TVアニメ「ベン・トー」サウンドトラック
2011/12/28 Wed 23:53:41 [edit]
![]() | TVアニメ「ベン・トー」 サウンドトラック (2011/12/21) 岩崎琢 商品詳細を見る |
『TVアニメ「ベン・トー」オリジナルサウンドトラック』を購入しました。
印象深いBGMが多いアニメでしたね。
アニメの内容に関しては一喜一憂しましたが、音楽だけは文句なしに良かったと断言できます。
かなり初期の時点で、サントラを買おうと心に決めましたよ。
作曲者の岩崎琢さんは、「天元突破グレンラガン」の音楽担当としても著名な方です。
熱い楽曲はお手の物なのか、半額弁当を奪い合うシュールな設定が吹き飛ぶような燃える音楽が秀逸でした。
中でもTrack14「M20 I gotta turn it on」は本当に痺れましたね。
槍水vs奢莪、佐藤vs二階堂の初衝突となった4話の半値印証時刻のBGMです。
半額神がシールを貼る最中から流れ出す壮大な導入、開戦と同時に駆け出す打音、ノンストップでヒートアップしていき、場面が切り替わる絶妙なタイミングで転調するこの曲は、まさに神曲といえるでしょう。
BGMを聴くだけで、魔女が巨漢を蹴っ飛ばし、ドレスアップした麗人が舞い、佐藤と二階堂がパンチの応酬を繰り出す絵を容易に思い出せます。
このシーンの完成度は飛び抜けていましたが、それも音楽のハマり具合が抜群だったからですね。
これに限らず、争奪戦時は燃える曲が多くてテンションが上がりました。
曲単体で聴いても、まさか争っているモノが、半額弁当だとは思えないでしょうね。
逆に、全く合っていないのが、白梅のテーマ・Track4「M14 コミカル 4 いらつき」。
何故かお仕置きタイムが、民族系の音楽というチョイスで、キャラ的にかすりもしていません。
しかし、このミスマッチな組み合わせが、妙に面白味がある要素となっているんですよね。
インパクト絶大で、一度聴いたら忘れられません。
センスがないと生み出せない曲でしょうね。
ジャケットがキャラ弁のイラストというのは、面白い試みでした。
欲を言えば、実写で挑戦して欲しかったなー。
ちなみに、CDにもラベルが貼ってあるような仕掛けがあり、凝っていましたね。
いざ聴いてみると、曲のバリエーションこそ少なめですが、買って良かったと思える一枚でした。
楽しい気分になれますね。
テーマ: ベン・トー
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ベン・トー
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この記事に対するコメント
半額弁当争奪戦というたわいもない事を大マジに演出するから面白いんでしょうね
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2011/12/29 03:01 * 編集 *
2012/01/03 23:41 * 編集 *
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