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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『かげきしょうじょ!!』12巻 感想 



かげきしょうじょ!!」12巻のネタバレ感想です。

ダブル主人公ならではの楽しみ方ができるエピソードでした。
ある程度予想はできる展開だったものの、王道の良さも実感する内容だったと思います。

人を惹き付けるオーラってありますよね。
言葉には言い表しにくいけど、天性のカリスマというのかな。
凹たれないメンタルや前向きにさせてくれる力強さなど、間違いなくさらさはそんな魅力を持っています。

それに加えてさらさには役に溺れるほどの没入感があります。
同期生は度々目を奪われ、才能に嫉妬していました。

しかし、コントロールできなければ舞台を崩壊させる要因ともなります。
一人芝居ならまだしも、ミュージカルで出演者と波長を合わせられなければ致命的です。
高木先生の諸刃と評したのも頷けます。

そんな一人で突っ走ってしまい、憑依してしまう彼女を役者に引き戻してくれるのは、やっぱり相棒となる愛でしたね。

変わりたいと意識的に動く彼女の成長は、伸び率だけいえば他の追随を許しません。
かつてのアイドル仲間と交流を深め、お世辞にも良好とは言えない母親にも教えを乞う。
男役にも挑戦した上で、さらさと共に娘役トップになって銀橋を渡ると宣言する彼女の笑顔は眩しすぎます。
愛ちゃん推しにならざるをえませんよ。

JPXの小園桃が根性あってなかなかいいキャラになってますね。
今は譲っているかもしれないけど、確かにアイドルグループのセンターに相応しい娘だと思います。
愛とまるで正反対で、可愛さを振りまくのはあざとくてもアイドルとしては一つの正解なんでしょうね。
このぐらいの裏表はむしろ逆に好感を持てます。
今後も愛との絡みで出番があると嬉しいな。

これにて高木先生のオルフェウスとエウリュディケの授業は終了。
少しずつ卒業と入団が近付いてきましたね。

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『かげきしょうじょ!!』11巻 感想 



かげきしょうじょ!!」11巻のネタバレ感想です。

暴走気味だったさらさより、愛は今の自分にできることを考えた上で役を解釈している節があって好感が持てます。
実際、どちらの演劇を観てみたいかと言われれば断然愛&千夏ペアですね。
バッドエンドの作品であれば、お互い想い合っているのにすれ違うシチュエーションの方が別れのシーンでやっと見つめ合える悲劇さがグッと際立つと思うんですよね。
紗和が悟ってしまったように、素直に物語を観たいと思うほど好みでした。

愛が誉められて嬉しいがるのが読者としても嬉しい。
脚を交差させてぐりぐりする姿やニタニタするのが可愛いのなんの。

可愛いといえば、本読みをする先輩たちを横目に掃除するエレナの笑みも良かった。
小さく描かれたコマにも手を抜かないところが、本作のいいところですね。

双子であるがゆえに、どうしても比較からは逃れられない人生なのかな。
愛と組んだ千夏を羨んでしまう千秋でしたけど、前みたいに深く落ち込むことなく復帰できたのは、失敗の原因となったさらさでしたね。
良くも悪くも影響力の強い娘なことで。

紗和の感情起伏がいつになく激しいな。
紅華オタクだから一喜一憂するんだろうけど、喜びや悲しみで鼻血や吐血する勢いは笑ってしまいます。

番外編はさらさの姉である丁嵐志織のパート2。
さらさに助六にはなれないと怒鳴り付けた女将さんの気持ち、当時は半分も分かっていませんでしたね。
まぁ歌鴎が悪いとしか言い様がない。
家や性別で苦労してきたからこそ屈せず真っ直ぐに進もうとする妹が眩しく目に映ったのかな。
妹推しって言い換えればただのシスコンだけど、夢を追いかける人を応援したいという気持ちは生き甲斐になるので悪くないと思います。

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『かげきしょうじょ!!』10巻 感想 



かげきしょうじょ!!」10巻のネタバレ感想です。

愛メインの話が続きますね。
主人公として、さらさより動かしやすいようにさえ見えました。

過去の自分を省みて、いかに周囲が見えていなかったか痛感したり、同じような悩みを持つ後輩を手助けしたくても力不足を思いしったり、未熟さを自覚する愛。
そんな愛の成長に泣いて喜ぶ叔父·太一の気持ちに共感してしまう。
あれだけ無関心で男嫌いだった女の子が、多くの壁にぶつかりながらも感情を露にする様を見たら嬉しくなります。
でも愛にとっては、まだまだ成長の途中。
これからもっともっと喜怒哀楽の顔を出してくれるはずですから、今後が楽しみですね。

さらさの一人称矯正計画でとばっちりを受ける紗和が可哀想だけど面白い。
プライベートはともかく、入団した際は見られ方も大事という理屈は分かる。
一人称が自分の名前で呼ぶ人は、緩い印象を与えてしまいますよね。
現実だったら好かないタイプです。
漫画なので気にしていませんでしたけど。

本科生に進級して演技指導担当となった高木先生は、公演の難しさと過酷さを教えてくれるいい先生ですね。
確かに演者と異なり、客側にとっては一部のリピーターを除き初めての体験となるわけですからね。
毎度リセットして切り替えないといけません。
興味深かったのは、物語の登場人物にとっても新鮮な心を持てと説いたところ。
言われてみれば当たり前なんですが、その観点を意識したことがなかったので感心させられました。

マフィアの組織図をアイドルグループに当てはめる発想はなかった。
笑ってしまったけど、おかげで理解度が急激に深まりましたよ。

番外編は愛の担当予科生·伊賀エレナの受験エピソード。
超お嬢様学校だったり財閥の家柄だったりで、もはや別漫画の住人です。
立場で見られがちな女の子だけど、選ばれるだけあってちゃんと魅力のある娘ですね。
本筋にも絡みが増えて欲しいなと思いました。

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『かげきしょうじょ!!』9巻 感想 



かげきしょうじょ!!」9巻のネタバレ感想です。

前回、安道先生から提案された男役を目指すことに頭を悩ます愛からスタートする今回。
へえ、男役→娘役は乗り換えOKで、娘役→男役はNGなのか。
どちらも駄目ならともかく、何でなんだろう?
歌劇団に規定があるのか、それとも技術的な問題なのか。

それにしても分かっていたことですが、愛はヒロインポジションではなく、もう一人の主人公ですね。
JPX時代の同僚や女優である母親との話も広がってきて、先が気になります。
母親には良い印象がないので、いつか正面からぶつかって欲しいな。

徐々に髪を伸ばす描写を丁寧に描いてきたと思ったら、ここでバッサリ切るとは予想外。
愛のロングは無表情の頃からの移り変わりを表していると思っていただけに、リセットされた感覚に陥りました。
でも、だからこそ入学前より表情は豊かになったことが顕著になりましたね。
なおかつクールな美人になったなと思わせてくれます。
これなら男役と娘役のどちらも似合うでしょうね。
いっそのこと二刀流を目指すのもありなんじゃないでしょうか。

新入生である101期生については、まだまだ顔見せ程度ですね。
愛が後輩の伊賀エレナ相手に早くもへっぽこ先輩っぷりを発揮しているのが面白かったです。
澄栖に突っ込まれたさらさの一人称については、みんな大袈裟なリアクション取りすぎで笑ってしまいましたが、これってシリアス要素あるのかな。

巻末には前回出てきた謎の女性、丁嵐志織の番外編が収録。
やはりさらさの姉だったわけですが、白川一門は皆さらさの出生の秘密を知っていたことに驚きました。
余所で子供を作っている割には歌鴎は敬われているように見えるのは、立場ゆえなのか狭き業界によるものなのか。
暁也は知らなさそうでしたけどね。
腹違いの妹を手助けしたいと思うようになったエピソードがまだあるようで、続きが早く読みたいです。

ところで、スピンオフと番外編の違いって何なんでしょうか。

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『かげきしょうじょ!!』8巻 感想 



かげきしょうじょ!!」8巻のネタバレ感想です。

あれだけ見栄を張って、遂に愛もトレース能力開花開花するのか、と思っていたら。
ちゅるエットは笑うしかない。
そりゃあ付け焼き刃だろうからごく自然な流れの失敗だけどさ。
あの自信っぷりだと期待しちゃうじゃん。

ギャグシーンっぽく描かれましたが本人は泣くぐらい悔しかったんですね。
ある意味これも愛の成長の証だと思います。
どっちかといえばさらさの役に立てなかったという後悔からの涙でしたが、演じきれなかった自分への失望もあったのかな。
「何度でも甦る」とドヤ顔する姿から今後の飛躍が期待できそうです。

ひとまずおじいちゃんは元気で一安心。
さらさが文化祭を抜けて帰省したことに気付いているのに知らぬ振りで尋ねるおじいちゃんは優しいなぁ。
己の死よりも孫の幸せを願うのは祖父の鑑ですね。

さらさと暁也のカップルはやっぱりドロドロとした感情が根底にありますね。
お互いを妬み合う関係で、健全とは言い難い。
笑みを浮かべながら「暁也君が羨ましくて憎らしかった」と言えるさらさに度肝を抜かれます。
感情の濃厚さは相当なものだけど、これが恋慕に変化するにはもう少しキッカケが必要になりそうですね。

謎の女性はさらさの姉ってことでいいんでしょうか。
歌鴎の娘ということだと思いますけど、どうしてさらさの生い立ちはこんなにも昼ドラチックなんだろう。

次回から本科生編かな。
きっと癖のある後輩が入ってくるんだろうなー。

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『かげきしょうじょ!!』7巻 感想 



かげきしょうじょ!!」7巻のネタバレ感想です。

何気なく読んでいたら衝撃の展開が続いてビックリな回です。

落選した紗和の気持ち、よく分かるなぁ。
努力家の秀才は破天荒な天才には敵わないと時折痛感してしまうんですよね。
自分も紗和と同じタイプの人間なので共感できます。
だからこそ竹井先輩の言葉には紗和と同じぐらい心を震わされました。
人前で涙を流せる相手がいること、そして泣いてくれる人がいることは幸せの証だと思います。

大木先生が最終決断した理由も納得しかない。
このオーディション編までがアニメ化されましたが、多くのキャラにスポットライトが当たる素晴らしい話でした。

第22幕からはアニメ未放送となり、初見のエピソード。
ここから予想外の連続でしたね。

まず、さらさの輝きは一瞬で消失。
せっかくあれだけ練習して、オーディションにも受かったのに舞台を降りる羽目になるとは。
しかも唯一の肉親である祖父か倒れたなんて、さすがにメンタルやられますよ。

そんな相棒のピンチに頑張ろうとする愛が健気すぎる。
ティボルトの代役を立候補する決意は熱くて震えました。
紅白出場していると聞いて、舞台慣れのアドバンテージは相当ありそうだなとは思っていましたが、この展開のための伏線だったんですね。

続きが気になるところでぶつ切りとなり、代わりにリサのスピンオフが収録されています。
この構成は駄目でしょう。
愛の活躍を後回しにして、文化祭終了後のエピソードを先に見せるのは悪手でしかない。
しかも内容が本編で語るべきであったりと色々と失敗している気がします。

そして、一番の衝撃は聖がまさかの脱落。
これからも分厚い面で嫌味なお小言を並べても実力を発揮してスターになると信じていただけにショックです。
元ネタの宝塚だと再入団は認められていないそうですが、このまま聖も戻ってこられないのだとしたらあまりにも可哀相。
厳しい世界なのは重々承知していますが、救済があればいいのにと願ってしまいますね。

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『かげきしょうじょ!!』6巻 感想 



かげきしょうじょ!!」6巻のネタバレ感想です。

100期生の中で個人的に推している山田のターン。
弱気で卑屈なところは玉に瑕だけど、山田がモテないって作中の男は何を見ているのだろう。
一見どこにでもいそうな普通の女の子にみえて、周囲を虜にする歌声を持ち、みんなから愛される愛嬌があって、目標に向かって必死に頑張れる。
地味そうで実は特別な人間になれる素質が満載な女の子だと思います。
愛ではなく山田がジュリエットに選ばれたのは、何ら不思議ではありませんね。

そして、ティボルト役は紗和ではなく、さらさが選ばれました。
正直、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい演技だったと思います。
主人公が指摘された役柄をしっかりリベンジ果たす結果となり良かったです。

ロミオと乳母役に選出された生徒は今後出番増えるといいな。
仲のいいグループだけだと、せっかくの大所帯が浅く見えてしまいますからね。

残念ながら今回はスピンオフなし。
まぁ本筋で山田の過去編をやりましたし、実質山田のスピンオフみたいなものですね。

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『かげきしょうじょ!!』5巻 感想 



かげきしょうじょ!!」5巻のネタバレ感想です。

40人中4人のみが選ばれるオーディション開催。
狭き門をくぐり抜けて晴れて舞台に立つことができるのは果たして誰なのか、という展開です。

愛、覚醒。
人との関わりを極力避けてきた愛が、役柄を理解するためのキッカケを持つのはさらさだと信じていましたよ。
これぞガールミーツガール。
思考内で回想するシーンはしっかり描き直しで再構築していて見応えありました。
振れ幅が大きいだけあって、誰よりも成長しているように見えますね。

今回のスピンオフは愛の指導役・野島聖編。
肩書きが面白いことになっているのは狙ってやっているのでしょうか。
とりあえず幼少期の格好は毎日お遊戯回みたいで、さすがに親が止めろよとは思った。

女の敵は女を地でいくタイプのキャラなので、メンタル強くないとやっていけませんね。
好きなものを好きだと言ってるだけなのに誤解されやすいのは悲しい立場だなぁ。
まぁ、普段から皮肉たっぷりだったり裏で暗躍してたりもするから自業自得な部分もありますけど。
JPX48のファンという話だって、最初疑っていましたよ。

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『かげきしょうじょ!!』4巻 感想 



かげきしょうじょ!!」4巻のネタバレ感想です。

第13幕の扉絵でチアリーダー姿になっているさらさが随分巨乳だなと思ったら、こういう姿になりたいという願望でしたか。
Eカップの人の極意を山田に聞いているってことは、つまり山田は着痩せするタイプということでしょうか。

肝心のリレーは巨乳設定を恥じらうさらさにトップスターの星様がぶつかってきてしまうアクシデント勃発。
機転を利かして先輩に助けてもらう後輩を演じたのは見事でしたね。

今回のスピンオフは里美星編。
今の凛々しい姿からは想像できなかった可愛い女子学生ですね。
女の子としてはかなり好みです。

前回もそうでしたけど、本当にスピンオフの出来が素晴らしいですね。
望まぬ高身長で娘役の夢が断たれ女の子に、舞台を降りることを余儀なくされた先生が寄り添うストーリーに心が揺さぶられます。
安道先生に逆プロポーズまでしていたのはビックリしましたが。
なるほど、前巻にあったやりとりは嫉妬していたんですね。
うーむ、これは推せる。

星様って芸名だったのか、ってそりゃあそうか。
道理で他にも男役で名前が女性っぽくない人が多いわけですね。

ところで奈良田先生って冗談ではなくガチで恋愛対象は男なの?
まぁ別にいいんだけどさ。
愛もだからこそ叔父を信頼できるのかもしれないし。

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『かげきしょうじょ!!』3巻 感想 



かげきしょうじょ!!」3巻のネタバレ感想です。

10年周期の大運動会もモチーフの宝塚でも同様らしいですね。
オリンピックどころじゃないので、チケットの競争率やプレミア化はとんでもないことになるんじゃないのかな。

国広先生ちゃんとこれからも登場するんですね。
アニメで完全に排除されていたので、単独エピソードのみかと思っていました。
ケツドンの流れは素直に面白かったです。

沢田姉妹のケンカはいつか必ず乗り越えなければならないものだったのでしょうね。
千夏だけ受かり、千秋だけ落ちた昨年の受験結果が出たときからひび割れは起きていましたから。
双子の片割れだけが選ばれるというのは中学生の女の子が抱えるには厳しい現実だったことでしょう。
辞退する勇気も辞退させてしまった負い目も辛すぎます。
それでも二人一緒であることを願ったのは誰でもない当人達で、近い未来の道が別れていたとしても向いている方角は同じってことなのかな。

そもそも何を考えて千夏だけ合格としたんだろう。
後半になれば二人の違いが明確になって、教員達の先見の明が讃えられるような展開にでもなるのでしょうかね。

星野菫の話はスピンオフ扱いだったのか。
この話甘酸っぱくて青春1ページって感じで物凄く好みです。
本筋は入学からスタートしますけど、実際は25倍以上の倍率に残らなければならなかったわけで、何ともシビアですね。
星野の好感度が一気に上がりましたし、脇役の背景がしっかり描かれることで作品に厚みを持たせることに成功しています。

しかし内容以上に一番驚いたのが、野球を知らない人が描いたおかしいコマとしてネット上で有名なシーンが、まさか本作のネタだったということ。
打者の位置がホームベース上にいる構図となっている絵ですね。
感動する場面のはずなのに、ギャグになってしまったのは勿体無かったなぁ。

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『かげきしょうじょ!!』2巻 感想 



かげきしょうじょ!!」2巻のネタバレ感想です。

ほぼ主人公の過去エピソードのみ。

なんだか作品を通して構成が前のめり過ぎる気がします。
コピーテクニックにストップが掛かるのが早いと思いましたが、主人公の過去話も早過ぎます。
実質4巻目で1冊丸々使用するのはバランスが悪い。
少女達の青春物語が軸だと思うので、他のキャラの深掘りも浅いこのタイミングだと焦点がボケてしまいます。
内容自体は問題なく面白かっただけに惜しいな、と。

さらさの出生に秘密があるっぽいですね。
この辺りの人間関係がアニメでは掴みづらかったので、漫画で読んでようやく理解しました。
煌三郎の距離感は異常だし、おじいちゃんがある事がきっかけで歌舞伎を嫌いになったと言ってますし、普通に考えたら煌三郎がさらさの実父だよなーと思いながら読んでいましたが、最後のやり取り見る限り歌鴎だったということでいいんでしょうか。
明かされてない関係図も多く、不透明な部分が多いですね。
ともあれ暁也より年下なのにそれよりも早い幼少期から躍りを習っていたなんて、暁也のいう「普通の家の子」ではないでしょう。

同じ舞台演技でも、歌劇団と歌舞伎は大きく違うんだなぁ。
代々と受け継がれていくべき歌舞伎は、まさに歴史の再現ってことですよね。
どちらの文化も興味深くなる描き方なのは作品として素晴らしいことだと思います。

さらさが助六になれないと断言されたのと国広先生が紅華歌劇団に入れなかった話は似ていますね。
共に性別の壁によるもので、限定的な扉の前にはなす術がありません。
でも別の夢を抱いて前を向けるのは志を強く持てる魅力的な人物という証ですね。

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『かげきしょうじょ!!』1巻 感想 



かげきしょうじょ!!」1巻のネタバレ感想です。

おもいっきり続きからの始まりですね。
これは集英社版またはシーズンゼロを読まずして買った人には物語の流れが分からないだろうな。
調べずに買う人も多いでしょうし、タイトル名の「!」の数では気付き辛いので、もう少し何とか工夫できなかったのかな。
例えば素直に3巻にするとか、第2シーズンの1巻にするとか。
一応あとがきで気付けるとはいえ読み終わってからになってしまいます。

あと大きな変化として、コマ割り線が極太になったのは何故なのか。
最初はてっきり過去話だからと思っていたのですが、そうではないみたいだし。
個人的にはシーズンゼロの方が少女漫画らしくてよかったと思いました。
こちらの方がイマドキって感じもしますがね。

さて、内容は予科生の講義が座学中心で退屈だから実技を希望するといった展開。
メタ的にいえば座学だけだと漫画になりませんしね。

国広先生のくだりはかなりインパクトのあるエピソードですね。
100年の歴史を誇る紅花歌劇団は必然的に戦火にも巻き込まれているわけで。
現実の宝塚歌劇団とどこまでリンクしているのかは存じていませんが、生きる上での夢や希望は必要だったのでしょうね。
白バラのプリンスのファンを大切にする格好良さに痺れ、戦後でも挫けない強さに涙腺を刺激されます。
良くも悪くも作品の雰囲気を一変してしまう話なのでアニメにて全カットされたのは英断だったのかもしれません。

演劇作品で主人公がコピー能力に長けているのは定番の設定ですね。
ただよくあるパターンとして序盤は無双することが多いのに、この作品は早々に真似事ではトップに立てないと宣告されるのはなかなかに厳しい。
個性が求められる場というのは、はたして努力だけで成果を果たすことができるのでしょうか。

ところで何故表紙のさらさは髪が赤いのでしょう。
ただの雰囲気作りなのかな。

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『かげきしょうじょ!! シーズンゼロ』下巻 感想 



かげきしょうじょ!! シーズンゼロ」下巻のネタバレ感想です。

愛がさらさに打ち解けてゆき、山田がダイエット強迫観念に追い込まれる二本柱のお話。

愛の幼少期エピソードは本当に胸糞悪い。
アニメと比べればまだ漫画の方がやんわりとした表現でしたが、小さな子供が性的に襲われるのは見てられません。
実行犯のオッサンよりも母親に対して嫌悪感を抱くのは、誰よりも子供の支えになるべき親がむしろ危険人物と二人っきりにさせたという考えなさに腹が立つからです。
その後のフォローもないし、この毒親とは早々に縁を切るべきだと思います。
唯一救われたのが、叔父の太一が見守ってくれたことですね。

煌三郎はさらさに好意的とはいえ、Twitterをなりすまして書き込むのは印象悪いなぁ。
この作品、身内側に尊敬できない大人が多い気がする。

その一方で先生は生徒想いだと感じられて少しひと安心。
橘先生のデブ発言で山田が拒食症のように追い詰められてしまったけれど、それも愛のある指導ですしね。
有名人になるということは、言われもない口撃に晒されること他ならないので、耐性を身に付けないといけないという理屈は分かります。
だけど繊細な女の子には小野寺先生のような背中を支えてくれるような存在がいかに大事で貴重なことか。
何も知らない10代に結論を出させる世の中は間違っていると思いますが、導いてくれる先生がいるだけで人生の難易度は大きく変化します。
色んな生徒がいるからこそ、色んな先生が必要なんでしょうね。

デレていく愛と救われる山田のおかげで、内容の割りに読了感は晴れやかでした。

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『かげきしょうじょ!! シーズンゼロ』上巻 感想 



かげきしょうじょ!! シーズンゼロ」上巻のネタバレ感想です。

アニメ版を観て面白かったので原作に手を出してみました。
調べてみて知りましたが、どうやら途中で掲載誌が変更されたことで現在発売されている1巻は途中から始まるらしく、事実上の1巻はこの「シーズンゼロ」からになるようです。
ちなみに紙媒体だと1冊で収まっていますが、電子書籍版は上下巻に分かれています。

改めて説明すると、宝塚を彷彿とさせる歌劇音楽学校を舞台で繰り広げられるスターの卵たちのお話。
雰囲気に合った細線による描写と綺麗なトーンを多用した少女漫画っぽい作品です。

どうしてもアニメ版との比較になりますが、概ね丁寧に原作を再現してくれていたのが分かります。
読んでてキャラの音声が脳内補完されますね。
まさにイメージ通りの配役だったのではないでしょうか。
穴井一尉の声優さんが若本さんだったのは、漫画内でアナゴさんの声だという話題が出ていたからだったとは知りませんでした。

それ以外にも、現実作品の事象やネタが思った以上に多かったのは意外でした。
ガラスの仮面、マリみて、ワンピース、銀魂など散りばめられています。
この辺りはアニメでは完全にカットされていましたね。
まぁパロネタに頼る作品でもないですし、スルーで正解だと思います。

主人公・渡辺さらさの地元や歌舞伎のエピソードは原作漫画の方が圧倒的に導入が易しいですね。
この手の作品で彼氏がいるのは珍しく、個人的には評価したい項目の一つです。
少女達の様々な人間関係を描く上で、恋愛事情を省いたり百合だけに流れるのは不自然ですからね。

既にこの巻だけでも相当な数のキャラが登場しているにもかかわらず、きっちり描き分けできているのは素晴らしい。
双子を除いて見分けがつかないことは一切ありません。
目立つ娘が多い中で、モブ感の強い普通っぽさが逆に素朴で可愛い山田がお気に入りです。

素直に面白かったです。
アニメ視聴後に思わず一気に全巻買っちゃいましたけど、この出来なら大丈夫そうでホッとしました。

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2021年夏クール終了アニメ感想 

2021年夏終了(9月終了)アニメの感想です。

▼ かげきしょうじょ!!

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/未読

宝塚を彷彿させる歌劇団の養成学校で切磋琢磨する少女達の物語。
名前だけは聞いたことあったかも?という程度で完全にノーマークでした。
ニコニコ動画で1話の動画がランキング上位にあったので再生してみたのですが、滅茶苦茶好みの内容で即嵌まりました。
作画、演出、声優さんの演技、いずれも一級品で今期№1作品だったと思います。
残念ながら円盤の売上が壊滅的なので2期は望み薄ですが、原作漫画は購入する予定です。


▼ 転生したらスライムだった件 第2期

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ一部既読

転スラの分割2期の後半。
キャラが増えすぎて因果関係の把握が大変になってきました。
展開が遅いと感じつつも、じっくり描いてくれているともいえるため悪くないですね。
一連の流れがひとまず決着となり、とりあえずスッキリ。
テレビアニメでこの続きを観たいので、来年予定されている劇場版はオリジナルまたは再構築版がいいなぁ。


▼ ぼくたちのリメイク

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ既読

青春リメイクストーリーと銘打つタイムリープ作品。
「このライトノベルがすごい!」でも上位入賞を果たしている人気作で、マガポケにてWEB漫画を追いかけています。
若干駆け足気味であったものの、特に大きな不満もなく無難な出来でした。
最終盤だけは漫画を追い抜いていたので未知の展開でしたけど、ちょっと中途半端なところで終わっちゃいましたね。
原作ストックがなければ仕方がないですが、2期があれば観てみたいと思います。


▼ カノジョも彼女

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/既読

漫画家ヒロユキ氏が描く週刊少年マガジンのラブコメディ。
この方の作品は基本的に登場人物がみんな頭のねじがぶっ飛んでいるので、楽しめるかどうかは人を選びます。
アニメで改めてみてもアホばっかりで、頭空っぽにして視聴するのが正しいスタイルじゃないでしょうか。
主人公が全力で二股を貫き通そうとしているのが妙に清々しい。
個人的には渚推しです。


▼ うらみちお兄さん

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/1話のみ既読

教育テレビの幼児向け番組を社会人の観点から毒を吐く風刺コメディ。
Twitterで話題となっていた漫画が様々な賞を獲得して、遂にアニメ化まで辿り着きました。
面白いけれど30分アニメで観るにはダレるかなと思っていたのですが、メリハリあって最後まで面白かったですね。
何より素晴らしかったのは声優のキャスティング。
人気のある実力派の40代で揃えていて、キャラとの相性が抜群でした。


▼ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/ゲーム未プレイ

1年半振りとなるまどマギ外伝第2期。
物凄い派手に動き回るアクションシーンは見応え抜群です。
テレビアニメでここまでのクオリティを発揮するのは相当大変だったのではないでしょうか。
内容的にも魔法少女たちが集結し、まどか達も本格参戦する興味惹かれる展開……のはずですがイマイチ盛り上がりません。
ちょっと旬を逸してしまった感が否めませんね。

テーマ: アニメ・感想

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