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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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わたしたちの田村くん2 

わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)
(2005/09)
竹宮 ゆゆこ

商品詳細を見る
読書期間:2010/7/22~2010/7/23

【評価……C+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
 … 3
ラブコメ
青春
ツンデレ



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7




 松澤小巻。進路調査票の志望校欄に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女。中学三年の夏、田村くんを魅了し翻弄し、その心をとらえたまま過程の事情で遠方へ去る。
 相馬広香。孤高の美少女。でも少し寂しがりやの意地っ張り。高校一年の春、罵りあったり励まされたりした末、田村くんのファーストキスを奪う。
 そして奇しくもそのキスと同じ日、久しく音沙汰のなかった松澤から届いた一通のハガキが波乱を呼ぶ――。はたして三人の恋の行方は!?
 おかしくてちょっと切ない、あなたのツボにくるラブコメディ―第2弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


二人の女の子が気になってしまった田村くんの青春物語、完結編。

無性に腹が立った。

ハッキリ言って、田村がサイテーすぎる。
人のせいばかりにして、お前は何かやったのかと問い詰めたくて仕方ありませんでした。

青春物語としては、先が気になる展開で面白いとは言えますが、主人公がグズ野郎でイライラした。
松澤とも相馬とも正式に恋人関係になっていたわけじゃないので、二股というよりも中間で揺れて何もできないって状態なのは、ある意味誠実だと言えなくはないです。
しかし、たぶらかすという意図がなくても、結果的にやっていることは同じなのはいただけない。

結局、どっちの女の子もキープしているだけに見えてしまう。
田村自身も悩んでいるのは分かるけど、だからといって許されるわけではない。
しかも、その悩みがまたムカつく。
紳士的な態度をとるのであれば、相手の気持ちの前に自分がどちらが好きなのかを選べよ。
自分のことを棚に上げて、女の子に対して「グズ」とか「最低」とか酷過ぎる。

ダブルヒロインの女の子は、タイプは異なれども魅力的で可愛いのになぁ。
個人的には相馬の方が好きですが、どちらと結ばれてもいいと思っていました。
結果はネタバレになるので控えますけれど、ラスト付近の演出はドラマっぽくて良かったと思います。

好きな女の子がいるはずなのにも関わらず、他の女の子に惹かれ始めてしまい、自分の恋心がどちらにあるのかと思い悩むシチュエーションってのは、実は結構好きなんですけどねぇ。
己の中で答えを出して欲しかったです。
1巻の松澤の話のときみたいに、暴走気味に行動する田村が見たかった。

まぁ、読者の感情を良くも悪くも動かすだけの内容だったといえます。
誤解されないように言っておきますけど、決してつまらなかったというわけではないんです。
個人的に、田村が気に食わなかっただけです。
全体的には面白かった……んでしょうが、うーん、やっぱり感情が邪魔するな。

発売当時の5年前に読んでいたら感想変わっていたかな……いや、そうでもないな。
ネット上での評判は好評ですが、こういう意見もあるということで。

二人の女の子の間で揺れる男子高校生の内面を描いた青春物語

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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  わたしたちの田村くん  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価C+ 

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わたしたちの田村くん 

わたしたちの田村くん (電撃文庫)わたしたちの田村くん (電撃文庫)
(2005/06)
竹宮 ゆゆこ

商品詳細を見る
読書期間:2010/7/20~2010/7/21

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松澤小巻だった。
 受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。
 そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディ―。
 「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化!

【感想】


青春の切なさが入り混じる竹宮ゆゆこさんのデビュー作品。
「とらドラ!」が面白かったので、こちらにも手を出してみました。

なるほど、この時期から既に独特な突き抜け方と、微妙にリアリティのある切なさが売りだったのか。
真面目なんだかふざけているのか分かり辛いので、このノリは人を選ぶでしょうねー。
「とらドラ!」が楽しめた人なら、こちらも気に入って貰えるかと思います。
刊行順的には、逆なんですがね。

というわけで、面白かったです。
著者の本を読むのが久しぶりだったというのもあって、文章が懐かしかったですね。

主人公の田村雪貞は基本的に馬鹿で、行動が非常に短絡的です。
しかし、別に何も考えていないというわけではなく、中高生特有の見栄や照れなどが巧く表現されていて、不思議なぐらいに面白いキャラクターとなっています。
駄目なところもいっぱいあるのですが、何だか憎めません。

そんな田村が中学時代に親しくなろうとアプローチする不思議系おっとり少女の松澤小巻、高校入学直後に因縁ともいえる関係で急接近するツンドラ系の相馬広香との青春ラブコメを描いた話がメインとなります。
どちらの女の子も一見変わった性格に見えますが、それには大きな理由が隠されています。
秘密を知った田村が、彼女たちの抱えるものを解放していくといったストーリー展開は、ギャルゲー的な印象を受けました。

この著者の作品って、ラブコメとカテゴライズされているけど、どうにもしっくり来なかったり。
ラノベのラブコメというと、もっと無茶な展開やドタバタな日常風景がありがちなんですが、それがないんですよね。
意外にも真っ当なシリアスな話が挿入され、だけど重すぎないようギャグ色を混ぜている手法が、絶妙なブレンドとなっていて、面白いんだけど切なくもさせてくれます。
中途半端とぶった切るには、なかなか高度なバランス感覚だと思いますよ、これは。

逆に、ヤスさんのイラストは、同じキャラを描いているはずなのに、バラつきがありますね。
可愛い絵もあるんだけど、統一感がもう少し欲しかったかも。

それにしても、このタイトルはどうにかならなかったのだろうか。
ハーレム系ラブコメだと誤解を受けてしまいますよ。

少しおバカな男が、殻に籠っている女の子の心を解き放つ青春ラブコメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  わたしたちの田村くん  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価B 

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