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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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中の下! ランク3. 中の上に踊らされるオレ 

中の下!  ランク3.中の上に踊らされるオレ (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク3.中の上に踊らされるオレ (富士見ファンタジア文庫)
(2010/10/20)
長岡 マキ子

商品詳細を見る
読書期間:2010/12/2

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
バカ
ラブコメ
青春



 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 「女の子って、なんですぐ『好き』とか思わせぶりなこと言うんだ?」
 友達もでき、女の子たちとも仲良くなり、男としてのランクもついに「中の上」になった瀬木成道。だが、しょせん美しき青きDT。
 「友達」と「恋人」の違いが分からず、勘違いしては落ち込む日々。
 そんな中、ランクUPチャンスでもあるイベント、文化祭が始まった!
 憧れの美少女・瑞本絽美と文化祭を回る約束をして浮かれる成道に、またもや悪魔の罠が牙をむく!
 「ねえ、貴方の関係代名詞を、早く私の節に挿入して……」
 ――ん?これって罠?罠なの?かくして「中の下」史上、最高のお楽しみタイムが幕を開ける!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


カップル試験にて学年一の女の子のハートを射止めようと奮起する、学園ラブコメディ。
今回は、定番の文化祭イベントですね。

ヴィーナスと恋仲になることを夢見て、順調にランキングを上げてきた成道
しかし、ここにきて大きな転換期を迎えます。
問題が表面化しただけとも言えますが、これまではそれに気付くことすらできなかったわけですから、大きく前進したと言っていいんじゃないでしょうか。
真価が問われるのは、ここからですね。

成道は、超がつくほどのナルシストだった面影が見えなくなるくらい男を上げましたね。
まだまだ駄目なところもありますけど、多少の欠点は愛嬌があっていいと思います。
ただ、恋に対して消極的になってしまったのは、物語として読む上では、ちょっとつまらないかもw
理解不能なまでの自信たっぷりに女の子を口説く様は痛くはあったけど、一応の進展はあったしね。
女の子たちからの好意を素直に受け取ることができず臆病になってしまっているので、もう一皮剥けて欲しいところです。

ヒロイン勢は、現時点では横並びの状態で、誰が抜けるか想像つかないですね。
1巻の表紙は妹尾でしたけど、成道の心情的には絽美が一歩リードかな。
強いて言えば絽美が好みですが、みんないい娘なので、誰と結ばれても読了感は良さそうです。
ヘタレな回答はせずに、ちゃんと決着がつくといいのですが。

最大の欠点は、成道のじーちゃんである瀬木重蔵の嫌がらせ。
前回も言いましたが、度を超えすぎていて、笑えるどころか引いてしまいます。
物語的に必要なのは分かりますが、キャラ立ては失敗していると思いますね。
ギャグ漫画みたいに、許される世界観を描いているのであればまた別だったんですけどね。

展開的に、少しシリアスに突入していたので、1,2巻と比べると楽しいシーンは少なめでした。
黒川との友情エピソードも、もう少し割いてくれると嬉しいな。

ストーリーの転換期に入ったことで、軽いお笑い路線から真面目な恋愛話になりつつある回

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  中の下!  長岡マキ子  ごまえ  評価B- 

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中の下! ランク2.中の中を目指すオレたち 

中の下!  ランク2.中の中を目指すオレたち (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク2.中の中を目指すオレたち (富士見ファンタジア文庫)
(2010/06/19)
長岡 マキ子

商品詳細を見る
読書期間:2010/8/28

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
バカ
ラブコメ
青春
ツンデレ


 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7



 ある日、少年――瀬木成道は気づいてしまった。
 自分には友達も彼女もいない。自分は「中の下」の男であると。
 だが落ち込んではいられない。なぜなら、成道には野望がある。
成道の通う聖☆ジュウ学園の変態イベント「カップル試験」で、学年ランク一位の少女と両想いになる。
そして、成績優秀者の特典として「理事長になる」という願いを叶えてもらい、学園を潰すのだ!
 色魔、フェミ男、ラブJ、ブリーフ紳士――いろいろ蔑まれているオレだけど、キミを愛する気持ちだけは誰にも負けないぜ!
 ……ところで、「キミ」ってどの「キミ」を指すの?
 そんなわけで、女子だらけ誘惑だらけの真夏の臨海学校、開幕!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


カップル試験と呼ばれる奇抜なイベントがある学園の青春ラブコメ、第2弾。

臨海学校で行われるカップル試験で、容姿・学力・性格をテストされる成道たち。
友情と恋心を育みつつ、障害や罠を乗り越えていく話です。

これはいいツンデレラブコメ。
まさか高慢さが鼻につく莉子サマが、こうも可愛らしく変貌するとは。
ただプライドが高いだけではなく、揺ぎ無い信念を持っていて、とても魅力的でした。
前回はヒロイン3人組の中で、微妙な立ち位置だった女の子でしたけど、今回で妹尾や絽美と並びましたね。

メインの座は譲ったものの、妹尾絽美にも、おいしい出番はいくつか用意されていました。
その中でも、お気に入りなのは、後半にある絽美と成道の会話。
絽美が鈍感な成道に対して駆け引きする様に、ニヤニヤさせられましたね。

1巻冒頭でナルシスト全開だった頃が懐かしく思えるぐらいに成道は成長したなー。
学力や体力はなくて役立たずなんですが、思いやりの心があって、イイ奴だというのが凄く良く分かります。
たまに暴走するときはあるものの、卑怯な真似はしませんし、客観的に自分を見ることができるようになっているし、これなら友人として付き合いたいと思いますよ。

男キャラ達の友情も、にぎやかで楽しいですね。
男子高校生らしい、下ネタやら馬鹿げた話が随所に挿入されていて、何度も笑わされました。
特に、一見すると完璧な黒川の美的感覚が酷いのが、逆に男の結束を強固にしていて面白い。
黒川との友情ルートは、是非今後も進展して欲しいです。

とまぁ、青春要素は多く盛り込まれていて良かったのですが、1つだけ難点が。
カップル試験のシステムが、ここにきて邪魔になってきているんですよねぇ。
瀬木重蔵が人間的に最悪で、コメディの領域を突破して、イラッときます。
成道が改心したことにより、なおさらそれが目立ちますね。

世間的にはあまり知られていませんが、個人的には結構注目のシリーズです。

ツンデレお嬢様のデレ期突入で今後の展開が混迷するラブコメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  中の下!  長岡マキ子  ごまえ  評価B 

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中の下! ランク1.中の下と言われたオレ 

中の下!  ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)
(2010/02/20)
長岡 マキ子

商品詳細を見る
読書期間:2010/3/26~2010/3/28

【評価……B
発想 ★★★★★★★★☆☆ … 8
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★☆☆☆☆☆☆
 … 4
バカ
ラブコメ
青春



 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 「――つまり、貴方の男としてのランクは『中の下』です」
 変態の誉れ高い、聖☆ジュウゾー学園高校には、恋人を作ることを目的とする「カップル試験」がある。学園一の美少女を狙っていた、自称イケメン最終兵器の瀬木成道だが、美人教諭の「中の下」発言で失意のドン底に――。人はどこまで強くなれるのか。真実の愛とは何か。本作は、それらを熱く問いかける問題作である!
 ……あの、これ、第21回ファンタジア大賞〈金賞〉受賞作でして。大賞の次に偉いんです。運動会で言うと2着です。すごいでしょ!「内容も中の下か……」なんて、お約束のツッコミはナシでお願いします。こう見えてナイーブなんで!

【感想】


第21回ファンタジア大賞、金賞受賞作。

聖☆ジュウゾー学園には「カップル試験」と呼ばれる独特の制度がある。
学園の創設者兼理事長の意向により、一年の期間を要して恋人を作れというものだった。
学園ランキング1位の男女と相思相愛になったものは、何でも一つ願いを叶えてくれるという。
理事長の孫である主人公・瀬木成道は、とある目的のために学園一の女の子を狙いにいくが……というストーリー。

なかなか面白い学園ラブコメでした。
しかし、これは一歩間違えると、評価はまるっきり逆になってたかもしれません。
自分は楽しめましたけど、引っかかりを覚えた人がいても何ら不思議ではないですね。

それもこれも、主人公の瀬木成道が、かなり癖のあるキャラクターだからです。
いわゆるおバカ系キャラの傾倒なんですが、単純思考の持ち主で客観的な視点が欠けています。
超がつくほどのナルシストで、自己賛美がイタイ性格には誰しも抵抗を覚えるのではないかなと思います。

それだけだったら、単純に最低な人間と評するだけで終わるところですが、自身が「中の下」であることを認識し始めると、徐々に内面が改善されていきます。
この成長する姿が、見ていて清々しい気分にさせてくれるんですよ。
もちろん、まだまだ足りないところとか、正すべき点などは山ほどあるんですが、情けない姿も逆に人間味があって憎めないんですよねぇ。
まぁ、スタート地点が「中の下」どころか、下の中ぐらいの低い位置にいる人間なんで、より成長度を感じることができるんでしょうがね。
悪気がないのは一人称の地の文から伝わってきますし、ポジティブに勘違いするところを見ると、根はイイ奴なんだよなぁと思わされます。

また、脇役もイイ味出しています。
その筆頭が、学園一と名高いイケメン・黒川将です。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、この設定によるキャラ付けは上手いなと思いましたね。
一気にキャラが立って面白くなりました。

ヒロイン候補は今のところ3人。
どの娘もそこそこ可愛いものの、決定打に欠ける印象がありますね。
強いて言うならば、ランキング1位・通称ヴィーナス候補である瑞本絽美は純情で良かったかな。
次からが本番みたいなものなので、今後のイベント展開に期待したいところです。

それにしても、何となくファンタジア大賞はお堅いイメージがあったので、こんなダラダラと読むのに最適な類の本が受賞するとは意外でした。
完成度の高い物語もいいけれど、こういったネタに走ったような作品があってもいいと思うので、個人的には歓迎ですね。

酷い性格で駄目人間の主人公が、己の欠点を自覚し成長していく学園ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  中の下!  長岡マキ子  ごまえ  評価B 

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