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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『クズとメガネと文学少女(偽)』2巻 感想 



クズとメガネと文学少女(偽)」2巻のネタバレ感想です。

2巻も同様の面白さが継続しています。
それだけにここで完結なのが釈然としません。
元々短期連載だったとは思えないので、残念ながら打ちきりだったんでしょうか。

クズだったり偽物の文学少女だったりと言い方はそれぞれですが、一言で言えば全員バカです。
本人たちは至って真面目なのがシュールさを引き出していて、ギャップが面白いことになっています。

基本的にアホの子である織川を愛でる作品ですね。
彼女がツッコまれて言い訳するたびに己のアホさを披露する流れが鉄板です。

織川が全校生徒にパンツ公開していた話、思った以上に引っ張りましたね。
意外と繊細な心の持ち主だったのかと言っちゃうと可哀相でしょうか。
いやでもなぁ、あんな痛々しい格好を年がら年中していたら中二病と高二病のダブルで発症しているようなものだし。
古河と守谷がデキていると勘違いして、素っ頓狂なアドバイス送るような娘ですしね。
残念ヒロインさ加減が愛らしく、でも近寄ると面倒臭そうなので遠くから見守りたいなと思わされます。

下ネタや卑猥な単語を恥じらうことなく投げかけてくる図書委員長もいいポジショニングでした。
主に織川を弄る役柄として場を掻き乱してくれましたね。
おかげでダメージ負って苦しんだり、ちょろ可愛い姿などを見せてくれました。

まるで最終回らしくない終わり方で締めたので、完結と言われなければ気付かないですね。
本当に面白かったので惜しいなぁ。
これは作者の別作品にも手を出してみたくなりました。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: クズとメガネと文学少女(偽)  クズとメガネと文学少女(偽)(巻感想)  谷川ニコ 

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『クズとメガネと文学少女(偽)』1巻 感想 



クズとメガネと文学少女(偽)」1巻のネタバレ感想です。

谷川ニコさんといえば「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が有名ですね。
「わたモテ」は名前だけしか知らなかったため、これが初めて読む著者の作品となります。

いやぁ、びっくりするほどアホしかいねえ!
どいつもこいつも破壊力あるボケ連発で数え切れないぐらい噴き出しました。
正直ここまで面白いとは、良い意味で予想外でしたよ。

一目惚れした女の子以外目もくれないストーカー気質なクズ担当・古河。
比較的まともだと思いきや本のことになると常識がなくなるメガネ・守谷。
頭よさそうだからという中身空っぽな理由で見た目だけ高校デビューした偽りの文学少女・織川。
登場人物を紹介しただけでも分かるぐらい、残念な三人組がアホな勘違いを積み重ねながら不思議な友情を育む学園モノです。

活字を読むのに苦戦している織川が痛可愛い。
オタサーの姫っぽい少々きつめな服装も天然のアホの子だから嫌味にならない。
古河と守谷がキスしていると誤解して、BLに脳が侵食されていくのもイチイチ笑えてしまいます。
織川から喜ぶからという理由で身を切る古河も面白くてたまりません。

クズの古河が織川の顔に惚れているけど、ラブ展開なぞ一切ないですね。
でもこのコメディ100%だからこそ振り切ってて面白いとも言えます。
これでいい、これがいいって作品ですね。

ちなみに、主に守谷が作品内で多数の小説を紹介していますが、別段読書欲を煽るものではないかな。
ただのギャグアイテムになっているだけなんですよねー。
まぁ、それはそれで上手い使い方ではあるのですが。

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