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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 アニメ総評 



【評価……A-
作画 ★★★★★★★★☆☆ … 8
演出 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
脚本 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★★
 … 9
音楽 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
声優 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
ラブコメ
構成




 ★★★★★★★★ … 9
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8





1話2話3話4話5話6話7話8話9話10話11話12話
BB+BB+B+A-A-B+B+A-A-A

【総評】


隣に住む美少女とお近づきになる古き良き設定の正統派ラブコメ作品。
本当の天使ではなくあくまで比喩なのでファンタジー要素はありません。

「このライトノベルがすごい!」上位常連として有名な本作。
ヒロインにいたっては直近で2連覇するほど絶大な人気を誇っています。
原作イラスト担当であるはねことさんのファンなので、Twitter経由で本作の存在を知りました。

数多のラブコメ作品を嗜んでいますが、本作は他とは一線を画す内容となっています。
端的に言えば、ラブコメのラブが計り知れないほどに濃密なのが特徴です。
シロップや蜂蜜のような胸焼けする甘ったるさではなく、砂糖直食い並みの糖度の高さ。
愛情という名のパンチでお互い殴り合い、どちらが先にノックダウンするか勝負しているようにさえ見えます。

相手の好意に勘付いている両片想いのバカップルとは新しい。
攻撃力は高いくせに防御力が低いので己の発言で自爆しまくりです。
視聴者を巻き込んで悶死する有り様で、一体何を見せられているんだろうかとツッコミたくなります。

主人公の藤宮周(あまね)は、鈍感キャラとは少し違います。
ヒロインの好意に気付いているけど自信がなくて信じきれていません。
自己評価が低いところを指摘されがちで、自身に関してのみ客観性が乏しくなるのは彼の欠点ですね。

ヒロインの椎名真昼も想像していたキャラとはまるで異なります。
タイトルの天子様とはねことさんのイラストから、儚げでか細いイメージでした。
実際は外面こそ清楚系の大人しい美少女でしたが、中身は結構ズケズケと思ったことを口にするタイプです。

付き合っているわけでもないのに、距離感の詰め方がエグくてボディータッチも多いので生殺しもいいところ。
ある意味天使どころか悪魔のような拷問ともいえます。
いや、周も大概真昼を甘やかしているのでイチャイチャが致死量です。

最終回のためにあったシリーズ構成はお見事。
後半は糖分過多で真顔では視聴することは困難な内容でした。
綺麗な締め方で、1クールアニメとは思えないほど非常に満足感が高い仕上がりとなっています。

真昼役を担当されている声優の石見舞菜香さんの声色に癒されました。
もはや真昼は石見さんでないと成り立たないとさえ感じています。

予備知識皆無で楽しめたラブコメ作品は久々でした。
2期が開始したら、きっと更に甘さが増すのでしょうね。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ総評  お隣の天使様  2023年放送開始アニメ 

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2023年冬クール終了アニメ感想 

この間始まったばかりだと思っていたアニメがもう終わりました。
1クール経つのが早すぎじゃないですかね。
今期も簡単に振り返ってみたいと思います。

世間的にはコロナ禍が日常となりマスク解禁もありましたが、アニメ業界は今も打撃を受けています。
「久保さんは僕を許さない」「NieR:Automata Ver1.1a」の2作品は延期を繰り返す結果となりました。
タイトなスケジュールが原因なのは素人目にも明らかです。

昨今のアニメ映画バブルが制作側に反映されていないような気がしてもやもやしますね。

▼ 虚構推理 Season2

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/漫画版のみ既読

待望の第二期は概ね好評のうちに最終回まで辿り着いたようですね。
初っ端に大人気の雪女エピソードを持ってきたのが視聴者の心をキャッチしたのだと思います。
是非ともこの勢いのまま第三期も放送して欲しいところ。

▼ お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/未読

かねてより評判の高さを耳にしていた本作の底力をまざまざと見せつけられました。
今期どころかアニメ史上でも類を見ない程の甘ったるさに頬が緩みっぱなし。
原作ラノベではなく、アニメでこの続きを観たいなぁ。

▼ もういっぽん!

アニメ評価 ★★★★☆ 原作/数話のみ読了

爽快かつ熱血の柔道漫画として非常に楽しめました。
動きの激しいスポーツなので心配していましたが、作画もバッチリでしたね。
久々にアニメから漫画を買いたいと思える作品に出会えることができました。

▼ ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ既読

タイトルにもある通り実況動画的な楽しみ方ができる作品が故に、アニメ映えしたなという印象。
1クールだけで最初から最後まで描き切る作品は久しく観なかったような気がします。
コミカルな作風のおかげで肩肘張らずに楽しむことができました。

▼ 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ既読

全然スローライフではない、愛のベクトルが濃厚で面白可笑しい物語。
物凄く良かったわけではないですが、無難にまとめてくれた感じ。
もう少しエロくはっちゃけてもよかったんじゃないかなーと思わないでもない。

▼ 神達に拾われた男2

アニメ評価 ★★★☆☆ 原作/漫画版のみ途中まで既読

定番の現代知識で無双する異世界作品。
パターン化された題材ではあるもののスカッとする話が多いので楽しめました。
説明口調のやりとりが多く、少々まどろっこしいのが難点だったかな。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アニメ評価  虚構推理2期  お隣の天使様  もういっぽん!  ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説  解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ  神達に拾われた男2 

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 アニメ第12話「臆病だった自分にさようならを」  

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」アニメ第12話のネタバレ感想です。

うおぉぉ……、すげえなコレ。
期待はしていたけど、期待以上の出来に大満足です。
個人的にラブコメアニメ史上でも随一となる印象に残る最終回となりました。

回を重ねるごとに甘ったるくなっていく周と真昼。
それでもあと一歩を踏み出そうとしない二人が、最終回冒頭からアクセル踏み切ったことに驚きました。
唇の間に指を入れてキス未遂で驚かせる周、そんな周に対して頬にキスをする真昼。
こんなのドキドキが止まらなくなるに決まってますよ。

お互い好意を持っているのに好きという一言が伝えられない関係がもどかしい。
友人の樹からヘタレと言われても、徐々に距離感を縮めたいと思う気持ちは痛いほど分かります。
学生時代を思い出して胸が苦しくなるわー。

借り物競争で「大切な人」というお題で周を連れていく真昼の行動力は凄まじい。
どれだけイチャイチャしても告白してこないから、外堀を埋めに行ったのはニヤケ過ぎて頬が痛い。
当事者だったら逃げ出したくなりますよ。

ラスト6分間、告白までの流れは感無量でした。
ここまで引っ張りまくって、溜めに溜めた想いが溢れ出したのは感動的ですらあります。
回りくどい告白が、じれったくってウズウズさせられました。
それだけ真昼が大事であると伝えたかった周の想いが、これでもかというぐらい伝わってきました。

場面転換することもなく、抱きしめ合いながら「うん」と返事するだけで幕を閉じる終わり方も素晴らしい。
まるで一本の映画を観たような充足感があります。
そのままエンディングに突入し、最終回限定の特別テーマ曲「君に届け」で締める構成はお見事でした。

最近ラノベは読むことがなくなったのですが、これはちょっと先が気になるなぁ。
いつかアニメ二期やってくれるのだろうか。


テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: お隣の天使様  お隣の天使様(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 アニメ第1話「天使様との出会い」 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」アニメ第1話のネタバレ感想です。

原作はGA文庫から出版されているライトノベル。
「このライトノベルがすごい!」を4年連続上位入賞果たし、女性キャラ部門ではヒロインが2年連続1位に輝いている作品。
今冬アニメの中でもそれなりに期待度は高めだったのではないでしょうか。

原作未読の自分がこの作品を知ったキッカケは、イラスト担当であるはねことさんのTwitterから。
可愛らしい女の子を描く絵師さんで、原作宣伝のツイートを興味深く拝見しておりました。
あらすじやタイトル、ツイートで公開される挿絵などから連想するに、甘い恋愛系アニメが楽しめると思ったのが視聴を決めた経緯ですね。

まず最初に抱いた感想は、非常に丁寧な作りをしているなぁということ。
コメディやエロに偏りがちな昨今のラブコメアニメでは、正統派の作品と感じます。
いやまぁ自分がそういった系統ばかり観ていただけかもしれませんが、新鮮というか懐かしいなと思いました。

キャラデザも安定していてイイ感じ。
はねことさんの優しい雰囲気を表現するのは大変でしょうけど、アニメも頑張っていると思います。

ヒロインの椎名真昼は確かに可愛い。
容姿端麗で勉強も運動も完璧な女の子で、人柄も良くて周囲から天使様と呼ばれる美少女。
創作物でよくあるタイプですが、外面も柔らかい印象があって嫌味がないですね。
主人公の藤宮周と接するようになって普段学校で見せる表情と異なる非難する小言の数々が、親しくなっている証拠のようでワクワクします。

ツンデレというよりは、軽めのクーデレに近い少女なのかな?
とにかく、デレる未来は遠くなさそうな雰囲気があるので、その時が楽しみです。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: お隣の天使様  お隣の天使様(アニメ話感想)  2023年放送開始アニメ 

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2023年冬アニメ新番組注目PV 

この冬開始アニメで視聴予定の一覧です。
全部観るのは時間的に厳しいので、この中からいくつか絞ることになると思います。

▼[1] 虚構推理 Season2


恋愛×伝奇×ミステリ、第2期開幕。
今期の視聴確定枠であり、既にほぼ間違いなく今期マイベストアニメになると思われます。
雪女をはじめ観たいエピソードばかりなので、3期4期と長く続いて欲しい作品ですね。


▼[2] お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件


「このライトノベルがすごい!」上位常連枠。
原作イラスト担当・はねことさんのファンで、ずっとチェックしていました。
珍しくアニメから入る作品なので、作品として気に入るかどうかはまだ分かりません。


▼[3] 神達に拾われた男2


シンプルな異世界転生モノ、第2期。
戦闘よりも生活に重きを置いた内容で、のほほんと楽しめるのが特徴ですね。
2期が観られるとは思っていなかったので嬉しい限りです。


▼[4] 久保さんは僕を許さない


ジャンプ+発信のピュアなラブコメディが原作。
いわゆる男女の仲を見守り尊さを補給するタイプの作品ですね。
漫画の淡い雰囲気をアニメで表現できるかどうかが鍵になりそう。


▼[5] 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ


魔王軍から解雇された主人公が人間の村でセカンドライフを送る物語。
原作のなろう小説ではなく、漫画版で内容を知っています。
欲望に忠実な登場人物たちが織り成すノリとギャグ魅力なので、主人公が杉田智和さんというのは大正解だと思う。


▼[6] もういっぽん!


チャンピオン連載中である女子柔道部のスポーツ漫画。
最初の数話は読んでいたのですが、可愛い女の子や興味を引く題材に対して物語があと一歩という感じでした。
ポテンシャルは秘めたものを感じていたので、アニメで盛り上がる場面までは観てみたいなと思っています。


▼[7] ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん


ゲーム実況中にゲーム内のキャラクターと会話が出来るようになってしまったという変わり種。
ニコニコでコメント込みで視聴するのが楽しそうですね。
漫画版でしか知らないので、アニメの方で先に結末まで知ることになりそうな予感。


▼[8] 犬になったら好きな人に拾われた。


タイトルがド直球なエロ系ラブコメ。
作者のフェチが濃厚なまでに描かれている原作を読んでいますが、アニメ化するなんてアホじゃないかと思う。
これまた視聴者の反応を読みながら視聴するのが一番面白い楽しみ方じゃないかな。


▼[9] NieR:Automata Ver1.1a


スクウェア・エニックスから発売されたゲーム「ニーアオートマタ」のアニメ化。
非常に気になっていた作品なのですが、アニメでストーリーを消化してしまっていいのかと悩む
とはいっても、ゲームで遊ぶ余裕がないのも事実なんだよなぁ。

テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

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