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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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はたらく魔王さま! 第13話「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」  

はたらく魔王さま!13話

はたらく魔王さま!」最終回を視聴しました。
面白い作品は、あっという間に終わってしまいますね。

最後のエピソードに短編集の話を持ってきますか。
そのまま2巻と1巻のラストの合わせ技だと思っていたので、意表を突かれました。
原作7巻の短編「魔王、誠実な商売を改めて決意する」を簡略化したものですね。
個人的には、2期1話の話として相応しいと考えていたので、ここで持ってくるのは勿体無いなと思いました。
尺が余り過ぎるならともかく、逆に説明不足なところもあったくらいですから。

例えば、鈴乃の「あーん」からのくだり。
鈴乃がそもそも何故あんなことをしていたのか。
真奥に聖法気入りのだとバレていたと知り、開き直って奉仕することに決めた鈴乃。
恵美が魔王討伐するつもりになった時のために、平常時から少しでも弱体化しておこうという狙いだったりします。
それを当人達の前で説明するのが、バカらしくて好きだったんですよねー。
芦屋が許している理由は、もちろん家計のためですしw

時間帯責任者が何も言わずにバイト先から抜け出したことについての追求が甘い。
鈴乃が間に入らなくても許してくれそうな雰囲気でしたもんね。
木崎店長の厳しいお言葉があってこその「はたらく魔王さま!」だと思います。

シリアスバトルではなく、日常回で締めるところはこの作品らしいですね。
少しでもキャラクターの登場を増やそうとした配慮も感じられました。

ラストシーンは、本来1巻の終わりに入るエピソードでした。
5~6話で語られなかった時点で、最後に持ってくるんだろうなと思っていましたが、まさかスルーされるのではないかとヒヤヒヤしていましたよ。
勇者である前に恵美個人として、魔王である真奥を許すことは到底できない。
しかし、それでも雨の日に借りた傘のお礼くらいは出来る。
憎き敵であっても、素直に感謝されたらちょっとくらい照れちゃうのも仕方ないですよね。
仄かに紅くした頬を隠して、傘をくるくると回す恵美が可愛かった。
複雑な感情を持っているはずだけど、あの時あの瞬間だけはシンプルな気持ちだけで胸を占めていたのではないかな。

これだけ話題になったのですから、二期は期待できそうですね。
原作ストックもまだまだ残っていますし、熱が冷めないうちにお願いしたいところです。

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はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」 

はたらく魔王さま!12話

はたらく魔王さま!」第12話を視聴しました。

面白かった!
久々に繰り返してみたくなる良回でしたね。
原作2巻の終盤だけあって、見所ばかりで目が離せませんでした。

アニメオリジナル要素も上手く混合させています。
例えば、オルバの復活。
何故このタイミングで奴がまた出てくるのかと思ったら、なるほど、サリエルの強化を手伝う振りをした漆原が真奥に魔力を供給するためですか。

本来ならば、鈴乃が変電所の線をぶった切るという荒業で人々の恐怖を生み出す流れでした。
その名残が若干残っていて、漆原が無駄だと止めていましたね。
ギャグ的には鈴乃の策の方が面白いけれど、規模的にテロっぽいからなー。
印象的にもあまりよろしくないと判断したのでしょう。
結果、鈴乃の活躍がなくなった代わりに漆原に格好良い出番が用意されました。
ただ怠けたいニートなのにw

仕事熱心な紳士スタイルの魔王さま、マジ変態w
パンツ一丁でシリアス展開突入するから、シュールすぎるw
顔だけ見れば過去にないほどに格好良い面構えなのに。

真奥達は、最初から鈴乃の正体に気付いていたんですよねー。
それを知りながらアニメを見ていたので、ずっとニヤニヤしていました。
真奥はもちろん、あのダラしない漆原すら感付いているんですよね。
でも、芦屋に関しては原作からちょっと変更されています。
アニメでは気付いていないようになっていましたが、原作では芦屋も気付いていました。
しかし、食費を浮かしたいがために受け入れていたというのが真実です。
結局、点滴を打つ羽目になってしまい、逆に家計に負担をかけたことになっちゃいましたが。
決戦にも間に合わなかったし、アニメの芦屋良いとこなしですね。

サリエルが恵美の胸元を開く動作が思っていたよりソフトタッチで、余計に変態チックに見えたw
天使にまともな奴はいないんだろうか。
作画が良くなったおかげで、前回と同じ服装でもマシに見えましたね。

戦闘シーンが大幅に増量していたのが、一番の良改変かな。
まぁ、死人出ちゃっているんじゃないの?というツッコミはしたくなりましたけども。
魔王の空間圧縮みたいな技は格好良かったし、ちーちゃんに化けて蹴り飛ばしたシーンは、まんまと騙されましたよ。

今回の恵美は完全にヒロイン役でしたね。
ささやかなサイズと言われようとも胸チラに恥ずかしがる女の子は可愛くないわけがありません。
真奥に指摘されて顔を真っ赤にしながら無言で前を閉じたかと思ったら、次のカットで真奥の顔に手形がついていたのは笑いましたw
何故かアニメでは鈴乃があまり気にしていないので、恵美だけが胸に執着しているように見えちゃいますねw

唯一残念だったのは、ちょっと展開が早過ぎて台詞が端折られたところかな。
ここ数話がのんびりしていたので、構成的にもう少し余裕を持たせることが出来たと思うんですよね。
それだけが勿体無いなと感じました。

次回で最終回か。
面白い作品はあっという間ですね。
原作2巻のラストだけではなく、1巻の伏線も回収してくれることを願っています。

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はたらく魔王さま! 第11話「勇者、己の信念を貫く」 

はたらく魔王さま!11話

「はたらく魔王さま!」第11話を視聴しました。

何だか全ての面において微妙な回だったなぁ……。

まず最終回に向けて、シリアスモードに突入しました。
これは原作通りなのですが、やはりこの作品はコメディが面白いんですよね。
原作1巻ラストであるアニメ5話みたいに笑いの要素を上手く取り込んだものであれば良かったのですが、物語を進展させているだけで笑えるシーンは皆無でした。
僅かに残っていたコメディ部分も改変でなくなっちゃってたしなぁ。

でも、鈴乃、千穂、恵美の三者が意見をぶつけ合うシーンは良かった。
鈴乃の主張はもっともだけど、真奥の善人ぶりを目の当たりにしたことで、鈴乃本人も揺らいでいますね。
そこを的確に突くちーちゃんの意見は、真奥貞夫としては正しい評価なんだけど、これまた一方的。
そこで間に入る恵美がまさに勇者という貫録を見せてくれました。
正義の味方である以上、か弱い女の子を守るのが使命ですよね。
かつては鈴乃同様迷っていた恵美ですが、決心した彼女の格好良さは本物ですね。

「黙れニート!」もある意味格好良かったw
あの辺りのオリジナル展開は、どのように収拾させるつもりなんだろうか。

鈴乃の掘り下げのためにエンテイスラのエピソードが大増量していました。
やっぱり普段の和やかな雰囲気と比べて、浮いているように見えますね。
正直、あまり必要はなかったかなぁと感じました。

作画が全体的に手抜きでしたね。
最終回を目前に控え、ラストに力を注いだ弊害でしょう。
ずっとクオリティを維持するのは、限られた作品だけでしょうから、これは仕方がないかな。

でも、猿江の格好はどうにかならなかったのか。
あのダサさは近年稀に見る酷さですよ。
もっと中二病っぽくてもいいから神々しい見た目にして欲しかった。

千穂母からの電話が何故真奥のケータイに掛かってたのやら。
ちゃんと原作では店の電話に掛かってきているのに、理不尽な改変は止めてもらいたい。
面識があるならまだしも、普通に考えて真奥のケータイ番号知っている訳ないのに。
初めての対話で面白いやりとりあったのに、それもカットされちゃったしなぁ。

オルバの登場や芦屋の入院もオリジナル展開。
話が変な方向にズレ始めてきましたね。

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はたらく魔王さま! 第10話「魔王と勇者、いつもと違った日常を過ごす」 

はたらく魔王さま!10話

このカットの恵美は、原作絵に近くて可愛いですね。

はたらく魔王さま!」第10話の視聴感想です。

アニメオリジナル回でしたね。
6話も7割程アニメオリジナルでしたが、今回の10話はほぼ全てオリジナルです。
原作の補間的な意味合いで挿入された会話があったくらいですね。

明らかに水着回をやりたかっただけという内容。
アニメではよくあるけれど、ぶっちゃけそんなサービス回はなくても構いません。
しかし、この作品の場合、コメディとして面白く出来る要素があるのが強みですね。

圧倒的物量差。
ちーちゃん、貴方……恵美を何度殺せば気が済むんだ……。
スペシャルワンパウンドバーガーとマグロバーガーの対比が酷いw
大人っぽいという言葉が無邪気過ぎて嫌味に聞こえるw
どちらにもいえることだけど、カットによって膨らみが違い過ぎますね。
一方は盛り過ぎだったり、一方は削ぎ落とされ過ぎだったり。

それにしても、ちーちゃんの水着は狙い過ぎだなぁ。
オレンジの布地に黄緑色のリボンが、どうみてもハンバーガーです。
食べてくださいということですか。
作画がいつも違っていて、奇乳となっちゃってましたね。

鈴乃のキャラが、今後の展開を知っていると違和感ありまくりだなー。
まぁ、この時はシリアスモードなので正しいんですが。
海女さんで登場した時は不意打ち過ぎて笑っちゃいましたw

お化け屋敷がアニメとは思えないレベルの怖さ。
もし実際にあんなお化け屋敷があったら、涙目になりますよ。
なんちゃってホラー作品よりも数段恐いですよ、あれは。

爬虫類を怖がるちーちゃんと恵美の想像図に違いがありすぎて吹いたw
恵美の想像する爬虫類がガチすぎるw
確かに石化攻撃をしてくるバジリスクは苦手意識を持つでしょうね、ええ。

後半のサルが落ちてた鍵でワニの檻を開けてしまう流れは、ベタというか古臭い手法でしたね。
コメディ部分に関しては良かったんですが、話としては無難すぎたかなと感じました。

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はたらく魔王さま! 第9話「勇者、修羅場を経験する」 

はたらく魔王さま!9話

アニメを観ていたら、いつの間にかにプロジェクトXにチャンネルが変わっていたでござる。

はい、「はたらく魔王さま!」第9話視聴しました。

これまでの中でも一番テンポが悪い回だったかな。
結局センタッキーとマグロナルドの僅かな時間のやり取りだけで終わっちゃいました。
その割には、せっかくの埋め込んだ伏線をスルーしてしまっている部分がいくつかあって勿体無い。

アニメの脚本は、原作よりもギャグを強化している傾向にあります。
それが効果的に働き、好評を得ているのは事実でしょう。
実際、今回もつい笑ってしまったオリジナル要素が何ヶ所かありました。
例えば、深刻な顔をして「たこやき……っ!」と呟くところとかねw
日笠さんのアドリブっぽい演技は、本当に秀逸です。

しかし、今回は逆効果も一部あったかなーという印象を抱きました。
主に真奥の取り乱しっぷりなところがマイナスでしたね。
何だかんだいいつつ労働に関しては、ただのバイトとは一線を画する能力を発揮するのが真奥なので、梨香に挑発されて効果の薄い指示を出すのはイメージと違うなと感じました。

ちなみに、笹をナベさんから分けてもらう話をしたのは、前日だったりします。
恵美が鈴乃の存在に気付いて魔王城に侵入し、その後に階段から落下した際、何故真奥が外にいたのか。
あれは朝から真奥がボランティア活動するために外出していたからです。

残念だったのは、梨香の扱いに関してもそうですね。
何だか凄いウザったいキャラになっちゃってました。
確かに、真奥を試すようなことをするんですが、もう少し嫌味ったらしくないラフな感じだったはずなのですが。
あと、笹を用意した根底の考えに感心する流れなどがカットされているため、真奥と梨香の両者ともにアピールタイムが削られちゃいました。

もちろん面白いのは間違いないのですが、前回などと比べるとワンランク質が落ちます。
ちーちゃんの顔芸が見れるだけでも、繰り返し視聴する価値はありますけどねw

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はたらく魔王さま! 第8話「勇者、修羅場に突入する」 

はたらく魔王さま!8話

はたらく魔王さま!」第8話を視聴しました。

予定通り、ちーちゃん回でしたね。
このタイミングで告白があるとは思わなかった人も多いのではないでしょうか。

ヒロインからのアピールを鈍感な主人公がスルーするのが、ラブコメによくあるパターンなのですが、この作品は少々違うんですよね。
まずヒロイン役である千穂が、躊躇いつつも積極的に行動に移れる性格であるのが一つ。
そして、主人公役である真奥がただの鈍感野郎ではないことが二つ目の要因となっています。

アニメ的な演出のアンチテーゼというのは言い過ぎですが、不自然な事象を誤魔化さずに逆にリアリティのある描写を持って表現するところに面白さを見出す作品だと思います。
だから、ファンタジー世界の勇者や魔王が律儀に日本の法律や社会ルールを守っているのが、引き立つんですよね。
定番を抑えつつ、王道を皮肉るユーモアが光ります。
エミリアを安易なツンデレにせず、親の仇である魔王を心底憎んでいるところや、ヒロイン的なポジションを異世界関係のない女子高生であるちーちゃんに担わせるあたりが面白い構造ですね。

ちーちゃんの仕掛けが早かったのも、その一例。
伝わらない想いにモヤモヤするのではなく、想いを伝えた後の微妙な距離感が嬉し恥ずかしい。
第三者に聞かれると暴走するくせに、真奥には大胆に攻められるちーちゃんは大物だなぁ。
あそこまでストレートに告白されたら、二の句が継げなくなるのも仕方ないね。
それだけに欲しかった台詞が一部カットされていたのが残念でした。

それにしても、ちーちゃんの顔芸バリエーションが豊富すぎるw
恵美のキレ芸に対して、ちーちゃんのは暴走芸ですね。
テンパったり、脱力したり、棒読みになったりと見ていて飽きません。

恵美と鈴乃の勘違い発覚の流れは、やっぱり面白いなぁw
二人が同時に気付いて叫ぶシーンは、笑いまくりましたw

鈴乃が現代日本にカルチャーショックする役目を担っていますね。
ギャップが売りの作品としては、重要な位置付けにいるキャラだと思います。
ちなみに余談ですが、鈴乃が琴線に響かなかった「水戸副将軍」「怒りんぼう将軍」は恵美のお気に入りの時代劇で、実は内心イラッと来ているという裏事情があったりします。

その会話のシーンで、物凄く細かいところでネタを仕込んでいましたね。
恵美がミルクを間違ってこぼしてしまった動作まで真似て、上手くいったと勘違いしてガッツポーズをとる鈴乃が面白可笑しい。
地味だけどアニメならではの応用力だなぁと感心させられました。

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はたらく魔王さま! 第7話「魔王、近所付き合いで家計を助けられる」 

はたらく魔王さま!7話

はたらく魔王さま!」第7話を視聴しました。
ウチの地域では、今週何故か1日遅れて放送されてましたね。

非常に楽しい回でした。
先週が若干下降気味だと感じましたが、やはり原作の内容に入ると面白いですね。

このアニメ制作陣の特徴が何となく分かってきました。
オリジナル要素を練るのは苦手だけど、アドリブが一級品なんですね。
だから、原作以上に面白いと思える場面がいくつかあって、感心させられます。

ブラウスが透ける量の汗をかきながら、炎天下で男を監視する恵美は立派なストーカーでした。
住人に気付かれないようハンドミラーを駆使しながら部屋を除く手際の良さといったらもう。
勇者ではなく盗賊だったのではないかという疑いが浮かび上がります。

鬼門の13階段で、盛大にダイブした先に魔王がいたことは勇者的に屈辱だろうなぁ。
咄嗟に遠慮の欠片もない攻撃をしたのは、さすがと言えよう。
その後の痛がりようは、肉体的だけではなく精神的な痛みも堪えているように見えて面白かったです。

恵美と鈴乃の会話が、どこかすれ違っているように見えるのがいいね。
原作を知っている者からすると、どちらの意味でもミスリードを誘っているように見えてニヤニヤしてしまいます。

初対面の女性にすかさず胸元チェックする恵美さん、マジ勇者。
世間的には中の人ネタと言われていますが、あれはちゃんと原作通りです。
まぁでも、恵美や鈴乃は決して標準から大きく外れているわけではなく、千穂が規格外なだけですねw

そんなちーちゃんは一人だけおかしな方向へシリアス展開。
いや、女子高生にとって想い人に手作り弁当を用意する隣人が現れたら一大事でしょうがねw
下段を見る前に間を空けて、ちーちゃんの内面を描いたのはGJでした。
当人は至って真面目なんでしょうが、あのギャップに笑わずにはいられませんよ。

鈴乃以上にコンビニ店員のキャラを立たせてどうするんだろうかw
最初の一音がなかったり、思わぬ活躍するのは原作通りですが、顔が個性的すぎて吹いたw
それにしても声優さんの演技上手かったなぁ。
素人っぽく演技するのは難しいと聞いたことあったので、凄いなと思いました。

オチであるちーちゃんの電話と恵美の反応も楽し過ぎる。

「お弁当付きハートマークの手作り女の子が二段重ねで!二段重ねで! 」
「……は?」

雰囲気から真剣な話を察した恵美が間抜けな声を出すのも仕方がないw

恵美は時代劇が大好きという設定が、ようやく出てきて嬉しかったです。
余談ですが、着信音に設定していた時代劇は「怒りんぼう将軍」という恵美ピッタリなタイトルだったりします。

唯一、気になったのは、エメラダの喋りが遅くてテンポが崩れるところ。
確かにのんびり口調のキャラなんですが、早口な恵美と会話をしていると、じれったく感じます。
そういえば、通話料がかさむという話がありましたが、あれは電話機を媒介としたイデアリンクなので、通話料は掛からないと思われます。

個人的に、ちーちゃんより恵美派なので、今回みたいな話が大好きですね。
次回は……ついにあの回か。
これまた盛り上がりそうな気がしますね。

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はたらく魔王さま! 第6話「魔王、学校の階段を昇る」 

はたらく魔王さま!6話

顔芸が面白い作品だなぁ。

はたらく魔王様!」第6話を視聴しました。
第1巻ラストから第2巻冒頭までを繋いだアニメオリジナル回です。

原作部分は、約3割程度といったところでしょうか。
焼肉の食事、恵美の職場にハッキングTEL、水着写真、鈴乃が階段から落下の辺りは原作通り。
今回の本題である学校に侵入するシーンなどは、全てオリジナル要素となっています。

んー、ここまで上手くアニメ化されていましたけど、今回は少々冒険しすぎたかなぁ。
ちょっとコメディにシュールさが足りず、この作品らしくないなと感じました。
恵美が聖剣を出しっぱなしにしたり、人体模型を破壊するのは、キャラ的に違和感を覚える。
真奥と同じく日本に染まり過ぎて感覚が勇者らしくないはずの恵美の行動には思えませんでした。

一番の失敗は、教会の裏事情を先に見せてしまったこと。
何がとはあえて言いませんが、もうバレバレですやん。
確かに、原作にもあるシーンですけど、構成的にはもっと後から出てくる場面のはずです。
時系列的にはこのタイミングなんでしょうが、挿入するべきではなかったと思いました。

それこそ焼肉のシーンみたいに、オチが見えるコメディこそ本領ですよね。
もちろん、大家の水着写真も。
下半身の一部分だけの映像化で助かった。
あれがもし全部露わとなっていたら、大ダメージを負うところでした。
この辺りは安定して面白かったなと思います。

和服の似合う少女・鈴乃初登場。
劇中では名前は出ませんでしたが、EDクレジットでしっかり明記されていました。
まぁ、隠すようなものでもないですしね。
ヤバイ勢いで脳天直撃していましたけど、あれは大丈夫なんだろうかw
個人的には、ちーちゃんよりも好きな女キャラですので、今後の活躍に期待したいところです。

EDといえば、ちーちゃん推しが凄まじかったですね。
一枚絵からようやく完成となっていましたが、ちーちゃんのファッションショー状態でした。
OPも地味に鈴乃や漆原が追加されていたりと、毎回違う絵を探す楽しみがありますね。
完成していないだけなのかもしれませんがw

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はたらく魔王さま! 第5話「魔王と勇者、笹塚を救う」 

はたらく魔王さま!」第5話を視聴しました。
今回で原作1巻が終わり……と思っていたんですけど、あれ、おかしいな。
エピローグが全然語られていない。
よくよく考えてみれば、アニメ第4話が原作215Pまでで、まだ90Pほど残している訳ですから、全部を収めるには無理がありますよね。
5話は随分と削られた部分もあったのですが、それでも尺が足りなかったようです。

3話の感想で書いた「はたらく魔王さま!」を構成する4つの要素。
最後の一つが、見ての通りのファンタジーバトルです。
コメディを売りにしている作品なので、肌に合わないという人もいるかと思います。
しかし、アニメでは上手くシリアス展開にコメディを混ぜていましたね。
このバランス調整は見事で、原作以上に面白く感じられました。
まぁその代わり舞台設定などの説明が不足してしまったのは否めませんでしたがね。

ルシフェル役の下野さんの演技は、思っていたよりずっと良かった。
ここまでギャグキャラボイスにしか聞こえなかったから心配してましたよ。

真面目な話をしている真奥とルシフェルにツッコミを入れる芦屋が一人引っ掛かる点が違うw
心が完全に家計に苦悩する主夫に染まっていて、もはや手遅れ状態。
死にかけても映画代を気にするなんて、そんなのでいいのか悪魔大元帥よ。

真奥が魔王らしくない甘い考えを披露するたび目を見開く恵美の表情が良い。
語らずともリアクションでキャラの感情を表現できている証拠ですね。
全てを言葉で説明しようとしてないところに、脚本家や監督のセンスを感じます。

恵美の変身格好良いな!
中二病心をくすぐられる。
やはり、温存してきた力を遂にお目見えするシーンは、どのアニメでも燃えるものがありますね。

戦闘シーンがスピーディーで見応えありました。
第1話冒頭で派手に動いていたのを確認していたので、心配はしていませんでしたけどね。

恵美達が先に魔王城に戻ってお茶を沸かすシーンは珍しく改悪だったかも。
なぜなら魔王城には急須も湯のみもないはずだから。
一晩泊った恵美はそれを知っており、何故それを知っているのかと疑惑の眼差しを向ける千穂が見たかったなぁ。

やっと完成したOP……ってネタバレ要素ないじゃねーかw
てっきりルシフェルや2巻以降に登場する鈴乃が出てくるとばっかり思ってた。
単純に制作が遅れていただけなのね……。
お気に入りは芦屋の洗濯物のシーン。
あれは笑うしかないですよw
あと妙にエメラダとアルバートを推していたけれど、出番増えるんだろうか。

原作1巻の残りをしっかりアニメ化して欲しいなぁ。
次回のサブタイトルを見ると、アニメオリジナルっぽくて少々不安です。

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はたらく魔王さま! 第4話「勇者、心の温かさに触れる」 

はたらく魔王さま!4話

幼女エミリア可愛いなオイ。

はたらく魔王さま!」第4話を視聴しました。

面白かったですけど、若干テンポが悪いように感じましたね。
回想や説明が多かったので、コメディ要素が少なかったのが原因かな。
まぁ、一応ストーリー物だから仕方がないでしょう。

脇役の出番が一斉に出始めましたね。
まずは、ルシフェルがついに顔見せ。
3話の時点で声だけは登場していましたが、下野さんのボイスだとギャグキャラにしか聞こえなくて困るw
エミリアの父親であるノルドは、イメージ通り。
勇者の仲間達もいい感じに期待感を煽ってくれます。
大家であるミキティも訳ありの存在だと判明し、物語が動き始めました。

真奥の状況判断能力の高さは、昨今のラノベ主人公とは一線を画するよなぁ。
ちーちゃんが父親を会わせたくない理由を瞬時に察する真奥は凄いなと思う。

梨香の関西弁が上手い。
声優の西明日香さんは、役と同じく兵庫県出身のようですね。
なるほど、道理で方言の演技が様になっているわけです。

神戸出身のくだりはカットされるかと思いきや、そのまま放送しましたね。
未だに地震の話はタブーだとしている分野も多いので、改変するのかなーと思っていました。
自然な流れのような、唐突感があるような、そんな梨香の独白は怪しさ満点ですね。

真奥と芦屋は一体何回職質されるんだw
あれはアニメで追加されたシーンですね。
伏線にしても路上強盗の話は、さすがにしつこすぎるかなーと感じました。
まぁ、二人が職質されるだけでも面白いといえば面白いのですが。

恵美が朝から勇者の元に訪れた理由の一つに、アルシエルの変身があるんですが、そこは説明的な意味合いも含めて入れて欲しかったなー。
何だか恵美がアルシエルの無事を確認しているように見えてしまいましたから。
アニメの演出だけでは、真奥だけでなくアルシエルも悪魔の姿に戻ったのかどうか、恵美は知る術がなかったですからね。
その探りに入れに来たら、真奥から平然と答えを教えてくれて戸惑う恵美が見たかった。

恵美の憤りに軽く謝る真奥。
このシーンは、二人が抱えるバックグラウンドを象徴していますね。
幼少の頃に辛い思いをした恵美に対して、焦点の合っていない真奥の受け答え。
この辺りは、少なくとも今期ではやらないでしょうから、原作読まないと分からないと思います。

シリアスが続くと思いきや、千穂の乱入でBGMまでもが急降下する展開には笑ってしまうw
千穂にとってはシリアスなんでしょうが、あの勘違いはコントの域だよなぁw
真奥と恵美のテンションのガタ落ちから、ミキティ登場に驚き叫ぶ芦屋の流れは秀逸でした。

次回で原作1巻が終了ですね。
ギャグとシリアスのバランス調整を注目したいと思います。

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はたらく魔王さま! 第3話「魔王、新宿で後輩とデートする」 

はたらく魔王さま!3話.

マジで面白いなぁ。
日を置かずに3回連続視聴したくなるアニメなんて、滅多にありませんよ。
原作ファンといえども、ここまでは期待以上の出来ですね。

はい、「はたらく魔王さま!」第3話の感想です。
評価がうなぎ登りで、嬉しいけれどちょっと不安なほどです。
どの作品にも言えますが、良いところと悪いところがありますが、アニメではまだ欠点が露わとなっていませんからね。

大別すると、4つの要素で構成された作品だと思われます。
第1話で見せた、魔王達の庶民的な生活からくるシュールな笑い。
第2話で見せた、魔王と勇者の捻じれた関係性からくるギャップ。
そして、今回の第3話では、魔王と勇者と女子高生のラブコメ模様が楽しむことができます。
ラノベ原作でよく見かけるハーレム物ではなく、ましてや魔王と勇者は本気でいがみ合っているため、一人本気の女子高生だけが空回りをするというコメディ寄りな三角関係ですね。

恵美が勇者=主人公ポジションなので、ちーちゃんの方が正ヒロインっぽい。
一つ一つの動作が、恋する乙女であざとさを感じさせない可愛さが良い。
それに対する魔王の返しも、イケメン過ぎて、惚れるのも仕方がないなと思わされますね。
髪を切ったことにすぐ気付いて褒めたり、手を繋ぐのに躊躇がなかったり。
「大人ナメんな。それくらい奢るのはなんでもねぇって」という台詞をさりげなく言えるのは、格好良いよなぁー。
女の子が呟いた言葉を聞き逃す鈍感系主人公とは、一味も二味も違いますね。

ちーちゃんの本気を一目見ただけで察することが出来る恵美は、さすが17歳の女の子。
身体のラインが出すぎじゃないのかといいたくなる服装から目が離せません。
あの胸元はヤバイよなぁ。
思わず恵美も焦ってしまうのも当然と言いますか。
何だか中の人の素のリアクションっぽくて、二重の意味で笑いがこみあげてきますw

恵美は、本当に作画監督に愛されているなぁ。
顔芸……というか、表情のバリエーションが飛び抜けて豊富ですよw
ちーちゃんだってコロコロと表情を変化させますけど、恵美には敵いませんね。
真奥とちーちゃんがお茶している場面を目撃した時の葉の剥きだしようには笑いました。
その一方で、勇者が魔王と接する時は、眼光鋭すぎてメッチャ恐い。
可愛さなんて欠片もないのに、現在の状況とのギャップが激しくて可笑しく感じてしまうんですよね。
真奥に対してデレるわけではなく、己の行動に恥じて照れる姿は可愛いなー。

恵美vs千穂の言い争いが、どうみても男を取り合う修羅場。
勇者である恵美の言い分は最もなんだけど、ちーちゃんの方が正論っぽく聞こえるのが凄く変w

ラストの魔王が予想以上のガチムチで、展開知っているのに吹きだしましたw
もう少し魔族っぽいのかと思いきや、完全にマッチョな肉体美じゃないですかー。
これでまた一部の層に人気が出そうだわw

OP映像は、5話から流れるそうです。
3話にして初めて一応映像が用意されましたけど、5話まであえてなしでも良かったかも。
遅れているのは制作の問題もあるでしょうが、原作を知っていると、ネタバレ回避の可能性が高いという結論に落ち着きますね。
EDは毎回演出変わってますけど、こちらも同じ理由なのかな。
1話の映画のテロップ風、2話の原作イラスト、そして上にある3話の一枚絵。
正直、どれも手抜きではあるのですが、悪くないなと思わせてくれるのは、演出家の力によるものでしょうか。

余談。
第1巻が刊行されたのは、2011年2月10日で、東日本大震災の直前で、地震も問題なく扱えました。
ついこの間、淡路島で大きな地震がありましたが、アニメ制作陣は肝を冷やしたでしょうね。
この作品は、タイミングが良いのか悪いのか、そんなフォローが必要になってしまっていますね。

2話までと異なり、3話はほぼ原作通りでした。
現在、第1巻159Pまで進みました。
最近のラノベ原作アニメと異なり、丁寧に描いてくれているのが非常に好感が持てます。
人気が出た理由の一つに挙げられるでしょうね。

あとは「はたらく魔王さま!」を構成する4つ目次第かな。
しばらくしたら判明すると思いますので、その時にまた語りたいなと思います。

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はたらく魔王さま! 第2話「勇者、仕事優先で魔王城に泊まる」 

はたらく魔王さま!2話

はたらく魔王さま!」第2話を視聴しました。
どうやら春アニメの中でも、結構評判良しとされているみたいで、原作ファンとしては嬉しい限りです。

2話目も面白かった。
とにかくアニメの見せ方が巧みで、テンポの良さが光りますね。

魔王を追いかけて、単身で日本に降り立った勇者エミリアこと日本名・遊佐恵美。
2話では、彼女の日常生活を中心としてストーリーが展開されており、ヒロイン役と同時に片割れの主人公的な役目も担っていますね。

作画というかキャラデザ的に、恵美はあまり可愛く描かれていませんね。
むしろ顔芸が目立つというか、勇者なのに悪役顔にしか見えないというかw
一応17歳のはずなんですから、もう少し可愛さをアピールしても良いと思うんですけどねー。
髪が長過ぎで、腰辺りまでのはずが、膝裏辺りまで伸びていて、バランスが悪いなと感じました。
胸が増量されていたのは、貧乳キャラ的にどうなんでしょうかw

作画的には微妙な部分はあったものの、演出的には素晴らしいの一言。
恵美が退勤後、無言でトイレットペーパーやお惣菜を購入するシーンが生活感匂わせ過ぎててヤバイ。
勇者なのに庶民的で、女の独身生活特有の物悲しさすら漂ってきてます。

真奥と芦屋の行動を監視する姿は、どうみてもストーカー。
気を張る恵美を余所に、卵の特売に並ぶ野郎共が貧乏症で泣けてきますね。
日本の生活に馴染みまくっている魔王と勇者が、違和感ないのが逆に笑えます。

ボロアパートの魔王城と比べたら良い部屋に住んでいるのには、それなりの理由があるのですが、アニメでは語られないかもしれませんね。
まぁ、仕事内容からして給料がだいぶ違うでしょうしね。

恵美の来店に動じずにバイトの接客で対応する真奥の場面は、原作でもお気に入りでした。
あのやり取りで会話が成立しているのが面白いんですよね。
真奥はもっと律儀な敬語を使っているのかと思っていたので、声優さんの演技が煽り気味に崩していたのが予想外でした。
しっかり恵美もハンバーガー買っているところが細かいw

ちーちゃん余裕なさすぎじゃなかろうかw
真奥のことが好きで好きで仕方がないというオーラを出しまくりですよ。

いいか勇者エミリア、俺は、この世界で正社員になってみせるぜ!

原作1巻の購入の決め手となったこの台詞をアニメでも聴くことが出来て本望です。

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はたらく魔王さま! 第1話「魔王、笹塚に立つ」 

はたらく魔王さま!」第1話を視聴しました。
原作既読者によるアニメ部分のみのネタバレ感想となります。

個人的に今期一番の期待作ですね。
おそらく知名度はそんなに高くないと思いますが、春アニメ終了後には評価されているといいなと願っています。

素直に面白かったです。

リアリティのある現代で生活する魔王たちが、実にシュール。
住民票を取りに行ったり、国民健康保険を持ってないことで苦労したりと、普通の創作物では省かれるであろう手間をあえて正面から描いているのが、独特のユーモアを生み出しています。
この現実感が作品の売りの一つですので、アニメでも損なわれていなくて安心しました。

アニメで構成を大きく変更していますね。
一つの見せ方としてアリだなと思わせてくれるものでしたので、全く問題ありません。

冒頭のエンテ・イスラのシーンは、もう少し短めでも良かったかもしれませんね。
ファンタジー作品かと思って視聴を切った人もいたら勿体無かったですし。
あの無駄にクオリティの高い戦闘シーンがあるからこそ、後半の日常生活が面白いんですけどね。

声優さんの演技がお見事でした。
特に真奥と芦屋の不慣れな日本語演技が面白過ぎる。
「カツドゥン」の深刻な響きは、破壊力抜群でツボに入ってしまいましたw
興味深いと呟くアルシエルと、変な所に引っかかった部下に困惑する魔王が楽しい。
「フドゥーサン」で日本語が通じた時の喜びようは、テンション高過ぎでしょうw

アニメ1話という限られた尺で、キャラや設定を的確に描写出来ているのが素晴らしい。
真奥が実は良い奴で、雨に濡れた女性に傘を渡したりするところは、その一例ですね。
他にも離乳食の温めを提案したり、バイトに熱心になってたりと、本当にお前魔王だったのか?と疑ってしまうレベルで、ギャップが大きくて笑ってしまいます。
芦屋の小言をいう主夫的性格や、ちーちゃんが真奥を憧れている姿勢など細かい見せ方が巧かったです。

オリジナル要素や展開が、いずれもプラスに働いたのは大きいなぁ。
アルシエルの魔力不発は、1回目も2回目も間の取り方が完璧でした。
ブラックペッパーの故障は、ギャグも冴えてたし、恵美に勘付かれる理由にもなっていて、原作以上に繋がりの良さを感じさせましたね。

唯一不安なのは、キャラデザの違いかな。
漫画は原作似でしたが、アニメはかなり違いますね。
今のところ多少の崩れがイイ味になっていますけど、後半になると崩壊してしまいそうな線引きで、少々不安になります。
ちーちゃんが、若干ぽっちゃり体型になっていて、顔文字のような顔をしていたのは慣れるかなぁ。

思わず3回観てしまったほど、面白かったです。
是非とも、この路線で頑張ってもらいたいですね。

⇒ 原作「はたらく魔王さま!」 1巻感想

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はたらく魔王さま! 5  

はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫 わ 6-5)はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫 わ 6-5)
(2012/06/08)
和ヶ原 聡司

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読書期間:2012/6/14~2012/6/15

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
コメディ
ラブコメ
ファンタジー
構成


 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6



 修理の終わった魔王城(築六十年・六畳一間のアパート)が、まさかの地デジ対応に!テレビなど贅沢品と思っていた魔王だが、芦屋の反対を言いくるめ、ついに薄型テレビ購入に踏み切る。
 とはいえ家電に詳しくない魔王たちは、日本の社会人代表として、恵美の会社の同僚・梨香を誘い、大型電気店に向かうことに。なぜか異世界の聖職者・鈴乃もそれに便乗し、魔王一行の“お買い物ツアー”がスタートする。そんな中、魔王に恋する女子高生・千穂に、危機が迫っていた――!
 フリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー、緊迫の第5弾登場です!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


庶民派の魔王と勇者が織り成すファンタジーコメディ、第5巻。
いつもよりもシリアス成分でお送りしています。

今回の内容は、何と真奥が働く立場ではなく消費者側に立ったお話。
とはいえ、随所に現代社会で生きる上でのコツみたいな話も挿入されており、相変わらずなシュールな一面もあります。

やっぱり生活感溢れるパートが面白いなぁ。
異世界の人間達が金を捻出してテレビを買おうと意気込むだけなのに、何故こうも楽しいんだろう。
小ネタの解説が、無駄にタメになるトリビアなところも含めて堪能できます。

まだ地デジ化前の時代背景ということもあって、今とは些か違う部分もありますね。
今ならもっとテレビの値段は安くなっているよなーと思いながら読んでました。
その辺りも、しっかり把握して書いているので安心できます。
恵美を携帯電話会社のお客様センターに勤めさせたりと、家電知識に詳しい作家さんだなぁ。

物語的には、進展しているのか停滞しているのか。
伏線をばら撒くだけで終わったような感覚を覚えました。
専門用語が多めな上に、真実を隠されている感が強いので、無駄にややこしくしているように見えるんですよね。
決して全てが駄目だとは言いませんが、日常シーンが素晴らし過ぎるだけに、邪魔に感じてしまうのが悲しいです。

キャラクターが魅力的なシリーズだなぁと再認識しました。
真奥と恵美に限らず、脇役もキャラが立っています。

芦屋と梨香のロマンス展開が、思っていたよりガッツリ入ってきて驚きました。
軽く流されるだけの要素かなと思いきや、いやはや今後大きな焦点になってきそうじゃないですか。
果たして実るかどうか……。全く予想できません。

一見ただのプロニートにしか見えない漆原のスペックの高さは、作品内でもトップクラスですね。
天使としての地位の高さだけではなく、狡猾で先見の明に長けています。
普段のダメダメさ加減とのギャップが、妙な格好良さを醸し出していて、何だか卑怯に感じてしまうほど。

鈴乃は、恵美と比べたら意外と素直に真奥達と打ち解け合っているところがニヤニヤしちゃいます。
世間知らずでボロを出すと慌てふためくところが可愛らしい。
うどんに執着するところなど、彼女も良い意味で日本に染まってきたことを感じさせます。
魔王軍に力の制限があるため、パーティー内では貴重な戦力となっているところが巧いなぁ。

敵ボスが仲間になったら弱くなるのはRPGの定番ですが、実に面白いことに、この作品では逆なんですよね。
確かに、新たな強敵を見せつけるのに、以前の敵役がやられるというのは効果的なのですが、あまりにも表現として強力すぎるため、逆にチープな印象を与えてしまったり、はたまたインフレを加速させることに繋がります。
勇者が魔王を討伐するRPGをモチーフにしているだけあって、その辺りのバランス感覚は抜かりありませんね。
漆原や鈴乃が、これ程までに頼もしい存在になるとは思ってもみませんでした。

情報の小出し方法に説得力がないのが減点対象かなぁ。
回りくどい説明をしたり、時間がないと遮ったり、全体的に構成が甘いのかもしれません。

4巻の千穂に引き続いて、表紙の鈴乃に惹きつけられます。
必ず3人以上が登場して、物語性を感じさせる表紙が好きです。
あとイラストに関しては、中盤にあった漫画のカット絵にはテンションを上げさせられました。

ファンタジー方面で面白くして欲しいのもあるけれど、それ以上に日常パートの配分を多めにして欲しいですね。
勤勉な魔王を見て、複雑な気持ちを抱く恵美や鈴乃を見るのが何より楽しいですから。

テレビを所望する魔王と家計を預かる悪魔大元帥の言い争う構図が面白可笑しい

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  はたらく魔王さま!  和ヶ原聡司  029  評価B 

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はたらく魔王さま!4 

はたらく魔王さま!〈4〉 (電撃文庫)はたらく魔王さま!〈4〉 (電撃文庫)
(2012/02/10)
和ヶ原 聡司

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読書期間:2012/5/5~2012/5/8

【評価……B+
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
コメディ
安定感
ラブコメ
ツンデレ
ファンタジー

 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6


 バイト先のファーストフード店の休業で、職を失った魔王。さらに住居であるアパート、ヴィラ・ローザ笹塚も、ガブリエルとの戦いで壊れた壁を修理するため、一時退去しなくてはならなくなってしまう。
 職と魔王城を同時に失い失意の魔王は、大家・志波の勧めで“海の家”ではたらくことに。その店は、志波の姪だという女性・天祢が経営しているらしい。しかも、魔王に恋する女子高生・千穂や、魔王の命を狙う勇者・エミリアまでもが魔王を追って海の家にやってきて――!?
 夏で海でも仕事です!な、庶民派ファンタジー第4弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


庶民的感覚が根付いてしまった魔王と勇者のファンタジーコメディ、第4巻。
またもや現代日本を舞台にして巻き起こるドタバタ模様が繰り広げられます。

バイト先の改装による一時閉店と、アパートの改修が重なり、職と住居を同時に失った魔王。
路頭に迷う魔王達に、大家から救いの手が差し伸べられる。
大家の親戚が経営する海の家で住み込みバイトを募集しているという。
かくして、舞台を海に移し、魔王たちの夏が幕を開けます。

題して「海の家ではたらく魔王さま!」編です。
そのまんまですけど、そうとしか言いようがない内容となっているので仕方がありません。

いやはや、着実に面白さを増していますね。
期待度がますます上がってしまって大変です。

魔王がボロボロの海の家を再建させようと知恵を絞りだし、奮闘する様がメチャクチャ楽しい。
とにかくアイデアが素晴らしく、飛び出す案がどれもこれも感心させられます。
とても営業出来るような状態ではなかったのに、この説得力のある変化はスゲー。
さすが魔王さま、半端ねえ!
海の家で切り盛りするパートは、終始ワクワクさせられっぱなしでしたよ。

窮地を切り抜けようとがむしゃらになる姿が、下手な戦闘シーンよりも燃えました。
ルシフェルにも活躍の場が与えられましたしねw

真奥と恵美の間にアラス・ラムスが入ると、途端にアットホームな雰囲気となるのが和みます。
普段いがみ合っていても、教育だけは熱心なお父さんとお母さんって感じで、微笑ましい。
ツンデレを地で行く恵美が、徐々に態度を軟化させつつあるのも色々と美味しいですね。

ヒロイン的には、きっとちーちゃんこと千穂の方が人気高いんだろうなー。
個人的には、恵美=鈴乃>千穂って具合なんですがね。
千穂も良いキャラだとは思うんですが、恵美と鈴乃が好き過ぎて相対的に評価が下になっちゃいます。

お仕事に励むパートが秀逸な一方で、魔界と天界の動きは怪しくなってきました。
バトル展開よりも、日常生活に四苦八苦している魔王たちを見る方が圧倒的に面白いので、物語の主軸に関心が鈍くなっちゃうのが如何ともしがたいところ。
専門用語が頭に入ってきづらく、日常シーンとの隔たりを感じました。
一概に悪いとは言えないんですけど、もう少しシンプルでもいいかなと思いましたね。

029さんのイラストは、初期と比べると女の子の肉付きが良くなってきましたね。
表紙のちーちゃんのスタイルには、正直目を奪われました。
海といえば、もちろん水着の出番もあり、女性陣は期待通りの可憐さで、目の保養になりました。

伏線が埋め込められた印象の強い回でした。
シリアス路線に走るよりも、このままコメディ調で駆け抜けて欲しいなぁ。

数々の工夫で海の家を再建させようとする魔王の手腕に感服させられます

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  はたらく魔王さま!  和ヶ原聡司  029  評価B+ 

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