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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ココロコネクト アニメ総評 

ココロコネクト ヒトランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]ココロコネクト ヒトランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]
(2012/10/24)
水島大宙、豊崎愛生 他

商品詳細を見る

【評価……B
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
演出 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
脚本 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
音楽 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
声優 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
原作再現度
設定
ラブコメ
構成


 ★★★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆☆
 … 7



1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話13話
B+BB+BBB+BBB+BBB-B-
14話15話16話17話
B+BB-B-

【総評】


超常現象に巻き込まれた高校生5人達が青春を謳歌する物語。
巷で溢れるラブコメと異なり、シリアス風味の青春ストーリーです。

大好きな原作がアニメ化されるという話を聞いて、期待と不安が入り混じっていました。
事前情報や制作陣などから推察するに、過剰な期待は危険だとは分かってはいたんです。
だから、飛び抜けたクオリティを見せつけることなく終わった今、こんなもんだろうなというのが率直な感想ではあります。

原作のポテンシャルを知っていると、もっと面白く出来たのにという悔しい思いが募ります。
しかし、決してアニメの出来が悪かったと一蹴するものでもありません。
むしろ、何とか省略させずに原作の良さを引き出そうと努力してくれた痕跡が見当たります。

例えば構成。
1巻「ヒトランダム」、2巻「キズランダム」をそれぞれ5話かけて放送してくれました。
「ミチランダム」で一区切りをつけられる構成上、普通に1クールで収めようと思ったら、かなり端折らなければなりません。
上映会という特殊な形態による発表になったとはいえ、キッチリ17話まで作ったことを評価したい。
ニコニコ動画などで公開できれば、なおのこと良かったのですがね。

作画は一応整ってはいました。
キャラの可愛さが存分に伝えられたかと問われると微妙なところですが。
それよりも演出の弱さが気になりましたね。
人格入れ替わり、欲望解放などの現象を効果的に表現する術が足りなかったかなーと思います。
感情伝導では、感想でも指摘した通り、台詞と心の声の違いが区別出来ていませんでした。
そういう意味では、最もアニメ向きだったのが見た目的な変化である時間退行でしたね。

声優陣は実力派が揃っていたので安心して聴くことが出来ました。
ドラマCDから担当が変わっていないので、もう既に聴き慣れていましたね。
入れ替わっているのが声だけで判断出来るのは、素晴らしい演技力だなぁと思いました。

ドラマティックさに欠けたのか、平坦な作りだなとは感じました。
キャラの顔を過剰に変化させなかったことで、のっぺりとした印象を抱いてしまいましたね。

ラノベ的な説明口調に対して、キャラ同士の掛け合いが適度に軽いのが良いところ。
そのギャップを最大限に使用しているのが、伊織と稲葉んの二人でしょうね。
アニメでは太一と稲葉んが付き合ったところで終わってしまったので、デレばんがほとんど見れなかったのは残念でした。

EDがシリーズ毎に変化したのは楽しかったですね。
4曲もあれば外れもありそうなものですが、全て良曲で気に入りました。
アニメのEDへの突入に関して言えば、ヒトランダムが一番合っていたと思います。

残念ながら二期は期待できないでしょう。
ちょうど折り返し地点なので、もう1クールやってちょうどいいのは確かなんですが。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  ココロコネクト  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト アスランダム 上 

ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫)ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫)
(2012/09/29)
庵田定夏

商品詳細を見る
読書期間:2012/9/29~2012/9/30

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
ラブコメ
家族愛
構成
SF

 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6


 <ふうせんかずら>が五人に終わりを告げて四カ月。――その異変はクラスメイトから起きた。
 唯の友人が、太一たち文研部を見て怯えるような態度を取り始める。さらに五人は、時折生徒の話し声が聞こえなくなるという不思議な感覚を味わう。終わらない現象に落胆しながらも、『他人から敵視される・隔絶される現象』だと推測するメンバー。しかし時を同じくして五人の中では一時的な記憶の消失が起こり始め……。
 愛と青春の五角形コメディ。最終章、開幕。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ココロコネクト最終章の幕開け。
ラストエピソードは、上下巻構成かつ厚めの本となっています。

不思議な現状を打破するため、あえて考えてこなかった原因。
何故<ふうせんかずら>は、文研部メンバーに特殊な環境を強いるのか。
語られなかった物語が、暴かれます。

正直、最後までスルーされる設定だと思っていたので、正面から取り組んでいることに驚きました。
この作品の売りは、SF設定ではなく、その状況下における人間関係と成長でしたので、どちらでも良かったんですよね。
これまでとは異なる展開に、新たな面白味がありました。

しかしながら、今回の話はスケールが大きくなりすぎた気がします。
元々<ふうせんかずら>の超常的な力に際限は見られませんでしたが、これはさすがにやりすぎかも。
もっともらしい設定付けはありますが、何でもありという印象は拭えません。
もう少し小規模で収めていた方が、変に引っかからずに読めたかな。

文研部に留まらず、事態が大きくなっていき、次第に絶望感が漂います。
必然的に行き詰まっていき、明日はどっちだ?という状態。
その中で、太一たちが見つけた光が、今までと異なるアプローチで良かったです。
いつの間にか登場人物同様に視野を狭められていて、作者にしてやられたなぁと思いました。
そうですよねぇ、敵か味方かといったら、味方に決まってますよねー。
たとえ前提が覆ろうとも、作品の根幹は変わらなくて安心しました。

上巻だけあって、説明描写多く、トラブルもちっとも解決していません。
それでも読了感が悪くない構成となっており、むしろ盛り上がってきたところで次回に続くので、非常に気になります。

デレばんを始め、キャラの魅力が出にくい話だったのは、少々残念かな。
シリアスでも構いませんが、真面目な話を繰り広げている最中にボケをかますのがイイ味出しているので、コメディ抑えめだったのは物足りなさを感じますね。
キャラが多くなったことで、掘り下げが浅くなってしまっているのも否定できません。

展開的にはテンプレート通りとはいえ、じわじわと湧き上がってくるかのような高揚感があります。
システム側、主催者、超常現象的存在などと対峙するストーリーは、やはり燃えますね。

当たり前のように近過ぎて、だからこそ気付かなかったことに気付く話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価B+ 

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ココロコネクト 第17話「心をつないで」 

ココロコネクト17話

最終回となる「ココロコネクト」17話を観終わりました。

期待以上のものではなかったなーというのが第一印象。
「ミチランダム」編って、こんなに退屈な話だったっけ?と疑問を浮かべてしまうほどでした。

廃工場で女の子を監禁。
不良から助け出す主人公たち。
一人で複数の男子を片付ける天才空手少女。
人質の首筋にナイフを突きつけて脅すチンピラ。
少女を庇って鉄パイプによる殴打を受ける主人公。

全ては原作通りなんですが、一体いつの時代だと突っ込みたくなるくらい古臭いストーリーですね。
原作では伊織の葛藤や成長物語がメインだから気にしていませんでしたが、内面描写が弱いアニメだとショボく感じてしまいました。
伊織の復活劇は、思っていたよりも感動しなかったしなぁ。
こうして振り返ってみると「ヒトランダム」編のラストが一番秀逸なシリアス展開でしたね。

夢のような曖昧な精神世界で繋がる太一と伊織のシーンは良かった。
真っ白い空間はイメージ通りの儚さでしたね。
あの状況が果たして何なのかはあえて説明しないで正解だと思います。

大事なのは、あの瞬間を持って、太一と伊織の初恋が終わったこと。
そして、新たな気持ちで歩み始めることが出来るようになったことなんだと思います。
だから、都合がよく見えるかもしれないけれど、太一が稲葉と付き合う選択をしたことは、決して悪いことではなかったと信じています。

稲葉んの取り乱し方が甘いなー。
もっとハチャメチャに暴れて欲しかった。
表情の変化にメリハリを付けて、赤面したり嬉しがる稲葉んが見たかったです。

やっぱり感情伝導の演出の微妙さが、最後まで足を引っ張ってしまいましたね。
稲葉んの「好き好き大好き」の洪水が、台詞を被って分かり辛い。
伊織が意図的に起こそうとした場面もそうでしたけど、どの言葉が感情伝導がはっきりしないのは致命的だったと思います。

語るのが遅くなりましたが、ED曲「I scream Chocolatl」は素晴らしかったですね。
さすが、key系の名曲を歌うLiaさんです。
歌詞にある甘さと苦さの広がりを感じさせてくれました。
シナリオ毎にED曲変更するのが勿体無いと思ってしまうけど、遜色ないクオリティの高い曲を連発してくれました。

ラストシーン、紫乃と千尋が登場していましたね。
第二期は残念ながらありそうもないので、この二人の活躍が見られないのは残念。

17話という変則的な1クールアニメもこれでおしまい。
また後日、総評を書きたいなと思います。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト 第16話「覚悟と氷解」 

ココロコネクト16話

恥ずかしい体験談を語って自爆する稲葉んが可愛い。

ココロコネクト」第16話を観ました。
「ミチランダム」編下巻のBDは、上下巻収納可能なボックス付きなんですね。

うーん、アニメ的にはちょっと微妙だったかなぁ。
今回のエピソードの中でも、特に力を入れて欲しかった場面が多かったので、少し残念です。
やはり「ミチランダム」は、各キャラの内面を深く掘り下げた話なので、地の文の表現に限界がある以上、アニメでは難しかったのかもしれません。

伊織が孤立し始めた時から続く鬱屈とした雰囲気。
生半可な気持ちで伊織に対峙した結果、強烈な口撃を喰らって死ぬほど凹んだ稲葉が見たかった。
それを唯や青木と共に発表会の準備をすることで自分を見つめ直し、太一の優しい言葉で復活する流れを表現して欲しかったなー。
表面上は再現しているのだけど、ただなぞっているだけにしか見えませんでした。

唯に最近ヘタレだと指摘された太一が、勢い余って「伊織に迫った」と嘘告白するシーンは、もっと劇的に演出が必要だと思うんですけどね。
衝撃的過ぎて稲葉んの思考が幼児レベルに落ちたところは是非とも見たかった。

トツゼンナニヲイイダシテイルンダコイツハ

いなばひめこはまえまえからこのおとこはばかなんじゃないかとずっとおもっていましたがきょうあらためてかくしんしました。このおとこはばかです。おおばかやろうです。ふぁっくゆー。

渡瀬の乱入などよりも、テンポを重要視して欲しかったですね。
その後にあるはずの太一と稲葉んのニヤニヤできる感情伝導のくだりがなかったしなぁ。

脚本がガッカリだった代わりといってはなんですが、声優さんは頑張っていましたね。
特に伊織役である豊崎愛生さんの演技が素晴らしかった。
稲葉んに問い詰められ、ついに堅い口を開いた感情を吐露する場面での激昂は、伊織の震える内面を見事に表していました。
部室が荒らされたことを知り、瀬戸内に殴りかかるシーンの怒り狂ったところも良かった。
腹の底から絞り出したようなどす黒い感情が、画面越しに伝わってきましたね。

ラストの展開は、ラノベっぽいというか陳腐というか。
原作ではあまり気になりませんでしたが、アニメで見るとベタベタですね。
しかし、昼間のイメージが強かったんですけど、アニメで夜中の出来事に変更されたのでしょうか。
頭にきたのは分かりますが、稲葉ん危なっかしいなぁ。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト 第15話「なにも見えてない なにもわかってない」 

ココロコネクト15話

太一、心からの叫び。

ココロコネクト」第15話の視聴しました。
「ミチランダム」編の第2回となります。

今回は唯がフィーチャリングされた回。
14話ラストで青木に接近したように、今度は唯に元を訪れるふうせんかずら。
彼や彼女達の成長を窺わせる対峙は、アニメ向けな構成だなと思わされますね。

文研部メンバーの中で、ひときわ精神的な弱さが目立っていたのが唯でした。
言ってしまえば、一番普通の女の子らしい反応を見せるが故に、欲望解放などで引き籠ってしまったわけですしね。
そんな彼女が窮地に追い込まれた時、友達の言葉を思い出し、立ち向かう意志を見せたのは、まさしく成長と言えるものだと思います。
もちろん、唯のピンチに駆けつける太一と青木も格好良い。
青木よりも先に到着したり、唯が欲しかった言葉をさらりと出したりと、やっぱり太一は主人公気質なところがありますね。

雰囲気が鬱屈としてきました。
前回はまだ表情に明るさを見せていた伊織ですが、今回は笑顔が全く見当たりません。
激昂するわけでもなく、淡々と、しかしながら冷徹な怒りを蓄積しています。
現時点で、伊織の心を正確に把握出来る人がいたら凄いなと思います。
もちろん原作を読んで先の展開を知っていますが、そうでなければ太一たちと同様に伊織の急激な変化に戸惑うしかなかったでしょうね。

逆に太一は、振られたショックから立ち直り、焦点が合ってきたかなという感じ。
冷静な見方が出来るようになってきました。
そこでまず手始めに行うのが、妹からのバレンタインチョコの対応とはさすがシスコン。
妹からのほっぺチューをガチで喜んで感情伝導させるとは、何てマニアックなw
稲葉、唯、青木の3人が本気で気持ち悪がるのも分からないでもないw

部活発表会の準備をしている伊織以外の4人が、表面上とはいえ結束しているのは凄いこと。
思春期真っ最中の男女が、互いの生の感情を露わにされる現象下で距離を置かずにいられるのは、家族にも近い密接的な繋がりがないと不可能なことでしょう。
伊織の拒絶反応は極端かもしれませんが、他の面子も相当異質なんだろうなと感じました。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト 第14話「壊れてゆく日々」 

ココロコネクト14話

ココロコネクト ミチランダム」上巻のBDを購入しました。

実は、これが人生初購入となるBDだったりします。
漫画やラノベ等と比べると、楽しめる時間の割に値段が高いため、手を出しにくいんですよね。
しかし、自分にとって「ココロコネクト」だけは特別。
お金を掛けても後悔はないという思いで、初回限定版を買いました。

というわけで、テレビで放送された第13話の思わせぶりなラストの続きから。
第14話「ミチランダム」編、第1回の感想です。

原作では、シリーズ最高作品と信じて疑わない「ミチランダム」編。
面白いのは間違いないけれど、アニメでも再現できるかどうか不安でした。
まだ14話しか視聴していませんが、その心配はほぼ杞憂に終わったと思います。
今のところ、なかなか良い感じです。

欲望解放よりはマシかもしれませんが、今回の感情伝導もかなり辛い現象ですね。
嘘ではないけど建前ではある言葉が筒抜けになってしまう可能性があるのは恐ろしい。
しかも、思考が読めるだけではなく、感情そのものが伝わるわけですからタチが悪い。
それなのに、ふうせんかずらと対峙する文研部の面々が、あまり動じていません。
永瀬伊織を除いて。

サブタイトル「壊れていく日々」とは、まさに伊織自身のこと。
彼女の変化の移ろいが、外から見ても感じ取れますね。
感情伝導で互いの言葉に傷付き、距離感があやふやになっていく様が、生々しくて苦かった。
伊織の根底に流れる冷たい感情を知り、どのように反応したらよいか悩みつつ会議を行う文研部メンバーのシーンは、絶妙な空気を表現していました。
微妙な間、視線、言葉の節々など、自然な不自然感を見事に生み出していて、こんな作り方も出来る制作なんだなと感心しました。

演出的にちょっと残念だったのは、肝心の感情伝導が分かり辛いこと。
声にエフェクトをかけるなりして、もう少し分かりやすくしても良かったのではないでしょうか。
その場でキャラが発しているのか判断付き辛い場面が幾つかありましたよ。

苦味という意味では、全く別の青臭さを感じる展開も惹きつけられました。
「稲葉が太一のことを好き」であることが青木と唯にバレたときのむず痒さ。
「太一が伊織に告白してフラれた」ことを知らなかった稲葉が事実を知り、泣きそうなところ。
「稲葉に引き止められたら抵抗できなさそう」と太一が考えていたことを稲葉が知って、お互いが照れくさくなるところなど、実に様々な感情を揺さぶられます。
たった1話に詰め込み過ぎというよりかは、人の心の不安定さを表しているように感じました。

唯が青木にチョコを渡した時の感情伝導が稲葉に発生した時は、もっと稲葉にドキドキして欲しかったな。
アニメでは、感情伝導というよりも思考伝導って感じで、相手のココロまでは届いていないように見えるのが少々気になりますね。

ごっさんのサックス演奏は本当にガチだったなー。
出来れば原作でのやり取りも再現して欲しかったですが、ごっさんとの台詞はなかったですね。
そのかわりにジャズバンド部員である城山が登場し、ついに市来光弘さんの声が流れました。
ラジオなどで聴く声と比べると、ちょっと張りがない……かな?
キャラ的な問題なのかもしれませんし、ひとまず様子見ですね。

さて、今日は「ミチランダム」下巻の発売日でした。
残り3話もじっくりと堪能したいなと思います。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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『ココロコネクト』4巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

ココロコネクト (4) (ファミ通クリアコミックス)ココロコネクト (4) (ファミ通クリアコミックス)
(2013/03/30)
CUTEG

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ココロコネクト』漫画単行本第4巻を購入しました。
まぁ、発売日の3月30日に入手はしていたのですがね。
読む余裕が出来たのは、つい最近になってからです。

前回の続きである「桐山唯の初体験」第3話から第5話まで。
そして、原作第2巻の「キズランダム」3話までが収録されています。
巻末にはオマケ漫画もいくつか付いてきているので、WEB版で読んだ人にも魅力はあると思います。

やはり怒りや絶望、落ち込む表情に関しては、まだまだ物足りなさを感じますね。
可愛い女の子を描くことには長けているので、前半の「桐山唯の初体験」の方がラブコメ的に見所が満載だったといえます。
唯のドキドキする心情や照れる顔がコマ一杯に広がっていて、青木でなくとも見惚れますね。
CUTEGさんの絵柄としては、こちらの雰囲気の方が適しているんだろうなぁ。
青木の告白がイケメンだったり、雪菜が原作よりも可愛かったり、藤島麻衣子が本領発揮していたりと、絵的に非常に楽しいエピソードでした。

原作でもお気に入りの話である「キズランダム」編は、まだまだ序盤ですね。
とりあえず、稲葉に起こった欲望解放は、期待通りエロかった。
黒の下着はもちろん、とろんと垂れた目が妖艶さを漂わせていました。

ごっさんに乗り移った<ふうせんかずら>の描き方が、ちょっと変わったかな?
以前よりも目線に悪意を感じられつつ、だらんと無気力な様相を上手く醸し出していました。

全体的に良かったなと思うところは、女の子達の私服。
この辺りは、原作やアニメよりもセンスを感じさせますね。
追尾時の稲葉んがスカートを履いていたのは、意外だけとアリです。

逆に不満点としては、毎回挙げますがコマ割り。
キッチリと枠内に収めようとしているのが、逆に停滞感を生み出している気がします。
コマをぶち抜いた絵がないため、キャラの全体絵がなく、どのコマも上半身ばかりになっているのは改善の余地があるかと思いますね。

オマケでも語られていましたけど、表紙は藤島が良かったなー。
もちろんこの二人は文句なしに可愛いんですけどね。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(巻感想)  CUTEG 

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「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18」  

シーズン恒例のアニメまとめ記事です。
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18」に参加させていただきます。

▼ TARI TARI

TARI TARI 6 (イベント映像収録「白浜坂高校感謝祭その2」) [Blu-ray]TARI TARI 6 (イベント映像収録「白浜坂高校感謝祭その2」) [Blu-ray]
(2013/02/06)
高垣彩陽、瀬戸麻沙美 他

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ストーリー★★★★☆4
キャラクター性★★★★★5
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★★★5
総合的な評価★★★★★5

・夏アニメで一番面白かった作品
・総合的なバランスが良く、隙のない良作というイメージ
⇒ 【TARI TARI アニメ総評】

▼ アクセル・ワールド

アクセル・ワールド 6(初回限定版) [Blu-ray]アクセル・ワールド 6(初回限定版) [Blu-ray]
(2012/12/26)
三澤紗千香、梶裕貴 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★★☆4
演出★★★★☆4
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・原作再現度が高いアニメ化で、既読組としても満足な出来でした
・若干間延びした感も否めませんが、決める時は決める演出が素晴らしい
⇒ 【アクセル・ワールド アニメ総評】
⇒ 【アクセル・ワールド 各話感想】

▼ ココロコネクト

ココロコネクト キズランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]ココロコネクト キズランダム 上 (初回限定版) [Blu-ray]
(2012/12/26)
水島大宙、豊崎愛生 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★☆4
★★★☆☆3
演出★★★☆☆3
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・全17話のアニメなので、個人的にはまだ終わっていないという気持ち
・暫定的に評価すると、意外と頑張ってくれていたなという感じ
・もう少し尺が欲しかったという部分もありましたが、概ね許容範囲内でした
⇒ 【ココロコネクト 各話感想】

▼ 人類は衰退しました

人類は衰退しました 妖精さんの、おさとがえり [Blu-ray]人類は衰退しました 妖精さんの、おさとがえり [Blu-ray]
(2012/11/21)
中原麻衣、石塚運昇 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★★★5
★★☆☆☆2
演出★★★★★5
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★★☆4

・ここまでアニメ向きな作品だとは思ってみませんでした
・アニメと原作で完全に棲み分けが出来ており、それぞれの良さを感じ取れましたね
⇒ 【人類は衰退しました アニメ総評】
⇒ 【人類は衰退しました 各話感想】

▼ じょしらく

じょしらく 2(期間限定版) [Blu-ray]じょしらく 2(期間限定版) [Blu-ray]
(2012/10/24)
佐倉綾音、山本希望 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★☆☆3
演出★★★☆☆3
音楽★★★★☆4
総合的な評価★★★☆☆3

・女子落語という新感覚アニメかと思いきやパロ系雑談アニメ
・安定した笑いを提供してくれました
⇒ 【じょしらく アニメ総評】

▼ 恋と選挙とチョコレート

恋と選挙とチョコレート 3(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)恋と選挙とチョコレート 3(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
(2012/11/21)
中村悠一、中村繪里子 他

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ストーリー★★★☆☆3
キャラクター性★★★☆☆3
★★★★☆4
演出★★☆☆☆2
音楽★★☆☆☆2
総合的な評価★★★☆☆3

・ギャルゲー原作にありがちなストーリーのブレはなかった
・そのかわりにラブコメパートも物足りない内容でした
⇒ 【恋と選挙とチョコレート アニメ総評】

▼ 機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]
(2012/02/10)
豊永利行、遠藤綾 他

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ストーリー★★☆☆☆2
キャラクター性★★☆☆☆2
★★☆☆☆2
演出★★★☆☆3
音楽★★★☆☆3
総合的な評価★★☆☆☆2

・アセム編は面白かったけど、他がイマイチ盛り上がりに欠けた
・ガンダムに思い入れはありませんが、シリーズファンが低評価なのは何となく納得


ベストキャラクター賞
・稲葉姫子(ココロコネクト)

ベストOP賞
・「Burst The Gravity」(アクセル・ワールド OP)

ベストED賞
・「潮風のハーモニー」(TARI TARI ED)

ベスト声優賞・男性
・花江夏樹 さん (TARI TARI ウィーン/前田敦博役)

ベスト声優賞・女性
・中原麻衣 さん (人類は衰退しました わたし役)


良いアニメが揃っていた時期でしたね。
振り返ってみれば、充実していたなぁとしみじみ思います。

OPとED曲は、過去最大級に悩みました。
このクールは良曲が勢揃いしていて、何を基準に選ぶかで順番が変わってしまいます。

「アクセル・ワールド」後期OP『Burst The Gravity』
「ココロコネクト」初期OP『パラダイム』
「人類は衰退しました」OP『リアルワールド』
「機動戦士ガンダムAGE」OP4『AURORA』

「TARI TARI」ED『潮風のハーモニー』
「アクセル・ワールド」前期ED『→unfinished→』
「ココロコネクト」ED1『ココロノカラ』
「機動戦士ガンダムAGE」ED4『Forget-me-not ~ワスレナグサ~』

上記のうちならどれをベスト賞に選んでも悔いはありません。
気分によって順位は変動すると思われます。
仕方がないので、今現在の気分で選出してみました。
まだ入手できていないCDもあるので、早く買って聴き込んでみたいなー。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  TARI_TARI  アクセル・ワールド  ココロコネクト  人類は衰退しました  じょしらく  恋と選挙とチョコレート  機動戦士ガンダムAGE 

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「ココロコネクト ヨチランダム -愛と青春の五角形BOX-」を買いました 

ココロコネクト ヨチランダム

ココロコネクト ヨチランダム」を購入しました。

いつの頃からか、ラノベ原作の恋愛AVGって増えましたよね。
しかし、個人的にこの手のゲームを買うのは異例です。
「とらドラ!」も買うかどうか悩んだ挙句に未だスルーしている状態ですしね。

もちろん、ココロコネクトが好きだからプレイしたいという気持ちが大前提としてありました。
次に、この作品ならばお金をかける価値があるなと思いました。
そして、最終的な決め手としては、限定版に付いていくるドラマCDが聴きたかった。
以上の理由により、当日まで悩みましたけど、発売日に入手しました。

限定BOXは当然のごとく五角形ではありませんw
こういう箱が好きな方には悪いのですが、捨てるには勿体無いけど置き場所に悩むので困ります。

まだあまりプレイできていないので感想は書けません。
とりあえず、1stプレイは伊織ルートを目指して頑張るつもり。
稲葉んは最後に取っておこうかなーと考え中です。

ココロコネクト ヨチランダム -愛と青春の五角形(ペンタゴン)BOX-ココロコネクト ヨチランダム -愛と青春の五角形(ペンタゴン)BOX-
(2012/11/22)
Sony PSP

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テーマ: ゲーム

ジャンル: ゲーム

タグ: ココロコネクト 

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ココロコネクト ステップタイム 

ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫)ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫)
(2012/06/30)
庵田定夏

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読書期間:2012/7/6

【評価……A-
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
ラブコメ
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★
 … 9




 お付き合いするということは、二人の仲が進展するということ――生まれて初めて恋人ができた桐山唯は悶えていた。それを見かねた親友の雪菜は太一&稲葉、中山&石川を巻き込んだトリプルデートを計画して……!?
 戸惑いの初デートから、五人が互いの第一印象を語る創部ヒストリー、稲葉と伊織の友情秘話に藤島麻衣子と1年生コンビが立ち上げたプロジェクトの全貌まで!
 愛と青春の五角形コメディ、美味しいところを詰め込んだココロコレクト第2弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ココロコ短編集「ココロコレクト」第2弾。

恋あり友情あり、シリアスありコメディあり。
過去話から最新話まで、文研部2年生5人以外にも見せ場が用意された幅広い内容となっています。
以前より告知されていました最終章の目前として相応しいラインナップだと思います。

表紙絵は、太一&稲葉んのカップルに他2名。
稲葉んの表情が完全に恋する乙女で、初期のクールなイメージはどこへやらという可愛さ。
背まで縮んでしまったかのように見えますね。
短編の中身も稲葉ファンとしては嬉しい展開が多くて堪能させていただきました。

ちゃっかり最前列でカメラ目線の藤島姐さんはさすがです。
そして今回の短編集でまるで関係のない妹の莉奈が登場しているのはファンサービスなんでしょうかね。

「ファーストエンカウンター」

タイトルから察することが出来るように、文研部の創設が語られるエピソード。
八重樫太一・稲葉姫子・永瀬伊織・桐山唯・青木義文の5人それぞれの視点から各人物に抱いた印象をモノローグで綴られています。
まだ出逢って間もないということで、距離感の掴めない皆の様子が初々しい。
しかし、既にこの頃には部の雰囲気は雛型が完成しており、仲良くなることが約束されていたかのよう。
まるで記憶消失されたループ物かのように自然と馴れ合っているんですよね。
実は、ふうせんかずらによって現象が起きた2回目以降の世界なのかと思うのは疑いすぎかな。
それにしても、「ヒトランダム」で伊織は相手に合わせてきたとドヤ顔で太一に告白しましたが、みんなにバレバレじゃねーかw

「ふたりぼっちの友情」

伊織と稲葉んの友情秘話。
対外的に仮面を被っている節のある似た者同士の二人が、本物の友情を育むキッカケとなった1年生の頃のストーリーです。
意外と精神面が脆い二人が、窮地に立つことで互いの心を曝け出す展開は、ココロコらしい。
たとえ不思議な現象が起きてなくても、少女達の成長物語というコンセプトは変わらないですね。

「デート×デート×デート」

伊織と雪菜が見守る中で行われる太一&稲葉、青木&唯、石川&中山のトリプルデート話。
唯と中山が不甲斐ないと雪菜が憤り、デートしろと発案したのが事の始まり。
青木や石川は彼氏として頑張っているのに対し、唯と中山は可哀想になるくらいテンパってますね。
ガチガチに固まっていて、ミスしたことに落ち込み、初々しさを通り越して痛々しい。
それに比べて、太一と稲葉のカップル指数は、さすが数々の関門を乗り越えてきただけのことはあって、まだ付き合い始めて半年とは思えない程の安定感ですね。
稲葉んが太一と二人っきりのときだけ自然体で、少しだけいつもより表情や会話が柔らかいところにトキメキを感じずにはいられません。

口絵にファッションチェックがありますが、ここも稲葉んの圧勝すぎる。
まぁ好みはあるんでしょうけどね。

「この我が道を行く疾走」

時系列としては最新のエピソード。
文研部2年生のリア充っぷりをまざまざと見せつけられた紫乃と千尋が、藤島と組んで「リア充とは何か?」を改めて研究する一風変わったお話。
藤島麻衣子視点で心情が描かれており、彼女の真意がどこにあったのかが分かる貴重な短編でした。
妙なところだけ鋭く変に鈍感だから、春が訪れるのは時間が掛かりそうだなぁ。

次回以降に迎える転機を不安感いっぱいに煽っていますね。
ココロコシリーズは、毎度引きが強烈だなー。

現象が起きないからこそ人間関係が生々しく描くことが出来ている短編集

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価A- 

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ココロコネクト 第13話「この五人がいれば」 

ココロコネクト13話

ココロコネクト」第13話を視聴しました。
原作との比較をしながら感想を書いてます。

テレビ放送では、これが最終回となります。
だからといって特別なことはなく、作画や演出はいつも通りでした。
余力がないんだろうなぁと感じさせますね。

さて、「カコランダム」編の締めくくりとなった13話ですが、やはり話数が足りてなかったですね。
ペース配分としては、11&12話を早送りにしたおかげで余裕があるかなと思ったのですが、いやいやまだ全然描ききれていません。
一応シーンとしては重要なところを抜きだしてくれてはいるんで、酷かったわけではないんですけどね。
現象の深刻さ、合間の空気や雰囲気、キャラの内面描写などが軽視されているように感じました。

例えば、伊織が一人で家に戻る決心をするところや、それを稲葉が止める場面。
伊織と母親である玲佳がお互いのために思いやり、結果としてすれ違っていたことに気付く場面。
太一も含め時間がアトランダムとなった時間退行により、大幅な行動制限が入ることとなったくだりは、大幅にカットされていました。
稲葉が太一を問い詰めたことをかなり後悔していたり、約束を守ろうという信念の足りなさを太一が悔やんだりする描写も少なかったため、二人が間抜けに見えてしまうのは残念でした。

原作からの改変が、最も大きかった回でもありました。
永瀬家に向かう際、青木だけではなく稲葉にも現象が起こり、唯に任せて太一と伊織だけで向かうはずでした。
その時、唯までもが現象が起きた時の保険として、あえて太一が12歳の稲葉に「もしもの時は……頼んだ」と告げるのが凄く印象的だったので、アニメでも観たかったんですけどねぇ。
たとえ時間退行していても、小六の姫子ちゃんなら何とかしてくれるはずだという切羽詰まった時の希望が好きだったんですよ。

稲葉んも同行させたことにより、ふうせんかずらと対峙する時も3人で対応することになりました。
伊織の手を繋ぐシーンも、太一だけのはずが、稲葉んも逆側を担当。
ヒロイン役は渡さないという表れなんでしょうか?w

更には現象が終わった直後、何故か5人集まっていましたが、あそこも太一と伊織の二人きりのはずでした。
シリアスな空気かつ現象で自宅に帰れなかったことから、駆け落ちをするんだと察した玲佳の誤解が面白かったのに、カットされてましたね。
赤ちゃんが出来たと勘違されて照れる伊織が見たかったなぁ。
そういえば、時間退行から戻ってブラジャーを付け直す時も何故か恥じてませんでしたね。
原作では結構動揺していたはずなのに。

声優さんは相変わらず素晴らしい演技力でしたね。
玲佳の怒号が怖すぎたw
あんなドスの利いた声で罵倒されたら誰だって逃げ出すよw

「カコランダム」編は、最初から最後まで忙し過ぎて堪能するのが難しかったです。
これで終わり?最終回?いいえ、ここからが本番です。

ミチランダム」編へと繋ぐ予告が素晴らしかった!
カコランダムのタイトルを出した後に、伊織のモノローグから始まるEDへの流れが秀逸でした。
なるほど、だからあんなに格好良く痺れるED曲を用意してたのか。

あくまで今回のエピソードは、伊織が疑問を生み出すキッカケに過ぎず、問題提起をしただけです。
太一と伊織と稲葉、彼らの本当の恋愛模様は、これから始まります。

とりあえずイベント上映は決まっているらしいですが、おそらくweb配信もあるでしょう。
テレビ放送と違って、1話ごとの放送時間の縛りは緩いはずなので、融通が利きやすいはず。
中途半端な出来になるくらいなら多少なら間を空けてもいいですが……でも早く観たいなw

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト 第12話「雪降る街へ」 

ココロコネクト12話

西野菜々は原作で絵がないので、ビジュアルはアニメで初出でした。
唯とソックリというより、桐山妹である杏と似てますね。
もしかしたら、唯よりも可愛いかも……?
作画が安定していたので嬉しかったです。

さて、「ココロコネクト」第12話を視聴しました。
原作既読者によるネタバレ感想です。

いやー、展開が早い早い。
話数をかけられなくなった途端に慌ただしくなりました。
なるほど、ラノベ原作アニメにしては1冊5話構成は多い方だと思っていましたが、この作品で3話構成では到底足りませんね。

ただでさえ青木の東北決死隊は、スピーディーな展開でしたからね。
全体的なスピードアップを果たすと、メッセージに重みがなくなってしまいます。
西野菜々に会いに行ってくると発言した青木を一度は止めようとしたり、逆に応援したりする流れがなかったのは、現象を軽く見ているようで残念でした。

まぁ「カコランダム」は、太一以外のモノローグ多いので、アニメ的に難しいんでしょうね。
アニメでは、青木と唯の心情を何とか吐けさせようと太一と絡ませていました。
太一と青木だけの喫茶店のシーンや、モブキャラ発言以降の唯の心情吐露など、本来とは違う場面で組み込んでおり、脚本家の苦労が窺えます。

実は文研部の中で、最も精神面が大人なのが青木なんですよね。
普段はおちゃらけたキャラだけど、高一男子があそこまで真摯に恋愛感情を考えられる時点で立派だと思う。
人前で告白することに何の照れもなく、時には大胆な行動を取る青木は格好良い男ですね。
わざわざ元カノと対面し、気持ちを確かめる辺り、なかなか出来ませんよ。

稲葉ん14歳は、伊織と比べると見た目の変化がなかったですね。
説明してくれないと、時間退行が起きていると分からなかったです。

今回も原作カットが残念だった場面を抜粋してみました。

・母乳シーンで稲葉「ま……、お前が相手だったら吸わせてやらんこともないけど」という冗談
・伊織1歳のおむつ替え
・唯が妹に太一との入れ替わり時のことで『いいこと』があったと話していた事実
・太一と伊織の恥ずかしい会話「わってってーい!」
・伊織6歳、稲葉6歳、青木14歳のパート丸ごと
・西野菜々の髪を切ったという発言と伸ばしていた理由


上記シーン以上に、青木と唯の丁寧な内面が表現しきれなかったことが痛かったですね。

OP変わりましたね。
例の騒動が原因と予想している人が多いですけど、これは予定通りなんじゃないかな。
17話という特殊な2クールで、ちょうど半分のエピソードが終わったところでしたし。
何よりOP映像が完全に冬が舞台である「カコランダム」と「ミチランダム」の仕様となっており、結構凝った絵となっていたので、急ごしらえでは作れないでしょう。
男性ボーカルのOP曲はイメージとは異なりますけど、悪くはない……どころか、なかなかイイなと思いました。

今回、かなり端折った理由は、きっと次回にあると思われます。
「カコランダム」編のクライマックスは、ページ量に対して、中身は濃いものとなっていますからね。
テレビ放送としては、次回が最終回となるのかな?
是非とも締めに相応しい仕上がりになっていることを期待します。

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ココロコネクト 第11話「気づきを与えられて始まったという話」 

ココロコネクト11話

姫子ちゃんカワユス。

ココロコネクト」第11話を視聴しました。
原作3巻のエピソード「カコランダム」の開幕となります。

今までで最もアニメ的に変化が分かりやすい内容でしたね。
なにせ「時間退行」と名付けた現象は、文研部メンバー5人が幼くなるというもの。
「人格入れ替わり」は当人達が気を付けていれば問題なく、「欲望解放」は内面を外部に発散する変化に対して、今回の現象のヤバいところは瞬間的に認知されてしまうところにあります。
こんなの家族の前で起きたら、ただごとでは済まなくなりますからねぇ。

退行している時の記憶がないのは、ある意味精神的に楽かな。
欲望解放ほどピリピリし続ける必要性はない代わりに、一人では対策の取りようがないのが辛いところ。
ベクトルが異なるだけで、相変わらず厳しい状況に追い込まれますね。

しかし、今回の仕掛けはふうせんかずらではなく、二番目と自称する謎の存在。
太一だけに正体を明かし、口止めするやり方は、ふうせんかずらとは異なります。
ドライというか、よりイヤらしいなと感じますね。

これまでの原作1冊に対して5話構成から3話構成になったことで、展開が早くなっていますね。
何と言うか、合間の余裕がなくなっており、台詞も飛び飛びになっていました。
うーん、もう1話くらい欲しかったなぁ。
見たかったギャグシーンがカットされていたのは残念でした。

・初詣で莉奈の登場シーン
・二番目の本来1回目となる学校での登場シーン
・おもらし寸前の伊織6歳を学校のトイレまで連行するミッション
・3回目の現象に凹む一同と頑張ろうと意気込む一同
・稲葉んの「どきっ!」という台詞
・青木10歳の「ちゅーの味は?」に対して伊織の答え「……ま、まぐろ?」
・太一が妹に「服を貸してくれ」と頼んだところ「バカ!変態!なんに使うの!そういうところがないお兄ちゃんが好きだったのに!キライ!」と叫ばれて生きる希望を失いかけるシーン

他にもあるけど、この辺は観たかった。
気になった人は原作を読んでくださいってことか。

アニメとしては、やっぱり見た目の変化が美味しい。
稲葉んならぬ、ロリばんが可愛すぎるっ……!
いやいやいや断じてロリコンではないですが、姫子ちゃんの可愛さは愛でずにはいられない。
小動物のように怯える姿が、庇護欲をそそられます。

もちろん、6歳の伊織や11歳の唯も可愛かった。
そして、永瀬伊織14歳のしたたかさも魅力的ですね。
本人は嫌がるでしょうが、あの他人に合わせるスキルは、彼女らしいんだと思います。

デレばんのサービスシーンが増えてきましたなぁ。
とりあえず、あの胸はBではないと思うんだw
作画スタッフの中に巨乳派がいるんだろうか。

しかしながら、その作画は酷かったですね。
ここにきて力尽きてしまったかー。
体力のある会社かどうか、中盤の作画崩壊で一目瞭然だなぁ。
特に引いた絵は身体バランスがおかしかったり、表情が適当だったりと残念なことになってました。
他にも、たこ焼きを「あーん」させる稲葉んは、原作の方が圧倒的に可愛かったです。

EDは予想通り変わりましたね。
まさかの片霧烈火さんで、格好良過ぎて驚きました。
全くココロコらしくなかったですけどもw
単純にアニソンとしてじっくりと聴いてみたくなる一曲でした。
映像センスが「輪るピングドラム」っぽいと思ったら幾原邦彦さん本人だったようです。

ストーリーの本筋は、今のところ青木と唯の過去がメインですね。
青木の元恋人である西野菜々に似ていると知って、複雑な心境となる唯。
その唯も過去の象徴ともいえる空手のライバルの三橋千夏と再会。
この辺りの繊細な心の動きが、短い話数で再現できるかどうかが注目ですね。

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ココロコネクト 第10話「それを言葉にするということ」 

ココロコネクト10話

叫び出したくなるくらい恥ずかしがり、その後に吹っ切れたように泣き笑う稲葉ん。
この表情が見られることを、ずーっと待ち望んでいました。

ココロコネクト」第10話ネタバレ感想です。
5話構成のラストになる「キズランダム」編、最終回ですね。

アニメとしては面白かった。
原作ファンとしては、物足りなかった。

とにかく今回の話は、アニメ組の方々に原作で補間して欲しいと切実に思いましたね。
稲葉んの悩める乙女っぷり全開で、悶えまくりですよ!

まず、アニメならではの良かったところ。
やはり、声優さんの演技でしょうか。
みゆきちが泣き、笑い、叫ぶ声が稲葉の心情とシンクロして伝わってきました。
クールな稲葉姫子の装いが崩壊し、わんわんと泣きじゃくる姿は、彼女の限界の近さを物語っていましたね。

対照的に、伊織役の豊崎愛生さんは、怒鳴り声が可愛すぎたかなと感じました。
稲葉に責め立てるときは、もっと激しくキレかかった声を想像していただけに、迫力が足らなかったかな。
開幕の伊織の撫で声には噴き出しましたけどねw
あざとすぎる欲望解放で、甘え声が不自然すぎるのに、可愛いと思ってしまう。
原作では2,3行程度で片付けられている場面をピックアップするとは、良い意味で裏切ってくれました。

青木と唯は、元々出番が少ない回でしたけど、シーンそのものが大きく変わっていました。
基本的に太一視点で進む小説と、第三者視点となるアニメによる違いですね。
ちなみに、原作では青木が唯に耳打ちをした直後に二人して大笑いする場面を遠くから太一が眺めるというもの。
二人の距離感が縮まっているのが分かる結構好きなシーンでしたけど、まぁ仕方がないかな。

青木が言うように唯のエプロン姿は可愛かった。
出来れば、長い髪を後ろで束ねてくれると、なおのこと良かったのになーと思う。
そうすれば、新婚さん度が大幅アップしただろうにw

ギャグ的な可愛さで言えば、きゅうりを切りまくる稲葉んは真剣な顔で面白かった。
包丁を持って欲望解放起きるもんだから、恐いと思ったら何とまぁ平和的なことでw

アニメでは厳しかったところは、何と言ってもキャラの内面の掘り下げですね。
モノローグがオールカットだとキャラが浅く見えてしまいます。
これで視聴者に全てを汲んでくれというのは、さすがに苦しいかと。
丁寧過ぎるほどに細かく描写された稲葉と太一の内面が、アニメで触れられずに終わっているので、はっきりいってメッセージ性は半減どころか7割減ぐらいしていると思います。
少年少女の葛藤こそが売りなので、是非とも再現して欲しかったんだけどなー。

それにしても、稲葉んの魅力が遂に大爆発した回でした。
本人が言っていた通り、稲葉姫子の躍進はここからが本番ですよ。
稲葉の可愛さは、大胆不敵ながら相当な恥ずかしがり屋なギャップですね。
アクションを起こしておいて、真っ赤に照れるところが破壊力抜群。
普段の澄ました態度との落差が大きい分、なおさら素敵です。

さて、次回から「カコランダム」編ですね。
3話構成となるらしいのですが……大々的なカットが増えるのは間違いないでしょう。
脚本家の方々には頑張ってもらいたいな。
そして、おそらく変わるであろうEDにも期待したい。

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ココロコネクト 第9話「止まらない止まらない止まらない」 

ココロコネクト9話

青木がイケメンすぎる。
アホなことを言えば言うほど格好良く見えるって、三枚目は得な性格だなぁ。

以下、「ココロコネクト」第9話のネタバレ感想になります。

ようやく青木の見せ場がやってきましたね。
いや、今までも一応あるにはあったんですが、省略されてたり部分的だったので。
唯の心を開くキッカケを作ったのは、紛れもなく青木の想いの強さでした。

しかし、「ラブホテルに泊まろう!」は金的攻撃やオカズ発言と並ぶ衝撃的な発言でしたねw
太一にはできない、青木ならではの方法だったからこそ唯の心の奥へと言葉が届いたんだと思います。
話を聞いてくれる状況を作ってから、太一がすかさずフォローする辺り、文研部の絆が強固なものであると改めて感じることができました。

青木は、太一とは比較できないほど確固たる意志を持ち合わせた人間ですね。
そうでなければ、あそこまで堂々と宣言することはできませんよ。
人前でマジ告白を何度も出来る度胸は凄いと思う。
照れたり恥ずかしがったりせず好意を伝えられるなんて、どれだけ肝が据わっているんだ。
文研部の中で、自分にとって一番遠い存在であるがゆえに最も尊敬するキャラですね。
まぁ、真似したいかと言われると、そうでもないんですがw

たとえ傷つけ合ってでも近くに居たい。
それこそが友人や仲間であるんだと、藤島やごっさんの言葉で気付いた太一。
しかし、それを真に受けて、すぐに行動に移れる太一は、主人公向きなんだろうなぁと思います。
自己犠牲野郎と呼ばれるだけあって、ヒーローのように他人主体なんですよね。
そこが青木との大きな違いなんでしょう。

こうしてみると、唯の復帰には時間がかかりましたね。
それだけ欲望解放の恐ろしさに身震いしていたということでしょうか。
稲葉も相当堪えていますし、太一と青木もも言わずもがな。
伊織だけが一人部室に欠かさず顔を出していたというのが、今後の展開を示唆しているようにも感じられますね。

稲葉の心理描写が圧倒的に不足しているのが、原作ファンとしてはむず痒い。
章の合間に挟まれるようにして、稲葉の内面が描かれたことで、彼女の繊細で壊れそうな揺れ動きが表現できていたので、それらが丸ごとカットされてしまったのは哀しいなぁ。
みゆきちの演技だけではカバーしきれない心模様があって、深刻さが伝わり辛いなと思いました。

シリアスとギャグの混在は良いんですが、メリハリが弱い。
これは演出で対応できるレベルで、全体的に会話劇のようになってしまっているのが残念。
もう少しガラッと変化を付けてもいいと思うんですけどね。
食欲解放はもっとカオスになることを期待していました。

そういえば、唯が制服上着を着る姿は貴重でしたね。
原作挿絵でも全く見た記憶がなかったので、凄く新鮮でした。
久々に学校に来た違和感を表しているようで良かったです。
ああ、あと青木の妄想シチュエーションもごちそうさまでしたw

次回、「キズランダム」最終回。
声優さんの迫真の演技が必須となる回だけど、大丈夫だろうか。
予告を見る限り、少々不安がよぎる……。
入れ替わりの時みたいに、是非とも驚かせてくれると嬉しいな。

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ココロコネクト 第8話「そして誰もいなくなった」 

ココロコネクト8話

恋愛マスター藤島麻衣子、ここにあり。
画面アップされていますけど、原作挿絵と同じですね。

ココロコネクト」第8話の視聴後感想です。

タイトル通り、ヒビが入っていた文研部がバラバラと崩れていく回でした。
唯が不登校になり、稲葉も部室から遠ざかり、太一と青木が喧嘩して、伊織だけが残される。
「人格入れ替わり」時は、表面上取り繕えた部分もありましたが、今回の「欲望解放」は人に近づくほどお互いに傷つけ合う可能性があるため、どうしても逃げ腰になってしまいますね。
もしも自分に同じ現象が起こったとしたら、ふうせんかずらの横槍が怖いので唯みたいに引きこもるほどではないにしても、稲葉のように周囲から避けようとはしてしまうだろうなぁ。

太一と青木の口論は、欲望解放が起きているかどうか分かり辛かったですね。
青木は十中八九言い争いの途中で欲望解放が起こっていますが、太一は現象が起きていると錯覚して過激な言葉を口にしています。
この微妙なニュアンスが、アニメでは伝わってこないなと感じました。

あと、止めに入った伊織も欲望解放状態だったわけですが、これまた判断付かなかったですね。
やはり、太一視点により、他のメンバーの心の声が聞こえないのが難点ですね。
良い方へと捉えるならば、外部からすると現象が起きているかどうか分からないので、本人がマジで言っているんだと思ってしまう恐ろしさを視聴者も体験できるということでしょうか。

遅れはしても、太一が部室に行かなかった日がないような構成に変わっていましたね。
本当ならば、青木との口論後は、数日部室に行かなかったはずなんですけども。
演出的には、教室内での停滞した空気を重要視したみたいですね。
それはそれで悪くないんですけど、鬱々な日々が続いたことで、次回予告にもある伊織の言葉が際立つと思っていただけに、ちょっとあっさりしていたなぁと感じました。

一人、部室で皆を待つ伊織の姿が妙に可愛らしかった。
誰か来ないかとドアから半身を出して外を覗いたり、机の上に乗っかって脚をプラプラと投げ出したり。
もちろん寂しいんだけど、伊織の仲間想いなところが出ていて、良い表現だなぁと思いました。

ジョーカー的存在である藤島の良いところが全面に押し出されていた回でもありました。
良くも悪くも彼女だけは、作品内でも異質なんですよね。
愛の伝道師と宣言したり、校外学習の班分けで重要なのは恋だと高らかに声を上げたり。
人からは冗談だと受け取られかねない発言も、藤島麻衣子は全力で本気です。
彼女は自分がやりたいことを忠実にやっているだけ。
だからこそ輝いているし、渡瀬のように惚れる人間も出てくるんですよね。

藤島とごっさんが口を揃えた台詞。
傷つけ合ったり迷惑をかけ合ったりするのが友達」というのは真理でしょう。
でも、その境地に達するのは、相当な勇気が要ります。
どうしても人は大切な相手に迷惑をかけたがりませんから。
そんなアドバイス出来る二人は、人間ができているなぁと感心しますよ。

その言葉を受けた自己犠牲野郎が、どう動くのか。
見せ場は近そうです。

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ココロコネクト 第7話「バラバラと崩れる」 

ココロコネクト7話

唯は、髪を横分けせずに下ろしていた方が可愛いと思う。

ココロコネクト」第7話のネタバレ感想です。

丁寧というよりは無難に作っているなーという印象を抱く回でした。
別に悪い意味ではなく、変に冒険せず基本に忠実だなと感じましたね。
まだ「キズランダム」編は、始まったばかりですし、これでいいと思います。

Aパートは、比較的コメディ多めの内容。
伊織の「ひゃっほ~い!」が聞けて良かった。
アニメ化が決まった時から、観てみたいけど流されるかなぁと心配だったんですよね。
あの空気が止まった間が、その後に起こる大爆笑を予感させます。
伊織にとっては赤面モノでしょうけど、こんなことばかりなら可愛いで済ませられるんですけどね。

でも、実際は、そんな生易しいものではなく。
欲望解放の真の恐ろしさが、遂に表面化してしまいました。

この現象のタチの悪いところは、言い訳にはならないというところですね。
受け手からすると、それこそが本音だと感じてしまいます。
たとえ稲葉の言うことが正論であっても伝え方一つで唯は深く傷ついてしまうし、太一も自己犠牲野郎の欲望解放で稲葉に人助けを強要してしまう。
本来であれば、オブラートに包まれるはずが、ダイレクトに相手の心へ投げ込んでしまい、それがいかにも真理だと思う。
本当は、あくまで人間が持ち合わせる多様な一面でしかありえなのに。

聡い面子が揃っている文研部では、そのことに気が付いている人間もいるでしょう。
でも、いくら理屈で分かっていても、直接当人から容赦ない言葉を浴びせかけられたら、疑心暗鬼になって当然だよなぁ。
本当に「人格入れ替わり」とは比べ物にならないぐらい卑劣な現象だわ。
絶対に体験したくない。

稲葉と唯、そして太一のダメージ色が濃い中で、青木だけは変わらない……ように見えます。
少なくとも、今のところは。
唯の母親に「お義母さん」と呼ぶところは、笑ってしまいました。
しかし、文字ではなく台詞なのに、しっかりと違いを聞き取れるもんだなぁw

サブキャラが多数登場する回でもありましたね。
藤島麻衣子の立ち振る舞いは、さすが。
ただのレズキャラだと思われているだけに、両刀宣言や恋愛マスターが流されてしまったのが惜しいなー。

渡瀬は、ちょっと絡みが弱いかな?
一応、太一のクラス内での友人としては一番手ともいえる人物なんですけどね。
青木でさえ描ききれていないので、男キャラは致し方がないか。

伊織と口論になった女子は、瀬戸内だったのか。
先の展開を知っているだけに、これは巧い見せ方だと思いました。

妹は、どんどん「To LOVEる」の結城美柑に似てきましたね。
まぁ、あちらはこんなに素直な娘じゃないですけど。
兄を馬乗りして叩き起こそうとする妹は、二次元ならではの絵だよなぁ。
太一のシスコンっぷりが、アニメでも隠せないほど滲み出てきて、イイ感じだと思いました。

さて、次回予告を見る限り、転機が訪れそうですね。
果たして、今回のキーは誰なのか。こうご期待。

テーマ: ココロコネクト

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ココロコネクト 第6話「気づいた時にはまた始まっていたという話」  

ココロコネクト6話

スーパーニヤニヤタイム。
真っ赤に照れる伊織が可愛すぎる。

ココロコネクト」第6話視聴しました。
今回から原作第2巻である「キズランダム」編に突入となります。
おそらく、初見の方々には、このタイミングで話の方向性が予見出来るようになると思います。

というわけで、ふうせんかずらによる新たな現象「欲望解放」が始まりました。
アニメ始まる前や初期の頃は、「人格入れ替わり」アニメだと認識していた方が多くいらっしゃいましたが、実は違うんですよね。
あれはあくまで序章にしか過ぎず、本題というわけではありませんでした。
またこの手の設定かと判断して早々に視聴を切った人もいるんだろうなぁと思うと、仕方がないとはいえ少し残念ですね。

最初の欲望解放者は、稲葉姫子。
いきなり太一の前で服を脱ぎ出し、黒の下着に露わにさせながら迫る展開は、視聴者にとっての唐突なサービスシーン……ではありません。
まぁ、ストーリー何か知るか!って人もいるでしょうけどねw
……絶対Bカップ以上あるよね、うん。

エロ画像を見ていたからと言い張る稲葉が、随分と言い訳っぽく聞こえましたね。
言い回しにかなり変化があり、狙い過ぎ感が少々微妙だったかな。
ここは、あまり変えて欲しくなかったところでしたね。

藤島麻衣子に暴力を振るう欲望解放が発動した太一を止めた稲葉は、よく見てましたね。
元から視野が広い人物ではあるものの、それだけではない何かがあると感じさせました。

太一達を部室から追い出し、一人崩れ落ちる稲葉の脆さがヤバイ。
絞り出した声は、いつ折れてしまってもおかしくない稲葉の心を的確に表現していました。
ふうせんかずらに立ち向かう勇気、頼りにされている皆のために振る舞う気丈さ。
理不尽な状況に追い込まれ、早くも瀕死状態の稲葉が弱々し過ぎすぎて心配になります。

一方、同じく震える声ながらも、こちらは良い意味でドキドキさせてくれたのが伊織でした。
太一との電話のシーンは、何度見ても初々しくてむず痒くなっちゃいますね。
時折敬語になったり、語尾を変えたりして恥ずかしさを誤魔化そうとする姿が、余計に可愛さを引き立てます。
見た目的にも、髪を下ろした伊織は、美少女度がグーンとアップしますなぁ。
前回以上にヒロイン力を見せつけてくれました。

欲望解放により自分を見つけられるのではないかと期待してしまう伊織。
青木のフォローしあおうという言葉に反応が遅れてしまう稲葉。
未だに男性に対して殴りかかるには抵抗を覚えてしまう唯。
「ヒトランダム」編でクローズアップされた彼女たちの悩みは、次のシークエンスに入りました。
面倒臭いと感じる人もいるかもしれませんが、あんなに簡単に長年のトラウマが解消される方がありえないです。
本番は、ここからですね。

内面で描写される部分を、上手く他の登場人物との絡みでカバーできていましたね。
例えば、太一が伊織に電話しようとした時の妹の乱入とか、男性恐怖症が克服したわけではないのに唯が男達を蹴散らしたことに疑問を浮かぶシーンを太一と稲葉で会話して見せるとか。
構成は、細かくかつ大胆に変更されていましたが、筋は通っています。

それにしても、一気に原作消化しましたね。
約300Pある2巻の100P分を1話で進めてしまいました。
5話構成という予測をされていますが、残りをジックリを描いてくれるということなんでしょうか。
それならそれでも構いませんけども。
今回の大幅な省略は、納得できるものでしたしね。
ただ「恋愛マスター」の称号については、カットされたのが惜しいなと思いました。

予想はしていましたけど、EDは映像も曲も変えてきましたね。
OPの題字色変化も含めて、丁寧に作られているなぁと感じさせてくれます。
前回のEDがかなり好評だったのに対して、今回のEDはイマイチ評判がよくないように感じますが、個人的には結構好きです。
昭和っぽい古臭さ漂う演出と曲調が気に入りました。
キャラを飛ばせる必要性はなかったと思いますけどねw

ああ、そうそう。
ニコニコ生放送やコミケで配布された文研新聞で、全17話が公式に発表されたそうですね。
放送形態についてはまだ未確認ですが、無理矢理1クールで収めようとしなかったのは英断だと思います。
今後にも凄く期待が持てますね。

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ココロコネクト 第5話「ある告白、そして死は……」 

ココロコネクト5話

「……太一が好きだって……言ってくれたのになぁ……」

みゆきち本領発揮。
すっかり美人系お姉さんキャラが板についてきましたが、ぷちこ役でデビューしている方ですから、元々可愛い系の声は出せるんですよね。

はい、原作既読者による「ココロコネクト」第5話のネタバレ感想です。
これにて原作第1巻ヒトランダム編が終了したことになります。
原作を読んでいると考察とか分析とか出来ないので、ストーリー的な部分は触れられないのがもどかしいw

最もアニメとして観たかったシーンが、今回のヒトランダム編の終盤部分でした。
それだけに、己の中でハードルを上げていたのは自覚しています。
しかしながら、それ抜きだとしても、ダイジェストに感じられてしまうほどに駆け足展開でした。

心理描写が足りないだけならば、地の文がカットされているため仕方がないところがあります。
でも、今回の場合は、シーンを丸ごと削除している箇所が目に付くため、悔やまれてしまいますね。

あと1話……とまではいかなくとも、せめてもう10分ぐらいは必要だったなぁ。

アニメライトノベル漫画
1話46P分 (3~41P、78~84P)1.5話分 (1話~2話途中)
2話71P分 (42~77、84~119P)3話分 (2話途中~5話途中)
3話65P分 (119~183P)2話分 (5話途中~7話途中)
4話56P分 (183~238P)3.5話分 (7話途中~10話)
5話70P分 (239~308P)5話分 (11話~16話)

アニメ話数に対して、原作ラノベと漫画版の消化率を比較してみました。
こうしてみると、5話のハイペースが顕著だというのが分かります。
アニメ2話が最も原作消化分が多いのですが、序盤の説明部分と、終盤のクライマックス部分では、物語における重要度に大きく差があります。
それを理解している漫画版が、5話もかけてじっくりと描かれているのその証拠。

では、どの部分がカットされてしまったのか?

1.伊織が橋から落下した直後に発生する太一と唯の入れ替わり

CMの入れるタイミングとしては正しいのかもしれませんが、入れ替わりもして欲しかった。
ただ伊織が落ちただけではなく、太一が救出に向かえない絶望感が半端なかったんですよ。
そのために、病院の一幕も前半部分もなかったことにされています。

何も出来ないことに憤りを感じる青木を稲葉が優しく労わるシーン。
すぐには飛びこまずに浮くものを探そうとした唯が、判断ミスをしてしまったのではないかと不安に苛まれ、稲葉にぎゅっと抱きしめられながら「よくやった」と声を掛けられて、嗚咽を漏らすシーン。
太一も弱音を吐きだしそうになるが、さすがに稲葉もこれ以上は受け止めきれないから耐えてくれ言われ、折れかかる心を必死に堪えているシーン。

集中治療室の前で大切な人を待つシーンなんていうのは、ドラマや漫画で溢れかえっています。
それでも心を揺さぶられるのは、主人公達が嘆きや怒りをダイレクトに吐露するからではないでしょうか。
その悲痛な叫び声がカットされてしまっては、視聴者の受ける印象も大きく変化してしまいます。
母親への連絡等は追加されていましたが、文研部メンバーが心配する様子も見せて欲しかったです。

2.自己犠牲野郎を発動した太一に唯のガチ殴り

「もし誰かが犠牲になる必要があるのなら、俺がなる」
この直後、本来ならば、稲葉が唯に殺す気で殴れと指示し、唯が本気で殴るシーンがありました。
太一の自分勝手な言い分に稲葉が本気で怒り、だけど太一も他人が傷ついている姿を見るのが耐えられないという流れは本編通り。
ただ更にその後に、唯が泣きじゃくりながら「ゴメンね、痛かったよね」と連呼し、太一が死んだら唯達が傷つくことを分かって欲しいと訴える会話がごっそりとなくなっていました。
伊織や稲葉と違って、やせ我慢することなく涙を流す唯は貴重だったと思います。

3.藤島麻衣子との会話

伊織を追いかけているときに呼びとめられたシーンが、省略されていました。
例えば、藤島にビンタされたり、駐輪場まで案内されるところなど。
両刀宣言をカットしたのは、今後に影響あるんじゃないでしょうか。
単なるレズキャラだと勘違いされたままになると、悲しいのですが……。

4.医療費について

ふうせんかずらは、迷惑をかけないと言っていましたが、母子家庭の永瀬家には、負担が大きいのではないかという疑問が出ると思います。
実は、あれには後日談があります。
永瀬家のポストに医療費と思われるお金が投函されていた話と同時に、担任の後藤が知らない間に通帳からお金が引き出されていたというエピソードがあったんです。
まぁ、ごっさんは思いっきり被害者なんですけど、彼のキャラ的に笑い話に出来るんで、いいんじゃないでしょうかw
さすがにそこまでのフォローを入れていた尺がいくらあっても足りないと思うのですが、アニメ組の方には伝わっていないのが残念だなと思いました。

しかし、それなら何故携帯電話のくだりを追加しようとしたんだろう。
太一が伊織を追いかける時に電話かける→部室に置きっぱなし、という絵を見せればいいと思うんですが。
わざわざ携帯電話がどうこういうのは、冷めてしまいましたね。

とまぁ、以上が特に気になったところでしょうか。
それ以外は、概ね満足できる内容だったと思います。

作画は良かったですね。
おそらく前回が乱れてしまってでも、今回に力を入れる必要性があると判断したんでしょうね。
中身が違うと顔の造形にも変化があるというのを絵で見せつけてくれました。
ただ、物語的に喜怒哀楽が出るべきなのに、表情がのっぺりとしすぎてたかな。
泣き顔を描くのが上手いCUTEGさんの漫画版に比べると、迫力には欠けました。

その漫画や原作と比べて良かったなと思うのは、伊織が落下する場所が橋の上だったこと。
漫画などでは、川沿いの柵の上から落ちる展開だったので、浅く感じたんですよね。
あれだけの高さから落下すると、生死を彷徨うことになるだろうなと思わせるだけの説得力がありました。

青木は、やはり出番が削られる運命なのか。
それでも、唯へのガチ告白とか、伊織の身体で死ぬのは伊織しかいないという嫌な役目を負うところとか、素直に格好良いと思います。
「……稲葉っちゃんにばっかヤな役やらせてらんねえし」の呟きは聞いてみたかったけどね。

手放しで褒めちぎることができるのは、声優さんの演技でしょう。
冒頭でも語りましたが、伊織が入った稲葉を演じるみゆきちが素晴らしかった。
この方の震え声は天下一品で、感情を吐き出す音がゾクゾクとさせます。
「キスしようぜ」の台詞は、オチを知っていても哀しくなるほどに切なかったですね。

豊崎愛生さんも声に幅がありましたね。
稲葉が乗り移ったように見せかけた演技をみると、太一も騙されて仕方ないかなと思いました。

アニメでは太一の心情を事細かに説明したりしていないので、客観的に見ることができます。
そうすると、面白いことに、太一が抱える異常性がより顕著に映るんですね。
稲葉の言う「やさしー狂い方」をする太一は、確かに狂気的なまでに自己犠牲だなと思いました。

総合的には、アニメでしか得られない魅力もあったので、観られて良かったという気分。
少なくとも、原作レイプなんてことはありません。
口うるさくなってしまうのは、それだけこの作品が好きだからですね。

次回からの新章も期待しています。

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ココロコネクト 第4話「二つの想い」 

ココロコネクト4話

挿絵と同じシーンを見ると嬉しくなるのは、自分だけではないはず。

ココロコネクト」第4話視聴しました。
こうしてみると第1巻であるヒトランダム編は、5話以上必要だったなということがよく分かりますね。

前回の唯に引き続き、今度は稲葉が太一に救われる回でした。
原作1巻第七章「終わる。始まる。変わる。」の途中から、第八章「そういう風に生まれた人間」の終わりとなる183~238Pまでの55P分の割には、随分と端折っているように感じるのはどうしてでしょうか。

世間的には「オカズコネクト」とか「オカズランダム」と呼ばれているみたいですね。
その気持ちはよく分かる。
原作で初めて読んだ時の衝撃は凄まじかったですもん。

みゆきちボイスで囁かれると破壊力は増し増しでしたね。
ただ、アニメでは、先の展開を知っていたが故に、オカズインパクト以外の部分に目が行きました。

一番気になったのは、稲葉の人間不信に重みが足りなかったところ。
正直、ここは凄く共感できるところだっただけに、もどかしさを覚えました。

創作物において、いわゆる二次元キャラは、人間臭い思考を剥ぎ取る傾向があります。
単純に可愛かったり、格好良かったりする方が当然ながら受けがいいですから。
それをあえて青臭く描いているのが「ココロコネクト」の最大の特徴であり、売りなんだと思っています。

太一を始めとして、青木も唯も伊織も、真っ当な常識人なんですよね。
稲葉に言われるまで、犯罪云々など考えもしなかったくらいピュアな心を持っています。
疑心暗鬼になる方がおかしいのかと自分を責める稲葉の葛藤が痛いほどよく分かりますよ。

しかし、アニメでは台詞のチョイスが悪いのか、イマイチ稲葉の深刻度が伝わってきません。
確かに「小銭をくすねる」とも言っていますが、それだけをピックアップされると、何だかせこいイメージしか沸きませんよ。

原作から抜粋
「つーか、アタシはみんな多かれ少なかれ、人間はそんな一面を持ち合わせていると思っていた。
表ではどんなに『みんなのことを信頼してます』みたいな顔をしている時でも、裏では、やっぱある程度疑ってるんじゃないか、って。
でも、入れ替わってわかった。お前ら、アタシも含めてみんなのこと、本当に信用してるじゃん。そこの観点に関しては、恐いとか、全然、思ってないじゃん。
……じゃあアタシは、なんなんだ?」

個人的には、稲葉の考え方は突飛ではなく、正常な思考パターンだと思います。
いくら仲間同士であっても、信用しきれないところがあるのは当たり前ではないでしょうか。
入れ替わりなんて超常現象が発生し、自分の身体が乗っ取られる状況で不安に思うのは、至極当然です。
この辺りの心情が弱く感じられたのは、ちょっと残念でした。
だからこそ、伊織の「心配性」という言葉が落差となって面白かっただけにね。

ラノベ特有の言い回しによる長文会話が多いのは、原作的に仕方がないところ。
では、それを如何に解消するかが脚本家の腕の見せ所なのではないかなと思うんですよ。
例えば、会話を短めに区切って間を空けるというのは、一つの手法ではないでしょうか。
伊織にしろ稲葉にしろ、告白という名の垂れ流しをしているように聞こえましたが、間を取り入れるだけでも受ける印象は大きく異なると思います。
何度も指摘してしまうくらい気になってしまいます。
内面描写を省かざるを得ないアニメだからこそ、間が必要になるのかと。
声優さんの抑揚だけではカバーしきれない部分もあるため、そこは構成側がフォローして欲しいですね。
まぁ……尺が許さないと言われると、反論しようがないです。

他にも構図で視聴者の目線を惹きつける手段もあります。
ただ、それ以前に、今回から作画が不安定になってきてますからねぇ。
作画崩壊までは達していないので、何とか踏ん張ってもらいたい。

稲葉だって子供。
人よりも優れた頭脳と洞察力で人間関係を円滑に掌握する彼女でも、精神が成熟しているわけではない。
大人びて見えても、稲葉も太一達と同じ高校一年生に過ぎないんだ――というニュアンスが果たして視聴者に伝わったのかなぁ。

そういえば、授業中に入れ替わりが起きて、稲葉の身体になった太一が吐き気を催し、即座にトイレに駆け込むシーンは演出的に見てみたかったな。
稲葉がどれほど辛い状況を我慢しているのかよく分かる流れだっただけに。

ところで、稲葉のオカズ発言の真偽が疑われているようですが、順調にいけばアニメ内でも判明するかと思われます。こうご期待。

ちなみに、最も面白かったのは次回予告でした。
毎回、予告からEDの流れが秀逸で、惹き込まれるように観てしまいます。
太一の叫び声に鳥肌が立ちました。

次は1巻のラストかな。
とことん重たいシリアス展開になることを望みます。

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ココロコネクト 第3話「ジョバーとローブロー」 

ココロコネクト3話

ココロコネクト」第3話を視聴しました。
ヒトランダム編も半ばに差し掛かってきましたね。
以下、原作の重大なネタバレは避けつつ、ただし比較しながらの感想となります。

この無難さ加減が安心感を生みますね。
とびきり凄い演出や作画などがあるわけでもないんですけど、安定して面白いです。

第3話は、第五章「ジョバーはなにを思う」の続きから、第六章「ローブロー最強説」を経て、第七章「終わる。始まる。変わる。」の冒頭までの約60P分相当の内容となります。

予定通りの唯回でした。
笑顔の唯がメチャクチャ可愛かったです。
唯の男性恐怖症を克服させるために、我が身を投げ出す太一さんカッケエ!
入れ替わりならではのアイデアがツボにハマり、個人的な評価が一段階上がった初読み時を思い出しました。

映像で見ると、なおのこと痛そうな急所攻撃でしたね。
あの痛みは、男ならば誰しも分かると思いますが、耐えようがないものですからねぇ。
見ているだけでも、ひゅんとなる感覚を味わいましたよ。
原作は膝蹴りだったんですけど、アニメでは勢いよく振り上げちゃってますから、余計に攻撃力が増してますし。
あんなの喰らった直後に走って逃げるなんて出来るわけないよと突っ込まざるを得ませんでしたw

稲葉に「自己犠牲野郎」と揶揄された太一の本領発揮でしたね。
病的なまでの自己犠牲精神が良い方向へと転んだ結果ですが、綱渡りだったのも事実。
太一の考え方は、危うさを抱かずにはいられません。

危うさといえば、稲葉が入れ替わり現象の危険度を指摘しました。
「バカかお前はっ!?」と声を荒げる稲葉に、彼女の限界が近いことを感じさせます。
誰よりも聡いがために、如何に絶望的状況なのかを理解出来ているのでしょう。
伊織よりも稲葉の方が、どう見ても脆く、崩れてしまいそうに見えますね。
実際、最後の引きでは急に倒れ込んでしまいました。

この構成だと、唯のトラウマは克服され、次は稲葉の番で、最後は伊織かと思われるかもしれません。
あながち間違いではないのですが、この作品はそんな簡単に物事は進みませんのでご安心を。
シリアスな人間感情を主題としていることもあって、巷で溢れかえっているハーレム展開なんてありませんし、そもそも唯の男性恐怖症は克服などされていません。
補足説明をさせてもらいますと、あくまで男性に怯えるしかなかった唯が、克服しようと気持ちを切り替える第一歩を手助けしたに過ぎないわけです。
簡略化されているので、簡単に問題が片付いたかのように見えるのも仕方がないですね。

モノローグがカットされているため、微細な登場人物たちの心の揺れ動きまでは表現しきれていませんね。
例えば、太一が明け透けに唯に対して物申したところなど、目つきを細くするまではいいのですが、もう少し間があっても良かったと思います。
天然が入っているとはいえ、太一は馬鹿ではありません。
何をどう言えば唯が傷つくか分かった上で、「桐山が男性恐怖症である方が迷惑だ」と言っています。

他にも「自己犠牲野郎」について、稲葉の詳しい語りが省略されたのは残念でした。
プロレスのくだりよりも、「自分のことを大事に思えない奴~」あたりの話の方が重要だったと思います。

相変わらず声の演技に関しては素晴らしく、お見事というしかありません。
コメディパートもシリアスパートも声優さん大車輪の活躍ですね。
太一と唯の密会シーンではあまりにも自然すぎて、何の抵抗もなく入れ替わっていることを受け入れていました。
冷静に考えてみれば、太一の声色で女言葉って気持ち悪いはずなのに、完全に唯だと思いきっているんですよね。
ふと我に返った時には驚愕しました。

太一と青木が、稲葉と唯の体に入って告白大会を動画に記録しているシーンは美味し過ぎる!
ここだけは、原作の3倍増しで楽しめました。
やっぱり恥じらう声があると、破壊力が急上昇しますね。
制裁を受けるのはごもっともですが、男性陣はよくやったw
青木が服を脱いで「死ね」と発言する流れも腹を抱えて笑いましたよw

青木がすぐに地雷だと気が付いて、ガチで謝罪するところが好感持てます。
普段こそ弄られキャラのポジションですが、こいつは本当にイイ奴だと思いますね。
青木の大物っぷりは、こんな程度ではないんですが……まぁ、女の子とのシーンをカットするぐらいなら、男をカットするよね、やっぱり。

そういえば、前回の引きで稲葉がやらかしましたけど、藤島の反応モロモロカットされちゃってましたね。
藤島には即嘘だとバレ、しかしそれから更に話が進展するはずだったんですが。

セリフ量が結構あるため、ずっと喋り続けないと話が進んでいかないのは重々承知です。
しかし、些か平坦になりつつあるので、間を巧く取り込んで欲しいですね。
あとは細かいところを気をつけてくれれば。
太一の中身で唯が平然と着替えているところなど、大問題だと思うんですけどね。

アニメはアニメで凄く頑張っていると思います。
一人の原作ファンから見ても、毎週観終わった後は楽しかった気分に浸れるのと同時に、次回が気になりますからね。
ただ、その後に原作と比較すると、観たかったシーンがあれやこれやと出てきます。
なので、アニメが面白いなと感じた人は、より一層深いやり取りが楽しめる原作を強くお勧めしたいですね。

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ココロコネクト 第2話「なかなか面白い人間達」 

ココロコネクト2話

プークスクスと噴き出す伊織が可愛い。

ココロコネクト」第2話感想です。
とりあえず1回観た後、じっくり2回目を視聴するぐらい思い入れの強い作品なんだなと改めて実感しました。

気になる箇所はありましたけど、面白かったです。
こうやって無難にアニメ化してくれると嬉しいわー。

じっくり丁寧に描かれた1話と違い、結構サクサクと進みましたね。
おかげで詰め込まれている印象を受けました。
カットというよりも省略という感覚に近いかも。
あのセリフを聞きたかった、あのシーンを見たかったという思いは残っちゃいましたね。

今回の内容は、第三章「そいつ曰く、なかなか面白い人達」第四章「人と繋がって、爆弾を抱えて、一週間が経って」第五章「ジョバーはなにを思う」の途中まで。
稲葉が太一の姿で藤島に対して、伊織は俺の女だと宣言するところで終わりました。
原作を知っていると、妙なところで区切ったなと感じますね。

絵柄と内容からして、青春日常ラブコメディと思った人は多いでしょうね。
いや、あながち間違いではないのですが、シリアス成分はかなり高めです。
しかも、省略箇所の多くはシリアスではなくコメディ部分なので、余計にそう感じさせます。
鬱展開というよりも、心臓を握り締められるかのような苦しさや、それを打開せんとする青臭さが売りですね。
内面描写が重要な作品なので、アニメでどこまで伝えられるのかがキーとなると思います。

1,2話で見え隠れしている伏線は、誰しも気が付いていることでしょう。
伊織の家庭環境と表裏の顔だったり。
唯の男性に対する態度だったり。
稲葉が信頼関係という言葉に反応を詰まらせたり。
とりあえず、次回予告を見る限り、インパクトの強かったシーンは期待できそうですね。

んー、入れ替わりが分かり辛い、かな?
原作を読んでいても軽く混乱するぐらいですから、アニメ組の人にとっては誰が誰なのか把握するのが大変なのではないでしょうか。
これは演出の問題だと思うんですよね。
例えば、第1話の太一と伊織の入れ替わりで、瞬きする間に現象が起きた見せ方は、SEを含めて効果的でした。
太一が眺めている視点を切り替える演出は、瞬間的に入れ替わりが起きたことを視聴者にも気付かせて、なおかつ唐突な驚きをキャラと共有できる素晴らしい手段だったと思います。

それに対して、第2話では引いた絵で音とキャラの反応だけで入れ替わりを済ませています。
確かに、作り手としては楽なんでしょうが、これだとせっかくの衝撃を伝えきれていません。
声優さんの演技は、お見事なのですが、入れ替わりの演出をそれだけに依存してしまうのは危険です。
1話が良かっただけに、手抜きとも取られかねない簡略化は残念でした。

その声優さんについても、相性がありますね。
一番しっくりきたのは、稲葉が乗り移った唯を演じた金元寿子さん。
正直、どのキャラを聴いてもイカ娘を想起させるため、ドラマCDで唯の声を初めて聴いた時も慣れるのか心配だったのですが、切れ味鋭い声も出せるんじゃないですか。
侮っていたつもりはありませんけど、これは驚かされました。

逆に違和感を覚えたのは、稲葉。
みゆきちの演技によるところなのか、それとも脚本家の指示なのか、はたまた個人的な読み違いか。
ともかくとして、少々台詞がのんびりに聞こえます。
ごっさんの姿をした<ふうせんかずら>にキレる時や、胸のサイズを暴露するところなど、もっと捲し立てるかのように早口で喋るイメージだったんですよね。
演技に関しては言うまでもなく実力のある方なので心配していませんし、稲葉の部屋でメンバー達に怒りながら注意するシーンなどはテンポ良かったので、部分的な間の長さだけ気になりました。
ああ、入れ替わりに関しては良かったです。
何故か太一が中身の時の方が可愛かったりするところとかねw

やっぱり入れ替わりで起こるアクシデントは、当事者には可哀想ですけど、面白いなぁ。
挙手する場面でタイミングよく入れ替わるシーンなんて、分かっていても笑ってしまいました。
立ちションが平気になったと言う伊織の豪快なところも良かったです。

この作品でパンチラを見たいとは思わないので、下手に媚を売るようなサービスシーンがなかったのは良かったんですけど、それならそれで構図をしっかりと考えてもらわないとなー。
鉄壁スカートが不自然すぎますよ、あれは。
あと、唯のパンチラが拝めるくだりは全面カットですか。
クッキーや「ずっしり重みのある低反発クッション」を投げつける唯の姿は見たかったなー。

本筋はそのままなんですが、それ以外にもスルーされたネタで見たかったシーンは多かったなぁ。
ごっさんがじゃんけんで負けて批難されるところとか。
青木と入れ替わったために稲葉の小テストが散々な結果に終わったとか。
伊織が話す男のアレをアレするネタとか。
稲葉が初めて入れ替わりを体験した時の反応とか。
<ふうせんかずら>が去る間際に5人全員の入れ替わりが起きるところとか。
入れ替わり時に家族の呼称が問題になったりとか。

まぁ、尺は限られている訳ですから、細かく省いていくのは仕方がないですね。
これぐらいなら許容範囲と言えますし、逆にいえば、その程度しか不満がないとも言えます。
大幅な原作改変は見当たらないので、今のところキャラの反応をニヤニヤしながら楽しんで観ています。
それに、ここまではあくまで状況説明ですから、盛り上がっていくのはこれからですしね。

ところで、BDの販売予定と価格からすると、全17話相当になるみたいなんですが、どういうことなんでしょう?
もしかして、テレビ放送は13話までで、4巻「ミチランダム」はネット配信になるんだろうか。
そうだとすると、無理矢理尺を合わせる必要性がなくなるので、滅茶苦茶嬉しいんですけどね。

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『ココロコネクト』3巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

ココロコネクト (3) (ファミ通クリアコミックス)ココロコネクト (3) (ファミ通クリアコミックス)
(2012/07/14)
CUTEG

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ココロコネクト』漫画単行本第3巻を購読しました。
アニメ視聴者の方々にはネタバレ感想となるので、全力でスルーしてください。

遂に原作1巻である「ココロコネクト ヒトランダム」の内容が完結。
じっくりと描いてくれているのは嬉しい限りです。
進展が遅いと感じる方もいるかもしれませんが、個人的には丁度いいペースでした。

クライマックスから始まる物語。
臨場感は、残念ながらそこまで伝わってきませんでした。
CUTEGさんの絵は、笑いと泣きの表情は上手いのですが、怒りが致命的に下手です。
ふうせんかずらに対して血管がブチ切れるかの如く激怒する稲葉や太一が、陳腐に見えました。
イラストで磨いた腕は、微笑みに注がれているのが、よく分かります。
アクションも迫力不足で、動きがイマイチな部分が散見されました。

その一方で、穏やかな表情は天下一品だと思います。
青木の身体で悟ったように微笑を浮かべる伊織は、儚げで愛おしさすら感じました。
男の顔なのに。

久しぶりに「ヒトランダム」のエピソードを読むと、えげつなさを再確認させられますね。
慣れてきてしまっている部分のある文研部は、危機感がズレている感覚があります。
生死の狭間に立たされた今回の選択は、残酷すぎますね。

太一と伊織のラブロマンスが、胸の奥を疼かせます。
切なくて、心苦しくて、だけど心臓がバクバクと鼓動させる想いに喜びが溢れる。
状況は特殊だけど、青春してますよ、ホント。

そのまま2巻の「キズランダム」に突入するのかと思いきや、短編集の話に移行してます。
どうやら時系列順に拾ってくれるようですね。
「クリップタイム」に収録されている「桐山唯の初体験」の話が展開されていました。
唯の照れたり慌てふためく姿が、小動物っぽくて可愛かったです。
漫画だと唯の背の小ささが際立つところが良いですね。
大沢美咲は、もっとスレンダーで格好良いボーイッシュな容姿だと思っていたので、女の子らしい表情が多彩だったのは意外でした。

文研部ヒロインがヘッドフォンを装着する表紙に何の意図があるんだろう。
アイテムで差別化された可愛さを表現できているので、別に良いとは思うんですけどね。

次の表紙は誰になるんだろう。
太一と思わせておいて、藤島かな?w

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ココロコネクト 第1話「気づいた時には始まっていたという話」 

ココロコネクト1話

今期のアニメで最も期待していた「ココロコネクト」の第1話を観ました。
普段は、視聴さえできればいいので放送日時は気にしないのですが、こればっかりは最速地域と同日に観たかったなぁというのが本音です。
原作を知っているとはいえ、各所の反応に目を通さずに、1話だけは感想を書きたいなと思っていたものですからね。

そんなわけで事前情報をシャットダウンして迎えた第1話だったわけですが……。
うん、面白かったです。
充分に及第点には届いていると思われます。
原作既読済みという色眼鏡を付けると、キャラが動いて喋っているだけでこんなに楽しい気分になれるとは思わなかったと言えるだけのクオリティがありました。

原作1巻「ココロコネクト ヒトランダム」第一章・気づいた時には始まっていたという話と第二章・「お」から始まる『アレ』の終わりとなる41Pまでがアニメ化されました。

アニメとしては、情報量の多さが気になるかな。
太一のモノローグは親切で有難い半面、ラノベ特有の言い回しや説明が大量で、ダラダラとした空気を作る羽目にもなっていました。
一つ一つの台詞が長めで、その間、聞き手が突っ立っているのが目立ちます。
作品の性質上、これは仕方がないことではあるんでしょうねぇ。
文字だけでは気にならなくとも、絵としてみると不自然に映ります。

とはいえ、テンポが悪いということでもありません。
1話としては絶妙な構成で、これ以上も以下もないところで区切ってくれました。
青木と唯が入れ替わった話を打ち明けた後、本来は日を置くことになるのですが、そのまま次の日の話に続いたのは良い改変だったと思います。

作画は、1話にしては微妙なところかもしれませんが、まぁまぁといったところ。
白身魚さんのキャラ原案から、どうしても「けいおん!」と比較されるのは避けられないでしょう。
SILVER LINK.も頑張っていると思いますが、京アニと比べたら、どうしても描き込み量やアニメーションで劣ってしまいます。
しかし、色指定が淡く柔らかい印象を与えるものとなっており、安っぽさはありません。
何となく「放浪息子」を思い出しました。

真正面からのバストアップ構図を多用しているのは、これからの特徴になっていくんだろうか。
あまり多過ぎると単調に感じてしまうので、角度をつけたり、引いた絵も挿入して欲しいな。

キャラ絵は、みんな柔和な表情で良かった。
コミカルなギャグ絵も頭身を崩し過ぎていないのは、今度のシリアス展開を考えると正しい判断ですね。
伊織のほくろが、ゴミがくっついているように見えてしまうのは残念でした。
あと、これは原作からしてそうなんですが、伊織が学校一の美少女と評判ですけども、稲葉も唯も同等に可愛いので特別だとは感じられませんね。
というか、稲葉は妖艶と評するくらい美人系のはずなんですけどね。

文研部の面々も良かったんですけど、最もインパクトがあったのは藤島麻衣子だなぁ。
あの状況で二言目に「揉んであげようか?」は怖すぎるw

演出面は、何と言っても声優さんたちの演技が素晴らしかった。
入れ替わりネタは、文面だと把握し辛いのですが、声だとすぐに分かりますね。
太一役の水島大宙さんと、伊織役の豊崎愛生さんが入れ替わった時は圧巻でした。
単純な異性役ではなくて、中身だけが変わったんだなと伝わってくる声色で、ひたすら感心させられました。
水島大宙さんが伊織を演技するところなど、良い意味で気持ち悪かったですよw

入れ替わったことを実感するために、ガッツリと胸を鷲掴みにする太一(外見・伊織)は、まさに男子高校生の鑑。
草食系と思わせておいて、両方脱げと発言したりと、下手に誤魔化さないところが好きです。

アニメで補間をしてくれたのは、各キャラの家族構成。
原作では必要に迫られないと、なかなか描写すらされていませんからね。
太一のシスコンっぷりが早々に発揮されたりとか、伊織が母親と二人で暮らしているところとか、稲葉の兄貴がイケメンだったりとか、唯の妹が姉を心配していたりとか、青木の家族は仲が良さそうだなとか、何気ないシーンなんですけど得られるものが色々とありました。
中でもやっぱり伊織の家庭は、繊細な雰囲気を醸し出していますね。

絵柄から日常系+萌え作品と予想していた人もいるようですが、どっちかといえば青春系です。
それも頭にドが付くくらいの青臭さ全開で、コメディよりもシリアスの方に力を入れている作品ですね。
またよくある入れ替わりネタだと思って切る人は、ちょっとだけ様子見して欲しい。
これだけでは終わりませんから。

次回も楽しみですが、唯一にして最大の不安は話数調整ですね。
どうやら4巻である「ミチランダム」をやるようですけど、1クールしかないのにどうするのか。
駆け足だったり、丸々カットということは止めて欲しいのですけど。

⇒ 原作「ココロコネクト ヒトランダム」 1巻感想

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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ココロコネクト ユメランダム 

ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)
(2012/02/29)
庵田 定夏

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読書期間:2012/3/1~2012/3/2

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春
ラブコメ




 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 修学旅行を控えた9月末、太一たち二年生には進路調査票が配られていた。
 部室で将来を見据えて語るメンバーを見て、一人焦りを覚える太一。
 そんな時、「――これで最後です」と<ふうせんかずら>が終わりと始まりを告げる。
 山星高校全員の願望が見える、その現象を危惧した稲葉は何もしないことを部員たちに強要。
 しかし見捨てることはできないと主張する太一と唯、反対派の稲葉と青木で意見の衝突が始まって……。
 愛と青春の五角形コメディ第6巻!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


不思議な現象に巻き込まれるたびに成長する少年少女の青春ラブコメディ、第7巻。
アニメ化に続き、ゲーム化も発表され、名実ともに人気シリーズとして相応しくなってきました。

本当に面白い作品だなぁと、しみじみ思います。

<ふうせんかずら>より告げられた最後の現象『夢中透視』は、二年生5人に力が宿るものだった。
その力は、文研部以外の山星高校に在学する者すべての願望を見通すという。
他人の手助けを積極的に行いたい自己犠牲野郎の太一や、見て見ぬ振りが出来ない唯は、力の行使を主張するが、稲葉と青木は異常な方法で手に入れた情報に手を出してはいけないと反対する。
意見の食い違いにより文研部の空気が怪しくなっていく――というストーリーです。

数々の苦境を乗り越えたことで、10代とは思えないほどの精神力を身に付けた文研部メンバー達。
一年生の千尋や紫乃と比べると、もはや隙など見当たらないのではないかと思っていました。
ところが、強固な絆だからこそ、僅かな綻びが深刻な裂け目となってしまいます。
第1巻の「ニセランダム」の時からこの構想を練っていたんでしょうか。
どちらにせよ物語の流れが計算付くとなっており、感服するしかないですね。

毎回誰かしらがズタズタのボロボロまで追い込まれますが、今回は太一の番でした。
かつてないほどに失敗を繰り返す太一に、何度モヤモヤとさせられたことやら。
自己犠牲野郎の言葉で片付けられていた太一の本質を、更に一歩踏み込み暴く展開はさすが。
どこまでも青く、だからこそ一皮剥けたときの輝きは、羨むぐらいに眩しい。
一人では越えられない壁も、かけがえのない友となら越えられる、なんて青臭くて言葉に出すのも恥ずかしくなるようなことを体現している彼らは、まさに青春してますね。

太一の問題は作中で散々掘り下げられましたが、今回の件のキッカケは、稲葉だったと思います。
議論すら取り合わず、独裁的に話を完結させようとしたのがそもそもの始まりでしょう。
太一の危うさを理解していながら……いや、理解しているからこそなのか、反論を許さない姿勢で『夢中透視』の力を使わないよう強制したのが、拗れてしまった原因でした。
二人とも頑固だからなぁ……。

結局、人は身近な人間、もしくは自分に影響を与える人間のことしか考えられないんですよね。
そして、それは概ね正しいと思います。
名も知らない人の不幸よりも、大切な人間の幸せを願っても何も悪くないですし、当然でしょう。
そこへ思考が至ったキャラがいなかったのが惜しい。
正直、青木家の件については、太一たちが責められる筋合いはなく、むしろ正当な判断が出来る状況を作り出したと褒めらるべきことです。

要するに、客観的に見えて感情論で語っているのは、稲葉も青木も同じなわけで。
力が芽生えてしまった以上、力を使用するにしても見なかったことにするにしても、己の基準で判断するしかないわけですよね。
幸い、伊織が慎重派で中間を担ってくれましたけど、空中分解してもおかしくなかった。
それぐらい極論のぶつけ合いで、もう少し柔軟に対応すればいいのにと思いました。

藤島の存在感が半端じゃない件については、もう藤島だから仕方がないで説明がつくと思うw
何だか彼女だけ別の軸で動いているかのような独特感がありますよね。

挿絵は脇役メインで物足りませんでしたけど、その代わり表紙が良かったです。
対立している4人と中心に佇む伊織が、作品の内容を見事に捉えていました。

恋愛事情に関しては、大きな進展があった割には、晴れ渡るような解放感はあと一歩だったかなぁ。
良かったのは間違いないんですけど、読者視点で対立関係を引きずって読んでしまいました。

本編は次で最後のエピソードだそうですが、とんでもない展開になりそうな爆弾が……。
それでも彼や彼女ならば、きっとどんな苦難も乗り越えて、ハッピーエンドになるはず。
そう信じられるだけの成長を果たした巻だったと思います。

少年が己の本質から逃げずに向き合い、初めてスタートラインに立つ話

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価A- 

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ココロコネクト ニセランダム 

ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)
(2011/10/29)
庵田 定夏

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読書期間:2011/10/31

【評価……A-
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
構成




 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8





 新メンバーの千尋と紫乃が加わり、来るべく体育祭に向けて盛り上がる太一たち文研部。だがそんな一大イベントを前に一年生の二人はどこか浮かない顔をしていた。
 そんなある日、太一は伊織から「未練」があると告げられる。さらに周囲の言動から立ち上る強烈な違和感――信頼しているからこそ相手の言葉を疑いなく受け入れてしまう五人、そんなメンバーを陰で嘲笑うのは太一たちが予想もしない人物で……。
 愛と青春の五角形コメディ、絆を貫く第5巻!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


少年少女たちの愛と青春の成長物語、シリーズ通算6冊目。
帯にてアニメ化が発表され、ますます勢いの乗る本作。
今回も青臭過ぎて、痛々しさを通り越した清々しさが詰まっています。

一筋縄ではいかないからこその面白さがあるシリーズですね。
ライトノベルという言語通り、さらりと軽く流す物語が多い中で、キャラの掘り下げが素晴らしい。
表面だけでは留まらず、どんどん踏み込む容赦のなさは、なかなか見られません。

普段がリア充全開の和気藹々とした雰囲気だけに、追い込まれた時のギャップが凄まじい。
読んでいるこちらのココロまでもがズタズタになりますよ。
大人しく読むことが出来ず、呻いたり喚いたりしながらベッドの上でゴロゴロしまくってました。

心臓までに届く皮膚を一枚一枚剥いでいくような構成は、何度体験しても慣れません。
余計なものを取っ払い、文字通り心を裸にする追い詰め方には、躊躇いを感じさせませんね。
もちろん一切手加減ナシとまでは言いませんし、ぬるいなと思う場面も中にはあるんですけど、他多数のラブコメであるような安易で優しい解決は見当たらないです。
ホラーサスペンスならまだしも、青春系小説でここまでシビアなのは珍しい。

それにしても、今回の話は卑しい……もっと直接的に言えば、ゲスいものだったなぁ。
作品のテイストから考えると、境界線を越えた先の外道さだと感じました。
これまでの現象と比較すると、厭らしさが一際異質です。

主観をどこに置くかによって、大きく評価が割れるでしょうね。
個人的には、作品としてはありだと思うものの、文研部メンバーは聞き分けが良過ぎるなーとも思いました。
大人びた思考とか、成熟しているとか、そんなレベルじゃないですよこれは。
絆が強固すぎて隙がなく、人間が出来た考えばかりで、聖人君子にしか見えない。
2年生5人組のリア充オーラが圧倒的すぎて、2人の後輩が気後れしてしまうのも致し方がないかな。

紫乃は、初顔見せだった前回で察した通り、臆病な性格をしたキャラでしたね。
憧れの先輩達に羨望の眼差しで向けて、自分も変わることが出来たらと願う姿は年相応でした。
彼女の視点から見ることで、2年生組の異常さを痛感しました。

千尋の性格を受け入れられる人は、あまり多くはないかもしれません。
でも、太一たちが成長し過ぎているだけで、高校生になったばかりの男子としては、最もリアリティのある姿だったのではないかなと思います。
彼の心境の変化と行動に移れない情けなさは、嫌になるくらい共感を覚えました。
駄目だと頭で理解出来ていても直面する問題から逃げてしまい、より一層状況が悪くなるなんてことは誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
酷いことをしてしまったのは事実でしょうけど、嫌いにはなれません。
むしろ、紫乃よりも好きなくらいです。厨二病要素とかw

難しいなー、この回は。
読者の倫理観や感情で、ガラリと見方が変わってしまいます。
千尋の心理描写を上辺だけではなく詳細まで浮き彫りにしたことは、長所であるといえます。
ただし、それを踏まえた上でも、好意的な解釈は出来ないという人の気持ちもよく分かります。
オチを考えたら、もう少しスカッとした罰が与えられても良かったかなと思いますね。

どうしても後輩をクローズアップした巻だったので、既存の文研部メンバーの描写は少なめでした。
デレばんと太一の絡みをもっと読んでみたかったなー。
短編集と比べると、壊れっぷりにセーブがかかっているように見えましたし。

白身魚さんの挿絵が、若干少なく、あっさりしすぎだったのが少々残念。
あとがき絵は滅茶苦茶良かったんですが、力の入れどころが違う気がしますよw
髪を下ろした伊織の絵も、ようやく見慣れてきました。

これだけ結びつきの強い絆を崩壊させるような事件がまだ起こるんでしょうかね。
依存が強いほど、失った時のショックも大きなものとなるんでしょうが……はてさて。

最後にふと思ったこと。
太一の妹と千尋の弟って、もしかしてアレだったりするのかな……?

己が欲するものを持っている文研部メンバーに憧れて入部した後輩達の試練と成長を描いた物語

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価A- 

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FB CollectDrama04「ココロコネクト デートと春と妹ごっこ」 

ココロコネクト 春とデートと妹ごっこココロコネクト 春とデートと妹ごっこ
(2012/01/06)
VARIOUS ARTISTS

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ココロコネクトのドラマCD第2弾を購入しましたので、感想をつらつらと。
第1弾「ココロコネクト 夏と水着と暴風雨」の時は台本が付いてきましたが、今回は特典なしだったのが少々残念でしたね。

うん、なかなか良かったですよ、これ。
原作が大好きで、漫画やドラマCDも買い漁っている人間だからかもしれませんが、凄く楽しんで聴くことが出来ましたね。
ドラマCDに値段的価値を見出せるファンならば、買って損はないと思います。

前作よりも脚本がドラマCD向きになっていますね。
容姿やアクションの表現を声だけで行おうとすると、どうしても説明的になり、テンポが崩れます。
原作の小説はもちろんのこと、視覚要素があるアニメや漫画では簡単に伝えられることでも、音だけで状況説明をしなければならないドラマCDという媒体では難易度が跳ね上がります。
水着やスポーツといった不向きな内容をドラマCDの話で書いてしまった前回は、ある意味最初から失敗していたようなもんです。

その教訓を生かした結果なのか、声優さんの演技を魅せようとした話作りはナイス判断でした。
説明口調な台詞も中にはありますが、それでも可能な限り削ったであろう苦労が垣間見れます。

太一たち5人が文研部員が2年生となり、新たな1年生の男女が入部した直後のエピソード。
「クリップタイム」と「ニセランダム」の間に挟まれる話ですね。
内容的には、「ニセランダム」が後でも先でも特に問題はないかと思われます。

<ふうせんかずら>の脅威に怯える2年生たちが、怪しげな気配に構えてしまい、ドタバタと激しく空回りする展開です。
設定もオチもベタすぎますが、ネタ拾いは面白可笑しくて、笑いが絶えることがありませんでした。

稲葉んが可愛すぎる……!
みゆきちの演技が素晴らし過ぎますね。
照れたり、怒ったり、たどたどしい言葉を並べたり、もうたまりませんね。
お姉さんキャラの殻を破りきれていないかなとも感じましたが、デレばんらしさは存分に現れており、堪能させていただきました。

円城寺紫乃役の東山奈央さんは、これまで数える程度しか聴いたことがありませんでした。
紫乃のキャラからして、ふわふわして定まっていない感じだったので、声に明確なイメージがあった訳ではなく、むしろ声をインプットしたような感覚になりましたね。
合う合わないという問題じゃなく、もうこの人が紫乃なんだなぁという感じ。

逆に宇和千尋には気だるそうなイメージがあったので、豊永利行さんの演技は想像通りでした。
淡々としていて、声に張りがないダラけた感じが目に浮かぶようです。
ただ、ちょっと声が渋すぎたかなぁ。
少なくとも後輩キャラにも関わらず、高校生らしい若さを感じられませんでしたね。

ラブコメらしい、聴いていてむず痒くなってしまうシーンが豊富で面白かったです。
このキャストならば、アニメへの期待も膨らんじゃいますね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ココロコネクト 

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『ココロコネクト』2巻 感想 (ファミ通クリアコミックス) 

ココロコネクト(2) (ファミ通クリアコミックス)ココロコネクト(2) (ファミ通クリアコミックス)
(2011/12/15)
CUTEG

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ココロコネクト』漫画版2巻を買いました。
webコミックは、不定期に更新している印象があるので、意外と早い発売に驚きました。

表紙の稲葉ん可愛くていいですねー。
音楽を聴いているイメージはあまりないんですが、この手の機械的なアイテムは似合うなと思います。
まぁ、今回の中身にヘッドフォンは一切関係ありませんでしたがねw

原作1巻の中盤から後半の入り口にかけての話で、稲葉回でした。
台詞に関しては、ほとんど原作を網羅しているといっていいほどの再現度が高い仕上がりとなっています。
ペースアップすることなく、1巻同様にキッチリと丁寧に描かれているため、安心して読めますね。
ストーリーを知っている人間からすると、無茶苦茶面白いってことはありませんが、十分楽しめる出来にはなっていると思います。

CUTEGさんの絵は、雑になったり手を抜いたりするところがないのが良いですね。
真面目すぎるのか、どのコマも均等の力で描いているので、漫画を読んでいるというよりもイラストを鑑賞している感覚の方が強いのは長所でもあり短所でもあるかな。
白身魚さんとは異なる魅力があります。

基本的に会話で話が進んでいく作品ですから、漫画になっても動きは少ないもんですね。
そうすると必然的に表情に注目が集まります。
太一の困った顔や、稲葉んのしたり顔は、なかなか見応えありました。

例のオカズの話は、やっぱり酷いけど笑ってしまうなぁw
早くここを声優さんの声で聞いてみたいなw

それにしても、こうしてみると入れ替わり現象ってそんな起こっていなかったんですね。
この2巻では何と1度しか発生していません。
あくまでテーマは、思春期の心の模様であって、ギミックは舞台装置でしかないというのがよく分かります。

とりあえず、3巻で原作1巻は終わると思われますが、それ以降も続けて描いてくれるんでしょうか。
アニメの成功次第で変わってくる可能性も考えられますね。

テーマ: 漫画

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(巻感想)  CUTEG   

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「ココロコネクト」アニメ化決定 

ココロコネクト」アニメ決定が公式発表されました。

▼ FB Online『ココロコネクト』特設ページ
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/02sp/02_1111kokoro/index.html


ネット上では2週間以上も前に情報が流れていましたが、公式ではありませんでしたからね。
正式な発表としては、これが初なのではないかなと思われます。

ファミ通文庫の新たな看板になりつつありますね。
近いうちにアニメ化されるだろうとは思っていたので、予想通りです。
題材的に画面映えしますから、アニメには向いている作品ですし、成功するんじゃないかな。
白身魚さんの絵で、「けいおん!」と比較されてしまうのは、避けて通れないでしょうがね。

公式サイトで公開されたPVを観る限り、雰囲気は良さそうです。
淡さを表現するために、ぼやけたフィルターをかけているのが「放浪息子」っぽい。
評価は割れるでしょうが、この手法はかなり好みなので、個人的にはありだと思います。

具体的な情報はまだ何も出てきていませんが、制作会社はシルバーリンクっぽく見えますね。
少なくとも京アニではなさそうだ。
ファミ通文庫としてはバカテスでもお世話になっているところですし、外れではないでしょう。

同時に発表されたドラマCD第2弾は、早くも後輩の宇和千尋と円城寺紫乃が登場するようです。
アニメも、そこまで行くとなると2クールは欲しいけれど、どうなるんだろうか。
続報に期待ですね。

そして、明日には原作最新刊「ココロコネクト ニセランダム」も発売。
今最も気になるラノベなので、ネタバレを食らわないように感想サイトの巡回を気をつけなければ。

12月には漫画2巻、ドラマCD第2弾も1月に発売されるので、ココロコファンは要チェックです。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ココロコネクト 

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ココロコネクト クリップタイム 

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
(2011/05/30)
庵田 定夏

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読書期間:2011/6/12~2011/6/13

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
青春
ラブコメ
リア充



 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8




 「新入部員がこなーい!!」
 積極的な勧誘をしないと決めたものの、いつまで経っても現れない新入生に焦る太一たち。そんな時、文研部の扉を叩いたのは気だるな男の子と内気で小柄な女の子で――。
 待望の新入部員編と、文研部が一枚のスクープ写真で学校を湧かせた文化祭秘話、伊織と太一との三角関係に悩む稲葉の奮闘劇から、唯が体験した女の子とのドキドキ初デートまで!
 愛と青春の五角形コメディの美味しいところを集めたココロコレクト第1弾!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


「ココロコネクト」シリーズ初の短編集。
どうやら「ココロコレクト」という通称らしいですが、上手過ぎて紛らわしい。

全部で4つのエピソードが収録されており、うち3つはFBonlineにて掲載されていたものです。
自分は見たことがなかったので、どれも新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

ふうせんかずらによる不思議現象に巻き込まれることなく、文研部の学校生活をラブコメタッチで描かれた青春モノとして仕上がっています。
心が削られるかのような緊迫感やシリアスな展開は皆無で、良くも悪くも緩いですね。
太一たち5人の会話の応酬だけでも楽しいのは確かなんですが、ちょっと物足りないかなー。
危機的状況に追い込まれることで、必死に抗おうと輝きを増すキャラばかりですから、内面の掘り下げが本編に比べると浅いと惜しいなぁと感じてしまいます。

「スクープ写真の正しい使い方」

ふうせんかずらの脅威に不安を抱くことになる前である1巻直前のエピソード。
以前から何度か思い出として話題にあった文研新聞・文化祭増刊号にまつわる話です。
結果は分かっていましたけど、ここまで盛大にやっていたのか。
キャラ紹介といっても差し支えのないくらい、それぞれの特徴を捉えた内容でしたね。
カラーページにある伊織の浴衣が姿が、物凄く似合っていて素晴らしかったです。

「桐山唯の初体験」

タイトルから色々と想像してしまう、ラブコメの王道的なニヤニヤエピソード。
時期的には、1巻と2巻の間かな。
コメディ色が強過ぎるかなと思わないでもないですが、唯の揺れる心の動きは淡くて良かったです。

「稲葉姫子の孤軍奮闘」

稲葉が太一に恋心を打ち明けた直後である2巻と3巻の間の話。
想い人である太一と、ライバルである伊織への接し方に悩む稲葉んが、あーだこーだと知恵を絞るが余計にドツボにハマるというこれまた典型的な流れ。
オチが見え過ぎているのが、ある意味安心。

「ペンタゴン++」

今巻収録の中で、唯一の書き下ろしである最新エピソード。
2年生に進級した文研部5人が、入部希望の新入生を迎える新たなスタートとなるプロローグ的な話です。

表紙の太一以外の二人が、一年生である新キャラですね。
右側にいるのが宇和千尋は、名前と表紙絵では判断付きにくいですが、男です。
クールな物怖じしない性格で、なかなか男前なところがあります。
太一や青木とは違うタイプですし、そもそも女キャラの比率が高い作品なので、個人的には大歓迎ですね。

もう一人は、表紙真ん中にいる円城寺紫乃
後輩キャラの定番である小柄で内向的な一面があり、分かりやすいキャラですね。
過度なロリに偏ることなく、年相応な感じが好感持てます。

二人が、文研部に加入するかどうかを焦点としたこの話が、一番面白かったですね。
二年生になり、クラス替えなどの環境の変化もあって、読み応えがありました。

あとは、太一と稲葉が付き合い始めた後の初エピソードということもあって注目していました。
なるほどなるほど、これがデレばん症候群か……。

うぜえ!w

稲葉んのデレっぷりが可愛いとかそんな生易しいもんじゃないよ!?
尋常じゃない破壊力は、もはや笑いしか出ませんw
キャラ崩壊しすぎて、クールビューティーの面影が風前の灯だよw
今までの稲葉んとは別人だと言われても信じちゃうレベルだよ!

しかしまぁ、片鱗は見せていたけど、まさかここまで稲葉んが変貌するとはね……。
いつもなら「いいぞ、もっとやれー!」とけしかけるところですが、ちょっとは落ち着けと突っ込みを入れたくなります。
こんなリア充が側にいたら、さぞ鬱陶しいだろうなぁ……w
伊織がネタに走るのも致し方がないw
稲葉んがデレデレで幸せそうなのは喜ばしいんだけど、甘過ぎて弄らないとやってられないわ。

付き合い始めたばかりのカップルのラブラブっぷりに当てられます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ココロコネクト  庵田定夏  白身魚  評価B+ 

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