fc2ブログ

明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

『トモダチゲーム』22巻 感想 



トモダチゲーム」22巻のネタバレ感想です。

文字通り命懸けとなるバイオレンスな最終ゲーム。
一歩間違えれば死者が出ても何らおかしくない状況が続いています。
今のところ一命を取り留めているのは決して計算されたものではなく、ただの偶然なんでしょうね。
メタ的にいえば容易に死人を出したくないのでしょうが、致命傷を負った人間が助かりすぎているので裏が潜んでいる可能性もありそう。

予想通り、友一がハメられているようで実はハメていたという展開。
やはり複数の人物とパスワード交換をしていていましたね。
土下座しながら伏せて顔が見えないことをいいことに舌を出して舐め腐った表情している友一が極悪非道過ぎる。
今に始まったことじゃないけど主人公がしていい顔じゃないでしょ。

荒野凪や種田北斗はまんまと騙されて逆利用されてしまい、紫宮の言ういつもの片桐友一無双が始まりました。
どれだけあくどいやり方をしていても奇想天外な手段で逆境を跳ね返す友一が見ていてスカッとするからなんですよね。
北斗にスマホを渡しておいて盗まれたと堂々と告白する流れはギャグみたいで笑いました。

極限状態とはいえ、波羅川ソラが身の潔白を証明するために自ら服を脱ぎ出すのは驚きました。
いやはやセクシーで見惚れてしまいますね。
各々に任せるといいつつ半裸になることを実質的に強制する友一はさすがです。
それにしても女性陣みんな爆乳で、作者の性癖を匂わせます。
いや批判しているわけではなく、むしろ賛同しますよ、ええ。
ただ、雪原の上で下着姿の女性を土下座させるのは、聡音の言う通り最低のクソ野郎ですけども。

狭口君子も同様に泣きべそかかせてやって欲しいと期待しているけど、今後友一が苦戦するフラグが立っていますね。
君子の底は知れた感じはするので別の人物が暗躍するのかな。
ソラがこのまま毒物で退場となるのなら、ただの食いしん坊キャラになっちゃうから明らかに変。
あとイイ人のまま追放者となった川内太郎もあのまま去っただけとは考えにくい。
波乱はまだまだ起きるのは間違いなく、単純に物語の続きが楽しみですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(巻感想)  山口ミコト  佐藤友生 

△page top

『トモダチゲーム』21巻 感想 



トモダチゲーム」21巻のネタバレ感想です。

友断ちゲーム、第二ラウンド開始。
ロッジが焼け落ちたことで状況は一変しました。

銃弾を撃ち込まれた豪理はよく生きてましたね。
普通死ぬでしょ、あれは。
さすがにこれは計算したわけでなく、友一は殺すつもりだったのでしょうね。
確かに殺されかけたのですからやり返す権利はあると思います。
ただ、明確な殺意があった事実は傷跡を残しそうですね。

物資保管庫に場を移し、新たな局面に移行しました。
この最終局面で新登場したキャラも不気味で面白そうではあるのですが、やはり興味があるのは因縁の面々になります。
今回から友一vsゆとり&真次が色濃く出るようになり、お互いが己の主張を通そうとするやり取りに目が離せません。
表面上の言葉だけでなく、裏を探り合っているこの感じこそ、本作の醍醐味だと思います。

紫宮が言う違和感、聡音の言葉でいえば既視感というのは大きなヒントでした。
確かに読み返すと、友一が口を開いたあとに周囲が助け舟を出すという展開は既にありました。
これはきっと友一は皆とは言わずともある程度の人間のパスワードを握っているのは間違いなさそうですね。
前回のパターンと比較すれば、いくつか特定のワードが繰り返し使用されているのが分かります。
少なくとも豪理が挙げた狭口君子、種田北斗、荒野凪の3人はハメられているようにしか見えませんね。

逆にここまでほぼ絡みがなく、表情が悉く構図で隠されている波羅川ソラが物凄く怪しい。
どんでん返しのポジションを担っていたとしても不思議ではありません。
川内太郎は寡黙で何を考えているのか分かりませんが、豪理を助けようとするところを見ると悪い人ではなさそうですね。

相変わらずゆとりの見た目だけは完璧すぎてて、ついつい見惚れてしまう。
見開きのドアップページで「人数を減らさなきゃ」と発するゆとりの朗らかな顔が怖いんだけど可愛い。
はぁはぁと興奮して胸を強調するシーンは悔しいけど凝視してしまいます。

記念すべき100話にてトモダチゲームの原案が、実は友一発案によるものだった事実が発覚。
これはどう考えても運営側トップは、友一の関係者なんでしょうね。
今まで四部の父親は金の亡者でろくでもない親父だと思っていましたが、友一によって狂わされていたのか。
四部が裏切った理由はまだ途中のようなので、早く真相が知りたいです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(巻感想)  山口ミコト  佐藤友生 

△page top

2022年春クール終了アニメ感想 

2022年春に終了したアニメ感想リストです。

▼ SPY×FAMILY(第1期1クール目)

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

少年ジャンプ+で配信されている大人気WEB漫画。
放送前から大ヒットが義務付けられているといっても過言でないぐらい期待度が高まった作品です。
(総評より抜粋)

▼ であいもん

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

和菓子を通して大切な人同士の交流を描くハートフルストーリー。
昨今では珍しい作風のアニメなだけに注目度はさほど高くなかったと思われますが、間違いなく出来は素晴らしかったです。
(総評より抜粋)

▼ かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-

アニメ評価 ★★★★★ 原作/既読

ラブコメ漫画としては長編の域に突入した「かぐや様は告らせたい」第3期。
ウルトラロマンティック大作戦は作品内外ともに見事大成功となりました。
(総評より抜粋)

▼ 恋は世界征服のあとで

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/既読

説明しよう!
正義の味方ヒーロー戦隊・ジェラート5のリーダーである相川不動と世界征服を企む悪の秘密結社・ゲッコーの戦闘員リーダーである禍原デス美は恋人同士なのである。
これは、戦闘している最中に逢引きを重ね続ける彼と彼女のギャグ全開ラブコメ物語なのだ。
(総評より抜粋)


▼ トモダチゲーム

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/既読

お金と友情を天秤にかけたゲームで人間の本性が暴かれる。
裏切り者は一体誰なのか、先の気になる展開が続くデスゲーム系作品です。
(総評より抜粋)


▼ 可愛いだけじゃない式守さん

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/既読

マガポケでも随一の大人気ラブコメのアニメ化作品。
元々Twitter漫画だったこともあり、初期は場面だけを切り抜いたショートショートのようなスタイル。
そのため、ラブコメ作品としては比較すると少なめであろう、カップル成立して1年後の作品となっています。
(総評より抜粋)

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  SPY×FAMILY  であいもん  かぐや様は告らせたい3期  恋は世界征服のあとで  トモダチゲーム  可愛いだけじゃない式守さん 

△page top

トモダチゲーム アニメ総評 



【評価……B
作画 ★★★★★★★★☆☆ … 8
演出 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
脚本 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
音楽 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
声優 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
原作再現度
構成
エロ



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話
B-B-B-B-BB+B-BA-B+B+B-

【総評】


お金と友情を天秤にかけたゲームで人間の本性が暴かれる。
裏切り者は一体誰なのか、先の気になる展開が続くデスゲーム系作品です。

原作20巻越えの人気漫画が遂にアニメ化されるという話を聞いた時は本当に嬉しかったですね。
個人的に好きな作品ということもあって、原作ファン視点ならではの甘口または辛口評価となります。

極限心理まで追い込まれた各キャラの表情が色付き、動き、喋る。
単純にアニメでは表現力アップされるので、同じ物語でも新たな楽しみ方が出来ました。
主人公の友一が悪役にしか見えない顔をしたり、ヒロイン勢の一角であるゆとりがエロいナイスバディを披露したり、作中イチで振れ幅の大きい友人の天智が百面相の演技を見せたり。
これだけでもアニメ化した意味はあったなと思いました。

しかし、アニメで初めて触れた人にとってはちょっと退屈だったかもしれません。
というのも、2話から6話までかけて放送された第2ゲーム「陰口スゴロク」が映像として映えないのが痛かった。
その名の通り、陰口で友達の秘密を暴露して傷を広げ合うという友情崩壊ゲームなのですが、内容が言葉で終始してしまうんですよね。
漫画で読んだ時は非常に面白かったのですが、代り映えの無い背景で同級生5人が立って喋っているだけの絵はアニメである必要性が薄かったです。

逆にいえば、第3ゲーム「友情かくれんぼ」は動きが多くて良かったですね。
特に意表をついてマリアを崖から突き落とすシーンのある9話はお気に入り。
ダイナミックな構図や声優さんの演技など見応えありました。
無駄にパンチラを見せる必要はありませんが、不自然な鉄壁スカートも萎えるので、しっかりパンモロも描写してくれてたことも有り難い。

最終回の感想でも述べましたけど、シリーズ構成に難があったのは否めません。
事前情報なしで12話視聴した人だったら、きっと最終回だと気付けないほどの中途半端さ。
2期が確定しているのならまだしも新情報と公開されたのは新作ドラマでしたし。

元々調理が難しいと分かっていた作品ですが、やはりアニメにするのは苦戦したということでしょうかね。
それなりに楽しめましたものの原作の面白さを知っていると不満も残る内容でした。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  トモダチゲーム  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第12話「俺にとって一番大切なのは…」  

トモダチゲーム」アニメ第12話のネタバレ視聴感想です。

今回で最終回となりますが、今までで一番酷い出来でした。

何が悪いって、まるで早送りのようなテンポで流れる構成です。
キャラが常に早口言葉で喋り、場面切り替えに余韻がなく、ただただ物語を消化しているだけになっています。
あまりに早いものですから、途中配信設定を1.2倍速にしていたかなと疑ったぐらいです。

何故こんなことになったのやら。
シリーズ構成に原因があるのは間違いありません。
基本的に原作2話程度をアニメ1話にまとめていたのに、最終回に限っては3話分をぶち込んでいます。
もう少し配分をバラければ、こんな早送りアニメにならずに済んだのになぁ。

内容は結構面白いだけに勿体ない。
「弱いもの勝ちゲーム」は、実に卑怯なんだけど社会の縮図のようなゲームですよね。
自分が選ぶ立場になったら、果たしてちゃんと友達を守れるだろうか。
頭では理解していても、なかなか実行できる人は少ないんじゃないかなーと思います。

半裸で泣きじゃくるゆとりのエロさは今期アニメ内でも随一。
胸の谷間全開でついつい吸い寄せられるように見てしまいます。

唯一このスピーディーさで良かったと思うのは、「指切りじゃんけん」の思考が素早く終わったことかな。
原作読んだ時も思っていましたが、冷静に考えれば左手で出すというのはすぐに気付いてしまいますからね。
尺を取ってじっくり描かれてもオチが弱いので、さっくり済ませてくれたと思うべきかもしれません。

2期やる予定が短縮でもされたのかってくらいぶつ切りのラスト。
アニメ組の人にとっては最後の偽トモダチゲームの意味なんて全然分からないままで終わっちゃいました。
いつかはちゃんと続きやってくれるのかなぁ。
クロキに福山潤さん、マナブ裁判長に花澤香菜さんなど人気声優を抜擢しているぐらいだし、視野には入れてそうですよね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第10~11話 

トモダチゲーム」アニメ第10話と第11話のネタバレ視聴感想です。

◆第10話「第三ゲーム終了ーっ!」


それぞれの思惑が交差する第三ゲームも終盤。
裏の裏のそのまた裏をかく展開が何より楽しいですね。

Kグループの牛耳っていたのはキャプテン門倉ではなく、天才・紫宮京だったことが判明。
原作よりもアニメの方がバレバレだったように見えました。
尺的な問題で誤魔化し辛かったのかもしれませんね。
まぁでもここが醍醐味ってわけでもないので、大して問題にはなりません。

切れ者キャラというのは説得力が大事です。
そういう意味では紫宮は魅力あるキャラになっていると思います。
意図的に百太郎を裏切らせたり、マリアが運営側であることを見抜いていたりと頭の良さを見せつけれくれます。

遂に全面的に争うことになった片桐友一vs紫宮京。
お互い相手を出し抜いていると思っている知能ゲームはワクワクしますね。

それにしても、前回からマリア役の上田麗奈さんの実演が素晴らしい。
演技をしている演技、漏れる本音の時の崩した声色など幅を見せられるのは実力があってこそ。
有名な声優さんでありながら今まであまり作品的に聞く機会がなかったのですが、なるほどこれは人気出るでしょうね。


◆第11話「君には“大事なもの”がないって本当?」


第三ゲーム終了。
天智を発見されて負けたと思われたCグループが逆転勝利という展開。

うん、面白かったですね。
友一の作戦が紫宮の頭脳を上回ったわけですが、紙一重だったと思います。
Kグループが友一の監視を解除しなければ、正直どうなっていたか分かりません。
紫宮が全員引き連れて天智を探しに行ったのは痛恨のミスだったと言えるでしょう。

トモダチゲームから一時的に解放された友一と天智を待っていたのは、新たなる異常事態。
久々のゆとり登場でしたが、この娘は出てくるだけでエロいっすね。
むちむちのカラダと庇護欲そそる声で、嘘っぽさもあるんだけど男は騙されているかもと思いつつも守りたくなる。
縄で縛られて胸を強調されたり、次回予告で制服を下着ごと縦に切られるシーンはついつい見入ってしまいます。

志法のことがあまり触れらていないのは少々不自然な気がしました。
どうやら次回が最終回のようですが、話的にはかなり中途半端になるんですよね。
2期が決まっているが故の構成なんだと信じたいところです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第8~9話 

トモダチゲーム」アニメ第8話と第9話のネタバレ視聴感想です。

◆第8話「待って待って待って…待ち続けるゲームだよ」


良かった、ちゃんと第3ゲーム「友情かくれんぼ」の説明がありましたね。
マリアの加入や寝返りのインパクトを優先させたかったのか、説明の順序を入れ替えただけでした。
さすがにここを省くと醍醐味がなくなってしまいますもんね。

玉井レイコを演じる水樹奈々さんが味のあるお芝居をしています。
主題歌を担当しているので出番あるのかなと思っていたら、随分と微妙な脇役でした。
でも、キャラへの落とし込みが上手いのか、あまりイメージになかったのにカチッとハマりましたね。


◆第9話「さっさと“寝返り”しろよ」


第3ゲームがいよいよ動き出しました。
これまでのゲームと比較してアクティブな動きもあるので絵的に楽しめます。
ようやくアニメ化ならではのメリットを感じられるようになってきました。

マリアの半裸姿がエロ過ぎる。
元々原作でも濡れた下着がエッチではありましたが、肌色に色付いたアニメではエロさ倍増しています。
透け透け加減が良い仕事をしていました。
崖から突き落とされたシーンでも容赦なくパンモロするし、お色気路線に力を入れ始めたのもこの頃からですね。
事前告知なしで突き飛ばされたマリアの困惑した声も素晴らしく感情が乗った演技でした。

天智はよく生きていたなってレベル。
6日間食べ物を口にせず、後半3日間は水すらない状態で生き延びられたのは奇跡的でしょう。
でもこれだけ追い詰められてもギブアップしなかったことで、友一も視聴者も天智を信じられるようになりました。
「一度失ったものを取り戻すって本当にキツイな…」って台詞に込められた想いは、声優さんのおかげで原作以上に響きましたね。

ハニトラを匂わせる引きのおかげで次回も待ち遠しい。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第6~7話 

トモダチゲーム」アニメ第6話と第7話のネタバレ視聴感想です。

◆第6話「やっぱり“人殺し”とは友達になれないって」


第2ゲーム「陰口ゲーム」種明かし編。
ようやくスッキリとできる回まで来ました。
原作を読んでいるので問題なかったですけど、アニメ組にとっては少々辛かったかもしれませんね。
脱落者が出ていなければいいのですけども。

ミステリー作品と同様に、頭脳戦もまた解答編が一番の醍醐味です。
単純で言われてしまえば納得できる内容で、でもなかなか思いつかないという見事な答えでした。
友一が人殺しの過去があるという暴露も大きな爆弾で衝撃的だったと思います。

しかし、まさかの友一と天智がキスをして幕を閉じるという超展開は誰も予想できなかったでしょう。
緻密な頭脳ゲームなど、もはやどうでもよくなります。
誰が言い始めたか知りませんが、ホモダチゲームとはよく言ったものです。
こういうシリアスな場面でギャグをかますのが面白いところですよね。

◆第7話「2000万円分の君の人生をもらうからね」


天智の過去が明かされる重要な回……だったと思うのですが、随分と端折ったなぁ。
丁寧に見せないと天智の裏切りが軽く見えてしまうので、ここは時間を割くべきだったのではないでしょうか。

天智の父親がワタルという名前を出しているけど、志法の父親である説明が一切ないのは配慮不足。
疑心暗鬼になって沢良宜一家が怪しく見えてくる流れなので大切な場面だったはず。
あっさりしすぎて不満が残りました。

友一に信じてもらうためだけにネームプレートを見せて借金を倍にする覚悟をみせた天智。
タメが薄く、ここも演出頑張れたのではないかな。

天智が友一に付いていくためにキスをしたと説明するくだりは、もう少し見せて欲しかった。
3日間二人っきりと言われて嫌そうな顔をしたり、女が苦手と聞いて驚く友一が面白かったのに。

第3ゲームの説明もカットしまくりでしたし、今回は洞窟内の話だけで終わらせて良かったと思います。
美味しい食材だから調理がそれなりでもある程度のものが出来上がりますという感じ。
要するに惜しいことするなぁというのが全体を通しての感想ですね。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第4~5話 

トモダチゲーム」アニメ第4話と第5話のネタバレ視聴感想です。

◆第4話「これマジ? 本気で引くんだけど」


面白い……だけど、アニメ的には微妙かなぁ。

原作読んだ時はあまり思わなかったのですが、話のテンポはあまりよくないですね。
カットしている分も多々あるというのに話が進まない。
おそらく原因は説明文の多さにあります。

飛ばすことはできないけど、喋らせると冗長になってしまう。
推理モノにはありがちなんですが、この作品でもそう感じるとは予想外でした。
それだけ漫画の構成が上手いのか、アニメの見せ方に難があるのか。
うーん、もどかしい。

◆第5話「友一君って結構バカなんだね」


ようやく主人公のターンが少しだけ回ってきました。
犯人役が追い詰められていく逆転の展開は、こういうオリジナルゲームの醍醐味ですね。
とはいっても、本番は次回からなので、またしてもお預けされた状態です。

照れながらウィンクする天智が良い意味で気持ち悪い。
声が太すぎてキャラにマッチしているとは言い難いけど、声優さんの演技力に問題があるわけではありません。
わざとらしさを上手く演じており、ちゃんと実力で選ばれたのが分かります。

表面上は志法がモテモテで人気ということもあって、ゆとりは自分に自信がないらしいですが、客観的にみて男はゆとりみたいなタイプに弱い人が多いと思う。
あざとさすら感じる可愛さと小さな背に反して大きなバスト。
たとえこれが罠だとしても掛かってしまいそうな魅力があります。
涙をためる表情もそそられてしまいます。

ここまで長かったけど、次の6話で評価がされるかどうかが分岐点になりそうかな。
評価されると嬉しいんだけどなー。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

トモダチゲーム アニメ第2~3話 

トモダチゲーム」アニメ第2話と第3話の視聴感想です。

◆第2話「あるでしょ、話したいことが色々…」


原作3話から5話中盤まで。

1話の時もそうでしたけど、基本的にゲームの詳細は一時停止推奨なんですね。
説明して理解してもらおうという思いやりは薄いと言わざるを得ません。
尺の問題があるのだと思うんですけど、作品に没頭させて欲しいところです。
細かいルールの穴などをついて逆転するのが売りなので、後出しじゃんけんのようにならないか心配です。

カットも目立ちますね。
ゆとりのGカップについて妬んでツッコミを入れる志法は見たかった。
整形バレした志法に暗く微笑するゆとりも見たかった。
あとヒントだけはしっかり描写するので、バレバレになっているのも気になります。

マナブくんのボイスが変更するのはちょっとしたサプライズでしたね。
高山みなみさんの朗らかさが逆に怖さを引き立てる演技は文句なしに良かったので、続投という選択肢もあったはず。
あえて声優さんを代えたのは冒険だと思いますが、面白くしようという試みは評価したい。

もちろん面白かったのはマナブ先生役を担当した茶風林さんのおかげでもあります。
大御所を抜擢する流れは今後にも期待してしまいますね。


◆第3話「さすがにそれは信じられないって」


原作5話後半から6話まで。

黒幕判明が早いとは原作でも思っていたけど、アニメだとなおのこと早く感じますね。
その上で物語を二転三転させて面白くさせるのだから凄いものです。
同じような爽快感をアニメでも見られるといいんですけど、少々不安があります。

個人的に犯人バレする構成変更が微妙だったんですよね。
眼鏡を外した天智の顔ドアップでインパクトを与えた原作に対し、アニメでは引っ張りすぎました。
おかげでストーカーする天智の姿などで先に正体が分かってしまいましたし、無駄に変声機による加工シーンが増えました。
シンプルに見せた方がよかったんじゃないかなぁ。

改めてみると四部のデリカシーのなさは酷いな。
ショックを受けている泣きじゃくるゆとりに対して「そんな大人しそうな顔して処女じゃないんだな」と発言するのは、友達でもなんでもないと思う。

ってか、今更だけどこの作品の感想を原作ネタバレなしで書くのがムズい。
隠された事実がいっぱいありすぎて現時点で得られる情報と落差が激しすぎます。
逆にいえば真実を知った状態で観る楽しさもありますけどね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

『トモダチゲーム』20巻 感想 



トモダチゲーム」20巻のネタバレ感想です。

予想を裏切る展開の連続。
作者に弄ばれている感覚が逆に楽しい。

これだけ暴れても最後には綺麗にまとめあげてくれるのだろうという信頼感さえも揺さぶってきます。

まず豪理が思ったより粘りましたね。
あっさり退場させられると思いきや、友一が二度も殺されかけて驚きました。
っていうか、いくら逆さとはいえナタを頭上から脳天目掛けて振り下ろしたら即死しますって。
気絶するまで首を絞められていますし、生きているのはラッキーとしか思えません。
これが計算で動いているとは到底考えられないけど、友一の意図が読めませんね。

最後にロッジを放火する手段を取るのは、いつもの友一らしい何でもありな作戦でスカッとしましたが、さすがに銃をぶっ放して豪理を殺害するにはやり過ぎです。
きっと何かあるのでしょうけども……。
銃でぶん殴って倒した時点で拘束することだってできたはずなのに、あえて撃っているのですから。
問題はこれがフェイクだとすると、方法が皆目見当もつかないこと。

伏線というか真実に繋がるヒントというと、友一と一緒に行動していた白フードの存在。
少なくとも一人は協力者がいるってことですよね。
うーん、今回の新メンバーは豪理以外まだまだ動きが少ないので判断材料に乏しいな。

四部は怪しすぎてよく分からん。
何故前回のゲームで裏切ったのか。
今もなお微妙な立ち位置で志法を助けるのか。
早く真相が知りたいです。

出番は少なかったけど、ゆとりはイイ表情するようになったなぁ。
童顔だった面持ちが裏を隠さないようになって、眉がつり上がる顔は大人びて見えます。
余裕がある強敵感が今後の頭脳戦を期待させてくれます。

ああ、もう読み終わってしまった。
21巻が早く読みたいな。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(巻感想)  山口ミコト  佐藤友生 

△page top

トモダチゲーム アニメ第1話「あれ?友一君は友達を疑ってるの?」 

トモダチゲーム」アニメ第1話視聴しました。

うーん、評価が難しい。
良いところと悪いところが両方が出たって感じですね。
原作ファンとしてはそれなりに楽しめる部分もありましたけど、アニメから入る人は辛かったのではないでしょうか。

まず目に付いたのは説明の多さに対する配慮の少なさ。
冒頭のキャラ紹介を文章で説明するのもどうかと思うし、6~7行の2秒で流すのも読ませる気がありません。
一時停止必須であるのは個人的に失敗だと思うんですよね。

あとはゲームに関する説明も頭に入りにくく、せっかくの面白さに繋がっていないように感じます。
受け手がゲームのからくりを考える頭脳戦の醍醐味が失われています。

いずれの欠点も原因は原作の導入、そしてアニメの尺にあります。
今回の話は原作漫画1,2話をアニメ化したものですが、アニメの1話分で説明するには短すぎました。
かといって物語を始めるところまでのんびり描いていては、核となるゲーム部分に辿り着かない。
やっぱりアニメというのは第1話で如何に興味を持たせるかが重要なので、次が気になるように仕向けないといけません。
カットも多用していましたし、制作陣側の苦慮もうかがえますね。

そういう意味ではギリギリ及第点といえるのかな。
今更ですけど、この作品ってアニメ媒体にすると導入が弱くなってしまうと感じました。
実際は第2ゲーム以降は止められなくなるぐらい面白くなるはずなので、アニメ組の人にももう少し観て欲しいな。

この手の閉鎖的ゲーム展開で、幼稚なキャラが逆に怖さを引き立てるというのはもはや鉄板。
そんなマナブくんを高山みなみさんが演じているのは面白い。
明るくハキハキ喋るけど、ドスの利いた声も出せるので素晴らしい配役だと思います。

一方で別の意味で気になったのは主要人物の一人・美笠天智役の濱野大輝さん。
渋すぎてとても男子高校生の声に聞こえません。
ダンディな声色は好きな部類に入るのですが、役柄とは一致しませんねぇ。

まだまだ判断するのは早いかな。
とにかく2話以降も観続けるつもりなので、是非盛り上がって欲しいところです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(アニメ話感想)  2022年放送開始アニメ 

△page top

『トモダチゲーム』19巻 感想 



トモダチゲーム」19巻のネタバレ感想です。

最終ゲーム「友断ちゲーム」開始。
てっきり5人だけの対決かと思いきや、またもや別ルートからの生き残りと思われる面子が参戦しています。
まだまだ序章でゲームの全貌も明らかになっておらず、これからといった感じですね。

前回のゲームの途中から基本的に志法視点がメインで描かれるようになりましたが、今回はほぼ志法一本化されています。
友一はいつも通りジョーカー的な動きで掻き回し、裏切りが判明した四部やゆとりのモノローグが語られるとしたらゲーム終盤でしょうから、物語を進行できる人物が志法ぐらいしかいないんですよね。
ちょっと知恵が足りない場面が多くて素直過ぎるのがちょっと気になります。
最終的には志法が愚直に信じる正義がキッカケでゲームに勝利する流れになるのかもしれませんけど、ストーリー展開上で読者側のストレス要因にならなければいいんですけどね。

何故か配信映像を観ることができている解説組の紫宮、天智、聡音の方がよほど切れ者です。
聡音は思わせぶりな登場の割りに、そこまで大活躍しなかったのでここで見せ場があるのでしょうか。

志法だけだとシナリオ構成に苦労しそうですが、きっと新キャラが上手いこと立ち回ってくれるのでしょう。
どいつもこいつも癖の強そうな人たちばかりですが、こんなゲームに参加するぐらいですから決して褒められた人物ではなさそう。

とりあえずラストに登場したブーメランパンツ一丁の覆面マッスルは強烈でした。
アゴの形から豪理で間違いないなさそうだけど、最初の脱落者はコイツで決まりかな。
暴行寸前の君子は本当にかよわい存在なのか、実は裏の顔があるのか、この作品は表面上だけでは分かりませんね。

そういう意味では、四部は比較的安全そう。
というか、基本的に嘘がつけないアホだと思っているので、駆け引きはできないんじゃないかな。
あるとしても他の人からコントロールされているだけで、本人に悪気はない気がします。
まぁ隠された真実が何なのか次第ではあるのですが。

分からないことだらけの最終ゲーム。
先は長そうです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(巻感想)  山口ミコト  佐藤友生 

△page top

2022年放送予定のアニメ期待作品10選 

現在購読している漫画が続々とアニメ化発表されると嬉しいものですね。
放送開始までには最新刊まで追いついておきたいので、整理もかねてPVや発表情報をまとめてみました。

▼[1] SPY×FAMILY


待望のスパイファミリーアニメ化。
WEB漫画原作でトップクラスの売上を誇る作品だけに、アニメ化するのは時間の問題でしたね。
PV見ただけでクオリティの高さは間違いないと確信しました。
大成功するかどうかはアーニャの声優に掛かってると思っています。


▼[2] 地獄楽


こちらもジャンプ+発となるWEB漫画が原作。
最終回と同時に発表されて早半年。
未だにアニメのPVは公開されていないので、続報が待たれます。


▼[3] 異世界おじさん


告知PVということもありアニメ映像全くありません。
「ベン・トー」同様にSEGA公認となる、もしくはスポンサーに付いてくれるんですよね、きっと。
そうでなければ作品自体成り立ちませんからね。


▼[4] その着せ替え人形は恋をする


アニメ化のニュースを見落としていて、1月から放送開始と知って驚きました。
可愛いギャルコスプレイヤーが動き回るところは画面映えしそうですね。
無難に楽しめそうでよかった。


▼[5] アオアシ


現代サッカーの理論を上手く漫画に落とし込んでいて、今一番面白サッカー漫画だと思います。
派手に動き回るので制作側は大変でしょうが頑張って欲しい。
ちなみに、キャプテン翼はキャプテン翼というジャンルの作品なのでサッカー漫画からは除外します。


▼[6] カッコウの許嫁



連載開始直後から人気爆発したマガジンの王道ラブコメ。
瀬川ひろ担当声優が東山奈央さんでちょっと意外。
可愛らしい声というよりも凛とした声を想像していたので、キャラクターの印象が変わりますね。


▼[7] 恋は世界征服のあとで


ヒーローと悪の手先が秘密の交際を育むラブコメ。
ナレーションの立木さんはピッタリの配役ですね。
作画が少し怪しい感じがするので少々心配です。


▼[8] であいもん


京都の和菓子屋を舞台にしたハートフルストーリー。
原作の優しく包み込まれるような雰囲気がアニメでも引き継がれていることがPVから伝わってきますね。
声優の訛り演技も期待できそうです。


▼[9] トモダチゲーム
まさかのアニメ化が本日発表されました。
漫画楽しんで読んでいますけど、原作者の言う通りアニメ化し辛いジャンルだっただけに驚きました。
途中で区切ると消化不良になりそうだから、漫画最終回に合わせて最後までやってくれないかなぁ。


▼[10] ぼっち・ざ・ろっく!
まんがタイムきらら発、コミュ障が主人公のバンド四コマ漫画。
まだ原作が3巻までしかないので、逆に言えば丁寧に描いてくれるのは約束されているようなものですね。
バンド演奏がどんな音楽になるのか楽しみです。

テーマ: アニメ・コミック

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: SPY×FAMILY  地獄楽  異世界おじさん  その着せ替え人形は恋をする  アオアシ  カッコウの許嫁  恋は世界征服のあとで  であいもん  トモダチゲーム  ぼっち・ざ・ろっく! 

△page top

『トモダチゲーム』18巻 感想 



トモダチゲーム」18巻のネタバレ感想です。

もう一人の裏切り者は四部でしたかー。
裏の裏のそのまた裏をかいてくる作品なだけに、誰もが怪しく感じていました。
もはや主人公のように描かれる志法だけはないと思っていましたが、他の3人は可能性を排除できませんでしたね。
確かに四部には疑わしき部分はあったものの断言はできない見事な構成だったと思います。

しかし、ゆとりも含めて裏切った理由までは明かされていないので何とも言えません。
本当の正義というものが判明した時に、立場の逆転が起こるのでしょうか。
ここから大どんでん返しができたら物凄く面白いのですが、相当難しい気がします。

今まで以上に直接的な暴力の多かった「トモダチ殺し合いゲーム」もこれにて終了。
最後の最後で紫宮京が須原岳に文字通り一発叩き込んだところはスカっとしました。
大人のトモダチゲームに突入後以降、一番カラダを張っていただけに反撃の機会があって良かったです。
逆にいつもことながら友一は裏で事を運んでいて、美味しいところだけ掻っ攫っていきますね。

友達5人グループから天智だけ脱落となってしまったのは、致し方がないとはいえ残念。
それともプレイヤーとして参加しなくても、最終ゲームには絡んでくるのかな。

「なにをされてもいいいの」と誘惑してくるゆとりはムカつくけどエロ可愛くて困る。
酷い顔を見せられても一瞬許してしまいかねないから卑怯ですよねー。

次が最終ゲームである以上、残りあと5巻程度ってところでしょうか。
多く残された伏線が紐解かれていくことに期待します。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: トモダチゲーム  トモダチゲーム(巻感想)  山口ミコト  佐藤友生 

△page top