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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『とらドラ!』11巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版「とらドラ!」11巻のネタバレ感想です。

物語も佳境に入り、ひたすら喧嘩が続く展開です。
溜め込んだ強い気持ちをぶつけ合っていて、互いを傷付け合う。
大切だからこそ相手のことを考えているのに、その想いが伝わらない。
誰もが似た感情を抱いているけれど、己自身のことで手一杯で相手が目に入っていない。
外野からみれば好き勝手に言えるのでしょうが、当事者は余裕がないんだろうなぁ。

原作完結から13年も経過しているため、必然的に読者側は歳を重ねています。
そのため同じやり取りを見ていても、見え方は多少変わりました。

一言でまとめてしまえば、良くも悪くも若々しい。
高校生は大人っぽく見えても子供でしかなくて、エネルギッシュな感情を持て余してしまいがちです。
竜児や大河の言動一つ一つが瑞々しくて、視野の狭さに心配になります。
幼いなと感じてしまう場面も多々ありました。

それでもこの作品の持つ勢いというか、底力は凡作のものとはまるで異なります。
登場人物たちの叫びが読者の胸に響き、喜怒哀楽を届けてくれます。
結末を知っていてもなお感情を大きく揺さぶられるのは、さすがとしか言いようがありません。

今回の内容である原作9巻を読んでいた当時の気持ちが蘇ってきました。
亜美に「子供っぽいことしてんじゃねぇよ」言い放つ竜司の方がよっぽどですよねー。
竜児が中途半端に優しくすることが時々腹立たしくなります。
いなくなってガッカリして欲しいのは皆じゃなくてお前なんだよと言いたい。
寂しげな笑みを浮かべる後ろ姿があまりにも儚くて辛い。
亜美が一番冷静だった分、一番損するポジションだったんと改めて思いました。

実乃梨は傲慢だと自覚しているけど、だからといってやり方を変えないから質が悪い。
魅力的な一面だとは思いつつ、自己中心的だとも思います。
頑固で意地っ張りで不器用なところが好きだったり嫌いだったり。

とにかく全員コミュニケーション不足ですね。
特に母親の泰子は立場的にもしっかり息子へ己の気持ちを伝えておかなければいけなかった。
竜児の発言は母親にとって死刑宣告になるぐらい厳しいものだったけど、責任は両者にあったと思います。

さて、残すところ原作10巻の内容のみ。
漫画だと1冊で終わるには駆け足になってしまうので、ここまで来たからには最後まで丁寧に描いて欲しいところです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ!  とらドラ!(巻感想)  絶叫 

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『とらドラ!』10巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版『とらドラ!』10巻のネタバレ感想です。

みのりんvsあーみん、勃発。

原作でもアニメでもそうだったけど、このTHE・女の戦いは見ているだけで胸がキリキリ痛む。
地雷元の中をドンパチやり合うような危険さ。
殴りあいになったのも時間の問題だったと思います。

現状維持という名の停滞を望むみのりん。
外野であることを嘆くあーみん。
個人的には周囲が見えてないみのりんよりも、亜美の肩を持ちたくなります。
せっかく好きだと告白しても間髪いれずに嘘だと言って流してしまう彼女の心境を思うと心が苦しい。

直後に大河が遭難したことで、ゲーム的に言えば大河ルートに乗ったような感じ。
ゴーグルを眼鏡と勘違いして、北村に話すつもりで竜児に好意を伝えてしまったのは切ない。

みのりんは良く言えば筋が通っている、悪く言えば頑固な性格なのがよく分かる。
そんなところに惚れた竜児としては、頑なに拒むみのりんにアタックできないのも仕方ないのかな。
読者視点からすると、竜児のことが好きなのに断固拒否するところが亜美同様に腹立たしく思わないでもないです。
本人が語っているように自分で決めただけあって、それだけ大事な優先順位なんでしょうけどね。

同時進行で進路についても頭を悩ます竜児。
原作当時と比べると、自分が歳をとったこともあって竜児が幼く見えます。
正解はないから大いに悩め若者よ。

11巻発売は来年かなぁ。
気長に待ちたいと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

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『とらドラ!』9巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版『とらドラ!』9巻の感想です。
恋模様が表面化する原作7巻後半から8巻前半までの内容が描かれています。

この辺りからですよね、コメディ部分がなくなっていくのは。
ラブコメから恋愛漫画への移行期となるのでしょうね。

原作ラノベやアニメよりも気軽に改めて「とらドラ!」を楽しめるという意味では、漫画版は最も時間効率がいい媒体といえます。
かといって雑に処理されるわけでもなく、むしろ完結が訝しむほど丁寧です。
その代わりに刊行ペースは年に一回すら発売されなくなっていますけど、しっかり最後まで描こうとしてくれるのは有難いことですね。

クリスマスソングを歌うシーンはアニメの挿入歌の出来が良かった記憶が強く残ってますね。
さすがに漫画では音楽は楽しめないけど、女の子達のドレス姿は可愛くてページめくりが止まりました。
特に漫画版では出番の少な目である香椎が可愛くて驚かされました。
裏表紙のカラー含めて、容姿だけで言えば一番好みです。

竜児が女の子達の気持ちを察することができないせいでウザがられてますけど、これは鈍感だとは言いたくないかなぁ。
いやー、鈍いのは間違いないんですけど、男子高校生としてこれはこれで頑張っている方でしょうと竜児の肩を持ってしまいます。
とはいえ、大河もみのりんも亜美ちゃんも不器用で自傷気味に傷付いちゃっているからもどかしい。
高校生特有の大人と子供の中間で視野が狭まっている感じが、まさに青春の息苦しさを表現できていますね。
原作読んだ時のほろ苦い感情を思い出させてくれました。

恋心を表に出さないようにしてるのに、竜児から髪を切ったことに気付いてもらえて思わず漏れてしまったみのりんの照れた表情がスゴく良い。
こういう止め絵は漫画ならではの楽しみ方ですね。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

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『とらドラ!』8巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版『とらドラ!』8巻の感想です。

初期と比べて筆が荒くなったと言われる絶叫さんの絵ですが、何だかんだでキャラの表情などは魅力たっぷりでした。
絵に関しては今まであまり心配していなかったのですけど、アクション系には弱かったようですね。
大河が狩野すみれのいる教室へ乗り込む大事なシーンの迫力が足りなさ過ぎて残念でした。
話の内容も飛び飛びで、カットが多くて全体的に雑と言いたくなってしまいます。
原作はもちろん、アニメでも素晴らしい演出だっただけに比較すると微妙でしたね。

ベクトルは違えど、大河・みのりん・亜美ちゃんのヒロイン勢が全員変調となる原作7巻に突入。
シリーズ全体の起承転結でいえば、明確に「転」となる物語が動くエピソードですね。
ヒロイン達が新たな想いが芽生えることに苦悩するのと同時に、一周遅れで友人達がそれぞれの恋愛事情に気付き始めるクリスマスストーリー。
竜児と同様に嫉妬というか煩わしく思ってしまい、自己嫌悪してしまう気持ちがよく分かります。

みのりんの自暴自棄になってどん底に墜ちていく様は見ていられません。
漫画だと泣き顔や後悔に滲む表情などばかりがクローズアップされているので、なおのことそう思います。
逃げても解決しなくても逃げるしかないもどかしさが表れていました。

やっぱり亜美は一足早く大人になっている感が強いですね。
誰よりも寂しがりやのはずなのに報われない役柄を演じてて、自業自得の面がなくはないけどちょっと可哀そう。
体育倉庫で胡坐をかいて真っ直ぐ竜児を覗き込む亜美の姿は、この巻で一番綺麗な女の子だと目に映りました。

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『とらドラ!』7巻 感想 (電撃コミックス) 



8年越しとなる漫画版『とらドラ!』の感想となります。

一応チェックはしていたのですが、さすがに刊行ペースの期間が長すぎますね。
年に1回ならまだしも、2年前後ちょっと待つのはしんどい。
しかも、本来であれば原作を丁寧に忠実に描くというこの作品の長所が仇となっています。
1冊程度では話があまり進まずお預け状態になってしまうんですよね。
そのため続きを買わないという選択肢はないものの、発売日に買う意欲は落ちてしまいました。

そんなわけでずっと様子見としていました。
今回、電子書籍でセールをしていた時に既刊も含めて買い直しことをキッカケに1巻から再読しています。

通して読むとデッサン力の高さは維持されている一方で、線が荒くなっているのがよく分かりますね。
今でも十分高水準なのですが、初期の丁寧さを知っているだけに惜しく感じます。
コミカルなデフォルメキャラは健在。
大河がまぐまぐとご飯を食べるシーンとかずっと見ていられますね。
絶叫さんの絵で「とらドラ!」スタンプとかあったら買いたいかも。

原作が巻構成ではっきりとエピソードを分けていることもあって、詳細は覚えていなくても大筋は記憶に残っています。
内容は原作5巻の最終盤から6巻の中盤まで。
どちらの話も不器用で感情を持て余している若者たちが壁にぶち当たり傷を作りながらも成長していくという展開。
大人と子供を揺れ動く彼らの不安定さが危うくて、若々しくてエネルギッシュだなと感じさせます。
もっと大人になれよというのは簡単ですけど、高校生の我が儘ぐらい目を瞑ってあげたいという気持ちもあります。

ストーリーの感想に関しては原作通りなので今更語ることでもないですが、この辺りからシリアスパートが増えてきますね。
大河が竜児を見つめる視線に別種の想いを感じ取ることができるようになってきました。

さて、次巻は原作でも指折りの盛り上がり場面となりそうですね。
アニメでも見事な神回として仕上げてくれただけにハードルは高いですが、是非とも漫画版でも期待に応えて欲しい。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

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『とらドラ!』6巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! (6) (電撃コミックス)とらドラ! (6) (電撃コミックス)
(2013/08/27)
絶叫

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漫画版「とらドラ!」第6巻を読了しました。
発売日に購入しておきながらずっと積みっぱなしだったのを、ようやく読んだところです。

今回は、第2巻以来の特装版が発売されました。
前回の特装版は、一時期プレミア価格まで付いたほどなので、今回は予約しておこうと思ったのですが、amazonは早々に予約を打ちきっちゃいました。
これはやってしまったかなと心配しましたけど、発売日に無事書店でGETできて一安心。
やはり現時点で取引価格が高騰しているので、ちゃんと入手できてよかったです。

内容は、原作第5巻の冒頭から終盤まで。
漫画一冊要しても小説一冊分に満たないくらいにじっくりと描いてくれています。
いつかそのうち省略されたり、展開が早くなったりするのではないかと思っていたのですがね。

さすがに原作やアニメを追いかけていた日から時間が経ち、内容を若干忘れつつあります。
もちろん大筋は覚えているのですが、細かいネタや台詞回しが原作通りなのか、漫画オリジナルなのかが判断つきませんね。
逆にいえば、それだけ自然に「とらドラ!」の世界を構築出来ている証拠でもあります。

キャラクターの表情の見せ方が相変わらず魅力的。
手慣れてきて少し雑なところも増えてきましたが、しかしそれは絵が崩れているわけではありません。
連載を続けるにあたって、上手く手を抜けるようになってきたという感じでしょうか。
ちょうどサブキャラが個性化されていくタイミングなので、良い頃合いでしたね。
和気あいあいなクラスメイト達の談笑は非常に楽しそうでした。
ただ、メインキャラ達は、物語的に怒りの表情多めになっていましたね。

それにしても、改めてこの文化祭エピソードは、少年少女達の不器用さが浮き出ていますね。
竜児も大河もみのりんも、せめてもう少し具体的に話し合っていれば、悲劇はなかったかもしれない。
相手のことを思いやりながらも、不安や保身、そして無責任な信用で、大事な人を傷つけ合う結果になってしまっています。

その中で唯一大人として成長したのが、あーみん。
竜児とも大河とも自然体に接することが出来ているのが微笑ましい。
これまでの彼女は気を張っていたので、飾らずに付き合える友人が貴重なんでしょうね。

「あたしは高須君と同じ道の上の 少し先を歩くことにしたの」

この台詞を笑顔で口に出せる亜美は素敵だなって思います。
淡い絵柄がマッチしていて、今回最も印象的なカットになりました。


小冊子付 特装版 とらドラ! (6) (電撃コミックス)小冊子付 特装版 とらドラ! (6) (電撃コミックス)
(2013/07/27)
絶叫

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■特装版

特装版は表紙の違いに加えて、130P超えとなる冊子が付いてきます。
冊子の表紙は、原作イラスト担当であるヤスさん。
元々絵柄が不安定な方ではありましたけど、若干描き方忘れているのではと感じました。
ヤスさんは更に四コマ漫画を約50Pほど描き上げています。
正直漫画として笑えることは少なかったのですが、ヤスさんの絵を堪能できたことは嬉しかったです。

他にも約20人のイラストレーターや漫画家による「とらドラ!」が楽しめるようになっています。
アンソロジーとしては、ぼちぼちの出来ではないでしょうか。
前回と異なり、ラノベ作家の二次創作がなかったのは少々残念かな。
また田中ロミオさんのように面白い作家さんを引っ張ってきてくれたら良かったのになー。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

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『とらドラ!』5巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 5 (電撃コミックス)とらドラ! 5 (電撃コミックス)
(2012/03/27)
竹宮 ゆゆこ

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年に1回のペースで刊行しているコミック版「とらドラ!」単行本5巻を購入しました。

毎年1,2月に発売していたので、そろそろだろうなと情報収集していました。
若干遅れは、休載月があったのと、掲載された月もページ数がまばらだったのが理由のようです。
最低8ページという話もありますが、これを月刊雑誌で読む時は、物足りなさそうだ。

しかしながら、やっぱり「とらドラ!」は面白いなぁ。
原作の良さを引き出しつつ、漫画ならではの表現も随所に織り込んでいて、先の展開を知っていても新鮮な気持ちで楽しめます。
この作品が大好きなんだなと再認識させてくれる絶叫さんの仕事っぷりには、感謝したいですね。

性格的な面は、今更言うまでもなくキャラクター像が確定していて、非常に魅力的です。
更にそれに加えて、表情豊かな女の子達の活き活きしている姿が満載で、どこを切り取ってみても見事な絵となっていて、じっくりと目を通さずにはいられません。
可愛い顔と崩したギャグ顔のギャップもシュールで、ギャグ漫画としてもレベルが高いです。

今回のエピソードは、原作4巻を丸々詰め込んだものとなっています。
個人的に「とらドラ!」に完全にハマるキッカケとなった巻なので、思い入れが強いです。

何といっても表紙を飾っている通り、みのりんあーみんの回ですね。
みのりんの笑顔の破壊力は、凄まじいものがあります。
全力の笑顔には、竜児でなくとも心を奪われてしまいますね。

それに対して、亜美の何かを含んだ笑みというのも惹きつけられるものがあります。
ニヤけたり、怒ったりと素の表情が出る度に、彼女の良さが振りまかれているかのようです。

本格的な恋愛事情が、ここから始まるんですよね。
印象的だった幽霊の話を、幻想的な雰囲気で表現しているのは素敵でした。
大河が、竜児と実乃梨を遠巻きに見て寂しげになっているシーンは、漫画ならではの間の見せ方だったなと思いますね。

微妙に原作と違う流れもありました。
基本的には悪くない改変だったと思いますが、カレーを食う場面は、もうちょっと見たかったかな。

最後に収録されている第46話「女の子バンザイ♪」は、漫画オリジナルエピソードでしたね。
喧嘩するほど仲が良い大河と亜美の関係が、そのまま絵として踊っていました。
普段口は悪いけれど、感謝する時は素直になれる大河と、ウザったく感じながらも面倒見のいい亜美は、本当に見ていて飽きないコンビですね。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

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『とらドラ!』4巻 感想 (電撃コミックス)  

とらドラ! 4 (電撃コミックス)とらドラ! 4 (電撃コミックス)
(2011/01/27)
竹宮 ゆゆこ

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月刊雑誌に連載中のため、年に1回発売の漫画版「とらドラ!」単行本4巻が発売されていました。
もちろん忘れていたわけではないのですが、3巻発売からもう1年経ちますか。
早いもんですなぁ。

中身は、第25話から第34話までが収録されています。
原作の3巻の始まりから、4巻の冒頭にあたります。

いやぁ、大河のターンでしたね。
喚いたり、泣き叫んだり、怒鳴り散らしたり、真っ赤に照れたりと、みのりんもビックリの百面相。
これでもかと言わんばかりに大河の魅力が撒き散らされた本でした。
大河ファンにはたまらない内容だったでしょうね。

個人的に一番良かったのは、死んだ目をしながら、やっちゃんのおっぱいに頬ずりするところ。
あの感情のなさはヤバイw

しかしながら、原作やアニメを見ている時も思いましたが、竜児と大河のラブ度が濃いことでw
恋愛感情としては好きな相手が他にいるはずなのに、この二人はお互いが相手のことを好きすぎますね。
それをニヤニヤしながら読むのが本作の楽しみ方なのかもしれませんけど。

どのシーンも丁寧に描かれていて、未だにスローペースを継続しています。
このままじっくりと可能な限り再現してもらいたいので、望むところですね。
ただ、シーンごとの繋がりが妙に弱く、物語を読んでいる感覚が薄いのが気になりました。

水着回ということで、目の保養になったかと思いきや、あまりエロいとは感じませんでした。
何というか、絵柄に色気がなくて、高揚するということはなかったなぁ。
あれ?でも表紙のやっちゃんは結構いいな。
やっぱり、大河がロリすぎるのが反応鈍くするのだろうか?w
偽乳もやりすぎて、ギャグの域越えてたしなぁ。

亜美やみのりんは当然ながら、香椎が何気に可愛かったです。
でも、大河が随分と優遇された回で、他の女の子の出番が少なかったのは残念でした。
あーみんのぶりっ子モードではなく、ブラックモードを見たいわー。

コミカルな絵柄がますます増えていて、よりコメディ漫画らしくなってきました。
初期の頃のような、線の多い絵もまた見てみたいけど、無理ですかねぇ。

最後に、どうでもいいですけど、25話のサブタイトルが変態すぎてフイタ。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

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とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ 

とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)
(2010/04/10)
竹宮 ゆゆこ

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読書期間:2010/4/14~2010/4/15
月間マイベスト作品

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ラブコメ
青春




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 北村の祖母が作った超豪華三段お重のお弁当を見て、竜児の主婦魂に火がついた!――表題作「俺の弁当を見てくれ」。
 忘れ物を取りにみんなで忍び込んだ夜の学校で目にする、お馴染みの面々の残念な未来とは――「不幸のバッドエンド大全」。
 もしも竜児が定食屋を開いたら、お手伝いは北村でお客は大河と実乃梨だけ!?――「ドラゴン食堂へようこそ」。
 などなど海賊本掲載作から各種商品特典まで、文庫本未収録の掌編・短編を完全網羅!もちろん書き下ろしもあります。超弩級ラブコメ番外編、再び登場!

【感想】


本編とアニメ終了から早1年。
これが本当の最後となる「とらドラ!」シリーズとなります。

いやー、懐かしい。
作者の文章に触れるのも1年振りなので、そう感じるのも無理はないか。

内容は、各種特典で書き下ろしされた短編を集めたものとなっています。
追いかけていたファンにとっては損をした気分になるかもしれませんが、個人的には小説のためだけにゲームやDVDは買えなかったので、嬉しい限りです。
短編の長さはまちまちで、10ページ未満のものもあれば、80ページ相当になるものもあります。

基本的に、特典として描かれていたこともあって、主要キャラの竜児と大河メインの話ばかりです。
もっとみのりん、あーみん、北村のエピソードがあれば良かったんですけどねー。
スピンオフなのに、脇役にスポットが当たらないのは残念でした。

とはいえ、久しぶりの「とらドラ!」ワールドの空気は、何だか自分までもが高校時代に戻ったような感覚で、楽しかったです。
馬鹿みたいに騒いだり、むず痒くなるような恋心を秘めていたりと、青春を感じました。
目の前のことで精一杯で、がむしゃらに生きている若さが何と眩しいことか。
特に書き下ろしで最終エピソードである「ラーメン食いたい透明人間」は、まさに等身大の高校生みたいで素晴らしかった。

その一方で、パラレル展開やifストーリーの絶妙な救えなさは、スゲー嫌な感じ。
いや、面白いのは面白いんだけど、笑うに笑えないんだよなぁ……w
不幸のバッドエンド大全」の生々しさは、ちょっと凹みましたよ。
みのりんと北村の未来が、鬱展開すぎるわ!

コメディとして一番笑えたのは、タイトルにもある「俺の弁当を見てくれ」。
竜児の暴走具合と、著者のノリノリな文体がマッチしていて、まるでコントを見ているようでした。
こういうのも「とらドラ!」ならではの良さだよなぁ。

これにて、シリーズも終結。
今後は、準備中であるという次回作に期待ですね。

オマケの寄せ集めではあるけれど、らしさも味わえる青春ラブコメ最終巻

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  とらドラ!  竹宮ゆゆこ  ヤス  評価B 

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『とらドラ!』3巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 3 (電撃コミックス)とらドラ! 3 (電撃コミックス)
(2010/01/27)
竹宮 ゆゆこ

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一時期に比べ、すっかりと熱が引いた「とらドラ!」。
原作もアニメも昨年の春に終了してしまったので仕方のないことですが、漫画だけは現在も電撃大王で絶賛連載中です。
そんな漫画版「とらドラ!」が1年振りの新刊発売ということで、買ってきました。
今回、特装版はなかったようなので、近場の本屋でさっくりと入手してきました。

3巻は、15話から24話まで収録。
原作2巻のラストまでが描かれています。

やっぱり、絶叫さんの絵は素晴らしいね。
キャラクターの魅力が溢れんばかりで、活き活きしています。
コロコロと変わる表情が楽しいのなんの。
ノリノリで描いているんだろうなぁーと感じられる場面もいくつかあり、作品に対する愛情の深さが伝わってきました。
初期と比べ、描き込みが足らないところが見え隠れはしていますけど、絵は綺麗なのでまだまだ問題ではありません。

じっくり丁寧に描いているわりに場面転換が荒く見えましたが、これは原作からの仕様でしょうね。
漫画版ならではの繋ぎは特別良くもなく悪くもなく。
キャラの心情を細かく描写できる小説に比べると、漫画でこのストーリーは見せづらいですね。
亜美の変化が安っぽく見えてしまいます。

まぁ、可愛ければ正義ですが。
亜美ちゃん可愛いよ亜美ちゃん。バレバレなぶりっ子スタイルも、時折見せる素の腹黒さも、どちらも大好きです。
いや、欲を言えば、もっと黒いところを見せてくれると嬉しいw

みのりんも大好きですが、今回はいい意味でウザイw
ひょうきん懺悔室ネタや、ダイエット戦士のくだりは、完璧にギャグ要因ですよねw

大河は、1,2巻が可愛すぎたなー。
亜美と対立する場面が多いせいで、機嫌が悪いところが目立ってしまっていました。
百面相なところは笑えるし、ギャグ顔は最高なんですけどね。
北村に恋する大河が、一番可愛いんだよなぁと再認識しました。
竜児が大河に押されすぎなところも気になります。

それにしても、このペースだと完結するのに10年ぐらいかかりそうなんですが、一体どうするつもりなんでしょうかね。
個人的には、スローペースで構わないので、最後まで描いてくれると嬉しいのですが。
打ち切りや大幅なカットは避けてもらいたいなぁ。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ!  とらドラ!(巻感想)  絶叫 

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とらドラ10! 

とらドラ10! (10) (電撃文庫)とらドラ10! (10) (電撃文庫)
(2009/03/10)
竹宮 ゆゆこ

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読書期間:2009/3/6~2009/3/7

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7
青春 ★★★★★★☆☆☆
 … 7

春。衝撃の出会い。
ラブレター。共同戦線。電柱キック。
偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。
エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白――
そして、雪舞い落ちる二月。
手を取り合って逃げ出した竜児と大河。
それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。
ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は。
超弩級ラブコメ、感動の完結編。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


超弩級ラブコメと銘打ってきた「とらドラ!」本編、完結。

僕が「とらドラ!」を読み始めたのは、7巻が発売された頃だったので今から約1年前のことでした。
ちょうどその7巻でアニメ化が決まり、この1年は原作・漫画・アニメと「とらドラ!」尽くしでしたね。
9巻の盛り上がりは半端なく、集大成となる本編最終巻には、多大な期待を寄せていました。

なんだろう、すごく不思議な読了感です。
着地点としては、これで良かったと思える内容ではあったんです。
構成に関しても、ままならない現実やもどかしい人間関係を描いていて、悪くはなかったと思います。

しかし、読書中はずーっと微妙と感じてしまっていました。
きっと途中から面白くなるはず!という期待は叶わず。
楽しめなかったわけではないので裏切られた感はないんですけど、肩透かしを食らってしまったというのが本音かな。

自己評価をBランクと位置付けているように、決して悪いとは言えないんです。
1~9巻までが、ほぼ文句なしの出来だっただけに、相対的に辛口になってしまうんです。

世間の評判では概ね絶賛されていて、最終巻補正もあり「言いたいことはなくはないけど面白かった」という意見が散見されます。
おそらく自分はその「言いたいこと」が我慢しきれなかったということなんでしょうね。
みんな楽しめているのに自分は乗り遅れたみたいで、何だか凄く悔しい気分。

まぁ、こんな風に感じた人間もいるんだなーとでも思っていて下さい。


◆強引過ぎた文章

地の文が抽象的で読み辛かったのが、没頭できなかった最大の理由ですね。
「とらドラ!」の既存巻は、いつも仕掛けが遅くて前半はぬるぬるとラブコメが展開されていることが多かったんですが、今回は最終巻ということで初っ端から全力疾走しているような文章でした。
勢いで書かれた文章は時として効果的だと思いますけど、これはちょっと疲れてしまいましたね。
途中、本から視線を外して息をつくということが度々ありました。

作者がノっていることは分かるんだけど、読者にもノせて欲しかった。
力技の悪い部分が出てしまった感じでしたね。


◆描ききれなかった物語

大河と母親の問題が、あまりにも放り投げていると思いました。
これなら、高須家の家庭問題が急浮上させることなく、大河の母親との関係をきっちり描いた方が良かったんじゃないかな。
竜児と泰子の話はイイ話ではあったんだけど、このタイミングで挿入するなら、他の話も削らずに同じ文章量で描くべきだった。
これまでメインで描かれていたのは5人の恋物語と、大河の家庭環境の話だったのに、都合よくまとめ過ぎているのが気になったところです。

またラブコメとしては、真面目な展開においてもコメディを挿入しなければいけないのかもしれませんが、今回のは不協和音に感じてしまいました。
確かに面白くはあるんですが、笑いたくないのに笑わさせられているとでも言いましょうか。
シリアスとギャグの切り替えが上手くできなかったのは、自分の感情の問題だけではないと思いました。

あとキャラ心理をリアルに描きすぎた弊害か、ラノベなのに非現実的な要素が介入すると冷めてしまうところがありましたね。
これまでの内容がギリギリ現実感のある青春モノだったのに対して、最終巻はドラマの中の青春物語だったと言えます。
どちらが良い悪いという問題ではなく、一貫して欲しかったなぁということです。


◆川嶋亜美の変化

亜美の変わりっぷりに泣いた。
何でこんなに急に丸くなっちゃってるの。
根はいい娘でお節介焼きな性分だというのは分かっていたけど、別人のようですよ。
最終的に収まる形としては無難だとは思うけど、もうちょっと段階踏ませてあげたかった。

竜児への想いは恋愛的なものではなかったということになるんだろうか。
もっと純粋に人間的に好きで、好かれたかった、仲間に入れて欲しかったって意味になるのかなぁ。
時折漏れていた感情からは、恋心にしか見えなかったんだけどなー。
それに、転校前ならいざ知らず、今では木原や香椎という友人たちもいるのにな。

みのりんとのも和解もなし崩し的で、残念で仕方ありませんでした。
(この辺りはアニメで優遇されているとはいえますが、原作でもやるべきだったと思います。)
竜児の「みんな幸せ!」という願いは、亜美の想いを気付いてから言うべきだったよなぁ。
やはりここも都合の良さがプンプンと匂ってきて、丁寧に描いてきた心理描写を最後の最後で投げ出してしまったように見えました。


◆総評

結局まとめてみると、ラブコメだったんだな、ということになりますね。
5巻ぐらいからシリアス路線に走っていたものの、完全にはそちらに振りきれていなかったようです。
コメディとシリアスの融合の難しさを改めて実感した本でもありました。

最後は不満をぶちまけるような形になってしまいましたが、シリーズとして見れば凄く面白かった作品でした。
間違いなく読んで良かったと思っています。

この感想を読んで気分を悪くされた方には申し訳ないです。
各所で褒め称える感想がズラリと並んでいると思われますので、そちらで気分転換してください。

なにとはともあれ、作者にはお疲れ様でしたと言いたいですね。
アニメやゲームなど同時進行で大変だったと思います。
スピンオフが出る予定らしいですが、しばらく骨を休めてください。
ありがとうございました。

⇒ 【 「とらドラ10!」簡易感想 】

中身は多少粗いものの、締めは綺麗な大団円

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とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 

とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)
(2009/01/07)
竹宮 ゆゆこ

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読書期間:2009/1/10~2009/1/14

【評価……B
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
ラブコメ ★★★★★★☆☆☆
 … 7

食欲の秋。秋刀魚、栗、きのこ……おいしいもの、たくさん……かくして虎は、太った。実乃梨考案の不思議ダイエット法を早々に断念した大河は、不倶戴天の敵、亜美とジムに行くことにするが、そこで彼らを待っていたものとは!?
春田浩次、十七歳。女子との理想の出会いは、川で溺れているところを助けて人工呼吸、そのまま彼女の部屋へ、その後は……フヒヒ!そんな妄想がなんと現実のものに。はたしてその顛末は?
などなど「電撃文庫MAGAZINE」に掲載された短編を詰め合わせました。注目の書きおろしは独身話です!
超弩級ラブコメ、待望の番外編!

【感想】


「とらドラ!」番外編、第2弾。
スピンオフ第1弾「幸福のトルネード」と異なり、短編集の色が濃い本となってます。

無難に面白かったです。
最終巻である本編10巻の前に刊行されましたが、9巻と10巻の間に読む意味はほぼないですね。
本編読み終わってから、気になる人だけ買って読めばいいかなって内容でした。

全部で5編の短編が収録されています。
メインとなるスピンオフ作品「春になったら群馬に行こう!」は春田が主人公の話です。
9巻を読んだ方なら何の話かは見当がつくかと思われますが、春田の色恋沙汰の話ですね。
竜児視点だと脳の可哀想な子にしか見えない春田ですが、意外にも人の心には敏感なのが分かってビックリ。
まぁ、本能的に指摘してるだけなのかもしれませんけどw
バカだと自覚しつつも大事なところで選択を誤らないのは、好感アップになりましたね。

書きおろしである「先生のお気に入り」は、独身こと恋ヶ窪ゆりが教師になったばかりの頃のエピソード。
若い時から苦労してるなぁーとしみじみ感じてしまいました。
今回の短編の中では20代前半のはずなのに、三十路臭を醸し出しているのはキャラが立っていると言えるんだろうかw

残り3編は、いつもの面々のラブコメ。
シリアス分のない初期のラブコメが展開されていて、懐かしかったですね。
竜児と大河が周りを巻き込みつつワイワイと騒いでいるだけの日常ですが、それゆえ単純に楽しいです。

アニメしか観ていない人でも、この番外編だけ読むことは可能ですので、最終回を見終わって燻っている方は手を取ってみてもいいかもしれません。

「とらドラ!」1~4巻(別荘編)までのラブコメが好きな人なら楽しめます

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とらドラ! 第25話「とらドラ!」 

アニメ「とらドラ!」最終回観終わりました。
まずは一言で感想。

素晴らしい。
これはいい最終回でした。

正直、前回の24話がかなり酷かったので、どうなることかと心配していましたが、蓋を開けて見れば予想外の出来に驚かされました。
30分という短い尺の中で、物凄い濃い内容なのに無理に詰め込んでいないところが良かったです。
これだけのものをアニメでやってくれれば、一ファンとしては本望ですね。

終わりよければすべてよし、というわけではないですが、アニメ版の印象が急激に良くなりましたね。
視聴後は余韻に浸りたい気持ちにさせてくれました。

▼原作とは異なる締め方

方向性はほぼ一緒なんですが、話の展開はかなり違っていました。
原作の最終巻はそれまで以上に地の文満載だったので、とてもそのままアニメ化できる内容ではありませんでした。
順番的にどちらの脚本が先に出来上がったのかは分かりませんが、アニメとしてはこれで正解だったと思います。

冒頭のやっちゃんが実家に帰るシーンは、原作を読んでいる人じゃないと分からなかったでしょうね。
いきなりカットから始まって不安が募りましたが、その後に竜児と泰子の対話シーンで一気にもやもや感が吹き飛びました。
原作では語られなかった竜児の出生の秘密や、泰子の頑張りが伝わってきて、思わずジーンとさせられましたよ。
無理に高須家の話を挿入する必要性はなかったんじゃないのかと思ったこともありましたが、その考えは改めました。

24話の河原のシーンでは、重要な場面が大幅にカットされていました。
どこに持ってくるかなーと思ってましたが、やはり夜のシーンに持ってきましたか。
あのキスシーンは、直視できませんね。
無性に叫びまわりたくなる感じになったのは僕だけでしょうかw
大河派もしくは釘宮病患者はたまらんかったでしょうね。

卒業式後で教室で再開するところも良かった。
セーラー服の大河が可愛かった。
竜児が大河に比べて達観しすぎているような気がしないでもなかったですが、まぁその代わりに大河がデレデレでしたね。

そして、個人的に嬉しかったのは、まさかの亜美のターン。
ほんのちょっとだけ、救われた気分です。
逆に、みのりんのあのビンタはないかなーと思ったり。
竜児は竜児でなよなよしているところもあるけど、一拍置いて欲しかったですね。

最終回が良かっただけに、駆け足だった24話が勿体無かったですね。

原作の補完的な意味合いとしても、一つの結末の提示としても、アニメの最終回として相応しい内容だったと思います。
比較するのは無粋だと思いますが、アニメの方が終わり方は好きだったくらいです。
いろいろとありましたが、2クールの間ずっと楽しめた良いアニメでした。

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とらドラ! 第24話「告白」 

ラスト2話。
いよいよ原作最終巻に突入のアニメ「とらドラ!」24話の感想です。
いつも以上に原作との比較感想となっちゃってます。
辛口感想なので、アニメファンはご注意を。

あー、うん、予想通りというかなんというか。
見事なまでに、内容がスカスカってか無茶苦茶になっちゃってますね。
一言で言うなら……ひでえなw

濃密な最終巻を残り2話でやろうとすること自体が間違いだったと言わざるを得ないでしょう。
早すぎる展開についていけません。
個人的には10巻にそこまで思い入れはないのでまだいいですが、最終巻の締め方が気に入っている原作ファンにとっては喧嘩を売っているかのような構成でした。

ほぼ同じ舞台で同じ流れのはずなのに、ストーリー展開がいつの間にか変な方向にズレていて、何故か先が読めません。
アニメならではの展開が楽しみではあるんですがー……うーん、これはちょっと擁護し辛いかなぁ。

そもそも物語が破綻しているのが問題。
何故みのりんは、あれだけ大事なお金を駆け落ちに反対しつつ渡すのか。
そして、竜児たちはためらいなく受け取るのか。
仲間だから?
うーん、それだけでは納得できないなぁ。

他にもツッコミどころが満載過ぎて、いちいち指摘するのも嫌になる量です。
良くも悪くも、語ることができるということは、それだけ作品に対して思い入れを持っているということなんでしょうけど、何か書くのも面倒くさいと思ってしまったくらい冷めてしまいましたね。

確かに原作でも、ぶっちゃけ竜児も大河もガキでしたが、ひたすら悩んで考えることはしました。
しかし、アニメでは全く考えている様子がないんですよねぇ。
何もかもが、あまりにも浅はか。
地の文がないことが、致命的なまでに物語を軽くさせてしまっています。

亜美とみのりんの二人の会話シーンが追加されたことは、非常に嬉しかったんですけどね。
原作では伏線を張るだけ張ってないがしろにされてましたから。
でも、アニメでは伏線そのものがカットされていたんですけどね……。

まぁ、あーみんはやっぱり最高ってことですよ!
この作品の良心的なキャラだなぁーと思います。
アニメでのツンと澄ました性格がたまらなく好きです。

みのりんもまた原作とは別キャラのようになっていますが、これはこれでいいと思いますね。
堀江由衣さんのおかげなのか、男勝りな性格の中にも女の子らしさが見え隠れしていて良かったです。

興味深かったのは、初見となる大河母と竜児の祖父母のキャラデザイン。
大河母はイメージとちょっと違いましたね。
もうちょっと見た目も大河に似ているのかなと思っていました。
逆に、竜児の祖母は泰子と似てましたね。
この辺りはアニメならではの楽しみ方でしょうね。

正直、原作と比較をしなければ、これまではそれなりに良質なアニメだと言って良かったと思います。
でも、今回の話は、アニメ単体で見ても視聴者置いてけぼりの展開で、首を捻るしかありませんでした。

はてさて、来週の最終回はどうなることやら。
ある意味自分は既に覚悟できているので、どういう結末でも構わないと思っていますが、アニメを楽しんでいる人の期待は裏切らないで欲しいですね。

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とらドラ! 第23話「進むべき道」 

今回を含めて、アニメも残り3話。
原作9巻後半を描いた23話「進むべき道」の感想です。

展開早いですな、本当に。
今に始まったことじゃないけど味気なかった。

原作を読んでいても思ったことだけど、みのりんの主張は少々理不尽に見えるなぁ。
言いたいことは分かるけど、みのりんも散々迷ってきたわけで、そんな怒鳴りつけるようにして大河を責めなくとも、二人きりになったときにしっかりと話し合っても良かったんじゃないかなと思います。
そんな正論を言っていたら、お話にならないけどさw
説明不足のアニメだと、その傾向はなおさら顕著ですね。
ってか、怖い。

「う、そ、つ、き」

感情を押し殺したような声だと思っていたら、マジギレじゃないっすか、実乃梨さん。
しかも、みのりんの本当の見せ場が来る直前で終わっちゃってるもんだから、みのりんの考えが分からずにただ単にキレているだけのように見えてしまいますね。
一連の流れを通して放送すべきだったと思います。後味悪いよw
まぁ、次回の冒頭のシーンに期待かな。

それと、大河があれは夢ではなかったんだと気づくところは、時間かけて欲しかったなぁ。
超新星爆発とまで表現された驚きが見れなかったのは残念極まりない。
全体的に、カットというか省略化が目立った回でしたね。

大河といえば、ツインテール姿は一瞬別人かと見間違えるかのような可愛さでしたね。
いや、別に普段の大河が可愛くないといっているわけではないですがw
だから、いくらモデルのあーみんがあの場にいたとしても、大河に注目しない客が不自然に映りましたよw

そして、あと気になったのがこれ。

「別に、みんなじゃなくてもよかったのにな……」

あーみんのこの台詞、どういう意図で入れたんだろう。
数少ない亜美の出番を大幅に削除&修正してるところをみると、ラストの締め方を原作を変えるつもりなのかな。
どちらにせよ、少しでもあーみんが報われてくれればいいのだけれど……。

来週、早くも最終巻の10巻に突入するみたいですが、一体どこまで描けるのか。
そればかりが気になります。

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とらドラ! 第22話「君のいる景色」 

アニメ22話をようやく観ました。
9巻前半をベースとした話でした。

面白かったです。
前回はアニメの演出などに不満たらたらと書き連ねましたが、今回は真逆。
アニメオリジナルのエピソードや構成が素晴らしくて楽しめました。

原作と似て非なる展開となってきたことが、嬉しいとさえ感じますね。
もちろん原作9巻をなぞる形でもいいんですけど、アニメ版ならではの良さを引き出すためには、この選択はアリかと思う。

21話の感想の最後で書いた、原作8巻のラストの部分がアニメでは描かれていませんね。
重要シーンの一つであるはずなので意図的にカットしたんでしょうが、どう扱うのかな。

亜美と実乃梨の会話は原作になかった追加シーンでした。
二人が今何を考えているのかを補足するもので、非常に良かったと思う。
竜児視点に捕らわれる必要性もありませんしね。
別荘の時の幽霊話をここに持ってくるあたり、湾曲して伝えようとするみのりんらしかったです。

しかし、あの亜美のウザったそうな顔と声にゾクゾクしてしまう僕は下僕属性でもあるのだろうかw
不機嫌なあーみんをもっと見たいと思うのは、楽しみ方を間違えている気がする。

今後の展開を知っているはずなんだけど、大河や実乃梨の行動や言葉が意味深で先が気になりますね。
アニメの締め方に期待。

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「とらドラ10!」簡易感想 

フラゲした「とらドラ10!」を読み終えました。
詳細はまた後日書き連ねるけど、他の本の順番待ちになるので、とりあえず簡単な感想。

うーーーん、何とも言い難い。
感慨深いという意味ではなく、評価しにくいという意味で。

世間的には大絶賛みたいですね。
否定的意見は皆無と言っていいでしょう。
しかし、個人的には良かった思ったところと悪かった思ったところがあって、全体的な感想が書きづらいんです。

結末には何の不満もありません。
竜児たちの到着点は、悩み抜いて決断したからこその価値があると思います。
少々甘すぎる考えだと思わなくもないですが、それは竜児も自覚しているので、きっと今後は大丈夫だろうと思うことができます。

親との対立、進路の問題が急浮上してきて、本来のラブストーリーとどっちつかずになってしまった印象でした。
いや、中身は物凄く濃いんですけどね……w
どちらも満足するほど描写する前に紙幅が尽きたのか、それとも締め切りが来てしまったのか。
特に大河の親関連の話は、消化不良の感が否めませんね。

また、亜美の不遇っぷりに泣けます。
もうちょっと見せ場らしい見せ場があって欲しかった……。
そりゃあ、竜児の物語ですので軸がブレてしまうのは理解できるんですがねぇ。

良かったところは、なにはともあれハッピーエンドで終わったところですね。
やっぱりラブコメ作品としては、こうでなくっちゃね。

もっといっぱい書きたいことがあるけど、それはまた通常の感想を書く時にします。


とらドラ10! (10) (電撃文庫)とらドラ10! (10) (電撃文庫)
(2009/03/10)
竹宮 ゆゆこ

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とらドラ! 第21話「どうしたって」 

いつもより少し遅れましたが「とらドラ!」21話観ました。
原作でいうと8巻後半部分にあたる内容でした。

実乃梨と亜美の衝突で女のマジバトルに震えます。
16話の大河vsすみれのような間違ったバトル漫画のような闘いではなく、今回のは生々しいリアリティある喧嘩。
声と動きが入ると、殺伐として雰囲気がさらに重くなりますね。
特にみのりんはこれまで天然キャラを演じてきていたので、声色を変えるだけで怖さが引き立ちます。

まぁ、原作読んでいて、面白いのは分かっているんです。
それをどのようにアニメは見せてくれるかが最大の楽しみだったわけですが……。

詰め込み過ぎ。

ここ数話に関してはアニメ版ならではの面白さがあって特に気になるところはなかったんですが、今回の話はちょっと不満点がいくつかありましたねぇ。
例えば大河の告白シーン。
ED曲を被せるのはまだいいとして、曲が合ってなくてせっかくの名シーンが勿体なかった。
19話で挿入歌のクリスマスソングをED曲に抜擢したように、今回も特別にもっと切ない曲に変えて良かったと思いました。
今のED曲自体は好きなんですけどね。

あと、やっぱり1冊2話だと展開が急に早いなぁ。
5~7巻が3話分使って丁寧に描いていた分、余計に忙しく感じます。

大河たちが押入れから出てきたあとに、大河が「気まずすぎるわよ!」と叫ぶ一連の流れが大好きだっただけに丸ごとカットには泣いた。
以前みのりんが自分のことを傲慢だと称したセリフを、竜児の呟きでもいいし回想シーンでもいいから入れて欲しかった。
大河の告白の場面で竜児を北村と勘違いするときも、ゴーグルと眼鏡を見間違えたことを補足しなくては都合の良い展開だと思ってしまいます。

他にも挙げるとキリがありません。
ギャグシーンを大幅にカットしたのはいいとしても、重要なセリフやシーンも飛ばしているのが気になりました。
うーん、今回の修学旅行編は1話分足らなかったですねぇ。

そういや、原作8巻のラスト5ページ相当を切り離してますが、もちろん次の冒頭でやるのかな。
あの繋がりが良かったのになー。

話数さえあれば、このスタッフなら絶対にもっといいものを作れたと実感できるだけに非常に惜しい。

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とらドラ! 第20話「ずっと、このまま」 

「とらドラ!」第20話視聴。
原作8巻の前半のお話。
物語は学生最大のイベント、修学旅行へ。

「人生思いどおりにはなんねーぞ!」

独身の一言。
まさに格言。

ここにきてアニメのクオリティが半端じゃない件について。
派手な展開がないのに、魅せてくれる構成が地味に凄い。
今回の話で、初めてDVDを揃えてみたいかもと思わされました。

Aパートの冒頭で、竜児の悲愴感が足りないかなぁと思いましたが、それ以外はほぼ完璧だったんじゃないかな。
大河の応援を受けて、少しずつ前向きに捉えていく竜児の姿にリアリティさえ感じられました。

ポニーテールのあーみんは可愛ええのう。
そして、言動は哀しいぐらいに格好良いね……。
他のみんなよりもほんの少し大人なせいで、色々と余計なことが見え過ぎてしまう彼女が堪らなく愛おしいです。
器用に立ち回れる不器用な性格とは、難しい存在だよなぁ。

一方、竜児を振ったばかりの実乃梨はというと、ぎこちなかった関係から少し時間を巻き戻した形に。
今まで、アニメでは竜児への想いが分かり辛いなぁと思っていましたが、大河に仕組まれて竜児の手を取り、その後一緒に登校する場面では珍しく素直にデレたみのりんが見ることができて良かったです。

みのりんの「ずっと皆このままだったらいいのに……」という台詞は、どう考えてもフラグですね。
告白をしたい竜児からすれば、そういうわけにもいきません。
現実を知っている亜美からしても、みのりんが甘ちゃんに見えて仕方ないでしょう。
だからこそ「あーあ」という皮肉めいた嘆きが出てきたんでしょうからね。

ま、原作は毎回後半部分で修羅場っているので、1冊を2話で処理しようとすると、2話ごとに嵐が吹き荒れるのは当然ともいうべきでしょうか。
次回は声優さんの演技に期待。

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とらドラ! 第19話「聖夜祭」 

とらドラ19話、視聴完了。
これで原作の7巻が消化したことになります。

うあー……今回は結構キましたねぇ。
「とらドラ!」のストーリーそのものに魅せられました。
原作ではどうだとかアニメではどうだとか、そんなこと一切気にすることなく、最初から最後まで食い入るように画面を見ちゃってましたね。

大河が竜児に対する気持ちを自覚する場面には、不覚にもヤラレました。
声優さんの演技は偉大だなぁと、今まで何度も実感されられてきたことですが、改めてそう思いましたよ。
涙まじりで竜児の名前を叫ぶ大河の姿を見ているのが切なくて切なくて。
そして、そんな大河を目撃してしまったみのりんのことを思うと辛くて堪りません。

大河&亜美が唄ったクリスマスソングも、優しくも儚げでとても良かったです。
ED曲としては、竜児がみのりんがフラれた直後だけに明るすぎないかなと思わないでもなかったですが、挿入歌としては素晴らしかったと思いますね。
そういや、あのシーンって大河と亜美以外にもう2人いたはずですが、リストラにあっちゃってましたねw

みのりんが家でジャージを着てパーティに行くかどうか悩んでいるシーンは貴重だったなぁ。
アニメでは竜児の視点にこだわらなくてもいいので、こういった普段見れないみのりんの実生活を垣間見ることができるのは面白いね。

前回、亜美は輪の中に入れない寂しさを訴えてましたが、まさに今回のようなことですよね。
結局、竜児の視界には大河とみのりんしか映っていないんだよなぁ……。
本当に辛いのは当事者なのか、それとも当事者にもなれないことなのか。

ところで、話は変わりますが、PSP版「とらドラ・ポータブル!」はこのアニメ19話直後から始まる話らしいですね。
竜児が記憶喪失になってしまったというifストーリーが展開されるそうです。
ずっと前から「とらドラ!」はヒロイン3キャラ全員が魅力的なので、それぞれのハッピーエンドが見たいと思っていて、それにはゲーム化が一番いいなと思っていました。
なので、ちょっと興味があるんですが……絵がちょっと微妙かなぁ?
アニメ寄りの絵柄になってしまうのは仕方ない……か。

何だかここまであっという間でしたね。
いつの間にか次で20話で、あと残り6話かぁ。
……尺足りるのかな。
それが一番心配だったりします。

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クオリティ高須と言わざるを得ない 

みのりん可愛いよみのりん!



【とらドラ!】櫛枝みのりんvsマスクドデデデ【かかってきんしゃい!】

この動画、ヤバイ。
ループ回数も合わせたら、今日だけでもう何十回見ているか分からんw
完全に中毒になってしまった。
「とらドラ!」MADは閲覧数が伸び過ぎると削除されることがあるから大々的には紹介し辛いんだけど、これは楽しすぎる。
『盛るぜ先進国とらドラ!』以来、いやそれ以上にハマってしまった。
イントロ部分が最高。「ちょううめー!」「どるどるどるどるどるどるどるどる」のリズム感がたまんねーw
後半部分の「じゃじゃんじゃじゃんじゃじゃんじゃじゃん」も、聴いているだけで快感です。
これは堀江病に感染してしまったかもしれん。

「とらドラ!」MADはクオリティ高いものが多くて嬉しいなー。
以下、マイリスト整理のため個人的リンクメモ。


まさにドラゴンボール。
感動シーン台無しw


くだらないけど、初見は笑ってしまうw


キラッ☆


この歌、あーみんのための歌ですよね。分かります。


不死鳥動画。
盛るぜ~盛るぜ~超盛るぜ~!

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とらドラ! 第18話「もみの木の下で」 

原作7巻の中盤を描いたアニメ「とらドラ!」18話の感想です。

あぁ、みのりん……。
やっぱり、重いなぁ。
文字通り言葉を失ったあのシーンは、心情的に何度も見たいとは思わないけれど、アニメ的には秀逸な出来でした。
目が見開かれていくみのりんの姿は、なかなかキツかったです。
先の展開を知っているからこそ、大河たちが幸せそうにクリスマスツリーを組み立てている時点で見ていて辛いものがありましたね。

ただ、その後のシーンで、みのりんが大河のクリスタルの星を直そうとしているところ。
ほっちゃんの演技は良かったんですが、みのりん震え過ぎでシリアスな場面なのに思わず吹きそうになりましたよ。
あんなにブルブルと体を震わせなくても、声をかけられたときにビクッと肩を揺らせる程度で良かったんじゃないかなー。
細かいところではあるんですが、せっかくの良い場面だったのでつい小言を言いたくなってしまいます。

一方、独身が今までシーン削除された分を取り返すかの如く目立っていました。
冒頭のいい先生っぷりより、後半の独りの世界に没入している方が独身らしいですねw
独身というか毒神って感じですしw
そういえば、大河がゆりちゃんと呼ぶのに違和感あったなぁ。

あとは、前回から変更されたEDの切り替えが非常に良かったですね。
切なさが強調されていて、今後の展開に合ってますと思います。

次で7巻分も終わりかな。
噂の段階ですが、どうやらアニメと原作が同時に終わるという話みたいです。
9巻の終盤を書き変えて締めるのかなと予想していたのですが、このまま最後まで突っ走るんでしょうかね。

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とらドラ! 第17話「クリスマスに水星は逆行する」 

連日「とらドラ!」の記事ばかり書いてますね。
まるで大ファンみたいじゃないかw
いや、確かに好きだし面白いけど、僕の中では特別飛び抜けているわけではないんですがねw

ようやくOPとEDが変わりましたね。
前OP曲とED曲は微妙だったこともあり気になっていたんですが、なかなか良さげですね。
曲もさることながら作画も結構気に入りました。
まぁ、CDを買いたいほどかと問われると……うーん、それはないかなぁ。

ところで、OPシーンで気になったところが1つ。
(原作バレにつき伏せ字)
みのりんの廊下を疾走するシーンって、もしかしてジャイアントさらばの場面かな?
そうなると、現在刊行している原作9巻までやるつもりなんでしょうか。

他の比べても、かなり気合の入った作画で、そこだけ何度も見直してしまいました。

本編は原作7巻の前半2/5相当を消化した内容となっています。
原作に忠実な漫画版を読んだ直後ということもあってか、表面的しかなぞってないなーと感じてしまいますね。
今更ですが、媒体が異なると全く別の作品となりますね。
当然なんですけど、改めてそう思いました。

アニメはアニメでいいところもあるんですよ。
一番の見所は、声優さんかな。
特にあーみんは、可愛い演技が見え見えなところや隠しきれない腹黒さが非常にいい感じに出ていますね。
今回も、みのりんに対してふっかけていましたが、ああいう汚れ役ができるところが仲間内で一番大人なんだと思います。

大河がサンタを信じる話は、手乗りタイガーと恐れられる存在とのギャップもあり可愛く見えます。
が、その反面、亜美が気持ち悪がっていた気持ちも十分分かります。
今回の話だけだと違和感ありまくりですからね。

そういえば、この辺りから急にメインキャラ以外のクラスメイト達が絡んでくるようになってくるんでしたねー。
きっとアニメしか観ていない人で脇役の名前を正確に言える人は少数だろうな。
自分がそうだったら覚えている自信ないし。

春田のアホはまだ印象に残りやすいとは思うけど、能登なんて地味だしなぁ。
ああ、春田といえば、夢話をアニメ化させるとは思いませんでした。
破壊力はヤスさんの絵よりマシだったものの、やっぱりキモかったね……裸の男三人。

木原はアニメでは初期の段階からまるおラブを貫いていたので、印象に残ってます。
アニメで最も優遇されているキャラなんじゃないでしょうか。
この点は良かったですね。
おかげで、急に物語内に入り込んできたというよりも、やっと出番が回ってきたかと感じられました。

さて、気になるストーリーは種まきだけで終わってしまいました。
前回から多少空気の入れ替えをする必要性があったと思うので、これはいい判断だったと思います。
次回は、竜児とみのりんに注目ですね。

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『とらドラ!2 小冊子付き特装版』感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 2 (電撃コミックス)とらドラ! 2 (電撃コミックス)
(2009/02/27)
竹宮 ゆゆこ

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とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)とらドラ!2 小冊子付き特装版 (電撃コミックス)
(2009/01/27)
絶叫竹宮ゆゆこ

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リンク先には画像あるのに、サムネが表示されないのは何故だろう。

昨晩、「とらドラ!2 特装版」を買ってきました!

いやー、探すのに苦労しましたよ。
よく利用する本屋4軒は全滅で、普段あまり行かない本屋で何とか見つけることができました。
もしそこに置いてなければ、別の日に自分が知っている残りの店を回らないといけないところでしたので助かりました。
ちなみに、どの店も1巻は置いてあったので、売り切れもしくは入荷しないのかと思われます。

今現在、アマゾンにも通常在庫はないようで、出品者からの購入しか手はないみたいです。
しかし、通常売価の2倍以上の値段が付いているので、あまりお勧めはできません。

一応僕が買ったところでは山積みにされていたので、取り扱っている場所には数はあるようです。
通常版の2巻は来月発売しますが、たかが300円程度の違いですので圧倒的に特装版の方がお買い得だと思います。
どうやら全国的にかなりの品薄状態らしいので、急いだ方がいいですよ。
あ、でも初回限定版ではなく特装版なので重版される可能性もありますけどね。

■内容
月刊コミック電撃大王」で掲載された第7話から14話まで収録。
本誌も同日に3月号が発売されていて、そちらに15話が掲載されているので今すぐ買えば連載を追いかけられますね。
また、第1巻同様、最後には特別編として「竜児と大河のなつやすみ」が収録されています。

ストーリーは原作1巻の後半と2巻の冒頭までが描かれています。
竜虎並び立つところや、大河の告白、あーみん初登場など見どころ満載です。

一言で言うならば、今巻も非常に面白かったです!
原作を読みアニメを見たばかりだというのに、ストーリーそのものが面白く読めるって凄いことだと思う。
見せ方が上手くて、展開が分かっていても読んでいて楽しい。

漫画版の最大の魅力は、大河の百面相といえる表情の変化ですね。
大河ってこんなに可愛かったのかと考えを改め直さないといけなくなるほど、喜怒哀楽の激しい姿が魅力的です。
多彩な表情というと、みのりんのイメージが強かったんですが、漫画版の大河は完全に上を行ってますねw

電撃大王のHPで第1話が無料で読めるので、もし買おうか悩んでいる人は読んでみるといいかも。
http://daioh.dengeki.com/trial/toradora.html

■特装版
2/27に発売される通常版と特装版の大きな違いは2つあります。
1つは表紙。
そして、もう1つがセットで付いてくる小冊子です。

縦横のサイズは単行本と同じで、全106ページとなかなかのもの。
内容は全25人によるカラーイラストカット、白黒イラスト、漫画、SS(ショートストーリー)。
これがまた豪華な顔触れなので、どうしても特装版が欲しかったんですよ。

以下、掲載順。(敬称略)

・カラーイラストカット
みつみ美里
七尾奈留
フミオ
鈴木次郎
よう太
小梅けいと
蒼樹うめ
喜多村英梨

・白黒イラストカット/漫画
ヤス
ぷよ
あらきかなお
カロリ
MATSUDA
小原トメ太
桜沢いづみ
ヒナユキウサ
黒井みめい
オオツカマヒロ
御影石材
なかじまゆか
さくら小春

・ショートストーリー
おかゆまさき  「高須竜児の“おっぱい大作戦”」(11P) 絵/とりしも
田中ロミオ  「お・ん・なビースト~俺らの川嶋さん~」(36P) 絵/絶叫



あまり詳しくない僕でも知っている人の名前が何人かありますね。
これはもうアンソロジーとして単品で発売してもいい出来ですよ。

原作の挿絵を描いているヤスさんの四コマ漫画が面白かったですね。
イラストでは、みつみ美里さんや七尾奈留さんのクオリティは流石でした。

「撲殺天使ドクロちゃん」で有名なおかゆまさきさんの「高須竜児の“おっぱい大作戦”」は、あまりにもアレで軽くどころか結構引いた。
何故たかが11Pの文章内で“おっぱい”という単語が50回以上も出てくるんだ!(わざわざ数えたのもどうかと思うが)
それでも笑ってしまった部分もあるわけだから、負けだよな……。

そしてトリを締めるのは、田中ロミオさんの「お・ん・なビースト~俺らの川嶋さん~」。
個人的には、今回の小冊子付き特装版を欲しくなった最大の理由でもあります。
他の人が既存キャラを描く中、まさかのオリジナルキャラ主役の話でした。
読み始めこそ拍子抜けだと感じましたが、読む進むにつれ濃いオリジナルキャラに引き込まれていきました。
やっぱり田中ロミオさんは面白かったです。
スピンオフ作品として原作短編集に収録されていても、きっと違和感ないと思われるぐらいの完成度ですね。

この小冊子を主目的に購入するとなると物足りなく感じるかもしれませんが、単行本の付録として考えるのであれば、内容的にも値段的にも文句なしでしょう。
「とらドラ!」好きには、是非押さえておきたいお勧めの一品です。

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『とらドラ!』1巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)
(2008/02)
竹宮 ゆゆこ絶叫

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日付上では昨日のことになりますが、帰りに本屋寄ってきました。
27日発売予定のコミック版「とらドラ!」2巻目当てだったんですが、残念ながらフライングゲットは失敗。
仕方なく同時に買おうと思っていた1巻だけを買ってきました。

1巻は前に本屋で少しだけ立ち読みしたことがあるんです。
その時予想外に面白いなと思って、そのうち買おうと考えていました。
何だか色々と凄いという噂の2巻が発売されるというので、ちょうどいい機会だと思ったわけです。

失礼な話ですが、正直なところ、コミカライズというだけで舐めてました。
ライトノベルに限らずゲームやアニメが原作であっても、コミカライズで成功していると思った作品ってないんですよねぇ。
もちろん元がある程度優れているからこそ漫画化されるわけなので、そこそこ面白いのは確かなんですが、結局のところその程度で留まってしまうことが多いような気がします。
まぁ、そういうのを積極的に読んでいるわけではないので、おそらく僕が知らないだけだと思いますがね。

で、話を戻しまして、この「とらドラ!」のコミック版なんですが……面白いんですよ、これが。
原作厨だと自覚している自分でさえも、大満足の一冊ですよ。
原作読者でアニメを敬遠している人も、この漫画は読んだ方がいいですよ!……たぶん。

まずキャラクターデザインが非常に魅力的。
女の子が本当に可愛い。
ぶっちゃけ、アニメはもちろん、原作のヤスさんの絵よりも好みです。
まだ亜美が登場していないので、メインキャストの女の子は大河とみのりんの2人だけなんですが、コロコロと変化させる表情が見ていて飽きさせません。
こういう視覚的な愉しみは小説では味わえませんから、より「とらドラ!」の世界が広がったように感じられますね。

また原作を忠実になぞっているところに好感が持てます。
何しろ漫画版1巻では、原作の1巻の半分程度しか話が進んでいないぐらい、じっくり丁寧に描かれているんです。

例えば、体育の授業でバスケのパス練習にて大河と北村をペアにしようと画策した話。
原作では20ページ相当のエピソードで、アニメでは2分で消化されたシーンですが、漫画版では1話を丸ごと使っています。
1つ1つの動作を細かいところまでしっかりと再現していて、キャラが活き活きしてます。

他にも初めて竜児・大河・実乃梨・北村の4人で昼飯を食べる話もそうですね。
アニメではカットされてしまっていましたが、絵的に見てみたかったシーンですので漫画で読めて嬉しかったです。

1巻の最後には漫画オリジナルの特別編「やっちゃんの一日」も収録されています。
お色気担当でありながら誰よりも幼い一面を見せるやっちゃんの笑顔が満載です。

全体的に完成度が高く、不満点は見つけるのが難しいくらい。
心配なところがあるとするなら、年に1巻しか出ないのに、このペースだと完結するのに一体何年かかってしまうのかということですかね。
やっぱり途中で終わっちゃうのかなぁ。

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とらドラ! 第16話「踏み出す一歩」 

「とらドラ!」屈指の名シーンと思われる6巻後半の内容が描かれたものでしたが……。

良かった。とっても良かった。

まず、よくこれだけの濃い内容を1話で収めたことに関して称賛を贈りたい。
どこもかしこも重要なシーンだったので、削ることができなくて脚本家の方は大変だったんじゃないでしょうか。
原作を読んでいるからこそ、この畳み方にはお見事と思わされましたね。

前半から中盤にかけては、北村の揺れ動く心境に合わせるかのようなしんみりした雰囲気作りが成功しています。
「とらドラ!」はBGMなしの方がシリアスな物語に入り込むことができていいかもしれませんね。
決して音楽が悪いわけではなく、相性の問題かな。

そして、後半の北村の告白からの展開は素晴らしかった。
元の良さだけではない、アニメの動きがあることで感じられる魅力を引き出せていたと思います。

特に大河vsすみれは、バトルアニメ顔負けの作画枚数で思わず見入ってしまいました。
スタッフがこの場面に力を入れています!というのが良い意味で伝わってきます。
正直、この喧嘩シーンは恋愛モノとしては浮いているのは事実で、人によっては受け入れられないだろうなと思うんですが、感情が溢れ出すのを止められない高校生たちの想いが真っ直ぐに届いてきて、個人的には大好きです。

竜児の北村に対する友情や、大河の複雑な心境を持ちつつも北村のために乗り込む覚悟なども素晴らしいんですが、それ以上にすみれ会長の叫びが胸に響きます。
すみれも竜児や大河とはまたちょっと違うけど不器用な性格してますよねぇ。

乱闘後の片づけシーンで亜美が実乃梨に対して「罪悪感はなくなった?」と発言しているのが物議を醸しているようで。
そりゃあねぇ、文章で読んでいても理解が追いつきにくいところですから、アニメでは当然分かり辛いですよね。
特に今回は実乃梨の出番が削られているのもあるので、一度見ただけではなかなか意図が掴めないのではないでしょうか。

予告を見る限り、ノンストップで第7巻のクリスマスの話に突入するみたいですね。
ここまで来たら途中で止められないけど、原作もまだ終わっていないのにどう決着をつけるつもりなんだろう。

まぁ、恒例の原作プッシュですが、今回を神回を思う人なら絶対に原作を読むべき。
地の文により竜児や大河の内面を深く描かれていて、もっと感動できるはずです。

……ああ、そういえばまたOPとED変わらなかったですね。
今度こそ来週、かなぁ。

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とらドラ! 第15話「星は、遠く」 

15話に入ってもなおOPとEDが変わらないのは何故だろう?
今後の展開バレにでもなっているのかな。
うーむ、原作を読んでいても区切る必要性あるかなぁと感じるんだけどね。

さてさて、今回はあまりに唐突に北村がグレてしまったお話。
見事なぐらい綺麗な金髪になってしまいました。

文化祭編から、こういうシリアスというかしんみりした青春群像劇に移行していっているわけですが、果たしてこれはアニメからの視聴者は追いかけられているんでしょうかね。
1クール目は、ほとんどキャラクターで魅せてきたアニメといって過言ではない内容でしたからね。

大河の乱暴者なのにドジなところや、北村を前にすると極度の緊張でたどたどしくなってしまうところ。
みのりんのノリノリな性格から放たれる自由奔放な発言や行動。
亜美の憎たらしいまでの作られた笑顔と、時々見え隠れする女王様気質な一面、そして素顔。

こういった分かりやすい記号的な萌え要素を前面に押し出したおかげで、ここまではアニメとして成功していたと思います。
しかし、ここにきてそれが逆効果、とまではいかなくとも、足を引っ張っているような気がします。

今までギャグ主体で進んでいたのに、いきなり真面目モードに入っても戸惑ってしまいますよねぇ。
僕個人の感想としてはそうは思いませんでしたが、これはきっと原作を知っているからだと思います。
竜児の内面が大幅に削られているので、登場人物たちの真意がどうにも薄っぺらく感じてしまいます。
個人的には今の路線の方が好みではあるんですが、求めているものと違ってツマラナイと感じてしまう人も多そうだなぁ。

みのりんの「ずるい」発言や、北村が枕を涙で濡らした気持ちがどれだけ伝わっているのか怪しいところです。

竹宮ゆゆこさんの作品は現段階で「とらドラ!」しか読んでいないので断言はできませんが、心情を語る地の文が多いので、アニメに向いていないのかもしれませんね。
コメディだったら、かなりいい線いくのですが。

あと、やっちゃんから家を追い出された後、ファミレスで亜美と会うシーンが丸ごとカットされていたのは悲しかった。
その後のバッティングセンターの時の竜児との会話が好きだったんだけどなぁ。

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とらドラ! 第14話「幸せの手乗りタイガー」 

独身ホームルーム糞ワロタw

……失礼、原作ファンによる「とらドラ!」14話感想です。

今回から2クールの目の突入……のはずなんですが。
おかしいな、OPもEDも変わってない。
次回からなのかな。

内容も予想していたものと、大きく違いました。
サブタイトルが「幸せの手乗りタイガー」だったので、てっきり原作2巻に収録されている同名の短編をそのまま一本やるのかと思いきや、大河に触ると幸せになれる噂の設定だけを採用とした内容でした。
本来、6月頃の話である短編をどうしてこのタイミングで挟むのかと思っていたんですが、なるほど。これは巧い。

今回の第14話は、原作6巻が3割、短編「幸せの手乗りタイガー」が2割、そしてオリジナル要素が5割ぐらいの配分となってます。
「とらドラ!」は巻を跨ぐと、間が空きすぎてしまうところがあるから、この挿話はいいですね。

秋の季節がすーっと深まっていく過程を的確に表現できていますね。
主要メンバー5人の変わってゆく想いとシンクロしているようで、綺麗な構成だなと感じました。
雰囲気作りが非常に良かったです。
下手に原作に似せなくても、こういう路線でいけば十分「とらドラ!」の魅力は出せるんだなぁと思いました。

アニメオリジナル要素としては、今までで一番良かった回だったと思います。
特に、亜美の心情を描いたシーンが多かったのが嬉しかった。
こんなに大人しいあーみんは貴重だなぁ。
しかし、竜児から貰った豚肉はどうするんだろう。料理したのかなw

北村もようやく絡み始めてきましたね。
川原で北村を励ます大河のセリフは妙にエロかったけど、優しさはしっかりと伝わってきました。

スピンオフキャラの冨家幸太と狩野さくらの2人も、ちょい役として登場してましたね。
あれは原作知っている人だけが楽しめた要素でしょうね。
アニメだけしか見ていない人は、あのキャラは一体何だったんだ?と思ったんじゃないでしょうか。

次は順番通り、6巻の内容に入っていくっぽいですね。
6巻は、現時点で1,2を争うほど個人的にお気に入りの話なので、この調子でお願いしたいところです。

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とらドラ! 第13話「大橋高校文化祭 【後編】」 

さて、初めて原作一冊に対して3話をかけて放送された文化祭編の後半です。

ここはあえて、アニメとしては頑張ってたと言わせていただきましょう。

ハッキリ言って、今回の話は原作とアニメとではまるで印象が異なります。
特に大河の親父からメールを来て竜児が絶望するシーンは、重さが全く違いますね。

畳みかけるような地の文で構成される原作5巻の後半部分は、アニメで表現するのは非常に難しかったと思います。
きっと難易度は、ここまでの12話とは訳が違ったはずです。
怒りや哀しみなど様々な感情が迫りくるように込み上げてくる盛り上がりは、文章だからこそ表現できたものでしょうね。

最初から覚悟していたので、まぁこんなもんかなと思えました。
原作再現度という観点からすればかなりの低レベルなんですが、そう一言でぶった切るには少々厳しすぎるかなと。

大河が父親と会うようになって現れた小さな変化をほとんど見せてこなかったので、竜児の視点からではより一層本性を見抜けなくても仕方ないというものになってます。
この大河父の非道さも程度が軽いものになってますね。
ただの夫婦喧嘩に巻き込まれたという話もアニメではありませんでした。

今回の13話でよく見られた手法に、説明の順序を入れ替えるというものがあります。
これが成功しているとはあまり言えなかったりします。
たとえば、「ミスター福男」のレースに女子も参加していいというのはみのりんが高須の視界に入ってから許可されたように見えて微妙に納得がいかなかったり。
全生徒が盛り上がっているというのを見せるためにも、先に説明しておくべきところだったんじゃないかなぁ。

その「ミスター福男」のレースシーンはとても良かったと思います。
よく動いていたし、スピード感もあったし、絵的には文句なしです。
フェンスの上を駆け抜ける竜児はカッコ良かったですね。
まぁ、情熱という点においては内面が大幅カットされていたのでどうしても見劣りはしてしまうんですけどね。

しかし、これで1クールが終わりましたが、今後の展開はどうするんだろう。
今回のような内面重視のシリアス話の比率が高まっていくので、アニメ的には厳しいでしょうねぇ。
とりあえず次は何故か短編「幸せの手乗りタイガー」をやるようなので、先が読めませんね。

そういえば、恐らく次の14話からOPとED曲が変わるでしょうから、それも楽しみ。
ちなみに、新OP曲である堀江由衣さんの「silkey heart」は、たまたまラジオで聴きました。
個人的に、今のOPやED曲よりも好きですね。
ラブコメというかギャルゲーの曲っぽくてw

検索してみたらニコニコにうpされていました。
15:13~に流れるので、良かったらどうぞ。


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とらドラ9! 

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)
(2008/10/10)
竹宮 ゆゆこ

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【評価……A
舞台 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
文章 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
リアリティ ★★★★★★★★
 … 9
青春 ★★★★★★★★
 … 9

修学旅行の冬の雪山で思いがけず大河の本当の気持ちを知ってしまった竜児。大河はそのとき事故によって意識朦朧となっており、しゃべってしまったことを覚えていなかった。そんな大河を前に竜児は態度を決めかねるが……。
そして高校二年も残りわずかとなり、竜児は進路をめぐって泰子と衝突。なにかと先の見えない五里霧中の竜児に、一方では実乃梨と亜美が本当のところを見せはじめる――。
超弩級ラブコメもいよいよ佳境に突入。目が離せない第9弾!

【感想】 <前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>

ラブコメ作品「とらドラ!」第9巻です。

だああっ、何だこの重苦しさは!

8巻で僅かに残っていたラブコメのコメディ部分が見事に消え去ってシリアス全開です。

学生時代にタイムスリップしたかのように、切なさが蘇ってきます。
誰しも避けて通ることはできない壁にぶつかる竜児が、昔の自分を見ているようで心が痛い……。
まさかライトノベルで、こんなに生々しい現実的な話と直面することになるとは思わなかったですよ。
何だか、登場人物たちの心情とシンクロしすぎていて、読んでいる間、溜息が止まりませんでした。
こうして感想を書いている間も、9巻の内容を思い出しては胸がえぐられるかのような思いになります。

◆キャラクター別感想

▼ 高須竜児
大河から見ても心配になるくらい終始悩みっぱなし。
恋愛関係だけに限らず、今回は進路の話まで絡んできて、精神的にかなり参ってます。
色んな感情が限界を超えて漏れ出している様は、高2の少年らしさが全面に出ていました。

そりゃあ大人から見ればガキだと一蹴されてしまいかねない物の考え方かもしれないけれど、現実に対して逃げずに真剣に考えようとしている姿勢は凄いと思います。
家事全般などを完璧すぎるほどにこなしている方が異常であって、この姿こそが年齢的に自然だと思うんですよね。
だからこそ、共感できるし、報われてほしいと願わずにいられません。
前向きに生きている実乃梨を見て、自分もそのように同じようになりたいと思うところなんかは素直に偉いなぁと思いますよ。
逃げ出したくてたまらなくて、死んでしまえば楽になるかなぁと馬鹿なことを考えていた自分と比べると、天と地ほどの差があります。

しっかし、進路って難しいですよねぇ。
社会に出てからでないと、どれが正解に近いルートなのかなんて分かりませんよ。
高校生で先を見据えて進むことができる人間なんて、一握りです。

そういう意味でも、竜児は立派だと思うんですけどねー。
泰子の言い分は今巻だけ見ているとあまりに勝手ですが、何となく言いたいことが分かるのは年を取ったからでしょうか。
でも、泰子は言葉が足らなさすぎでしたね。
もっと真面目に意見の交換を設けなければいけなかったと思いますね。


▼ 櫛枝実乃梨
あまりこう評したくはないんだけど、本当に強い娘だなと思います。
陰で泣いたり悩んだりすることはあっても、ひとたび決めたら迷わず突き進む姿は格好良いよなぁ、と。
みのりんの場合は、意志が強いを通り越して頑固者といった方が正しいような気もしますがね。

今回、みのりんが語った決意は全面的には納得できるというものではありません。
彼女にとっては無理な選択だったということでしょうが、両立は決して不可能だったものではないはずです。
みのりんの口から語られた本音には、潔さを感じる反面、読者である自分はそこまで気持ちが追いつけなかったなぁ。

まぁ、これはきっと人によって感じ方が違うんでしょうね。
7,8巻の流れでこれ以上引っ張るのは煮え切らないと感じる人もいるでしょうし。


▼ 逢坂大河
傍若無人な性格だったはずが、いつの間にかに作品一健気なキャラとなっていますね。
好きな人(竜児)を親友(実乃梨)とくっ付けようとせざる得ない立場なので、どうしても際立ちます。

大河の行動は、実乃梨に言わせれば「逃避」なのかなぁ。
しかし、恋と友情を天秤に掛けることはそんな間違いではないと思うんですよね。
確かに実乃梨の考え方は真理だとは思いますけど、そこまで求めるのは酷なのではないでしょうか。


▼ 川嶋亜美
亜美の心の叫びが哀しすぎる……。
竜児に対して、ようやく口を開いたけれど、肝心の自分の思いは未だ伏せたまま。
分かってほしいという気持ちは、決してエゴじゃないと思います。

竜児が鈍感ということもあるけど、亜美も攻撃的な態度しか取れないからなぁ。
お互いが似ているところを持っていると感じながらも、不器用な性格ゆえにもう一歩が踏み出せない二人をみていると、もどかしくてたまりません。
怖くて二の句が継げないは誰しも一緒のことなのにね。

ここに来て、自分の中では一番幸せになって欲しい人物となりました。
もともと芽がなかった亜美ENDも、今回事実上なくなったも同然ですしね……。

せめて、竜児には亜美の想いに気付いてもらいたい。
そして、軽くスルーせずにしっかりと悩んでもらいたい。
実乃梨ほど濃いものでなくてもいいから。


◆総評
本編が228ページ程度とは思えないぐらい、登場人物たちの想いがギュウギュウに詰まった内容でした。
竜児視点で進むにも関わらず、彼だけではなく大河や実乃梨や亜美の切なく苦しい想いが伝わってくる文章には感服します。

肉付けこそライトノベルですが、中身は等身大のキャラクターたちによる青春物語なので、リアリティが半端じゃありません。
高校生に是非とも読んで欲しい作品ですね。
アニメでは感じ取れない微細な心の動きなどが伝わってきますから、原作の方を強く推奨します。

ところで、作品中で一番まともな大人なのって独身(30)ではなかろうか。
あとは兄貴の両親ぐらいしかいないような気がする……。

テーマ: ライトノベル

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