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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『オタクに優しいギャルはいない!?』4巻 感想 



オタクに優しいギャルはいない!?」4巻のネタバレ感想です。

まるまる一冊通して学祭当日編。
いつものようなギャグ路線だけでなくシリアス展開もありましたが、今回だけでまとめ上げています。

二人の美少女を擁するコスプレ喫茶は繁盛するに決まってますよね。
彼女たちの凄さは異性だけでなく同性からも好かれているところだと思う。
たとえ関り合いがなくても、クラスメイトなだけでも楽しくさせてくれる存在でしょうね。

コスプレは伊地知のメイド姿が最強でした。
ミニスカ、ツインテール、ニーソのバリバリ直球スタイルに見惚れてしまいます。
天音がキラモン繋がりで瀬尾と一緒にコスプレ写真を撮りたがるところは可愛かったですね。
表紙にもある派手なカラコン装着の平成ギャルモードも悪くないですが、ぶっちゃけ元々当時のギャルは好みから外れているので、これなら普段の令和ギャルのが好きですね。

ミスコンで伊地知と天音のどちらに投票するか頭を悩ませる瀬尾。
息切れするほど考えたのち、両者の名前を書いたのは逃げなのかもしれないけど少しホッとしました。
しかもご丁寧に五十音順の注釈を添えて順列に意図はないことまでアピールする徹底ぶり。
どちらも魅力的な女の子ですから、選べない気持ちはよーく分かりますもん。
結果的にミスコン1位に選ばれたのが伊地知だったのは、世渡りの上手さの差でしょうね。

煌びやかな二人のオーラに圧されて塞ぎ混んでしまう瀬尾の気持ち、分からないでもない……けども。
彼のいいところは愚直なまでに真っ直ぐなところだと思っていたので、若干印象変わりました。
まぁでも、いくらライクとはいえ二人同時に大好きですと伝えられるのはさすがの豪胆でしたけどね。

伊地知と天音の百合関係は作中内外問わず需要ありそう。
後夜祭の花火の噂目当てでアプローチする面々もこの二人がくっ付くなら仕方がないと諦めてくれそうだし。
もしも将来的に瀬尾がどちらかと恋人関係になるのだとしたら、外野はどういう反応するのかな。
優しい世界観なので案外あっさり認められそうだけど。

正直シリアス展開は微妙だと感じてしまったので、次回はもっと頬が緩みまくってしまうラブコメ展開を希望したい。
ミスコン3位の汐さんという新キャラフラグも立ってるっぽいので期待しています。

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『オタクに優しいギャルはいない!?』3巻 感想 



オタクに優しいギャルはいない!?」3巻のネタバレ感想です。

オタクとギャルの仲睦まじい学園ラブコメディ、第3弾。
タイトルに反してこれでもかというぐらい優しさに包まれています。
おかげで笑いあり、ときめきあり、癒しありの三段構成に虜になってしまいました。

惹かれ合い照れる彼女たちが可愛過ぎる。
意識しているのにラブと認めず、ライクだと言い張る距離感が楽しい。
振り返ってみれば恋が始まっていたと後から思うのかもしれませんが、まだ芽生えていないと否定する微妙な感情が実に丁寧。
ソワソワする感じが微笑ましくて、読んでいる最中はニヤケ顔が止まりません。

夏休みが明け2学期に突入し、席替えにより伊地知とは離ればなれに。
その代わりに今度は天音と前後の席になるのは強運な主人公ですこと。
学校を代表とする美少女2人と教室で喋っていたら、そりゃあ目立ちますよね。
ぶっちゃけ、漫画でなかったら異性と交流がある時点でクラス内カースト上位でしょう。

そんなこんなで、比較的天音寄りのエピソードが多めの印象となっています。
初っ端から結婚式のモデルでウェディングドレスになった天音は破壊力抜群で、瀬尾でなくても言葉を失います。
母公認の仲良しっぷりで、いつか本番の時にこの日のことを思い出すのも素敵だなと思いました。

天音がオタクであることを隠している理由も判明。
クラスメイトとの話題で出た天音のオタク疑惑を払拭しろと睨みつける姿は強烈でしたから、それだけ中学時代に浮いてしまうことが怖かったんでしょうね。
だからこそ瀬尾に惹かれて、鉄仮面と呼ばれた顔も嘘のように笑顔が増えているのだと思うと尊いとしか言いようがないです。

元々共通の趣味がある天音の方が一歩リードしている感はあったので、伊地知にも頑張って欲しいな。
積極的な女の子は見ていて応援したくなります。
学祭の準備のためにお泊り会を誘ったり、瀬尾がクラスメイトと仲良くなることを喜びつつジェラシー感じているのが健気なんだよなぁ。

特別エロを求めている作品でなかったですが、伊地知と天音のお風呂シーンはついつい手を止めて見ちゃいますよね。
うーむ、どちらもスタイル良くて甲乙つけがたい。
瀬尾が百合妄想するのも健全な男子高校生としては仕方がないと思います。

すっぴんをしっかり描き分けているのはイイですね。
ギャルモードとのギャップがよく出ていました。
そして、すっぴんだけでなく普段の姿も褒めて女の子を赤面させる瀬尾は確かに口説き魔です。

こんな青春送りたかったなーという一例みたいな漫画ですね。
今回も非常に面白かったです。

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『オタクに優しいギャルはいない!?』2巻 感想 



オタクに優しいギャルはいない!?」2巻のネタバレ感想です。

嫌な気分が一切なく楽しめるラブコメとしては個人的イチオシ作品。
メチャクチャ楽しい。

オタクがギャルと遊びまくってリア充になる話。
いや、過言じゃなくてマジですから。
放課後にゲーセン&カラオケ、海でバーベキュー、夏祭りとこれ以上なくエンジョイしています。
両手に花状態で何と羨ましいことやら。

オタクくんこと瀬尾を巡ってギャルがアピール合戦みたいになっているのが面白い。
意識しまくっている二人の女の子が可愛すぎてたまりませんなー。
好き好きっ感じではなく、あくまでその一歩手前なのが良いのですよ。
事あるごとにドキッとさせられる二人を見て、読者側がニヤケ過ぎて頬が痛くなるほどです。

クールビューティーだったはずの天音が、ナチュラルにポンコツと扱われていて笑ってしまう。
勉強できないし、妹分を盾にして誤魔化すのも日常茶飯事だし、墓穴掘りまくりだし。
でも、球技大会で見せたバスケは格好良くて女性人気高そうだなと感じたので、外面はいいのでしょうね。
仲の良い伊地知と瀬尾にだけ見せる素の天音が可愛すぎてヤバイ。

伊地知はいかにも遊んでいるギャルっぽいのに実は奥手なところが推せる。
間接キスで顔を赤らめ、感謝されたのが嬉しくて距離を開けたり、ギャップ萌えが凄まじい。
「ゾンビvsサメ」なんてB級映画を観て泣ける感性からして、滅茶苦茶いい娘ですよね。
瀬尾のためにキラモン劇中歌を覚えてくる伊地知が献身的すぎてヤバイ。

ファッションモデルのようなスリムな体型で水着姿が映える天音。
一方でグラビアアイドル顔負けのボリューミーなバストを持つ伊地知。
どちらも眼福です、ありがとうございます。

個人的にそれ以上に麗しかったと思ったのは、夏祭りの浴衣姿。
きゅんきゅんする瀬尾を見て思わず笑ってしまったのは、まるで自分そっくりだったから。
普段と違うヘアースタイルも素晴らしく似合っていましたね。

イマジナリー妹にされつつあった紗優ちゃんが本格的に登場。
なかなか聡い子のようで、天音の照れ隠しを看破する流れが楽しい。
天音は恥ずかしがり屋ですから、こんな子が近くにいてくれた方が進展しそうです。

キラモンという共通の話題に入れない伊地知は積極的に瀬尾と仲良くなりたいと行動していて好感が持てます。
こちらは逆に進展しすぎないようにか、ストッパーとして長兄の弦一郎が登場しました。
5人兄弟の紅一点だから妹である琴子が可愛くて仕方ないんだろうなぁ。

恋の行方は、花火の破裂と零れ落ちるカキ氷が示すように想いが口に出た伊地知が一歩リード。
「好きだよ」なんて告白されたらイチコロですよ。
え、ライク?
こんなのラブに決まってるじゃないか!

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『オタクに優しいギャルはいない!?』1巻 感想 



オタクに優しいギャルはいない!?」1巻のネタバレ感想です。

オタクの主人公がタイプの異なるギャル二人とお近付きになるお話。
ギャル物の定番みたいな設定ですが、数多の作品に埋もれずに輝きを放っています。

最大の理由は、登場人物が溢れんばかりの魅力を持っていることですね。
落ち着く間もないギャップ萌えの連続に疲労するほどの満足感を得られます。

単純明快の4~8Pショート漫画集で読みやすいことも本作の長所。
その割には起承転結がしっかりしており、単発式ではない物語に厚みを感じさせます。
少しずつ距離感が近付いていくキャラクター達を丁寧に描いていて好感が持てますね。

主人公の瀬尾卓也は日曜朝のマイナー女児アニメ「キラモン」が好きなオタク。
友達がいないという割にはそこまでコミュ障でもないし暗い性格というわけでもありません。
ギャルからオタクくんと呼ばれているので、読者も名前を覚えてない人は多そうです。

そんな「キラモン」の沼にハマっている隠れオタの白ギャル・天音慶
表紙を飾っている通り、今回のメインはこの娘です。
妹が好きだと誤魔化しているけど嘘がバレバレすぎてリアクションが面白い。
隠す気があるのかと突っ込みたくなるほどボロが出まくりで、親しくなるにつれて裏の顔を見せてくれるのが嬉しい。
まさか妹が存在しないとは思っていませんでしたけども。

一方でオタク趣味とは無縁の陽キャラ黒ギャル・伊地知琴子
華々しいパリピかと思いきや、真面目で優しい女の子で家庭的な一面にやられました。
教科書を忘れた瀬尾を庇って自分が忘れたと手を挙げるシーンは主人公の立場だったら惚れているところです。
積極的に絡んでくる彼女の存在は、陰キャな瀬尾にとってかなり大きいでしょうね。

フィーリングが合ったからか、早くもギャル二人が恋愛感情が芽生えつつあります。
このちょっといいかもと思っている程度なのが、こそばゆくて実に尊い。
ガッツリ恋愛ルートに突入するよりも、この状態を維持してくれた方が見応えありそうです。
共通の趣味をもつ天音の方が有利のようで、伊地知も距離感の詰め方が手早いので今後の展開が読めませんね。
あまりシリアスになりきらず、ゆるくて仲の良い三人で居て欲しいな。

というか、どちらかを選べと言われても迷ってしまうぐらい伊地知も天音も可愛すぎるんですよ。
特に9話で見開きバストアップで瀬尾に迫る伊地知と天音が破壊力高過ぎました。

気が早いですが、アニメ化したら絶対映えると思います。
今のところ認知度はもう一つのようなので、是非人気が出てもらいたいですね。

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