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明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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あなたが踏むまで泣くのをやめない!! 

あなたが踏むまで泣くのをやめない!! (電撃文庫 み)あなたが踏むまで泣くのをやめない!!
(電撃文庫 み)

(2012/01/07)
御影 瑛路

商品詳細を見る
読書期間:2012/3/3~2012/3/5

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ロリ
ギャグ
ラブコメ
構成


 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7



 ある日、クラスメイト(で可愛くて俺の女神でそして巨乳)のチョコちゃんに、一緒に部活見学をして欲しいと誘われた。
 なぜか我が家に居候し続けるドS幼女も連れて向かった先は『ポジティ部』。
 ゴクリ……。
 嫌な予感しかしねぇ。
 案の定、その部活はポジティブどころか、頭のネジが外れたネガティブなやつらの集まりで……。しかも『リア充耐性』をつける活動だとか言ってる。
 残念系乙女なチョコちゃんのトラウマを克服するため、亭主関白系男子の俺が立ちあがる……!波瀾万丈の第二弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


残念系少女たちと繰り広げる痛快ラブコメディ、シリーズ第2巻。
タイトルでシリーズ物と判断できないのは、不親切だと思いますね。

意外と良かったというのが率直な感想です。
前巻が好みから外れていたため、過度な期待をしなかったのが良かったのかもしれません。
買おうか悩んでいましたけど、読んで正解だったなと思いました。

1巻と比べて楽しむことが出来た最大の要因は、まず間違いなくヒロイン役の交代にあります。
ひたすらネガティブ思想に走るチョコちゃんこと黛千代子のおかげで、ラブコメが数段面白くなりました。
この娘の逆走は、あまりにも全力疾走なので、ギャグとして笑えるのがいいですね。
帯にある「わたし、ほぼ生ゴミですもんね」という台詞を始め、どこからそんな発想が出てくるんだと感心してしまうほどです。

そんな彼女がネガティブな性格を直すため、ポジティ部と呼ばれる同好会に入部するという話。
レイ部長ニーナ先輩マスクと個性的なメンバーと共に、人見知り体質な彼女たちが勇気を出して人並みの活動を行う様は、シュールな笑いと微笑ましさが生み出されています。
特定層のトラウマを掘り返すようなネタが多いのですが、しっかり笑いに繋げられているところは素晴らしいですね。

後半は、チョコちゃんの過去を知った寿也の行動が焦点となるのですが、シリアスな展開もまた面白かったです。
ラブコメであろうと人間の負の部分を曝け出させるところが、ザ・御影瑛路と感じました。
堕ちるところまで墜ちても、チョコちゃんは可愛かったです。

それにしても、サドな幼女に支配されて喜ぶなんて趣味はないので、アリスには好感を抱けませんね。
ぶっちゃけ、邪魔臭いと思っているぐらいです。
社会的に寿也を追い込もうとする白波瀬の面々が気に入りません。
大した説明もせずに何でもかんでも寿也に任せるのはおかしいでしょう。
家庭の問題に首を突っ込んだのは寿也自身ですが、たかが一高校生の彼にそこまで責任を負わせる理由があるんでしょうか?
あくまで一例ですが、アリスに残された時間が少ないといった理由のように、重大であればあるほど、なおさら所詮他人の寿也に任せる理由が希薄となるんですよね。
ここから、納得できるようなどんでん返しを見せてくれるのであれば嬉しいんですけどねぇ。

会話の応酬は、それだけで笑ってしまうぐらいセンスを感じます。
ただ、テンポを重視しすぎているのか、その場に複数人いても個々の対話となっています。
何故横から話に入ってこないんだろうかという不自然さが隠せませんでした。

最終章の展開は衝撃的でしたね。
しかし、これだけでは何とも判断が付きませんね。
果たしてどう続くんでしょうか、これは。

自虐系少女と急接近するラブコメ模様にニヤニヤさせられます

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テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  あなたが泣くまで踏むのをやめない!  御影瑛路  nyanya  評価B 

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あなたが泣くまで踏むのをやめない! 

あなたが泣くまで踏むのをやめない! (電撃文庫 み 8-8)あなたが泣くまで踏むのをやめない! (電撃文庫 み 8-8)
(2011/07/08)
御影 瑛路

商品詳細を見る
読書期間:2011/7/9~2011/7/12

【評価……C+
発想 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ロリ
ギャグ
ラブコメ



 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5




 『このあたしにせーてきこーふんを抱くのはやめてもらえる?』

 現状を報告しよう。
 俺は自分の部屋で、四つん這いになり、小学生女子(9歳、名前はアリス。ちなみに胸は皆無)の人間椅子になっていた。しかも、あろうことかお尻をペンペンされていた。ガツンと言うつもりが、むしろ俺がしつけられていた。
 何この現実?
 高飛車小学生の馬乗りプレイのせいで、俺は自己紹介すらままならない。亭主関白系男子であるはずの俺が、なぜこんな捕食系ドS幼女と一緒に住むことなった?
 詳しくは、本編を読んでくれ。

【感想】


背徳的な人間描写に定評のある御影瑛路氏の新境地。
まさかの萌え系ラブコメシリーズ開幕です。

あー……、予想通りの微妙さ。

違う作者が描いたのであれば、タイトルと表紙で判断して買うことはなかったでしょう。
最初から過度な期待はしていませんでしたが、それでもやっぱり残念だと感じてしまいました。
それは、作者の筆力を知っているからこそ、平凡な萌え系に走った内容に落胆してしまうんでしょうね。
ダークで緻密な深層心理を描く作風からファンになったがゆえに、特にそう思うんだと思います。

逆に読者の新規開拓という意味合いでは、ありなのかもしれません……が、果たしてこの本を購入した人が既存シリーズを買ってくれる可能性はあるんでしょうかね。
作品の雰囲気がまるで異なるので、逆サイドから見ても手に取り辛いような気がします。

内容は、悪い意味であらすじ通りです。
ツンツンとしたドS幼女・アリスの要求する命令を主人公・岩下寿也がこなしていくという、極一部の性癖を持つ人には受けはいいでしょうが、その他多くの人にとってはドン引きしてしまうようなものでした。
生意気な小娘ほど可愛いと感じる人がいるのも分かりますけど、基本的にロリにもドSキャラにも興味がない自分には辛い。

後半のシリアス展開は、重い題材の割に中身が軽過ぎる。
ラノベとしては正しいのかもしれませんが、これじゃあ心に響きません。
一昔のドラマのようにベタベタで、今更感が拭いきれませんでした。

ぶっちゃけ、アリスやその家族以外のキャラは面白くて良かったんですけどねぇ。
例えば、サブヒロイン的な位置付けにいる自虐系少女・黛千代子、通称チョコちゃん。
可愛い容姿を持ちながら破滅的なまでに逆走する姿は、嫌味を覚えるどころか好感を持てます。
もっと自分に自信を持てよと内心突っ込みながら、軽快な会話に笑ってしまうシーンは少なくありませんでした。

一見完璧に見える委員長・河内亮の趣味も面白可笑しくて、寿也とのやり取りは楽しかったです。
出番が少なかったのは残念でした。

もともと特殊な性格のキャラを描くのには長けている方ですので、ラブコメに合わないってことはないと思うんですよ。
だからこそアリスのようなテンプレキャラは、避けて欲しかったですね。

nyanyaさんのイラストは、作品としては合っているんじゃないでしょうか。
表紙のパンチラどころか、パンモロの挿絵ばかりなのは、どうかと思いますけど。

作者らしいエッセンスが混ざっていなくもないですが、現在刊行しまくっている量産型ラノベの一つでしかありませんね。
土台が引っくり返るような大どんでん返しもありませんし、良くも悪くも普通です。
他の作家では書けない「空ろの箱と零のマリア」のような話を期待したいので、こちらの道に進んで欲しくない。
なので、続巻も約束されているようですが、次は買いたくないというのが本音です。

ところで、俺妹作者である伏見つかささんが帯にコメントを寄せています。
その関係で伏見さんのブログにて記事があるんですが、そこに主人公が作者そっくりだという話が……。
まさかパクメン(亭主関白系男子)を目指す野望をお持ちだったとは。

亭主関白を夢見る男子高校生が、幼女に好き勝手に弄ばれる話

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