/03/01)
鷹見 一幸

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読書期間:2009/7/23~2009/7/25

【評価……B-
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
ラブコメ ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5

母校存続を賭けた勝負の次なる相手は、伝統を誇る桜川女子高校。対決種目は市街全域を使った陣取合戦に決定した。
戦術が重要と考え、作戦会議を重ねる楢山高校生徒会だったが、桜川女子のスパイが楢高の男子生徒を誘惑し、情報を聞き出していた事が発覚する!
作戦内容が筒抜けと知り、焦る朋絵たち。しかし光明は、すでに対策を練り始めていた。
その鍵を握るのは、日本オタクの留学生・リタだった――!現代版国盗絵巻、第2幕!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


高校の存続を賭けた戦国風勝負、第二番。
むさ苦しい男子校の次は、可憐な女子校が相手です。

面白いのは面白い。
ただ、感想を問われるとまず突っ込みどころを挙げたくなってしまう本だなぁ。
何というか、上手くまとめようとしすぎている、とでも言えばいいでしょうか。

相変わらず説明口調なところが多々見受けられるのは、作品の性質上仕方ない面もあるとは思いますが、ちょっと度が過ぎるかなー。
某ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の演技のように、言葉に堅苦しさを感じることがよくあります。
一人のセリフが長々と続く場面も少なくなく、某ドラマを彷彿とさせますね。
しかし、これはある意味では独特のノリで、味があるともいえるので、一概には否定できません。
拒否反応が出ずに済むのは、丁寧な文章のおかげでしょう。

ストーリーの展開は、ほぼ1巻と同じですね。
導入部分を省ける分、勝負のルール決めと本番にページが割けるのはイイ感じ。
思いがけず話が大きくなっていくワクワク感は薄れてしまいましたが、その分内容が充実しました。
1巻の感想で書いた構成の難は、展開が似すぎていたために完全にとは言えませんが、随分と解消されたと思います。

キャラクターは主に新登場の面々が良かった。
おっぱいがメジャーリーグ級の留学生・リタや、それに対抗心を燃やす桜川女子高生徒会長・華之宮姫子、桜川からの刺客・秋野茜の3人はキャラが立っていて、会話シーンが楽しかったです。
欲を言えば、もう少し姫子に活躍するシーンがあれば嬉しかったかな。

今回の光明はまとめ役になっていますね。
ゲームの戦略性を高める要素を周りが思いつき、それをルールに組む込むことに躍起になっています。
1巻ではまだ良かったんですが、2巻では言うほど凄い作戦を思いついているわけでもないのに、周囲から持ち上げられすぎていて、何だかムズムズします。
他の誰もが光明の策を思いつかないってのは都合が良すぎるんじゃなかなと思ってしまうんですよね。

作者があとがきで仰っている通り、この作品は「現実世界で高校生が戦国バトルを繰り広げることができる理由」を、しっかりと関連付けしながら説明しているおかげで、現実味を与えるのに成功しています。
しかし、実際の勝負の展開に関しては、非現実的な内容がいくつかあって、下手にリアリティを求めている分、そこが逆に浮いてしまっていました。
この勝負、もしも本当にリアルでやったとしたら、きっと盛り上がらないと思います。

ラブコメ分が妙に注入されているのは、編集部の指示か何かなんだろうか。
嫌いじゃないけど、あまりに唐突すぎで何度か噴き出しました。

KeGさんのイラストは、やはりどれも美麗でした。
そういえば、元々表紙買いだったんだよなぁ。
そう考えると、これだけ内容に言及したくなるってことは、十分引き込まれている証なのかもしれません。
今のところ、続きを買わないという選択肢はないですしね。

きちんと回収する伏線が好印象の高校生による戦国バトル

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タグ: 書評  会長の切り札  鷹見一幸  KeG  評価B- 

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会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! 

会長の切り札  一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 一芸クラブに勝機あり! (角川スニーカー文庫)
(2008/11/01)
鷹見 一幸

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読書期間:2009/3/15~2009/3/18

【評価……B-
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6

楢山高校・生徒会長の朋絵は頭を悩ませていた。高校統廃合の新たな条例により、学校の存続が高校生同士の勝負によって決定されることになったのだ。
ところが、相手は文武両道の熱血男子高校、対する楢高はゆる~い校風の共学校。生徒たちのやる気はゼロ、諦めムードが漂う生徒会――しかしその時、切れ者副会長の光明だけは、役立たずの同好会に活路を見出していた!
これぞ現代版国盗絵巻、高校生たちの熱き合戦がここに火蓋を切る!!

【感想】


「でたまか」シリーズなどで有名な鷹見一幸さんの新シリーズ。
著者の本は、これが初めてとなります。

表紙買いでしたが、中身もそれなりに楽しめました。
やけに説明的なところは惜しいものの、興味深い舞台背景でした。

ここ数年進展を見せない町村合併の裏で、深く絡み合う高校統廃合の問題。
いつものように協議会では進展しない会議が行われていたが、とある女子高生の一言が波紋となり、町内問題は委ねられることに。
これといって取り柄のない楢山高校は、副生徒会長である所光明を筆頭に学校の存続をかけて策を練る……というお話です。

どたばたギャグ路線かと思いきや、意外にもまともな学園ドラマでした。
もちろんコミカル要素も盛り込んでありますが、ストーリー重視であくまで笑いの要素は控え目です。
主人公の光明が非常に優秀な軍師で、勝つための戦略もさることながら、周りを巻き込ませるテクニックには感心させられます。
次第に規模が大きくなっていく話に、ワクワクさせられました。

しかし、話の見せ方に少々問題があったように感じます。
光明があれやこれやと策を張るのはいいんですが、その多くが準備段階でネタバレになってしまう点は再考して欲しいところ。
当日の勝負は、ただ消化するだけの代物と化していて盛り上がりに欠けました。
せっかく頭の切れる主人公ですから、想定外の事象が起きた時の対応とかも見てみたかったですね。

あとキャラは粒は揃っていますが、ほとんど光明がおいしいところを奪っちゃってるんで出番が少ないのは悩ましい。
特にヒロインである会長の早乙女朋絵の存在感のなさは可哀想なぐらいです。
2巻では頑張ってくれると嬉しいですがね。

KeGさんのイラストは安定して素晴らしかったです。
気になってイラストレーターをググってみたら、ずっと前によくHPを見てた絵師さんで驚きました。
今でも時々新着イラストが来ていないかとHPを訪問していましたが、名前をすっかり失念していました。
同人作家さんという記憶だったけど、当時からプロのイラストレーターだったかなぁ?
うーむ、どちらにせよ感慨深い。
ラノベの挿絵もいいけど、この方の絵は1枚絵のカラーCGこそ力を発揮できる分野だと思いますね。

KeG氏のHP「YELLOW LIFE」
http://www009.upp.so-net.ne.jp/keg/

策士の生徒会副会長が学校存続のために頭を巡らせる話

テーマ: ライトノベル

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