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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ココロコネクト 第7話「バラバラと崩れる」 

ココロコネクト7話

唯は、髪を横分けせずに下ろしていた方が可愛いと思う。

ココロコネクト」第7話のネタバレ感想です。

丁寧というよりは無難に作っているなーという印象を抱く回でした。
別に悪い意味ではなく、変に冒険せず基本に忠実だなと感じましたね。
まだ「キズランダム」編は、始まったばかりですし、これでいいと思います。

Aパートは、比較的コメディ多めの内容。
伊織の「ひゃっほ~い!」が聞けて良かった。
アニメ化が決まった時から、観てみたいけど流されるかなぁと心配だったんですよね。
あの空気が止まった間が、その後に起こる大爆笑を予感させます。
伊織にとっては赤面モノでしょうけど、こんなことばかりなら可愛いで済ませられるんですけどね。

でも、実際は、そんな生易しいものではなく。
欲望解放の真の恐ろしさが、遂に表面化してしまいました。

この現象のタチの悪いところは、言い訳にはならないというところですね。
受け手からすると、それこそが本音だと感じてしまいます。
たとえ稲葉の言うことが正論であっても伝え方一つで唯は深く傷ついてしまうし、太一も自己犠牲野郎の欲望解放で稲葉に人助けを強要してしまう。
本来であれば、オブラートに包まれるはずが、ダイレクトに相手の心へ投げ込んでしまい、それがいかにも真理だと思う。
本当は、あくまで人間が持ち合わせる多様な一面でしかありえなのに。

聡い面子が揃っている文研部では、そのことに気が付いている人間もいるでしょう。
でも、いくら理屈で分かっていても、直接当人から容赦ない言葉を浴びせかけられたら、疑心暗鬼になって当然だよなぁ。
本当に「人格入れ替わり」とは比べ物にならないぐらい卑劣な現象だわ。
絶対に体験したくない。

稲葉と唯、そして太一のダメージ色が濃い中で、青木だけは変わらない……ように見えます。
少なくとも、今のところは。
唯の母親に「お義母さん」と呼ぶところは、笑ってしまいました。
しかし、文字ではなく台詞なのに、しっかりと違いを聞き取れるもんだなぁw

サブキャラが多数登場する回でもありましたね。
藤島麻衣子の立ち振る舞いは、さすが。
ただのレズキャラだと思われているだけに、両刀宣言や恋愛マスターが流されてしまったのが惜しいなー。

渡瀬は、ちょっと絡みが弱いかな?
一応、太一のクラス内での友人としては一番手ともいえる人物なんですけどね。
青木でさえ描ききれていないので、男キャラは致し方がないか。

伊織と口論になった女子は、瀬戸内だったのか。
先の展開を知っているだけに、これは巧い見せ方だと思いました。

妹は、どんどん「To LOVEる」の結城美柑に似てきましたね。
まぁ、あちらはこんなに素直な娘じゃないですけど。
兄を馬乗りして叩き起こそうとする妹は、二次元ならではの絵だよなぁ。
太一のシスコンっぷりが、アニメでも隠せないほど滲み出てきて、イイ感じだと思いました。

さて、次回予告を見る限り、転機が訪れそうですね。
果たして、今回のキーは誰なのか。こうご期待。

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ココロコネクト 第6話「気づいた時にはまた始まっていたという話」  

ココロコネクト6話

スーパーニヤニヤタイム。
真っ赤に照れる伊織が可愛すぎる。

ココロコネクト」第6話視聴しました。
今回から原作第2巻である「キズランダム」編に突入となります。
おそらく、初見の方々には、このタイミングで話の方向性が予見出来るようになると思います。

というわけで、ふうせんかずらによる新たな現象「欲望解放」が始まりました。
アニメ始まる前や初期の頃は、「人格入れ替わり」アニメだと認識していた方が多くいらっしゃいましたが、実は違うんですよね。
あれはあくまで序章にしか過ぎず、本題というわけではありませんでした。
またこの手の設定かと判断して早々に視聴を切った人もいるんだろうなぁと思うと、仕方がないとはいえ少し残念ですね。

最初の欲望解放者は、稲葉姫子。
いきなり太一の前で服を脱ぎ出し、黒の下着に露わにさせながら迫る展開は、視聴者にとっての唐突なサービスシーン……ではありません。
まぁ、ストーリー何か知るか!って人もいるでしょうけどねw
……絶対Bカップ以上あるよね、うん。

エロ画像を見ていたからと言い張る稲葉が、随分と言い訳っぽく聞こえましたね。
言い回しにかなり変化があり、狙い過ぎ感が少々微妙だったかな。
ここは、あまり変えて欲しくなかったところでしたね。

藤島麻衣子に暴力を振るう欲望解放が発動した太一を止めた稲葉は、よく見てましたね。
元から視野が広い人物ではあるものの、それだけではない何かがあると感じさせました。

太一達を部室から追い出し、一人崩れ落ちる稲葉の脆さがヤバイ。
絞り出した声は、いつ折れてしまってもおかしくない稲葉の心を的確に表現していました。
ふうせんかずらに立ち向かう勇気、頼りにされている皆のために振る舞う気丈さ。
理不尽な状況に追い込まれ、早くも瀕死状態の稲葉が弱々し過ぎすぎて心配になります。

一方、同じく震える声ながらも、こちらは良い意味でドキドキさせてくれたのが伊織でした。
太一との電話のシーンは、何度見ても初々しくてむず痒くなっちゃいますね。
時折敬語になったり、語尾を変えたりして恥ずかしさを誤魔化そうとする姿が、余計に可愛さを引き立てます。
見た目的にも、髪を下ろした伊織は、美少女度がグーンとアップしますなぁ。
前回以上にヒロイン力を見せつけてくれました。

欲望解放により自分を見つけられるのではないかと期待してしまう伊織。
青木のフォローしあおうという言葉に反応が遅れてしまう稲葉。
未だに男性に対して殴りかかるには抵抗を覚えてしまう唯。
「ヒトランダム」編でクローズアップされた彼女たちの悩みは、次のシークエンスに入りました。
面倒臭いと感じる人もいるかもしれませんが、あんなに簡単に長年のトラウマが解消される方がありえないです。
本番は、ここからですね。

内面で描写される部分を、上手く他の登場人物との絡みでカバーできていましたね。
例えば、太一が伊織に電話しようとした時の妹の乱入とか、男性恐怖症が克服したわけではないのに唯が男達を蹴散らしたことに疑問を浮かぶシーンを太一と稲葉で会話して見せるとか。
構成は、細かくかつ大胆に変更されていましたが、筋は通っています。

それにしても、一気に原作消化しましたね。
約300Pある2巻の100P分を1話で進めてしまいました。
5話構成という予測をされていますが、残りをジックリを描いてくれるということなんでしょうか。
それならそれでも構いませんけども。
今回の大幅な省略は、納得できるものでしたしね。
ただ「恋愛マスター」の称号については、カットされたのが惜しいなと思いました。

予想はしていましたけど、EDは映像も曲も変えてきましたね。
OPの題字色変化も含めて、丁寧に作られているなぁと感じさせてくれます。
前回のEDがかなり好評だったのに対して、今回のEDはイマイチ評判がよくないように感じますが、個人的には結構好きです。
昭和っぽい古臭さ漂う演出と曲調が気に入りました。
キャラを飛ばせる必要性はなかったと思いますけどねw

ああ、そうそう。
ニコニコ生放送やコミケで配布された文研新聞で、全17話が公式に発表されたそうですね。
放送形態についてはまだ未確認ですが、無理矢理1クールで収めようとしなかったのは英断だと思います。
今後にも凄く期待が持てますね。

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ココロコネクト 第5話「ある告白、そして死は……」 

ココロコネクト5話

「……太一が好きだって……言ってくれたのになぁ……」

みゆきち本領発揮。
すっかり美人系お姉さんキャラが板についてきましたが、ぷちこ役でデビューしている方ですから、元々可愛い系の声は出せるんですよね。

はい、原作既読者による「ココロコネクト」第5話のネタバレ感想です。
これにて原作第1巻ヒトランダム編が終了したことになります。
原作を読んでいると考察とか分析とか出来ないので、ストーリー的な部分は触れられないのがもどかしいw

最もアニメとして観たかったシーンが、今回のヒトランダム編の終盤部分でした。
それだけに、己の中でハードルを上げていたのは自覚しています。
しかしながら、それ抜きだとしても、ダイジェストに感じられてしまうほどに駆け足展開でした。

心理描写が足りないだけならば、地の文がカットされているため仕方がないところがあります。
でも、今回の場合は、シーンを丸ごと削除している箇所が目に付くため、悔やまれてしまいますね。

あと1話……とまではいかなくとも、せめてもう10分ぐらいは必要だったなぁ。

アニメライトノベル漫画
1話46P分 (3~41P、78~84P)1.5話分 (1話~2話途中)
2話71P分 (42~77、84~119P)3話分 (2話途中~5話途中)
3話65P分 (119~183P)2話分 (5話途中~7話途中)
4話56P分 (183~238P)3.5話分 (7話途中~10話)
5話70P分 (239~308P)5話分 (11話~16話)

アニメ話数に対して、原作ラノベと漫画版の消化率を比較してみました。
こうしてみると、5話のハイペースが顕著だというのが分かります。
アニメ2話が最も原作消化分が多いのですが、序盤の説明部分と、終盤のクライマックス部分では、物語における重要度に大きく差があります。
それを理解している漫画版が、5話もかけてじっくりと描かれているのその証拠。

では、どの部分がカットされてしまったのか?

1.伊織が橋から落下した直後に発生する太一と唯の入れ替わり

CMの入れるタイミングとしては正しいのかもしれませんが、入れ替わりもして欲しかった。
ただ伊織が落ちただけではなく、太一が救出に向かえない絶望感が半端なかったんですよ。
そのために、病院の一幕も前半部分もなかったことにされています。

何も出来ないことに憤りを感じる青木を稲葉が優しく労わるシーン。
すぐには飛びこまずに浮くものを探そうとした唯が、判断ミスをしてしまったのではないかと不安に苛まれ、稲葉にぎゅっと抱きしめられながら「よくやった」と声を掛けられて、嗚咽を漏らすシーン。
太一も弱音を吐きだしそうになるが、さすがに稲葉もこれ以上は受け止めきれないから耐えてくれ言われ、折れかかる心を必死に堪えているシーン。

集中治療室の前で大切な人を待つシーンなんていうのは、ドラマや漫画で溢れかえっています。
それでも心を揺さぶられるのは、主人公達が嘆きや怒りをダイレクトに吐露するからではないでしょうか。
その悲痛な叫び声がカットされてしまっては、視聴者の受ける印象も大きく変化してしまいます。
母親への連絡等は追加されていましたが、文研部メンバーが心配する様子も見せて欲しかったです。

2.自己犠牲野郎を発動した太一に唯のガチ殴り

「もし誰かが犠牲になる必要があるのなら、俺がなる」
この直後、本来ならば、稲葉が唯に殺す気で殴れと指示し、唯が本気で殴るシーンがありました。
太一の自分勝手な言い分に稲葉が本気で怒り、だけど太一も他人が傷ついている姿を見るのが耐えられないという流れは本編通り。
ただ更にその後に、唯が泣きじゃくりながら「ゴメンね、痛かったよね」と連呼し、太一が死んだら唯達が傷つくことを分かって欲しいと訴える会話がごっそりとなくなっていました。
伊織や稲葉と違って、やせ我慢することなく涙を流す唯は貴重だったと思います。

3.藤島麻衣子との会話

伊織を追いかけているときに呼びとめられたシーンが、省略されていました。
例えば、藤島にビンタされたり、駐輪場まで案内されるところなど。
両刀宣言をカットしたのは、今後に影響あるんじゃないでしょうか。
単なるレズキャラだと勘違いされたままになると、悲しいのですが……。

4.医療費について

ふうせんかずらは、迷惑をかけないと言っていましたが、母子家庭の永瀬家には、負担が大きいのではないかという疑問が出ると思います。
実は、あれには後日談があります。
永瀬家のポストに医療費と思われるお金が投函されていた話と同時に、担任の後藤が知らない間に通帳からお金が引き出されていたというエピソードがあったんです。
まぁ、ごっさんは思いっきり被害者なんですけど、彼のキャラ的に笑い話に出来るんで、いいんじゃないでしょうかw
さすがにそこまでのフォローを入れていた尺がいくらあっても足りないと思うのですが、アニメ組の方には伝わっていないのが残念だなと思いました。

しかし、それなら何故携帯電話のくだりを追加しようとしたんだろう。
太一が伊織を追いかける時に電話かける→部室に置きっぱなし、という絵を見せればいいと思うんですが。
わざわざ携帯電話がどうこういうのは、冷めてしまいましたね。

とまぁ、以上が特に気になったところでしょうか。
それ以外は、概ね満足できる内容だったと思います。

作画は良かったですね。
おそらく前回が乱れてしまってでも、今回に力を入れる必要性があると判断したんでしょうね。
中身が違うと顔の造形にも変化があるというのを絵で見せつけてくれました。
ただ、物語的に喜怒哀楽が出るべきなのに、表情がのっぺりとしすぎてたかな。
泣き顔を描くのが上手いCUTEGさんの漫画版に比べると、迫力には欠けました。

その漫画や原作と比べて良かったなと思うのは、伊織が落下する場所が橋の上だったこと。
漫画などでは、川沿いの柵の上から落ちる展開だったので、浅く感じたんですよね。
あれだけの高さから落下すると、生死を彷徨うことになるだろうなと思わせるだけの説得力がありました。

青木は、やはり出番が削られる運命なのか。
それでも、唯へのガチ告白とか、伊織の身体で死ぬのは伊織しかいないという嫌な役目を負うところとか、素直に格好良いと思います。
「……稲葉っちゃんにばっかヤな役やらせてらんねえし」の呟きは聞いてみたかったけどね。

手放しで褒めちぎることができるのは、声優さんの演技でしょう。
冒頭でも語りましたが、伊織が入った稲葉を演じるみゆきちが素晴らしかった。
この方の震え声は天下一品で、感情を吐き出す音がゾクゾクとさせます。
「キスしようぜ」の台詞は、オチを知っていても哀しくなるほどに切なかったですね。

豊崎愛生さんも声に幅がありましたね。
稲葉が乗り移ったように見せかけた演技をみると、太一も騙されて仕方ないかなと思いました。

アニメでは太一の心情を事細かに説明したりしていないので、客観的に見ることができます。
そうすると、面白いことに、太一が抱える異常性がより顕著に映るんですね。
稲葉の言う「やさしー狂い方」をする太一は、確かに狂気的なまでに自己犠牲だなと思いました。

総合的には、アニメでしか得られない魅力もあったので、観られて良かったという気分。
少なくとも、原作レイプなんてことはありません。
口うるさくなってしまうのは、それだけこの作品が好きだからですね。

次回からの新章も期待しています。

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ココロコネクト 第4話「二つの想い」 

ココロコネクト4話

挿絵と同じシーンを見ると嬉しくなるのは、自分だけではないはず。

ココロコネクト」第4話視聴しました。
こうしてみると第1巻であるヒトランダム編は、5話以上必要だったなということがよく分かりますね。

前回の唯に引き続き、今度は稲葉が太一に救われる回でした。
原作1巻第七章「終わる。始まる。変わる。」の途中から、第八章「そういう風に生まれた人間」の終わりとなる183~238Pまでの55P分の割には、随分と端折っているように感じるのはどうしてでしょうか。

世間的には「オカズコネクト」とか「オカズランダム」と呼ばれているみたいですね。
その気持ちはよく分かる。
原作で初めて読んだ時の衝撃は凄まじかったですもん。

みゆきちボイスで囁かれると破壊力は増し増しでしたね。
ただ、アニメでは、先の展開を知っていたが故に、オカズインパクト以外の部分に目が行きました。

一番気になったのは、稲葉の人間不信に重みが足りなかったところ。
正直、ここは凄く共感できるところだっただけに、もどかしさを覚えました。

創作物において、いわゆる二次元キャラは、人間臭い思考を剥ぎ取る傾向があります。
単純に可愛かったり、格好良かったりする方が当然ながら受けがいいですから。
それをあえて青臭く描いているのが「ココロコネクト」の最大の特徴であり、売りなんだと思っています。

太一を始めとして、青木も唯も伊織も、真っ当な常識人なんですよね。
稲葉に言われるまで、犯罪云々など考えもしなかったくらいピュアな心を持っています。
疑心暗鬼になる方がおかしいのかと自分を責める稲葉の葛藤が痛いほどよく分かりますよ。

しかし、アニメでは台詞のチョイスが悪いのか、イマイチ稲葉の深刻度が伝わってきません。
確かに「小銭をくすねる」とも言っていますが、それだけをピックアップされると、何だかせこいイメージしか沸きませんよ。

原作から抜粋
「つーか、アタシはみんな多かれ少なかれ、人間はそんな一面を持ち合わせていると思っていた。
表ではどんなに『みんなのことを信頼してます』みたいな顔をしている時でも、裏では、やっぱある程度疑ってるんじゃないか、って。
でも、入れ替わってわかった。お前ら、アタシも含めてみんなのこと、本当に信用してるじゃん。そこの観点に関しては、恐いとか、全然、思ってないじゃん。
……じゃあアタシは、なんなんだ?」

個人的には、稲葉の考え方は突飛ではなく、正常な思考パターンだと思います。
いくら仲間同士であっても、信用しきれないところがあるのは当たり前ではないでしょうか。
入れ替わりなんて超常現象が発生し、自分の身体が乗っ取られる状況で不安に思うのは、至極当然です。
この辺りの心情が弱く感じられたのは、ちょっと残念でした。
だからこそ、伊織の「心配性」という言葉が落差となって面白かっただけにね。

ラノベ特有の言い回しによる長文会話が多いのは、原作的に仕方がないところ。
では、それを如何に解消するかが脚本家の腕の見せ所なのではないかなと思うんですよ。
例えば、会話を短めに区切って間を空けるというのは、一つの手法ではないでしょうか。
伊織にしろ稲葉にしろ、告白という名の垂れ流しをしているように聞こえましたが、間を取り入れるだけでも受ける印象は大きく異なると思います。
何度も指摘してしまうくらい気になってしまいます。
内面描写を省かざるを得ないアニメだからこそ、間が必要になるのかと。
声優さんの抑揚だけではカバーしきれない部分もあるため、そこは構成側がフォローして欲しいですね。
まぁ……尺が許さないと言われると、反論しようがないです。

他にも構図で視聴者の目線を惹きつける手段もあります。
ただ、それ以前に、今回から作画が不安定になってきてますからねぇ。
作画崩壊までは達していないので、何とか踏ん張ってもらいたい。

稲葉だって子供。
人よりも優れた頭脳と洞察力で人間関係を円滑に掌握する彼女でも、精神が成熟しているわけではない。
大人びて見えても、稲葉も太一達と同じ高校一年生に過ぎないんだ――というニュアンスが果たして視聴者に伝わったのかなぁ。

そういえば、授業中に入れ替わりが起きて、稲葉の身体になった太一が吐き気を催し、即座にトイレに駆け込むシーンは演出的に見てみたかったな。
稲葉がどれほど辛い状況を我慢しているのかよく分かる流れだっただけに。

ところで、稲葉のオカズ発言の真偽が疑われているようですが、順調にいけばアニメ内でも判明するかと思われます。こうご期待。

ちなみに、最も面白かったのは次回予告でした。
毎回、予告からEDの流れが秀逸で、惹き込まれるように観てしまいます。
太一の叫び声に鳥肌が立ちました。

次は1巻のラストかな。
とことん重たいシリアス展開になることを望みます。

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ココロコネクト 第3話「ジョバーとローブロー」 

ココロコネクト3話

ココロコネクト」第3話を視聴しました。
ヒトランダム編も半ばに差し掛かってきましたね。
以下、原作の重大なネタバレは避けつつ、ただし比較しながらの感想となります。

この無難さ加減が安心感を生みますね。
とびきり凄い演出や作画などがあるわけでもないんですけど、安定して面白いです。

第3話は、第五章「ジョバーはなにを思う」の続きから、第六章「ローブロー最強説」を経て、第七章「終わる。始まる。変わる。」の冒頭までの約60P分相当の内容となります。

予定通りの唯回でした。
笑顔の唯がメチャクチャ可愛かったです。
唯の男性恐怖症を克服させるために、我が身を投げ出す太一さんカッケエ!
入れ替わりならではのアイデアがツボにハマり、個人的な評価が一段階上がった初読み時を思い出しました。

映像で見ると、なおのこと痛そうな急所攻撃でしたね。
あの痛みは、男ならば誰しも分かると思いますが、耐えようがないものですからねぇ。
見ているだけでも、ひゅんとなる感覚を味わいましたよ。
原作は膝蹴りだったんですけど、アニメでは勢いよく振り上げちゃってますから、余計に攻撃力が増してますし。
あんなの喰らった直後に走って逃げるなんて出来るわけないよと突っ込まざるを得ませんでしたw

稲葉に「自己犠牲野郎」と揶揄された太一の本領発揮でしたね。
病的なまでの自己犠牲精神が良い方向へと転んだ結果ですが、綱渡りだったのも事実。
太一の考え方は、危うさを抱かずにはいられません。

危うさといえば、稲葉が入れ替わり現象の危険度を指摘しました。
「バカかお前はっ!?」と声を荒げる稲葉に、彼女の限界が近いことを感じさせます。
誰よりも聡いがために、如何に絶望的状況なのかを理解出来ているのでしょう。
伊織よりも稲葉の方が、どう見ても脆く、崩れてしまいそうに見えますね。
実際、最後の引きでは急に倒れ込んでしまいました。

この構成だと、唯のトラウマは克服され、次は稲葉の番で、最後は伊織かと思われるかもしれません。
あながち間違いではないのですが、この作品はそんな簡単に物事は進みませんのでご安心を。
シリアスな人間感情を主題としていることもあって、巷で溢れかえっているハーレム展開なんてありませんし、そもそも唯の男性恐怖症は克服などされていません。
補足説明をさせてもらいますと、あくまで男性に怯えるしかなかった唯が、克服しようと気持ちを切り替える第一歩を手助けしたに過ぎないわけです。
簡略化されているので、簡単に問題が片付いたかのように見えるのも仕方がないですね。

モノローグがカットされているため、微細な登場人物たちの心の揺れ動きまでは表現しきれていませんね。
例えば、太一が明け透けに唯に対して物申したところなど、目つきを細くするまではいいのですが、もう少し間があっても良かったと思います。
天然が入っているとはいえ、太一は馬鹿ではありません。
何をどう言えば唯が傷つくか分かった上で、「桐山が男性恐怖症である方が迷惑だ」と言っています。

他にも「自己犠牲野郎」について、稲葉の詳しい語りが省略されたのは残念でした。
プロレスのくだりよりも、「自分のことを大事に思えない奴~」あたりの話の方が重要だったと思います。

相変わらず声の演技に関しては素晴らしく、お見事というしかありません。
コメディパートもシリアスパートも声優さん大車輪の活躍ですね。
太一と唯の密会シーンではあまりにも自然すぎて、何の抵抗もなく入れ替わっていることを受け入れていました。
冷静に考えてみれば、太一の声色で女言葉って気持ち悪いはずなのに、完全に唯だと思いきっているんですよね。
ふと我に返った時には驚愕しました。

太一と青木が、稲葉と唯の体に入って告白大会を動画に記録しているシーンは美味し過ぎる!
ここだけは、原作の3倍増しで楽しめました。
やっぱり恥じらう声があると、破壊力が急上昇しますね。
制裁を受けるのはごもっともですが、男性陣はよくやったw
青木が服を脱いで「死ね」と発言する流れも腹を抱えて笑いましたよw

青木がすぐに地雷だと気が付いて、ガチで謝罪するところが好感持てます。
普段こそ弄られキャラのポジションですが、こいつは本当にイイ奴だと思いますね。
青木の大物っぷりは、こんな程度ではないんですが……まぁ、女の子とのシーンをカットするぐらいなら、男をカットするよね、やっぱり。

そういえば、前回の引きで稲葉がやらかしましたけど、藤島の反応モロモロカットされちゃってましたね。
藤島には即嘘だとバレ、しかしそれから更に話が進展するはずだったんですが。

セリフ量が結構あるため、ずっと喋り続けないと話が進んでいかないのは重々承知です。
しかし、些か平坦になりつつあるので、間を巧く取り込んで欲しいですね。
あとは細かいところを気をつけてくれれば。
太一の中身で唯が平然と着替えているところなど、大問題だと思うんですけどね。

アニメはアニメで凄く頑張っていると思います。
一人の原作ファンから見ても、毎週観終わった後は楽しかった気分に浸れるのと同時に、次回が気になりますからね。
ただ、その後に原作と比較すると、観たかったシーンがあれやこれやと出てきます。
なので、アニメが面白いなと感じた人は、より一層深いやり取りが楽しめる原作を強くお勧めしたいですね。

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ココロコネクト 第2話「なかなか面白い人間達」 

ココロコネクト2話

プークスクスと噴き出す伊織が可愛い。

ココロコネクト」第2話感想です。
とりあえず1回観た後、じっくり2回目を視聴するぐらい思い入れの強い作品なんだなと改めて実感しました。

気になる箇所はありましたけど、面白かったです。
こうやって無難にアニメ化してくれると嬉しいわー。

じっくり丁寧に描かれた1話と違い、結構サクサクと進みましたね。
おかげで詰め込まれている印象を受けました。
カットというよりも省略という感覚に近いかも。
あのセリフを聞きたかった、あのシーンを見たかったという思いは残っちゃいましたね。

今回の内容は、第三章「そいつ曰く、なかなか面白い人達」第四章「人と繋がって、爆弾を抱えて、一週間が経って」第五章「ジョバーはなにを思う」の途中まで。
稲葉が太一の姿で藤島に対して、伊織は俺の女だと宣言するところで終わりました。
原作を知っていると、妙なところで区切ったなと感じますね。

絵柄と内容からして、青春日常ラブコメディと思った人は多いでしょうね。
いや、あながち間違いではないのですが、シリアス成分はかなり高めです。
しかも、省略箇所の多くはシリアスではなくコメディ部分なので、余計にそう感じさせます。
鬱展開というよりも、心臓を握り締められるかのような苦しさや、それを打開せんとする青臭さが売りですね。
内面描写が重要な作品なので、アニメでどこまで伝えられるのかがキーとなると思います。

1,2話で見え隠れしている伏線は、誰しも気が付いていることでしょう。
伊織の家庭環境と表裏の顔だったり。
唯の男性に対する態度だったり。
稲葉が信頼関係という言葉に反応を詰まらせたり。
とりあえず、次回予告を見る限り、インパクトの強かったシーンは期待できそうですね。

んー、入れ替わりが分かり辛い、かな?
原作を読んでいても軽く混乱するぐらいですから、アニメ組の人にとっては誰が誰なのか把握するのが大変なのではないでしょうか。
これは演出の問題だと思うんですよね。
例えば、第1話の太一と伊織の入れ替わりで、瞬きする間に現象が起きた見せ方は、SEを含めて効果的でした。
太一が眺めている視点を切り替える演出は、瞬間的に入れ替わりが起きたことを視聴者にも気付かせて、なおかつ唐突な驚きをキャラと共有できる素晴らしい手段だったと思います。

それに対して、第2話では引いた絵で音とキャラの反応だけで入れ替わりを済ませています。
確かに、作り手としては楽なんでしょうが、これだとせっかくの衝撃を伝えきれていません。
声優さんの演技は、お見事なのですが、入れ替わりの演出をそれだけに依存してしまうのは危険です。
1話が良かっただけに、手抜きとも取られかねない簡略化は残念でした。

その声優さんについても、相性がありますね。
一番しっくりきたのは、稲葉が乗り移った唯を演じた金元寿子さん。
正直、どのキャラを聴いてもイカ娘を想起させるため、ドラマCDで唯の声を初めて聴いた時も慣れるのか心配だったのですが、切れ味鋭い声も出せるんじゃないですか。
侮っていたつもりはありませんけど、これは驚かされました。

逆に違和感を覚えたのは、稲葉。
みゆきちの演技によるところなのか、それとも脚本家の指示なのか、はたまた個人的な読み違いか。
ともかくとして、少々台詞がのんびりに聞こえます。
ごっさんの姿をした<ふうせんかずら>にキレる時や、胸のサイズを暴露するところなど、もっと捲し立てるかのように早口で喋るイメージだったんですよね。
演技に関しては言うまでもなく実力のある方なので心配していませんし、稲葉の部屋でメンバー達に怒りながら注意するシーンなどはテンポ良かったので、部分的な間の長さだけ気になりました。
ああ、入れ替わりに関しては良かったです。
何故か太一が中身の時の方が可愛かったりするところとかねw

やっぱり入れ替わりで起こるアクシデントは、当事者には可哀想ですけど、面白いなぁ。
挙手する場面でタイミングよく入れ替わるシーンなんて、分かっていても笑ってしまいました。
立ちションが平気になったと言う伊織の豪快なところも良かったです。

この作品でパンチラを見たいとは思わないので、下手に媚を売るようなサービスシーンがなかったのは良かったんですけど、それならそれで構図をしっかりと考えてもらわないとなー。
鉄壁スカートが不自然すぎますよ、あれは。
あと、唯のパンチラが拝めるくだりは全面カットですか。
クッキーや「ずっしり重みのある低反発クッション」を投げつける唯の姿は見たかったなー。

本筋はそのままなんですが、それ以外にもスルーされたネタで見たかったシーンは多かったなぁ。
ごっさんがじゃんけんで負けて批難されるところとか。
青木と入れ替わったために稲葉の小テストが散々な結果に終わったとか。
伊織が話す男のアレをアレするネタとか。
稲葉が初めて入れ替わりを体験した時の反応とか。
<ふうせんかずら>が去る間際に5人全員の入れ替わりが起きるところとか。
入れ替わり時に家族の呼称が問題になったりとか。

まぁ、尺は限られている訳ですから、細かく省いていくのは仕方がないですね。
これぐらいなら許容範囲と言えますし、逆にいえば、その程度しか不満がないとも言えます。
大幅な原作改変は見当たらないので、今のところキャラの反応をニヤニヤしながら楽しんで観ています。
それに、ここまではあくまで状況説明ですから、盛り上がっていくのはこれからですしね。

ところで、BDの販売予定と価格からすると、全17話相当になるみたいなんですが、どういうことなんでしょう?
もしかして、テレビ放送は13話までで、4巻「ミチランダム」はネット配信になるんだろうか。
そうだとすると、無理矢理尺を合わせる必要性がなくなるので、滅茶苦茶嬉しいんですけどね。

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『ココロコネクト』3巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

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CUTEG

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ココロコネクト』漫画単行本第3巻を購読しました。
アニメ視聴者の方々にはネタバレ感想となるので、全力でスルーしてください。

遂に原作1巻である「ココロコネクト ヒトランダム」の内容が完結。
じっくりと描いてくれているのは嬉しい限りです。
進展が遅いと感じる方もいるかもしれませんが、個人的には丁度いいペースでした。

クライマックスから始まる物語。
臨場感は、残念ながらそこまで伝わってきませんでした。
CUTEGさんの絵は、笑いと泣きの表情は上手いのですが、怒りが致命的に下手です。
ふうせんかずらに対して血管がブチ切れるかの如く激怒する稲葉や太一が、陳腐に見えました。
イラストで磨いた腕は、微笑みに注がれているのが、よく分かります。
アクションも迫力不足で、動きがイマイチな部分が散見されました。

その一方で、穏やかな表情は天下一品だと思います。
青木の身体で悟ったように微笑を浮かべる伊織は、儚げで愛おしさすら感じました。
男の顔なのに。

久しぶりに「ヒトランダム」のエピソードを読むと、えげつなさを再確認させられますね。
慣れてきてしまっている部分のある文研部は、危機感がズレている感覚があります。
生死の狭間に立たされた今回の選択は、残酷すぎますね。

太一と伊織のラブロマンスが、胸の奥を疼かせます。
切なくて、心苦しくて、だけど心臓がバクバクと鼓動させる想いに喜びが溢れる。
状況は特殊だけど、青春してますよ、ホント。

そのまま2巻の「キズランダム」に突入するのかと思いきや、短編集の話に移行してます。
どうやら時系列順に拾ってくれるようですね。
「クリップタイム」に収録されている「桐山唯の初体験」の話が展開されていました。
唯の照れたり慌てふためく姿が、小動物っぽくて可愛かったです。
漫画だと唯の背の小ささが際立つところが良いですね。
大沢美咲は、もっとスレンダーで格好良いボーイッシュな容姿だと思っていたので、女の子らしい表情が多彩だったのは意外でした。

文研部ヒロインがヘッドフォンを装着する表紙に何の意図があるんだろう。
アイテムで差別化された可愛さを表現できているので、別に良いとは思うんですけどね。

次の表紙は誰になるんだろう。
太一と思わせておいて、藤島かな?w

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  CUTEG 

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ココロコネクト 第1話「気づいた時には始まっていたという話」 

ココロコネクト1話

今期のアニメで最も期待していた「ココロコネクト」の第1話を観ました。
普段は、視聴さえできればいいので放送日時は気にしないのですが、こればっかりは最速地域と同日に観たかったなぁというのが本音です。
原作を知っているとはいえ、各所の反応に目を通さずに、1話だけは感想を書きたいなと思っていたものですからね。

そんなわけで事前情報をシャットダウンして迎えた第1話だったわけですが……。
うん、面白かったです。
充分に及第点には届いていると思われます。
原作既読済みという色眼鏡を付けると、キャラが動いて喋っているだけでこんなに楽しい気分になれるとは思わなかったと言えるだけのクオリティがありました。

原作1巻「ココロコネクト ヒトランダム」第一章・気づいた時には始まっていたという話と第二章・「お」から始まる『アレ』の終わりとなる41Pまでがアニメ化されました。

アニメとしては、情報量の多さが気になるかな。
太一のモノローグは親切で有難い半面、ラノベ特有の言い回しや説明が大量で、ダラダラとした空気を作る羽目にもなっていました。
一つ一つの台詞が長めで、その間、聞き手が突っ立っているのが目立ちます。
作品の性質上、これは仕方がないことではあるんでしょうねぇ。
文字だけでは気にならなくとも、絵としてみると不自然に映ります。

とはいえ、テンポが悪いということでもありません。
1話としては絶妙な構成で、これ以上も以下もないところで区切ってくれました。
青木と唯が入れ替わった話を打ち明けた後、本来は日を置くことになるのですが、そのまま次の日の話に続いたのは良い改変だったと思います。

作画は、1話にしては微妙なところかもしれませんが、まぁまぁといったところ。
白身魚さんのキャラ原案から、どうしても「けいおん!」と比較されるのは避けられないでしょう。
SILVER LINK.も頑張っていると思いますが、京アニと比べたら、どうしても描き込み量やアニメーションで劣ってしまいます。
しかし、色指定が淡く柔らかい印象を与えるものとなっており、安っぽさはありません。
何となく「放浪息子」を思い出しました。

真正面からのバストアップ構図を多用しているのは、これからの特徴になっていくんだろうか。
あまり多過ぎると単調に感じてしまうので、角度をつけたり、引いた絵も挿入して欲しいな。

キャラ絵は、みんな柔和な表情で良かった。
コミカルなギャグ絵も頭身を崩し過ぎていないのは、今度のシリアス展開を考えると正しい判断ですね。
伊織のほくろが、ゴミがくっついているように見えてしまうのは残念でした。
あと、これは原作からしてそうなんですが、伊織が学校一の美少女と評判ですけども、稲葉も唯も同等に可愛いので特別だとは感じられませんね。
というか、稲葉は妖艶と評するくらい美人系のはずなんですけどね。

文研部の面々も良かったんですけど、最もインパクトがあったのは藤島麻衣子だなぁ。
あの状況で二言目に「揉んであげようか?」は怖すぎるw

演出面は、何と言っても声優さんたちの演技が素晴らしかった。
入れ替わりネタは、文面だと把握し辛いのですが、声だとすぐに分かりますね。
太一役の水島大宙さんと、伊織役の豊崎愛生さんが入れ替わった時は圧巻でした。
単純な異性役ではなくて、中身だけが変わったんだなと伝わってくる声色で、ひたすら感心させられました。
水島大宙さんが伊織を演技するところなど、良い意味で気持ち悪かったですよw

入れ替わったことを実感するために、ガッツリと胸を鷲掴みにする太一(外見・伊織)は、まさに男子高校生の鑑。
草食系と思わせておいて、両方脱げと発言したりと、下手に誤魔化さないところが好きです。

アニメで補間をしてくれたのは、各キャラの家族構成。
原作では必要に迫られないと、なかなか描写すらされていませんからね。
太一のシスコンっぷりが早々に発揮されたりとか、伊織が母親と二人で暮らしているところとか、稲葉の兄貴がイケメンだったりとか、唯の妹が姉を心配していたりとか、青木の家族は仲が良さそうだなとか、何気ないシーンなんですけど得られるものが色々とありました。
中でもやっぱり伊織の家庭は、繊細な雰囲気を醸し出していますね。

絵柄から日常系+萌え作品と予想していた人もいるようですが、どっちかといえば青春系です。
それも頭にドが付くくらいの青臭さ全開で、コメディよりもシリアスの方に力を入れている作品ですね。
またよくある入れ替わりネタだと思って切る人は、ちょっとだけ様子見して欲しい。
これだけでは終わりませんから。

次回も楽しみですが、唯一にして最大の不安は話数調整ですね。
どうやら4巻である「ミチランダム」をやるようですけど、1クールしかないのにどうするのか。
駆け足だったり、丸々カットということは止めて欲しいのですけど。

⇒ 原作「ココロコネクト ヒトランダム」 1巻感想

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

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ココロコネクト ユメランダム 

ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)
(2012/02/29)
庵田 定夏

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読書期間:2012/3/1~2012/3/2

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春
ラブコメ




 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 修学旅行を控えた9月末、太一たち二年生には進路調査票が配られていた。
 部室で将来を見据えて語るメンバーを見て、一人焦りを覚える太一。
 そんな時、「――これで最後です」と<ふうせんかずら>が終わりと始まりを告げる。
 山星高校全員の願望が見える、その現象を危惧した稲葉は何もしないことを部員たちに強要。
 しかし見捨てることはできないと主張する太一と唯、反対派の稲葉と青木で意見の衝突が始まって……。
 愛と青春の五角形コメディ第6巻!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


不思議な現象に巻き込まれるたびに成長する少年少女の青春ラブコメディ、第7巻。
アニメ化に続き、ゲーム化も発表され、名実ともに人気シリーズとして相応しくなってきました。

本当に面白い作品だなぁと、しみじみ思います。

<ふうせんかずら>より告げられた最後の現象『夢中透視』は、二年生5人に力が宿るものだった。
その力は、文研部以外の山星高校に在学する者すべての願望を見通すという。
他人の手助けを積極的に行いたい自己犠牲野郎の太一や、見て見ぬ振りが出来ない唯は、力の行使を主張するが、稲葉と青木は異常な方法で手に入れた情報に手を出してはいけないと反対する。
意見の食い違いにより文研部の空気が怪しくなっていく――というストーリーです。

数々の苦境を乗り越えたことで、10代とは思えないほどの精神力を身に付けた文研部メンバー達。
一年生の千尋や紫乃と比べると、もはや隙など見当たらないのではないかと思っていました。
ところが、強固な絆だからこそ、僅かな綻びが深刻な裂け目となってしまいます。
第1巻の「ニセランダム」の時からこの構想を練っていたんでしょうか。
どちらにせよ物語の流れが計算付くとなっており、感服するしかないですね。

毎回誰かしらがズタズタのボロボロまで追い込まれますが、今回は太一の番でした。
かつてないほどに失敗を繰り返す太一に、何度モヤモヤとさせられたことやら。
自己犠牲野郎の言葉で片付けられていた太一の本質を、更に一歩踏み込み暴く展開はさすが。
どこまでも青く、だからこそ一皮剥けたときの輝きは、羨むぐらいに眩しい。
一人では越えられない壁も、かけがえのない友となら越えられる、なんて青臭くて言葉に出すのも恥ずかしくなるようなことを体現している彼らは、まさに青春してますね。

太一の問題は作中で散々掘り下げられましたが、今回の件のキッカケは、稲葉だったと思います。
議論すら取り合わず、独裁的に話を完結させようとしたのがそもそもの始まりでしょう。
太一の危うさを理解していながら……いや、理解しているからこそなのか、反論を許さない姿勢で『夢中透視』の力を使わないよう強制したのが、拗れてしまった原因でした。
二人とも頑固だからなぁ……。

結局、人は身近な人間、もしくは自分に影響を与える人間のことしか考えられないんですよね。
そして、それは概ね正しいと思います。
名も知らない人の不幸よりも、大切な人間の幸せを願っても何も悪くないですし、当然でしょう。
そこへ思考が至ったキャラがいなかったのが惜しい。
正直、青木家の件については、太一たちが責められる筋合いはなく、むしろ正当な判断が出来る状況を作り出したと褒めらるべきことです。

要するに、客観的に見えて感情論で語っているのは、稲葉も青木も同じなわけで。
力が芽生えてしまった以上、力を使用するにしても見なかったことにするにしても、己の基準で判断するしかないわけですよね。
幸い、伊織が慎重派で中間を担ってくれましたけど、空中分解してもおかしくなかった。
それぐらい極論のぶつけ合いで、もう少し柔軟に対応すればいいのにと思いました。

藤島の存在感が半端じゃない件については、もう藤島だから仕方がないで説明がつくと思うw
何だか彼女だけ別の軸で動いているかのような独特感がありますよね。

挿絵は脇役メインで物足りませんでしたけど、その代わり表紙が良かったです。
対立している4人と中心に佇む伊織が、作品の内容を見事に捉えていました。

恋愛事情に関しては、大きな進展があった割には、晴れ渡るような解放感はあと一歩だったかなぁ。
良かったのは間違いないんですけど、読者視点で対立関係を引きずって読んでしまいました。

本編は次で最後のエピソードだそうですが、とんでもない展開になりそうな爆弾が……。
それでも彼や彼女ならば、きっとどんな苦難も乗り越えて、ハッピーエンドになるはず。
そう信じられるだけの成長を果たした巻だったと思います。

少年が己の本質から逃げずに向き合い、初めてスタートラインに立つ話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価A- 

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ココロコネクト ニセランダム 

ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)
(2011/10/29)
庵田 定夏

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読書期間:2011/10/31

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
構成




 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8





 新メンバーの千尋と紫乃が加わり、来るべく体育祭に向けて盛り上がる太一たち文研部。だがそんな一大イベントを前に一年生の二人はどこか浮かない顔をしていた。
 そんなある日、太一は伊織から「未練」があると告げられる。さらに周囲の言動から立ち上る強烈な違和感――信頼しているからこそ相手の言葉を疑いなく受け入れてしまう五人、そんなメンバーを陰で嘲笑うのは太一たちが予想もしない人物で……。
 愛と青春の五角形コメディ、絆を貫く第5巻!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


少年少女たちの愛と青春の成長物語、シリーズ通算6冊目。
帯にてアニメ化が発表され、ますます勢いの乗る本作。
今回も青臭過ぎて、痛々しさを通り越した清々しさが詰まっています。

一筋縄ではいかないからこその面白さがあるシリーズですね。
ライトノベルという言語通り、さらりと軽く流す物語が多い中で、キャラの掘り下げが素晴らしい。
表面だけでは留まらず、どんどん踏み込む容赦のなさは、なかなか見られません。

普段がリア充全開の和気藹々とした雰囲気だけに、追い込まれた時のギャップが凄まじい。
読んでいるこちらのココロまでもがズタズタになりますよ。
大人しく読むことが出来ず、呻いたり喚いたりしながらベッドの上でゴロゴロしまくってました。

心臓までに届く皮膚を一枚一枚剥いでいくような構成は、何度体験しても慣れません。
余計なものを取っ払い、文字通り心を裸にする追い詰め方には、躊躇いを感じさせませんね。
もちろん一切手加減ナシとまでは言いませんし、ぬるいなと思う場面も中にはあるんですけど、他多数のラブコメであるような安易で優しい解決は見当たらないです。
ホラーサスペンスならまだしも、青春系小説でここまでシビアなのは珍しい。

それにしても、今回の話は卑しい……もっと直接的に言えば、ゲスいものだったなぁ。
作品のテイストから考えると、境界線を越えた先の外道さだと感じました。
これまでの現象と比較すると、厭らしさが一際異質です。

主観をどこに置くかによって、大きく評価が割れるでしょうね。
個人的には、作品としてはありだと思うものの、文研部メンバーは聞き分けが良過ぎるなーとも思いました。
大人びた思考とか、成熟しているとか、そんなレベルじゃないですよこれは。
絆が強固すぎて隙がなく、人間が出来た考えばかりで、聖人君子にしか見えない。
2年生5人組のリア充オーラが圧倒的すぎて、2人の後輩が気後れしてしまうのも致し方がないかな。

紫乃は、初顔見せだった前回で察した通り、臆病な性格をしたキャラでしたね。
憧れの先輩達に羨望の眼差しで向けて、自分も変わることが出来たらと願う姿は年相応でした。
彼女の視点から見ることで、2年生組の異常さを痛感しました。

千尋の性格を受け入れられる人は、あまり多くはないかもしれません。
でも、太一たちが成長し過ぎているだけで、高校生になったばかりの男子としては、最もリアリティのある姿だったのではないかなと思います。
彼の心境の変化と行動に移れない情けなさは、嫌になるくらい共感を覚えました。
駄目だと頭で理解出来ていても直面する問題から逃げてしまい、より一層状況が悪くなるなんてことは誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
酷いことをしてしまったのは事実でしょうけど、嫌いにはなれません。
むしろ、紫乃よりも好きなくらいです。厨二病要素とかw

難しいなー、この回は。
読者の倫理観や感情で、ガラリと見方が変わってしまいます。
千尋の心理描写を上辺だけではなく詳細まで浮き彫りにしたことは、長所であるといえます。
ただし、それを踏まえた上でも、好意的な解釈は出来ないという人の気持ちもよく分かります。
オチを考えたら、もう少しスカッとした罰が与えられても良かったかなと思いますね。

どうしても後輩をクローズアップした巻だったので、既存の文研部メンバーの描写は少なめでした。
デレばんと太一の絡みをもっと読んでみたかったなー。
短編集と比べると、壊れっぷりにセーブがかかっているように見えましたし。

白身魚さんの挿絵が、若干少なく、あっさりしすぎだったのが少々残念。
あとがき絵は滅茶苦茶良かったんですが、力の入れどころが違う気がしますよw
髪を下ろした伊織の絵も、ようやく見慣れてきました。

これだけ結びつきの強い絆を崩壊させるような事件がまだ起こるんでしょうかね。
依存が強いほど、失った時のショックも大きなものとなるんでしょうが……はてさて。

最後にふと思ったこと。
太一の妹と千尋の弟って、もしかしてアレだったりするのかな……?

己が欲するものを持っている文研部メンバーに憧れて入部した後輩達の試練と成長を描いた物語

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価A- 

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FB CollectDrama04「ココロコネクト デートと春と妹ごっこ」 

ココロコネクト 春とデートと妹ごっこココロコネクト 春とデートと妹ごっこ
(2012/01/06)
VARIOUS ARTISTS

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ココロコネクトのドラマCD第2弾を購入しましたので、感想をつらつらと。
第1弾「ココロコネクト 夏と水着と暴風雨」の時は台本が付いてきましたが、今回は特典なしだったのが少々残念でしたね。

うん、なかなか良かったですよ、これ。
原作が大好きで、漫画やドラマCDも買い漁っている人間だからかもしれませんが、凄く楽しんで聴くことが出来ましたね。
ドラマCDに値段的価値を見出せるファンならば、買って損はないと思います。

前作よりも脚本がドラマCD向きになっていますね。
容姿やアクションの表現を声だけで行おうとすると、どうしても説明的になり、テンポが崩れます。
原作の小説はもちろんのこと、視覚要素があるアニメや漫画では簡単に伝えられることでも、音だけで状況説明をしなければならないドラマCDという媒体では難易度が跳ね上がります。
水着やスポーツといった不向きな内容をドラマCDの話で書いてしまった前回は、ある意味最初から失敗していたようなもんです。

その教訓を生かした結果なのか、声優さんの演技を魅せようとした話作りはナイス判断でした。
説明口調な台詞も中にはありますが、それでも可能な限り削ったであろう苦労が垣間見れます。

太一たち5人が文研部員が2年生となり、新たな1年生の男女が入部した直後のエピソード。
「クリップタイム」と「ニセランダム」の間に挟まれる話ですね。
内容的には、「ニセランダム」が後でも先でも特に問題はないかと思われます。

<ふうせんかずら>の脅威に怯える2年生たちが、怪しげな気配に構えてしまい、ドタバタと激しく空回りする展開です。
設定もオチもベタすぎますが、ネタ拾いは面白可笑しくて、笑いが絶えることがありませんでした。

稲葉んが可愛すぎる……!
みゆきちの演技が素晴らし過ぎますね。
照れたり、怒ったり、たどたどしい言葉を並べたり、もうたまりませんね。
お姉さんキャラの殻を破りきれていないかなとも感じましたが、デレばんらしさは存分に現れており、堪能させていただきました。

円城寺紫乃役の東山奈央さんは、これまで数える程度しか聴いたことがありませんでした。
紫乃のキャラからして、ふわふわして定まっていない感じだったので、声に明確なイメージがあった訳ではなく、むしろ声をインプットしたような感覚になりましたね。
合う合わないという問題じゃなく、もうこの人が紫乃なんだなぁという感じ。

逆に宇和千尋には気だるそうなイメージがあったので、豊永利行さんの演技は想像通りでした。
淡々としていて、声に張りがないダラけた感じが目に浮かぶようです。
ただ、ちょっと声が渋すぎたかなぁ。
少なくとも後輩キャラにも関わらず、高校生らしい若さを感じられませんでしたね。

ラブコメらしい、聴いていてむず痒くなってしまうシーンが豊富で面白かったです。
このキャストならば、アニメへの期待も膨らんじゃいますね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ココロコネクト 

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『ココロコネクト』2巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

ココロコネクト(2) (ファミ通クリアコミックス)ココロコネクト(2) (ファミ通クリアコミックス)
(2011/12/15)
CUTEG

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ココロコネクト』漫画版2巻を買いました。
webコミックは、不定期に更新している印象があるので、意外と早い発売に驚きました。

表紙の稲葉ん可愛くていいですねー。
音楽を聴いているイメージはあまりないんですが、この手の機械的なアイテムは似合うなと思います。
まぁ、今回の中身にヘッドフォンは一切関係ありませんでしたがねw

原作1巻の中盤から後半の入り口にかけての話で、稲葉回でした。
台詞に関しては、ほとんど原作を網羅しているといっていいほどの再現度が高い仕上がりとなっています。
ペースアップすることなく、1巻同様にキッチリと丁寧に描かれているため、安心して読めますね。
ストーリーを知っている人間からすると、無茶苦茶面白いってことはありませんが、十分楽しめる出来にはなっていると思います。

CUTEGさんの絵は、雑になったり手を抜いたりするところがないのが良いですね。
真面目すぎるのか、どのコマも均等の力で描いているので、漫画を読んでいるというよりもイラストを鑑賞している感覚の方が強いのは長所でもあり短所でもあるかな。
白身魚さんとは異なる魅力があります。

基本的に会話で話が進んでいく作品ですから、漫画になっても動きは少ないもんですね。
そうすると必然的に表情に注目が集まります。
太一の困った顔や、稲葉んのしたり顔は、なかなか見応えありました。

例のオカズの話は、やっぱり酷いけど笑ってしまうなぁw
早くここを声優さんの声で聞いてみたいなw

それにしても、こうしてみると入れ替わり現象ってそんな起こっていなかったんですね。
この2巻では何と1度しか発生していません。
あくまでテーマは、思春期の心の模様であって、ギミックは舞台装置でしかないというのがよく分かります。

とりあえず、3巻で原作1巻は終わると思われますが、それ以降も続けて描いてくれるんでしょうか。
アニメの成功次第で変わってくる可能性も考えられますね。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  CUTEG   

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「ココロコネクト」アニメ化決定 

ココロコネクト」アニメ決定が公式発表されました。

▼ FB Online『ココロコネクト』特設ページ
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/02_1111kokoro/index.html


ネット上では2週間以上も前に情報が流れていましたが、公式ではありませんでしたからね。
正式な発表としては、これが初なのではないかなと思われます。

ファミ通文庫の新たな看板になりつつありますね。
近いうちにアニメ化されるだろうとは思っていたので、予想通りです。
題材的に画面映えしますから、アニメには向いている作品ですし、成功するんじゃないかな。
白身魚さんの絵で、「けいおん!」と比較されてしまうのは、避けて通れないでしょうがね。

公式サイトで公開されたPVを観る限り、雰囲気は良さそうです。
淡さを表現するために、ぼやけたフィルターをかけているのが「放浪息子」っぽい。
評価は割れるでしょうが、この手法はかなり好みなので、個人的にはありだと思います。

具体的な情報はまだ何も出てきていませんが、制作会社はシルバーリンクっぽく見えますね。
少なくとも京アニではなさそうだ。
ファミ通文庫としてはバカテスでもお世話になっているところですし、外れではないでしょう。

同時に発表されたドラマCD第2弾は、早くも後輩の宇和千尋と円城寺紫乃が登場するようです。
アニメも、そこまで行くとなると2クールは欲しいけれど、どうなるんだろうか。
続報に期待ですね。

そして、明日には原作最新刊「ココロコネクト ニセランダム」も発売。
今最も気になるラノベなので、ネタバレを食らわないように感想サイトの巡回を気をつけなければ。

12月には漫画2巻、ドラマCD第2弾も1月に発売されるので、ココロコファンは要チェックです。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ココロコネクト 

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ココロコネクト クリップタイム 

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
(2011/05/30)
庵田 定夏

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読書期間:2011/6/12~2011/6/13

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
ラブコメ
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 「新入部員がこなーい!!」
 積極的な勧誘をしないと決めたものの、いつまで経っても現れない新入生に焦る太一たち。そんな時、文研部の扉を叩いたのは気だるな男の子と内気で小柄な女の子で――。
 待望の新入部員編と、文研部が一枚のスクープ写真で学校を湧かせた文化祭秘話、伊織と太一との三角関係に悩む稲葉の奮闘劇から、唯が体験した女の子とのドキドキ初デートまで!
 愛と青春の五角形コメディの美味しいところを集めたココロコレクト第1弾!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「ココロコネクト」シリーズ初の短編集。
どうやら「ココロコレクト」という通称らしいですが、上手過ぎて紛らわしい。

全部で4つのエピソードが収録されており、うち3つはFBonlineにて掲載されていたものです。
自分は見たことがなかったので、どれも新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

ふうせんかずらによる不思議現象に巻き込まれることなく、文研部の学校生活をラブコメタッチで描かれた青春モノとして仕上がっています。
心が削られるかのような緊迫感やシリアスな展開は皆無で、良くも悪くも緩いですね。
太一たち5人の会話の応酬だけでも楽しいのは確かなんですが、ちょっと物足りないかなー。
危機的状況に追い込まれることで、必死に抗おうと輝きを増すキャラばかりですから、内面の掘り下げが本編に比べると浅いと惜しいなぁと感じてしまいます。

「スクープ写真の正しい使い方」

ふうせんかずらの脅威に不安を抱くことになる前である1巻直前のエピソード。
以前から何度か思い出として話題にあった文研新聞・文化祭増刊号にまつわる話です。
結果は分かっていましたけど、ここまで盛大にやっていたのか。
キャラ紹介といっても差し支えのないくらい、それぞれの特徴を捉えた内容でしたね。
カラーページにある伊織の浴衣が姿が、物凄く似合っていて素晴らしかったです。

「桐山唯の初体験」

タイトルから色々と想像してしまう、ラブコメの王道的なニヤニヤエピソード。
時期的には、1巻と2巻の間かな。
コメディ色が強過ぎるかなと思わないでもないですが、唯の揺れる心の動きは淡くて良かったです。

「稲葉姫子の孤軍奮闘」

稲葉が太一に恋心を打ち明けた直後である2巻と3巻の間の話。
想い人である太一と、ライバルである伊織への接し方に悩む稲葉んが、あーだこーだと知恵を絞るが余計にドツボにハマるというこれまた典型的な流れ。
オチが見え過ぎているのが、ある意味安心。

「ペンタゴン++」

今巻収録の中で、唯一の書き下ろしである最新エピソード。
2年生に進級した文研部5人が、入部希望の新入生を迎える新たなスタートとなるプロローグ的な話です。

表紙の太一以外の二人が、一年生である新キャラですね。
右側にいるのが宇和千尋は、名前と表紙絵では判断付きにくいですが、男です。
クールな物怖じしない性格で、なかなか男前なところがあります。
太一や青木とは違うタイプですし、そもそも女キャラの比率が高い作品なので、個人的には大歓迎ですね。

もう一人は、表紙真ん中にいる円城寺紫乃
後輩キャラの定番である小柄で内向的な一面があり、分かりやすいキャラですね。
過度なロリに偏ることなく、年相応な感じが好感持てます。

二人が、文研部に加入するかどうかを焦点としたこの話が、一番面白かったですね。
二年生になり、クラス替えなどの環境の変化もあって、読み応えがありました。

あとは、太一と稲葉が付き合い始めた後の初エピソードということもあって注目していました。
なるほどなるほど、これがデレばん症候群か……。

うぜえ!w

稲葉んのデレっぷりが可愛いとかそんな生易しいもんじゃないよ!?
尋常じゃない破壊力は、もはや笑いしか出ませんw
キャラ崩壊しすぎて、クールビューティーの面影が風前の灯だよw
今までの稲葉んとは別人だと言われても信じちゃうレベルだよ!

しかしまぁ、片鱗は見せていたけど、まさかここまで稲葉んが変貌するとはね……。
いつもなら「いいぞ、もっとやれー!」とけしかけるところですが、ちょっとは落ち着けと突っ込みを入れたくなります。
こんなリア充が側にいたら、さぞ鬱陶しいだろうなぁ……w
伊織がネタに走るのも致し方がないw
稲葉んがデレデレで幸せそうなのは喜ばしいんだけど、甘過ぎて弄らないとやってられないわ。

付き合い始めたばかりのカップルのラブラブっぷりに当てられます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価B+ 

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『ココロコネクト』1巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

ココロコネクト(1) (ファミ通クリアコミックス)ココロコネクト(1) (ファミ通クリアコミックス)
(2011/05/14)
CUTEG

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ココロコネクト』の漫画単行本を買いました。

ファミ通コミッククリアというウェブで配信されているサイトにて連載されている今作。
利用している方ならご存知でしょうが、書籍化されるまでは無料で見ることができます。
1巻が発売と同時に、収録されている2~6話までの内容は見ることができなくなりました。
1話目だけは、お試しとして無料で読むことができるので、気になる方は是非どうぞ。

http://www.famitsu.com/comic_clear/se_kokoro/

まぁ、自分は一応ウェブ上で全て読んでいたので、わざわざ買わなくても良かったんですけどね。
手元に置いておきたいなと思ったくらいには気に入ったので、購入することにしました。

漫画1巻で、原作1巻の半分ぐらいの進行速度です。
むやみに飛ばすこともなく、じっくり丁寧に描かれています。
原作に忠実で、余計な装飾や変更がないところは好感が持てます。

漫画版の作者・CUTEGさんの絵は、ころころっとした丸みのあるラインが可愛らしいですね。
表紙の伊織以外も、ちゃんとキャラを捉えていて、安定しています。
原作のイラスト担当の白身魚さんの素朴なタッチはありませんが、これはこれでありだと思いますね。

ただ、漫画として読むならば、ちょっと難点も幾つか。
台詞の吹き出しやコマ割りのセンスが微妙で、流れというものが感じられません。
表情は上手いんですけど、アクションは苦手のようで、躍動感は見当たりませんでした。
背景の書き込みが少なく、そもそも台詞で埋まり過ぎていて、空間の表現がイマイチです。

イラストレーターとしては魅力を感じられるんですが、漫画家としてはまだまだですねぇ。
まぁ、まだ始まったばかりですし、これから描き続けることで腕も上がっていくでしょうから、今後に期待かな。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  CUTEG 

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